南砺市議会 > 2016-08-04 >
08月29日-01号

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  1. 南砺市議会 2016-08-04
    08月29日-01号


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    平成28年  9月 定例会(第5回)南砺市告示第172号          南砺市議会9月定例会の招集について 地方自治法(昭和22年法律第67号)第101条第1項の規定により、平成28年第5回南砺市議会9月定例会を、次のとおり招集する。 平成28年8月4日                           南砺市長 田中幹夫               記  1 期日   平成28年8月29日(月)  2 場所   南砺市役所福光庁舎 議場議事日程(第1号)                平成28年8月29日(月)午前10時00分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期決定の件日程第3 議案第85号 平成28年度南砺市一般会計補正予算(第4号)     議案第86号 平成28年度南砺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)     議案第87号 平成28年度南砺市介護事業特別会計補正予算(第1号)     議案第88号 平成28年度南砺市訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)     議案第89号 平成28年度南砺市工業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)     議案第90号 平成28年度南砺市病院事業会計補正予算(第1号)     議案第91号 平成28年度南砺市下水道事業会計補正予算(第2号)     議案第92号 指定管理者の管理の期間の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について     議案第93号 南砺市ひとり親家庭等医療費助成条例の一部改正について     議案第94号 南砺市イオックス・アローザ交流施設条例の一部改正について     議案第95号 南砺市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部改正について     議案第96号 南砺市国民宿舎条例の一部改正について     議案第97号 南砺市五箇山和紙の里条例の一部改正について     議案第98号 南砺市五箇山合掌の里条例の一部改正について     議案第99号 南砺市桂湖レクリエーション施設条例の一部改正について     議案第100号 南砺市西赤尾山村活性化施設条例の一部改正について     議案第101号 南砺市索道施設条例の一部改正について     議案第102号 南砺市温泉施設条例の一部改正について     議案第103号 南砺市井口体験交流センター条例の一部改正について     議案第104号 南砺市都市公園条例の一部改正について     議案第105号 南砺市賃貸住宅条例の一部改正について     議案第106号 高岡市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議について     議案第107号 射水市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議について     議案第108号 氷見市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議について     議案第109号 砺波市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議について     議案第110号 小矢部市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議について     議案第111号 南砺市教育振興基本計画の変更について     議案第112号 井波地区大型貯水槽建設工事請負契約の変更について     議案第113号 財産の処分について     報告第8号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について     報告第9号 専決処分の報告について     認定第1号 平成27年度南砺市一般会計歳入歳出決算認定について     認定第2号 平成27年度南砺市バス事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第3号 平成27年度南砺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第4号 