小矢部市議会 2019-09-12
09月12日-04号
令和 1年 9月 定例会 令和元年9月
小矢部市議会定例会会議録(第4号)令和元年9月12日
-------------------------- 令和元年9月12日(木) 午前10時00分
開議--------------------------議事日程第4号第1 議案第34号 令和元年度小矢部市
一般会計補正予算(第2号)から議案第50号 平成30年度小矢部市
水道事業会計剰余金の処分についてまで、及び認定第1号 平成30年度小矢部市
一般会計歳入歳出決算から認定第8号 平成30年度小矢部市
水道事業会計決算までの質疑並びに市政に対する一般質問第2 議案第47号 小矢部市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての撤回(市長の
撤回理由説明)第3 議案第47号 小矢部市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての撤回について (質疑・表決)第4 議案第34号 令和元年度小矢部市
一般会計補正予算(第2号)から議案第46号 小矢部市
総合保健福祉センター条例の一部改正について、議案第48号 小矢部市子どものための教育・保育に関する
利用者負担額を定める条例の一部改正についてから議案第50号 平成30年度小矢部市
水道事業会計剰余金の処分について、及び認定第1号 平成30年度小矢部市
一般会計歳入歳出決算から認定第8号 平成30年度小矢部市
水道事業会計決算まで (
委員会付託)--------------------------本日の会議に付した事件日程第1 議案第34号 令和元年度小矢部市
一般会計補正予算(第2号)から議案第50号 平成30年度小矢部市
水道事業会計剰余金の処分についてまで、及び認定第1号 平成30年度小矢部市
一般会計歳入歳出決算から認定第8号 平成30年度小矢部市
水道事業会計決算までの質疑並びに市政に対する
一般質問日程第2 議案第47号 小矢部市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての撤回 (市長の
撤回理由説明)日程第3 議案第47号 小矢部市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての撤回について(質疑・表決)日程第4 議案第34号 令和元年度小矢部市
一般会計補正予算(第2号)から議案第46号 小矢部市
総合保健福祉センター条例の一部改正について、議案第48号 小矢部市子どものための教育・保育に関する
利用者負担額を定める条例の一部改正についてから議案第50号 平成30年度小矢部市
水道事業会計剰余金の処分について、及び認定第1号 平成30年度小矢部市
一般会計歳入歳出決算から認定第8号 平成30年度小矢部市
水道事業会計決算まで (
委員会付託)--------------------------◯出席議員(16名) 1番 林 登 2番 竹松豊一 3番 出合和仁 4番 谷口 巧 5番 山室秀隆 6番 加藤幸雄 7番 義浦英昭 8番 吉田康弘 9番 藤本雅明 10番 白井 中 11番 福島正力 12番 中田正樹 13番 石田義弘 14番 嶋田幸恵 15番 沼田信良 16番
砂田喜昭◯欠席議員(なし
)--------------------------◯説明のため出席した者 市長 桜井森夫 副市長 竹田達文 教育長 野澤敏夫 企画政策部長 澁谷純一 総務部長 栢元 剛
産業建設部長 高木利一 民生部長 居島啓二 教育委員会 砂田克宏 事務局長
産業建設部理事 川田保則 兼上下水道課長 総務部次長兼 横川和弘 総務課長 総務部次長兼 古川正樹 財政課長 会計管理者兼 間ヶ数昌浩 会計課長
代表監査委員 藤田
勇--------------------------◯職務のため議場に出席した事務局職員 事務局長 唐嶋 宏 局長補佐 西村美穂子 主任 松田充弘 主事
中村早紀--------------------------
△開議 午前10時00分 再開
○議長(福島正力君) ただいまから令和元年9月
小矢部市議会定例会を再開いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
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△出席議員数の報告
○議長(福島正力君) ただいまの出席議員は16名で定足数に達しておりますので、会議は成立しております。
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△諸般の報告
○議長(福島正力君) 日程に入る前に、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定に基づき、桜井市長ほか関係者の出席を求めてあります。
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△議事日程の報告
○議長(福島正力君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしてありますので、朗読を省略いたします。
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△議案に対する質疑並びに市政に対する一般質問
○議長(福島正力君) 日程第1 議案第34号 令和元年度小矢部市
一般会計補正予算(第2号)から議案第50号 平成30年度小矢部市
水道事業会計剰余金の処分についてまで、及び認定第1号 平成30年度小矢部市
一般会計歳入歳出決算から認定第8号 平成30年度小矢部市
水道事業会計決算までの議案25件に対する質疑並びに市政に対する一般質問を議題といたします。 議長に発言通告書が提出されておりますので、順次発言を許します。 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) 皆さん、おはようございます。会派「市民報徳会」の嶋田でございます。 9月から、新組織で議会が始まりました。議長さんと副議長さん、この議会を公明、公正、公平に進めていただくように、この議会運営をお願いしたいなというふうに思っております。 きのうは、会派での福島視察の話が出ました。福島では、レンタカーを借りて動きました。市長さんが議員のとき、初めて会派を組み、そして視察に行ったときに、やっぱり九州をレンタカーで動いていただきました。そのことを思い出しました。 そして、帰りましてから9月1日、1年間の活動報告を会派としてさせていただきました。96人という市民の方々においでいただき、1年間を終え、昨日、出合議員が代表質問をいたしました。 30代から60代まで、切磋琢磨し、活動できることが大変うれしく、元気に活動できています。政治家みずからが行動し、一市民として市民に寄り添い、みずからが行動し、関心を持ってもらうように、市民からいただいた質問をさせていただきたいと思います。 それでは、一問一答でお願いをいたします。 1番は、市民の「力」が生きるまちづくりでございます。 協働のまちづくり、市民と行政が一緒にしていくことは大切なことです。市民参加の推進が行政の説明責任を確保し、同時に市政運営の透明性向上が図られます。市民の英知と実践力を受け入れることで、市政運営も効率的、そしてかつ充実したものとなります。 何事も、そしてよりよいものにしていこうという思いを形にするためには、熱意だけでは不十分です。力、市民力が必要です。協働のまちづくりには、市民としての行動力を発揮することのできる環境の整備が必要であると痛感しているこのごろです。 そこで、お尋ねをいたします。 市民力を必要とするイベントの事業の
スケジュールが重なり、充実した
イベント事業が展開できません。各課が縦割りで決めるのではなく、全体で調整し、わかるようにしていただきたいと思います。 最近特に思ったのは、火牛まつりと操法大会でございます。皆様は消防団に対して、あなた方がいるからこそ安全と安心を確保できる、高枕で寝れるというようなお話をしていただけます。その消防団活動をしながらも、操法大会に一生懸命になり、市で優勝し、県大会へ行く。本当は小矢部市民がこぞって、この操法大会を応援すべきものであり、そして県で優勝、それから入賞してくれば、小矢部市民でよかったなと入賞を喜ぶというのが、これが当たり前のことだというふうに思いますし、この消防団活動に燃えている方たちも操法大会に、仕事をしながら、家族も犠牲にしながら、操法大会に時間を費やしたことが報われるというふうに思っていますが、そのことがなっていないというふうに思っています。これはほんの一例でございます。 そのことについて、市民の力が生きるまちづくりという観点でお尋ねをしたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
○議長(福島正力君) 市長 桜井森夫君。 〔市長
桜井森夫君登壇〕
◎市長(桜井森夫君) まず、イベントの
スケジュール調整についてのご質問でございます。 本市で行われておりますイベントにつきましては、市が実施するものと実行委員会などが実施するものがございます。市が実施するものはもとより、実行委員会などが実施するものでありましても市が助成を行っているなど、市が関与しているものにつきましては
スケジュールの把握が容易でございますけれども、それ以外のものは把握が難しいのが現状でございます。 ご指摘の火牛まつりにつきましては、私はおやべ
祭り実行委員会の会長を仰せつかっておりますので、その
スケジュールについてお答えをさせていただきたいと思います。 まず、本年7月27日に開催されましたメルヘンおやべ
源平火牛まつりにつきましては、ことしで24回目を迎えまして、
市民手づくりの祭りとして年々盛り上がりを見せているところであります。 開催日程につきましては、毎年7月の最終土曜日と固定をいたしているところでございます。これは、開催日があらかじめ定まっていることが参加者にとってわかりやすいことから、おやべ
祭り実行委員会の総会、これは平成30年度の総会でありますけれども、この総会において協議し、決定をしたものであります。 富山県
下消防団消防操法大会と重なってしまうとのご指摘がございます。富山県
下消防団消防操法大会につきましては7月の第4土曜日、
源平火牛まつりが最終土曜日でございますので、曜日のめぐりによっては開催日が重なることがあります。 祭りの開催日も、回を重ねる中で広く浸透をしてきたところでございますけれども、一方で、行事が重なることにより、参加できない方々が出てくるとい課題がございますので、それらを踏まえて、祭りを運営するスタッフや参加される市民の方々にとって参加しやすい祭りとなるように、実行委員会の中で検討してまいりたいと考えております。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) 操法大会と重なるということは、ほんの一例でございます。この1年間の
スケジュール、事業の
スケジュールを見直す、また、縦割りではなくて、横で連携をしながら、市民が力を発揮できるようにやっていくということが大事であるというふうに思っております。 市長さんは、この三大イベントの大会の実行委員長という、大会長ですか、ということで、火牛まつりに対してもお答えになりましたが、火牛まつりに対しては大変細かいことがございます。市長さん自身がどこまでよくよくと把握しておられるかわかりませんが、私は、今回の火牛まつりも大変な雨で、災害がいつ訪れるかわからないというお話を、いつも皆さんがしていらっしゃるのに、把握をしながら中止が遅かった。そして、私たちに連絡があって、そしてこの中止するというときも、どのように対応するのかということがなっていなかった。組織力として、私は低下しているのではないかなというふうに思います。 私
たち女性団体連絡協議会からも実行委員を出し、会合に参画しておるところでございます。そのときにも、なかなかお集まりならなかったり。また、実行委員長、副実行委員長というその指揮のもとでやっていくということは、なかなかこのお祭りも大変でありまして、協賛金をいただきながら、しっかりとしたこのイベントをやっていくということは、もっと密に話し合いをし、組織力を生かすということが大切であるというふうに思っているところであります。 既存の大きな組織を生かして、この力を利用して、そして最大限に、フルに市民力を活用するということが、今のこの小矢部市政の運営にとって、とても大切なことであるというふうに思っておりますので、しっかりとこの1年間の
タイムスケジュールを、皆さんへ市長からお話をいただいて、各課で検討いただきたいというふうに思っております。 市長からは6月議会で、ここがオリンピックの、ここが点灯した聖火のランナーのところになりました。最初でございます。それも、「
実行委員会方式も含めて、関係団体と
タイムスケジュール等の事業計画を協議しながら、市民一丸となって、この大きなチャンスを最大限に生かせるよう検討してまいりたいと考えています」と答えておられます。 これは、やっぱり来年ですから、もうそろそろ動いてもいいくらいだなと思いながらおるわけで、こういう出おくれというか、おくれがないように取り組んでいただきたいというふうに思っております。 とにかく、私が一番思っているのは、皆さんからお伺いしているのは、市民力がしっかりと最大限に発揮できる事業計画、
