黒部市議会 > 2014-09-22 >
平成26年第5回定例会(第4号 9月22日)

ツイート シェア
  1. 黒部市議会 2014-09-22
    平成26年第5回定例会(第4号 9月22日)


    取得元: 黒部市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    平成26年第5回定例会(第4号 9月22日)   平成26年第5回黒部市議会9月定例会会議録 平成26年9月22日(月曜日)                議事日程(第4号)                            平成26年9月22日(月)                               午前10時00分開議 第1 議案第53号 平成26年度黒部市一般会計補正予算(第2号)    議案第54号 黒部市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例           の制定について    議案第55号 黒部市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する           基準を定める条例の制定について    議案第56号 黒部市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定め           る条例の制定について    議案第57号 黒部市ふれあいプラザ条例の制定について    議案第58号 黒部市黒部宇奈月温泉交通広場条例の制定について    議案第59号 黒部市黒部宇奈月温泉駅西連絡通路条例の制定について    議案第60号 黒部市営駐車場条例の一部改正について
       議案第61号 黒部市自転車駐車場条例の一部改正について    議案第62号 黒部市宇奈月老人福祉センター条例の一部改正について    議案第63号 黒部市営住宅条例の一部改正について    議案第64号 字の区域の変更及び廃止について    議案第65号 市道の路線の認定、変更及び廃止について          ( 13件 委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第2 認定第 1号 平成25年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について    認定第 2号 平成25年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定           について    認定第 3号 平成25年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認           定について    認定第 4号 平成25年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第 5号 平成25年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて    認定第 6号 平成25年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定につ           いて    認定第 7号 平成25年度黒部市診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定につい           て    認定第 8号 平成25年度黒部市新川広域圏老人保養センター事業特別会計歳入           歳出決算の認定について    認定第 9号 平成25年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認定第10号 平成25年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の           認定について    認定第11号 平成25年度黒部市病院事業会計決算の認定について    認定第12号 平成25年度黒部市水道事業会計決算の認定について    認定第13号 平成25年度黒部市下水道事業会計決算の認定について          ( 13件 委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第3 議案第66号 人権擁護委員の候補者の推薦について       ( 提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決 ) 第4 請願第 1号 年金・高齢期のくらしと地域経済を守る意見書提出を求める請願    請願第 2号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願書            ( 委員長報告、質疑、討論、表決 ) 第5 議員提出議案第5号 黒部市議会委員会条例の一部改正について    議員提出議案第6号 手話言語法制定を求める意見書について      ( 2件 提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、表決 ) 第6 各常任委員会の議会閉会中の継続審査について 第7 北陸新幹線の整備促進及び公共交通対策について    自然環境の保全・整備と観光振興について            ( 2件 委員長報告、質疑、表決 ) 第8 議会運営に関する調査について             ( 委員長報告、質疑、表決 ) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員   20人     1番 川 本 敏 和 君        2番 中 村 裕 一 君     3番 村 井 洋 子 君        4番 山 田 丈 二 君     5番 小 柳 勇 人 君        6番 谷 口 弘 義 君     7番 木 島 信 秋 君        8番 辻   靖 雄 君     9番 寺 田 仁 嗣 君       10番 伊 東 景 治 君    11番 橋 本 文 一 君       12番 辻   泰 久 君    13番 山 内 富美雄 君       14番 松 原   勇 君    15番 山 本 達 雄 君       16番 吉 田 重 治 君    17番 川 上   浩 君       18番 新 村 文 幸 君    19番 森 岡 英 一 君       20番 坂 井   守 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員  な し ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長                   堀 内 康 男 君   副市長                  中 谷 延 之 君   市長政策室長               本 多   茂 君   総務企画部長               柳 田   守 君   市民生活部長               内 橋 裕 一 君   産業経済部長               林   高 好 君   都市建設部長               澤 田 悦 郎 君   上下水道部長               西 田 重 雄 君   会計管理者                本 瀬 稔 夫 君   市民生活部次長福祉課長          山 本   勝 君   産業経済部次長農林整備課長        大 薮 勝 志 君   都市建設部次長都市計画課長        高 森 宗 一 君   消防・災害対策担当(黒部消防署長)    山 