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令和 2年12月定例会(第3号12月15日)

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  1. 滑川市議会 2020-12-15
    令和 2年12月定例会(第3号12月15日)


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    最終取得日: 2021-09-21
    令和 2年12月定例会(第3号12月15日)                  令和2年12月           滑川市議会定例会会議録 第3号 令和2年12月15日(火曜日)          ──────────────────────              議 事 日 程   第 3 号                          令和2年12月15日(火)午前10時開議 第 1  市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑 第 2  議案の委員会付託          ──────────◇──────────                本日の会議に付した事件 日程第1 市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑 日程第2 議案の委員会付託          ──────────◇────────── 出席議員(13名)     2番 大 浦 豊 貴 君    3番 脇 坂 章 夫 君     4番 青 山 幸 生 君    5番 角 川 真 人 君     6番 竹 原 正 人 君    7番 尾 崎 照 雄 君     9番 原     明 君    10番 岩 城 晶 巳 君
        11番 古 沢 利 之 君    12番 浦 田 竹 昭 君     13番 開 田 晃 江 君    14番 中 川   勲 君     15番 高 橋 久 光 君 欠席議員(なし)  欠  員(2名)     1番、8番          ──────────◇──────────              説明のため出席した者の職・氏名  市長                             上 田 昌 孝 君  副市長                            石 川 忠 志 君  総務部長企画政策課長兼務総務課長兼務財政課長兼務       石 坂   稔 君  企画政策課主幹                        相 沢 卓 巳 君  総務課主幹                          櫻 井 雄 一 君  総務部参事(消防署長)                    按 田 隆 雄 君  財政課主幹                          奥 村 勝 俊 君  営繕課長                           川 岸 弘 明 君  税務課長                           丸 山 浩 征 君  産業民生部長生活環境課長兼務観光課長兼務海洋資源振興課長兼務 網 谷 卓 朗 君  市民課長                           石 川 久 勝 君  産業民生部参事市民健康センター所長              結 城 幹 子 君  生活環境課主幹                        石 坂 康 仁 君  福祉介護課長                         石 川 美 香 君  産業民生部理事福祉介護課地域包括支援センター所長事務取扱   藤 田 博 明 君  商工水産課長                         長 崎 一 敬 君  観光課主幹海洋資源振興課主幹兼務               小 川 勇 二 君  産業民生部参事農林課長                    黒 川 茂 樹 君  建設部長建設課長兼務                     岩 城 義 隆 君  まちづくり課長                        高 倉 晋 二 君  公園緑地課長                         荒 俣 哲 也 君  建設課主幹                          北 島 利 浩 君  上下水道課長                         長 瀬   斉 君  建設部参事下水道整備推進担当                 澤 口 幸 二 君  会計管理者会計課長事務取扱                  菅 沼 久 乃 君  監査委員事務局長                       伊 井 義 紀 君  教育長                            伊 東   眞 君  教育委員会事務局長スポーツ課長事務取扱            上 田 博 之 君  学務課長                           広 田 積 芳 君  生涯学習課長                         地 崎 紀 子 君  子ども課長                          落 合 真理子 君          ──────────◇──────────          職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名  事務局長                           藤 名 晴 人          ──────────◇────────── ◎午前10時00分開議 ○議長(岩城晶巳君)  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりあります。          ──────────◇────────── ◎市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑(一般質問) ○議長(岩城晶巳君)  日程第1、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。  通告がありますので、順次発言を許します。  2番大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  おはようございます。それでは、通告に従い質問させていただきます。  1点目、令和3年度予算編成及び市長施政達成度・今後の考えについてご質問させていただきます。  新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響は、経済、社会、人々の行動、意識、価値観まで多方面に波及し、これまで経験したことのない国難とも言うべき局面に直面したとされる。国においても閣議にて財務大臣から「施策の優先順位の洗い直し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の中身を大胆に重点化すること」としていることから、今後、地方財政は、地方交付税をはじめ、国の施策、制度変更をより注視していく必要があります。  