黒部市議会 > 2019-12-04 >
令和元年第5回定例会(第1号12月 4日)

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  1. 黒部市議会 2019-12-04
    令和元年第5回定例会(第1号12月 4日)


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    最終取得日: 2023-06-13
    令和元年第5回定例会(第1号12月 4日)   令和元年第5回黒部市議会12月定例会会議録 令和元年12月4日(水曜日)                  議事日程(第1号)                             令和元年12月4日(水)                                  午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議案第93号 令和元年度黒部一般会計補正予算(第3号)    議案第94号 令和元年度黒部下水道事業会計補正予算(第1号)    議案第95号 黒部市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定に           ついて    議案第96号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関           係条例の整備に関する条例の制定について    議案第97号 黒部市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条           例の一部改正について    議案第98号 黒部市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部改
              正について    議案第99号 黒部市職員の給与に関する条例の一部改正について    議案第100号 黒部市簡易水道事業の設置等に関する条例の一部改正について    議案第101号 財産の無償貸付について    議案第102号 市道の路線の認定及び変更について    報告第12号 専決処分の報告について                ( 提案理由説明・報告 ) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   18人     1番 谷 村 一 成 君         2番 中 野 得 雄 君     3番 大 辻 菊 美 君         4番 柳 田   守 君     5番 助 田 要 三 君         6番 金 屋 栄 次 君     7番 柴 沢 太 郎 君         8番 成 川 正 幸 君     9番 高 野 早 苗 君        10番 中 村 裕 一 君    11番 山 田 丈 二 君        12番 小 柳 勇 人 君    13番 木 島 信 秋 君        14番 辻   靖 雄 君    15番 伊 東 景 治 君        16番 橋 本 文 一 君    17番 辻   泰 久 君        18番 新 村 文 幸 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員    な  し ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長               大 野 久 芳 君   副市長              能 澤 雄 二 君   総務企画部長           有 磯 弘 之 君   市民生活部長           村 田 治 彦 君   産業経済部長           山 本 稔 浩 君   都市建設部長           島 津   博 君   総務企画部理事総務課長      魚 谷 八寿裕 君   市民生活部次長福祉課長      平 野 孝 英 君   産業経済部次長農業水産課長    霜 野 好 真 君   都市建設部次長街路公園課長    熊 野 勝 志 君   会計管理者            柳 原 真美代 君   総務企画部次長企画政策課長    島 田 恭 宏 君   総務企画部次長財政課長      林   茂 行 君   総務課行政係長          武 隈   渉 君  市民病院   市民病院事務局長         山 本 真 也 君   市民病院事務局次長総務課長    長 田   等 君  教育委員会   教育長              中   義 文 君   教育部長             長 田 行 正 君   教育委員会事務局次長学校教育課長 高 野   晋 君  代表監査委員            松 野   優 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長              鍋 谷   悟 君  議事調査課長            朝 倉 秀 篤 君  議事調査課主幹           橋 場 和 博 君  主事                宮 津   健 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○(一般質問通告) ■自民クラブ 小柳勇人  1 次年度予算編成方針について   (1)「歳入の動向について」      国・県の動向が及ぼす変化について(地方交付税制度の動向)、市税の税収見      込み、合併特例による交付税減少の動向など令和二年度の歳入の動向について      伺う。   (2)「予算編成にむけての考え方」      黒部市が予算編成において、従来進めてきたメリハリをつけるためのスクラッ      プ・アンド・ビルドやワイズスペンディングによる予算の重点化を進めるため      の具体的方法とは。夏期レビューによる効果を発揮するための取組について伺      う。      また、併せて、国の補正予算の動向やスピード感をもった経済対策が必要なこ      とを踏まえ黒部市における現況の取組状況について伺う。   (3)「今後の財政見通しについて」      中期財政収支フレームの内容について伺う。また、会計年度任用職員制度が及      ぼす影響や人口動向の変化(人口減少、高齢化、少子化)による影響を併せて      伺う。   (4)「次年度の注目事業」について      令和二年度の注目事業に・北陸新幹線開業5周年記念事業・オリパラ関連事業      ・健康スポーツをテーマとする新規事業を掲げている。これら注目事業の狙い      について伺う。   (5)「PDCAを実行し、政策効果を検証していくための目標設定」について      重点予算事業についての政策効果を高めるために、予算編成時からアウトカム      の目標値を設定し、決算認定など検証可能なPDCA手法を推進していく考え      方について伺う。  2 防災・減災について   (1)「防災・減災への取組について」      台風19号や10月24日から太平洋低気圧による甚大な災害から得られた      「安全最優先の避難行動」、「交通機関の計画運休」などの教訓について伺う。   (2)「水害に強いまちづくり」について      本年は、地球温暖化の影響なのか、異常降雨による災害が多かった。改めて、      本市における減災・防災及び避難誘導の取組状況について伺う。   (3)「防災・減災対策の推進について」      水害に対しての防災・減災対策を推進していくため、市、県、国それぞれの役      割やその内容について伺う。  3 上下水道料金改定への取り組み方について   (1)「上下水道料金改定への取組」について      営業収支が赤字運営となっている現状を踏まえ、企業会計の考え方、今後のス      ケジュール、料金改定の考え方、激変緩和措置などについて伺う。   (2)「『新水道ビジョン』などを踏まえた上下水道関連施設設備更新の具体的な計      画」      全国の自治体では、上下水道関連の設備更新を計画的に進めている。新水道ビ      ジョン等を踏まえ、今後10年間で行う設備更新計画やその財源について伺う。
