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03月03日-01号

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  1. 小矢部市議会 2020-03-03
    03月03日-01号


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    令和 2年  3月 定例会          令和2年3月小矢部市議会定例会会議録(第1号)令和2年3月3日--------------------------         令和2年3月3日(火)         午前10時00分 開議--------------------------議事日程第1号第1 会議録署名議員の指名について第2 会期の決定について第3 継続審査事項の報告について第4 議案第1号 令和2年度小矢部市一般会計予算から議案第32号 辺地に係る総合整備計画の策定についてまで   (市長の提案理由説明)第5 予算特別委員会の設置について   (委員会の設置)--------------------------本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 継続審査事項の報告について日程第4 議案第1号 令和2年度小矢部市一般会計予算から議案第32号 辺地に係る総合整備計画の策定についてまで     (市長の提案理由説明)日程第5 予算特別委員会の設置について     (委員会の設置)--------------------------◯出席議員(16名)   1番    林  登   2番    竹松豊一   3番    出合和仁   4番    谷口 巧   5番    山室秀隆   6番    加藤幸雄   7番    義浦英昭   8番    吉田康弘   9番    藤本雅明  10番    白井 中  11番    福島正力  12番    中田正樹  13番    石田義弘  14番    嶋田幸恵  15番    沼田信良  16番    砂田喜昭◯欠席議員(なし)--------------------------◯説明のため出席した者  市長     桜井森夫  副市長    竹田達文  教育長    野澤敏夫  企画政策部長 澁谷純一  総務部長   栢元 剛  産業建設部長 高木利一  民生部長   居島啓二  教育委員会         砂田克宏  事務局長  産業建設部理事         川田保則  兼上下水道課長  総務部次長兼         横川和弘  総務課長  総務部次長兼         古川正樹  財政課長  会計管理者兼         間ヶ数昌浩  会計課長  代表監査委員 藤田 勇--------------------------◯職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長   唐嶋 宏  局長補佐   西村美穂子  主任     松田充弘  主事     中村早紀-------------------------- △開会            午前10時00分 開会 ○議長(福島正力君)  おはようございます。 ただいまから令和2年3月小矢部市議会定例会を開会いたします。-------------------------- △開議            午前10時00分 開議 ○議長(福島正力君)  直ちに本日の会議を開きます。--------------------------出席議員数の報告 ○議長(福島正力君)  ただいまの出席議員は16名で定足数に達しておりますので、会議は成立しております。-------------------------- △諸般の報告 ○議長(福島正力君)  日程に入る前に、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定に基づき、桜井市長ほか関係者の出席を求めてあります。 次に、監査委員から令和元年12月分の例月出納検査のほか4件の報告書が議長に提出されておりますので、ご報告いたします。 なお、その写しは既にお配りしてありますので、ご了承願います。-------------------------- △議事日程の報告 ○議長(福島正力君)  本日の議事日程は、配付してありますので、朗読を省略いたします。