ツイート シェア
  1. 上市町議会 2018-09-01
    平成30年9月定例会(第2号) 本文


    取得元: 上市町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-12
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 議事の経過        ◆◆◆ 開   議   の   宣   告 ◆◆◆ ◯議長(松谷英真君) ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。                               (午前10時00分)        ◆◆◆ 議  事  日  程  の  報  告 ◆◆◆ 2 ◯議長(松谷英真君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。   これより本日の日程に入ります。        ◆◆◆ 議案第47号から議案第62号まで ◆◆◆ 3 ◯議長(松谷英真君) 日程第1 議案第47号 平成30年度上市町一般会計補正予算(第3号)から議案第62号 平成29年度上市町病院事業会計決算認定の件までの16件を議題といたします。             一 般 質 問 及 び 質 疑 4 ◯議長(松谷英真君) これより町政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。  通告がありますので、順次発言を許します。         ────────────────────────            ◇  堀  田  喜 久 男  君 5 ◯議長(松谷英真君) 5番 堀田喜久男君。              〔5番 堀田喜久男君 登壇〕
    6 ◯5番(堀田喜久男君) 皆さん、おはようございます。きょうは1番ということで、これから1日、よろしくお願いいたします。  質問に入る前に、9月4日の台風21号で被災された方、そしてまた昨日未明の北海道胆振東部地震において被災された方、亡くなられた方、そういった方々に心よりお見舞いとお悔やみを申し上げる次第であります。改めて我が上市町も災害のない安心して暮らせるまちづくりが必要であると、このように思っている次第であります。  それでは、通告に従いまして、きょうは5件の質問をいたします。  最初に、上市川第2ダムの貯水についての質問をいたします。  今年の夏は梅雨明けも早く、例年にない異常な暑さが連日続き、生活面でも大変な夏でありました。そんな中、我が町の稲作農業においても心配な出来事がありました。  7月末の出穂時期から稲穂が登熟する20日間ほどは、稲作にとって田植え時期同様に水が欠かせない大切な時期であります。この同時期である7月末からお盆前まで、上市川第2ダムの夜間出水制限が行われました。原因は好天続きによる水量不足のためとも言われていますが、本当にそうなのでしょうか。  幸い農家において深刻な水不足までは至らなかったように思えますが、私も農家でありますので、用水の水が随分少ないなと感じたことは何度かありました。実際に7月末に第2ダムの現状を見、お盆明けにも改めて出向いてみましたが、さらに水位が低下し、カヌー乗り場のすぐ先からの湖底が見えている状況でありました。  水不足は、一般的に今夏の猛暑と雨不足が原因のように思われがちですが、十数年前の上流域における山の崩落でダム湖に土砂が流れ込み、その結果、湖底に土砂が堆積し湖底が上昇したため、貯水量が減少していることが最大の原因ではないでしょうか。  いずれにせよ、今後とも何らかの処置がなければ水不足は解消されず、豪雨時には洪水災害をもたらす可能性も秘めています。  そこで質問ですが、上市川第2ダムの貯水量や出水制限等の管理はどのようになされているのか、規定の貯水量を保つ能力は維持しているのか等をお聞かせください。また、湖底上昇をこのまま放置していたならば既定の貯水量を保てず、豪雨時には異常な排水等で下流域に洪水被害等をもたらすことなどの想定はしているのでしょうか。一刻も早く湖底に堆積した土砂のしゅんせつで貯水量の復帰と下流域の河床の掘り下げ及び河川内の樹木伐採等による洪水被害予防措置をしていただきたいと考えます。永田建設課長に答弁を求めます。  次に、農業排水路から圃場への逆流入水被害解消についての質問をいたします。  7月5日の豪雨による増水で、新清水地内の農業排水路から圃場に水が流れ込む状況が確認されました。日常的には排水路として利用している水が、なぜ増水して溝畔を超えるのか。それには幾つかの原因が考えられますが、1つには、白岩川の水位が上がって逆流して増水することがあると思います。これに対する対策は、計画的に河床の掘削や河川内に繁茂した樹木の伐採などが必要と思われます。2つ目には、白岩川に流れ出る水門の位置や高さが現状に合わないことも要因かと思います。同じく、対応策として設置位置変更や水流方向を考慮した再設置が必要かもしれません。  この地区の上流側では、来年度から相ノ木中部南地区の圃場整備が着工予定になっている地域でもあります。それぞれの地区における用水や排水は、大昔からの経験値等によって定められてきたものと思いますが、周辺で環境が大きく変わるタイミングで総合的に検討してみることも大切ではないかと思います。昨今の雨の降り方は異常とも言える状況も多々あります。  逆流入水被害をどのように捉え、被害解消のための改善策をどう考えるか、竹田産業課長に答弁を求めます。  次に、公園管理及び利用促進並びに改善に関する提案等について質問いたします。  町直轄の公園について、日常的な地域の要望、不具合の改善、環境整備等についての管理は、どのようになされているのかお聞かせください。  町管理の公園の一つに上経田中央公園があります。桜の木も大きく育ち、春には多くの花見客で賑わっていますが、駐車場がないため、駐車場の設置が求められております。また、土のグラウンドで草がはびこり、害虫の発生や強風時には砂ぼこりもひどく近所迷惑となっており、もっと近所の人が気軽に訪れやすい芝生広場への改善が求められております。そして、現在設置されている遊具は老朽化しており、ブランコや滑り台ぐらいは設置いただけないかとの要望もあります。そのほか、広場のベンチには夜もときどき人影が見受けられますが、あたりは暗く、青少年健全育成や防犯等の観点からも照明灯の設置が求められております。  これらの改善を図っていただければ、地域にある公園は地域の人が訪れやすくなり、地域コミュニティーのきずなもより強くなっていくものと考えます。他地区の公園についても、同様な要望があるかないかは不明ですが、日常管理の中で地域の要望等を意見聴取しながら改善していくことも、当局の管理の一環ではないかと思います。  羅列した上経田中央公園の要望に対する可否と、公園の日常管理に関する当局の考え方についてお聞かせください。竹田産業課長に答弁を求めます。  次に、病児・病後児保育について質問いたします。  現在子育て真っ最中の親御さんのほとんどは、正規・非正規社員にかかわらず、何かしらの仕事との両立に大変悩んでいます。また、公立・私立の区別なく上市町内の保育所・保育園に通う子どもたちは、病児・病後児の受け入れ先がなく、非常に困っているように聞いています。  人口減少に悩む現代社会において、我々町民からすれば、安心して子どもを産んでもらいたい。また、親としては、夫婦ともに働きながら安心して子どもを預かってもらいたいと願うのが一般的ではないかと思います。こうした環境をどのように改善していけば、子どもを生み育てやすくなる町になるのか、日々頭を悩ませているところでもあります。  そこでお尋ねいたしますが、公立・私立も含め、上市町では年間どのくらいの病児・病後児保育の利用者がいるのか、その数をお知らせください。また、そのときの対応はどのようにしているのかお聞かせください。そして、今後の対応策や環境改善策等をお考えであれば、あわせてお聞かせください。高慶福祉課長に答弁を求めます。  最後に、パークゴルフ公園利用についての質問です。  これまで何度も丸山総合公園芝生広場の土日利用をお願いしてまいりましたが、ことごとく「ノー」の答えをいただいてまいりました。  パークゴルフを楽しむメンバーの皆さんからは、昨年10月の改選で中川町長にかわり、盛んに健康寿命を前面に出しているのに、なぜ土日利用させてもらえないのか、年に何度かの土日の大会だけでも使用を許可いただけないかという声がさらに大きく聞こえてまいります。  愛好者の皆さんの心には、日々体を動かしながら健康維持してこそ健康寿命維持につながるものであり、そのことが町に貢献しているのではないかとの声も多く聞かれます。この言葉には、私自身も賛同している一人であります。その一方で、昔のいきさつを知るメンバーからは、過去に芝生広場から一般町民を締め出した反省の声も聞かれます。  今年もあと2カ月余りの活動期間の中で、過去の反省と現在の要望を融合して新たな約束事も提示いただきながら、何とか土日の使用を認めていただきたく、改めてご意見を伺いたいと思います。永田建設課長に答弁を求めます。  本日は、以上5件、よろしくお願いいたします。 7 ◯議長(松谷英真君) 高慶福祉課長。             〔福祉課長 高慶 孝君 登壇〕 8 ◯福祉課長(高慶 孝君) 病児・病後児保育についてお答えいたします。  本町での病児・病後児保育事業につきましては、現在、町内の民間保育園3施設で実施しております。うち1施設においては、病気の回復期に集団生活が困難な児童について、小学校3年生までを対象として専用スペースで保育を行う病後児対応型事業を行っており、昨年度実績で延べ65人の利用があったところです。また、当該施設を含めて3つの施設では、児童が保育中に微熱を出すなど体調不良になった場合に、保護者が迎えに来るまでの間の療養体制を確保する体調不良児対応型事業を行っており、昨年度実績で延べ201人の利用がありました。そして、本年度から富山広域連携中枢都市圏の事業として、体調不良児対応型事業に対応できない保育所を対象に、保育中の体調不良児を、医療機関の受診を含めた送迎により一時的に預かりを行う送迎対応型事業に、構成市町村が連携して取り組むこととしたところであります。  療養を要する児童への対応につきましては、病後児対応型では、利用申請の際に、医師の診療情報提供書と児童票を提出いただき、専任の看護師及び保育士がお子さんの症状や病状に応じた留意点、処方内容等を確認の上、病後児の専用室にて保育しております。また、体調不良児対応型では、保育中での体調不良児について、保護者が迎えに来るまでの間、園内の専用室にて専任の看護師による保健的な対応により、安心な体制を確保しております。  病児・病後児保育の実施につきましては、病児・病後児の専用スペースの確保のための施設整備や体調不良児への対応を専任とする看護師及び保育士の確保、医療機関との連携体制の構築など、適正な事業実施に向けての課題も多いところでございますが、近年の社会情勢などにより保護者ニーズの高い事業と認識しております。  当町におきましては、病児・病後児保育事業に取り組む実施施設への財政支援に努めており、昨年度から1カ所、体調不良児対応型事業実施施設が増えるなど、その拡充を図ってきているところでございます。  病気になったお子さんにとっては、保護者の看護により一緒に過ごされることが何よりの安心につながることではございますが、引き続き、体調不良児対応型事業実施施設の拡充を図るとともに、国及び県への財政支援拡充の要望や看護師等の人材確保の働きかけを含め、病児・病後児保育の推進に努めてまいりたいと考えております。  以上であります。 9 ◯議長(松谷英真君) 竹田産業課長。             〔産業課長 竹田亮成君 登壇〕 10 ◯産業課長竹田亮成君) 議員の、農業排水路からの逆流入水被害に関するご質問についてお答えいたします。  新清水地内の農業用排水路から溢水した水が圃場に流れ込む状況につきましては、先般、地元土地改良区から報告をいただいております。  被害原因について現地を確認したところ、多量の降雨や上流にあります白岩川ダムの放水等により白岩川の水位が上昇し、被害箇所付近にあります、白岩川への放水用水門がうまく機能しなかった結果、農業用排水路の水が堤内地の圃場へあふれ出たものと推測されます。  その対策の一環としては、議員ご指摘のとおり、白岩川本線しゅんせつや河川内に繁茂しております樹木等の撤去が有効な手段の一つであると考えられることから、今後町としましても、関係機関へ働きかけてまいりたいと考えております。  なお、議員ご提案の、相ノ木中部南地区県営圃場整備事業も含めた総合的な被害解消へ向けた対策については、事業種別によりましては地元負担金が追加で発生する可能性もあることから、地域住民や地元土地改良区並びに富山県と十分に相談しながら、よりよい方向へ進むよう検討を重ねてまいりたいと考えております。  次に、町内公園の管理及び利用促進についてお答えいたします。  当課が所管する公園の管理については、植栽管理や遊具の点検、公衆トイレの清掃等を各専門業者に委託して行っております。整備、改修等の昨年度実績としては、地域の要望を受け、上市川親水公園内に精霊やぐらの台座を整備したことや、上経田北公園の遊具について、定期点検で撤去が必要と判断されたため、撤去工事を行っております。  議員ご質問の上経田中央公園につきましては、上市町都市公園条例において町が設置する都市公園の一つとなっております。  初めに、駐車場の設置については、当該公園は条例で「街区公園」として位置づけられております。主に街区に居住する者の利用を目的としているため、徒歩移動による利用を想定した公園となっており、このため駐車場を確保できていない状況となっております。  今後、周辺道路の通行等の支障が生じた場合には、その対応について検討したいと考えております。  次に、芝生広場への変更については、整備費及び管理委託費も含めかなりの費用が見込まれるため、他の都市公園の状況や利用の実態等を確認し、慎重に検討してまいりたいと考えております。  また、遊具の新設についても、多額の費用が見込まれることから、既存遊具の状況及び地域の要望・意見等の把握に努め、既存遊具の修繕による対応も含めて検討してまいります。  最後に、当該公園夜間照明については、地域からの要望を受け平成27年度に1基増設工事を行い、現在公園中央部に2基の夜間照明が設置されておりますが、ご指摘のとおり、周辺道路の夜間照明が届きにくいことや公園東部には夜間照明がないことから、夜間は暗くなっているという実態がございます。  今後、防犯等の観点も含め、夜間照明の必要性について検討してまいります。  公園については、議員のご意見のとおり、町民の活動の場、憩いの場等、地域づくりに必要不可欠な拠点として考えており、町民の皆様に、より一層快適にご利用いただけるよう適切な管理に努めてまいります。 11 ◯議長(松谷英真君) 永田建設課長。             〔建設課長 永田雄二君 登壇〕 12 ◯建設課長(永田雄二君) 議員ご質問の、上市川第2ダムの貯水量及び取水制限等の管理についてお答えいたします。  上市川ダム及び上市川第2ダムは、どちらも洪水の調節及び農業用水の補給等、水力発電を目的とした多目的ダムとして建設されており、上市川ダムは昭和30年に着手し、昭和40年に完成しております。上市川ダム完成後の昭和44年8月には、24時間雨量で229ミリにも達する記録的な豪雨が発生し、完成したばかりの上市川ダム計画高水量を超え、上市川流域では浸水2,000戸、洪水氾濫面積547ヘクタール、土木一般被害額32億円に及ぶ甚大な被害が発生したことから、富山県ではさらに上流に上市川第2ダムの建設を決め、昭和50年に工事着手、昭和61年3月に完成しております。  ご質問のありました上市川第2ダムの状況につきまして、管理者である上市川ダム管理事務所に確認しましたところ、総貯水容量は780万立方メートルの規模を有しておりますが、このうち計画堆砂量が310万立方メートルであり、総貯水容量から計画堆砂量を差し引いた470万立方メートルが有効貯水容量であります。