黒部市議会 > 2015-09-18 >
平成27年第3回定例会(第4号 9月18日)

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  1. 黒部市議会 2015-09-18
    平成27年第3回定例会(第4号 9月18日)


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    平成27年第3回定例会(第4号 9月18日)   平成27年第3回黒部市議会9月定例会会議録 平成27年9月18日(金曜日)                議事日程(第4号)                            平成27年9月18日(金)                               午前10時00分開議 第1 議案第63号 平成27年度黒部市一般会計補正予算(第3号)    議案第64号 専決処分の承認について    議案第65号 黒部市宇奈月温泉総湯条例の制定について    議案第66号 黒部市庁舎移転に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について    議案第67号 黒部市情報公開条例の一部改正について    議案第68号 黒部市個人情報保護条例の一部改正について    議案第69号 黒部市税条例等の一部改正について    議案第70号 黒部市国民健康保険税条例等の一部改正について    議案第71号 黒部市手数料条例の一部改正について    議案第72号 黒部市ふれあいハウス宮野条例の一部改正について    議案第73号 船舶上下架用ストラドルキャリヤーの購入について
       議案第74号 黒瀬川発電所水圧管路工事請負契約の締結について    議案第75号 桜井中学校校舎新築工事(建築主体)請負契約の締結について    議案第76号 桜井中学校校舎新築工事(機械設備)請負契約の締結について    議案第77号 桜井中学校校舎新築工事(電気設備)請負契約の締結について    議案第78号 黒部市公共下水道事業黒部浄化センター水処理施設等更新工事委           託に関する基本協定の締結について    議案第79号 新川広域圏事務組合規約の変更について    議案第80号 新川広域圏事務組合勤労青少年ホームの財産処分について    議案第81号 新川広域圏事務組合CATV放送センターの財産処分について    議案第82号 新川地域介護保険組合規約の変更について          ( 20件 委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第2 認定第 1号 平成26年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について    認定第 2号 平成26年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定           について    認定第 3号 平成26年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認           定について    認定第 4号 平成26年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第 5号 平成26年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて    認定第 6号 平成26年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて    認定第 7号 平成26年度黒部市診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定につい           て    認定第 8号 平成26年度黒部市新川広域圏老人保養センター事業特別会計歳入           歳出決算の認定について    認定第 9号 平成26年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第10号 平成26年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の           認定について    認定第11号 平成26年度黒部市病院事業会計決算の認定について    認定第12号 平成26年度黒部市水道事業会計決算の認定について    認定第13号 平成26年度黒部市下水道事業会計決算の認定について          ( 13件 委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第3 議案第83号 黒部市吉田科学館プラネタリウム機器等更新工事請負契約の締結に           ついて    ( 提案理由説明、質疑、委員会付託委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第4 議員提出議案第4号 黒部市議会会議規則の一部改正について      ( 1件 提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決 ) 第5 議員の議員の派遣について 第6 各常任委員会の議会閉会中の継続審査について 第7 総合交通対策について    公共施設及び跡地等対策について            ( 2件 委員長報告、質疑、表決 ) 第8 議会運営に関する調査について             ( 委員長報告、質疑、表決 ) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   18人     1番 柴 沢 太 郎 君         2番 成 川 正 幸 君     3番 高 野 早 苗 君         4番 川 本 敏 和 君     5番 中 村 裕 一 君         6番 村 井 洋 子 君     7番 山 田 丈 二 君         8番 小 柳 勇 人 君     9番 谷 口 弘 義 君        10番 木 島 信 秋 君    11番 辻   靖 雄 君        12番 伊 東 景 治 君    13番 橋 本 文 一 君        14番 辻   泰 久 君    15番 山 内 富美雄 君        16番 川 上   浩 君    17番 新 村 文 幸 君        18番 森 岡 英 一 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員   な し ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長                堀 内 康 男 君   副市長               中 谷 延 之 君   総務企画部長            柳 田   守 君   市民生活部長            中   伸 之 君   産業経済部長            林   高 好 君   都市建設部長            西 田 重 雄 君   上下水道部長            大 薮 勝 志 君   会計管理者             本 瀬 稔 夫 君   総務企画部次長企画政策課長     有 磯 弘 之 君   市民生活部次長福祉課長       山 本   勝 君   産業経済部次長農業水産課長     飯 澤 宗 晴 君   都市建設部次長都市計画課長     高 森 宗 一 君   総務課長              長 田 行 正 君   財政課長              村 田 治 彦 君   工務課長              熊 野 勝 志 君   総務課行政係長           越   雄 一 君  病  院   市民病院事務局長          内 橋 裕 一 君   市民病院事務局次長総務課長     山 本 真 也 君  教育委員会   教育委員長             村 田 聖 士 君   教育長               能 澤 雄 二 君   教育部長              滝 澤 茂 宏 君   教育委員会事務局次長学校教育課長  御 囲 泰 晃 君  代表監査委員             福 島 啓 之 君 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
