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上市町議会
>
2019-09-01
>
令和元年9月定例会(第2号) 本文
令和元年9月定例会(第2号) 名簿
令和元年9月定例会(第3号) 名簿
令和元年9月定例会 目次
令和元年9月定例会 告示・議案一覧表
令和元年9月定例会(第3号) 本文
令和元年9月定例会(第1号) 本文
令和元年9月定例会(第1号) 名簿
←
令和4年9月定例会(第1号) 本文
平成27年9月定例会(第3号) 名簿
→
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施工不良(
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上市町議会 2019-09-01
令和元年9月定例会(第1号) 本文
取得元:
上市町議会公式サイト
最終取得日: 2023-05-12
▼最初の
ヒット
へ(全 0
ヒット
) 1 議事の経過 ◆◆◆ 開 会 の 宣 告 ◆◆◆
◯議長
(
松谷英真
君) ただいまの
出席議員
は12名であります。定足数に達していますので、これより
令和元年
9月
上市町議会定例会
を開会いたします。 (午前10時00分) ◆◆◆ 開 議 の 宣 告 ◆◆◆ 2
◯議長
(
松谷英真
君) これより本日の会議を開きます。 ◆◆◆ 諸 報 告 ◆◆◆ 3
◯議長
(
松谷英真
君)
日程
に先立ち、諸般の
報告
をいたします。 初めに、
地方自治法
第121条第1項の
規定
により、議場に出席を求め、
報告
のあった者の職・氏名並びに
事務局職員
の氏名は、お手元に配付してあります
一覧表
のとおりであります。 これで諸般の
報告
を終わります。 ◆◆◆ 議 事 日 程 の 報 告 ◆◆◆ 4
◯議長
(
松谷英真
君) 次に、本日の
議事日程
はお手元に配付のとおりであります。 これより本日の
日程
に入ります。 ◆◆◆ 会 議 録 署 名 議 員 の 指 名 ◆◆◆ 5
◯議長
(
松谷英真
君)
日程
第1 本
定例会
の
会議録署名議員
の指名を行います。
会議録署名議員
は、
会議規則
第118条の
規定
により、7番 勝戸 謙君、8番
伊東俊治
君、9番
宝嶋洋子
君を指名いたします。 ◆◆◆ 会 期 の 決 定 ◆◆◆ 6
◯議長
(
松谷英真
君) 次に、
日程
第2 会期の決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。本
定例会
の会期は、本日から9月19日までの14日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 7
◯議長
(
松谷英真
君) ご異議なしと認めます。よって、会期は14日間と決定いたしました。 ◆◆◆
議案
第70号から
議案
第95号まで ◆◆◆ 及び
報告
第3号から
報告
第5号まで 8
◯議長
(
松谷英真
君) 次に、
日程
第3
議案
第70号
専決処分
の承認を求める件(
上市
町
災害弔慰金
の
支給等
に関する
条例
一部改正の件)から
議案
第95号 字の区域の変更及び廃止に関する件まで及び
報告
第3号
平成
29年度
決算
に基づく
健全化判断比率修正報告書
から
報告
第5号
平成
30年度
上市
町
継続費精算報告書
までの以上29件を一括して議題といたします。 提 案 理 由 の 説 明 9
◯議長
(
松谷英真
君) 町長から
提案理由
の
説明
を求めます。
中川町長
。 〔町長
中川行孝
君 登壇〕 10
◯町長
(
中川行孝
君) きょうから
令和元年
の9月
定例会
でありますが、ひとつよろしく
お願い
を申し上げます。 去る7月22日に
北アルプス文化センター
において、高志の
国文学館館長
の
中西進先生
の
特別講演会
を開催しましたところ、町民の皆さんに加え町外からも多数お越しいただき、大盛況のうちに終えることができました。その後、
中西先生
が改めて来町され、
万葉集全巻
と
中西進著作集
をはじめとする120冊余りの書籍を町にご寄附いただきました。早速、
上市図書館
に
特設コーナー
を設置したところであり、一人でも多くの方に
万葉集研究
の第一人者と言われる
中西進先生
の世界を堪能していただきたいと考えております。 それでは、本日、
令和元年
9月
定例町議会
が開催されるにあたり、
町政運営
につきまして所信の一端を申し上げるとともに、提出いたしました各
議案
