黒部市議会 2020-09-25
令和 2年第6回定例会(第4号 9月25日)
新
石田企業団地について、私は、平成28年3月の議会で
新規企業団地構想基礎調査業務委託費600万円について、新
企業団地が長期にわたって新たな負の財産となる恐れがあります。また、今のような市役所の体質ではやめた方がよいとも述べてまいりました。そして反対をいたしました。
同9月議会では、新
石田企業団地の
造成工事費を含む
地域開発事業特別会計補正予算と同団地の
土地取得についても反対してまいりました。
同11月
臨時会では、
企業団地に企業の入所予定もあることや、地元住民も理解しているとのことで賛成いたしました。その後、2企業と仮契約が結ばれました。
しかし、新
石田企業団地に入居予定であった、ソロパワー・ジャパン社が入居協定を解除いたしました。入居協定では解約した場合、461万6,900円違約金を払うとの約束でありましたが、昨年の12月に50万円の返済であります。今後、返済予定に従って努力を求めるものであります。また、残りの2区画についても早期の売却を求めるものであります。
最後に、「認定第7号 令和元
年度黒部市
牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」であります。
「くろべ牧場まきばの風」が誕生してから、6年余りが経過いたしました。この間の一般会計からの繰入金、決算では、26年度では9,022万7,000円、27年度は6,784万8,000円、28年度では7,844万7,000円、そして元年度ではいよいよ1億円を突破いたしました。これでは繰入金がますます増えるばかりであります。今後繰入金については、控えていくべきだと思っております。
以上述べまして、私の討論といたしますが、今言いました事柄は市民の血税で行われている問題であります。今後、
次年度の予算においては、今までのことを踏まえて、少しでも市民要望に応えていただくことをお願いいたしまして、私の討論といたします。
〔16番
橋本文一君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) 他に討論は、ありませんか。
〔3番 大辻菊美君挙手〕
○議長(
辻 泰久君) 3番、大辻菊美君。
〔3番 大辻菊美君起立〕
○3番(大辻菊美君) 通告によらない討論をしたいので、許可をお願いいたします。
○議長(
辻 泰久君) 大辻菊美君より、通告によらない討論の申出がありましたので、発言を許可いたします。
3番、大辻菊美君。
〔3番 大辻菊美君登壇〕
○3番(大辻菊美君) 認定第1号から認定第11号まで、令和元
年度黒部市一般会計及び
特別会計並びに
病院事業会計、水道事業会計及び下水道事業会計の決算について、自民クラブ、大志会、一新会、公明党、自民同志会を代表して、賛成の立場で討論いたします。
令和元年度は、ももいろクローバーZ春の一大事や黒部名水マラソン、シアター・オリンピックス、女子バレーボールアメリカ代表選手合宿等の大型事業により、市内外から訪れる人も多く、大いに注目を浴びた年でありました。市長は、健やか・展やか・朗らか黒部の創造予算と位置づけ、
少子高齢化、
人口減少という最大の壁に立ち向かい、持続的な地域活力の創出を図る施策について、最小の経費で最大の効果を上げるため、42の重点事業を掲げておられます。第2次
総合振興計画がスタートして2年目、大いに評価できる年であったのではと思います。
令和元年度一般会計の決算では、歳入210億1,312万円、歳出201億2,858万2,000円で、繰越金を差し引いた実質収支は5億7,365万8,000円の黒字でありました。しかしながら歳出の性質別構成比では義務的経費40.0%、投資的経費15.3%、その他経費44.7%となり、経常収支比率86.1%から88.6%となり、前年度と比べて厳しい状況でありました。
今後も
新幹線などの大型事業の償還が始まること、社会福祉サービスの充実や、今年になって流行している
新型コロナウイルス感染症による
市税等の減収など本市における
財政状況は厳しさを増すものと考えられます。現在取り組まれています
次年度予算編成に向けた政策経費のTOP審議夏期レビューの成果がより効率的な行政運営につながり、課題に対して当局が
スピード感を持って取り組まれることを強く希望いたします。
以上、認定第1号から認定第11号まで、令和元
年度決算について賛成討論といたします。
〔3番 大辻菊美君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) 他に討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、「認定第1号 令和元
年度黒部市
一般会計歳入歳出決算の認定について」ほか、10件を採決いたします。
議題のうち、まず、「認定第1号 令和元
年度黒部市
一般会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
辻 泰久君) 起立多数であります。よって、「認定第1号」は、認定することに決しました。
次に、「認定第2号 令和元
年度黒部市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第3号 令和元
年度黒部市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第4号 令和元
年度黒部市
発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」及び「認定第5号 令和元
年度黒部市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、以上四件を一括して採決いたします。
本4件に対する
委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。
委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「認定第2号から認定第5号」まで、以上4件は、認定することに決しました。
次に「認定第6号 令和元
年度黒部市
地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
辻 泰久君) 起立多数であります。よって、「認定第6号」は、認定することに決しました。
