黒部市議会 > 2018-06-08 >
平成30年第4回定例会(第1号 6月 8日)

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  1. 黒部市議会 2018-06-08
    平成30年第4回定例会(第1号 6月 8日)


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    最終取得日: 2023-06-13
    平成30年第4回定例会(第1号 6月 8日)   平成30年第4回黒部市議会6月定例会会議録 平成30年6月8日(金曜日)                 議事日程(第1号)                             平成30年6月8日(金)                               午前10時00分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議案第45号 平成30年度黒部市一般会計補正予算(第1号)    議案第46号 黒部市各種委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部           改正について    議案第47号 黒部市税条例等の一部改正について    議案第48号 黒部市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定め           る条例の一部改正について    議案第49号 黒部市高齢者共同作業センター条例の一部改正について    議案第50号 黒部市公民館条例の一部改正について    議案第51号 黒部市地域交流センター条例の一部改正について    議案第52号 財産の無償譲渡について
       議案第53号 財産の無償貸付について    議案第54号 市道の路線の認定について    議案第55号 黒部市総合振興計画前期基本計画について    議案第56号 専決処分の承認について    報告第 8号 平成29年度黒部市一般会計継続費繰越計算書    報告第 9号 平成29年度黒部市一般会計繰越明許費繰越計算書    報告第10号 平成29年度黒部市地域開発事業特別会計繰越明許費繰越計算書    報告第11号 平成29年度黒部市下水道事業会計予算繰越計算書    報告第12号 市出資法人等経営状況について    報告第13号 専決処分の報告について              ( 提案理由説明 ・ 報告 ) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   16人     1番 柴 沢 太 郎 君         2番 成 川 正 幸 君     3番 高 野 早 苗 君         5番 中 村 裕 一 君     6番 村 井 洋 子 君         7番 山 田 丈 二 君     8番 小 柳 勇 人 君         9番 谷 口 弘 義 君    10番 木 島 信 秋 君        11番 辻   靖 雄 君    12番 伊 東 景 治 君        13番 橋 本 文 一 君    14番 辻   泰 久 君        15番 山 内 富美雄 君    17番 新 村 文 幸 君        18番 森 岡 英 一 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員    なし ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長               大 野 久 芳 君   副市長              能 澤 雄 二 君   総務企画部長           御 囲 泰 晃 君   市民生活部長           村 田 治 彦 君   産業経済部長           有 磯 弘 之 君   都市建設部長           島 津   博 君   総務企画部次長総務課長      魚 谷 八寿裕 君   市民生活部次長福祉課長      霜 野 好 真 君   産業経済部次長農林整備課長    山 本 稔 浩 君   都市建設部次長街路公園課長    熊 野 勝 志 君   会計管理者            岩 上 勝 彦 君   企画政策課長           島 田 恭 宏 君   財政課長             林   茂 行 君   総務課行政係長          武 隈   渉 君  市民病院   市民病院事務局長         山 本 真 也 君   市民病院事務局次長総務課長    長 田   等 君  教育委員会   教育長              国 香 正 稔 君   教育部長             長 田 行 正 君   教育委員会事務局次長学校教育課長 能 登 昌 幸 君  代表監査委員            松 田   章 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員   事務局長             鍋 谷   悟 君   議事調査課長           柳 原 真美代 君   議事調査課課長補佐        橋 場 和 博 君   主事               栗 山 久 範 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○(一般質問通告一般質問(代表) ■新風の会 高野早苗議員  1 三本柱(1.健やか黒部の創造 2.展やか黒部の創造 3.朗らか黒部の創造)    の考え方について   (1)「健やか黒部の創造」      ①健康寿命について       超高齢化がさらに進むであろう我が国において、日常生活に制限を受けてい       る期間は依然として長く、健康寿命は大きな課題であります。健康寿命を延       ばすためには、市民の皆様が関心を持ち、参加していただけるような取り組       みをさらに進めていく必要があると思われますが、市長の考え方を伺います      ②子ども子育てについて       共働きの中で核家族化が進んでおりますが、親が余裕の持てる支援を市とし       てもさらに検討していく必要があると思われます。