現在の堆砂量は、平成29年10月に実施した測量結果では約203万立方メートル、堆砂率は約65%と計画堆砂量の範囲内であること、また撤去した土砂の再利用が見込める場合にはしゅんせつ作業を実施していることなど貯水容量の確保にも努めており、現在のところ、貯水容量やダム機能に影響を与えるような状態ではないとのことでありました。  取水制限につきましては、ダムの貯水量や気象等の状況から、利水者である上市川沿岸土地改良区と企業局、ダムの管理者で協議を行い、取水量を決めております。  上市川第2ダムは390万立方メートルの利水容量がありますが、6月21日から9月30日までの洪水期は、梅雨前線豪雨ゲリラ豪雨、台風等に対する洪水調整能力を確保するため、非洪水期よりも水位を下げた制限水位で管理されており、利水容量は240万立方メートルに下がります。  今夏は記録的な猛暑と少雨の影響でダムへの流入水が減少したことで貯水量が低下し、農業用水の節水制限の実施など過去に例のない対応となったことから、沿岸の農業関係者に対して大きな不安を与えましたが、土砂の堆砂による貯水容量の減少によるものではないとご理解いただきたいと思います。  下流域の河川のしゅんせつ樹木伐採等維持管理河川管理者である富山県で行っており、富山土木センター立山土木事務所に実施状況を確認したところ、しゅんせつや伐木は巡回や測量により河川断面の現状を把握した上で毎年計画的に行っており、今年度の実施箇所は、上市川ではしゅんせつ工事を竹鼻地内、伐木を北島地内、大岩川ではしゅんせつ工事を横越、新屋地内で実施予定であるとのことでした。  今後も、上市川ダム管理事務所富山土木センター立山土木事務所と連絡調整を図りながら、ダムや河川の適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。  次に、パークゴルフ公園利用についてお答えいたします。  現在、丸山総合公園芝生広場では、平日のみのパークゴルフの利用を認めて開放しており、土日のパークゴルフ利用は認めておりません。  今回、改めて今後の対応について協議しましたところ、次の条件を付して、年1回の休日利用を認めることとしたいと考えております。  まず、過去のトラブルの内容を改めて会員に周知し、平日利用も含めてトラブルを起こさないよう徹底をお願いします。また、利用日にはほかの行事と重ならないよう、総合公園事務所と事前にしっかりと日程の調整を行うこと。そして、大会の開催等に当たっては、日程を丸山総合公園のホームページや現地で案内看板を設置するなど、公園利用者への事前周知を図り、トラブルの未然防止に努めていただきたいと思います。  丸山総合公園は、子どもからお年寄りまで幅広く利用されており、各種スポーツ大会等の開催により多数の来場者があります。公園利用者が快適に過ごせるよう、今後も適切な利用環境の維持やトラブルの防止に努めてまいりたいと思います。 13 ◯議長(松谷英真君) 5番 堀田喜久男君。 14 ◯5番(堀田喜久男君) 今ほどは、いろいろと答弁、ありがとうございました。  まず、病児・病後児保育の実態、それからまた今後の対策としていろいろと話をいただきました。富山市のほうでも施設があって、そこへ預けているとは言いながらも、利用実態等の費用負担、そのほかを考えれば、施設を運営していくのもなかなか大変というふうにも聞いております。  ただ、現実に、やはり勤めながらそういった子どもを持っていると突然電話がかかってきて迎えに来てほしいとか、なかなか大変だということもお聞きしております。そういったところで、今、富山広域連携中枢都市圏のそういった施設を利用できるようになったということは一つ進展かなというふうに思っておりますが、そういったところもまだまだ庶民には情報が伝わっていないような気もいたします。  そういったことで、今後ともそういったことをもっと情報をしっかり流していただけるように、そしてまた、できるだけ負担のないような対策が今後ともまたとっていければと思いますので、そのあたり、またよろしくお願いをしたいと思います。  それから、新清水地内の逆流入水の被害の問題でありますが、これは何度か私も聞いておりましたけれども、実際にあふれ出るその場を目にしていなかったものですから、なかなかこういったところで質問させていただくことはできなかったんですが、今回たまたま見に行きましたら水が流れ込んでいたと。  これは明らかに排水路でありますから、当然田んぼより低く、水を抜くための水路でありますけども、それが逆流して田面より高くなるということはやっぱり一番の問題に、先ほども話ししましたが、ちょうど栃津川と白岩川が合流するような地点でありますので、そこらあたりで、やはり水圧でその水が抜け切れないのではないかなと。むしろ押されて堤内に入ってくるんではないかなというふうにも思っております。  以前にもお話しさせていただきましたが、そういった河床を下げること、あるいは河川内にある雑木が実際に大雨になりますと根こそぎ流れて橋脚に引っかかって、あそこが1メーターぐらいの、まるでダムのように段差がついた水流も何度も見ております。  そういったことで、やっぱりそういった邪魔する物を撤去していけば、もしかしたら解消されるのかなと、そんなふうにも思います。  上の今計画している圃場整備等の関連でもし工事をやるとすれば、地元負担というものもかかってくるのが当然の話でありまして、それはそれとして、また地元で話をさせていただきながら、よりよい方向へ持っていければというふうに思っておりますので、関係各省庁に対して、ぜひまた話を進めていただきますように、よろしくお願いいたします。  それから、上経田の公園でありますけれども、先日、青少年健全育成のパトロールの際にもちょっとコース変更をして、夜に人影がないか見に行きましたが、今年はあまりにも暑かった夏ということで、外に出ているよりも家の中で涼んでいたほうがいいという状況だったのかなと。毎日出ているわけではないと思いますが、見られたとおり大変暗い夜でありますので、やはり照明等、できたらまた設置していただければと。  あと、芝生ですとか駐車場ですとか、そういったところは、また状況を見ていただいて、ぜひ必要性を感じられたら、その時点でまたいいふうに善処していただきますようにお願いをしておきたいと、このように思います。  それから、ダムの貯水量については、実際あの光景を目にすると、本当に大丈夫なんだろうかということで大変心配もしておりましたが、計画水量からすれば、まだまだ十分に余裕があるという答弁でありました。目で見たのと、ちょっと心で理解するのはギャップがありますが、とりあえずは一安心かなというふうに思っております。  ただ、今の白岩川と同様、計画的に伐採やしゅんせつも進んでいるということではありますけれども、昨今の雨を見ておりますと、昔からの我々が経験してきた天候とは随分違ってきていると思います。  そういったことで、少しでも早く作業を急がせていただければというふうに思いますので、これもまた土木の尻を少したたいていただけたらありがたいなと、そんなふうに思う次第であります。  それから、最後にパークゴルフの件でありますけれども、今まで全く鍵が閉ざされたままということで何年か、そして何度かお願いをしてきた中で、今回、1回のみという返答をいただきました。  私たちの思いからすれば、私もパークゴルフを年に何度かさせていただいておりますし、協会以外の方々もたくさん楽しんでおられます。そういった中で、今回、年数回というのは、毎月1回ということではなくて、対外的な、要するに中新川とか、あるいはほかの市町村との回り番で上市が当番になったときに、ほかのところは土日にやっているのに、平日開催でなかなか人が集まらない。そんなところへ行きたくない。これは、ある意味、上市町の恥でもあるのかなという思いも一つあります。  そういったことで、昨年そういった大会もありまして、何とかということでありましたが、残念ながら実施することはできませんでした。  今年はこの2カ月でどうのこうのじゃありませんが、来年以降、際限なくということは言いませんけども、1回のみということではなく、話し合いをさせていただいて、できる環境であればぜひ許してやっていただきたいなと、そんなふうに思っているところであります。  少しは前向きに返答いただいたことに感謝申し上げまして、今後、また会員ともども楽しんで自分の健康を守っていくと。そういった環境づくりができれば、町長が言っておられる健康寿命の延伸といいますかね、そういったところにもつながってくるんじゃなかろうかと、そのように思いますので、ぜひまた話しやすい環境で対処していただければというふうに思います。  あと、過去からの反省も、会員の皆さんも知っている人は知っているので、そういったこともしっかりと約束を守りながら、また利用させていただければというふうに思います。  そういったことで、きょうはいろいろとありがとうございました。  これで私の質問を終わります。         ────────────────────────             ◇  松  本     寛  君 15 ◯議長(松谷英真君) 1番 松本 寛君。              〔1番 松本 寛君 登壇〕 16 ◯1番(松本 寛君) おはようございます。  それでは、2点についての質問、よろしくお願いします。  最近、町内のとあるスーパーでペットボトル回収ボックスがなくなってしまい、ペットボトルをごみ出しするときに少し困るということがありました。
     そこで疑問に思ったのが、ペットボトル回収をしている町内会が現状どれだけあり、その実態がどうなっているかということです。例えばペットボトル回収容器が、上市町において箱型と袋型のどちらが一般的なのか。かさばりがちなペットボトルの回収には、箱型よりも袋型のほうが向いていると考えているが、現在ペットボトル回収用の袋を上市町は提供しているのか。提供している場合、その提供方法は、町民側から依頼があった場合に提供する受動的な方法なのか、何かの機会に一斉に配布した能動的な方法なのかということが気になっています。  私としては、上市町が主導して各町内にペットボトル回収用の袋を配布し、ごみ集積場の利便性に寄与してほしいと考えていますが、まずは現状について、酒井町民課長、お答えお願いします。  次に、富山市及び上市町における連携中枢都市圏形成に係る連携協約についての質問をいたします。  今年1月10日、富山市、滑川市、立山町、舟橋村、そして上市町の市町村長が一堂に会し、富山市と上市町の間で連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結されております。  目的には、「人口減少・少子高齢社会にあっても、活力ある地域経済を維持するとともに、住民が安心して快適な暮らしを営むことができる圏域を形成すること」とうたわれております。  その取り組み項目では、「1 圏域全体の経済成長のけん引に関する取組」として4項目、「2 高次の都市機能の集積・強化に関する取組」として3項目、「3 圏域全体の生活関連機能サービスの向上に関する取組」として13項目、合計20項目取り組み事項に掲げ、富山市と上市町が相互に役割分担し、連携することとされております。  その件の具体事項取り組みである「戦略的な観光施策の推進」について質問します。  連携協約では、観光客の誘致促進や地域資源の活用による観光資源の創出・発信等に戦略的に取り組むとされています。富山市側の役割として、戦略的な観光施策の推進に主体的に取り組むとともに連携を推進するとされ、一方、上市町は、富山市と連携して実施する事業について協力して取り組むとされています。  現状、富山市とどのような内容で協議され、どういった事業で連携を図られているのか、竹田産業課長にお尋ねいたします。  よろしくお願いいたします。 17 ◯議長(松谷英真君) 酒井町民課長。             〔町民課長 酒井紀明君 登壇〕 18 ◯町民課長(酒井紀明君) ご質問の、生活環境における資源ごみ回収についてお答えいたします。  ペットボトルの分別収集につきましては、平成11年から町内に当時5店舗あるスーパーマーケットにご協力をいただいてスタートしましたが、社会情勢の変化とともに閉店となる店舗が増えてまいりましたので、平成22年度からは自治会においてもペットボトルを資源ごみとして分別収集に取り組んでいただいており、本年3月時点での自治会実施率は58%でありました。  大型スーパーマーケットでの収集が本年6月で終了されるということを受けまして、町では、これまでペットボトルを分別収集されていなかった自治会には説明会など積極的に取り組んでまいりまして、現在の実施率は88%となり、103の自治会でご協力をいただいております。  次に、ペットボトルを収集する容器につきましては、袋型の物は箱型よりもたくさん入れることができますし、ふだんは折りたたんで収納できますので、町では使いやすい袋型のほうをお勧めしております。配布に当たりましては、容器の種類や収集量に見合う数を事前に自治会へお聞きしており、必要とされた分をお渡ししたところであります。  今後も引き続き、資源ごみの分別収集と集積場の利便性の向上に努めてまいります。 19 ◯議長(松谷英真君) 竹田産業課長。             〔産業課長 竹田亮成君 登壇〕 20 ◯産業課長竹田亮成君) 議員ご質問の、観光施策に係る富山市との連携状況についてお答えします。  本年1月に富山市と町が結んだ連携中枢都市圏形成に係る連携協約に基づき、戦略的な観光施策を推進するため、富山市と滑川市、立山町、舟橋村の各観光施策担当者を交えた検討会議を開催してきております。  7月に開催した1回目の検討会議では、関係自治体の観光資源と観光客の傾向などを洗い出し、構成団体の観光資源をルートマップとして網羅した広域観光パンフレットを作成することで調整を行い、8月に開催した2回目の会議では、その情報をもとに各市町村の観光資源をめぐる視察研修会を実施しました。  当町では、「体験」をキーワードに、大岩の修行体験やそうめんや山菜料理、森林セラピーに係る森林浴体験、名水めぐりなどを広域観光ルートに盛り込むよう働きかけているところであります。  今後、構成自治体からの意見や要望を取りまとめた上で、来年度には広域観光パンフレットを発行する予定であるため、当町の観光資源の積極的な情報提供に努めることとしております。  なお、この広域事業連携では、富山市内をはじめ関係市町村の観光案内所や観光施設などでも上市町のPRに協力することとされているところから、これらを積極的に活用し、町の存在感を十分に出してまいりたいと考えております。 21 ◯議長(松谷英真君) 1番 松本 寛君。 22 ◯1番(松本 寛君) 酒井町民課長、竹田産業課長、お答えありがとうございました。  この広域連携事業は、富山市主導で進める内容が多くあるものと感じられ、町にとって必ずしも有益に働くものではないと考えます。  事業制度の設計段階から町としての意見をしっかり富山市側に伝えなければならないものと思いますので、富山市の規模にのみ込まれることなく進めていただきたいとの意見を付して、私の意見を終わります。  ありがとうございました。 23 ◯議長(松谷英真君) ここで10分間休憩いたします。                               (午前10時54分)         ────────────────────────                               (午前11時04分) 24 ◯議長(松谷英真君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ────────────────────────             ◇  勝  戸     謙  君 25 ◯議長(松谷英真君) 7番 勝戸 謙君。              