次に、「認定第7号 令和元
年度黒部市
牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
辻 泰久君) 起立多数であります。よって、「認定第7号」は、認定することに決しました。
次に、「認定第8号 令和元
年度黒部市
フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第9号 令和元
年度黒部市
病院事業会計決算の認定について」、「認定第10号 令和元
年度黒部市
水道事業会計決算の認定について」、及び「認定第11号令和元
年度黒部市
下水道事業会計決算の認定について」、以上4件を一括して採決いたします。
本4件に対する
委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。
委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「認定第8号から認定第11号まで」、以上4件は、認定することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
辻 泰久君) 日程第3、「議案第69号」を議題といたします。
市長より提案理由の説明を求めます。
市長、大野久芳君。
〔市長 大野久芳君登壇〕
○市長(大野久芳君) おはようございます。
ただいま追加提出いたしました議案につきましてご説明申し上げます。
「議案第69号」は
人権擁護委員の
候補者の推薦についてであります。本年12月31日で任期満了となられます、黒部市宇奈月
町浦山1681番地 大橋朋子委員 57歳を引き続き推薦いたしたく、議会の同意を求めるものであります。以上、追加提出いたしました議案につきましてご説明申し上げましたが、何卒慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。
〔市長 大野久芳君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) 議案の細部説明のため、暫時休憩いたします。
全員協議会を開催しますので、ご関係の方は、2階大会議室へお集まり願います。
休 憩 午前10時42分
再 開 午前11時00分
○議長(
辻 泰久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。日程第3の議事を継続いたします。
これより「議案第69号」について質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております「議案第69号」については、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって「議案第69号」については
委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。「議案第69号
人権擁護委員の
候補者の推薦について」を採決いたします。
本件は、これを適任と認めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって「議案第69号」は、これを適任と認めることに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
辻 泰久君) 日程第4、「
議員提出議案第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書」についてを議題といたします。
本件について、
議会運営委員会から提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長、小柳勇人君。
〔
議会運営委員長 小柳勇人君登壇〕
○
議会運営委員長(小柳勇人君) ただいま上程されました、
議員提出議案第2号について、
議会運営委員会から提案理由の説明を申し上げます。
「
議員提出議案第2号」は、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書についてであります。
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は、戦後最大の経済危機に直面しております。その影響により本市でも、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたい状況であります。
住民福祉の安定に向け、医療介護、子育て、防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応はじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、
地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されます。
よって、国においては、令和3年度
地方財政対策及び地方税制改正に向け、
地方税財源の確保について、地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること、地方税収の思い切った減収補填措置を講じること、税収が安定的な地方税体系の構築に努めること、
固定資産税の緊急経済対策として講じた特例措置は、本来国庫補助金などにより対応すべきものであること、など、これらの事項を確実に実現されるよう、強く要望するものであります。
以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
議会運営委員長 小柳勇人君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) これより、「
議員提出議案第2号」について、質疑を行います。質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております、「
議員提出議案第2号」については、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会の付託は、省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「
議員提出議案第2号」については、
委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。「