未知の感染症への対応と対策の実施、滑川市総合計画に基づく取組に向け、限られた財源の重点的、効率的配分の説明を含め、令和3年度予算編成方針をお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  答弁に先立ち、理事者側の皆さんに申し上げます。答弁に当たっては、質問の内容や趣旨を的確に把握された上で、要点を簡潔にかつ明瞭に答弁されるようお願いいたします。  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  それでは、大浦議員一般質問にお答えしたいと思います。  新年度予算編成におきましては、歳入面では、新型コロナウイルス感染症の影響により、地方税をはじめとする普通交付税などの減収は避けられません。歳出面では、社会福祉費児童福祉費など社会保障関係費は増加の一途をたどっております。厳しい予算編成になると想定をいたしております。  義務的に必要扶助費、公債費などに加え、状況によっては新型コロナウイルス対策についても必要一般財源を確保する必要があるものと考えておりまして、各種団体への補助金などが効率的に活用されているかなどの調査に加え、限られた財源を新しい総合計画に相応させ、重点的に配分することといたしたいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  昨日、代表質問のほう予算編成のお話を市長からお伺いさせていただきました。市長が答えられるとはちょっと思っていなかったんですけども、提案理由にもあったように、厳しい財政状況の中にあって、市民サービスの低下を招かないよう、滑川市総合計画に歩調を合わせることは私も理解しております。  ただ、昨日も市長から社会保障費や国の財政状況についてのお話もありましたが、この総合計画持続的に進めていくためには、これまで以上に各課において事業マネジメントと事業構築を図る必要があると考えています。  各課において検証、見直しに努められたか、予算要望を受けた財政課の見解をお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  奥村財政課主幹。 ○財政課主幹奥村勝俊君)  今ほどの質問についてお答えをさせていただきます。  各課からの予算要求については、現時点では予算要求の段階ございますので、こちらのほうで申し上げることはなかなか難しいのございますが、各課におかれましては、新しい総合計画というものに策定の段階から携わっておりまして、そちらに掲げられている各種事業について、本市のこれから令和3年度以降に取り組むべき事業に何か活用していく、また必ずしなくてはならないというものについては、自分のところの課で考えられて要求がされているものと。今後については、それらの予算要求の内容を吟味しまして、今できること、すぐに取りかからなければならないことを吟味しながら今後査定を行っていきたいというふうに考えております。  以上ございます。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。今回、予算編成の質問をさせていただいたのは、3月の予算案に対して、資料と自分自身にしたいという思いで質問させていただきました。  次に行きます。  新型コロナウイルス感染症対策では、令和2年度補正予算にて、国からの交付金や財政調整基金の取崩しにより財源確保を行い対応してきたが、令和3年度、緊急的財政出動の財源について編成の考えはどうかお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  奥村財政課主幹。 ○財政課主幹奥村勝俊君)  お答えさせていただきます。  国におきましては、今月8日の閣議におきまして、国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策に基づきました新た令和2年度の第3次補正予算、それと令和3年度当初予算を一体といたしまして、いわゆる15か月予算を編成することとされたところございます。  今回の補正、それから令和3年度の当初予算につきましては、感染拡大防止対策に加えまして、経済構造の転換、それから国土強靱化などで73.6兆円の事業規模になるとされておりまして、令和3年度におきまして本市が取り組むべき各種事業につきまして、まずは国の事業を積極的に活用することとして財源を確保していきたいと考えております。  また、今後につきましては、市内製造業をはじめとする市内企業の今後の事業活動にも注視いたしまして、本市における令和2年度中の予算の執行状況も併せまして、今後、各種基金へ積み増しを行うこととしております。令和3年度中の財政出動につきましては、必要に応じ基金の取崩しも余儀なくされるものというふうに考えております。  以上ございます。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  ほかの地方自治体を見ていると、やはりこの財政調整基金の取崩しを行われて財源を確保されている自治体が数多くあります。その中でも、東京都なんかは9,000億円あった財政調整基金がもう千六百億か千七百億かちょっと忘れましたけれども、そのぐらい取崩しを行われてこの対策を図っているという報道も見まして、本当にそれぐらい今喫緊の課題となっているわけあります。  滑川市の令和2年度の状況も、財政調整基金、歳出と歳入のバランスを見ながら非常によくやっていただいているというふうに思っております。  ただ、令和3年度もなかなか見通しが立たない中で、国はコロナ対策、予備費として10兆円をつけたりもしていました。この予備費というものを滑川市で充てることも検討していいんじゃないかなという考えも持っていたんですけども、ご質問させてください。 ○議長(岩城晶巳君)  奥村財政課主幹。 ○財政課主幹奥村勝俊君)  本市におきましては、予備費というのは、例年ですけれども、2,000万円の計上をさせていただいております。予備費につきましては、緊急的に本当に天変地異みたい今回のコロナ対策については天変地異というふうに思いますけれども、そのよう対策の中、2,000万円という予算を確保しながらこれまで対応を予算上は確保してきたところです。ですが、今回のコロナウイルス対策というのは、市民に直結するいろんな事業がありまして、こちらにつきましては、予備費のほう一方的にする方法も一つの方法かもしれませんが、あくまでも市民の代表ある皆様方にお諮りをして、その上で議決を取って対策を打っていくという形を取るほうがベターではないかというふうに考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。こういったやり取りも、奥村財政課主幹といろいろ話をさせていただいて、自分の予備費という考えも一つかなと思ったんですけども、今ほど言われたとおり、市民サービスの低下を招くことは一番よくないと思って、そういったことも含めながらまた検討していただきたいというふうに思います。  3番に行きます。  平成30年3月定例会では、1期、2期目、いずれも80項目にわたる政策提案をマニフェストに掲げ、政治は形とし市民の目で確認できることを地方自治の基本として、「これまでの時間の中で手つかずのものや取り残されてきたものを埋めていくことが前2期の重要政策あった。