市長は、子育て支援につ       いて、子どもを産み、育てやすい環境をいかに整えるかといっておられまし       たが、子ども子育てについての市長の考え方を伺います      ③高齢者活躍支援策について       本格的な高齢化社会を迎え、総合的、計画的に対策を実施していく必要があ       ります。       雇用や就業の分野を見ると、働きたい意向と実際に働いておられる高齢者に       は大きな開きがあります。また、高齢者の豊かな経験等をもっと地域社会に       活かせないかと思います。       市長は、高齢者の皆様にもまだまだ頑張ってほしいといっておられましたが、       高齢者の活躍支援策についての考え方を伺います   (2)「展やか黒部の創造」      ①地域資源を活かした観光振興について       我が黒部市は、海から山まで、山から海まで、四季折々の豊かな自然と観光       資源、おいしい幸に恵まれています。また、北陸新幹線の駅もあります。       市長は、本市の恵まれた観光資源を有機的に結び付けていくことや、黒部市       以外との広域的な連携を強調しておられますが、地域資源を活かした観光振       興についての考え方を伺います      ②農林水産業の伸展と若手担い手育成について       全国初の地域ブランド米「黒部米」、地元産の二条大麦を使った地ビール、       白ネギ、丸いも、日本海の海の幸、伐採期を迎えている森林など、本市は農       林水産業がさらに伸展する可能性を十分秘めています。       一方、農業水産業への若手担い手育成が課題としてあります。       市長は、「展やか」はまさに産業といっておられますが、農林水産業の伸展       と若手担い手育成についての考え方を伺います      ③女性活躍分野の拡充について       女性の働き方をめぐる状況が、どんどん変化しつつあります。2年前に「女       性活躍推進法」が施行され、今日の「働き方改革」でも女性の就業支援が大
          きなテーマになっています。       女性が就業していくためには、出産・子育て期に仕事を続けられることや女       性が実力をつけてそれを公平に評価し、登用していくことなどが重要であり、       市役所が率先して実行すべきと思います。       かねてからイクボス宣言取り組みを提言してきましたが取り組みを含めて、       女性活躍分野の拡充についての市長の考え方を伺います   (3)「朗らか黒部の創造」      ①中学校の再編について       市内4つの中学校が平成32年4月には新しく2つの「清明中学校」「明峰       中学校」としてスタートします。       現在、準備が進められているのですが、ハード面ソフト面両面にわたって       解決しなければならない問題や市民の皆様にも不安があると思われます。       目前に迫っている中学校の再編についての市長の考え方を伺います      ②少人数学級・少人数指導の普及について       学級編成について、法律に基づく国の基準を上回った対応が現在富山県で進       められています。       よい方向でしょうが、財政の負担もあると思われます。       少人数学級・少人数教育の普及についての市長の考え方を伺います      ③趣味・特技が発揮できる全世代型生涯学習の展開について       趣味や特技は、生きがいや楽しみを与えてくれます。特に高齢者の方にとり       ましては健康寿命にもつながります。       多趣味な市長に、趣味・特技が発揮できる全世代型生涯学習の展開について       考え方を伺います ■新樹会 辻 靖雄議員  1 市長就任の所感と公約実現への決意について   (1)「大自然のシンフォニー文化交流まち黒部」のキャッチフレーズの受け止め      は   (2)市在住の高校生の医療費無料化を   (3)女性リーダーの育成と具体的研修の取組みは   (4)道の駅「(仮称)くろべ」に温浴施設の設置を   (5)仮称「くろべ市民交流センター」建設に100台の駐車場を   (6)黒部市民会館跡地利用に「商工会議所」の誘致を   (7)企業誘致積極的トップセールスを   (8)観光振興へ「観光局」の役割と強化の具体策を   (9)「セレネ」の稼働率向上と「シアターオリンピックス」の支援策は   (10)新川広域連携中枢都市圏の働きかけは  2 もうかる漁業への対応策について   (1)黒部漁業の現状について   (2)富山湾は「魚が少なくなった」は本当か   (3)黒部川の連携排砂の影響はあるか   (4)海底の耕うん作業漁場環境の改善を   (5)黒部漁港内で「赤ムツ」の蓄養養殖への挑戦は   (6)「ヒラメ」の陸上養殖安定供給を   (7)「魚の駅」のレストランの拡張整備計画は ■日本共産党 谷口弘義議員  1 新市長の今後の取り組みについて   (1)市の財政について      市の借金である市債残高が、平成24年度の約266億2,100万円から増      え続け、平成30年度末現在高見込額313億1,400万円と6年間で46      億9,300万円も増えることになる。借金が増えた要因は、公共事業の投資      にある。投資的経費は平成18年から20年までの3年間の平均34億3,0      00万円が、平成21年から28年まで8年間の平均47億6,000万円と      1年間平均で13億3,000万円に増えた。市の借り入れ額も平成18年の      12億1,000万円から平成27年には35億5,000万円となっている。      市はこのことをどうとらえているのか      市債残高の減少は公共事業の投資を抑えることにあると考えるが、どのように      取り組まれるのか   (2)子育て支援少子化対策について      ①市長は低所得世帯の第1、2子の保育料は県と協力して無償化すると公約さ       れた。市は9月実施を目指すのか。保育料の無償化は所得制限を設けるべき       でないと考えるが、市長の考えはどうか。低所得者世帯の所得はいくらと見       るのか。対象人数、予算措置すべき費用はいくらか。