平成27年度南砺市国民健康保険診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第5号 平成27年度南砺市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第6号 平成27年度南砺市介護事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第7号 平成27年度南砺市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第8号 平成27年度南砺市工業用地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第9号 平成27年度南砺市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第10号 平成27年度南砺市病院事業会計決算認定について     認定第11号 平成27年度南砺市水道事業会計決算認定について     認定第12号 平成27年度南砺市下水道事業会計決算認定について日程第4 決算特別委員会設置の件日程第5 議員派遣件-----------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ-----------------------------------出席議員(22人)      1番  石川 弘議員           2番  高橋佳寿江議員      3番  竹田秀人議員           4番  得永忠雄議員      5番  古軸裕一議員           6番  岩崎 修議員      7番  赤池伸彦議員           8番  水口秀治議員      9番  脊戸川義之議員         10番  山本勝徳議員     11番   (欠員)           12番  長井久美子議員     13番  榊 祐人議員          14番  中島 満議員     15番  齊藤光一議員          16番  向川静孝議員     17番  池田庄平議員          18番  川邊邦明議員     19番  山田 勉議員          20番   (欠員)     21番  才川昌一議員          22番  浅田裕二議員     23番  片岸 博議員          24番  城岸一明議員欠席議員  なし-----------------------------------説明のため出席した者 市長        田中幹夫     副市長       工藤義明 教育長       高田 勇     代表監査委員    山崎昭夫 市長政策部長    齊藤宗人     市長政策部担当部長 上口長博 市民協働部担当部長 荒木信人     ブランド戦略部長  米田 聡 ふるさと整備部長  上坂 孝     地地域包括医療ケア部長                              森田真己 地域包括医療ケア部担当部長      教育部長      豊川 覚           叶山勝之 市長政策部次長   井口一彦     市民協働部次長   川森純一 ブランド戦略部次長 芝井 広     ふるさと整備部次長 荒井隆一 地域包括医療ケア部次長        地域包括医療ケア部次長           小森 典               前川達夫 地教育部次長    酒井啓行     総務課長      武部輝夫職務のため出席した事務局職員 議会事務局長    柴田芳雄     局長補佐・議事調査係長副参事                              村上紀道 議事調査係副主幹  山田千佳子----------------------------------- △開会 午前10時00分 △開会及び開議の宣告 ○議長(川邊邦明議員) ただいまから、平成28年第5回南砺市議会9月定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。 議事日程は、配布いたしました日程のとおりであります。----------------------------------- △諸報告 ○議長(川邊邦明議員) 日程に入ります前に、報告事項を申し上げます。 地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定に基づく、市の出資等に係る法人の経営状況報告書について、既に配布のとおり提出がありましたので、ご報告いたします。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(川邊邦明議員) これより、本日の日程に入ります。日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定により、会期中の会議録署名議員に22番 浅田裕二議員、23番 片岸博議員、24番 城岸一明議員以上3名を指名いたします。