黒部市議会 > 2017-09-04 >
平成29年第3回定例会(第1号 9月 4日)

  • 不納欠損(/)
ツイート シェア
  1. 黒部市議会 2017-09-04
    平成29年第3回定例会(第1号 9月 4日)


    取得元: 黒部市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    平成29年第3回定例会(第1号 9月 4日)   平成29年第3回黒部市議会9月定例会会議録 平成29年9月4日(月曜日)                議事日程(第1号)                             平成29年9月4日(月)                               午前10時00分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議案第43号 平成29年度黒部市一般会計補正予算(第2号)    議案第44号 平成29年度黒部市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)    議案第45号 平成29年度黒部市水道事業会計補正予算(第1号)    議案第46号 平成29年度黒部市下水道事業会計補正予算(第1号)    議案第47号 黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について    議案第48号 (仮称)桜井・宇奈月統合中学校屋内運動場武道場新築工事(建           築主体)請負契約の締結について    議案第49号 黒部市総合振興計画基本構想について    認定第 1号 平成28年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について    認定第 2号 平成28年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定
              について    認定第 3号 平成28年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認           定について    認定第 4号 平成28年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第 5号 平成28年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて    認定第 6号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて    認定第 7号 平成28年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第 8号 平成28年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の           認定について    認定第 9号 平成28年度黒部市病院事業会計決算の認定について    認定第10号 平成28年度黒部市水道事業会計決算の認定について    認定第11号 平成28年度黒部市下水道事業会計決算の認定について    報告第 7号 平成28年度黒部市発電事業特別会計継続費精算報告書    報告第 8号 平成28年度黒部市病院事業会計継続費精算報告書    報告第 9号 平成28年度決算に係る健全化判断比率等の報告について          ( 18件 提案理由説明 ・ 3件 報告 ) 第4 認定第 1号 平成28年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について    認定第 2号 平成28年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定           について    認定第 3号 平成28年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認           定について    認定第 4号 平成28年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第 5号 平成28年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて    認定第 6号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて    認定第 7号 平成28年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第 8号 平成28年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の           認定について    認定第 9号 平成28年度黒部市病院事業会計決算の認定について    認定第10号 平成28年度黒部市水道事業会計決算の認定について    認定第11号 平成28年度黒部市下水道事業会計決算の認定について             ( 11件 質疑、委員会付託 ) 日程追加 議員提出議案第4号 (1件 提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   18人     1番 柴 沢 太 郎 君         2番 成 川 正 幸 君     3番 高 野 早 苗 君         4番 川 本 敏 和 君     5番 中 村 裕 一 君         6番 村 井 洋 子 君     7番 山 田 丈 二 君         8番 小 柳 勇 人 君     9番 谷 口 弘 義 君        10番 木 島 信 秋 君    11番 辻   靖 雄 君        12番 伊 東 景 治 君    13番 橋 本 文 一 君        14番 辻   泰 久 君    15番 山 内 富美雄 君        16番 川 上   浩 君    17番 新 村 文 幸 君        18番 森 岡 英 一 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員   なし ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長               堀 内 康 男 君   副市長              能 澤 雄 二 君   総務企画部長           御 囲 泰 晃 君   市民生活部長           村 田 治 彦 君   産業経済部長           有 磯 弘 之 君   都市建設部長           河 田   勇 君   都市建設部理事建設課長      島 津   博 君   総務企画部次長総務課長      魚 谷 八寿裕 君   市民生活部次長市民環境課長    中 島 嘉 久 君   産業経済部次長農林整備課長    山 本 稔 浩 君   会計管理者            岩 上 勝 彦 君   企画政策課長           