黒部市議会 > 2016-09-27 >
平成28年第4回定例会(第4号 9月27日)

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  1. 黒部市議会 2016-09-27
    平成28年第4回定例会(第4号 9月27日)


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    平成28年第4回定例会(第4号 9月27日)   平成28年第4回黒部市議会9月定例会会議録 平成28年9月27日(火曜日)                議事日程(第4号)                            平成28年9月27日(火)                               午前10時00分開議 第1 議案第63号 平成28年度黒部市一般会計補正予算(第2号)    議案第66号 黒瀬川発電所水車発電機等製作据付工事請負契約の変更について          ( 2件 委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第2 日程追加 議案の議会閉会中の継続審査について    議案第64号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)    議案第65号 土地の取得について          ( 2件 委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第3 認定第 1号 平成27年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について    認定第 2号 平成27年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定
              について    認定第 3号 平成27年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認           定について    認定第 4号 平成27年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第 5号 平成27年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて    認定第 6号 平成27年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて    認定第 7号 平成27年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第 8号 平成27年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の           認定について    認定第 9号 平成27年度黒部市病院事業会計決算の認定について    認定第10号 平成27年度黒部市水道事業会計決算の認定について    認定第11号 平成27年度黒部市下水道事業会計決算の認定について          ( 11件 委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第4 議案第67号 人権擁護委員の候補者の推薦について      ( 1件 提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決 ) 第5 議員提出議案第3号 北方領土返還要求に関する決議について      ( 1件 提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決 ) 第6 議員の派遣について 第7 各常任委員会の議会閉会中の継続審査について 第8 総合交通対策について    公共施設及び跡地等対策について    議会改革に関わる事項について            ( 3件 委員長報告、質疑、表決 ) 第9 議会運営に関する調査について            ( 1件 委員長報告、質疑、表決 ) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   18人     1番 柴 沢 太 郎 君         2番 成 川 正 幸 君     3番 高 野 早 苗 君         4番 川 本 敏 和 君     5番 中 村 裕 一 君         6番 村 井 洋 子 君     7番 山 田 丈 二 君         8番 小 柳 勇 人 君     9番 谷 口 弘 義 君        10番 木 島 信 秋 君    11番 辻   靖 雄 君        12番 伊 東 景 治 君    13番 橋 本 文 一 君        14番 辻   泰 久 君    15番 山 内 富美雄 君        16番 川 上   浩 君    17番 新 村 文 幸 君        18番 森 岡 英 一 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員   な し ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長               堀 内 康 男 君   副市長              能 澤 雄 二 君   総務企画部長           寺 嶋 和 義 君   市民生活部長           中   伸 之 君   産業経済部長           飯 澤 宗 晴 君   都市建設部長           西 田 重 雄 君   上下水道部長           大 薮 勝 志 君   会計管理者            新 酒 保 和 君   都市建設部理事上下水道部理事   河 田   勇 君   総務企画部次長総務課長      長 田 行 正 君   総務企画部次長財政課長      村 田 治 彦 君   市民生活部次長福祉課長      山 本   勝 君   企画政策課長           長 田   等 君   商工観光課長           島 田 恭 宏 君   工務課長             熊 野 勝 志 君   総務課行政係長          武 隈   渉 君  市民病院   市民病院事務局長         内 橋 裕 一 君   市民病院事務局次長総務課長    山 本 真 也 君  教育委員会   教育長              国 香 正 稔 君   教育部長             御 囲 泰 晃 君   教育委員会事務局次長学校教育課長 鍋 谷   悟 君  代表監査委員            福 島 啓 之 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員   事務局長             有 磯 弘 之 君   議事調査課長           柳 原 真美代 君   議事調査課課長補佐        橋 場 和 博 君   主事               栗 山 久 範 君 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                  開    議   午前10時00分 ○議長(木島信秋君) おはようございます。