--------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(福島正力君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定に基づき、議長から指名をいたします。  1番  林  登君  2番  竹松豊一君 以上2名を指名いたします。-------------------------- △会期の決定 ○議長(福島正力君)  日程第2 会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から3月19日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島正力君)  ご異議なしと認めます。 よって、会期は17日間と決定いたしました。--------------------------継続審査事項の報告 ○議長(福島正力君)  日程第3 継続審査事項の報告についてを議題といたします。 12月定例会において、閉会中の継続審査事項となっておりました所管事務の調査については、各委員長から調査の報告書が提出されております。 その写しは配付してありますので、ご了承願います。-------------------------- △議案第1号から議案第32号までについて ○議長(福島正力君)  日程第4 議案第1号 令和2年度小矢部市一般会計予算から議案第32号 辺地に係る総合整備計画の策定についてまでの議案32件を一括して議題といたします。 議案は既にお配りしてありますので、朗読を省略いたします。--------------------------
    提案理由説明 ○議長(福島正力君)  提案理由の説明を求めます。 市長 桜井森夫君。 〔市長 桜井森夫君登壇〕 ◎市長(桜井森夫君)  皆さん、おはようございます。 本日ここに、令和2年3月小矢部市議会定例会の招集に当たり、議員各位にはご出席を賜り誠にありがとうございます。 本定例会においては、提出いたしました令和2年度一般会計及び各特別会計予算並びにその他の議案について、ご審議をお願い申し上げる次第であります。 提案理由説明に入ります前に、現在、世界中で猛威を振るっております新型コロナウイルス感染症は、日本国内においても多くの感染者等が確認されております。 本市では、感染拡大防止のため、先月22日に「小矢部市新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置し、また、3月2日から小中学校の臨時休校を実施したところであります。ご父兄をはじめ、関係の皆様方には大変なご負担をおかけいたしておりますが、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げる次第であります。 今後とも、国や県をはじめ関係機関と連携を密にして情報の収集等に努めるとともに、必要な対策を迅速かつ適切に実施するなど、市民の皆様の安全安心の確保に万全を期してまいりたいと考えております。 次に、年度に臨むに当たりまして、私の市政運営の基本姿勢と所信の一端を申し上げ、予算の概要をご説明申し上げます。 私は、市長に就任して13年間、市政運営の基本姿勢として、市民の皆様と直接話し合い、市民の皆様の声を市政に反映させるよう取り組んでまいりました。 令和2年度につきましても、これまでと同様に市民の皆様の目線に立って着実に施策を展開してまいりたいと考えております。 さて、令和2年度は、元年度からスタートいたしました第7次小矢部市総合計画の2年目の年度であるとともに、本市が持続的に発展するために進めてまいりました近年の大型事業が完了に至り、その成果がいよいよ花を咲かせる年度になるものと考えております。 特に、市民交流プラザにつきましては、本年11月の開館を目指し着実に整備を進めてまいります。 石動駅周辺整備事業につきましては、本年3月に市民図書館が開館予定であるとともに、石動駅前広場の植栽や照明設備工事駅前駐車場機械ゲート設置工事等を7月中に完成をさせ、おおむね当事業が完了に至ることで、駅周辺の都市機能や市民サービスが飛躍的に向上するものと考えております。 また、津沢地区まちづくりの推進を目的とした「津沢あんどんふれあい会館」が本年度中に完成し、本年4月に開館する予定であり、津沢地区にぎわい創出につながるものと考えております。 さらに、平成30年度から整備を進めてまいりました大谷・蟹谷こども園につきましても、4月の開園に向けて準備を進めているところであります。 