     4 第二期 地方創生の推進について   (1)「個人市民税」の総所得額および納税義務者数について      平成18年の市町村合併から県内市町村個人市民税の所得動向について伺う。      総所得額、納税義務者数納税義務者数一人当たりの所得など各市町村におけ      る伸び率の比較からは、どのような傾向があるのかを伺う。   (2)「リーサスの活用」について      日本政策投資銀行商工会議所などはリーサスを活用した分析や提言を行って      いる。本市における経済産業省地域経済分析システム(RESAS:リーサ      ス)の活用状況について伺う。   (3)データに基づいた政策評価の活用について      リーサスの活用、アウトカムの目標設定など数値に基づいた政策立案、業績評      価を導入していく検討状況について伺う。また、地方創生を推進していくため、      次期の戦略Kの重要業績評価指数(KPI)の設定についての考え方について      伺う。 ■自民同志会 成川正幸議員  1 防災施策   (1)非常時の情報連絡・伝達の方法はどのように考えているのか伺う。   (2)いつ起こるか分からない災害に対して一刻も早い時期に周知することが大切だ      と思いますが、本市のハザードマップの状況はどうか伺う。   (3)本市にも先人たちから受け継いだ大切な「文化財」が多数あるが、防災は万全      なのか伺う。   (4)平成28年4月の熊本地震での教訓を生かし、開発されたもので、東京都大田      区など幾つかの自治体で導入されている避難所開設キットの導入が出来ないか      伺う。   (5)避難所運営マニュアルを作成してはどうか伺う。  2 情報インフラ整備について   (1)地域の情報インフラ整備計画が見えない。現在の本市の考えを伺う。  3 介護・健康寿命の延伸   (1)現在、総合事業に移ると言われている要介護1、2の人数はどれだけか。また      要支援1、2を合わせた人数はどれだけか。   (2)本市で「総合事業」の充実強化を図っていく必要があると思うが現状と今後ど      うしていくのかを伺います。   (3)誰でも楽しく健康増進に参加できる健康マイレージの導入を検討できないか伺      う。  4 下水道事業について   (1)下水道整備を進めているが、現在の普及率、水洗化率、今後の計画を伺う。   (2)PFI施設費が増加している。施設も老朽化して、修繕費が増加しているから      か。増加の原因を伺う。 一般質問(個人) ■2番 中野得雄議員  1 CSF(豚コレラ)による当市、獣肉加工施設の現況を問う   (1)現在のイノシシの捕獲状況(頭数)はどうなっているのか伺う。   (2)当市獣肉加工施設において、CSFに係る風評被害はあるのか伺う。   (3)加工施設の肉出荷量について変化はどうか伺う。   (4)ジビエを今後促進していく秘策はあるのか伺う。  2 中山間地区の休耕田対策について伺う   (1)前耕作者が請け負っていた面積と、来春耕作予定面積の数値を伺う。   (2)その中で、中山間地域についての耕作率はどうなっているのか伺う。   (3)当市で支援できる最大限の施策はあるのか、また、県との連携による施策は有      るのか伺う。   (4)中山間地域での耕作を支援するため、今後、市ではどのような地元協議の場を      設けようとしているのか伺う。  3 市長の韓国訪問についての思いを伺う   (1)現在、我が国において日韓関係は最悪の状況であり、一部の他県自治体では、      交流を取りやめや見送っている自治体もあります。その中で韓国を訪問をこの      時期に決断した理由を伺う。   (2)現在、国際情勢が冷え込んでいる中、当市に於いては職員の派遣交流、スポー      ツ・文化の交流を推し進めてきた、市長の考えをお聞かせ願いたい。   (3)三陟市で、台風18号の被災状況を視察されたと伺っているが、状況はどうだ      ったのかお聞きしたい。   (4)現在、日韓情勢が冷え込んでいる中、今後の友好都市「三陟市」との交流につ      いて計画・思いがあればお聞きしたい。 ■3番 大辻菊美議員  1 小・中学校におけるいじめ調査・認知について   (1)前年度と同時期においていじめ件数は増加しているのか。   (2)いじめは、どのような時点で認定するのか。   (3)アンケートの中で、教育委員会がサンプルとして配布されているアンケートが      あります。それを参考にして各学校が、独自で作成して毎月、調査しているア      ンケートがありますが、学校によって生活アンケートだったり質問紙となって      いたりして名称が統一されていません。教育委員会がサンプルとして配布した      ものの内容がほとんど変わらなかったりする学校もあり、質問内容もほとんど      同じなのになぜ学校毎で違うのでしょうか。  2 児童・幼児虐待の重篤化を防ぐための対応について   (1)身体的虐待心理的虐待ネグレクト等の虐待があるが本市においても虐待が      あると聞く。県内児童相談所児童虐待相談対応件数は近年急激に増加してい      る傾向とのこと。本市も増加しているのか。   (2)児童虐待の重篤化を防ぐには、早期発見、早期対応が不可欠です。虐待情報は、      どのように入手されているのか。   (3)本市と富山児童相談所との連携はどのようにされているのか。  3 民生委員児童委員改選にあたり今後の活動負担軽減について   (1)12月、民生委員児童委員改選にあたり116名の方が厚生労働大臣から委      嘱されました。新任民生委員のありかたについての研修の充実について伺う。   (2)今年度、5地区がモデル地区として民生委員活動の負担軽減のため福祉サポー      ターを採用していたが民生委員活動に対して軽減されたのか伺う。   (3)黒部市社会福祉協議会では、「くろべネットICT利活用プロジェクト」実証      実験が2地区で行われています。毎日の元気カードをはじめ困ったことがあっ      たら社協にお知らせするという、とても便利な機能を持ち合わせた機器です。      民生委員活動の負担を軽減をするのにとても便利です。全地区で実施できるよ      うに本市としての支援について伺う。  4 資源物回収常設場所の新設及び回収品目数の見直しについて   (1)平成30年12月議会で資源物回収常設ステーションの常設場所と回収品目数      について質問しましたが進捗状況について伺う。 ■1番 谷村一成議員  1 魅力のあるまちづくりについて   (1)第2次黒部市総合振興計画の目指すべき将来像のまちづくりのテーマにある      「交流」では、宇奈月温泉や黒部峡谷、生地の清水等の観光をはじめ、世代間