完全無償化するとした       ら対象人数、予算措置すべき費用はいくらか。      ②高校生までの医療費の無料化は必要であり、早期の実現が求められている。       実施予定対象人数、予算等はどうか   (3)国民健康保険税の均等割について      ①国民健康保険税に均等割の制度があるため、扶養家族となっている子どもの       数が増えれば国保税も増える。国民健康保険税の均等割が適用される就業す       るまでの子どもの人数、適用される金額はいくらか      ②均等割はサラリーマンが加入する保険にはない。子育て支援の充実、少子化       対策に逆行するものである。制度改善を国に求めることが必要と考えるが、       どうか。       国の制度改善を待つのでなく、多子世帯や一人親家庭の子どもの均等割の免       除や減額制度を考えることが必要と考えるが、どうか ■新政会 木島信秋議員  1 新市長体制での財源見通しの考え方について   (1)国の財政状況の変化、特にプライマリーバランスの均衡を5年先送りすること      への認識について   (2)財政見通しや財政の説明が、市民に対してどのような役割を果たすのか、その      意義や考え方について   (3)歳入、特に税収においてどのような変化を見込んでいるかについて   (4)歳出において、どのようなメリハリをつけるのか。また、住民からの地区要望      に応えるための選択と集中について   (5)市内全体の公共ストックについて、そのランニングコスト縮減に取り組む考え      方について   (6)国と地方とのプライマリーバランス均衡を平成37年度へ先送る議論がされて      いる。人口減少を含め、どこの年代に照準をあて事業を推進していくかが重要      と考える。本市の今後の考え方について  2 市長のリーダーシップとトップセールスについて   (1)要望活動など行政機関との折衝に対して、国や県との信頼関係強化への考え方      について   (2)姉妹都市をはじめとする都市間交流への考え方について   (3)黒部市長としての広報についての考え方について   (4)2020年東京オリンピック・パラリンピックにむけての展望について  3 三世代交流と幼児の安心安全の基盤強化について   (1)県内12市町村が導入している「孫とおでかけ支援事業」の導入について   (2)育児放棄など児童虐待の現状と防止策について
     4 新川地域の課題の整理   (1)本市が広域で取り組んでいる事業について、今後の課題について  5 医療介護安定基盤強化について   (1)本市を取り巻く医療・介護関係について市長の認識を問う 一般質問(個人) ■5番 中村裕一議員  1 高齢者をめぐる諸問題について   (1)2025年には「団塊の世代」すべてが後期高齢者として社会保障を支える側      から受ける側へと変動する時代を迎える。政府は予算編成においても社会保障      費の抑制を重要課題として取り組んできたが、新計画では抑制数値を示さない      とした。今後ますます急増する医療、介護に対し、市としての取り組みや課題      について伺う   (2)高齢者社会対策大綱の要旨が去る1月発表された。基本方針に、65歳以上を      一律に高齢者と見る傾向が現実的なものでなくなりつつあることを踏まえ、7      0歳以降でも意欲、能力に応じた力を発揮できる環境づくりを推進すると掲げ      ている。市での高齢者の人材活用等についての現状や将来の構想について伺う   (3)県民の健康づくりをサポートする県は、野菜たっぷり減塩メニューを提供す      る店「健康寿命日本一応援店」としての開拓に力を入れている。県内161店      舗が認定され、社員食堂にも呼びかけ、ガン対策等、健康寿命延伸の気運を一      層目指している。市内でも認定を受けた店があるか。また、食育の面からも推      進する意向はあるか   (4)高齢者が亡くなった後、納骨など人生の締めくくりを自治体がしなければなら      ない事態があると聞く。市でも対応する人がいるか。また、その取り組みは考      えられているか  2 児童 生徒をとりまく教育環境について   (1)児童、生徒の登下校の見守りについて市内の小学校の現状について伺う   (2)今年1月スポーツ庁において、中学校部活動のガイドラインが示された。週2      日以上の休養日と活動時間は平日2時間、休日3時間と提示された。市内中学      校での活動状況はどうか。また、新規事業として部活動指導員が配置されたが      活動内容について問う   (3)国は将来、情報活用力は学習の基盤となる力として位置づけ、無線LANの整      備に力を入れている。県内の小中学校の整備は0~100%とばらつきがある      が、市として取り組みの現状を問う   (4)児童、生徒の減少で、それぞれ土地のシンボルとして思い出多い学校が廃校と      なっている。市の東布施小学校前沢小学校が廃校であるが、広い敷地と校舎      を有するこれらの公共施設についての活用はどのように考えているか ■6番 村井洋子議員  1 獣肉加工施設整備事業について   (1)この施設の整備や運営についてはNPO法人新川地区獣肉組合」が行うとあ      るが、組合の発足予定はいつ頃か。また、この組合はどのような方たちで組織      されるのか   (2)既存の建物が整備され、獣肉加工施設として完成の予定はいつ頃か   (3)加工施設で何人が加工やその他の業務にあたるのか   (4)食肉として扱うための安全基準や個体を引き取る際の条件は。基準に不適合な      個体の処分は、万全か   (5)地元での消費も大切だが、豚肉や牛肉のように頻繁に食卓に登場することは考      えにくい。販売ルートなどどのように確保するのか   (6)魚津市と共同事業であるが、理解は得られているか  2 「道の駅(仮称)くろべ」について   (1)道の駅予定地部分(3.0ha)と誘致ゾ-ン(1.8ha)は隣接している。      誘致ゾーンにあっては市が土地を取得し、民間事業者に賃貸するとあるが、駐      車スペースは共有になるのか   (2)誘致ゾーンへの業種については検討中としているが、周辺住民の入浴施設への      期待は大きい。