黒部市議会 2013-12-03
平成25年第5回定例会(第1号12月 3日)
職務のため議場に出席した
事務局職員
事務局長 平 正 夫 君
議事調査課長 鍋 谷 悟 君
議事調査係長 寺 林 佳 子 君
庶務係長 山 口 真 二 君
主任 若 松 真里子 君
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○(
一般質問通告)
一般質問(代表)
■英の会
森岡英一議員
1 市長の目指す100年先の黒部市像と、その実現に向けて、今を生きる
我々がなすべき事、その課題について。また、それらに取り組む市長の
覚悟を伺う
2
教育委員会のあり方について
(1)黒部市の
教育委員会のあり方は
(2)黒部市の
教育委員会のあり方は
(3)黒部市の
教育委員会のあり方は
3
ジオパークと観光について
(1)組織体制はどうなっているのか
(2)県及び4市4町1村の
支援体制は
(3)ジオサイトの選定はどうなっているのか
(4)ジオボランティア(ジオガイド)の育成は
(5)
地熱発電を利用した誘客は
(6)
地熱発電の大
規模施設は
(7)欅平と黒部ダムを結ぶ
ロープウェイの
取り組みは
■新樹会 辻
靖雄議員
1 平成26年度の
予算編成方針について
(1)税収の見通しと
実質公債費比率の目標は
(2)消費税3%増税による本市財政への影響は
(3)
桜井中学校の建設費の予定額は
2 長寿社会の
在宅介護の支援について
(1)本市の2025年問題とは
(2)
新川地域介護保険組合の第6期
事業計画は
(3)国の介護要
支援向けのサービスを市町村の事業に移管する見直し案
は本市にどのような影響があるか
(4)
介護保険料はこれからも増額になるのか
(5)
介護認定の審査は他所より厳しいのでは
(6)24時間対応の
訪問サービス事業の展望は
(7)
ケアマネージャーの人員を増やすべきでは
(8)
介護現場の介護士の雇用条件を改善すべきでは
3
黒部名水マラソンの万全の準備について
(1)先進地「
揖斐川マラソン」の視察の評価は
(2)短期・長期的にどれ位の経済的及びその他の効果が期待できるか
(3)
加賀温泉郷マラソンの
赤字理由による突然の中止は、本市に何らか
の教訓になるか
(4)
実行委員会の中に1,900人のボランティアを運営する強力な組
織を設置すべきでは
(5)市職員の一丸となった
取り組み状況は
(6)
駐車場対策及び
シャトルバス体制の準備状況は
4
子育て支援策について
(1)中学3年生までの医療費(通院費)無料化の実現は
(2)就学援助の継続は
(3)
児童手当が増額するよう、国に働きかけるべきでは
5
空き家対策について
(1)
生地地域の
空き家倒壊に対してどのように対処したのか
(2)市街地の「空き家」対策の指針を早急に示すべきでは
(3)本年度中に「条例化」への方向性を示すべきでは
■
日本共産党 橋本文一議員
1 基幹産業の農業と
地域経済について
(1)政府の
コメ政策改革大綱のコメの生産調整の廃止や
水田農業に対す
る各種施策・補助金の見直しは、国民の命を支える農業を市場原理
に任せ、
食糧安全保障の責任を国が放棄するものだ。農家には「過
剰生産で米価が暴落するのでは」「中小の農家を切り捨てるものだ」
「飼料米を作れというが、需要にも限りがあり、机の上の理論だ」
など、不安と怒りが広がっている。
地域経済にも直結する問題であ
る。今度の
コメ政策改革大綱は行うべきではない。市長の考えはど
うか
(2)今回の
コメ政策改革大綱は、TPPでのコメなどの輸入の拡大を見
越しての政策とも言われている。
自民党等が言う、重要5品目の関
税が守られる見通しはない。
地域経済を根こそぎ壊す、
TPP交渉
から撤退すべきと考えるがどうか
(3)農家にとっては、出荷したコメが1等になるか2等になるかで、農
家収入に大きな影響がでる。黒部市の2013年度産の1等米比率
は何%であったか。JA黒信・
JA黒部の1等米比率は何%であっ
たか。品質低下の原因をどのように分析しているのか。今後の対策
を考えているのか。農家の中には、以前のように5月の連休中に田
植えを行いたいという声がある。画一的な田植えが品質向上につな
がっていると思うか
(4)
色彩選別機を通したコメはすべて1等米になると聞く。
色彩選別機
の導入に支援してほしい訴えがある。支援する考えはないか
2
新川育成牧場の
経営ビジョンについて
(1)6月の議会で黒部市が
新川育成牧場を公設民営という形で運営して
いきたいとの答弁であった。また、3月までにしっかりとした経営
ビジョンを議会に報告をしていくとのことであったが、どのような
形で運営していくのか。民間企業の参入があるのか。
経営ビジョン
は出来たのか。地権者の土地の測量が終わったのか