    職務のため議場に出席した事務局職員   事 務 局 長  寺 嶋 和 義 君    議事調査課長   鍋 谷  悟  君   議事調査係長   橋 場 和 博 君    主任       武 田 圭 一 君 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                  開    議   午前10時00分 ○議長(木島信秋君) おはようございます。どなた様もご苦労さまでございます。  定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第1、「議案第63号から議案第82号まで」以上20件を一括議題といたします。  本件を付託した各常任委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。  まず、総務文教委員長の報告を求めます。  総務文教委員長、山田丈二君。            〔総務文教委員長 山田丈二君登壇〕 ○総務文教委員長(山田丈二君) 本委員会に付託されております、「議案第63号中の所管部分」、「議案第66号」、「議案第67号」、「議案第68号」、「議案第69号」、「議案第70号」、「議案第75号」、「議案第76号」、「議案第77号」、「議案第79号」、「議案第80号」、「議案第81号」、「議案第82号」以上13件について、審査の結果をご報告申しあげます。  「議案第63号 平成27年度黒部市一般会計補正予算(第3号)の所管部分」については、原案を可とすることに決定。なお、審議の過程において、ふるさと黒部サポート寄附金返礼品の選定基準について、地元経済活性化の観点も考慮するよう意見があったことを申し添えます。  「議案第66号 黒部市庁舎移転に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第67号 黒部市情報公開条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第68号 黒部市個人情報保護条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第69号 黒部市税条例等の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第70号 黒部市国民健康保険税条例等の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第75号 桜井中学校校舎新築工事(建築主体)請負契約の締結について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第76号 桜井中学校校舎新築工事(機械設備)請負契約の締結について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第77号 桜井中学校校舎新築工事(電気設備)請負契約の締結について」は、原案を可とすることに決定。なお、議案第75号から議案第77号までの審議の過程において、各工事の予定価格及び落札額並びに落札率を確認し、適正な運用が行われたことが認められたことを申し添えます。  「議案第79号 新川広域圏事務組合規約の変更について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第80号 新川広域圏事務組合勤労青少年ホームの財産処分について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第81号 新川広域圏事務組合CATV放送センターの財産処分について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第82号 新川地域介護保険組合規約の変更について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔総務文教委員長 山田丈二君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に、生活環境委員長の報告を求めます。  生活環境委員長、川本敏和君。            〔生活環境委員長 川本敏和君登壇〕 ○生活環境委員長(川本敏和君) 皆さん、おはようございます。  生活環境委員会委員長報告をさせていただきます。  本委員会に付託されております、「議案第63号中の所管部分」、「議案第71号」及び「議案第78号」以上3件について審査の結果をご報告申し上げます。  「議案第63号 平成27年度黒部市一般会計補正予算(第3号)」中の所管部分については、原案を可とすることに決定。  「議案第71号 黒部市手数料条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第78号 黒部市公共下水道事業黒部浄化センター水処理施設等更新工事委託に関する基本協定の締結について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議下さいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔生活環境委員長 川本敏和君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。  産業建設委員長、中村裕一君。            〔産業建設委員長 中村裕一君登壇〕 ○産業建設委員長(中村裕一君) 本委員会に付託されております、「議案第63号の所管部分」、「議案第64号」、「議案第65号」、「議案第72号」、「議案第73号」及び「議案第74号」以上 6件について審査の結果をご報告申しあげます。  「議案第63号 平成27年度黒部市一般会計補正予算(第3号)の所管部分」については、原案を可とすることに決定。  「議案第64号 専決処分の承認について」は、承認することに決定。  「議案第65号 黒部市宇奈月温泉総湯条例の制定について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第72号 黒部市ふれあいハウス宮野条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第73号 船舶上下架用ストラドルキャリヤーの購入について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第74号 黒瀬川発電所水圧管路工事請負契約の締結について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔産業建設委員長 中村裕一君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。13番、橋本 文一 君。              〔13番 橋本文一君登壇〕 ○13番(橋本文一君) 私は日本共産党を代表いたしまして「議案第68号 黒部市個人情報保護条例の一部改正について」、「議案第69号 黒部市税条例等の一部改正について」、「議案第70号 黒部市国民健康保険税条例等の一部改正について」、「議案第71号 黒部市手数料条例の一部改正について」の4議案に対して反対の討論を行います。  