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12月07日-01号

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  1. 射水市議会 2020-12-07
    12月07日-01号


    取得元: 射水市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-05
    令和 2年 12月 定例会     令和2年12月射水市議会定例会会議録(第1日目)議事日程(第1号)                令和2年12月7日(月)午前10時開議日程第1 会議録署名議員指名日程第2 会期の決定日程第3 議案第75号から議案第99号まで及び同意第2号から同意第27号まで(提案理由説明)日程第4 同意第2号から同意第27号まで      同意第2号(質疑、委員会付託委員長報告、質疑、討論、採決)      同意第3号から同意第27号まで(質疑、委員会付託省略、採決)日程第5 予算特別委員会設置日程第6 広報委員会委員の辞任及び選任-----------------------------------本日の会議に付した事件日程第1から日程第6まで議事日程に同じ-----------------------------------議長及び副議長の氏名    議長   石黒善隆    副議長  瀧田孝吉議員の定数   22名議員の現在数  19名    欠員  3名出席議員(19名)     1番  加治宏規君      2番  高畑吉成君     3番  根木武良君      4番  瀧田孝吉君     5番  島 正己君      6番  菊 民夫君     7番  中川一夫君      8番  中村文隆君    10番  山崎晋次君     11番  石黒善隆君    12番  不後 昇君     13番  吉野省三君    14番  伊勢 司君     15番  津田信人君    16番  堀 義治君     17番  竹内美津子君    18番  奈田安弘君     19番  高橋久和君    21番  小島啓子君欠席議員(なし)-----------------------------------説明のため出席した者 市長        夏野元志君   副市長       磯部 賢君 教育長       長井 忍君   代表監査委員    村上欽哉君 企画管理部長    島木康太君   財務管理部長    一松教進君 市民生活部長    板山浩一君   福祉保健部長    小見光子君 産業経済部長    谷口正浩君   都市整備部長    島崎真治君 上下水道部長    前川信彦君   市民病院事務局長  衞 栄理子君 会計管理者     夏野吉史君   教育委員会事務局長 原 宗之君 監査委員事務局長  島田治樹君   消防長       木田 徹君 財政課長      坂井春良君-----------------------------------職務のため議場に出席した事務局職員 議会事務局長    園木邦之    次長・議事調査課長 桜川正俊 議事調査課長補佐・係長       議事調査係主任   小笠原由香           清水知昭 △開会 午前10時00分 △開会の宣告 ○議長(石黒善隆君) ただいまから令和2年12月射水市議会定例会を開会いたします。----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(石黒善隆君) 本日の出席議員数は、ただいまのところ19名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(石黒善隆君) 日程に入る前に、諸般の報告をいたします。 監査委員から、地方自治法第199条の規定により、定例監査の結果に関する報告書が議長のもとに提出されておりますので、事務局において適宜御閲覧願います。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(石黒善隆君) これより本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付してあります日程表のとおりであります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において  高畑吉成君  吉野省三君  堀 義治君 を指名いたします。----------------------------------- △会期の決定 ○議長(石黒善隆君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から12月24日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石黒善隆君) 異議なしと認めます。 