黒部市議会 > 2017-12-05 >
平成29年第5回定例会(第1号12月 5日)

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  1. 黒部市議会 2017-12-05
    平成29年第5回定例会(第1号12月 5日)


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    最終取得日: 2023-06-13
    平成29年第5回定例会(第1号12月 5日)   平成29年第5回黒部市議会12月定例会会議録 平成29年12月5日(火曜日)                  議事日程(第1号)                            平成29年12月5日(火)                               午前10時00分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議案第54号 平成29年度黒部市一般会計補正予算(第5号)    議案第55号 黒部市農業委員会の選挙による委員の定数に関する条例の全部改正           について    議案第56号 黒部市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について    議案第57号 黒部市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部改           正について    議案第58号 黒部市職員の給与に関する条例の一部改正について    議案第59号 黒部市国民健康保険税条例の一部改正について    議案第60号 黒部市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活
              性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の           一部改正について    議案第61号 黒部市営住宅条例の一部改正について    議案第62号 宇奈月消防庁舎整備工事(建築主体)請負契約の締結について    議案第63号 市道の路線の認定について    議案第64号 黒部市立地適正化計画について    議案第65号 黒部市中心市街地地区都市再生整備計画について                 ( 提案理由説明 ) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ  日程追加 副議長の辞職について       副議長の選挙       議会運営委員会の補欠委員の選任について ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   18人     1番 柴 沢 太 郎 君         2番 成 川 正 幸 君     3番 高 野 早 苗 君         4番 川 本 敏 和 君     5番 中 村 裕 一 君         6番 村 井 洋 子 君     7番 山 田 丈 二 君         8番 小 柳 勇 人 君     9番 谷 口 弘 義 君        10番 木 島 信 秋 君    11番 辻   靖 雄 君        12番 伊 東 景 治 君    13番 橋 本 文 一 君        14番 辻   泰 久 君    15番 山 内 富美雄 君        16番 川 上   浩 君    17番 新 村 文 幸 君        18番 森 岡 英 一 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員    な し ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長               堀 内 康 男 君   副市長              能 澤 雄 二 君   総務企画部長           御 囲 泰 晃 君   市民生活部長           村 田 治 彦 君   産業経済部長           有 磯 弘 之 君   都市建設部長           河 田   勇 君   都市建設部理事建設課長      島 津   博 君   総務企画部次長総務課長      魚 谷 八寿裕 君   市民生活部次長市民環境課長    中 島 嘉 久 君   産業経済部次長農林整備課長    山 本 稔 浩 君   会計管理者            岩 上 勝 彦 君   企画政策課長           長 田   等 君   財政課長             林   茂 行 君   総務課行政係長          武 隈   渉 君  市民病院   市民病院事務局長         内 橋 裕 一 君   市民病院事務局理事総務課長    山 本 真 也 君  教育委員会   教育長              国 香 正 稔 君   教育部長             長 田 行 正 君   教育委員会事務局次長学校教育課長 鍋 谷   悟 君  代表監査委員            福 島 啓 之 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員   事務局長             新 酒 保 和 君   議事調査課長           柳 原 真美代 君   議事調査課課長補佐        橋 場 和 博 君   主事               栗 山 久 範 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○(一般質問通告) 一般質問(代表) ■日本共産党 谷口弘義議員  1 平成30年度予算編成について   (1)平成30年度予算は住民要望に応え、くらし第一の予算編成にする事が求めら      れている。28年度決算特別委員会で出された意見や要望を尊重し反映させる      のは当然のことである。      28年度決算では、市の借金・市債残高は302億円となっており、市民1人      1人が約70万円の借金を抱えていることになっている。      29年度予算では事業を行うための借金、市債が20億1,810万円であり、      借入金返済の公債費が24億9,000万円となっている。これでは借入金返      済のために借金をしていると見られても仕方がない。市の借金、市債を減らす      予算編成にすべきと考えるがどうか。      平成30年度の予算編成規模はどのくらいか。      消費税の配分見直し案が総務省、財務省から示された。消費税の配分見直しで      市の財政に及ぼす影響は、どうか。      市内で働く人の所得はどのような傾向にあるか。住民税の見通しはどうか。      来年度の地方交付税の見通しはどうか   (2)28年度決算特別委員会で、補正額とほぼ同額の不用額や補正以上の不用額が      でている事業がある。当初予算が全額不用額になる。事業費全額が流用で充て      られている事業があることが指摘された。