〔7番 勝戸 謙君 登壇〕 26 ◯7番(勝戸 謙君) それでは、通告に従い、3件の質問をさせていただきます。  1点目は、国・県への要望活動についてであります。  上市町では、町の将来を見据えて、要望活動を国・県へ行っておられます。今年は7月10日の日程で行われたと伺っております。  要件については、長期にわたる継続案件や期限の切られた案件等々さまざまであります。町単独での事業遂行には非常に困難な面もあり、国・県に支援・協力を求めなければなりません。各方面とよく連携を図られ、事案採択につながればと考えます。  この要望活動の必要性について、今後の取り組みを中村企画課長にお伺いいたします。  2点目であります。  7月5日の大雨警報、洪水警報発令に伴う避難準備、それから高齢者避難開始が発令され、当日20時時点で、3避難所で16名の方が避難されました。昭和44年の水害以来の出来事に、改めて防災の大切さを再認識させられました。  そこで、町民から、海抜表示が集落にありゃいいがにのうという発言、それから、高齢者の避難は身近なお寺の御堂のほうではだめなのかといった防災に対する意見を聞かせていただいたところであります。  私的には、話を伺ったとき、海抜表示はただあればよいというものではないと。これは目的があって表示されておりますので、上市町には不要ではないかというお返しの発言をさせていただきました。  また、避難場所については、各自で避難されては、対象地区、町内の安否状況等々、それから人員把握等々の作業に支障を来す関係上、現時点で行政が定められた避難所にお願いをしたいということも申し添えてあります。  ただ、町民から改めて避難に関する意見が出た以上、海抜表示の必要性、それから避難場所の今後の検討について、中村総務課長にお伺いをいたします。  3点目は、上市スマートインターチェンジ(仮称)についてであります。  開通を2年後に控え、建設に向け鋭意努力中と考えておりますが、建設事業の進捗状況を時系列的に、次の4つの点についてご回答をいただきたいと思っております。  まず1点目、認定宮川こども園用の取りつけ道路と駐車場整備についてであります。2点目、県道上市水橋線の拡幅整備事業であります。3点目、スマートインター本体の整備・建設について。4点目、料金所から県道への出入り口の整備・建設。  以上4点について、永田建設課長に説明をよろしくお願いしたいと思っております。  どうか3点、よろしくお願いをいたします。 27 ◯議長(松谷英真君) 中村総務・企画課長。            〔総務・企画課長 中村政一君 登壇〕 28 ◯総務・企画課長(中村政一君) それでは、私のほうから、まずは防災対策についてお答えをさせていただきます。  まず、海抜表示の必要性についてでございますが、海抜表示につきましては、津波被害を軽減するための対策の一つとして、自治体などが情報を提供するものであります。  このことから、津波災害警戒区域に指定されていない当町におきましては、必要のないものと判断をしております。  次に、避難所についてのご質問でございますが、町では、災害に応じた安全な指定緊急避難場所として、小中学校や地区公民館などの公共施設を指定しており、災害発生時の避難者の安否確認及び支援物資の迅速かつ確実な提供を行うこととしております。  なお、災害発生時に指定緊急避難場所への移動を町内会単位で行うために、地域内に存在するお寺などの建物を一時的な避難場所として想定されている場合もあると伺っておりますが、安全で確実な避難場所は町が指定する指定緊急避難場所であることから、一旦、一時的な避難場所に避難される地区につきましては、できるだけ速やかに指定緊急避難場所へ移動されるよう、改めて各町内会の自主防災会長などへ周知したいと考えております。  続きまして、国・県への要望活動についてお答えをさせていただきます。  町では、例年7月中に、県知事をはじめとした県庁各部局や国機関へ、来年度の各種事業実施に向けた事業費の確保や新規採択、制度創設などに関して要望活動を行っております。本年度は、議員がおっしゃるとおり、7月10日に平成31年度要望を県庁各部局や国の機関に要望してまいりました。  この要望活動は、将来のまちづくりを見据えて、県や国の制度を最大限有効に活用するために、また町の財政的や人的な負担をできるだけ抑えて事業を実現するために行っているものでございます。  これまでの要望活動の成果としましては、例えば近年では、上市スマートインターや相ノ木地区での県営農地整備事業の新規採択などがございます。また、この要望活動の結果、県において事業進捗が図られ、それを受けて今議会で土木費や農林水産業費の負担金の増額補正をお願いしているところでもあります。これらのことから、今後も要望活動は必要なものと考えております。  なお、町、町議会が上市町の活性化のために鋭意努力していることを町民の方々に伝えることも大変大事な仕事であると思っており、こうした要望活動の概要を町広報やホームページで情報発信していくことも検討していきたいと考えております。  以上でございます。 29 ◯議長(松谷英真君) 永田建設課長。             〔建設課長 永田雄二君 登壇〕 30 ◯建設課長(永田雄二君) 議員ご質問の、上市スマートインターチェンジ建設事業の状況についてお答えいたします。  今年度初めに土地鑑定業務を委託し、7月に3社による鑑定結果がそろいました。8月末日には、中日本高速道路にて土地価格検討委員会が開催され、基準になる土地価格の検討を行っております。価格につきましては、9月中に決定されると考えております。9月以降には用地交渉に取りかかる予定であり、できるだけ早く用地を取得し、工事に着手したいと考えております。また、スマートインターチェンジ本体工事を先行させ、続いて料金所から県道へのアクセス道路を工事する予定になっております。  周辺道路の県道上市水橋線につきましては、県が既に側溝ぶたの設置工事を現在行っており、歩道拡幅工事に着手していただいております。認定宮川こども園裏に設置する町道東江上田園線と駐車場等の用地測量と道路設計につきましては、近日中に取りかかることとしており、平成31年度には、暫定でありますが、通行が可能になるように努力したいと考えております。 31 ◯議長(松谷英真君) 7番 勝戸 謙君。 32 ◯7番(勝戸 謙君) どうもご答弁、ありがとうございました。  最初の防災であります。  昭和44年の防災のとき、私、23歳でしたが、盛んに青年団活動をしておりまして、水のついたところをばたばたと歩いておった記憶があります。  このような用件を言われた方は、やはり水がついて即、付近に川があるからつくがは当然なんですけど、海のほうを走ると、海抜何メーターとかという表示があるものと混同して、皆さん、防災あるいは災害というと、そういうふうに錯覚されるんではないかと思います。  先ほど、質問のときにも言いました。何のために、そんなが要るがよという発言は、私のほうからもさせていただきましたが、明確に上市の町内では海抜に関係ないから、これは要らないんだよということで今ご答弁がありましたので、徹底されると思います。  もう一点は、避難所の場所であります。これはグループホームの施設の方のほうから、わざわざ公民館の遠いところまで、しかも公民館ちゃ、床、考えりゃ低いがにのうという、そういう発言があって、裏の寺の奥さんに聞いたら、あんた、どだけでも使ってくださいよという話があったということであります。  しかし、みだりに、おら、避難した、私、避難したでは、団体的な避難誘導活動は徹底されませんので、先ほどの質問の中でも、それは現時点では決められた緊急避難場所へ避難していただくのが通例であります。しかも、今後の検討事項としては町には伝えますということでは答弁してありますので、今後また検討いただければと思います。  ただ、先日のテレビでは、この避難について、行政の避難指示に頼らず、自主避難が叫ばれている昨今であるという発言が盛んにされておるがですね。自分の命は自分で守れという時代であります。暑い夏もそうですが、やはり自分なりに安全な場所を見つけておく必要がありますが、住民としての避難活動、発令されれば、これは団体活動でありますので、そのように避難誘導、あるいは指示に従う必要があるかと思いますので、今後また、いろいろ時代も変わっていくかと思いますが、ご検討いただければと思います。  それから、この要望活動であります。  私、何でこういう質問をするがよって。議長をやっておったときには毎年行かせていただきましたが、しかも議員の皆さんには要望書を、皆さん、手元に持っておられるはずなんです。町が今どういう要望を国・県へやっておるんか。私、自民党のほうでもそういう役をやらせていただいて何回もしゃべっておりますから何ですが、そういうことを把握しながらやっていただければ、より町民の皆さんも、一生懸命やっておるんだと。  これは議員の皆さんにお願いしたいんですが、やはり要望のセールスマンになっていただければと思うんです。私も盆過ぎに、ある会合がございまして、魚津以東の県議会議員の先生にお会いすることがありました。北アルプス縦貫トンネルの話になりまして、いや、議員さん、富山県の地図、こう見てくださいよと。こうやって長野へ最短は、上市抜けたほうが一番短いがないがけという要望もさせていただいておるということは、要望にどういうものがあるかということを平生から認識していただいておれば、即セールスマンになるんじゃないかという考えでこの発言をさせていただきました。  それと、6月の町報で、まちづくりアンケートの調査結果が出ておりました。愛着を感じるか、住み続けたい町か等々、特に若い人を対象としたアンケートだったと思います。  その中で、「上市町は元気がある町ですか」の問いに、「そう思う」と「まあ思う」を合わせて、今回のアンケートよりも、前回のアンケートが19.5%、今回は16.8%の数字を見て、若い人が感じる元気がある町とは、回答では、上市町ではインパクトのあるもの、例えばスポーツとかグルメがない。新しいまちづくりに期待しています。もう一つが、外から入る人に温かく向けられるまちづくり、明るく元気な町であることを希望するとありました。  中でも、新しいまちづくりを期待しているの直接的な回答には、私はならないと思うんですが、こういう議員活動をさせていただいておる、町の幹部の皆さんもおられる、やはりこの要望活動を通じて内外に、町もしっかりやっておる、こういうことを発信しながらやっていくのは私たちの任務じゃないかと私は思い、このような質問をさせていただきました。  これは、当局、それから議会も両輪となって進める仕事かと思いますので、私も頑張りたいと思いますが、皆さんと一緒に頑張りたいと思います。よろしくお願いをいたします。  それから、スマートインターであります。  これはやはり地元の方は、当初は29年度用地買収、30年度から32年度に工事にかかって、32年暮れには開通ですよという大前提があったわけであります。29年度、用地買収は一切されておりません。30年度も、今ほどのとおりに聞きますと、やっと価格が決まった。今からかかるんじゃいということでありますが、これは一番ネックになるのが認定宮川こども園の出入りであります。小さいお子さんを送り迎えで、ご婦人方が車の運転をしてくる。工事が始まる。ちょうど上りの出入り口がこども園へ向かっておるわけであります。あそこの安全を確保してあげなければ、地元の皆さんは、これは安全な工事につながるがかよ、どういうがかよ。それから期間も、これは本当に計画どおりに進んでおるがかよということがあって、あえて質問をさせていただきました。  私も地元の住人でありますので、いろいろな会合には出て、進捗は十分に知っておるわけでありますが、これは、でも町民の皆さんに知っていただくということもあって質問をさせていただきました。  いずれにいたしましても、2020年の暮れまでには開通が間違いないという返答に私はとらせていただきましたので、今後も鋭意努力されんことをお願いして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。         ────────────────────────             ◇  寺  西  庄  司  君 33 ◯議長(松谷英真君) 2番 寺西庄司君。              〔2番 寺西庄司君 登壇〕 34 ◯2番(寺西庄司君) それでは、本日、4件の質問をさせていただきます。  1つ目としまして、ブロック塀についてです。
     平成30年6月18日に発生しました大阪府北部を震源とする地震において、ブロック塀等の倒壊が各地で発生し、基準を満たさないブロック塀等の危険性が全国的に認識されたところでございます。  現在、当町における対策について、何か検討されておられますか。また、ブロック塀等の倒壊や転倒による災害を防止するため、撤去や改善をする費用の一部を助成してはいかがでしょうか。永田建設課長に質問させていただきます。  2つ目としまして、空き家の状況についてです。  最近、上市町において空き家が目立つようになってきました。私としては、空き家を上市町の優良な地域資源として再活用できるのではないかと考えております。  上市町では、空き家等に関する対策を計画的に推進するため、上市町空家等対策協議会での協議を踏まえ、上市町空家等対策計画が策定されました。  そこで、上市町における倒壊の危険のあるものや衛生上に問題のある特定空き家数は何件ありますか。解体や利活用における補助はどんなものがありますか。また、当町において空き家バンクに登録していらっしゃる方は何件いらっしゃいますか。永田建設課長に質問させていただきます。  3つ目としまして、文化財のVR等の活用についてです。  町内の「宮川の大けやき」は富山県の天然記念物とされ、上市町のシンボルとしてTシャツのデザインにも採用されるなど、重要な町の観光スポットの一つであります。先般もある方のブログを拝見しておりましたら、宮川の大けやきの写真も写されており、広く町民に愛されている天然記念物であると私も誇らしい気持ちになった次第であります。  この際に私自身の考えとしまして、近年導入が進んでいるVR等──VRというのはバーチャルリアリティーという、そういう技術らしいです──を活用して、上市町内の文化財をPRできないかと思っており、宮川の大けやきから見上げる剱岳や町内のパノラマビューなどを見せることができればと夢が膨らみます。  教育委員会事務局としては、どのようにお考えかお尋ねします。小池教育委員会事務局長に質問させていただきます。  4つ目としまして、ハザードマップの見直しについてです。  富山地方気象台によりますと、本年7月5日の上市での1日当たりの降水量(0時~24時)が225.5ミリとなり、統計開始以来の、通年の極値を更新したとのことであります。  集中豪雨やゲリラ豪雨など予想を超えた降雨による洪水被害がいつ起きてもおかしくない状況になっていることから、ハザードマップの見直しについての対応をお尋ねします。中村総務課長に質問させていただきます。  以上4件であります。よろしくお願いいたします。 35 ◯議長(松谷英真君) 中村総務課長。             〔総務課長 中村政一君 登壇〕 36 ◯総務課長(中村政一君) ハザードマップの見直しについてお答えをさせていただきます。  当町を流れる上市川、白岩川、大岩川及び栃津川は県の管理河川であり、県は、水防法に基づき、これらの河川の洪水浸水想定区域を指定し、公表することとなっております。  現在、県では、これまで50年に一回程度の大雨の降水確率で想定していた洪水浸水想定区域を、千年に一回程度の大雨の降水確率を想定した区域で見直す作業を行っているところであり、町では、この公表を受けて新たな洪水ハザードマップの作成と関連するマニュアルの見直しを行う予定としております。  時期的には、まだこれから先ということですが、来年度ぐらいにはということで考えてございます。よろしくお願いします。 37 ◯議長(松谷英真君) 永田建設課長。             