どなた様もご苦労さまでございます。  定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第1、「議案第63号」及び「議案第66号」以上2件を一括議題といたします。  本2件を付託した各常任委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。  まず、総務文教委員長の報告を求めます。  総務文教委員長、山田丈二君。            〔総務文教委員長 山田丈二君登壇〕 ○総務文教委員長(山田丈二君) 本委員会に付託されております、「議案第63号中の所管部分」について、審査の結果をご報告申しあげます。  「議案第63号 平成28年度黒部市一般会計補正予算(第2号)の所管部分」については、原案を可とすることに決定。  なお審査の過程において、宇奈月消防庁舎実施設計業務委託費に関連して、宇奈月消防庁舎予定地の現地視察を行い、現況の周辺環境に十分な配慮をするよう意見があったこと。たかせ小学校校舎増築事業の発注にあたっては、適正な予算執行に努めるとともに、慎重に進めるよう意見があったことを申し添えます。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔総務文教委員長 山田丈二君自席に着席〕
    ○議長(木島信秋君) 次に、生活環境委員長の報告を求めます。  生活環境委員長、川本敏和君。            〔生活環境委員長 川本敏和君登壇〕 ○生活環境委員長(川本敏和君) 皆さん、おはようございます。  生活環境委員会委員長報告をさせていただきます。  本委員会に付託されております、「議案第63号中の所管部分」について、慎重に審査を行いましたので、その結果について、ご報告申し上げます。  「議案第63号 平成28年度 黒部市一般会計補正予算(第2号)」中の所管部分については、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議下さいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔生活環境委員長 川本敏和君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。  産業建設委員長、中村裕一君。            〔産業建設委員長 中村裕一君登壇〕 ○産業建設委員長(中村裕一君) 本委員会に付託されております、「議案第63号の所管部分」及び「議案第66号」以上2件について、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申しあげます。  「議案第63号 平成28年度 黒部市一般会計補正予算(第2号)の所管部分」については、原案を可とすることに決定。  「議案第66号 黒瀬川発電所水車発電機等製作据付工事請負契約の変更について」は、原案を可とすることに決定。  なお、「議案第64号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)」及び「議案第65号 土地の取得について」以上2件については、なお一層、慎重に審査する必要があるとのことから、議会閉会中の継続審査に付することに決した次第であります。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔産業建設委員長 中村裕一君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの「議案第63号」及び「議案第66号」以上2件についての各委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。14番、辻 泰久 君。              〔14番 辻 泰久君登壇〕 ○14番(辻 泰久君) 私は、新政会を代表して「議案第63号 平成28年度黒部市一般会計補正予算(第2号)」、「議案第66号 黒瀬川発電所水車発電機等製作据付工事請負契約の変更について」賛成の立場で討論いたします。  「議案第63号 平成28年度黒部市一般会計補正予算(第2号)」は高齢者援護事業デイサービスつば苑介護用特殊浴槽購入費道路改良事業費追加宇奈月消防庁舎実施設計業務委託費、たかせ小学校校舎増築事業費東京オリンピックパラリンピック事前合宿誘致事業費、などについては早急に整備、発注されるべきものであり、委員長報告のとおり賛成であります。なお、「議案第64号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)」、「議案第65号 土地の取得について」委員長報告は、継続審査であります。「議案第64号」、「議案第65号」については、妥当な判断だと思います。以上賛成討論にかえさせていただきます。             〔14番 辻 泰久君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 他に討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  議題のうち、まず、「議案第63号 平成28年度 黒部市一般会計補正予算(第2号)」を起立により採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。  各委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立全員であります。  よって「議案第63号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第66号 黒瀬川発電所水車発電機等製作据付工事請負契約の変更について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。よって「議案第66号」については、原案のとおり可決されました。  次に、今期定例会において、産業建設委員会に付託いたしました「議案第64号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)」及び「議案第65号 土地の取得について」以上2件については、委員長から会議規則第111条の規定により、議会閉会中の継続審査の申出がありました。  お諮りいたします。この際「議案第64号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)」及び「議案第65号 土地の取得について」以上2件の議会閉会中の継続審査についてを日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第64号 平成28年度 黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)」及び「議案第65号 土地の取得について」以上2件の議会閉会中の継続審査についてを日程に追加し、議題といたします。  本2件を付託した委員会の継続審査とした理由等について、委員長から報告を求めます。産業建設委員長、中村 裕一 君。            〔産業建設委員長 中村裕一君登壇〕 ○産業建設委員長(中村裕一君) 本委員会に付託されております、「議案第64号」及び「議案第65号」以上2件について、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告申しあげます。  