今議会に上程された土木費のマイナ      ス補正140,136千円の内容を見ても、予算の組み方を考えさせられる。      30年度の予算編成ではもっと慎重に予算編成するべきと考えるが、どうか   (3)各地区から出される要望は、住民にとっては一番身近で生活に密着しており実      現が望まれている。平成28年度の地区要望の予算額、決算額はいくらか。一      般会計決算額から見ると、何%となるか。30年度の地区要望は何件か。地区      要望に対する予算は一般会計では、何%となると予想できるか  2 介護保険制度について   (1)厚労省が示した高齢者の自立支援、重度化防止等の取り組みを支援するための      交付金に関する評価指標(案)で何を基準として交付金に関する評価指標とす      ると考えるのか。      評価指標(案)は各事業所の介護内容に反映させることになると考えるが、ど      うか。      自宅で暮らす高齢者が利用するデイサービスは、心身機能の維持、家族の身体      的・精神的負担の軽減、社会から孤立させないなどの役割を果たしている。こ      うした事業所を要介護度の改善だけで評価するべきでないと考えるが、どうか。      厚労省が示した市町村向け指標(案)には、このような事業者をどのように評      価する内容となっているのか。      評価指標(案)は、要介護認定率、介護予防、ケアマネジメントなどの違いを
         「評価」することで自立支援、重度化防止等「見える化」し、「要介護認定率      の低下」など「努力」した自治体に交付金を増やす仕組みになっている。評価      の低い自治体に「給付適正化の先進事例」を示し、介護の予算を盾にして自治      体にも、事業者にも数値目標を立てる事を強要することはあってはならないと      考えるが、どうか   (2)厚労省は、要介護1からの5の人を対象に、介護職員(ホームヘルパー)らが      行う訪問介護のうち、生活援助について、要介護度別に要介護1で月26回、      要介護2で33回などの基準を示した。訪問介護は高齢者の在宅での生活を支      えるために、身体介護(食事・排泄・入浴)、生活援助(掃除、調理、洗濯)      は欠かせないサービスであり、利用者の要望に応えるための制度の充実が必要      と考えるがどうか。      生活援助サービスの報酬を引き下げる方針だが、在宅介護を推奨しながら、1      番身近なサービス部分を縮小するやり方には反対だ。報酬を引き下げる方針に      対する考えは、どうか。      生活援助サービスの果たす役割は何か。      市内で訪問介護のうち、生活援助を受けている人は何人か。要介護1から5ま      での1ヶ月の平均利用回数は何回か。      機械的な回数制限では在宅での生活が立ち行かなくなり、重度化を招きかねな      いと考えるが、どうか。      国は、ホームヘルパーを「家政婦代わりに使われている」との批判がある事を      指摘している。そのような不適切と思われる事例は市内であるか。      国は、一定回数を超えるケアプラン(介護計画)を保険者である自治体に届け      させ、ケアプランが「不適切」な場合は訂正を促す仕組みを提案している。回      数にこだわり、わずかな不適切事例を大げさに取り上げるのは、利用者、介護      者の不安を拡大し、ケアマネージャーホームヘルパーの働く意欲を低下させ      る事にならないかと危惧する。ケアプランは個々の利用者の実態に合わせたも      のであり、尊重するべきと考えるが、どうか ■新政会 小柳勇人議員  1 来年度予算編成方針について    (財源見通しと、来年度の予算編成方針とは)   (1)第2次総合振興計画長期見通しでは、来年度の一般財源における収入を14      4億7300万円と見込んでいるが、本年度の歳入をベースに、来年度の一般      財源における財源見通しを問う   (2)「選択と集中」を進める上で、来年度の予算編成の方針とは。また、戦略Kを      含め、地方創生や人口減少対策についてどのように取り組むのか考え方を問う  2 来年度予算編成方針について    平成29年11月21日に新政会として次年度予算に対して政策要望を行ったこと    を踏まえ、諸課題に対しての基本的な考え方を問う    出会い、結婚、出産にわたる子育て支援。働きながら子育てをしていく世帯が本市    のモデルケースとして考えられる。仕事を継続しながら子育てしていける環境整備    への考え方として以下3点について問う   (1)子どものインフルエンザ予防接種助成に対して、県内各市町村の現況や本市と      して取り組む考え方について問う   (2)病児・病後児保育「くるみ」、利用時間が延長されるなど行政サービスは向上      している。更なる向上を目指し、利用者目線に立った諸課題と低所得者への支      援策についての考え方を問う   (3)子ども子育て支援制度の推進により放課後児童クラブにおいて地方自治体の役      割が大きくなっている。行政としての関わりを強化することへの考え方、特に      指導者が雇用されていることを踏まえ労務管理についてどのように取り組むの      か。また、低所得者への負担軽減についての考え方を問う   (4)健康マイレージ制度の新設など、あらゆる世代、特に高齢者が健康的な生活を      目指す環境整備への取り組む考え方について。また市内における健康増進施策      について、どのように政策効果を検証していくのか、その考え方について問う   (5)平成28年度から始まった奨学生定住支援補助金制度、市内への定住者増進施      策としてUターン者へは、実質的に給付型奨学金となるよう、制度の適用年度、      範囲、金額など見直しを行うことへの考え方について問う   (6)市民病院、安定した経営とサービス向上に肝要な医療スタッフの充実について。      特に看護師の確保のためワークライフバランスに配慮し魅力ある職場環境を促      進するとともに、新川医療圏看護師不足を補うため、戦略的に看護師確保へ      取り組むことへの考え方について問う   (7)都市計画マスタープラン用途地域外に住宅が増え、そのため優良農地が減少      していることへの認識とは。また、最上位計画である第2次総合振興計画では      平成39年の目標人口を39,000人、都市計画マスタープランでは平成4      1年の目標人口を41,000人としていることを踏まえ、都市計画マスター      プランを見直すことへの考え方について問う   (8)黒部川直轄80年、黒部川開発100年が経過した。6月豪雨による不帰谷の      脅威を踏まえ、黒部川流域の管理について、今まで以上に国・県と連携強化を      進めるための具体策について問う   (9)平成32年度から新しく2つの中学校が新設されるなかで、現在の中学2年生      から小学校5年生まで再編期間の在学生となる。