----------------------------------- △会期の決定 ○議長(川邊邦明議員) 次に、日程第2、会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月15日までの18日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(川邊邦明議員) ご異議なしと認めます。 よって、会期は18日間と決定いたしました。----------------------------------- △議案第85号から議案第113号まで、報告第8号、報告第9号及び認定第1号から認定第12号までの上程、説明 ○議長(川邊邦明議員) 次に、日程第3、議案第85号 平成28年度南砺市一般会計補正予算(第4号)から、議案第113号 財産の処分について まで、報告第8号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について、報告第9号 専決処分の報告について 及び、認定第1号 平成27年度南砺市一般会計歳入歳出決算認定について から、認定第12号 平成27年度南砺市下水道事業会計決算認定についてまで、以上43案件を、一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 田中市長。   〔田中幹夫市長登壇〕 ◎市長(田中幹夫) 平成28年9月定例会の開会に当たり、提案理由の説明に入ります前に、最近の諸情勢や市政に関する所信の一端を申し述べ、議員の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 まず冒頭、野上浩太郎先生におかれましては、先月行われました参議院議員通常選挙において、全国の選挙でもっとも高い得票率で見事3選を果たされました。大変おめでとうございます。そして、8月3日、第3次安倍第2次改造内閣において、官房副長官に任命されました。国土交通副大臣や、参議院議院運営委員筆頭理事を歴任され、その手腕に大いにご期待を申し上げます。また、橘慶一郎先生には、同じく改造内閣において、復興庁復興副大臣に任命されました。お二人には、ともに、日本の発展はもとより、郷土の発展のため、今後の活躍をご祈念申し上げます。 さて、郷土が生んだ大政治家、松村謙三先生の没後45年記念フォーラム2016が、先生の命日となる8月21日を中心として、2日間にわたり福光福祉会館で開催されました。 先生は、戦後の農地改革に大きな足跡を残され、日中国交回復基盤づくりにもご尽力されたことはよく知られています。政党政治家としての公私を問わない信念と、清廉潔白な政治姿勢は多くの人々の心を動かし、政治家を志す者の理想像でありました。21日の記念フォーラムには、首都圏の3大学から松村謙三を学ぶ24名の学生の参加もあり、記念講演やパネルディスカッションを通して、若い世代に広く功績を伝えていくことの大切さを誓い合いました。 先生のご功績は枚挙にいとまがありませんが、当時の周恩来首相をはじめ、中国要人との会談を粘り強く重ねて実現した中日国交正常化や、その縁で紹興市との友好都市関係が脈々と続いています。地主から小作農へ農地を開放して農業の自立を図った農地改革や、干ばつや河川の氾濫に苦しむ農業者を救った刀利ダムの建設は、先生の住民に寄り添った行動が実を結んだものと讃えられています。こうした松村精神を再認識し、次世代にしっかり引き継いでいかなければならないと、改めて意を強くしたところであります。 さて、ことしの夏は残暑が厳しく、お盆を過ぎても寝苦しい日が続きました。米穀データバンクによりますと、7月末時点の米の作況指数予想は、県産米は平年並みの「101」「やや良」と報じられました。全般的に生育が早まわっており、既に早稲の刈り取りが始まり、中生・晩生の今後の栽培管理にも高温による被害が出ないよう、水張りなどに十分な対策が必要とされています。農業関係者のご努力のもと、実り多い秋を迎えたいものです。 さて、熱い夏、市内では様々なイベントが盛大に開催されました。「いなみ太子伝観光祭2016」、「第61回福光ねつおくり七夕祭り」や「つばきの郷赤祖父夏まつり」。また、ことしで26回目となる「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2016」が、8月26日からきのうまで開催されました。期間中、各アーティストは持ち味を融合した民族性あふれる音楽で聴衆を魅了し、会場内は大変な盛り上がりを見せていました。一部のアーティストは、あす、あさって渋谷で開催される「スキヤキトーキョー2016」にも出演されます。 さらに、「SCOTサマー・シーズン2016」が8月26日に開幕しました。SCOTは、利賀に拠点を移して40年を超え、今も世界へメッセージを発信し続けています。世界19カ国から約250名の演劇人らが集い、鈴木忠志先生の代表作6作品をはじめとして、中国、韓国、インド、インドネシアなどアジアの伝統舞踊や現代劇などが上演され、国際色豊かな舞台が9月4日まで展開されます。今回の公演に合わせ、利賀地域全体がおもてなしの舞台となる「TOGAサマーフェスティバル天空と星空のシアターヴィレッジ」が利賀国際キャンプ場一帯で催されています。