〔建設課長 永田雄二君 登壇〕 38 ◯建設課長(永田雄二君) 議員ご質問の、ブロック塀の対策についてお答えいたします。  ブロック塀は、本来プライバシーの確保や防犯等の役割を持っておりますが、地震発生時には人命を脅かす凶器となる可能性がございます。今年6月に発生した大阪府北部の地震によって、登校途中の小学生がブロック塀の下敷きになり死亡するという大変痛ましい事故が発生し、ブロック塀が持つ危険性が改めてクローズアップされたものであります。  ただし、ブロック塀は設置者の財産であるため、基本的には所有者の責任において管理していただく必要があります。  町では、町内施設内の危険ブロック塀について速やかに調査し点検し、改修、修繕等を行いましたが、民地内のものにつきましては、9月の区長配布でブロック塀の安全対策について普及啓発を行ったところであり、今後はブロック塀の改修相談や出前講座要請に対応したいと思っております。  また、県では、9月補正予算で危険ブロック塀の除却における無利子融資制度の創設を計上されたと伺っており、国においても、地方自治体が取り組むブロック塀撤去事業に支援する動きが見られるところであるため、その制度の内容や県内市町村の動向の把握に努めてまいりたいと思います。  次に、空き家に関する質問についてお答えいたします。  空家等対策の推進に関する特別措置法では、そのまま放置されれば倒壊等のおそれのある状態または著しく衛生上有害となるおそれのある状態、著しく景観を損なっている状態等にあると認められる空き家を「特定空家」と呼び、市町村長は、この所有者や管理者に対し、特定空家の除却、修繕等を行うよう指導、勧告、命令ができるほか、所有者が命令に従わない場合などには行政代執行も可能とされております。  当町では、特定空家が平成27年度当初に7戸ありましたが、この法律に基づく対応に努め、現在は1戸となっております。  所有者や管理者が老朽度や周辺への危険度が高い空き家を解体する場合には、解体後の土地を10年以上地域活性化のために利用することを条件に、50万円を限度に解体費用の2分の1を補助する制度を町で設けております。  一方、空き家を利活用する場合には、対象工事費の10分の1を助成するリフォーム補助金制度を町で設けております。  また、良質な空き家を有効に利活用するための取り組みとして、空家情報提供制度、いわゆる空家バンクを平成18年度から実施しております。バンク創設以来30件の登録がなされ、そのうち18件の物件について、売買または賃貸が成立しております。現在登録中の物件は12件となっております。  昨年から建設課と企画課、財務課、司法書士会、宅地建物取引業協会、解体業協会と連携して空き家の相談会を開催しておりますが、今年8月の相談会では、空き家の処分における解体費用や老朽化における補助金、解体後の固定資産税の試算等、7件の相談がございました。  今後とも、このような横断的な取り組みも有効に活用しながら、空き家の適正管理や利活用、解体等の総合的な空き家対策に積極的に取り組んでまいります。 39 ◯議長(松谷英真君) 小池教育委員会事務局長。           〔教育委員会事務局長 小池義弘君 登壇〕 40 ◯教育委員会事務局長(小池義弘君) 文化財のVR等の活用についてお答えいたします。  近年、美術館や博物館等の施設での来館者への理解促進やネットを通じた観光PR等のために、VR、「Virtual Reality」の略で、コンピューターグラフィックス等で人工的な環境をつくり出し、あたかもそこにいるかのような感覚を体験できる技術や、AR、「Augmented Reality」の略で、現実の風景にコンピューターで生成した情報を重ね合わせることで現実世界を拡張しようとする技術などによるデジタルコンテンツを導入する例を見かけるようになりました。  このような取り組みは平成23年ごろから始まり、スマートフォンの普及が進んだ今日では、誰でもダウンロード可能なアプリケーションの開発を行う自治体も増えてきています。  VRやARを用いれば、例えば遺跡などの復元をしていない場合でも、想像された当時の景観や人々の生活の様子を再現することで、来訪者が当時の環境を追体験することが可能となります。また、現地におけるガイダンスやナビゲーションとして、関連する情報を文字や音声、画像などで提供することも可能になるなど、ご指摘のとおり、観光振興の側面での効果も期待できるところであります。  文化財の観光活用に向けたVR等の制作については、文化庁から個々の文化財の保護の面で運用する指針が示されているため、その活用については慎重に検討する必要があると考えます。  なお、町といたしましては、現在事業を進めております国指定の史跡「上市黒川遺跡群」は、保存のため遺跡を埋め戻す盛り土工事を行っております。遺跡の発掘当時の姿を皆さんに知っていただくために、VR等の活用は有効な手法の一つと考えられますので、引き続き情報収集に努めていきたいと考えております。 41 ◯議長(松谷英真君) 2番 寺西庄司君。 42 ◯2番(寺西庄司君) それでは、ブロック塀の安全確認につきまして、9月の区長配布で回覧していただくとのこと。当局の対応はすばらしいものでありました。さらに、富山県と歩調も合わせて改善対策に取り組むという予定がわかりましたので、町民としてはありがたいことでございます。  次に、空き家につきましては、空き家になってしまうのはさまざまな事情や不可抗力によることもあるかもしれません。このようにとても難しい問題に取り組んでおられる当局の対応は、補助制度、バンク制度、相談会制度、地域による支援制度を準備しておられます。増える傾向にある空き家に対して、町民としては、当事者の精神的・経済的負担の軽減に活用していただきたい。私としても、丁寧にかかわって、丁寧に今のこの制度等の発信をしていきたいと考えております。  続きまして、ハザードマップにつきましては、水防法の改正によりまして、富山県と歩調を合わせて、今作成中ということで、楽しみにしております。  続きまして、文化財のPRにつきまして、当局におかれましては、多士済々でVR技術のエキスパートがいらっしゃるようですので、上市町、ここにありというふうに、新しいことにチャレンジしていただければと思っております。  以上でございます。  ありがとうございました。 43 ◯議長(松谷英真君) 午後1時まで休憩いたします。                               (午前11時39分)         ────────────────────────                               (午後 1時00分) 44 ◯議長(松谷英真君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ────────────────────────             ◇  伊  東  俊  治  君 45 ◯議長(松谷英真君) 8番 伊東俊治君。              〔8番 伊東俊治君 登壇〕 46 ◯8番(伊東俊治君) 午後の部、質問させていただきます。  日本列島、本当にこれでもか、これでもかと全くあざ笑うようにこういう災害がありました。私は、戦争中はこんなんだったんかなと思うくらい、毎日のようにこういうことが起きております。一日も早い復興・再建をお祈りいたします。私も7年前からスクラップブックに「再建」と書いてずっと1年に8冊ぐらいつくってまいりましたが、本当にそういう再建をお祈りいたします。  それでは、質問いたします。  インフラの老朽化について。  地震や豪雨など相次ぐ災害は、暮らしと経済を支える道路、橋、水道管などのインフラ(社会基盤)が損壊し、国民の生命を奪う事態になっている。老朽化が進み、特に経年劣化しているインフラは損壊しやすい。  いつ災害が起きるか予測するのは難しいが、老朽化は確実に予測できます。老朽化の状況を把握すれば、災害が起きた際の被害を予測することは、ある程度可能なのではないでしょうか。少なくとも甚大な被害を防ぐことはできます。  このように見ていけば、7月の大阪府北部地震でブロック塀が倒壊した事故は、明らかに防ぐことができます。老朽化への認識が浸透せず、住民にとって、あって当たり前、安全で当たり前との意識が強い。住民は常々リスクと隣り合わせで生きている実情をほとんど認識していないのではないでしょうか。  1960年から70年代の高度経済成長期に集中してつくられたインフラが一斉に老朽化している。住民のインフラに対する意識向上が必要です。  上市でのインフラは。進む老朽化、橋の対策についてお聞かせください。  次に、災害に備える我が町の総点検。  ハザードマップの重要性についてお聞きいたします。  西日本豪雨で堤防が決壊し、広い範囲が浸水した岡山県倉敷市真備町地区では、高齢者を中心に多くの犠牲者が出た。浸水した地域は、市が作成した洪水・土砂災害ハザードマップの想定とほぼ重なっていたと報道がありました。  被害は防げなかったのか。ハザードマップには、避難場所や想定される浸水範囲のほか、自治体の避難勧告や避難指示に基づき、住民が取るべき行動が示されています。倉敷市内を流れる小田川や支流の堤防が相次いで決壊し、真備町地区では全体の30%に近い約1,200ヘクタールが浸水し、ハザードマップでは、小田川流域を中心とした地域は2階の軒下(5メートル)以上が浸水すると想定されておりました。最も危険性が高かったところです。国土地理院によると、今回の浸水範囲はハザードマップとほぼ一致し、最も深かったところは約4.8メートルと推定されている。  見ていなかったという声が多く、ハザードマップの重要性を認識する。どのように徹底されるかお聞かせください。  高齢者、個人での対応の難しい人には、地域がどう支えるかもお聞かせください。  次に、東京五輪・パラリンピックが2年後に迫り、学校現場では、五輪・パラリンピック教育が積極的に取り入れられている。競技に打ち込む選手の姿勢を学んだり、さまざまな競技を体験したりするほか、ボランティア精神や国際感覚を育む活動も含まれている。  幼稚園、保育所から高校まで幅広く取り組まれているオリ・パラ教育を上市はどのように考えておられるかお聞かせください。  世界レベルまで自分を磨き上げた人の言葉は一つ一つ重く、説得力が違うと言われます。心に深く響いてまいります。そのことによって障害者理解や、またボランティア等も勉強できると思いますので、どうかその五輪・パラリンピックの上市での教育についてお聞かせください。  よろしくお願いいたします。 47 ◯議長(松谷英真君) 藤縄教育長。              〔教育長 藤縄太郎君 登壇〕 48 ◯教育長(藤縄太郎君) オリンピック・パラリンピック教育に関するご質問にお答えをいたします。  公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が中心となり、多くの若者が自らの目標を持って、自らのベストを目指す意欲を持ち、多様性を理解し、豊かな国際感覚を備えることを目的に、東京2020教育プログラムが展開されております。  児童生徒が東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を通じて、オリンピック・パラリンピックの意義を学ぶこと、障害者理解など多様性の尊重を学ぶこと、国・人種・宗教の違いを超え豊かな国際感覚を学ぶことは、一人一人が経験を積んで成長していく上で、とても意義深いものと考えています。  この教育プログラムについては、オリンピック・パラリンピックの歴史やフェアプレー精神、パラリンピックが目指す共生社会の実現について授業で学ぶ方法や、運動会の種目や文化祭での発表等に取り入れるなどさまざまな活用方法が考えられますが、どのような形で実施していくかは各学校の考えを尊重したいと考えており、まずは校長会において再度プログラムの周知を図ってまいりたいと思います。 49 ◯議長(松谷英真君) 中村総務課長。             〔総務課長 中村政一君 登壇〕 50 ◯総務課長(中村政一君) 初めに、ハザードマップの周知についてお答えいたします。  町では、現在のハザードマップを作成したときに全世帯へ配布をしておりますが、さらにホームページや広報かみいちに掲載することで災害への備えに対する情報を提供し、ハザードマップの重要性を周知しております。  なお、近年、各地で想定を上回る大雨が相次いでいることから、先ほど寺西議員にもお答えをさせていただきましたが、県では洪水浸水想定区域指定の見直し作業を行っており、公表されれば、町でも新たなハザードマップを作成する予定としてございます。  作成後には、町内全世帯へ改めて配布するとともに、自主防災会による防災訓練や研修会に担当職員が出向き、説明も行いたいと考えております。  次に、高齢者等避難対応の難しい人への対応についてお答えをいたします。  町では、自助・共助の観点から、災害時の救助・救護の初動対応は各町内会等による自主防災会が中心となって行動していただきたいと考えております。  このため、町では、災害時に自力で避難することが難しく、支援を必要とする方々の情報を登載した避難行動要支援者名簿を作成しており、要支援者の同意が得られた名簿を町内会長や自主防災会長等へ提供しております。  なお、町は、助かる命を救うためには、高齢者や子どもたちを含めた地域住民の積極的な防災訓練への参加が有効であると認識しており、町の助成措置を活用した防災訓練を実施することで災害時の行動力を高めていただきたいと考えております。 51 ◯議長(松谷英真君) 永田建設課長。             〔建設課長 永田雄二君 登壇〕 52 ◯建設課長(永田雄二君) 議員ご質問のインフラ老朽化についてお答えいたします。  町では、まず橋梁に重点を置いて老朽化対策を進めているところでございます。現在は橋梁点検を200余りの橋について5年に1度のサイクルで実施しており、今年は2回目のサイクル最後の年となっています。  危険なところとして、今すぐに通行どめしなければならないような危険橋梁はないと思っております。正式な判断は、本年の調査結果を待ちたいと考えております。  また、橋梁の補修状況につきましては、赤木橋、三杉橋、旧スーパー農道の上市川橋梁、大岩川橋、須山川橋を完了し、本年は豆山橋、つり橋の白金橋に着手しております。また、トンネルにつきましては本年で点検調査を完了する予定であり、これらインフラ整備を計画的に進めていきたいと考えております。
