黒部市議会 > 2019-03-01 >
平成31年第1回定例会(第1号 3月 1日)

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  1. 黒部市議会 2019-03-01
    平成31年第1回定例会(第1号 3月 1日)


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    最終取得日: 2023-06-13
    平成31年第1回定例会(第1号 3月 1日)   平成31年第1回黒部市議会3月定例会会議録 平成31年3月1日(金曜日)                   議事日程(第1号)                             平成31年3月1日(金)                               午前10時00分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議案第 1号 平成31年度黒部市一般会計予算    議案第 2号 平成31年度黒部市国民健康保険事業特別会計予算    議案第 3号 平成31年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計予算    議案第 4号 平成31年度黒部市発電事業特別会計予算    議案第 5号 平成31年度黒部市簡易水道事業特別会計予算    議案第 6号 平成31年度黒部市地域開発事業特別会計予算    議案第 7号 平成31年度黒部市牧場事業特別会計予算    議案第 8号 平成31年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計予算    議案第 9号 平成31年度黒部市病院事業会計予算    議案第10号 平成31年度黒部市水道事業会計予算
       議案第11号 平成31年度黒部市下水道事業会計予算    議案第12号 平成30年度黒部市一般会計補正予算(第7号)    議案第13号 平成30年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)    議案第14号 平成30年度黒部市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)    議案第15号 平成30年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第1号)    議案第16号 平成30年度黒部市下水道事業会計補正予算(第2号)    議案第17号 専決処分の承認について    議案第18号 専決処分の承認について    議案第19号 黒部市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部           改正について    議案第20号 黒部市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正につ           いて    議案第21号 黒部市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正について    議案第22号 黒部市国民健康保険税条例の一部改正について    議案第23号 黒部市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について    議案第24号 黒部市水道の布設工事の監督及び水道技術管理者の資格に関する条           例の一部改正について    議案第25号 黒部市ふれあい交流館条例の一部改正について    議案第26号 黒部市総合体育センター条例の一部改正について    議案第27号 黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について    議案第28号 黒部市民会館条例の一部改正について    議案第29号 黒部市国際文化センター条例の一部改正について    議案第30号 黒部市営駐車場条例の一部改正について    議案第31号 黒部市宇奈月老人福祉センター条例の一部改正について    議案第32号 黒部市納骨堂条例の一部改正について    議案第33号 黒部市石田農林漁業体験実習館管理条例の一部改正について    議案第34号 黒部市農村文化伝承館山本家条例の一部改正について    議案第35号 黒部市ふれあいハウス宮野条例の一部改正について    議案第36号 黒部市明日キャンプ場条例の一部改正について    議案第37号 黒部市おおしまパークゴルフ場条例の一部改正について    議案第38号 黒部市石田漁港条例の一部改正について    議案第39号 黒部市勤労者体育センター条例の一部改正について    議案第40号 黒部市宇奈月温泉総湯条例の一部改正について    議案第41号 黒部市宇奈月温泉スキー場条例の一部改正について    議案第42号 黒部市宇奈月国際会館条例の一部改正について    議案第43号 黒部市都市公園条例の一部改正について    議案第44号 黒部市ふれあいプラザ条例の一部改正について    議案第45号 黒部市黒部宇奈月温泉駅西連絡通路条例の一部改正について    議案第46号 黒部市立公民館条例の一部改正について    議案第47号 黒部市立図書館条例の一部改正について    議案第48号 黒部市美術館条例の一部改正について    議案第49号 黒部市立小中学校グラウンド夜間照明施設条例の一部改正について    議案第50号 黒部市宇奈月体育センター条例の一部改正について    議案第51号 黒部市健康スポーツプラザ条例の一部改正について    議案第52号 黒部市郷土文化保存伝習館条例の一部改正について    議案第53号 黒部市水道給水条例の一部改正について    議案第54号 黒部市簡易水道給水条例の一部改正について    議案第55号 黒部市下水道条例等の一部改正について    議案第56号 黒部市農業集落排水処理施設条例等の一部改正について    議案第57号 黒部市デイサービスセンター条例の一部改正について    議案第58号 黒部市認知症高齢者グループホーム条例の廃止について    議案第59号 黒部市保健センター条例の廃止について    議案第60号 黒部市宇奈月農村活性化センター条例の廃止について    議案第61号 専決処分の承認について    議案第62号 財産の無償貸付について                ( 62件 提案理由説明 ) 第4 議会改革特別委員会の設置について ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   18人     1番 谷 村 一 成 君         2番 中 野 得 雄 君     3番 大 辻 菊 美 君         4番 柳 田   守 君     5番 助 田 要 三 君         6番 金 屋 栄 次 君     7番 柴 沢 太 郎 君         8番 成 川 正 幸 君     9番 高 野 早 苗 君        10番 中 村 裕 一 君    11番 山 田 丈 二 君        12番 小 柳 勇 人 君    13番 木 島 信 秋 君        14番 辻   靖 雄 君    15番 伊 東 景 治 君        16番 橋 本 文 一 君    17番 辻   泰 久 君        18番 新 村 文 幸 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員   な  し ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長               