黒部市議会 > 2018-12-05 >
平成30年第7回定例会(第1号12月 5日)

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  1. 黒部市議会 2018-12-05
    平成30年第7回定例会(第1号12月 5日)


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    最終取得日: 2023-06-13
    平成30年第7回定例会(第1号12月 5日)   平成30年第7回黒部市議会12月定例会会議録 平成30年12月5日(水曜日)                  議事日程(第1号)                            平成30年12月5日(水)                                  午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議案第78号 平成30年度黒部市一般会計補正予算(第4号)    議案第79号 平成30年度黒部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)    議案第80号 平成30年度黒部市下水道事業会計補正予算(第1号)    議案第81号 黒部市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部改           正について    議案第82号 黒部市職員の給与に関する条例の一部改正について    議案第83号 黒部市国際文化センターに係る指定管理者の指定について    議案第84号 黒部市民会館に係る指定管理者の指定について    議案第85号 黒部市宇奈月老人福祉センターに係る指定管理者の指定について    議案第86号 黒部市立中央児童センター外2施設に係る指定管理者の指定につい
              て    議案第87号 黒部市宇奈月国際会館に係る指定管理者の指定について    議案第88号 黒部市宇奈月温泉総湯及び黒部市尾沼体験交流施設とちの湯に係           る指定管理者の指定について    議案第89号 黒部市石田農林漁業体験実習館外2施設に係る指定管理者の指定に           ついて    議案第90号 黒部市明日キャンプ場及び黒部市農村文化伝承館山本家に係る指定           管理者の指定について    議案第91号 黒部市石田漁港に係る指定管理者の指定について    議案第92号 黒部市ふれあいハウス宮野に係る指定管理者の指定について    議案第93号 天神新児童公園外10施設に係る指定管理者の指定について    議案第94号 生地公園外5施設に係る指定管理者の指定について    議案第95号 宮野運動公園及び宮野墓地公園に係る指定管理者の指定について    議案第96号 黒部市吉田科学館に係る指定管理者の指定について    議案第97号 黒部市美術館に係る指定管理者の指定について    議案第98号 黒部市働く婦人の家に係る指定管理者の指定について    議案第99号 黒部市勤労青少年ホームに係る指定管理者の指定について    議案第100号 黒部市ふれあい交流館に係る指定管理者の指定について    議案第101号 黒部市郷土文化保存伝習館に係る指定管理者の指定について    議案第102号 黒部市総合体育センター及び黒部市総合公園に係る指定管理者の            指定について    議案第103号 黒部市宇奈月体育センター及び黒部市健康スポーツプラザに係る            指定管理者の指定について    議案第104号 黒部市錬成館に係る指定管理者の指定について    議案第105号 市道の路線の認定、廃止及び変更について    報告第18号 専決処分の報告について                ( 提案理由説明・報告 ) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   18人     1番 谷 村 一 成 君         2番 中 野 得 雄 君     3番 大 辻 菊 美 君         4番 柳 田   守 君     5番 助 田 要 三 君         6番 金 屋 栄 次 君     7番 柴 沢 太 郎 君         8番 成 川 正 幸 君     9番 高 野 早 苗 君        10番 中 村 裕 一 君    11番 山 田 丈 二 君        12番 小 柳 勇 人 君    13番 木 島 信 秋 君        14番 辻   靖 雄 君    15番 伊 東 景 治 君        16番 橋 本 文 一 君    17番 辻   泰 久 君        18番 新 村 文 幸 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員    な  し ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長               大 野 久 芳 君   副市長              能 澤 雄 二 君   総務企画部長           御 囲 泰 晃 君   市民生活部長           村 田 治 彦 君   産業経済部長           有 磯 弘 之 君   都市建設部長           島 津   博 君   総務企画部次長総務課長      魚 谷 八寿裕 君   市民生活部次長福祉課長      霜 野 好 真 君   産業経済部次長農林整備課長    山 本 稔 浩 君   都市建設部次長街路公園課長    熊 野 勝 志 君   会計管理者            岩 上 勝 彦 君   企画政策課長           島 田 恭 宏 君   財政課長             林   茂 行 君   総務課行政係長          武 隈   渉 君  病  院   市民病院事務局長         山 本 真 也 君   市民病院事務局次長総務課長    長 田   等 君  教育委員会   教育長              国 香 正 稔 君   教育部長             長 田 行 正 君   教育委員会事務局次長学校教育課長 能 登 昌 幸 君  代表監査委員            松 田   章 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長              鍋 谷  悟  君  議事調査課長            柳 原 真美代 君  議事調査課課長補佐         橋 場 和 博 君  主事                栗 山 久 範 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○(一般質問通告一般質問(代表・個人) ■自民同志会 高野早苗議員  1 平成31年度予算編成方針について   (1)市長として、新年度予算は初の本格的な予算編成である。