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令和元年第4回定例会(第4号 9月25日)

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  1. 黒部市議会 2019-09-25
    令和元年第4回定例会(第4号 9月25日)


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    最終取得日: 2023-06-13
    令和元年第4回定例会(第4号 9月25日)   令和元年第4回黒部市議会9月定例会会議令和元年9月25日(水曜日)                 議事日程(第4号)                             令和元年9月25日(水)                                  午前10時開議 第1 議案第79号 令和元年度黒部一般会計補正予算(第2号)    議案第80号 令和元年度黒部国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)    議案第81号 黒部市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部改正に           ついて    議案第82号 黒部市職員の給与に関する条例の一部改正について    議案第83号 黒部印鑑条例の一部改正について    議案第84号 黒部災害弔慰金支給等に関する条例の一部改正について    議案第85号 黒部家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例           の一部改正について    議案第86号 黒部特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する           基準を定める条例の一部改正について
       議案第87号 黒部水道給水条例及び黒部簡易水道給水条例の一部改正につい           て    議案第88号 黒部下水道条例の一部改正について    議案第89号 黒部消防団条例の一部改正について    議案第90号 スクールバスの取得について    議案第91号 専決処分の承認について          ( 13件 委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第2 認定第 1号 平成30年度黒部一般会計歳入歳出決算認定について    認定第 2号 平成30年度黒部国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定           について    認定第 3号 平成30年度黒部後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認           定について    認定第 4号 平成30年度黒部発電事業特別会計歳入歳出決算認定について    認定第 5号 平成30年度黒部簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ           いて    認定第 6号 平成30年度黒部地域開発事業特別会計歳入歳出決算認定につ           いて    認定第 7号 平成30年度黒部牧場事業特別会計歳入歳出決算認定について    認定第 8号 平成30年度黒部フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の           認定について    認定第 9号 平成30年度黒部病院事業会計決算認定について    認定第10号 平成30年度黒部水道事業会計決算認定について    認定第11号 平成30年度黒部下水道事業会計決算認定について           ( 11件 委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第3 議案第92号 人権擁護委員候補者の推薦について        (1件 提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決) 第4 請願第1号 産官民による生地駅周辺活性化の実現に関する請願書            (1件 委員長報告、質疑、討論、表決) 第5 議員の派遣について 第6 各常任委員会議会閉会中の継続審査について 第7 観光振興及び交流人口増加による都市活性化について    学校統合及び学校跡地の利活用について    議会改革に関わる事項について             ( 3件 委員長報告、質疑、表決 ) 第8 議会運営に関する調査について             ( 1件 委員長報告、質疑、表決 ) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   18人     1番 谷 村 一 成 君         2番 中 野 得 雄 君     3番 大 辻 菊 美 君         4番 柳 田   守 君     5番 助 田 要 三 君         6番 金 屋 栄 次 君     7番 柴 沢 太 郎 君         8番 成 川 正 幸 君     9番 高 野 早 苗 君        10番 中 村 裕 一 君    11番 山 田 丈 二 君        12番 小 柳 勇 人 君    13番 木 島 信 秋 君        14番 辻   靖 雄 君    15番 伊 東 景 治 君        16番 橋  文 一 君    17番 辻   泰 久 君        18番 新 村 文 幸 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員  なし ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長               大 野 久 芳 君   副市長              能 澤 雄 二 君   総務企画部長           有 磯 弘 之 君   市民生活部長           村 田 治 彦 君   産業経済部長           山  稔 浩 君   都市建設部長           島 津   博 君   総務企画部理事総務課長      魚 谷 八寿裕 君   市民生活部次長福祉課長      平 野 孝 英 君   産業経済部次長農業水産課長    霜 野 好 真 君   都市建設部次長街路公園課長    熊 野 勝 志 君   会計管理者            柳 原 真美代 君   総務企画部次長企画政策課長    島 田 恭 宏 君   総務企画部次長財政課長      林   茂 行 君   総務課行政係長          