大体8割5分ほどは消化してきた」と説明がありました。  今3期目は40項目のマニフェストを掲げ、当初の各政策は確かに形となって市民の目で確認できるものと私自身思っておりますが、上田市長施政達成度についてお伺いします。 ○議長(岩城晶巳君)  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  マニフェストはいわゆる選挙に向かっての公約です。そして、公約あると同時に私の目標あったわけです。  そこで、こんな話をしていかがと思いますが、昔、宮崎進策市長が初めて選挙に出たときに、住栄作代議士のところへ応援に来てくれというお願いに行った市議会議員の皆さんに、私、議員じゃなかったんですが、一緒に同席させてもらって住栄作さんのところへ行ったら、宮崎さんは助役ということで行政マン、どうも公約を見ていると堅い話ばっかり慎重になり過ぎて、できないことは言わないと。これじゃ選挙にならないと。市民に希望を持たせないのはよくないんと。だから宮崎さんに、1期でできないことも含めて、2期、3期と時間をかけてやるものは全部最初に出せというお話がございました。また今後の皆さんの参考にしてもらいたいと思います。  そんなことを含めて頑張ってきたわけですが、この質問に対してうちの企画のほうで精査をしてくれました。1期のときも1期の終わりに精査したわけありますけれども、この評価は職員がやってくれています。  そこで、1期目のときの精査したときは約85%ありましたけど、今回の職員の評価は、そのときの評価でA、B、C、D、Eまでの5段階のランクでやったんですが、A、Bの数を拾っていったらそんなにたくさんの達成じゃないと、このよう評価を今しておりますが、2期、3期とやっているうちに、今の段階で確実的に来ているものはそれでも85%になっています。
     ありますが、これは行政マンの目ありまして、自分自身の評価でいけばもっと高いです。目的に従ってほぼ達成されて、満足感はもっと高いものを持っています。ここにギャップがあるということもひとつ知っていただきたいと、このように思っております。  と申しますのは、市民と直接接触している私にとりまして、市民の皆さんから満足の声を聞いているからです。なかなか行政マンにとっては、数字に出てくる書類上のところで評価ということになりますと、実際に政治は市民と私の関係ありますから、それぞれの中において評価が違ってきてもおかしくないということもご記憶いただきたいと思います。  1期の評価は85%ということですが、2期は大体92%、そして、これは3年目ありますけど、今、40項目72%ぐらいの達成率というふうに職員が評価してくれております。  以上ございます。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  私も改めてこの平成30年の3月定例会の代表質問に対して、上田市長の3期目の意気込みという、会議録を改めて拝見させていただいて、このとき、実際、やられる施策に対してほとんど実行されていたんです。改めて、市長はよく、昨日もおっしゃいましたが、じゃ、どうすんがよというのが政治あると。私はこの30年の3月定例会、私も東加積小学校の話をしたときに、じゃ、どうすんがよと市長が言われましたけども、改めて、問題提起していくことは簡単んですけども、やはりそれを解決させていく難しさは私も3年たって感じております。  その中で、政策の柱として、上田市長財政健全化に取り組まれました。各基金の積増しも行われていましたし、当時はコロナもなかったわけです。昨日も非常時のための財源というご発言がありましたが、この非常時の見極め、歳入歳出のバランス、市民要望に対するまちづくり、非常に難しい選択になりますが、私からは持続可能なまちづくりを行うために、コロナ対策、また支援の財源の見極めをしっかりと行っていただきたいと思います。  引き続きこの財政基盤の確立に努めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(岩城晶巳君)  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  話はどこから始めればいいのか、遡って言えば、いわゆる財政の健全化のための私の市長の出馬を決意させた大きな原因の一つはこれあります。平成19年の実質公債費比率が23.1%、10年後の29年、7.6%まで下がりました。財政のことについては、県内でワーストワンが今やトップに出たと。東洋経済新報社のデータで見られたように、全国86番の富山県では財政の安全度は一番という評価になっているわけです。  ありますので、財政については、財政の安定とともに、いわゆる財政調整基金が私が受けたときは10億円ありました。それで、ピークは23億円ほどまで行っています。言わば、取崩しも含めて大体19億円という形ございますので、事いざというときのための財政出動可能であります。そのことだけは申し上げておきたいと思います。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  滑川市が財政健全化を図っていても、やはり国の財政状況というものも非常に大切になって、密接関係がありますので、今後また注視して見て、国の財政状況も見極めながらしっかりと財政基盤の確立に努めていただきたいと思います。  4番に行きます。上田市長、今任期終了も迫る中、市民からも来期に対する上田市長の考えに関心が高まっており、様々臆測だけが流れているよう状態あります。これは私も市民の皆さんからこういったご意見を大変多く聞きまして、私はいつも知りませんと答えます。実際に何も聞いていないので。ので、私、その方々に、じゃ、分かりましたと。次の定例会で私、聞いてみますということを言いましたので、議員は市民の声をこの議場に届けるという一つの責任がありますので、届けに来たつもりで書かせていただきました。  各自治体首長の表明時期は半年、3か月前に行われることが多く、慣例のようにもなっていますが、各個人の判断によるものと思われます。  上田市長の表明の有無、時期等に対して、現在のお考えについてお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  4番に入ります前に、先ほど国との関係の話がございました。地方創生臨時交付金、第1回目、第2回目は出てまいりました。コロナ対策をやる上で、私どもは予算を組んでかかったわけですが、国のほうから財源の裏づけとして、国のほうがその大部分を持ってくれるというよう現象になっておりまして、大浦議員がおっしゃったように、国も県も含めて総合的に見た上で、市の財政が連動して組み立ててあると、組み立てられているということをちょっと一言だけ知っていただきたいと、このように思っています。この関係はうまくいっていると思っています。  それでは、私の進退の問題につきましては、今の時点では、私自身、市民の皆さんの評価は市民の皆さんにお任せするしかないんですが、私には辞める理由が見つかりませんということだけ言っておきたいと思います。つまり、この後も継承するということになりますので、継承される方がどういう方のかを見極めなければ安心してお渡しするわけにはいかんわけです。