本 良 春 君   総務課長                 長 田 行 正 君   財政課長                 村 田 治 彦 君   工務課長                 熊 野 勝 志 君   総務課行政係長              越   雄 一 君  市民病院   市民病院事務局長             沢 井 利 夫 君   市民病院事務局次長医事課長        能 島 芳 寿 君  教育委員会   教育委員長                福 田   豊 君   教育長                  能 澤 雄 二 君   教育部長                 滝 澤 茂 宏 君   教育委員会事務局次長生涯学習スポーツ課長 飯 野   勉 君   代表監査委員               勇 永 三 郎 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長                  寺 嶋 和 義 君  議事調査課長                鍋 谷   悟 君  議事調査課課長補佐             寺 林 佳 子 君
     議事調査係長                橋 場 和 博 君  主任                    若 松 真里子 君 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                  開    議   午前10時00分 ○議長(山内富美雄君) おはようございます。どなた様もご苦労さまでございます。  定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(山内富美雄君) 日程第1、「議案第53号から議案第65号まで」以上13件を一括議題といたします。  本件を付託した各常任委員会の審査の結果について、各委員長から報告を求めます。  まず、総務文教委員長の報告を求めます。  総務文教委員長、小柳勇人君。            〔総務文教委員長 小柳勇人君登壇〕 ○総務文教委員長(小柳勇人君) 本委員会に付託されております、「議案第53号の所管部分」、「議案第64号」以上2件について、審査の結果をご報告申しあげます。  「議案第53号 平成26年度黒部市一般会計補正予算(第2号)の所管部分」については、原案を可とすることに決定。  「議案第64号 字の区域の変更及び廃止について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔総務文教委員長 小柳勇人君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) 次に、生活環境委員長の報告を求めます。  生活環境委員長、森岡英一君。            〔生活環境委員長 森岡英一君登壇〕 ○生活環境委員長(森岡英一君) 皆さん、おはようございます。  生活環境委員会の委員長報告をさせていただきます。  本委員会に付託されております、「議案第53号中の所管部分」、「議案第54号」、「議案第55号」、「議案第56号」及び、「議案第62号」以上、5件について、審査の結果をご報告申し上げます。  「議案第53号 平成26年度黒部市一般会計補正予算(第2号)」中の所管部分については、原案を可とすることに決定。  「議案第54号 黒部市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第55号 黒部市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第56号 黒部市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」は、原案を可とすることに決定。  審議の過程において、学童保育については、市当局及び教育委員会が一体となり、早急に環境整備に努めるよう要請したところであります。  「議案第62号 黒部市宇奈月老人福祉センター条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議下さいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔生活環境委員長 森岡英一君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。  産業建設委員長、山本達雄君。            〔産業建設委員長 山本達雄君登壇〕 ○産業建設委員長(山本達雄君) 本委員会に付託されております、「議案第53号の所管部分」、「議案第57号」、「議案第58号」、「議案第59号」、「議案第60号」、「議案第61号」、「議案第63号」及び、「議案第65号」以上、8件について、審査の結果をご報告申しあげます。  「議案第53号 平成26年度黒部市一般会計補正予算(第二号)の所管部分」については、原案を可とすることに決定。  「議案第57号 黒部市ふれあいプラザ条例の制定について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第58号 黒部市黒部宇奈月温泉交通広場条例の制定について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第59号 黒部市黒部宇奈月温泉駅西連絡通路条例の制定について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第60号 黒部市営駐車場条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第61号 黒部市自転車駐車場条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定  「議案第63号 黒部市営住宅条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第65号 市道の路線の認定、変更及び廃止について」は、原案を可とすることに決定  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔産業建設委員長 山本達雄君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。  議題のうち、まず、「議案第54号 黒部市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」、「議案第55号 黒部市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について」、「議案第56号 黒部市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について」、「議案第57号 黒部市ふれあいプラザ条例の制定について」、「議案第58号 黒部市黒部宇奈月温泉交通広場条例の制定について」、「議案第59号 黒部市黒部宇奈月温泉駅西連絡通路条例の制定について」、「議案第60号 黒部市営駐車場条例の一部改正について」、「議案第61号 黒部市自転車駐車場条例の一部改正について」、「議案第62号 黒部市宇奈月老人福祉センター条例の一部改正について」、「議案第63号 黒部市営住宅条例の一部改正について」以上、10件を一括して採決いたします。  本10件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。  