平成31年度予算編      成方針を伺う   (2)タウンミーティングにおいて、「ハード事業からソフト事業へのシフト変更」      との市長発言があった。その意図について具体的に伺う   (3)10月29日~11月8日にかけて地区要望会が実施された。地区の抱える問      題はそれぞれであるが、生活に密着した切実な声だと思われる。市長提案理由      に「選択と集中」「選択の中の選択」とあるが財政上、どのように予算編成に      反映させるのか伺う   (4)先月、黒部市総合振興計画の始動と「健やか」「展やか」「朗らか」黒部の創      造!をテーマに「市長と語ろうタウンミーティング」が開催されたが、今後の      市の取り組みや進むべき方向について、活発な意見交換がなされていたのか疑      問に考える。今後の「タウンミーティング」のあり方、市政への反映について      伺う  2 北方領土返還要求運動について   (1)北海道根室市に次ぐ北方領土からの引揚者が2番目に多い当市において、学校      教育現場での現在の取り組み状況を伺う   (2)今後の北方領土返還要求運動の普及・啓発について伺う   (3)北方領土問題を含む日ロ平和条約交渉の進展を願うものである。動きが期待さ      れる今こそ、姉妹都市である、根室市と更なる連携強化を図るべきであるが伺
         う  3 「ねんりんピック富山2018」について   (1)先月3日から6日まで富山県全市町村を会場に開催された「ねんりんピック富      山2018」の結果について伺う   (2)経済効果ならびに、開催期間中の各地の入込客数について伺う   (3)今後行われる大規模イベントへの活かし方について伺う  4 観光振興について   (1)先月、台湾で開催された旅行見本市「2018台北国際旅展」に初めて2市2      町(本市、魚津市、入善町、朝日町)の広域連携で取り組まれ、そろって、首      長が参加された。2市2町の首長が参加し取り組まれた観光PRの意義について      伺う   (2)当市で来年開催予定の「ももいろクローバーZ春の一大事」及び「シアターオ      リンピックス」の取り組み状況について伺う  5 「重点道の駅(仮称)くろべ」について   (1)第2次総合振興計画重点事業として位置づけられている「道の駅」は平成3      3年度中開業をめざし、検討が進められている。現時点での事業規模(事業費、      建築面積、売り場面積)について伺う   (2)道の駅の運営形態や責任分担について伺う   (3)基本設計の検討概要に記されている、築山や池を設ける意図について伺う  6 連携排砂による黒部川の現状について   (1)出平ダム宇奈月ダム連携排砂が今年度6月27日から29日と、7月5日か      ら7日の計2回実施されたことにより、黒部川の河床が上昇している。現在の      黒部川の土砂堆積状況について伺う   (2)「黒部川ダム排砂評価委員会」で取り上げ議論されるよう国・県及び関係機関      に対し強く働きかけるべきでは、見解を伺う  7 外国人労働者受け入れ体制について   (1)外国人労働者受け入れ体制について、本市の方針について伺う   (2)現時点での本市の業種別の外国人技能実習生数について伺う   (3)今後、外国人が増えることが予想される医療体制について伺う  8 10月に行われた黒部市議会議員選挙をうけて   (1)黒部市議会議員選挙が行われる事前の告知やPRが足りなかったのではないか   (2)立候補予定者事務説明会、ならびに届け出書類事前審査の開催を、時間に余裕      を持たせ早い時期に行うことができないものか   (3)選挙ポスター及び掲示板について、選挙管理委員会は把握並びに確認がなされ      ていたのか伺う ■自民クラブ 伊東景治議員  1 2019年度予算編成方針について   (1)2019年度予算は、市長にとって初めての本格的な予算編成となる。予算規      模と予算編成に対する基本的な考え方について   (2)タウンミーティングで市長は「常々ハードからソフトへ事業の重心を移したい      と考えている」とのことであるが、ハード事業ソフト事業の基本的な認識、      考え方について   (3)市長の意図する優先課題推進枠とは、具体的にどのような事業を示すのか   (4)ソフト事業重視に対して、現在整備されている市道前沢植木線市道新堂中新      線いわゆる「背骨道路」の4車線化、三日市区画整理事業などの完成時期はど      うなるか  2 安全・安心で働きがいある環境づくり   (1)教職員の勤務時間の管理のために、出退勤の時刻を把握しているとのことであ      るが、その方法は。また、勤務実態はどのようになっているのか   (2)教員多忙化解消の対策について、2018年度より部活動指導員配置が事業化      され、4人配置された。また、スクール・サポート・スタッフを2名配置され      ている。その実施状況と効果、今後の多忙化解消への取組みについて   (3)障がい者雇用枠について、水増し問題が次々と明るみになり、本市も雇用率が      半分以下であった。2019年度の職員採用において、障がい者の働ける雇用      においてどのように対応したのか。今後の見通しは   (4)市内のコンビニやスーパーなどで外国人を見掛ける機会が多くなった。本市に      おける外国人労働者の実態はどうか。