入浴施設の誘致について進捗状況はどうか。また、ほかにも誘      致を進めている事業者はあるのか   (3)市が整備する地域振興施設(いわゆる 道の駅)の物販・飲食スぺ-スはテナ      ント方式だが、どのような店舗を、いつ頃までに公募するのか   (4)取り込みを図るターゲットを「子育て世代のファミリー」としているが、どの      ような魅力で呼び込むのか。「授乳室」の設置を要望する声もあるが、対応は   (5)農産物直売所は一般の物販とは別棟になるのか。地場産の生産物や加工品など、      冬期間の生産についてはどのように対策するのか   (6)海産物については、生地の魚の駅とは競合しないのか   (7)一般の物販については、黒部市以外の新川地域の商品も販売されるが、本市を      拠点とする世界的企業商品コーナーがあると魅力の一つになるのではないか ■2番 成川正幸議員  1 芸能文化の振興について   (1)本市には、「布施谷節」と「しばんば」の全国に誇れる二大民謡が残されてい      る。その一つ「布施谷節」の継承存続危機的状況にある。市として郷土芸能      文化の現状認識を伺う   (2)文化継承の希望は、たかせ小学校、鷹施中学校民謡クラブがあることである。      しかしながら平成32年度には4つの中学校が2つに再編され、鷹施中学校が      無くなる。そのタイミングで廃止されるのではと危惧される。今の考えを伺う   (3)現状では、2つの民謡は地元の学校のみで継承活動が行われている。少子化の      進展により、人材確保が難しくなってきている。地域の垣根を越えて黒部市の      全校で取り組めないか伺う   (4)本年、国では文化財保護法改正案が成立し、平成31年4月より施行される。      改正法では、地域計画を市町村が作成し、国が認定する制度の創設をうたって      いる。そこで、本市としても、「文化交流まち黒部」を推進していく絶好の      機会となると考える事から、文化財の保存・活用に関する「地域計画」の策定      をしてはどうか伺う   (5)本市の芸術文化振興についての思いを伺う  2 子ども・若者支援について   (1)中学校卒業後の進路は把握されているのか伺う   (2)高校退学者が減らない。退学者の大半は1年生だと聞いている。想定される理      由の一つ目として、中学校時における不登校などの問題の原因が解消されず、      高校に入学した事があげられる。中学卒業時に、「今後も支援が必要な子ども      ・家庭」を中学校卒業後も支援を繋いでいく必要があると考えるが、そういっ      た支援が必要だと認められた生徒は、中学校卒業でどうなるのか。支援はどう      か伺う   (3)想定される理由の二つ目として、職業科と普通科や実力以上の学力の学校への      入学など、進路のミスマッチがあるのではないか。現在の進路指導方法も併せ      て伺う   (4)不登校・退学した子どもについて、本人だけではなく家族の支援も大事であり、      相談できる場所が必要である。相談できる場所として現在、「にこにこ相談会」      などが実施されているが、利用状況はどうか。もっと支援に繋がる方法が必要      ではないかと思うのだが、どうか伺う   (5)県では富山県子ども・若者支援地域協議会が平成28年8月29日に設立し、
         年数回意見交換会を実施している。その会合の中で、地域の協働関係の取り組      みが必要であると思われるとの声がある事もあり、市としても支援地域協議会      を設置してはどうか伺う   (6)子どもたちの未来は、黒部市の未来でもある。未来に夢と希望が持て、自立で      きる社会にならなければいけないと考える。青少年育成の観点から、思いを伺      う ■14番 辻 泰久議員  1 北方領土について   (1)21回目の日露首脳会談での成果について   (2)姉妹都市根室市への早期表敬訪問について   (3)北方領土資料館建設について  2 移住定住について   (1)本市の地域おこし協力隊は他の市町村と比較して多いのか、少ないのかを問う   (2)総務省が発表した「平成28年度における移住相談に関する調査」では、富山      県は全国で4位である。本市の状況はどの様になっているのかを問う   (3)石井県知事は昨年県外からの移住者が729人で過去最多であったと言ってお      られるが本市ではどうであったかを伺う   (4)富山労働基準局は4月の有効求人倍率1.97倍で4か月連続で1.9倍台で      本市では2.41倍であるとの事です。県は東京大手町に移住定住やUIJタ      ーンの相談窓口の移転充実を図ったとの事である。首都圏に本市独自の相談コ      ーナーを設ける考えはないかを問う   (5)県、富山市、立山町は企業立地助成金制度の交付要件の緩和をする方向である      との事、本市での対応は  3 農業問題   (1)「富富富」の本市での作付け面積は   (2)「美味しい富山米の店」の本市での登録店の数は   (3)全国最下位であった園芸産出額をふやすために県内15の農協が地域特性に応      じた園芸作物を戦略品目に指定して生産拡大を図っているが本市の状況は   (4)一億円産地づくり事業での本市での現況は   (5)農地中間管理機構を介して担い手農家に貸し出された農地は   (6)「とやま農業経営総合サポートセンター」への期待することは ■1番 柴沢太郎議員  1 健康寿命の延伸について   (1)高齢者の外出や運動を促進するためにも、施設トイレの洋式化が望まれている。      高齢者の利用が見込める施設について、洋式トイレの普及率はどのような状況      か   (2)親子でおでかけ事業とは、どのような事業か。また今後継続的に行うのか   (3)黒部市総合体育センター周辺は、体を動かしたり運動を行うには適している場      所であると考える。将来的な黒部市総合体育センターへのバス停の設置、及び      バス路線の見直しについて考慮はあるのか  2 海岸漂着物の対応について   (1)近年、黒部市の海岸に漂着する海岸漂着物について、市が把握している量と質      は。