につきまして、その概要をご
説明
申し上げます。 はじめに、
町営バス
の
再編実証運行
について申し上げます。 本年10月1日より実施する
町営バス
の
再編実証運行
の内容につきましては、7月17日に開催した
上市
町
地域公共交通活性化協議会
において
全会一致
で合意を得ております。また、新たに
予約乗り合い方式
を導入する
白萩線沿線
及び
陽南線沿線
の各地区で7月に
説明会
を開催したほか、同じ時期に他の路線においても新たに
停留場
を設ける地区の
町内会
に
事前説明
を行ったところであります。
地元説明会等
でいただいたご意見は可能な限り
実証運行
に反映し、よりよい
町営バス
の運行に努めていきたいと考えております。 このほか、広報かみいち8月号及び9月号にて
町営バス再編
の
特集記事
を掲載したほか、今月中旬には、
町営バス再編パンフレット
を全戸配布することとしております。特に、
予約乗り合い方式
を導入する
路線沿線
の地区には
予約乗り合い方式専用
の
パンフレット配布
も予定しております。さらに、今月下旬には
ケーブルテレビ
「チャンネルかみいち」で、
自由乗降
の方法などをわかりやすく
説明
し、これまでとは大きく変わる
実証運行内容
の周知に努めてまいります。 次に、
プレミアム付商品券事業
の
進捗状況
について申し上げます。 全国一律で行う
プレミアム付商品券
は「
上市
町
プレミアム付商品券
」と名づけ、現在、対象となる
非課税世帯
に
商品券購入
に必要な
申請手続
を行ってもらっており、約2,300
世帯
のうち、現時点で約350
世帯
の
申し込み
を受け付けております。また、
申請手続
が不要な
平成
28年4月2日から今月9月末までに生まれたお子さんがいる
子育て世帯
は約300
世帯
となる見込みであります。 また、当町単独で行う
町内
全ての
世帯
を対象とした
プレミアム付商品券
は「
剱プレミアム付商品券
」と名づけております。この
商品券
は、1万円で1万1,000円分の
商品
が購入でき、このうち4,000円分は
本店所在地
が
町内
の
取扱店
のみで使用可能としており、これについても
申請手続
は不要としております。
商品券
を使用できる
取扱店
については、現在116店舗より
申し込み
があり、先月30日の
新聞折り込み
で
商品券事業
の周知を兼ねて、その時点で
登録済み
の
取扱店名
を記載した
啓発チラシ
を配布しております。 なお、
非課税世帯
や
町内事業所
からの
申し込み
は現在も受け付けており、より多くの方々にご利用いただけるよう、今後も
啓発活動
を進めてまいります。 今月中旬には、「
上市
町
プレミアム付商品券
」「
剱プレミアム付商品券
」それぞれの
購入引き
かえ券を発送する予定としており、
商品券
の購入は、今月24日から
上市郵便局
及び
上市神明
町
郵便局
で開始し、今月28日の土曜日と29日の日曜日は特別に、カミールで
特設販売窓口
を開設することとしております。 実際に
商品券
が使用できるのは、来月1日から来年2月29日までとなりますが、
消費税率
の引き上げに伴う消費の落ち込みを防げるよう、
商品券
の
利用促進
に努めてまいります。 次に、
子ども
の
通学路
の
安全確保
について申し上げます。 町では
平成
29年度より「
上市
町
通学路交通安全推進会議
」を組織し、毎年、
関係機関
による
通学路
の
合同点検
を実施し、対策の検討や
関係機関
への要望を行い、
横断歩道付近
の
待機場所
の拡張や
カラー舗装工事
の
施工
、また、死角となる地下道への
防犯カメラ
の設置などの改良・改善を行ってきたところであります。 今年6月に滋賀県大津市の
交差点
で散歩中の
保育園児
の列に車が突っ込み、2人が死亡した事故を踏まえ、各学校に対し
交差点
をはじめとする
通学路
の
危険箇所
の調査を依頼し、先月23日には特に危険と考えられる4カ所について
合同点検
を実施しております。 今後、
合同点検
の結果を踏まえ、
関係機関
に対し要望を行っていくこととしており、引き続き
子どもたち
の通学時の
安全確保
に努めてまいります。 次に、
住民票
・
所得証明書等
の時間
外受付サービス
について申し上げます。 当町では、仕事や勉学のため通勤・通学をされている町民の58%が町外に通っておられる
状況
があり、開庁時間帯に役場に来ることが難しいという町民の要望にお応えするため、先月1日から
マイナンバーカード取得者
を対象に、
住民票等
の申請・交付の時間
外受付サービス