そういうことになりますと当然選挙になるというふうにも思っておりますし、しっかりした方が、みんなが認めるよう方が出られれば私は一緒に応援に回りたいと、このよう気持ちも持っております。  ありますが、一般に出られる方ありましたら選挙は必ずあると思ってください。新しい方がしっかりとマニフェストで自己表明をして頑張ってくれるように、無競争になっては、分からないままに出発してもらっては困ります。理由はそれです。純粋気持ちでこの3点を申し上げておきたいと思います。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  しつこく聞くつもりはないんですけど、ちょっと私の頭の整理がついていないので、ちょっと1点確認させてください。  上田市政の形を継承する方が出れば上田市長は応援されるというふうに言われたんですけども、自分のまちづくり、市政に対する思いを継承する方を上田市長は探されているんですか。 ○議長(岩城晶巳君)  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  私は探すという作業は避けたいと思います。自然発生的に出てくれる人を期待したいと思います。  一部の方を私が初めから予定すると、出たい人がほかにまだいるかも分からないのに勝手に一方向で決めてしまうということは、私にとってはやっちゃいけないことと思っています。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  次項の2番もちょっと関連するよう質問がありますので、2番のほうもさせていただきます。  私、この議場で実際に計画されていないことを質問するのは非常に迷ったんですけども、これも市民の皆さんからよく言われることもありましたし、自分なりに調べさせていただいて、この議場を通じて市民の皆さんに周知できればいいなという思いで今回通告させていただきました。  市議会議員選挙市長選挙同時選挙の実施についてお聞かせください。  本市は市議会議員と市長の任期満了の日の間隔に87日のずれがあり、短期間のうちに複数回の選挙を行うこととなっています。市民負担、選挙事務量及び選挙執行経費負担など非能率あると考えます。  現在、秋と冬に分かれた市議会議員選挙と市長選挙の同時選挙が実施されれば、投票率の向上による市政への民意の反映、市民の利便性向上、効率的選挙執行等のメリットが考えられますが、見解をお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  伊井監査委員事務局長。 ○監査委員事務局長(伊井義紀君)  それではお答えさせていただきます。  現在、市議会議員の任期満了日が11月27日、市長の任期満了日は翌年の2月22日あり、議員ご指摘のとおり、87日間の間隔がございます。同時選挙をした場合、投票所へ行く回数が1回になることにより投票される方の利便性の向上が図られること、同時選挙の相乗効果により投票率の向上が見込まれること、投開票事務の負担軽減及び重複する経費約600万円の節減が見込まれるといったメリットがあると考えています。  以上ございます。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  私も投票率の向上と書かせていただいたんですけども、これ、別に同時選挙は珍しいことじゃなくて各自治体でも多く行われていることあります。やはり投票率を上げるためには、多くの立候補者が出ていくことが一番投票率を上げることなと思っています。  私、たまに考えるんですけど、本当にこの滑川市に他の市町村から多く人が来る場合って、例えば投票率が80%を超えるよう自治体とかと、そこたらじゅうの議会なり何なりが滑川市に、どうしてそんな投票率が高いんだって人が来るんじゃないかという思いも持っているんですけど、そうやって市民の皆さんに政治に対して興味・関心を持っていただければ市政も変わるという思いは持っております。  次に行きます。公職選挙法第259条の2において、地方公共団体の長の職の退職を申し出た者が、この申立てにより執行された選挙で当選人となった場合、当該選挙がなかったものとみなす。また、第34条の2では、特例措置として、地方公共団体の議会の議員の任期満了の日が、当該地方公共団体の長の任期満了の日前90日に当たる日から長の任期満了の日の前日ある場合は、同条で定める期間内において同時選挙を実施できることとされ、本市の場合、これに該当はしますが、選挙可能な期間が1月3日から1月16日までの間となることや、11月28日から選挙までの間、議員が約2か月間不在となること等が考えられ、現行の法の規制の中で同時選挙を可能とする見解についてお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  伊井監査委員事務局長。 ○監査委員事務局長(伊井義紀君)  公職選挙法第259条の2における地方公共団体の長の任期の起算の特例については、長の職にある者が法定の任期中、忠実に職責を履行せず、自己の選挙に都合のよいときに退職しようとすることを防ぐことを目的としたものあり、当選した場合でも任期満了日は変更されません。  一方、公職選挙法第34条の2により、1月3日から1月16日までの間、同時選挙を実施することは可能ではございますが、議員ご指摘のとおり、11月28日から約2か月間、議員が不在となり、12月市議会を開催できないなど市政の円滑運営に支障を来すおそれがあること、年始の繁忙期に近いことや降雪期あることから投票しやすい環境とは言えず、投票率の低下といったデメリットを生じる可能性がございます。  したがって、法令上、同時選挙は可能ではございますが、デメリットを考慮した場合、その実施は難しいものと考えています。  以上ございます。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  これも私なりに調査をして、この2点出てきて、伊井さんに確認していただきたくて通告に載せさせていただきました。ありがとうございます。  3番に行きます。  平成24年に埼玉県所沢市と神奈川県鎌倉市が、所沢市長選において市議選との同時選挙を公約で掲げた市長候補が当選したこともあり、共同で法第259条の2の規定について構造改革特区制度の規制改革の提案を3度提出しました。総務省より対応は困難と結論が示され、本市においては、平成22年、平成24年に開催された市長と語る会において、「市長選と議員選を一緒にすれば1,500万円浮くので、市長選を3か月早めてほしい」との提言に対し、「横浜市長が任期前に辞めた理由は、新市長が新年度予算を組めるようにするためあったように、市長の交代時期は早くしないと上手行政の流れにならないと思います。詳しく研究してみます」と回答がありました。  私も、これからの行財政の不透明点や当初予算へスムーズに市政への民意を反映していくことが重要と考えております。現在の市長のお考えについてお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  私の言ったことをよく覚えていてくれました。  私は、横浜の本市に関係のあります中田元横浜市長、滑川の駅の東側の上田さんという方の親戚です。彼が辞めたときの理由は、やっぱり次の市長が新年度からの事業予算を組み立てやすいといいますか、しっかりと組んでやったときからスムーズに新市長の下での政策が遂行されるようにということあれは8月頃だったんじゃなかったかと思います。  