このように大型事業が完了に至り、こうした大きな変化の中にある本市の状況を踏まえ、令和2年度の予算につきましては、今後の持続的な発展とさらなる魅力向上と躍進を目指し、次の時代に着実につないでいくという思いを込め、「次代へつなぐ実行予算」と位置づけた次第であります。 引き続き、本市が掲げる将来像「魅力・安心・充実 しあわせ おやべ」の実現に向けたさらなる市勢の伸展を目指し、市民一人一人が「小矢部市に住んでよかった」と実感できるまちづくりを着実に進めるため、私自身が市職員の先頭に立ち小矢部市の持続的発展のため全身全霊を傾けて市政に取り組んでいく決意でございます。 初志を忘れることなく、誠心誠意、市政運営に専心してまいりますので、議員各位並びに市民の皆様方の格段のご支援とご協力をお願い申し上げる次第であります。 さて、国は「経済再生なくして財政健全化なし」の基本方針の下、デフレ脱却・経済再生と財政健全化の一体的な取り組みを進める一方、Society5.0時代に向けた人材・技術などへの投資など、重要な政策課題への対応に必要な予算措置を講ずることといたしております。 また、地方財政につきましては、地方が人づくり革命の実現や地方創生の推進、地域社会の維持・再生などに取り組みつつ、安定的な財政運営を行うために必要となる一般財源総額について、令和元年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保することを基本として、対策を講ずることといたしております。 本市の令和2年度予算編成に当たりましては、このような国の編成方針などを勘案しながら、歳入面では、市税や地方譲与税、交付金、臨時財政対策債を含む実質的な地方交付税の金額を積算して一般財源を見積もるとともに、新たな財源の創出に向けた取り組みとして、企業版ふるさと納税やガバメント・クラウド・ファンディングの活用を目指し、編成をしたところであります。 また、歳出面では、サマーレビューの実施により見込んだ約4億円の一般財源不足額に対応するため、予算編成方針において、経費別見積基準として、経常的経費は令和元年度予算と比べ一般財源額を5%削減すること、政策的経費サマーレビューで示した額を上限として見積もること、さらには、市単独補助金については総額10%以上を削減することなどを示し、本市財政の課題である増加傾向にある市債の借り入れや財政調整基金の繰り入れに頼らない予算を目指し、編成作業を進めてまいりました。 以上、申し上げました方針の下、編成をいたしました令和2年度予算規模につきましては、一般会計137億3,500万円、公共用地先行取得事業特別会計4,070万円、国民健康保険事業特別会計29億3,170万円、後期高齢者医療事業特別会計9億2,890万円、東部産業団地事業特別会計1億2,320万円、水道事業会計11億8,264万円、下水道事業会計35億472万円、合計224億4,686万円であります。 全会計の合計額は、前年度に比べ15億3,445万円の減、これは率にして6.4%の減となっております。 一般会計につきましては、前年度と比べ22億1,510万円の減、これは率にして13.9%の減となっており、先ほども申し上げましたように大型事業が完了に至ることから、令和元年度の予算を大幅に下回っております。 次に、歳出予算の概要についてご説明を申し上げます。 説明に当たりましては、第7次小矢部市総合計画において、まちづくりの基本目標として掲げております「魅力あふれる産業と経済活力のみなぎるまち」「人を呼び込む都市空間と多彩な交流でにぎわうまち」「未来にやさしい環境と安全安心に暮らせるまち」「市民と行政が協働して自治体経営を支えるまち」「人をすこやかにはぐくむ教育と歴史文化がいきづくまち」「心がやすらぐ健康とあたたかな福祉で支え合うまち」の6つの目標ごとに概括し、それぞれについて、特に配慮いたしました事柄を中心にご説明を申し上げます。 第1は、「魅力あふれる産業と経済活力のみなぎるまち」についてであります。 地域経済の活性化などを目的とし、令和元年5月にオープンをいたしました石動駅前商工会ビル「める・びる」の運営に対し、引き続き助成を行うとともに、商店街の活性化を目的とした小矢部市商工会が行うイベント等に助成を行い、中心市街地の活性化を図ってまいります。 また、令和2年4月から高速バス「高山~高岡線」が運行し、アウトレットモールへの乗り入れも予定されていることから、おやべ周遊クーポンのウェブ上での再開や、高速バス高山便の利用者の石動駅までのバス運賃の片道分無料化などにより、高速バス利用者を中心としたまちなかへの誘客を促進し、中心市街地の活性化を図ってまいります。 