滑川市議会 2021-06-25
令和 3年 6月定例会(第4号 6月25日)
○議長(
岩城晶巳君) お諮りいたします。
ただいま議題としております議案第38号につきましては、
会議規則第36条第3項の規定により、
委員会付託を省略し、なお事案の性質上、質疑並びに討論を行わないことにいたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩城晶巳君) ご異議なしと認めます。
よって、議案第38号につきましては、直ちに採決することに決定いたしました。
──────────◇──────────
◎採決
○議長(
岩城晶巳君) これより起立により採決を行います。
議案第38号滑川市
監査委員の選任について、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
岩城晶巳君)
起立全員。
着席願います。
よって、議案第38号につきましては、これに同意することに決定いたしました。
──────────◇──────────
◎
議員提出議案第2号から
議員提出議案第5号まで
○議長(
岩城晶巳君) 日程第3、
議員提出議案第2
号滑川市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてから日程第6、
議員提出議案第5号安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書までを
一括上程議題といたします。
──────────◇──────────
◎
提案理由説明
○議長(
岩城晶巳君) 提案者から
提案理由の説明を求めます。
14番中川勲君。
〔14番 中川 勲君登壇〕
○14番(中川 勲君) それでは、
議員提出議案第2
号滑川市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、及び、
議員提出議案第3
号滑川市議会議員政治倫理条例施行規則の一部を改正する規則の制定について、提出者を代表して
提案理由を説明いたします。
女性をはじめ多様な人材の市議会への参画を促進することが、議員のなり手の確保にもつながるとの観点から、議員として活動するに当たっての制約要因の解消を図るため、本会議及び委員会における欠席事由を明文化し、これまでの「出産」に、「育児、看護、介護、配偶者の
出産補助等」を追加するものであります。
また、
デジタル化政策の一環として、議会運営に当たり押印を求めなくても特段支障がない事項については、これを廃止することが適当であるとされたことから、当該規則において所要の改正を行うものであります。
続きまして、
議員提出議案第5号安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書(案)でございます。
提出者を代表して、意見書の朗読をもって説明に代えさせていただきます。
安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書(案)
2020年の
新型コロナウイルスによる
パンデミック(感染爆発)は、日本国内でも大きな影響を広げ、経済活動や国民生活にも深刻な影響を及ぼすと共に、「医療崩壊」などが取り沙汰され、国民のいのちと健康が脅かされる事態が広がった。この
感染症対応の経験から明らかになったことは、
感染症病床や
集中治療室の大幅な不足と、それらを中心的に担っている公立・公的病院の重要性、医師・看護師・介護職員の人員不足、保健所の不足問題などである。
21世紀に入り、わずか20年の間にSARS、
新型インフルエンザ、MERS、そして今回の
新型コロナウイルスと、新たな
ウイルス感染とのたたかいは短い間隔で求められ、今後も新たな
ウイルス感染への対応が必要になることは明らかである。
よって、国会及び政府におかれては、下記の事項について取り組むことを強く要望する。
記
1 今後も発生が予想される新たな
感染症拡大などの事態にも対応できるよう、医療、介護、福祉に十分な財源確保を行うこと。
2 公立・公的病院をしっかり守るとともに
地域医療構想を見直し、地域の声を踏まえた医療体制の充実を図ること。
3 安全・安心の医療・
介護提供体制を確保するため、医師・看護師・
医療技術職・
介護職等を大幅に増員すること。
4 保健所の増設・保健師等の増員など
公衆衛生行政の拡充を図ること。
ウイルス研究、検査・検疫体制などを強化・拡充すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和3年6月21日
滑川市議会
何とぞ
議員各位のご賛同を賜りますようお願いいたします。
○議長(
岩城晶巳君) 11番
古沢利之君。
〔11番
古沢利之君登壇〕
○11番(
古沢利之君)
議員提出議案第4
号日本政府に
核兵器禁止条約への調印・批准を求める意見書(案)であります。
提出者を代表して、
提案理由の説明を行います。
まず、案文の朗読をいたします。
今年は、広島、長崎に原爆が投下されてから76周年になる。罪のない多くの市民の命が奪われ、街は破壊され、生き残った被爆者もその傷と後遺症に苦しみ続けてきた。被爆者は長年にわたり、その筆舌に尽くしがたい体験を世界の人々に伝え、核兵器が人類と共存できないことを訴え続け、その声が世界を動かしてきた。
2017年7月、国連で
核兵器禁止条約が採択され、本年1月批准国が50ヶ国になり、条約が発効した。この条約は、核兵器が非人道的な兵器であり、国連憲章、国際法、
国際人道法に反するものだとして、核兵器の開発、実験、製造、貯蔵、取得、使用、威嚇などすべての活動を違法としている。
核兵器禁止条約は、被爆者とともに日本国民が長年にわたり熱望してきた
核兵器完全廃絶につながるものである。
核兵器廃絶の声と運動は着実に前進している。
条約調印国は86ヶ国、批准国は54ヶ国である。
日本政府に
核兵器禁止条約への調印・批准を求める
意見書決議を採択した地方議会は560自治体(2021年4月現在)で全地方自治体の3割を超えている。
日本は唯一の
戦争被爆国として、
核兵器禁止の先頭に立ってほしいと多くの国々から期待されている。その姿勢を明確に示すためにも
核兵器禁止条約への調印・批准を行うよう強く求める。
以上、
地方自治法99条の規定により意見書を提出する。
案文は以上であります。
滑川市議会では、1988年(昭和63年)6月に
非核平和都市宣言を行っております。その中で、滑川市は、全ての国の核兵器の緊急な廃絶を訴える、このようにうたっております。
申し上げたとおり、
核兵器禁止条約の調印批准を求める声は広がり続けております。