(2)広大な牧草地や牧場からの眺望等をどう生かしていくか、今後の牧
場経営を左右すると思う。当面どのような経営を目指していくのか
(3)牧場を26人の従業員で営業していくとのことであるが、従業員の
身分はどうなっているのか。また、牧場は海抜が高く、雪深いとこ
ろである。
全員協議会で冬期間もモウガーデンの営業を行うとのこ
とであった。現在のような営業形態では無謀である。やめるべきと
思うがどうか
(4)住民は、
新川育成牧場の経営は、過去の
土地開発公社、
宇奈月国際
会館セレネ、
宇奈月農産公社の解散のように最終的には市民の新た
な負担になるのではと危惧する声があるが、新たな負担になっては
ならない。どうなのか
3
国民健康保険税の引き下げと税の徴収について
(1)
買い物弱者とは、どういう環境の方々を意味するのか、その内容に
ついて問う
(2)これまでの支援策について、その目的と成果について問う
(3)
黒部市内の
買い物弱者の現況について、その状況と問題点について
問う
(4)
買い物弱者への対応は、行政として取り組む課題と捉え、本市にお
いて、そのための施策についての考え方と
具体的内容について伺う
■10番
伊東景治議員
1
宇奈月モーツアルト音楽祭について
(1)市長はこれまでの
モーツアルト音楽祭に対してどのような感想をも
っているか。また企画・運営について意見があるか
(2)宇奈月のまちが
モーツアルトの
生誕地ザルツブルグの風景に似てい
るということから始まった音楽祭であり、
新幹線開業を目前にして、
宇奈月温泉の
アピールイベントとして継続するべきであると考える
が、市長の考えはどうか。市としてさらなる支援はあるか
(3)
モーツアルトの音楽は、
音楽療法として「
聴覚改善プログラム」等
で精神的な
健康効果が報告されている。医学的にどのような効果が
あるのか。心身をリラックスさせストレスの解消や精神的な安定に
温泉や職場、家庭などで活かすことができないか
(4)稲の栽培や
ビール醸造に
モーツアルトの
音楽効果があるようだが、
黒部のブランドとして期待できるか
(5)この音楽祭では、
子どもたちも申し込めば演奏することができ、大
人やプロの演奏も鑑賞できるので、児童・生徒にとっても良い機会
と考える。
教育委員会としても積極的に協力してもらいたいと思う
が、教育長の所見を伺う
2
新幹線開業と
公共交通について
(1)
公共交通対策協議会では、市内でバスやデマンド・
タクシー等の運
行を行っているが、これまでの結果と今後の進め方についての考え
を伺う
(2)本市の
公共交通体系において、
公共交通が整備されていない地域が
あると考える。特に黒部川に沿った地域にも何らかの
公共交通が必
要なのではないか。市長の所見を伺う
(3)鉄軌道の電車等は長距離・大量輸送、バスや車は近距離・少量輸送
共交通と言われているが、大都市と地方、人口集中と過疎等の観点
から、公として電車と車についての棲み分けについての市長の所見
を伺う
(4)新幹線駅への
交通アクセスの手段として、鉄軌道のない地域への対
応はどうか。魚津、入善、朝日等との
交通手段での連携・協力が重
要だと思うが、市長の考えは。また、観光だけでなく地元の足とし
て「にいバス」の活用を考えてはどうか
3 子どもに学ぶ親育ちと教育環境について
(1)全国的に児童虐待は増加傾向にあるが、富山県、黒部市の現状はど
うか。児童虐待について県、市では予防や早期発見の施策を行って
いるか
(2)県は「新・元気とやま創造計画アクションプラン」の「家庭の教育
力の向上」施策として「とやま親学び推進事業」があるが、この事
業の狙い、内容、実施状況、効果について伺う
(3)今年のとやま科学オリンピックの小・中学校部門の「ゼンマイバネ」
に関する問題で、
黒部市内の企業が、世界でも有数の玩具用ゼンマ
イ企業として紹介され、ゼンマイ発電のことが記されている。成績
票の結果について参加した市内の児童・生徒の感想や、各学校の対
応はどうしているのか
■1番 川本敏和議員
1 農業を取り巻く環境と
農業施策について
(1)農地・水保全管理支払交付金が平成24年度より5年延長になった
が、その組織状況と新たな組織数の増加は図られているか
(2)黒部地場産学校給食の日を年5回開催し、地場産に対する理解を深
めている。学校給食に市内農産食材をもっと増やし、消費者への消
費拡大を図るべきでは
(3)地産地消の推進や地域住民の食生活を支えている地場産農産品の直
売所等の経営現状と販売所の増設計画は進んでいるのか
(4)市内の公害防除特別土地改良事業により2次地区も土壌の復元が平
成26年度で完了予定であるが、復元された農地の有効利用を図る
べきではないか
(5)中山間地で農作物全般等に鳥獣被害が発生しており、今年は特にサ