「議案第64号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)」は、企業誘致に係る新石田企業団地の用地取得及び造成については理解できるものの地区住民への説明内容等が不十分であること、また、住環境の変化に対する対応や配慮が足りないこと等からより丁寧に時間をかけて説明し、双方の合意を得てから、進めるべき案件であり、なお一層、慎重に審査する必要があるとのことから、継続審査すべきものと決定した次第であります。  「議案第65号 土地の取得について」は、議案第64号と関連性があり、同じく、慎重に審査する必要があるとのことから、同様に、継続審査すべきものと決定した次第であります。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔産業建設委員長 中村裕一君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。13番、橋本 文一 君。              〔13番 橋本文一君登壇〕 ○13番(橋本文一君) 私は、日本共産党を代表して「議案第64号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)」及び「議案第65号 土地の取得について」、反対の討論をいたします。  「議案第64号」も「議案第65号」も企業誘致に係る新石田企業団地の用地取得及び造成についての予算であります。  私は、3月の議会の質問において、新規企業団地構想基礎調査業務委託費600万円が計上されていることに触れ、企業団地構想基礎調査業務とは何を調査するのか、そしてどこで土地を求めようといるのかと質問をいたしました。また、新企業団地が長期にわたって、新たな負の財産となる恐れがある。いまのような市役所の体質ではやめたほうが良いと述べてまいりました。28年度の当初予算に反対をいたしました。  今議会議案の場所は、黒部市堀切1番1外2筆で、面積は4万6,670.73㎡、造成費金額は3億3,160万円、土地取得費3億8,000万円、合計7億1,060万円という高額の予算であります。今回の企業団地は、市道生地石田線を約7m隔てた住宅団地の真ん前であります。余りにも住宅と隣接しています。住民説明会が9月10日に行われましたが、産業委員会が開かれる、わずか4日前であり、住民からは「居住環境が著しく悪くなる、余りにも住民説明会が遅すぎる、」などの声が上がっています。  また、当局から産業委員会に提出された造成の図面と現地での説明では、大きな違いがありました。新しい図面も提出されず、なし崩し的で、場当たり的であり、当局説明は到底、賛成できるようなものではありません。  よって、「議案第64号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)」及び「議案第65号 土地の取得について」は廃案にすべきであります。以上私の討論といたします。             〔13番 橋本文一君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に、14番、辻 泰久 君。              〔14番 辻 泰久君登壇〕 ○14番(辻 泰久君) 私は新政会を代表して「議案第64号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)」及び「議案第65号 土地の取得について」の2議案について継続審査に付すことに、賛成の立場で討論いたします。「議案第64号」、「議案第65号」は、新石田企業団地造成工事費を含む地域開発事業会計補正予算と同団地の取得についてであります。市長はかねてから地域の活性化、雇用の拡大、産業振興、などのために企業誘致がとても大事であると申し述べておられます。そのために企業団地を整備していつでも誘致できる体制を作っておかなければならないということも申しておられます。このことは、私も大賛成であります。しかしこのたびの「新石田企業団地」に関しては、6月議会において企業団地造成事業として予算化もしてあり、9月5日の議案説明もあり順調にことが進んでいるものと理解していましたが、産業建設委員会で現地視察が行われ、その後での議案の審査では、「住民の理解が得られていない」、「住民説明会の開催が遅い」などの意見が続出し、また、周辺住民からも「圧迫感を感じる」、「日照を遮られる」などの意見が出ているとのことであります。8月25日の議会運営委員会において、また9月5日には全員協議会において議案の説明を受けているわけでありますが、その時点では周辺住民の理解を得ておらず、9月5日に石田地区振興会役員に、そして9月10日に周辺住民に説明会が開かれたとのことであります。順番が間違っているのではないでしょうか。議会に「適当に判を押せ」というようなものであります。周辺住民からの意見を協議して周辺住民の理解を得られるまで、この議案を継続して審査することが妥当として、「議案第64号」、「議案第65号」の継続審査の賛成討論といたします。             〔14番 辻 泰久君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 他に討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  議題のうち、まず、「議案第64号 平成28年度黒部市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)」の議会閉会中の継続審査についてを起立により採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は、議案の審査が終了するまでの継続審査であります。  委員長の申し出のとおり、議案の審査が終了するまでの継続審査に付することに、賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立多数であります。  よって「議案第64号」は、議案の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。  次に、「議案第65号 土地の取得について」の議会閉会中の継続審査についてを起立により採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は、議案の審査が終了するまでの継続審査であります。  委員長の申し出のとおり、議案の審査が終了するまでの継続審査に付することに、賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立多数であります。  よって「議案第65号」は、議案の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第3、「認定第1号から認定第11号まで」、平成27年度各会計決算11件を一括議題といたします。  本11件を付託した決算特別委員会の審査結果について、委員長から報告を求めます。  決算特別委員長 辻靖雄君。          〔決算特別委員長 辻 靖雄君登壇〕 ○決算特別委員長(辻 靖雄君)  本委員会に付託されております、「認定第1号から認定第11号まで」、以上11件について審査の結果をご報告申し上げます。  9月5日、本特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行った結果、委員長に私が、副委員長に柴沢太郎君が選任されたのであります。  その後、本特別委員会運営方法等について協議したのであります。