この期間に部活動促進につい      て、留意するべきことと、支援策についての考え方を問う  (10)2025年問題や、さらなる労働人口の減少を踏まえ、今後の黒部市における      農業の担い手についてどのような考え方で取り組むのか。そのうえで、耕作放      棄地や狭小変形水田への考え方について問う  (11)「立山・黒部」ブランド化、「世界で最も美しい湾クラブ事業」など富山県が      観光産業支援に積極的なことを踏まえ、黒部市として観光産業の育成支援への      考え方について問う。併せて、観光局や宇奈月国際会館セレネなど、市内の観      光関係団体の機能向上への考え方と県や国の支援方針について問う  (12)有害鳥獣、特にイノシシが急増していることへの認識について問う。併せて、      電気柵において市民が自らイノシシ対策にも乗り出すなか、周辺市町と連携し      て有害鳥獣駆除に取り組む考え方について問う  (13)公共交通を維持していくため、その利用状況の目標値や市民負担についても幅      広く市民への理解を深め、住民参画を促進していくことが肝要と考える。これ      らを行う考え方とその時期について問う  (14)立地適正化計画中心拠点誘導施設について、会派の市政報告会では、この施      設についての市民認知度が低く、図書館の在り方についてもご意見を多数頂い      た。より市民が愛着を持った図書館となるよう市民参画を促すことへの考え方      について問う ■新樹会 辻 靖雄議員  1 黒部市総合振興計画について   (1)第1次総合振興計画の総括と達成感は   (2)第1次総合振興計画の残された課題は   (3)第2次総合振興計画が答申されたが本会議に上程されていないのはなぜか   (4)第2次総合振興計画も同じリーダーのもとで継続して推進することこそ責任あ      る態度ではないか  2 区画整理事業の促進について
      (1)黒瀬川に架かる「上野橋」の建設は   (2)街区公園の建設構想は   (3)黒瀬川沿線の歩道を桜並木に   (4)黒瀬川改修の見通しは   (5)南線と黒部宇奈月線はいつ繋がる予定か   (6)あと5年後に本当に完成するのか   (7)最終的に三日市保育所周辺区画は500世帯以上の住宅地になるか  3 投票率向上への取り組みについて   (1)期日前投票の入場券に「宣誓書」を付けられないのか   (2)会場をもう少し広げられないか   (3)商業施設の活用は   (4)若者への棄権防止対策は  4 福島原発に防護服を着用しての視察について   (1)防護服を着用しての廃炉視察の感想及び職員派遣の継続を   (2)「原発」に対する考えは ■新風の会 高野早苗議員  1 少子高齢化人口減少対策について   (1)出生率の向上に向けた取り組みをどのように進めていくのか   (2)子どもを育てやすい環境づくりにおいて力点を置く施策は何か   (3)移住・定住施策においてアピールする黒部市の魅力は何か、力点をおく年代層      は。また、若い女性を呼べないか   (4)女性活躍推進法における黒部市の特定事業主行動計画取り組み状況は   (5)働きやすい職場環境は必然であるが、取り組もうとする中小企業への支援策は   (6)結婚しにくい要因ともなっている非正規雇用労働者対策をどのように進めてい      くのか   (7)高齢者雇用をどのように拡大していくのか   (8)障がい者雇用をどのように拡大していくのか   (9)外国人労働者の現状は。また、将来展望は  (10)地域・家庭で支える高齢者福祉をどのように進めていくのか  2 平成30年度予算について   (1)『新ステージ始動予算』のめざすものは   (2)投資的経費の見込み額は   (3)市債の今後の見通しは   (4)決算特別委員会の結果をどのように反映させるのか ■13番 橋本文一議員(一括方式)  1 宇奈月国際会館セレネについて   (1)市は取得後、指定管理者制度を導入し、指定管理者が持っているノウハウ、人      脈、ネットワーク、行政、観光協会、旅館組合、芸術文化協会などの支援をう      け、宇奈月温泉関係の皆さんだけの利用でなく、黒部市全体、富山県の中での      位置づけをしっかりして、利用促進を図る。何としてもV字回復するとのこと      であった。現在の状況はどうなのか   (2)市が株式会社宇奈月国際会館より取得するとき、県はこれまで以上の応分な支      援を行うとなっていたが、この間、どのような支援を行ってきたのか      また、今後も県の支援が必要と思うが、どうなのか  2 道の駅について   (1)市長は平成27年3月定例会で「国道8号の道の駅の設置可能性を調査検討し      てまいります」と表明されてから2年9か月になる。市民の皆さんから、道の      駅での温浴施設建設への期待がよせられている。一方で、9月議会でも述べて      きたが「経営が成り立つのか」と不安視する声もよせられている。9月議会以      降の道の駅の進捗状況を伺う   (2)誘致ゾーンについては、大変不確定な部分があると思う。市民の皆さんは温浴      施設が建設されれば、道の駅の地域振興施設との相乗効果が期待され、誘致ゾ      ーンへの出店業種なども増えて、道の駅全体の賑わいや、出店業者の経営も成      り立つとの意見がある。温浴施設、温泉ができないならば中止、縮小も検討す      べきとの意見もあるが、どうなのか。      また、温泉の可能性調査の結果はいつ出るのか   (3)9月議会でも質問したが、道の駅全体の予算総額はいくらか。それぞれ国、県      等の補助金があると思うが、市としての持ち出しはいくらになるのか ■4番 川本敏和議員(一問一答方式)  1 地域で支えあう高齢者等の福祉施策について   (1)地域福祉を担う人材の育成・確保が課題であるが、民生委員児童委員や見守り      員等の高齢化が負担に感じておられる方もいると聞くが、その対策は   (2)市の見守り体制として「黒部ネット活動」を推進しているが、地域版・企業版      がある。その状況と課題は   (3)地域支え合い推進事業が実施され、地域の拠点となる場を中心に介護予防運動      や生活支援活動等による地域サロンの開催に向けて、その推進員養成講座が行      われているが、地域サロングループ状況と課題は   (4)ボランティア活動は、自分の特技等を活かす活動で生きがいや健康増進に繋が      り、いつまでも元気に自立した生活を過ごせると考えるが、ボランティア団体      の現状と課題は   (5)黒部市高齢者福祉計画が今年度で終了するが、次期計画に向けての成果や課題      は何か   (6)災害時の要援護者地図情報や日頃からの見守り、災害時における安否確認の支      援や地域での避難体制の連携、避難訓練等の状況は  2 障がい者が地域で安心して暮らせる施策について   (1)パラリンピックで障がい者の活躍が注目をあびる中で、本市での障がい者スポ      ーツ大会等の取組や計画はあるのか   (2)障がい者が就労することは経済的な自立につながり、社会活動への参加が重要      と言える。本市の障がい者の就労状況とその支援は。また、課題は   (3)市街地の歩道等の視覚障がい者誘導用の点字ブロック誘導ブロックが途中で      無い場所があるが整備が必要では   (4)本市の歩行者用信号機に視覚障がい者用の信号機の設置が必要と考えるが、そ      の設置状況は   (5)本市の公共施設のバリアフリー化ユニバーサルデザインに配慮した整備状況      は   (6)障がい者福祉サービス分野の実施計画として位置づけられている黒部市障がい      者福祉計画が最終年度であるが、その総括と次期計画の基本方針は ■2番 成川正幸議員(一問一答方式)  1 インクルーシブ教育の推進について   (1)現在の本市、小中学校における特別支援級通級児童生徒の現状と推移はどう      か。担任数はどうか伺う