を始めております。 最小限の経費と職員の
創意工夫
によって、町民の皆様の
利便性
の向上を図るため
事務事業
を見直したものであり、
マイナンバーカード
の取得を含め積極的にご利用いただきたいと思います。 次に、
上市高校生
の
職場見学会
について申し上げます。
町内事業所
の働く現場を見学し、そこで働いている人の話を聞くことで「働く」ことの意識を高めることを目的に、
上市高校
1年生162名を対象とした「
職場見学会
」を昨年に引き続き、本年10月30日と11月6日の2回に分けて開催することとなりました。 この
事業
は、
上市高校
と
町内中小企業有志
によるグループ「ハッピー
上市
会」、そして町が協力して行うもので、昨年より2
事業所
多い
町内
12
事業所
に参加していただく予定であります。5月に初めて開催した「職業を知る会」、そしてこの
職場見学会
の経験を通じて、2年生の夏に実施されるインターンシップへの積極的な参加を促すとともに、3年生時の
職業選択
において、一人でも多く
町内事業所
への就職につながるよう、町として引き続き協力していきたいと考えております。 次に、
令和元年
産米の
作柄状況
について申し上げます。 今年は、
梅雨明け
以降、
登熟期間
における高温の影響もあって
成熟期
が早まり、
胴割れ米
の発生を懸念していたところでありますが、8月30日付で農林水産省が発表した米の
作柄概況
によりますと、富山県の作柄は3年ぶりに「やや良」となり、
アルプス米
の初検査においても全量1等で、
良品質
でありました。また、令和元
年産出荷契約米
の
概算金
が昨年同額と発表されましたので、まずは一安心しております。 また、町の特産である里芋については、昨年は7月上旬から8月上旬までほとんど降雨がなく、また9月は平年より日照時間が少なかったため、
地上部
の生育は
不良
となり、
孫イモ
の
個数減少
や
肥大不足
が見られておりましたが、今年は今のところ生育は順調であると伺っております。引き続き圃場の
管理
を徹底することで、
例年どおり高品質
な里芋が収穫できるものと期待しております。 町としましては、よりよい
上市
産農産物の出荷と
農業経営
の
安定化
が図られるよう、一層の支援を行ってまいりたいと考えております。 続きまして、今回提出しました
予算案件
について申し上げます。 令和元
年度補正予算案
につきましては、
一般会計
は5,221万6,000円の増額、
特別会計
は2
事業
で2,937万5,000円の増額、
企業会計
は30万円の増額となっております。 その内容といたしましては、
一般会計
では、
歳出
において、6月の
梅雨前線豪雨
による
町道稲村千石線
の
法面崩壊
に対する
災害復旧工事
、また、
交付税措置
があり有利な
緊急自然災害防止対策事業債
を活用した
林道防災
や
河川改修
の実施、
町内会
が設置する
防犯カメラ
への
補助制度
の創設、
首都圏在住
の
上市出身者
らが
上市
を思い、
上市
のために行う活動に対する支援、町道の補修や消
雪設備等
に係る工事、小学校をはじめとする
町有施設
の
修繕等
に要する経費について、追加を
お願い
するものであります。
歳入
においては、前年度繰越金や
国庫支出金
、
町債等
を増額するほか、有志の皆様からご厚志を賜りましたので、ご趣旨に沿って追加するものであります。なお、
森林整備等
に必要な
地方財源
を安定的に確保する観点で今年度から創設された
森林環境譲与税
については、319万2,000円を計上しており、今後、
間伐等森林整備
に資する取り組みへの
財源
として活用するため、本議会で提案しております「
森林環境譲与税基金
」に積み立てるものであります。
特別会計
につきましては、主に、
下水道事業特別会計
において、
雨水幹線水路整備事業
を
中新川広域行政事務組合
から受託して実施するほか、
国民健康保険事業特別会計
において、オンラインでの
資格確認
に対応するため、
世帯単位
から
個人単位
での
管理
に変更する
システム改修
を実施することとしております。また、
企業会計
では、
病院事業会計
において、
在宅医療
・
介護連携推進事業
における
研修会
や
相談業務
を
中新川
郡内の3町村から受託し、実施する経費を追加するものであります。 次に、その他の案件について申し上げます。
専決処分
の承認を求める件につきましては、「
上市
町
災害弔慰金
の
支給等
に関する
条例
一部改正の件」1件を提案しております。 また、
条例
につきましては、制定するものとして「