長 田   等 君   財政課長             林   茂 行 君   総務課行政係長          武 隈   渉 君  市民病院   市民病院事務局長         内 橋 裕 一 君   市民病院事務局理事総務課長    山 本 真 也 君  教育委員会   教育長              国 香 正 稔 君   教育部長             長 田 行 正 君   教育委員会事務局次長学校教育課長 鍋 谷   悟 君   代表監査委員           福 島 啓 之 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員   事務局長             新 酒 保 和 君   議事調査課長           柳 原 真美代 君   議事調査課課長補佐        橋 場 和 博 君   主事               栗 山 久 範 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○(一般質問通告一般質問(代表) ■新風の会 山田丈二議員  1 「全国名水サミット」について   (1)開催される「全国名水サミット」への思い(期待)は   (2)「黒部名水会」との連携は      [開催(誘致)には「名水百選」に認定の機に、本会が昨年創立30周年、名水      を通して地域・全国への積極的な活動の「力」が大と考える]   (3)国民の祝日としての「川の日」制定への所見について      [全国の「名水百選の地」は「川」の恩恵が大である。全国的に知名度を有する      「黒部川」を抱える本市より発信を]  2 新幹線・JR線等、レール(軌道敷)で繋がる観光誘客促進について   (1)東北圏(中京圏含む)の観光誘客に向け、現状と今後の取り組み
         [観光庁は昨年日本人国内旅行消費額は最高額と公表。市場に於ける日本人の存      在は大きい、一層の両圏の誘客推進を]   (2)新幹線直行便による、誘客への取り組みを      [昨年のツアー客、今月4日及び6日の実績を受け、今後更に本市のオンリーワ      ン(地域資源)のアピールを通して、リピーター増取り組みを]   (3)今年10月下旬運行予定の情報は   (4)直行便の停車駅を抱える自治体連携により、JR側にシーズン期間の定期運行      に向け、働きかけを(東北圏)   (5)地鉄宇奈月温泉駅までの、乗り入れ復活シーズン期間の定期)の働きかけを      (中京圏)      [以前、列車「サンダーバード」が乗り入れしていた事、又、高山線に2022      年から新型車両が導入を機に、直行便による誘客増を目指しては]  3 訪日外国人旅行者(インバウンド)の振興策について   (1)多言語表示による、情報発信観光案内版等取り組みの現状は   (2)観光案内所に於ける、外国人対応の現状は   (3)日本政府観光局(JNTO)が認定する、市内の外国人観光案内所(認定カテ      ゴリー1~3)別(民間事業者含む)の現状は   (4)部長に答弁を求めた(1)~(2)環境の整備の今後の方向性は      [訪日外国人観光客が一人でもストレスなく、快適に楽しい旅行が出来るよう、      整備促進を]   (5)外国人観光案内所認定カテゴリー)質の向上の今後の方向性は      [新、観光振興計画に、特に、今後増加すると考えられる訪日個人旅行者の受け      入れの大きな要素と考えられる] ■日本共産党 橋本文一議員  1 道の駅について   (1)市長は平成27年3月定例会で「国道8号の道の駅の設置可能性を調査検討し      てまいります」と表明されてから2年半がたった。現在の進捗状況等は   (2)地域振興施設内の主な施設と規模は   (3)完成後の管理運営方式はどうなるのか   (4)誘致ゾーンと道の駅との関連性はどうなるのか   (5)誘致ゾーン整備運営方法と主な誘致業種は   (6)誘致ゾーンの主要な施設として温浴施設は誘致し設けるとしているが現在の状      況はどうなのか。誘致不可能ならば、道の駅の中止や縮小も考えるべきと思う      が、どうか。また、道の駅全体の予算総額はいくらか。それぞれ国、県等の補      助金があると思うが、市としての持ち出しはいくらか ■新樹会 伊東景治議員  1 新しい図書館と市民交流センターについて   (1)現在の図書館には、閉架図書にはどのような資料があり、どのように保存・管      理がなされているか   (2)郷土に関する貴重な文献・資料などのデジタルアーカイブ化について、その重      要度は認識しており、費用のかからない新聞記事から、ということであるが、      考え方としていかがなものか。歴史的な文献や資料、例えば古文書などを読み      解くには、専門的な知識や能力、経験がかなり必要となる。人と時間の問題で      ある。難しい資料であるからこそアーカイブ化してオープンにし、興味ある専      門家を市内外に求めるのも、ひとつかと思うが   (3)黒部市ゆかりの詩人、作家として田中冬二(吉之助)がいる。生地や黒部峡谷、      黒薙・鐘釣温泉など「ふるさと黒部」を愛し、越中人として生きた偉大な詩人      を顕彰するためにも、新しい図書館に田中冬二記念コーナーを常設してはどう      か   (4)地震、津波、集中豪雨などによる甚大な災害が多発している。公共施設は、近      年、災害発生時における避難場所としての機能が要求されている。市役所が近      くにあるが、市民交流センターにはどのような機能が想定されるか   (5)市民会館ホール機能に対して、市民交流センターでは多目的ホールが予定さ      れているが、その規模と活用方法について   (6)黒部市国際文化センターコラーレでは、20年以上を経た現在も、運営委員      会を中心に、企画運営が行なわれている。コラーレ建設計画の段階から、企      画・運営の検討に熱い思いをもって参画したメンバーは、時には設計者と議論      をしながら、コラーレ完成後も、しばらくは運営委員として委員会に魂が宿る      まで情熱を持って参加していた。新しい図書館の企画・運営の検討メンバーも      熱い思いで参画してもらいたいと思うが  2 教育と教育環境について   (1)統合中学校として新しく建設された桜井中学校は、生徒の学習の場としてはも      ちろん、災害時の避難場所として利用できるようなすばらしい施設である。ど      のようなコンセプトのもとに建設された施設であるのか。広範囲から通学する      生徒の安全は確保できるよう対応は十分か   (2)鷹施中学高志野中学統合校舎は、高志野中学の校舎を改修して使用される      ようだが、既に築30年以上経過しており、大幅な改修が想定される。桜井中      学校のコンセプトを取り入れて改修されるのか、改修の規模、予算、完成まで      の計画について   (3)高志野中学校は、標高5m程度ある。地震による津波や洪水の避難場所として      の対応は検討されているのか   (4)統合後は、鷹施中学の生徒は高志野中学校に通学することになる。