市内にある受入れ企業との連携はどうか   (5)外国からの留学生や技能実習生による犯罪やトラブルが目立つようになった。      言葉や文化・習慣、労働環境、地域住民の意識等の違いを克服し、外国人が地      域と共生するためには、どのような取り組みが求められるか   (6)感染症の対策について      首都圏を中心に風疹の感染が拡大している。日本では排除常態となっているウ      ィルスも、日本の海外旅行者訪日観光客などが増加することにより海外から      持ち込まれるリスクが高くなることが予測される。      インフルエンザのワクチン接種、ロタウィルス、風疹、麻疹(はしか)、B型      肝炎などワクチンで防げる病気(VPD)への理解とそのワクチンの定期的接      種化を推進するべきと思うが  3 産業振興について   (1)労働力不足の現状において、労働生産性の向上は喫緊の課題である。「生産性      向上特別措置法」では、中小企業者先端設備等を導入し生産性向上を目指す      ために作成する先端設備等導入計画を市町村が認定するに当たっては、労働生      産性の向上を判断基準として設定することとしている。本市の取組みの状況は   (2)石田新企業団地入居状況はどうなっているか。新たな企業の誘致だけでなく      市内の既存企業で新規を含めた事業の拡大を検討している企業があれば、入居      枠に入れ、遊休地の解消につなげるべきではないか   (3)黒部市と黒部商工会議所、富山国際大は先月、地域経済や観光、教育などの分      野で幅広く連携・協力する包括連携協定を結んだ。協定の内容と今後の取り組      みについて伺う   (4)道の駅(仮称)「くろべ」について、全体像がまだ見えないが、総合公園に隣      接するという特徴をもつことから、総合公園と一体的な整備を検討し、各種イ      ベントへの対応や夜間走行可能なランニングコース等の新設など立地条件を効      果的に活かす考えはないか  4 観光振興について   (1)関電黒部ルートの開放について      1万人の観光客をいかに多く、宇奈月温泉や黒部への訪問、滞在につなげるか。      来訪者の満足度を上げるためには、おもてなしやPRはもちろんであるが、欅      平パノラマ展望ツアーのように、宇奈月温泉から黒四ダム区間での新たな観光      商品を開発するよう取り組むべきではないか   (2)観光客の増加が見込まれる中で、鐘釣、欅平など利用客が多い場所での安心し      て食事や休憩できる施設の充実が必要ではないか   (3)今回市長が富山湾・黒部峡谷・越中にいかわ観光圏協議会として、台湾プロモ      ーションのため台湾を訪問されたが、プロモーションではどのような手ごたえ      があったか   (4)「日台観光サミット」が2019年5月23~26日に富山県で開催されるこ      とになった。これを契機に交流促進に向けどのように取り組んでいくか  5 統合された公共施設の利活用について   (1)(仮称)くろべ市民交流センター建設基本構想の検討の中で、駐車場対策が      議論された。旧北陸銀行の跡地利用については検討せずとのことであったが、      現在も同じ考えか   (2)図書館宇奈月館歴史民俗資料館は、くろべ市民交流センター(仮称)の整備
         に伴い、その図書館機能資料館機能の在り方について検討はなされているの      か   (3)(仮称)くろべ市民交流センター整備完了後の処分について、三日市公民館、      働く婦人の家、市民会館は、3施設とも中心市街地にあり、跡地利用が期待で      きる。現図書館についても同様であり、早急に検討すべきと思うが   (4)中学校統合後の施設(校舎、体育館、グランドなど)の利活用について、公共      施設の再編計画では、廃止となった施設は売却処分が基本との考えであるが、      地域との合意形成を図り処分を検討すべきではないか  一般質問(個人) ■3番 大辻菊美議員  1 台風21号に伴う市の対応について   (1)避難行動支援者個別計画の効力について      本市では、36名の方が避難されましたがその際に避難行動支援者個別計画      が効力を発揮されていたのか   (2)避難者の夜間移動について      避難者を夜間に帰宅させるのは、危険なのでは   (3)避難所での対応について      避難所では高齢者の多い中、非常食として乾パンが配布されたとのこと。避難      所の状況を把握しているのか   (4)情報の提供、共有について      各地区がどのような状況でどのような対応をしたのかという情報を各地区へ提      供、または共有はされないのか   (5)防災ラジオ普及啓発及び生活保護世帯について      災害時の情報を得る一つの方法として防災ラジオ普及啓発に取り組んでいた      だきたい。生活保護世帯防災ラジオを提供すべきではないのか   (6)台風21号後の課題と対応について      台風21号で色々な課題が出てきたと思うが今後の対応は  2 環境問題、温暖化防止への取り組みについて   (1)ごみの減量化・リサイクル事業について      本市は、3R推進のため市民の分別排出、適正処理意識の啓発を行っているが      どのように取り組んでいるのか   (2)とやま環境チャレンジ10について      県から指定された小学校において環境チャレンジ教室を実施しているが一部の      児童しか授業を受けることができない。市内の小学4年生が全員等しく学ぶ機      会を設けるべきでは   (3)富山県地球温暖化防止活動推進員について      地球温暖化防止推進員を増やす事によって地球温暖化や3R,食品ロスなどの      環境問題について普及啓発につながるのでは ■8番 成川正幸議員  1 都市公園の活性化について   (1)本市における「都市公園」について現状と課題をどのように捉えているのか伺      う   (2)行きたくなる公園に変えるために、中途半端で魅力が少ない公園を特徴を持っ      た公園に整備出来ないか伺う   (3)本市でも「パークマネジメント」の導入出来ないか伺う  2 子どもたちの外遊びについて   (1)「子ども・子育て支援事業計画」の基本理念に「子どもの声が聞こえる明るい      まち」とあるが昨今、子どもたちが外で遊ぶ声を聴かなくなった。