         交流、地域間交流と国際交流のさらなる推進による新たな活力と魅力の創造と      あるが、魅力創造に向けた本市の考えと取り組み状況について伺う。   (2)黒部宇奈月温泉駅を利用する観光客に対しての観光情報提供や観光誘導はどの      ようになっているのか伺う。   (3)本市の観光交流拠点として、宇奈月温泉及び黒部峡谷、清水の里・生地から総      合公園地域、くろべ牧場まきばの風、石田フィッシャリーナ大島キャンプ場      周辺が位置づけられているが、この観光交流拠点間の交通連携はどのようにな      っているのか伺う。   (4)観光客の滞在時間の延長を図るための策は。また、複数の観光交流拠点を満喫      できる観光タクシーを検討したらどうか。   (5)「道の駅(仮称)くろべ」では、どのような農産物や特産品の販売を考えてい      るのか。また、新たなブランド化の考えはないのか。  2 公有財産の利活用について   (1)公有財産「未利用地」及び「未利用公共施設」の現状と管理体制がどのように      なっているのか伺う。   (2)「未利用地」及び「未利用公共施設」の活用や処分についての本市の考え方は。   (3)学校再編や(仮称)くろべ市民交流センター建設等に伴う、旧施設・跡地の利      活用を早い段階で具体的に計画すべきと思うが。特に(仮称)くろべ市民交流      センター建設に伴う旧施設・跡地については、ほぼ中心市街地に位置するため      早期計画が必要と考えるが。   (4)石田こども園移転計画に伴い、現園舎の解体を計画されているが、解体後の跡      地利用について早くから計画すべきと考えるが、現在どのような計画になって      いるのか。   (5)未利用公有財産については、一元管理をし、全部門で共有しながら適正な管理      と、透明性のある利活用推進をすべきと思うが。 ■16番 橋本文一議員  1 新生児の聴覚検査について   (1)新生児聴覚検査実施について、厚生労働省の通達とはどのような内容なのか。   (2)市内の新生児の聴覚検査の実態どうなのか。   (3)今後、市民病院や市としての対応は。  2 棚田地域振興法について   (1)棚田地域振興法が今年の8月に施行されたが棚田地域振興法とはどのような内      容なのか。   (2)棚田地域振興法によって、中山間地域指定を受けていない若栗地域の大越・袖      野地区への救済を図るべきではないか。  3 出し平ダム・宇奈月ダムの連携排砂について   (1)国土交通省は毎年140万立方メートル以上の土砂が運ばれてくるとしている。      大量の土砂を年に1回排砂するのではなく、一定の出水のたびに通砂するよう      働きかけるべきではないか。   (2)自然流下の時間は、これまでの8〜12時間程度ではなく、少なくとも3日程      度、自然流下を続けるよう関係機関に働きかけてはどうか。   (3)大粒径土砂の移動については、掘削による湖内輸送や導流提施工ではなく、出      し平ダムの排砂ゲート開放前に宇奈月ダムの水位を低下させて実施するよう働      きかけてはどうか。  4 新幹線黒部宇奈月温泉駅について   (1)西口芝生広場東口芝生広場には人影が全くないと言ってもいい。広場の利用      状況はどのようになっているのか。   (2)住民から寄せられる声で最も多いのは、東口ロータリー広場への乗り入れなど      の改善であります。開業当時から一般車乗り入れ等の改善を求めてきた。改め      て東口ロータリー広場東口芝生広場西口芝生広場などの改善をはかるべき      だと思うが、どうか。   (3)駅周辺の管理料もかかる。借地料を払ってまでの無料駐車は、見直すべきと思      う。せめて、満空表示のある西口駐車場有料化への考えはないか。  5 道の駅(仮称)くろべについて   (1)現在、用地取得はどの程度なのか。   (2)誘致ゾーン温浴施設業者の決定はどうなったのか。 ■14番 辻 靖雄議員  1 予算編成と戦略Kの実現について   (1)黒部市総合戦略「戦略K」の見直しの考え方は。   (2)今後税収が厳しい中、地方創生関係交付金が有利と考えるが、その制度の中身      と今までの実績は。   (3)補助金獲得の力をつけるために、職員の中央省庁や民間のシンクタンクへの派      遣構想は。   (4)中央省庁に在籍する黒部市縁故者とのつながり強化策は。   (5)「健やか、展やか、朗らか」黒部の創造に向けた地方創生への市長の決意は。  2 「道の駅(仮称)くろべ」について   (1)いつ頃までに完成するのか。   (2)利用者の集客想定人数は。   (3)駐車台数とスペース確保の調整は。   (4)重点「道の駅」の選定を受けたメリットは。   (5)地域振興施設の調整はどこまで進んでいるか。   (6)指定管理者及びテナント入居者の選定は。   (7)誘致ゾーンの約1.8haの誘致業者をいつ決めるのか。   (8)隣接する商業施設との相乗効果は。   (9)全体の投資額はいくらになるのか。   (10)「道の駅」事業は黒字の見通しになるか。   (11)高速道路の「サービスエリア」との違いは。   (12)高橋川が溢水した場合の避難対策は。   (13)誘致ゾーンの市長の描くイメージは。  3 公共交通網の拡大について   (1)今までの投資効果の具体的な実状は。   (2)これまでの「出前講座」開催のPR効果は。   (3)あいの風「黒部駅」と新幹線「黒部宇奈月温泉駅」のバス往復便は可能路線か。   (4)(仮称)くろべ市民交流センター入り口の旧北陸銀行跡地のバス停は将来三日      市地区を循環する路線の起点となる可能性はあるか。  4 幼児教育・保育支援について   (1)保育士の人手不足対策は。   (2)保育の質の向上対策は。   (3)保育士の待遇改善策は。   (4)さくら幼稚園の現状と課題は。   (5)幼児教育・保育の無償化の評価は。 ■7番 柴沢太郎議員  1 労働人口の確保について   (1)黒部市における有効求人倍率が2.59倍と高い水準にあり、10月の県内平      均1.86倍、またバブル期のピークだった1.46倍を大きく上回る状況に      ある。全国的にみても1.57倍と高い水準にあるなか、深刻な人手不足が原      因で倒産や廃業が発生しており、本市においても人手不足、働き手の確保が困
         難になっている状況は非常に危機的なことになりつつあると考える。そのよう      な中、以前より高い水準を維持し続けている本市の有効求人倍率は異常な数値      であると考えるが、この状況を本市はどのように捉えているのか伺う。   (2)今後、労働力確保のために就業者数の増加が重要になってくると考える。その      上で、現在、本市において人手不足が顕著に表れている職業について認識を伺      う。   (3)人口減少に伴い労働力を確保することが難しくなってきていることから、新た      な企業の進出による労働力の奪い合いに更なる拍車をかけることは如何なもの      かと考える。リーマンショック東日本大震災で雇用が落ち込んだ時期とは異      なり、社会情勢が大きく変化した現在、新石田企業団地を中心として今後の企      業誘致に対する本市の考えを伺う。   (4)今後、地域経済を維持していくために、各企業においても労働力の確保や生産      性の向上等様々な取組みが必要であるが、行政も積極的なサポートを行う必要      があると考える。今後、労働人口確保のために、就業人口の増加を図ることや、      UIJターン就業や定住・移住の更なる促進が必要ではないかと考えるが、本      市の見解を伺う。  2 次年度以降の空き家対策について   (1)令和2年度に、黒部市空家等対策計画での空家実態の再調査、そして新たに空      き家の利活用について所有者に対し意向調査を行うとのことだが、どのような      調査方法での実施を検討しているのか伺う。   (2)本市において988件ある空き家の中で、876件がCランク(今後の管理次      第で、倒壊や建築材の飛散が懸念される)として分類されている。