議員提出議案第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書」についてを起立により採決いたします。本件については、原案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
辻 泰久君) 起立全員であります。よって、「
議員提出議案第2号」は、原案のとおり可決されました。
議会運営委員長 小柳勇人君から、「厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書」について議案の提出がありました。
お諮りいたします。この際、「
議員提出議案第3号 厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書」についてを日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「
議員提出議案第3号 厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書」についてを日程に追加し、議題といたします。
本件について、
議会運営委員会から提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長、小柳勇人君。
〔
議会運営委員長 小柳勇人君登壇〕
○
議会運営委員長(小柳勇人君) ただいま追加上程されました、
議員提出議案第3号について、
議会運営委員会から提案理由の説明を申し上げます。
「
議員提出議案第3号」は、厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書についてであります。
意見書の趣旨を申し上げます。
近年、地方創生の推進とともに、
人口減少社会への対応が喫緊の政治課題となっており、地方議会の果たすべき役割と責任は、ますます重要となってきております。
このような状況の中、地方議会議員は、これまで以上に地方行政の広範かつ専門的な諸課題について、的確な執行機関への監視や政策提言等が求められているほか、地域における
住民ニーズの把握等様々な議員活動を行っており、全市的に専業化が進んでおります。
一方、地方議会議員のなり手は、サラリーマンからの転身者が増加しております。
地方議会議員が厚生年金の適用を受けることができれば、安心して選挙に立候補できる環境が整うこととなり、多様で有為な人材の確保に大きく寄与するものと考えられます。
よって、地方議会における人材確保の観点から、必要な法整備を早急に実現するよう強く要望するものであります。
以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
議会運営委員長 小柳勇人君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) これより、「
議員提出議案第3号」について、質疑を行います。質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております、「
議員提出議案第3号」については、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会の付託は、省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「
議員提出議案第3号」については、
委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。「
議員提出議案第3号 厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書」についてを起立により採決いたします。本件については、原案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
辻 泰久君) 起立全員であります。よって、「
議員提出議案第3号」は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
辻 泰久君) 日程第5、「各
常任委員会及び
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の
議会閉会中の継続審査について」を議題といたします。
各
委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について、
議会閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各
委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、各
委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
辻 泰久君) 日程第6、「
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」、「
学校統合及び
学校跡地の利活用について」及び「
議会改革に関わる事項について」以上3件を
一括議題といたします。
本3件を付託した各
特別委員会の審査の結果について、各
委員長から報告を求めます。
まず、観光・
都市活性化振興特別
委員長の報告を求めます。
観光・
都市活性化振興特別
委員長、新村文幸君。
〔観光・
都市活性化振興特別
委員長 新村文幸君登壇〕
○観光・
都市活性化振興特別
委員長(新村文幸君) 本
特別委員会に付託されております、「
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」ご報告申し上げます。
9月15日に、本
委員会を開催し、まず、道の駅「KOKOくろべ」の建設予定地に赴き、8月13日に地域振興施設新築工事の安全祈願祭を終え、周辺道路等を含め着々と工事が進む様子を確認しながら当局から説明を受けたのであります。
次に、
委員会室に戻り
委員会を再開し、当局から所管事項に係る経過報告を受けたのであります。
次に、当局から道の駅「KOKOくろべ」の概要について説明を受けたのであります。
その概要を申しますと、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3月
定例会会期中の