武 隈   渉 君  市民病院   市民病院事務局長         山  真 也 君   市民病院事務局次長総務課長    長 田   等 君  教育委員会   教育長              中   義 文 君   教育部長             長 田 行 正 君   教育委員会事務局次長学校教育課長 高 野   晋 君  監査委員              松 野   優 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長              鍋 谷   悟 君  議事調査課長            朝 倉 秀 篤 君  議事調査課主幹           橋 場 和 博 君  主事                宮 津   健 君 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                   開    議   午前10時00分 ○議長(辻 泰久君) おはようございます。どなた様もご苦労さまでございます。  定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第1、「議案第79号」から「議案第91号」まで、以上13件を一括議題といたします。  13件を付託した各委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。  まず、総務文教委員長報告を求めます。総務文教委員長成川正幸君。
                〔総務文教委員長 成川正幸君登壇〕 ○総務文教委員長成川正幸君) 委員会に付託されております、「議案第79号中の所管部分」、「議案第81号」、「議案第82号」、「議案第89号」、「議案第90号」及び「議案第91号」以上6件について、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申しあげます。  「議案第79号 令和元年度黒部一般会計補正予算(第2号)の所管部分」については、原案を可とすることに決定。  「議案第81号 黒部市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の制定について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第82号 黒部市職員の給与に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第89号 黒部消防団条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第90号 スクールバスの取得について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第91号 専決処分の承認について」は、承認することに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。            〔総務文教委員長 成川正幸君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 次に、生活環境委員長報告を求めます。生活環境委員長柴沢太郎君。             〔生活環境委員長 柴沢太郎君登壇〕 ○生活環境委員長柴沢太郎君) 委員会に付託されております、「議案第79号中の所管部分」、「議案第80号」、「議案第83号」、「議案第84号」、「議案第85号」及び「議案第86号」以上6件について、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申しあげます。  「議案第79号 令和元年度黒部一般会計補正予算(第2号)の所管部分」については、原案を可とすることに決定。  「議案第80号 令和元年度黒部国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」については、原案を可とすることに決定。  「議案第83号 黒部印鑑条例の一部改正について」については、原案を可とすることに決定。  「議案第84号 黒部災害弔慰金支給等に関する条例の一部改正について」については、原案を可とすることに決定。  「議案第85号 黒部家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」については、原案を可とすることに決定。  議案第86号 黒部特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」については、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。            〔生活環境委員長 柴沢太郎君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 次に、産業建設委員長報告を求めます。産業建設委員長高野早苗君。             〔産業建設委員長 高野早苗君登壇〕 ○産業建設委員長高野早苗君) 委員会に付託されております「議案第79号の所管部分」、「議案第87号」及び「議案第88号」以上3件について、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申しあげます。  「議案第79号 令和元年度黒部一般会計補正予算(第2号)の所管部分」については、原案を可とすることに決定。  「議案第87号 黒部水道給水条例及び黒部簡易水道給水条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第88号 黒部下水道条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。            〔産業建設委員長 高野早苗君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) ただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。に討論は、ありませんか。               〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより採決を行います。議題のうち、まず「議案第81号 黒部市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部改正について」、「議案第82号 黒部市職員の給与に関する条例の一部改正について」、「議案第83号 黒部印鑑条例の一部改正について」、「議案第84号 黒部災害弔慰金支給等に関する条例の一部改正について」、「議案第85号 黒部家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、「議案第86号 黒部特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、「議案第87号 黒部水道給水条例及び黒部簡易水道給水条例の一部改正について」、「議案第88号 黒部下水道条例の一部改正について」及び「議案第89号 黒部消防団条例の一部改正について」以上9件を一括して採決いたします。  