数多くある      Cランク物件の中で、突然、壁面が崩れ落ちたり、屋根が崩落するなど突発的      にDランク(倒壊や建築材の飛散に対する、緊急度が極めて高い)となる事例      が見受けられた。再調査を行うにあたり、瓦の剥離や、壁面に亀裂が生じてい      る等といった倒壊や崩落につながる前兆・異常が見受けられる物件は分類し、      指導・助言を行う範囲の強化を図ることで、所有者に適切な管理、適切な対応      を促すべきでは。   (3)国土交通省・総務省の平成30年10月1日時点の資料から、2015年に施      行された空き家対策特別措置法に基づき、施行から約3年間で全国で29件の      代執行及び89件の略式代執行が実施されているが、費用回収の難しさが自治      体に行政代執行を躊躇させる要因にもなっている。代執行による解体や撤去で      高額な費用を要することもあり、慎重な判断が求められると考えるが、本市で      代執行を実施する際の判断基準について伺う。   (4)今後、代執行を行った場合、相続放棄等の理由で費用回収が困難なケースが多      く出てくることも想定される。今後においても国費で解体・撤去費用がすべて      補助されるとは考えにくく、基金を積む等、何かしらの財源確保の検討が必要      であると考えるが。 ■6番 金屋栄次議員  1 高齢者並びに認知症対策について   (1)本市の現状として、65歳以上の人数に対する割合、認知症の方々の人数と、      65歳以上の何パーセントに当たるか、全国市町村の中では人数や割合は高い      のか低いのかお聞きします。   (2)認知症の予防、早期発見とその対策について、煌2025プロジェクトの地域      支え合い推進事業や介護支援サポーターポイント事業の取り組みや黒部市徘徊      高齢者SOSネットワーク事業を含めた、医療・福祉・防災・一般生活の中の      食事指導など、その取り組みについて具体的詳細な施策をお伺いいたします。   (3)人生100年時代を迎える日本の健康寿命の推進を図るうえで、高齢者が健康      に生活できる社会の実現のためにはどのようなことをお考えか、しっかりした      具体的な対策と併せて、他自治体にない特色ある将来施策をお考えであればお      聞きしたいと思います。  2 人口減少・少子化対策について   (1)市民一人一人の明るく豊かで幸せな生活の実現と、自治体の存亡に関わる、極      めて重要な人口減少と少子化に対する施策についてお伺いします。   (2)近年、人口減少対策の大きな解決策の一つとしてとらえられていて、今世界が      関心を持って、日本の施策のあり方を問うている移民法について、どのように      お考えかも併せて、大野市長に所見をお聞かせください。 ■8番 成川正幸議員  1 がん患者の社会復帰支援について   (1)現在、市内のがん検診の状況はどうか。特にAYA世代と言われる15歳から      39歳までの状況を伺う。   (2)検診を受けてもらうようにするために、どのような取り組みをしているのか伺      う。   (3)相談体制、就労支援の現状も併せて、がん相談支援センターの利用状況を伺う。   (4)がん患者が、抗がん剤使用や放射線治療により脱毛した場合や手術により乳房      切除を余儀なくされた場合などに、治療と就労、社会参加等との両立を支援し、      療養生活の質がよりよいものになるように、医療用ウィッグや補整下着購入経      費の助成は出来ないか伺う。   (5)経済的サポートとして、本人及び家族の病院までの交通費補助は出来ないか伺      う。   (6)予防策の推進として、例えば市民公開講座など、市民が学ぶ場を増やす考えは      ないか伺う。  2 ユニバーサルデザインを意識したまちづくりの推進に向けて   (1)まちなかの道路の歩行空間に対するユニバーサルデザインの考え方について伺      う。   (2)観光客だけではなく、住んでいる人も利用する公共交通に対するユニバーサル      デザインの考え方について伺う。   (3)今後、市で発刊するもの、さまざまな印刷物の色判別しているものを作成する      際にこれらの事を意識していただきたいと思うが総務企画部長に伺う。   (4)本市の児童生徒における色覚異常の現状をどう見ているのか伺う。   (5)全国的にも色の判別がしやすいユニバーサルデザインチョークの導入が増えて      きている。本市においても小中学校にユニバーサルデザインチョーク導入して      はどうか伺う。   (6)本市の広報誌で使用しているフォントはどうか伺う。   (7)現在、市内小中学校でもテスト用紙だけではなく、各種プリントなどが出され      ていると思う。昔は手書きもあったかと思いますが、現在はパソコンではない      かと想像するが、それらの文字は仕様があるのか、状況はどうか伺う。   (8)小中学校にユニバーサルデザインフォントを導入してはどうか。   (9)現在、デイジー図書は図書館、学校図書室にどれだけ所蔵しているのか伺う。   (10)学校図書室にもっとデイジー図書を入れてはどうか伺う。   (11)ヘルプマークの普及状況・PR方法など本市の取り組みについて、お伺いし      ます。   (12)ユニバーサルデザインの意義を知ってもらうためにユニバーサルデザイン条      例の制定も検討するなどの取り組みを出来ないか伺う。 ■4番 柳田 守議員  1 黒部市会計年度任用職員制度について   (1)令和2年4月から施行される「会計年度任用職員制度」創設の理由及びその背
         景並びに他自治体の状況等を問う。   (2)先の細部説明時の条例資料によると本年10月1日現在の市民病院を除く、      「臨時・非常勤職員」は市役所関係で嘱託職員138人、臨時職員234人、      計372人とある。来年4月から導入される、フルタイム会計年度任用職員      (週38時間45分)とパートタイム会計年度任用職員(週37時間30分以      下)のそれぞれの採用予定人数及び職種内訳を問う。   (3)フルタイム会計年度任用職員は、改正後の地方公務員法第22条の2第2項に      根拠を置き、「常時勤務を要する職を占める職員(正職員)と同一の時間であ      るもの」と規定され原則1年の任期(再任可)であるものの、給与面において      は、従前の賃金から月額給料へ、期末手当・年2.6月分の支給、退職手当制      度の導入と正職員に近付いているが、本市の初任給格付け基準及び再任の場合      の昇給制度並びに職員採用方法を問う。   (4)従前、全国的に「臨時・非常勤職員」の採用は、地公法を根拠とするも根拠条      文が不明確で逸脱した運用がみられ、正規公務員の減少に反し、増加の一途を      たどった。本市においても同様で、合併後約10年、正規職員(人件費)は相      当数減少するも臨時職員(物件費含む。)は増え、特に近年、事務の多様化・      複雑化に伴いその傾向は益々高まっている思う。新制度導入に伴い、給与面・      制度面の待遇改善は当然のことと思うが、これに伴う人件費の上昇を本年度と      比し、どれくらいと見込んでいるか。   (5)先日の新聞報道によると、全都道府県の会計年度任用職員(非正規公務員)に      期末手当(ボーナス)の導入、約60万人とされる市区町村の職員も同様の措      置をする予定とあった。また、総務省は法改正に伴う人件費の増加分は、地方      交付税で手当てする方針とあるも、政府内において自治体独自に行革を進め、      自ら財源を確保すべきとする意見もあると聞く。