ルの姿が頻繁に確認でき、田畑や納屋の他に民家等でサルの威嚇が
発生しているが、被害状況と対策は図られたのか
(6)政府は、聖域なき関税撤廃を前提にする限り、環太平洋連携協定(
TPP)交渉参加を反対するとしているが、米、麦、牛肉・豚肉、
乳製品等を守れるのか不安を感じる。この状況について見解を伺う
(7)政府がコメの生産調整(減反)を5年後に廃止すると農業政策転換
を図った。2010年に戸別所得補償制度が導入されての再度の見
直しで、若い後継者は不安を通り越え諦め感が強いが、これについ
て見解を伺う
2 犯罪のない安全・安心なまちについて
(1)日没が早い今の時期、防犯灯の設置状況はどうか。また、LED設
備への改修は完了したのか
(2)自主防犯パトロール隊や学校安全見守り隊等の市民の防犯組織が成
果をあげているが、メンバーの高齢化や後継者不足への対策はとら
れているのか。また、こども110番安心の家の看板が設置されて
いるが、実情に合っていないのではないか
(3)県警は、「もうかるちゃ詐欺」「なりすまし詐欺」「たのんちゃ詐
欺」という富山県独自の通称名を活用し、特殊詐欺の被害防止に努
めているが、市の被害状況とその対策は
(4)インターネットの普及と共にネットトラブルが増加していると考え
る。小中学校における現状と児童・生徒や保護者に対する対策は
(5)先日、市
総合体育センターに民間事業者の寄贈により防犯カメラが
2箇所に4台設置されたが、犯罪の抑止のために公共施設並びに主
要公共場所に設置してはどうか
(6)防犯カメラの設置にあたり、プライバシー保護の配慮や画像の使用
目的など、防犯カメラの適正な設置及び利用に関する条例が必要と
考えるが、その作業は進んでいるのか
■3番
村井洋子議員
1 風疹予防に関する黒部市の現状は
(1)当市における風疹患者の発生状況はどうか。また、なぜ成人男性に
多いのか
(2)風疹ワクチンは定期接種となっているが、何らかの原因で未接種の
場合の措置はあるのか
(3)抗体検査費用の無料化が来年度から始まるが、広く周知するため、
企業や事業所への働きかけをすべきでは
2 障がい者向けグループホームについて黒部市の目指すところは
(1)高齢化する家族はグループホームの増設を強く希望しているが、黒
部市はそれにどう応えるのか
(2)地域住民の理解がなければ、障がい者施設の建設は難しいとされる
が、現状はどうか
(3)障がい者への偏見や差別は小さい頃からの教育が大切。差別解消に
向けた学校現場での
取り組みは
3 宮野山周辺の活性化について
(1)宮野山周辺の枯れ木対策計画はどうなっているか
(2)宮野山周辺の安全対策(熊等の鳥獣害)はどうなっているか
(3)今後、宮野山をどのように活用していくのか
(4)宮野ハイツの状況はどうか。建物が古くなってきているが、リフォ
ームをする考えはあるか
■2番 中村裕一議員
1 市民の参画と協働の
まちづくりについて
(1)市民の安全、福祉、文化などを目標として取り組んだ事業の中に参
加者の減少が見られ、到達目標に達しない事業がある。
取り組みの
反省と今後の
取り組みについて伺う
(2)市民の参画、協働にはまず情報を共有化することが重要である。い
ろいろな手段があると思うが、行政と自治振興会や町内会との連携
の上に立った情報発信が重要と考えるが
取り組みについて伺う
(3)NPO、ボランティア団体などの市民活動が広がっている。行政と
共に支えあう体制や連携づくりができているか伺う
2 健全な心身を育む人づくりについて
(1)働きながら乳幼児期の子育てをしている母親への家庭教育の指導の
取り組みについて伺う
(2)食育指導は生涯健やかに生きるための能力を身につける重要な場で
ある。食育指導について学校給食センターと学校現場との連携や家
庭や地域の食育指導はどのように取り組まれているか伺う
(3)県内では青少年の凶悪犯や粗暴犯が増えているときくが、増加の理
由と市内の現状について伺う
(4)青少年の離職者やニート等報じられているが、学校教育の中での適
正な職業観や勤労観を持たせるためにどのような
取り組みをしてい
るか伺う
――
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開 会 の 宣 告
午前10時40分
○議長(山内富美雄君) 皆さん、おはようございます。
本日、12月定例会が招集されましたところ、
出席議員は、定足数に達しましたので、これより、「平成25年第5回
黒部市議会12月定例会」を開会いたします。
これより、諸般の報告を行います。
まず、監査委員から財政援助団体等監査結果報告及び例月出納検査の8月分、9月分、10月分の結果報告がありました。
教育委員長から、平成25年度
教育委員会事務の点検評価の報告がありました。