自然とのふれあいコーナー、あそびのワークショップやアウトドアキッチンなど、今週末まで開催されていますので、ぜひご家族お揃いでたいへんすずしい利賀地域へお出かけいただきたいと思います。 地球の反対側、ブラジルリオデジャネイロオリンピックが閉会いたしました。熱い戦いが連日連夜と続き、時差の関係から寝不足の方や、早朝ワクワクしながらテレビに釘付けになった方も多かったのではないかと思います。お家芸復活の柔道、圧巻の体操、感動の卓球など数え上げればきりがありませんが、金12個、銀8個、銅21個の合計41個の史上最多のメダル獲得となりました。日本選手の活躍が目立った大会となりましたが、選手の目には、早くも4年後の東京オリンピックを見据えた意気込みが映し出されていました。 富山県出身では、柔道の田知本遥選手、レスリングの登坂絵莉選手が金メダルを獲得しました。大変おめでとうございます。そして大きな感動と、最後まで諦めない勇気を県民に与えていただき、ありがとうございます。2020年東京オリンピックの追加種目に決まったスポーツクライミングの「JOCジュニアオリンピックカップ大会」が桜ヶ池クライミングセンターで開催されました。県内外の小学生から大学生までの236人が出場し、東京オリンピックを目標に、ここでも熱い戦いが繰り広げられました。この施設で腕を磨きあげ、ぜひとも南砺市からオリンピック選手が誕生することを期待しております。 さて、第3回夏休み子ども議会は、きのうが最終日でした。小学校6年生12名の子ども議員が1カ月の間、南砺市の課題等を学習して、市内視察を通じて学んだことを踏まえ、子ども達の目線で市に対する提案をいただいたところです。 また、第8回女性議会は、あす最終日を迎えます。12名の女性議員の皆さんは、3カ月にわたり議会制民主主義を学びながら、市政への関心を深めていただいたところです。この議会活動の経験を生かし、女性の繊細な視点から社会を見つめ、今後も住みよい地域社会の実現にご尽力いただければと思います。 近年、全国的には、ゲリラ豪雨や竜巻などの自然災害が多発しており、日頃からの心構えが大切であります。一昨日、地震発生を想定して富山県と合同で総合防災訓練を実施いたしました。議員の皆様方にもご参加いただき、石井県知事の視察もいただいたところです。地域防災対策の確立と防災意識の高揚を図るため、防災関係機関及び自主防災組織が本市の地域防災計画に基づき、綿密な協力関係を築きながら一体となった実践的訓練となりました。本年度も自主防災組織、消防団や赤十字奉仕団の方々など約900名の参加をいただき、特に今回は、親子で非常持ち出し袋の準備体験をしていただきました。幼少期からの防災意識の向上にも繋がり、いざという時のため、日頃からの災害に対する備えの大切さを改めて認識していただけたものと考えております。 大規模災害時における通信回線の不都合は、2次被害を誘発することもあります。以前から進めてまいりました移動系防災行政無線の整備、防災情報ステーション整備、そして本年度から着手しております同報系の防災行政無線工事による屋外拡声子局デジタル化をもって、一連の防災関連基盤が整うことになります。今後は、おおむね市内全域をカバーしている自主防災組織力の強化及び防災士の連携を図るべく、推進母体となる「防災こころえ隊」の活動支援、適時的確な防災機器の運用方法など、ソフト面の充実を図っていかなくてはならないと考えております。 さて、先週の25日、国土交通省は、利賀ダム建設の継続を決定しました。民主党政権時代事業凍結とされ、見直しの対象となっていたものですが、国と関係自治体が意見を交わす「検討の場」を踏まえ、国の有識者会議において建設継続と判断いただいたものです。利賀ダムには、洪水防止や渇水対策など、自然災害に対応する重要な機能を有しており、関連道路整備も含めて一日も早い完成が、流域住民の安心安全な生活を確保できるものと考えております。そして、同日、東海北陸自動車道の一部について、付加車線の設置区間が決定されました。城端トンネル出口から福光インターチェンジまで、南砺スマートインターチェンジから小矢部砺波ジャンクションまで、それぞれ5キロとなっており、トンネル区間を除く県内区間の約7割が実質的に4車線化となります。これは、全線4車線化、城端スマートインターチェンジ設置に向けての弾みであり、今後とも議員各位県議会議員国会議員の先生方のご協力を賜りながら、所期の目標に向けて頑張ってまいりたいと思います。 それでは、提案いたしました議案について、提案理由とその概要をご説明いたします。 平成28年度補正予算からであります。 議案第85号から第91号までは、一般会計特別会計及び企業会計7件について、補正予算を調製し議会の議決を求めるものであります。 9月補正予算では、補助事業等の採択、事業の中間調整、年度後半の事業推進、緊急な修繕や決算に伴う会計処理に必要な予算などを補正するものです。 議案第85号の一般会計補正予算(第4号)について、補正の概要を申し上げます。 