黒部市議会 2021-03-22
令和 3年第1回定例会(第4号 3月22日)
以上、このことを述べまして私の反対討論といたします。
〔16番
橋本文一君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君)次に、12番、小柳勇人君。
〔12番 小柳勇人君登壇〕
○12番(小柳勇人君)私は、大志会と自民クラブを代表して、議案第1号から議案第27号まで賛成の立場で討論いたします。
我々黒部市民は昨年から続くコロナの禍により、人と人との交流が失われ、不安な日々、マイナス思考が増加していく中で、自分たちができる環境対策をしっかりと行い、平穏で笑顔ある毎日を取り戻すため努力をしてまいりました。
令和3年度予算と3月補正予算については、アフターコロナを見据え、
コロナ禍で努力されている市民生活を支援するため、速やかに実行されることを我々は優先しています。その中で一般会計総額226億500万円、特別会計と合わせ総額469億6,531万1,000円の令和3年度予算案に対しては、歳入において
個人市民税の減収が大きく、単年度では臨時財政対策債や地方交付税で減収分は補われるものの、数年にわたり黒部市単独で自由に活用できる財源が減少していくことへの注視が必要で、よりワイズスペンディングの考え方が重要です。歳出に関しては進行中のKOKOくろべや、(仮称)くろべ市民交流センターなどハード事業の進捗状況を確認し、開業後に市民からより喜ばれる事業となることを再度要請します。人口動態変化への対応策として移住・定住の促進など人口増加策の推進や、企業会計の健全経営など将来を見通した人口減少対策を講じることも引き続き最重要課題と認識しています。
さらに、令和3年度の特徴であるオリンピック・パラリンピック関連事業については、ホームタウンとしてインドアーチェリー代表チームとの交流を通じ、世界の人々と交流を深め、より魅力あるまちへと進化するため、黒部市独自のレガシーを市民は期待しています。
また、11月6日に記念式典が計画され、次年度は数多くの市制15周年事業が予算化されました。
黒部踊り街流しなど市民参加型の事業について、我々は多様な価値観を尊重していくことを求めます。幅広い市民の意見を尊重し、各事業を実施していくことが重要です。また、参加募集に際しては、これまでの地区割りや各種団体への依存から、市報などに加えウェブやケーブルテレビ、SNSなどのツールを活用され、参加したい市民に対し、事前の情報提供を充実させることが肝要です。さらに実施後に、あらゆる媒体において事業を紹介していくことで、事業に参加されない市民を含め、黒部市が一体感の醸成へと繋がることを期待しています。
議案第12号 3月補正予算については、新型コロナウイルスのワクチン接種事業が含まれています。4月中旬に案内が始まり、超低温管理及び個数管理が困難なことが予想される中、市内5か所での集団接種や個別接種が事業化されました。県と連携し適切な情報提供に努めるとともに、65歳以上の高齢者に対して利用者目線に立った交通弱者対策を講じていただき、万全の体制を期待しています。
今議会中に東日本大震災から10年目を迎えました。大震災の中でも冷静を保ち、相互に協力し支え合った日本人の文化は世界から称賛されたことを思い出します。防災・減災対策を進めることは当然ですが、あの日の教訓を後世に引き継ぐため、市当局におかれては市民目線で協働の
まちづくりを進めていくこと、そのための情報提供に努めることを念願して賛成の討論といたします。
〔12番 小柳勇人君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君)次に、8番、
成川正幸君。
〔8番
成川正幸君登壇〕
○8番(
成川正幸君)どなた様もお疲れ様です。私たち議員は、市長当局の追認機関ではなく、市民を代表する合議制の意思決定機関であります。私自身、二元代表制の議決機関として執行機関、市長に対するチェック機能を果たす役割であり、表決の重みを今まで以上に感じた定例会となりました。そのことを冒頭に申し上げさせていただき、公明党、自民同志会を代表して、「議案第1号 令和3年度黒部市
一般会計予算」から「議案第27号
黒部市道の
駅KOKOくろべに係る
指定管理者の指定について」まで一括して、賛成の立場で討論いたします。
令和3年度当初予算は、市税収入75億円を含む226億500万円、また、特別会計、企業会計を合わせると469億6,531万1,000円とし、昨年比3.2%、14億4,511万5,000円の増となりました。これらは
市制施行15周年飛躍へのステップ予算とし、特に市民の
健康寿命の延伸や
体力向上等を図る事業、
市制施行15周年
記念事業など、重点事業として35事業、
優先課題推進事業とした健やか・展やか・
朗らか黒部の
創造事業の53事業は本市が誕生してホップからステップへ次のステージに向かって、より具現化していく
予算編成だと認識いたしました。
その中にあって、「
伝統芸能創生元年
黒部踊り街流し開催補助金」等の
市制施行15周年
記念事業については、「新型コロナウイルス感染症が収束していない中での不安」や「市民の負担が大きすぎる」「薄れている地域コミュニティの復活が最優先されるべき」「緊急度や重要度などからみて事業費予算が適正なのか」など様々な意見が出され、当局側には再三にわたり説明を求めるなど、今まで以上に議論を深め、慎重審議を行ったところであります。それらの事から
黒部踊り街流し等の
市制施行15周年記念を冠とした事業については、事業内容、予算など慎重に精査しながら、出された意見を真摯に受け止めていただきたい。また、事業実施にあたっては、新型コロナ感染症の状況を注視しつつ開催に至ることを大前提とし、常に市民の安全安心を念頭に置き、この事業に寄せられた市民の声を強く意識しながら諸準備を重ねていただきたいと切に願うところであります。
結びに令和3年度は大野市政にとって最終の4年目になります。
予算執行にあたっては全ての市民の幸せ実現のために、市民生活に一層、寄り添い努めることを期待し、賛成討論といたします。
〔8番
