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平成 9年第6回定例会(第1号12月 9日)

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  1. 黒部市議会 1997-12-09
    平成 9年第6回定例会(第1号12月 9日)


    取得元: 黒部市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    平成 9年第6回定例会(第1号12月 9日) 平成9年第6回黒部市議会(12月定例会)会議録 平成9年12月9日(火曜日)                             平成9年12月9日(火)                           午 前 1 0 時 開 議  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 議案第65号 平成9年度黒部市一般会計補正予算(第2号)     議案第66号 平成9年度黒部市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)     議案第67号 平成9年度黒部市病院事業会計補正予算(第1号)     議案第68号 平成9年度黒部市水道事業会計補正予算(第1号)     議案第69号 黒部市特定公共賃貸住宅条例の制定について     議案第70号 黒部市営住宅管理条例の全部改正について     議案第71号 黒部市営住宅設置条例の一部改正について     議案第72号 黒部市の職員の給与に関する条例の一部改正について     議案第73号 市道の路線の認定及び変更について              (9件 提案理由説明)  第4 認定第 1号 平成8年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について
        認定第 2号 平成8年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 3号 平成8年度黒部市水産物地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 4号 平成8年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 5号 平成8年度黒部市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 6号 平成8年度黒部市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 7号 平成8年度黒部市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 8号 平成8年度黒部市漁港利用調整事業特別会計歳入歳出決算の認定について     認定第 9号 平成8年度黒部市病院事業会計決算の認定について     認定第10号 平成8年度黒部市水道事業会計決算の認定について             (10件 委員長報告、質疑、討論、表決) ──────────────────〇────────────────── 本日の会議に付した事件     議事日程に同じ ──────────────────〇────────────────── 本日の出席議員     17人         1番 吉 田 重 治 君     2番 中 谷 松太郎 君     3番 木 島 信 秋 君   4番 岩 井 憲 一 君     5番 稲 田   弘 君     6番 能 村 常 穂 君   7番 大 野 久 芳 君     8番 山 本 豊 一 君    10番 朝 倉 利 一 君  11番 新 村 文 幸 君    12番 森 岡 英 一 君    14番 田 中 純 子 君  15番 徳 本 義 昭 君    16番 米 田 康 隆 君    17番 松 野 義 広 君  18番 松 倉 正太郎 君    20番 伊 東 忠 孝 君 ──────────────────〇────────────────── 本日の欠席議員      1人   19番 中 村 脩 治 君 ──────────────────〇────────────────── 説明のため出席した者  市長部局   市     長     荻 野 幸 和 君 助     役   安 原 宗 信 君   収  入  役     南 保 弘 幸 君   総 務 部 長     石 川 正 雄 君 民 生 部 長   松 島 一 郎 君   産 業 部 長     西 坂 邦 康 君 建 設 部 長   飛 弾 悌七郎 君   上下水道部長      中 村 忠 靖 君 総務部次長総務課長 平 原 康 光 君   総務部次長財政課長   宮 崎 勝 昭 君 民生部次長福祉課長 米 沢 信 良 君   建設部次長企画用地課長 木 島 孝 正 君 商工水産課長    平 野  忍 君   水 道 課 長     中 谷 三 嗣 君 秘書広報課主幹   名 越   誓 君  病  院   市民病院長       高 桜 英 輔 君 市民病院事務局長  越 湖   広 君   市民病院事務局次長   大 門 祐 則 君  消防本部   消  防  長     中 田 利 次 君  教育委員会   教育委員長       金 山 盛 雄 君 教  育  長   経 塚 良 雄 君   教 育 部 長     河 田 文 雄 君 事務局次長図書館長 中 坂 岩 雄 君  監 査 委 員      木 下 光 久 君 ──────────────────〇────────────────── 職務のために議場に出席した事務局職員  事 務 局 長      経 塚 吉 美 君 事務局次長     吉 本   昭 君  局 長 補 佐      浅 野 芳 幸 君 主   事     神 保   竜 君 ──────────────────〇──────────────────             開  会  の  宣  告  午前10時12分 ○議長(田中純子君) 本日、12月定例会が招集されましたところ、ただいまの出席議員は「17人」であります。