よって「議案第54号から議案第63号まで」以上10件は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第53号 平成26年度黒部市一般会計補正予算(第2号)」を起立により採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(山内富美雄君) 起立全員であります。  よって「議案第53号 平成26年度黒部市一般会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第64号 字の区域の変更及び廃止について」及び「議案第65号 市道の路線の認定、変更及び廃止について」以上、2件を一括して採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。  委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。  よって「議案第64号」及び「議案第65号」以上2件は、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(山内富美雄君) 日程第2、「認定第1号から認定第13号まで」、平成25年度各会計決算13件を一括議題といたします。  本13件を付託した決算特別委員会の審査結果について、委員長からの報告を求めます。  決算特別委員長 新村文幸君。          〔決算特別委員長 新村文幸君登壇〕 ○決算特別委員長(新村文幸君)  本委員会に付託されております、「認定第1号から認定第13号まで」、以上13件について審査の結果をご報告申し上げます。  9月1日、本特別委員会を開催し、正・副委員長の互選を行った結果、委員長に不肖私が、副委員長に山田丈二君が選任されたのであります。その後、本特別委員会の運営方法等について協議したのであります。  次に、本特別委員会を9月12日、16日、17日、18日の4日間にわたり開催し、付託された平成25年度一般会計決算他、特別会計9件、企業会計3件の計13件の各会計決算の内容等について、当局から主要施策とその成果等の説明を受け、健全な行財政運営の維持と事業に係る費用対効果、さらには市勢の発展と市民福祉の向上に資する的確な執行について慎重かつ詳細に審査を行ったのであります。  それでは、各会計決算の認定について審査の結果を申し上げますが、その前に、審査において次年度以降の予算編成及びその執行について当局に留意いただきたい主な内容をご報告申し上げます。  その内容といたしましては、第1点、「市税等の徴収について」であります。  本市の市税収入については、75億3,613万8千円で、前年度に比べ2億3,263万9千円、率にして3.0%の増となったところであります。また、翌年度に繰り越される滞納額が、現年度課税分と滞納繰越分を合わせて2億134万3千円、不納欠損額が7,169万9千円となっております。さらには、各特別会計・企業会計においても多額の滞納額・不納欠損額が生じております。こうした中、市当局では毎年、滞納者に対する訪問や、各部・課内で連携をとりながら、収納率向上に向けて努力されておりますが、引き続き滞納者の状況などを十分に把握しながら、より丁寧な対応に努め、貴重な財源を確保するよう要望するものであります。  第2点、「簡素で効率的な行財政運営と総合振興計画の実現について」であります。  「第1次黒部市総合振興計画」の後期計画の初年度である平成25年度は、最重点事業である新幹線駅周辺整備事業と新庁舎建設事業をはじめ、市民病院増改築工事などの大型事業に集中投資をする一方、地方公共団体の健全化判断比率の1つである実質公債費比率の改善に努められ、16.8%と前年度から0.9%改善されました。大型事業が継続する中、形式的に継続されている利用者の少ない事業については見直しを図り、効率化に努めるとともに、地区要望事業等、市民生活に欠かせない身近な社会資本整備については、緊急度や重要度等を勘案しながら対応していただくよう要望するものであります。  第3点、「黒部市民病院のさらなる経営の効率化について」であります。  その内容といたしましては、平成25年度の病院経営の状況は、総収益96億8,643万4千円に対し、総費用が100億9,268万円で、純損失が4億624万6千円と赤字決算となりました。特定診療科において、医師の不在期間の長期化による診療収入の減少、電子カルテシステムの減価償却開始や放射線治療装置の更新に伴う旧装置除却による費用の増大等、医師不足や病院機能の充実等が赤字の直接的な要因ではありますが、病院経営について原点に立ち返り、来院者の目線で考え、細やかなサービスの提供するとともに、県内の他自治体病院の決算状況を考え合わせ、今一度、問題意識をもって取り組んでいただくよう強く要望するものであります。  第4点、「下水道事業について」であります。  PFI事業については、取り組みが安定してきており、今後はバイオマス等関連のある事業と連携を図り、さらなる発展に努められるよう要望するものであります。また、管渠の布設については、整備を進めるとともに、将来の更新費用も見据えながら、会計として自立し、継続可能な事業に努めていただくよう要望するものであります。  それでは、審査の結果を申し上げます。  「認定第1号 平成25年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第2号 平成25年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第3号 平成25年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第4号 平成25年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第5号 平成25年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第6号 平成25年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第7号 平成25年度黒部市診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。
     「認定第8号 平成25年度黒部市新川広域圏老人保養センター事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第9号 平成25年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第10号 平成25年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第11号 平成25年度黒部市病院事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第12号 平成25年度黒部市水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  「認定第13号 平成25年度黒部市下水道事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  以上、「認定第1号から認定第13号まで」の各会計決算13件について、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願うものであります。  なお、当局におかれては、引き続き早期発注、早期支払いに努められるとともに、決算審査における意見・要望等を平成27年度予算編成に反映いただくため、9月定例会会期中の4日間において審査を行ったことを真摯に受け止めていただき、総合振興計画の着実な推進とさらなる市民福祉の向上のために、住民ニーズをあらゆる角度から把握され、最小の経費で最大の効果が得られる平成27年度予算を編成いただくよう改めてお願い申し上げます。           