9件に対する各委員長報告は、原案を可とするものであります。各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって「議案第81号から 議案第89号まで」以上9件は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第79号 令和元年度黒部一般会計補正予算(第2号)」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は、原案を可とするものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立多数であります。よって「議案第79号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第80号 令和元年度 黒部国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。  本件に対する委員長報告は、原案を可とするものであります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「議案第80号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第90号 スクールバスの取得について」を採決いたします。  本件に対する委員長報告は、原案を可とするものであります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「議案第90号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第91号 専決処分の承認について」を採決いたします。  本件に対する委員長報告は、承認であります。委員長報告のとおり、決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって「議案第91号」は、承認することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第2、「認定第1号」から「認定第11号」まで、平成30年度 各会計決算11件を一括議題といたします。11件を付託した決算特別委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。決算特別委員長中村裕一君。             〔決算特別委員長 中村裕一君登壇〕 ○決算特別委員長中村裕一君)  委員会に付託されております、「認定第1号から認定第11号まで」以上11件について審査の結果をご報告申し上げます。  9月2日、特別委員会を開催し、正・副委員長の互選を行った結果、委員長に私が、副委員長橋本文一君が選任されたのであります。その後、特別委員会運営方法等について協議したのであります。  次に、特別委員会を9月17日から20日まで、午前9時から、延べ4日間にわたり開催し、付託された平成30年度一般会計決算他特別会計7件、企業会計3件の計11件の各会計決算内容等について、当局から主要施策とその成果等の説明を受け、健全な行財政運営の維持と事業に係る費用対効果、さらには市勢の発展と市民福祉の向上に資する的確な執行について慎重かつ詳細に審査を行ったのであります。  それでは、各会計決算認定について審査の結果を申し上げますが、その前に、審査において次年度以降の予算編成及びその執行について当局に留意いただきたい主な内容をご報告申し上げます。  その内容といたしましては、第1点「市税等の徴収について」であります。  本市の市税収入については、80億3,628万7千円で、前年度に比べ1億3,035万6千円、率にして1.6%の減となったところであり、また、翌年度に繰り越される滞納額が、現年度課税分滞納繰越分を合わせて1億3,915万2千円、不納欠損額が1,096万6千円となっており、さらには、各特別会計企業会計においても多額の滞納額が生じております。  こうした中、市当局におかれては、コンビニ収納を開始するなど、ニーズに対応した納付機会の拡大に努めておられますが、税負担公平性の観点から、また財政健全化を進める上で、引き続き滞納者の状況などを十分に把握し、各部・課内で連携をとりながら、より丁寧な対応と早期回収に努めるよう要望するものであります。  第2点、「市民ニーズを反映した行政サービスの充実と健全財政の推進について」であります。  第2次総合振興計画の6つのまちづくり指針のひとつであります「都市基盤の充実した住みやすいまちづくり」に基づき、平成30年度においても、桜井中学校校舎体育館新築事業宇奈月消防庁舎建設事業及び総合体育センター長寿命化関連事業等、多くの事業が行われました。黒部市の発展のために多くの大型整備事業の進捗は必要ではありますが、今後は財政面とのバランスを強く求め、市民ニーズを反映した行政サービスの充実を切に望むものであります。  また、市当局におかれては、持続可能な成長を目指し、「選択の中の選択」による施策の重点化を進められる中、歳出抑制に迫られる部分もあろうかとは思いますが、魅力を残しつつ削減されますよう工夫を求めるものであります。  併せて、特別会計及び企業会計においては、一般会計への依存度を小さくされるよう求めるものであります。  それでは、審査の結果を申し上げます。  「認定第1号 平成30年度黒部一般会計歳入歳出決算認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第2号 平成30年度黒部国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第3号 平成30年度黒部後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第4号 平成30年度黒部発電事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第5号 平成30年度黒部簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第6号 平成30年度黒部地域開発事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第7号 平成30年度黒部牧場事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第8号 平成30年度黒部フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第9号 平成30年度黒部病院事業会計決算認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第10号 平成30年度黒部水道事業会計決算認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第11号 平成30年度黒部下水道事業会計決算認定について」は、認定すべきものと決定。  