定足数に達しましたので、これより平成9年第6回黒部市議会12月定例会を開会いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。念のため、事務局長に朗読いたさせます。  事務局長。            〔事務局長 経塚吉美議事日程朗読〕 ○議長(田中純子君) 次に、監査委員から例月出納検査の8月、9月及び10月分の結果報告がありました。  お手元に配付したとおりであります。朗読は省略させていただきます。 ──────────────────〇──────────────────             開           議  午前10時15分 ○議長(田中純子君) これより、本日の会議を開きます。  日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則の定めるところにより、「米田康隆さん」、「松野義広さん」、「松倉正太郎さん」を指名いたします。 ──────────────────〇────────────────── ○議長(田中純子君) 日程第2、「会期の決定」を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から12月19日までの「11日間」といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中純子君) ご異議なしと認めます。  よって、会期は、「11日間」と決定いたしました。 ──────────────────〇────────────────── ○議長(田中純子君) 日程第3、「議案第65号から議案第73号」まで、以上9件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長 荻野幸和さん。               〔市長 荻野幸和君登壇〕 ○市長(荻野幸和君) おはようございます。  本日ここに、平成9年第6回黒部市議会12月定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご参集を賜り、市政上の重要諸案件につきましてご審議願いますことに対し、深く敬意を表する次第であります。  さて、議案の説明に先立ちまして、市政の概要等についてご説明申し上げます。  去る11月20日、天皇皇后両陛下ご臨席のもとに、東京国際フォーラムで開催されました地方自治法施行50周年式典におきまして、黒部市が自治大臣表彰を受賞いたしました。行財政運営の適正化に努め、地方自治充実発展に寄与したとして受賞したものであります。これは議員各位をはじめ、市民の皆様一人ひとりの日ごろからの市民自治活動に対して高く評価を得たものであり、市民の皆様に厚く感謝申し上げる次第であります。  折りしも、国においても自治体としても、今後ますます多様化する行政ニーズにどのように対応していくのか、今、まさに問われようとしております。とりわけ、地方においては、地方分権の推進や行政改革の断行など、これまでの地方自治からの転換が求められるところであります。  このような中、これらの要請に応えるための諸施策を推進し、今後とも「名水の里、住みよい黒部」の実現に努めてまいる所存であります。  次に、北方領土問題に関しまして申し上げます。  先般の橋本首相とロシアのエリツィン大統領の首脳会談におきまして、2000年までに日ロ平和条約の締結を目指すことで合意がされました。  1956年の日ソ共同宣言による国交回復から既に40年余り経過いたしましたが、北方領土問題を解決し平和条約締結に期限を示したのは初めてのことであり、日ロ関係は新しい時代に向けて大きな一歩を踏み出したものと考える次第であります。  長年、運動を続けてまいりました北方領土返還の願いが、少しずつではありますが、着実に積み上がり、大きな力となって今回の一歩につながったものと思う次第であります。これからも返還実現に向けて運動を展開してまいりたいと考えておりますので、議会、市民、県民の皆さんには、今後ともご協力をお願い申し上げるものであります。  次に、整備新幹線関係について申し上げます。  10月1日、北陸新幹線東京長野間が開業いたしました。来年2月に迫った長野冬期五輪の主要交通機関としての役割や首都圏への足などとして大きな期待が寄せられております。  北陸地域の私たちといたしましても、いよいよ次のステップは「長野上越間の優先着工」と期待を大きくしているところであります。  しかし、このところ政府内で、財政構造改革や旧国鉄長期債務処理問題などを踏まえ、整備新幹線について大変厳しい論議がなされているようであります。