成川正幸君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君)他に討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
議題のうち、まず「議案第18号
黒部市部設置条例の一部改正について」及び「議案第19号 黒部市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」、以上、2件を一括して採決いたします。
本2件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって、「議案第18号」及び、「議案第19号」は原案のとおり可決されました。
次に、「議案第20号 黒部市
国民健康保険税条例の一部改正について」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君)起立多数であります。よって「議案第20号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第21号 黒部市
重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について」、「議案第22号 黒部市
国民健康保険条例の一部改正について」及び「議案第23号 黒部市
水産物地方卸売市場条例の一部改正について」、以上、3件を一括して採決いたします。
本3件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって「議案第21号から 議案第23号まで」以上3件は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第24号 黒部市
水道給水条例及び黒部市
簡易水道給水条例の一部改正について」を起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君)起立多数であります。よって、「議案第24号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第25号 黒部市
下水道条例及び黒部市
農業集落排水処理施設条例の一部改正について」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君)起立多数であります。よって、「議案第25号」は、原案のとおり可決されました。
○議長(
木島信秋君)次に、「議案第1号 令和3年度 黒部市
一般会計予算」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君)起立多数であります。よって、「議案第1号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第2号 令和3年度 黒部市
国民健康保険事業特別会計予算」、「議案第3号 令和3年度 黒部市
後期高齢者医療事業特別会計予算」及び「議案第4号 令和3年度 黒部市
発電事業特別会計予算」以上3件を一括して採決いたします。
本3件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって「議案第2号から 議案第4号まで」以上3件は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第5号 令和3年度 黒部市
地域開発事業特別会計予算」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君)起立多数であります。よって「議案第5号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第6号 令和3年度 黒部市
牧場事業特別会計予算」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君)起立多数であります。よって「議案第6号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第7号 令和3年度 黒部市
フィッシャリーナ事業特別会計予算」及び「議案第8号 令和3年度 黒部市
病院事業会計予算」以上2件を一括して採決いたします。
本2件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって「議案第7号」及び「議案第8号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第9号 令和3年度 黒部市
水道事業会計予算」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君)起立全員であります。よって「議案第9号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第10号 令和3年度 黒部市
簡易水道事業会計予算」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君)起立全員であります。よって「議案第10号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第11号 令和3年度 黒部市
下水道事業会計予算」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君)起立多数であります。よって「議案第11号」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第12号 令和2年度 黒部市
一般会計補正予算(第10号)」、「議案第13号 令和2年度 黒部市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」及び「議案第14号 令和2年度 黒部市
フィッシャリーナ事業特別会計補正予算(第1号)」、以上3件を一括して採決いたします。
