令和 2年 6月 定例会(第4回)南砺市告示第186号
南砺市議会6月定例会の招集について
地方自治法(昭和22年法律第67号)第101条第1項の規定により、令和2年
南砺市議会6月定例会を次のとおり招集する。 令和2年4月30日
南砺市長 田中幹夫 記 1 期日 令和元年6月8日(月) 2 場所
南砺市役所福光庁舎 議場議事日程(第1号) 令和2年6月8日(月)午前10時00分 開議日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 会期決定の件日程第3 議案第66号 令和2年度
南砺市一般会計補正予算(第5号) 議案第67号 令和2年度南砺市
介護事業特別会計補正予算(第1号) 議案第68号
南砺市環境未来づくり基本条例の制定について 議案第69号
南砺市まちづくり基本条例の一部改正について 議案第70号
南砺市税条例の一部改正について 議案第71号
南砺市地方活力向上地域における
固定資産税の課税免除又は不均一課税に関する条例の一部改正について 議案第72号
南砺市立学校設置条例の一部改正について 議案第73号
南砺市立保育園審議会条例の一部改正について 議案第74号
南砺市重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について 議案第75号
南砺市国民健康保険税条例の一部改正について 議案第76号
砺波広域圏事務組合規約の変更について 議案第77号
南砺市立福光中部小学校長寿命化改修(第4期)
建築主体工事請負契約の締結について 議案第78号 財産の取得について 議案第79号 財産の取得について 議案第80号 財産の取得について 議案第81号 財産の取得について 議案第82号 財産の取得について 議案第83号 財産の取得について 議案第84号 財産の
減額譲渡について 議案第85号 財産の
減額譲渡について 承認第8号 専決処分の承認を求めることについて 報告第2号 令和元
年度南砺市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第3号
債権放棄の報告について日程第4
決算予算特別委員会設置の
件-----------------------------------本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
-----------------------------------出席議員(18人) 2番
山田清志議員 3番
中段晴伸議員 4番
川原忠史議員 5番
畠中伸一議員 6番
川口正城議員 7番 石川 弘議員 8番
竹田秀人議員 9番
中島洋三議員 10番 古
軸裕一議員 11番
赤池伸彦議員 12番
水口秀治議員 13番
山本勝徳議員 15番 榊 祐人議員 16番
蓮沼晃一議員 17番
向川静孝議員 18番 山田 勉議員 19番
才川昌一議員 20番 片岸
博議員欠席議員(2人) 1番
松本誠一議員 14番
長井久美子議員-----------------------------------説明のため出席した者 市長
田中幹夫 副市長 齊藤宗人 教育長 松本謙一
代表監査委員 山崎昭夫
総合政策部長 川森純一 総務部長 上口長博
市民協働部長 柴 雅人
ブランド戦略部長 此尾治和
ふるさと整備部長 窪田 仁 教育部長 村上紀道
地域包括医療ケア部長 井口一彦職務のため出席した
事務局職員 議会事務局長 武部輝夫
議事調査係長 山田千佳子 議事調査係副主幹 但
田妙子-----------------------------------
△開会 午前10時00分
△開会及び開議の宣告
○議長(
向川静孝議員) ただいまから、令和2年第4回
南砺市議会6月定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。
議事日程は、配布いたしました日程のとおりであります。
-----------------------------------
△
会議録署名議員の指名
○議長(
向川静孝議員) これより、日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定により、会期中の
会議録署名議員に8番
竹田秀人議員、9番
中島洋三議員、7番 古
軸裕一議員以上3名を指名いたします。
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△会期の決定
○議長(
向川静孝議員) 次に、日程第2、会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から6月24日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
向川静孝議員) 異議なしと認めます。 よって、会期は17日間と決定いたしました。