ありますので、今の同日選挙という話とちょっと違うかも分かりませんが、私にとりましては、同一地方選挙の流れがあった中で、滑川市長は宮崎さんが死んものですから早まったということが今の2月の選挙になっているわけでして、本来ならば、やっぱり正規の、さっき言ったもともとの時期にあったほうがよかったかなと思いますが、それでも今言いましたように、できれば交代する時期は八、九月頃が妥当かという感覚でおること、そのことを申し上げておきたいと思います。それ以上のことは今の時点で申し上げられません。物議を醸す原因をつくるわけにはいきませんので、原則論だけにとどめさせてもらいたいと思います。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。ここまで答えていただいて、私、もうそれ以上答えていただきたいというふうには今思っておりません。本当にありがとうございました。  また、ここで気になったのは、1,500万円削減できるだろうと言った市民の声んですね。これはホームページにも市長と語る会の提言が載っているんですけども、これを見られた方は、じゃ、同時選挙すれば1,500万円削減できるんだろうって思ってしまうんです。これ、通告してないのであれんですけども、先ほど伊井さんのほうから600万円削減できるだろうという見通しを言われたわけありますけども、実際こういった誤った情報に関しては、これは相沢企画政策課主幹にもお話はさせていただきましたけれども、訂正したもの正しい情報を発信していただきたいという、これはお願いあります。ありがとうございました。  続きまして、3番へ行きます。中滑川周辺整備についてご質問させていただきます。  これは皆さん方、またかと思うかもしれませんが、これ、私はもう高倉課長のほうにも、これからは建設的意見をしていきたいと。ので、これまでのよう重箱の隅をつつくよう質問をするつもりはありませんので、誤解のないように先に言っておきます。  施設内の計画では、新たにぎわい創出拠点の位置づけ、飲食店の物販店など複数のテナントを予定しています。しかし、現在、新型コロナウイルス関連倒産で業界別で最も多いのが飲食業界あり、倒産や廃業数はさらに増えていくと予測されています。  また、富山労働局からも今後の見通しについて、政府の需要喚起策Go Toキャンペーンに下支えされていた飲食業を中心に先行きが見通せない状況と発表され、現在の社会情勢の中では建設スケジュールが先行しテナント契約が間に合わないことや業態の持続性にも問題点等が考えられますが、見解及び募集に関する進捗をお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  高倉まちづくり課長。 ○まちづくり課長(高倉晋二君)  お答えいたします。  まちのにぎわい創出に協力いただける施設への出店事業者については、これまで市広報誌、ホームページ、タウン情報誌などへの掲載のほか、商工会議所、市内飲食店組合、喫茶店など、約40の個人、団体へ協力依頼を行ってきたところあります。  11月末日現在で飲食区画への出店希望が1件、その他、カルチャースクール事業者からの申込みや、常時ではないもののイベントなどが開催される際に物販をしたいなどの申込みが3件の計4件あります。  新型コロナウイルスの影響で先行き不透明ことから、飲食・物販スペースへの出店について慎重になられている方が多いところありますが、引き続き飲食区画や物販区画への出店を検討していただけるよう交渉に努めてまいることとしております。  なお、締切りまでに間に合わない場合あっても出店していただけるよう、受入れ体制等の整備に努めてまいりたいと考えております。  なお、中滑川駅周辺地区で新たに幅広い世代の人々が集い、滞在し、交流できる新たにぎわい空間には飲食、物販は必要不可欠業態あることから、市としましても食育、健康教室やウオーキングなどの各種イベントを開催して誘客を図るなど、積極的支援に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  これは実際私も飲食業をしておりますので、大変厳しい状況ということは自分自身がこの議場で一番分かっているつもりですし、自分の会社が今の業態のまま持続していけるかどうかさえ見通しが立てられないのに、こうやって飲食店を新しく募集しますといったときに、果たして企業さんは大丈夫のかなという思いを持って質問させていただきました。  あと気になるのは、応募に関して、中で選別をされていくのか、担当課がしっかりと例えば期待する店舗等あるのかどうか考えを聞きたかったですけど、いかがですか。 ○議長(岩城晶巳君)  高倉まちづくり課長。 ○まちづくり課長(高倉晋二君)  お答えいたします。  まず出店の業者につきましては、基本構想なり、あらゆる計画に合致する業者を中心に選定作業に入るものと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  物販店で何を売って飲食スペースで何を売ってというものがしっかりと定まっていないと、なかなか戦略的ということにはなりませんので、その辺をしっかり検討していただきたいと思います。  また、第5次総合計画利用者目標値として、年間利用者4万人とされております。これはどのよう考えで出された目標値かお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  高倉まちづくり課長。 ○まちづくり課長(高倉晋二君)  それではお答えいたします。  総合計画へ反映するために積算したものあり、にぎわい部分と防災部分で分けて積算したものあります。  1階の朝市地場産コーナーと飲食、物販の利用者を平日と休日とでそれぞれ予測し、平均しますと1日約100人で算定しました。このうち駅利用者につきましては、駐輪場の自転車の数、車の数、徒歩での利用者を基に、平日の1日の利用者は約60人から70人確認できました。このうち約半数以上の約40人の方が施設を利用するものと見込んでおります。  次に、2階のレンタルスペースとダンススタジオにつきましては、同じく平日と休日ごとに予測し、平均しますと1日約15人と算定しました。当然、コンスタント利用者は見込めないことから、どうしても少ない傾向にあります。  次に、防災部分の3階の多目的スペースやその他の会議数、また2階の調理スタジオで同じく平日と休日ごとに予測し、平均しますと1日約12人と算定しました。同じくコンスタント利用者は見込めないことから、どうしても少ない傾向にあります。  あと、学習スペースは毎日30人の学生さんを見込みました。  続きまして、開館日数ですが、年末年始と週1回の清掃日を設け、年間の開館日を約300日とし、それぞれ1日の利用者数を常時固く見込みまして、4万人というふう数値にさせていただきました。  以上となります。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  今聞けば細かにイメージされているなというふうに思わせていただきましたけども、よくそこまでできたなと正直思っています。何を売るかも分からないし、何を提供できるかも分からないスペースで果たしてそれが、それは期待値も含めた数字と思いますけども、やはり問題は建物ではなく中身と思っていますので、また検討していただきたいと思います。  次に行きます。