〔決算特別委員長 新村文幸君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  6番、谷口弘義君。             〔6番 谷口弘義君登壇〕 ○6番(谷口弘義君) 私は、日本共産党を代表して、「認定第1号 平成25年度黒部市一般会計歳入歳出決算」、「認定第11号 平成25年度黒部市病院事業会計決算の認定について」反対する立場から意見を述べます。  安倍首相のかかげる「安倍ノミクス」による物価上昇に加え、今年4月からの消費税増税で、住民は「くらしが厳しくなった」と訴えています。来年10月から消費税を10%に引き上げれば、住民のくらしと地域経済はますます厳しくなるのは明らかであります。消費税のさらなる増税をやめ、力のある大企業や大資産家に応分の負担を求めていくことは必要であります。このことについては今議会でも取り上げてきました。平成25年度決算から消費税だけを見ても、市の消費税による収入を、企業会計を含めた支出が上回ることになります。10%に増税することは、市民にさらなる負担を押しつけることになり、やめるように国に求めていくべきであります。  平成25年度黒部市一般会計歳入歳出決算についてであります。25年度の実質収支は4億2千400万円の黒字決算となっています。一方で不要額の総額が6億6千800万円となっています。6億以上の不用額が8年間続いています。新黒部市になってから黒字決算が続いていることは、多額の不要額によるものと考えることもできます。  予算が足りないからと、年度途中に補正を組んだのに、決算では多額の不要額が出るような事業が何件もあります。このことだけを見ても、補正予算は適正に組まれたのか、住民が本当に必要としている予算を組んだのか疑問であります。住民からは「多額の黒字が出たからと喜んでいいものではない。住民に密着している地区要望の実現に回すことだ」との声も聞いています。黒字になった分の半分でも住民要望の実現に充てるべきであります。  流用についてであります。あまりにも流用が多すぎると思います。流用は議会にかける必要がないから、安易に行われるものではないかと思いたくもなります。市当局から見れば柔軟に、効率よく執行できる予算措置といわれるかもしれませんが、予算編成の問題と考えます。このような決算の内容を見ますと、一体、当初予算はどのような観点から組まれたのか疑問になります。予算は一つ一つの事業を積み上げて作るものと考えます。来年度予算編成においては、厳密な予算編成を行うべきであり、住民要望に応えることができる予算になることを期待しています。  病院事業会計決算についてであります。病院事業については本会議でも、決算特別委員会でも、病院職員の残業時間の適正な処理等の待遇改善や患者さんへの対応、病院事業そのものについて意見を述べ改善を求めてきました。患者さんの目線に立った改善を行うことが求められています。  平成25年度黒部市病院事業会計決算は、病院職員の待遇改善や患者さんの対応改善が求められた年度決算であり、このことだけを見ても病院の決算を承認することはできません。  今決算特別委員会で出された意見や要望を、27年度予算に反映していただくことを期待しまして、「認定第1号 平成25年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定」、「認定第11号 平成25年度黒部市病院事業会計決算の認定について」反対の意見を述べ討論といたします。           〔6番 谷口弘義君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) 他に討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより「認定第1号 平成25年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」ほか、12件を採決いたします。  議題のうち、まず、「認定第1号 平成25年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(山内富美雄君) 起立多数であります。  よって「認定第1号 平成25年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」は、認定することに決しました。  次に、「認定第2号 平成25年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第3号 平成25年度黒部市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定につい」、「認定第4号 平成25年度黒部市発電事業特別会計歳入歳出決算の認定につい」、「認定第5号 平成25年度黒部市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につい」、「認定第6号 平成25年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定につい」、「認定第7号 平成25年度黒部市診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定につい」、「認定第8号 平成25年度黒部市新川広域圏老人保養センター事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第9号 平成25年度黒部市牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第10号 平成25年度黒部市フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」以上9件を一括して採決いたします。  本9件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。  よって「認定第2号から認定第10号まで」以上9件は、認定することに決しました。  次に、「認定第11号 平成25年度黒部市病院事業会計決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(山内富美雄君) 起立多数であります。  よって「認定第11号 平成25年度黒部市病院事業会計決算の認定について」は、認定することに決しました。  次に、「認定第12号 平成25年度黒部市水道事業会計決算の認定について」及び「認定第13号 平成25年度黒部市下水道事業会計決算の認定について」以上2件を一括して採決いたします。  本2件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。  よって「認定第12号」及び「認定第13号」以上2件は、認定することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(山内富美雄君) 日程第3、「議案第66号」を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長、堀内康男君。               〔市長 堀内康男君登壇〕 ○市長(堀内康男君) 議員各位には、連日、市政上の重要諸案件につきまして、ご審議賜っておりますことに対し、深甚なる敬意を表するものであります。  それでは、ただいま追加提出いたしました議案につきましてご説明申し上げます。  「議案第66号」は「人権擁護委員の候補者の推薦について」であります。本年12月31日をもって任期満了となられます大橋朋子委員を再任すべく推薦いたしたいので、議会の意見を求めるものであります。  以上、追加提出いたしました議案につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。             