○
産業建設副委員長(
中野得雄君) 本委員会に付託されております、「議案第53号の
所管部分」について、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。
「議案第53号 令和2年度黒部市
一般会計補正予算(第2号)の
所管部分」は、原案を可とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
産業建設副委員長
中野得雄君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) 次に、
新型コロナウイルス感染症対策特別委員長の報告を求めます。
新型コロナウイルス感染症対策特別委員長、
木島信秋君。
〔
新型コロナウイルス感染症対策特別委員長 木島信秋君登壇〕
○
新型コロナウイルス感染症対策特別委員長(
木島信秋君) 本委員会に付託されております、「議案第53号の
所管部分」について、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大により、多大な影響を受けている
市民生活や地域経済への支援策が適切に盛り込まれているか。
また、
感染防止策を講じながら、市民の
日常生活及び社会・
経済活動を維持するための施策が盛り込まれているかなどの観点を踏まえ、慎重に審査いたしましたので、審査の結果をご報告申し上げます。
「議案第53号 令和2年度黒部市
一般会計補正予算(第2号)の
所管部分」は、原案を可とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
新型コロナウイルス感染症対策特別委員長 木島信秋君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) ただいまの各
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
これより、討論を行います。
討論の通告がありますので、発言を許可します。
16番、
橋本文一君。
〔16番
橋本文一君登壇〕
○16番(
橋本文一君) 私は、今定例会に上程されている議案第53号 令和2年度黒部市
一般会計補正予算(第2号)には反対し、その他すべての議案に賛成するものであります。
本議案に反対する理由は、歳出第2款 総務費
新型コロナウイルス感染症対策費の中、
感染症対策短期貸付金宇奈月麦酒館運転資金3,000万円についてであります。
私はこれまで幾度となく、
宇奈月ビール株式会社への貸付金の在り方について意見を述べ反対してまいりました。平成30年2月に総務省から、
債務超過となっている
宇奈月麦酒館に
経営健全化方針の対策が求められている中、市は筆頭株主としてこれまでも多くの事業等に支援してまいりました。累積赤字1億1,000万円余りがあるうえに、事業計画も達成していません。もちろん毎年、
貸付金返済も守られておりません。今年度の当初の貸付金は5,200万円であり、新たな貸付金3,000万円と合わせますと、総額8,200万円にもなり、本当に返す見込みがあるのか疑問であります。
いくら新型コロナウイルス感染症対策だとしても、
債務超過となっている一株式会社に新たな貸付3,000万円は行うべきではありません。どうしても必要なら持ち株数に応じて貸付金を拠出すべきであります。
次に、総務費の中の
窓口事務費は、
戸籍情報システム改修費や
住基システム改修費959万2,000円についてであります。いずれも
マイナンバー制度についてのものであります。国は今回の
新型コロナウイルス感染症対策費特別定額給付金10万円を早く支給するため、鳴り物入りで
マイナンバーを使ってのオンラインなどによる申請を取り入れてまいりました。全国の自治体では
チェック作業に手間取り、かえって給付金が遅れる結果となっております。
マイナンバー制度は国による国民の管理・監視体制を目指すものであり、一度流出した情報は、流通、売買され取り返しがつきません。情報は集積するほど利用価値が高まるうえに、
サイバー攻撃の危険性も充満している制度であります。本予算は個人番号の
利用拡大を図るものであります。議案第53号 令和2年度黒部市
一般会計補正予算(第2号)は、
新型コロナウイルス感染症対策費をはじめとして、住民の暮らしを守るための事業が多く含まれておりますが、先に述べた2つの事業があるために反対せざるを得ません。
以上、私の反対討論といたします。
〔16番
橋本文一君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) 次に、4番、柳田 守君。
〔4番 柳田 守君登壇〕
○4番(柳田 守君) どなた様もお疲れ様です。
それでは、
自民同志会、大志会、一新会、公明党及び
自民クラブを代表して、議案第53号 令和2年度黒部市
一般会計補正予算(第2号)から、議案第57号 黒部市
重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について、まで一括して賛成の立場で討論いたします。
5月臨時会に続き、
新型コロナウイルス感染症対策費として3億4,500万円余りが計上されました。中でも