スケジュールを立てていただきたいということです。もう一度、市長さんにお伺いしたいと思います。
○議長(福島正力君) 市長 桜井森夫君。
◎市長(桜井森夫君) 議員ご指摘のとおり、さまざまなイベント、あるいは行事を実施をしているわけでございますけれども、そういった中で、参加団体への連絡体制の強化などの改善点も見えてきたという部分もございます。これらを教訓にしまして、次年度以降のスムーズな運営につながるよう、関係団体との連携をしっかりと図りながら、行政としてもしっかりとこれをバックアップしていきたいというふうに思っております。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) よろしくお願いをしたいと思います。 火牛まつりは事故も起こりました。その後、実行委員の方たちは大変な目にもお遭いになった。このことをしっかりと胸にとめて、こういうことが二度と起こらないように、また、この大会がしっかりと行われるように、また、私は、操法大会の方たちを小矢部市民が一丸となって応援していますよという体制をつくってあげるのが一番いいというふうに思っております。 次の質問に移ります。 審議会です。幾つもの会の会長をしています。審議会への委員の要請が参ります。全て会長が出るということをしておりません。行政での取り組みを知ってほしいと、役職の方などを出します。しかし、最近は、日中は就労者が多く、若い人をと言われても、社会状況に合っておらず、行政は現状を捉えておられるというふうに思いますが、首をかしげざるを得ません。 何回かあり、困っているんですよという話を出していますが、対応がありません。まち研は夜です。夜にしてくれ、休日にしてくれというふうには言いませんが、この現状をどう捉えているか、お答えを願います。
○議長(福島正力君) 総務部長 栢元 剛君。 〔総務部長 栢元 剛君登壇〕
◎総務部長(栢元剛君) 本市では、市政の市民参画の拡充、行政の公正の確保と透明性の向上を進めるとともに、市民の意見を市政運営に反映させる、そのために小矢部市審議会等の設置及び運営に関する要綱を定めておりまして、あわせて委員の公募に関しましても規定しているところでございます。 今、議員さんがおっしゃいました現状におきましては、さきに実施しました総合計画策定のためのワークショップ、あるいは今ほど言われましたまち研、こういうものは夜間に開催しているというような例もありますが、本市が開催する会議のほとんどが平日の日中に集中するという傾向にあります。そういうことから、お仕事を持たれている委員や子育て中の委員などからは、以前から参加が困難な日時が多いとのご意見もお聞きしているところでございます。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) これに対して、何か対策をお考えでしょうか。
○議長(福島正力君) 総務部長 栢元 剛君。
◎総務部長(栢元剛君) そういうことから、事前に委員の皆様からご意見をお伺いして開催している例もございますし、また、今後もより参加しやすい時間帯あるいは曜日、これをお聞きした上で日程調整を行うということを庁内で周知徹底を図ってまいりたいなと考えております。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) 女性の意見が大切だと。女性も委員の中に参画させていただく。投票率も上がりますでしょう、審議委員の。そういうことも含めて、しっかりと現状を把握していただいておるわけですから、今度は対策を練っていただくということをお願いをしておきたいというふうに思います。 市民力でまだお尋ねしたいことがあります。安全安心対策です。 市長さんには、6月議会に質問をいたしましたが、もう早くも消防団にアンケートを、行方不明者に対してのアンケートを発送をしていただきました。今、分団に行方不明者に関するアンケートが出ているところであります。今月、返ってくるかというふうに思います。 その中で、アンケートや消防団への聞き取りには、「行方不明者のことを早急に発見しなければならないから」というふうに書いてあります。捜索体制が課題であると。また、「アンケートをとったり、自治会及び
自主防災組織との連携や役割の分担を検討し、今後も行方不明者の捜索体制をよりよいものにしていきたい」というふうに書いてあります。 そのことで少し質問をさせていただきます。 市民の力、市民力で安全安心が保たれているというふうに思います。しかし、点検やチェック、先ほど申しましたように、力を生かせる環境整備が必要なんです。 私の今の取り組みは、安全安心が1番。看護師ではありますけれども、健康が1番だと思っていましたら、災害で健康な体があっという間に命をなくすという経験をしてから、安全安心が1番、その次に健康。同時に大切だと思いますが。 そのことで今、思っていますのは、
自主防災組織でございます。私も防災講座に年に何回か出させていただいて、それぞれのお話をさせていただくんですが、各支部に炊飯器、大釜が届いております。15支部ほどですかね。それでご飯を炊いてみましたら、とても炊けません。そして、そこの製造会社に、大阪でしたが、ご連絡してみました。連絡がとれませんでした。こういうことの見直し、そして要るのか、要らないのか、そのスペースはどうするかということもあります。 昨日、自家発電のことも出ました。このことについてどうお考えでしょうか。
○議長(福島正力君) 総務部長 栢元 剛君。
◎総務部長(栢元剛君) 今、炊飯器という一例が出ました。これにつきましてですが、本市におきましては、平成8年度から順次、補助金を活用しまして、発電機とかヘルメットなど、これを防災資機材として地区防災会に配備、整備してまいりました。8年度からということで、その後何回か、そういう形で整備をしたものであります。 しかしながら今、炊飯器もその中で壊れたものもあるかと思いますが、配備してから長いものでは20年、もっと経っておるということであります。そういうことから、配備した資機材等が現在、どんなような状況にあるかということが十分に確認できていないなということは思っておるところでございます。 このことから、
自主防災組織連絡協議会を通じまして、まず今、おっしゃられたような実態、これを把握したいなということでございます。その調査結果を踏まえて、今後の対応を検討していくべきだというふうに考えてございます。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) 一つずつ、ここの議場で取り上げながらやっていきたいなというふうに思っているわけなんです。本当に炊けなかったんです。そして、一斗ほどの米が炊けるのに、焦げ臭くなって、とても食べれなかった。そういうことをしていらっしゃる支部があるかどうかということもありますし、昨日、中田議員が看板はどうなっていますか、避難所はどうなっていますか、と本当に現実的な質問をされました。この現実を一つずつやっていくことが、小矢部市を安全安心なまちにするというふうに思っています。 「災害は来ない、大丈夫。富山県は大丈夫。特に小矢部は大丈夫」と皆さんはおっしゃいます。でも、テレビで拝見している限り、「こんなことが起こるとは思わなかった」ということをおっしゃいます。 そして、
スーパーボランティアの尾畠春夫さん、もうひげもじゃで、そしてもうやつれた顔をして、ボランティアに頑張っておられます。そういう方たちが、何かあったときにたくさんおられればいいですけれども、そういうわけにはいきません。 そして、防災士を順次養成しておるところであります。しかし、
自主防災組織に本当にその名前の位置づけがありますでしょうか。そういうことも含めて、次の議会でも、また委員会でも質問をしていきたいと思うんです。 この安全安心は、より現実的な避難訓練、そして組織によってなされるというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 昨日、外国人の方がたくさんおられるというふうにもお聞きしました。そして、避難場所はどうなっているの、言語はどうなっているのという話も聞きました。 私たち障がい者は、健常者とともに頑張れる、一緒にやれるということで、「共生社会・に
ぎわいまちづくり」というものを、実行委員会を立ててやっておるところでございます。 小矢部に
ぎわいまちづくり実施案内ということで、
フライングディスクを練習し、健常者も障がい者も一緒に同じことをやっている。そして、そのときに出会い、触れ合い、どういう障がいがあるのか、あなたはどこの地区というお話をしながらやっているところでございます。 障がい者、健常者がともに、という話をしておりましても、なかなかPR、波及することは困難でございます。そのことに対して、学校や、それから民生委員や、いざというときに役に立つ、こういう健常者と障がい者が同じような目的を持った、気軽に参加できる実施案内を何とかPRしていただけないかなというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。 〔民生部長 居島啓二君登壇〕
◎民生部長(居島啓二君) 本市では、第7次総合計画におきまして、障害者福祉の総合的な取り組みの推進の施策の内容といたしまして、障がいのある人とともに行う
共生型スポーツの推進を掲げているところであります。 その施策の一環として、本年度から市の委託事業といたしまして、年齢や障がいの有無にかかわらず競技のできる、
共生型スポーツの普及を目的といたしまして、
フライングディスク競技の交流会を開催しているところでございます。 これは昨年、
ねんりんピック富山2018の協賛イベントとして、小矢部市におきまして、富山県
障害者フライングディスク協会の主催による
バリアフリーディスクゴルフ富山大会が開催されたところ、大変好評であったということから、本年度から市の委託事業として、交流会を実施することとしたものであります。 この交流会では、市の
障害者団体連絡協議会、それから関係団体の皆様のご協力をいただき、市の長寿会連合会やガールスカウトの団体などを含めて幅広く参加をいただき、競技を実施しているところであります。 しかしながら、現状では参加者がまだまだ少ない状況でありますから、今後、事業を継続していく上では、福祉や教育の関係機関等の協力が不可欠だと考えているところであります。 今後につきましては、本年12月に民生委員児童委員の改選が行われることから、新規の民生委員児童委員にも事業の周知を図るとともに、小中学校においては、教育委員会を通じての事業周知に努めてまいりたいと考えておるところであります。 また、若年層へは市社会福祉協議会を通じてボランティアの参加を呼びかけることにより、事業への参加を促したいと考えておるところであります。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) このことをさせていただいておりますが、県内でもなかなかうらやましいというふうに言われます。「行政の理解があるね」というふうに言っていただいているところでございます。 障がいというものは、自分たちに障がいがあることを隠したくなる。私たち
障害者団体連絡協議会というのは、身体だけではなくて、知的や精神や、いろいろな障がいをお持ちの方が一緒になってやっているわけなんですけれども、そういうことをしているよりも、やっぱり自分たちがどこが都合悪いんだ、そしてどこをどうしてほしいんだということをしっかりと声を出していくということが大切であると。その施策の一つでもあり、楽しく、そして健常者と交わるということが目的でございます。 そして、よく健常者の方から言われるのは、プライバシーの名のもとで、名簿など、「どこに誰がおるかわからない」「助けたいと思っても何人行けばいいのかわからない」ということをよくおっしゃいます。そのことをしっかりと捉えて、障がい者もみずから動き出しているということになります。 地区の、やっぱり事業に出てきてもらう。そして声をかける。日ごろから触れ合う。これはどれだけもお金はかかりません。ですから、外国の方も一緒になっていろんなことをしていくということが、これからの社会づくりかなというふうに思いますし、そこにも今、冒頭にお話をした市民の力が生きるというふうに思います。 皆さんがそれぞれに、いろんなことをしてくださっている。だけど、「民生委員になっているけれども、どこに誰がおるかわからないわ」「障がい者になっておるけれども、助けていただけるのかな」それぞれに疑問を持ちながら、そして不安を持ちながら暮らしている。その中で、市民の力というものと連携しながらやっていくという、この大切さを痛感しているところであります。 今回、民生委員も、これから新しい方がされるということで、ガールスカウトさんにもお話いただくというふうに思っております。これを現実的にしっかりと教育委員会にもお話をしてくださるようにお願いをしたいと思います。いま一度、部長のご意見をお伺いをしたいというふうに思います。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。