今の子ども      たちの遊びの現状をどう見ているか伺う   (2)本市に「冒険遊び場」いわゆる「プレーパーク」を整備してはどうか伺う   (3)子どもたちが安心して外遊びが出来るようにフォローをする外遊び指導員の養      成講座を開催してはどうか伺う   (4)次期の「黒部市子ども・子育て支援事業計画」に外遊びの重要性を盛り込めな      いかどうか伺う  3 障がい者就労について   (1)本市は教育委員会を含め11.5人が不足していたと報道された。現状と今後      どのようにしていくのか伺う   (2)現状の業務内容、そして今よりも増加する障がい者の業務内容はどのようにな      るのか伺う   (3)企業と障がい者とのマッチングを今以上に強化、サポート出来ないか、現状と      合わせて伺う ■10番 中村裕一議員  1 石田フィッシャリーナについて   (1)平成29年度予算に付いていた石田フィッシャリーナセミナーハウス大規模改      修工事は、平成31年度予算ではどのような方向付けであるか   (2)石田フィッシャリーナ収容可能隻数は、どれだけか。また、現在の状況はど      うか   (3)石田フィッシャリーナの五台の防犯カメラの効果はどうか   (4)石田フィッシャリーナの浮き桟橋の中に、干潮の時、降りにくい箇所が五箇所      あるが、対策は  2 高齢者の福祉(紙おむつ類の支給について)   (1)市の高齢者の福祉では、おおむね65歳以上の寝たきりの人や認知症で要介護      3以上の高齢者にどのように紙おむつ類を支給しているのか   (2)高齢者の福祉において指定の種類の中から選んで市が業者に委託して配達して      頂けるのは有難いが、好みの紙おむつを選択できないのではないか   (3)ある市町では「紙おむつ給付券」を持って好みの薬局へ行って好みの紙おむつ      を買う事ができるとか、紙おむつの領収書を持って市役所へ行けばお金が支給      されるとかあると聞くがどうか   (4)最近は紙おむつの種類も多くなり、「消臭力のかなり高い」「吸収力がかなり      高く、おむつかぶれの心配がほとんどない」、「逆流しないで、失禁した感覚      がほとんどなく、朝までぐっすり安眠を促せるタイプ」などのおむつがあり、      市でも要望に合うように紙おむつの配達と紙おむつ給付券の支給と、どちらか      を選択できるようにしたらどうか ■1番 谷村一成議員  1 大野市長の旧黒部市議会議員就任時の所感について   (1)1991年2月に旧黒部市議会議員に初当選された時の出馬のきっかけや理由、      そして決意は。また、1年目に特に取り組んだことは  2 国際化への対応について   (1)今後の国際交流取り組みと国際化への考えについて   (2)市長は就任後、海外姉妹都市および国際友好都市への訪問をまだしていないよ      うだが、計画などは。特に、三陟市の金良鎬市長は、今年7月に韓国統一地方      選挙にて再選しているので、今後の交流のさらなる発展のため市長自ら表敬訪      問してはどうか   (3)市が目指している子どもたちの姿は。国際交流の中で子どもたちの英語力をど      のように活かすのか   (4)英会話科という特色を持っているが、英語を読むこと、書くことにおいての全      国小学校との差について
      (5)英会話科教育を行うにあたり、教師はどのような能力を必要とするのか、また      黒部の教師へはどんな期待を持っているのか   (6)ALT、JAT、担任教師の三人体制の場合、ALT、JATが授業で活躍し      ていると考えられるが、担任教師外国語科における資質・能力について、他      の市町村との差は出ないのか  3 農業政策について   (1)担い手不足、高齢化に対する対策は   (2)農業の6次産業化の推進状況について   (3)6次産業化認定には、農業者が単独で又は共同して、総合化事業に関する事業      計画に対する農林水産大臣認定制度があるが、現在の認定事業者数は   (4)「富富富」のマーケティング戦略は   (5)6次産業化支援事業により、独自ビジネスモデルを作れないのか  4 相続窓口について   (1)それぞれについての相談件数状況は   (2)相談内容、改善・解決状況、個人情報などの管理は、どのようにしているのか   (3)相談後のフォローはどのようにしているのか   (4)少子化問題の対策として、市でも様々な対策を講じているが、子供1人を育て      るのにかかる費用が増加しているため生活面での不安があると思うが、そのよ      うな相談を受けライフプランアドバイスを行う考えはないのか ■14番 辻 靖雄議員  1 さらなる安心・安全の市民病院をめざして   (1)古くなった病棟の大改築の計画はあるか   (2)認知症対策へまず「もの忘れ外来」の設置を   (3)医療ミスの防止策とセカンドオピニオンの取り組みは   (4)看護師不足の解消の秘策はあるか  2 地区要望の対応策について   (1)今年度の現状と感想は   (2)採用件数を30%から40%への努力は   (3)ハードからソフトへの事業転換の真意は   (4)これまでの「地区要望」のあり方を根本的見直しはあるか  3 学童保育の運営について   (1)現状と課題は   (2)指導員の不足解消に募集の周知徹底を   (3)急増する学童に対するスペース確保計画は   (4)桜井小学校の学童保育クラブの合併はあるか   (5)こども支援課に「学童保育係」の設置を  4 コンパクトシティーの推進について   (1)立地適正化計画の今後の取り組みは   (2)旧北銀跡地へのアプローチは   (3)「区画整理地」などの用途地域への居住誘導策は   (4)パッシブタウン第2期計画への支援は   (5)髙橋川の「矢当橋」の架け替え計画は   (6)電鉄黒部駅のトイレの改修計画は   (7)歩行者空間を設定した「にぎわいづくり」の支援策は   (8)市街地活性化へ「電気バス」の走行計画は   (9)鉄道の駅(23か所)を活用した「まちづくり」の支援策は   (10)高齢者の足となる「デマンドタクシー」の活用計画は ■6番 金屋栄次議員  1 医療の充実について   (1)現在旧生地東部保育所と旧生地幼稚園の市有地が遊休地となっており、これら      を利用して医院の設置をできないか  2 黒部市の海岸に関する観光について   (1)日本のみならず世界に黒部市の海岸から眺める富山湾の壮大なロケーションを      ピーアールしては  3 PFIによるバイオマス利用について   (1)利用している燃料の価格と種類と量は   (2)造りだされる電気量は   (3)この電気をどのように利活用し利益を上げているのか   (4)総事業費のうちわけの詳細は   (5)費用対効果は ■7番 柴沢太郎議員  1 土地・家屋の所有者不明化とその対応について   (1)固定資産税の課税業務を行うにあたって、相続登記未了が広がることに伴う影      響や課題について伺う   (2)相続人代表者指定届、ならびに納税管理人申告書が提出されている数、そして      近年の動向・今後の見通しについて。