黒部市議会 > 2017-09-26 >
平成29年第3回定例会(第4号 9月26日)

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  1. 黒部市議会 2017-09-26
    平成29年第3回定例会(第4号 9月26日)


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    平成29年第3回定例会(第4号 9月26日)   平成29年第3回黒部市議会9月定例会会議録 平成29年9月26日(火曜日)                議事日程(第4号)                            平成29年9月26日(火)                               午前10時00分開議 第1 議案第43号 平成29年度黒部市一般会計補正予算(第2号)    議案第44号 平成29年度黒部市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)    議案第45号 平成29年度黒部市水道事業会計補正予算(第1号)    議案第46号 平成29年度黒部市下水道事業会計補正予算(第1号)    議案第47号 黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について    議案第48号 (仮称)桜井・宇奈月統合中学校屋内運動場武道場新築工事(建           築主体)請負契約の締結について    議案第49号 黒部市総合振興計画基本構想について          ( 7件 委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第2 認定第 1号 平成28年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について
       認定第 2号 平成28年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定           について    認定第 3号 平成28年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認           定について    認定第 4号 平成28年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第 5号 平成28年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて    認定第 6号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて    認定第 7号 平成28年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第 8号 平成28年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の           認定について    認定第 9号 平成28年度黒部市病院事業会計決算の認定について    認定第10号 平成28年度黒部市水道事業会計決算の認定について    認定第11号 平成28年度黒部市下水道事業会計決算の認定について          ( 11件 委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第3 (追加議案)    議案第50号 人権擁護委員の候補者の推薦について      ( 1件 提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決 ) 第4 陳情第3号 「全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関する陳情          ( 1件 委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第5 議員提出議案第5号 「全国森林環境税の創設に関する意見書」について      ( 1件 提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決 ) 第6 議員提出議案第6号 「道路整備予算の総額確保と道路財特法による補助率嵩上げ              措置の継続に関する意見書」について      ( 1件 提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決 ) 第7 議員の派遣について 第8 各常任委員会の議会閉会中の継続審査について 第9 総合交通対策について    黒部市のジオパークの利活用について    第2次総合振興計画の策定について    議会改革に関わる事項について            ( 4件 委員長報告、質疑、表決 ) 第10 議会運営に関する調査について            ( 1件 委員長報告、質疑、表決 ) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   17人     1番 柴 沢 太 郎 君         2番 成 川 正 幸 君     3番 高 野 早 苗 君         4番 川 本 敏 和 君     5番 中 村 裕 一 君         6番 村 井 洋 子 君     8番 小 柳 勇 人 君         9番 谷 口 弘 義 君    10番 木 島 信 秋 君        11番 辻   靖 雄 君    12番 伊 東 景 治 君        13番 橋 本 文 一 君    14番 辻   泰 久 君        15番 山 内 富美雄 君    16番 川 上   浩 君        17番 新 村 文 幸 君    18番 森 岡 英 一 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員   1人     7番 山 田 丈 二 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長               堀 内 康 男 君   副市長              能 澤 雄 二 君   総務企画部長           御 囲 泰 晃 君   市民生活部長           村 田 治 彦 君   産業経済部長           有 磯 弘 之 君   都市建設部長           河 田   勇 君   都市建設部理事建設課長      島 津   博 君   総務企画部次長総務課長      魚 谷 八寿裕 君   市民生活部次長市民環境課長    中 島 嘉 久 君   産業経済部次長農林整備課長    山 本 稔 浩 君   会計管理者            岩 上 勝 彦 君   企画政策課長           長 田   等 君   財政課長             林   茂 行 君   総務課行政係長          武 隈   渉 君  市民病院   市民病院事務局長         内 橋 裕 一 君   市民病院事務局理事総務課長    山 本 真 也 君  教育委員会   教育長              国 香 正 稔 君   教育部長             長 田 行 正 君   教育委員会事務局次長学校教育課長 鍋 谷   悟 君  代表監査委員            福 島 啓 之 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員   事務局長             新 酒 保 和 君   議事調査課長           柳 原 真美代 君   議事調査課課長補佐        橋 場 和 博 君   主事               栗 山 久 範 君 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                  開    議   午前10時00分 ○議長(新村文幸君) おはようございます。どなた様もご苦労さまでございます。  定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 日程第1、「議案第43号」から「議案第49号」まで、以上7件を一括議題といたします。
