黒部市議会 2018-06-25
平成30年第4回定例会(第4号 6月25日)
「議案第48号 黒部市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
生活環境委員長 辻 泰久君自席に着席〕
○議長(
伊東景治君) 次に、
産業建設委員長の報告を求めます。
産業建設委員長、
村井洋子君。
〔
産業建設委員長 村井洋子君登壇〕
○
産業建設委員長(
村井洋子君) 本委員会に付託されております、「議案第45号」中の
所管部分、「議案第46号」、「議案第49号」、「議案第52号」、「議案第53号」及び「議案第54号」以上6件について、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申しあげます。
「議案第45号 平成30年度黒部市
一般会計補正予算(第1号)中の
所管部分」は、原案を可とすることに決定。
なお、審査の過程において、道の
駅整備事業については、市民の関心も高く、これまでの黒部市通過者を呼び込むことで、来訪者を増やすきっかけとなる重要な施設と認識しており、当局と手を携えより良い道の駅となるよう市議会としても、深く関わりを持つ必要性を感じていることから、早期の資料提示及び説明を求めたところであります。
また、
獣肉加工施設については、地元住民の理解を得ながら整備を進めることはもとより、適切な
廃棄物処理を求める意見があったことを申し添えます。
「議案第46号 黒部市
各種委員会の委員等の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第49号 黒部市
高齢者共同作業センター条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第52号 財産の
無償譲渡について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第53号 財産の
無償貸付について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第54号 市道の路線の認定について」は、原案を可とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
産業建設委員長 村井洋子君自席に着席〕
○議長(
伊東景治君) 次に、第2次
総合振興計画検討特別委員長の報告を求めます。
第2次
総合振興計画検討特別委員長、
山内富美雄君。
〔第2次
総合振興計画検討特別委員長 山内富美雄君登壇〕
○第2次
総合振興計画検討特別委員長(
山内富美雄君) 本委員会に付託されております、「議案第55号」について、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申しあげます。
「議案第55号 黒部市
総合振興計画前期基本計画について」は、原案を可とすることに決定。
なお、本
特別委員会は平成28年11月臨時会において全議員を委員として設置され、第2次
総合振興計画の策定について、9回の委員会を開催してまいりました。
第2次
総合振興計画がこれからの10年の黒部市の
まちづくりを導き、実践していくための新たな指針としてふさわしいか、
社会経済情勢等の変化に適格かつ迅速に対応しつつ、時代の潮流、
市民ニーズ、第1次
総合振興計画の検証等を十分に踏まえたものとなっているかなど様々な視点から議論を重ねてまいりました。
そして、平成29年9月定例会においては、目指すべき将来都市像や
基本理念など、長期的な
まちづくりの方向性を示す「黒部市
総合振興計画基本構想について」の
議案審査を、また今定例会では、
基本構想を実現するために必要な
まちづくりの施策・メニューを定め、平成30年度から34年度までの5年間を
計画期間とする「黒部市
総合振興計画前期基本計画について」の
議案審査を行ったところであります。
以上のことから、本委員会の付託事件であります「第2次
総合振興計画の策定について」の審査が所期の目的に達したとし、その審査を終了すべきものと決定した次第であります。
当局におかれましては、これまでの委員会での議論を踏まえ、
基本計画による諸施策を着実に実施され、
基本構想に掲げる将来都市像『大自然の
シンフォニー 文化・交流のまち 黒部』の実現のため、魅力ある
まちづくりに邁進されるよう要望いたします。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔第2次
総合振興計画検討特別委員長 山内富美雄君自席に着席〕
○議長(
伊東景治君) ただいまの各
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
これより、討論を行います。
討論の通告がありますので、発言を許可します。
初めに13番、
橋本文一君。
〔13番
橋本文一君登壇〕
○13番(
橋本文一君) 私は、
日本共産党を代表いたしまして「議案第45号 平成30年度黒部市
一般会計補正予算(第1号)」には反対し、「議案第46号 黒部市