また市外在住の相続人代表者指定数を伺う   (3)土地・建物における固定資産税法定免税点未満の納税義務者で、市外在住で納      税通知書が送付されていない納税義務者数を伺う   (4)課税上、納税義務者の死亡による相続登記未了での調査は相続人のどの程度の      範囲まで行われているのか。また固定資産税法定免税点未満の納税義務者の把      握・調査について伺う   (5)これまで固定資産税の課税保留・公示送達が行われた件数は。また所有者不明      (居所不明)・相続人不存在の土地の筆数・家屋の棟数について伺う   (6)現在、特定空家に認定されている物件の中で、所有者不明、相続放棄等の理由      から、対応が困難な状況に陥っている物件は存在するのか   (7)地籍調査が、昭和48年以降行われていない理由は。特に用途地域で地籍調査      が行われていない理由、地籍調査を行う場合の課題について伺う   (8)土地が荒廃したり、家屋が廃屋化することを未然に防ぐため固定資産税納税通      知書を送付する際、定期的に土地・家屋に対する適正管理や相続登記について      普及・啓発することが重要だと考えるが   (9)様々な問題が生じた場合、調査が困難にならないよう固定資産所有者情報の把      握・管理に、より力を入れ取り組むことが求められていると考えるが見解を伺う ■16番 橋本文一議員  1 小中学校のエアコン設置について   (1)小学校普通教室及びランチルーム等のエアコン設置状況はどうなのか。また、      2020年4月に統合する宇奈月・鷹施・高志野・桜井、それぞれ中学校の普      通教室及び特別室のエアコン設置状況はどうなのか   (2)中学校のエアコン設置は、統合まで待つのではなく、来年の夏に間に合うよう      設置すべきである。また、小学校ランチルームへのエアコンを設置すべきであ      る。どうなのか  2 新幹線黒部宇奈月温泉駅について   (1)駅周辺の借地現状と借地解消に向けての考えと取り組みは   (2)西口芝生広場や東口芝生広場の利用は、全くないと言える。計画段階から見て、      現状をどのように思うか   (3)駅周辺駐車場の利用状況と西口駐車場有料化への考えは   (4)東口ロータリー広場の一般車等乗り入れ改善への考えは
      (5)2024年、黒部ルートが一般開放されると黒部を訪れる観光客が増加するこ      とが予想される。2024年に向け新幹線駅周辺の取り組みは  3 漁業法について   (1)黒部の漁業をまもり育てていかなければならない。漁業法の改正で漁業者への      漁業権・漁業調整委員会・遠洋沖合漁業の影響はどうなるのか ■4番 柳田 守議員  1 地域防災体制及び防災基盤の整備推進について   (1)全ての災害への備えは必要ではあるが、本市においては、ゲリラ豪雨等による      水害や土砂災害の可能性が一番高いと考える。平成22年9月、時間50ミリ      を超える雨が局地的に降り、三日市地区等で被害があったと記憶している。近      年の雨量の(1時間・1日)の特徴と合わせて被害の状況をお聞きしたい   (2)本市の指定緊急避難場所及び指定避難所は兼ねて指定され、現行は77施設あ      るが、自主避難を含め、近年の避難所の開設状況・実績をお聞きしたい   (3)避難所開設にあたっては、災害の規模にもよるが市職員のみで対応できるもの      ではない。先の台風21号の際の自主避難所開設の判断は、賢明であったと思      うが、各地区の防災会との連絡体制等に問題があったと聞く。今後の避難所開      設の際の自主防災組織との連携の在り方についてお聞きしたい   (4)平成27年2月、市内118の自主防災組織、16地区の連合防災会を包括す      る「黒部市自主防災会連絡協議会」が設立され、防災にかかる研修会等を年次      的に進めていくとされた。協議会のその後の活動状況をお聞きしたい   (5)合併後の平成19年に荻生地区で行われた市防災訓練から今年の前沢地区まで、      10回、12地区で実施された。毎年少しづつ訓練内容は見直されているが、      基本的には変わっていないと思う。市内一巡後に訓練のありかた、内容を見直      す考えはないか   (6)市民の皆様の生命を守るには的確な情勢判断と情報伝達が最も重要と考える。      6月補正予算で防災行政無線デジタル化設計業務委託費4,500千円が予算      化されたが、平成34年(2022年)11月までの間のデジタル化に向けた      整備スケジュールをお聞きしたい   (7)第2次黒部市総合振興計画実施計画ではデジタル化に向けた計画額は、概ね1      5億円とされる。大変大きな額ではあるが、市民の皆様の生命・財産を守るた      めには必要不可欠なツールの一つと考える。災害の種類、時間にもよるが屋外      拡声子局や戸別受信機(防災ラジオ)は有用と思う。整備に尽くしていただき      たい。特に現在屋外拡声子局が整備されていない、若栗、前沢、荻生の一部、      田家の一部等の解消と市内全域、市民全員が等しく享受できるような整備をご      検討願います  2 黒部宇奈月温泉駅の利便性の向上対策について   (1)5年後に予定される黒部ルートの一般開放は、県東部の玄関口である黒部宇奈      月温泉駅の重要性を飛躍的に拡大させると考える。