     新型コロナウイルス感染症による感染拡大以前に考えられていた都市計画マスタープランによる都市形成の方向性は変わっていくのはないかと考えております。国土交通省も、新型コロナ危機を契機としたまちづくりの方向性について、都市政策の在り方や方向性、自然災害から感染症を含めた複合災害への対応等を踏まえた事前防災まちづくりの新しい方向へ舵を切ろうとしています。  防災面、にぎわい創出ともに、人々の行動様式を注視する必要もあり、見通すことは難しいと考えますが、見解をお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  高倉まちづくり課長。 ○まちづくり課長(高倉晋二君)  お答えいたします。  都市計画マスタープランは、本市の将来都市像を実現するため、都市整備の方針や地域別の方針を定めるものあり、新型コロナウイルスなどの感染症対策については盛り込まれていないところあります。  しかしながら、中滑川駅周辺整備については、自然災害に備え、避難所や備蓄倉庫、炊き出しスペースの機能を有している施設あり、市民の生命と財産を守るためにも当該施設は重要役割を果たすものあるとともに、市内の避難所が増えることで避難者の分散化につながり、新型コロナウイルス感染症対策に資するものと考えているところあります。  防災やにぎわい創出に係る施設利用者について、人々の行動様式を完全に見通すことは困難あると考えておりますが、国、県などの新型コロナウイルス感染症に係る情報やガイドラインなどを十分注視しながら整備を進めてまいりたいと考えているところです。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  施設を今整備しているところありますけども、私がここで言いたかったのは、施設の建設が終了すれば事業が終了するものはありません。先が見通せないので、その時代の変化と社会構造の変化に対応していくだけの柔軟ものを持っていただきたいと思っております。  それが今後、建設が完了して、まちづくり課としての手を離れるのか。そういった場合に、じゃ、あとは民間活力を使ってさあどうぞと。昔というか、新幹線が開通したら、新幹線を開通させたから行政が言ったことは早く民間企業、頑張ってくださいよって、私、丸投げしたと思っているんです。そういったことが決してないように、その後のこの施設の取組に対して行政で何かしらアクションを起こしていただきたいと思いますけども、いかがですか。 ○議長(岩城晶巳君)  高倉まちづくり課長。 ○まちづくり課長(高倉晋二君)  お答えいたします。  そのようご指摘がないよう、責任を持って関係機関と調整してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  よろしくお願いします。  周辺オープンスペースの柔軟かつ多様活用に対する具体的考えについてお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  高倉まちづくり課長。 ○まちづくり課長(高倉晋二君)  お答えいたします。  施設周辺につきましては、広場や駐車場、バスケットボールなどのスポーツイベントを開催できる多目的広場の整備、また、災害時には仮設トイレや物資置場、マンホールトイレの設置を予定しているところあります。  あらゆる世代の市民に利用していただけることを念頭に置きながら、柔軟に対応してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  以前、高倉課長とお話しさせていただいた中で、実施設計に追われて、このオープンスペースの具体的活用や設計が後回しになっているかもしれないというお話も伺ったので、このよう質問をさせていただきました。  本来は、屋内、屋外を含め同時に進めていただきたかったという思いは持っているんですけども、こういった行政が行うまちづくりに対して、やはりちょっと固定観念があるんじゃないかなというふう思いを持っています。  例えば学習スペースあったり、人が会話を楽しむ場所や打合せ、会議する場所、飲食、ダンスなど、私は屋内に限ったものはないと思っています。例えば滑川市にはオープンテラスのあるカフェやレストランがありません。日中、子育てに奮闘する母親たちが少しでも公園などとはまた違った開放感を感じながら過ごす空間を演出することによって、子育て環境にプラスになるかもしれません。  今滑川市にとって、ないものを整備することも一つのまちづくりの方向性というふうに考えておりますけども、一部ニーズに偏った整備ではなく、多種多様人々自らが用途を創出できるようオープンスペースを検討していただきたいと思いますけども、いかがでしょうか。 ○議長(岩城晶巳君)  高倉まちづくり課長。 ○まちづくり課長(高倉晋二君)  お答えいたします。  施設のオープンまではまだ1年以上もございますので、今のご指摘の内容を踏まえ、多くの市民に利用していただけるよう十分検討してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  私の周りのお母さんたちを見ていれば、例えば子どもを預けた後に富山市のほうへ行って、そういったくつろげる場所に行かれたりするんです。それは何でかというと、やはり滑川市にはそういった企業も入っていないし、なかなかそういったオープンテラス、滑川市で探してもなかなか想像がつかない。外の空間で楽しむといえば公園が出てくるんですけれども、子どもを連れている状態で公園でくつろぐのと大人たちだけで集まってくつろぐのとではまた違うと思います。やはり子育てをうたわれる滑川市あれば、そういった方々たちのニーズも把握していただきたいという思いでご質問させていただきました。ありがとうございます。  続きまして4番に行きます。小規模特認校についてご質問させてください。  東加積小学校の小規模特認校による令和3年度新入生の募集について、11月30日から12月9日を募集期間に実施したが、応募結果はどうか。また、既に市内の小学校に就学している児童の転学希望の連絡はあるかお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  お答えします。  11月30日から12月9日を募集期間に実施しましたが、新入生の応募は3名あり、他校からの転学希望には2名の応募がありました。また、指定学校の変更をしている者から小規模特認校制への変更希望は5名ありました。今後、学校との面談を経て、1月中にその結果を希望者にお知らせすることとしております。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  この転学とか応募に対する申請者の、なぜ応募されたかというのはこの議場で言えるものですか。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  応募に関する希望とか思いにつきましては、学校との面談の中で校長が聞き取り、それに関するものをまとめたものが教育委員会に届く手続となっております。  現段階ではこうした書類はまだ届いておりませんので、今後こちらでも把握し、それについての公表についてはまた今後考えていかなくてはいけないことはないかと思っております。