各種委員会の委員等の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について」から「議案第56号
専決処分の承認について」までの議案全てに賛成の立場で討論をいたします。
「議案第45号 平成30年度黒部市
一般会計補正予算(第1号)」についてであります。第6
款農林水産業費2目林業費の中の
やまびこ遊歩道整備工事費についてであります。工事の目的は、毎年、黒部峡谷鉄道の開通に合わせ鉄道会社が遊歩道の除雪をしているので毎年、多額の費用がかかるとのことであり、トンネル化するものであります。毎年、除雪作業を行なわなければならない原因は、鉄道会社が駐車場の雪を
やまびこ遊歩道上部に捨てるためであり、全体の工事費は1千万円であり、今年度は4百万円であります。いずれにしても、
工事費全額を黒部市が行なう必要はありません。
続いて第8款土木費4目
道路橋梁新設改良費の中の、道の
駅整備事業5千6百91万5千円についてであります。道の
駅整備事業については、昨年9月にA3の資料1枚が提出されただけであって、昨年12月議会、3月議会、そして今議会において何ら資料も出されず、巨額の予算だけが議案として提出されただけであります。これでは事業の内容も分からないまま、なし崩し的に事業を進めようとしていることになります。当局はそれでいいと思っているのですか。
補正予算の中には賛成するものも多く含まれております。しかし、このような議会を無視した予算には、到底私は賛成することはできません。
以上、私の討論といたします。
〔13番
橋本文一君自席に着席〕
○議長(
伊東景治君) 次に、2番、
成川正幸君君。
〔2番
成川正幸君登壇〕
○2番(
成川正幸君) おはようございます。私は、新政会、新樹会、
市民クラブ、一新会、きらめき、新風の会の6会派を代表して「議案第45号 平成30年度黒部市
一般会計補正予算(第1号)」から「議案第56号
専決処分の承認について」まで、以上12件について賛成の立場で討論いたします。
提案理由説明の中で、「限りある財源を効率的に執行していく必要があり、そのためにも、市民と共に知恵を絞り、ともに汗をかき、地域の実情に即した施策を的確に行うことに努める」とあります。また、大野市長の信条である「健(すこ)やか」「展(のび)やか」「朗(ほが)らか」の3つの黒部の創造に向け、
市民満足度の高い
行政運営に取り組むこととあります。
今6月定例会は、その市長の初定例会であり、「議案第45号 平成30年度黒部市
一般会計補正予算(第1号)」では、
骨格予算編成となった当初予算の
肉付け予算として、市長の思いが入った
予算編成。補正額は4億6千938万5千円で、補正後の予算総額は211億5千138万5千円となりました。
さて、その議案についてですが、人口減少・
少子高齢化の進展により
公共施設に求められる役割も大きく変化している中において、本市でも「
公共施設の再編に関する
基本計画」が策定され、
公共施設等の適正管理に取り組んでいるところであります。今議会においても、
国際会館セレネやコラーレ、
総合体育センター、
宮野野球場など、既存の
公共施設の
維持管理費が計上されています。
また、
市民交流センターや(仮称)道の駅くろべの
設計業務委託費などの
整備事業費が計上され、より賑わいと活力ある
まちづくりに向けての取り組みに期待するところであります。
衛生費では、
環境基本計画策定費が計上されております。SDGs、パリ協定など、世界的な動きも見据えつつ、「大自然の
シンフォニー文化交流のまちくろべ」を後世に残すために実効性のある
計画策定を期待します。
防災関係です。全国各地で
自然災害が後を絶ちません。災害から市民を守る設備費として、
防災行政無線デジタル化設計業務委託費、
Jアラート受信機更新費、
洪水ハザードマップ作製業務委託費等が計上され、災害に対する備えを万全にする対策強化を期待するところです。
農林水産業費では、(仮称)道の駅くろべのオープンも視野に入れて、
市内農業経営の基盤と、黒部の食、
農産物生産の
支援強化費が計上されています。
「議案第55号 黒部市
総合振興計画前期基本計画」については、市の最
上位計画であります。前期5年間、全体で10年間という長期の計画の為、長期展望に立った、計画的・効率的な
行政運営、そして、なにより重要なことは、確実にこれを実行していくことであります。第一次計画同様、時代に合わなくなる事の無いように
ローリング方式により、毎年見直しをしていく事と、
まちづくりの
基本理念「市民の参画と協働による
まちづくり」のとおり、市民が主役の
オール黒部で取り組んでいく事をお願いしたいと思います。
「選ばれるまち・住み続けたまち くろべ」を実現し、黒部の活力創出と人口維持を目指しながら、全ての市民の幸せの実現のために、
市民生活になお、寄り添い努める事を期待し、賛成討論といたします。
〔2番
成川正幸君自席に着席〕
○議長(
伊東景治君) 他に、討論はありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより採決を行います。議題のうち、まず「議案第46号 黒部市
