黒部市議会 2014-06-23
平成26年第3回定例会(第4号 6月23日)
「議案第48号黒部市
重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。
議案47号及び議案48号に関連して、先月、
委員会において尾道市の
公立みつぎ総合病院を視察した結果を踏まえ、総合的な
地域包括ケアシステムの構築と運用について、今後、当局と
意見交換をしていくよう提案をしたところであります。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、
よろしくご審議下さいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
生活環境委員長 森岡英一君自席に着席〕
○議長(
山内富美雄君) 次に、
産業建設委員長の報告を求めます。
産業建設委員長、
山本達雄君。
〔
産業建設委員長 山本達雄君登壇〕
○
産業建設委員長(
山本達雄君) 本
委員会に付託されております、「議案第42号の
所管部分」、「議案第43号」、「議案第44号」、「議案第45号」、「議案第49号」及び「議案第50号」以上6件について、審査の結果をご報告申しあげます。
「議案第42号 平成26年度黒部市
一般会計補正予算(第1号)の
所管部分」については、原案を可とすることに決定。
「議案第43号 平成26年度黒部市
発電事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。
「議案第44号 平成26年度黒部市
牧場事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。
「議案第45号 黒部市
地域観光ギャラリー条例の制定について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第49号 黒部市
農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。
「議案第50号 黒部市
宇奈月温泉いっぷく処条例の
廃止等について」は、原案を可とすることに決定。
以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
産業建設委員長 山本達雄君自席に着席〕
○議長(
山内富美雄君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑は、ありませんか。
〔17番 川上 浩君挙手〕
○議長(
山内富美雄君) 17番、川上浩君。
〔17番 川上 浩君起立〕
○17番(川上 浩君)
産業建設委員会委員長報告について、質問いたします。
今回の
補正予算1億8,000万円余りのうち、9,000万円が
産業建設関係であります。
農水関係、商工、
土木費関係があるわけですが、併せて
発電事業特別会計、そしてまた
牧場会計とあるわけです。その中で、大変大きな
事業関係もありますし、それとあと、そういう予算に関する部分での意見なり、質疑なりというものは、どのようにされたのか伺いたいと思います。
〔
産業建設委員長 山本達雄君挙手〕
○議長(
山内富美雄君)
産業建設委員長、
山本達雄君。
〔
産業建設委員長 山本達雄君起立〕
○
産業建設委員長(
山本達雄君)
発電事業につきましては、買取り
電力料金の関係もございまして、早く
事業着手認定を受けて進めるということであります。それから、
牧場事業につきましては、新しい
取り組みとして議論されたところであります。
〔17番 川上 浩君挙手〕
○議長(
山内富美雄君) 17番、川上浩君。
〔17番 川上 浩君起立〕
○17番(川上 浩君) どのような内容の質疑があったかということを伺っておるわけでして、その点を答えていただきたいのと、もう一つは
地域観光ギャラリーの制定、随分いろいろ議論があったとのことでしたので、その議論について、
委員会ではどうであったか伺いたいと思います。
〔
産業建設委員長 山本達雄君挙手〕
○議長(
山内富美雄君)
産業建設委員長、
山本達雄君。
〔
産業建設委員長 山本達雄君起立〕
○
産業建設委員長(
山本達雄君)
観光ギャラリーにつきましては、条例では20万円、売り上げに対する5%が、条例の基本でありますけれども、弾力的な運用を図らなければならないという意見であります。果たして20万円を払える業者の選定ができるのか、という議論がありました。当局としては、出来るだけそれに沿うように、議会後、テナントの募集に入るということであります。
発電につきましては、
管路工事に非常にお金がかかるということで、果たしてペイできるのかという意見がありました。ペイできるように努めて早くやることと、それに沿うようにやりたいということと、新幹線の駅周辺ではありますし、観光の面でも、価値観を上げていきたいということであります。
○議長(
山内富美雄君) ほかに、質疑ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山内富美雄君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