〔市長 堀内康男君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) 議案の細部説明を聞くため、暫時休憩いたします。  全員協議会を開催しますので、ご関係の方は301会議室にお集まり願います。   休  憩  午前10時34分   再  開  午前10時53分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(山内富美雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第3の議事を継続いたします。  「議案第66号」について質疑を行います。質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております「議案第66号」については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第66号」については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、討論を行います。討論はありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより、「議案第66号 人権擁護委員の候補者の推薦について」を採決いたします。  本件は、これを適任と認めることにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。  よって「議案第66号」は、これを適任と認めることに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(山内富美雄君) 日程第4、「請願第1号」及び「請願第2号」以上、2件を一括議題といたします。  本2件を付託した生活環境委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。  生活環境委員長、森岡英一君。            〔生活環境委員長 森岡英一君登壇〕 ○生活環境委員長(森岡英一君) 本委員会に付託されております、「請願第1号」及び「請願第2号」について、審査の結果をご報告申し上げます。  まず、「請願第1号 年金・高齢期のくらしと地域経済を守る意見書提出を求める請願」については、慎重に審査した結果、現在、国で進められている「社会保障と税の一体改革」が、社会保障の充実・安定化と、そのための安定財源確保と財政健全化の同時達成を目指すものであり、年金制度の維持という観点からも、賛成少数で、不採択とすることに決定。  次に、「請願第2号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願書」については、慎重に審査した結果、請願の趣旨を認め、採択すべきものと決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議下さいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔生活環境委員長 森岡英一君自席に着席〕
    ○議長(山内富美雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  11番、橋本文一君。            〔11番 橋本文一君登壇〕 ○11番(橋本文一君) わたしは、「請願第1号 年金・高齢期のくらしと地域経済を守る意見書提出を求める請願」について討論をいたします。  この意見書は「マクロ経済スライドによる年金引き下げの中止と、最低保障年金の制度」を求めるものです。マクロ経済スライドとは、物価が上昇しても、現役世代の人口減少と平均寿命の伸びを計算して、年金の伸び率を抑える制度であります。物価が上昇してもそれに見合った年金増額にはならず、実質は年金切り下げとなります。これではまるで、長生きが罪だと言っているようなものであります。特に、国民年金の自営業者などは本当に大変になります。  また、高齢者のほとんどが、地域で支出されており、地域経済への影響も懸念されます。また、最低保障年金でありますが、ヨーロッパの多くの国々では実施されております。日本では年金を40年間かけないと満額支給されず、25年間から1か月でも足りないと無年金者になるという、国際的に見ても異常に厳しい条件からも最低保障年金は必要なものと考えます。  以上の理由からこの請願第1号は採択すべきと考えます。  私の討論は以上であります。           〔11番 橋本文一君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) 他に討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、「請願第1号 年金・高齢期のくらしと地域経済を守る意見書提出を求める請願」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「不採択」でありますが、「請願第1号」を「採択」とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(山内富美雄君) 起立少数であります。  よって「請願第1号」は「不採択」とすることに決しました。  次に、「請願第2号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願書」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「採択」であります。委員長の報告のとおり「採択」とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(山内富美雄君) 起立全員であります。  よって「請願第2号」は「採択」とすることに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(山内富美雄君) 日程第5、「議員提出議案第5号」及び「議員提出議案第6号」以上、2件を一括議題といたします。  まず、「議員提出議案第5号」について、提出者を代表して提案理由の説明を求めます。  16番、吉田重治君。              〔16番 吉田重治君登壇〕 ○16番(吉田重治君) 「議員提出議案第5号」について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。  「議員提出議案第5号」は黒部市議会委員会条例の一部改正であります。  本年11月1日より、黒部市議会議員の定数が20名から18名になることにより、黒部市議会委員会条例第2条第2項中の常任委員会委員定数のうち、総務文教委員会の委員の定数を7名から6名に、生活環境委員会の委員の定数を7名から6名に改正しようとするため、本議案を提出するものであります。  これまでの経過について申し上げますと、議会改革検討委員会が任意でありますが設立され色々検討されました。議員定数の削減について議論されたときから、常任委員会の在り方についても、各会派で検討議論され、更には、議会改革検討委員会のほかに幹事会も開き、議論を重ね議員全員による改革検討委員会を開き何回も、何回も意見交換や議論を重ねてきました。  委員会で議論された意見は、今後も議会活動の活性化や議員各位の議会活動の向上を目指し改革を進めために生かすこととし、来る11月1日から始まる議会議員の任期から常任委員会は従来の3委員会を維持し構成員の人数はそれぞれ6名とすることを提案するものでございます。  なにとぞ、慎重審議のうえ適切なご決定をお願いいたします。             〔16番 吉田重治君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) 次に、「議員提出議案第6号」について、提出者を代表して提案理由の説明を求めます。  