     次に、本特別委員会を9月16日午後1時30分から、20日、21日及び23日においては、午前9時から、延べ4日間にわたり開催し、付託された平成27年度一般会計決算他特別会計7件、企業会計3件の計11件の各会計決算の内容等について、当局から主要施策とその成果等の説明を受け、健全な行財政運営の維持と事業に係る費用対効果、さらには市勢の発展と市民福祉の向上に資する的確な執行について慎重かつ詳細に審査を行ったのであります。  それでは、各会計決算の認定について審査の結果を申し上げますが、その前に、審査において次年度以降の予算編成及びその執行について当局に留意いただきたい主な内容をご報告申し上げます。  その内容といたしましては、第1点、「市税等の徴収について」であります。  本市の市税収入については、76億7,536万3千円で、前年度に比べ3億1,408万5千円、率にして3.9%の減となったところであり、また、翌年度に繰り越される滞納額が、現年度課税分滞納繰越分を合わせて1億4,372万4千円、不納欠損額が2,155万円となっており、さらには、各特別会計・企業会計においても多額の滞納額が生じております。  こうした中、市当局におかれては、収納率向上に向けて努力されておりますが、負担の公平性の観点から引き続き滞納者の状況などを十分に把握し、各部・課内で連携をとりながら、より丁寧な対応と早期回収に努めるよう要望するものであります。  第2点、「簡素で効率的な行財政運営住民ニーズへの対応について」であります。  平成27年度は、「第1次黒部市総合振興計画」の後期計画の3年目であり、北陸新幹線が開業した歴史的な年でありました。その中にあって、各業務が計画に即応して実施されているか、またPDCAサイクルが健全に機能しているか、利子負担の軽減のために高利率債の借り替えや早期返済に努めているか等、効率的な行財政運営について、検証したものであります。  中でも、地方公共団体の健全化判断比率の1つである実質公債費比率については、14.8%と前年度から1.1ポイント改善されておりました。  そして、合併10周年を迎える中、形式的に継続されている費用対効果の少ない事業については見直しを図るとともに、大型事業に隠れがちな、市民の日常生活の充実について、住民目線で取り組まれるよう要望するものであります。  また、各地区自治振興会が、それぞれの課題に直面していることから、地区要望への対応は、丁寧かつ優先度とメリハリを勘案するとともに、支援策の公平性が保たれるよう併せて要望するものであります。  第3点、「黒部市民病院のさらなるサービス向上について」であります。  その内容といたしましては、平成27年度の病院経営の状況は、総収益103億3,595万円に対し、総費用が104億7,677万4千円で、純損失が1億4,082万4千円と赤字決算となりました。新外来棟が完成し、市民の期待も高まり、今後とも地域の基幹病院としての機能向上及び医療の質の更なる向上に努められますとともに、経営状況を的確に分析し、経営健全化に努められるよう要望するものであります。  第4点、「上下水道事業のさらなるサービス向上と適正な料金について」であります。  上下水道事業につきましては、平成27年度において、水道事業は424万2千円、下水道事業は2,562万7千円、それぞれ純利益が計上されております。  しかしながら、これは市の一般会計からの繰入結果であり、今後とも両事業とも加入促進を図られるとともに、水道事業については、「安全・安心な水」の安定供給に努められ、そのサービス向上に見合う適切な料金改定に取り組まれるよう要望するものであります。  それでは、審査の結果を申し上げます。  「認定第1号 平成27年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第2号 平成27年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第3号 平成27年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第4号 平成27年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第5号 平成27年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第6号 平成27年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第7号 平成27年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第8号 平成27年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第9号 平成27年度黒部市病院事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第10号 平成27年度黒部市水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第11号 平成27年度黒部市下水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  以上、「認定第1号から認定第11号まで」の各会計決算11件について、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願うものであります。  なお、当局におかれては、引き続き早期発注、早期支払いに努められるとともに、決算審査における意見・要望等を平成29年度予算編成に反映いただくため、9月定例会会期中の4日間において審査を行ったことを真摯に受け止めていただき、総合振興計画の着実な推進とさらなる市民福祉の向上のために、住民ニーズをあらゆる角度から把握され、スピード感をもって取り組まれるとともに、引き続き最小の経費で最大の効果が得られる次年度予算を編成いただくよう改めてお願い申し上げます。           〔決算特別委員長 辻 靖雄君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  初めに13番、橋本文一君。            〔13番 橋本文一君登壇〕 ○13番(橋本文一君) 私は、日本共産党を代表して、「認定第1号 平成27年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第5号 平成27年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第6号 平成27年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」の3件には反対であり、その他の認定8件には、賛成するものであります。  「認定第1号 平成27年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」の、いくつかの点について意見を述べます。  歳出第2款総務費、12目防犯対策費の中の、防犯対策推進費についてであります。  