よって、会期は18日間と決定いたしました。----------------------------------- △市長の提案理由の説明(議案第75号から議案第99号まで及び同意第2号から同意第27号まで) ○議長(石黒善隆君) 次に、日程第3 議案第75号から議案第99号まで及び同意第2号から同意第27号までを一括議題として、市長から提案理由の説明を求めます。 夏野市長。     〔市長 夏野元志君 登壇〕 ◎市長(夏野元志君) 令和2年12月射水市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました案件の説明に先立ちまして、一言申し上げます。 去る11月1日に射水市が誕生してから15年の節目を迎えました。 私は平成21年11月の市長就任以降、直面する市政の様々な課題の解決に向け、市民の皆様との合意形成を図りながら一体感の醸成や市民の幸せの実現、射水市の発展のため全力で取り組んでまいりました。 とりわけ、「子育てするなら射水市」「子育てや学びがもっと楽しくなるまち射水」として、将来を担う子供たちの健やかな成長につながる子育て支援策や、新庁舎、学校施設コミュニティセンターの整備など、安全で安心なまちづくりの実現に向けて着実にその歩みを進めてきたところであります。また、昨年度からの継続事業として取り組んでまいりました斎場新築工事が来月に竣工を迎えることとなります。今定例会におきましては、射水市斎場条例の改正に係る議案を提出し、令和3年4月1日から施設の供用を開始する予定としております。 今年度からは、第2次総合計画後期実施計画、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略都市計画マスタープランなどといった本市の今後のまちづくりひとづくりに関わる重要な計画がスタートしたところであり、健全財政を堅持しつつ、これらの計画の推進に努めるとともに、今後は少子高齢化に伴う人口減少の克服と地域の活性化といった地方創生への取組をさらに加速させてまいりたいと考えております。 一方で、本年は、世界各国において新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、日本全国においても感染症が拡大し、4月には政府による緊急事態宣言が発令されました。市民の皆様には、不要不急の外出や往来の自粛等に御協力いただいたほか、小・中学校、幼稚園の臨時休業公共施設臨時休館各種イベントの中止など、市民生活地域経済に多くの影響が及びました。 現在、新型コロナウイルス感染症の感染が再拡大しており、収束を見通すことができない状況ではありますが、かつて直面したことがないこの難局を市民の皆様と乗り越えていくため、引き続き市民生活を守り、地域経済を回復させる取組を実施してまいります。 次に、最近の経済情勢について申し上げます。 内閣府が発表した11月の月例経済報告によりますと、景気は新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあるが、持ち直しの動きが見られるとしており、先行きにつきましては、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを引き上げていく中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって持ち直しの動きが続くことが期待されるとしております。しかしながら、感染症が内外経済を下振れさせるリスクに十分注意することや、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があるとしております。 こうした中、国におきましては、新型コロナウイルス感染対策経済活動を両立し、雇用の確保、事業の継続を通じて国民生活を守り抜き、その上で感染症対策の実施を通じて明らかになった行政分野でのデジタル化の推進等の新たな目標について規制改革など集中的な改革、必要な投資を行い、再び力強い経済成長を実現することとしており、経済財政運営と改革の基本方針2020等に基づき、新たに設置した成長戦略会議において、改革を具現化するとしております。 本市におきましては、今年度からシステム入力作業等を自動化するRPAの本格運用を開始しており、行政のデジタル化に向けた取組を積極的に展開しているところであります。また、行政手続における押印につきましては、今年度において集中的な見直しに取り組むこととしており、法令や条例の改正を伴うものや真に必要な場合を除き、年内に見直しが完了するよう取組を進めております。さらには、各種届出や手続の電子申請の対象範囲を拡大し、利用性、利便性の向上にも取り組むこととしており、引き続き国の動向等を注視しながら適切に対応してまいりたいと考えております。 