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△議案第66号から議案第85号まで、承認第8号、報告第2号及び報告第3号までの上程、説明
○議長(
向川静孝議員) 次に、日程第3、議案第66号 令和2年度
南砺市一般会計補正予算(第5号)から、議案第85号 財産の
減額譲渡についてまで、承認第8号 専決処分の承認を求めることについて、並びに、報告第2号 令和元
年度南砺市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について及び、報告第3号
債権放棄の報告について、以上23案件を一括議題といたします。 市長から
提案理由の説明を求めます。 田中市長。 〔
田中幹夫市長登壇〕
◎市長(
田中幹夫) 令和2年6月定例会の開会に当たり、
提案理由の説明に入ります前に、最近の情勢や市政に対する所信の一端を申し述べ、議員の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 まず、
新型コロナウイルス感染症の件です。
新型コロナウイルス感染症が広がりを見せ、4月16日に対象地域が全国に拡大された
緊急事態宣言は、5月14日に富山県を含む全国39県で部分解除され、25日には全面解除されました。県内におきましても、29日から要請基準がステージ1に移行し、外出自粛や休業要請について、
感染防止対策を講じることを条件に全面的に解除されました。市内の
公共施設などは
緊急事態宣言の解除後も引き続き休館しておりましたが、今月1日より休館措置を解除し、業務を再開しました。
世界遺産五箇山合掌造り集落をはじめ、市内の観光地や公園の駐車場も制限を解除したところです。これまでの間、学校の休業や外出の自粛、
公共施設の使用停止など、市民の皆様には多くのご不便をおかけしましたが、
感染防止対策に多大なご協力をいただきました。また、市内外の方々から、マスクや消毒液などの物資のほか、寄附金は現時点で160万円を超える額をお寄せいただいておりますこと、心より感謝を申し上げます。 市内の小中学校では、5月25日より登校日を設けて分散登校が始まっており、6月1日より全面的に再開しております。児童、生徒には安全、安心な学びの場を提供するため、今後も様々な
感染防止対策を講じてまいりたいと考えております。また、年度末及び年度初めの大切な時期に休業となった上、学校が再開して一週間しかたっておらず、本格的に
学校生活に慣れていない状況の中、遅れを取り戻そうと慌てることなく意欲を大切にし、ストレスや体調の異変につながらないよう対応していきたいと思っております。 多くの教育活動が制限され、限られた条件の中での学習や学校行事となりますが、少しでも児童、生徒にとって充実した
学校生活となるよう取り組んでいきたいと考えております。
医療関係者におかれましては、日々、
コロナウイルス感染と隣り合わせの現場で、細心の注意を払いながら
医療業務に当たっていただき、相当なご苦労をしていただいております。改めて、感謝を申し上げたいと思います。マスクや防護服の不足や、診療体制の変更が余儀なくされるなど、今回の
新型コロナウイルス感染症の件で、医療をどう守るかという課題が浮き彫りになったと感じております。今後はこれらの経験を踏まえて医療崩壊を防ぐべく、体制の強化も図りたいと考えております。 市民生活を支える取組につきましては、
子育て世帯の
経済的負担を軽減するための商品券の支給などを行ってまいりました。また、市民1人当たり10万円を給付する
特別定額給付金事業につきましては、現在も申請を受け付け中で、一日も早く市民の皆様に給付金が届くよう審査や振込の体制を整え、
給付事務を進めているところです。今後におきましても市民の皆様の声に耳を傾け、必要とされていることは何なのかを、常に考えていきたいと思っております。 雇用の維持と事業の継続に関する取組におきましても、厳しい経営を強いられている事業者に支援金を支給したほか、借入れに対する利子補給を拡充することにより、資金繰りの支援を行ってまいりました。また、現在、
市内事業所に、今年度の経営状況に関する
アンケート調査を実施しております。事業者のニーズを酌み取り、的確に支援が届くよう、多彩なメニューを展開していきたいと考えております。 このような状況の中、国においては先月27日に、歳出総額約32兆円の令和2年度第二次
補正予算案が閣議決定されました。その主な内容として、
雇用調整助成金の拡充、企業の
資金繰り支援、
家賃支援給付金の創設、
医療提供体制の強化に関する予算などが計上されております。ほかにも、文化芸術や
スポーツ活動の支援、学校再開に伴う
感染症対策経費や教員などの追加配置、
ひとり親世帯への追加給付などが盛り込まれております。また、
自治体向けの
地方創生臨時交付金が2兆円増額され、
地域経済の活性化や医療体制の充実などの幅広い分野で、地域の実情に応じて活用できることとなっており、当市におきましても、必要とされる支援に順次活用してまいります。 県内の