     我々としては、今日の財政状況の厳しさについては理解できるものの、昨年末の整備新幹線基本スキーム見直しの中で、財政再建を見通して合意した経緯などもあり、整備新幹線問題は、本来的には国の財政再建とは別の問題として論議すべきものと思うものであります。  今後、国や関係機関に対してこのことを整然と訴えていくなど、北陸新幹線早期実現の向けて、引き続き富山県や沿線地域全体で連携をとって建設促進運動に邁進していく所存であります。  次に、農業関係について申し上げます。  先に開催されました富山県の畜産共進会市内畜産農家の方々が、肉用和牛、乳牛、豚の部門においてそれぞれ優等に選ばれ、農林水産大臣賞を受賞されました。  また、新川育成牧場で育成された未経産牛が北陸農政局長賞に輝くなど、本市はもとより新川地域畜産振興に弾みをつける受賞が相次ぎました。関係の皆様のご苦労に対し敬意を表するものであります。  さて、このところの平成9年産自主流通米価格下落傾向につきましては、生産地黒部市といたしましても、大変重大で深刻な事態であると受け止めているところであります。この背景としては、4年連続の豊作や米の消費の低迷などなどによって市場におけるコメ余りが直接的な原因といわれております。  米の価格につきましては、戦後一貫して続けてきた旧食管法による政府米買い入れなどによる価格維持政策を経て、一昨年から施行された新食糧法では、新しく導入された市場での米価格形成システムへと、米の価格形成制度は形式的には大きく変貌を遂げたわけであります。  しかし、実際の価格形成にあったては、依然として生産者の皆さんの減反努力によって、米の価格維持がなされているのが現状であります。  政府には、喫緊の対策として、米価格の下支え施策を講じられることはもちろんでありますが、中・長期的視点に立った生産地、生産者が安心して米づくりができるような抜本的な施策の実施を望むものであります。  このような中、先日、富山県から平成10年度の市町村別生産調整目標面積が示されました。本市におきましては、面積では644.4ヘクタール、転作率では28.8%で、平成9年度を大きく上回る大変厳しい内容であります。  生産者の皆さんにとりましては、まことに忍びないものがあります。米価格の維持という観点から、円滑、着実に実施されるようお願いするものであります。  次に、かねてからコミュニティFM放送局として開局の準備を進められておられました(株)新川コミュニティ放送が12月下旬にいよいよ開局する予定となりました。  県内では、富山、高岡に次いで3番目の開局であります。24時間の放送体制新川地域の2市3町をエリアとすることから、新川地域における情報文化発信の核として地域文化振興の役割を十分に発揮されるものと期待を寄せているところであります。  一方、このようなコミュニティ放送は、先の阪神・淡路大震災のとき、従来のテレビ・ラジオのようなマスメディアでは対応しきれない詳細な災害情報被災生活に密着した情報などを随時放送し、被災者の主要な情報源として、また精神的支えとして大きな役割を果たしました。  このことから黒部市といたしましても、防災行政などの分野において、この放送に期待するところはまことに大きいものがあります。  次に、経済状況について申し上げます。  11月初めの証券会社に始まった金融機関の経営破綻は、その後、都市銀行や大手証券会社の破綻、さらには地方銀行と続き、日本の金融システムを根幹から揺るがす、異例な事態が相次いで発生しております。金融市場ではいまだに不安と動揺が蔓延しており、株式市場をはじめ景気、経済に大変重大な影響を与えております。  金融ビックバンを待たずして、市場による淘汰が既に進み始めたかの様相であります。  金融システム経済社会の根幹をなすものであり、また預金者や投資家の立場からも、この安定性の確保について、政府には緊急かつ適切な対策を講じられるよう望むものであります。風評に惑わされることなく、冷静な行動を望むものであります。  加えて、これまで総じて回復傾向にあるとしていた景気について「このところ足踏み状態にある」として経済企画庁や日銀から、景気の停滞を公式に認める発表がありました。  このような景気の停滞状況を踏まえて、政府には、本格的な経済対策を早急に講じ、適切な経済運営に努められるよう願うものであります。  黒部市といたしましても、国、県の施策等と呼応して、適時、適切な施策を講じていく所存であります。  それでは、本日提案いたしております議案についてご説明を申し上げます。  まず、予算関係について申し上げます。  議案第65号は、「平成9年度黒部市一般会計補正予算(第2号)」であります。  今回の補正をいたしました主なものは、給与改定に伴う職員給与費及び補助事業費の決定によります追加補正であります。  補正額は、4億4,971万1,000円でありまして、補正後の予算総額は163億7,245万円とするものであります。  補正の主な概要につきまして申し上げます。  職員給与費につきましては、各費目においてそれぞれ計上いたしております。  民生費では、平成10年度の重要要望事業に掲げております市内第二の特別養護老人ホームに関し、その建設並びに運営についての基本構想策定にかかる経費等を計上いたしております。  農林水産業費では、地域営農組織体制強化を図るため、地域営農組織高度化事業及び水田農業生産体制強化事業など、国県の補助事業を導入しようとするものであります。  教育費では、篤志寄附によります教育文化振興基金積立金のほか、先の議会で承認を賜りました石田小学校並びに荻生小学校の大規模改造につきまして、その1期工事にかかる事業費を計上いたしました。  また、かねてより進めておりました三日市小学校建設事業用地につきまして、このほど地権者との合意の見通しとなりましたので所要の経費を計上いたしております。これにより計画予定地の取得が完了いたしますので、ここに改めて地権者各位並びに関係各位、議会の皆さん方のご協力に対し感謝申し上げる次第であります。  これら補正に要します財源といたしましては、国県支出金、市債及び市税等を充当することといたしております。  地方債の補正は、今回の補正事業に充当されます起債の追加であります。  繰越明許費は、石田小学校並びに荻生小学校の大規模改造事業について、翌年度に繰り越して執行しようとするものであります。  次に、特別会計及び企業会計について申し上げます。  