26年度、各自治振興会に対して、当局より防犯カメラの設地についての意向調査が実施され、それぞれの自治振興会では、防犯カメラの設地をしたいとのことであった。しかし27年度決算では、自治振興会の意向に対して駅などの三か所5台の設置だけでありました。  歳出第4款衛生費、2目塵芥処理費の中の、塵芥処理事業についてであります。  旧宇奈月町の事業系ゴミ(ホテル等)の収集が無料であります。生活環境委員会でも議論となり、市長は旧黒部市との差異があるので是正していきたいとのことでありました。合併10年迎えた27年度決算では、格差のあるままであります。  また、新川公域圏事務組合施設地元対策費活用事業補助金は、地元自治振興会及び3町内だけであります。隣接する町内は3町内だけですか。  歳出第6款農林水産業費、6目農業施設管理費の中の、宇奈月ビール(株)への貸付金についてであります。  宇奈月ビール(株)会社への貸付金について述べてきましたが。決算では、5,800万円の貸し付けとなっています。毎年500万円の返済を行なうとのことでありましたが、返済金額が履行されていません。債務不履行となっており、一般の株式会社としては倒産であります。  歳出第8款土木費、4目道路橋梁新設改良費の中の、市道道路改良事業費についてであります。  「国道8号線バイパス」、「新幹線駅へのアクセス道路黒部宇奈月縦貫道路」「県営基幹農道整備事業」の道路も完成いたしました。また、新駅周辺整備事業も終わりました。住民は27年度からは、住民生活に密着した道路などの拡幅、アスファルト舗装のやり替え、安全対策として欠かせない信号機、停止線、横断歩道、センターライン、外側線等引き直し等が出来るものと思っていました。しかし、27年度決算は住民要望には、ほど遠い決算であります。  認定第5号 黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。  合併から10年になりました。この事業は、1市2制度・料金体系が統一されていない数少ない事業の一つであります。市民からは、いつまで続けるのかとの声があります。納得できないものであります。賛成できません。  認定第6号 黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算についてであります。  さくら団地の分譲地について、27年度予算特別委員会で「さくら団地の分譲地は長期にわたり販売されていない区画があり、27年度には確実に販売するよう求めてきました。区画を再分割して売却しやすい面積にし、売り切るとの答弁であったが、まったく売れていません。いつまでに完売するのかが伝わってきません。以上であります。  なお、決算特別委員会で出された意見や要望が、次年度予算に反映し、住民要望に応えることができる予算になること期待しまして、討論とします。           〔13番 橋本文一君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に3番、高野早苗君。             〔3番 高野早苗君登壇〕 ○3番(高野早苗君) おはようございます。  私は、会派「新政会」を代表して今定例会に提案されています平成27年度決算認定の第1号黒部市一般会計から第11号黒部市下水道事業会計までの11件について、賛成の立場から討論いたします。  平成27年は、3月に悲願の北陸新幹線が開業し、10月には新庁舎完成、新市施行10周年という歴史的な年でありました。  決算審査にあたりましては、平成27年度の事業成果のみならず、新市となってからのこれまでの事業成果を検証することも留意して臨みました。  本市におきましては、新庁舎建設、新幹線駅周辺整備、市民病院大改築などの大規模事業が計画に沿って着実に推進されたのであります。  財政面では実質公債費比率が27年度14.8%と前年度より1.1%改善されております。しかしながら、市債残高は増え続けており、あらゆる角度から事業コストや償還利子の削減など健全財政に向けた一層の取り組みを要望いたします。  また、大規模事業に隠れがちな、市民の日常生活の充実については、16地区ある自治振興会が、それぞれ直面している課題に対して要望を申し入れておりますが、地域の実情を十分に把握した丁寧な対応と、公平性をもった支援策が欠かせないことも審議の過程で明らかになりました。  また、病院経営においては、順調に進んでいる改築事業への市民の期待は高く、新川地域の基幹病院として高度医療の提供と市民の医療への信頼に応え得る病院として策定中である「新病院改革プラン」の基、健全経営に努めるよう要望いたします。  各事業は総じてPDCA法(プラン・ドゥ・チェック・アクション)により検証されておりましたが、決算資料においてもその成果が現れる資料となるよう改善されることを望みたいと思います。  以上、審議を通して明らかになった課題に対して、当局がスピード感をもって庁内横断的に取り組まれることを強く希望し、認定第1号から認定第11号に関して、賛成の討論といたします。           〔3番 高野早苗君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 他に討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより、「認定第1号 平成27年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」ほか、10件を採決いたします。  議題のうち、まず、「認定第1号 平成27年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって、「認定第1号」は、認定することに決しました。  次に、「認定第2号 平成27年度 黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第3号 平成27年度 黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第4号 平成27年度 黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」以上3件を一括して採決いたします。  本3件に対する委員長の報告は「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。よって、「認定第2号から認定第4号」まで、以上3件は、認定することに決しました。  次に「認定第5号 平成27年度 黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって、「認定第5号」は、認定することに決しました。  次に「認定第6号 平成27年度 黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって、「認定第6号」は、認定することに決しました。  次に「認定第7号 平成27年度 黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第8号 平成27年度 黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第9号 平成27年度 黒部市病院事業会計決算の認定について」、「認定第10号 平成27年度 黒部市水道事業会計決算の認定について」及び「認定第11号 平成27年度 黒部市下水道事業会計決算の認定について」以上5件を一括して採決いたします。  本5件に対する委員長の報告は「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。  よって、「認定第7号から認定第11号」まで、以上5件は、認定することに決しました。
    ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第4、「議案第67号」を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、堀内康男君。               〔市長 堀内康男君登壇〕 ○市長(堀内康男君) おはようございます。どちら様も大変ご苦労さまでございます。  議員各位には、連日、市政上の重要諸案件につきまして、ご審議賜っておりますことに対し、深甚(しんじん)なる敬意を表するものであります。  それでは、ただいま追加提出いたしました議案につきましてご説明申し上げます。  議案第67号は「人権擁護委員の候補者の推薦について」であります。本年12月31日で任期満了となられます山藤亀紘委員の後任として「黒部市宇奈月温泉5528番地6、寺井魁さん、63歳」を推薦いたしたいので、議会の意見を求めるものであります。山藤亀紘委員におかれましては、平成19年10月から9年3か月間にわたり、基本的人権を擁護し、自由人権思想の普及高揚に関しましてご尽力を賜り、深く感謝を申し上げるものであります。  以上、追加提出いたしました議案につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。よろしくお願いいたします。             〔市長 堀内康男君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 議案の細部説明を聞くため、暫時休憩いたします。  全員協議会を開催しますので、ご関係の方は第1委員会室にお集まり願います。   休  憩  午前10時51分   再  開  午前11時15分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第3の議事を継続いたします。  「議案第67号」について質疑を行います。質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております「議案第67号」については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。  よって、「議案第67号」については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、討論を行います。討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。  「議案第67号 人権擁護委員の候補者の推薦について」を採決いたします。  本件は、これを適任と認めることにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。よって、「議案第67号」は、これを適任と認めることに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第5「議員提出議案第3号」を議題といたします。  「議員提出議案第3号」について、提出者を代表して提案理由の説明を求めます。  1番、柴沢太郎君。               〔1番柴沢太郎君君登壇〕 ○1番(柴沢太郎君) 北方領土返還要求に関する決議につきまして、決議文を朗読して提案理由の説明にかえさせていただきます。北方領土返還への思いは国民の願いであるとともに、引揚者が多いわが黒部市にあっては、千島連盟の方々をはじめ市民の総意でございます。日ロ首脳会談が開催され気運が高まる中、運動強化への議会としての決意を明らかにするために、この決議の採択を提案する。  以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第でございます。             〔1番 柴沢太郎君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) これより「議員提出議案第3号」について質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕  質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております「議員提出議案第3号」については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。よって「議員提出議案第3号」については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、討論を行います。討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  4番、川本敏和君。             〔4番 川本敏和君登壇〕 ○4番(川本敏和君) 上程されております議員提出議案について、新樹会を代表して賛成の立場から討論いたします。  1945年に旧ソ連軍が択捉島へ上陸を始め、北方領土の不法侵入を行ってから71年。北方領土早期返還を共通の悲願とする黒部市と根室市が1976年10月に姉妹都市提携を行い、40年目の節目の年に先月根室市で40周年記念式典が開催し、これまでの両市の産業・経済・教育・文化の交流により、相互の理解と親善を深め、今後のこの友情をさらに深め、北方領土返還要求運動の連携と推進を図ることに改めて確認をいたしました。また、毎年12月1日には、北方領土返還要求中央アピール行動で東京都の日比谷公園から銀座通り約2.2㎞を行進し、国民の皆さんに「日本の領土を返せ」と参加者で声をあげ、北方領土返還要求運動の機運を高める啓発活動を展開したところであります。  以上のことから、国民の北方領土返還要求運動の想いを一つにつなげるためにも、早期返還を訴え続け、最後まであきらめることなく黒部市議会がさらに一致団結することが大切と訴え、賛成の討論といたします。             〔4番 川本敏和君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ほかに討論はありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。  「議員提出議案第3号 北方領土返還要求に関する決議」を起立により採決いたします。  本件については、原案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立全員であります。よって「議員提出議案第3号」は、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第6、「議員の派遣について」を議題といたします。  お手元に配付いたしました議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。よって議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第7、「各常任委員会の議会閉会中の継続審査について」を、議題といたします。  