以上、「認定第1号から認定第11号まで」の各会計決算11件について、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願うものであります。  なお、当局におかれましては、引き続き早期発注早期支払いに努められるとともに、決算審査における意見・要望等を令和2年度予算編成に反映いただくため、9月定例会会期中の4日間において審査を行ったことを真摯に受け止めていただき、総合振興計画の着実な推進とさらなる市民福祉の向上のために、住民ニーズをあらゆる角度から把握され、スピード感をもって取り組まれるとともに、引き続き最小の経費で最大の効果が得られる次年度予算を編成いただくよう改めてお願い申し上げます。            〔決算特別委員長 中村裕一君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします  これより、討論を行います。討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  初めに、16番、橋本文一君。               〔16番 橋本文一君登壇〕 ○16番(橋本文一君) 私は「認定第1号 平成30年度黒部一般会計歳入歳出決算認定について」、「認定第2号 平成30年度黒部国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「認定第6号 平成30年度黒部地域開発事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「認定第7号 平成30年度黒部牧場事業特別会計歳入歳出決算認定について」以上4認定について反対し、その他全ての認定について賛成するものであります。  まず「認定第1号 平成30年度 黒部一般会計歳入歳出決算認定について」の主だった2点についての意見を述べます。歳出第6款農林水産業費、6目農業施設管理費の中の宇奈月麦酒株式会社への貸付金についてであります。29年度決算では、来客数10万677人、売り上げでは2億1,438万8千円、貸付金で5,500万円でありました。30年度決算では、来客数9万1,677人、売り上げ実績で2億452万4千円、貸付金では5,400万円であり、来客数で9千人、売り上げでは、986万4千円の減であります。貸付金では100万円の返済でありました。  宇奈月麦酒株式会社貸付金について以前にも述べてまいりました。毎年500万円の返済を行なうとのことでありましたが、返済金額が全く履行されておりません。また、29年度事業宇奈月ビールを核とした「道の駅うなづき ブランディングプロジェクト事業」により、6,400万円の投資がされ事業が終わりました。当初計画どおりビール等の販売が全くできていません。以前から、「今後の貸付金返済計画を市民に示すべき」と示してまいりましたが、依然示されておりません。  歳出第8款土木費、2目交通環境整備費の中の黒部宇奈月温泉周辺施設維持管理費についてであります。駅周辺施設用地借地料が30年度決算では面積8,390.8㎡、約2,517坪、金額では333万2,152円で宅地や田んぼが8筆あります。新幹線が開業して5年目です。果たして市民の皆さんは、駅周辺に借地がこんなにたくさんあることを知っているのでしょうか。以前にも述べてまいりましたが、今後路線価格も上がり、固定資産税もあがってまいります。決算委員会で当局の借地への考え方が全く見えてまいりません。  「認定第2号 平成30年度黒部国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」であります。国民健康保険事業は昨年4月から県の運営となりました。黒部市は保険料の徴収、納付の事業となります。県に移行しても激変緩和措置により保険料は変わらないと説明を受けてまいりました。しかし、一人当たり1,313円、1世帯当たり、1,983円の増になりました。また、賦課限度額はこれまでの81万円から89万円に引き上げられました。依然として高くて、収めきれない世帯が増えております。全国の保険加入者は、高齢者や失業者をはじめ、年所得200万円以下の非正規労働者が増え、4割が無職といういう状況です。加入世帯平均の所得は、平成7年の「約230万円」から、平成28年には「138万円」と減少し、1人あたりの平均所得は「約85万円」となっております。また、加入世帯の4分の1が「収入なし」にもかかわらず、国保税が協会健保保険料の1.3倍に上がっております。本市においても前年度以前の未収入世帯が300世帯、正規の保険証でない123世帯、そのうち6カ月の保険の世帯が17世帯、3カ月の保険の世帯が39世帯、なんと1カ月だけの世帯が67世帯となっております。国保税の徴収は収入や資産に応じてかかる、応分の負担とするべきであります。  「認定第6号 平成30年度黒部地域開発事業特別会計歳入歳出決算について」であります。長年の懸案であった「さくら団地」が全て売却されたのは、大変喜ばしいことであります。しかし、新石田企業団地についてであります。私は28年3月議会で新規企業団地構想調査業務委託費600万円について、「新石田企業団地が長期にわたって新たな負の財産となる恐れがある」として、反対いたしました。同9月議会では、新石田企業団地の造成工事を含む地域開発事業特別会計補正予算と同団地の土地取得についても反対してまいりました。同11月の臨時議会では、企業団地に企業の入居予定もあることや地元住民も理解をしているとして賛成いたしました。その後、2企業と仮契約が結ばれました。しかし、新石田企業団地に入居予定であった「ソロパワージャパン社」との入居協定を解除いたしました。入居協定では解約した場合、平成30年3月31日まで違約金を支払うとの約束でありましたが、未だに履行されず461万6千9百円の収入未済額が発生しております。早く解決をしてください。また残りの土地についても、早期の売却を求めるものであります。  最後に「認定第7号 平成30年度黒部牧場事業特別会計歳入歳出決算認定について」であります。くろべ牧場は、平成26年にくろべ牧場「まきばの風」が誕生してから5年余りが経過いたしました。この間、一般会計繰入金決算では、26年度では9,022万7千円、27年度では6,784万8千円、28年度では7,844万7千円、29年度では5,441万円、30年度決算では7,441万6千円であります。新川育成牧場解散から黒部市直営になる時、滑川、魚津市の負担金があるうちに牧場の運営を軌道に乗せるとのことでありましたが、当初計画とはほど遠いものであります。当初、公設民営化を目指すとのことでありましたが、民営化の道のりは全く見えてまいりません。また、牛の預託料や山羊の預託料が牧場開設以来、1円の値上げも行っておりません。このままでは、一般会計からの繰入金がますます増えるばかりであります。  以上、私の指摘した事業はいずれも、市民の血税で行われていることを忘れないで下さい。以上であります。