各種委員会の委員等の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正について」、「議案第47号 黒部市
税条例等の一部改正について」、「議案第48号 黒部市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、「議案第49号 黒部市
高齢者共同作業センター条例の一部改正について」、「議案第50号 黒部市
公民館条例の一部改正について」及び「議案第51号 黒部市
地域交流センター条例の一部改正について」以上6件を一括して採決いたします。
本6件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。各委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) ご異議なしと認めます。よって「議案第46号から 議案第51号まで」以上6件は、原案のとおり可決されました。
次に「議案第45号 平成30年度 黒部市
一般会計補正予算(第1号)」を起立により採決いたします。本件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。各委員長の報告のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
伊東景治君) 起立多数であります。よって「議案第45号」は、原案のとおり可決されました。
次に「議案第52号 財産の
無償譲渡について」、「議案第53号 財産の
無償貸付について」及び「議案第54号 市道の路線の認定について」以上3件を一括して採決いたします。
本3件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) ご異議なしと認めます。よって「議案第52号から議案第54号まで」以上3件は、原案のとおり可決されました。
次に「議案第55号 黒部市
総合振興計画前期基本計画について」を起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。委員長の報告のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
伊東景治君) 起立全員であります。よって「議案第55号」は、原案のとおり可決されました。
次に「議案第56号
専決処分の承認について」を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、承認であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) ご異議なしと認めます。よって「議案第56号」は、承認することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
伊東景治君) 日程第2、「議案第57号から 議案第70号」まで、以上14件を
一括議題といたします。
市長より提案理由の説明を求めます。市長
大野久芳 君。
〔市長
大野久芳君登壇〕
○市長(
大野久芳君) 議員各位には、連日ご苦労さまでございます。
ただいま上程になりました
追加議案の人事案件14件につきましてご説明を申し上げます。
議案第57号から議案第70号までは、いずれも「
農業委員会委員の任命について」であります。現在の
農業委員会委員の任期が本年7月19日をもって満了となります。
昨年12月定例会におきまして議決いただきました、「黒部市
農業委員会の委員及び黒部市
農地利用最適化推進委員の定数に関する条例」により、新たに14名の
農業委員を任命する必要があります。つきましては、新たな
農業委員会委員に、「黒部市生地吉田新256番地、松倉秀子さん、61歳」ほか13名を任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
なお、
委員候補者14名の詳細につきましては、お手元の資料によりご確認願います。
以上、宜しくお願い申し上げます。
〔市長
大野久芳君自席に着席〕
○議長(
伊東景治君) 議案の細部説明のため、暫時休憩いたします。
休 憩 午前 10時28分
再 開 午前 10時45分
○議長(
伊東景治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第2の議事を継続いたします。
これより「議案第57号から議案第70号まで」以上14件について一括して質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております「議案第57号から議案第70号まで」以上14件については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) ご異議なしと認めます。よって「議案第57号から議案第70号まで」以上14件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。「議案第57号
農業委員会委員の任命について」から「議案第70号