商工業振興対策といたしましては、引き続き、買物弱者を対象とした移動販売、宅配サービス等を実施する事業者への助成を行うほか、「まちなか等振興事業補助金」により、まちなかのにぎわいの創出に努めるとともに、創業者に対する支援にも積極的に取り組んでまいります。 農業振興対策といたしましては、JAいなばが建設する東部第3カントリーエレベータの建設補助を行い、米づくりにおける農業の競争力強化を支援するとともに、稲葉山牧野における堆肥搬出作業のための良好な環境を整え、稲葉山牧野を中心とした耕畜連携の推進とその経営安定化に努めてまいります。 また、防災重点ため池のうち特に周囲への影響が大きいものの耐震性点検調査や、防災重点ため池の現行のハザードマップへの追加を行うことなどにより、農業・農村環境における防災減災対策を進めてまいります。 第2は、「人を呼び込む都市空間と多彩な交流でにぎわうまち」についてであります。 近年、大型事業として実施をしてまいりました石動駅周辺整備事業により、にぎわい創出及び交流の拠点となる石動駅の駅舎と南北自由通路が平成30年11月に供用が開始され、本年3月には、市民図書館が開館をいたします。令和2年度は、市民サービスの最たる施設である、この市民図書館を良好に運営するための必要な予算を計上するとともに、先ほども申し上げましたとおり、石動駅前広場の植栽や照明設備工事駅前駐車場機械ゲート設置工事等を7月中に完成をさせ、駅前広場の景観整備や駅周辺の都市機能の充実を図りながら、市民生活の質の向上を目指してまいります。 観光交流の拠点施設として、また、津沢地区まちづくりの推進を目的として整備をしてまいりました「津沢あんどんふれあい会館」が、本年4月に開館をする予定であります。この開館効果を高める津沢ふれあいフェスティバルの開催への支援とも連動させながら、さらなる交流人口の増加を図ってまいります。 定住促進対策事業につきましては、引き続き、人口減少対策における重点施策としての位置づけの下、定住促進賃貸住宅家賃助成の新婚世帯への支給期間を最大24か月から36か月に拡充をするとともに、最大100万円の定住促進住宅取得助成制度の継続や、移住カフェの開催などを通して、新婚世帯などの「おやべ暮らし」を応援し、移住・定住の促進に向けて積極的に取り組んでまいります。 また、移住の促進や定住人口の確保・増大、関係人口の創出につなげるため、引き続き、地方創生推進交付金を活用して、シティープロモーション事業に取り組んでまいります。令和2年度は、SNS投稿ワークショップを開催し、本市の情報発信を活発にするため、市民目線による情報発信の担い手を育成するとともに、首都圏における関係人口創出イベントを開催し、「おやべファン」の増大を目的として、小矢部の食文化や歴史・風土等について理解を深め、関係人口の創出を図ってまいります。 また、ふるさとおやべを応援していただく取り組みとして、引き続き、OYABEふるさと通信の発信などを行いながら、ふるさと納税などを利用しておやべを応援していただける関係人口の創出にも努めてまいります。 また、ふるさと納税のポータルサイトを追加して寄附しやすい環境を整えるとともに、引き続き、魅力ある返礼品となるよう商品ブラッシュアップに向けた取り組みを行いながら、寄附件数や寄附額の増加を目指し、自主財源の確保を図ってまいります。 公共交通対策といたしましては、引き続き、買い物や通院のための支援として、75歳以上の方を対象とした市営バスの無料化を実施するとともに、市営バス再編計画の検討や市営バス1台の更新購入を行うなど、公共交通を中心とした快適なまちづくりの創造に向けて取り組んでまいります。 多文化共生の推進に資する取り組みといたしましては、音声翻訳機を市役所の主たる窓口に設置することで、外国人住民への情報提供や相談に多言語で対応できるようにしてまいります。 第3は、「未来にやさしい環境と安全安心に暮らせるまち」についてであります。 安全安心に暮らせるまちづくりに向けた取り組みといたしましては、引き続き、防犯上必要性の高い箇所に防犯カメラを設置するとともに、自治会などが実施をする防犯カメラの設置に対しても助成をしてまいります。 防災対策といたしましては、引き続き、道林寺及び長地区における荒廃危険山地崩壊防止対策を行うほか、埴生地区の若宮古墳周辺における急傾斜地崩壊対策を実施し、自然災害の未然防止に努めてまいります。 また、市防災訓練の実施をはじめ、避難行動要支援者の意向確認に取り組むとともに、自主防災組織資機材整備費用への助成や災害避難所表示板の更新、防災士の育成並びにダンボールベッド等災害備蓄品の整備などにより、引き続き防災・危機管理体制の充実を図ってまいります。 