      (2)通常級の担任も含めて、より特別支援教育の知識を持ち、専門性を高めること      が必要だと考える。現在の特別支援学校教諭免許の保有率はどうか伺う   (3)教員免許取得の方法と現状。多忙の中で受験勉強が出来るのか。受験に当たっ      て市として支援は出来ないか伺う   (4)支援級や通級担任と普通級担任との連絡方法はどうか。また打合せの時間は取      れているのか伺う   (5)特別支援教育支援員がいない午後や学校行事などの時の対応は。特別支援教育      支援員が常勤出来るように時間延長出来ないのか伺う   (6)インクルーシブ教育が推進されるにあたり、ますます通級指導が重要視されて      くる。通級指導担任は他校と兼務していることで、多忙であり子どもたちにと      っても1週間を通じて同じ支援が望ましいと思うがどうか。通級指導も含めて      教員の増員の考えはどうか伺う   (7)特別支援・通級指導は、一人ひとりの児童生徒によって違っている。それぞれ      に教材を考えなければいけないと思うが現在、教具開発や教員のための書籍費      は十分なのか。また教材置き場と教材費が確保されているのか伺う   (8)インクルーシブ教育は、社会モデルの考え方を広める取り組みをしなければ社      会に広がりが出来ない。学校だけではなく、幼稚園、保育園など、子ども達が      関わる場所に市として呼びかけていただきたいと思うがどうか伺う  2 地方経済分析システム(RESAS)から見る観光戦略   (1)北陸新幹線開業後、1泊ではなく連泊の方が増加している。それはどうしてか。      また今後も引き続き、連泊を増加させるためには、朝の観光メニューを充実さ      せるべきだと考えるがどうか伺う   (2)新幹線が開業しても宿泊者の形態は変化なく、依然として夫婦・カップル、男      女グループが多い。男性グループが少ない事から、それらは女性から人気があ      ると推測する。その女性を分析すると60代の女性がもっとも多いが、どうい      った事が考えられるのか。      そのことから女性グループを意識したお土産などの商品開発、観光メニュー開      発が必要だと思うがどうか伺う   (3)外国人観光客について、外国人滞在分析では、9月〜11月が日中に訪れる観光      客が多いのに夜間の人口が極端に少ない。秋シーズンの宿泊に繋げる施策を考      えてはどうか伺う   (4)外国人観光客の富山県への入国出国は、「中部国際空港から中部国際空港」、      「成田国際空港から成田国際空港」の2空港が特出して多いが、訪問率が周辺      地域と比べても低い。外国人観光客誘致のPRをこの2空港で行ってはと思う      が、どうか伺う   (5)本市に訪れる外国人は、英語圏ではないアジアが多い。多くの外国人観光客を      受け入れるためにハードルが高い英会話を学ぶより、日本語をやさしく分かり      やすくするだけで、黒部の印象がアップするのではないかと考える。市内観光      関係者を対象にやさしい日本語セミナーを実施してはどうか伺う 一般質問(個人) ■16番 川上 浩議員(一問一答方式)  1 大転換期にある黒部市の農業について   (1)富山県が富山米のブランド力強化に向けて鳴り物入りで開発、宣伝する新品種      「富富富」が平成30年秋にデビューする。現在生産者に対して作付け申し込      みを受け付けているようだが、その状況について所見を問う   (2)平成29年黒部市米生産数量目標は8700トン(転作面積率換算37.4%)      であったが、平成30年分の目標はどのような動きとなっているのか。またい      つ頃示されるのか   (3)生産性が高く再生産可能な所得を維持できる、各形態(集落営農、個人認定農      家、法人認定農家など)ごとの経営規模はどの程度と見ているのか   (4)各経営体が立ち行かなくなることへの懸念も現実視されてきており、遊休農地      (耕作放棄地)の発生を防ぐためにも、受け手の規模拡大を進める上での課題      をどのように捉えているのか   (5)農業委員の公選制を廃止し任命同意制となるとともに、農地利用最適化推進委      員が新設されるとのことである。それぞれの役割と実際の活動について、これ      までの農業委員との違いについて問う   (6)経営体ごとの課題を抱えながら、さらに中山間地では有害鳥獣による被害の増      大や、農地が住宅に囲まれた混住化地域での水環境、農作業への影響などが問      題化している現状への所見を問う   (7)農産物、6次化商品の販売を目的とした「重点道の駅 くろべ」構想が進めら      れている。水田農業からの転換を図り、園芸作物の一年を通した供給基地とし      てハウスを利用した施設園芸への取組みについて所見を問う   (8)今後の労働力不足解消と経営の効率化には、農業でもICTの利用は欠かせな      い。農地の集積・集約化と合わせてICT利用のモデル的事業に取組むことへ      の所見を問う   (9)農政の大転換期とも言える平成30年度をスタート年度とする第2次総合振興      計画では、2500haに及ぶ水田を誰が担い、どのように利用するかを方向      付けする必要があると考えるが所見を伺いたい  2 北アルプス横断道路構想推進協議会設立について   (1)北アルプス横断道路の必要性をどのように認識しているか。これまで煮詰まら      なかったこの構想をこの機会に実現に向け前進させるにあたり、副会長の一人      としてどのような姿勢で臨むのか ■9番 谷口弘義議員(一問一答方式)  1 市民病院の運営について   (1)国は、来年4月からの診療報酬の見直しで医師や薬剤師などの人件費に回る      「本体」部分はわずかにプラスし、薬代となる「薬価」を引き下げ全体の改定      率をマイナスにする方針を示した。病院への影響をどのように考えるか   (2)国は病院への報酬を減らすために、来年4月からの患者7人に対して看護師1      人の7:1看護体制について、10:1体制への転換を促し、診療報酬改定で      看護師の人数でなく手術などの実績で支払額に差を付ける方針を示している。      病院への影響をどのように考えるか。      