議案第68号から議案第71号までの議案は来年1月からスタート予定マイナンバー制度に関わる条例の改正案であります。私どもの党は、日本年金機構による125万件の個人情流出も受けて、来月から予定されている国民への番号通知を含め、マイナンバー制度の実施凍結、中止を国会で求めてまいりました。日本国内に住民票を持つすべての人に12桁の番号を割り振るマイナンバー制度は、もともと国が国民の所得、資産を効率的に把握し、徴税を強化すると同時に、過剰な社会保障給付を受けていないかなどをチェックすることなどが主なねらいであります。現行法では、利用対象を税、社会保障、災害対策に限っておりますが、さらにメタボ健診や銀行預金口座にも使えるようにするとされております。国による国民の管理、監視体制を目指すものであります。また、国民は勤務先の事業所にマイナンバーを伝えることになっており、勤務先にも個人情報を委ねることになります。日本にある法人企業は、421万社うち約90%の366万社が小規模の法人であります。事業者がすべて個人情報を適正に管理することは不可能であります。どこから情報が流出するか分かりません。先行して、社会保障ナンバーマイナンバーと同様の共通番号として使われてきました。アメリカでは今、成りすまし犯罪が深刻な社会問題となっております。アメリカ連邦司法省によれば、2006年から3年間の成りすまし犯罪は、1,170万件にも及び、成りすましによる不正な税還付申請は2011年95万件発見されたといいます。その上にサーバ攻撃の危険性も充満しております。意図的に情報を盗みうる人間が存在し、一度流出した情報は流通・販売され取り返しがつきません。情報は集積されるほど利用価値が高まり、攻撃の対象となります。私は国による国民の管理、管理体制につながる法案、それを受けて上程されております「議案第68号」、「議案第69号」、「議案第70号」、「議案第71号」は到底賛成することはできません。以上、私の反対討論といたします。             〔13番 橋本文一君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 他に討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。  議題のうち、まず、「議案第65号 黒部市宇奈月温泉総湯条例の制定について」、「議案第66号 黒部市庁舎移転に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」及び「議案第67号 黒部市情報公開条例の一部改正について」以上3件を一括して採決いたします。  本3件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。よって「議案第65号から議案第67号まで」以上3件は原案のとおり可決されました。  次に、「議案第68号 黒部市個人情報保護条例の一部改正について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって「議案第68号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第69号 黒部市税条例等の一部改正について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって「議案第69号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第70号 黒部市国民健康保険税条例等の一部改正について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって「議案第70号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第71号 黒部市手数料条例の一部改正について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって「議案第71号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第七十二号 黒部市ふれあいハウス宮野条例の一部改正について」を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。よって「議案第72号」については、原案のとおり可決されました。
     次に、「議案第63号 平成27年度黒部市一般会計補正予算(第3号)」及び「議案第64号 専決処分の承認について」、以上2件を一括して採決いたします。  本2件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。よって「議案第63号」及び「議案第64号」以上2件は原案のとおり可決されました。  次に、「議案第73号 船舶上下架用ストラドルキャリヤーの購入について」、「議案第74号 黒瀬川発電所水圧管路工事請負契約の締結について」、「議案第75号 桜井中学校校舎新築工事(建築主体)請負契約の締結について」、「議案第76号 桜井中学校校舎新築工事(機械設備)請負契約の締結について」、「議案第77号 桜井中学校校舎新築工事(電気設備)請負契約の締結について」、「議案第78号 黒部市公共下水道事業黒部浄化センター水処理施設等更新工事委託に関する基本協定の締結について」、「議案第79号 新川広域圏事務組合規約の変更について」、「議案第80号 新川広域圏事務組合勤労青少年ホームの財産処分について」、「議案第81号 新川広域圏事務組合CATV放送センターの財産処分について」及び「議案第82号 新川地域介護保険組合規約の変更について」、以上10件を一括して採決いたします。  本10件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。よって「議案第73号から議案第82号まで」以上10件は原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第2、「認定第1号から認定第13号まで」、平成26年度各会計決算13件を一括議題といたします。  本13件を付託した決算特別委員会の審査結果について、委員長からの報告を求めます。  決算特別委員長 森岡英一君。          〔決算特別委員長 森岡英一君登壇〕 ○決算特別委員長(森岡英一君) 本委員会に付託されております、「認定第1号から認定第13号まで」、以上13件について審査の結果をご報告申し上げます。  9月1日、本特別委員会を開催し、正・副委員長の互選を行った結果、委員長に私が、副委員長に成川正幸君が選任されたのであります。その後、本特別委員会運営方法等について協議したのであります。  次に、本特別委員会を9月11日、14日、15日、16日の4日間にわたり開催し、付託された平成26年度一般会計決算他、特別会計9件、企業会計3件の計13件の各会計決算の内容等について、当局から主要施策とその成果等の説明を受け、健全な行財政運営の維持と事業に係る費用対効果、さらには市勢の発展と市民福祉の向上に資する的確な執行について慎重かつ詳細に審査を行ったのであります。  それでは、各会計決算の認定について審査の結果を申し上げますが、その前に、審査において次年度以降の予算編成及びその執行について当局に留意いただきたい主な内容をご報告申し上げます。  その内容といたしましては、第1点、「市税等の徴収について」であります。  本市の市税収入については、79億8,944万8千円で、前年度に比べ4億5,331万円、率にして6%の増となったところであり、また、翌年度に繰り越される滞納額が、現年度課税分滞納繰越分を合わせて1億6,505万4千円、不納欠損額が1,342万3千円となっており、さらには、各特別会計・企業会計においても多額の滞納額が生じております。