生活環境委員長、森岡英一君。            〔生活環境委員長 森岡英一君登壇〕 ○生活環境委員長(森岡英一君) 「議員提出議案第6号」について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。  「議員提出議案第6号」は、「手話言語法制定を求める意見書」についてであります。意見書の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきます。   「手話言語法制定を求める意見書」  手話とは、日本語を音声ではなく、手・指や体の動き、表情で伝える、独自の語彙や文法体系をもつ言語である。「音声が聞こえない」「音声で話すことができない」など、聴覚障害者にとって、日常を営む上で手話は大切な情報獲得とコミュニケーションの手段である。  国連総会において平成18年12月に採択、平成20年に発効され、わが国においても平成26年2月19日に発効となった「障害者の権利に関する条約」の第2条には、「『言語』とは、音声言語及び手話その他の形態の非音声言語をいう。」と定義され、手話が言語として国際的に認知された。また、平成23年8月に改正された「障害者基本法」の第3条には、「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められ、手話は言語に含まれることが明記されたところである。さらに、同法の第22条には国・地方公共団体に対して情報の利用におけるバリアフリー化施策を義務づけていることから、手話が日本語と対等な言語であることを示し、日常生活、職場、教育の場で手話を使った情報の提供やコミュニケーションが保障され、自由に手話が使える社会環境の整備、そして、手話を言語として普及・研究できる環境整備を国として実現する必要がある。  よって、国会及び政府におかれては、上記の内容を盛り込んだ「手話言語法(仮称)」を早期に制定するよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。           〔生活環境委員長 森岡英一君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) これより「議員提出議案第5号」及び「議員提出議案第6号」以上2件を、一括して質疑を行います。  質疑は、ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております「議員提出議案第5号」については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。  よって、「議員提出議案第5号」は委員会付託を省略することに決しました。  次に「議員提出議案第6号」については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託はいたしません。  これより、討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可いたします。  まず初めに、10番、伊東景治君。            〔10番 伊東景治君登壇〕 ○10番(伊東景治君) 上程されております、「議員提出議案第5号 黒部市議会委員会条例の一部改正について」英の会を代表して賛成の立場で討論いたします。  本年3月の定例会において、議員定数条例が18人に改正されました。それに伴い常任委員会の構成を変更する必要があり、吉田重治議員を委員長とする議会改革検討委員会で、引き続き検討してまいりました。  議員定数が削減されたなかで、市から提出されるさまざまな議案などに対して、各常任委員会が如何に活発に議論し、効率的かつ適切な審査ができるかを本旨として、検討されてきたのであります。  現在黒部市議会では、常任委員会、特別委員会、議会運営委員会、議会報編集委員会が設置され、各委員会の定数は6人から10人の範囲で審査が行われております。その他に予算及び決算についての特別委員会が随時設置され、議長や監査委員を除き、基本的に議員全員で審査しているのであります。  検討委員会では、本日提案された「3委員会で議員1人が1つの委員会に属する」現状案、即ち1委員会6名で審査を行う案をベースに、他2案が提案され、3案で是非を検討したのであります。  英の会では、先に述べた現在あるいろいろな委員会について、その審査の状況を鑑み、委員会が活発かつ効率的に審査するには、「2委員会で議員1人が1つの委員会に属する」案、すなわち1委員会9名で構成する案を、当初提案したのであります。  市の事務範囲が広範になり複雑で専門的になっている現状では、やはり、市全般に関する調査、審査を行うには、所管事項をいくつかの分野に分ける必要があります。さらに活発に議論するには、6名から10名程度で委員会を構成するのが適切と判断し、議員のやむを得ぬ事情で委員会に出席できない場合を想定して、当初2委員会9名の委員会構成案を提案したのであります。  審議の過程で、長期化することが予測され、現状案の6名を支持する議員も多く、わが会派の委員会案は、新しい議員18名が、委員会を運営した上で、必要があれば、改めて検討してもらうのが節度と考え、審議の早い段階で上程された案を支持したのであります。  黒部市議会が、4万2千市民から付託された活発な議論の場として応えられるよう、今後も常に議会の活性化を目指して、議会改革を常に意識しながら、役割を果たしていくことを希求して、議会委員会条例の賛成討論と致します。           〔10番 伊東景治君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) 次に、2番、中村裕一君。             〔2番 中村裕一君登壇〕 ○2番(中村裕一君) 私は、新政くろべを代表して「議員提出議案第5号 黒部市議会委員会条例の一部改正について」賛成の立場で討論いたします。  本年1月に、市民により身近で開かれた議会を目指すとともに、議会活動の活性化、議会運営の効率化などの議会改革を推進するために議会改革検討委員会を設置し、10項目にわたり、幹事会、会派検討、改革委員会と段階を踏みながら慎重かつ活発な議論を重ね検討してきました。  我が会派「新政くろべ」においても3月議会に議決した議員定数をはじめ10項目すべてについて会派検討会を重ねました。意見の食い違いもある中で、資料検討やさらに意見交換を行い各項目の一定の方向性を見出しながら改革検討委員会に臨んできました。  結果として議会改革検討委員会の確認事項として、まずは議論内容の公開を取り決め、議案採決に伴う議員賛否の公表、議会と他団体との意見交換会実施への取組、今議会から行った議長と監査委員を除く全員による決算審査、議員定数の2名削減など5項目について確認するに至りました。  今回の議員提出議案第5号は、議員定数削減に伴い常任委員会の委員数を改正しようとするものであります。  今まさに地方議会のあり方が問われています。市長と議員、議員で構成する議会が地方自治体の2元代表制としての役割を十分に果たしているのか。当局追随型になっていないか、チェック機能を働かせながら自らの政策提案を行っているのか。我々はこの市民の声を真摯に受け止め、議員各々が資質の向上をはかり政策提案能力を高めるとともに、議会開会・閉会中を問わず議会の継続的な活動を強化しなければなりません。改革なくして前進はありません。  以上、賛成討論といたします。           〔2番 中村裕一君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) 他に討論は、ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  これより、採決を行います。  まず、「議員提出議案第5号 黒部市議会委員会条例の一部改正について」を起立により採決いたします。  本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(山内富美雄君) 起立全員であります。  よって、「議員提出議案第5号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議員提出議案第6号 手話言語法制定を求める意見書について」を起立により採決いたします。