     本7件を付託した各委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。  まず、総務文教委員長の報告を求めます。中村裕一君。            〔総務文教委員長 中村裕一君登壇〕 ○総務文教委員長中村裕一君) 本委員会に付託されております「議案第43号中の所管部分」及び「議案第48号」、以上2件について慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。  「議案第43号 平成29年度黒部市一般会計補正予算(第2号)の所管部分」については、原案を可とすることに決定。  「議案第48号 (仮称)桜井・宇奈月統合中学校屋内運動場武道場新築工事(建設主体)請負契約の締結について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔総務文教委員長 中村裕一君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 次に、生活環境委員長の報告でありますが、生活環境委員長、山田丈二君から、欠席届が提出されておりますので、生活環境副委員長に報告を求めます。成川正幸君。            〔生活環境副委員長 成川正幸君登壇〕 ○生活環境副委員長(成川正幸君) 本委員会に付託されております「議案第43号中の所管部分」及び「議案第47号」、以上2件について慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申しあげます。  「議案第43号 平成29年度黒部市一般会計補正予算(第2号)の所管部分」については、原案を可とすることに決定。  「議案第47号 黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。          〔生活環境副委員長 成川正幸君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。村井洋子君。            〔産業建設委員長 村井洋子君登壇〕 ○産業建設委員長村井洋子君) 本委員会に付託されております「議案第43号の所管部分」、「議案第44号」、「議案第45号」及び「議案第46号」以上4件について、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申しあげます。  「議案第43号 平成29年度黒部市一般会計補正予算(第2号)の所管部分」については、原案を可とすることに決定。  「議案第44号 平成29年度黒部市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。  「議案第45号 平成29年度黒部市水道事業会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。  「議案第46号 平成29年度黒部市下水道事業会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。  なお、当局との意見交換の場において、今回の資機材流失による出し平ダム、宇奈月ダム連携排砂中止を重く受け止め、今後の再発防止に努めること、また排出できなかった土砂については、排砂実施期間外の緊急排砂を含め、早期における対応を求めたところであります。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔産業建設委員長 村井洋子君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 次に、第2次総合振興計画検討特別委員長の報告を求めます。山内富美雄君。       〔第2次総合振興計画検討特別委員長 山内富美雄君登壇〕 ○第2次総合振興計画検討特別委員長山内富美雄君) 本委員会に付託されております「議案第49号」について慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申しあげます。  「議案第49号 黒部市総合振興計画基本構想について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。      〔第2次総合振興計画検討特別委員長 山内富美雄君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) ただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  次に、「議案第43号 平成29年度黒部市一般会計補正予算(第2号)」に対しまして、木島信秋議員ほか4名から、既に配布いたしておりますように、修正案が提出されております。  提出者を代表して提案理由の説明を求めます。10番、木島 信秋 君。              〔10番 木島信秋君登壇〕 ○10番(木島信秋君) おはようございます。  提案者5名を代表して、提案理由説明を申し上げます。  平成29年度黒部市一般会計補正予算(第2号)を歳入、歳出ともに296万2千円を削減し、総額1億9,980万4千円を1億9,684万2千円に、補正後の一般会計総額を、204億811万2千円を、204億515万円に改めるものです。  内容は歳出で教育費の(仮称)くろべ市民交流センター整備事業施設管理運営計画策定費を削減し、歳入では同額を繰越金から減額するものです。併せて、第2表債務負担行為の補正を削除するものであります。修正理由は、(仮称)くろべ市民交流センター整備のために、建物全体の施設管理運営計画策定に際して、核となる機能である図書館についてその運営方法が十分議論されていないこと。市民サービスの向上へ計画する体制が不十分と言わざるを得ないこと。以上提案理由の説明といたします。             〔10番 木島信秋君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) これより、「議案第43号 平成29年度黒部市一般会計補正予算(第2号)」に対する修正案について質疑を行います。質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております「議案第43号」に対する修正案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって「議案第43号」に対する修正案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、「議案第43号」から「議案第49号」まで、及び議案第43号に対する修正案について討論を行います。討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  初めに、12番、伊東景治君。              〔12番 伊東景治君登壇〕 ○12番(伊東景治君) おはようございます。  わたくしは、新樹会、新風の会、きらめき、市民クラブの4会派を代表して、今定例会に提案されております、「議案第43号」から「議案第49号」まで7件に対して、賛成の立場から討論いたします。  まず「議案第43号」についてでありますが、6月議会で上程された(仮称)くろべ市民交流センター建設基本構想に対して、「検討期間が短く、議論が尽くされていない」といった指摘や三日市公民館が加わることに対しての反対などの意見がありました。しかし、「天の時」、「地の利」、「人の和」辻靖雄議員が6月議会の質問の中で述べたように、市民交流センター三日市地区にある老朽化した4つの公共施設を処分し、複合化した施設に整理統合し、子孫の世代へ負担を先送りしない事業であります。まさに天地人、時期を得た事業であり、6月議会で市民交流センター基本構想を賛成多数で可決したのであります。老朽化した不要な施設を早急に処分し、財政負担の軽減に資することこそ人口減少の大きな流れに適切に対応するものであります。独立した立派な施設を望まず、複合施設の中に地区の交流施設を選択した三日市地区の人たちに心から敬意を表するものであります。そして9月議会で市長は図書館を核とした複合施設施設管理運営計画策定をすべく、議案第43号の補正予算を提案されました。他自治体の事例を他山の石として、必要なものはやれるときにやるべきであります。今後は、管理運営計画策定委員会を早々に立ち上げ、熱意ある民間委員や専門家も交えて、集中して密度の濃い議論を行い、素晴らしい公共の複合施設となるよう検討されることを望みます。我々議員としても策定委員会の活動に期待し、注視していきたいと思います。  次に、「議案第49号 黒部市総合振興計画基本構想について」は、基本構想故の表現の仕方に曖昧さはあるものの、基本計画による補完性を考慮し、賛成するものであります。合併後10年を経て、第1次総合振興計画の反省を踏まえ、合併時の呪縛にとらわれることなく、これからの10年先を見据えた新たな黒部市第2次総合振興計画に大いに期待するものであります。以上「議案第43号」から「議案第49号」に関して、賛成の討論といたします             〔12番 伊東景治君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 次に8番、小柳勇人君。               〔8番 小柳勇人君登壇〕 ○8番(小柳勇人君) おはようございます。それでは、「議案第49号 黒部市総合振興計画基本構想について」新政会を代表して、反対の立場で討論をします。  平成19年度からのまちづくりの主役は、1市1町のスムーズな合併による新市創造、新幹線新駅周辺整備、新庁舎建設でありました。  来年度から、次の10年間は、合併による合併特例債の発行や交付税措置など、国からの財政支援が終了してなくなります。黒部宇奈月温泉駅では、北陸新幹線が定時運転をし、敦賀駅までの1日の早い延伸が期待されています。そして、この議場もまもなく3年目を迎えます。  その一方で、少子化、高齢化、人口減少など人口動態は、この9年間で黒部市のみならず、日本全体でも一番の課題と認識されるようになりました。さらに、市内間では、地域間での人口移動が顕著になるなど、街のかたちが変化しています。  また、財政面では、介護医療、子育て支援にかかる扶助費の増加や、公共施設あり方検討に代表される財政自由度の低下が想定されています。