まず総務費では、社会保障・税番号制度総合運用テストに係る作業内容やスケジュールが順次明らかになり、厚生労働省及び総務省からの国庫補助内示に基づき307万円を、また、地方公共団体情報システム機構からの「通知カード個人番号カード関連事務委任交付金」の上限見込み額が通知され、1,262万円を計上しております。また、とやま呉西圏域中枢都市圏形成に係る連携協約に基づき、富山県西部6市が連携して、人口減少・少子高齢化社会においても活力ある社会経済を維持する取り組みを行います。城端・氷見線直通化に向けた基本調査をはじめ、定住・移住をサポートする事業など、関係する各費目において合計349万円を計上しております。また、機構改革に伴う来年1月からの事務執行に向けて、庁舎改修経費システム改修などに1,447万円を計上いたしました。 民生費では、私立保育園に対して、指導書作成園児台帳作成にICTを活用した効率化システムの導入に300万円を、保育園内の事故防止体制を強化するため、テレビカメラの設置費用として20万円を、新しい介護予防・日常生活支援総合事業に基づき、通所型サービスB事業の取り組みが増えたことにより200万円を、社会福祉施設運営費には297万円を計上し、いなみ交流館「ラフォーレ」、くろば温泉など施設修繕を行います。 衛生費では、B型肝炎ワクチン予防接種が10月から国の制度に基づき定期接種になることへの対応と、接種期間が短くなる4月以降に生まれた子供への対応として接種委託料に412万円を計上しました。斎場運営費は113万円を計上し、福野斎場の火葬炉修繕を行います。 農林水産業費では、高収益が見込まれる作物へ栽培体系の転換を図るための施設整備機械導入支援として、産地パワーアップ事業に1,854万円を、地域資源の質的向上を図る共同活動や、農業用施設の長寿命化に取り組む組織の増加により、多面的機能支払交付金に1,907万円を追加し、土地改良施行事業の県の追加内示と、要望の多い散居景観保全事業の推進を図るため、県単土地改良費に1,175万円を追加計上しております。また、がんばる女性起業発展支援事業補助金に100万円を計上し、地元農産物の高付加価値化に向けた取り組みに支援いたします。林業費に413万円を計上し、園芸植物園、つくばね森林公園の施設修繕を行います。 商工費では、起業家育成支援事業に464万円を計上し、新たに申請のあった2件の事業所開設を支援いたします。観光推進費では、福光地域歴史と文化が薫るまちづくり事業に197万円を計上し、棟方志功資料館の施設の充実を図るとともに、「福光まちなか文化祭」と題したイベントの実施による、中心市街地の活性化を支援いたします。また、城端駅前広場整備と連動して広域観光窓口の機能強化を図るため、観光協会の拠点施設設置に向けた城端駅舎改修基本設計に322万円を、城端むぎや祭りのメイン会場を、改修工事が竣工間際の善徳寺境内での開催を可能とするための支援補助金として158万円を、また北海道大学観光学高等研究センター及び地域発新力研究支援センターとの3者連携により、桜クリエを活用した「メディアコンテンツオープンラボ」を開催し、産学官の枠組みに「クリエイターの視点」を加えた新しい観光ビジネスの創出の支援に58万円を、それぞれ計上しております。 土木費では、社会資本整備総合交付金の内示に伴い、除雪機械整備費を減額するとともに、消融雪施設整備に2,932万円を計上し、要望の強かった福光地域の消融雪施設をはじめ、消融雪施設5箇年整備計画に基づき、通学路線、緊急路線などを最優先に整備してまいります。 消防費では、消防団デジタル無線機を整備するため、消防団活動活性化装備品購入に75万円を、都市計画街路の整備に伴い井波地域の防火水槽が不要となったことから、その取り壊し費用に50万円を計上しております。 教育費では、施設の緊急修繕に対応するため、複合教育施設維持費に71万円、小学校管理費に295万円、中学校管理費に189万円、城端伝統芸能会館管理費に118万円、社会体育館管理費に186万円を、それぞれ計上いたしました。 災害関連としまして、7月14日の大雨により、世界遺産合掌造り菅沼集落展望広場の下部法面が崩落した復旧工事に499万円を計上しております。 平成28年11月末に予定されている「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録で、日本の曳山行事33件が一括登録され、富山県内では城端神明宮祭の曳山行事、高岡御車山、魚津タテモンの3件とされています。伝統文化の魅力や価値を再認識するとともに、次世代への伝承意欲の向上を目的として、富山県をはじめ関係3市で記念行事を行う負担金として100万円を計上しております。また、美術品購入基金で購入した石崎光瑤作「富山湾真景図」を一般会計で買い戻す購入費200万円を計上しております。 公債費では、前年度繰越金約20億5,000万円のうち10億3,254万円を市債の繰上償還に充てることとし、後年度の利払い約5,100万円を軽減するとともに、実質公債費比率の適正化を図ろうとするものです。 これら補正予算の財源は、通知カード・個人番号カード関連事務委託交付金などの国県支出金、地方創生推進基金繰入金、前年度繰越金や合併特例債などを充当することといたしております。 