消防救急体制の強化に向けては、防火水槽の整備や消火栓の設置により消防水利の確保に努めるほか、消防団に対しまして、小型動力ポンプやレインスーツを計画的に整備するとともに、行方不明者捜索活動対策として活動用装備品の配備を行ってまいります。 第4は、「市民と行政が協働して自治体経営を支えるまち」についてであります。 協働のまちづくりとしては、引き続き個人市民税の1%相当額を財源とした、おやべ型1%まちづくり事業を実施することにより、市民活動や地域活動を支援し、市民と行政との協働のまちづくりを推進していきます。 市税の賦課徴収体制につきましては、基幹系システムクラウド化に併せて、「コンビニ・スマホ収納サービス」を開始することにより納税環境を大きく改善し、納税者が納付しやすい環境づくりに努め、納税者の利便性と収納率の向上を図ってまいります。 持続可能な自治体経営の確立につきましては、引き続き、公共施設の再編や長寿命化に取り組むとともに、再編により生ずる廃止施設等の売却のために必要な予算を計上するなど、必要な取り組みを一層推進するとともに、行財政改革の推進に向けて、引き続き経費の節減に努め、最少の経費で最大の効果を生み出せるよう、職員全員で知恵を絞り、堅実で実効性のある組織となるよう、行財政改革に取り組んでまいります。 第5は、「人をすこやかにはぐくむ教育と歴史文化がいきづくまち」であります。 学校教育環境の向上への主な取り組みといたしましては、これまで準備を進めてまいりました小学校における英語の教科化に対応するため、引き続き、県が配置する英語専科教員と市が配置をするALTの連携を進めるとともに、英語教育が展望をもって取り組まれるよう英語教育アドバイザーを招聘しながら、英語教育の充実を図ってまいります。 また、昨年12月に提出されました市小中学校統廃合審議会からの答申を踏まえ、小中学校再編推進計画の策定に取り組むとともに、学校施設の長寿命化計画の策定や必要な営繕工事に取り組みながら、安全安心学校教育環境の確保に努めてまいります。 また、発達障がいなどの配慮を要する児童に対し、引き続き、スタディ・メイトを配置し学習活動等への支援を行うとともに、生活支援を要する新たな就学児童に対しても、スタディ・メイトを増員配置し学校生活を支援してまいります。 教職員の多忙解消と部活動の活性化を目的とした部活動指導員についても増員配置をし、専門的な指導による部活動の質の向上と教職員の負担の軽減を図ってまいります。 情報教育環境の充実といたしましては、本市の3月補正予算において、国の補正予算における補助金等を活用し、GIGAスクール構想の実現に向けた小中学校内における情報通信ネットワークの整備を行うとともに、令和2年度には電子黒板の整備や教員用パソコンの更新等を行い、情報教育環境の充実を図ってまいります。 生涯学習環境の充実に向けては、継続して取り組んでまいりました市民交流プラザの整備を着実に進め、本年11月の開館を目指してまいります。 また、本年3月に市民図書館が開館をいたしますが、令和2年度は開館記念事業を実施し、さらなる利用拡大を図ってまいります。 歴史文化保存活用推進に向けては、引き続き、今石動城跡及び周辺環境の整備を行い、訪れやすい環境づくりに取り組んでまいります。また、「歴史の道100選」に選定をされました「小原越」や「田近越」などを紹介する案内パンフレットを作成し、周知・活用を図ってまいります。 令和2年度は、東京オリンピック2020が開催されます。富山県における聖火リレースタート地点クロスランドおやべが選出をされましたことから、この実施に必要な経費を計上し、東京オリンピックを盛り上げ、子供たちが夢と希望を抱けるようスポーツの振興に取り組んでまいります。また、大谷博物館におきましては、前回の東京オリンピックに縁のある大谷米太郎氏をはじめとした大谷家にスポットを当てた写真展を開催いたします。 また、体育施設の環境整備につきましては、小矢部ホッケー場人工芝改修工事文化スポーツセンター屋上の防水工事などを実施し、スポーツ環境の維持・充実に努めてまいります。 最後に、「心がやすらぐ健康とあたたかな福祉で支え合うまち」についてであります。 地域医療体制につきましては、引き続き、北陸中央病院への運営助成を行いながらその維持・確保に努めるとともに、引き続き、妊産婦健康診査への助成や出産支援交通費への助成、子ども及び妊産婦医療費への助成、不妊・不育症治療費への助成などを実施しながら、母子保健の推進に努めてまいります。 大谷・蟹谷こども園につきましては、本年4月の開園に向けて準備を進めているところであり、体調不良児対応型病児保育の実施など、保育サービスの充実を図りながら、両こども園を含めた保育施設の良好な運営に努めてまいります。 