◎民生部長(居島啓二君) 先ほど一例としてお答えさせていただきましたが、言うまでもなく、いろいろなところに広く周知するということが、まず重要なことではないかなと考えておるところであります。 本市にはさまざまな福祉、それから教育の関係機関がありますので、機会を捉えてこの事業の周知に努め、参加者の増加に結びつけていきたいと考えております。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) ありがとうございます。 地道ではありますが、こういうことをしていることによって、しっかりとこの暮らしに生きがいが、そして市民の力が生きれば、市民もまた違う力を出そうという気になるというふうに思います。どうぞよろしくお願いをいたします。 それでは、次の質問に入りたいと思います。 新図書館の基本理念は、「気軽に立ち寄って、居心地よく、学べる図書館」であります。この図書館に対して、新図書館の蔵書計画、この基本指針、あわせて資料の選定基準をお伺いをしたいというふうに思います。
○議長(福島正力君) 教育長 野澤敏夫君。 〔教育長 野澤敏夫君登壇〕
◎教育長(野澤敏夫君) 新図書館の蔵書に関してのご質問をいただきました。 令和2年3月に開館予定としております新図書館、この蔵書計画といたしましては、新しい本が棚いっぱいに並んでいる魅力的な図書館、そのようなイメージを目指しております。 新図書館の開架可能冊数は、現在、市民図書館の6万冊であるところを10万冊へ、大幅にふやす計画としております。新図書館のオープン時には、その開架可能冊数の7割程度となる約7万冊の蔵書を並べるとともに、さらにそのうち3割を刊行後5年以内の本とできるよう、既に計画的に蔵書を購入し始めているところであります。 また、ご質問の図書の選定基準につきましてですが、現在、専門職であります図書館司書が市民ニーズの把握に努めるとともに、教養の習得や生涯学習に役立つ図書を選定し、市民の要望に応えられる蔵書構成を目指しているところであります。 特に、本市に関する地域資料、これを積極的に収集・保存するとともに、高齢者でも読書を楽しめる大活字本の収集にも努めているところであります。 また、新図書館は駅舎と併設であることから、通学時の高校生、大学生、あるいは通勤時の会社員の方々などの利用がふえるものと想定しておりまして、例えば持ち運びがしやすい文庫本、それからそれに加えまして、最近はやりの若者向けのソフトカバーの小説、短い時間でも楽しめる写真集や美術書など、それらを積極的に整備していく計画としております。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) うちの会派に若い林議員がおられまして、砺波市の図書館はこうだよとか、ほかの図書館はこうだよと、いろんな話をしてくれます。そう考えると、魅力ある図書館にするには、冊数もあるかもしれないけれども、ホームページのコンテンツの充実さを活用していく、蔵書の利用促進のための取り組み等があれば、再度お聞かせを願いたいと思います。
○議長(福島正力君) 教育長 野澤敏夫君。
◎教育長(野澤敏夫君) 利用促進のために今、ホームページの活用などについても言及いただきました。 ホームページに関しましてですけれども、新図書館の開館に合わせまして、図書館には新たな図書館システムを導入することとしており、既にそのシステム開発に着手しているところであります。そして、新システムを用いて、図書館のホームページも再構築する計画としているところであります。 例えば、パソコンだけではなく、スマートフォンにも対応した画面サイズでの表示を可能とする予定としております。これによりまして、スマートフォンからも見やすい表示となりますので、図書館のホームページへのアクセスがふえ、したがって、蔵書の利用促進につながるものと期待しているところであります。 またさらに、蔵書の検索機能につきましても、従来は本市の図書館の蔵書のみを検索できる、そういうシステムでありましたけれども、新システムでは県内の公立図書館、あるいは大学図書館に加えまして、国立国会図書館まで検索の対象を広げることとしております。これによりまして、利用者は一目で、どこの図書館に探している本があるか、これを確認することができる。さらに、市民図書館を通じて予約依頼することで、探している本を取り寄せることもできる可能性があるなど、市民図書館の新しい役割の一つであります市民の課題解決支援機能、この充実にもつながるものというふうに考えているところであります。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) 大変幅広いというか、利用幅の大きい取り組みをしていただいているんだなというふうに思います。 私も今、議会でタブレットに本当に悪戦苦闘しておるところでございますけれども、いろんな方が、スマートフォンやいろんなところで、本が、どこまでも見たい本があるというのはすばらしいことだなというふうに思いますし、ご支援をしていただいて、今、高齢者の方も何でも使いこなされているのかもわかりませんが、またご配慮を願いたいというふうに思っております。 今の利用者数というのは、前回の山室議員のご質問で、7万人というよりも、10万人に利用していただくというようなお話もありましたけれども、それに変わりはありませんね。
○議長(福島正力君) 教育長 野澤敏夫君。
◎教育長(野澤敏夫君) 今現在、市民図書館の利用者数、これはですね、できれば将来的にはそのような数字を目指していきたいというふうに考えてございます。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) それでは、次の質問に入りたいと思います。 おとぎの館図書室であります。皆さん、大変かわいく、ここへ訪れられたこともあるというふうに思います。 これは平成9年に建っておるということでありまして、このおとぎの館は文化学習施設であります。サポートセンターや、いろんな意味で同じような形で利用させていただいているというふうに思いますが、これが、図書整理のこともあり、11月1日から休館ということになるという話を聞いておるところでございます。 これは、公共施設再編計画でいろいろとなっておりますけれども、それが空き館になるという期間を短くしたいというふうにも思っているところですが、それに対してどうお考えでしょうか。
○議長(福島正力君) 教育長 野澤敏夫君。 〔教育長 野澤敏夫君登壇〕
◎教育長(野澤敏夫君) おとぎの館図書室についてのご質問をいただきました。 おとぎの館図書室につきましては、小矢部市公共施設再編計画におきまして、児童図書館機能を新図書館へ集約する方針が示されております。また、集約後のおとぎの館図書室の施設につきましては、児童福祉施設へ転用する方針が示されているところでございます。 この方針に基づきまして、おとぎの館図書室で現在行っている読み聞かせ会や手づくり絵本教室などのそれぞれの事業を新図書館に移行し、継続して実施できるよう、読み聞かせ室を備えた子どもコーナーの整備を今、新図書館でも進めているところでございます。 これに伴いまして、おとぎの館図書室で読み聞かせ会や手づくり絵本教室に携わっておられるボランティアスタッフの方々、あるいは講師の方々ともこれまで協議を重ね、新図書館においても引き続き事業を実施していただけることを確認しているところでございます。 おとぎの館図書室につきましては、11月に閉館ということになりますけれども、その後、実際には新図書館がオープンするまでの間、移転作業に入ってまいります。したがって、移転作業が終わった後、新図書館がオープンしていくわけでありますけれども、そのオープン後におとぎの館がどうなっていくのかということになろうかと思いますけれども、おとぎの館図書室の具体的な今後のあり方、それにつきましては市全体での検討が進められる中で、いろいろな利用等について、あるいは運営体制についても検討がなされていくものというふうに考えているところでございます。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) 6月議会でもお答えになっておられますよね。砂田教育委員会事務局長が、晴れた日には主に芝生広場で昼食をとり、ミニ鉄道に乗車したり、いろいろと遊ぶんですけれども、幼稚園児とかほかの方が。おとぎの館や農村環境改善センターも、遊び場や休憩場所として利用されるケースもありますと。 それから私は、今、指定管理者を受けておられるクロスランドの職員の方々は、何とか人に来てもらおうと思って、各幼稚園等も回っておられると思うんです。遠足にどうぞ、それからここはいろんなものを備えていますからって。だから、利用者はふえているんですね。こういうところを、いや、全体を考えてと言われたら、この新図書館がオープンして、そして事業はそのままになるかもわからないけれども、あいた期間というのはどうなるんですか。 石動幼稚園で本当に悲しい思いをしているんですよ。急にね、「駐車場にしますよ」っておっしゃった。その間が短いもんだから、大変な思いをしました。そして、あの中には大変な宝物がいっぱいあったんですね。それが持ち出せたのか。利用できたのか。そんなことも考えると、あれは市立の幼稚園ですよと。また違うところかもわかりませんが、そんなことを考えると、空き館になって、これを全体で考えて、審議会でもされるのか、公共施設再編計画では大変たくさんの施設の話があるわけですから、このことだけにはかかわっておられんわけで、そういうふうなことを考えると、遅いなと。保育所も、「空いてからどうするの」みたいな、「まだ決まっていないわ」というところもあったり、もっとハリーアップしないとだめなんじゃないですか。 そのためには、やっぱり市民の意見を聞く、市民活動をしておられた方たちがどういうふうに思っておられるか、そしてサポートセンターも今度、(仮称)石動コミュニティプラザに集約される、移行するということになりますので、そこをどういうふうにお考えでしょうか。
○議長(福島正力君) 総務部長 栢元 剛君。 〔総務部長 栢元 剛君登壇〕
◎総務部長(栢元剛君) 公共施設再編に係る全般的な考え方でございますが、今の例えば保育所、この廃止をした後にどうするかということについては、既にもう庁内組織のほうでこの後の対応について考えておりまして、閉館後の速やかな対応というものを今、準備しているところでございます。 それにしても、やはり少しの間、必ずあいた時間というのはできるとは思います。ただ、今のおとぎの館につきましても同じでございますが、一時的な施設の貸し付けというものにつきましては、いろんな事故なども当然想定しなくてはいけないと。そういう場合の責任の所在とか費用負担、こういうものの調整すべき課題は多いと思っております。そういうことを全ていろいろ調整いたしまして、一時的な空き施設をどうするかということを考えていきたいと思います。 ただ、どうしても次の利用を確実に決めるということ、それからその期間がいつになるかということが不確定ということもありますので、しっかりと長いスパンでどこどこに任せるということはなかなか難しいなというふうに考えてございます。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) ここで出てくるのは市民の力なんですわね。市民の力でここをしっかりと運営をさせていただくとか、一時的なことでもこういう用途がありますよということを、まずは行政に把握してもらわないとだめだというふうに思います。 富山市にある共生センターも、サンフォルテという時代から市民団体がお互いに寄りながら、ここをどういうふうに運営していくか、喫茶店も誰が運営していくという話をさせていただいて、運営をしておったところでございます。 やっぱり、市民が集える、そしてそれも、あそこは環境がとてもいいところでございます。駅まで来て、お母さんたちがやっぱりするということも大事でしょうけれども、「帰りにクロスランドでも寄っていこうか」と、「子供を連れて、そこでちょっとおしゃべりしない」っていうこともできるかなというふうに思いますし、あそこは健康福祉ゾーンでございます。子供たちの支援センターがあったり、ことばの教室があったり、婚活をしたり、そしてボランティア室があったり、そういう一角を1年間もまずはあけないでしょうね。そこは念を押しておきますよ。そういうことをするということは、市民の力をまるでだめにするということになります。 早急に行政なり、また私たちの委員会に提案していただくなりして、よりよい使い方を、そして空き館を見ても、「あれは誰も利用してないの」「うん、ここは閉まったんだって」で終わりでは情けないなというふうに思います。よろしくお願いいたします。
○議長(福島正力君) 総務部長 栢元 剛君。