先ほど議決いたしました、議案第64号及び議案戴65号以外に各常任委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について、議会閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各常任委員長からの申し出のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、各常任委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第8、「総合交通対策について」、「公共施設及び跡地等対策について」、「議会改革に関わる事項について」以上3件を一括議題といたします。  本3件を付託した各特別委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。  まず、総合交通対策特別委員長の報告を求めます。  総合交通対策特別委員長、伊東景治君。          〔総合交通対策特別委員長 伊東景治君登壇〕 ○総合交通対策特別委員長(伊東景治君) 本特別委員会に付託されております「総合交通対策について」ご報告申し上げます。  まず、8月3日及び4日、本特別委員会委員による国土交通省、地元選出国会議員、JR西日本金沢支社への要望活動を実施し、「鉄道経営への支援及び総合交通ネットワークの整備促進」、「北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅ダイヤの充実」、「北陸新幹線の整備促進」についての要望書を提出したのであります。  続いて、9月15日、本特別委員会を開催し、市長から六月定例会以降の経過について報告を受けたのであります。  その概要を申し上げますと、6月23日、6月26日及び8月10日、市独自に黒部宇奈月温泉駅の乗降者数調査を実施し、利用者数及び対前年比は、6月23日が1,516名で77.2%。6月26日は、2,422名で83.0%。8月10日は、3,132名で86.2%であったこと。また、今後も引き続き、昨年同時期での調査を実施する予定であること。  7月19日、第18回黒部市公共交通戦略推進協議会が開催され、石田三日市線のルート変更及びダイヤ改正、新幹線市街地線の運賃に係る社会実験、新幹線生地線の新運賃制度の導入についての協議がされたこと。また、地方創生交付金を活用した交通まちづくり創生事業の事業計画や黒部宇奈月温泉駅の乗降調査結果について報告がされたこと。  8月1日及び8月2日、国土交通省、国土交通省北陸信越運輸局に対して、北陸新幹線及び総合交通ネットワークの整備促進等の要望を行ったこと。また、富山県に対しては、同様の要望を6月30日に行ったこと。  8月24日、JR西日本から、10月から11月までの北陸新幹線秋の臨時列車の運行について発表され、今回の臨時列車の運行では、夏の臨時列車に引き続き、「はくたか」臨時便が運行されることとなり、黒部宇奈月温泉駅には、主に土日を中心に延べ18本停車することとなったこと。  8月26日、北陸新幹線停車駅の11市首長等が糸魚川市に集結し、開業後の状況等を報告し合うとともに、平成29年度事業等について協議がされたこと。  9月1日、市内在住者や勤務者の詳細な位置情報や行動属性を把握するため、スマートフォン端末やアンケート調査票を活用した移動履歴調査・分析を開始したこと等の報告を受けたのであります。  次に、当局から石田三日市線のルート変更及びダイヤ改正、交通まちづくり創生事業について説明を受けたのであります。  その後、当局を交えて、今後の事業促進の方向等について、意見交換したのであります。その中で、公共交通の更なる利用促進のため、各公共交通の利用実態の現状把握に十分努めた上で、施策を進めること。中学校再編に伴う電車通学の環境整備について、平成32年4月の再編時までに生徒が安全に通学できる環境を十分に整える決意を持って取り組むこと等の意見があったことを申し添えます。その結果、本市における総合交通対策について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。         〔総合交通対策特別委員長 伊東景治君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に、公共施設等あり方検討特別委員長の報告を求めます。  公共施設等あり方検討特別委員長、村井洋子君。
           〔公共施設等あり方検討特別委員長 村井洋子君登壇〕 ○公共施設等あり方検討特別委員長(村井洋子君) 本特別委員会に付託され、継続審査に付されております「公共施設及び跡地等対策について」慎重に審査を行いましたので、その結果について、ご報告申し上げます。  まず、8月19日、本特別委員会を開催し、地方公会計制度について、研修を行ったのであります。  次いで、9月16日、本特別委員会を開催し、市長から6月以降の経過について報告を受けたのであります。  その概要を申しますと、各施設の長寿命化対策について総合的に把握するため、市内136施設の公共施設劣化度調査が7月4日から2カ月間実施されたこと。  8月12日及び9月2日、公共施設の再編に関する基本計画の個別計画作成のため、庁内横断的な検討が必要な施設について課題の洗い出し等、所管課協議が行われたこと。今後は、2カ月にわたって実施した劣化度調査の結果について、委託業者と協議が行われること。  庁内横断的な検討が必要な施設について、個別計画案作成のための所管課協議が引き続き行われていくこと等の報告を受けたのであります。  次に当局から、公共施設再編に係る取り組みの現状について、説明を受けたのであります。その後、当局を交えて、「今後の公共施設のあり方等について」意見交換を行ったのであります。  その結果、本市における公共施設及び跡地等対策について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。       〔公共施設等あり方検討特別委員長 村井洋子君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に、議会改革特別委員長の報告を求めます。  議会改革特別委員長、辻 泰久君。           〔議会改革特別委員長 辻 泰久君登壇〕 ○議会改革特別委員長(辻 泰久君) 本特別委員会に付託されております、「議会改革に関わる事項について」ご報告申し上げます。  先般、木島議長から平成27年度における政務活動費支出状況の各会派からの再確認結果の報告に基づき、「政務活動費の細部にわたる運用について速やかに検討するよう」指示を受け、9月23日、幹事会を開催し、協議いたしました。  幹事会では、政務活動費の充当ルール作成提案等の意見が出され、今後、各会派から意見を持寄り、運用詳細について協議していくことを確認いたしました。  次に、本日、本会議休憩中に本特別委員会を開催し、幹事会における協議内容を報告したところであります。  政務活動費については、本年4月施行の黒部市議会基本条例第15条第2項において、「会派又は議員は、政務活動費の適正な執行及び使途の透明性確保に努め、自ら説明責任を果たさなければならない」と規定されております。引き続き、適正に執行し、その成果を最大限に市政へ反映させることはもとより、これまで以上に透明性の確保に努めることが求められています。  