農業委員会委員の任命について」まで、以上14件を一括して採決いたします。本14件については、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) ご異議なしと認めます。よって「議案第57号から議案第70号まで」、以上14件については、これに同意することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
伊東景治君) 日程第3、「陳情第1号」及び「陳情第2号」以上2件を
一括議題といたします。本2件を付託した委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。
生活環境委員長、
辻 泰久君。
〔
生活環境委員長 辻 泰久君登壇〕
○
生活環境委員長(
辻 泰久君) 本委員会に付託されております「陳情第1号」及び「陳情第2号」について、審査の結果をご報告申し上げます。
「陳情第1号 安心・安全の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員に関する国への
意見書提出を求める陳情書」については、慎重に審査した結果、委員会において、さらなる調査・研究の必要があることから議会閉会中の継続審査に付することに決定
「陳情第2号 「介護従事者の
勤務環境改善及び処遇改善の実現」を国に求める陳情書」については、慎重に審査した結果、委員会において、さらなる調査・研究の必要があることから議会閉会中の継続審査に付することに決定
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議下さいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
生活環境委員長 辻 泰久君自席に着席〕
○議長(
伊東景治君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
これより、討論を行います。討論はありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより採決を行います。「陳情第1号 安心・安全の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員に関する国への
意見書提出を求める陳情書」及び「陳情第2
号 「介護従事者の
勤務環境改善及び処遇改善の実現」を国に求める陳情書」以上2件を一括して採決いたします。本2件に対する委員長の報告は、陳情の審査が終了するまでの継続審査であります。委員長の申し出のとおり、陳情の審査が終了するまでの継続審査に付することに、ご異議ありませんか。。
〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) 13番、
橋本文一君。
〔13番
橋本文一君起立〕
○14番(
橋本文一君) 重要な案件でありますので、起立採決を求めます。
〔13番
橋本文一君着席〕
○議長(
伊東景治君) それでは、改めまして起立採決いたします。
「陳情第1号 安心・安全の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員に関する国への
意見書提出を求める陳情書」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、陳情の審査が終了するまでの継続審査であります。委員長の申し出のとおり、陳情の審査が終了するまでの継続審査に付することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
伊東景治君) 起立多数であります。よって「陳情第1号」は、陳情の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。
次に「陳情第2
号 「介護従事者の
勤務環境改善及び処遇改善の実現」を国に求める陳情書」を起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、陳情の審査が終了するまでの継続審査であります。委員長の申し出のとおり、陳情の審査が終了するまでの継続審査に付することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
伊東景治君) 起立多数であります。よって「陳情第2号」は、陳情の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
伊東景治君) 日程第4、「各
常任委員会の議会閉会中の継続審査について」を、議題といたします。
各委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について、議会閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) ご異議なしと認めます。
よって、各委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
伊東景治君) 日程第5、「