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  私も、そういったことが分からないと、なぜ東加積小学校にそういったニーズがあるのかということが調査できない。ただ、コンプライアンスというのか個人情報になるのか、プライバシーにも関わってくることありますので、それが本当に公表できるものあればぜひとも情報をいただきたいというふうに思います。  2番に行きます。  児童の心身の健康増進を図り、豊か人間性を培い、小規模特認校の特性を生かし、地域と連携した教育活動を推進するとともに、学校の活性化を図ることを目的としております。市内その他小学校との地域と連携した教育活動の違いは何か、及び学校の活性化を図る目的の趣旨について説明を求めます。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  東加積小学校の地域との特色ある連携事例としましては、東加積地区公民館が実施しているふるさと教育推進事業に毎年5年生児童が参加し、地域住民と共に校区内の神社や遺跡などを巡り、ふるさとの文化、歴史について学んでいるところです。  また、地区の新川松阪踊り保存会の協力により、新川古代神踊りの練習に全校で取り組み、保護者や地域住民に向けて発表しております。また、市内で開催された民謡大会に学校で学ん児童が一緒に出演して発表するなどして、ふるさとに長年伝わる文化について興味・関心や愛着を深めております。  三世代の集いでは、ミニ門松づくりに取り組んだり、地区公民館祭りに5年生及び6年生が参加してギター演奏したり、地区公民館近くで地区の方と農業体験を行ったりするなど、地域の方々やPTAと交流を深めており、来年度は小学校の運動会と住民運動会を合同で開催する予定にしております。  スキー教室や親子除草では、地区内の卒業生の協力もいただいて実施しているところあります。  東加積地区からは、名誉市民の石坂豊一氏、教育の分野で功績のあった山本宗間氏など、郷土の偉人先人を輩出しており、地域には椎名道三がひいた室山野用水が流れています。来年度から小学校教育課程研究会社会科部会の県東部研究指定校になることから、先人や偉人の業績を年間計画に位置づけて学習する準備を進めるとともに、志を持って生きる生き方を学ぶ好機になるものと考えています。  このように、東加積小学校では、地域の自然環境や文化・伝統を生かした教育活動が地域の方々と共に盛んに行われているところに特色がございます。  小規模学級が少人数あることのよさを生かすことも学校の活性化につながるものと考えております。  授業では一人一人にきめ細かく、ICTや英語の学習において個に応じた学習支援が行われる一方、一人一人の思いや願いを受け止めるゆとりがあることから、児童が自分の見方、考えを生かし主体的学習を展開しております。  縦割り活動や全校一堂に会しての授業を通して、互いに思いやり、力を合わせて学習活動を進める中で、児童館の深い絆が培われているところあります。  このように、東加積小学校の特色ある学習や活動を今後も継続して推進することとし、小規模特認校制度を実施することとしております。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  今の説明は私の中で、前半部分は郷土あったり地域の特性、2番は細やか個別指導、その2点に分かれた答弁だったのかなというふうに思います。  私、2番の通告内容はホームページに書いてある趣旨に対してそのまま書いてきたわけありますけども、気になるのは2番のところありまして、昨日、特認校のお話が伊東教育長からもあったんですけども、ほぼ全て教育要覧に載っていることをそのまま言われた――今もですよ――言われたように思っているんです。  例えば細やか個別指導あったり、縦割りのいろんな学年との交流あったりとか、これがそうやって東加積小学校の特色と言われると、じゃ、基準を満たすよう小学校とか細やか指導ができないと言っていらっしゃるのかなというふうに思ったりしたんです、以前から。そしたら、それを小規模の特性を生かしたということになるのかなという疑問があるんですけども、いかがですか。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  お答えします。  小規模あることの特性につきましては、一人一人の個別指導がきめ細かくできるということですが、じゃ、ほかの学校ではしていないのかとなると、ほかの学校でも工夫をして実施はしております。例えば1つのクラスを2つに分けて算数や数学の授業を行う、少人数指導もしておりますし、今後ICTが入ることによって、各学校においてもそういった取組がなされるものと思います。  ただ、東加積小学校においては、他の学校と比べて児童数等が少ないこともありますので、そういった点において、ほかの学校とまた違う関わり方、例えば子どもと先生が関わる時間とか、そういったものについて比較的多くのものは時間が保障されているものと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  今回この特認校、地域要望もあった、それに沿う形を取られたというふうに思っているんですけども、東加積地区公民館から出されている要望と、例えば東加積小学校の保護者の皆さんから出された要望と思っているんですけども、その趣旨に関しては私、ちょっと違いがあるんじゃないかなと思っておりまして、例えば地区公民館さんからすれば、地域の衰退を招かないように学校を存続してほしいという目的があって言われたんじゃないかと。また、保護者の皆さんからすれば、自分の子どもたちが通う学校の教育環境を、やはり複式学級は避けてほしいとか、切磋琢磨する教育環境あってほしいとか、いろんな思いがあって出された要望というふうに思っております。  私、平成30年の3月定例会に、そういった小規模校の児童たちとほかの児童たちの交流事業をやってほしいという要望をしたんですけども、今実際、例えば東加積小学校の児童たち、体育祭とかじゃなくてですよ。授業の面に関して、学習の機会に対して交流の事業は図られていますか。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  他校との交流の事業については、市全体で取り組むもの、例えば連合運動会や連合音楽会、それから特別支援級の交流学習等については把握しておりますが、学校独自交流の事業をしているかどうかについては把握してはおりません。 ○議長(岩城晶巳君)  伊東教育長。 ○教育長(伊東 眞君)  小規模校においては交流学習は必要あると考えております。現在は台湾との英語交流、既に幾つかの学校で始めているんですが、東加積小学校でもし始めております。研究を進めてより多くの交流を深めたいということあります。既に東加積小学校は非常に早くからシャンバーグとのペンパル交流をしておりまして、そうした実績もあります。市内の交流学習については現在研究を進めているところありまして、特定のということなくて、幾つかの学校との交流を進める方向で、1人1台端末と高速容量の通信網とセットで進める予定していますので、これは東加積小学校だけなくて、他の小学校でも逆に言うとそういうことが行われるということあります。  