本3件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって「議案第12号から 議案第14号まで」以上3件は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第15号
専決処分の承認について」、「議案第16号
専決処分の承認について」及び「議案第17号
専決処分の承認について」以上3件を一括して採決いたします。
本3件に対する各委員長の報告は、承認であります。
各委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって「議案第15号から 議案第17号まで」以上3件は、承認することに決しました。
次に、「議案第26号 道の駅「(仮称)くろべ」
地域振興施設新築工事(
建築主体)請負契約の変更について」及び「議案第27号
黒部市道の
駅KOKOくろべに係る
指定管理者の指定について」以上2件を一括して採決いたします。
本2件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって「議案第26号」及び「議案第27号」は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君)日程第2、「議案第28号から 議案第34号まで」以上7件を一括議題といたします。
市長より提案理由の説明を求めます。
市長、大野久芳君。
〔市長 大野久芳君登壇〕
○市長(大野久芳君)それではただいま上程となりました議案につきましてご説明申しあげます。
まず、議案第28号は
教育委員会委員の任命についてであります。本年5月9日で任期満了となられます加藤昌弘委員の後任の委員として、黒部市生地神区223番地3、浅野詠子さん、66歳を任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
次に、議案第29号は
公平委員会委員の選任についてであります。本年5月9日で任期満了となられます舘野初雄委員の後任として、黒部市宇奈月町栃屋1072番地1、林 高好さん、65歳を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
次に、議案第30号から議案第32号までは、
固定資産評価審査委員会委員の選任についてであります。飯村芳雄委員、濱屋孝之委員及び坂井 泉委員が、本年5月9日でそれぞれ任期満了となられますので、その後任に黒部市田家新1128番地、山田英明さん、65歳、黒部市植木355番地、平野俊二さん、73歳、黒部市宇奈月町下立713番地 長谷川健治さん、68歳をそれぞれ選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
次に議案第33号及び議案第34号は
人権擁護委員の候補者の推薦についてであります。松島克美委員及び永井 出委員が本年6月30日でそれぞれ任期満了となられますので、その後任に黒部市若栗3827番地、西田重雄さん、64歳及び、黒部市沓掛913番地1、御囲泰晃さん、63歳を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
以上、追加提出いたしました議案につきましてご説明いたしましたが、何卒慎重ご審議のうえ適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。
〔市長 大野久芳君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君)議案の細部説明のため、暫時休憩いたします。
休 憩 午前10時55分
再 開 午前11時25分
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君)休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第2の議事を継続いたします。
これより「議案第28号から 議案第34号まで」以上7件について一括して質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題になっております「議案第28号から 議案第34号まで」以上7件については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって、「議案第28号から 議案第34号まで」以上7件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより、討論を行います。討論はありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。
「議案第28号
教育委員会委員の任命について」、「議案第29号
公平委員会委員の選任について」、「議案第30号
固定資産評価審査委員会委員の選任について」、「議案第31号
固定資産評価審査委員会委員の選任について」及び「議案第32号
固定資産評価審査委員会委員の選任について」、以上5件を一括して採決いたします。
本5件は、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって「議案第28号から 議案第32号まで」以上5件は、これに同意することに決しました。
次に、「議案第33号
人権擁護委員の候補者の推薦について」及び「議案第34号
人権擁護委員の候補者の推薦について」、以上2件を一括して採決いたします。
本2件は、これを適任と認めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって「議案第33号」及び「議案第34号」は、これを適任と認めることに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君)日程第3、「
議員提出議案第1号」を議題といたします。
本件について、議会運営委員会から提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長、新村文幸君。
〔議会運営委員長 新村文幸君登壇〕
○議会運営委員長(新村文幸君)ただいま上程されました「