今回の補正総額は11億8,877万円となり、今年度の一般会計予算累計は、358億8,246万円となります。 議案第86号の国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)では、前年度の医療給付費の確定による退職者医療療養給付費等交付金の返還金2,255万円、庁舎移転に伴う国民健康保険システム導入にかかる経費68万円を計上し、予算累計は62億7,476万円となります。 議案第87号の介護事業特別会計補正予算(第1号)では、平デイサービスセンター非常電源修繕工事費に67万円を計上し、予算累計は2億647万円となります。 議案第88号の訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)は、テレワーク型訪問看護ステーションモデル事業として、中山間地域における訪問看護業務の効率化を図るため、クラウドサービスを活用した在宅勤務が可能となるよう必要な機器の整備を図るもので、訪問看護事業費に83万円を計上し、予算累計は2億6,023万円となります。 議案第89号の工業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)は、福野地域下吉江地内の工業用地造成費に8,900万円を計上し、その全額に地域開発事業債を充当することとしております。 議案第90号の病院事業会計補正予算(第1号)では、資本的支出に看護学生修学資金貸付金70万円を追加計上し、新たな貸付者及び復学者に対応することとしております。予算累計は、資本的支出で7億9,173万円となります。なお、資本的収入として、一般会計出資金46万円、貸付金返還金24万円を計上しております。 議案第91号の下水道事業会計補正予算(第2号)では、収益的支出において、粲明浄化センター汚泥乾燥機蒸気ボイラーの故障により、未処理となった汚泥の処分を民間事業者へ委託する経費404万円を計上しております。収益的支出の予算累計は30億3,541万円となります。資本的支出においては、粲明浄化センター汚泥乾燥機蒸気ボイラー更新工事費1,426万円を計上し、農業集落排水西太美処理場の非常用発電機修繕と大島処理場汚泥引抜ポンプ修繕費に152万円を計上し、予算累計は27億3,027万円となります。 議案第92号の「指定管理者の管理の期間の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」は、指定管理者に中長期的な計画の下で、より収益性の高い事業展開につなげてもらうことを目的に、指定管理期間を3年から原則5年に延長するため、関係する条例59件を一括して改正すべく、整理条例を制定するものであります。 議案第93号の「南砺市ひとり親家庭等医療費助成条例の一部改正について」は、児童福祉法及び児童扶養手当法施行令の改正によって生ずる引用箇所の条項ずれを改正するものであります。 議案第94号の「南砺市イオックス・アローザ交流施設条例の一部改正について」は、第92号の整理条例と同じく指定管理期間を3年から5年に延長し、合わせて民間に準じた料金とすべく、宿泊利用料金の増額改正等を行うものであります。 議案第95号の「南砺市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部改正について」は、企業立地の促進を図るため、国との同意に基づき、緑地及び環境施設の面積に工場立地法の特例が及ぶ区域として、城端地域大窪地区を追加するものであります。 議案第96号の「南砺市国民宿舎条例の一部改正について」から議案第104号の「南砺市都市公園条例の一部改正について」までは、整理条例と同じく指定管理期間を3年から原則5年に延長し、合わせて民間に準じた料金とすべく利用料金の改正、同一所管課施設の入浴料金の統一、実情に応じた開館時間の改正などを行うものです。 議案第105号の「南砺市賃貸住宅条例の一部改正について」は、入居者の資格要件の誤りを正すほか、引用規定等の整備を行うものであります。 議案第106号から第110号までの「とやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議について」は、高岡市、射水市、氷見市、砺波市、小矢部市及び南砺市の県西部6市が、とやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結する協議について、地方自治法第252条の2第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第111号の「南砺市教育振興基本計画の変更について」は、今春の機構改革によるこども課の教育委員会への移管に伴い、子ども・子育て支援に関する事項を教育振興基本計画に追加するため、南砺市議会基本条例第8条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第112号 井波地区大型貯水槽建設工事請負契約の変更については、予定価格1億5,000万円以上の工事請負契約の変更契約について、議会の議決を求めるものであります。 