総合交通対策について」「黒部市のジオパークの利活用について」及び「議会改革に関わる事項について」以上3件を
一括議題といたします。
本3件を付託した各
特別委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。
まず、
総合交通対策特別委員長の報告を求めます。
総合交通対策特別委員長、小柳勇人君。
〔
総合交通対策特別委員長 小柳勇人君登壇〕
○
総合交通対策特別委員長(小柳勇人君) 本
特別委員会に付託されております、「
総合交通対策について」ご報告申し上げます。
まず、市長から3月定例会以降の経過について報告を受けたのであります。
その概要を申し上げますと、3月27日、富山地方鉄道宇奈月温泉駅でバリアフリー化の完成式が執り行われたこと。そして、宇奈月温泉駅のバリアフリー化は、長年の懸案事項であったことから、今後の利用者増及び宇奈月温泉駅周辺の活性化に期待していること。
4月27日、第23回黒部市公共交通戦略推進協議会が開催され、平成30年度交通
まちづくり創生事業について、協議されたこと。
5月18日、富山県
北陸新幹線対策連絡協議会・
北陸新幹線建設促進富山県民協議会の合同決起大会が開催され、金沢―敦賀間の平成34年度末までの確実な開業実現や、平成42年度末までに大阪までの全線整備を図ることなど6項目が決議されたこと。
同じく5月18日、JR西日本から、7月から9月までの
北陸新幹線夏の臨時列車の運行について発表があり、今回の臨時列車の運行については、「はくたか」臨時便が運行されないこととなったこと。また、それに対して、市としても危機感を持っており、黒部宇奈月温泉駅の利用者数増に向け、一層取り組んでいくとともに、JR西日本に対しても、要望していくこと。
6月1日、
北陸新幹線が開業した平成27年3月から募集していた、あいの風とやま鉄道黒部駅売店跡スペースに、食品を中心とした観光土産品を取り扱う市内事業者が入居し、営業を開始したこと。
6月14日、第11回あいの風とやま鉄道利用促進協議会が開催され、平成29年度の利用状況と決算について報告があったこと。また、平成31年春の運行開始を予定している観光列車の概要などについて、説明を受けたこと等の報告を受けたのであります。
次に、当局から交通
まちづくり創生事業について、説明を受けたのであります。
その後、本定例会で集中して審査する事項として「平成29年度の公共交通利用実績と利用促進について」を取り上げ、審査を行いました。
さらに、当局を交えて、今後の事業促進の方向等について、意見交換したのであります。
その結果、本市における
総合交通対策について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔
総合交通対策特別委員長 小柳勇人君自席に着席〕
○議長(
伊東景治君) 次に、立山黒部ジオパーク促進特別委員長の報告を求めます。立山黒部ジオパーク促進特別委員長、
成川正幸君。
〔立山黒部ジオパーク促進特別委員長
成川正幸君登壇〕
○立山黒部ジオパーク促進特別委員長(
成川正幸君) 本
特別委員会に付託されております、「黒部市のジオパークの利活用について」ご報告申し上げます。
はじめに、市長から、これまでの経過及び今後の予定について報告をうけたのであります。
その概要を申しますと、3月20日、地域観光ギャラリー展示変更公開セレモニーを開催したこと。また、立山黒部ジオパークの拠点施設としてジオパークの全体像を伝える改良等を実施した結果、来訪者や地域の方に喜んでいただいていること。
4月24日、立山黒部ジオパーク支援自治体会議の総会が開催され、報告事項として、立山黒部ジオパーク協会から4月に策定した
基本計画や今年度実施される日本ジオパークの再審査などの説明を受けたこと。
4月28日、立山黒部ジオパーク交流施設「わくわく広場うなジオ」にて、ジオガイドによる常駐が立山黒部ジオパーク協会により開始され、宇奈月温泉や黒部峡谷を訪れた多くの方に、ジオパークの視点で楽しんでいただけるよう「うなジオ」施設の展示解説に加え、温泉街でのガイドも行っていること。
6月12日、「小学生ジオパーク体験学習」として、たかせ小学校5年生40名の児童が黒部峡谷鉄道の協力のもと、黒部峡谷やトロッコ電車を体験するジオパーク学習を行ったこと。また、今年から、ジオパークを前面に押し出した活動とし、たかせ小学校では、6月8日に事前学習として立山黒部ジオパーク協会の専門員とともに、ジオパークや黒部峡谷などを知る授業も行ったこと。さらに、今後は隔年実施の小学校を除く6校が7月までに体験学習を順次実施する予定となっていること等の報告を受けたのであります。
次に当局から、名水サミットin黒部について、日本ジオパークの再認定審査について及び日本ジオパーク認定時(平成26年)の日本ジオパーク委員会からの指摘事項と黒部市の対応状況について、説明を受けたのであります。
その後、当局を交えて、「立山黒部ジオパークの促進等について」意見交換を行ったのであります。その結果、黒部市のジオパークの利活用について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔立山黒部ジオパーク促進特別委員長