お手元に配付したとおりであります。
説明は省略をさせていただきます。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
開 議
午前10時01分 開議
○議長(山内富美雄君) これより、本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、川本敏和君及び中村裕一君を指名いたします。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(山内富美雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から12月17日までの15日間といたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって会期は、15日間と決定いたしました。
議事の都合により、暫時休憩をいたします。
休 憩 午前10時41分
再 開 午前10時51分
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○副議長(伊東景治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま、議長山内富美雄君から議長の辞職願が提出されました。
この際、「議長の辞職について」を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(伊東景治君) ご異議なしと認めます。
よって、「議長の辞職について」を日程に追加し議題といたします。
まず、その辞職願を
事務局長に朗読させます。
事務局長。
○
事務局長(平 正夫君)
辞 職 願
今般、一身上の都合により議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
平成25年12月3日
黒部市議会副議長 伊東景治様
黒部市議会議長 山内富美雄
○副議長(伊東景治君) お諮りいたします。
山内富美雄君の議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(伊東景治君) ご異議なしと認めます。
よって、山内富美雄君の議長の辞職を許可することに決しました。
議事の都合により暫時休憩いたします。
休 憩 午前10時52分
再 開 午前11時35分
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○副議長(伊東景治君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
お諮りいたします。
この際、「議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(伊東景治君) ご異議なしと認めます。
よって、「議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。
これより、「議長の選挙を」行います。
議場の閉鎖を命じます。
ただいまの
出席議員は19人であります。投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配布〕
○副議長(伊東景治君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「配付漏れなし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(伊東景治君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○副議長(伊東景治君) 異常なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は、単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて、順次投票を願います。
点呼を命じます。
〔点呼・投票〕
○副議長(伊東景治君) 投票漏れは、ありませんか。
〔「投票漏れなし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(伊東景治君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に橋本文一君及び、
村井洋子君を指名いたします。
両君の立ち会いを願います。
〔開票〕
○副議長(伊東景治君) 選挙の結果をご報告いたします。
投票総数、19票。
これは、先ほどの
出席議員数に符合いたしております。
そのうち有効投票18標、無効投票1票。