案文の中では、国内では560自治体の議会が採択したと紹介しましたが、先週6月19日現在では、570議会に増えております。既に岩手県では、県議会をはじめとして全ての議会で採択されております。県内でも、先週、
入善町議会において、立場の違いを超えて全会一致で採択されております。さらに、他の議会でも採択の動きがあると耳にしております。
議員各位におかれては、どうか被爆者の願いに思いをはせていただいて、ご賛同賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。
──────────◇──────────
◎質疑
○議長(
岩城晶巳君) ただいまの
提出案件に対し、ご質疑ありませんか。
(質疑する者なし)
○議長(
岩城晶巳君) ご質疑がないので、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題としております
議員提出議案第2
号滑川市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてから、
議員提出議案第5号安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書につきましては、
会議規則第36条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩城晶巳君) ご異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第2
号滑川市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてから
議員提出議案第5号安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書につきましては、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
──────────◇──────────
◎討論
○議長(
岩城晶巳君) これより討論に入ります。
討論を希望される議員は、お申出を願います。
(申し出る者なし)
○議長(
岩城晶巳君) お申出がないので、討論を終結いたします。
──────────◇──────────
◎採決
○議長(
岩城晶巳君) これより、起立により採決を行います。
議員提出議案第2
号滑川市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
岩城晶巳君)
起立全員。
着席願います。
よって、
議員提出議案第2号につきましては、可決されました。
次に、
議員提出議案第3
号滑川市議会議員政治倫理条例施行規則の一部を改正する規則の制定についてを原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
岩城晶巳君)
起立全員。
着席願います。
よって、
議員提出議案第3号につきましては、可決されました。
次に、
議員提出議案第4
号日本政府に
核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
岩城晶巳君) 起立少数。
着席願います。
よって、
議員提出議案第4号につきましては、否決されました。
次に、
議員提出議案第5号安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
岩城晶巳君)
起立全員。
着席願います。
よって、
議員提出議案第5号につきましては、可決されました。
──────────◇──────────
◎閉会中の
継続審査
○議長(
岩城晶巳君) 日程第7、議会運営委員長から、
会議規則第107条の規定により、お手元に配付してあるとおり、閉会中の
継続審査の申出がありました。
お諮りいたします。
議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続審査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
岩城晶巳君) ご異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続審査とすることに決定いたしました。
──────────◇──────────
◎閉会の挨拶
○議長(
岩城晶巳君) 以上をもって、本定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。
市長から挨拶があります。
上田市長。
〔市長
上田昌孝君登壇〕
○市長(
上田昌孝君) 令和3年6月定例会を閉会されるに当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
本定例会は、去る6月7日に開会されてから本日まで15日間にわたり、提案申し上げました諸案件につきまして、
議員各位の慎重なご審議を賜りました結果、いずれも原案どおり議決をいただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。
また、ただいまは、
監査委員の選任につきましてのご同意を賜り、重ねて御礼申し上げます。
今会期中、
議員各位から賜りましたご意見、ご要望につきましては、十分検討いたしまして、市政の円滑な運営に資するとともに、適正な予算執行に努めてまいります。
特に
新型コロナウイルス感染症の終息に向けた最大の切り札とされるワクチン接種につきましては、できるだけ早く接種を希望する全市民が円滑に接種を受けられるよう、総力を挙げて取り組んでまいります。
また、滑川市はものづくりのまちということで、今、全国いよいよ企業の関係の皆さんの職域接種について始まりましたけれども、富山県には私は足を運びましたが、1,000人以上という枠でもって、なかなかそれ以上前へ進まないというのが現状でありまして、この報告も併せてさせていただきます。
これからはそういうことを言っていないで、国民がやっぱりひとしく早く接種を受けて、国全体が安定、安心の国になっていくことを希望したいと思います。
さて、
議員各位におかれましても、今後ともより一層のご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。
また、これから暑さも日ごとに厳しくなってまいりますが、くれぐれも健康にご留意いただきご活躍いただきますようお願い申し上げて、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。
どうもありがとうございました。
──────────◇──────────
◎閉会の宣告
○議長(
岩城晶巳君) これをもちまして、令和3年6月
滑川市議会定例会を閉会いたします。
午前11時34分閉会...