次に、地方創生について申し上げます。 広域的な地方創生の取組につきましては、現在、令和3年度からスタートする第2期とやま呉西圏域都市圏ビジョン策定作業を進めており、今定例会において連携協約の変更に関する議案を提出しております。本市といたしましては、効果が期待される事業について、引き続き6市で連携を図りながら、圏域全体の経済成長住民サービスの向上を目指してまいります。 また、官民連携による地方創生の推進として、去る10月19日に本市有磯に工場を構える株式会社大塚製薬工場並びにそのグループ会社である大塚製薬株式会社との間において、それぞれ包括的連携に関する協定を締結いたしました。本協定の締結により、相互の連携及び協力を深めながら双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、より一層の市民の健康的な生活の実現やスポーツ振興による地域活性化を目指すこととしております。 次に、新年度予算編成方針について申し上げます。 本市の新年度の財政見通しにつきましては、歳入では、新型コロナウイルス感染症の影響等により、市民税において給与所得の減や企業業績の悪化などによる大幅な減収が見込まれるほか、固定資産税についても3年に一度の評価替えにより減収が見込まれることから、市税全体では今年度当初予算と比較し大幅な減収になるものと予測しております。 また、これまで合併団体に対し財政的な優遇措置として認められてきた普通交付税の合併算定替が終了し、一本算定に完全移行することや、本市のまちづくりに有利な市債として活用してまいりました合併特例事業債の発行が今年度で終了するなど、財源の確保につきましては、かつてないほど困難な状況にあると捉えております。 一方で、歳出につきましては、クリーンピア射水基幹的設備改良工事学校施設長寿命化改良工事等といった投資的経費に加え、高齢化の進行等に伴う社会保障関係経費の増嵩や、新型コロナウイルス感染症対策に関する新たな行政ニーズも見込まれることから、今年度を上回る財源不足が生じるものと考えております。 このような厳しい財政状況を踏まえ、予算編成に当たりましては、真に必要な施策に予算が重点配分されるよう厳格な優先順位づけを行い、引き続き歳入歳出両面から不断の見直しに取り組むとともに、予算要求の基準として、政策的経費につきましては一般財源ベースで今年度当初予算比マイナス10%とする厳しい基準を設けたところであります。 また、予算の特別枠として、新しい日常創出特別枠を設け、国が掲げる行政手続オンライン化など新しい未来に向けた環境づくりと歩調を合わせ、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染拡大防止対策地域経済の回復との両立を図り、新たな日常の構築を目指してまいります。 次に、新型コロナウイルス感染症対策に係る本市の各種施策について申し上げます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、大都市を中心に各地で感染が再び拡大しており、冬に向けて新型コロナウイルス感染症季節性インフルエンザが同時に流行することも懸念されております。本市といたしましては、引き続き国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを活用し、感染防止対策社会経済活動との両立を図り、市民生活地域経済を支えるための各種施策を実施してまいります。 感染防止対策につきましては、小・中学校、保育園や幼稚園、コミュニティセンター、文化・体育施設など、市の公共施設における手洗い給水栓の自動化に取り組むほか、農作業の省力化に資する農業共同利用施設設備購入に対する助成や、換気機能と冷暖房機能を十分に確保するため道の駅新湊の空調設備の更新などに取り組んでまいります。 また、人との接触機会の低減を図るため、市の相談業務等における事前予約受付システムを構築し、来年2月からの所得税、住民税の申告相談会などで活用できるよう取り組むほか、新たに文化・体育施設予約管理システムを導入し、パソコンやスマートフォンからリアルタイムに空き状況の確認や予約を可能とするなど、利用者のニーズや新しい日常に対応した環境の充実を図ってまいります。 このほか、市民病院につきましては、現在、入院患者との面会を制限していることから、遠隔による面会可能な環境を整備するなど、入院患者や御家族などの精神的な負担の軽減に努めてまいります。 市民生活の支援につきましては、去る7月臨時会にて議決いただきました新生児を対象に1人当たり5万円を給付する射水市新生児育児支援給付金支給事業について、その給付額を1人当たり10万円に増額し、新型コロナウイルス感染症の再拡大や季節性インフルエンザとの同時流行が懸念される中においても、感染リスクに伴う精神的、経済的な負担の軽減を図り、安心して子育てをすることができるようさらなる支援に取り組んでまいります。