これより、討論を行います。
討論の通告がありますので、発言を許可します。
6番、
谷口弘義君。
〔6番
谷口弘義君登壇〕
○6番(
谷口弘義君) それでは、
討論通告に基づいて、討論を述べます。
「議案第48号 黒部市
重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について」、
日本共産党を代表して、反対の立場から意見を述べます。
この条例は、身体に障がいのある65歳から69歳の方で
身体障害者手帳の4級の一部から5級、6級と認定されている人たちの
医療費負担を1割から2割負担に引き上げる
条例案であります。
今年の4月から70歳から74歳の
自己負担割合が1割から2割に引き上げられたことにより、県や市の負担の
医療費助成を、2割から1割負担に引き下げることにより、市の条例も変えるというものであります。
資料には、70歳から74歳の
高齢者の場合これまで
本人負担1割、
国費負担1割だったのを、
本人負担を2割、
国費負担0にすることが記されています。
国はこれまで、
本人負担1割を据え置くために確保してきた2,000億円を順次削減します。厚労省は
患者負担が1,900億円増えるだけでなく、2,100億円もの
受診抑制が起きることを認めています。
社会保障に対する国の責任を放棄し、医療、介護、年金、障がい者など
社会保障のあらゆる分野で、負担増と給付減を行う。生存権を保障する憲法25条に照らし合わせても、
社会保障制度の改悪は許せるものではありません。
議案第48号の黒部市
重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正は、国の
高齢者いじめと、負担を押し付ける政策に追随することになります。
黒部市で、「一部
負担金還付該当者の方へ」のチラシを作り、「障がいをお持ちの
高齢者の
健康保持と生活の安定のため、65歳以上で一定の障がいを持っている方に対し、
医療費の助成を行っています。」と
助成制度の内容を説明しています。障がいを持っておられる
高齢者の方の1割負担を2割負担にすることは「
高齢者の
健康保持と生活の安定のため」にもなりません。黒部市がこの条例を定めることで、
財政負担がどれだけ減るのか、明らかではありません。市単独でこの制度を維持するべきであります。
2009年に黒部市は、
国民健康保険税を25.6%引き上げたとき、住民から強い批判を受けました。その時の住民の怒りを思い出します。
この4月から消費税を8%に増税するときに国は「増税分は
社会保障の充実に使う」とさかんに言ってきました。
議案第48号の黒部市
重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正案は、
社会保障の充実どころか、一番立場の弱い人達に負担を押しつける条例であり、反対であります。
以上が反対の立場からの意見であります。
〔6番
谷口弘義君自席に着席〕
○議長(
山内富美雄君) 次に、3番
村井洋子君。
〔3番
村井洋子君登壇〕
○3番(
村井洋子君) 私は、会派「新政くろべ」を代表して、今
定例会に提案されている「議案第42号 平成26年度黒部市
一般会計補正予算(第1号)」から「議案第50号 黒部市
宇奈月温泉いっぷく処条例の
廃止等について」までの9件について、賛成の立場で討論します。
市長提案理由の中では、来年に開業が迫った
北陸新幹線に対し、「諸先輩方のご尽力を胸に刻み、新たな
都市機能を活かした地域の活性化、住みよい
地域づくりに邁進してまいります」と思いを述べられています。そして、
公共交通の持つ機能に対しては「失ってから惜しむのではなく、在るときから利活用することにより、
公共交通が持つ負の循環を断ち切り、地域の足としての
移動手段を確保するよう努めていかなければならない」と決意されています。
さらに、
民間団体が警鐘をならした
人口減少に対して、「子育てや医療、福祉、教育、労働、
雇用等の分野での充実かつ高品質化に努め、住んでいる人から愛されるまちを皆さんと共に築く」と述べられています。
今6月
定例会は、市長選後の初
定例会であり、「議案第42号 平成26年度黒部市
一般会計補正予算(第1号)」では、政策的な施策が
新規拡充事業として提案されています。
会派「新政くろべ」では、当初予算に対して、9項目にわたる施策の
事業化を求めて要望書を提出していましたが、今回数点にわたり具体策が示されました。
先ず、
子育て支援について「
ライフステージに応じた支援策の充実」を求めていました。今回、
通院費の
医療費助成を中学3年生まで拡大することにより、医療にかかる中学3年生までの通院・
入院費の
自己負担がなくなります。
次に、高齢化諸施策への対応では、
民間介護施設の開設へ補助するものであります。
そして、地域に根差した
商工業対策では、
住宅リフォーム補助金を再実施するとしています。
さらに、「議案第43号 平成26年度黒部市