GIGAスクール構想事業費1億8,671万8,000円は、令和5年度までの4年間で段階的に1人1台配備するとされていた
学習者用タブレット型パソコンを今年度中に前倒しし、災害や感染症の発生等による学校の
臨時休業等の緊急時においてもICTの活用により、全ての
子どもたちの学びを保障できる環境を早急に実現しようとするものであります。
また、7月から12月までの
学校給食費無償化補助金9,446万7,000円、
市出身学生等応援給付金1,930万円も
本市ならではの誠に時宜を得た対策と考えます。
一方、
宇奈月麦酒館運転資金貸付金3,000万円は、これまでも三セクである麦酒館の経営体制や
貸付金返済計画等から議論のあったことは承知しておりますが、本県随一の温泉街である
宇奈月温泉の活性化にはなくてなならない施設であり、本市第1号の道の駅でもあります。
コロナ禍を乗り越え、元気な黒部市を取り戻すためにも必要な
運転資金貸付金と考えます。
去る6月19日から、
県外移動自粛が全面解除され、
北陸新幹線の乗降客も徐々に増えつつあり、黒部峡谷鉄道も7月から運行便数を増やすと発表されました。プロ野球も開幕し、また、新しい
生活様式も定着し、徐々に世の中の空気が変わりつつありますが、東京での
感染者数を鑑みると決して油断はできない状況にあります。第2波はいつか必ず来ると考えて引き続き慎重な行動も必要と考えます。
感染症対策費以外では、旧
市庁舎解体費として1億6,148万9,000円が計上されました。委員会の審議の中で、市長は、10月からの
解体着手前に新旧両庁舎の見学会を検討している旨表明されました。旧黒部庁舎は昭和26年(1951年)の旧桜井
町役場から昭和29年の合併による旧
黒部市役所を経、平成27年(2015年)10月の新庁舎開庁まで約64年の長きに渡り、市民福祉、
行政活動発信の拠点として存立いたしました。今ここにいる先輩議員におかれまして、旧庁舎議場は活動活躍の場であり、期間の長短はあれ、それぞれに感慨深い思いがあったものと存じます。私事で恐縮ですが、旧庁舎で30有余年働き、旧庁舎とともに人生を歩ませていただき思い出は尽きません。市民の皆様もぜひ、当時としては画期的なモダンさを取り入れた重厚感あふれる外観を持つ旧庁舎に最後のお別れをしていただければと思います。そしてこの旧庁舎解体が、市民の皆様が待ち焦がれた(仮称)くろべ
市民交流センターの開設の第一歩、スタートだと感じていただければと考えます。
結びになりますが、令和2年度黒部市
一般会計補正予算(第2号)の執行にあたっては、時期を逸することなく、
市民生活になお寄り添い努めることを願い、5会派を代表して、今定例会のすべての議案の賛成討論といたします。
〔4番 柳田 守君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) 他に討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
議題のうち、まず、「議案第54号 黒部市
税条例等の一部改正について」、「議案第55号 黒部市
国民健康保険税条例の一部改正について」、「議案第56号 黒部市
手数料条例の一部改正について」、及び「議案第57号 黒部市
重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について」、以上、4件を一括して採決いたします。
本4件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「議案第54号から 議案第57号まで」、以上4件は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第53号 令和2年度黒部市
一般会計補正予算(第2号)」を、起立により採決いたします。
本件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各委員長の報告のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
辻 泰久君) 起立多数であります。よって、「議案第53号」は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
辻 泰久君) 日程第3、「各
常任委員会及び
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の
議会閉会中の
継続審査について」を議題といたします。
各委員長から、
会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、
所管事務の審査について、
議会閉会中の
継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、各委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の
継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
辻 泰久君) 日程第4、「
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」、「
学校統合及び