いずれにしても、この新制度      導入を機に待遇面のアップを最大に進めつつも、その職が必ずや必要なのかど      うか、改めて多方面から検討し、制度施行までに進めていくべきと思うが、如      何か。  2 今後の小学校統合計画について   (1)平成26年4月のたかせ小の開校から6年、統合前の東布施小、田家小の各学      校と比較し、たかせ小学校の評価をどう捉えているか聞きたい。合わせて2年      後の平成28年4月に開校し、4年目を迎えた桜井小学校と統合前の前沢小、      三日市小の各学校についても聞きたい。   (2)今議会初日に報告された、「教育委員会事務の点検・評価報告書(平成30年      度事業分)」の中の学校評価の取組において、その目標・目的・対象・意図と      して、学校経営の評価や各校の実態に応じたアクションプラン、学校評議員制      度が掲げられているが、統合校のうち、特に東布施地区や前沢地区の学校評議      員から各学校に対し特筆する意見はあったか。また統合校2校とその他の単独      校との点検・評価結果に特段の差異は無いか聞きたい。   (3)平成20年2月に策定された「黒部市学校教育基本計画」において、荻生小と      若栗小の平成19年当時の現行児童数として、荻生小153名、若栗小130      名が約10年後の平成30年には、荻生小142名(93%)、若栗小100      名(77%)と推計し、20年後の平成39年(令和9年)には、荻生小11      7名(76%)、若栗小82名(63%)になると推計した。一方、平成19      年当時の児童数生地小208名、村椿小114名が、平成30年には生地小1      64名(79%)、村椿小119名(104%)、令和9年には生地小135      名(65%)、村椿小98名(86%)と推計した。平成30年の各学校の児      童数と19年当時の推計値との差異を聞きたい。合わせて令和9年の4小学校      の児童数シミュレーションをどう捉えているか聞きたい。   (4)去る11月29日の新聞報道によると、前日の総合教育会議の席上、市長は今      後の小学校の統合について「小学校があるかないかは地域の在り方に結び付く。      計画通り統合していいかは時期尚早かもしれない。再度検討した方がいいので      はないか」と述べられたとありました。また、教育委員からも「慎重に進めた      い」との意見が出されたとありました。この文脈においては、令和9年度まで      に予定される統合時期を延ばすのか、あるいは統合相手の組み合わせや単独校      の選択を含め、一旦白紙に戻し再検討するのか、良くわからない部分もある。      改めて現在の市長の考えを伺う。   (5)旧東布施小学校と旧前沢小学校の跡地利用について尋ねる。平成27年10月      に策定された「黒部市公共施設の再編に関する基本計画」における旧小学校の      再編方針として、「統合により学校機能を廃止した施設については、売却処分      を基本とするが、大規模改修が必要となるまでの間は、管理運営方法も含めた      地域合意のもとで、暫定的な活用も検討する。」とした。現在、両小学校とも      その一部を暫定的に利用しており、行政財産的な取り扱いをしているが、今後      の方向性及び両地区との協議状況を聞く。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                  開 会 の 宣 告   午前10時00分 ○議長(辻 泰久君) おはようございます。  本日、12月定例会が招集されましたところ、出席議員は、定足数に達しましたので、これより令和元年第5回黒部市議会12月定例会を開会いたします。  これより諸般の報告を行います。  監査委員から例月出納検査の8月分、9月分及び10月分の結果報告がありました。  教育長から、令和元年教育委員会事務の点検評価の報告(平成30年度分)がありました。  お手元に配付したとおりであります。  説明は省略をさせていただいます。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                    開    議   午前10時01分 開議 ○議長(辻 泰久君) これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により辻靖雄君及び伊東景治君を指名いたします。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から12月19日までの16日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、会期は16日間と決定いたしました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。   休  憩  午前10時02分   再  開  午前10時17分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○副議長(山田丈二君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま、議長辻 泰久君から議長の辞職願が提出されました。  この際、「議長の辞職について」を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(山田丈二君) ご異議なしと認めます。  よって、「議長の辞職について」を日程に追加し議題といたします。  まず、その辞職願を事務局長に朗読させます。 ○事務局長(鍋谷 悟君)
     辞職願  今般、一身上の都合により議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。  令和元年12月4日  黒部市議会副議長  山田丈二様  黒部市議会議長  辻 泰久 ○副議長(山田丈二君) お諮りいたします。  辻 泰久君の議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(山田丈二君) ご異議なしと認めます。  よって、辻 泰久君の議長の辞職を許可することに決しました。  議事の都合により暫時休憩いたします。   休  憩  午前10時18分   再  開  午前10時55分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○副議長(山田丈二君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  この際、「議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(山田丈二君) ご異議なしと認めます。  よって、「議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。  これより、議長の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(山田丈二君) ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。  さらに、お諮りいたします。  副議長において指名することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(山田丈二君) ご異議なしと認めます。  よって副議長において指名することに決しました。  