こうした中、市当局におかれては、収納率向上に向けて努力されておりますが、負担の公平性の観点から引き続き滞納者の状況などを十分に把握し、各部・課内で連携をとりながら、より丁寧な対応に努め、貴重な財源を確保するとともに、回収見込みのない滞納の適切な処理について要望するものであります。  第2点、「簡素で効率的な行財政運営と住民ニーズへの対応について」であります。  「第1次黒部市総合振興計画」の後期計画の2年目である平成26年度は、最重点事業であり整備最終年度を迎えた黒部宇奈月温泉駅周辺整備や市道新堂中新線改良事業ほか、終盤期に入った新庁舎建設、市民病院増改築工事などの大型事業に集中投資をする一方、地方公共団体の健全化判断比率の1つである実質公債費比率の改善に努められ、15.9%と前年度から0.9ポイント改善されました。合併10周年を迎え、また大型事業が一区切りした段階において、形式的に継続されている費用対効果の少ない事業については見直しを図るとともに、地区要望事業等、市民生活に欠かせない身近な社会資本整備については、緊急度や重要度等を勘案しながら対応していただくよう要望するものであります。また、事業の振興を目的とした補助金については、補助金交付規則に基づき適切に執行されるよう併せて要望するものであります。  第3点、「黒部市民病院のさらなるサービス向上について」であります。  その内容といたしましては、平成26年度の病院経営の状況は、総収益104億202万円に対し、総費用が106億7,350万円で、純損失が2億7,108万円と赤字決算となりました。消費税率の引き上げ、増改築工事等が要因でありますが、新外来棟(中央棟)の完成を機に、改めて来院者の目線で考え、細やかなサービスを提供するとともに、急性期病院としての機能向上及び提供医療の質の更なる向上に努められるよう強く要望するものであります。  それでは、審査の結果を申し上げます。  「認定第1号 平成26年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第2号 平成26年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第3号 平成26年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第4号 平成26年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第5号 平成26年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第6号 平成26年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第7号 平成26年度黒部市診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第8号 平成26年度黒部市新川広域圏老人保養センター事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第9号 平成26年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第10号 平成26年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第11号 平成26年度黒部市病院事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第12号 平成26年度黒部市水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第13号 平成26年度黒部市下水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  以上、「認定第1号から認定第13号まで」の各会計決算13件について、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願うものであります。  なお、当局におかれては、引き続き早期発注、早期支払いに努められるとともに、決算審査における意見・要望等を平成28年度予算編成に反映いただくため、9月定例会会期中の4日間において審査を行ったことを真摯に受け止めていただき、総合振興計画の着実な推進とさらなる市民福祉の向上のために、住民ニーズをあらゆる角度から把握され、最小の経費で最大の効果が得られる平成28年度予算を編成いただくよう改めてお願い申し上げます。           〔決算特別委員長 森岡英一君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  初めに9番、谷口弘義君。             〔9番 谷口弘義君登壇〕 ○9番(谷口弘義君) 私は日本共産党を代表して、「認定第1号 平成26年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第5号 平成26年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第6号 平成26年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第11号 平成26年度黒部市病院事業会計決算の認定について」、「認定第12号 平成26年度黒部市水道事業会計決算の認定について」、「認定第13号 平成26年度黒部市下水道事業会計決算の認定について」以上6件の各決算の認定について、反対の立場から討論をします。  安倍首相は、昨日参議院の特別委員会で、安全保障法案を数の力で強行採決しました。安全保障法案は、まさに戦争法案であります。この法案は、多くの憲法学者、最高裁の長官や判事の方々が憲法に違反すると述べています。多くの国民が反対し、最近の世論調査で、「今の国会で成立の必要がない」が60%、「国会での論議が尽くされていない」が75%以上となっています。歴代内閣が憲法改正しなければできないと明言してきました。憲法解釈を覆した集団的自衛権に関わる立法は違憲であり、やめるべきであります。こうした国の方針転換は国民の生活、黒部市民にとっても重大な影響を与えます。2015年度予算では、社会保障費は削減、抑制されています。その多くは介護保険関係の報酬引き下げや利用者負担に集中しています。一方で防衛費は増大し、実質5兆円を超える規模となっています。予算では自衛隊にオスプレイを5機導入することになっています。この導入費だけで610億円を超えます。これだけで介護報酬削減分600億円と同額となります。介護保険制度の改悪でどれだけの市民の負担がふえたのかは、今議会でも述べてきたところです。  平成26年度黒部市一般会計歳入歳出であります。26年度の実質収支は6億8千万円の黒字となっています。一方で不用額の総額が6億3千7百万円となっています。6億円以上の不用額が9年間続いています。新黒部市になってから黒字決算が続いていることは、多額の不用額によるものと考えることもできます。予算が足りないからと、年度途中に補正を組んだのに、決算では補正額とほぼ同額の不用額や多額の不用額が出るような事業が何件もありました。このことだけを見ても、補正予算は適正に組まれたのか、住民が本当に必要としている予算を組んだのか疑問であります。住民からは「生活に密着している地区要望の実現にもっとまわしてもらえないものか」との声も聴いております。決算委員会で「住民要望をもっと取り入れる努力の必要性」の発言がありました。黒字が出たからと喜んでいいものではありません。黒字になった半分でも、住民要望の実現に充てるべきであります。  流用についてであります。