また発生の状況や発生源についてどのように分析しているか   (2)地域住民による海岸清掃活動では、対応が困難である量の海岸漂着物(潅木、      流木、ゴミ、アスファルトの欠片等)が流れ着いた場合、漂着物の回収・撤去      ・処理について市や関係機関の対応を問う   (3)豪雨等による河川の増水によって、まとまった海岸漂着物が流れ着く傾向にあ      る。河川上流から下流にかけて、より一層の発生抑制対策が求められているの      と共に、市外から漂着物が流れ着く可能性もあることから、県内他市町村とも      連携し海岸漂着物削減に向けて取り組む必要があると考えるが  3 地下水の保全と名水サミットについて   (1)近年、清水庵の清水における水質検査において、塩化物イオンの数値が高い傾      向にある。また昨年、県の水質検査において蒸発残留物が基準値を上回り、一      度不適合の判断が下されている。この数値が高い状態にある原因について、専      門家を中心にどう分析しているのか   (2)過去、黒部市議会や地下水に関係する組織において、地下水の涵養、揚水規制      ・制限等が議論されていることが議事録や会議録から見て取れる。この議論は      一体どのように推移して現在に至っているのか伺う   (3)今後、貴重な資源を次世代へ繋げる、より一層の活動や教育が求められている      と考える。今回、名水サミットを開催する意義。大会を通して何を伝えたいの      か伺う ■9番 谷口弘義議員  1 介護施設の増設、介護従事者の処遇改善について   (1)特別養護老人ホーム等介護施設の不足から黒部市内の入所待機者が70名を超      えている。介護施設の増設等に市が積極的に支援を行うことや特別養護老人ホ      ーム等の建設を働きかけることが必要と考えるが、どうか   (2)入所待機者の解消について、新川地域介護保険・ケーブルテレビ事業組合2月      議会で、理事長が「特養施設では、要介護1・2の方も含め入所待機者が14      4名となっており、直近の1年間で新規入所者が156名おられることから、      単純計算すると1年間で待機者全員が入所できる計算になる」と答弁された。      黒部市内の入所待機者も1年間で全員入所できるのか。      入所待機者の待機期間が改善されたのか   (3)介護士不足から、黒部市内で介護施設の一部の運営が困難になり入所制限をし      ている施設があると聞いている。介護士不足解消のため新川地域介護保険・ケ      ーブルテレビ事業組合では、介護職員実務者研修として研修者本人に10万円、      事業所に35,000円の給付金を出している。市独自で支援することが必要      と考えるがどうか   (4)介護労働者の平均給与は、約21万9,000円。全労働者平均給与32万4,      000円と10万円以上も低いことが示されている。介護士不足の要因のひと      つとして賃金の低いことが上げられている。      市内で働く介護福祉士、介護職員の平均賃金はいくらか。      国は、介護職員の処遇改善のため、2019年10月から介護サービス事業所      の勤続10年以上を条件に、介護福祉士の処遇改善として月額8万円相当増や      す方針を固めた。市として条件など付けずに介護職場で働く人全員の賃金を上      げるよう求める必要があると考えるが、どうか  2 嘱託職員の処遇改善について   (1)政府は同一労働同一賃金の法制化を言っているが、同一労働同一賃金について      市長の考え方はどうか      市長は子育て支援の重要さを十分に認識され、保育料の負担軽減や医療費の高      校3年生までの無料化など、実行する段階に入っている。一方、子育てをして      いる黒部市のフルタイムで働く嘱託職員の賃金は、窓口事務担当者で14万6,      900円で、あまりにも低い。嘱託職員が安心して働き、子育てできるよう支      援するためにも、賃金引き上げが必要と考えるが、どうか   (2)市が運営している保育所・幼稚園の保育士127人のうち、嘱託職員(臨時保      育士)が55名と43%以上となる。保育所・幼稚園で嘱託職員の方がいなか      ったら正常な運営ができないと考えるが、どうか   (3)嘱託職員、正職員ともに保育士免許取得者と聞いている。子どもたちを保育す
         る上で正職員との違いは何か。勤務上の違いは何か。      保育士を嘱託職員として雇用する理由は何か   (4)保育所にフルタイムで勤務している嘱託職員(臨時保育士)の賃金は勤続5年      未満が154,000円、10年以上が169,500円、平均基本給が16      2,863円となっている。正職員と賃金で大きな差がある。同一の労働での      賃金差を縮めるためにも、子育てしている人を支援するためにも賃金を上げる      必要があると考えるが、どうか。      正職員との大きな格差の理由は何か ■13番 橋本文一議員  1 道の駅について   (1)今議会に道の駅整備事業として5,691万5,000円が計上されている。      内訳は用地測量業務1,000万円、地域振興施設実施設計業務2,430万      円、休憩広場実施計画業務1,957万5,000円、申請業務等委託費の追      加304万円である。地域振興施設実施設計や休憩広場実施計画を業務委託す      るとき発注者の市としての考えを示さなければならないと思うが、どのような      考えを示して業務委託するのか   (2)国土交通省や地権者との協議はどうなっているのか   (3)12月議会では、道の駅全体の予算総額は国の整備部分を除き20億円台後半      程度に抑えるよう検討しているとのことであったが、変わりはないか   (4)誘致ゾーンについては、大変不確定な部分がある。温泉の可能性調査を行って      きたが調査の結果はどうなったのか。温泉が出ないならば、誘致ゾーンは中止      すべきと思う。そのことが結果的には市債残高の抑制につながると思うが、ど      うなのか  2 新石田企業団地について   (1)新石田企業団地に入居予定であった、ソロパワー・ジャパン株式会社が3月契      約解除してから3か月がたった。