また、新型コロナウイルス感染症における重症者の増加を抑制するため、65歳以上の高齢者や60歳以上の基礎疾患を有する方に対し、PCR検査費用の助成を実施してまいります。 地域経済への支援につきましては、感染症の影響によりタクシーの稼働が大きく減少していることから、市内タクシー事業者事業継続を支援する取組として、県と歩調を合わせ、保有する車両1台当たり5万円の助成を行うほか、各種イベントの中止等により需要が低迷している市内フラワーショップを支援するため、公共施設などに花卉を飾る射水市インドア花いっぱい事業を実施してまいります。利用者の減少に伴い収支が悪化している各公共施設指定管理者への対応につきましては、新たに支援金制度を創設し、指定管理者の経営安定を通じ、よりよい施設運営につなげてまいります。 また、国のGoToキャンペーン事業と連携した本市への観光客誘客事業「Welcome To Imizu事業」について今後さらなる利用が見込まれることから、事業費の追加を行うほか、クロスベイ新湊スポーツタイプ自転車等を配備する取組に助成を行い、現在、レンタサイクル事業を実施している海王丸パーク内のいみず観光情報館や川の駅新湊などとの一体的な貸出しを可能とし、観光客のさらなる利便性の向上に努めてまいります。 このほか、水産物の地産地消を推進するため、新湊漁業協同組合地方卸売市場の一部を一般消費者向け販売スペースとして活用する整備費等への助成を行い、新湊漁港に水揚げされる富山湾の多様な水産物をいち早く市民の皆様に提供できる体制への支援にも取り組んでまいります。 次に、最近の市政の取組状況について申し上げます。 学校教育の充実につきましては、市内中学校3年生の修学旅行が中止されたことに代わる体験学習として、本市出身の立川志の輔師匠による中学3年生応援特別講演会を先月12日に開催したところであります。参加した生徒にとりましては、落語やパフォーマンスを通してふるさとのよさや人との出会いに感謝すること、将来の夢を見つけることの大切さなどを学ぶ大変貴重な機会になったものと考えております。 スポーツレクリエーションの推進につきましては、先月1日に第11回スポーツひのまるキッズ北信越小学生柔道大会が開催されました。感染症拡大防止のため、今年度は6年生に限られた大会となりましたが、改めて親子の絆が深まるすばらしい機会となりました。引き続き、市民の皆様がそれぞれの体力や年齢、技術に応じて、いつでも、どこでも、誰とでもスポーツに取り組むことができるよう各種スポーツ団体等と連携し、スポーツレクリエーション活動の推進に努めてまいります。 健康づくりの推進につきましては、食育基本法に基づき、市民が食育に関心を持ち健全な食生活を実践できるよう、第3次射水市食育推進計画の策定に取り組んでおります。現在、市民アンケートの調査結果や統計情報等の分析を行っており、これまでの成果と食をめぐる状況や諸課題を踏まえ、引き続き関係各課と連携しながら、より効果的な対策について検討してまいります。 高齢社会対策の推進につきましては、射水市高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画の策定に取り組んでおります。高齢者の方々が住み慣れた地域で、誰もが役割を持ち支え合いながらいつまでも安心して暮らし続けることができるよう、これまで取り組んできた地域包括ケアシステムのさらなる進化、推進を目指してまいります。 地域福祉の推進につきましては、第2次射水市地域福祉計画の策定に取り組んでおります。地域の生活課題の解決に向けた施策や体制整備などを推進し、誰もが役割と生きがいを持ちながら、家庭や地域の中で安心した生活を送ることができる地域共生社会の実現を目指し、引き続き策定作業を進めてまいります。 障害者福祉の充実につきましては、第6期射水市障害福祉計画・第2期射水市障がい児福祉計画の策定に取り組んでおります。障害者や障害児の社会参加の機会を確保し、住み慣れた地域で自らが望む生活を継続できるよう支援体制の充実、強化を目指してまいります。 市民病院における質の高い医療の提供につきましては、感染防止対策に係る新たな動線を確保するため、現在、病院出入口改修工事に取り組んでおり、季節性インフルエンザの流行にも備えた感染症対策を万全なものとし、市民の皆様が安全・安心に来院できる環境の充実に努めてまいります。 商工業の振興につきましては、感染症の影響を踏まえた経済対策として、これまで県の緊急融資に係る信用保証料の全額助成をはじめ、テイクアウト、宅配クーポン「いみずうまいもん券」第1弾の発行やテイクアウト・宅配導入支援事業の実施、中小企業等の経営継続を支援するための各種支援金の給付に取り組んでまいりました。 