発電事業特別会計補正予算(第1号)」では、
再生可能エネルギーの活用について、
黒瀬川水力発電所の計画が平成28年度までの
継続費を計上し、事業に具体的に着手するとの提案であります。
これらの提案に対する議論の過程においては、
子育て支援策において、来年4月から市町村の
支援事業となる
放課後児童健全育成事業について、市内11箇所ある
学童保育の実態を把握し、問題点を整理し、改善策を示す中で9月に予定されているという条例提案するよう
委員会の意見として申し上げました。
地域福祉の拠点となる
地域包括支援センターの充実を、
生活環境委員会で視察した「
尾道市立総合医療センター 公立みつぎ総合病院」の
取り組みを紹介しながら議論もしました。
「議案第48号 黒部市
重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正」では、
軽度障害者(
一般所得者)の65〜70歳未満までの
医療費助成が20%となっているものを、70〜74歳までの
医療費助成10%とあわせるように改正し、
自己負担を20%としようとするものであります。私たちは、この改正を重く受け止め、さらに障がいの方たちへの細かなサービスを実現していかなければなりません。
このように大きな転換期を迎えている黒部市ではありますが、
東洋経済が実施している安心度、利便度、快適度、富裕度、
住居水準充実度の5つの観点による「住みよさランキング2014」では、全国791都市のうち21位となりました。
大きな夢を抱きながら迎える
新幹線開業の足音は、日増しに大きくなってきています。
私
たち地方自治に関わる者が求め続けている
住民福祉の向上は、市長の言葉に置き換えれば「普段の毎日にこそ本当のしあわせがある」となるのでありましょう。
市民の負託に応える議会として、今
定例会において議論を深めることができたのではと思いつつ、
賛成討論といたします。
○議長(
山内富美雄君) 他に、討論はありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山内富美雄君) 討論なしと認めます。
これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。
議題のうち、まず、「議案第51号 黒部市
地域観光ギャラリー条例の制定について」、「議案第46号 黒部市
税条例等の一部改正について」、「議案第47号 黒部市
こども医療費助成条例の一部改正について」、「議案第49号 黒部市
農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区に関する条例の一部を改正について」、「議案第50号 黒部市
宇奈月温泉いっぷく処条例の
廃止等について」、以上、5件を一括して採決いたします。
本5件に対する各
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって「議案第45号から議案第47号まで」、「議案第49号」及び「議案第50号」以上5件は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第48号 黒部市
重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について」、を起立により採決いたします。
本件に対する各
委員長の報告は原案を可とするものであります。
委員長の報告のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
山内富美雄君) 起立多数であります。
よって「議案第48号 黒部市
重度心身障害者等医療費助成条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。
次に、「議案第42号 平成26年度黒部市
一般会計補正予算(第1号)」を起立により採決いたします。
本件に対する各
委員長の報告は、原案を可とするものであります。
各
委員長の報告のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
山内富美雄君) 起立多数であります。
よって「議案第42号」は、原案のとおり可決されました。
5月24日、
北陸新幹線長野金沢間のレール締結式が行われ、整備計画決定以降41年を経て、レールが一本につながったことに感慨深いものを感じるとともに、開業への期待が一層高まったことを実感したこと。等の報告を受けたのであります。
次に、当局からあいの風とやま鉄道の利用促進に向けた
取り組みについてや、黒部宇奈月温泉駅周辺の整備状況について説明を受けたのであります。
その後、当局を交えて、今後の事業促進の方向等について、
意見交換をしたのであります。
北陸新幹線は、地球環境にやさしく、日本海国土軸の形成と国土の均衝ある発展に不可欠な国家プロジェクトであります。また、新川地域の飛躍的な発展と本市のまちづくりの要として欠かすことのできない公共高速交通機関であり、黒部市民の悲願であります。このため本特別