大 野 久 芳 君   副市長              能 澤 雄 二 君   総務企画部長           御 囲 泰 晃 君   市民生活部長           村 田 治 彦 君   産業経済部長           有 磯 弘 之 君   都市建設部長           島 津   博 君   総務企画部次長総務課長      魚 谷 八寿裕 君   市民生活部次長福祉課長      霜 野 好 真 君   産業経済部次長農林整備課長    山 本 稔 浩 君   都市建設部次長街路公園課長    熊 野 勝 志 君   会計管理者            岩 上 勝 彦 君   企画政策課長           島 田 恭 宏 君   財政課長             林   茂 行 君   総務課行政係長          武 隈   渉 君  病  院   市民病院事務局長         山 本 真 也 君   市民病院事務局次長総務課長    長 田   等 君  教育委員会   教育長              国 香 正 稔 君   教育部長             長 田 行 正 君   教育委員会事務局次長学校教育課長 能 登 昌 幸 君  代表監査委員            松 田   章 君 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
    職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長              鍋 谷   悟 君  議事調査課長            柳 原 真美代 君  議事調査課課長補佐         橋 場 和 博 君  主事                栗 山 久 範 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○(一般質問通告) 一般質問(代表) ■自民同志会 成川正幸議員  1 官製談合事件を受けて   (1)今回の事件発生の最大の要因は何だったのか伺う   (2)事件を受けて、入札の一部について事前公表すると発表されているが、そうい      った事例も踏まえて参考にした結果なのか伺う   (3)本市では、今後どのような対策をし、再発防止に取り組んでいくのか伺う  2 平成31年度予算編成と行政改革について   (1)今後、厳しい状況が想定されるが、本年・今後は何を重視し、どこに予算を投      入しようと考えているのか伺う   (2)一般会計から特別会計などへの繰出金の増加をどう見ているのか伺う   (3)今後の地方交付税国庫支出金等の見通しと純粋に一つの自治体として算定さ      れる、いわゆる一本算定による減額の影響をどのように見ているのか伺う   (4)徴収率を上げるため、コンビニ収納などの施策に取り組んでいますが効果はど      うか。また、施設の命名権や広告展開など、税収入以外の収入増の取り組みの      現状と新たな施策はあるのか伺う   (5)黒部市都市計画マスタープラン黒部市立地適正化計画と地価評価・エリア価      値との関係性はあるのか。またあるとすれば、エリア価値を上げるためにチカ      ラを入れている事はあるのか伺う   (6)料金見直しは、消費税分のみなのか、それとも基本的な価格設定まで変更する      ことを考えているのか伺う  3 自治体連携について   (1)昨年から連携の実績は何があるのか伺う   (2)連携事業を進めている思いと今後の考えを伺う ■自民クラブ 小柳勇人議員  1 平成31年度 来年度予算案について   (1)「市民税の納税義務者数の推移について」      歳入の基幹は、市民税。個人市民税は、堅調に推移しているが、納税者数につ      いて、人口が減少していく中で、納税義務者が増加している傾向が続いている。      この特徴の意味することは何かを問う   (2)「基金の使い方について」      公共施設維持補修基金合併地域振興基金の特徴について伺う。また、来年度      予算案では、その充当事業について、今年度予算から一般財源との財源変更が      多くみられる。基金の使い道の特徴について改めて問う   (3)「道の駅整備事業について」      市民からの期待値が高い「道の駅」。整備ゾーンは、国交省整備ゾーン、市が      運営するゾーン、市が誘致するゾーンと考えられる。市が運営するゾーン、市      が誘致するゾーンについては、それぞれ市民に対して便益とアウトカムの効果      が求められる。そこで、市が運営するゾーンと、市が誘致するゾーンについて、      費用対便益をどのように考えているのかを問う   (4)「中心市街地活性化市民交流センターについて」      来年度予算案では中心市街地活性化対策が予算化されている。その中核であ      る立地適正化計画では、活性化の核に「市民交流センター」を据えている。こ      のことを踏まえ、中心市街地をどのように活性化するのか、その将来像とアウ      トカムの目標への考え方と併せて問う。      また、市民交流センターライフサイクルコストについて、特に運営にかかる      ランニングコストの試算状況について問う   (5)「来年度目玉事業の効果について」      来年度市内で開催される、「シアター・オリンピックス」と「ももいろクロー      バーZ春の一大事」。二つのイベントが開催されることについて、動員や賑わ      いではなく、黒部市としてこの事業が市内で開催される効果として期待するこ      とについて問う   (6)「公共ストックのマネジメントについて」      来年度における公共施設の再編への取組について問う。      また、市道の補修繕については、地区要望に幅広く対応していることが特徴で      あった。一方で、道路や橋梁などの長寿命化への取組予算も目立つ、そこで、      今後の公共ストック(道路、上下水道等)への整備方針について問う   (7)「産業支援について」      生産年齢人口が減少していく中で、有効求人倍率が高く慢性的な人不足が現実      的問題となっている。また、第一次産業や第三次産業では事業継承も大きな課      題。黒部市として産業支援を戦略的に行うことが求めれることを踏まえ、      第一次産業:農業、特に、経営体の支援策について。及び、経営体を推進して      いくための課題について問う      第二次産業:人手不足が懸念される中では、新規の企業誘致よりも本市に本社      を有する地場産業育成が現実的な戦略と考える。企業団地の在り方を含め、来      年度目指す方向性について問う      第三次産業:本市の観光産業において「関電ルートの一般開放」が最大のテー      マ。観光産業育成は、本市の住民・経済の活性化が土台であるべきとの考えか      ら、どのような視点で観光産業を育成していくのか、その考え方について問う   (8)「地方創生事業公共交通整備について」      地方創生事業において、黒部市は公共交通の整備を進めてきた。来年度がその      最終年となることから、これまでの経過を含め、来年度事業における目指す成      果について問う   (9)「高校生への教育環境促進について」      高校生医療無償化高校生入学時への奨学金拡充など、義務教育以降への支援      増が目立つ。義務教育以降の教育に対して、大きく支援した目的について問う  (10)「平成32年度開校予定 中学校環境整備について」      清明、明峰の2中学校が開校するまで残り1年となった。ハード事業の対応状      況について、併せて、指定校変更を希望する生徒や、部活動の変化など、開校      前後における対応方針について問う  (11)「中山間地の振興策について」      富山県で「中山間地域における持続可能な社会の形成に関する条例」が検討さ      れていることを念頭に、中山間地への支援策の考え方について問う  (12)「一般会計からの操出金について」      上下水道において近年料金調整を行うなど他会計に対する財政支出について取      組んできた経緯を踏まえ、牧場事業特別会計フィッシャリーナ事業特別会計、      病院事業会計など、一般会計からの操出金が多くなってきていることに対して、      財務ガバナンスの考え方について問う