通学路が変      わる鷹施中学の生徒に対して、徒歩や自転車の通学路、通学バスなど、安全に      通学できるよう、検討すべきである。すでに地元からも要望が出ているようで      ある。それらの要望をふまえ安全な通学方法の確保について   (5)宇奈月中学校鷹施中学校が廃校となった後の処理について、今後どのように      検討されていくのか。地元から要望はあるのか   (6)2017年度の全国学力テスト全国学力学習状況調査)の結果が8月28      日に文科省より公表された。福井、石川、富山と北陸3県は上位を占めたが、      富山は他2県より下回っている。テストの分析結果を教育活動の改善に活かす      活用度では、富山県は福井、石川よりかなり低く全国平均より10ポイント下      回っている。本市の結果は、どうであったか。今年度は結果を公表するのか   (7)小6と中3の児童・生徒を対象にした現行の学力テストも10回を数えるが、      過去のデータを活用して教育に活かすべきである。各生徒が小6の時の結果と      中3での結果を比較して、個別の教育に活されているのか   (8)いじめや虐待、自殺など複雑な家庭や教育環境の中で、年々減少する子どもた      ちに合わせて、教員も減らすようなことになれば、長時間労働がさらに増え、      教育の充実どころではなくなるのではないか。統合後の教員配置については十      分な検討を要すると思うが   (9)これまでも子ども支援の施策は、延長保育、放課後児童クラブ乳児家庭全戸      訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)、一時預かり事業、病児・病後児保育事      業、ファミリーサポートセンター事業等様々に展開されてきた。これらの事業      の実施状況と課題について   (10)児童・生徒の学力や体力は、家庭環境と関連性があるといわれている。「子      どもの貧困支援体制整備計画」では、本市における5つの課題と5本柱の施策、      14の評価指標が示されている。これまでの取組みを踏まえて、どのような議
         論がなされたのか。体温が感じられる全庁的な取り組みとして、市長の考えは ■13番 橋本文一議員(一括)  1 出し平ダム宇奈月ダム連携排砂について   (1)今年度の連携排砂は、9万立方メートル、想定変動範囲1万立方メートル~      17万立方メートルで行われる計画であったが連携排砂が出来なかった要因は      何か   (2)関西電力のドラム缶等の資機材が流出した。すべて回収が行われたのか。危機      管理に問題はなかったのか   (3)新たに堆積した土砂は、出し平ダム・宇奈月ダムそれぞれいくらか   (4)今後、出し平ダムに堆積した大量の土砂を取り除くため、数多くの排砂が必要      と思うが、どうか。また、過去には平成7年、8年、9年と3年間、緊急排砂      が行われた。平成29年度内の緊急排砂等は考えられないか   (5)大粒径土砂移動状況調査が平成26年度より行われ、今年度が最終年度であ      った。移動状況調査が行われたのか  2 小中学校エアコンの設置について   (1)小学校の保有室数は176室となっている。平成29年9月時点でエアコンの      設置済みは166室数で未整備はランチルームの10室だけである。ランチル      ームへのエアコンが必要と思うがどうか。また、中学校の保有室数90室中、      設置済み37室数となっている。残り53室は平成32年統合まで確実に設置      しなければならないと思うが、確実に設置できるのか ■3番 高野早苗議員(一問一答)  1 子どもの貧困支援について   (1)子どもの貧困について本市の現状認識を伺う   (2)整備計画の中に行政の役割として「支援を必要とする子どものニーズを最も的      確にできる本市の役割が非常に重要です」とされているが、どのように把握し      ていくのか   (3)貧困の連鎖を断ち切るには、子どもの選択肢を広げることは大切なことである。      生活保護世帯や経済的に苦しい世帯の子どもを対象として、自治体やNPOなどが      高校進学準備に向けてなどの無料の学習支援に乗り出しているところもある。      今後の対応について伺う   (4)「子どもの貧困対策として〇〇を実施します。子どもの貧困対策の為の基金を      積み立てます。高校進学の準備を応援します。」などと、目標額を決めて「ク      ラウドファンディング」を活用できないか伺う   (5)子どものSOSをいち早くキャッチすることが子どもの貧困対策として肝要と考え      る。このことが不登校、いじめ防止にもつながる。学校、福祉等関係機関とど      のように連携してSOSを掴んでいくのか   (6)今後重視していく支援策について伺う ■11番 辻 靖雄議員(一括)  1 公共交通(富山地方鉄道)の充実強化について   (1)荻生駅を新しく建設する決断は   (2)宇奈月温泉駅のバリアフリー化(トイレの改修含む)の効果は   (3)地鉄沿線の「トイレ建設」と「管理運営」の計画は     (ア)電鉄黒部駅     (イ)東三日市駅     (ウ)愛本駅     (エ)その他の駅   (4)荻生駅の踏み切りの拡幅は   (5)「電鉄黒部駅」の呼称を「桜井駅」に変更を   (6)観光列車を走らせる計画はあるか   (7)北陸新幹線「敦賀駅」までの延伸は「地鉄」に影響あるか  2 桜井中学校の新校舎周辺整備について   (1)新校舎完成の感想は   (2)登下校の安全な道路建設は   (3)市道「荻生若栗線」の歩道の一部欠如約30mの解決策は   (4)駐車場と駐輪場は各何台の配車体制か   (5)外構計画に緑化策はあるか   (6)グランド造成について     (ア)広さは     (イ)水はけは     (ウ)ランニングコースの設置は     (エ)タータン走路の設置は   (7)周辺の住宅や田畑に対する防砂ネット対策は   (8)伝統ある「ロダンの像」や「岬の像」の銅像の設置はあるか ■2番 成川正幸議員(一問一答)  1 介護職員確保について   (1)介護職のすそ野を拡げる情報発信は、一事業所だけの事ではなく業界全体のイ      メージアップにもつながると考える。情報発信の方法などの講座の開催や市内      福祉事業所のサイトを作成してはどうか   (2)平成28年度から始まった「黒部市介護支援サポーターポイント事業」の現在      の受け入れ事業所数登録者数は。また導入しての反応はどうか   (3)「黒部市介護支援サポーターポイント事業」の利用促進からもPRを強化する必      要があると思うが、どうか   (4)「黒部市介護支援サポーターポイント事業」は介護保険被保険者の40歳以上      を対象にしているが、若年層の介護に対する興味を高める方策としてボランテ      ィア特典などの考えはないか   (5)介護現場で働きながらや、他産業からの参入促進を図るため、資格取得を容易      にするために学校等に夜間授業開催働きかけはできないか   (6)市内の介護事業所における介護従事者の増加と定着を図るため、介護職員初任      者研修等の受講費用の一部を助成してはどうか   (7)介護現場で働く方から腰痛に悩まされているのをよく聞く。市内事業所におい      て、力仕事を助ける介護支援用ロボット活用状況はどうか   (8)腰痛防止の観点からスライディングボードやシート、介護用リフトの導入に助      成をしてはどうか  2 メンタルヘルス自殺対策の取組について   (1)本市のメンタルヘルス自殺対策の取組はどうか   (2)小中学校においてのメンタルヘルス自殺対策の取組はどうか   (3)ゲートキーパー研修会等をもっと多くの市民対象にしてはどうか   (4)気軽に相談が出来る窓口の開設や、そこに気づいてもらえるように意識して広      報をしてはどうか   (5)さまざまな活動を通して人が繋がるきっかけづくりが出来るように趣味やボラ      ンティアなどの情報を広報等で発信できないか   (6)昨年4月施行の改正自殺対策基本法で、すべての都道府県と市町村に自殺対策      計画の策定が義務付けられた。誰も自殺に追い込まない社会の実現に向けてカ