しかしながら、現行は単に      交通結節の拠点に過ぎないと考える。9月議会報告を受け、いかに検討された      か。あるいは検討されているかお聞きしたい   (2)新幹線開業から満4年近くになる。地鉄側の南口ロータリーの混雑に比べ、東      口ロータリーは、相変わらず閑散としている。賑わい創出のため、乗り入れは      公共交通やタクシーのみとする現行制度の見直しも必要ではないのか   (3)市直営の「地域観光ギャラリー」の入館者にも影響があると考える。観光客や      出張で来市される方々も、あの素晴らしい施設の「観光ギャラリー」の存在を      知らずに帰られる方も多いと聞く。利用者増加対策及び周知対策をお聞きした      い   (4)新幹線で通勤、通学されている方は「あいの風黒部駅」と違い、多くはないと      思う。まずは、東口ロータリーへの一般車の乗り入れも含め検討していいので      はないか   (5)5年後の「黒部ルート」の一般開放を鑑み、駅周辺の利便性の向上や賑わい創      出は喫緊の重要課題と考える。「観光くろべ」の推進やPRに邁進されている      市長のご見解をお伺いします   (6)11月全協で黒部宇奈月温泉駅の乗降人数調査結果が報告された。一定の乗降      客の動向をみると観光客、ビジネス客とも開業効果は続いていると感じる。J      R西日本に対し、「つるぎ」の延伸や「はくたか」の増便などの要望活動や「      黒部名水マラソン」に引き続き支援を頂く等の相互連携は重要であると考える。      改めて市長のご見解をお伺いします ■2番 中野得雄議員  1 出産お祝い金について   (1)市長当選前に発言されていた、出産祝い金増額はいつから実施しいくらの支給      額となるのか伺いたい。また、当市においては第3子3万円・第4子以降10      万円ですが、入善町と比較すると少なすぎる。子供は市の宝ですからどんどん      出産していただきたい。そのためにも、大幅な出産祝い金の支給を望みますが      可能か伺います。ちなみに今年度においては4子は5家庭に誕生しています  2 有害鳥獣対策における当市の施策について   (1)黒部市において、猪捕獲用檻・罠等の保有台数と利用頻度について伺いたい   (2)黒部市では、罠・狩猟資格(免許)の補助金はいくらなのか伺いたい。また、      今後減少していく狩猟に携わる人員の確保をどう考えているのか   (3)第2次黒部市総合振興計画の中で有害鳥獣の被害面積を2027年までに約2      9%まで減少させるとしているが、その方法と根拠を伺いたい   (4)狩猟家人口を今後も維持するうえで、小学生・中学生にも現実を見てもらい将      来の罠・狩猟に興味を持ってもらうよう、子供教育を実施してほしいが取り組      みを実施する予定はあるのか伺いたい   (5)来年完成する鳥獣の加工施設の進捗状況と、その展望について伺いたい  3 聴覚障がい者に配慮した放送のあり方について   (1)当市については、聴覚障がい者が登録確認できている数は240人おられます      がせっかく素晴らしい当局の発言や、議員の活動報告を行っても障がいをお持      ちの方には残念ながら伝えることが出来ません。弱者に配慮することこそ行政      に求められる事案と考えます。聴覚障がい者の皆さんに市から発する情報やお      知らせを知っていただくため手話・テロップなどの放映を行っていただけない      か伺います  4 公共施設利用の中学生まで無償化について   (1)当市の幼保・小・中のスポーツ施設年間利用者数は何人か、また、それに伴う      年間徴収金額はどれだけか伺いたい   (2)当市は一人1スポーツを提唱しスポーツに関しては年間イベントも多く実施さ      れていますが、児童から使用料を徴収するのは理解できない。せめて、中学生      の利用まで無償化し、子育て支援の一環として、市内多くの児童・学生に利用      促進してもらい、スポーツ都市黒部・市民1人1スポーツを提唱して元気な子      ども、各スポーツのエキスパートを輩出するため是非無償化できないか伺いた      い ■12番 小柳勇人議員  1 来年度予算編成に関して   (1)一般財源予算額の見通しについて伺う。また、第2次総合振興計画編成時の財      政見通しでは、平成31年度の投資的経費を7億4700万円と見込んでいた      が、現時点ではどの程度を見込んでいるか、その理由と併せて伺う   (2)基準財政需要額について、年次的に包括方式や、個別係数の見直し、トップラ
         ンナー方式の採用による減少要素があるが、平成31年度の予算編成にあたり、      どの程度の影響なのかを伺う   (3)平成31年度予算編成において、他会計への繰出金について増減要素とその内      容について改めて問う   (4)平成30年度予算編成から、ワイズスペンディングと呼ばれる、社会持続性の      高い事業を優先していく考え方が採用されている。来年度予算編成において、      どのように継続していくのか、所見を伺う。また、安定した市税収入を得るた      めの視点もワイズスペンディングの一つだと考えるが、その所見を伺う  2 黒部峡谷に関する観光施策について伺う   (1)黒部ルートの一般開放について、その内容と今後のスケジュールを伺う   (2)一般開放されることについて、黒部市として期待すること及び黒部市の役割、      そして今後の取組方針について伺う   (3)黒部ルート一般開放、宇奈月温泉開湯100周年、黒部峡谷鉄道開通100周      年など明るいニュースが予定されている。その中で、今議会に宇奈月国際会館      セレネの指定管理者が非公募方式にて変更される議案が上程されているが、変      更理由と新たな指定管理者に求める目標、及び来年度以降の市としての関わり      方について伺う  3 放課後児童クラブへの市の関わり方について   (1)労務管理、新規加入様式など、市が主導し、市内各クラブで統一した基準が整      備されてきている。今後は、主導していく方針について伺う   (2)子育て支援事業について、金銭的な支援も重要と考えるが、働きながら子育て      できる、「家庭の子育て支援をする役割」を支援していくことがより重要だと      考える。