これらは、黒部市財政にとって、真正面から取り組む課題と認識されています。  我々の日常生活、スマホに代表されるようにICT化が進みました。ネットショッピングや動画配信、SNS交流と変化しました。文明の進化により利便性が向上しましたが、一方で個人と個人が直接結びつくようになり、家族や地域といった、かけがえのない価値観が希薄になり、大切な絆が細くなったように感じています。  議場の皆様、新市となってからの10年と、これからの10年では、外的要因が大きく異なります。次期総合振興計画基本構想を策定するにあたり、市民の皆様へ、次の10年の指針を示す前に、これまでを総括し、次の目標と課題を再確認するべきと考えます。  財政面では、人口減や人口動向の変化による歳入減、扶助費や増大していく公共施設の維持管理、他会計繰出に代表される歳出増が心配されます。そのような中、財源見通しでは、一般会計による投資的経費、合計65億円。前期5年間で60.3%、39億2千万円。後期5年間で39.7%、25億8千万円。前期後期比率は、6対4であり、金額は13億円以上の差異があるなど、予算の平準化について心配されます。  「大自然のシンフォニー 文化交流のまち」を引き続き、推進していくため、行政機関は、縦割りシステムの良さを残しながら、横ぐしを入れた、柔軟かつ効率的な運営と黒部市全体を俯瞰した視点を用いて計画の推進にあたることを期待しています。  これらを踏まえ高度成長期人口増加時代から続く予算分配の政治手法から、高い理念を掲げ、市民一人ひとりが街づくりを進める協働のまちづくりへ、黒部市の最上位計画である黒部市総合振興計画基本構想策定にあたっては、総括、次期計画の柱、財源平準化について議論を深め、引き継ぎ審査を行うことが求められており、現時点では原案に賛成することができない主旨の討論と致します。             〔8番 小柳勇人君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 次に9番、谷口弘義君。               〔9番 谷口弘義君登壇〕 ○9番(谷口弘義君) わたくしは、日本共産党を代表しまして、議案第43号、議案第47号、議案第49号の3件の議案について、反対の立場から討論をします。  議案第43号 平成29年度黒部市一般会計補正予算(第2号)です。補正予算のこれから述べる3項目以外は賛成できます。  補正予算の(仮称)くろべ市民交流センター設置運営策定支援事業が含まれています。この件について修正案が出されています。修正案について説明を受けました。修正案については納得できます。市民に丁寧な説明をすることが求められています。  補正予算の中に社会保障・税番号システム整備費が含まれています。マイナンバー制度は、もともと国が国民の所得・資産を効率的に把握し、徴税を強化すると同時に、「過剰な社会保障給付」を受けていないかなどをチェックすることが主な狙いです。現行制度では利用対象を税・社会保障・災害対策等に限定していますが、銀行口座を明らかにすることにも使えるようにするとされています。国による国民の管理、監視体制を目指すものです。さらにマイナンバー制度は中小業者が対応できる環境が整っていません。国民や市民のメリットがほとんどありません。セキュリティの問題も指摘されています。このことについて、私どもはこれまで議会の中でも述べてきました。こうしたことから議案第43号 平成29年度黒部市一般会計補正予算には賛成できません。  議案第47号 黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてです。この議案は無痛分娩介助料の値上げに関するものです。25,000円が60,000円に、27,500円が80,000円に、30,000円が100,000円にと現行料金より大幅な値上げになります。委員会で富山市民病院の料金に合わせた資料とか、お医者さん等の費用の説明がありました。だが、この大幅な値上げに市民が納得するでしょうか。値上げの条例には賛成できません。  議案第49号 黒部市総合振興計画基本構想についてです。当局との質疑を通じて、(仮称)くろべ市民交流センターの図書館について位置付けがわかるような説明がされませんでした。「図書館をコアとして」との当局の説明はなんだったのか、市民の皆さんにわかるように説明する責任があります。以上のことから賛成できないことを述べました、3議案の反対討論とします。             〔9番 谷口弘義君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 次に14番、辻泰久君。              〔14番 辻 泰久君登壇〕 ○14番(辻 泰久君) おはようございます。わたくしは新政会を代表して、議案第43号 平成29年度黒部市一般会計補正予算(第2号)修正案に賛成の立場で討論いたします。修正の内容は、(仮称)くろべ市民交流センター建設施設運営計画策定支援業務についてであります。  今議会において、図書館を核とした施設の建設を進めるにあたり、その施設運営については、入居予定の地区公民館子育て支援センター、働く婦人の家、市民会館、そして図書館に関係する市民の方々から組織する検討委員会で、建物全体の施設運営について議論を進める予定であると、そして、当局が中心となって素案を立案し、業者が議事録作成などの支援業務にあたると説明を受けております。  ハード「建物」ではなく、ソフト「市民サービス」の向上こそが、目指すべき真の目的であると思います。今回の図書館を核とした施設、その中心は図書館であります。中心となる図書館についても、運営方法が、直営、指定管理、一部業務委託となるかは定まっていません。また、開館日や延長営業なども議論されていません。これらは図書館を含め、子育て支援地区公民館等すべての機能について、組織する検討委員会で全体を一つで議論されます。  これまでの説明から、組織される検討委員会では、図書館機能など市民サービスの拡充について計画していくというより、建物・施設の運営について計画して行く、建物運営の次にそれぞれの機能があると考えざるを得ません。  これまで新政会では、幅広く市民の皆様からの声を直接聞いてまいりました。新しい図書館に対する期待や子育て支援センターへの希望、地区公民館の役割等様々なご意見を拝聴してまいりました。また、図書館の先進地視察では、市民参画のためには建設計画時から市民との協働が、利用され続ける図書館にとって重要な要素であることを再確認させられました。図書館だけでなく、子育て支援センター地区公民館も同様であります。  今回の修正案にご賛同いただき、市民の皆様が求める市民サービスが向上し、市民協働のまちづくりへ結びつくよう丁寧な進め方に修正されるようお願いし、賛成討論といたします。             〔14番 辻 泰久君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 他に討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより採決を行います。議題のうち、まず「議案第47号 黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(新村文幸君) 起立多数であります。  よって「議案第47号」は、原案のとおり可決されました。  次に「議案第43号 平成29年度黒部市一般会計補正予算(第2号)」に対する修正案」を起立により採決いたします。本修正案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(新村文幸君) 起立少数であります。よって「本修正案」は、否決されました。
     次に「議案第43号 平成29年度黒部市一般会計補正予算(第2号)」の原案について、起立により採決いたします。本件は原案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(新村文幸君) 起立多数であります。よって「議案第43号」は、原案のとおり可決されました。  次に「議案第44号 平成29年度黒部市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」、「議案第45号 平成29年度黒部市水道事業会計補正予算(第1号)」、「議案第46号平成29年度 黒部市下水道事業会計補正予算(第1号)」、以上3件を一括して採決いたします。本3件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって、「議案第44号から議案第46号まで」、以上3件は原案のとおり可決されました。  次に「議案第48号 (仮称)桜井・宇奈月統合中学校屋内運動場武道場新築工事(建築主体)請負契約の締結について」を採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって「議案第48号は、原案のとおり可決されました。  次に「議案第49号 黒部市総合振興計画基本構想について」を起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(新村文幸君) 起立多数であります。よって「議案第49号」は、原案のとおり可決されました。  日程第2、「認定第1号から認定第11号まで」、平成28年度 各会計決算11件を一括議題といたします。  