併せて、両こども園においては、子育て支援センターを新たに開設し、妊婦や子育て世代を対象とした育児不安等に関する相談や情報提供、保護者間の交流の場の提供などを行うとともに、新たに総合保健福祉センター内に、子育て世代包括支援センターを開設し、妊娠期から切れ目なく子供の発育・発達への支援に積極的に取り組み、本市における子育て環境の一層の充実に努めてまいります。 障害者福祉の充実につきましては、本市に住所を有する障がい者の方が、就労移行支援施設等へ通所するための交通費を新たに助成するとともに、砺波圏域障害者基幹相談支援センターを、砺波市及び南砺市と3市で共同して設置して、障がい者及び障がい児とその家族の方が、砺波圏域において自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう相談支援の中核的な役割を担ってまいります。 また、重度心身障害者等医療費助成制度においては、予てから富山県に対し要望をしてまいりました精神障害者保健福祉手帳1級保持者の対象追加について、このたび、県要綱の改正がなされ令和2年10月から実施をされる予定であり、当助成制度が拡充されることとなりました。引き続き、県の助成制度を活用しながら、障がい者への医療費助成に取り組んでまいります。 高齢者福祉の充実といたしましては、引き続き相談窓口となる地域包括支援センターを中心に介護予防事業の実施に努め、令和2年度は、介護予防教室におけるフレイル予防や認知症予防など、その実施回数を増やし、当事業の充実に努めてまいります。 以上が歳出予算の概要であります。 次に、歳入予算の概要について説明をいたします。 まず、一般会計の市税につきましては、46億2,455万円を計上いたしました。 このうち個人市民税や法人市民税等につきましては、令和元年度決算見込みを考慮しながら、国の経済見通しや税制改正及び本市の実情を踏まえて総合的に勘案し、見込み得る額を計上したものであります。 地方譲与税及び各種交付金につきましては、地方財政計画や令和元年度決算見込みなどを勘案しながら計上をいたしております。 地方交付税につきましては、令和元年度決算見込みを考慮しながら、市税や地方譲与税及び各種交付金の増減による影響を勘案するとともに、基準財政需要額及び基準財政収入額をそれぞれ積算して見込み得る額を計上いたしております。 国庫支出金及び県支出金につきましては、補助事業への対応を積極的に行いながら、各事業の歳出に見合う額を計上いたしております。 市債につきましては、後年度に交付税措置のある有利な市債の選択を基本として、特に、公共施設の長寿命化に際しましては、「長寿命化計画」を策定し、交付税措置のある有利な地方債である「公共施設等適正管理推進事業債」を活用するなど、事業の適債性に十分配慮し適正な額を計上いたしております。また、地方交付税の代替財源であります臨時財政対策債につきましては、地方財政計画に基づき積算をした額を計上いたしております。 寄附金につきましては、予算編成方針でも示しました「新たな財源の創出」に向けて、企業版ふるさと納税、それからガバメント・クラウド・ファンディングに取り組むこととして、見込み得る額を計上いたしております。 繰入金につきましては、「ふるさとおやべ」を応援したいという思いを持った多くの皆様からの令和元年中の寄附に基づく「ふるさとおやべ応援基金」からの繰入金2,848万6,000円を計上し、寄附された方々のご厚志を有効に活用させていただくとともに、各種基金の整理・統合と活用に取り組み、事業の目的に合致した基金からの繰入金を計上いたしております。 これらにより、予算編成方針で示しました「財政調整基金からの繰り入れに頼らない予算編成」を行ったものであります。 次に、特別会計及び企業会計予算の概要について説明をいたします。 公共用地先行取得事業特別会計につきましては、土地開発基金からの借入金、財産収入等を計上いたしております。 国民健康保険事業特別会計につきましては、国民健康保険税、国庫支出金、県支出金、保険基盤安定化対策等による一般会計繰入金等を計上いたしております。 後期高齢者医療事業特別会計につきましては、後期高齢者医療保険料、一般会計繰入金等を計上いたしております。 東部産業団地事業特別会計につきましては、土地貸付による財産収入、一般会計からの借入金を計上いたしております。 水道事業会計につきましては、給水収益などの営業収益や営業外収益、企業債、一般会計繰入金等を計上いたしております。 下水道事業会計につきましては、令和2年度から企業会計に移行することとし、下水道使用料などの営業収益や営業外収益、企業債、一般会計繰入金、国庫補助金、分担金及び負担金などを計上いたしております。 