    ■3番 大辻菊美議員(一括方式)  1 清掃美化活動について   (1)環境省の「海ごみ対策プロジェクト」が5月30日から6月8日の「世界海洋      デー」前後までの期間を海ごみゼロウィークとし、海岸や海につながる川など      ごみ拾い活動を企業、自治体、個人等に広く呼びかけるとのこと、本市として      今後の取り組みについて伺う   (2)「世界で最も美しい湾クラブ」富山県総会が10月16日から10月20日に      行われるが世界各国から関係者が訪れるとのことこれに伴い清掃美化活動を本      年度に限って取り組む計画があるのか伺う  2 新川広域圏指定ごみ袋の破損、苦情について   (1)業者が製品を納入するにあたって、製品検査は万全に行われていたのか伺う   (2)苦情があった消費者に対してどのように対処をしたのか伺う   (3)ごみ袋がよく裂けやすいとの声が多くの消費者の方から寄せられている。消費      者に対して説明責任があるのではないか伺う   (4)今後、製品の改良等を含めたなかで、どのような取り組みを行って消費者に対      しての信頼回復に繋げていくのか伺う  3 「名水の里 黒部市」の看板の修繕について   (1)富山方面から高速道路を走って来ると左手に「名水の里 黒部市」の看板が設      置されています。涙雨の看板になっていますのでピーアール看板がイメージア      ップ低下を招いています。改善する予定があるのか ■8番 成川正幸議員(一問一答方式)  1 子どもたちの安全・安心に向けて、幼、保、小中学校における不審者侵入防止につ    いて   (1)市内の施設で門や柵で囲って敷地内に侵入できないようにしている施設は無い      ように思うが、侵入防止の有無はどうか伺う   (2)不審者侵入防止のため施設の施錠状況はどうか伺う   (3)不審者発見時の他職員への連絡と警察への連絡・通報体制はどうか伺う   (4)防犯グッズの設置状況など不審者への準備はどうか伺う   (5)防犯カメラの設置状況はどうか伺う   (6)防犯訓練の実施状況はどうか伺う   (7)マニュアルの作成状況はどうか伺う  2 小中学校のICT「情報通信技術」の取り組みについて   (1)本市の小中学校におけるパソコン導入の現状はどうか伺う   (2)本市のICT環境整備計画はどうか伺う   (3)本市のICT支援員の活用の現状と今後の導入の考えはどうか伺う ■2番 中野得雄議員(一括方式)  1 外国人居住者について   (1)現在、当市に居住・就労している国別外国人の数はどうなっているのか伺う   (2)当市居住の外国人と地元居住者とのトラブル等の報告はあるか伺う   (3)今後増加が見込まれる外国人就労者・居住者に対応する当市の施策について伺      う   (4)日本語が通じない子供が増加する事が想定される中、教育現場はどう対応する      のか、また、これに伴う教員の負担をどう考えているのか伺う ■14番 辻 靖雄議員(一括方式)  1 認知症の対応策について   (1)認知症と「もの忘れ」の因果関係は   (2)若年性認知症とは   (3)認知症は治せるのか   (4)隠れ認知症の実態は   (5)早期発見の方法と予防策は   (6)認知症サポーターの育成と強化は   (7)認知症初期集中支援チームの連携強化は   (8)市民病院の「もの忘れ外来」の周知徹底を   (9)認知症カフェの現状と課題は   (10)徘徊中の事故に「認知症保険」の創設を  2 中小企業・小規模事業の現状と展望について   (1)地元企業の「事業承継」はスムーズに移行しているのか   (2)「ものづくり補助金」の支援の成果は   (3)新規創業者、起業者への支援の成果は   (4)企業誘致へ新石田企業団地の取り組みは   (5)「道の駅」の海側への大型ショッピングセンターのオープンの影響は   (6)「道の駅」の隣接地への温浴施設の建設業者の特定の時期は   (7)富山国際大学生向けインターンシップ受け入れ企業の募集情況は   (8)三日市商店街で「県立大学生によるヒアリング」の情況と成果は  3 外国人労働者の受け入れについて   (1)外国人労働者とは   (2)改正入管法とは   (3)本市の外国人の実態は   (4)外国人実習生と地元住民の交流はあるか   (5)本市におけるどの業種にニーズがあるか   (6)災害時の避難方法を示した英語、中国語、ベトナム語の冊子の作成は   (7)行政・生活情報の提供や相談窓口の設置は   (8)宇奈月温泉インターンシップの評判と来年度の受け入れ計画は   (9)県立職業能力開発校新川開発センター日本語研修科の開設を  4 「子ども優先」社会の構築について   (1)幼児教育・保育無償化の具体策は   (2)幼児教育の0歳から2歳に対して完全無償化の決意は   (3)高等教育無償化の支援内容は   (4)保育士の待遇改善と増員対策は   (5)保育所の環境整備の推進は ■3番 柳田 守議員(一問一答方式)  1 道の駅「(仮称)くろべ」について   (1)昨年12月全協時の質疑等を受け、基本設計の内容を見直すことや、市民の皆様      の理解を得るための方策や周知のあり方を検討されたかを伺う   (2)市民の皆様の疑念の声の多くは、雪国の富山県の施設にも関わらず地域振興施      設と駐車場の距離の長さ、築山・池等施設周辺広場の必要性、誘致ゾーンの内      容の不明確さ、ランニングコストへの不安等が挙げられた。これらの「声」に      対する本市の対応策を伺う   (3)昨年12月補正の用地取得費等164百万円に続き、当初予算で設計業務費、      市道整備費調整池整備費等347百万円が計上された。基幹的な部分に係る      予算とはいえ、提出前に議会や市民の皆様に対し丁寧な周知・議論が必要では      無かったのか   (4)道の駅整備事業費は、昨年6月に示された第2次総合振興計画実施計画の試算      によれば総事業費で約27.1億円、内訳としては国費で約10.4億円、地      方債で約11.6億円、一般財源を約5.1億円と見込んでいるが、現在も同      様の試算であるか伺う