◎総務部長(栢元剛君) 公共施設再編計画、これを定めておりますが、その中では、先ほど話しましたように、おとぎの館の児童福祉施設への転用ということでございますが、今現在進めておりますのは、総合保健福祉センター、そこに隣接しているもんですから、総合保健福祉センターをどうすべきかということを今、一番最初に考えているところでございます。 それに隣接するということから、ここをどう利用するかということ、おっしゃるように福祉ゾーンということも頭に入れながら検討していくこととしております。そういうことをこれから進めていくということになります。場合によっては、必要ないよということもあり得ると思います。そういう結論を早目に出したいと思っておりますが、それが1年以内かどうかということ、それから長いスパンのときにどうするかということは、これからしっかりと考えていきたいというふうに考えております。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) もうそろそろね、中身がないとだめな、もう持っていて当然のような話でございますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。 プールの存続のときも大変でございました。20日間で5,000人の署名を集めて、プールを存続させていただいたところであります。そのときにも、市長に大変ご理解をいただいて、今、プールがある。とてもいいところになっている。高齢者の健康を保持するためにも、しっかりとした機能を持っているというふうに思っています。あのとき、もし存続せず、壊していたらどうなっていたかというようなことを考えると、しっかりと今のことにも取り組むことが必要だというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 それでは、最後の質問に入りたいと思います。 女性が住みたいまちづくりについてお願いをしたいというふうに思います。 1番目の質問でも話しましたけれども、小矢部市民は小矢部をどう思っているのかという、市民力を生かしたいという中で、女性がやっぱり元気じゃないとだめだなというふうに思います。 住みよさランキングのところで、白山市やら印西市やら倉吉市や、いろいろと聞くと、ほどよい田舎でほどよく便利、女性にやさしいまちを目指すというようなことを言われました。そして、利便度、快適度、住居水準充実度がいいこと、女性の声を聞き、具体的に整えるということをしていただきたいなというふうに思っております。 まず、第1には出産時、私が提案をさせていただいた、核家族で旦那さんが運転して、後ろでお腹が痛いっていう、出産時にと言っているのではなく、タクシー券を利用するようにという話もさせていただいたところでありますが、その前に、総論でまず聞きたいと思います。 女性の声を聞き、具体的に整えるというところでどうかというお話をしていただきます。
○議長(福島正力君) 企画政策部長 澁谷純一君。 〔企画政策部長 澁谷純一君登壇〕
◎企画政策部長(澁谷純一君) 女性が住みたいまちづくり、そして女性にやさしいまちづくりについてであります。 議員ご提案の女性が住みたいまちづくりにつきましては、その実現により、女性のみならず、市全体の人口の増加が見込める施策であり、非常に重要な視点であると認識しております。 本市におきましては、特に20代から30代までの若い女性が県外大学等に進学の際に転出し、卒業時にUターンせず、進学地等で就職する割合が高いため、この年代層の人口が極端に少ない状態がありまして、結果、未婚率が上昇し、少子化が進展している状況にあります。 その状況に対応するため、第7次総合計画では、施策として女性や若者、障がい者、外国人など多様な人材が働きやすい環境づくりへの支援や、UIJターンの促進を掲げ、若い人にとって魅力ある職場の確保を目指しております。 また、おやべルネサンス総合戦略の基本目標の一つにおいても、地場産業の振興と若者や女性に魅力のある雇用の創造を掲げ、各事業を推進し、特に若い女性にとって魅力的な職場づくりを目指しているところであります。 そして、総合計画におきましては、男女共同参画社会の推進を掲げ、小矢部市男女共同参画プラン(第2次)においては、男性も女性も自立した人間として、家庭、地域、職場などのあらゆる場で輝く男女共同参画社会の実現を掲げております。 また、市民意見の市政への反映につきましては、市長への手紙や各種行政計画の策定時など、機会を捉えまして広く意見を伺っているところであり、特に女性の声につきましては、市女性団体連絡協議会等から貴重なご意見を頂戴しているところであります。 今後のまちづくりにあたっては、男女共同参画をさらに推進しながら、特に今後、結婚や出産を希望されるような若い女性にとって優しく、住みたくなるような地域となるよう、当事者となる若い女性はもちろんのこと、今後とも多くの市民の皆様から、より積極的に意見を聞きながら進めてまいりたいと考えております。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) 女性が住んでいても今、若い方は結構核家族ですね。それで、先ほども話しましたように、出産とか、それから病院を受診したいとか、美容院も行きたいわとか、そういうふうなときに、やっぱり支援策というのが大事だと思うんです。 出産時に、私なんかも、4人目なんかはもう退院して、その足で車に乗って石動幼稚園へ、1番目、2番目を迎えに行ったという次第であります。そういうことで、もう上の子が学校へ行っていると里帰りもできないというようなこともありますから、そういう施策に関して、何かご支援はありましょうか。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。 〔民生部長 居島啓二君登壇〕
◎民生部長(居島啓二君) まず、妊娠・出産における支援というものから少しご説明させていただきたいと思います。 妊娠・出産における支援といたしましては、母子保健法に基づき、おやべママパパ講座の開催、保健師、助産師等による妊産婦、新生児、未熟児、乳児訪問等の事業を実施しておるところであります。 また、平成29年度からは、特に支援が必要な産婦の方とそのお子さんを対象に、助産師による訪問型の産後ケア事業を実施しているところであります。加えて、平成30年度からは、産後2週間目と1カ月目の計2回の産婦健康診査の公費助成を実施するとともに、医療機関と関係機関が連携し、産後鬱を初めとしたメンタルヘルス面への早期支援にも努めているところであります。 子育て中のご家族を支援する事業といたしましては、認定こども園等での一時預かりサービス、それからファミリーサポートセンター事業を実施しておるところであります。一時預かりサービスにつきましては、一時的に家庭で保育ができないときに、認定こども園等で乳幼児をお預かりする制度でございます。現在、市内5カ所の施設で実施をしており、その利用状況につきましては、平成30年度においては延べ734人の利用でありました。 お子様をお預かりする理由は不問といたしておりますが、第2子以降の出産時における上のお子さんのお預かりであったり、保護者の通院や美容院等への外出の際に利用されている状況でございます。 ファミリーサポートセンター事業につきましては、子育てを応援してほしい人と子育てを応援したい人が会員となる地域の助け合い活動であり、市社会福祉協議会へ委託して実施しております。その利用状況につきましては、平成30年度は利用会員数57人、協力会員49人、延べ344回の利用があり、その主な理由といたしましては、放課後児童クラブなどへの送迎となっているところであります。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) まあまあ利用しておられる。マッチングも大変ですもんね。お家の中に入っていただくとか、大変なことだろうというふうに思いますし、性格が合う、合わない、にぎやか、静かがいいとか、いろんなことがありますから、上手にしていただきたいなというふうに思っておるところであります。 会合をちょっとしたいと、何々ファミリー店みたいな、そういうのがもう小矢部からなくなりまして、お母さん方はどこでお話をしているのかなというふうに思います。自分たちがいろんな話をしながら、そして悩みも解決していく場所ってとても大切だなというふうに思うんですけれども、グループでの会合場所の提供というのがあればいいなというふうに思いますが、それについてどう思われますか。
○議長(福島正力君) 総務部長 栢元 剛君。 〔総務部長 栢元 剛君登壇〕
◎総務部長(栢元剛君) グループでの会合ということでございます。 現在は、総合会館あるいは市民活動サポートセンターなどでグループの会合にご利用いただける施設があるというふうに考えております。集約化によりまして、これらの施設の、今回機能を引き継ぎます新たな(仮称)石動コミュニティプラザ、これを整備しているところでございまして、完成した後にはより一層ご利用いただけるんじゃないかというふうに考えております。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) 6月議会で澁谷部長がお答えになっているんですけれども、やっぱり若い方は大事だなというふうに思っているんですけれども、年齢階級別の人口増減を見ると、転出の多い20歳から39歳における人口減少が、これはやはり顕著になっております。また、社会動態につきましては、アウトレットモールが開業した2015年にはプラスに転じたものの、翌年以降はマイナスになるなど、十分な改善に至っていないと考えておりますというふうになっています。 私は、女性特化というよりも、女性にやっぱり優しい、そして女性が住みたいと思っているというまちをつくっていくことが、女性が元気になって、口コミで「小矢部はいいわよ」「小矢部に住んでいるといいわ、子育てにも優しいし、そして安心して暮らしいける」というような、この口コミがとっても大切なことだというふうに思っています。 そして、お勤めになっているところが市内ではありませんので、市外へも行ってしっかりとPRしてくれるというまちがいいというふうに思っています。 女性団体の15年の時ですか、そのときには市長さんも含めて、南砺市長さん、前の砺波市長さんの3人が、「女性が元気なまちは元気になっていく」というパネルディスカッションをさせていただいたところです。 そのときに、砺波市の上田市長さんはそれで勇退されましたけれども、大変皆さん喜んでおられました。首長の方々がそれぞれに女性に対する思いを言われた。とても大切なことだというふうに思っていますが、いかがお思いでしょうか。
○議長(福島正力君) 企画政策部長 澁谷純一君。 〔企画政策部長 澁谷純一君登壇〕
◎企画政策部長(澁谷純一君) 人口動態につきましては、今ほど言われた議員ご指摘のとおりでありまして、人口増加の難しさ、これを本当に実感しているところであります。 その中で、先ほども申し上げましたが、女性が住みたいまちづくりは非常に重要な視点であると、そのように考えております。 女性が多く住むまちには、それに伴って必然的に男性が多く集まり、そして住むようになる。これは生き物の常なのかなと、そのように思っております。ひいては、市全体の人口の増加が見込めるものと、そのように思っております。そのためには、いかに女性の声を多く聞き、いかに行政に反映させていくかが最重要課題であると考えております。 繰り返しになりますが、女性にとって優しく、住みたくなるようなまちとなるよう、多くの女性、多くの市民の皆様から、今まで以上により積極的に意見を吸い上げ、結婚、妊娠、出産、子育ての過程の中によりよくその意見を反映させていきたいと、そのように考えております。
○議長(福島正力君) 14番 嶋田幸恵君。 〔14番 嶋田幸恵君登壇〕
◆14番(嶋田幸恵君) 第7次総合計画の2万8,200人ですか、それをもう目指しておられるわけで、それに到達するには何パーセント云々という話をしていたら、それが本当になっているかどうかということをしっかりと検証していく必要があるというふうに思います。 私は6月議会で市長さんにお話をしたところ、ファミリーサポートセンター事業においても、協力会員のうち77%の方が高齢者であると、その中でも頑張ってもらっているんだと、講座等を含めてしっかりとやっていくというお話をいただいておるわけですから、子育ても変わります。子育て支援も変わる。そういう、やっぱり研修を行政がしてあげる、専門家がいっぱいいるんですから。自信を持って活躍してもらうということが大切だということを6月議会でもお話をさせていただいたところでございます。 この会議録の中に、市長さんや部長さんの、「市民一丸となって」「職員一丸となって」「市民一体となって」が、いっぱい書いてあるんですよ。本当に一体になって、一丸になって取り組んでいかなければだめなところに来ているというふうに思いますので、力を発揮できる環境の整備をしていただきたいと思います。 市民の力が生きる、そして女性の視点を大切に、女性が「小矢部はいいですよ、住みたいですよ」と言うまちづくりを目指す。常に市民に寄り添い、女性の視点を大切にし、女性に「小矢部はいいわよ、住みやすいよ」と言ってもらえるようなまちづくり、そして市民が持っている市民力を生かせるまちづくりへと邁進していきたいと思います。 これで私の質問を終わります。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) 日本共産党の砂田であります。 最初は、環境行政についてお尋ねしたいわけですが、そのうち、まずプラスチックごみの問題についてお尋ねをしたいと思います。 今、世界では、地球規模でのプラスチック汚染が大問題になっております。海洋生物への深刻な影響が、毎日のように報道されておるわけであります。 プラスチックごみの多くを占めておると言われておるレジ袋、この生産量は、世界では年間5兆枚だそうであります。日本では、1人当たり年間300枚から400枚と言われておりますが、レジ袋の有料化が広がりつつあって、レジ袋は要らんわという人は約半数ぐらいおられるそうですけれども、最近ではこれが頭打ちになってきていると。それから、ペットボトルは、日本国内での飲料容器の7割以上を占めて、年間の販売量は236億本だと言われております。 日本でも、プラスチックについてリサイクルということを言っておりますけれども、その6割近くが熱回収といって、燃やして熱にするというわけですから、真のリサイクルとはほど遠いものであります。 ごみ発電についても国は推奨しておりますけれども、一般廃棄物の半分近くが水分の多い生ごみなのですから、発電効率を上げるために、容器リサイクル法によって分別していた廃プラスチックまで分別せずに燃やすところも出てきておるわけであります。しかし、ごみ発電は、いかに効率を高めても二十数%しかないと。火力発電の平均43%に比べて、格段に効率が悪いという状況があるわけであります。 私は、この問題の解決には、プラスチックを初め、そもそもごみとなるものをつくらない、環境に出さない、こういう発生源対策の方向にかじを切りかえるということが喫緊の課題ではないかと思うわけですが、いかがでしょうか。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。 〔民生部長 居島啓二君登壇〕