本11件を付託した決算特別委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。決算特別委員長、辻靖雄君。            〔決算特別委員長 辻 靖雄君登壇〕 ○決算特別委員長(辻 靖雄君)  本委員会に付託されております、「認定第1号から認定第11号まで」以上11件について審査の結果をご報告申し上げます。  9月4日、本特別委員会を開催し、正・副委員長の互選を行った結果、委員長に私が、副委員長に橋本文一君が選任されたのであります。その後、本特別委員会の運営方法等について協議したのであります。  次に、本特別委員会を9月19日から22日まで、午前9時から、延べ4日間にわたり開催し、付託された平成28年度一般会計決算他、特別会計7件、企業会計3件の計11件の各会計決算の内容等について、当局から主要施策とその成果等の説明を受け、健全な行財政運営の維持と事業に係る費用対効果、さらには市勢の発展と市民福祉の向上に資する的確な執行について慎重かつ詳細に審査を行ったのであります。  それでは、各会計決算の認定について審査の結果を申し上げますが、その前に、審査において次年度以降の予算編成及びその執行について当局に留意いただきたい主な内容をご報告申し上げます。  その内容といたしましては、第1点、「市税等の徴収について」であります。  本市の市税収入については、81億1,125万8千円で、前年度に比べ4億3,589万5千円、率にして5.7%の増となったところであり、また、翌年度に繰り越される滞納額が、現年度課税分と滞納繰越分を合わせて1億5,100万8千円、不納欠損額が692万5千円となっており、さらには、各特別会計・企業会計においても多額の滞納額が生じております。こうした中、市当局におかれては、収納率向上に向けて努力されておりますが、税負担の公平性の観点から、また財政健全化を進める上で、引き続き滞納者の状況などを十分に把握し、各部・課内で連携をとりながら、より丁寧な対応と早期回収に努めるよう要望するものであります。  第2点、「簡素で効率的な行財政運営と住民ニーズへの適切な対応について」であります。第1次総合振興計画の6つのまちづくり指針のひとつであります都市基盤の充実したまちづくりに基づき、平成24年度以降、集中整備が行われてきたところであり、平成28年度においても、桜井中学校校舎棟新築事業、黒部市民病院外来診療棟増改築事業等、市勢発展のための多くの事業が行われました。その中にあって、各業務が計画に即応して実施されているか、またPDCAサイクルが健全に機能しているか、効率的な行財政運営について、検証したものであります。中でも、地方公共団体の健全化判断比率の1つである実質公債費比率については、13.4%と前年度から1.4ポイント改善されておりました。この指標につきましては、第1次総合振興計画前期基本計画では起債残高で目標設定されていたものが、後期基本計画において比率に変更されたところであります。今後とも、この公債費に限らず、わかりやすい指標の提示について要望するものであります。  また、黒部市人口ビジョンに徹底する将来人口の達成のため、子育て支援の充実は喫緊の課題であります。放課後児童健全育成事業をはじめ、事業の実施にあたっては、実態を把握し、適切な住民ニーズへの対応を切に望むものであります。  第3点、「黒部市民病院のさらなるサービス向上について」であります。  その内容といたしましては、平成28年度の病院経営の状況は、総収益106億1,498万2千円に対し、総費用が117億1,686万7千円で、純損失が11億188万5千円と赤字決算となりました。本年3月グランドオープンし、約半年経過したところであり、今後とも地域の基幹病院としての機能向上はもとより、医師の確保、また病床の利用率が向上した場合でも、7対1看護体制を維持できるよう、看護師の増員を図るなど医療の質の更なる向上に努められるよう要望するものであり、ひいては病院経営健全化につながるものと願うものであります。  それでは、審査の結果を申し上げます。  「認定第1号 平成28年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第2号 平成28年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第3号 平成28年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第4号 平成28年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第5号 平成28年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第6号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第7号 平成28年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第8号 平成28年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第9号 平成28年度黒部市病院事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第10号 平成28年度黒部市水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第11号 平成28年度黒部市下水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  以上、「認定第1号から認定第11号まで」の各会計決算11件について、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願うものであります。  なお、当局におかれては、引き続き早期発注、早期支払いに努められるとともに、決算審査における意見・要望等を平成30年度予算編成に反映いただくため、9月定例会会期中の4日間において審査を行ったことを真摯に受け止めていただき、総合振興計画の着実な推進とさらなる市民福祉の向上のために、住民ニーズをあらゆる角度から把握され、スピード感をもって取り組まれるとともに、引き続き最小の経費で最大の効果が得られる次年度予算を編成いただくよう改めてお願い申し上げます。           〔決算特別委員長 辻 靖雄君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします  これより、討論を行います。討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  初めに、9番、谷口 弘義 君。               〔9番 谷口弘義君登壇〕 ○9番(谷口弘義君) 私は日本共産党を代表して、認定第1号、認定第5号、認定第10号、認定第11号の4件の各決算について、反対の立場から討論します。  認定第1号 平成28年度黒部市一般会計歳入歳出決算についてであります。28年度の実質収支は8億2千900万円の黒字となっています。一方で不要額の総額が7億3千461万円となっています。6億以上の不要額が11年間続いています。黒字決算が続いていることは、多額の不要額によるものと考えることもできます。  予算が足りないからと年度途中に補正を組んだのに、決算では補正額とほぼ同額の不要額や補正以上の不要額が出る。予算を組んだのに全額不要額になる。事業費全額が流用で充てるなどの事業が何件もあります。このことだけを見ても、予算、補正予算は適正に組まれたのか、住民が本当に必要としている予算を組んだのか、疑問であります。  住民からは、「生活に密着している地区要望の実現にもっと回してもらえないものか」との声も聞いています。決算特別委員会で地区要望について質問をしましたが、予算額と要望件数は答えても決算額は答えない。これではどこまで要望に応えたのかわかりませんし、決算特別委員会で決算額は答えないなどあってはならないことです。  流用についてであります。決算特別委員会で指摘してきましたが、あまりにも流用が多すぎます。流用は議会にかける必要がないから、安易に行われるのではないかと思いたくもなります。当局から見れば柔軟に、効率よく執行できる予算措置といわれるかもしれませんが、予算編成の問題と考えます。このような決算の内容を見ますと、一体当初予算はどのような観点から組まれたのか疑問になります。予算は一つ一つの事業を積み上げて作るものと考えます。来年度予算においては、厳密な予算編成を行うべきであります。  決算状況と財政指標では、市の収入に対する借金返済の割合を示す実質公債費比率は前年の14.8%から13.4%と減少していますが、富山県内では中間より悪いとの説明です。一方、市の借金・市債残高は302億円となっており、市民一人ひとりが約70万円の借金を抱えていることになります。比べることができる平成27年度決算で、全国の標準財政規模がよく似ている11市を比べても、黒部市はずば抜けて多い306億円となっています。これだけを見ても28年度決算に賛成することはできません。  決算内容について細かくは言いませんが、決算についての資料提出要望が多く出されました。決算審査に必要なものばかりであります。さまざまな意見や要望が出されました。そのことは多くの改善の余地があることの表れであります。真摯にうけとめるべきであります。  