未売却地が長期間にわたると市の財政負担に      なると述べてきた。3月議会の答弁では、現在、製造業に限定している募集業      種の範囲を拡大する。また、県内外他市の事例等も参考にし、企業がより進出      しやすい環境を整備するとのことであった。その後、企業が進出しやすい環境      整備をどう変えられたのか   (2)今後の売却はどのようにしていくのか。新たな企業の入居等予定があるのか  3 (仮称)くろべ市民交流センターについて   (1)交流センター建設予定地に隣接する北陸銀行が4月に移転をした。以前に移転      後の跡地について、北陸銀行と話合が行われたのかと質問した。跡地を駐車場      として借り受けてはとの声がある。      跡地について、北陸銀行と協議を行う考えはあるか  4 黒部川、出し平ダム、宇奈月ダムの連携排砂について   (1)6月から8月にかけ2回に分けて排出するとのことであるが、漁網などへの被      害があれば、排砂実施機関は漁業者に補償すべきである。また、市としても漁      業振興を求めるべきと思うがどうか   (2)今年度の排砂ができないとなれば重大な事態を招く。過去に少雨のため排砂で      きなかったことがある。必要ならば上流のダムの水を使っての排砂も検討すべ      きと思うがどうか   (3)排砂実施機関は、宇奈月ダムからの土砂排出も排砂と認めた。ダム建設時から      831立方メートルの土砂が溜まっており、ダム湖内のボーリングなどで底質      調査すべきであると思うがどうか   (4)より自然に近い排砂に近づけるため、排砂は6月から8月に限定せず、年間を      通じ一定の出水ごとに行うべきと思うがどうなのか ■8番 小柳勇人議員  1 中山間地の振興策について   (1)市内で中山間地とはどのような地域なのか   (2)人口動態の変化、人口減少に歯止めがかからないが、どのように認識している      のか、また、何が課題となるか   (3)諸課題に対応していくために、市当局として、どのような体制強化を進めてい      くのか  2 これからの市内で開催される大型イベントへの対応について   (1)今後予定されている大型イベントの計画内容について問う   (2)イベント開催に合わせて、本市が行うインフラ整備の方向性に問う   (3)市内で盛り上げていくためには、カーター記念黒部名水マラソンのように市内      全体での取り組みが望ましいと考える。市当局の役割をどのように認識してい      るのかを問う  3 公共施設の再編に関する基本計画の進捗状況について   (1)公共施設の再編に関する基本計画の進捗状況について問う   (2)再編計画全体のローリング状況について問う   (3)公共施設の維持管理費を含め、費用便益についての考え方を問う ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――               開 会 の 宣 告   午前10時00分 ○議長(伊東景治君) おはようございます。  本日、6月定例会が招集されましたところ、出席議員は、定足数に達しましたので、これより、平成30年第4回黒部市議会6月定例会を開会いたします。  これより、諸般の報告を行います。まず、監査委員から例月出納検査の2月分、3月分及び4月分の結果報告がありました。お手元に配付したとおりであります。説明は省略をさせていただきます。  次に、北信越市議会議長会表彰状、全国市議会議長会表彰状及び全国市議会議長会感謝状の伝達を行います。 ○事務局長(鍋谷 悟君) まず、北信越市議会議長会表彰状及び全国市議会議長会表彰状の伝達を行います。お名前を申し上げますので、前の方へお並び下さい。  辻 靖雄議員。  最初に、北信越市議会議長会議員在職15年以上の表彰状の伝達を行います。  辻 靖雄議員。                  〔表彰状伝達〕 ○事務局長(鍋谷 悟君) 次に、全国市議会議長会議員在職15年以上の表彰状の伝達を行います。辻 靖雄議員。                  〔表彰状伝達〕 ○事務局長(鍋谷 悟君) 辻 靖雄議員は、自席へお戻りください。  議長は、そのままお待ちください。  次に、全国市議会議長会感謝状の伝達を行います。お名前を申し上げますので、前の方へお並び下さい。  新村文幸議員、伊東景治議長。  新村文幸議員。                  〔感謝状伝達〕 ○事務局長(鍋谷 悟君) 伊東景治議長には副議長より感謝状が伝達されます。  伊東景治議長。                  〔感謝状伝達〕 ○事務局長(鍋谷 悟君) 自席へお戻りください。  以上で、表彰状及び感謝状の伝達を終わります。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                   開    議   午前10時08分 開議 ○議長(伊東景治君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
     会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、「山内富美雄君」及び「新村文幸君」を指名いたします。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(伊東景治君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から6月25日までの18日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(伊東景治君) ご異議なしと認めます。  よって会期は、18日間と決定いたしました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(伊東景治君) 日程第3、「議案第45号から議案第56号まで」及び「報告第8号から報告第13号まで」以上18件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、大野久芳君。                〔市長 大野久芳君登壇〕 ○市長(大野久芳君) おはようございます。