公共下水道事業特別会計の補正は、給与改定に伴う職員給与費の改定及び更正のほか、補助事業追加内示がありましたの所要の経費を計上いたしております。  病院事業会計収益的収支におきましては、職員給与費の改定及び入院収益の増加にかかわる薬品等材料費の追加であります。  また、資本的収支におきましては、収入では現在進めております第3次整備事業に対しまして国県の補助金が認定されましたので、これに見合う企業債を調整しております。  支出では駐車場用地の取得費及び医療器械整備費追加計上であります。  継続費の変更は、第1病棟の改装が平成10年度にずれ込む恐れがありますので継続費を1年延長するものであります。  なお、資本的収支で不足する額は、損益勘定留保資金等を充当することといたしております。  水道事業会計の補正は、職員給与費の改定及び更正であります。  次に、条例関係について申し上げます。  新たに制定しようとするものといたしまして「黒部市特定公共賃貸住宅条例」1件、全部改正するものとして「黒部市営住宅管理条例の全部を改正する条例」1件、一部改正するものといたしまして、「黒部市の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」他1件を提出いたしております。  このうち、職員の給与改定については、人事院勧告、富山県及び県内市町村の状況等を慎重に検討した結果、これに準じて改定を行うものでありますが、今日の厳しい社会情勢を踏まえて、職員に対して、市民の奉仕者としての自覚に徹し、さらに公務能率の向上、行政サービスの拡充に努めるよう、これまで以上に強く指導してまいる所存であります。  以上、本日提出いたしました議案につきまして概要を申し上げましたが、なお、詳細につきましては、質疑、委員会等でご説明申し上げます。  何とぞ、慎重ご審議のうえ、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由といたします。 ──────────────────〇────────────────── ○議長(田中純子君) 日程第4、「認定第1号から認定第10号」まで、以上10件を一括議題といたします。  本10件は、9月定例会において議会閉会中の継続審査に付されたものであります。  付託した決算特別委員会の審査の結果について、委員長から報告を求めます。  決算特別委員長 徳本義昭さん。             〔決算特別委員長 徳本義昭君登壇〕 ○決算特別委員長徳本義昭君) ご苦労さまです。  本特別委員会に付託され、議会閉会中の継続審査に付されております「認定第1号から認定第10号」まで、以上10件について審査の結果をご報告申し上げます。  本特別委員会は、10月24日、28日、11月7日及び10日の4日間にわたって開催をし、付託された平成8年度各会計決算の審査にあたりましては、平成8年度主要施策を中心に、各会計決算の内容について、当局の説明を求めたのであります。  時代の要請として行財政改革が叫ばれる今日、限られた財源が適正で効率的、弾力的な運用がなされたか、各事業の施行においては、「名水の里 住みよい黒部」の創造に向け、市民福祉の増進と社会資本の充実について、創意工夫がなされ、市民の期待する行政効果を発揮できたか等に主眼をおき、慎重かつ詳細に審査を行ったのであります。  平成8年度の国の経済動向は、小刻みな変動を繰り返しながらもゆるやかな回復傾向にあり、円高是正に伴う設備投資の伸び、また、年度後半からは史上最低といわれる低金利と消費税が5%に引き上げられる前年という特殊条件により、特に住宅、自動車産業等においては駆け込み需要による個人消費の伸びが顕著に現れた年度であり、本市においても概ね国と同様の基調で推移したのであります。  このような状況下で、本市の平成8年度の決算状況は、一般会計企業会計を除く7つの特別会計を合わせた歳入決算については、258億2,327万円で、これらの財源を市民福祉の増進と、社会資本整備充実等のために活用した歳出決算額は251億5,676万4,000円であります。差し引き6億6,650万6,000円の黒字決算となり、引き続き健全で活力ある財政運営がなされたものと認めるものであります。  まず、認定第1号「平成8年黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」は、次の要望意見を付し認定すべきものと決定をいたしました。  要望意見。  過去にそれぞれの目的をもって先行取得された公社有地について、その後の計画の見直しや社会情勢の変化により当初の目的からかけはなれた状態の土地が散見される。  時の経過とともに周囲の環境が変わり、利用価値の低下や価格の面においても妥当性を欠くことは、市の貴重な財産を放置することになり、好ましい状況とは言えない。これらの土地を有効に活用していくために、土地の処分も含め、利用目的を再検討するなど、今一度調査を行い、早急に対処されたい。  以上が、審査過程での指摘事項であります。  現在策定中の「第6次黒部市総合振興計画後期計画」においては、これまで以上に創意と工夫をこらした施策と柔軟性のある財政運営が要求されると考えるのであります。引き続き健全財政を基本とし、市民の期待と信頼に応えていただくよう要望するものであります。  