議員提出議案第1号」について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。「
議員提出議案第1号」は
黒部市議会会議規則の一部改正についてであります。
改正内容は、女性をはじめとする多様な住民が、議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、本会議や委員会への欠席事由として育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について産前・産後期間にも配慮した規定の整備を図るものであります。
また、デジタル化政策の一環として、行政手続等における押印を原則廃止する政府の方針を踏まえ、市議会に対する請願について請願者の署名押印を署名又は記名押印に改める改正を行うとともに、請願者が法人の場合の条文について規定の整備を行うものであります。
以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔議会運営委員長 新村文幸君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君)これより、「
議員提出議案第1号」について、質疑を行います。
質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております、「
議員提出議案第1号」については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託は、省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって、「
議員提出議案第1号」については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。「
議員提出議案第1号
黒部市議会会議規則の一部改正について」を起立により採決いたします。本件については、原案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君)起立全員であります。よって、「
議員提出議案第1号」は、原案のとおり可決されました。
議会運営委員長 新村文幸君から、「
黒部市議会委員会条例の一部改正について」議案の提出がありました。
お諮りいたします。この際、「
議員提出議案第2号
黒部市議会委員会条例の一部改正について」を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって、「
議員提出議案第2号
黒部市議会委員会条例の一部改正について」を日程に追加し、議題といたします。
本件について、議会運営委員会から提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長、新村文幸君。
〔議会運営委員長 新村文幸君登壇〕
○議会運営委員長(新村文幸君)ただいま上程されました「
議員提出議案第2号」について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。
「
議員提出議案第2号」は
黒部市議会委員会条例の一部改正についてであります。
改正内容は、本年4月の行政組織の見直しに伴い、設置する部の名称が変更となること、また、防災危機管理統括監の所管事項が総務企画部の所管事項から除外されることから、「
常任委員会の所管等」を規定している第2条中の所要の改正を行うものであります。
以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔議会運営委員長 新村文幸君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君)これより、「
議員提出議案第2号」について、質疑を行います。質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております、「
議員提出議案第2号」については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託は、省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって、「
議員提出議案第2号」については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。「
議員提出議案第2号
黒部市議会委員会条例の一部改正について」を起立により採決いたします。本件については、原案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君)起立全員であります。よって、「
議員提出議案第2号」は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君)日程第4、「各
常任委員会及び
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の議会閉会中の継続審査について」を議題といたします。各委員長から会議規則第111条の規定により、お手元に配布いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について議会閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり継続審査に付することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。よって各委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君)日程第5、「
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」、「
デジタル社会への調査検討について」並びに、「議会改革に関わる事項について」、以上3件を一括議題といたします。
本3件を付託した各特別委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。