上市
町
会計年度任用職員
の給与及び
費用弁償
に関する
条例制定
の件」及び「
上市
町
森林環境譲与税基金
の設置、
管理
及び処分に関する
条例制定
の件」の2件、改正するものとして「
上市
町
行政手続
における特定の個人を識別するための番号の
利用等
に関する
条例
一部改正の件」など8件を提案しております。 そのほか、「字の区域の変更及び廃止に関する件」を提案しております。
報告案件
では、「
平成
29年度
決算
に基づく
健全化判断比率修正報告書
」として、将来
負担比率
の算定に誤りがあったため、改めて修正後の数値を
報告
するものであります。また、「
平成
30年度
決算
に基づく
健全化判断比率
及び
資金不足比率報告書
」として、
地方公共団体
の財政の
健全化
に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の
規定
により
監査委員
の意見を付して
報告
するほか、「
平成
30年度
上市
町
継続費精算報告書
」として、
地方公営企業法施行令
第18条の2第2項の
規定
により
報告
するものであります。 さらに、「
平成
30年度
一般会計歳入歳出決算認定
の件」など
決算
10件につきまして、
監査委員
の意見を付して提出しておりますので、認定いただきますよう
お願い
申し上げます。 以上をもちまして、今回提出しました諸
案件等
の
説明
といたします。 何とぞ
慎重審議
の上、適切な議決をいただきますよう、よろしく
お願い
を申し上げます。 11
◯議長
(
松谷英真
君) 以上をもって、
提案理由
の
説明
を終わります。 ◆◆◆ 監 査 委 員 の 決 算 審 査 報 告 ◆◆◆ 12
◯議長
(
松谷英真
君) 次に、
議案
第85号
平成
30年度
上市
町
一般会計歳入歳出決算認定
の件から
議案
第94号
平成
30年度
上市
町
病院事業会計決算認定
の件までの
決算認定
及び
報告
第3号
平成
29年度
決算
に基づく
健全化判断比率修正報告書
、
報告
第4号
平成
30年度
決算
に基づく
健全化判断比率
及び
資金不足比率報告書
について、
監査委員
から
決算審査
の
報告
を求めます。
酒井監査委員
。 〔
監査委員
酒井一政
君 登壇〕 13
◯監査委員
(
酒井一政
君)
決算審査報告
。
地方自治法
第233条第2項の
規定
に基づいて
審査
に付された
平成
30年度
上市
町
一般会計
及び各
特別会計
の
決算
、
地方公営企業法
第30条第2項の
規定
に基づいて
審査
に付された
平成
30年度
上市
町
水道事業会計
及び
病院事業会計
の
決算
並びに
地方公共団体
の財政の
健全化
に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の
規定
に基づいて
審査
に付された
平成
30年度
決算
に基づく
健全化判断比率
及び
資金不足比率
並びに
平成
29年度
決算
に基づく
健全化判断比率
について、慎重に
審査
を行った結果の概要を
報告
します。
一般会計
及び各
特別会計
の
決算審査
については、去る7月25日から8月5日までの12日間にわたり実施しました。
審査
に当たっては、
平成
30年度
上市
町
歳入歳出決算書
及び
決算附属資料
について、関係諸帳簿、
証拠書類
との照合及び
関係職員
の聴取などを行い
審査
した結果、
決算
に関する計数は関係諸帳簿などに符合し誤りはなく、
執行状況
は適正であることを認めました。
決算
の概要については、まず
一般会計
においては、
歳入決算額
は101億4,048万4,373円、
歳出決算額
は98億2,409万488円となり、
歳入歳出差し引き額
は3億1,639万3,885円となっております。翌年度へ繰り越すべき
財源
6,671万9,181円を控除した
実質収支額
は2億4,967万4,704円の
黒字決算
となっております。
歳入面
では、主に
地方債
と
県支出金
が大きく増加したことから、
収入済額
は前年度より4億8,609万円増加しております。
歳出面
では、
普通建設事業費
における
地域密着型特別養護老人ホーム建設費補助金
の皆
減等
があったものの、
米乾燥施設再編事業費補助金
の皆増、
町道上
市
スマートインター線等整備事業費
(
道路改良事業
)の増等により、前年度より4億1,176万円増加しております。
扶助費
は
増加傾向
にあるが、
人件費
は
減少傾向
にあり、また
公債費