市民病院は7:1看護体制をめざす目的・意図として、高度一般急性期病院と      しての看護の実践、手厚い看護の提供と看護師勤務環境の改善、看護師確保対      策、収入確保をあげて、これまで苦労してその体制を築き上げてきた。国の方      針と相いれないものと考えるが、どうか。      病院は今後どのような方向を目指すのか。      国に対してこのような方針の撤回を求めることが必要と考えるが、どうか   (3)国は、かかりつけ医などの紹介状がない軽症と思われる患者が、大病院(病床      数400床以上)を受診すると、原則として初診料5000円以上、再診料2      500円以上を患者が負担する仕組みを導入する方針を示した。405床ある      市民病院も対象となるが、軽症か重症かは、患者本人や家族が判断できると思      うか。病院としてどのような方針で臨むのか   (4)国は、消費税を2019年10月から10%に引き上げる方針だ。病院は28      年度決算では3億361万円を消費税として支払っている。そのうち2億22      50万円が患者さんに転嫁できない分になっている。消費税が10%になると
         どれくらい払うことになり、転嫁できず病院が負担する分はどのくらいと予想      できるか。      国は、病院が消費税により受ける損失を取り戻せないことから、診療報酬で補      填する方針を出していた。2002年度から診療報酬は0.1%台の微増の時      期もあったが、ほとんどマイナスが続いている。消費税が導入された1989      年以降、診療報酬で補填することを何回実行されたのか。      病院の経営に、消費税が大きな負担となると考えることができる。輸出大企業      は、外国への輸出で消費税は取れないからと仕入れ原価にかかる消費税が国か      ら還付される。病院は医療費にかかる分は患者さんからはもらえない。もらえ      ない分について、輸出大企業と同じように国から還付される制度を国に求める      ことが必要と考えるが、どうか  2 黒部市総合体育センターの施設改修について   (1)黒部市総合体育センターの体育館は女子バレーボールのV.チャレンジリーグ      1富山大会の開催や高校生のスポーツ大会、市の体育大会、ちびっ子スポーツ      大会等に多く利用されている。スポーツ健康都市宣言をしている黒部市の象徴      的な施設となっている。その体育館通路に雨漏りの場所があり、天井には大き      な雨漏りの跡、その下にバケツが2個置いてある。早急な処置が必要と考える      が、どうか。      体育館内のトイレは数多く設置されているが、洋式トイレについては、利用者      から要望が多い洗浄便座トイレに改修することが必要と考えるが、どうか   (2)温水プールの1階フロア―部、2階部分に雨漏りする場所がある。早急な処置      が必要と考えるが、どうか。      トイレの改修については、体育館と同様、洋式トイレについては、利用者から      要望が多い洗浄便座トイレに改修することが必要と考えるが、どうか ■5番 中村裕一議員(一問一答方式)  1 海浜周辺の整備について   (1)美しい湾クラブの理事会が10月黒部市で行われ、2019年の「世界で最も      美しい湾クラブ」の総会が県内で開催内定と報じていたが、市の湾岸魅力発信      の取り組みについて伺う   (2)湾岸道路、経田から石田磯線へつながる新たな橋梁設置への調査予算が決定し      ているが、開通後の市への波及効果について伺う   (3)釣り桟橋での釣りの成果が上がるよう、漁礁の対応策を考えているか   (4)石田フィッシャリーナセミナーハウス大規模改修工事費に今年度2296万円      計上されているが、いつから工事を始めるのか   (5)盛夏、電鉄石田駅から海水浴場までの人の流れは絶えないくらい賑わったが、      今後市として海水浴場への改善は考えられているか   (6)湾岸清掃など、環境保全について地区では協力している。しかし、上流からの      草、木、また、レジ袋、プラスチック等が海岸を汚している。最近、マイクロ      プラスチックの生態系への悪影響も指摘されており、川の環境保全への啓蒙に      ついての考えは  2 地区自主防災訓練の充実について   (1)平成19年から市の総合防災訓練が順に各地区で実施され、訓練を通して反省、      検証の上に立って、次への訓練が行われているのか、また、この間各地区の自      主防災訓練の実施に市として積み上げられた事象が指導されているのか   (2)地区の自主防災訓練は、振興会を核として、地区の実情に即し現場的感覚でマ      ンネリ化しないよう工夫した取り組みが必要であるが、市として各地区実施の      情報交換の場は持たれているのか   (3)都市化し、近隣との付き合いも少なくなってきている。地区の自主防災訓練実      施では、事前に情報を配布し、準備等、組織は動いているが、避難の参加者は      いつもの顔ぶれといった状態、住民参加の協働での訓練はどのようにすればよ      いか   (4)石田では最近、夜間防災訓練があったが、黒瀬川や布施川が氾濫したとき、さ      くら団地の住民はどこへ逃げればよいのかという意見もあり、市としてはどう      考えているのか   (5)地区住民の安全、安心を守る担い手として消防団がある。団員は本業を持ちな      がら、災害の救助活動に当たる。最近、団員の減少が見られるが、団員加入へ      の市の方策はないか ■1番 柴沢太郎議員(一問一答方式)  1 所有者不明土地について問う   (1)現在、社会問題となっている「所有者不明土地」について、市の見解を伺う   (2)「所有者不明土地」と考えられる固定資産について、黒部市では固定資産税の      課税はなされているのか。また、課税されているとすれば、納税されているか   (3)立地適正化計画における居住誘導を進めることにより、親や祖父母を残して、      若年層が誘導区域で家を建てる傾向がでると考える。将来的に様々な問題が起      こると考えるが、登記から起こる問題がより複雑化することが危惧される。市      の見解・今後の対応を伺う   (4)「所有者不明土地」となることにより、初期症状として周辺に悪影響が出る土      地や建物への対応は  2 地下水の保全について   (1)地下水の水質検査について、「とやまの名水」水質基準項目検査及び市で行っ      た直近での調査結果はどのような結果なのか   (2)高濃度の蒸発残留物、塩化物イオン(塩素イオン)・塩化ナトリウムが人体へ      影響を与える数値について伺う。また低濃度においても長年常用し続けること      での人体への影響は   (3)水質調査結果の公表について、調査結果においては、市民へ公表し、もし異常      が見受けられた際、周辺住民への自主検査を促す必要性があると考えるが。ま      た、黒部市での調査ポイント及び調査の頻度についても増やすべきでは   (4)将来、黒部川扇状地湧水群が次々と塩水化されていくことで、「名水」のブラ      ンドイメージが損なわれ、産業や観光に多かれ少なかれ何かしらの影響を受け      る可能性がある。