有効投票中、山内富美雄君、11票。吉田重治君、7票。以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は、4.5票であります。
よって、山内富美雄君が議長に当選されました。
ただいま議長に当選されました山内富美雄君が議場におられますので、本席から当選の告知をいたします。
議長よりご挨拶があります。
〔議長 山内富美雄君登壇〕
○議長(山内富美雄君) 皆さん、議長として再選されましたけれども、私は自分自身、今の選挙の結果をみて、もう少し一生懸命やらなければならないんだなと思いました。引き受けた以上は、任期いっぱい最後まで頑張りますので、ご協力のほどよろしく申し上げ、ご挨拶にかえさせていただきます。
本当に今日は、ありがとうございました。
〔議長 山内富美雄君自席に着席〕
○副議長(伊東景治君) 以上をもちまして、議長と交代をいたします。
ご協力ありがとうございました。
〔議長 山内富美雄君議長席に着席・副議長 伊東景治君自席に着席〕
○議長(山内富美雄君) 議事の都合により、暫時休憩をいたします。
休 憩 午前11時58分
再 開 午後 1時05分
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(山内富美雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
ただいま副議長、伊東景治君から副議長の辞職願が提出されました。
この際、「副議長の辞職について」を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって、「副議長の辞職について」を日程に追加し、議題といたします。
まず、その辞職願を
事務局長に朗読させます。
事務局長。
○
事務局長(平 正夫君)
辞 職 願
今般、一身上の都合により議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
平成25年12月3日
黒部市議会議長 山内富美雄様
黒部市議会副議長 伊東景治
○議長(山内富美雄君) お諮りいたします。
伊東景治君の副議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって、伊東景治君の副議長の辞職を許可することに決しました。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
休 憩 午後 1時08分
再 開 午後 1時30分
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(山内富美雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま、副議長が欠員となりました。
お諮りいたします。
この際、「副議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって、「副議長の選挙」を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。
これより、「副議長の選挙」を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
さらにお諮りいたします。
議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
副議長に、寺田
仁嗣君を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました、寺田
仁嗣君を副議長の当選人と定めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました寺田
仁嗣君が副議長に当選されました。
ただいま副議長に当選されました寺田
仁嗣君が議場におられますので、本席から当選の告知をいたします。
副議長よりごあいさつがあります。
○副議長(寺田
仁嗣君)
〔副議長 寺田
仁嗣君登壇〕
○副議長(寺田
仁嗣君) 皆さん、ご苦労さまでございます。
ただいま議員各位の温かいご支援によりまして、副議長を仰せつかりました。もとより微力でございますが、誠心誠意、議長の下でしっかりと足を地につけて頑張っていきたいと思います。
昨日も、新幹線の一番列車が入りました。この後、新幹線が目の前に来ております。この大事な時期に、一生懸命、その点につきましても黒部市のPRも含めながら頑張っていきたいと思います。
どうか議員各位の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。
また、市当局の皆様、微力でございますが、しっかりとやりますので、よろしくお願いいたします。終わります。
〔副議長 寺田
仁嗣君自席に着席〕