学校跡地の利活用について」及び「
議会改革に関わる事項について」以上3件を
一括議題といたします。
本3件を付託した各
特別委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。
まず、観光・
都市活性化振興特別委員長の報告を求めます。観光・
都市活性化振興特別委員長、
新村文幸君。
〔観光・
都市活性化振興特別委員長 新村文幸君登壇〕
○観光・
都市活性化振興特別委員長(
新村文幸君) 本
特別委員会に付託されております、
「
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」ご報告申し上げます。
まず、5月12日に、本委員会を開催し、6月定例会の会期中に開催する本委員会については、
新型コロナウイルス感染症対策に係る施策等の審査について、議会全体として取り組むことを最優先に考え、定例会毎に本委員会にておこなってきた、市長からの
所管事項の経過報告や当局との
所管事項についての
意見交換を行わない旨を内定したのであります。
次に、6月8日に、本委員会を開催し、当局から、3月
定例会会期中の委員会における、道の駅(仮称)くろべについての協議において、委員からの意見の中で、後日協議・検討すると回答した事項について、6月
定例会会期中の委員会で協議の結果を報告したいという申し入れがあったため、報告を受けることに内定したのであります。
次に、6月18日に、本委員会を開催し、当局からの協議結果の報告を受けたのであります。その概要を申しますと、トイレの設置箇所は、
国土交通省整備の
情報提供施設一か所のみというのは少ないのではないかという意見に対して、
地域振興施設の
従業員用トイレを
一般開放兼用トイレとすることで、箇所数を増やすという回答があったのであります。また、
地域振興施設中央部の出入り口に
風除室等を設けなければ、冬季に強い北風が吹きこむのではないかという意見に対しては、冬季に限らず、風の向きや強弱等の状況に応じ、一時的な
締め切り対応をするなどして、
風除室等を設けず、運用面で対処したいという回答があったのであります。しかしながら、3月
定例会会期中の委員会において意見した内容が十分に検討されているとは言い難く、当局に対し、風除室の代わりに
エアカーテンを設けることや、
誘致ゾーン側にトイレを新たに設けることなどを改めて再協議していただくよう要望したのであります。
本
特別委員会では、本市における
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも
付託事件の審査が終了するまで、
継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔観光・
都市活性化振興特別委員長 新村文幸君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) 次に、
学校統合及び
跡地利用対策特別委員長の報告を求めます。
学校統合及び
跡地利用対策特別委員長、
辻 靖雄君。
〔
学校統合及び
跡地利用対策特別委員長 辻 靖雄君登壇〕
○
学校統合及び
跡地利用対策特別委員長(
辻 靖雄君) 本
特別委員会に付託されております、「
学校統合及び
学校跡地の利活用について」ご報告申し上げます。
まず、6月19日、本
特別委員会を開催し、市長から、これまでの経過について報告をうけたのであります。
続いて、
統合中学校である、
清明中学校及び
明峰中学校の統合後の状況確認について報告をうけたのであります。その概要を申しますと、2校の現状及び
学習環境について、部活動の設置状況及び指導体制について、通学手段や通学路の防犯・
交通安全対策について、報告を受けたのであります。
その後、
市内学校跡地等の取扱いについて説明を受け、
跡地の利活用のための売却手法について
意見交換したのであります。
その後、当局を交えて、「
学校統合及び
学校跡地の利活用について」
意見交換を行ったのであります。
その結果、
学校統合及び
学校跡地の利活用について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも
付託事件の審査が終了するまで
継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔
学校統合及び
跡地利用対策特別委員長 辻 靖雄君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) 次に、
議会改革特別委員長の報告を求めます。
議会改革特別委員長、
木島信秋君。
〔
議会改革特別委員長
木島信秋君登壇〕
○
議会改革特別委員長(
木島信秋君) 本
特別委員会に付託されております、「
議会改革に関わる事項について」ご報告申し上げます。
4月21日に本
特別委員会幹事会を開催し、幹事長及び副幹事長の選任を行い、政治倫理条例の制定及び制定までのスケジュールについて協議したのであります。加えて、他市の政治倫理条例を参考に、第1条から第5条まで、具体的には、条例の目的、政治倫理基準及び政治倫理審査会の設置等に関する条項の素案について協議したのであります。