決算委員会でも指摘しましたが、あまりにも流用が多すぎます。「流用は議会にかける必要がないから、安易に行われているんじゃないのか」と思いたくもなります。柔軟に効率よく執行できる予算措置といわれるかもしれませんが、予算措置の問題と考えます。このような決算の内容をみますと、一体当初予算は、どの様な観点から組まれたのかと疑問になります。  予算は一つ一つの事業を積み上げて作るものであると考えます。来年度予算編成において厳密な予算編成を行うべきであります。決算内容については細かくは言いませんが、決算書と予算書の比較検討のしにくさが指摘され、決算についての資料提出要望が多く出されました。決算審査に必要なものばかりであります。  宇奈月麦酒館の運営、市営住宅の運営のあり方、住宅リフォーム助成制度のあり方などさまざまな意見や要望が出されました。そのことは多くの改善の余地があることの表れであります。真摯に受け止めるべきであります。  黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算についてであります。  さくら団地の分譲地について、26年度予算特別委員会で、さくら団地の分譲地には、長期にわたり販売されていない区画があり、26年度には確実に販売するように求めてきましたが、まだ売れ残りの区画があります。いつまで完売するのかその意思が伝わってきません。  黒部市簡易水道事業特別会計決算、黒部市水道事業決算、黒部市下水道事業決算についてであります。この3つの事業会計は、合併10年になろうとしているのに、1市2制度、料金体系が統一されていない数少ない事業です。市長の考えはそのこおを容認するものでした。住民感情からしても納得できないものであります。そのことからしても賛成できるものではありません。今決算特別委員会で出された意見や要望を、28年度予算に反映し、住民要望に応えることができる予算になることを期待しまして討論といたします。           〔9番 谷口弘義君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に12番、伊東景治君。            〔12番 伊東景治君登壇〕 ○12番(伊東景治君) どなた様もご苦労さまでございます。おはようございます。  私は、新政会、新樹会を代表して認定第1号から認定第13号まで一括して賛成の立場から討論をいたします。  昭和38年旧黒部市庁舎の増築が完了して以来、平成18年3月の合併を経て、昭和から平成の今日まで50数年の間、この議場において、市政に関する幾多の議論が交わされ、重要な議決が行われてきました。今日、この議場で最後の議決をする日を迎え、改めて、議会の重みと政治の役割を痛感しております。  近年、日本は大きな混乱を経験しました。国政においては二度の政権交代、国土においては東日本大震災や日本各地で発生した甚大な風水害などの自然災害であります。  自然災害がら得た教訓は、日頃から災害に対する備え、地域間の連携、地方自治体と国、県、自衛隊など関係機関の機能と役割分担を明確にし、事に当たっては効率的に対応することであります。  また、東日本大震災では、在日米軍基地の「トモダチ作戦」による被災者の捜索・救援から、福島第一原子力発電所事故への対応や復興支援など、外国との連携も被災地の人たちに大きな支援活動となったのであります。  鳩山元首相による普天間基地の「最低でも県外」発言により国内は混乱し、尖閣諸島周辺の危険性が一気に高まりました。  また、先日行われた隣国での大規模な軍事パレードや長距離弾道ミサイル発射可能性の報道は、我が国周辺における安全保障環境の厳しさを痛感せざるを得ません。  昨日、混乱の中、参議院平和安全法制特別委員会で自民、公明など、与野党5党の賛成多数で安全保障関連法案が可決され、参議院本会議に上程されました。我が国の安全保障については、「国民の人権、生命や財産を守る」このことを第一に、「隙間のない体制」をしっかりと構築し、さらに「国際社会の一員として平和と安全に対し国際貢献できるよう、いっそう丁寧な説明の上で国政の責任を果たすべきである」と考ます。是非「戦争法案」の汚名を払しょくしていただきたい。かわいいわが子や孫を戦場に送りたいと思う人はいるでしょうか。誰もいないと思います。  政治の役割と責任が大きく問われています。国と地方との役割と責任も議論されています。我々、市議会も、責任と役割をはたすべく平成26年度決算について、4日間特別委員会で認定審査を行いました。  平成26年度は、半世紀の悲願であった北陸新幹線が開業した記念すべき年度であり、新幹線駅のある本市は、関連事業や新規事業も多く、行財政改革を継続的に進め、職員も微増にとどまる中で、大変忙しい1年でなかったかと推察します。  財政面では、決算額は、一般会計で初めて総額247億円を超える大型の決算でありました。一般会計と特別会計を合わせると、303億2200万円、病院事業は104億4000万円、水道事業は3億4300万円、下水道事業は18億2600万円。大きな財政規模にあって、実質公債費比率は15.9%と0.9ポイント改善され、予算執行に当たって努力の跡が読み取れました。  国の緊急経済対策の補正もあり、新庁舎の建設、桜井中学校建設、高志野中学校体育館大改修、宇奈月温泉総湯建設、新堂中新線道路改良、新らたな農業・農政改革、くろべ牧場の本格的な事業化、市民病院のリニューアル事業、名水マラソンなど、大型事業が多かったのであります。  概ね順調な事業着手、運営で、一部には消化不良や手詰まりな事業も見受けられました。新幹線開業に合わせて、観光資源の開発や掘り起し、2次公共交通の調査・試行、立山黒部ジオパークなどの事業は、将来を担う事業でもあり、着実ではあってもスピーディな運営を願うものであります。PDCAサイクルをスパイラルアップさせ、業務改善を継続的におこない、市民サービスに応えられるよう期待します。  新幹線が開業して半年余り、開業効果を活かすのはこれからが正念場と考えます。行政と市民が一体となり協働の精神で市政運営に取り組むことを期待し、認定第1号から認定第13号までに賛成し、討論と致します。           〔12番 伊東景治君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 他に討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより、「認定第1号 平成26年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」ほか、12件を採決いたします。  議題のうち、まず、「認定第1号 平成26年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって、「認定第1号」は、認定することに決しました。  次に、「認定第2号 平成26年度 黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第3号 平成26年度 黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第4号 平成26年度 黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」以上3件を一括して採決いたします。  本3件に対する委員長の報告は「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。よって、「認定第2号から認定第4号」まで、以上3件は、認定することに決しました。  次に「認定第5号 平成26年度 黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって、「認定第5号」は、認定することに決しました。  次に「認定第6号 平成26年度 黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。