◎民生部長(居島啓二君) 近年、丈夫で長もちであるプラスチックが、その特徴のため、自然環境や海洋生物に深刻な打撃を与えておる状況にあります。 このような中、本市では、不燃ごみであるプラスチック類の再生利用・再資源化につきましては、民間業者においてプラスチックの固形燃料化を行っており、その資源化につなげているところであります。 議員ご指摘のありました、発生源対策にかじを切りかえてはとご質問でありますが、国においては令和元年5月31日にプラスチック資源循環戦略を策定し、3Rの取り組みや適正な廃棄物処理につきましては、その重点戦略となっているところであります。 また、リデュース(発生抑制)につきましては、ワンウェイプラスチックの使用削減を目指すとしておるところであります。 本市といたしましては今後、市環境保健衛生協議会や関係団体と連携を図りながら、排出抑制に取り組んでいく必要があると考えておるところであります。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) 発生源対策に切りかえないと、今、リデュースや何かと言われたんですけれども、なかなか解決していないという現状があるわけですから、これは強調しておきたいと思います。 さて、今、政府のほうでも、使い捨てプラを削減しようという動きが出ておるようでありまして、閣議決定でことしの2月8日、4月から国の省庁の食堂やいろんな審議会などで、ペットボトルや使い捨てコップなどのプラ製品の使用禁止を決めたようであります。 小矢部市でも率先してペットボトルなどの使用を取りやめる、こういう取り組みをしてはどうでしょうか。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。
◎民生部長(居島啓二君) 本市では、市環境保健衛生協議会が中心となりまして、本年度の重点活動として、コンビニでのマイバッグ運動の推進を新たに加えるとともに、これまでにも小中学校の、環境ポスターを課題の一つとして追加し、小学生からの環境問題に対する意識啓発につなげているところであります。 子供から大人まで、幅広く環境に関心を持って、環境を守る行動を行うことで、初めて持続性のある活動につながるものと考えております。まずは、一人一人のできることから意識づけを行い、着実に環境への取り組みを始めることが大切であると考えておるところであります。 プラスチック製品の使用をやめる取り組みというご提案ではございますが、本市といたしましては、今のところ率先してペットボトルの使用を取りやめる取り組みをするということまでは考えておりませんが、プラスチックの発生抑制につきましては重大な課題だと考えております。 今後、市環境保健衛生協議会を初め、市自治会連合会や市連合婦人会など関係団体と連携を深め、市全体で取り組みを検討してまいりたいと考えているところであります。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) 2月8日の閣議決定では、審議会で、国のほうではペットボトルなんかは使わない、中止すると。これについては、自治体にも同様の協力を求めているということがありますので、ぜひそれを受けて、やっていただきたいなと思います。 その次の質問に移りますが、高岡エコ・クリーンセンターの長期包括運営委託問題についてお尋ねをいたします。 優先交渉権者として、日本鋼管と川崎製鉄が合併したJFEを選定し、77億円で10年間の長期包括運営委託をして、(特別目的会社)SPCを設立するということですが、現在はJFEと委託契約をしておりますけれども、長期包括運営委託をすることによって何がどう違ってくるのか、年間の契約金額ではどのような違いが出るのか、お答えください。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。
◎民生部長(居島啓二君) 高岡広域エコ・クリーンセンターの運営につきましては現在、運転業務につきましては外部委託を行っておりましたが、薬剤等の資材の購入や点検保守につきましては、直営にて発注等を行っておるところであります。 令和2年度からは、令和11年度までの10年間の長期包括運営業務委託によって運営することが予定されており、令和元年10月に開催予定の高岡地区広域圏事務組合議会を経て、優先交渉権者のJFEエンジニアリング株式会社と契約を締結される予定となっておるところであります。この長期包括運営業務委託によりまして、運転業務はもとより、薬剤等の資材購入や点検保守に民間のノウハウを活用することにより、より効率的に事業を実施することができると期待されており、高岡広域エコ・クリーンセンターの試算ではありますが、今後10年間で2億7,500万円の事業費の縮減ができる見込みと聞いておるところであります。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) 2億7,500万円というのは年間ですか、10年間でですか。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。
◎民生部長(居島啓二君) 今後10年間の総額でございます。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) そうしたら、あんまり変わらんということやね。 それで、SPC(特別目的会社)を設立するということになっておるわけです。これは、ペーパーカンパニーとも言われておりまして、親会社の資産を移しかえる貯蔵庫のようなもんだと言われておりますが、なぜこれを設立しようというのか、お答えください。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。
◎民生部長(居島啓二君) 高岡地区広域圏事務組合では、長期包括運営業務の募集業者を選定する条件といたしまして、その仕様書の中で、高岡広域エコ・クリーンセンターの長期包括運営業務に限定した、会社法に基づくSPC(特別目的会社)でございますが、協定締結後に速やかに設立することといたしておるところであります。 この設立の理由につきましては、大きく2点ありまして、1点目は、受託側の企業から独立したSPCを設立することで、受託側の企業が行っている別の事業による損失等の影響を受ける事態が生じないこと。2点目は、定期的にSPCから提出される財務関係資料を確認することで、長期包括運営業務の財務面からの監視が可能となることであります。 なお、SPCに関しましては、一般的にはペーパーカンパニーと言われる事例もありますが、今回の件につきましては、高岡広域エコ・クリーンセンターの長期包括運営が明記されておりますことから、その設立目的が明確化されており、ペーパーカンパニーには該当しないものと考えておるところであります。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) それでは、その次の運営の問題について伺っていきたいと思いますが、今、高岡エコ・クリーンセンターは日量255トンの焼却能力を有しておりますけれども、現在のごみ量とどれだけ燃やしているのか、また、ごみの質について、エコ・クリーンセンター全体と、そのうち小矢部市が搬入したものの内訳について教えてください。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。
◎民生部長(居島啓二君) ごみの量につきましては、平成30年度の実績で6万6,337.5トンを焼却しているところであり、過去3年間はほぼ横ばいで推移している状況にあります。 また、ごみの質につきましては、平成30年度のごみの3成分の実績として、可燃分51.4%、水分41.3%、灰分7.3%でありまして、こちらのほうも過去3年間はほぼ横ばいで推移している状況にあります。 なお、ごみの搬入につきましては、構成3市のごみをまとめて受け入れているということから、本市の搬入したごみの質の内訳を算出することは不可能ではございますが、ごみの質の傾向といたしましては、構成3市はほぼ同様であると考えているところであります。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) そうしたら、次の質問に移りますが、海外から廃プラスチックについては輸入拒否にあって、問題になっております。 そこで、環境省はことしの5月20日に、「廃プラスチック類に係る処理の円滑化について」という通知を出しました。その中で、1項目めは、他県他地域からの産業廃棄物の受け入れ処理を求めております。つまり、高岡広域以外から、他県から産廃を受け入れて、処理してもらえんだろうかということをまず1点目に言いました。 そして、8項目めでは、ごみ焼却施設または廃プラスチック類の再生施設を保有する市町村においては、だから、高岡広域では焼却施設ですね。今般の状況を鑑み、当該施設において、緊急避難措置として必要な間、産業廃棄物に該当する廃プラスチック類を受け入れて処理することについて、積極的に検討されたいということを、環境省は通知しておるわけであります。 高岡エコ・クリーンセンターでもこのような処理を求められているのではないか。あるいはまた長期包括運営委託によってごみの焼却を促進するために、今ほどおっしゃったように水分が4割も占めておるわけですから、これを燃やすために、助燃剤として積極的に廃プラスチック類を受け入れようとするんではないか。それを防ぐ手だてはあるのか、このことについて確認をしたいわけであります。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。
◎民生部長(居島啓二君) 高岡広域エコ・クリーンセンターでのごみの受け入れにつきましては、構成3市の収集ごみと許可業者のごみのみを受け入れておりまして、これは今後、長期包括運営業務委託に移行しても、同様の扱いとなるところであります。 また、包括委託の実施に当たりまして、助燃剤としての廃プラの受け入れがないよう、委託業者に対してしっかり管理・監督するよう、広域圏事務組合に申し入れはしていきたいと考えておるところであります。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) 全国的には、何か廃プラをどすっとたくさん入れたら、それがもう溶けて、何か大蛇のように絡まって、取り除くのに苦労したという話がありますので、そういうことにならんように頑張っていただきたいなと思います。 そういう意味では、ごみ発電、売電による収入をふやすために、熱量の高いプラスチックの受け入れをふやそうとすることにはならないというぐあいに解釈してよろしいわけですね。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。
◎民生部長(居島啓二君) ただいまの件につきましては、仕様書等に反することにもなりますので、協定締結の際に、まず十分に業者に徹底を図るということ、それから委託後につきましても、現場確認等によりしっかりチェックを行っていくよう、広域圏事務組合に申し入れをすることによって対応していきたいと考えておるところであります。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) それで、今後の話なんですが、10年間という期間でありますから、全国的にもプラスチック類を減らしていくという取り組みに変わっていくと思います。プラスチックごみを抑制する対策を促進することによって、ごみを燃やすのに余計に費用かかるんだからとして、そのことによって委託費が増加するという心配はないのかどうか、お尋ねします。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。