4月21日の幹事会において、幹事長及び副幹事長が選任され、政治倫理条例の制定を目指すとしたことについては、4月27日の全員協議会で確認したのであります。
次に、5月15日に幹事会を開催し、政治倫理条例の第1条から第5条までの素案について、4月21日の幹事会での意見を踏まえ、再度協議したのであります。
次に、5月21日に本
特別委員会を開催し、政治倫理条例の第1条から第5条までの素案について、幹事会で協議された内容の報告を受け、素案のとおりとすることを確認したのであります。
次に、5月29日及び6月8日に幹事会を開催し、政治倫理条例の第6条から第11条まで、具体的には、審査会の職務、審査結果の公表及び審査結果による措置等に関する条項の素案について協議したのであります。
次に、6月19日に本
特別委員会を開催し、政治倫理条例の第6条から第11条までの素案について、幹事会で協議された内容の報告を受け、素案のとおりとすることを確認したのであります。
本
特別委員会では、「
議会改革に関わる事項について」引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも
付託事件の審査が終了するまで
継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔
議会改革特別委員長
木島信秋君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) ただいまの、各
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本3件に対する各委員長の報告は、いずれも
付託事件の審査が終了するまでの
継続審査であります。
各委員長の報告のとおり、
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、本3件は
付託事件の審査が終了するまでの
継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
辻 泰久君) 日程第5、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。
本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。
議会運営委員長、小柳勇人君。
〔議会運営委員長 小柳勇人君登壇〕
○議会運営委員長(小柳勇人君) 本委員会に付託され、
議会閉会中の
継続審査に付されております、議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。
本委員会は、3月23日に開催し、令和2年度における議決事件の拡大について、及び、議会報告会の方向性について協議したのであります。
次に、4月21日に開催し4月臨時会の市長提出議案7件及び報告1件の説明を受けた後、その付託委員会について協議したのであります。また、令和2年度における議決事件の拡大について、議場傍聴席等における手話通訳及び要約筆記の導入について、並びに、
新型コロナウイルス感染症対策に関する要望について協議したのであります。
次に、4月27日に開催し、6月定例会の会期及び会議日程について、また、本年度における行政視察の取扱いについて協議をいたしました。
次に、5月8日に開催し、
新型コロナウイルス感染症対策に係る審議方法について協議したのであります。
次に、5月12日に開催し、5月臨時会の市長提出議案9件の説明を受けた後、その付託委員会について協議したのであります。また、当局より、本年度策定予定の「黒部市障がい者計画」、「黒部市高齢者福祉計画」及び、「第3次黒部市食育推進計画」について説明を受け、議決事件の対象とするかどうか協議をいたしました。さらに、6月定例会の日程変更について協議し、加えて、議会における
新型コロナウイルス感染症の対応について、及び、議員の期末手当の減額について協議したのであります。
次に、5月15日に開催し、5月臨時会の議員提出議案1件の取扱いについて協議したのであります。
次に、5月29日に開催し、6月定例会の市長提出議案5件及び報告4件の説明を受けた後、その付託委員会について協議したのであります。また、議場傍聴席等における手話通訳及び要約筆記の実施方法について協議をいたしました。
次に、6月8日に開催し、6月定例会における議案の付託委員会について再協議をしたのであります。
次に、6月19日に開催し、
議員中野得雄君の本会議における
発言取消しの申出の取扱いについて協議したのであります。
以上の審査事項を含め、本委員会では議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、
議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。
〔議会運営委員長 小柳勇人君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は、「
議会閉会中の
継続審査」であります。
委員長の報告のとおり、
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
辻 泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、本件は、「