以上が令和2年度予算の概要であります。 議案第8号は、令和元年度小矢部市一般会計補正予算(第4号)でございます。 今回補正いたします額は、歳入歳出それぞれ571万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ169億4,955万3,000円とするものであります。 歳出予算を各款ごとにご説明を申し上げます。 第2款総務費851万1,000円の増額は、企画事務費の増額並びに参議院議員選挙費及び県議会議員選挙費の減額による精査であります。 第3款民生費5,311万5,000円の増額は、障害児給付事業費、高齢者健康交流センター管理費、介護保険制度事業費、地域子育て支援拠点事業費及び民間保育施設運営費の増額並びに生活困窮者自立支援事業費、障害者自立支援給付事業費、重度心身障害者等医療費助成費、老人福祉対策費及び統合こども園整備事業費の減額等による精査であります。 第4款衛生費1,000万円の減額は、地域医療体制整備事業費の減額並びに水道事業会計出資金及び繰出金の節更正による精査であります。 第5款労働費13万5,000円の増額は、労務対策費の増額であります。 第6款農林水産業費7,958万9,000円の減額は、水田農業経営体活性化対策事業費、土地改良振興事業費及び市営土地改良事業費の増額並びに生産調整推進対策事業費、競争力強化生産総合対策事業費、農地中間管理事業費、牧野放牧管理費、県単独森林整備事業費及び林道整備事業費の減額並びに森林経営管理事業費の節更正による精査であります。 第8款土木費4,137万7,000円の減額は、県道改良等負担金、橋梁整備費及び街路事業費の増額並びに道路維持補修費、市道新設改良事業費、急傾斜地崩壊対策事業費、下水道事業特別会計繰出金、駅施設管理費及び公営住宅等維持管理費の減額並びに除雪対策費及び石動駅周辺整備事業費の財源更正等による精査であります。 第10款教育費1億680万円の増額は、情報教育環境整備事業費、中学校管理運営費及びスポーツ振興事業費の増額並びに体育施設改修事業費の減額並びに(仮称)石動コミュニティプラザ整備事業費の財源更正による精査であります。 第11款災害復旧費3,630万9,000円の減額は、現年農地農業用施設災害復旧事業費及び過年農地農業用施設災害復旧事業費の増額並びに現年林道施設災害復旧事業費及び現年公共土木施設災害復旧事業費の減額による精査であります。 第12款公債費700万円の減額は、利子の減額であります。 これらに対する財源といたしましては、国庫支出金1,130万5,000円、財産収入2万9,000円、寄附金1,815万9,000円及び市債9,430万円の増額並びに分担金及び負担金505万5,000円、県支出金1億1,541万円、繰入金596万3,000円及び諸収入307万9,000円の減額により措置しようとするものであります。 第2条は、繰越明許費であります。 第3条は、債務負担行為の補正であります。 第4条は、地方債の補正であります。 第5条は、一時借入金の補正であります。 議案第9号は、令和元年度小矢部市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)であります。 今回補正いたします額は、歳入歳出それぞれ1,651万円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ9億768万8,000円とするものであります。 補正の内容は、後期高齢者医療保険料が増額となることにより、後期高齢者医療広域連合納付金を増額するものであります。 議案第10号は、令和元年度小矢部市下水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。 今回補正いたします額は、歳入歳出それぞれ7,161万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ25億5,458万9,000円とするものであります。 補正の内容は、公共下水道施設整備費、流域下水道事業費及び利子の減額並びに汚水施設維持管理費及び合併処理浄化槽整備事業費の財源更正による精査に伴い、歳入の諸収入の増額並びに国庫支出金、繰入金及び市債の減額により措置をしようとするものであります。 第3条は、繰越明許費であります。 第4条は、地方債の補正であります。 議案第11号は、令和元年度小矢部市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)であります。 