◎民生部長(居島啓二君) 長期包括運営業務委託には、ごみの処理量に応じた変動費の取り扱いが明記してありますことから、プラスチック類のごみを抑制することで、むしろごみの減少につながり、委託費の抑制にもなると考えているところであります。 この点につきましても、広域圏事務組合に、協定の際に委託費の増加とならないよう、十分に業者と協議するよう、申し入れを行っていきたいと考えております。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) この問題の最後ですが、かねてからこの議会でも、指定ごみ袋が破れやすいという問題が取り上げられておりました。それから、2、3年前ですか、高岡市が財政危機になったということで、ごみ袋の料金の値上げという問題が新聞で報道されたこともありました。 これが長期包括運営委託に変わると、その業者がごみ袋を安く手に入れようとして、質が悪くならないかとか、それから使用料の値上げという問題につながらないかというぐあいに心配されるわけなんですが、そこら辺についての対策はどうなんでしょうか。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。
◎民生部長(居島啓二君) 高岡地区広域圏事務組合では、ごみ処理施設の稼働が始まった平成26年度から、共通の指定ごみ袋を販売しているところであります。平成30年度におきましては、高岡市内の業者に製造を委託したところでありますが、それを下請けした中国の工場でのミスが原因で、底が抜けたり、持ち手が破れたりなどの不良品の発生が確認されたところであります。 本市ではこれまでのところ、生活環境課窓口で5件の無料交換を行ったところでありますが、現在におきましても、店舗での在庫等により、依然として流通している状況にありますことから、引き続き指定ごみ袋の不良品につきましては、本市の生活環境課窓口での交換の実施につきまして、ホームページ等で広報しているところでございます。 指定ごみ袋につきましては、来年度以降も広域圏事務組合にて発注を行い、販売することといたしております。今回のような不良品が発生しないよう、業者に対しての指導の徹底を広域圏事務組合に求めていきたいと考えておるところであります。 また、指定ごみ袋の値上げに関しましては、何よりも構成3市の合意が必要だと考えております。この場合、県内の価格比較の状況や、長期包括運営業務委託の導入による運転経費の抑制の状況、ごみ減量化に向けた効果等を含め、多方面からの継続的な検討と住民への丁寧な説明が必要であると考えておるところであります。 いずれにいたしましても、指定ごみ袋の料金の値上げにつきましては、市民に直接負担を生じる問題でもございますので、引き続き事業の効率化等に取り組むとともに、慎重に対応するよう、広域圏事務組合に求めてまいりたいと考えております。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) それでは、次の質問に移ります。 会計年度任用職員制度についてお尋ねいたします。 2017年5月に地方公務員法及び地方自治法が改正されまして、来年度の2020年4月から施行されるわけでありますが、その中で会計年度任用職員制度の導入というのが柱になっておるわけであります。いろいろ懸念されることがありますので、お尋ねをするわけであります。 今、地方自治体で働く臨時非常勤職員は、全国で65万人を超え、その働きなしには自治体行政は一日も運営できないと言っても過言ではありません。 小矢部市においても同様でありまして、臨時職員が実数で251人に上ります。8年前と比べてみると、この間に民間委託で放課後児童クラブや学校給食配膳員、スクールバスの車掌などで44名分の臨時職員の仕事が減っているにもかかわらず、8年前の220名から31人も実数でふえておるわけであります。 常勤換算人数でもことしの4月1日現在、138.62人でありますけれども、民間委託した分を除いて8年前と比較すれば、やはり十数名ふえておるわけであります。そして、その職種も行政事務職のほか、保育士やことばの教室専門員、多人数学級支援講師、図書館司書、スタディ・メイトなど、人間を相手に仕事をする自治体としての本来の業務にかかわる方々は、多くが非常勤・臨時職員とされておるわけであります。しかも、その多くが恒常的業務についていると言わなければなりません。 会計年度任用職員制度とは、これまでは法律上の定義が不明確で、自治体によって呼び方や勤務条件が大きく違うなど、取り扱いがばらばらであった一般職非常勤職員を全国で統一的な取り扱いになるように設けたのであります。 しかし、最も本質的な問題は、すなわち臨時非常勤職員は何年も恒常的に公務の仕事につきながら、正規職員とは大きな格差のある労働条件のもとで働き続けなければならない。しかも、働き続けることが制度として保障されていないという問題を解決するものではないわけであります。 会計年度任用職員には、服務の宣誓、守秘義務など、常勤職員と同じ規律が求められますけれども、会計年度任用職員はその名のとおり、会計年度を超えない範囲、1年間置かれる非常勤職員となり、任期は最長1年。再度の任用は可能としておりますけれども、任用するか否かは自治体の判断に委ねるとされておるわけであります。 さて、地方公務員法は、行政サービスの安定性と質を確保するために、公務は任期の定めのない常勤職員が中心となって担う、こういう無期限任用の原則を定めております。しかし、実態としては、一般職の常勤者と同じ仕事をする臨時職員を、空白期間を挟んで臨時的雇用を繰り返すなど、脱法的な任用が増加し続けておるわけでございます。 そこで、お尋ねしたいわけでありますけれども、小矢部市の臨時職員にこのような脱法的な任用はないのでしょうか。恒常的公務につく非常勤の職員は、本来正規職員として処遇されるべきであります。 総務省も、再任用の際に空白期間の設置を求める法的根拠はないと、繰り返し説明してまいりました。そこで、今回の法改正を審議した国会でも、
附帯決議で、常勤職員と同様の業務を行う職があった場合、会計年度任用職員を含む非常勤職員制度ではなく、常勤職員や任期つき職員の活用の検討を
附帯決議で求めておるわけであります。 今回の制度導入に当たって、実態を少しでもあるべき方向に向かうように改善すべきだと思いますけれども、見解とその決意をお伺いいたします。
○議長(福島正力君) 副市長 竹田達文君。 〔副市長 竹田達文君登壇〕
◎副市長(竹田達文君) 会計年度任用職員制度についてのご質問にお答えをいたします。 議員ご指摘のとおり、今回の地方自治法及び地方公務員法の改正につきましては、臨時非常勤職員の任用に当たりまして、一部で行われておりました制度の趣旨に沿わない運用を是正し、適正な任用等を確保するために行われたものでございます。 このため、市では法改正に対応し、会計年度任用職員に係る関係条例案を12月議会に提案できるようにしたいと考えておりまして、現在、臨時非常勤職員の実態の把握、そして任用条件、勤務条件等について、具体的な制度の設計の準備を進めておるところでありますが、それに当たりましては、法改正の趣旨も踏まえつつ、議員のご意見も参考にしながら制度の設計をしてまいりたいと考えております。 なお、議員からご指摘がありました、空白期間を挟んで任用する脱法的な任用が行われているのではないかというご指摘につきましては、そのような運用はないものと認識しております。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) そうしたら、現在、251人の非常勤職員がいらっしゃるわけですが、フルタイムで雇用されているのは何人でしょうか。 国会
決議では、今回の改正を契機に、フルタイムをパートに変更したり、財政上の制約を理由として、合理的な理由なく勤務時間を短くしてパートタイムとすることは、改正法の趣旨に合わないというぐあいにされておりますけれども、このような扱いはもちろん小矢部市はされんわけですね、確認をしたいと思います。
○議長(福島正力君) 総務部長 栢元 剛君。 〔総務部長 栢元 剛君登壇〕
◎総務部長(栢元剛君) 現在、フルタイムで任用している臨時非常勤職員は55人であります。 議員ご指摘のとおり、単に財政上の制約を理由としまして、合理的な理由なく短い勤務時間を設定し、フルタイムでの任用の抑制を行うこと、これは法改正の趣旨に沿わないとされております。 先ほど副市長が答弁しましたとおり、現在、臨時非常勤職員の実態の把握、任用勤務条件等の設定など、具体的な準備を進めているところでございますが、法改正の趣旨を踏まえつつ、適切に制度の設計をしてまいりたいと考えております。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) そうしたら、フルタイムは55人ということでありまして、法の趣旨からいえば、常勤あるいは会計年度任用職員というようなものにしていかないとということで、そういうことを今、検討されておるそうであります。 それで、今回の法改正の趣旨は、適正な勤務条件の確保ということでありまして、賃金や休暇の取得など、待遇面で現在より不利になることがあってはならないし、期末手当の支給は、つまり会計年度任用職員についても可能だということでありますので、当然支給されるんではないかというぐあいに思うんですけれども、そこら辺についての考え方、それから継続して働き続けてきた方については、退職金なども払って当然だと思いますけれども、とにかく長い間、この人たちは人間を相手にして一生懸命に仕事を積んでおられるわけで、仕事に幅とか深みが出てきて、非常にやっぱり大変大事な仕事をしておられるわけですから、そういった人たちの意欲が高まるようにしていくという点では当然のことじゃないかと思いますが、そこについてどのようにお考えでしょうか。
○議長(福島正力君) 総務部長 栢元 剛君。
◎総務部長(栢元剛君) 今ほど、賃金や休暇など待遇面について、現行水準を下回ることがないようにと、それからまた期末手当について支給されるべきというようなご意見がございました。 これらにつきましては、法改正の趣旨を踏まえつつ、総務省のガイドラインを参考にしながら、今後、制度を設計してまいりたいと考えております。 また、再任用された会計年度任用職員の給料の額の変更や昇給についてでございますが、これにつきましては常勤職員の初任給決定基準や昇給制度等の変更を考慮することが適当とされておりますので、このことも鑑みて制度を設計してまいりたいと考えています。 なお、退職手当につきましては、富山県市町村総合事務組合が支給対象となる会計年度任用職員の範囲を明確に定めております。本市といたしましては遺漏のないよう、事務手続を進めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) こういう制度を導入して改善していったとすれば、市民の安心安全を守り、公共サービスを一層向上・拡充させる機会として重要な機会になるわけでありますけれども、ただ、そのためには新たな財源が必要になってくる。ぜひ、こういったものについて、国に必要な財源措置を働きかけていく必要があると思いますが、その見通しを含めてお答えください。
○議長(福島正力君) 総務部長 栢元 剛君。
◎総務部長(栢元剛君) 今の、財源措置についてのお話でございました。 会計年度任用職員制度の施行に伴う財政措置につきましては、全国知事会がことし7月、「地方税財源の確保・充実等に関する提言」におきまして、適正な勤務条件の確保に必要となる地方団体の財政需要の増加について、地方財政計画の歳出に確実に計上すべきだというふうに提言をされました。 また、全国市長会はことし6月に、「真の分権型社会の実現に向けた都市自治の確立等に関する重点提言」におきまして、各種の手当や適切な給料を支給するための財源を確保、これを確実に行うということを提言いたしております。 これらの提言を受けまして、先日、総務省は2020年度予算の概算要求に合わせまして、地方財政収支に関する仮試算を公表いたしました。この中では、会計年度任用職員制度の施行に伴い必要となる歳出につきましては、今回の仮試算には盛り込まず、年末の予算編成過程で検討するというふうにされたところでございます。 本市といたしましては、全国市長会などと連携するとともに、今後の国の予算編成の動向を注視してまいりたいというふうに考えております。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) 平成30年度の決算で小矢部市の繰越金が一億何千万円やらということで、例年ですとかなり2、3億円ほどあって、それが人勧に基づく給料アップとか、労働条件の改善に使えたわけなんですが、大変厳しい状況に今あるわけでありまして、そういうことを考えますと、やっぱり国にしっかりと財源措置をさせるという取り組みは非常に重要でありますので、引き続き頑張っていただきたいと思います。 次は、消費税増税の問題についてお尋ねをしていきたいと思います。 非常に景気が悪くて所得が減少している中で、消費税を10%へ引き上げというのは中止しかないと。もう安倍内閣の財政参与をやっておった人なんかも、これだけ景気の悪いときに値上げをしたらあかんと。それから、消費税法では、税率を上げるときはやっぱり景気がよいときじゃなきゃあかんのだといって、何かと書いてあったらしいんですが、それも削ってしまうというような、とんでもないことが今起きておるようであります。 現状はどうかといいますと、厚生労働省がこの6日に発表した7月の毎月勤労統計調査では、実質賃金が前の年の同じ月と比べまして、マイナス0.9%下がった。これが7カ月連続で減っているそうであります。 また、7月の商業販売額、卸売と小売の合計でありますけれども、これも前年同月比でマイナス1.7%となって、昨年12月以来、8カ月連続で減少しておると、商業販売額が。物が売れなくなっている。 政府が打ち出すキャッシュレス決済によるポイント還元や複数税率の導入も、現場に大混乱をもたらすということで、不満が各地で噴出しておりまして、とても増税に踏み切れる状況ではない。10%は中止しかないというぐあいに私は思うんですけれども、見解を伺っておきます。