成川正幸君自席に着席〕
○議長(
伊東景治君) 次に、議会改革特別委員長の報告を求めます。議会改革特別委員長、
辻 靖雄君。
〔議会改革特別委員長
辻 靖雄君登壇〕
○議会改革特別委員長(
辻 靖雄君) 本
特別委員会に付託されております「議会改革に関わる事項について」ご報告申し上げます。
3月22日、本
特別委員会を開催し、議会だより紙面における「議会への出席状況公開」の具体的な表記方法について、幹事会で合意された内容を全体確認したのであります。また、政務活動費の手引きにおける「議長の権限強化に関する記載」についても、概ね合意がされたことをご報告申し上げます。
次に、5月21日幹事会を開催し、昨年12月20日の議長選挙における投票方法の誤りについて検証し、今後の法令遵守の徹底を確認したのであります。
今後とも、議会基本条例前文中で謳う「市民と情報を共有する開かれた議会づくり」に向け、様々な取り組みに努める必要があることから、本
特別委員会では、「議会改革に関わる事項について」引き続き調査・研究する必要があると認め、付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔議会改革特別委員長
辻 靖雄君席に着席〕
○議長(
伊東景治君) ただいまの、各
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本3件に対する各委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの継続審査であります。
各委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) ご異議なしと認めます。
よって、本3件は、付託事件の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
伊東景治君) 日程第6、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。
本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。
議会運営委員長、木島信秋君。
〔議会運営委員長 木島信秋君登壇〕
○議会運営委員長(木島信秋君) 本委員会に付託され、議会閉会中の継続審査に付されております、議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。
本委員会は、4月16日に開催し、4月臨時会における市長提出議案3件の説明を受けた後、その付託委員会について協議したのであります。
次に、4月27日に開催し、4月臨時会における市長提出議案6件の説明を受けた後、その取り扱いについて協議したのであります。また、選挙管理員会委員の選挙他4件の選挙について協議したのであります。
同日、臨時会終了後に開催し、6月定例会の会期及び会議日程について、議会報告会の開催内容について及び会派所属人数変更に伴う委員の選任について協議したのであります。
次に、5月21日に開催し、議会報告会の開催内容について再度協議したほか、議長及び副議長選挙における立候補制について、今後、検討していくことを確認したのであります。
次に、6月1日に開催し、6月定例会の市長提出議案12件及び報告6件の説明を受け、その付託委員会について協議した後、陳情2件の取り扱いについて協議したのであります。
また、本日、本会議前に開催し、市長追加提出議案14件の取扱いについて、協議をいたしました。
以上の審査事項を含め、本委員会では議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。
〔議会運営委員長 木島信秋君自席に着席〕
○議長(
伊東景治君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は、「議会閉会中の継続審査」であります。
委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) ご異議なしと認めます。
よって、本件は、「議会閉会中の継続審査」に付することに決しました。
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○議長(
伊東景治君) お諮りいたします。この際、「議員の派遣について」を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) ご異議なしと認めます。よって、「議員の派遣について」を日程に追加し、議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配付いたしました議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊東景治君) ご異議なしと認めます。よって、議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することに決しました。
以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。