委員会において示されたスケジュールと比べ、テナント事業者や指定管理者の募集・選定等に遅れが生じていると聞き、工事のスケジュールも含め最新の整備スケジュールを示して頂き、説明を受けたのであります。
その後、当局と今後の事業促進の方向等について、意見交換したのであります。
その結果、本市における
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔観光・
都市活性化振興特別
委員長 新村文幸君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) 次に、
学校統合及び跡地利用対策特別
委員長の報告を求めます。
学校統合及び跡地利用対策特別
委員長、
辻 靖雄君。
〔
学校統合及び跡地利用対策特別
委員長 辻 靖雄君登壇〕
○
学校統合及び跡地利用対策特別
委員長(
辻 靖雄君) 本
特別委員会に付託されております、「
学校統合及び
学校跡地の利活用について」ご報告申し上げます。
8月18日、本
特別委員会を開催し、明峰中学校の部活動の現地視察を行ったのであります。校舎での部活動の様子を視察後、宮野運動公園へ移動し、学校外の施設を利用した活動の様子も視察したのであります。開校まもなく、
新型コロナウイルス感染症拡大により、休業を余儀なくされたにも関わらず、生徒間のコミュニケーションがよくとられており、懸命に部活動に励む姿を見て安心したのであります。
次いで、9月15日、本
特別委員会を開催し、平成28年3月に閉校となった旧前沢小学校を視察し、旧校舎の内部及び外観の状況を確認したのであります。
次に、
委員会室に戻り、
委員会を再開し、市長から、これまでの経過について報告をうけたのであります。
続いて、中
学校統合後の状況確認について報告をうけたのであります。
その概要を申しますと、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、中止または変更となった学校行事があること、両校の部活動への加入の状況等について、報告を受けたのであります。
次に、現況の旧学校施設に関し、今年度中にサウンディング型市場調査を実施し、売却手法及び利活用手法について検討するとの報告を受けたのであります。
その結果、
学校統合及び
学校跡地の利活用について、本
委員会に付託された審査事項のうち、「新設統合校へのスムーズな移行について」は、今回の当局の説明により一旦終結したと判断したのであります。
しかしながら、「市内学校跡地の有効活用について」は、サウンディング型市場調査後に跡地の取扱いについて調査・検討する必要があり、また、「学校再編計画の進捗状況について」は、小学校再編の見直しが必要と判断されたことにより、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔
学校統合及び跡地利用対策特別
委員長 辻 靖雄君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) 次に、
議会改革特別
委員長の報告を求めます。
議会改革特別
委員長、
木島信秋君。
〔
議会改革特別
委員長 木島信秋君登壇〕
○
議会改革特別
委員長(
木島信秋君) 本
特別委員会に付託されております、「
議会改革に関わる事項について」ご報告申し上げます。
7月15日に本
特別委員会幹事会を開催し、政治倫理条例施行規則(案)について、主には、市民の審査請求の手続き及び政治倫理審査会の組織・運営等に関する事項について協議したのであります。
次に、8月26日に本
特別委員会を開催し、政治倫理条例施行規則(案)について、幹事会で協議された内容の報告を受け、案のとおりとすることを確認したのであります。
また、議員定数をテーマとするオンライン研修会の開催を提案いたしました。
次に、9月2日に幹事会を開催し、政治倫理条例に関する市民パブリックコメントの実施要領(案)について協議したのであります。
次に、9月23日に本
特別委員会を開催し、政治倫理条例に関する市民パブリックコメントの実施要領(案)について、幹事会で協議された内容の報告を受け、案のとおりとすることを確認したのであります。
また、議員定数をテーマとするオンライン研修会について、内容及び実施方法を確認し、開催することに決定したのであります。
本
特別委員会では、「
議会改革に関わる事項について」引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔
議会改革特別
委員長 木島信秋君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) ただいまの、各
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本3件に対する各
委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの継続審査であります。
各
委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、本3件は付託事件の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
辻 泰久君) 日程第7、「
議会運営に関する調査について」を議題といたします。
本件を付託した
議会運営委員会の調査の結果について、
委員長から報告を求めます。
議会運営委員長、小柳勇人君。
〔
議会運営委員長 小柳勇人君登壇〕
○
議会運営委員長(小柳勇人君) 本
委員会に付託され、
議会閉会中の継続審査に付されております、
議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。
本
委員会は、7月15日に開催し、7月
臨時会の市長提出議案2件の説明を受けた後、その付託
委員会について協議したのであります。
また、議場傍聴席等における手話通訳及び要約筆記の実施方法について、並びに議会報告会の開催の有無及びテーマについて協議したのであります。
次に、7月21日に開催し、9月
定例会の会期及び会議日程について、及び
決算特別委員会の設置と日程等について協議したのであります。
また、政治倫理条例をテーマとする議会報告会の実施について、及び7月に九州地方を中心に発生した豪雨被害に対する義援金について協議したのであります。
次に、8月11日に開催し、
産業建設委員長の欠員対応について、及び9月