辺りの緑が一段と深みを増し、黒部川には若鮎が跳ね、爽やかな風とともに差し込む日射しが、初夏を満喫させる季節となりました。  初めに、今ほど多年にわたり地方自治の発展と円滑な議会運営に尽くされた御功績により表彰状並びに感謝状の伝達を受けられました議員各位に対し、一言お祝いを申し上げます。辻靖雄議員におかれましては、全国市議会議長会及び北信越市議会議長会から、それぞれ在職15年の永年在職表彰をお受けになりました。  また、新村文幸前議長、伊東景治議長におかれましては、全国市議会議長会から、同会評議員としての功績及び地方財政委員会委員としての功績により感謝状が伝達されました。誠におめでとうございます。  表彰状並びに感謝状を受けられました議員各位の多年にわたる御功績は、まさに本市の財産であり、市民の皆様とともに心からお祝いを申し上げるものであります。今後とも、健康には十分御留意くださいまして、ますますの御活躍を御祈念申し上げます。  また、今朝の新聞報道によりますと、早稲田大学の研究機関が公表した、全国の地方議会を対象とする「改革度ランキング2018」で、回答のあった1,318議会中、黒部市議会が第260位にランクされたとのことであります。全国でも高い評価を受けられておりますことに、議員各位に対し深甚なる敬意を表するものであります。これまで黒部市議会が、議会基本条例の制定や議会報告会の定期開催に加え、政務活動費のインターネット公開など、これまで地道に取り組んで来られた、数々の改革が評価されたもので、私といたしましても大変うれしく存じます。今後とも「情報共有」「市民参加」「機能強化」を柱に、引き続き改革に取り組まれますことをご期待申し上げます。  それでは、6月定例会にあたり提案理由説明を申し述べます。  本日ここに、平成30年第4回黒部市議会6月定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御参集を賜り、市政上の重要諸案件につきまして御審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。  議案の説明に先立ち、諸般の状況等について申し上げます。  政府は、去る5日に公表した「経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる骨太の方針2018」の原案の中で「経済再生なくして財政健全化なし」との基本方針を堅持しつつも、平成34年頃から団塊の世代が75歳に差し掛かり社会保障費が急増することが見込まれること等に配意し、国と地方の基礎的財政収支の黒字化の時期を従来目標から5年遅らせて平成37年度とする方針を固め、近く閣議決定される見通しであります。  これを受けて本市といたしましても、進展する人口減少、少子高齢化社会にあって今後とも厳しい財政状況が予想される中、将来にわたって持続可能な規律ある財政運営を確保するため、限りある財源を効率的に執行していく必要があります。そのためにも、市民の皆様とともに知恵を絞り、ともに汗をかき、地域の実情に即した施策を的確に行うことに努めてまいりたいと考えております。  また、これからの市政運営にあたっては、これまで本市が取り組んできました事務事業とその必要性を検証しながら、私の信条でもあります「健やか」「展やか」「朗らか」の3つの黒部の創造に向け、より市民の皆様に分かりやすく、市民満足度の高い行政を目指していくことが重要であると考えております。どうか、議員各位におかれましては、今後の市政運営について、格別のお力添えを賜りますようお願いを申し上げます。  それではまず、最近の経済状況について申し上げます。  内閣府が先月発表した今年1月から3月期の実質経済成長率は、年率換算でマイナス0.6%とのことであり、速報値ではありますが実に9四半期ぶりのマイナス成長となりました。その要因として、輸出から輸入を差し引いた外需においては、引き続きプラス成長を維持したものの、内需の部分で冬場の気象要因がマイナスに作用したことが一因と分析されております。これまで2年余りにわたり上向き基調にあった景気の回復が、一服している状況であり、これらが一時的なものなのか否かについて、今後公表される実質経済成長率改定値など、経済指標に引き続き注意を払っていく必要があるものと考えております。  次に、先月27日に開催されました「第35回カーター記念黒部名水マラソン」について申し上げます。前回大会に引き続き、1万人の参加者を目標として開催いたしました今大会には、過去最高の10,594名の皆様にエントリーをいただき、当日は全国各地から9,661名が参加され、うち8,939名が完走されました。当日参加者数、完走者数とも過去最高であり、天候にも恵まれ本当に素晴らしい大会となりました。  また、前日イベントとして開催をされました「生地まちあるき」や「ジョージア音楽祭」、更にはゲスト高橋尚子さんと柏原竜二さんによる「スペシャルトークショー」も、それぞれ盛況の内に終了しました。  また、今年も国際友好都市大韓民国三陟市から選手を含む9名の皆さんが大会に合わせて本市を訪問され、大会に華を添えていただきました。平成14年のマラソン相互交流に関する協定の締結以降、三陟市との選手団の相互派遣が継続的に行われていることは、同市との信頼関係の証であり、市民レベルでの交流の一環として今後も続けていくべきものと考えております。  これら関連イベントを含め、大会が年を追うごとに盛大となり、ランナーの皆さんから高い評価を受け続けておりますことや、何より大きな事故なども無く大会が運営できましたことは、市民の皆様や市内企業、各種団体などから2,800名を超えるボランティアスタッフの御尽力の賜物であります。ランナーの皆様へ熱い声援をお送りいただいた沿道の市民の皆様を含め、今大会に携わられたすべての皆様が主役の大会であったと考えており、この場をお借りいたしまして改めて深く感謝申し上げるものであります。おもてなしマインドが溢れる地方ならではのフルマラソン大会として、更に評価をいただけるよう、引き続き努力してまいります。  次に、来月13日に開催されます「名水サミットin黒部」について申し上げます。第32回全国水環境保全市町村連絡協議会全国大会、いわゆる通称名水サミットが、県内外からの関係者を迎え、宇奈月国際会館セレネを中心に開催されます。  