         タチだけではない実効性のある自殺対策計画の策定をしていただきたい。その      ために早期の議論を 一般質問(個人) ■8番 小柳勇人議員(一問一答)  1 次期総合振興計画財源見通しについて   (1)第一次と第二次では、財源においてどのような変化を想定しているのか、また、      その変化はどの程度の影響があるのか   (2)税収において、平成32年度から市税減少を想定しているが、どのような要因      なのか   (3)操出金が増大していくが、その要因とは   (4)黒部市民病院の新病院改革プランでは、他会計からの操入金をこれまでより多      く計画している。     ①病院特別会計への操出金が、市の一般会計に与える影響について問う     ②また、富山県医療構想診療報酬改定など病院特別会計について、不確定要素      はどのような事が予想されているのかを問う   (5)公共施設の更新期を迎えているが、その長寿化など対応する投資的経費や経常      経費は10年間でどの程度想定してるのか   (6)次期総合振興計画では、後年に投資的経費が減少している。投資的経費につい      ては平準化を進め、公共施設長寿命化や不確定要素への対応ができるよう、      また、将来市民への負担減となるような検討を庁内ではどのように進めている      のか、考え方を問う  2 防災対策   (1)黒部市総合防災訓練の感想と、その事業評価方法について問う   (2)市内73カ所の避難所について、災害別(洪水、土砂災害、地震、津波)に使      用不可となる避難所の数について問う   (3)市内16地区の自治振興会が、自主防災組織や防災訓練など中心的な役割を果      たしている。市内16地区における、避難所の状況について問う   (4)平成29年7月豪雨、地鉄の内山地域内における土砂災害、頻発するゲリラ豪      雨など大雨や土砂崩落への危険性が高まっている実感がある。大雨や土砂災害      時における、市内16地区の避難所の状況について問う   (5)7月豪雨の時に、避難所を6カ所開設し、自主避難所を1か所開設した。そこ      で、避難所開設を経験したことによる教訓を伺う   (6)黒部川流域は、日本有数の降雨地域であり急流河川が特徴。近年の傾向として、      特に中山間地では、休耕田などの影響もあり土砂災害が発生しやすい環境とな      ってきている。観光地である宇奈月温泉を含め、中山間地における大雨、土砂      災害時の避難所開設など防災減災対策について市の役割について問う。あわせ      て、このような地域特性に今後どのように対応していく必要があるか、市長の      考え方を伺う   (7)防災行政無線の役割と効果についてを問う   (8)防災行政無線のデジタル化を進める計画だが、その内容を問う。また、市内に      おける屋外放送機器の整備計画について問う ■1番 柴沢太郎議員(一問一答)  1 防火水槽陥没事故を受けて今後の対応を問う   (1)今回の陥没事故の原因について、市はどう分析しているのか   (2)施設の検査は、現在までどのように行われてきたのか   (3)築年数が経過しているものが多く見受けられる。老朽化の状況(分布)はどの      ようになっているのか   (4)今後、陥没が予想される箇所について市の対応は  2 大雨・洪水警報発令時の対応について   (1)7月の豪雨による高橋川・吉田川の水位の上昇で、下流域地区で避難準備・高      齢者等避難準備開始の発令が出されたが、どのような基準で出されたのか   (2)下流域について氾濫予想が分かり難い状況にある。危険予測のためにも、浸水      が想定される区域において、水位標の設置及び自動送信するシステムを構築す      ることを考慮すべきでは  3 海岸浸食について   (1)黒部市内の海岸において急激に浸食が進んでいる箇所がある。このまま海底勾      配の急傾斜化が進むことによって海底地滑りの発生も起こりかねない。国へ強      く要望すべきだと考えるが ■16番 川上 浩議員(一問一答)  1 名水サミット開催への意気込みについて   (1)来年開催地に決定したことへの所感を問う   (2)名水サミットへの多くの誘客、情報発信にあたる受入体制づくり、環境づくり      をどのように考えているか   (3)開催時期はいつごろと考えるのか  2 立地適正化計画について   (1)立地適正化計画と都市再生整備計画の計画の主旨と位置づけ、計画年限につい      て問う。併せて計画策定により事業実施への支援策にはどのようなものが考え      られるのか   (2)市街地とされている三日市、石田、生地の人口動向と人口増加地域の動向につ      いて所見を問う   (3)新庁舎建設時にも交流の場が創出され中心市街地の活性化につながるとのこと      であった。これまでの中心市街地での取組とその成果について所見を問う   (4)現状の市街地には人口減少動向と諸課題がある中で、立地適正化計画では、そ      の市街地とされる用途地域に居住誘導区域や都市機能誘導区域が設定されるが、      その誘導策の所見を問う   (5)都市再生整備計画の具体的な事業を示されたい   (6)立地適正化計画策定の今後のスケジュールと、計画のローリング(見直し)に      ついて伺いたい   (7)都市計画マスタープラン見直しも必要となるのではないか ■9番 谷口弘義議員(一問一答)  1 国民健康保険制度の変更について   (1)黒部市が主体となって運営してきた国民健康保険制度を、県主体の運営にする      理由は何か   (2)国保の運営主体が県に移る制度変更に伴い、35%の市区町村が来年度、加入      者が支払う保険料が上がると予想している。県内自治体への調査では、「黒部      市も保険税が上がると予想している」と報道されている。国保加入者は保険税      が上がることを心配している。平成30年度にあっては1世帯平均、1人平均、      賦課限度額は現在と比べどう変わるのか。保険料(税)は県内の自治体と比べ      るとどうか   (3)市は、2009年度(H21)に国保税を25.6%、1世帯平均3万3千円      の値上げを行った。県への制度変更で国保税が値上げになると予想されている。      制度変更により加入者の値上げになることは避けるべきであり、今から市とし