新型コロナウイルス感染症は終息段階に入っているようですが、感染の脅威がなくなったわけではなく、今後、この新しい
ウイルスと共に社会で生きていかなければならないという認識の下、
コロナウイルス感染防止と経済活動が両立した、新たな社会の構築を目指さなければなりません。日常生活においては、
ウイルス感染拡大を予防する新しい生活様式を取り入れることが求められておりますし、商業施設などにおきましても、業種ごとに営業時のガイドラインが示され、大
規模イベントや祭りについても、
感染状況などを踏まえ、段階的に制限の緩和が進められるとされました。南砺市におきましても、市民一人一人のご協力の下、市民と行政が一体となって、
新型コロナウイルス感染症との闘いを乗り越えていきたいと考えております。引き続き、今なすべき対策に財源や人的資源を振り向け、さらには今後の
感染拡大の第2波、第3波に備えた対策を強化することにより、市の活力が持続的に未来につながっていくよう取組を進めたいと考えております。 次に本年度の市政運営に係る所信を申し上げます。 本年度は、第2次南砺市
総合計画に基づき、市政を運営していく第一歩となる年度に当たります。将来像のキャッチフレーズを、「誰ひとり取り残さない 誰もが笑顔で暮らし続けられるまちへ」と定めるとともに、4つの目指すべきまちの姿を掲げ、様々な施策を展開していきます。これまで総合戦略や
エコビレッジ構想などにより取組を進めてきた各種施策が切れ目なくスムーズに第2次南砺市
総合計画につながるよう組み立てております。現在は
コロナウイルス感染症対策に重きを置いておりますが、
コロナウイルスの脅威に打ち勝ち、第2次南砺市
総合計画の推進にしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。 次に、
庁舎統合についてであります。今年7月の
庁舎統合に向け、先月下旬より本格的に順次
引っ越し作業に取りかかっております。庁舎機能の再編に当たっては、その効果をしっかりと表せるよう、コストだけではなく、
行政センター業務の見直しや、職員数の適正化などにも取り組んできました。庁舎が統合されましても関係業務がこれまで通り進み、市民の皆様に好評をいただけるよう、職員一丸となって万全の態勢で臨んでいきたいと考えております。 それでは、提案しました議案につきまして、
提案理由とその概要をご説明いたします。 議案第66号は、令和2年度
南砺市一般会計補正予算(第5号)を調製し、議会の議決を求めるものであります。 今回は、
補助事業などの採択に伴い調整する事業、
新規事業や事業の
中間調整、施設、機器などの経年劣化による
修繕事業などを、
補正予算として計上しております。 まず、
補助事業などの採択に伴い調整する主な事業は、企画費に
一般コミュニティ助成事業助成金として960万円を計上しております。内容は
城端新町町内会をはじめ5団体に対し、
祭礼用備品や
地域活動備品の整備を支援するものです。また、
過疎地域等自立活性化推進事業の採択を受け、
まちづくり検討会議からの提言実現及び提言内容の
ブラッシュアップに向けて、リノベーションスクールを実施する費用として850万円を計上しております。
農業振興費には1,219万円を計上し、強い農業・
担い手づくり総合支援事業などにより、
新規就農者の育成対策や、複合経営などによる
先進的農業の確立を図るなど、効率的かつ安定的な経営を目指す経営体に対し、農業機械、
施設整備を支援するほか、
農業経営体の求人情報と
就農希望者のマッチングなど、
各種就農支援を行います。
社会資本整備総合交付金の内示を受け、
河川総務費、
都市計画街路費には合計1億5,300万円を追加で計上します。
対象事業費の精査を行い、それぞれ事業を実施するものです。
芸術文化推進費には、文化庁の
文化芸術創造拠点形成事業の採択を受け、3つの事業を展開いたします。1つ目は、
国際舞台芸術活動事業開催業務委託料として530万円を計上し、
利賀鈴木演劇塾のナショナルトレーニングクラスの開催などを予定しております。2つ目に、
ワールドミュージック事業開催業務委託料として145万円を計上し、市内の小中学校や福祉施設で、アーティストによる市民向けのワークショップを行います。3つ目に、これらの事業が
地域経済に及ぼす効果を検証するための
調査業務委託料として57万円を計上しております。 教育費には、
文部科学省の
GIGAスクール構想により、小中学校の児童、生徒1人1台の
タブレットパソコンを購入します。子供たち1人1台の端末により、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、個別最適化された創造性を育む
教育ICT環境を整えるものです。各学校において、1人1台端末を前提とした高速大容量の
通信ネットワークを整備するとともに、児童、生徒の
タブレットパソコン約3,300台及び各学校との通信環境を一括して管理できるシステムを構築するため、3億7,645万円を計上しております。また、
南砺市立学校施設改修計画に基づき、降雨後の水はけが悪く、授業に支障が出ている