○議長(福島正力君) 市長 桜井森夫君。 〔市長
桜井森夫君登壇〕
◎市長(桜井森夫君) 私から答弁をさせていただきたいと思いますけれども、10月からの消費税の引き上げにつきましては、本当に反対する方が多いということは十分承知をいたしておりますけれども、私自身、今回は引き上げざるを得ないなというふうに思っております。 消費税率の引き上げにつきましては、財政赤字のもとで高齢化が進展し続ける我が国の国情を踏まえれば、これは避けて通れない課題であろうというふうに思っております。 ただ、議員ご指摘のとおり、引き上げが単に財政再建のためではなく、社会保障の充実につながるようなものであること、それからやはり経済への悪影響をできるだけ食いとめるようなことを、しっかりと強く要望していきたいと思っております。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) 社会福祉とかそういうところに消費税が使われてこなかったという現実があるわけでありまして、30年間で消費税は372兆円。消費税収入があったそうですが、そのうちの291兆円は法人税減税、財界、大企業の法人税減税に消えてしまったという状況があるわけでありまして、なかなか市長さんが期待されるようなことを国はやってくれんのではないかなということを心配するわけで、ぜひこれを反対し、あるいは減税、10%になってもまたそれをもとへ戻すという、そういう法律をつくっていくということが必要ではないかというぐあいに思うわけであります。 そこで、小矢部市の問題について少しお尋ねしたいわけでありますが、今回の9月議会に公共料金に消費税増税分を上乗せする条例改定案が多数出されております。挙げれば切りがありませんから省略しますけれども、その条例によって、8%が10%に上がることによって、住民負担はどれだけふえると見込んでいらっしゃいますか。 それともう一つ、時間の関係もありますから、次の質問も一緒にします。 そのうち、皆さんからいただいた消費税を税務署に納めるのはどれとどれで、その金額は幾らなのか、お答えをいただきたいと思います。
○議長(福島正力君) 総務部長 栢元 剛君。 〔総務部長 栢元 剛君登壇〕
◎総務部長(栢元剛君) 今回、9月議会に提出した議案によりまして、住民負担がどれだけふえたかということでございます。 消費税増税に伴う公共料金などの引き上げ、この条例によりましてふえます住民負担の増加見込額につきましては、各施設などの平成30年度決算額をベースとして試算をいたしました。同程度の利用を前提とした上で単純試算をしましたところ、その増加見込額の総額は、前年ベースで2,216万7,000円というふうに見込んでおります。 それから、税務署へ納めるものということでございますが、消費税の申告が必要となる会計といたしましては、下水道事業特別会計を初め、農業集落排水事業特別会計、水道事業会計でございます。これも平成30年度決算額をベースとした単純試算でございますが、農業集落排水事業特別会計では86万2,000円、水道事業会計では215万8,000円となるほか、下水道事業特別会計では逆に897万5,000円の還付となる見込みでございます。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) 結局、払うのが300万円ぐらいですね、300万円ぐらいを税務署に払うと。還付が900万円ほどありますから、それを今ちょっと計算外にしても、2,200万円のうちの300万円ということは、1,900万円が益税ということですね。税金を納めなくても済むわけですから、益税になるわけですね。普通、商売だったら、売り上げの少ない業者は別にして、税金を納めないとならんわけですが、それを納めなくても済むと。 首を振られたのは、かかった費用に消費税が含まれておるから、その分を差し引いてという、そういう意味かな。いいです。 何せそういうような状況ですから、約1,900万円の益税になってしまうということならば、この際にこんなもの、小矢部市は上げないでおこうかというようなことはできんがですか。
○議長(福島正力君) 総務部長 栢元 剛君。
◎総務部長(栢元剛君) 今、まさに議員おっしゃいましたように、支払う消費税というものも相当あるわけでございます。そういうことを勘案しますと、国の制度によりまして、消費税の交付金等もありますけれども、これはぜひ住民に通常、負担していただくべき消費税分についてはいただかないと、なかなか市としても大変なことになると考えております。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) そうしたら、次の問題に移ります。 体育館に大型冷風機を設置してはどうかという提案であります。 前に、体育館にエアコンを設置したらどうかいう話をしましたら、いや、学校側からは、特別教室にやってほしいという強い声があるので、それをやった上で考えていきたいという話でありました。 しかし、避難所の暑さ対策ということからいっても、これは何か考えないとならんなと思っておりました。埼玉県の坂戸市の教育委員会が体育館に大型冷風機を導入したそうであります。何か気化熱方式で、体に優しく、省エネも実現し、今のように停電になっても100ボルトの発電機で動かせるというようなことで、それから学校なんかでも熱中症対策にはよく活用されているというようなことがございまして、クーラーは無理でも大型冷風機を設置するというぐあいにならんもんでしょうか。
○議長(福島正力君) 教育長 野澤敏夫君。 〔教育長 野澤敏夫君登壇〕
◎教育長(野澤敏夫君) 学校体育館への大型冷風機、品物は大型冷風扇というふうな商品名でもありましたけれども、それについてのご質問にお答えさせていただきます。 今ご指摘のように、小矢部市におきましてはこれまで、普通教室のエアコンを順次設置してきております。小学校には59台、中学校には31台設置しまして、平成31年4月には、現在使用している全ての普通教室で整備済みとなりました。加えて、本市の小中学校長会からは、理科室、音楽室など、外部の音や風を遮って授業する必要がある特別教室へのエアコン設置についても要望が出されているところであります。 これを受けて本市といたしましては、児童生徒の授業や諸活動の空間として、普通教室と同様に重要度の高い特別教室へのエアコン配置を優先課題として、計画的な取り組みを検討しているところでございます。 ご提案の学校体育館への大型冷風機、いわゆる冷風扇の配置についてでありますけれども、昨年9月の台風21号、これが本県に接近した際には、石動小学校と東部小学校の体育館が自主避難所となりましたように、近年の自然災害の発生状況を考えますと、夏場の災害にも対応できるよう、避難所としての学校体育館の環境を充実させていく必要はあるものと思います。そのための効果的な方策の一つとして考えられるところでありますけれども、この大型冷風扇は、冷風の届く範囲が限定的であること、また、未使用時の収納場所の確保が必要なことなど、整理・検討すべき課題もあると考えているところでございます。 また、体育館での部活動での活用につきましても同様の課題がありますことから、実際の導入事例、あるいは費用対効果などを今後、調査・研究し、判断してまいりたいと考えているところでございます。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) 坂戸市の記事を見ておりますと、なかなかよいもんだから、これから各地区の公民館にも設置していこうという話に何かなっておるようでございますから、そういう事例なんかもぜひ検討していただいて。クーラーでやろうと思ってもなかなか大変だけれども。それでね、部活のときなんか、ミーティングのときに、暑いときに冷風扇を回すというようなことをやっておるようであります。そういうようなことなんかもぜひ検討していただいて、取り組んでいただきたいというぐあいに思います。 次は、高齢者の補聴器の問題についてお尋ねをしたいと思います。 耳が遠くなって人前に出るのがおっくうになったとか、補聴器が欲しい、でも高くて手が出ないとか、なかなか雑音が大きくて使いにくいとかいう、こんな悩みを抱える人が少なくないわけでありまして、高齢化が進む日本では、難聴者は推定で1,400万人に上るそうであります。そのうち補聴器が必要と見られる対象者は、820万人ということであります。 補聴器を使えば社会参加のハードルは低くなっていくわけですが、しかし、障害者認定のない中軽度の難聴者は、補聴器の購入に健康保険や公的補助が適用されず、全額自己負担であります。片耳でも20万円から40万円、両耳で50万円以上にもなる。年金生活や低所得者には、負担が重過ぎるわけであります。 全国的には、補聴器購入に支援制度を導入する自治体が、徐々にではありますけれども、ふえておるわけであります。 補聴器については、いわゆる人間の耳は雑音を聞き分ける能力を持っておるわけなんで、難聴になり始めた軽いときから補聴器を使い続ければ、補聴器から入ってくる雑音も人間は気にしなくなるような、そういう仕組みになっておるようでありますから、中軽度の時代からそういう取り組みをやっていくということが必要ではないかなというぐあいに思うわけであります。 さきの6月の県議会でも、日本共産党の津本二三男県議はこの問題を取り上げましたら、県知事は、「大変重要なことでもあって、ぜひ勉強したい」というぐあいに答弁をいたしました。小矢部市としても積極的に取り組めないだろうか。 WHOは、難聴を放置すると一層進むことから、軽い難聴のときから補聴器をつけるということを推奨しているようであります。日本では、軽度、中度の加齢性難聴には補聴器購入の公的補助がなく、普及は14%程度で、3割から5割普及している欧米に比べて著しく低くなっておるわけであります。 国会でも日本共産党がこの問題を取り上げましたら、麻生財務大臣は、補聴器購入に伴う公的補助に関連して、補聴器は結構高いもので、こういったものが必要だということはよくわかっておるというぐあいに答えておりますけれども、わかっておるならやればいいのになかなかやろうとせんということでありますので、ひとつ小矢部市としてこの問題について積極的に取り組んでもらえませんでしょうか。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。 〔民生部長 居島啓二君登壇〕
◎民生部長(居島啓二君) 高齢者の補聴器購入に対する支援制度導入についてのご質問にお答えいたしたいと思います。 議員申されますとおり、高齢者の障害者認定のない中軽度難聴者に対しましては、公的補助等の助成はございません。年齢を重ねるにつれて生じる聴力の低下は、会話がしづらくなり、また、そのことにより人との交流がおっくうになり、とじこもりがちになったり、脳への刺激や機能低下、最終的には鬱や認知症の発生につながる危険性も秘めていると考えられており、このような老人性難聴の方に対し、補聴器は聴力の衰えを補い、生活の質を高めるものと認識しておるところであります。 高齢者の補聴器購入に対する支援制度の導入につきましては、国や他の地方公共団体の動向を注視しながら、富山県とも情報共有を図り、今後、調査・研究を行ってまいりたいと考えております。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) 似たような答弁が続くわけです。通告したものは全部やらないとと思って、再質問を大分控えておりましたけれども、今の話なんかは小矢部市がこれはいいことだとおっしゃったわけですから、少なくとも県に対して、県知事も県議会でそう言われたんだから、小矢部市としてぜひやらないかという積極的な働きかけぐらいやれんでしょうかね。
○議長(福島正力君) 民生部長 居島啓二君。