     本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(山内富美雄君) 起立全員であります。  よって、「議員提出議案第6号」は、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(山内富美雄君) 日程第6、「各常任委員会の議会閉会中の継続審査について」を、議題といたします。  各常任委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について、議会閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各常任委員長からの申し出のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。  よって、各常任委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(山内富美雄君) 日程第7、「北陸新幹線の整備促進及び公共交通対策について」及び「自然環境の保全・整備と観光振興について」、以上2件を一括議題といたします。  本2件を付託した各特別委員会の審査の結果について各委員長から報告を求めます。  まず、新幹線及び公共交通対策特別委員長の報告を求めます。  新幹線及び公共交通対策特別委員長、木島信秋君。        〔新幹線及び公共交通対策特別委員長 木島信秋君登壇〕 ○新幹線及び公共交通対策特別委員長(木島信秋君) 本特別委員会に付託されております、「北陸新幹線の整備促進及び公共交通対策について」ご報告申し上げます。  まず、6月26日、本特別委員会を開催し、JR西日本金沢支社において、北陸新幹線の運行についての要望活動を実施し、翌27日には、国土交通省 鉄道局、都市局、総合政策局等及び県選出の国会議員に対し、北陸新幹線の整備促進や、鉄道経営への支援及び総合交通ネットワークの整備促進等について要望活動を行ったのであります。  続いて9月11日、本特別委員会を開催し、6月定例会以後の経過について報告を受けたのであります。  その概要を申し上げますと、8月5日、北陸新幹線新型車両W7系黒部宇奈月温泉駅歓迎式が行われ、寺林県副知事を始め、駅勢圏である滑川市・魚津市・入善町・朝日町の3市2町の行政、議会、経済界、一般公募の住民の方々総勢500人が参加し、初めて新幹線新型車両が黒部宇奈月温泉駅に乗り入れた歴史的瞬間を祝福したこと。  8月27日、JR東日本及びJR西日本から、北陸新幹線(長野〜金沢間)の開業日等運行計画が発表され、開業日は、平成27年3月14日土曜日となり、運行本数については、黒部宇奈月温泉駅には速達タイプの「かがやき」は停車せず、停車タイプの「はくたか」が1日15往復停車すること等の報告を受けたのであります。  次に、当局からバス交通ネットワーク再編整備方針や、黒部宇奈月温泉駅周辺の整備状況について説明を受けたのであります。  その後、当局を交えて、今後の事業促進の方向等について、意見交換をしたのであります。  北陸新幹線は、地球環境にやさしく、日本海国土軸の形成と国土の均衝ある発展に不可欠な国家プロジェクトであります。  また、新川地域の飛躍的な発展と本市のまちづくりの要として欠かすことのできない公共高速交通機関であり、黒部市民の悲願であります。このため本特別委員会では、北陸新幹線の早期全線整備が図られるよう、市民や沿線自治体と連携して、国、県などに強く働きかけていくものであります。  さらには、駅周辺整備が円滑に進捗するとともに、経営分離後の並行在来線への地鉄電車の相互乗り入れやコミュニティバス等、本市における公共交通網の方向性等を引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。      〔新幹線及び公共交通対策特別委員長 木島信秋君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) 次に、自然・観光振興特別委員長の報告を求めます。  自然・観光振興特別委員長、辻 靖雄君。          〔自然・観光振興特別委員長 辻 靖雄君登壇〕 ○自然・観光振興特別委員長(辻 靖雄君) 本特別委員会に付託され、継続審査に付されております「自然環境の保全・整備と観光振興について」審査の結果をご報告申し上げます。  まず、6月25日及び26日の2日間にわたり、本特別委員会を開催し、25日には関西電力株式会社黒部川第四発電所において、黒部川における電源開発の歴史、とりわけ黒四建設について理解を深め、竣工後の観光利用の経緯や、今後のルート開放拡大等について調査研究したのであります。翌26日には、衆議院議員会館において、観光庁観光地域振興課の御手洗課長補佐、鈴木係長を講師に招き、観光事業についての研修会を開催したのであります。また、同日、  1鐘釣園地周辺における景観保全及び人命の安全確保に伴う土砂管理対策について  2黒部川水系の用水の取水増量について  3黒部観光ルートの開放について  以上、3点について、関係省庁の局長及び担当課長等に要望活動を行ったのであります。  次いで、9月12日、本特別委員会を開催し、当局から6月定例会以後の経過について報告を受けたのであります。  その概要を申しますと、まず、自然環境関係では8月28日、立山黒部地域が公開審査及び現地審査を経て、日本ジオパークとして認定を受けたこと。  8月31日、今年で23回目となった上下水道事業の啓発と普及促進を目的として、アクアパークフェスティバルに2014が開催され、恒例となっている魚のつかみどりやゲーム、フリーマーケットに約3,400人の来場があったこと。  次に、観光振興関係では8月6日、北陸新幹線開業後の新川地域への観光2次交通の確保を目的に、平成27年2月28日までの期間で、新川の観光スポットを巡る予約式観光タクシー「にいタク」の運行社会実験が開始されたこと。  8月19日、27日、9月3日の3回にわたり、北陸新幹線開業に向け、黒部峡谷を訪れるお客さまを「心のこもったおもてなし」でお迎えし、最良の時間を過ごして頂くため、おもてなしを行う関係者や地元住民に対し、黒部川の電源開発や黒部峡谷の自然、宇奈月温泉の歴史等の知識を深めることを目的として、「黒部峡谷おもてなし講座」が開催されたこと。また、9月24日には、第4回目の講座が予定されていること。  10月15日から17日、平成27年10月から12月に開催される北陸デスティネーションキャンペーンのプレイベントとして、富山国際会議場で北陸三県のプレゼンテーションとなる「全国宣伝販売促進会議」が開催予定であること。  そして報告の後、当局を交えて自然環境の保全や観光振興策などについて、活発な意見交換が行われたのであります。  以上、本委員会といたしましては、今後とも本市が全国に誇り得る「山」・「川」・「海」の恵み、これら豊かな観光資源を有効に活用する観光振興と、自然環境の保全、水資源の保全・有効活用などについて今後さらに調査する必要があると認め、付託されました事件の審査が終了するまで継続審査にすべきものと決定した次第であります。        