議長に「辻 泰久」君を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま副議長において指名いたしました「辻 泰久」君を議長の当選人と定めることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(山田丈二君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました「辻 泰久」君が議長に当選されました。  ただいま議長に当選されました「辻 泰久」君が議場におられますので、本席から当選の告知をいたします。  議長よりごあいさつがあります。                 〔議長 辻 泰久君登壇〕 ○議長(辻 泰久君) ただいまは、皆様方の温かいご推挙と副議長による指名推選を頂戴いたしまして、本当にありがとうございました。おかげさまで議長に就任させていただくことになりました。本当にありがとうございます。この1年間、議長を務めさせていただいて、議会改革を進めてきたつもりでありますが、まだまだ、議会改革は永遠の問題だと思っております。こういうことを推し進めながら、また皆様方からご協力をいただきながら、改革をしていきたいと思っております。また所信表明で申し上げましたが、今後も倫理条例の制定なども検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。本当にありがとうございます。               〔議長 辻 泰久君自席に着席〕 ○副議長(山田丈二君) 以上をもちまして、議長と交代をいたします。  ご協力ありがとうございました。       〔議長 辻 泰久君議長席に着席・副議長 山田丈二君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 議事の都合により、暫時休憩をいたします。   休  憩  午前10時59分   再  開  午前11時15分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  ただいま副議長、山田丈二君から副議長の辞職願が提出されました。  この際、「副議長の辞職について」を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、「副議長の辞職について」を日程に追加し、議題といたします。  まず、その辞職願を事務局長に朗読させます。 ○事務局長(鍋谷 悟君)  辞職願  今般、一身上の都合により副議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。  令和元年12月4日  黒部市議会議長  辻 泰久様  黒部市議会副議長  山田丈二 ○議長(辻 泰久君) お諮りいたします。  山田丈二君の副議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、山田丈二君の副議長の辞職を許可することに決しました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。   休  憩  午前11時17分   再  開  午前11時45分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。この際、「副議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに、ご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「副議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。  これより、副議長の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第1項の規定により、投票により行いたいと思います。  これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、投票によることに決しました。  議場の閉鎖を命じます。                    〔議場閉鎖〕 ○議長(辻 泰久君) ただいまの出席議員は全員であります。  投票用紙を配布させます。                   〔投票用紙配布〕 ○議長(辻 泰久君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。               〔「配布漏れなし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                  〔投票箱点検〕 ○議長(辻 泰久君) 異常なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載のうえ、点呼に応じて順次投票願います。  点呼を命じます。                   〔点呼・投票〕 ○議長(辻 泰久君) 投票漏れは、ありませんか。               〔「投票漏れなし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 投票漏れなしと認めます。
     投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。                    〔議場開鎖〕 ○議長(辻 泰久君) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により立会人に、成川正幸君及び小柳勇人君を指名いたします。よって両君の立ち会いを願います。                     〔開票〕 ○議長(辻 泰久君) 選挙の結果をご報告いたします。  投票総数、18票。  これは、先ほどの出席議員数に符号いたしております。  そのうち、有効投票17票、無効投票1票、有効投票中、高野早苗君9票、中村裕一君8票、白票1票、以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は5票であります。  よって、高野早苗君が副議長に当選されました。  ただいま、副議長に当選されました高野早苗君が議場におられますので、本席から当選の告知をいたします。副議長よりごあいさつがあります。                〔副議長 高野早苗君登壇〕 ○副議長(高野早苗君) このたびの選挙におきまして副議長を拝命いたしました高野早苗でございます。黒部市民ファーストを忘れることなく、議長とともに全身全霊で議長をお支えし、議長が言われておられます議会改革、そして議会のスムーズな進行を目指して頑張ってまいります。これからも皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。本当にありがとうございました。一生懸命頑張ります。               〔副議長 高野早苗君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 次に、前副議長の山田丈二君からごあいさつがあります。                〔前副議長 山田丈二君登壇〕 ○前副議長(山田丈二君) 副議長を退任するにあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。先の改選前の1期1年、そして今回の1年と通算2年間務めさせていただきました。その間、卓越した議長3名に仕えて今日に至ったわけであります。私なりには、副議長の使命はあくまで議長を支えるという立場であります。その責務は全うできたのではというふうに思っております。2年間させていただいた1つの思いといたしましては、充て職ではありますが広報広聴委員長を務めさせていただきました。開かれた議会そして、議会運営を啓発できる委員長をさせていただいたことは、これからの私の議会議員としての一助に資するのではないかと思っております。