○議長(山内富美雄君) 次に、前副議長の伊東景治君からご挨拶があります。
〔前副議長 伊東景治君登壇〕
○前副議長(伊東景治君) 今、寺田議員と、副議長の交代という事であります。
昨年の12月4日に、山内議長と共に副議長の大任を仰せつかりました。当日は衆議院選の告示でありまして、非常に慌ただしい年末の最中でありました。その後、新川地域消防組合議会議員の選挙ですとか色々な事がございましたが、思い起こせば、山内議長と共に、しっかりと議会運営をしてきたつもりであります。足りないところは一つご容赦願いまして、この1年間、本当に皆様の温かいご支援を受けまして任を果たせたこと、心から厚く御礼申し上げます。
これからは、一議員として、黒部市勢の発展、そして市民の福祉向上のために、今年1年間色んな勉強をさせていただきましたので、それを糧にしてしっかりと行政のため、市民のために働きたいというふうに思っております。
行政の皆さま、そしてここにおられます議員の皆さま含めまして、これからもよろしくお願いいたします。
本当に、1年間ありがとうございました。
〔前副議長 伊東景治君自席に着席〕
○議長(山内富美雄君) 議事の都合により、暫時休憩いたします。
休 憩 午後 1時35分
再 開 午後 2時00分
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(山内富美雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
お諮りいたします。
新川地域介護保険組合議会議員の
黒部市議会議員の中から選出されている議員に、1名の欠員が生じました。
この際、「
新川地域介護保険組合議会議員の
補欠議員の選挙」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって、「
新川地域介護保険組合議会議員の
補欠議員の選挙」を日程に追加し、議題とすることに決しました。
これより、「
新川地域介護保険組合議会議員の
補欠議員の選挙」を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。
さらに、お諮りいたします。
議長において指名することにいたしたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定いたしました。
新川地域介護保険組合議会議員の
補欠議員に、伊東景治君を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま、議長において指名いたしました伊東景治君を、
新川地域介護保険組合議会議員の
補欠議員の当選人と定めることにご異議ありませんか
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま、指名いたしました伊東景治君が、
新川地域介護保険組合議会議員の
補欠議員に当選しました。
ただいま、
新川地域介護保険組合議会議員の
補欠議員に当選した伊東景治君に、本席から当選の告知をいたします。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(山内富美雄君) 日程第3、「議案第91号から議案第138号まで」、「認定第12号」及び、「報告第7号」以上、50件を一括議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
市長、堀内康男君。
〔市長 堀内康男君登壇〕
○市長(堀内康男君) どちら様も、大変ご苦労様でございます。
提案理由を申し上げます前に、一言ご挨拶を申し上げます。
先ほどは、人格識見ともに卓越された山内富美雄議長が再選、そして寺田
仁嗣副議長が選出され、ご就任されました事に対し、心からお祝いを申し上げます。
市議会の代表として、市民福祉の向上と、本市のさらなる発展にご活躍されますことを心からご祈念申し上げます。
伊東景治前副議長におかれましては、高い見識を遺憾なく発揮され、副議長としての重責を全うされました事に対しまして、心から敬意を表するものであります。
豊富な経験を活かされまして、今後ますますご活躍されますことをご祈念申し上げ、またご指導賜りますようお願い申し上げます。
以上、簡単ではありますが、お祝いとお礼のご挨拶とさせていただきます。
それでは、提案理由を申し上げます。
本日ここに、平成25年第5回
黒部市議会12月定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、市政上の重要諸案件についてご審議いただきますことに対し、深く敬意を表するものであります。