    53 ◯議長(松谷英真君) 8番 伊東俊治君。 54 ◯8番(伊東俊治君) ご丁寧な答弁、ありがとうございました。  本当にすごい災害であった、これほど進路予想図を見て用心したことがなかったこの台風21号。ニュースで見て、大阪方面のすごさ。懐中電灯を探していましたけども、前にこういうこと、いつあったかなと思う感じで。私たち、子どもの時分は、くぎで雨戸を押さえておったという。今は、戸はみんな金具ですので大丈夫ですけど、でも今回の風は相当に、私のところのちょっと破けていた障子が押されて破けたぐらい、ああ、すごい風だったんだなということを本当に感じました。私もひとり暮らしの高齢者に対して何軒か電話しましたら、すごく勇気をもらったということで喜んでおられました。  災害の教訓をよそごとと決めていた私たちは、このインフラも、おかげさまで本当に今建設課長が言われたように、確実に整備をされている。前町長のことを言ったら何ですが、20年間、災害というものが何もなくて、私は今ほっとしていると言われた。恐らく中川町長も今、台風の後、そんなに災害もなかったし、ほっとしておられると思います。  これから、橋も本当に怖い、ああいう雨が降ることによってすごいことになるということも、私たちも教えていただきましたので、どうか老朽化対策に向けてしっかりとやっていただきたいと思います。  次に、ハザードマップの件ですが、このハザードマップの中に、ため池というのは入っているんですか。入っていないですか。  ため池というのは、ほとんど江戸時代ぐらいにつくられたものでしょう。              〔「質問した」と呼ぶ者あり〕 55 ◯8番(伊東俊治君) あっ、違う。通告にないことを言いましたけども、そこのへんもしっかり見ていただきたいなと思います。そして、本当に自助、共助、もう一つ「じょ」がつきゃ、近所の人もしっかり守っていただきたいように思います。  このハザードマップ、私も実際、見ておりませんでした。この倉敷のニュースが出てハザードマップを見ましたら、やっぱり白岩川周辺に青く塗ってあったところがありました。気をつけなきゃいけないなと本当に思います。  釜石あたりでも、大人は逃げなくても、子どもたちは純粋にさっと逃げたけど、大川小学校では108名のうち74名も、指導のいかんによってそういう災害が起きるなということも思いますので、どうかしっかりとハザードマップも、今寺西議員さんが言われたように、もし改良するところがあれば、またしっかりと見ていただきたいと思います。  次に、五輪・パラリンピックの件ですけども、少しでもこういう世界レベルまで磨き上げた選手と触れ合うことによって、その人によってはものすごく響くと思います。また、交流をきっかけに異文化に興味を持ってもらうことも、いろいろなことに目を向けてもらえればありがたいなと思っております。  また、何度も障害者と接してきたことによって、障害への理解が深まるだけでなく、感謝され、頼られることが生徒にとって自信にもなりますので、どうか少しでもこういうパラリンピック教育等をしっかりとやっていただきたいと思います。  以上で終わります。         ────────────────────────             ◇  成  川  友  仁  君 56 ◯議長(松谷英真君) 4番 成川友仁君。              〔4番 成川友仁君 登壇〕 57 ◯4番(成川友仁君) 通告により、2件の質問をいたします。メディアでの上市紹介及びフォトロゲイニングの可能性についでです。  それでは、1つ目の質問、メディアでの上市町紹介につき、企画課・中村課長にお伺いします。  細田守監督の新作アニメーションやご当地グルメといった切り口で、雑誌やテレビ番組などでしばしば上市町が紹介されております。新聞、雑誌、テレビといったメディアでの扱いにおける近年の傾向はいかがでしょうか。  これらの雑誌掲載やテレビ番組登場は「パブリシティー」と呼ばれる形態でありまして、広告のような掲載料を支払うことはありません。そのため財務資料による把握は難しいと思われますが、自治体の存在感を大いに高める社会的な事実として注目に値します。  以前からの取り組みとしましては、地元の新聞紙上で上市町が話題になる場合、上市図書館が掲載された記事と見出しの取りまとめを行っております。一方で、地元紙以外のメディアの場合、閲覧や参照ができるような現物が手元にない可能性といった難しさ、困難を伴う場合もございます。  そこで、まずはわかる範囲で情報収集に努め、附属施設や外郭団体(図書館や観光協会など)、また企業、各種団体(商工会など)、さらには一般市民などの協力も仰いでこのパブリシティーの状況を把握したいと考えます。町の方針はいかがでしょうか。  2つ目の質問、フォトロゲイニングの可能性について、産業課の竹田課長にお伺いします。  町の宝を掘り起こし、体験することができるフォトロゲイニングは、今年で4回目を迎えて上市町の看板行事となりつつあります。この地図と写真を組み合わせた町めぐりの競技、いわゆるフォトロゲが持つ可能性をさらに追求するべく、大会の前・中・後という観点から伺います。すなわちフォトロゲイニング大会の開催前、そして開催当日(競技の最中)、そして開催後という切り口で取り組みの状況を問います。  質問の第1、まずはフォトロゲの開催前から行っている、大会を盛り上げるための試みを伺います。また、その取り組みにはどのような手応えが得られているでしょうか。  私が思うに、地図を片手に町をめぐる競技であることを踏まえて、町の全体像をあらかじめ伝える。そのような試みがあると一層望ましいと考えます。まずは当町上市の地形的な特徴、すなわち地勢、自然地理、ジオパークといった観点からお伝えすると。さらに、産業の特徴であるとか交通網の状況、ここ1、2年に起きた町の変化といった事柄、「人文地理」と呼ばれる要素を適宜加えてはいかがでしょうか。  個別のチェックポイントそのものを事前に詳しく紹介することはできないかわりに、町勢、町の姿を俯瞰する絶好の機会と考えますが、いかがでしょうか。  質問第2は、開催当日の工夫として従来から行っていること、今後さらに力を入れたい取り組みを伺います。  大会中は文字や映像による実況があると盛り上がるようです。しかし、選手やスタッフは競技に集中していて、現場の状況を伝える余裕がない場合もあります。実況にたけた参加者がいると心強いと考えますが、この点、いかがでしょうか。  過去には地元テレビ局の方々が選手として参加しており、参考になります。  質問第3、開催後の取り組みについて、従来からどのようなことを実施しているか伺います。  また、新たな試みとして、例えば「フォトロゲイニング上市まちのわ」の写真展を試みてはどうかといった声も聞いております。楽しい大会を振り返るとともに、次につながる前向きな試みについて可能性を伺います。  私の質問は以上です。 58 ◯議長(松谷英真君) 中村企画課長。             〔企画課長 中村政一君 登壇〕 59 ◯企画課長(中村政一君) 議員の、メディア対応に関するご質問にお答えいたします。  メディアでの扱いにおける近年の傾向につきましては、町出身である細田守監督の新作アニメーション映画「未来のミライ」が7月20日に全国公開されることに伴い、当町で取材された関連番組がNHKや民放番組で放映されたことや、昨年度、当町の眼目地内、広野新地内等で撮影されました木村大作監督の映画「散り椿」が今月28日に全国公開の予定となっております。この映画をご覧になった方々がロケ地めぐりなどにより当町を訪れていただくことで交流人口の拡大につながるものと期待しております。このほか、8月末には、全国規模の民放番組において、当町の飲食店が大々的に取り上げられたほか、県内民放番組においても町内飲食店の特色あるメニューなどが取り上げられたことが町の魅力発信につながっているものと考えております。  議員ご指摘のパブリシティーは、企業や商品などの内容を報道機関等にPRすることで、その内容が無料で報道や紹介されることと捉えており、この手法は費用対効果の面で町の魅力発信に大変有益な手段であると考えております。  しかしながら、町を介さず直接企業や店舗に取材が行われることもあり、こういった状況では、町が把握しづらいという課題もございます。  このパブリシティーの状況把握に関しましては、議員ご指摘のとおり、改めて商工会をはじめとする各種団体と協力し、情報収集や発信に努めたいと考えております。 60 ◯議長(松谷英真君) 竹田産業課長。             〔産業課長 竹田亮成君 登壇〕 61 ◯産業課長竹田亮成君) 議員ご質問の、フォトロゲイニングの可能性についてお答えいたします。  今年10月8日に開催する、第4回目を迎えるフォトロゲイニング上市まちのわ大会は、今年も400名余りの参加者を集め実施することになりました。  議員ご質問の、開催前から行っている取り組みとしては、イベントを応援してくれる仲間「スマイルサポーター」を募集し、協賛金をいただいた上でバッジなどを渡し、フォトロゲイニングの周知に努めるとともに、仲間の輪を広げています。また、商工会青年部や地域住民中心で構成している、上市まちのわ推進協議会の町民参画促進部会員の熱い思いにより、今年も前夜祭をカミール横の西中町商店街駐車場にて開催いたします。町特産品を味わえる店を配置し、フォトロゲイニング参加者と地域の協力者で、翌日の本大会への士気やフォトロゲイニングの認知度を高めることを目的に行いますので、ぜひ足をお運びください。  フォトロゲイニングのチェックポイントについては、観光地、史跡だけでなく、企業、商店、農産物施設等、町の特徴を知っていただくためのいろいろな要素を組み込み、新しいチェックポイントも複数箇所設置する予定であります。  次に、当日の取り組みとしては、これまでもSNSのフェイスブックを利用し、スタッフがエリアを回り、リアルタイムで大会の状況を発信しておりますが、今後、地元テレビ局等に実況も交えた取材を行うよう、積極的な要請活動に努めてまいります。  最後に、開催後については、スタッフ等から集めた写真をフェイスブック内のアルバムに掲載するほか、町ホームページでも報告書として当日の写真を掲載していきますが、議員ご提案の写真展についても、工夫して実施できないか検討してまいります。  町長が提案理由で申し上げたとおり、いわゆるジャパンシリーズに加盟した今大会も、参加者だけでなく、おもてなしを実施する町民が笑顔になれる大会づくりに取り組んでまいりますので、関係各位のご支援とご協力をお願い申し上げます。 62 ◯議長(松谷英真君) 4番 成川友仁君。 63 ◯4番(成川友仁君) ご丁寧な答弁、ありがとうございます。  メディアへの上市町紹介としては、おっしゃるとおり、アニメーション映画や実写映画のロケ地めぐりという観点で近ごろ大変注目されておる次第。また、観光名所に限らず、飲食店、また町の取り組みといったといった点についても、取材がさらに新たな取材を呼ぶと。雑誌で掲載されて、さらに別のメディアでそのような取材なり特集なりが波及していくということもありますので、ぜひそのような実績、情報を取りまとめいただきたく思います。  現状、町の図書館や観光案内所や商工会など情報が分散している。特に企業関連の新商品開発あるいはイベントの情報、記事など、商工会や企業関連のところにもあると思うんですけど、そういうものも町の特徴ですので、ぜひ一元的に把握できるようになるのが望ましいかなと思います。  今後もぜひ具体的な方策についても伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  2つ目のフォトロゲイニングの件ですけれども、スマイルサポーターや前夜祭をはじめ工夫をしておると。あと、チェックポイントについては、上市町の町の姿があらわれてくるようなお店であるとか企業、農産物施設なども含まれておると思うので、そういうものが町の特徴として蓄積できればなというふうに思った次第です。  あと、開催当日の事柄なんですけれども、テレビやメディアの取材があればいいのはもちろんですけれども、昨年たしかドローン、撮影もしていたように思うんですけれども、ドローンスクールがあるといった面も上市の特徴かと思います。また、そういったものを活用できる環境があると思うので、そういった新たな技術的な工夫というものをぜひ今後もご検討いただければと思います。  最後に、開催後の取り組み、写真展の一例ですけれども、インターネット、ソーシャルメディアについても選択肢はいろいろあると思いますので、どのような媒体といいますか、手法がいいのか、また研究いただければと思います。まだ1カ月ほど時間がありますので、ぜひご検討くださいませ。  私の質問は以上で終わります。  ありがとうございます。         ────────────────────────             ◇  伊  井  勇  治  君 64 ◯議長(松谷英真君) 3番 伊井勇治君。              〔3番 伊井勇治君 登壇〕 65 ◯3番(伊井勇治君) 質問に入る前に、今年の梅雨明けは例年より早く、空梅雨の状況であったと。1カ月以上も猛暑が続き、熱中症などの緊急搬送も多くあり、大変な夏であったかなというふうに思います。町民の皆様には、お見舞い申し上げる次第であります。  異常気象とも言える中で、幾つかの水のことでも障害も発生しております。自然災害と言えばそれまでなんですが、何らかの対策により防げるものであるとも考えますので、今後の取り組みや働きかけにより将来にわたって安心・安全な町民生活を送るため、通告内容に従い、一般質問いたします。  まず、1番目に、上市川第2ダムについてであります。  本年8月上旬、日で言いますと、8月1日から8月13日までにわたりまして、上市川沿岸土地改良区より取水制限の案内があったと。これがその制限の案内であります(実物を示す)。  内容は、夜8時から朝方4時まで通水を停止するというものであります。同改良区の水は、農業用水のほか防火のための用心水としても利用されています。これまで通水を停止することは、本線工事の際以外にはなかったということであります。  また、上市川にはもともと自然界で生息する川魚や放流されたアユなどもいます。生態系にも影響があるとも思われます。  先ほど堀田議員さんのほうで、しゅんせつに向けた話とかということもありましたので、そういう状況等につきましては、一部質問は割愛いたします。  そういう制限された時期において、富山県では、新ブランド米である「富富富」をはじめコシヒカリなど主要農産物を生産するため重要な水が不足するということは避けなければならない。  上市町として、関係団体と連携し、最大限に取り組むべきであります。今後の動きを含め、産業課長、よろしくお願いいたします。  続いて、2つ目でございます。2つ目の質問は、水は水でも厄介な水でございます。上市中央小学校の講堂でございます。  本年の6月定例会の総務教育常任委員会におきまして、上市中央小学校講堂の視察を行いました。それは、講堂の床がでこぼこ状態にあり、危険と判断し、一部使用禁止としてもらいました。  その後、私は、ある一級建築士の協力のもと、早川校長先生の立ち会いの中、原因を探るべく調査を実施してまいりました。実際にどうなっていたかといいますと、床下には水がたまり、かび臭く、シロアリによる腐食があったということでございます。  屋内スポーツができる多目的な施設である講堂でもあり、床材は木の板を張っています。木は湿気に弱いため、一般的には床下は通気性をよくしておく必要がありますが、ほとんど床下には空間がない状態でもありました。  この状況からして、床の全面張りかえが必要と思われますが、今後の対策や時期等の説明を教育委員会事務局長、よろしくお願いいたします。  3つ目、最後の質問でございます。水でも、生活に欠かせない上水道のことでございます。  まず、上水道の更新時期ということでご質問いたします。  去る7月に正印地内におきまして、水道管の破裂により町内管工事組合様によりまして応急処置がされたという現状があります。原因は劣化によるものなのか、別の原因なのか報告してください。  また、上水道布設以来、相当な年数が経過しており、そろそろ更新の時期と思われます。今後の更新に向けた時期を検討し、報告していただきたい。  2つ目の上水でございますが、基本料金のことについて問います。  更新にあわせ心配なのは基本料金の値上げであります。人口減少が続いている中、何とか料金を上げないで更新できないかが今後の課題であります。下水料金とも連動していることから慎重な計画が必要と思われます。今後の対応について、建設課長、よろしくお願いいたします。  以上3点、よろしくお願いいたします。 66 ◯議長(松谷英真君) 中川町長。              〔町長 中川行孝君 登壇〕 67 ◯町長(中川行孝君) 第2ダムの件について、私のほうから一言お話をさせていただきますが、水位等の問題については、きょう、堀田議員さんのご質問に具体的な数字をお示しして、お答えをしたとおりでございます。  ダムの目的として、農業用水を確保するという観点も一つの要素ではございますが、発電、それと治水という防災の観点も非常に大きなウエイトがございます。取水に対する時間制限をしたという経過は、過去にも私の記憶ではございました、大分前でございますが。  私は、農業用水を供給することを軽率に考えている立場ではございませんが、最後はやっぱり町民の皆さんの生命と財産を守るという大きな使命が最初に来るものだと考えております。  そういう中で、夏場に豊富な水を蓄えて必要量を供給するということはまことに理想ではございますが、万が一の大雨のときに、雨が降ったからすぐ、じゃ水を流すのかということは、これは非常に危険が伴います。  そういうことからすると、貯水をするという余力を蓄えることは、これは大切なことでございます。県のダム管理事務所でもそういうことを十分に念頭に置きながら水位の確保に努めておいでだと思います。  私どもも、伊東町長の時代から毎年第2ダムのしゅんせつについては申し入れをしております。これはカヌー競技場としての要素もございますので、県の教育委員会あるいは土木部のほうへ毎年申し入れをしております。それに県のほうもしっかりと応えていただいておりまして、29年度はしゅんせつをしておりませんが、28年度まで継続的に県のほうはしゅんせつをしていただいておるところでございます。これは実際どれだけしゅんせつしたかという数字もいただいておりますので、もし必要でしたら、また委員会等でお話をさせていただきます。  今回発生した取水制限の経験を生かして、県では本年10月より上市川ダム利水者連絡会なる組織を、近く発足させる予定でございます。その上で、今後も安定した水量を供給できるよう、町としても県と連携をとりながら積極的に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 68 ◯議長(松谷英真君) 永田建設課長。             〔建設課長 永田雄二君 登壇〕 69 ◯建設課長(永田雄二君) 議員ご質問の上水道についてお答えいたします。  上市町の水道事業は昭和45年に開始し、総管路延長約230キロメートルの配管により給水を行っております。  去る7月に発生しました正印地内での漏水につきましては、水道事業を開始した昭和45年に布設された塩化ビニール管であり、原因といたしましては、経年化による配水管の劣化であると考えられます。