終わりになりますが、先輩、そして同僚議員の皆さまにはその時その時の立場において叱咤激励をいただきました。そしてまた、当局の皆さまにはいろいろな面でご協力いただきましたこと、高い席ではありますが感謝を申し上げ、退任のご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。              〔前副議長 山田丈二君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 議事の都合により、暫時休憩いたします。   休  憩  午前12時00分   再  開  午後01時50分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。この際、「議会運営委員会の補欠委員の選任について」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「議会運営委員会の補欠委員の選任について」を日程に追加し、議題とすることに決しました。  お諮りいたします。議会運営委員会においては「高野早苗」君から委員会条例第14条の規定により、議会運営委員の辞任願が提出され、議長においてこれを許可いたしました。よって、ただいまのところ議会運営委員が1名、欠員となっております。  お諮りいたします。「谷村一成」君を委員会条例第8条第1項の規定により、議会運営委員会の補欠委員に指名いたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって「谷村一成」君を議会運営委員会の補欠委員に選任することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) お諮りいたします。この際、「常任委員会委員の所属の変更について」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「常任委員会委員の所属の変更について」を日程に追加し、議題とすることに決しました。  総務文教委員会委員の山田丈二君から産業建設委員会委員に、産業建設委員会委員の高野早苗君から総務文教委員会委員に、それぞれ委員会の所属を変更したい旨の申し出があります。山田丈二君及び高野早苗君からの申し出のとおり、それぞれの委員会の所属を変更することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、それぞれの委員会の所属を変更することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第3、「議案第93号」から「議案第102号まで」及び「報告第18号」、以上11件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長、大野久芳君。                 〔市長 大野久芳君登壇〕 ○市長(大野久芳君) 本日ここに、令和元年第5回黒部市議会12月定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御参集を賜り、市政上の重要諸案件について御審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。  提案理由を申し上げます前に、一言ご挨拶を申し上げます。今ほどは、人格、識見ともに卓越された辻泰久議長並びに高野早苗副議長が御就任されました。市当局を代表しまして、心からお祝いを申し上げます。お二方には、市議会の代表として、市民福祉の向上と本市の更なる発展にますますご活躍されますことを心からご祈念申し上げます。  また、山田前副議長におかれましては、高い見識を遺憾なく発揮され、副議長としての重責を全うされましたことに対し、心からの敬意と感謝を申し上げるものであります。今後とも、これまでの豊富な御経験を活かし、引き続き御指導賜りますようお願いを申し上げます。以上、簡単ではありますが、お祝いとお礼の御挨拶といたします。  それでは、諸般の状況について申し上げます。はじめに、台風災害及び安全安心への対応について申し上げます。10月12日に伊豆半島に上陸した台風19号、そして10月24日から26日にかけて太平洋沿岸に接近した低気圧により、広い範囲で記録的な大雨となりました。その結果、福島、宮城、千葉の各県等を中心に、死者、行方不明者合わせて100名以上、損壊や浸水した建物が9万棟以上という、極めて甚大な被害が発生しました。本市では10月12日正午から翌朝まで、市内16公民館に自主避難所を開設する等、警戒に当たりましたが、市内で人的被害は確認されず、安堵いたしております。この災害で、被災された皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、早期の復旧を祈念するものであります。  また、関東甲信越地方や東北地方の各地で多くの河川が氾濫しました。特に千曲川の堤防決壊に伴う北陸新幹線の一部区間運休及びその後の減便措置が、台風の2次被害として本市の観光業や商工業に大きな痛手となりました。こうした中、本市では、被災地支援活動の一環として10月15日から市役所等に災害義援金募金箱を設置したほか、議員各位や市職員から義援金を募り、全国市議会議長会及び日本赤十字社へそれぞれ送金したところであります。  さらに、11月11日からは、浸水被害の大きかった宮城県大崎市に本市の土木技術職員1名を応援派遣する等、その支援に努めております。  また、台風19号襲来の前になりますが、10月3日には、豪雨と強風を伴った台風18号が、韓国に上陸し、国際友好都市の江原道三陟市でも、死者1名、負傷者2名、住宅被害675棟に上る大きな被害が発生しました。これにより、当初、10月14日に予定されていた三陟市訪問を延期しておりましたが、この度、台風被害の復旧に一定の目途が立ったとの報告を受け、辻泰久議長とともに、12月1日から昨日まで足掛け3日間にわたり韓国を訪問してまいりました。今回の訪問目的は、三陟市をお見舞いし、議員各位や職員等からの復興支援金50万円をお届けすることでありました。行程上、駆け足での訪問となりましたが、キム・ヤンホ市長及び市議会を表敬し、直接お見舞い申し上げることができたほか、市内の被災状況を視察する等、無事に所期の目的を達成することができました。  一方、自然災害に加えて、この秋は、県内各地でクマの出没が相次ぎ、県のまとめでは、平成22年以来9年ぶりの大量出没となりました。本市においても昨年は1件もなかった目撃情報が既に30件を超えており、特に中山間地域にお住いの皆様には不安な日々をお過ごしのことと思います。  この事態を受け、本市では、関係各課や警察署等関係機関と目撃情報を速やかに相互共有の上、近隣地区振興会への連絡や防災行政無線での広報等を通して、市民の皆様の安全安心の確保に努めているところであります。まもなくクマは冬眠の時期を迎えますが、それまでの間、市民の皆様には、こうした情報に是非関心をお寄せいただき、安全確保に努めてくださいますようお願い申し上げます。  次に、最近の経済状況について申し上げます。日本銀行金沢支店が先月発表した金融経済月報では、北陸三県の景気について、「引き続き拡大基調にあるが、その速度は一段と緩やかになっている。」とし、全体判断を7か月ぶりに引き下げました。  一方、為替相場は、本年後半以降概ね1ドル106円から110円までの水準で安定的に推移し、日経平均株価も、先月上旬に約1年1か月振りに終値で23,000円台を回復し、以降安定的に推移しております。  このような中、10月に実施された消費税率の改定が経済に及ぼす影響について懸念されておりますが、政府による住宅ローン減税の3年延長やキャッシュレスポイント還元制度、更には子育て世帯等を対象とした黒部市プレミアム付商品券等の各種施策が功を奏し、景気の好循環が引き続き持続することを期待するものであります。  