黒部川を渡るイースト・アイのヘッドライトを最初にとらえたのは、消防はしご車のゴンドラに載せたテレビカメラでありました。モニターに映し出されたその映像に、東口広場に集まった1,000人を超える人たちが注目すると、やがてホームからも肉眼で確認できるようになりました。ゆっくりと近づく車体に心が躍り、白地に赤い6両編成の列車全体が姿を現すと、感慨に耐えぬ思いがあふれました。
計画から40年、ついに新幹線が富山県内を走行し、
黒部宇奈月温泉駅に到着した歴史的瞬間でありました。昨日の感動は、新幹線を
まちづくりに活かそうと取り組む私たちに大きな力を与えてくれました。
今後、営業用の列車も使って試験走行が行われるとのことであり、市民の皆さまも、実際に走る新幹線を目にされ、いよいよ期待が膨らんでくることと思います。開業まで既に500日を切っております。市民の皆さまとともに素晴らしい開業の日を迎えられるよう、今なすべきことを着実に実行してまいりたいと決意を新たにしているところであります。
黒部の山々を背景に、アイボリーホワイトに輝く優美な北陸新幹線を早く見たいものであります。
次に、経済状況等について申し上げます。今年7月から9月期の実質GDPは年率1.9%で4期連続のプラスとなりましたが、前期4月から6月期の年率3.8%と比べて成長はかなり減速いたしました。
昨年の衆議院解散以来、期待が先行する形で経済状況が急速に改善し、企業業績が回復したものの、賃上げは停滞し、地方の景気回復は遅れております。
来年4月の消費税率の引き上げによる家計購買力の一定の低下は避けられないとしても、影響は最小限に抑えなければなりません。外国では、日本の経済改革が、Too little, too late、小さすぎて、遅すぎると揶揄されております。適当に努力したふりをしてお茶を濁すことを皮肉る慣用句でありますが、実際にそんなことであっては困るのであります。今なすべきことを確実に、相当の規模をもって実行することが政府に求められていると思います。
消費税は、円滑に価格に転嫁されなければその目的を達成することはできません。
本市といたしましては、国の方針に従い、公共施設や上下水道等の料金への適切な転嫁を図るべく、関係条例の改正議案を今議会に提出いたしました。市民生活に密着したこれら事業の提供者として、より一層のサービス向上に努めてまいりますので、市民の皆さま方のご理解を何とぞお願い申し上げるものであります。
次に、平成26年度
予算編成方針の概要について申し上げます。
国の平成26年度概算要求基準では、民需主導の経済成長と財政健全化双方の達成を目指し、全ての事務事業について聖域なく徹底的に見直しを行うとしております。
また、地方財政の見通しとしては、8月に閣議決定されました中期財政計画において、地方の一般財源の総額は実質的に確保するとされておりますが、今後の経済情勢の推移、税制改正の内容、国の予算編成の動向等によっては地方財政への影響も考えられるため、それらに十分留意する必要があります。
一方、本市の財政状況につきましては、平成24年度決算において経常収支比率は未だ80%台であり、硬直した状態が続いております。また、
実質公債費比率は着実に改善し、起債の許可団体移行基準である18%を下回りましたが、依然として高い水準であることから、さらなる低減に向け、新たな起債を抑制するとともに、繰上償還を計画的に進めていかなければなりません。
このように、市の財政は厳しい状況にあるため、今まで以上に創意工夫し、歳入の確保に努めるとともに、歳出の徹底した見直しにより、予算の重点化を図る必要があります。
以上のことから、平成26年度の予算編成に当たりましては、
総合振興計画の
重点事業及び
新幹線開業に伴う事業を除き、
一般財源ベースで平成25年度当初予算額の範囲内とする要求基準を設定いたしました。その上で、
総合振興計画の後期基本計画を着実に推し進めるとともに、
実質公債費比率を適正な水準にするなど財政健全化に向けた取組との両立を図ることで、市政に課せられた使命を果たしてまいりたいと考えております。
それでは、本日提出いたしております議案につきましてご説明申し上げます。
まず、予算関係について申し上げます。
「議案第91号」は、「平成25年度黒部市