認定第2号「平成8年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  認定第3号「平成8年度黒部市水産物地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  認定第4号「平成8年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  認定第5号「平成8年度黒部市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  認定第6号「平成8年度黒部市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  認定第7号「平成8年度黒部市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  認定第8号「平成8年度黒部市漁港利用調整事業特別会計歳入歳出決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  認定第9号「平成8年度黒部市病院事業会計決算の認定について」は、認定すべきものと決定。  認定第10号「平成8年度黒部市水道事業会計決算の認定について」は、次の要望意見を付して認定すべきものと決定をいたしました。  要望意見。  本事業は、水道整備事業を基本に配水施設の整備を図り、上水道の普及に努めているところであるが、当局の努力にもかかわらず、本市の上水道普及率は平成8年度末で54.3%、給水戸数は前年に比してわずか2.3%の増であり、給水戸数の増加は非常に少ないと言えるのであります。  今後とも、上水道の安定性、安全性など積極的な啓発を行い、加入促進に努められるよう要望するものであります。  以上、認定第1号から認定第10号まで、各会計決算10件について審査の経過及び結果を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。 ○議長(田中純子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑ありませんか。              〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中純子君) 質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論ありませんか。              〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中純子君) 討論なしと認めます。  これより、「認定第1号 平成8年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」ほか9件について採決いたします。  議題のうち、まず、「認定第1号 平成8年度黒部市一般会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「一部要望意見を付して認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり、決することに賛成の皆さんの起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(田中純子君) 起立多数であります。  よって、「認定第1号」は、委員長の報告のとおり認定することに決しました。  次に、「認定第2号 平成8年度黒部市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第3号 平成8年度黒部市水産物地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第4号 平成8年度黒部市地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第5号 平成8年度黒部市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第6号 平成8年度黒部市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第7号 平成8年度黒部市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第8号 平成8年度黒部市漁港利用調整事業特別会計歳入歳出決算の認定について」及び「認定第9号 平成8年度黒部市病院事業会計決算の認定について」以上8件を一括して採決いたします。  本件8件に対する委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり、決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中純子君) ご異議なしと認めます。
     よって、「認定第2号」から「認定第9号」まで以上8件は、委員長の報告のとおり認定することに決しました。  次に、「認定第10号 平成8年度黒部市水道事業会計決算の認定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、「一部要望意見を付して認定すべきもの」であります。  委員長の報告のとおり、決することに賛成の皆さんの起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(田中純子君) 起立全員であります。  よって、「認定第10号」は、委員長の報告のとおり認定することに決しました。  以上で、本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。  議事の都合により、12月10日は本会議を休会とすることにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中純子君) ご異議なしと認めます。  よって、12月10日は本会議を休会とすることに決しました。  12月11日は、午前10時開議。  議案に対する質疑、委員会付託、代表質問及び一般質問を予定しております。  代表質問及び一般質問の通告書は、10日正午まで提出願います。  本日は、これをもって散会いたします。  散  会  午前 10時46分...