         て対策を立てて行くべきと考えるが、どうか。国保の会計に占める国庫支出の      割合は50%超から、現在は25%程度まで下がっている。国保財政の厳しいの      は、国庫負担の引き下げが原因といわれている。国保財政安定化のため、国に      財政支援の拡充を求めることが必要と考えるが、どうか   (4)県が自治体別の納付金の額を決定するとき、市町村ごとの医療費水準と所得水      準を考慮することになっている。保険税の納付率も考慮されると聞いている。      県は市町村ごとの標準保険料を提示することになっているが、納付金額の決定      等に、異議や説明を求める事ができるようにすることが必要と考えるが、どう      か   (5)今後、県からは運営や保険料(税)に関する細部の方針が示されると思う。保      険税賦課決定等権限及び予算決定は市にあると考えるが、どうか  2 通学時の安全対策について   (1)国土交通省は、昨年6月に踏切道改良促進法で、あいの風とやま鉄道の中新地      内、第1生地踏切を「歩道が狭い(狭隘)踏切」と指定し公表した。踏切内の      車道部分は約6m、歩道部分70㎝と狭い。踏切に接する市道堀切吉田線と生      地中新線が交差しており、危険な交差点となっている。高志野中学校全生徒の      半数近くが通学時に利用している道路と踏切であり、通勤時間帯と重なったと      きは非常に危険である。信号機等の設置や踏切内歩道の拡幅など早急な改善が      必要と考えるが、市としてどのような対策が取れると考えるのか   (2)桜井中学と宇奈月中学の統合に向け、生徒の安全対策として地鉄荻生駅の移設      ・改良工事を平成32年の統合時まで終えることになっている。鷹施中学と高      志野中学の統合も同時に行うことになっている。統合により第1生地踏切を利      用する生徒が増えることが予想される。市として生徒の安全対策のため、平成      32年の統合時までに第1生地踏切を改良する必要があると考えるが、どうか ■6番 村井洋子議員(一問一答)  1 地域支え合い推進事業の現状について   (1)推進員の養成講座受講者は、現在総数は何名になったのか。また、実際に推進      員として活動している方は何割ぐらいか   (2)これまでに男性の受講者はいるか。その活動状況は   (3)今後も開催するにあたって、どのように募集をかけるのか   (4)これまでの経過や各地区での取り組み状況から、何が課題として考えられるか  2 納骨室と永代供養墓について   (1)仏舎利塔納骨室の返還数と公募の予定日はいつか   (2)市の共同墓地は地区別に何か所あるのか。そのうち、放置されている墓(無縁      仏)の把握など、管理されているか   (3)人口減少に伴い発生する空き家と同時に、無縁仏も増加すると考えられるが、      市としてこの状況をどのようにみているのか。また、今後の対応の見通しを問      う  3 小・中学校におけるエアコンの運用について   (1)黒部市は統合校での設置を進めるため70%の数値だが、残る30%はどこな      のか   (2)エアコン設置が進む中、父兄からは30℃を超えなければ作動しないとの苦情      があった。市役所は28℃からと聞いているが、今年はどのように運用されて      いたのか   (3)早い時季から急激に暑さが増す状況になっている。今後、良い環境で学習でき      るように、的確な運用が求められるが、対応について伺う ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――              開 会 の 宣 告   午前10時00分 ○議長(新村文幸君)  本日、9月定例会が招集されましたところ、出席議員は、定足数に達しておりますので、これより、「平成29年第3回黒部市議会9月定例会」を開会いたします。  これより、諸般の報告を行います。  まず、監査委員から随時監査結果報告及び例月出納検査の5月分、6月分及び7月分の結果報告がありました。  お手元に配付したとおりであります。  説明は、省略をさせていただきます。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                  開    議   午前10時01分 開議 ○議長(新村文幸君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、「森岡英一君」及び「柴沢太郎君」を指名いたします。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から9月26日までの23日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。  よって会期は、23日間と決定いたしました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(新村文幸君) 日程第3、「議案第43号から議案第49号まで」、「認定第1号から認定第11号まで」及び「報告第7号から報告第9号まで」、以上21件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、堀内康男君。               〔市長 堀内康男君登壇〕 ○市長(堀内康男君) どなたさまもご苦労様でございます。  本日ここに、平成29年第3回黒部市議会9月定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、市政上の重要諸案件につきましてご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。  さて、昨日、北朝鮮が6回目となる核実験を行ったとの報道に接しました。さらに先週8月29日には、北朝鮮の弾道ミサイルが北海道の上空を通過し、襟裳岬の東、約1,180㎞の太平洋に落下するという事案が発生したばかりであり、これらの行為は、地域の平和と安全を著しく損なう暴挙であり、国連安保理決議に明確に違反する許しがたい行為であります。特にミサイルの事案において、政府は発射直後に全国瞬時警報システム「Jアラート」により東日本の12道県に「国民保護に関する情報」を出し、住民に避難を呼びかけました。今回、本県は対象地域となりませんでしたが、市のホームページや政府の国民保護ポータルサイト等では、今回のように弾道ミサイルが落下する可能性がある場合に取るべき行動についてお知らせしておりますので、市民の皆様には、万一への備えとして、今一度ご確認をお願いいたします。  また、去る7月5日から翌6日にかけての九州北部等における豪雨災害では、多くの方が犠牲になられ、また家屋を流されるという大変痛ましい被害が発生いたしました。中でも福岡県朝倉市では「線上降水帯」と呼ばれる雨雲の停滞により1日で800ミリを超える記録的な大雨が観測され、「陸津波」が集落を襲いました。