風評被害対策を含め、将来的には真水である清水、塩水化や      管理者不在で廃止となる清水がでてくることが考えられるが、そのすみ分けを      しっかり行い「名水」をアピールすることが必要ではないかと考えるが   (5)地下水の保全に関して、過去様々な議論がなされているが、上水道加入への推      奨は元より、段階的な制限が必要と考える。条例での自粛・制限を設けること      に対して、支障や問題となることは   (6)来年、当市において全国名水サミットが開催されるが、ただ単に開催されて終      わるのではなく、地下水の保全を再度考える契機とすべきでは ■14番 辻 泰久議員(一問一答方式)  1 北方領土問題   (1)北方領土返還要求アピール行進に参加しての市長の所見を問う   (2)本年9月と11月に19回目、20回目の日ロ首脳会談が開催されている。平      和条約が締結されれば返還への道も開かれると思うが、元島民の方々も高齢に      なったり、解決を見ずに他界された方も大勢おられる。これらの事についての      感想は
      (3)記念館の誘致の話はどのようになっているのか  2 観光振興について   (1)中国、韓国、台湾からの訪日客が大幅に増えているが富山県への入込が少ない      のでは   (2)新興国の所得増や経済のグローバル化を受け海外旅行をする人が世界で増え続      けている。観光産業が経済に及ぼす影響は大であると思うが市長の見解を問う   (3)通年観光を図るには雪上花火、百名月物語、雪のカーニバルなどを開催してい      るが、もっとインパクトのあるトロッコ電車の冬季間の運行、ロープウェイを      僧ヶ岳の頂上まで開設、スキー場への人工降雪機の配備などを考えてはどうか   (4)姉妹都市、友好都市の交流活動を通じた着実なインバウンド誘客はどのように      考えるか   (5)市長は、昨年タイ王国の行政機関や観光事業者などに面会され宣伝されたがそ      の成果はどのように表れているかを問う   (6)受け入れ体制の整備、特に本年度予算においてまちの未来創造モデル事業の成      果は   (7)北陸新幹線、富山地方鉄道、黒部峡谷鉄道、パックになった乗車券の発売の働      きかけはどうか ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                 開 会 の 宣 告   午前10時00分 ○議長(新村文幸君) 本日、12月定例会が招集されましたところ、出席議員は、定足数に達しましたので、これより、平成29年第5回黒部市議会12月定例会を開会いたします。  これより、諸般の報告を行います。まず、監査委員から例月出納検査の8月分、9月分、10月分の結果報告がありました。教育長から、平成29年度 教育委員会事務の点検評価の報告(平成28年度分)がありました。  お手元に配付したとおりであります。説明は省略をさせていただきます。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                  開    議   午前10時01分 開議 ○議長(新村文幸君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、中村裕一君及び村井洋子君を指名いたします。  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月20日までの16日間といたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。   休  憩  10時02分   再  開  10時19分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  副議長川本敏和君から副議長の辞職願が提出されました。  この際「副議長の辞職について」を日程に追加し、議題とすることに、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって、「副議長の辞職について」を日程に追加し、議題といたします。  まず、その「辞職願」を事務局長に朗読させます。 ○事務局長(新酒保和君) 今般、一身上の都合により、平成29年12月5日をもって副議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。  平成29年12月4日  黒部市議会議長 新村文幸 様  黒部市議会副議長 川本敏和 ○議長(新村文幸君) お諮りいたします。  川本敏和君の副議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって、「川本敏和」君の副議長の辞職を許可することに決しました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。   休  憩  10時20分   再  開  11時45分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。この際、「副議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって、「副議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。  これより、副議長の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第1項の規定により、投票により行いたいと思います。  これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、投票によることに決しました。  議場の閉鎖を命じます。                   〔議場閉鎖〕 ○議長(新村文幸君) ただいまの出席議員は全員であります。  投票用紙を配布させます。                  〔投票用紙配布〕 ○議長(新村文幸君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。              〔「配付漏れなし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                 〔投票箱点検〕 ○議長(新村文幸君) 異常なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載のうえ、点呼に応じて順次投票願います。  点呼を命じます。                  〔点呼・投票〕 ○議長(新村文幸君) 投票漏れは、ありませんか。              〔「投票漏れなし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。                   〔議場階鎖〕 ○議長(新村文幸君) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により立会人に、橋本文一君及び辻靖雄君を指名いたします。