10月からは、市内中小企業等における新しい事業展開などを支援する中小企業等事業向上補助金申請受付を開始したほか、11月には、店内飲食まで利用対象を拡大した「いみずうまいもん券」第2弾の発行に加え、さきの臨時会にて議決をいただきましたキャッシュレス決済ポイント還元消費喚起事業について、事業者の公募を開始したところであります。引き続き、多くの皆様に御活用いただけるよう、しっかりと事業周知に努めてまいります。 また、本市の宿泊施設立地促進助成金の第1号であるスーパーホテル富山・射水が今月18日に、本市の陸の玄関口でもあります小杉駅前にオープンいたします。宿泊施設の誘致は、本市の重要課題の一つとして取り組んできたところであり、滞在型観光の推進や地域の活性化に向けた起爆剤になるものと大いに期待しているところであります。 このほか、先月16日から今月11日までの26日間、とやま呉西圏域連携事業として、日本最大級の異業種交流会「メッセナゴヤ2020オンライン」に圏域内の14社が出展をしております。本年はオンライン形式での開催となりましたが、全国の事業者がサイト上に一堂に集い、AIマッチングオンライン商談システムを活用した商談機会が数多く創出されるなど、新たなビジネスの在り方の一つとして大きな成果を上げているものと考えております。 公共交通網の整備につきましては、効率的で利便性が高く持続可能な公共交通網の構築に向け、コミュニティバス等再編業務を進めております。先月19日に開催の射水市地域公共交通活性化協議会において、路線やダイヤ等の具体的な再編内容の協議を行い、今定例会に射水市コミュニティバス等再編プランの素案を提出しております。引き続き、関係者の皆様との協議や地域への説明等を踏まえ、来年3月の再編プラン策定に向け作業を進めてまいります。 住宅環境の充実につきましては、住まいの安全性、快適性の向上を図り、豊かな住生活の実現に向けた住宅施策を推進するため、新たに射水市住生活基本計画の策定に取り組んでおり、今定例会に計画の素案を提出しております。引き続き、市民の皆様や策定委員会の御意見を踏まえ、来年3月の計画策定に向け作業を進めてまいります。 生活環境の充実につきましては、小杉駅周辺地区まちづくり基本構想の策定に向け、市内高等教育機関を対象としたアンケート調査地区住民とのワークショップ等の結果及びこれまでの策定協議会での議論を踏まえ、今定例会にまちづくり基本方針案を提出しております。引き続き、本市のエントランスエリアとしてのにぎわい創出地域活性化を目指し、まちづくり方向性等について協議を進めてまいります。 防災・減災対策の推進につきましては、近年、自然災害が激甚化、頻発化している状況を踏まえ、国土強靭化基本法に基づき、本市の国土強靭化に係る施策を総合的かつ計画的に推進するため、射水市国土強靭化地域計画の策定を進めているところであります。引き続き、災害対応に万全を期すとともに、災害に強いまちづくりを推進してまいります。 雪対策の推進につきましては、除雪機械の適正配備を図るとともに、迅速かつ丁寧な除排雪を行うため、今月1日から道路除雪対策本部を設置いたしました。新潟地方気象台が先月下旬に発表した3か月予報では、今冬は気温、降雪量ともにほぼ平年並みの見込みとされておりますが、安全で快適な市民生活を確保するため、除雪体制の強化に努めてまいります。市民の皆様には、改めて除排雪への御理解と地域での御協力をお願い申し上げます。 健全な行財政運営の推進につきましては、今定例会において、本市が管理する公共施設の再編や長寿命化に向けた具体的な取組等を取りまとめた射水市公共施設個別施設計画の素案を提出しております。今後、市民の皆様の御意見等を踏まえ、来年3月の計画策定に向け取り組んでまいります。 庁舎跡地の利活用事業につきましては、旧下庁舎跡地に係る公募型プロポーザルを実施したところ、地域住民利便性向上を図るため、下村郵便局の新築・移転を提案されました日本郵便局株式会社北陸支社優先交渉事業者と決定いたしました。今後は、土地賃貸借契約書の締結に向けて同事業者と協議を重ねてまいります。 次に、提出いたしました案件の概要について申し上げます。 まず、一般会計補正予算について申し上げます。 今回の補正は、新型コロナウイルス感染症対策に係る本市の各種施策に要する経費等について追加するものであります。補正額としましては3億3,100万円を増額し、予算総額を552億4,621万1,000円とするものであります。 特別会計につきましては、全会計において総額で8,235万6,000円を減額し、予算総額を347億5,604万6,000円とするものであります。 債務負担行為の設定につきましては、一般会計において、斎場長期包括運営業務委託など24件を、特別会計につきましては、水道事業会計及び病院事業会計において6件を提出しております。 次に、予算以外の議案について申し上げます。 条例議案としましては、射水市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定についてなど6件を提出しております。 