は
償還進捗
に伴う
償還利子
の
減等
により減少しております。
特別会計
においては、全体の
歳入決算額
は32億7,956万9,151円、
歳出決算額
は31億8,390万1,866円、
歳入歳出差し引き額
は9,566万7,285円であり、
黒字決算
となっており、翌年度へ繰り越すべき
財源
2,707万円を控除した
実質収支額
は6,859万7,285円の
黒字決算
となっております。
町債管理基金
を今年度に1億6,000万円積み増すなど、基金全体で約30億円の残高を維持し、不測の事態への蓄えや将来的な投資への原資が一定額確保されていると考えられます。 町債の
当年度
末残高は、
一般会計
86億1,456万円、
特別会計
28億6,186万円で合計114億7,642万円となり、前年度に比して
一般会計
で5,825万円、
特別会計
で1億6,081万円それぞれ減となり、合計で2億1,906万円減少しておりますが、引き続き適切な
公債管理
に努めるよう要望します。 財政の
状況
については、後ほど申し上げます
健全化判断比率等
が示すように数値に見える形で改善が進展し、一定の
健全性
が確保されていると考えられます。 今後の見通しについては、
歳入面
では、町税など
自主財源
の大幅な伸びを予測することは困難であり、
地方交付税
、国・
県支出金
、
町債等
に
財源
を依存することは避けられないものと考えられます。 一方、
歳出面
では、
少子高齢化
に伴う福祉、介護及び医療に係る
扶助費等
の
義務的経費
の増加が見込まれることから、依然として厳しい
財政状況
が続くものと考えられます。 また、今後
公共施設
や道路などの
インフラ施設等
の改修などが必要になるものと見込まれており、
平成
28年度に策定された
公共施設
の
管理計画
を踏まえ、
中長期的観点
に立って適切に対応するよう望まれます。 これらの
状況
を踏まえ、今後の町の
行財政運営
については、確実な
歳入
の確保や最少の経費で最大の効果を上げるよう
事務事業
の
最適化
を図り、自立した
まちづくり
に向けた
行財政運営
の指針である第7次
上市
町
総合計画
や、
上市
町まち・ひと・し
ごと創生総合戦略
に掲げる
数値目標
の実現に向け、町の発展及び
町民福祉
の充実に引き続き努力するよう要望します。 続いて、
水道事業会計
の
決算審査
については、去る7月26日に
審査
を行い、
公営企業
の目的に即応して
管理
運営されているかどうかに重点を置き、慎重に
審査
を行った結果、
決算
に関する計数は正確であり、非違の経理はなく正当なものと認められ、
財政状態
及び
経営成績
を適正に表示しているものと認められました。
決算
の概要については、総収益は3億7,190万3,675円、総費用は3億5,280万559円で、
当年度
純利益は1,910万3,116円の
黒字決算
となっております。
当年度
は、29年連続で純利益を計上しており、
経営分析
による指標も近年安定した数値を示し、県及び
類似団体
の平均と比べても概ね良好であることから、
財務状況
は一定の
健全性
を保っていると考えられます。 資産の
流動性
も十分に確保されていると考えられますが、
企業債
の残高が17億3,072万円残っていることから、今後とも
財務構造
の
健全化
に配慮するよう申し上げます。
水道施設
の
整備
については、
災害対応等
も考慮しながら長期的な
水需要
を踏まえて、
財政面
とのバランスをとりながら適切・着実に実施するよう望まれます。 今後の
水需要
は、長期的な観点からは
人口減少
や
節水型社会
への移行などにより、その伸びは大きくは期待できないものと予測されます。 他方、近年の大規模な
災害
の発生から、
災害
時における
ライフライン機能
を確保することの
重要性
が改めて認識されており、施設の
耐震性
の強化や
老朽化対策
などについては、着実な
整備
を図ることが必要となっております。 こうした
状況
を踏まえ、安全で良質な
水道水
の
安定供給
のため、第7次
上市
町
総合計画
、
上市
町
水道事業
(第6次拡張)
変更計画
及び
上市
町
水道ビジョン
で定められた目標の達成に向け、
中長期的視点
に立った
経営改善
に取り組むよう要望します。 次に、
病院事業会計
の
決算審査
については、去る7月26日に
審査
を行い、
公営企業
としての
病院事業
の
健全経営
を主眼に、慎重に
審査
を行った結果、
決算
に関する計数は正確であり、非違の経理はなく正当なものと認められ、