お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表しますとともに、安否不明の方々の1日も早い発見をお祈りし、今なお厳しい避難生活を強いられている被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます。  さらに本市においても7月1日から5日にかけ、黒部消防署で297.5ミリ、宇奈月消防署で492.5ミリの積算雨量を観測し、これは平年の7月1か月分の降水量を大きく上回るものでありました。今回の大雨では、7月1日に高橋川及び吉田川で避難判断水位を超えたこと、さらには7月3日には下立地内で土砂災害発生の恐れがあったことから、それぞれ避難所を開設したところであります。こうした状況の中、先月27日には、東布施地内において大勢の住民の皆様や関係機関各位のご参加を得て、市総合防災訓練を開催し、災害時における初動体制や避難体制の確認を行いました。特に今回は大雨による土砂災害を想定したことやドローンを活用した災害情報収集訓練を実施したこと等から住民の皆様の関心も高く、有意義な訓練であったと考えております。いつか必ずやってくる災害に対し、常日頃から危機管理意識をもって引き続き対応にあたってまいります。  それでは、議案等の説明に先立ち、諸般の状況について申し上げます。  はじめに、経済情勢について申し上げます。内閣府は、8月の月例経済報告で「景気は、緩やかな回復基調が続いている」との基調判断を3か月連続で維持し、個人消費についても「緩やかに持ち直している」との判断を継続いたしました。これにより現在の景気拡大は平成24年12月以降57か月に達したこととなり、茂木敏充経済再生担当大臣は、戦後2番目に長い「いざなぎ景気」に並んだ可能性が高いとの見解を示されました。また、先行きについても、「海外経済の不確実性等に留意する必要がある」としつつも「緩やかに回復していくことが期待される」としております。また、同じく内閣府が先月公表した四半期ごとの地域経済動向では、北陸の景気について「緩やかに回復している」とし、景況判断を一段階上方に変更したところであります。一方、本市経済に目を向けますと、雇用情勢は引き続き人手不足が継続しており、新聞報道によれば、7月の有効求人倍率は県内平均の1.83倍に対し本市では2.19倍に達しているとのことであり、更に今後の動向について注視してまいります。  次に、公共交通とまちづくりについて申し上げます。  去る先月19日から20日にかけて、公共交通とこれからのまちづくりをテーマに「黒部21世紀まちづくり博」が開催されました。このうち黒部市役所では、「ネクストモビリティバザール2017inくろべ」と銘打って「未来の小さな乗り物」の展示や試乗等が行われました。また、20日の夜には隣接の桜井高校グラウンドで「スカイランタンin KUROBE」が開催され、市民の皆様の夢や願いを乗せた500個のランタンが夏の夜空に舞い上がり、幻想的なムードにつつまれました。両日合わせてたくさんの方で市役所周辺が賑わいましたが、こうしたイベントが、公共交通を活かしたこれからの黒部のまちづくりを市民の皆様に考えていただくきっかけになればと考えるものであります。  次に、スポーツについて申し上げます。  去る先月14日から17日にかけて、東京2020オリンピック・パラリンピック事前キャンプ誘致事業の一環として、バレーボールV・プレミアリーグの強豪「日立リヴァーレ」が本市で合宿を行いました。期間中は、全国トップ選手による小中学生への特別クリニックやKUROBEアクアフェアリーズとの公開試合が行われる等、誘致に向け大いに機運を盛り上げてくださいました。また、アーチェリー競技においても、先月30日に誘致推進実行委員会が設立され、20歳以下の日本代表選手2名等が本市で合宿を行うことなど、誘致に向けた活動が本格化してきたところであります。今後とも両競技の事前キャンプ誘致の実現に向け、これまで以上に力を注いでいく所存であります。  それでは、本日提出いたしております議案等につきましてご説明申し上げます。  まず、予算関係について申し上げます。議案第43号は、「平成29年度黒部市一般会計補正予算(第2号)」であります。補正額は、1億9,980万4,000円でありまして、補正後の予算総額を204億811万2,000円とするものであります。  歳入歳出予算の補正の概要について申し上げます。前述の7月1日から5日にかけての大雨被害につきましては、市の施設に関する被害総額を約5,800万円と見込んだところであります。そのうち現計予算により対応できるものを除き、必要額をそれぞれ計上させていただいたものであります。  総務費は、篤志寄附によります、ふるさとサポート基金の積立金を追加したほか、絵画「黒部川」移設費、個人番号カード等の記載事項の充実に関するシステム改修委託費等の計上や地域観光ギャラリー展示更新事業費等を追加しております。  民生費は、篤志寄附によります社会福祉振興事業基金の積立金を追加するほか、障害者自立支援給付支払等システム改修委託費を計上いたしております。  衛生費は、納骨堂の未使用納骨室の返還、使用者募集に係る経費等を計上しております。  農林水産業費は、1億円産地づくり条件整備事業費を計上したほか、多面的機能支払交付金、大雨被害への対応を含む県単土地改良事業補助金等の追加や農地耕作条件改善事業費を計上しております。  土木費は、大雨被害に係る市道及び公園の復旧工事費を計上したほか、道路ストック総点検委託費、公共交通戦略推進協議会補助金等の追加や荻生駅整備に係る実施設計業務委託費、宇奈月温泉駅トイレ改修事業補助金を計上しております。  教育費は、篤志寄附によります教育文化振興基金の積立金を追加したほか、市民交流センター整備事業費、第9回シアター・オリンピックス実行委員会運営負担金、スポーツ振興事業寄附によります教育文化振興基金積立金等の計上や全国大会・ブロック大会への選手派遣・激励費等を追加いたしております。  災害復旧費は、大雨災害に係る農業施設及び林業施設の復旧工事費を追加いたしております。
     これらの補正の財源といたしましては、使用料及び手数料、国県支出金、寄附金、諸収入、市債のほか、繰越金を充当するとともに、繰入金を更正することとしております。  債務負担行為は、(仮称)くろべ市民交流センター管理運営計画策定支援業務委託事業を追加するものであります。  議案第44号「平成29年度黒部市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第45号「平成29年度黒部市水道事業会計補正予算(第1号)」及び議案第46号「平成29年度黒部市下水道事業会計補正予算(第1号)」は、上下水道受付管理システム等改修委託費を計上するものであります。  条例関係といたしましては、「黒部市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」の1件であります。  その他議案といたしましては、「(仮称)桜井・宇奈月統合中学校屋内運動場武道場新築工事(建築主体)請負契約の締結について」の契約関係議案1件に加え、黒部市総合振興計画基本構想について黒部市議会基本条例第8条に定める議決権の拡大に伴う対象計画として、議会の議決を求めるものであります。  決算関係について申し上げます。  