     本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって、「認定第6号」は、認定することに決しました。  次に「認定第7号 平成26年度 黒部市診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第8号 平成26年度 黒部市新川広域圏老人保養センター事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第9号 平成26年度 黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」及び「認定第10号 平成26年度 黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」以上4件を一括して採決いたします。  本四件に対する委員長の報告は「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。  よって、「認定第7号から認定第10号」まで、以上4件は、認定することに決しました。  次に「認定第11号 平成26年度 黒部市病院事業会計決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって、「認定第11号」は、認定することに決しました。  次に、「認定第12号 平成26年度 黒部市水道事業会計決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって「認定第12号」は、認定することに決しました。  次に「認定第13号 平成26年度 黒部市下水道事業会計決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって、  「認定第13号」は、認定することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第3、「議案第83号」を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、堀内康男君。               〔市長 堀内康男君登壇〕 ○市長(堀内康男君) おはようございます。どちら様も大変ご苦労さまでございます。  議員各位には連日、市政上の重要諸案件につきまして、ご審議賜っておりますことに対して、深甚なる敬意を表するものであります。  それではただ今追加提出いたしました議案につきまして、ご説明を申し上げます。  議案第83号は、「黒部市吉田科学館プラネタリウム機器等更新工事請負契約の締結について」であります。昭和61年に開館いたしました吉田科学館のプラネタリウムの老朽化等に伴い更新整備を行うもので、請負契約について仮契約が整いましたので、議会の議決をお願いするものであります。以上、追加提出いたしました議案につきまして概要を申し上げました。なお、詳細につきましては質疑、委員会等でご説明を申し上げます。何とぞ身長ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。よろしくお願いいたします。             〔市長 堀内康男君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 議案の細部説明を聞くため、暫時休憩いたします。  全員協議会を開催しますので、11時5分まで、301会議室にお集まり願います。   休  憩  午前10時57分   再  開  午前11時28分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第3の議事を継続いたします。  「議案第83号」について質疑を行います。質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより「議案第83号」について、委員会付託を行います。  ただいま議題となっております「議案第83号」については、総務文教委員会に付託をいたします。  委員会開催のため、暫時休憩いたします。  総務文教委員会の皆さんは、302会議室へお集まり願います。   休  憩  午前11時29分   再  開  午後 1時15分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第3の議事を継続いたします。  総務文教委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。  総務文教委員長、山田丈二君。            〔総務文教委員長 山田丈二君君登壇〕 ○総務文教委員長(山田丈二君) 本委員会に付託されております「議案第83号」について、審査の結果をご報告申しあげます。  「議案第83号 黒部市吉田科学館プラネタリウム機器等更新工事請負契約の締結について」は、原案を可とすることに決定。  なお、審査の過程において委員から事業のスケジュール管理を徹底し、早期発注、早期施工に努めるよう意見があったことを申し添えます。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔総務文教委員長 山田丈二君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。            〔13番 橋本文一君挙手〕 ○議長(木島信秋君) 13番、橋本文一君。            〔13番 橋本文一君登壇〕 ○13番(橋本文一君) 私は、61年に開館された吉田科学館のプラネタリウムの機器の更新は、必要だと思います。しかし、議案は本日9月議会の最終日、午前9時30分に出された議案であります。しかも、金額は2億2,356万円もの高額の契約についての議決であります。プラネタリウムの予算は当初予算であったはずであります。なぜ、今議会まで、ほっておいたのか当局の姿勢が疑われます。私は本日提出された資料等の調査等は十分にはできません。本来ならば9月議会初日に間に合うよう当局は行うべきであります。もし、初日に提出が行われれば、委員会などで現吉田科学館の現地視察等が行われ、現在のプラネタリウムの内容と変更との違い等が説明されるものと私は思います。よって私は、本日提出されました2億2,356万円にも上る高額の契約については、他の議員が賛成されても私は賛成することができません。以上、私の反対討論といたします。           〔13番 橋本文一君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 他に討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。  「議案第83号 黒部市吉田科学館プラネタリウム機器等更新工事請負契約の締結について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(木島信秋君) 起立多数であります。よって、「議案第83号」は、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第4、「議員提出議案第4号を議題といたします。  「議員提出議案第四号」について、  提出者を代表して提案理由の説明を求めます。  議会運営委員長 川上浩君。             〔議会運営委員長 川上浩君登壇〕 ○議会運営委員長(川上浩君) ただいま上程されました「議員提出議案第4号」について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。  「議員提出議案第4号」は黒部市議会会議規則の一部改正についてであります。  改正内容は、近年の男女共同参画の状況にかんがみ、地方議会においても男女共同参画を考慮した議会活動を促進するため、会議への欠席に関する規定(第2条)の一部を改正するものであります。具体的には、女性議員が活躍できる環境を整備して議会を活性化し、より良い住民サービスを実現するため、出産に伴う議会の欠席に関する規定を明記するものであります。  なお、委員会の欠席(同規則第91条)についても同様の改正を行うものであります。  以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして適切なご決定を願う次第であります。           〔議会運営委員長 川上浩君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) これより「議員提出議案第4号」について質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