認定第5号 平成28年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、認定第10号 平成28年度 黒部市水道事業会計決算、認定第11号 黒部市下水道事業会計決算について、この三つの事業会計は大幅に使用料が値上げされた後の決算です。「企業会計だから」というだけで住民に負担を押しつけるやり方は、住民感情からしても納得できないものであります。そのことからしても賛成できません。  今決算特別委員会で出された意見や要望を、30年度予算に反映し、住民要望に応えることができる予算になることを期待しまして討論といたします。             〔9番 谷口弘義君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 次に、一番、柴沢 太郎 君。               〔1番 柴沢太郎君登壇〕 ○1番(柴沢太郎君) 私は、新風の会、新樹会、きらめき、市民クラブの4会派を代表して、今定例会に提案された認定第1号から認定第11号に関して、賛成の立場から討論いたします。  平成28年度は社会保障関係経費や公債費が高水準にあって、新幹線関連事業や市庁舎建設、総湯建設など大型事業が平成27年度で終わり、一般会計の決算では、歳入206億4,500万円、歳出199億2,400万円となり、前年年度に比べて、歳入で28億5,200万円、歳出で29億4,200万円それぞれ減額でありました。マイナス財政の中で、桜井中学校新築事業10億5,000万円、小学校空調設備設置事業1億1,200万円、病院建設事業15億6,000万円など、市民サービスへの集中的な投資が行われました。一方、第1次総合振興計画の終段階であり、合併特例債の終了、地方交付税の合併算定替えの段階的縮減など、特例措置による財源確保が見込めないこと、大型事業債に伴う公債費の増加など、今後の財政運営を考えれば厳しい状況にあるといえます。それを見越して28年度は、計画的な繰り上げ償還が行われ、繰り上げ償還額が2億300万円で、前年に比べ1億1,100万円増えました。実質公債費比率は13.4%で1.4ポイントの改善、一般会計の市債残高は、3億9,600万円の改善ですが、一般会計と特別会計の市債総額は322億2,400万円となり、財政健全化に取り組まれるよう強く要望するものでございます。  地域開発事業では、新石田企業団地造成事業にはじまり、今後の事業展開に期待したいのであります。  発電事業では、宮野用水発電所に続いて黒瀬川発電所が完成し、小水力発電の安定的発展が期待されます。  病院事業においては、市民病院新改革プラン計画初年度であり、県東部の期間病院として、リニューアルした病院での医療、看護の質の向上と経営健全という難しい取り組みに期待したいと思います。  平成28年度から「まち、ひと、しごと」創生事業が本格的に始まりました。総合戦略「戦略K」の策定趣旨に従い、雇用創出、交流促進、結婚・出産・子育て、快適な暮らしなど様々な事業が展開しつつありますが、消化不良を起こさず、市民サービスと市の発展につながるよう気を引き締めて取り組まれることを要望します。  また、決算特別委員会で議論された意見や要望については、今後の市政運営の適切に反映され、全庁的な取り組みで市民の負託に応えていただくことを期待して、認定第1号から認定第11号に関する賛成討論といたします。           〔1番 柴沢太郎君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 他に討論は、ありませんか。            〔16番 川上 浩君挙手〕 ○議長(新村文幸君) 16番、川上 浩君。            〔16番 川上 浩君起立〕 ○16番(川上 浩君) 今の賛成討論の中の数字の確認をお願いしたいと思います。  冒頭、歳入予算206億8千4百何がしという数字を、206億4千何がしと聞こえたんでありますが、その点の確認をひとつお願いします。             〔1番 柴沢太郎君挙手〕 ○議長(新村文幸君) 1番、柴沢太郎君。今の数字の確認をお願いします。             〔1番 柴沢太郎君起立〕 ○1番(柴沢太郎君) 206億4,500万円。四捨五入いたしておりました。             〔1番 柴沢太郎君着席〕 ○議長(新村文幸君) 四捨五入して、100万単位で読み上げたとのことであります。  他に討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします  これより、「認定第1号 平成28年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」ほか、10件を採決いたします。議題のうち、まず「認定第1号 平成28年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(新村文幸君) 起立多数であります。よって「認定第1号」は認定することに決しました。  次に「認定第2号 平成28年度 黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって「認定第2号」は認定することに決しました。  次に「認定第3号 平成28年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(新村文幸君) 起立全員であります。よって「認定第3号」は、認定することに決しました。  次に「認定第4号 平成28年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は「認定すべきもの」であります。委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって「認定第4号」は認定することに決しました。  次に「認定第5号 平成28年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は「認定すべきもの」であります。委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕
    ○議長(新村文幸君) 起立多数であります。よって「認定第5号」は認定することに決しました。  次に「認定第6号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第7号 平成28年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」及び「認定第8号 平成28年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」以上3件を一括して採決いたします。  本3件に対する委員長の報告は「認定すべきもの」であります。委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって「認定第6号」から「認定第8号」まで、以上3件は認定することに決しました。  次に「認定第9号 平成28年度黒部市病院事業会計決算の認定について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は「認定すべきもの」であります。委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。「認定第9号」は認定することに決しました。  次に「認定第10号 平成28年度黒部市水道事業会計決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は「認定すべきもの」であります。委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(新村文幸君) 起立多数であります。よって「認定第10号」は、認定することに決しました。  次に「認定第11号 平成28年度黒部市下水道事業会計決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は「認定すべきもの」であります。委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(新村文幸君) 起立多数であります。よって「認定第11号」は認定することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 日程第3、「議案第50号」を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、堀内康男君。               〔市長 堀内康男君登壇〕 ○市長(堀内康男君) おはようございます。どちら様も大変ご苦労さまでございます。  議員各位には、連日、市政上の重要諸案件につきまして、ご審議賜っておりますことに対し、深甚なる敬意を表するものであります。  それでは、ただいま追加提出いたしました議案についてご説明申し上げます。  議案第50号は「人権擁護委員の候補者の推薦について」であります。本年12月31日で任期満了となられます「黒部市宇奈月町浦山1681番地、大橋朋子委員、54歳」を引き続き推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。  以上、追加提出いたしました議案につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。