認定に付するものといたしましては、平成28年度の一般会計、特別会計及び企業会計の合わせて11会計の決算につきまして、監査委員の意見を付けて認定をお願いするものであります。  報告事項といたしましては、「平成28年度決算に係る健全化判断比率等の報告について」等3件であります。  以上、本日提出いたしました議案等につきまして概要を申し上げました。なお、詳細につきましては、質疑、委員会等でご説明申し上げます。何とぞ慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げて、提案理由とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。             〔市長 堀内康男君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 次に、監査委員から「認定第1号から認定第11号まで」、平成27年度黒部市一般会計歳入歳出決算ほか10件及び「報告第13号 平成27年度決算に係る健全化判断比率等の報告について」審査結果の報告を求めます。  代表監査委員、福島啓之君。             〔代表監査委員 福島啓之君登壇〕 ○代表監査委員(福島啓之君) おはようございます。監査委員の福島でございます。  それでは平成27年度黒部市一般会計及び特別会計決算並びに病院事業会計、水道事業会計及び下水道事業会計、併せまして財政健全化判断比率等の審査所見を報告いたします。  なお、詳細につきましては、意見書のとおりであります。  まず、各会計の決算審査に当たり、行政の中長期的重点政策は総合振興計画に基本的目標が示されておりますが、平成27年度は、後期基本計画がスタートして3年目であり、各行政業務が振興計画に即応して実施されたか、また、PDCA(プラン・ドウ・チェック・アクション)サイクルが健全に回っているか否か、財政支出の適確なる推進力になっているかなど従来からの合規性監査ばかりでなく、経済性、有効性、効率性についても重きをおいて、財政及び業務運営の適、不適を検討したものであります。  本題に入ります前に平成27年度を振り返りますと、政府による大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略を柱とする経済財政政策の推進により、雇用・所得環境が改善し緩やかに景気が回復した年度でありました。  本市におきましては、総合振興計画の最重点課題である都市基盤の集中整備期を迎え、新庁舎及び市民病院外来棟第2期工事が完成し、黒部市発展のための多くの事業が力強く推進されました。そのような状況の下、近年厳しく管理運用されております財政健全化判断比率の中で、懸案事項でありました実質公債費比率が、前年平成26年度は15.9%、平成27年度は更に1.1ポイント改善し、14.8%となりました。  さて、平成27年度一般会計と特別会計を合わせた決算の規模は、予算総額309億5,314万1千円に対し、歳入297億5,923万8千円、対予算比で96.1%、これは前年度に比べ1.2ポイントの増、歳出288億2,451万8千円、対予算比93.1%、これは前年度に比べ2.2ポイントの増でありました。決算額における前年度比は歳入額5億6,368万5千円、1.9%の減少、歳出額は2億4,329万9千円、0.8%の減少でありまして、26年度に引き続き、大型決算でありました。なお実質収支額は8億465万9千円の黒字決算でありました。  次に一般会計の決算につきましては、実質収支で5億5,104万2千円の黒字決算でありまして、この額は標準財政規模124億5,658万9千円の4.4%に相当し、標準といわれる3~5%に納まっております。  実質単年度収支におきましては、1億3,925万7千円の黒字となりました。歳入におきましては、前年度に比べ地方消費税交付金、使用料及び手数料、繰越金等で増収となり、国庫支出金、市税等で減収となったことで、財源別構成では一般財源52.9%に対し、特定財源47.1%、自主財源比率は47.3%と前年度に比べ0.6ポイント減少し、依存財源は52.7%の構成となっております。市税の対調定収入率は97.9%と依然として高い水準を保っております。一方、不納欠損として2,155万円が処理されております。また、現年度課税分と過年度分を合わせた1億4,372万4千円が収入未済となっております。税負担の公平の観点から、引き続き早期回収を願うものであります。  歳出におきましては、義務的経費35.1%、投資的経費27.2%、その他経費37.7%の構成となっております。また、財政指標におきましては、経常収支比率82.7%と前年度に比べ2.0ポイント悪化しました。  財政力指数は3ヵ年平均で昨年同様0.68でありました。  積立金現在高は、49億8,764万3千円で、うち財政調整基金は15億4,101万6千円となっております。  市債の現在高は、306億2,874万5千円で前年度に比べ4.4%、12億7,969万8千円増加しております。先に述べました、実質公債費比率では健全な方向へ進んでいますが、市債の増加につきましては、引き続き現実の課題として受け止めるべきと考えます。  以上のことより、一般会計におかれましては健全財政を目指す更なる努力をお願いするものであります。  次に特別会計におきましては、国民健康保険事業特別会計の決算収支が実質収支で2億5,203万7千円の黒字計上でありました。前年度に比べ16.0%の増加であります。国保税の対調定収入率は90.6%で前年度に比べ0.4ポイント改善されています。収入未済額は現年度課税分と過年度滞納分を合わせまして前年度に比べマイナス6.5%の7,784万8千円と改善されております。  また、後期高齢者医療事業特別会計の決算収支は実質収支で40万1千円、地域開発事業特別会計の決算収支は実質収支で6万7千円、フィッシャリーナ事業は実質収支で111万2千円の黒字となりました。一方、発電事業、簡易水道事業、牧場事業の決算収支はそれぞれプラスマイナスゼロとなりました。今後とも一般会計への依存度を小さくするよう努力していただくよう要望します。  次に病院事業会計でありますが、総収益103億3,595万円、総費用が104億7,677万4千円で、純損益1億4,082万4千円の赤字決算となりました。本業の医業収支におきましては、234万1千円の黒字でありましたが、前年度に比べますと7,299万5千円の大幅減となっております。新外来診療棟が完成して、市民の期待も高まっております。現在「新しい病院改革プラン」を策定中でありますが、今後とも地域の基幹病院としての機能向上及び提供医療の質の更なる向上に努められますとともに、経営状況を的確に分析し、経営健全化に努められるよう要望するものであります。  次に水道事業会計の決算では、総収益3億3,095万8千円、総費用が3億2,671万6千円で純利益424万2千円の黒字決算でありました。給水戸数は9,075戸、給水人口は2万4,424人、普及率は67.6%となり、前年度に比べそれぞれ1.7%、0.6%、0.5ポイントと向上しております。一方、営業収支では減価償却費の増加等により7,046万円5千円の赤字となっています。営業外収支においては、一般会計からの補助金9,285万4千円で利益計上され、全体として黒字決算となったところであります。