     質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております「議員提出議案第4号」については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。よって「議員提出議案第4号」については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、討論を行います。討論はありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕  討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。  「議員提出議案第4号 黒部市議会会議規則の一部改正について」を採決いたします。  本件については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。よって「議員提出議案第4号」は、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第5、「議員の派遣について」を議題といたします。  お手元に配付いたしました議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  ご異議なしと認めます。よって議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第6、「各常任委員会の議会閉会中の継続審査について」を、議題といたします。  各常任委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について、議会閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各常任委員長からの申し出のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、各常任委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第7、「総合交通対策について」、「公共施設及び跡地等対策について」以上2件を一括議題といたします。  本2件を付託した各特別委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。  まず、総合交通対策特別委員長の報告を求めます。  総合交通対策特別委員長、伊東景治君。          〔総合交通対策特別委員長 伊東景治君登壇〕 ○総合交通対策特別委員長(伊東景治君) 本特別委員会に付託されております「総合交通対策について」ご報告申し上げます。  まず、8月4日及び5日、本特別委員会委員による国土交通省及び各関係省庁、JR西日本金沢支社への要望活動を実施し、北陸新幹線開業後のさらなる促進要望として「鉄道経営への支援及び総合交通ネットワークの整備促進」、「北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅ダイヤの充実」についての要望書を提出したのであります。  続いて、9月10日、本特別委員会を開催し、6月定例会以後の経過について報告を受けたのであります。  その概要を申し上げますと、6月25日及び28日、北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅乗降者数等調査を実施したこと。  7月8日、北陸新幹線停車駅都市観光推進会議及び民間交流会議が開催され、北陸新幹線停車駅の11市首長等が開業後の状況等を報告しあうとともに、平成28年度からの集中プロモーション事業等について協議を実施したこと。  7月28日、第15回黒部市公共交通戦略推進協議会が開催され、石田三日市線の運行、村椿・大布施・荻生地区でのデマンド交通運行等について承認されたこと。  7月29日及び30日、国土交通省、国土交通省北陸地方整備局、北陸信越運輸局に対して、北陸新幹線及び総合交通ネットワークの整備促進等の要望を行ったこと。  8月29日新幹線開業イベント「サクラ咲ク・フェスタ2〇一5夏の陣」が開催され、約7千人が来場し、また、利用促進キャッチフレーズ最優秀賞作品として、「駅よりも長くいたいここは黒部宇奈月温泉駅」が選考されたこと等の報告を受けたのであります。  次に、当局から新たに運行が計画されている石田三日市線のコミュニティバス、村椿・大布施・荻生地区でのデマンドタクシーについて説明を受けたのであります。委員からは、新設される運行路線や既存の公共交通等いずれにおいても利用が図られ、市民の足として定着するよう周知徹底すること等、利用促進へさらなる取組みが必要であり、その方策について活発な意見交換がなされたのであります。  その後、当局を交えて、今後の事業促進の方向等について、意見交換したのであります。その結果、本市における総合交通対策について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。         〔総合交通対策特別委員長 伊東景治君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) 次に、公共施設等あり方検討特別委員長の報告を求めます。  公共施設等あり方検討特別委員長、村井洋子君。        〔公共施設等あり方検討特別委員長 村井洋子君登壇〕 ○公共施設等あり方検討特別委員長(村井洋子君) 本特別委員会に付託され、継続審査に付されております「公共施設及び跡地等対策について」審査の結果をご報告申し上げます。  まず、8月21日に本特別委員会を開催し、施設種別ごとの再編計画について、再編計画を設定する手順と計画書の見方について説明を受けたのであります。  次いで、9月11日、本特別委員会を開催し、市当局から6月以後の経過について報告を受けたのであります。  その概要を申しますと、7月1日、第31回 黒部市行政改革推進市民懇話会が開催され、2月に策定した「再編基本計画」の検討に着手したこと。  8月19日、第3回黒部市行政改革検討委員会が、8月20日には、第12回黒部市行政改革推進本部会議がそれぞれ開催され、「施設種別ごとの再編計画」について確認したこと。  9月7日、第35回黒部市行政改革推進市民懇話会が開催され、「黒部市公共施設の再編に関する基本計画」の(素案)がとりまとめられたこと等の報告を受けたのであります。  次に当局から個別施設の再編計画について、公共施設の再編に関する基本計画(素案)について説明を受けたのであります。  その後、当局を交えて「今後の公共施設のあり方等について」意見交換を行ったのであります。  その結果、本市における公共施設及び跡地等対策について引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。       