放課後児童クラブを視察されたことを踏まえ、市長の所見を伺う ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                  開 会 の 宣 告   午前10時00分 ○議長(辻 泰久君) おはようございます。  本日、12月定例会が招集されましたところ、出席議員は、定足数に達しましたので、これより平成30年第7回黒部市議会12月定例会を開会いたします。  これより諸般の報告を行います。  監査委員から例月出納検査の8月分、9月分及び10月分の結果報告がありました。  教育長から、平成30年度教育委員会事務の点検評価の報告(平成29年度分)がありました。  お手元に配付したとおりであります。  説明は省略をさせていただいます。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                   開    議  午前10時01分 開議 ○議長(辻 泰久君) これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により大辻菊美君及び柳田守君を指名いたします。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から12月20日までの16日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、会期は16日間と決定いたしました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(辻 泰久君) 日程第3、「議案第78号から議案第105号まで」及び「報告第18号」、以上29件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、大野久芳君。                〔市長 大野久芳君登壇〕 ○市長(大野久芳君) おはようございます。  本日ここに、平成30年第7回黒部市議会12月定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御参集を賜り、市政上の重要諸案件について御審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。  まず始めに、去る10月2日、第4次安倍改造内閣が発足し、宮腰光寛衆議院議員が内閣府特命担当大臣に就任されました。大臣への就任は、本市出身の国会議員では初めてのことであり、4万2千市民とともに心からお祝い申し上げます。宮腰大臣には、沖縄及び北方対策担当をはじめ計8分野を兼務されるため、その職務はまさに多忙を極めることとなりますが、健康に十分に御留意なされ益々の御活躍を祈念申し上げるものであります。とりわけ本市にとっての関心事であります北方領土返還要求運動に関しましては、昨今、改めて日露平和条約締結と歯舞群島及び色丹島の2島先行返還論が取り沙汰されるなど、大変重要な時期を迎えておりますが、大臣がこれまで培われた御見識と御経験を遺憾なく発揮され、日露両国間の交渉が成功裏に進展することを期待いたしております。  それでは、諸般の状況について申し上げます。まず、黒部ルートの一般開放について申し上げます。  去る10月17日、「黒部ルートの一般開放」について、県と関西電力が最終合意したことが報じられました。本市はもとより富山県全体に取りましても誠に喜ばしく、昭和30年代から綿々と続いてきた県民の悲願がいよいよ現実化することに、黒部市長として万感胸に迫る思いであります。これまで議論や調査研究を重ねてこられた「『立山黒部』世界ブランド化推進会議」の皆様や石井富山県知事をはじめとする県当局、更には「立山黒部を愛する会」の皆様など関係各位のこれまでの御努力と関西電力株式会社の並々ならぬ御理解に、改めて深い敬意と謝意を表するものであります。  黒部ルートの一般開放が予定される2024年に向けては、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催、2023年の北陸新幹線敦賀までの延伸、そして宇奈月温泉開湯100周年などのビッグイベントが続き、2025年には大阪万博の開催も決定したところであります。それまでの間、県と関西電力には、安全対策や運営方法の協議・検討に万全を尽くされますことを期待いたしますとともに、本市といたしましても、県内最大の観光地である立山黒部アルペンルートと宇奈月温泉が黒部ルートを介して直結することを大きなビジネスチャンスと捉え、近隣市町と協力しながら国内外の誘客拡大に向けたトップセールスを含め、これまで以上に宣伝PR活動を強化するとともに、周遊型・滞在型旅行商品の開発や外国人観光客受入体勢の充実などに、引き続き全力を注いでまいる所存であります。  次に、ねんりんピックについて申し上げます。先月3日から6日までの間、県内全市町村を会場に「第31回全国健康福祉祭とやま大会・ねんりんピック富山2018」が開催され、大勢の参加者で賑わいました。本市で実施されました2種目のうち、まず、ソフトバレーボール交流大会については、全国から67チーム・479人を迎え、市総合体育センターで2日間にわたる熱戦が繰り広げられました。また、俳句交流大会については、主会場のセレネのほか宇奈月温泉街など市内4か所を吟行会場として開催し、当日参加の373人から730句の投句があったほか、事前の募集句でも応募が1万句を超えるなど、大いに盛り上がりました。  もとより大会の成功は、おもてなしの心で御協力いただいた市議会議員の皆様をはじめ、市民各位や関係機関の皆様方のお陰であり、こうした経験を、来年本市で開催予定の「ももいろクローバーZ春の一大事」や「シアター・オリンピックス」などの大規模イベントに、活かしてまいりたいと考えております。  次に、平成31年度予算編成方針の概要について申し上げます。国の平成31年度概算要求基準では、「経済財政運営と改革の基本方針(いわゆる骨太の方針)2018」で示された「新経済・財政再生計画」の枠組みの下、引き続き手を緩めることなく本格的な歳出改革に取り組むため、予算の中身を大胆に重点化することとされました。また、来年10月1日に予定されている消費税率引上げに伴う需要変動に対して機動的な対応を図ることが示されております。