議案第113号は、予定価格が2,000万円以上かつ面積が5,000平方メートル以上の土地の売り払いについて議会の議決を求めるものであります。南砺市二日町字中島の土地5,999平方メートルを7,837万1,869円で、学校法人福野青葉幼稚園へ売り払うものであります。 報告第8号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、南砺市の財政状況を示す4つの健全化判断比率及び南砺市が所管する公営企業の経営状況を示す資金不足比率について、監査委員の意見を付して報告するものであります。 報告第9号は、6月定例会以降に行われた100万円以内の損害賠償に係る損害賠償額の決定及び和解について1件の専決を行いましたので、地方自治法第180条の規定により、これを報告するものであります。 認定第1号から第12号までは、平成27年度の南砺市一般会計、8特別会計及び3企業会計の計12会計の決算認定についてであります。各会計の決算につきましては、監査委員による監査をいただきましたので、ここに審査意見書を添えて議会の認定をお願いするものであります。監査委員各位には、何日間も詳細に審査いただきましたことに対し、この場をお借りしまして厚くお礼申し上げます。 また、市の出資等に係る法人の経営状況に関する説明書を提出いたしております。 以上、本定例会に提出いたしました議案について提案理由を説明いたしましたが、慎重ご審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。-----------------------------------決算特別委員会設置の件 ○議長(川邊邦明議員) 次に、日程第4、決算特別委員会設置の件を議題といたします。 お諮りいたします。平成27年度決算に関しては、9人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、認定第1号から認定第12号までについては、特別委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」という人あり〕 ○議長(川邊邦明議員) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。----------------------------------- △決算特別委員会委員の選任 ○議長(川邊邦明議員) 次に、お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、お手元に配布の名簿のとおり(末尾参照)指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」という人あり〕 ○議長(川邊邦明議員) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました9人の議員を決算特別委員会委員に選任することに決定いたしました。 なお、委員会条例第8条第2項の規定により、決算特別委員会の委員長及び副委員長を互選するため、暫時休憩いたします。 議場の時計で40分から、会議を再開いたします。
    △休憩 午前10時34分------------- △再開 午前10時39分----------------------------------- △正副委員長互選の報告 ○議長(川邊邦明議員) 会議を再開いたします。 ご報告いたします。休憩中に決算特別委員会が開催され、委員長及び副委員長の互選が行われましたところ、委員長には、池田庄平議員、同副委員長には、水口秀治議員がそれぞれ選任されましたので、ご報告いたします。-----------------------------------議員派遣の件 ○議長(川邊邦明議員) 次に、日程第5、議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。会議規則第167条の規定に基づき、お手元に配布いたしましたとおり(末尾参照)、議員を派遣いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(川邊邦明議員) ご異議なしと認めます。 よって、派遣することに決定いたしました。----------------------------------- △休会について ○議長(川邊邦明議員) 次に、お諮りいたします。議案調査のため、8月30日は休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(川邊邦明議員) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(川邊邦明議員) 以上で本日の日程は終了いたしました。 次回の本会議は、9月5日午前9時30分に再開し、市政一般に対する質問並びに各議案の質疑を行います。 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午前10時41分...