委員会では、
北陸新幹線の早期全線整備が図られるよう、市民や沿線自治体と連携して、国、県などに強く働きかけていくものであります。さらには、駅周辺整備が円滑に進捗するとともに、経営分離後の並行在来線への地鉄電車の相互乗り入れやコミュニティバス等、本市における
公共交通網の方向性等を引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、
継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔新幹線及び
公共交通対策特別
委員長 木島信秋君自席に着席〕
○議長(
山内富美雄君) 次に、自然・
観光振興特別
委員長の報告を求めます。
自然・
観光振興特別
委員長、辻 靖雄君。
〔自然・
観光振興特別
委員長 辻 靖雄君登壇〕
○自然・
観光振興特別
委員長(松原 勇君) それでは、自然・
観光振興特別
委員会の
委員長報告を申し上げます。
本特別
委員会に付託され、
継続審査に付されております「
自然環境の保全・整備と
観光振興について」審査の結果をご報告申し上げます。
6月19日、本特別
委員会を開催し当局から3月
定例会以後の経過について報告を受けたのであります。
その概要を申しますと、まず、
自然環境関係では3月20日民間組織「立山黒部ジオパーク推進協議会」とともに立山黒部地域の「日本ジオパーク認定」に向けた取組みを進めるため、県東部9市町村において、立山黒部ジオパーク支援自治体会議が設立されたこと。
5月27日、第36回黒部川土砂管理協議会が開催され出し平ダムの目標排砂量を定めた連携排砂計画及び連携排砂実施に伴う環境調査計画が承認されたこと。
これに関連し、
委員会として、「黒部川のかつての清流を取り戻すよう努力して下さい」という申し入れを当局に行ったところであります。
6月7日立山黒部
自然環境保全・国際観光促進協議会の総会が開催され、平成25年度事業報告、収支決算、役員改選及び平成26年度事業計画、収支予算が了承されたこと。総会に引き続き、関西電力株式会社の吉津北陸支社長と黒部峡谷鉄道株式会社の藤田営業部長代理による講演会が開催されたこと。
次に、
観光振興関係では4月5日から5月25日、環境保全、マイレール意識の高揚等を目標に新幹線戦略の一環として、黒部ワンコイン・フリーきっぷ「楽駅停車の旅」2014春が実施されたこと。
5月16日、第11回黒部市
公共交通戦略推進協議会が開催され、予約式観光乗合タクシー運行社会実験、黒部宇奈月温泉駅とのアクセス交通、バス交通ネットワーク整備方針の素案等について審議されたこと。
6月6日、
北陸新幹線開業に向けて、黒部峡谷欅平周辺の魅力を高めるため、また、堅坑エレベーターを利用した欅平パノラマ新周遊ルートの整備及び整備後の利用について、安全かつ適正な運営を行うため、関連企業及び地元関係団体が出席し、「欅平パノラマ新周遊ルート運営協議会設立総会」が開催されたこと。
そして報告の後、当局を交えて
自然環境の保全や
観光振興策などについて、活発な
意見交換が行われたのであります。
以上、本
委員会といたしましては、今後とも本市が全国に誇り得る「山」・「川」・「海」の恵み、これら豊かな観光資源を有効に活用する
観光振興と、
自然環境の保全、水資源の保全・有効活用などについて今後さらに調査する必要があると認め、付託されました事件の審査が終了するまで
継続審査にすべきものと決定した次第であります。
〔自然・
観光振興特別
委員長 辻 靖雄君自席に着席〕
○議長(
山内富美雄君) ただいまの、各
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山内富美雄君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本2件に対する
委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの
継続審査であります。
委員長の報告のとおり、
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって、本2件は、付託事件の審査が終了するまでの
継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
山内富美雄君) 日程第7、「
議会運営に関する調査について」を議題といたします。
本件を付託した
議会運営委員会の調査の結果について、
委員長から報告を求めます。
議会運営委員長 辻 泰久君。
〔
議会運営委員長 辻 泰久君登壇〕
○
議会運営委員長(辻 泰久君) 本
委員会に付託され、
議会閉会中の
継続審査に付されております、
議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。
本
委員会は、4月21日に開催し、4月臨時会市長提出議案9件の説明を受け、その取り扱いについて協議した後、選挙管理
委員会委員の選挙、同補充員の選挙、富山県後期