なお、本市の10月の有効求人倍率は、2.59倍となっており、全国平均の1.57倍や県平均の1.86倍と比べ、かなり高い水準であります。このことは、経済活動が活発であるという本市の強みを示す一方、過度の人手不足が基幹産業である製造業等への重荷とならないよう、引き続き推移を注視してまいります。  次に、大嘗祭について申し上げます。11月14日から15日にかけ、約1,300年の歴史を誇る宮中祭祀「大嘗宮の儀」が皇居に新設された大嘗宮で厳かに執り行われました。  天皇の即位に伴う一代一度限りのこの儀式に際し、富山県からは、本市若栗地区の池田順郎さん方で収穫された黒部米「富・富・富」が献穀されました。このことは、これからの本市農業の振興に、大いに期待を膨らませる出来事でありました。献穀に至るまでの池田さんご夫妻を始め、関係各位の御苦労に、心から敬意を表するものであります。  次に、令和2年度予算編成方針の概要について申し上げます。国の令和2年度概算要求基準では、「経済財政運営と改革の基本方針2019」を踏まえた「新経済・財政再生計画」の枠組みの下、引き続き手を緩めることなく本格的な歳出改革に取り組むため、予算の中身を大胆に重点化するとされました。特に、人口減少や少子高齢化が進行する中にあっても、持続的かつ包摂的な経済成長の実現と財政健全化の達成を両立させるため、デジタル化を原動力とした「Society5.0」の実現を目指すことが示されております。また、地方財政の見通しといたしましては、地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額について、令和元年地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされております。しかし、消費税率引き上げ前後の需要変動の平準化を図り、経済の回復基調に影響を及ぼさないように講ずるとされる「臨時・特別の措置」の動向等が不透明であり、それらを注視していく必要があります。一方、本市の財政状況につきましては、本格的な人口減少、超少子高齢社会が到来し、市税収入の減少や社会保障関係経費の増加が見込まれます。予想される財源不足に加え、大型建設事業債及び臨時財政対策債の継続発行に伴う後年の公債費の増嵩、そして公共施設の更新時期の集中など将来の財政負担への対応といった課題が残る中、地方交付税に係る合併特例措置が段階的に縮減されており、更に厳しい財政環境下での予算編成となることが必至であります。  こうした状況下、令和2年度の予算編成に当たりましては、義務的経費を除き、一般行政経費は一般財源ベースで前年度当初予算額の範囲内とし、政策的経費はトップマネジメントによる審議をあらかじめ行った「夏期レビュー総括協議」で設定した額の範囲内とする要求基準を設定いたしたところであります。  このように厳しい財政状況の中であっても、第2次総合振興計画を着実に推進し、誰もが安心して心豊かに暮らせる、魅力ある「黒部市」を目指すため、次の事業を重点事業として推進してまいりたいと考えております。  1つ目は、「北陸新幹線開業5周年記念事業」であります。北陸新幹線開業5周年を迎えるに当たり、黒部らしさを沿線各地に発信できる事業や公共交通の利用促進を図る事業のほか、市のPR効果の高い事業について、従来の発想にとらわれることなく、要求額に上限を設けないこととしております。  2つ目は、「2020健やか黒部躍進事業」であります。令和2年、西暦2020年は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される記念すべき年であります。これを契機に市民の健康に関する意識の向上等を図るため、オリ・パラ関連事業並びに健康寿命の延伸、体力の向上等、健康・スポーツをテーマとする新規事業等を重点事業として位置づけ、要求額に上限を設けないこととしております。このほか、「健やか・展やか・朗らか黒部創造事業」についても昨年に引き続き、重点事業として位置づけることとしております。市民一人ひとりがまちづくりを担い、将来に希望を持ち続けられるよう市勢発展のための投資と持続可能な財政構造の構築に向けた財務規律の堅持のバランスを保ちながら、本市が直面している諸課題に的確に対応してまいりたいと考えております。  それでは、本日提出いたしております議案につきまして御説明申し上げます。まず、予算関係について申し上げます。  議案第93号は、「令和元年度黒部一般会計補正予算(第3号)」であります。補正額は、287万3,000円の減額でありまして、補正後の予算総額を209億5,268万5,000円とするものであります。歳入歳出予算の補正の概要について申し上げます。  職員給与費等につきましては、給与の更正及び改定に伴い、計上する各款にわたり補正をいたしております。  総務費は、篤志寄附によります、ふるさとサポート基金の積立金を追加しております。  民生費は、篤志寄附によります社会福祉振興事業基金の積立金を追加したほか、三世代ハッピーホームサポート事業費や生活困窮者一時生活支援事業費、生活保護費を追加しております。  衛生費は、納骨堂管理運営費を追加しております。  農林水産業費は、土地改良事業費補助金を追加しております。  商工費は、宇奈月温泉街の無料公衆無線LAN環境整備費を計上しております。  土木費は、除雪対策事業及び市道改良事業、都市計画道路整備事業等について、国庫支出金交付決定に伴う事業費調整を計上しております。  教育費は、篤志寄附によります教育文化振興基金の積立金を追加したほか、来春の4つの中学校の閉校記念事業費補助金や(仮称)くろべ市民交流センターの建設工事実施設計費、国際ソロプチミスト富山-東様からの寄附による図書購入費等を計上しております。  これら補正の財源といたしましては、使用料及び手数料、国県支出金、寄附金、諸収入、市債のほか繰越金を充当するとともに、繰入金を更正することとしております。  債務負担行為は、国際文化センター大ホール等外壁改修に係る事業費を追加するものであります。  議案第94号は、「令和2年度黒部下水道事業会計補正予算(第1号)」であります。  管渠(かんきょ)整備費等について、国庫支出金交付決定に伴い事業費を追加しております。  予算関係以外の議案につきましては、条例関係として、「黒部市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定」等6件、その他議案が2件であります。  最後に、報告事項として、「専決処分の報告」が1件であります。  以上、本日提出いたしました議案等につきまして概要を申し上げました。なお、詳細につきましては、本会議、委員会等で御説明申し上げます。何とぞ慎重御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由といたします。               〔市長 大野久芳君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。議事の都合により、12月5日及び6日、並びに9日及び10日の4日間は、本会議を休会とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、12月5日及び6日、並びに9日及び10日の四日間は、本会議を休会とすることに決しました。なお、12月7日及び8日は、市の休日でありますので休会です。12月11日は、午前10時開議、提出諸案件に対する質疑、並びに市政一般に対する質問の代表及び個人質疑・質問を予定しております。  提出諸案件に対する質疑、並びに市政一般に対する質問の通告書は、明後日、6日、正午まで提出願います。本日は、これをもって散会いたします。   散会 午後2時14分...