議会閉会中の
継続審査」に付することに決しました。
以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。
市長からご挨拶がございます。
市長、大野久芳君。
〔市長 大野久芳君登壇〕
○市長(大野久芳君)
黒部市議会6月定例会の閉会にあたり、ご挨拶を申し上げます。
初めに、全国市議会議長会より感謝状が伝達されました
辻 泰久議長に対し、一言お祝いを申し上げます。
辻議長におかれましては、全国市議会議長会評議員として重責を担われるとともに、全国市議会議長会の使命達成に尽くされたご功績により、感謝状を受けられました。
このご功績は、
辻議長の議員としての資質はもちろん、その遂行力と調整力を評価されたものであり、市民の皆様とともに心からお祝いと感謝を申し上げるものであります。引き続き、健康に十分ご留意くださいまして、ますますのご活躍をご祈念申し上げます。
さて、議員各位には、今月8日から本日までの16日間にわたり開会されました今定例会におきまして、本会議、委員会等を通じ、提出議案や重要諸課題に対し、真摯なご議論を賜りましたことに、心から敬意を表する次第であります。
上程いたしました補正予算、条例その他の案件につきまして、慎重かつ熱心なご審議の下、滞りなく議了、承認いただきましたことに、深く感謝申し上げます。審議の中で賜りましたご意見、ご要望等につきましては、十分に調査、検討を加え、適切に対処してまいります。
とりわけ今定例会では、
新型コロナウイルス感染症禍における市民の皆様の安全、安心に関するご質問や、感染症拡大防止のために学校休業を余儀なくされた児童・生徒への対応を含め、学校再開に関するご質問を数多く頂戴いたしました。今後の市政並びに学校運営にあたり、頂戴したご意見等を踏まえ、感染症対策をはじめとした各種課題の解消に鋭意取り組んでまいりたいと考えております。
また、今
定例会会期中の今月11日には、富山県内も梅雨入りし、14日には大雨警報等が本市に発令されました。
幸い、今回の警報発令にあっては、被害の発生や避難所の開設を必要とする事象はありませんでした。しかし、本格的な梅雨の到来と今後の台風発生に備え、市として、万全の防災・減災対策を講ずることはもとより、新型コロナウイルスによる「
コロナ禍」であることをしっかりと念頭に置き、必要な対策を加えていく所存であります。
あわせて市民の皆様方には、広報くろべ5月号とともに、全戸配布したハザードマップを今一度ご確認いただき、各家庭において災害発生時の行動確認や防災備蓄品の準備などに努めていただきますよう、ご協力をお願いいたしたいと存じます。
一方で、明るい話題もございました。今月17日には、富山県高等学校野球連盟が新型コロナウイルスの影響で中止となった全国高校野球選手権富山大会に代わる連盟独自の大会を開催すると発表いたしました。
また県高等学校体育連盟においても、陸上競技をはじめ複数の競技においてスポーツ交流大会を開催することとされております。
加えて、感染症の影響で延期や中断が続いていた国内のプロスポーツ界では、先週19日にプロ野球が開幕し、サッカーJリーグ1部にあっては7月4日に再開される予定であります。
こうした各種競技大会の再開は、様々な競技に取り組む青少年の健全な成長を促し、モチベーションを高めるとともに、プロスポーツの再開においても、多くのファンの皆様の日々の生活に活気を取り戻す第一歩になるものと期待しております。
また、富山県が実施する「地元で泊まろう」キャンペーンは予想を上回る応募が集まっている状況であり、地元を応援しようとする県民の熱い思いが伝わってまいります。
本市におきましても、先週20日から「がんばる黒部応援券」の引換とその利用を開始したところであります。市民の皆様には、市内の消費喚起並びに景気回復の一助となるよう、大いにご利用いただきますようお願い申し上げます。
議員各位には、日々、市勢の伸展と市民福祉の向上にご尽力いただいていますとともに、不断の
議会改革に取り組んでおいでになられます。そのような中、早稲田大学マニュフェスト研究所が、全国の地方議会を対象にアンケート調査を実施して、回答を得た1,433議会の「
議会改革度調査2019 総合ランキング トップ300」を先週17日に発表し、
黒部市議会がランクインされました。この結果は、議員各位の不断のご努力と研鑽が結実した成果であり、ここに深甚なる敬意を表する次第であります。
梅雨入り後、市内の天候は比較的、安定した日々が続いておりますが、今後の気象変化が気になるところであります。
市民並びに議員の皆様におかれましては、体調には十分ご留意され、ますますご活躍くださいますようご祈念申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。
〔市長 大野久芳君自席に着席〕
○議長(
辻 泰久君) これをもって、令和2年第4回
黒部市議会6月定例会を閉会いたします。
閉 会 午前10時51分
上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
黒部市議会議長
辻 泰 久
黒部市議会副議長 高 野 早 苗
署名議員 助 田 要 三
署名議員 金 屋 栄 次...