井口小学校の
グラウンド整備費に5,650万円を計上しております。 次に、
新規事業や事業の
中間調整を要する事業の主なものは、
老人福祉費に
特別養護老人ホーム福寿園の敷地内にある借地を取得する費用として、2,886万円を計上しております。 緊急修繕などの主な事業では、施設、機器などの経年劣化によるものが2,216万円で、
スキー場圧雪車の修繕、くろば
温泉ろ過装置更新工事などを計上しております。また、自然災害によるものは112万円で、南砺市土山地内の
農道、水路の修繕工事における
市負担金などを計上しております。 今回の補正総額は、8億6,076万9,000円となり、この結果、令和2年度
一般会計予算の累計額は、391億3,967万5,000円となります。 これら
補正予算の財源は、
国県支出金3億182万4,000円、諸収入1,790万4,000円、市債1億7,810万円、
特定目的基金繰入金1億5,220万円を充て、なおも不足する一般財源2億1,074万1,000円は、
財政調整基金を取り崩して対応することとしております。 議案第67号 令和2年度南砺市
介護事業特別会計補正予算(第1号)は、
利賀デイサービスセンター屋根・
外壁漏水修繕工事費として、341万6,000円を計上するものであります。この結果、令和2年度
介護事業特別会計予算の累計額は、2億871万6,000円となります。この
補正予算の財源は、
一般会計繰入金で対応することとしております。 条例議案では、制定が議案第68号の
南砺市環境未来づくり基本条例の制定についての1件、一部改正につきましては、議案第69号の
南砺市まちづくり基本条例の一部改正についてをはじめ7件を提出しております。 そのほかの議案といたしましては、議案第76
号砺波広域圏事務組合規約の変更について、
地方自治法第290条の規定によるもの、議案第77号から第83号まで、予定価格が1億5,000万円以上の
工事請負契約及び予定価格が2,000万円以上の動産の買入れに関し、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例に基づくもの7件、議案第84号から第85号まで、適正な対価なくして行う財産の
減額譲渡について、
地方自治法第96条第1項第6号の規定によるもの2件につきまして、議決を求めるものであります。 承認第8号につきましては、令和2年度
南砺市一般会計補正予算(第4号)について、
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。 報告第2号につきましては、令和元
年度予算の繰越状況を、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものであります。 報告第3号の
債権放棄につきましては、令和元年度中に、破産、行方不明、時効経過などによる
債権放棄を行ったものについて、
南砺市債権管理条例第9条第2項の規定によりこれを報告するものであります。 以上、本定例会に提出いたしました議案について
提案理由を説明いたしましたが、慎重ご審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。
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△
決算予算特別委員会設置の件
○議長(
向川静孝議員) 次に、日程第4、
決算予算特別委員会設置の件を議題といたします。 お諮りいたします。 議会の審査機能及び監視機能を向上させるため、議会で議決した予算の執行について
事業評価を行い、次年度の適正な
予算編成及び
予算執行に反映させることを目的に、全議員で構成する
決算予算特別委員会を設置したいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
向川静孝議員) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 この際、
委員会条例第9条第1項の規定により、
決算予算特別委員会の委員長及び副委員長を互選するため、
特別委員会を招集いたします。 暫時休憩いたします。 午前10時25分から、会議を再開いたします。
△休憩 午前10時20分-------------
△再開 午前10時25分
○議長(
向川静孝議員) 会議を再開いたします。ご報告いたします。 休憩中に
決算予算特別委員会が開催され、委員長及び副委員長の互選が行われ、委員長に、
山田勉議員、副委員長に、
赤池伸彦議員がそれぞれ選任されましたので、ご報告いたします。
-----------------------------------
△休会について
○議長(
向川静孝議員) 次にお諮りいたします。 議案調査のため、6月9日から12日の4日間は、休会といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