本市での開催は平成元年に第5回大会を開催して以来29年ぶりであり、全国で初の2回目の開催となります。今回の大会テーマは、新たにジオパークの視点も取り入れた「高低差4,000m 水のめぐみ 次世代へ」であります。  大会では、シンポジウムが行われることとなっており、参加者の皆様に黒部の名水をPRするとともに、水環境の保護の推進と水質保全意識の高揚を図ることとしております。  また、翌日には、うなづき友学館、杉沢の沢スギ、生地清水めぐりの3箇所を視察するオプショナルツアーを実施するなど、関係自治体とともに、参加者へのおもてなしに万全を尽くしてまいります。  次に、防災・減災について申し上げます。これからいよいよ梅雨時期を迎えますが、近年、想定外の豪雨に見舞われることが多く、改めて河川の氾濫や土砂災害への備えに万全を期すとともに、日頃からいざという時の体制をしっかりと確認しておくことが肝要であります。  本市では、水防法の改正を受けて、1,000年に1度以上の確率で起こりうる想定最大規模の降雨に対応した洪水ハザードマップへの見直しに着手したところであります。  また、水害に限らず、不測の事態が発生した折には、いかに正確に情報収集を行い、適切かつ迅速に対応できるかが極めて重要であり、本市としても本年3月に改訂した地域防災計画を基に、災害発生時における迅速な初動の確保を含めた全庁的な防災危機管理体制の整備・充実に引き続き努めてまいります。  加えて、今後各地区で予定されている防災訓練等の機会を通して市民の皆様に防災・減災に対する関心を高めていただき、更に地域防災力の向上に取り組んでまいります。  それでは、本日提出いたしております議案につきまして御説明を申し上げます。  まず、予算関係について申し上げます。議案第45号は、「平成30年度黒部市一般会計補正予算(第1号)」であります。補正額は、4億6,938万5千円でありまして、補正後の予算総額を211億5,138万5千円とするものであります。  今回の補正予算につきましては、当初予算が「骨格」予算として編成されたことに伴い、いわゆる「肉付け」予算を追加するほか、制度改正等により早急に対応が必要なものや国・県補助事業等の採択に伴う所要の経費などを計上いたしております。  歳入歳出予算の補正の概要について申し上げます。ふるさと黒部サポート寄附をはじめとする篤志寄附によります特定目的基金の積立金を、それぞれ総務費、民生費、教育費で計上しております。  総務費は、元号変更に伴うシステム対応業務委託費を計上したほか、自治総合センター助成によるコミュニティ助成事業費や防災行政無線デジタル化設計業務委託費、国際文化センター屋上防水シート改修事業費などを計上しております。  民生費は、地域福祉計画策定費を計上したほか、障害者自立支援給付支払等システム改修費や下立保育所屋根改修事業費などの計上、そして生活保護システム改修費を追加しております。  衛生費は、環境基本計画策定費を計上しております。  農林水産業費は、農業委員及び農地利用最適化推進委員報酬費を追加するほか、とやま型農業経営支援事業費や産地づくりプラットフォームモデル事業補助金、獣肉加工施設整備補助金などを計上しております。  商工費は、若手・女性商業者グループ元気プラン支援事業補助金を計上したほか、宇奈月国際会館の施設改修費及び再生支援補助金を計上しております。  土木費は、地区要望のうち新規に着手する道路、消雪及び河川整備費を追加したほか、立地適正化計画に基づく都市再生整備計画事業費、道の駅整備に係る設計業務等委託費などの追加や宮野運動公園野球場スコアボード更新事業費などを計上しております。  消防費は、消火栓更新費を計上しております。  教育費は、市民交流センター基本設計業務委託費を計上したほか、子ども読書活動推進計画策定費、東京2020オリンピック・パラリンピック事前キャンプ誘致推進実行委員会補助金などの計上や総合体育センター改修費を追加しております。  これらの補正の財源といたしましては、市税、国県の支出金、財産収入、寄附金、繰入金、諸収入、市債のほか、繰越金をもって充当することにいたしております。  債務負担行為は、防災行政無線デジタル化設計業務委託事業ほか2事業を追加するものであります。なお、平成29年度一般会計の決算につきましては、現在、調製中でありますが、実質収支は5億円台の黒字となる見込みであります。今後とも、適正で効率的な予算執行に努めてまいります。  次に、予算以外の案件について申し上げます。条例関係議案につきましては、一部改正が「黒部市各種委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例」ほか5件であります。その他議案といたしましては、「財産の無償譲渡について」ほか4件であります。  その他、報告事項といたしましては、繰越計算書が「平成29年度一般会計継続費繰越計算書」ほか3件、「市出資法人等経営状況報告」及び「専決処分の報告」の計6件であります。  以上、提出いたしました議案等につきまして概要を申し上げました。  なお、詳細につきましては、質疑、委員会等で御説明を申し上げます。何とぞ慎重御審議のうえ、適切なる御決定を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由といたします。どうぞよろしくお願いいたします。              〔市長 大野久芳君自席に着席〕 ○議長(伊東景治君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。議事の都合により、6月11日から14日までの4日間は、本会議を休会とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(伊東景治君) ご異議なしと認めます。  よって、6月11日から14日までの4日間は、本会議を休会とすることに決しました。なお、6月9日及び10日の2日間は、市の休日でありますので休会です。  6月15日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、一般質問の代表及び個人質問を予定しております。  一般質問の通告書は、12日、正午まで提出願います。  本日は、これをもって散会いたします。   散会 午前10時33分...