      (5)医師・看護師など働く皆さんの負担も大きくなると思われる。小さなお子さん      をかかえた大きな味方である院内保育は万全か伺う   (6)市内路線バスなどの公共交通機関は市民の足として重要な役割を果たしている。      平日運行の路線について、10連休はまさにそのまま運行しないということに      なる。買い物などにおける住民生活の移動手段であり、また高齢者免許証自主      返納支援事業として公共交通無料パスの支給など公共交通利用を推奨している      ことも踏まえて対応について伺う   (7)市長は、就任後実質的に初めての当初予算を編成された。「健やか・展やか・      朗らか」黒部創造予算の推進と銘打ち、少子高齢化、人口減少の克服による持      続的な成長経路の実現に向けた未来創造型施策に力点を置き、教育・子育て・      移住定住等ソフト事業を重要視された予算編成が目に付く。その方向性に賛同      する一員として、道の駅事業には、ランニングコストを含め、市民目線、市民      意見を十分に組み、過大な事業執行とならないよう留意していただきたい。改      めて市長のご見解をお伺いします ■9番 高野早苗議員(一問一答方式)  1 改元GW10連休中における市民サービスについて   (1)10連休中における市民サービスについて考えられる、または考えなければな      らない対応について伺う   (2)10連休中も働かなければならない人も当然おられるのであり、保護者にとっ      て保育所、幼稚園、放課後児童クラブなどの施設が休みですと大変な負担とな      る。保護者の要望を聞き取り、連休中の受け入れ体制について伺う   (3)学校において、児童・生徒は新学期、特に新入生など、慣れたか慣れないうち      の長期休暇は精神面・体調面も心配される。どのような対策を考えておられる      のか伺う   (4)個人病院がほとんど休診とも聞いている中、黒部市民病院の救急センターは、      ことさら混雑が予想される。医師・看護師の確保を含め、その対応について伺      う。      また、外来診療についての対応について伺う   (5)医師・看護師など働く皆さんの負担も大きくなると思われる。小さなお子さん      をかかえた大きな味方である院内保育は万全か伺う   (6)市内路線バスなどの公共交通機関は市民の足として重要な役割を果たしている。      平日運行の路線について、10連休はまさにそのまま運行しないということに      なる。買い物などにおける住民生活の移動手段であり、また高齢者免許証自主      返納支援事業として公共交通無料パスの支給など公共交通利用を推奨している      ことも踏まえて対応について伺う   (7)これまでも連休などでは、ゴミ収集は関係者の努力のもと、市民生活は快適で      あった。しかしながら、この連休は、観光シーズンでもあり人の出入りも多い      と予想され、益々のゴミ増量が懸念される。また、市民環境課窓口対応に至っ      ては、記念すべき天皇即位の日に婚姻届の提出など、普段ではないことでも起      きてくる可能性もある。市民窓口業務の対応について伺う   (8)ゆっくりと本を読んだり、市内の公共施設で過ごす人も多いと予想される。ま      た、図書館・そしてすべてではないが公民館では住民票など交付窓口もある。      それぞれの対応について伺う   (9)これまで市の広報は、長期休日対応周知に対して大切な役割を果たしてきた。      しかしながら、スペースも小さい。      この休日は臨時的なものであり、皇太子さまが天皇に即位されるという国民を      あげてのお祝いの意味も込められている。市民が少しでも連休10日間を支障      のないようにわかり易く、またお祝いの気持ちが込められた保存したくなるよ      うな用紙に今回の行政対応を記し、広報にはさんでいただけないか伺う  2 「連携排砂その後について」   (1)第45回黒部川土砂管理協議会の会議内容並びに市長が発言されたことについ      て伺う   (2)新聞記事では、「協議会の会議終了後、黒部河川事務所は、河口部分にたまっ      ている土砂の一部を2019年度中に除去すると説明した」とあったが、土砂      の除去計画について伺う   (3)公開されている黒部川ダム評価委員会での評価の今後の留意点では、「出し平      ダムの排砂量のみならず、宇奈月ダムから河口までの土砂動態が自然に近い形      で実現できるような連携操作について検討すること」としている。自然に近い      形とはどのような形なのか、及びこの形の環境や生態系への影響度について伺      う   (4)1月開催の黒部川ダム評価委員会では、30年度の連携排砂が大きな影響を及      ぼしたとは考えられないとしている。漁業関係者の認識とは大きな乖離がある      ようだ。これまでの排砂による蓄積も考えられ、河川や海域における継続的な      底生生物調査(ベントス調査)の必要があると思われる。評価委員会の今後の      留意点においても「河川、海域の底生生物調査について排砂の影響分析の実施      を検討すること」としている。河川、海域のベントス調査について、必要性の      見解、及び調査の実施を排砂実施機関に働きかけ出来ないか伺う ■1番 谷村一成議員(一括方式)  1 公共交通について   (1)本市では平成27年4月に「黒部市地域公共交通網形成計画」を策定し、公共      交通網の再編に必要な事業を着実に推進しているが、本市における公共交通の      あり方及び求められる役割をどのように考えているのか   (2)公共交通の内、路線バス・コミュニティ交通(デマンドタクシー)について、      現状の問題点と課題は   (3)「黒部市地域公共交通網形成計画」で実施している事業の進捗管理を、改善や      見直しを図るPDCAサイクルに基づきどのようになされたのか   (4)公共交通の利用促進事業として、ホームページの運営、企画切符の活用、公共      交通マップの作成、モビリティマネジメントの実施をしているが、周知の方法      や状況、またその効果は   (5)現在計画されている道の駅「(仮称)くろべ」、(仮称)くろべ市民交流セン      ターやその他民間商業施設等の建設に伴い、今後路線バスのルート変更や路線      追加を行う考えはあるか ■5番 助田要三議員(一問一答方式)  1 総合振興計画について   (1)新石田企業団地の進捗状況について      イ)新石田企業団地から国道8号線への乗入れはいつになるか      ロ)企業団地造成等のための新たな用地確保の調査、検討、造成としているが、        既存造成地が余っているのではないか   (2)新商品・新技術開発の支援として、H30事業は、国制度の情報収集活動とし      ているが、その活動実績は   (3)就労・雇用機会の拡大について      就職定住促進事業、インターンシップ支援事業は想定していた件数に大きく届      くことができなかったとのことだが、具体的数字は。第2次での見直しや拡充      については   (4)経営安定化対策事業における方法・目的・効果は   (5)販路開拓の支援について      県や販路開拓支援機関との連携強化・情報収集活動の内容は
      (6)「くろべ牧場まきばの風」について      H19~H25までの「育成牧場」の事業主体は      H26~H29までの「牧場事業」の事業主体は   (7)借金の返済に充てられるいわゆる償還金の年平均額が事業主体の変更前で11,      214千円、変更後で4,258千円と大きな差がみられるが、その理由は   (8)第2次振興計画の「くろべ牧場まきばの風」の運営強化につい      イ)「個別事業」「H30事業の内容」共に具体的に明記かつ各々の計画額は      ロ)H30~H34計画額の「その他」とは  2 公債費負担適正化計画について   (1)H21作成の「公債費負担適正化計画」は現在使用していない。理由は、実質      公債費比率が18%未満であれば県の許可が必要ないため。現在は、適正な公      債費となるよう、毎年の予算編成の中で財政運営をしているということだがど      うなのか   (2)第2次総合振興計画において、(仮称)くろべ市民交流センターに係るH30      ~H34の計画額は。