よろしくお願いします。             〔市長 堀内康男君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 議案の細部説明のため、暫時休憩いたします。  全員協議会を開催しますので、ご関係の方は第1委員会室にお集まり願います。   休  憩  午前11時05分   再  開  午前11時46分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第3の議事を継続いたします。  「議案第50号」について質疑を行います。質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております「議案第50号」については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。  よって、「議案第50号」については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、討論を行います。討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。  「議案第50号 人権擁護委員の候補者の推薦について」を採決いたします。  本件は、これを適任と認めることにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。よって、「議案第50号」は、これを適任と認めることに決しました。  会議の途中ですが、昼食のため午後1時まで休憩いたします。   休  憩  午前11時47分   再  開  午後 1時00分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。日程第4、「陳情第3号」を議題といたします。  本件を付託した委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。  総務文教委員長中村裕一君。          〔総務文教委員長 中村裕一君登壇〕 ○総務文教委員長中村裕一君) 本委員会に付託されております「陳情第3号」について、審査の結果をご報告申し上げます。  「陳情第3号 全国森林環境税の創設に関する意見書採択に関する陳情」については、慎重に審査した結果、陳情の趣旨を認め採択すべきものと決定  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議下さいまして適切なご決定を願う次第であります。           〔総務文教委員長 中村裕一君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。  討論はありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  「陳情第3号 全国森林環境税の創設に関する意見書採択に関する陳情」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「採択」であります。委員長の報告のとおり、「採択」とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(新村文幸君) 起立全員であります。  よって「陳情第3号」は、採択とすることに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 日程第5、「議員提出議案第5号 全国森林環境税の創設に関する意見書」を議題といたします。  「議員提出議案第5号」について、提出者を代表して提案理由の説明を求めます。  総務文教委員長中村裕一君。          〔総務文教委員長 中村裕一君登壇〕 ○総務文教委員長 (中村裕一君) ただいま上程されました、議員提出議案第5号について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。  「議員提出議案第5号」は、『全国森林環境税』の創設に関する意見書についてであります。意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。  『全国森林環境税』の創設に関する意見書。  我が国の地球温暖化対策については、2020年度及び2020年以降の温室効果ガス削減目標が国際的に約束されているが、その達成のためには、とりわけ森林吸収源対策の推進が不可欠となっている。  しかしながら、森林が多く所在する山村地域の市町村においては、木材価格の低迷や林業従事者の高齢化・後継者不足に加え、急速な人口減少など、厳しい情勢にあるほか、市町村が、森林吸収源対策及び担い手の育成等山村対策に主体的に取り組むための恒久的・安定的な財源が大幅に不足している。  このような中、政府・与党は、『平成29年度税制改正大綱』において、「市町村が主体となって実施する森林整備等に必要な財源に充てるため、個人住民税均等割の枠組みの活用を含め都市・地方を通じて国民に等しく負担を求めることを基本とする森林環境税(仮称)の創設に向けて、地方公共団体の意見も踏まえながら、具体的な仕組み等について総合的に検討し、平成30年度税制改正において結論を得る」との方針を示したところである。  もとより、山村地域の市町村による森林吸収源対策の推進や安定した雇用の場の確保などの取組みは、地球温暖化防止のみならず、国土の保全や地方創生等にもつながるものであり、そのための市町村の財源の強化は喫緊の課題である。よって、次のとおり、制度創設について実現を強く求めるものである。  平成29年度税制改正大綱において、「市町村が主体となって実施する森林整備等に必要な財源に充てるため、個人住民税均等割の枠組みの活用を含め都市・地方を通じて国民に等しく負担を求めることを基本する森林環境税(仮称)の創設」に関し、「平成30年度税制改正において結論を得る」と明記されたことから、森林・林業・山村対策の抜本的強化をはかるための「全国森林環境税」の早期導入を強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔総務文教委員長 中村裕一君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) これより「議員提出議案第5号」について質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(新村文幸君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております「議員提出議案第5号」については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって「議員提出議案第5号」については委員会付託を省略することに決しました。  これより、討論を行います。討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。「議員提出議案第5号 全国森林環境税の創設に関する意見書」を起立により採決いたします。  本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(新村文幸君) 起立全員であります。よって「議員提出議案第5号」は、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 日程第6「議員提出議案第6号 道路整備予算の総額確保と道路財特法による補助率嵩上げ措置の継続に関する意見書」を議題といたします。  「議員提出議案第6号」について、提出者を代表して提案理由の説明を求めます。  議会運営委員長、川上浩君。            〔議会運営委員長 川上 浩君登壇〕 ○議会運営委員長(川上 浩君) ただいま上程されました「議員提出議案第6号」について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。  「議員提出議案第6号」は道路整備予算の総額確保と道路財特法による補助率嵩上げ措置の継続に関する意見書についてであります。意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。  道路整備予算の総額確保と道路財特法による補助率嵩上げ措置の継続に関する意見書。  道路は、豊かな国民生活や活力ある産業、経済、社会活動を支える最も基礎的な社会資本である。富山県では、北陸新幹線開業による効果を持続・深化させ、観光振興、産業・地域活性化の取組みを加速し、地方創生を実現するためには、地方の創意工夫を最大限に活かした地域づくりと地方への人の流れをつくるネットワークの形成が重要であり、東日本大震災を踏まえ、国全体としてのリスク分散による強靭な国土づくりを目指すうえでも、道路整備の一層の推進がきわめて重要である。  このようなことから、住民生活の安心・安全の確保や地域経済の活性化に不可欠な地方の道路整備等を着実に進められるよう、道路整備予算の総額を確保することが必要である。  特に、「道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」の規定による補助率等の嵩上げ措置が平成29年度で切れ、国道や都道府県道、市町村道の補助率等が平成30年度から低減されることは死活問題である。  