     また、議員が述べられたとおり、総管路延長の約4割が昭和40年代から50年代に布設されているため、更新時期を迎えております。  現在、当町といたしましては、特に漏水が多発している管路より優先的に更新しており、今年度は老朽管対策として7路線、1,700メーターを更新する計画としております。  今後も引き続き、財政面とバランスをとりながら、給水人口、給水量、漏水発生状況等さまざまな角度から判断し、計画的に管路更新を図ってまいりたいと考えております。  2点目の水道料金につきましては、平成29年度に策定した上市町水道事業経営戦略において、平成33年度に検討し、平成34年度より水道料金の見直しを行う予定としております。  当町といたしましては、昭和59年度から34年もの間、料金の据え置きに努めてきたところでございますが、人口減少や節水型社会への移行により、今後の給水収益が伸びないことと管路更新費用を含めた維持管理費の増大、その他の財務状況、料金設定のあり方等を含めて検討したいと考えております。 70 ◯議長(松谷英真君) 小池教育委員会事務局長。           〔教育委員会事務局長 小池義弘君 登壇〕 71 ◯教育委員会事務局長(小池義弘君) 上市中央小学校の講堂についてお答えいたします。  上市中央小学校の講堂につきましては、平成28年2月に床の膨らみについて報告を受けたことから、同年4月に膨らみ部分の床の張りかえを行い、新たに講堂の床下両側に計10カ所の通気口を設置する修繕を行いました。  次いで、同年12月には、修繕箇所に再度膨らみが確認され、施工後間もなかったことから施工業者が修繕を実施しましたが、翌平成29年5月には、新たに修繕部分の周囲にも膨らみが出てきたため、施工業者と協議の上、同年8月に使用部材をより水分を吸収しにくい部材に変更し、施工し直しました。  しかしながら、平成30年3月に、さらに修繕部分の周囲の床が膨らんできたとの報告を受けたことから、現地を確認し、関係部署で協議した結果、原因解明が必要と判断し、本年6月の町議会定例会の総務教育常任委員会にお諮りし、現地を視察いただき、状況をご説明したものであります。  町としましては、以前に講堂の耐震工事等の実施設計に携わった設計会社とも協議したところ、原因は地中からの湿気が滞留したことによる下地合板の腐食、膨張によるものと判断し、床を全面改修することといたしました。  床の全面改修に当たっては相応の工事費が予想されることから、上市中央小学校グラウンドの整備を先送りし、平成30年度当初予算に計上しておりましたグラウンドの実施設計に係る予算を講堂の実施設計委託料に充てることとし、年度内には実施設計を終え、平成31年度当初予算に工事費を計上したいと考えております。工事期間につきましては、6カ月程度を見込んでいるところです。  なお、現場で確認されましたシロアリについては既に駆除しており、各通気口から確認できる範囲では、現在のところ、その他の腐食被害は認められておりません。また、現状で凹凸が見られる部分につきましては、体育の授業や学校開放等での使用を禁止し、事故の防止に努めております。 72 ◯議長(松谷英真君) 3番 伊井勇治君。 73 ◯3番(伊井勇治君) 回答、ありがとうございました。ましてや、第2ダムに関して、町長自らご回答いただき、本当にありがとうございます。  先ほど町長が言われましたように、やはり防災面におけるダムが優先されるということであります。たまたま今年は降雨がなく、必要なときに使える水が少なかったということでありますので、そうであれば、管理面も含めまして、関係団体と水の取り方というものを検討していく必要があるのかなというふうに思いますので、また関係団体と連携をしていきたいなというふうに思います。  2つ目に、上水道につきまして、永田課長、ありがとうございました。  全国的にこのインフラ、特に上水、老朽化が目立ってきておりまして、やはりこれを一発で更新するには相当な金額もかかりますし、交通渋滞を含めていろんな面でなかなか前へ進まないというのが実態だろうと思います。  先ほど課長が言われましたように、少しずつやっていくということにはもちろん賛成でもありますし、幹線が優先なのか枝線が優先なのか、その辺も検討していただいて、やはり一つバルブが直ると、圧送ですから古いところはなお傷むということもありますので、その辺を重々検討されて更新していっていただきたいなというふうに思います。  また、料金に関してですが、先ほど来、空き家のことやらいろんなことで質問をしておる議員もいます。やはり一人で暮らしている、特に奥さんが亡くなられて旦那さん一人が家にいて、もうほとんどうちの水は使わんぞと。炊事、洗濯はせんしということになると、一律、例えば10トン、10立米ですね、の水道基本料金の体系がいいのか、段階といいますか、ランクを設けて、5トン、10トン、20トンとかそういうランク分けというようなものも含めて料金改定に向けた検討も必要でなかろうかというふうに思います。また、その辺のほうも含めて検討をお願いしたいというふうに思います。  最後に、上市中央小学校の件でございますが、何度か補修をしたり繰り返していましたが、やはり正直であって、木が膨張してでこぼこになったということであります。一部のことでありますが、全体を使用することを考えると、全面やりかえというものはぜひお願いしたいなというふうに思います。  今年冒頭の予算案ではグラウンド整備に設計費として回すということで進めておった結果がこういう結果になったということなんですが、上市中央小学校のグラウンドは相当水はけも悪く、悪いということは、雨水がすぐさま下流へ流れ出る。先ほどの防災面においても、あの辺は用水・排水兼用の水路でございます。雨水排水対策が、前回の質問でもしましたが、遅れておる状況であって、農業優先の用水として言われればそれまでなんですが、やはり依然として切実に排水路として使われている。そこへ学校グラウンドの雨水がすぐ流れ込む。そういった、何といいますか、公共施設における雨水対策はぜひ優先して進めんにゃあかんがでないかなと。  ですから、後回しということなんですが、この辺はやはりずっと後回しということではなく、近いうちにはまた復活していただいて、検討していただきたいと。地元の方もやはり期待をしておられますので、ぜひその辺、よろしくお願いいたします。  私からの質問は以上といたします。  ありがとうございました。         ────────────────────────             ◇  碓  井  憲  夫  君 74 ◯議長(松谷英真君) 10番 碓井憲夫君。              〔10番 碓井憲夫君 登壇〕 75 ◯10番(碓井憲夫君) 通告に従いまして、若者の移住促進体制について質問をいたします。  大学への進学を境に、上市町で生まれ育った多くの若者が町を離れ、都会へ旅立ちます。卒業後も都会で就職、上市に帰らない若者も少なくありません。県内企業に就職しても、県外の事業所に配属され、上市町を離れる若者もあります。  こうした一方で、都会で生活する若者の中に、生き方と幸せを考え、都会を離れ環境のよい地方で生活をしたい、子育ては田舎で行いたいという若者が増えています。地方で農業をやりたい、地方で環境産業をやりたい、地方に事務所を移動したいという若者が存在しております。  国も都会の一極集中を避けるために、若者が地方へ向かうことを促進し、財政的な支援も行っております。2016年の富山県の移住相談は全国第4位、565人に上っております。2008年から2016年の間に、3,115人が都会から富山県に移住している報告もあります。  つい最近も耳にした話ですけど、上市町にゆかりのある若者で、都会で事業を行っている若者が地方へその支店を移動したい。こうしたことでネットで調べたけれども、残念ながら上市は選択されなかったようです。  県内でも進んでいるところは、地元で空き家を借りて、イタリアレストランを開業したと。地元の農業法人に就職して、農業経営の独立を目指している若者。都会から移住して、地元の若者と結婚して定住されたなど、うらやむ話が多くあります。  都会から来ていただいた若者が人口増にどれだけつながるのか、果たして期待できるのかという疑問の声もあります。しかし、都会の若者は、全国の若者の文化を吸収しております。問題意識や生き方を求めております。都会から移住していただく若者は、地域の活性化につながることは間違いないと思います。  世界のスイスに並ぶ景観を持つ上市町、緑と水が豊か、肥沃な土壌を持つ上市町は農業に最適です。上市町は若者用の白萩住宅をつくり、都会から若者を誘引するなど、独自な取り組みは評価されております。先だっても都会から来た若者に聞いたら、上市町はすごく住みやすいと。ちょうどいい田舎だ。あまり不便がない。病院もあり、買い物もできる。静かで眺めもいいと、このような意見をお聞きしました。  都会から若者の移住を促進するために、さらに足を踏み出していただきたい。そのために担当職員をさらに増員して、せめて1名増員していただきたい。また、良質な空き家があちこちにあります。眠っております。これを町が借り受けて、都会からの移住希望者に紹介をしていただきたい。この2点を質問いたします。 76 ◯議長(松谷英真君) 中川町長。              〔町長 中川行孝君 登壇〕 77 ◯町長(中川行孝君) 碓井議員さんの若者の移住・定住対策に関する熱意、毎回聞かせていただいております。本当にありがとうございます。  まず、この移住・定住体制を確立するために担当職員の増員というお話でございますが、これは非常に役場全体の事業量ということを考慮いたしますと、この場でそのような方向でという回答をすることは困難と考えております。いろんな部署でいろんな仕事が増えてくる中で、全体的に事務量のバランスというものを考えながら、今後また検討をさせていただきたいと思います。  議員さんのおっしゃいました言葉の中で、「良質な空き家」という言葉の定義でございますね。これは一人一人その尺度が違うということが一つあります。私どもは、空き家対策の問題を議論したときに、ある不動産関係の方でございましたが、現在都会でしている生活レベルは落としたくないと。例えばトイレは、当然のことながら水洗になっておらんにゃあかんと。部屋の気密がそれなりに確保されておるというような現在の生活水準を落としたくないというのが大半だそうです。中には、古民家で生活をという方もおいででございますが、それは極めて少ない数になるというふうに聞いております。  議員さんからご指摘をいただきました件については、県内でも県外でも非常に積極的に取り組んでいる市町村がございます。例えば地域おこし協力隊も数多く受け入れている市町村が県内外にございますが、あるところでは合計四十数名の方を受け入れたけども、最終的に3年たって残ったのは5人に満たなかったという話も聞いております。来る人はどんどん来てくださいと。地域おこし協力隊として受け入れますよということで受け入れたけども、3年たったら5人残ってくれなかったという話も聞いております。  そういうことで、現在町も協力隊の方の面接を1人予定はしておりますが、最後どうなるか、まだ結果が出ておりません。  空き家の有効活用として、町が借り受けて移住者にお貸しするという方法もご提案いただきましたが、基本的には私どもは、所有者と使う方との間の橋渡しをさせていただくと。話がまとまれば、例えば家賃補助ですとか、あるいは住宅の改善費の補助というものを検討する余地があるかなというふうに考えております。  個人の所有物である住宅を町が改造してお貸しするというのも一つの方法かもしれませんが、際限のない改造になるかもしれませんので、ここらあたりは非常に際どいところでございます。  入居される方が、借りられる方が改造される。それに対して当然一定の限度額を設ける必要はございますが、住宅改善費の補助を出すという方法も一つの方法かなというふうに考えております。  ここらあたりは引き続き新年度予算編成の作業の中で検討させていただきたいと思います。ひとつよろしくお願いいたします。 78 ◯議長(松谷英真君) 10番 碓井憲夫君。 79 ◯10番(碓井憲夫君) 今年は私ら、議会でこの先進地へ視察に行ってまいりました。やはり進んでいるところはすごく積極的でリスクを恐れないと。今ほど40人来て4人しか残らなかったという話もありましたけれども、確かにそういうところもあると思いますね。  ただ、逆に言ったら、この40人は国が3年間、月20万ほど役場の初任者給与のようなものを保証してくれるわけですからね。たとえ4人しか残らなくても、その40人が3年間、上市でいろんなことをやってくれると。それは大きな成果だと思うんです。しかも、4人しか残らなかったという言い方もできますけども、4人も残ったという言い方もできるんですよ。これは、都会からやる気のある人4人が残るということは大事なことだと思います。  そういう点で、何といいますか、私は、朝日町はすごく……。富山県でよく頑張っているのは朝日町、南砺市、氷見市ですね。朝日町は地域振興課に10人置いているんですね、体制、人口移住に。10人もいる。そんなにと聞いたら、いや役場の職員は4人だと。6人は地域おこし協力隊の人にやってもらっていて、10人いるんですね。それでもう賑やかに若い人がやっていて、イノシシ問題やらいろんな問題に取り組んでいるんですね。だから、これは、よく新聞にも出されていますけど、相当なやっぱり意気込みがありますよね。  それで、南砺市に聞いたら、地域おこし協力隊の人がどんなところに住みたいかと。移住相談に来られたら、あちこち紹介して、いやいいなと思ったところを町が借りて、場合によっては下水道から直して、そのかわり家賃は、その直してもらった人に、無料にしてくれということまで踏み込んでやっているんですね。だから、相当な気持ちがないと、これは前進しないですね。  今年、小矢部で羽咋市から……。羽咋市は20人の若者が地域おこし協力隊で残っているんです。みんな農業でやっておりますね。もうあそこは農協と一体となって農業生産を地域おこし協力隊の方たちと協力してやっております。  