市長からご挨拶があります。市長、
大野久芳君。
〔市長
大野久芳君登壇〕
○市長(
大野久芳君) それでは市議会6月定例会の閉会にあたり、一言御挨拶を申し上げます。
はじめに、昨日、ミスター新幹線と呼ばれた中沖豊前富山県知事がご逝去なさいました。県知事在職中は、我が黒部市にも多大な御支援と御協力を賜りました。さらに、平成14年には、私と一緒に都合1週間にわたり北方領土を訪問なさり、返還要求運動に強い関心を持ってくださいました。ここに心から哀悼の意を表し、御霊の安らかなることを御祈念申し上げたいと存じます。
また、本日の本会議冒頭に、議長はじめ議員各位の御配慮により、黙とうを賜りましたことに敬意と感謝の意を表したいと存じます。
さて、議員各位には、今月8日から本日まで18日間にわたり開会されました今定例会におきまして、本会議、委員会等を通じ、提出議案や重要諸課題への真摯な御議論を賜りましたことに、心から敬意を表する次第であります。また、
補正予算、条例その他の案件につきまして、慎重かつ熱心な御審議のもと、滞りなく議了、承認いただきましたことに対しまして、深く感謝申し上げます。審議の中で賜りました御意見、御要望等につきましては、十分に調査、検討を加え、適切に対処してまいります。
今定例会では、私の、市民の皆様とのお約束でもあります「健やか黒部の創造」、「展やか黒部の創造」、「朗らか黒部の創造」にかかる御質問をはじめ、これから本市が取り組んで行こうとする施策等に関し、数多くの御意見を頂戴いたしました。
また、22日には、本市が政府のコンパクトシティモデル都市に選定されましたが、立地適正化計画や民間と一体となったこれまでの取り組みが評価されたものであり、今後の市政運営にあたりましては、前市政からの大切な施策については、しっかりと引継ぎ、諸課題の解消に引き続き努めてまいりたいと考えております。
今定例会会期中の今月18日朝、大阪府北部を中心に最大震度6弱の地震が発生し、5名の尊い人命が失われたほか、400名を超える方々が負傷されました。犠牲者に深い哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様、そしてライフラインの停止により、不便な生活を余儀なくされた皆様に、心からお見舞いを申し上げるものであります。本市としましては、発生当日と20日に関西黒部会事務局へ電話で被害状況を問い合わせ、お見舞いを申し上げましたが、会員の皆様の中には大きな被害は確認されていないとのことであります。
一方で、今定例会会期中には、うれしい話題もございました。今月19日にサッカーワールドカップロシア大会において、日本代表が南米の強豪コロンビアに2対1で勝利したことであります。これまでのワールドカップの歴史において、アジア勢が南米勢に勝つのは19度目の対戦で初のことであり、「サランスクの奇跡」と報じられるなど、全国的に大いに盛り上がりました。
さらに、本日未明には、アフリカのセネガルと対戦し、日本は、2対2で引き分け、今後の結果次第で、2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出に向け、道が開けたものと考えております。グループリーグ最終戦の相手国ポーランドはFIFAランク8位の強敵ですが、サムライブルーの若者達が躍動し、再び奇跡を起こしてくれることを強く期待するものであります。
また、今月16日には上市
町で開催された「第38回全日本学童軟式野球大会富山県大会」の決勝で、本市代表の生地ラビットが17年ぶり3度目の優勝を果たしました。更に21日には、吉田監督、主将の板倉選手らが市役所を表敬訪問されました。選手の皆様の御健闘を讃えますとともに、指導者の皆様をはじめ関係各位のこれまでの御尽力に深く敬意を表するものであります。8月に開催される全国大会でも日頃の努力の成果を存分に発揮され、ますますの御活躍を期待するものであります。
いよいよ、あと約1か月で児童、生徒の皆さんには待ち遠しい夏休みを迎えますが、昨今の子ども達を取り巻く環境は厳しく、全国各地で極めて残念な事象、事件が発生しております。子ども達とふれあう機会が増える夏休みに、改めて親子の絆や地域での結びつきを再確認いただき、児童、生徒の健全育成に向けて、家庭と学校と地域、そして行政がしっかりと足並みを揃えていくことができますよう、引き続き、PTAの皆様をはじめとした関係各位の御理解と御協力をお願いするものであります。
結びに、市民の皆様並びに議員各位におかれましては、体調には十分ご留意のうえ、ますます御活躍くださいますよう御祈念申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。
ありがとうございました。
〔市長
大野久芳君自席に着席〕
○議長(
伊東景治君) これをもって、平成30年第4回
黒部市議会6月定例会を閉会いたします。
閉 会 午前11時17分
上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
黒部市議会議長 伊 東 景 治
黒部市議会副議長 山 田 丈 二
署名議員 山 内 富美雄
署名議員 新 村 文 幸...