また、「くろべ牧場まきばの風」が同5年間で計画額1      3億円のうち、市債ゼロとのことですが、このとおりか   (3)第2次総合振興計画を強力・着実に実行し、結果として、想定通りの数値を確      認できる「適正な実質公債費負担計画」を作成、開示すべきであると思うがど      うか ■15番 伊東景治議員(一括方式)  1 黒部市民病院と地域医療について   (1)電子カルテや扇状地ネット導入の効果について、扇状地ネットへの参加施設の      状況、あるいは電子カルテへのアクセスや活用状況はどうか   (2)扇状地ネットを活用した連携において、あさひ総合病院と開業医や民間病院と      では活用方法に違いはあるか   (3)扇状地ネットの導入当初の狙いとICTの技術革新が進んだ最近の利用範囲や      新たな展開はあるか   (4)扇状地ネットによるあさひ総合病院との連携は、互いの病院運営にどのような      メリット、デメリットが考えられるか   (5)ネット社会の今日、情報システムのセキュリティ問題は不可避である。扇状地      ネットを利用する場合の課題はあるか   (6)大学の医学部附属病院と連携して寄付講座を設け、医師を派遣してもらうこと      ができるのなら、黒部市民病院において寄付講座の開設は医師の確保に有効な      方法とならないか、検討の余地はあるのか   (7)国と県の指導のもとで地域医療構想が推進され、本市の病院も公立病院改革プ      ランを進めているが、進捗状況はどうか   (8)本市の一般会計や特別会計、企業会計の監査を通し、市民病院の企業経営の観      点から気付いたことや今後の在り方などについての意見、助言は  2 郷土の自然や歴史を学ぶ教育について   (1)「小学生ジオパーク体験学習事業」は、新学習指導要領が目指す「主体的・対      話的で深い学び」の実現に向けたすばらしい事業である。2020年の全面実      施に向けて、教科の副読本等の検討が進んでいると思うが、黒部の自然の魅力      や立山黒部ジオパーク活動の内容を小学校の社会科の教材に取り入れたらどう      か。あるいは英語教育の教材としてジオかるたなどを作ってみてはどうか   (2)とやま科学オリンピックに出題される問題に興味を持って毎年見ている。「問      題を解きながら、いろいろな角度から私たちのふるさと富山を見つめ直し、理      解を深めるきっかけとしましょう。」という方針に準拠した内容に大いに感心      している。成績も重要であるが、是非、小中学校の授業に活用していただきた      いが、実情はどうか   (3)日本ジオパーク委員会の再認定審査の結果、立山黒部ジオパークは2年間の条      件付き再認定となった。評価の内容をみると、      ①ジオパーク活動に対する関係者間の認識にばらつきがあり、一体的な活動が      なされていない、②国立公園や県立自然公園関係者との連携不足と保全の計画      や取組みが不明瞭、③ジオパークに関する情報や解説の提供が不十分、看板が      少なく情報も難解であると指摘された。かなり厳しい指摘と思うが、今後2年      間でこれらの課題をクリアするためどう取り組むのか、検討はなされているの      か ■16番 橋本文一議員(一括方式)  1 宇奈月麦酒館と宇奈月ビール株式会社について   (1)当時の新聞報道によれば、「新幹線開業追い風」「宇奈月ビール好調増産へ」      「ビール貯蔵タンク増設予定」と報道されていた。宇奈月ビールを核とした道      の駅うなづきブランディングプロジェクト事業終了後の、宇奈月ビールやレス      トランの売上は、当初計画時とどう変化したのか   (2)決算特別委員会や予算特別委員会などで、宇奈月ビール株式会社の経営が厳し      い状況が続いていると聞いていた。毎年貸付金500万円を返済するとの約束      であった。平成25年度より約束が履行されていません。31年度の貸付金は      5,400万円である。今後の貸付金返済計画を市民に示すべきと思うが、ど      うなのか  2 新石田企業団地について   (1)新石田企業団地に入居予定であった、ソロパワー・ジャパン株式会社が、契約      解除してから1年、未売却地が長期間にわたると市の財政負担になると指摘し      てきた。昨年3月議会の答弁では、今後の未売却地については、現在、製造業      に限定している募集業種の範囲を拡大する。また、県内外他市の事例等も参考      にし、企業がより進出しやすい環境を整備するとのことであった。その後どう      ような環境整備を行ったのか、また、新たな企業の入居予定はどうなのか   (2)ソロパワー・ジャパン株式会社が入居予定であった用地は、ソロパワー・ジャ      パンのオーダーメイドで区画された。今後、新たな区画割が必要となるのでは      ないかと思うが、どうなのか   (3)昨年の3月議会で、ソロパワー・ジャパン株式会社が契約解除した場合、違約      金約460万円が発生との答弁であった。違約金支払い期限はいつか。また、      支払があったのか  3 くろべ牧場まきばの風について   (1)当初、「くろべ牧場まきばの風」の運営にあたっての基本方針と目標があった。      直営になって5年余り経過したが牧場開所当時とずれが出来ていると思うが、      現在の状況はどうなのか   (2)牧場への繰り出し金が、当初予算では、平成26年度86,916千円、27      年度40,099千円、28年度53,906千円、29年度78,030千      円、30年度97,400千円、31年度104,700千円と増加している。      その主な要因はなにか   (3)新川育成牧場から黒部市直営となって、滑川市・魚津市の負担金合計金額はい      くらだったのか。また、両市の負担金があるうちに牧場を軌道に乗せるとのこ      とであったと思うが、どうなのか   (4)当初、公設民営化を目指すとのことであった、公設民営化への道のりはどうな      ったのか   (5)昨年8月、9月と2度にわたり、事務所内金庫から現金の盗難があった。市民      から「情けない、役所は何しているのだ」「牧場などやめてしまえ」などの声      がよせられている。当局は市民の声をどう受け止めるか  4 道の駅について
      (1)市民の皆さんから、道の駅建設への期待が寄せられる一方、「道の駅の経営が      成り立つのか」「築山は無駄」「また池を作るか」「駐車場から遠い」「誘致      ゾーンは止めるべき」また、「議会が承認したのか」などの声がよせられてい      る。「道の駅(仮称)くろべ」基本計画の概要について、市民の声をどう受け      止めるのか   (2)今議会に道の駅「(仮称)くろべ」の整備及び隣接する民間開発事業に伴う市      道整備に対応するため、市道等の整備に係る業務や工事等を円滑に進めること      を目的に、道の駅整備事業として347,666千円が計上されている。これ      までの答弁では、道の駅全体の予算総額も未定。誘致ゾーンの温浴施設等への      民間業者についてもあいまい。何よりも基本計画が示されたのは、昨年12月      議会である。議論もなく予算だけが計上されて行くことになるが、どう思うか ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                 開 会 の 宣 告   午前10時00分 ○議長(辻 泰久君) おはようございます。  本日、3月定例会が招集されましたところ、出席議員は、定足数に達しましたので、これより、平成31年第1回黒部市議会3月定例会を開会いたします。  これより、諸般の報告を行います。まず、監査委員から例月出納検査の11月分、12月分、1月分及び定期監査の結果報告がありました。  お手元に配付したとおりであります。  説明は省略をさせていただきます。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                    開    議   午前10時01分 開議 ○議長(辻 泰久君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、助田要三君及び金屋栄次君を指名いたします。