補正の内容は、元金の増額を、農業集落排水維持管理事業費の減額で対応しようとするものであります。 議案第12号は、令和元年度小矢部市水道事業会計補正予算(第1号)であります。 今回補正いたします額は、収益的収入を2,381万1,000円減額し、収益的収入の総額を6億4,325万9,000円とするものであります。 補正の内容は、他会計補助金の減額であります。 収益的支出は、103万8,000円を増額し、収益的支出の総額を6億124万8,000円とするものであります。 補正の内容は、配水及び給水費の増額であります。 加えて、資本的収入を347万5,000円増額し、資本的収入の総額を2億5,327万5,000円とするものであります。 補正の内容は、他会計負担金及び工事負担金の増額並びに上水道企業債の減額による精査であります。 次に、予算以外の議案についてご説明を申し上げます。 条例の関係につきましては、制定が、小矢部市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定など3件であります。 一部改正は、小矢部市商工業振興条例の一部改正など13件であります。 その他といたしましては、小矢部市津沢あんどんふれあい会館の指定管理者の指定など4件であります。 以上をもちまして、今回提出いたしました議案の説明といたします。 何とぞ慎重なご審議の上、議決を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(福島正力君)  提案理由の説明を終わります。--------------------------予算特別委員会の設置について ○議長(福島正力君)  日程第5 予算特別委員会の設置についてを議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま上程されました議案のうち、議案第1号から議案第7号までの令和2年度に係る予算案件については、委員会条例第4条の規定に基づき、15名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、議案の審査をすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島正力君)  ご異議なしと認めます。 よって、本案については、15名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、議案の審査をすることに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定に基づき、議長から指名したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島正力君)  ご異議なしと認めます。 よって、議長が指名することに決定いたしました。 それでは、予算特別委員会の委員に  1番 林  登君   2番 竹松豊一君  3番 出合和仁君   4番 谷口 巧君  5番 山室秀隆君   6番 加藤幸雄君  7番 義浦英昭君   8番 吉田康弘君  9番 藤本雅明君  10番 白井 中君 12番 中田正樹君  13番 石田義弘君 14番 嶋田幸恵君  15番 沼田信良君 16番 砂田喜昭君 以上15名を指名いたします。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島正力君)  ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました15名の諸君を予算特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。-------------------------- △休会について ○議長(福島正力君)  お諮りいたします。 3月4日から6日までは議案調査のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島正力君)  ご異議なしと認めます。 よって、3月4日から6日までは休会とすることに決定いたしました。 なお、3月9日午前10時から本会議を再開いたします。-------------------------- △散会 ○議長(福島正力君)  以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。--------------------------           午前10時50分 散会...