よって、国会並びに政府におかれては、地方における道路整備の現状とその必要性を十分認識され、道路整備のための安定的な財源を確保されるよう、次の事項の実現を強く要望する。  1 道路整備に対する国民のニーズが依然として高いことを踏まえて、必要な道路整備予算の総額確保を図ること。  2 道路財特法の補助率等の嵩上げ措置については、平成30年度以降も継続すること。  3 さらに、地方創生推進のために真に必要な道路整備については、補助率等を拡充すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成29年9月26日黒部市議会。  以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔議会運営委員長 川上 浩君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) これより「議員提出議案第6号」について質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております「議員提出議案第6号」については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって「議員提出議案第6号」については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、討論を行います。討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。  「議員提出議案第6号 道路整備予算の総額確保と道路財特法による補助率嵩上げ措置の継続に関する意見書」を起立により採決いたします。  本件については、原案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(新村文幸君) 起立全員であります。よって「議員提出議案第6号」は、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 日程第7、「議員の派遣について」を議題といたします。  お手元に配付いたしました議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 日程第8、「各常任委員会の議会閉会中の継続審査について」を、議題といたします。  各常任委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について、議会閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各常任委員長からの申し出のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。  よって、各常任委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 日程第9、「総合交通対策について」、「黒部市のジオパークの利活用について」、「第2次総合振興計画の策定について」及び「議会改革に関わる事項について」以上4件を一括議題といたします。  本4件を付託した各特別委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。  まず、総合交通対策特別委員長の報告を求めます。  小柳勇人君。          〔総合交通対策特別委員長 小柳勇人君登壇〕 ○総合交通対策特別委員長(小柳勇人君) 本特別委員会に付託されております「総合交通対策について」ご報告申し上げます。  まず、7月27日及び28日、本特別委員会委員による要望活動及び行政視察を実施しました。  その概要を申し上げますと、要望活動として、国土交通省、地元選出国会議員へ「鉄道経営への支援及び総合交通ネットワークの整備促進」、「北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅ダイヤの充実」、「北陸新幹線の整備促進」についての要望書を提出したのであります。  また、行政視察として、群馬県桐生市における先進的な取り組み、「低速電動コミュニティバス「MAYU」の活用と公共交通の取り組みについて」を視察したのであります。  続いて、9月14日、本特別委員会を開催し、市長から6月定例会以降の経過について報告を受けたのであります。  その概要を申し上げますと、7月10日及び7月11日、国土交通省に対して、北陸新幹線及び総合交通ネットワークの整備促進等の要望を行ったこと。また、富山県に対しては、同様の要望を6月29日に行ったこと。  7月20日、北陸新幹線停車駅の11市首長等が飯山市に集結し、各都市の主要観光振興事業の報告を行うとともに、平成29年度事業等について協議がされたこと。  8月3日、第21回黒部市公共交通戦略推進協議会が開催され、南北循環線の本格運行等について協議されたこと。  8月19日及び8月20日、市役所を会場として、「ネクストモビリティ・バザール2017」が開催され、県内外から先進技術を活かした電動車いすなど19台が集まり、多くの来場者が試乗を楽しんだこと。また、交流棟会議室では、公開討論会などが行われたこと。  8月24日、JR西日本より、10月から11月までの北陸新幹線秋の臨時列車の運行について発表され、今回の臨時列車の運行では、夏の臨時列車に引き続き、「はくたか」臨時便の運行については、黒部宇奈月温泉駅には、主に土日を中心に延べ11本停車することとなったこと。  9月4日から9月6日、JR東日本とJR西日本が連携して、昨年に引き続き仙台と北陸とを結ぶ直通専用新幹線が運行され、黒部宇奈月温泉駅では、にいかわ観光圏のゆるきゃらをはじめとしたお出迎えとお見送りを行ったこと、等の報告を受けたのであります。  次に、当局から南北循環線の本格運行について、石田三日市線のルート変更及びダイヤ改正について、説明を受けたのであります。その後、本定例会で集中して審査する事項として「公共交通の駅整備について」を取り上げ、審査を行いました。  さらに、当局を交えて、今後の事業促進の方向等について、意見交換したのであります。  その結果、本市における総合交通対策について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。         〔総合交通対策特別委員長 小柳勇人君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 次に、立山黒部ジオパーク促進特別委員長の報告を求めます。  成川正幸君。        〔立山黒部ジオパーク促進特別委員長 成川正幸君登壇〕 ○立山黒部ジオパーク促進特別委員長(成川正幸君) 本特別委員会に付託されております、「黒部市のジオパークの利活用について」ご報告申し上げます。  まず、8月8日及び9日、本特別委員会による、静岡県の伊豆半島ジオパークの行政視察を実施しました。  その概要を申し上げますと、伊豆半島ジオパーク推進協議会事務局において、広域におけるジオパーク活動、地域住民への周知活動の取り組みについて説明を受け、意見交換をしたのであります。  また、ユネスコ世界ジオパーク認定への取り組みについても意見交換したほか、伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」、ジオサイト「楽寿園」、「柿田川湧水公園」の視察も行ったのであります。  続いて、9月15日、本特別委員会を開催し、布施川流域の現地視察を行ったのであります。  次に、市長から、これまでの経過について報告をうけたのであります。  その概要を申しますと、7月と8月に計3回、地域観光ギャラリー展示変更検討委員会を開催し、ジオパークの拠点施設としての展示の変更について議論したこと。  7月20日と23日に、市役所職員を対象とした、立山黒部ジオパークに関する研修を実施し、職員が理解を深め、現地でのフィールド研修も行ったこと。  6月定例会での本特別委員会において、住民への周知を図るため、立山黒部ジオパークのロゴマークシール及びステッカーを作成し、各地区でも活用してもらってはどうかとの提案をしたところ、早速シール及びステッカーを作成し、配布し活用してもらう取り組みを開始したこと等の報告を受けたのであります。  次に当局から、地域観光ギャラリー内のジオパーク関連展示の更新について説明を受けたのであります。その後、当局を交えて、「立山黒部ジオパークの促進等について」意見交換を行ったのであります。  その結果、本市における黒部市のジオパークの利活用について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。      〔立山黒部ジオパーク促進特別委員長 成川正幸君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 次に、第2次総合振興計画検討特別委員長の報告を求めます。  山内富美雄君。       〔第2次総合振興計画検討特別委員長 山内富美雄君登壇〕 ○第2次総合振興計画検討特別委員長山内富美雄君)  本特別委員会に付託されております「第2次総合振興計画の策定について」ご報告申し上げます。