〔自然・観光振興特別委員長 辻 靖雄君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) ただいまの、各委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本2件に対する委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの継続審査であります。  委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本2件は、付託事件の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― ○議長(山内富美雄君) 日程第8、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。  本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。  議会運営委員長、辻 泰久君。            〔議会運営委員長 辻 泰久君登壇〕 ○議会運営委員長(辻 泰久君) 本委員会に付託され、議会閉会中の継続審査に付されております、議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。  本委員会は、7月18日に開催し、9月定例会の会期及び会議日程について、決算特別委員会の設置と日程等について協議したのであります。  次に、8月1日に開催し、8月臨時会の市長提出議案2件の説明を受け、その付託委員会について協議したのであります。  次に7月29日から31日の3日間にわたり、本委員会を開催し、東京都立川市、町田市及び千代田区における議会運営の効率化や議会活動の活性化等に向けた議会棟の設備の工夫について視察してきたところであります。  次に、8月22日に開催し、9月定例会の市長提出議案13件及び平成25年度各会計決算の認定について13件、報告1件の説明を受け、その付託委員会を協議した後、請願2件、陳情1件等の取り扱いについて協議いたしました。  また、本日、本会議前に市長追加提出議案1件、議員提出議案2件についての取り扱いを協議したのであります。  以上の審査事項を含め、本委員会では議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。          〔議会運営委員長 辻 泰久君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件に対する委員長の報告は、「議会閉会中の継続審査」であります。  委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は、「議会閉会中の継続審査」に付することに決しました。  以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。  市長からご挨拶があります。  市長、堀内康男君。               〔市長 堀内康男君登壇〕 ○市長(堀内康男君) 市議会9月定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員各位には、9月1日から22日間にわたり開会されました今定例会におきまして、予算、条例その他案件及び平成25年度各会計の決算につきまして、慎重かつ熱心なご審議を賜り、議了・ご承認いただきましたことに対し、深く感謝を申し上げます。審議ご意見・ご要望につきましては、十分に調査・検討を加え、適切に対応してまいります。  今年の夏から秋にかけては、何かとスポーツの話題で盛り上がりました。先日帰国したテニスプレーヤー錦織圭選手のアメリカ全米オープンでの決勝進出は、日本のテニス界にとって新たな歴史を刻むこととなり、早朝からテレビ中継やニュース番組に釘付け、世界の舞台で戦う日本人プレーヤーの勇士が、多くの日本人に勇気と感動を与えました。また、夏の甲子園では、富山商業高校をはじめとする北信越勢の活躍に注目が集まり、地域的な力の格差を感じさせないプレーを見せてくれました。また先日、ウズベキスタン・タシケントで行われた世界選手権のレスリング女子48キロ級では、高岡市出身の登坂絵莉選手が、世界選手権2連覇を達成するなど、その活躍は富山県民に誇りと喜びをもたらしてくれました。そして、富山県勢のがんばりで忘れてならないのが、まだ記憶に新しい、今年1月の富山第一高校サッカー部の全国高校選手権大会での全国制覇であります。昨日、総合体育センターで行われたスポーツ講演会にてご講演をいただいた大塚一朗監督は、試合後のインタビューで「地方の高校でもやればできる」と言及され、スポーツの世界でも地域的な力の格差を感じておられたことを窺い知ることができました。これらの活躍は、2020年の東京オリンピックを6年後に控えスポーツに励む子どもたちにとっても、大変勇気づけられ、励まされるものであります。また、都市との格差が生じる中、人口減少や地方再生という課題に直面する地方の自治体にとりましても、励みとなり希望を与えてくれました。  今月3日には、第2次安倍改造内閣が発足し、12日には安倍内閣が重点課題と掲げる地方再生の司令塔となる「まち・ひと・しごと創生本部」が初会合を開き、年内に「地方再生」に向けた長期ビジョンと総合戦略をつくり上げる予定であると報じられました。また、石破茂地方創生担当相からは、地方自治体の自発的な取り組みに期待するとともに、やる気のある自治体を優遇する旨の発言もありました。  本市におきましては、今議会で議論した学童保育をはじめとする子育て支援対策や新たな介護予防事業、地域経済の回復及び活性化に向けた取り組みなど、「住んでいる人から愛されるまち」を目指す取り組みと同じ方向がであることから、これを好機と捉え、今議会でいただきました議員各位からのご意見等も含め、今後の施策や取り組みに反映できるよう鋭意努力し、市政の運営に努めてまいりたいと考えております。  今議会は、議員各位にとりまして、任期最後の議会となるものであります。この4年間は、消防庁舎の建設や新川地域消防組合の設立、市民病院の増改築など、安全安心のくらしを支える事業を積極的に進めてまいりました。そして、黒部宇奈月温泉駅周辺整備やアクセス道路等の整備など、新幹線開業に向け富山県東部の玄関口にふさわしい新たな都市機能の充実を図る大変重要な時期でもありました。そして今、皆様と議論し検討した結果が形となって現れてきております。近い将来、これらの取り組みが黒部市にとって地方創生の時代の中で活きてくることと確信しております。この重要な礎を築かれました議員各位に、改めて深甚なる敬意と感謝を申し上げるものであります。  猛暑から一転して涼しくなり、夜間には肌寒ささえ感じるようになってまいりました。気温が急激に変化し、夏の疲れが出てくる時期であります。議員各位におかれましては、健康には十分ご留意のうえ、ますますご活躍されますことをご祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。             〔市長 堀内康男君自席に着席〕 ○議長(山内富美雄君) これをもって、平成26年第5回黒部市議会9月定例会を閉会いたします。   閉   会  午前11時38分 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――  上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
                            黒部市議会議長  山 内 富美雄                        黒部市議会副議長  寺 田 仁 嗣                            署名議員  辻   泰 久                            署名議員  松 原   勇...