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から3月22日までの22日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって会期は、22日間と決定いたしました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第3、「議案第1号から議案第62号まで」、以上、62件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、大野久芳君。                 〔市長 大野久芳君登壇〕 ○市長(大野久芳君) 本日ここに、平成31年第1回黒部市議会3月定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御参集を賜り、平成31年度予算をはじめとする市政上の重要諸案件につきまして御審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。  提案理由の説明に先立ち、職員の不祥事について報告申し上げます。  去る1月17日、市発注の下水道工事に絡み、本市職員が官製談合防止法違反の疑いで逮捕され、2月7日に起訴されました。このことは、市民の皆様の本市行政への信頼を大きく裏切るものであり、痛恨の極みであります。市政を預かる市長として、市民の皆様に深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありません。  失われた市政への信頼を取り戻すための道のりは、更に厳しいものと覚悟をいたしておりますが、再発防止に向け、2月14日と15日に、本庁に勤務するすべての一般行政職職員を対象に「公務員倫理・コンプライアンス研修」を行ったほか、今回の不祥事の発生に至った問題点を洗い出し、再発防止についての具体的方策を検討するため、2月27日には「黒部市職員不祥事等再発防止委員会」を立ち上げるなど、現在、鋭意対応にあたっているところであります。今後は、内部検討や職員研修を継続するとともに、官製談合防止マニュアルの策定や、予定価格の事前公表を試行するなど、入札制度改革を進めてまいります。また、今後の公判で明らかとされる事実関係等を注視しながら、関係職員の処分についても基準に照らし厳正に行ってまいります。なお、関係業者に対しましては、1月23日から1年間の指名停止措置とするとともに、契約に基づく賠償金の請求を行ったところであります。  今回の事態を厳粛に受け止める一方、こうした不祥事に動揺し、行政の停滞や市民サービスの低下を招くことのないよう、信頼回復に向けて、職員が一丸となって誠心誠意職務に励みますことをお約束し、市民の皆様を始め関係各位に多大の御迷惑をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げるものであります。  それでは、諸般の状況等について申し上げます。  まず、最近の経済状況について申し上げます。  内閣府は2月の月例経済報告で、「景気は、緩やかに回復している。」とし、昨年1月の報告で引き上げられた基調判断を14か月連続で維持したところであります。また、日銀金沢支店は2月の金融経済月報で、「北陸の景気は拡大している。」とし、一昨年12月以降引き続き高い基調判断を維持しております。  一方、本市の状況といたしまして、富山労働局がまとめた本市の昨年12月の有効求人倍率は2.58と依然高い水準で推移しております。また、平成30年1年間の宇奈月温泉宿泊人員は、28万5,581人と、前年に比べ10.2%の減でありましたが、新幹線開業前年の平成26年と比べますと、10.0%の増となっております。昨年は大規模旅館1館が休館中であり、宇奈月温泉全体の宿泊人員は例年よりも伸び悩みましたが、個々の旅館宿泊人員は、おおむね増となっていることから、新幹線の開業効果は、依然高い水準で推移しているものと考えており、効果の持続に向け引き続き努力していくとともに、今後とも、情報の収集・分析に努めてまいります。  次に、4月20日と21日の2日間、宮野運動公園で開催される「ももいろクロ-バーZ春の一大事2019in黒部市」について申し上げます。  昨日までにメンバー4人全員が来市され、イベントや本市の魅力を大いにPRをいただきながら鋭意準備を進めているところであります。ももクロの皆さんの影響力は絶大で、ファンの皆さんを中心にSNSやインターネット上での本市への注目が集まっており、黒部・宇奈月温泉観光局によりますと、食事処、宿泊施設、見どころ等についての相談が多数寄せられているとのことであります。  また、2月13日には、埼玉県富士見市役所にて、過去の開催自治体である富士見市並びに滋賀県東近江市と、地域連携協定を締結したところであります。この協定では、知名度の向上・誘客の促進・地域産業の振興などに向け、開催自治体が相互に継続した連携協力を行うことといたしておりますが、このイベントを大きなチャンスと捉え、お互いの魅力創出や情報発信につなげていくことで、本市の交流人口の増大や地域活性化につなげてまいりたいと考えております。  イベント開催までの残された期間に、引き続き必要な準備をしっかりと行い、ももクロメンバーや全国のファン、そして市民の皆様とともに、笑顔が溢れるイベントを作り上げてまいりたいと考えております。  次に、平成31年度予算編成の基本方針について申し上げます。  地方財政の現状につきましては、地方税収入の増加が見込まれる一方で、地方が責任をもって、地方創生・人口減少対策をはじめ、福祉・医療、地域経済活性化・雇用対策、人づくり、国土強靭化のための防災・減災事業など、地方の実情に沿ったきめ細かな行政サービスを担っていくためには、その基盤となる地方財政制度の安定・充実が必要であります。このような状況から、平成31年度の国の地方財政対策におきましては、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税等の一般財源総額について、前年度を上回る水準が確保されました。  しかしながら、平成31年度の本市の財政は、歳入では、一般財源総額は、実質的に前年度並みの水準確保に落ち着くものと見込まれました。また、歳出では、近年の大型事業による市債等の継続発行に伴う公債費や社会保障関係経費、特別会計・企業会計への繰出金、公共施設の長寿命化に資する事業費などが年々増加していることから、引き続き厳しい状況が続くものと見込まれました。  こうした状況を受け、予算編成にあたりましては、本市の持続可能な財政構造の構築に向け、大きな転換期にあるという意識を持って臨みました。まちづくりの総合指針となります第2次総合振興計画の着実な推進を基本に、『選ばれるまち・住み続けたいまち“くろべ”』の実現を目指し、「選択の中の選択」による施策の重点化を進め、財源の効率的配分に努めることとしました。  特に、少子高齢化、人口減少の克服による持続的な成長経路の実現に向けた未来創造型施策に力点を置き、『「健やか・展やか・朗らか」黒部創造予算』として、住み良さのバロメーターをワンランク向上させ、トータルで評価されるまちづくりに邁進することで、黒部の持つ地域力を磨き上げ、活力創出を図るものであります。  これら基本方針のもとに予算を編成した結果、予算規模は、一般会計につきましては203億8,800万円を確保したところです。第2次総合振興計画に掲げる6つのまちづくりの基本方針に沿った施策に加え、私の選挙公約であります基本政策「健やか」・「展やか」・「朗らか」を支える重点テーマ「生きがいづくり」・「まちづくり」・「ひとづくり」に基づく諸施策を総合的、戦略的に展開していくための積極的な予算としております。  