高齢者医療広域連合議会議員の選挙方法について協議をいたしました。
次に、4月25日に、6月
定例会の会期及び会議日程について協議をいたしました。
次に、6月2日に、6月
定例会の市長提出議案9件及び、報告6件の説明を受け、その付託
委員会を協議した後、陳情5件の取り扱いについて協議いたしました。
また、本日、本会議前に
議員提出議案一件についての取り扱いを協議したのであります。
以上の審査事項を含め、本
委員会では
議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、
議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。
〔
議会運営委員長 辻 泰久君自席に着席〕
○議長(
山内富美雄君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山内富美雄君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する
委員長の報告は、「
議会閉会中の
継続審査」であります。
委員長の報告のとおり、
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって、本件は、「
議会閉会中の
継続審査」に付することに決しました。
以上で、本日の日程はすべて終了し、本
定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。
市長からご挨拶があります。
市長、堀内康男君。
〔市長 堀内康男君登壇〕
○市長(堀内康男君) 市議会6月
定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
議員各位には、6月9日から15日間にわたり開会されました今議会におきまして、
補正予算、条例その他案件につきまして、慎重かつ熱心なご審議を賜り、議了・承認いただきましたことに対しまして、深く感謝を申し上げます。審議の中で賜りましたご意見・ご要望につきましては、十分に調査・検討を加え、適切に対処してまいります。
今議会は、私が市長として新たな任期がスタートしての初めての
定例会であり、市政運営に関する貴重なご意見を多数いただき、改めましてこの4年間に対する決意を強くしたところであります。行政の執行機関の舵取り役として、議員各位はじめ、市民の皆様と
意見交換し、現状に対する共通認識をはかり、中長期的な視点に立った施策の構築に努めてまいりたいと考えております。
国政では、デフレからの脱出を目指し、成長戦略に関する具体的な提言がまとまります。国と地方が連携し、経済の再生の進展と中長期の発展に向けた重点課題に
取り組み、成熟した社会にふさわしい日本の再構築を図るべきであると考えます。
人口減少期における地方におきましても、景気の回復が実感でき、将来に希望が持てる社会環境の創生に努めるべく、皆様とともにこのような社会を築いてまいりたいと考えております。
さて、今月17日、新幹線駅舎では「JR黒部宇奈月温泉駅」の文字がお披露目となりました。1文字が縦横1.2m、長さ11mに及ぶもので、文字数が多いことから、建物に対し存在感があり、黒部のランドマークにふさわしい仕上がりとなっております。また、8月1日からは長野−金沢間にてイースト・アイによる試験走行が開始され、8月5日からは
北陸新幹線の車両であるW7・E7系による試験走行が行われる予定であり、いよいよ新型車両が黒部宇奈月温泉駅に乗り入れることとなります。今後は、黒部宇奈月温泉駅に停車する本数や停車時刻の発表が待たれるところであります。新川地域の玄関口として、他の駅舎にない雰囲気を感じてもらうとともに、バス交通ネットワークなどの2次交通との連携により、利便性の高い施設を目指してまいります。
この先6月の後半は、平年に比べ曇りや雨の日が少ない見込みとのことであり、7月は、平年に比べ曇りや雨の日が多いとの予報も出ております。また、気象庁は先日、夏には5年ぶりにエルニーニョ現象が発生し、秋にかけても続く可能性が高いとの監視速報を出しておられます。エルニーニョ現象が発生すれば、長梅雨のほか冷夏になる恐れがあり、農作物の管理や土砂災害などに厳重な警戒が必要であります。季節柄、市民の皆様には日頃からの防災に対する意識や備えをお願いするものであります。
終わりになりますが、議員各位及び市民の皆様におかれましては、これからも梅雨の季節が続きますので、体調には十分ご留意のうえ、ますますご活躍くださいますようご祈念申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
〔市長 堀内康男君自席に着席〕
○議長(
山内富美雄君) これをもって、平成26年第3回
黒部市議会6月
定例会を閉会いたします。
閉 会 午前10時52分
上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
黒部市議会議長 山 内
富美雄
黒部市議会副議長 寺 田
仁 嗣
署名議員 木 島 信 秋
署名議員 辻 靖 雄...