     9月15日に本特別委員会を開催し、はじめに市長から6月15日開催の本特別委員会以降の経過について、報告を受けたのであります。  次に「議案第49号 黒部市総合振興計画基本構想について」審査したのであります。  その後、第2次総合振興計画前期基本計画中間報告についての説明を受け、これらについての意見交換を行ったのであります。  さて、市の最上位計画となる第2次総合振興計画は、新たなまちづくりを導き、実現していくための総合的な指針として、その実効性が確保される必要があります。  このため、本特別委員会では、今後とも付託事件であります「第2次総合振興計画の策定について」審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。      〔第2次総合振興計画検討特別委員長 山内富美雄君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 次に、議会改革特別委員長の報告を求めます。  伊東景治君。           〔議会改革特別委員長 伊東景治君登壇〕 ○議会改革特別委員長(伊東景治君) 本特別委員会に付託されております、「議会改革に関わる事項について」ご報告申し上げます。  まず、議員間協議を重ねてまいりました政務活動費の領収書及び活動報告書については、6月下旬にインターネットで、また議会への出席状況については、8月発行の議会だよりで、それぞれ公開したところであります。  次に、8月21日、幹事会を開催し、議会だよりで、議会への出席状況を公開したことを受け、「表記方法に工夫が必要」、「会議に加え、行政視察も公開対象としては」との意見が出されたところであります。  また、継続協議となっておりました、議長の権限強化に関する記載について、再度協議したのであります。  以上、2点の協議事項についてはさらに議論が必要とのことから、次回までの継続協議としたところであります。  今後とも、議会基本条例前文中で謳う、「市民と情報を共有する開かれた議会づくり」に向け、様々な取り組みに努める必要があることから、本特別委員会では「議会改革に関わる事項について」引き続き調査・研究する必要があると認め、付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。          〔議会改革特別委員長 伊東景治君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) ただいまの、各委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本4件に対する各委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの継続審査であります。  委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。  よって、本4件は、付託事件の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 日程第10、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。  本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。  議会運営委員長、川上浩君。             〔議会運営委員長 川上浩君登壇〕 ○議会運営委員長(川上浩君) 本委員会に付託され、議会閉会中の継続審査に付されております、議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。  本委員会は、7月21日に開催し、9月定例会の会期及び会議日程について、決算特別委員会の設置と日程等について、及び次回議会報告会について協議したのであります。  次に、8月28日に開催し、9月定例会の市長提出議案7件、平成28年度各会計決算の認定について11件、及び報告3件の説明を受け、その付託委員会を協議した後、陳情1件の取扱い、議員の派遣、及び決算特別委員会における資料提出要求について、確認をいたしました。  次に、9月4日、本会議休憩中に開催し、北朝鮮の弾道ミサイル発射及び核実験実施に断固抗議する決議について協議いたしました。  同日、決算特別委員会終了後に開催し、議会報告会の開催内容について、及び委員会中継について協議いたしました。  また、本日、本会議前に開催し、市長追加提出議案1件、修正案の提出1件、及び議員提出議案2件の取り扱いについて協議したのであります。  以上の審査事項を含め、本委員会では議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。          〔議会運営委員長 川上浩君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件に対する委員長の報告は、「議会閉会中の継続審査」であります。  委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は、「議会閉会中の継続審査」に付することに決しました。  以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。  市長からご挨拶があります。  市長、堀内康男君。               〔市長 堀内康男君登壇〕 ○市長(堀内康男君) 市議会9月定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員各位には、9月4日から23日間にわたり開会されました今議会におきまして、補正予算、契約その他案件につきまして、慎重かつ熱心なご審議を賜り、議了・承認いただきましたことに対しまして、深く感謝を申し上げます。審議の中で賜りましたご意見・ご要望につきましては、十分に調査・検討を加え、適切に対処してまいります。  今会期中の今月17日から翌18日にかけては、台風18号が強い勢力を保ったまま日本列島を縦断し、気象統計史上初めて、九州、四国、本州、北海道の全てに上陸した台風となりました。特に18日未明には、本市附近を通過し、本市での人的な被害は認められなかったものの、今後も新たな台風の接近や秋の長雨などによる洪水等に備え、万全の体制が図られるよう努力してまいります。  一方、今会期中には、明るい話題もございました。一昨年、市内各所を中心に撮影が行われました映画「カノン」が、今月13日から16日にかけて中国・フフホト市で開催された中国最大級の映画祭「第26回金鶏百花(きんけいひゃっか)映画祭」の国際映画部門で、作品賞、監督賞、助演女優賞の三冠に輝いたとのことであります。これまで本作品を含め日本映画6作品が、「中国のアカデミー賞」とも表されるこの映画祭で各賞を受賞しているとのことでありますが、3部門で賞に輝いたのは2008年の「おくりびと」以来であります。こうした権威ある映画祭で高い評価を得た映画のロケ地として制作を支えることができましたことは、本市としても大変名誉なことと考えており、今回の受賞を市民の皆様とともに喜びたいと考えております。これを契機として、今後、中国さらには諸外国からの映画ファンが一人でも多く本市を訪れてくれることを期待するものであります。  また、スポーツの分野では、大相撲9月場所で本県出身力士として28年振りに新入幕を果たした朝乃山関が、勝ち星をふた桁に乗せ、敢闘賞を受賞したことや、先週22日から24日にかけ、アーチェリー競技の日本代表及びU−20日本代表の各選手並びにコーチが来市され、同競技に取り組む中高生らに直接指導をいただくなどの出来事がございました。今後ともアーチェリー及びバレーボール競技のオリンピック・パラリンピック事前キャンプ誘致の実現に向け、引き続き努力してまいります。  さらに、北方領土に関しましては、先週23日に元島民や家族の皆様が、墓参のために初めて航空機を利用して国後、択捉両島を訪問されました。このことは、今年4月の日露首脳会談での合意の下、6月に実施される予定でしたが、天候不良のため延期となり、今回ようやく実現したものであります。こうした取組が今後も着実に継続され、日露両国民の相互理解により、領土問題が一歩ずつ前進していくことを期待するものであります。  最後になりますが、9月も本日を含め5日を残すばかりとなりました。国際情勢では北朝鮮問題が緊迫の度合いを増す中、国内では、昨日、安倍総理が明後日28日開会の臨時国会冒頭で衆議院を解散する意向を表明されるなど、内外ともに重大な時局に直面いたしております。議員各位におかれましては、健康に十分ご留意のうえ、ますますご活躍されますことをご祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。             〔市長 堀内康男君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) これをもって、平成29年第3回黒部市議会9月定例会を閉会いたします。   閉   会  午後 1時35分 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――  上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。                         黒部市議会議長  新 村 文 幸                        黒部市議会副議長  川 本 敏 和                            署名議員  森 岡 英 一                            署名議員  柴 沢 太 郎...