よって両君の立ち会いを願います。                    〔開票〕 ○議長(新村文幸君) 選挙の結果をご報告いたします。  投票総数、18票。  これは、先ほどの出席議員数に符号いたしております。  そのうち、有効投票18票、無効投票0票、有効投票中、山田丈二君13票、中村裕一君5票、以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は5票であります。  よって、山田丈二君が副議長に当選されました。  ただいま、副議長に当選されました山田丈二君が議場におられますので、本席から当選の告知をいたします。副議長よりごあいさつがあります。               〔副議長 山田丈二君登壇〕 ○副議長(山田丈二君) 一言ごあいさつ申し上げます。ただいまの副議長に選任していただきました。はじめに、感謝と御礼を申し上げたいと思います。今、この場に立ち、その職責を重く受け止めているところであります。言うまでもなく副議長は、議長を補佐し、支えていくのが責務と思っております。先輩、同僚議員の皆様方には、格別のご指導ご鞭撻を高い席からではありますが、お願い申し上げまして就任のごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
                 〔副議長 山田丈二君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 次に、前副議長の川本敏和君からごあいさつがあります。               〔前副議長 川本敏和君登壇〕 ○前副議長(川本敏和君) 皆さんからご指名をいただきまして、副議長を1年間やらさせていただきました。今思えば、大変早くもあり、いろいろとあったことを思い出している次第であります。副議長就任中は、皆様に、本当に多くのご指導ご鞭撻をいただきまして、ありがとうございました。一抹の寂しさもありますが、一生懸命やらしていただいたという、充足感もあります。これからは一議員として、市民の福祉の向上、増進のために、今までどおり一生懸命励んでいきたいと思いますので、これからも皆様のご指導ご鞭撻を心からお願い申し上げまして、私の退任のあいさつとさせていただきます。本当に1年間ありがとうございました。             〔前副議長 川本敏和君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。   休  憩  12時00分   再  開  13時00分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議事の都合により暫時休憩いたします。   休  憩  13時01分   再  開  14時25分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。議会運営委員会においては「山田丈二」君から委員会条例第14条の規定により、議会運営委員の辞任願が提出され、議長においてこれを許可いたしました。よって、ただいまのところ議会運営委員が1名、欠員となっております。  お諮りいたします。この際、「議会運営委員会の補欠委員の選任について」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって、「議会運営委員会の補欠委員の選任について」を日程に追加し、議題とすることに決しました。  お諮りいたします。「成川正幸」君を委員会条例第8条第1項の規定により、議会運営委員会の補欠委員に指名いたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって「成川正幸」君を議会運営委員会の補欠委員に選任することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 日程第3、「議案第54号」から「議案第65号」まで、以上12件を一括議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。  市長、堀内康男君。                〔市長堀内康男君登壇〕 ○市長(堀内康男君) どちら様も大変ご苦労さまでございます。  提案理由を申し上げます前に、一言ご挨拶を申し上げます。  今ほどは、人格識見ともに卓越された山田丈二副議長が選出され、ご就任されましたことに対し、心からお祝いを申し上げます。  新村議長とともに市議会の代表として、市民福祉の向上と本市の更なる発展にますますご活躍されますことを心からご祈念申し上げます。  川本前副議長におかれましては、高い見識を遺憾なく発揮され、副議長としての重責を全うされましたことに対し、心から敬意を表するものであります。  豊富な経験を活かされまして、今後ともご活躍されますことをご祈念申し上げ、またご指導賜りますようお願い申し上げます。以上、簡単ではありますが、お祝いとお礼のご挨拶とさせていただきます。  それでは、提案理由を申し上げます。  本日ここに、平成29年第5回黒部市議会12月定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、市政上の重要諸案件についてご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。  まずはじめに、台風21号について申し上げます。10月22日から翌日にかけて接近した台風21号は、本市にも大きな爪痕を残していきました。市内では一時、大雨、洪水、暴風、波浪の4つの警報が同時に発令され、23日朝6時20分には土砂災害の危険性が高まったことから、明日地区及び中谷地区に避難準備情報を発令するとともに、愛本公民館に避難所を開設いたしました。また、午前8時過ぎには県道音沢中ノ口線の2か所で土砂崩れが発生し、夕方6時に上流側の土砂が除去されるまで栗虫集落が一時孤立する事態となりました。なお、県道下流側の土砂崩れ箇所につきましては、通行止めが続いておりますが、県によりますと今月中旬には解除される見通しとのことであります。このほか、市内各所で大雨や暴風による被害が発生しており、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、復旧が滞りなく進みますことを祈念するものであります。  それでは、諸般の状況について申し上げます。まず、最近の経済状況について申し上げます。  内閣府が先月発表した今年7月から9月期の実質GDP速報値は、物価変動の影響を除いた実質GDPが4月から6月期に比べ0.3%の増、年率換算では1.4%の増となり、7四半期連続のプラス成長でありました。11月の月例経済報告では、「景気は、緩やかな回復基調が続いている。」というこれまでの基調判断を6か月連続で維持したところであります。また、雇用情勢は、10月末現在の本市の有効求人倍率が、参考指標ながら2.42倍と前年同月に比べ0.49ポイントの上昇となり、7か月連続で2倍を超えて推移するなど、全国平均の1.55倍や県平均の1.83倍と比べ、かなり高い水準となっております。