財政状態
及び
経営成績
を適正に表示しているものと認められました。
決算
の概要については、総収益は36億3,327万6,024円、総費用は38億327万8,197円で、
差し引き
1億7,000万2,173円の
当年度
純損失が生じており、この純
損失額
に前年度
繰越欠損金
を加えた
当年度
未
処理欠損金
は29億3,783万5,164円となっております。
当年度
の
医業収益
は、
入院収益
は増加したが、
外来収益
が減少したことなどから、前年度より1,671万円の減収となりました。 一方、
医業費用
は
給与費
が大幅に増加したものの、
材料費
、
修繕費
が大幅に減少したことなどから、前年度より2,145万円の減となりました。現状は、
医業収支比率
が増加し
収支
がやや改善したものの、
流動比率
・
当座比率
がさらに低下しており、数年来実施してきた
医療器械
や
医療情報システム
の
整備
に伴い、
保守点検
などの
委託費
や
減価償却費
の負担が過重になっています。 これらの結果、
当年度
純損失は前年度より
赤字幅
が2,735万円縮小したものの、結果として1億7,000万円の純損失を計上することとなり、
赤字決算
が15年連続となる厳しい
経営状況
であります。 多額の純損失が発生している
経営状況
については、
診療科別
の
実態把握
に努めることなどにより、
収支
を改善する方策を検討するとともに、
地域住民
などに対して適切に
説明
するよう努めることが望まれます。
病床利用率
は73.0%と、前年度より1.5ポイント改善したことから、今後も引き続き
利用率
の向上に向けた対策を講じることが望まれます。 医師の確保については鋭意努力されておりますが、引き続き常勤医師の充足を
関係機関
に働きかけるなどの対応を講じるよう申し上げます。
給与費
は職員の時間外手当等が増加しています。いろいろと課題はありますが、
給与費
増加分を吸収するため、収益増や適正な人員配置と効率化を図り、働き方改革に関しても対策を講じることが望まれます。 こうした
状況
を踏まえ、今後とも、安心して信頼される地域医療機関として、さらなる医療の質の向上と健全な経営基盤の強化に努めるよう要望します。 最後に、
平成
30年度
決算
に基づく
健全化判断比率
及び
資金不足比率
、並びに、
平成
29年度
決算
に基づく
健全化判断比率
については、去る8月5日に慎重に
審査
した結果、関係法令に準拠して算定されており、計数も
決算
書等と符合し、いずれも適正であると認められました。 実質
公債費
比率は15.6%で前年度より0.6ポイント悪化したものの、将来
負担比率
は110.4%で前年度より10.5ポイント改善しており、いずれも早期
健全化
基準を下回り、適正な水準の範囲内にあるものと考えられます。引き続き、比率の低減に向けた計画的な財政運営に取り組むよう要望します。 以上、
決算審査報告
を申し上げましたが、細部については、各会計等の意見書に記載してありますので、省略します。 簡単ですが、これをもちまして
決算審査報告
といたします。 14
◯議長
(
松谷英真
君) 以上をもって、
決算審査
の
報告
を終わります。
◆◆◆ 休 会 の 決 議 ◆◆◆ 15
◯議長
(
松谷英真
君) お諮りいたします。
議案
調査のため、9月9日及び10日は休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16
◯議長
(
松谷英真
君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。 ◆◆◆ 閉 議 の 宣 告 ◆◆◆ 17
◯議長
(
松谷英真
君) これをもって、本日の
日程
は終了いたしました。 ◆◆◆ 議 会 日 程 の 報 告 ◆◆◆ 18
◯議長
(
松谷英真
君) 次に、議会の
日程
を申し上げます。 次回の本会議は、9月11日午前10時より本会議を再開し、町政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。 なお、一般質問の通告は、9月9日午前10時までであります。 ◆◆◆ 散 会 の 宣 告 ◆◆◆ 19
◯議長
(
松谷英真
君) 本日はこれをもって散会いたします。 (午前10時36分) Copyright (C) Kamiichi Town, All Rights Reserved....
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