一般会計補正予算(第5号)」であります。補正額は、2億9,384万4千円でありまして、補正後の予算総額を209億8,613万2千円とするものであります。歳入歳出予算の補正の概要について申し上げます。職員給与費等につきましては、給与の更正及び改定に伴い、計上する各款にわたり補正いたしております。総務費は、平成26年4月執行予定の市長選挙について今年度内に要する経費のほか、篤志寄附によります、ふるさとサポート基金の積立金を計上いたしております。民生費は、子ども子育て支援制度に係るシステム改修費を計上いたしております。農林水産業費は、森林病害虫等枯損木除去事業費を追加するほか、林道別又僧ヶ岳線法面補修工事費等の追加を計上いたしております。商工費は、温泉利用多目的施設の実施設計業務委託料を計上いたしております。土木費は、地鉄新黒部駅に電気自動車の急速充電器設置工事費を追加するほか、前沢植木線における橋梁の設計業務委託料及び工事費等を計上いたしております。消防費は、デジタル無線整備事業等に係る新川地域消防組合負担金の追加を計上いたしております。教育費は、指定寄附によります教育文化振興基金積立金からの繰入金により、優秀スポーツクラブ育成助成金を追加するほか、全国大会やブロック大会への選手派遣及び激励費の追加等を計上いたしております。災害復旧費は、農業施設及び林業施設に係る災害復旧事業費の追加を計上いたしております。これら補正の財源といたしましては、国県支出金、寄附金、市債のほか、諸収入等を充当するとともに、財政調整基金繰入金を減額することといたしております。
次に、特別会計等の補正について概要を申し上げます。
「議案第92号」は、「平成25年度黒部市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」であります。給配水管修繕料を追加するほか、給与費の更正分を計上いたしております。
「議案第93号」は、「平成25年度黒部市
水道事業会計補正予算(第2号)」であります。給配水管修繕料等を追加するほか、給与費の更正分を計上いたしております。
「議案第94号」は、「平成25年度黒部市
下水道事業会計補正予算(第2号)」であります。管渠整備に係る舗装復旧工事費を追加するほか、処理場の施設改修に係る経費の追加や給与費の更正分を計上いたしております。
条例関係議案につきましては、消費税率の引上げに伴う料金改定にかかるもの等、一部改正が32件、その他議案につきましては、
指定管理者の指定に係るもの等が12件であります。また、認定及び報告が各1件であります。
以上、本日提出いたしました議案等につきまして概要を申し上げました。なお、詳細につきましては、質疑、委員会等でご説明申し上げます。
何とぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。
〔市長 堀内康男君自席に着席〕
○議長(山内富美雄君) 次に、監査委員から、「認定第12号 平成25年度
新川育成牧場組合一般会計歳入歳出決算の認定について」審査結果の報告を求めます。
代表監査委員、勇永三郎君。
〔
代表監査委員 勇永三郎君登壇〕
○
代表監査委員(勇永三郎君) 皆さん、ご苦労様でございます。監査委員の勇永でございます。
去る11月8日付けで、平成25年度
新川育成牧場組合一般会計歳入歳出決算書の審査願が市長より提出されております。
本件につきまして、11月25日、審査に付された決算書、決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書が地方自治法、その他の諸規定に従い、作成されているか否かを確認し、計数も関係書類と符合するか照合しました。また、市の担当部署から必要に応じて、事情を聴取しました。
その結果、審査に付された前述の書類は、地方自治法、その他の諸規定に従い作成されており、また計数についても関係諸帳簿及び証拠書類と符合しており、会計処理は適正であることを認めました。詳細は意見書のとおりであります。
なお、昭和44年以来、44カ年の長期にわたり新川地区酪農振興の拠点として運営された
新川育成牧場組合は、その役目を新しく黒部市が観光振興や交流促進の場として、様々な分野で活用する事となりました。
事業経営には困難はつきものでありますが、今まで以上の多くの人々に愛され、経営としてより高い健全性を目指し、再出発される事を望むものであります。
以上、簡単ではありますが、平成25年度
新川育成牧場組合一般会計歳入歳出決算審査結果の概要報告を終わります。
〔
代表監査委員 勇永三郎君自席に着席〕
○議長(山内富美雄君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。
お諮りいたします。
議事の都合により、12月4日から6日までの3日間は、本会議を休会とすることにいたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山内富美雄君) ご異議なしと認めます。
よって、12月4日から6日の3日間は、本会議を休会とすることに決しました。
なお、12月7日及び8日は市の休日でありますので休会です。
12月9日は、午前10時開議、議案に対する質疑、委員会付託、
一般質問の代表質問の後、個人質問を予定しております。
一般質問の通告書は、4日、正午まで提出お願いいたします。
本日は、これをもって散会いたします。
散会 午後 2時20分...