地方財政の見通しとしては、地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額について、平成30年度地方財政計画の水準を実質的に確保するとされておりますが、消費税増税による駆け込み需要とその反動減といった景気変動と、税制改正の内容や国の予算編成における「地方財政対策」、そして「新しい経済政策パッケージ」の動向等を十分注視していく必要があります。  一方、本市の財政状況につきましては、人口減少や超少子高齢化の度合いが更に深刻化することによる市税収入の減少や社会保障関係経費の増加で予想される財源不足に加え、大型建設事業債及び臨時財政対策債の継続発行に伴う後年の公債費の増大と公共施設の更新時期の集中など将来の財政負担への対応といった課題が残る中、地方交付税にかかる合併特例措置が段階的に縮減されてきており、更に厳しい財政環境下での予算編成となることが必至であります。  以上のことから、平成31年度の予算編成に当たりましては、義務的経費を除き、一般財源ベースで一般行政経費は前年度当初予算額の範囲内、政策的経費は総合振興計画で設定している額の範囲内とする要求基準を設定いたしました。歳出の増大に結びつく新たな政策を行う場合、他の歳出の削減若しくは増収により財源を確保しなければならないとする予算統制を念頭に、「選択と集中」、更には「選択の中の選択」により施策の優先順位を明確化させるなど徹底した事業の重点化を行うとともに、施策の対象、目的などが類似している事業の統廃合を進めることを旨としております。  その上で、少子高齢化という最大の壁に立ち向かい、持続的な地域活力創出を図る施策で、高い効果が見込めるものについては、『健やか・展やか・朗らか』黒部の創造に向けた優先課題推進枠として、既存施策の枠組みや従来の発想にとらわれることなく、要求に上限を設けないこととしております。  財政状況が厳しい中にあっても、第2次総合振興計画及び各種計画を着実に推進し、「選ばれるまち・住み続けたいまち“くろべ”」を目指して、黒部市の未来を切り拓き、市民一人ひとりが将来に夢と希望を持ち続けられるよう、市勢発展のための投資と持続可能な財政構造の構築に向けた財務規律の堅持のバランスを保ちながら、本市が直面している諸課題に的確に対応してまいりたいと考えております。  それでは、本日提出いたしております議案につきまして御説明申し上げます。  まず、予算関係について申し上げます。議案第78号は、「平成30年度黒部市一般会計補正予算(第4号)」であります。補正額は、1億5,089万7千円の増額であり、補正後の予算総額を214億4,203万3千円とするものであります。  歳入歳出予算の補正の概要について申し上げます。  職員給与費等につきましては、給与の更正及び改定に伴い、計上する各款にわたり補正をいたしております。  総務費は、平成31年4月執行予定の県議会議員選挙について、今年度内に執行を要する経費を計上したほか、篤志寄附によります、ふるさとサポート基金の積立金の追加や地方税共通納税システム導入費を計上しております。  民生費は、篤志寄附によります社会福祉振興事業基金の積立金を追加したほか、国民年金システム改修費などの追加や富山県介護基盤緊急整備特別対策事業費補助金の返還手続に係る経費を計上しております。  衛生費は、納骨堂の納骨室返還使用料還付金を追加しております。  農林水産業費は、台風21号被害への対応として国の一次補正予算による経営体育成支援事業補助金を追加するほか、農作物台風被害緊急対策事業費やビニールハウス等復旧支援金を計上しております。  土木費は、道の駅整備事業について、国庫支出金交付決定に伴う事業費調整を計上しております。  教育費は、篤志寄附によります教育文化振興基金の積立金を追加したほか、小学校施設維持管理に係る改修費を追加しております。  災害復旧費は、7月4日から8日にかけての豪雨被害に係る林道明日線の復旧事業費などを追加しております。  これら補正の財源といたしましては、使用料及び手数料、国県支出金、寄附金、諸収入、市債のほか繰越金を充当するとともに、繰入金を更正することとしております。  議案第79号は、「平成30年度黒部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」であります。職員給与費等を追加したほか、療養給付費等負担金などの前年度精算返納金を追加しております。  議案第80号は、「平成30年度黒部市下水道事業会計補正予算(第1号)」であります。管渠整備費などについて、国庫支出金交付決定に伴う事業費調整を計上しております。  予算関係以外の議案につきましては、条例関係として、「黒部市職員の給与に関する条例」等、給与改定に伴う一部改正が2件、その他の議案として、指定管理者の指定や市道の路線認定に関するものが23件の、併せて25件であります。  最後に、報告事項といたしましては、「専決処分の報告」が1件であります。  以上、本日提出いたしました議案等につきまして概要を申し上げました。なお、詳細につきましては、本会議、委員会等で御説明申し上げます。何とぞ慎重御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。               〔市長 大野久芳君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君)  以上で本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。  議事の都合により、12月6日から7日まで及び12月10日から11日までの4日間は本会議を休会とすることにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、12月6日から7日まで及び12月10日から11日までの4日間は、本会議を休会とすることに決しました。なお、12月8日及び9日は、市の休日でありますので休会です。  12月12日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、一般質問の代表及び個人質問を予定しております。  一般質問の通告書は、明後日、7日正午まで提出願います。  本日はこれをもって散会いたします。   散会 午前10時20分...