     なお、決算特別委員会で出された意見や要望が次年度予算に反映し、住民要望に少しでも応えることができる予算になることを期待いたしまして、私の討論といたします。              〔16番 橋本文一君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 次に、8番、成川正幸一君。                〔8番 成川正幸君登壇〕 ○8番(成川正幸君) 認定第1号から認定第11号まで、平成30年度黒部一般会計及び特別会計並びに病院事業会計、水道事業会計及び下水道事業会計の各事業会計の決算について、自民クラブ、大志会、一新会、公明党、自民同志会を代表して賛成の立場で討論いたします。  平成30年度は、平成29年度までの第1次総合振興計画の取り組みを総括し、第2次総合振興計画がスタートしました。また、「健やか、展やか、朗らか、黒部の創造」をテーマに掲げての大野市政のスタートの年でもありました。  重点事業として、道路ストック点検、道路橋梁修繕工事費などの公共施設長寿命化や地域住民の足の確保として公共交通対策などのハード事業に加え、防災・防犯の安全なまちづくり施策、移住定住施策、ひとり親家庭支援や高齢者生きがいづくり事業などの福祉施策などのソフト事業にも積極的に取り組まれ、大野市政のスタートとしては問題なく市政運営をされたのではないかと思います。  しかし今後は、人口減少・少子高齢化の進展による経済の縮小での歳入減少。第1次総合振興計画に基づいた大型建設事業における公債費の償還や公共施設・インフラの老朽化対策などでの歳出増加で市における財政状況は厳しくなってくるものと予想されます。  昨今、近隣自治体の財政危機が報道されていますが、「対岸の火事」ではなく「他山の石」として、選択の中の選択、集中の中の集中の考えのもと、安定した市政運営を行っていただくことを願い、以上、認定第1号から認定第11号まで、平成30年度決算について賛成討論といたします。              〔8番 成川正幸君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 他に討論は、ありませんか。               〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします  これより、「認定第1号 平成30年度黒部一般会計歳入歳出決算認定について」ほか、10件を採決いたします。  議題のうち、まず「認定第1号 平成30年度 黒部一般会計歳入歳出決算認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立多数であります。よって、「認定第1号」は、認定することに決しました。  次に「認定第2号 平成30年度 黒部国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立多数であります。よって、「認定第2号」は、認定することに決しました。  次に「認定第3号 平成30年度 黒部後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「認定第4号 平成30年度 黒部発電事業特別会計歳入歳出決算認定について」及び「認定第5号 平成30年度 黒部簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」以上3件を一括して採決いたします。  3件に対する委員長報告は、「認定すべきもの」であります。委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって「認定第3号」から「認定第5号」まで、以上3件は認定することに決しました。  次に「認定第6号 平成30年度黒部地域開発事業特別会計歳入歳出決算認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は、「認定すべきもの」であります。委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立多数であります。よって、「認定第6号」は、認定することに決しました。  次に「認定第7号 平成30年度 黒部牧場事業特別会計歳入歳出決算認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立多数であります。よって、「認定第7号」は、認定することに決しました。  次に「認定第8号 平成30年度黒部フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算認定について」、「認定第9号 平成30年度黒部病院事業会計決算認定について」、「認定第10号 平成30年度黒部水道事業会計決算認定について」及び「認定第11号 平成30年度黒部下水道事業会計決算認定について」以上4件を一括して採決いたします。  4件に対する委員長報告は「認定すべきもの」であります。委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって「認定第8号」から「認定第11号まで」以上4件は、認定することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第3、「議案第92号」を議題といたします。市長より提案理由の説明を求めます。市長、大野久芳君。                〔市長 大野久芳君登壇〕 ○市長(大野久芳君) おはようございます。ただいま上程となりました議案第92号は「人権擁護委員候補者の推薦について」であります。本年12月31日で任期満了となられます「黒部市宇奈月温泉5528番地6 寺井魁委員66歳」を引き続き推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。  以上、追加提出いたしました議案につきまして提案理由を申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。              〔市長 大野久芳君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 議案の細部説明のため、暫時休憩いたします。   休  憩  午前 10時44分   再  開  午前 10時53分 ○議長(辻 泰久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。日程第3の議事を継続いたします。  これより「議案第92号」について質疑を行います。