平成28年7月より、料金が改定されましたが、健全な経営基盤を確立するためにも、今後とも、企業会計としての在るべき姿に努めていただきたいものです。懸案事項であった漏水対策ですが、平成27年度有収率は86.5%、前年に比べ2.7ポイント改善しました。今後も老朽管の更新工事を実施し、有収率の向上に努め、安全で安心な水の安定供給に努めていただきたい。  次に、下水道事業会計であります。営業収益は6億2,652万円、営業外収益は12億250万7千円で、合わせて18億2,902万7千円となり、相対する営業費用は14億9,537万8千円、営業外費用は3億802万3千円、計18億340万円となり、純利益2,562万7千円が計上されております。業務状況については、水洗化人口は3万3,876人、水洗化率93.0%で前年度に比べ水洗化人口で0.8ポイント上昇、水洗化率で0.4ポイント向上しております。黒部浄化センター内で実施しているPFI事業の取組は安定しており、今後はバイオマスなど関連のある事業と連携を図り、さらなる発展に努めていただきたいものです。  最後になりましたが、健全化判断比率、資金不足比率の審査結果について申し上げます。平成27年度決算にかかる、健全化判断比率、資金不足比率及び算定の基礎を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認めました。それぞれの指標数値は早期健全化基準及び経営健全化基準を下回る水準であります。  実質公債費比率につきましては、14.8%と前年より1.1ポイント改善が進み、地方債協議・許可制移行基準18.0%未満に24年度以来、定着しており、大規模事業が続く中、喜ばしきことと思います。今後は標準財政規模の推移や公債費等にかかる関連支出のより高度な分析を行い、高い水準で移行する市債残高及び公債費の管理には十分なる注意が必要と考える次第であります。  以上、簡単ではありますが、平成27年度決算審査結果の概要報告を終わります。ありがとうございました。           〔代表監査委員 福島啓之君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) 日程第4、認定第1号から認定第11号まで、以上11件を一括議題といたします。  これより質疑を行います。  認定第1号から認定第11号まで、以上11件を一括して質疑を行います。  質疑はありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。認定第1号から認定第11号まで、平成27年度各会計決算11件については、委員会条例第6条の規定により、監査委員を除く17人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。  よって、平成28年度各会計決算11件については、監査委員を除く17人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。   休  憩  午前10時40分   再  開  午前11時45分 ○議長(新村文幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま議会運営委員長川上 浩君から、「北朝鮮の弾道ミサイル発射及び核実験実施に断固抗議する決議について」議案の提出がありました。  お諮りいたします。この際、「議員提出議案第4号 北朝鮮の弾道ミサイル発射及び核実験実施に断固抗議する決議について」を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって、「議員提出議案第4号 北朝鮮の弾道ミサイル発射及び核実験実施に断固抗議する決議について」を日程に追加し、議題といたします。  「議員提出議案第4号」について、提出者を代表して提案理由の説明を求めます。  議会運営委員長、川上 浩君。            〔議会運営委員長 川上浩 君登壇〕 ○議会運営委員長(川上 浩君) ただいま上程されました「議員提出議案第4号」について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。  「議員提出議案第4号」は、北朝鮮の弾道ミサイル発射及び核実験実施に断固抗議する決議についてであります。決議文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。  北朝鮮の弾道ミサイル発射及び核実験実施に断固抗議する決議。  北朝鮮は、平成29年8月29日弾道ミサイルを発射した。また、昨日9月3日核実験を実施した。これは国連安全保障理事会の決議に明らかに違反するものである。  度重なる、弾道ミサイルの発射及び核実験を実施したことは、わが国のみならず国際社会の平和と安全に対する重大な脅威であり、世界平和を願う人々に対する挑戦である。平成20年に平和都市宣言し、世界の恒久平和を望む黒部市議会としては、市民の生活の安全と安心を守る立場から、北朝鮮の弾道ミサイル発射及び核実験実施に厳重に抗議するとともに、二度とこのような暴挙を繰り返さないことを強く求めるものである。  以上、決議する。平成29年9月4日。黒部市議会。           〔議会運営委員長 川上浩 君自席に着席〕 ○議長(新村文幸君) これより、「議員提出議案第4号」について質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております「議員提出議案第4号」については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって、「議員提出議案第4号」については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、討論を行います。討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。  「議員提出議案第4号 北朝鮮の弾道ミサイル発射及び核実験実施に断固抗議する決議について」を起立により採決いたします。  本件については、原案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(新村文幸君) 起立全員であります。よって「議員提出議案第4号」は、原案のとおり可決されました。  以上で、本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。議事の都合により、9月5日から8日までの4日間は、本会議を休会とすることにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新村文幸君) ご異議なしと認めます。よって、9月5日から8日までの4日間は、本会議を休会とすることに決しました。  なお、9月9日及び10日の2日間は、市の休日でありますので休会です。  9月11日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託一般質問の代表質問及び個人質問を予定しております。一般質問の通告書は、明後日、6日、正午まで提出願います。本日は、これをもって散会いたします。   散  会  午前11時50分...