これは産業振興、議会でもおととしかな、行ってまいりました。非常に積極的におもしろいことをやっておりますね。今その延長で道の駅も多分できたと思います。  そういう点で、きょうはここで結論を出してくれというのはちょっと無理だと思いますので、ひとつまた今後いろいろ前向きな検討をしていただきたいということで、きょうの質問を終わります。  最後に、今度、産業振興でも、またこうしたことで視察に行く準備もしております。私らは視察して、いかったなと言うだけでちゃ、終わってはちょっと申しわけないので、こういう質問もしておるわけです。 80 ◯議長(松谷英真君) ここで10分間休憩いたします。                               (午後 2時09分)         ────────────────────────                               (午後 2時20分) 81 ◯議長(松谷英真君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ────────────────────────             ◇  酒  井  恒  雄  君 82 ◯議長(松谷英真君) 11番 酒井恒雄君。              〔11番 酒井恒雄君 登壇〕 83 ◯11番(酒井恒雄君) 皆さん、本当にお疲れさまでございます。  いよいよ平成30年9月議会最後の質問者となりました。私は定番となっておりますので。しかしながら、多岐にわたって質問項目がありますので、ひとつよろしくお願いします。  それでは、質問に入ります。  まず、1番目、一般介護予防事業についてであります。  上市町地域包括支援センターが取り組んでいる介護予防で健康長寿、心と体を若返らせる健康体操です。要するに、ゆるスクワット運動ということでありまして、上市町は、わきあいあい体操、運動が椅子一つあれば、いつ誰もが、どこでもできる体操で、アピアスポーツクラブの監修のもと、介護の世話にならないよう体力をつけ、幾つになっても元気でいきいきとした生活を送るために、既にまちなか交流プラザ(カミール)で毎週金曜日に実践されていますが、介護予防事業開始以来、当町は3年目になりますが、取り組み成果、町民の健康志向の意識はどのように変化されてきたのか。また、介護予防体操推進のために、公共施設、つるぎふれあい館、特に通いの場として地域の公民館、地域サロン等に普及されておりますが、町全体で幾つの介護予防教室が実施されているのか。65歳以上の男女の参加比率、合わせてどれぐらいの方々が参加され、他の市町村と当町の参加比率対比をお聞きいたします。  また、住民通いの場として、各校区地区公民館でふれあいサロン、わきあいあい体操に取り組んでいる地域の方々から、マシンを使った筋肉トレーニング、インストラクター配備の要望が多く、地域活動の支援策として専門職委託・派遣ができないか。また、会場によって、講師シナプソロジー普及促進会、インストラクターと健康運動指導士、配属をしている違いは運営費用なのかどうなのかお聞きいたします。また、4コースの運営の支援、入浴の見守りや介助の手助けを行う介護予防サポーターは現在当町では何名の方がおいでになっているのか求めます。  次に、地域活動の支援策として、集いの場づくり支援モデル事業として、1番目、自主的に集いの場を運営する団体への補助金、2番目、年20回以上わきあいあい体操を実施している団体、3番目には、わきあいあい体操を実施するためにDVDプレーヤー等の備品貸し出し、また、いきいき体操を1年間通して皆勤のグループ(成果の向上した団体)に、報奨金制度の確立、表彰状が送れないか。  また、第7次上市町高齢者福祉計画に盛り込んでありますが、高齢者が人として尊重され、健康で生きがいを持ちながら住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けるために、自分の健康は自分で守る観点から提案したいと思います。椅子に座って行う運動も大事ですが、立って筋トレ、いきいき体操ができるように体操を考案していただき、公民館、学校の運動会など行事に参加し、介護予防体操に取り組んでいる成果を発表し、元気な姿が児童、住民方々の起爆剤になればと考えております。  また、要望しますが、平成29年度に完成した上市町わきあいあい体操家庭版としてA3サイズを新たに配布できないか、広報8月号に図柄で説明してありますが、地区公民館等に行けない方々から、部屋に張りつけすることで気軽に向き合って体操をしたいという声が私に寄せられておりますので、ぜひ発行していただきたいと思っております。  参考までに申し上げますと、立山町は、Net3では毎日、まめまめ体操が放送されております。  以上、高慶福祉課長に求めます。  次に、2番目として、学校の安全対策について伺います。  6月26日、奥田交番の襲撃事件、刃物で警察官殺害、拳銃で警備員に発砲、2人の尊い命が失われ、前代未聞の事件が発生しました。この事件を教訓のため、学校の安全対策マニュアルについてお聞きいたします。  不審者が校舎内に入ったときの問責、危険を感じ通報、警備保障、警察署等の連携マニュアルは周知徹底されているのか。また、各学校に監視カメラが設置されておりますが、特に校舎内一角にありますプールサイドが死角になっているので増設をできないか。これについては、私どもは南加積小学校についても、やはり9時以降、暑いものですから無断でプールに入っている子どもが3人ぐらいいたので、私は補導した経緯もあります。そういった観点から、死角になっているプールにぜひ監視カメラを設置していただきたい、そういう思いでございます。  学校の構造によって職員室等、死角になっている学校正面玄関に応対、モニターつきインターホン設置できないものか。また、最悪のときに、犯人撃退法としても相手から身を守るためにさすまたが配備されていますが、応用技術訓練は、どこで専門家、技術指導者を招いてか、学校でか署か、どのように訓練、取り組みなされているのか。異常発生を知らせる校内放送は万全か。これには教職員の暗号化が周知徹底されているかお伺いいたします。そしてまた、AEDの訓練の取り組み状況もお聞きいたします。  最後に、起きてはならない凶悪事件、今後ないとは言えませんが、教員、児童生徒らの身を守るためにも撃退法として、シールドヘルメット、盾、さすまた等、用具を列記しましたが、中でも教員の要望が多いネットランチャー、さすまた、催涙スプレーを追加導入配備することができないか伺います。注意として、私は、さすまた一つの器具では力負けするもので、複数で対応しなければだめだということで、藤縄教育長に伺います。  次に、愛知県豊田市で小学校1年生、校外学習中、熱中症で死亡。今年は異常気象ともいえ、35度以上になると予測された場合、小中学校での屋外活動、部活動も含みますが、また水泳は夢中になって泳いだりして多量の汗をかき、プールサイドが暑く熱中症になるリスクが高く、このことから気象庁が今年の暑さについて、命に危険を及ぼすレベルで災害ということでコメントしております。熱中症対策、学校によっては熱中アラーム使用で対応する等、教育委員会としてはどのように制限、指導されてきたのか藤縄教育長に伺います。  次に、災害対策についてでございますけれども、ここ数年の間、日本各地で災害による甚大な被害が発生しておりますが、先日までの記録的な酷暑も峠を越えて静かに秋を迎える矢先ですが、8月31日、県内は大雨となり、呉西、そしてまた高岡市と氷見市には避難勧告、当町では24時間降水量が124.5ミリ、まさに地球環境も変わってきたと思っております。また、さきの7月の豪雨には河川、大岩川、白岩川、上市川等警戒水域に達し、避難勧告が発令され、18人のお方が公民館等に避難されるなど、改めて災害はいつ、どこで、場所、時間を問わず、四季を選ばず、さまざまな形であらわれてきます。  そこで、想定外、川の氾濫災害も考え、危険性が最も高い上市川左岸地区の住民に避難していただくために、南加積地区は川より高台にあるために、水害に強い安全圏に当たります。そして、このような観点から、公共施設等に移動・避難すればどうかということを考えておる次第でございます。マニュアルを再検討されてはいかがか。  また、当町には外国人が平成30年2月現在249名となっており、災害時、避難とか場所の対策など、外国人多言語対応が求められておりますが、このことに対しても、私は要望しておきます。  次に、公共施設の安全対策について伺います。  さすまたは公共施設に配備されており、撃退には複数で行動しなければ力負けのため、最低でも2基が必要と考えます。さすまた、AED、訓練の実践はどのように実施されているのか。抑止力を高めるために、盾、さすまた、催涙スプレーを、集合する公共施設にも追加が考えられないか。さすまたは、公共施設に全て配備されているのか、中村総務課長に伺います。  5番目といたしまして、一般家庭、ブロック塀の町補助金創設について。  寺西議員がおっしゃっていましたけども、私はこの質問だけを読みます。そういったことで、答えは要りません。  先般、大阪府北部地震により、学校のブロック塀倒壊により女児が亡くなり、高さ基準、老朽化、劣化等大きく報道されましたが、当学校には該当・違法がないとの報告があり、問題点がありませんが、危険の場を考え、事前に2校の学校が環境整備されており、安堵しております。  この事例教訓を生かし、町は、ブロック塀の安全の確認を促すために回覧啓発をされ町民に理解を求め、町全体、通学路を含め民間の御影石のブロック塀がたくさんあり、特に御影石、原石がもろく、筋金なしで強度もなく不適合と考え、今後のあらゆる防災面から見て危険度が高く、安全・安心のまちづくりを目指し、ブロック塀の改修素材費用の一部、町補助金を創設できないかということで、改修の費用などは一部減免措置ができないことか求めましたが、寺西さんの質問にありましたように。  そういったことはまずいいといたしまして、参考までに申しますと、南加積地区の危険通学路には児童、PTA、土木、先生、警察官、防犯パトロール隊等が巡回しましたが、新たにマップを平成30年7月20日に作成しました。通学の危険箇所は、ブロック塀が15カ所、用水路が3カ所、歩道が5カ所あります、参考にまで申し上げましたけれども。  そして、一応県といたしましても、この前新聞に出ていましたけど、ブロック塀の倒壊には、一般住宅での撤去や補助費用を無利子で融資する制度、県単補助制度の県住みよい家づくり資金融資のメニューを拡充すると報道されました。大変ありがたく受けとめておりますが、この件に対しても、防災についても、安全・安心のまちづくりを目指すために、これを機会にぜひ町としても、県に右へ倣えで少しでも補助金を出していただきますように、私からも要望しておきます。  それと、最後になりますけれども、トリックアートスタジオについてお伺いいたします。  上市町には観光名所が数多くある中で絶景スポットが点在しておりますが、中でも当町のシンボル「剱岳」、険しい岩山は「岩の殿堂」とも呼ばれ、多くの登山者の憧れとなっております。このように、四季その姿を変える一期一会の剱岳であり、また馬場島エリアには自然の息吹を感じながらタテヤマスギ、巨木に出会い、触れ合う等、まさに「剱を仰ぐきらめきのまち」です。  多くの観光資源が存在する中で、町民も多くの観光客も、来町者の方々に、天候不順で目的地を断念する方々のためにも、実は私は、兵庫県朝来市に行ってまいりました。竹田城跡、「天空の城」に行く予定していましたが、私は体が、ちょっと都合で断念しましたが、幸い道の駅にトリックアートスタジオがあり、現地同様、記念撮影することができ、町といたしましても、このような観点から、休止中の山岳博物館にトリックアート体験記念撮影ができる場として整備を考えられないか。  いずれにいたしても、場所を考え、試行錯誤して条件が整えばかなえていただきたい。また、11月3日から5日にかけてねんりんピックも開催されることであり、多くの来町者が訪れる場でありますけれども、今は間に合わないけども、ぜひトリックアートスタジオを整備していただきたいと私からもひとつお願いを申し上げて、私の質問を閉じさせていただきます。
     よろしくお願いします。 84 ◯議長(松谷英真君) 藤縄教育長。              〔教育長 藤縄太郎君 登壇〕 85 ◯教育長(藤縄太郎君) 学校の安全対策についてお答えをいたします。  初めに、不審者対応につきましては、各校の学校安全・危機管理計画において不審者への対応マニュアルを策定し、教職員への周知徹底を図っております。また、このマニュアルに基づき、警察と連携し、不審者が侵入した際の避難訓練や、近隣に不審者が出没した際の児童の保護者への引き渡し訓練を実施しています。さらに、児童生徒には危険箇所を明示したマップで注意を喚起するとともに、通学途中にあるこども110番の家の場所を知らせ、万が一のときの危険回避・対処方法の意識づけを行っております。  小中学校への防犯カメラの設置については、学校からの要望と警察署の助言を受けて設置箇所を決定し、昨年度に小中学校全校での設置が完了しております。なお、防犯カメラの増設、モニターつきインターホンの設置につきましては、その必要度も考慮し、検討してまいりたいと考えております。  また、今般の奥田小学校での事件発生を受け、さすまたを有効に使用するための実践的な訓練を、警察など防犯関係者の協力を得ながら各校で実施するよう促すとともに、各校から最も配備要望が多く出たさすまたと催涙スプレーにつきまして、各校の配備数がさすまた4本、催涙スプレーが2缶となるように既に追加配備を手配したところであります。  次に、異常事態発生時の校内放送につきましては、不審者の侵入に対し混乱なく迅速に避難を行えるよう暗号での放送を推奨しており、AEDの取り扱いにつきましては、講習会へ定期的に参加するよう各校に周知徹底を図っております。  次に、熱中症対策につきましては、各小中学校に熱中症計を配布し、活動の可否の判断材料にするとともに、小学校プールにおいては、プール槽へ新たな水を十分に補水することにより水温上昇を防ぐほか、プールサイド等への散水やマット等の設置、テント等による日よけなどの対策を講じることにより、プール使用時の児童の安全確保に努めたところであります。  なお、夏季休業期間中における行事や中学校の部活動では、適宜休憩をとること、小まめな水分補給を促すなどの対策をとってまいりましたが、2学期に入ってまだまだ暑い日も続く中、運動会等の開催も予定されていることから、今後とも児童生徒の体調管理に万全を期してまいります。 86 ◯議長(松谷英真君) 中村総務課長。             〔総務課長 中村政一君 登壇〕 87 ◯総務課長(中村政一君) それでは、マニュアルの再検討についてのご質問にお答えいたします。  上市川左岸の地区住民の避難場所に関する質問でございますが、議員もご存じのとおり、上市川左岸は上市地区、音杉地区、宮川地区など上市町の大半を占める地区が集合しておりますが、現在のところ、これらの地区で洪水浸水想定区域は、宮川地区の一部となっております。  上市町の指定緊急避難場所は大半が洪水浸水想定区域外に存在しており、当該地区の住民が指定緊急避難場所へ移動する距離は、南加積地区の公共施設へ移動するよりも当然短く、またこれらの住民が南加積地区まで移動するには、氾濫する河川上の橋梁を渡る必要があることから、橋の決壊といった非常に高い危険を伴うものであると認識しております。  このことから、上市川左岸の地区住民の避難場所として、南加積地区の公共施設等に移動するマニュアルの検討は、現在のところ、考えておりません。  なお、先ほど寺西議員のご質問でもお答えさせていただきましたが、県の洪水浸水想定区域の見直しによって浸水エリアの拡大が想定されておりますので、そのときは関連するマニュアルの見直しを行いたいと考えております。  続きまして、AED及びさすまた訓練の取り組みについてお答えをいたします。  AEDは現在、役場庁舎をはじめ各小中学校、各地区公民館など、町の公共施設31カ所に設置されております。