質疑はありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております「議案第92号」については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって「議案第92号」については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。討論は、ありませんか。               〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。「議案第92号 人権擁護委員候補者の推薦について」を採決いたします。本件は、これを適任と認めることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって「議案第92号」は、これを適任と認めることに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第4、「請願第1号」を議題といたします。本件を付託した産業建設委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。  産業建設委員長高野早苗君。             〔産業建設委員長 高野早苗君登壇〕 ○産業建設委員長高野早苗君) 委員会に付託されております「請願第一号」について、審査の結果をご報告申し上げます。  議会閉会中の7月24日、8月22日及び8月26日に委員会を開催し、請願の提出者である生地駅周辺活性化促進協議会から、「I_TOWN整備事業で連携した道路及び街路環境整備、生地駅利用促進及び移転」について説明を受け、現地視察も行い、委員間でも協議をいたしました。また、9月定例会期中の委員会では、事業説明を受けた市当局職員との意見交換を行ったところであります。  その結果、「昨年6月定例会において議決した『黒部総合振興計画前期基本計画』には盛り込まれていないこと」、「市が実施主体となって進める事業についての財源に関すること」、さらには「過去に市議会において採択された請願、『黒部駅の橋上化』等の進捗に関すること」などの課題が明らかになったところであり、「請願第1号 産官民による生地駅周辺活性化の実現に関する請願書」については、なお一層、慎重に審査する必要があるとのことから、再度、継続審査すべきものと決定した次第であります。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議下さいまして、適切なご決定を願う次第であります。            〔産業建設委員長 高野早苗君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) ただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。討論はありませんか。               〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより採決を行います。「請願第1号 産官民による生地駅周辺活性化の実現に関する請願書」を採決いたします。  本件に対する委員長報告は、請願の審査が終了するまでの継続審査であります。委員長の申し出のとおり、請願の審査が終了するまでの継続審査に付することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって「請願第1号」は、請願の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 産業建設委員長 高野早苗君から、「豚コレラ対策の強化を求める意見書」について議案の提出がありました。  お諮りいたします。この際、「議員提出議案第2号 豚コレラ対策の強化を求める意見書」についてを日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「議員提出議案第2号 豚コレラ対策の強化を求める意見書」についてを日程に追加し、議題といたします。  「議員提出議案第2号」について、提出者を代表して提案理由の説明を求めます。  産業建設委員長高野早苗君。             〔産業建設委員長 高野早苗君登壇〕 ○産業建設委員長高野早苗君) ただいま上程されました、「議員提出議案第2号」について、産業建設委員会から提案理由の説明を申し上げます。  「議員提出議案第2号」は、「豚コレラ対策の強化を求める意見書」についてであります。意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。  昨年9月、国内では26年ぶりとなる豚コレラが岐阜県の農場において発生して以降、複数の府県の農場においても感染が確認されており、感染拡大の防止に向けた取り組みが急務となっている。  このような中、本県においても豚コレラに感染した野生イノシシが確認されており、野生イノシシを介した豚コレラの感染拡大防止策が講じられているものの、より効果的に対策を推進していく必要がある。  また、豚コレラの発生による養豚農家の受ける被害は深刻なものであり、その支援の一層の充実を図っていく必要がある。  よって、市議会は、国において、次の事項について措置を講ずるよう強く求める。  1 野生イノシシの駆除など、地方自治体が行う野生イノシシを対象とした感染拡大防止対策について、技術的な支援を行うとともに、その経費に対する財政的な支援を拡充すること。  2 豚コレラの更なる感染の拡大を防止するため、飼養豚への予防ワクチン接種も視野に入れた対策を検討すること。
     3 養豚農家に被害が生じた場合は、経営及び生活再建等への支援を速やかに実施すること。  以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。            〔産業建設委員長 高野早苗君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) これより、「議員提出議案第2号」について質疑を行います。  質疑は、ありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております「議員提出議案第2号」については、黒部市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、「議員提出議案第2号」については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、討論を行います。討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  7番、柴沢太郎君。                〔7番 柴沢太郎君登壇〕 ○7番(柴沢太郎君) 豚コレラ対策の強化を求める意見書について、自民クラブ、大志会、一新会、公明党、自民同志会を代表して賛成の立場から討論いたします。  