まず、観光・
都市活性化振興特別委員長の報告を求めます。
観光・
都市活性化振興特別委員長、辻 泰久君。
〔観光・
都市活性化振興特別委員長 辻 泰久君登壇〕
○観光・
都市活性化振興特別委員長(辻 泰久君)本特別委員会に付託されております、「
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」ご報告申し上げます。
3月2日、本委員会を開催し、正・副委員長の互選を行った結果、委員長に私が、副委員長に中野得雄君が選任されたのであります。
次に、3月17日に、本委員会を開催し、まず、当局から所管事項に係る経過報告を受けたのであります。
続いて、当局から道の
駅KOKOくろべの概要について説明を受けたのであります。
その概要を申しますと、最新版の工事等の整備スケジュールにより、現在のところ、令和4年春の開業に向け、特段の遅れはなく順調に整備が進んでいることを確認したのであります。
また、誘致ゾーンの平面図により、誘致ゾーンに整備が計画されている温浴施設の、建物やお風呂、駐車場の配置等について確認したのであります。
その後、当局と所管事項における今後の事業促進の方向等について、意見交換したのであります。
その結果、本市における
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔観光・
都市活性化振興特別委員長 辻 泰久君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君)次にデジタル化推進特別委員長の報告を求めます。
デジタル化推進特別委員長、
柴沢太郎君。
〔デジタル化推進特別委員長
柴沢太郎君登壇〕
○デジタル化推進特別委員長(
柴沢太郎君)本特別委員会に付託されております、「
デジタル社会への調査検討について」ご報告申し上げます。
3月2日、本委員会を開催し、正・副委員長の互選を行った結果、委員長に私が、副委員長に成川 正幸 君が選任されたのであります。
その後、3月18日、本特別委員会を開催し、「LINEを活用した行政のデジタル化」と題し、LINE株式会社 公共政策室 村井 宗明 氏をお招きし、研修を受け、意見交換を行ったのであります。
その結果、本市における
デジタル社会への調査検討について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔デジタル化推進特別委員長
柴沢太郎君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君)次に議会改革特別委員長の報告を求めます。
議会改革特別委員長、小柳勇人君。
〔議会改革特別委員長 小柳勇人君登壇〕
○議会改革特別委員長(小柳勇人君)本特別委員会に付託されております、「議会改革に関わる事項について」ご報告申し上げます。
1月21日、本特別委員会を開催し、議会改革に係る諸課題について、アンケート調査結果を踏まえ協議したのであります。その結果、議員定数並びに議会選出の監査委員について、本特別委員会で取り上げることとし、議論を開始いたしました。
なお、議員定数については、情報整理と意見収集のため、幹事会を設置し、協議を進めていくこととしたのであります。
次に、2月3日に幹事会を開催し、議員定数の協議に係るスケジュールについて、委員の意見収集を行うことといたしました。
加えて、議会選出の監査委員について、整理した資料の確認を行い、委員へ情報共有を行ったのであります。
次に、2月19日に本特別委員会を開催し、議員定数の協議に係るスケジュールについて協議し、本年12月を目途に、定数について結論を出すことで合意したのであります。
また、議会選出の監査委員について、協議をいたしました。
次に、3月18日に本特別委員会を開催し、議員定数の協議に係るスケジュールについて、最終的な結論を出す時期を再確認するとともに、定数を議論するうえでどのような課題があるのか協議したのであります。
また、議会選出の監査委員について、前回の委員会に引き続き議論を重ねた結果、今任期中において継続して協議していくことを確認いたしました。
本特別委員会では、「議会改革に関わる事項について」引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔議会改革特別委員長 小柳勇人君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君)ただいまの、各
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本3件に対する各委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの継続審査であります。
各委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。
よって、本3件は、付託事件の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君)日程第6、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。
本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。
議会運営委員長、新村文幸君。
〔議会運営委員長 新村文幸君登壇〕
○議会運営委員長(新村文幸君)本委員会に付託され、議会閉会中の継続審査に付されております、議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。
本委員会は、1月21日に開催し、3月定例会の会期及び会議日程について、予算特別委員会の設置及び運営方針について、並びに新たな特別委員会について協議したのであります。
また、議会改革に係る諸課題について、議会改革特別委員会で行ったアンケート調査で回答があった課題の取扱いを協議いたしました。
次に、2月1日に開催し、前回の委員会に引き続き、新たな特別委員会について、並びに議会改革に係る諸課題について協議したのであります。