定例会本会議における故山田丈二議員への追悼について協議したのであります。
加えて、厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書、並びに
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書について協議したのであります。
次に、8月26日に開催し、9月
定例会の市長提出議案九件、令和元年度 各
会計決算の認定について11件、及び報告2件の説明を受けた後、その付託
委員会について協議したのであります。
次に、9月18日に開催し、厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書について、再度協議したのであります。
また、コロナ禍における議員研修等の中止に伴う旅費のキャンセル料の取扱いについて協議したのであります。
次に、本日、本会議前に開催し、市長追加提出議案1件、及び
議員提出議案1件の取り扱いについて協議したのであります。
以上の審査事項を含め、本
委員会では
議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、
議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。
〔
議会運営委員長 小柳勇人君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する
委員長の報告は、「
議会閉会中の継続審査」であります。
委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、本件は、「
議会閉会中の継続審査」に付することに決しました。
以上で、本日の日程はすべて終了し、本
定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。
市長からご挨拶がございます。
市長、大野久芳君。
〔市長 大野久芳君登壇〕
○市長(大野久芳君) 市議会9月
定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
議員各位には、今月2日から本日まで24日間にわたり開会されました今
定例会におきまして、本会議、
委員会等を通じ、予算、条例その他案件及び令和元年度各決算につきまして、慎重かつ熱心なご議論を賜り、議了、ご承認いただきましたことに対し、深く感謝申し上げます。
議決を賜りました補正予算にあっては、早期の執行に努めてまいりますとともに、審議の中で賜りましたご意見、ご要望等につきましては、十分に調査、検討を加え、適切に対処してまいります。
さて、今
定例会におきましてご質問を頂戴し、お答えしたところでありますが、念願の「富山県北方領土史料室」が「次世代につなぐ 返還実現の想い」をコンセプトとし、来週9月29日に黒部市コミュニティセンター内に開設いたします。
北方領土からの引揚者が1,425名と北海道に次いで多い富山県。その中でも最も引揚者が多い黒部市にあって、とりわけ関わりの深い生地の地にこの史料室が開設されることは誠に意義深く、感慨もひとしおであります。
開設にあたり、大いなるご支援を賜りました富山県及び北方領土返還要求運動富山県民会議並びに北方領土問題対策協会、そして姉妹都市根室市に対し、改めて深甚なる敬意と感謝の意を表するところであります。
この「富山県北方領土史料室」初代室長を拝命することとなりました私自身、先頭に立って、富山県人と北方領土の関わりや北方領土問題の普及啓発と情報発信の拠点施設として、この史料室が認知されるよう努めてまいります。市内、県内はもとより、全国津々浦々から多くの方々にご来場いただきますよう切望いたしております。
一方、来月10月からはいよいよ、「(仮称)くろべ市民交流センター」の建設に向け、黒部市役所「旧黒部庁舎」の解体工事が始まります。
昭和26年の竣工以来、64年間にわたり桜井
町、黒部市のシンボルとして愛された旧庁舎の解体は、時代の変遷とはいえ、一抹の寂しさを感じさせるところでございます。そこで、取り壊しの前に、旧庁舎へのお別れと感謝の気持ちを伝えるとともに、新庁舎開設5周年を機会として、来る10月10日、11日の両日、新旧それぞれの庁舎の見学会を開催することといたしました。
懐かしい旧庁舎を見学いただける最後の機会であり、また地元有志の皆様によるイベント等もお楽しみいただけますので、是非とも多くの方々に足をお運びいただきますようご案内申し上げます。
そして、この跡地に整備する「(仮称)くろべ市民交流センター」に併せ、整備が先行する道の駅「KOKOくろべ」の両施設は、本市の新たな交流拠点並びに地域振興施設と位置付けられます。その管理運営手法の検討を重ねるとともに、着実な整備を進め、本市のさらなる飛躍・発展と魅力向上に努めてまいりますので、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
さて、世相は猛暑・残暑の暑さから一転し、朝夕の涼やかな風が秋の到来を感じさせてくれる季節となりましたが、私たちの日常生活は未だ「コロナ禍」、「
ウィズコロナ」の状況下にあります。
県内においては、今月9日以降、規制強化等の判断基準となる「入院患者数」をはじめとした4つの指標が基準を下回ることなどから、県は8月11日に発令した「
富山アラート」を先週19日に解除いたしました。
しかしながら、これからインフルエンザの流行期を迎えることもあり、感染症への備えは少しも緩めてはなりません。今後とも個人、家庭、地域、職場などそれぞれの場面で、改めて「新しい
生活様式」の徹底をお願いするものであります。
結びに、議員各位並びに市民の皆様方には、コロナ禍の中ではありますが、可能な範囲で、芸術の秋、スポーツの秋、行楽の秋、そして実りの秋の到来をご満喫いただき、ますますご活躍くださいますようご祈念申し上げ、閉会のご挨拶といたします。
〔市長 大野久芳君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) これをもって、令和2年第6回
黒部市議会9月
定例会を閉会いたします。
閉 会 午前11時34分
上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
黒部市議会議長
辻 泰 久
黒部市議会副議長 高 野 早 苗
署名議員 中 村 裕 一
署名議員 小 柳 勇 人...