現在、本県においては、豚コレラに感染した野生イノシシが確認されている状況にあります。国では、飼養豚のワクチン接種については、飼養豚へ感染が確認された地域から段階的に拡大する方向で検討に入ったと報じられておりますが、飼養豚に感染した6県と同等の対応がなされるよう、また、本県が後回しにされ、波及を食い止めるのに手遅れにならないよう求めるとともに、感染防止対策を早期に実施することを強く述べ賛成討論とさせていいただきます。              〔7番 柴沢太郎君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 他に討論は、ありませんか。               〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。「議員提出議案第2号 豚コレラ対策の強化を求める意見書」ついてを起立により採決いたします。  本件については、原案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立全員であります。よって「議員提出議案第2号」は、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第5、「議員の派遣について」を議題といたします。  お諮りいたします。お手元に配付いたしました議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第6、「各常任委員会議会閉会中の継続審査について」を、議題といたします。  各常任委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について、議会閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各常任委員長からの申し出のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、各常任委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第7、「観光振興及び交流人口増加による都市活性化について」、「学校統合及び学校跡地の利活用について」及び「議会改革に関わる事項について」以上3件を一括議題といたします。  3件を付託した各特別委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。  まず、観光・都市活性化振興特別委員長報告を求めます。観光・都市活性化振興特別委員長、新村文幸君。         〔観光・都市活性化振興特別委員長 新村文幸君登壇〕 ○観光・都市活性化振興特別委員長(新村文幸君) 特別委員会に付託されております「観光振興及び交流人口増加による都市活性化について」ご報告申し上げます。  まず、市長から所管事項に係る経過について報告を受けたのであります。  次に、当局から道の駅(仮称)「くろべ」における、誘致ゾーンの整備に係る施設導入方針について報告を受けたのであります。その概要を申しますと、場所や面積等の誘致ゾーンの区域概要、施設導入についての五つの基本方針、用地の買収又は賃貸借に関する考え方、今後の事業スケジュール予定、売払額及び賃貸借料について報告を受けたのであります。  その後、今後の事業促進の方向等について、意見交換したのであります。  その結果、市における観光振興及び交流人口増加による都市活性化について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。        〔観光・都市活性化振興特別委員長 新村文幸君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 次に、学校統合及び跡地利用対策特別委員長報告を求めます。  学校統合及び跡地利用対策特別委員長、辻 靖雄君。        〔学校統合及び跡地利用対策特別委員長 辻 靖雄君登壇〕 ○学校統合及び跡地利用対策特別委員長(辻 靖雄君) 特別委員会に付託されております、「学校統合及び学校跡地の利活用について」ご報告申し上げます。  まず、8月29日、特別委員会を開催し、鷹施中学校・高志野中学校の統合中学校となる清明中学校のスクールバスルートのバス停を数か所、また、桜井中学校・宇奈月中学校の統合中学校となる明峰中学校の電車通学における、現在整備中の新荻生駅を現地視察しました。利用する生徒の安全管理の状況や地域との連携について説明を受け、現地を確認したのであります。  次いで、9月13日、特別委員会を開催し、市長から、これまでの経過について報告をうけたのであります。  次に、中学校統合にかかる進捗状況等について報告をうけたのであります。その概要を申しますと、まず最初に、統合準備委員会の協議の進捗状況及び内容、通学区分、遠距離通学対策についての進捗状況等について報告を受けたのであります。  その後、小中学校在籍児童生徒数の実績値の推移、今後25年の児童生徒数の年齢別シミュレーションについて説明をうけたのであります。  その後、当局を交えて、「学校統合及び学校跡地の利活用について」意見交換を行ったのであります。  その結果、学校統合及び学校跡地の利活用について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。       〔学校統合及び跡地利用対策特別委員長 辻 靖雄君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 次に、議会改革特別委員長報告を求めます。議会改革特別委員長、木島信秋君。            〔議会改革特別委員長 木島信秋君登壇〕 ○議会改革特別委員長(木島信秋君) 特別委員会に付託されております「議会改革に関わる事項について」ご報告申し上げます。  7月19日、8月21日及び9月13日、特別委員会を開催し、黒部市議会基本条例第6条から第16条まで、そして前文についてのこれまでの取組み事項を検証し、意見交換いたしました。  その中で議決事件の拡大については、現在の取組みを継続すること。また、本会議及び予算特別委員会の録画映像の配信についても継続して行うことを確認したのであります。  特別委員会では、「議会改革に関わる事項について」引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。           〔議会改革特別委員長 木島信秋君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) ただいまの、各委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。3件に対する各委員長報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの継続審査であります。  