本特別委員会では、「議会改革に関わる事項について」引き続き調査・研究する必要があると認め、付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。          〔議会改革特別委員長 辻 泰久君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの、各委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本3件に対する委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの継続審査であります。  委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、本3件は、付託事件の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第9、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。  本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。  議会運営委員長、川上浩君。             〔議会運営委員長 川上浩君登壇〕 ○議会運営委員長(川上浩君) 本委員会に付託され、議会閉会中の継続審査に付されております、議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。  本委員会は、7月21日に開催し、9月定例会の会期及び会議日程について、決算特別委員会の設置と日程等について及び次回議会報告会の開催予定について協議したのであります。  次に、8月25日に開催し、9月定例会の市長提出議案4件、平成27年度各会計決算の認定について11件、及び報告4件の説明を受け、その付託委員会を協議した後、議員の派遣、及び9月定例会以降の代表質問の方法について確認をいたしました。  また、本日、本会議前に開催し、議案の議会閉会中の継続審査に関する議事日程の追加について、市長追加提出議案1件及び議員提出議案1件についての取り扱いを協議したのであります。  以上の審査事項を含め、本委員会では議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。          〔議会運営委員長 川上浩君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件に対する委員長の報告は、「議会閉会中の継続審査」であります。  委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は、「議会閉会中の継続審査」に付することに決しました。  以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。  市長からご挨拶があります。  市長、堀内康男君。               〔市長 堀内康男君登壇〕 ○市長(堀内康男君) 市議会9月定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員各位には、9月5日から23日間にわたり開会されました今議会におきまして、補正予算、契約その他案件につきまして、慎重かつ熱心なご審議を賜り、議了・承認いただきましたことに対しまして、深く感謝を申し上げます。審議の中で賜りましたご意見・ご要望につきましては、十分に調査・検討を加え、適切に対処してまいります。  先月から今月にかけては、台風の上陸が相次ぎ、列島各地に大きな爪痕を残していきました。台風の上陸数は、8月からの合計が6件となり、現時点で年間10件の上陸を記録した平成16年に次ぐ件数となっております。本市におきましては、台風の接近に伴い活発化した秋雨前線の影響により9月19日から2日半にわたり黒部峡谷鉄道が全線運休となる等、気の抜けない状況が続きました。近年の異常とも言える気象状況を見ておりますと、今後、想定を超える気象状況により、本市におきましても土砂災害や河川の氾濫につながる可能性はないとは言えません。各地で発生した被害を教訓とし、本市の土砂災害や水害に対する備えや避難対策等に関しまして、万全の体制が図られるよう引き続き努力してまいります。  昨年、市内各所でロケが行われた映画「カノン」の全国ロードショーがいよいよ10月1日から始まります。公開を一日千秋の思いで待っておられた市民の皆様も多いことと思います。今月22日には、主演女優の比嘉愛未さんや雑賀俊朗監督らを迎えた公開記念イベントが市役所で開催され、当日お集まりいただいた約300名の市民の皆様と一緒に映画の成功を誓い合いました。また午後からは、くろべ牧場まきばの風に場所を移し、「カノン音楽祭」が開催され、濃霧で視界が悪いあいにくの天候でしたが、映画の主題歌を歌う渡梓さんや、映画に出演されたTomomiさんら豪華出演者のステージで大いに盛り上がりました。こうした取組みをきっかけに、市民が一丸となって応援していくことで、この映画のヒットにつなげていけたらと思います。引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。  さて、昨年10月13日から業務を開始いたしました新庁舎も、まもなく丸1年を迎えようとしております。県産の立山杉が香るこの議場で、この1年間、新たな気持ちで皆様と議論を深めさせていただきました。本年4月からは、「黒部市議会基本条例」も施行され、一問一答方式での一般質問が可能になるなど、市民に開かれた新しい議会の形も定着しつつあります。今議会では、様々なご質問の中、次期総合振興計画や市民生活の安全・安心、北方領土返還要求運動やジオパーク活動の今後の取組等についても議論させていただきました。また、各委員会におきましても、様々な観点からの意見交換が活発に行われたところであります。頂きましたご意見等は、これからスタートする新年度の予算編成や、今後の市政運営の中に反映させてまいりたいと考えております。  最後になりますが、9月も今日を含め、残すところ4日間となり、朝夕には肌寒ささえ感じられるようになってまいりました。急激な気温変化で体調を崩しやすい時期であります。議員各位におかれましては、まもなく任期4年の折り返し地点を迎えられるわけですが、健康には十分ご留意のうえ、ますますご活躍されますことをご祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。             〔市長 堀内康男君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) これをもって、平成28年第3回黒部市議会9月定例会を閉会いたします。   閉   会  午前11時43分 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――  上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。                         黒部市議会議長  木 島 信 秋                        黒部市議会副議長  小 柳 勇 人                            署名議員  中 村 裕 一                            署名議員  村 井 洋 子...