一方、為替相場は、9月中旬以降概ね1ドル110円台前半で安定的に推移し、日経平均株価も、先月、一時的にとはいえ、約26年振りに23,000円台を回復いたしました。過度の人手不足については、今後とも注視していく必要がありますが、一連の景気上昇の波が、来る2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて力強く継続し、本市をはじめとした地方経済においても、持続していくことを強く期待するものであります。  次に立山黒部ジオパークについて申し上げます。  立山黒部ジオパークエリアの大自然を舞台とした人間ドラマ「剣の山」が、先月3日から吉田科学館で公開されております。この作品は、同館の監修の下、本市と埼玉県の映像制作会社「ライブ」が共同制作したもので、ジオパークエリア内の山や川の雄大な営みを通じ、一人の少年が自然の中に生きているということについて学んでいく物語であります。清水が滾々と湧く生地の街を出発点に、称名滝や立山室堂を経由して、剱岳直下の剱沢キャンプ場までオールロケ撮影により地域の魅力を伝えており、ドラマ仕立てでありながら、立山黒部の成り立ちがよく学べる内容となっております。フルドーム映像の配給作品として、今後全国のプラネタリウム施設での上映も可能となることから、本作品を通じ、この地域の魅力が広く全国に伝わることを期待しており、また、市民の皆様にも、是非ご家族で吉田科学館にお運びいただき、鑑賞いただければと考えているところであります。  次に、平成30年度予算編成方針の概要について申し上げます。  国は、「経済財政運営と改革の基本方針2017」において、「経済再生なくして財政健全化なし」との基本方針の下、引き続き600兆円経済の実現と2020年度の財政健全化目標の達成の双方の実現を目指すこととされました。また、地方財政の見通しとして、地方の一般財源の総額について、平成29年度地方財政計画の水準を実質的に確保するとされておりますが、今後の経済情勢の推移、地方財政対策を含めた国の予算編成の動向等を十分注視していく必要があります。  一方、本市の財政状況につきましては、本格的な人口減少、超少子高齢社会が到来し、市税収入の減少や社会保障関係経費の増加により予想される財源不足に加え、大型建設事業債及び臨時財政対策債の継続発行に伴う後年の公債費の増嵩、公共施設の更新時期の集中など将来の財政負担への対応といった課題が残る中、平成28年度からは地方交付税に係る合併特例措置の段階的縮減が始まっており、さらに厳しい財政状況下での予算編成となることが必至であります。  これらのことから、平成30年度の予算編成に当たりましては、義務的経費を除き、一般財源ベースで前年度当初予算額からマイナス5%の額の範囲内とする要求基準を設定いたしました。  歳出の増大や税収の減少に結びつく新たな政策を行う場合、他の歳出の減少もしくは増収により財源を確保しなければならないとする予算統制を念頭に、「選択と集中」、すなわち、財政効果が乏しい歳出は徹底して削減し、政策効果の高い歳出に転換していくことを旨としております。  その上で、新たな総合振興計画のスタートにあたり、これまでの「市民生活ステップアップ実行予算」を拡充、再構築し、「1.黒部に住み、働きやすい環境づくり」、「2.若者が暮らし、結ばれ、産み育てる豊かさの実感」、「3.公共交通を軸としたコンパクトな都市構造の形成」、「4.災害に強く、安全安心な社会」の重点4テーマに関する『新ステージ始動予算』については、既存施策の枠組みや従来の発想にとらわれることなく、要求に上限を設けないこととしております。  黒部の持つ地域力をブラッシュアップし、その魅力を全国に向けて発信することを通して、「選ばれるまち・住み続けたいまち“くろべ”」を実現していくため、持続可能な財政構造の構築に向けた財務規律の堅持と市勢発展のための投資のバランスを保ちながら、本市が直面している諸課題に的確に対応してまいりたいと考えております。  それでは、本日提出いたしております議案につきましてご説明を申し上げます。  まず、予算関係について申し上げます。  議案第54号は、「平成29年度黒部市一般会計補正予算(第5号)」であります。補正額は、1億5,139万1千円の減額でありまして、補正後の予算総額を202億9,556万5千円とするものであります。  歳入歳出予算の補正の概要について申し上げます。  前述の台風21号被害につきましては、市の施設に関する被害総額を約1億2,600万円と見込んだところであります。被害状況に応じて機動的に対応すべきもので特に早期の復旧が必要なものにつきましては、現計予算により執行させていただきましたが、これから積雪期を迎えることにより施工が困難となるものについては、本年度3月補正での追加及び来年度当初予算での計上を予定いたしております。  職員給与費等につきましては、給与の更正及び改定に伴い、計上する各款にわたり補正をいたしております。  総務費は、篤志寄附によります、ふるさとサポート基金の積立金を追加するほか、平成30年4月執行予定の市長選挙について、今年度内に執行を要する経費を計上しております。  民生費は、篤志寄附によります社会福祉振興事業基金の積立金を追加しております。  農林水産業費は、農作物台風被害緊急対策事業費を計上しております。  土木費は、除雪対策事業、市道改良事業、都市計画道路整備事業、三日市保育所周辺土地区画整理事業について、国庫支出金交付決定に伴う事業費調整を計上しております。  教育費は、指定寄附によります教育文化振興基金積立金からの繰入金等による優秀スポーツクラブ育成補助金、篤志寄附によります教育文化振興基金の積立金を追加しております。  これら補正の財源といたしましては、寄附金のほか繰越金を充当するとともに、国県支出金、繰入金及び市債を更正することとしております。  予算関係以外の議案につきましては、条例関係として、「黒部市農業委員会の選挙による委員の定数に関する条例の全部改正について」等7件、その他の議案が4件であります。  以上、本日提出いたしました議案等につきまして概要を申し上げました。なお、詳細につきましては、質疑、委員会等でご説明申し上げます。何とぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。どうぞよろしくお願いいたします。               〔市長堀内康男君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。議事の都合により、12月6日から8日まで及び11日の四日間は、本会議を休会とすることにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって、12月6日から8日まで、及び11日の4日間は、本会議を休会とすることに決しました。  なお、12月9日及び10日は、市の休日でありますので休会です。12月12日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、一般質問の代表及び個人質問を予定しております。  一般質問の通告書は、7日、正午まで提出願います。  本日は、これをもって散会いたします。   散会   14時35分...