次に、2月10日に開催し、新たな特別委員会について協議いたしました。その協議の結果、
デジタル社会への調査検討を目的とした、デジタル化推進特別委員会の設置について合意したのであります。
次に、2月22日に開催し、3月定例会の市長提出議案27件及び報告1件の説明を受けた後、その付託委員会について協議したのであります。
また、
黒部市議会会議規則の一部改正について協議いたしました。
さらに、本日、本会議前に開催し、市長追加提出議案7件並びに、
議員提出議案2件の取扱いについて協議をいたしました。
加えて、令和3年度における議決事件の拡大について協議したのであります。
以上の審査事項を含め、本委員会では議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。
〔議会運営委員長 新村文幸君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君)ただいまの、
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は、「議会閉会中の継続審査」であります。委員長の報告のとおり継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君)ご異議なしと認めます。
よって、本件は、「議会閉会中の継続審査」に付することに決しました。
以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。市長からごあいさつがございます。
市長、大野久芳君。
〔市長 大野久芳君登壇〕
○市長(大野久芳君)それでは、市議会3月定例会の閉会にあたり、ご挨拶を申し上げます。
議員各位には、3月1日から22日間にわたり開会されました今議会におきまして、令和3年度予算をはじめ、令和2年度補正予算、条例その他重要諸案件につきまして、慎重かつ熱心なご審議を賜り、議了・ご承認いただきましたことに対しまして、深く感謝を申し上げます。ご審議の中で賜りましたご意見・ご要望につきましては、十分に調査・検討を加え、適切に対処してまいります。
まもなく迎える新年度、令和3年度は
市制施行15周年を迎える記念すべき年であります。15周年を一つの節目とし、市民がより一層絆を深め、本市のさらなる
飛躍発展を目指す契機として、今ほどご承認いただきました新年度予算において、市民の皆さまのご理解とご協力を得られるよう努めつつ、
記念事業を着実に企画・実行してまいりたいと考えております。
市制施行15周年
記念事業の中には、令和3年度内に実施される限定的な事業となるものや新年度をスタートとして今後の発展を願う事業も含まれております。
市民の皆さまの元気を引き出し、日々の生活に楽しさや豊かさを実感していただきながら、幸福度をより高められるよう、私をはじめ、職員一丸となって取り組んでまいります。
新たな事柄に挑戦するときは、生みの苦しみを伴うこともあるかとは思いますが、勇気と信頼と確信をもって、市民の皆さまとともに、「大自然のシンフォニー 文化・交流のまち 黒部」の実現と「健やか」「展やか」「朗らか」黒部の創造に向け前進してまいりたいと考えておりますので、議員各位には、ご理解とご協力を賜りますよう改めてお願い申し上げるものであります。
さて、依然として新型コロナウイルス感染症の終息が見えない状況下にありますが、スポーツの分野において、本市に明るいニュースが2件ございました。
1つは、先月2月21日に行われたボクシング全日本ウエルター級新人王決勝戦において、本市大布施地区出身のプロボクサー 能嶋宏弥選手が見事勝利し、新人王に輝かれました。
能嶋選手は2019年にプロデビューされ、競技をしながら平日は営業マンとして働くプロボクサーであります。今回の新人王獲得で、日本ランキング入りを果たされ、報道によれば「ゆくゆくは日本王者を目指す。競技を続けて、いつか富山で試合をしたい」と語っておられ、黒部市民として非常に頼もしく、大きく期待するものであります。
もう1つは、野球の話題であります。昨年1月、アメリカのメジャーリーグ、オークランド・アスレチックスとマイナー契約を結ばれた、本市田家地区出身の冨岡聖平選手が、今月13日、アメリカに向け黒部市を 出発されました。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響により渡米がかなわず、この1年は自宅や体育施設での筋力トレーニングや英会話に取り組み、前向きに、そしてひたむきに活動を継続してこられました。
報道では、冨岡選手は、「富山県出身のメジャーリーガー第1号になる」と意気込みを語っておられます。
能嶋選手、冨岡選手の両選手には、ふるさと黒部で培った、何事にもあきらめず、粘り強いチャレンジ精神で、是非とも目標を勝ち取っていただきたいと期待しております。私も4万1千黒部市民とともに、引き続きお二人の挑戦を力強く応援してまいります。
今年は記録的な大雪・豪雪から始まりましたが、季節は巡り、庁舎敷地内の「百年桜」にも蕾が芽吹き、その膨らみが開花間近を感じさせてくれるなど、日に日に本格的な春の訪れを実感するこの頃であります。と同時に、年度の切り替わりの時期であり、何かと気ぜわしい日々が続きます。
また新型コロナウイルス感染症の終息が見通せないところであり、議員各位並びに市民の皆さまにおかれましては、今後も引き続き感染症予防対策を十分にとられ、体調にご留意の上、ますますご活躍くださいますようご祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。
どうも、ありがとうございました。
〔市長 大野久芳君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君)これをもって、令和3年第1回
黒部市議会3月定例会を閉会いたします。
閉 会 午前11時56分
上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
黒部市議会議長 木 島 信 秋
黒部市議会副議長 中 村 裕 一
署名議員 辻 泰 久
署名議員 新 村 文 幸...