予算額「203億円」を「プレミアム」、「8,800万円」を「晴れ晴れ」に置き換え、「新時代幕開け『プレミアム晴れ晴れ』予算」と銘打ちましたが、改めて、名実ともに平成の次の時代を切り拓き、市民一人ひとりが将来に希望を持てる黒部を実感できるよう取り組みを推し進めてまいる所存であります。  また、特別会計と企業会計を加えた予算総額では441億2,894万6千円となり、前年度と比較して0.5%の増となっております。  以下、平成31年度主要施策の概要について、総合振興計画における6つのまちづくりの基本方針に沿って、その主な内容を御説明申し上げます。  まず、第1の方針「自然と共生し、安全で安心して暮らせるまちづくり」についてであります。  自然環境の保全につきましては、立山黒部ジオパーク活動の支援を通して、黒部の自然景観の魅力を再発見し、地域の活性化につなげるよう推進してまいります。  河川・海岸環境の保全と整備につきましては、関係機関との連携により、災害に強く、自然生態系に配慮した河川改修、海岸整備の促進や海岸防災林の整備と管理に取り組んでまいります。  消防・防災体制の充実につきましては、地域ぐるみで取り組む火災予防や防災意識の醸成を図るとともに、県や関係機関と連携し、地域防災力向上や大規模災害発生時における迅速な初動体制の構築に万全を期してまいります。  交通安全・防犯対策の充実につきましては、交通事故や盗難被害、消費者被害等を未然に防ぐための意識啓発や安全施設、資機材の整備など、自助・互助・共助・公助の調和がとれた地域防犯対策を強化してまいります。  次に、第2の方針「地域の活力を生み出す産業育成のまちづくり」についてであります。  農業の振興につきましては、需要に応じた米の生産や生産性向上に向けた水田フル活用、スマート農業を推進するほか、経営面積の拡大や園芸作物の導入に意欲的に取り組む経営体を支援するとともに、他の産地との差別化を図り、地産地消や6次産業化の推進による地場産品の販路拡大を積極的に推進してまいります。  水産業の振興につきましては、県と連携し、「黒部の魚」としてキジハタの栽培漁業の早期事業化に向けた放流試験を拡大することとしております。  商工業の振興につきましては、新幹線駅のある自治体を強みとした企業立地の促進に一層努めてまいります。また、商店街の空き店舗の活用や新たな開業・起業の取り組みに対し支援を拡充してまいります。さらに、インターンシップ参加やUIJターン者の就業支援などにより、市内中小事業所の就労・雇用機会の拡充を促進してまいります。  観光の振興につきましては、山・川・海がそろった恵まれた地域資源を活かし、来訪者の満足度を高める魅力を創出するなど、世界に誇れる国際観光・交流都市として多くの人々に選ばれ続ける観光地づくりにつなげてまいります。特に、立山黒部の世界ブランド化に向けて、黒部ルート開放を契機とする魅力創出・受入体制の整備に取り組むとともに、インバウンド対策、関東・関西圏等に向けた戦略的な誘客活動や、おもてなし向上の取り組み等に対し、引き続き支援してまいります。  次に、第3の方針「都市基盤の充実した住みやすいまちづくり」についてであります。  公共交通対策の推進につきましては、地域の実情に応じたバス交通網の最適化と駅舎やモビリティハブなどの利用環境の改善により利用促進を図るほか、高齢者運転免許証自主返納支援事業や高齢者ふれあい福祉事業との相乗効果を高めてまいります。  道路の整備につきましては、主要幹線・生活道路の整備を引き続き計画的に進めるとともに、歩行者空間の確保やストックマネジメント手法を踏まえた適切な維持、更新による安全・安心を支える社会インフラの形成のほか、道の駅「(仮称)くろべ」の整備に取り組んでまいります。  市街地・住宅の整備につきましては、コンパクトシティ・プラス・ネットワークの推進によるまちづくりの方向性を示す「立地適正化計画」を踏まえた都市構造の形成を図るほか、黒部商工会議所及び富山国際大学との間で締結した包括連携に関する協定に基づき、中心市街地をはじめとする地域の活性化について、様々な観点から検討を進めることとしております。  水道の整備につきましては、安全で安心なおいしい水を安定供給するため、漏水対策や老朽管の更新及び設備の改良工事を計画的に行い、普及率と有収率の向上を図ってまいります。  下水道の整備につきましては、引き続き、下水道整備率の向上を目指す中で、より効率的で効果的な整備手法を検討しながら、管渠整備や処理施設の長寿命化を推進してまいります。  公園・緑地の整備につきましては、公園施設長寿命化計画に基づき、安全で快適に利用できる機能保全とストックマネジメントに取り組んでまいります。  次に、第4の方針「健やかで笑顔あふれる、ぬくもりのあるまちづくり」についてであります。  保健・医療の充実につきましては、健康寿命の延伸を目指し、健康づくり推進体制の充実に努め、自らが自己の健康管理と増進を心がけていただけるよう、基本健診やがん検診、健康教育、健康相談を実施するとともに、個人の健康課題を把握し、食生活改善や市の総合型地域スポーツクラブと連携しながら手軽に運動に取り組む機運醸成を図り、生活習慣病予防の強化に努めてまいります。また、産前産後ケアの拡充により、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援体制を整備してまいります。  新川地域の医療拠点であります市民病院につきましては、引き続き、医師など医療スタッフの確保と育成に力を注ぎ、安全安心な医療を提供してまいります。  地域福祉の充実につきましては、市民一人ひとりが慈愛と自立、連帯の精神を持ち、年齢や障がいの有無を越えて誰もが互いに支え合う社会を目指し、地域福祉推進体制を強化してまいります。  高齢者福祉の充実につきましては、要援護者、ひとり暮らし世帯への対応や社会参加促進、生きがい対策の充実に努めるほか、介護事業所における人材の確保・定着を支援してまいります。  障がい者福祉の充実につきましては、地域社会で障がい者が自立した生活を送れるよう、障がい者の自立支援や生活支援事業を推進してまいります。  子育て支援の充実につきましては、中学生以下のお子さんがいる家族の三世代同居・近居を奨励し、出産、子育て環境のさらなる安定を図るため、「三世代ハッピーホームサポート事業」を拡充してまいります。さらに、子育て家庭の経済的負担の軽減を図るため、現在中学生までとなっているこども医療費助成の対象年齢を高校生等まで拡大するほか、誕生祝金の増額や加算新設などにより、県内トップクラスの子育て支援策を更に充実してまいります。  次に、第5の方針「豊かな心と生きがいを育み、人が輝くまちづくり」についてであります。  学校教育の充実につきましては、市単独での少人数学級の編制やスタディメイトの配置を拡充するなど、心身ともに健康で、感性と創造性豊かな人材の育成に努めてまいります。また、就学援助や奨学資金など教育費に対する経済的支援を拡大し、誰もが安心して学べる環境の充実に努めるほか、桜井・宇奈月統合中学校屋内運動場・武道場新築事業や鷹施・高志野統合中学校校舎改修事業を進めるとともに、統合中学校開校に向け、通学対策としてスクールバスを整備することとしております。  生涯学習の推進につきましては、公民館や図書館をはじめとした各種公共施設を活動の場として、誰もが自主的に、自分に合ったスタイルで学ぶことができる学習機会の充実を図るとともに、市民交流センターの基本設計に要する経費を計上しております。  芸術文化の振興につきましては、活動拠点となる施設や設備の計画的な整備・更新を図っていくとともに、優れた芸術に親しむ機会として芸術文化活動への支援を行うほか、文化財の保護と継承に努めてまいります。  本年8月から9月下旬にかけて宇奈月国際会館セレネとYKK前沢ガーデン野外ステージ及び南砺市で開催される第9回シアター・オリンピックスは、世界の優れた舞台芸術を身近で体感できる絶好の機会であり、本年は日本とロシアの共同開催となります。