メーカーサポートが終了する今年5月末までに最新機種に更新し、6月には各施設職員を対象とした機器操作及び心肺蘇生法などの講習会を実施したところでございます。  さすまたにつきましては、今年3月に発生した金沢市役所での刺傷事件を受けて、即刻役場庁舎に配備したところでございます。  議員ご指摘のとおり、さすまたのみでは暴漢者への対策にならないと考えていることから、さすまたと組み合わせることで暴漢者捕獲に成果を得ると想定される催涙スプレーを搭載した防盾を配備する補正予算を今議会に上程しており、防盾配備後には、上市警察署などの協力により、さすまたと防盾を使用した訓練を実施する予定としております。  なお、現在全ての公共施設にさすまた及び防盾は配備してございませんが、施設所管部局にその必要性を確認させ、配備数の追加を検討したいと考えております。 88 ◯議長(松谷英真君) 高慶福祉課長。             〔福祉課長 高慶 孝君 登壇〕 89 ◯福祉課長(高慶 孝君) 一般介護予防事業についてお答えいたします。  介護予防事業は、平成18年に地域包括支援センターが設置されて以来、継続して実施しております。開催会場は、毎週金曜日に実施しているカミール会場のほか、校区公民館、カーブス、ウエルネス、松乃湯等11会場で実施しております。このうち校区公民館では、本年度から3カ所増設して実施しております。  参加者数については、平成29年度の実績で、延べ123回で4,155人の参加があり、男女の参加比率は1対9であり、ほとんどが女性参加者であることから、男性参加者の増加が今後の課題と考えております。他市町村との比較は、人口規模や高齢者数、事業実施の方法が違いますので単純には比較はできませんが、実数では、他町より多くの皆様の参加をいただいております。  ご質問の介護予防教室の効果につきましては、主観的健康感や体調の変化等、参加者にアンケート調査を行い、状況把握に努めております。参加者からは、体調がよくなったという意見が約60%、体調維持が約40%。転びにくくなった、生活にハリができた、膝の具合がよくなった、脚力がついた等という声を多数聞いております。  介護予防効果については、一つの指標と考えている介護保険認定率がありますが、平成30年7月現在、中新川郡全体では17.65%であり、立山町17.89%、舟橋村21.48%、上市町16.7%と2町1村で一番低く、県下でも低い認定率を維持しており、介護予防教室の効果が一定程度示されていると考えております。  次に、各地区で行われているサロン等の介護予防教室に対するインストラクター等、講師の配置、介護予防サポーターについてお答えいたします。  講師については、各地区で実施されるサロンの目的に応じて、地域の皆様の意見をもとに、その趣旨に合う健康運動指導士、介護予防運動指導員や作業療法士、歯科衛生士など専門の指導員を派遣しております。また、予防教室の開催においては、現在9人の介護予防サポーターをお願いし、参加者の見守りや会場準備のお手伝いをいただいております。  次に、一般介護予防事業において、地域で行われている通いの場、自主的な介護予防教室を行う皆様に奨励金や必要品の補助をしてはどうかとのご提案がありましたが、この事業は、実質的には今年度より始まったばかりで、今現在、各地の、個人や団体で行われている茶話会やカラオケ会、各種のサロンにお邪魔して事業参加を呼びかけている段階でございます。今後に向けてどのような支援が必要なのか、実際に参加者と相談しながら検討していきたいと思っております。  現在、通いの場で実施していただくため、昨年度に完成したわきあいあい体操の普及に努めておりますが、DVDの配布やウエイトなどの必要物品については相談に応じて対応いたしております。わきあいあい体操については現在、ケーブルテレビNet3で第3週または4週に放送しておりますが、さらに立位バージョーンも含めたA3サイズのパンフレットを作成中であります。完成しましたら配布し、ご利用をお願いしたいと考えております。  わきあいあい体操については、地域で介護予防の中心になって活動いただける方を対象に、この体操の効果を確認いただくための研修会を実施したいと考えております。多くの方に参加いただくことで、さらに介護予防活動を推進していきたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。 90 ◯議長(松谷英真君) 竹田産業課長。             〔産業課長 竹田亮成君 登壇〕 91 ◯産業課長竹田亮成君) 議員ご質問のトリックアートスタジオについてお答えいたします。  トリックアートは、家族、友達などあらゆる層に向けたイベントとして盛り上がることができる上に、カメラつき携帯電話の普及により、その場でのSNS発信により口コミ拡散も大いに期待できることから、観光客の入り込みを増やすツールとして大変興味深いものと考えております。  議員ご提案の、山岳博物館でのトリックアート整備については、専門の芸術家へ依頼してのアート制作費や博物館内部の改装費など相応の経費が見込まれることから、今後調査研究してまいりたいと考えております。 92 ◯議長(松谷英真君) 11番 酒井恒雄君。 93 ◯11番(酒井恒雄君) 皆さん、大変申しわけありませんけど、私はやっぱり抜けておるところで、水不足対応ということで、本席をかりて1つさせていただきます。  永田建設課長、水不足対応について。  本年は記録的な猛暑日となり、降雨が25日間もなく、以前から水不足を危惧しており、上市川ダムの水位が低下し配水供給制限が、先ほど伊井議員からもおっしゃいましたけども、8月1日から8月13日まで、夜20時から翌朝4時まで用水路に流さないと上市川沿岸土地改良区から通告があり、8月16日、一時的にも雨が降り、通常通水されましたが、高温と水不足で秋の収穫作物、水稲、園芸作物への影響、被害、額を大変危惧しております。  過去、平成6年にも同じ事例があったと聞いていますが、そこでお聞きいたしますが、田畑、作物等に少しでも水を供給するために町管理の融雪装置を稼働した町内は何カ所で、水量はどのぐらい供給されたのか。また、ランニングコスト費用は、誰がどのように負荷になるのかお聞きいたします。  そして、今後、県・町管理の融雪装置を稼働させることが考えられ、現在町には何カ所装置が水路まで整備されているのか。そして、新規の工法は水路に水が流れる仕組みになっておりますが、用水路まで整備できないか。ほかの市町村でも稼働されているのか、永田建設課長に求めます。  次に、再質問をさせていただきます。  9月1日、全国「防災の日」ということでありましたけれども、この日は北陸地方も激しい雨量となり、冠水、床下浸水も発生、11市町村にも土砂災害情報が出ました。  このような状況でありますが、防災の啓発活動、運動を呼びかけることが大切だと思います。防災の日に町民に、あしたに生かす教訓を何かされたのか、中村総務課長に求めます。  やはり、きのうも北海道で地震がありました。そしてまた、台風21号。そしてまた愛媛、広島、岡山と甚大な被害が出ていました。そういったことを、防災の日ではありませんけど、1日は防災の日でございますけれども、そういった前後の厳しい状況があることについて、何か町民にやっぱり啓発しなければ私はいけないと思うんです。その点、町民に、あしたに生かす教訓ということからして訴えましたけども、何かあればお知らせ願います。  そして竹田課長、町は、先ほど私、トリックアートの件を申し上げましたけれども、山岳博物館は休止になっておるがですね。そこで、いろんなお金がかかるというコメントが出ました。  それなら私は、どこも場所は同じですけども、一番手っ取り早いのは、JAアルプスの農協。観光案内所のある近くが、みんなあいておるがですね、そこへ。希少な観光資源がありながら、もったいない心で、民間の西田美術館でも、ちょうど美術館の上に上がると剱岳や天狗平が広く見えるがですね。そこの一角に町も支援しながら、そしてまた西田美術館の来場者を増やすということからしてトリックアートができないか、その働きかけができないかということを言いたいのと、もう一点は、今ほど言った、ある意味、JAアルプスですね。観光案内所を確保しながら、ひとつ観光案内所をワイドにしながら、そこの一角にできないかという2点を申し上げましたけども、民間の力もかりる必要があると思いますので、ひとつ、この2点、再質問。そしてまた、1点目の水不足の対応について、永田建設課長、お願いいたします。  以上です。 94 ◯議長(松谷英真君) 永田建設課長。             〔建設課長 永田雄二君 登壇〕 95 ◯建設課長(永田雄二君) 議員ご質問の、夏場の水不足に伴う消雪井戸用水の利用についてお答えいたします。  上市町管理の消雪井戸では、2カ所の用水利用可能箇所がございます。その井戸は設置当初から、協議により、夏場は用水用として町内会が費用を負担し、冬場は消雪用として上市町が負担する形で設置しております。近年は冬場のみの利用でしたが、本年度はその2つの消雪井戸について夏場の利用の協議を行い、利用町内会が全額を負担し、今回の水不足に対応しております。  なお、今回の利用水量につきましては、950立米の使用となっております。  以上でございます。 96 ◯議長(松谷英真君) 中村総務課長。 97 ◯総務課長(中村政一君) 再質問にお答えさせていただきます。  9月1日の「防災の日」の取り組みについてでございますが、9月1日に限定した啓発は行っておりませんが、9月は防災月間であることから、今回の広報かみいち9月号に、見開きによる2ページの特集記事を掲載したほか、自主防災会の研修会へ担当職員を講師として派遣することで町民に対する防災の啓発を行っているところでございます。 98 ◯議長(松谷英真君) 竹田産業課長。 99 ◯産業課長竹田亮成君) 再質問についてお答えいたします。  町で不可能なら民間企業にというような内容でございました。  西田美術館におきましては、常設展のほか年5回程度の企画展を実施されておりますが、館のコンセプトにトリックアートが沿うものかどうか、まずは確認が必要と思われます。また、上市駅構内での設置についても、建物所有者でありますアルプス農業協同組合等、関係機関との協議が必要であると考えております。 100 ◯議長(松谷英真君) 11番 酒井恒雄君。 101 ◯11番(酒井恒雄君) 全てお答え、ありがとうございました。  いよいよ上市町も、やっぱり介護予防ということで介護の費用も、負担金が大きいんでございまして、皆さんに、介護の予防といえばいいか、抑制していただくために、それぞれ知恵を絞って、わきあいあい体操とかいろんなことをやっておりますけれども、それなりの今スタートしたばっかりでございますけど、そして組織をつくって、やはり報奨金制度の確立もしなければだめだしね。そして、そういう成果を認めてあげんにゃあかんと思うておるがですね。  そして、私、椅子一つあれば筋肉トレーニングができるがですね。それが今度一堂に会して、つるぎふれあい館、丸山総合体育館のところへ行ってもいいから、やる段取りでおったんですけれども、それについては椅子の配置、配属といえばいいか、持ち運びも大変ですから、やはり立ちった体操ということを考案していただきながら、立って手足の運動機能をやると、筋肉トレーニングでもいいですから。そういうふうなことも考えながら視野に入れていただきたいと思っておる次第でございます。  そういったところで、私も小浜市へ介護保険ということからして少し勉強してきましたけれども、その辺の地区の皆さんが公民館等々で座ったまま体操している姿を見てかって、やはり私もやがてはこういう年になれば筋肉も衰えるんだなと痛感しておるがですね。  そういったことを、町を挙げて、皆さんの体は自分で守る観点から、ひとつ健康な上市町町民を育てるために、私も努力しますので、当局のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げまして、私の今回の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 102 ◯議長(松谷英真君) 以上で、一般質問並びに質疑を終わります。  これをもって、町政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終了いたします。               議案の常任委員会審査付託 103 ◯議長(松谷英真君) 次に、ただいま議題となっております議案第47号から議案第52号までは、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。        ◆◆◆ 決算審査特別委員会の設置及び付託の件 ◆◆◆ 104 ◯議長(松谷英真君) 次に、日程第2 決算審査特別委員会の設置及び付託の件を議題といたします。  お諮りいたします。議案第53号 平成29年度上市町一般会計歳入歳出決算認定の件から議案第62号 平成29年度上市町病院事業会計決算認定の件までの以上10件は、決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 105 ◯議長(松谷英真君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。        ◆◆◆ 決算審査特別委員会委員の選任の件 ◆◆◆ 106 ◯議長(松谷英真君) 次に、日程第3 決算審査特別委員会委員の選任の件を議題といたします。  お諮りします。ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任につきましては、上市町議会委員会条例第5条第3項の規定により、決算審査特別委員会の委員には全議員を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 107 ◯議長(松谷英真君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしましたとおり、全議員を決算審査特別委員会委員に選任することに決定いたしました。  なお、決算審査特別委員会の委員長及び副委員長を互選するため、暫時休憩いたします。                               (午後 3時00分)         ────────────────────────                               (午後 3時04分) 108 ◯議長(松谷英真君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  決算審査特別委員会より、正副委員長の互選の結果について報告がありました。   委員長に    5番 堀 田 喜久男 君   同副委員長に  3番 伊 井 勇 治 君  が選任されましたので、ご報告いたします。
           ◆◆◆ 閉   議   の   宣   告 ◆◆◆ 109 ◯議長(松谷英真君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。        ◆◆◆ 議  会  日  程  の  報  告 ◆◆◆ 110 ◯議長(松谷英真君) 次に、議会の日程を申し上げます。  9月10日は総務教育常任委員会、9月11日は産業厚生常任委員会、9月12日は一般会計及び各特別会計決算審査特別委員会、9月13日は水道事業会計及び病院事業会計決算審査特別委員会を開催いたします。  次回の本会議は14日に再開し、諸案件の審議を行います。        ◆◆◆ 散   会   の   宣   告 ◆◆◆ 111 ◯議長(松谷英真君) 本日はこれをもって散会いたします。                               (午後 3時05分) Copyright (C) Kamiichi Town, All Rights Reserved....