〔公共施設等あり方検討特別委員長 村井洋子君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの、各委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本2件に対する委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの継続審査であります。  委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、本2件は、付託事件の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(木島信秋君) 日程第8、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。  本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。  議会運営委員長、川上浩君。             〔議会運営委員長 川上浩君登壇〕 ○議会運営委員長(川上浩君) 本委員会に付託され、議会閉会中の継続審査に付されております議会運営に関する調査についてその結果をご報告申し上げます。  本委員会は7月21日に開催し、九月定例会の会期及び会議日程について、決算特別委員会の設置と日程等について協議したのであります。  次に8月24日に開催し、9月定例会の市長提出議案20件、平成26年度各会計決算の認定について13件及び報告1件の説明を受け、その付託委員会を協議した後、陳情2件等の取り扱いについて協議いたしました。  また本日、本会議前に市長追加提出議案1件及び議員提出議案1件についての取り扱いを協議したのであります。  以上の審査事項を含め、本委員会では議会運営の効率化等について引き続き調査する必要があると認め、議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。          〔議会運営委員長 川上浩君自席に着席〕 ○議長(木島信秋君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件に対する委員長の報告は、「議会閉会中の継続審査」であります。  委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木島信秋君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は、「議会閉会中の継続審査」に付することに決しました。  以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。  市長からご挨拶があります。  市長、堀内康男君。               〔市長 堀内康男君登壇〕 ○市長(堀内康男君) 市議会9月定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員各位には、9月1日から18日間にわたり開会されました今議会におきまして、補正予算、条例その他案件につきまして、慎重かつ熱心なご審議を賜り、議了・承認いただきましたことに対しまして、深く感謝を申し上げます。審議の中で賜りましたご意見・ご要望につきましては、十分に調査・検討を加え、適切に対処してまいります。  台風18号の影響による関東・東北地方の記録的な豪雨により、関東東北にて大規模な被害が発生し、8名の方が尊い命を落とされました。お亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われました方々に心よりお見舞いを申し上げます。1日も早く普段の生活を取り戻されるよう心よりお祈り申し上げます。今回の記録的な豪雨で、特に、常総市(じょうそうし)の市内を流れる鬼怒川(きぬがわ)の堤防決壊による災害は、同じく一級河川を持つ本市におきましても決して他人事ではなく、国土交通省による河川整備が十分におこなわれてはいるものの、最近の異常気象等による予想を超える気象状況により、土砂災害や河川の氾濫につながる可能性はないとは言えません。今回の鬼怒川(きぬがわ)をはじめとする河川の氾濫を教訓とし、本市の水害に対する防災や避難等に関しまして、再度改めて万全の体制構築に向け準備検討をしてまいります。  さて、建設中でありました黒部市民病院中央棟が完成し、今月24日から新たな建物での診療が始まります。黒部市民病院は新川医療圏の中核医療拠点として、より質の高い医療を提供できるよう、平成26年1月から新外来棟2期工事として進めてまいりました。工事は、第3期工事として引き続き進めてまいりますので、病院ご利用の皆様、近隣住民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。完成したこの中央棟の特徴としましては、救急医療に対応する部門を集約させるなど急性期病院機能の充実や、災害時等にできるだけ多くの患者を受け入れ対応できる設備の整備、患者の負担を和らげ来院者にも優しい環境整備などであり、黒部市民をはじめとする新川地域住民の皆様の医療を支え、地域医療における安心確保に努めてまいりたいと考えております。  そして今議会は、現議場、現庁舎で行う最後の定例会でありました。今議会では、様々なご質問の中、合併後10年の検証や地方創生総合戦略、次期総合振興計画等について議論を深めさせていただきました。また、委員会の中では、公共施設のあり方に関する基本計画策定に向けた素案に関しご意見等もいただきました。これらに共通していえるのは、数値を活用し、市民の意識や市の施策の実施を客観的に把握すること、結果や途中経過を客観的に示していくことは、大変有意義であり必要なツール、道具であるということです。しかしこれらは、あくまでもツールに過ぎず、一律的客観的に示す目標や達成に関する数値の提示を最終目的とすれば、物事の本質を見誤る可能性もございます。取組や結果を客観的に示す数値を用い、その本質を捉え、総合的に皆様と議論するなかで共通の認識を図っていくことが肝要であると考えます。そのためには、物事の本質を満たすためのツールとなり得る数値を扱っていくべきであると考えます。10月13日からは新市庁舎での業務が開始となります。合併10年や第1次総合振興計画最重点事業の完了等は、あくまでも通過点であります。今までの取組や結果を受け、引き続き市民の皆様のため、新たな議場においてもお互いの立場で活発な議論を重ね、質の高いまちづくりを目指し、将来に向け新たなスタートをきってまいりたいと考えております。  最後になりますが、9月も半ばを過ぎ猛暑から一転して涼しくなり、夜間には肌寒ささえ感じられるようになってまいりました。気温が急激に変化し、夏の疲れが出てくる時期であります。議員各位におかれましては、健康には十分ご留意のうえ、ますますご活躍されますことをご祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。             〔市長 堀内康男君自席に着席〕
    ○議長(木島信秋君) これをもって、平成27年第3回黒部市議会9月定例会を閉会いたします。   閉   会  午後 1時43分 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――  上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。                         黒部市議会議長  木 島 信 秋                        黒部市議会副議長  辻   靖 雄                            署名議員  橋 本 文 一                            署名議員  辻   泰 久...