引き続き、県や関係市、企業等からなる実行委員会を中心に、鋭意その準備を進めてまいります。  次に、第6の方針「市民と行政がともに支えるまちづくり」についてであります。  地方創生の大命題として、都市圏からの人の呼び込みや市外への転出抑制による人口の社会減の抑制が求められております。そのため、市内への移住定住に関する取組みにつきましては、官民連携による「くろべで住もう 移住定住サポート協議会」による移住プロモーションの強化、移住体験交流団体支援や新川地域の自治体と連携した移住施策を展開するほか、住宅取得や賃貸住宅への居住支援など個々の施策の相乗効果を高め、その推進を図ってまいります。また、独身男女の出会いの場の提供や結婚支援など、黒部市で出会い、住み続けるための契機づくりに取り組んでまいります。  市民活動支援への取組につきましては、地域おこし協力隊による移住定住施策などの活動を通した地域の活性化を図るほか、市民の自由な発想を活かした事業の提案を拡充して募集するなど、市民の参画、協力を常に念頭におきながら、協働の視点でサービス・事業の供給手法・実施方法について見直しを図ってまいります。  人権尊重と男女共同参画の推進につきましては、女性がいきいきと暮らせる魅力ある地域づくりを目指し、年齢や職種等の枠を超えたネットワークづくりの強化や、商業、農業分野等において女性活躍に向けた支援を推進してまいります。  計画的行政運営の推進につきましては、公共施設の適正配置に努め、効率的な行政運営を推進してまいります。  健全財政の推進につきましては、「職員の意識改革・働き方改革」や「時代の変化と住民ニーズに応じた行政サービスの提供」などに特化した行政改革を推進するとともに、引き続き、財政運営指針に基づく財務規律の堅持と市勢発展のための投資のバランスを保ちながら、持続可能な財政運営に撤してまいります。  次に、歳入予算のうち、主なものについて御説明申し上げます。  まず、一般会計におきましては、市税収入として78億8,400万円を計上しております。各税目の見積りにあたりましては、これまでの本市の経済動向に加え、地方財政対策などを総合的に勘案し、計上したところであります。
     地方交付税につきましては、地方財政対策における国の地方交付税総額や本市の基準財政収入額及び需要額の動向などを総合的に勘案し、見込み得る額を計上いたしております。  国及び県支出金につきましては、事業の内容、採択の見通しなどの精査、把握に努め、それぞれ事業に見合った額を計上いたしております。  地方譲与税、地方消費税交付金や地方特例交付金などの各種交付金につきましては、国の地方財政対策などを基礎として積算の上、計上いたしております。  市債につきましては、公共事業などの財源として必要な額を計上したほか、国の制度による財源対策として臨時財政対策債を発行することとしております。  以上のような歳入の状況でありますが、なお不足する額につきましては、財政調整基金及び減債基金の繰入れをもって編成したところであります。  また、特別会計、企業会計につきましても、それぞれ見込み得る財源のほか、一般会計からの繰入れをもって財源調整を行ったところであります。  続いて、平成30年度補正予算について申し上げます。  まず、一般会計の補正予算についてであります。補正額は9,395万6千円の追加でありまして、補正後の予算総額を216億8,598万9千円とするものであります。  国の補正予算を積極的に活用し、防災・減災、国土強靭化に向けた施策を追加したほか、TPP協定の早期発効に対応するための農林水産業の強化策等の計上や災害復旧事業を追加しております。  また、篤志寄附によります基金積立金を追加したほか、障害者自立支援給付費、県単農道整備事業費、県単道路改良事業負担金、新川地域消防組合負担金の追加や前沢大布施線整備事業負担金、地域開発事業特別会計繰出金、過年度における国庫支出金の精算返納金を計上しております。  そのほかの補正といたしましては、新川地域介護保険・ケーブルテレビ事業組合分担金の減額を計上したほか、生活保護システム改修費、経営体育成支援事業補助金の減額や中学校建設事業の財源更正を計上しております。  歳入では、地方交付税のほか分担金及び負担金、県支出金、寄附金、繰越金、諸収入、市債を追加するほか、国庫支出金の減額の計上や基金の戻入れの調整を行うものであります。  繰越明許費は、年度内に完了しない見込みの事業費を翌年度に繰り越して執行しようとするものであります。  また、特別会計においては、事業収入の実績等を勘案の上、所要額を計上するほか、下水道事業は、国の補正予算を活用し、処理場整備費を追加しております。  専決処分は、除雪対策事業費の補正予算の承認をお願いするものであります。  予算以外の議案等につきましては、条例関係議案として、「黒部市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部改正について」等43件、その他の議案が1件、報告が1件であります。  以上、本日提出いたしました議案につきまして概要を申し上げました。なお、詳細につきましては、本会議、委員会等で御説明申し上げます。なにとぞ慎重御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げ提案理由といたします。                〔市長 大野久芳君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) これより質疑を行います。  「議案第1号 平成31年度黒部市一般会計予算」について質疑を行います。  質疑はありませんか。                〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。「議案第1号 平成31年度黒部市一般会計予算」については、委員会条例第6条の規定により、全議員をもって構成する「予算特別委員会」を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって「議案第1号」については、全議員をもって構成する「予算特別委員会」を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第4、「議会改革特別委員会の設置」を議題といたします。  本件は、黒部市議会基本条例に基づくこれまでの取組みについて、検証を行うとともに、今後とも開かれた議会づくりに専心するため、上程した次第であります。  お諮りいたします。本件については、委員会条例第6条の規定により、全議員をもって構成する「議会改革特別委員会」を設置し、これに付託の上、議会改革を推進することにいたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。よって、本件は全議員をもって構成する「議会改革特別委員会」を設置し、これに付託の上、議会改革を推進することに決しました。  以上で、本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。議事の都合により、3月4日から7日までの4日間は、本会議を休会することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、3月4日から7日までの4日間は、本会議を休会することに決しました。  なお、3月2日及び3日の2日間は、市の休日でありますので休会であります。  3月8日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、一般質問の代表及び個人質問を予定しております。  一般質問の通告書は、5日、正午まで提出願います。  本日は、これをもって散会いたします。   散会 午前10時36分...