条例以外の議案としましては、射水市七美コミュニティセンター新築(建築主体)工事請負契約についてのほか、公の施設における指定管理者の指定についてなど12件を提出しております。 同意案件につきましては、射水市農業委員会委員の過半数を認定農業者等又は認定農業者等に準ずる者とすることについてのほか、来る12月17日をもって任期満了となる農業委員会委員25名の任命について同意を求めるものであります。 それでは、農業委員会委員25名の任命について、同意番号及び氏名のみを申し上げます。 同意第3号では明石 茂氏を、同意第4号では浅井 満氏を、同意第5号では有沢敏博氏を、同意第6号では稲垣 潔氏を、同意第7号では小川博行氏を、同意第8号では金 賢志氏を、同意第9号では栗山信治氏を、同意第10号では白山一男氏を、同意第11号では城石美枝子氏を、同意第12号では進藤久司氏を、同意第13号では末永久義氏を、同意第14号では炭谷一三氏を、同意第15号では帶刀眞理子氏を、同意第16号では高口宗範氏を、同意第17号では高橋吉博氏を、同意第18号では竹内正治氏を、同意第19号では土合正夫氏を、同意第20号では永森 薫氏を、同意第21号では林 康弘氏を、同意第22号では樋上 豊氏を、同意第23号では堀 正氏を、同意第24号では前田 進氏を、同意第25号では松山宗則氏を、同意第26号では森 敏朗氏を、同意第27号では山崎善夫氏をお願いするものです。 以上が本日提案いたしました案件の概要であります。 何とぞ慎重審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(石黒善隆君) 以上で、市長の提案理由の説明が終わりました。----------------------------------- △質疑(同意第2号から同意第27号まで) ○議長(石黒善隆君) 次に、日程第4 同意第2号 射水市農業委員会委員の過半数を認定農業者等又は認定農業者等に準ずる者とすることについてから同意第27号 農業委員会委員の任命についてまでは、急を要する案件でありますので、直ちに審議いたします。 これより同意第2号から同意第27号までに対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石黒善隆君) 質疑なしと認めます。 よって、これにて質疑を終結いたします。-----------------------------------
    委員会付託(同意第2号)及び委員会付託の省略(同意第3号から同意第27号まで) ○議長(石黒善隆君) ただいま議題となっております同意第2号は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり産業建設常任委員会に付託いたします。 なお、同意第3号から同意第27号までについては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石黒善隆君) 御異議なしと認めます。 ここで、産業建設常任委員会が開かれるため、暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時31分 △再開 午前10時46分 ○議長(石黒善隆君) ただいまの出席議員数は会議の定足数に達しております。 休憩前に引き続き会議を開きます。-----------------------------------委員長報告(同意第2号) ○議長(石黒善隆君) 産業建設常任委員長から審査の報告を求めます。 産業建設常任委員長。     〔産業建設常任委員長 中村文隆君 登壇〕 ◆産業建設常任委員長(中村文隆君) 今12月定例会で産業建設常任委員会に付託されました同意1件について、審査の結果を御報告申し上げます。 同意第2号 射水市農業委員会委員の過半数を認定農業者等又は認定農業者等に準ずる者とすることについて申し上げます。 これは、射水市農業委員会委員の任命に当たり、委員の過半数を認定農業者等または認定農業者等に準ずる者とすることについて議会の同意を求めるものであります。 審査の結果、全会一致で原案のとおり同意すべきものと決しました。 以上、産業建設常任委員会の報告といたします。 ○議長(石黒善隆君) 産業建設常任委員長の報告が終わりました。----------------------------------- △質疑 ○議長(石黒善隆君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石黒善隆君) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。