各委員長報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、3件は付託事件の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第8、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。  本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。  議会運営委員長、小柳勇人君。             〔議会運営委員長 小柳勇人君登壇〕 ○議会運営委員長(小柳勇人君) 委員会に付託され、議会閉会中の継続審査に付されております議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。  委員会は7月19日に開催し、九月定例会の会期及び会議日程について、並びに決算特別委員会の設置と日程等について、協議したのであります。また、本会議における分割質問・分割答弁、採決方法について、そして聴覚障がい者に配慮した手話通訳について検討したのであります。  次に8月21日に開催し、本会議における分割質問・分割答弁について及び採決方法について、再度、検討したのであります。  次に8月28日に開催し、9月定例会の市長提出議案13件、平成30年度 各会計決算認定について11件、及び報告3件の説明を受け、その付託委員会を協議した後、陳情1件の取扱い、決算特別委員会における資料提出要求について、確認をいたしました。  また本日、本会議前に開催し、市長追加提出議案1件、及び議員提出議案1件の取り扱いについて協議したのであります。  以上の審査事項を含め、委員会では議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。           〔議会運営委員長 小柳勇人君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件に対する委員長報告は、「議会閉会中の継続審査」であります。委員長報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は、「議会閉会中の継続審査」に付することに決しました。  以上で、本日の日程はすべて終了し、定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。  市長からご挨拶がございます。市長、大野久芳君。                〔市長 大野久芳君登壇〕 ○市長(大野久芳君) 市議会9月定例会の閉会にあたり、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位には、9月2日から24日間にわたり開会されました今定例会におきまして、予算、条例その他案件及び平成30年度各会計の決算につきまして、慎重かつ熱心な御審議を賜り、議了・御承認いただきましたことに対し、深く感謝を申し上げます。
     審議の中で賜りました御意見・御要望につきましては、十分に調査・検討を加え、適切に対応してまいります。  今議会中に発生した災害について申し上げます。今月9日、関東地方を襲った台風15号は、各地で倒木や家屋倒壊などの被害をもたらしました。とりわけ千葉県内では、最大約64万戸が停電、そして約12万戸が断水し、現在も解消しない地域があるなど、住民の皆様の生活に計り知れない影響を及ぼす結果となりました。自衛隊員や、全国から駆け付けた電力会社社員による精力的な支援活動により、着実に復旧しつつあるとのことでありますが、被害に遭われた皆様や、今なお不便な生活を余儀なくされている皆様に、心からお見舞いを申し上げますとともに、本市といたしましても、早急に募金箱の設置等の支援を行ってまいります。今回の災害の教訓として、被害全体の状況把握に不測の時間を要したことや、大規模な倒木等の発生により、電力や水道等のライフラインに加え、防災無線や携帯電話の基地局を含む情報通信網の復旧が前に進まず、生活への影響が長く続いたことが挙げられます。折しも、今週末には、市を含む1市2町で富山県総合防災訓練を実施するところであり、今回の教訓も踏まえながら、引き続き安全・安心な市民生活の確立に向け、日々努めてまいる所存であります。  また、8月23日から9月23日までの1か月間、世界の舞台芸術の祭典であるシアター・オリンピックスが開催され、市内2会場での9回の公演や2日間にわたるワークショップは、いずれも盛況のうちに幕を閉じることができました。これもひとえに議員各位や市民の皆様をはじめ、関係各位の御支援、御協力の賜であり、今回の開催に際し尽力を賜りましたすべての皆様に、改めて心からの感謝を申し上げる次第であります。世界トップレベルの演出家による個性豊かな舞台芸術作品が、前沢ガーデン野外ステージや宇奈月国際会館セレネが醸し出す舞台環境と調和し、国や人種の垣根を越え、観客一人ひとりの心の中に深い感銘を残したものと信じてやみません。本市にとりましても、このような国際的芸術イベントの開催は、過去に例のないものでありましたが、開催諸準備やおもてなしで培った貴重な経験を市民の皆様との共有財産として、将来に活かしてまいりたいと存じます。  さて、今議会は、いわゆる決算議会でもありましたが、議員各位からは、決算特別委員会での質疑や意見交換を通じ、多角的に数多くの貴重な御意見や御提言を賜りました。昨年4月に市長に就任いたしました私にとりましては、その後の約1年間に対する評価を頂く場となりましたが、頂戴しました御意見等を真摯に受け止め、健やか・展やか・朗らか黒部の創造に向け、引き続き議員各位とともに歩みを進めてまいりたいと存じます。  世相は猛暑・酷暑の真夏の暑さから一転し、朝夕の涼やかな風が秋の到来を感じさせてくれる季節となりました。急激な寒暖差で、これまで蓄積した疲れが出やすい時期でもあります。議員各位におかれましては、引き続き健康には十分御留意いただき、益々御活躍くださいますよう御祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。              〔市長 大野久芳君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) これをもって、平成30年第5回黒部市議会9月定例会を閉会いたします。   閉   会  午前11時25分  上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。                           黒部市議会議長  辻   泰 久                          黒部市議会副議長  山 田 丈 二                              署名議員  小 柳 勇 人                              署名議員  木 島 信 秋...