◎民生部長(居島啓二君) 購入補助につきましては、先ほど議員申されたとおり、6月の富山県議会におきまして、石井県知事におきましても大変重要なことと答弁されているように、県においても今後検討が行われるものと考えております。 また、国においては、補聴器を用いた聴覚障害の補正による認知機能低下予防の効果を検証するための研究を平成30年度から行っておるところでありまして、今後、その研究経過によっては何らかの動きがあるのではないかなと考えておるところであります。 このような状況の中、本市としてはまずは国・県の動向をしっかり把握した上で、支援制度の導入について調査・研究を行ってまいりたいと考えております。 国・県への要望というお話も少しありましたが、この辺につきましては、この動向を見きわめた上で必要があれば、関係団体を通じた要望というものも検討してまいりたいと考えております。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) 必要があればとか、そんな条件をつけずに、ひとつ小矢部市としてやっぱり、県もそう言っているんだから、やらないかということをぜひ言っていただきたいなということを再度申し上げておきます。 次は、コンパクトシティと地すべり地帯の問題について。実は読売新聞にでかい記事が出たので、びっくりして私のところへ電話をかけてきた人がおられました。 小矢部市は2017年に立地適正化計画というのをつくって、ネットワーク型のコンパクトシティを目指すということで、石動市街地と津沢市街地を居住誘導区域にすると、そこへ人が住んでいただくようにしようかという、そういうことにしたわけです。ここは、人口密度を維持しようという程度なのかもしれませんけれども、この区域外で開発行為をやるという場合には届け出が必要だとかということです。そういうようなことで今、誘導しようというふうにしておるわけです。 都市機能誘導地域には公共施設などの都市機能を立地させる区域として、図書館とかコミュニティセンターとか、そういうのを今、いろいろやっておるわけで、それ以外のところにやる場合には届け出をしないといけないというようなことに小矢部市は決めておるわけです。 これについて、2日付の読売新聞が、住居集約先に災害リスクがあるということを指摘いたしまして、小矢部市が地すべり防止区域を、人が住むようにしようというところに含めているというぐあいに報道されております。 これについてどう対応するかということなんですが、現にそこに人が住んでおりまして、その地域から、危ないからどこかに移転してくれというのも非常に非現実的でありますし、そういう意味では、もし仮に地すべりなんかが発生しそうな兆候が検知できれば、それを早く発見して対応するという対策が急がれるのではないかというぐあいに思うわけですけれども、そこら辺についてどのように考えていらっしゃるでしょうか。
○議長(福島正力君) 産業建設部長 高木利一君。 〔
産業建設部長 高木利一君登壇〕
◎
産業建設部長(高木利一君) 居住誘導区域における防災対策についてお答えをいたします。 本市では、平成28年度に策定をした小矢部市立地適正化計画において、人口減少の中にあっても、一定のエリアにおいて人口密度を維持することにより、生活サービスや地域のコミュニティが持続的に確保されるよう、居住を誘導する居住誘導区域を設定しております。 この居住誘導区域の設定に当たっては、既に人口が集中している用途地域をその対象としておりますが、石動地区では小矢部川左岸側の東部産業団地を除く範囲とし、津沢地区では用途地域の全てを対象範囲としております。 9月2日の読売新聞において、石動地区における居住誘導地域内に地すべり防止区域として指定されているエリアが含まれることから、災害リスクが存在する自治体として本市の名前が掲載されました。 地すべり防止区域は、地すべり対策の必要がある土地に指定されるものでありますが、該当する箇所は、石動小学校北側の山側法面から石動高校グラウンド北側の山側法面及び城山町から八和町の境にある丘陵地の2カ所となっております。 この2カ所については、富山県の施工による集水井や横ボーリング工などの地すべり対策工事が完了しておりまして、安全性が確保されていることから居住誘導区域に含めたものであります。 今後は、対策工事において設置されておるビル、施設の維持・管理を適切に行い、その安全性を維持してまいりたいと考えております。
○議長(福島正力君) 総務部長 栢元 剛君。 〔総務部長 栢元 剛君登壇〕
◎総務部長(栢元剛君) 今ほども説明いたしましたとおり、現在、議員ご指摘のところにつきましては、工事も完了し、安全性が確保されているという状態であります。 本市といたしましては、危険な兆候があった場合、これは速やかに監視体制に移ります。そして、関係機関と連携を密にしながら、地区防災会や防災行政無線などを通じて広報を行う体制を整えているというところでございます。 また、日ごろからは市民の皆様には土砂災害ハザードマップや気象情報などを確認していただき、みずからも危険な兆候を見逃さないようにしていただきたいというふうに考えております。
○議長(福島正力君) 16番 砂田喜昭君。 〔16番 砂田喜昭君登壇〕
◆16番(砂田喜昭君) 小矢部市の場合は、昔からそういうぐあいにして、人が住んでおるところが対象になっておるわけで、そこら辺において、やっぱり例えば地下水の変動とか、そういう兆候なんかをいち早く把握をして、対策をとっていくということが非常に大事じゃないかと思いますので、そういう点では富山県との連携なんかも非常に重要ではないかということを申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。 どうもありがとうございました。
○議長(福島正力君) 以上で、上程議案に対する質疑並びに市政に対する一般質問を終わります。 暫時休憩いたします。 午前11時58分 休憩
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砂田喜昭◯欠席議員(なし)
--------------------------
△再開
○議長(福島正力君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
--------------------------
△出席議員数の報告
○議長(福島正力君) ただいまの出席議員は16名で定足数に達しておりますので、会議は成立しております。
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△諸般の報告
○議長(福島正力君) 日程に入る前に、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定に基づき、桜井市長ほか関係者の出席を求めてあります。 直ちに会議を開きます。
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△日程の追加
○議長(福島正力君) 市長より、議案第47号 小矢部市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案撤回書の提出がありました。 お諮りいたします。 議案第47号 小矢部市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての撤回を本日の日程に追加することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福島正力君) ご異議なしと認めます。 よって、追加日程第2 議案第47号 小矢部市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての撤回を議題といたします。
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△
撤回理由説明
○議長(福島正力君) 撤回理由の説明を求めます。 市長 桜井森夫君。 〔市長
桜井森夫君登壇〕
◎市長(桜井森夫君) 令和元年9月5日に提出いたしました議案第47号 小矢部市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてにつきましては、改正文の一部に不具合があることが判明いたしました。このことから、議案第47号を撤回いたしたく、何とぞご承認をいただきますようお願いを申し上げます。
○議長(福島正力君) 撤回理由の説明を終わります。 暫時休憩いたします。 午後1時32分 休憩
-------------------------- 午後3時00分 再開◯出席議員(15名) 1番 林 登 2番 竹松豊一 3番 出合和仁 4番 谷口 巧 5番 山室秀隆 6番 加藤幸雄 8番 吉田康弘 9番 藤本雅明 10番 白井 中 11番 福島正力 12番 中田正樹 13番 石田義弘 14番 嶋田幸恵 15番 沼田信良 16番
砂田喜昭◯欠席議員(1名) 7番 義浦英昭
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△再開
○議長(福島正力君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
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△出席議員数の報告
○議長(福島正力君) ただいまの出席議員は15名で定足数に達しておりますので、会議は成立しております。
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△諸般の報告
○議長(福島正力君) 日程に入る前に、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定に基づき、桜井市長ほか関係者の出席を求めてあります。
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△議案第47号について
○議長(福島正力君) 日程第3 議案第47号 小矢部市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての撤回についてを議題といたします。
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△質疑・表決
○議長(福島正力君) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第47号 小矢部市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての撤回については、会議規則第19条第1項の規定により、承認したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福島正力君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第47号 小矢部市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての撤回については、これを承認することに決定いたしました。
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△議案の委員会付託
○議長(福島正力君) 日程第4 議案第34号 令和元年度小矢部市
一般会計補正予算(第2号)から議案第46号 小矢部市
総合保健福祉センター条例の一部改正について、議案第48号 小矢部市子どものための教育・保育に関する
利用者負担額を定める条例の一部改正についてから議案第50号 平成30年度小矢部市
水道事業会計剰余金の処分についてまで、及び認定第1号 平成30年度小矢部市
一般会計歳入歳出決算から認定第8号 平成30年度小矢部市
水道事業会計決算までの議案24件は、会議規則第37条第1項の規定により、それぞれ所管の委員会に付託いたします。
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△休会について
○議長(福島正力君) お諮りいたします。 9月19日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福島正力君) ご異議なしと認めます。 よって、9月19日は休会とすることに決定いたしました。
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△議会の日程の報告
○議長(福島正力君) 次に、議会の日程を申し上げます。 9月13日午前10時から人口対策特別委員会、午後2時から民生文教常任委員会、17日午前10時から公共施設再編特別委員会、午後2時から総務産業建設常任委員会、18日午前10時から決算特別委員会、20日午前9時から議会運営委員会、午前10時から本会議、本会議終了後、全員協議会、午後1時から民生文教常任委員会、民生文教常任委員会終了後、委員長会議、午後3時から本会議をそれぞれ開催して、付託議案等の審査をお願いいたします。 審査の結果を後日報告願います。
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△正副委員長互選の結果報告
○議長(福島正力君) 続いて、昨日設置されました決算特別委員会の委員長及び副委員長の互選結果が議長宛てに報告がありましたので、報告いたします。 決算特別委員長に嶋田幸恵君、副委員長に吉田康弘君。 以上で報告を終わります。
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△散会
○議長(福島正力君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでございました。
-------------------------- 午後3時04分 散会...