----------------------------------- △討論 ○議長(石黒善隆君) これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石黒善隆君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。----------------------------------- △表決 ○議長(石黒善隆君) これより採決を行います。 まず、同意第2号 射水市農業委員会委員の過半数を認定農業者等又は認定農業者等に準ずる者とすることについてを採決いたします。 本案に対する産業建設常任委員長の報告は同意であります。 本案を常任委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成のボタンを押してください。     〔ボタンにより採決〕 ○議長(石黒善隆君) 表決漏れはございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(石黒善隆君) 表決漏れなしと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 よって、同意第2号は原案のとおり同意されました。 次に、同意第3号から同意第27号までの農業委員会委員の任命についてを一括して採決いたします。 市長提案のとおり同意することに賛成の諸君は賛成のボタンを押してください。     〔ボタンにより採決〕 ○議長(石黒善隆君) 表決漏れはございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(石黒善隆君) 表決漏れなしと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 よって、市長提案のとおり農業委員会委員が同意されました。-----------------------------------予算特別委員会の設置 ○議長(石黒善隆君) 次に、日程第5 予算特別委員会の設置についてを議題といたします。 お諮りいたします。 先例により、議長を除く議員全員で構成する予算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石黒善隆君) 御異議なしと認めます。 よって、予算特別委員会を設置することに決しました。 ここで、予算特別委員会正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時50分 △再開 午前11時00分 ○議長(石黒善隆君) ただいまの出席議員数は会議の定足数に達しております。 休憩前に引き続き会議を開きます。-----------------------------------予算特別委員会正副委員長の互選結果報告 ○議長(石黒善隆君) 予算特別委員会が開かれ、正副委員長の互選が行われましたので報告いたします。 予算特別委員会委員長、奈田安弘君、同副委員長、山崎晋次君が就任されました。-----------------------------------広報委員会委員の辞任及び選任 ○議長(石黒善隆君) 次に、日程第6 広報委員会委員の辞任及び選任について、本日、広報委員会委員全員から広報委員会委員を辞任したいとの申出があり、議長において、これを許可いたしました。 また、新たな広報委員会委員の選任については、広報委員会規定第4条第1項の規定により、議長においてお手元に配付してあります名簿のとおり指名いたします。 ここで、広報委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時05分 △再開 午前11時12分 ○議長(石黒善隆君) ただいまの出席議員数は会議の定足数に達しております。 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △広報委員会正副委員長の互選結果報告 ○議長(石黒善隆君) 広報委員会が開かれ、正副委員長の互選が行われましたので、報告いたします。 広報委員会委員長、島 正己君、同副委員長、山崎晋次君が就任されました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(石黒善隆君) 以上で、本日の議事日程は終了いたしました。 ここでお諮りいたします。 12月8日から10日までは議案調査日として休会にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石黒善隆君) 御異議なしと認めます。 よって、12月8日から10日までは休会とすることに決しました。 次の本会議は11日に開き、議案質疑及び代表質問を行います。 なお、この後、午前11時25分から全員協議会を開催いたします。 本日はこれをもって散会いたします。 御苦労さまでした。 △散会 午前11時14分...