現在進めている幾つかのそうした共同的取組に加えて、新たに授業あるいは授業以外でもということ現在、研究を進めているところあります。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。  私も何回も、30年の3月定例会のときに、私自身は東加積小学校だけはなく、本市全域の小学校、中学校、いつか再編の考えを私自身は持っているというふうに話をさせていただきまして、今も当然一つの課題として考えています。  その中で、ただ、今の子どもたち、通学しているわけあります。今の教育環境を守っていくために小規模特認校制度を用いられたわけあります。ただ、まだ時間も浅いということこの小規模特認校というものが確立されていないと思っているので、こういった趣旨に関しても教育要覧に載っているようものをそのまま書かれたんじゃないかなという、これ、質問しないんですけど、思いがあるんです。ですので、そういった教育環境を整えていくためには、しっかりと特認校というものの特色、もっと具体的に考えていただきたいという、これは要望ありますので、またご検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。  次に行きます。永代地上権についてご質問させていただきます。  内閣府も全国的規制改革の実施は、様々事情により進展が遅い分野がある現状あることから、規制は全国一律なければならないという考えから、地域の特性に応じた規制を認めるという考え方の転換を理念とし、地方公共団体や民間事業者の立案により規制の特例を導入する構造改革特区を設け、地域の自発性の下、構造改革を進めるとしています。永代地上権に関するアクションプランとして検討してはどうかお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  高倉まちづくり課長。 ○まちづくり課長(高倉晋二君)  お答えいたします。  永代地上権は不動産登記法に基づく地上権の一つあり、権利の存続期間が永代と登記された権利として、市内には今でも約600筆余りが設定されているところあります。  この永代地上権が設定されている土地は市街地が形成されている地区で、いわゆるまちなかに集中しておりまして、また、その多くは相続登記がされていないことにより権利者の特定が極めて困難あることから、まちなかにおける民間の土地売買や公共事業の施行に支障となっているところあります。  これらの問題の解決を図るため、市長自らが法務省へ出向き、法整備に向けた意見交換など働きかけを行っておりまして、問題を双方で共有しているほか、これまでどおり重点事業の要望活動も継続することとしているところあります。  議員ご提案の内閣府が所管する構造改革特別区域制度の活用は、地域の実情に合わなくなった国の規制について、地域を限定し、法律に基づく様々規制を緩和することで地域の活性化を図り、国全体の経済の活性化に資する制度あります。  当市における永代地上権の問題が国による規制とは言えないことから、当該制度に該当するか否かについては、国、県からの助言も受けながら内部で検討する必要があると考えているところあります。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  大浦豊貴君。 ○2番(大浦豊貴君)  ありがとうございます。
     なぜ出したかというと、今言われましたけども、例えば総務省のほうへ行ってこういった要望を出しましたと言っても、総務省なり国交省からの返答を私たちは見ることができないんです。要望に対して国はどう考えているのかということ。市長は実際に耳にすることはあるかもしれませんけども、この構造改革の特区の申請を出したときには100%国交省なり内閣から返答が来ます。例えばその権利はなかなか抹消できないよといった場合に返答が来るわけそれに対してのまたアクションを考えていけるなと思って通告させていただきました。  今、全国的にもまれケース、そして、それを国に考えてくださいよと言ってもなかなか進まないんじゃないかというふうに思いましたので、1つのプランとして担当課また考えていただきたいというふうに思います。  以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(岩城晶巳君)  暫時休憩いたします。  再開は午前11時20分からといたします。                 午前11時07分休憩                 午前11時20分再開 ○議長(岩城晶巳君)  休憩前に引き続き本会議を開きます。  13番開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  それでは、通告に従いまして、以下の質問を行います。  まず1番、環境についてございます。  これは、滑川市通学路安全合同点検の際からの思いございますので、質問いたします。  去る11月18日、新しく完成する県道富山滑川魚津線と市道有金下梅沢線の交差点での点検がありました。このよう点検には、町内会長さんや保護者の皆さんなどは立ち会わないのかなと思ったんです。ふだんの生活が見えないのはないかと思っております。  たまたま私はほたるの里の方に、あそこに信号がなかったら大変わと言われ、生活支援ハウスですので、あそこの旧8号線の県道沿いのコンビニのほうへ入所者の方がお買い物に行かれるそうです。そしたら、建設課のほうへ聞きました。通学路の安全点検の点検日が11月18日と教えていただいて私も参加させてもらったわけですが、現在の子どもたちの様子が分からないまま点検があったんじゃないかなという思いがあります。  せっかくの機会ですので、安全・安心のために、現状を伝える生の声として、町内会長、そして保護者、あるいはいろんな意味で子どもたちの見守りをしていらっしゃる方々、そういう皆さんにもぜひ立ち会っていただければいいんじゃないかという思いで質問に入れました。いかがでしょうか。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  今年度、11月18日と20日の2日間にわたって通学路合同点検を実施したところあり、西部小学校区においては、県道富山滑川魚津線と市道有金下梅沢線の交差点を点検しました。  合同点検においては、市道有金下梅沢線道路改良工事の完成に伴い、通学路となる交差点における通行形態が一部変更となることから、今後、児童が安全に通学できるよう対策などについて検討したところあります。  道路完了工事の完成に合わせて、12月21日に同交差点において交通安全教室を開催することとしており、学校や通学する児童に加えて、自治会連合会長や地元町内会長にもご参加いただく予定あります。今後、合同点検でのご意見や検討内容を踏まえて、児童への安全指導を行うことで安全確保に一層進めてまいります。  以上ございます。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  11月18日は、警察も建設課もいろいろ方々が来ていらっしゃいました。その中に町内会長さんとか保護者の皆さん、もちろん学校からも先生も来ていらっしゃいました。子どもたちがどのよう形態で、どこの道を歩いて、どうやって学校へ行っているのか、現在の様子がほとんど分からないまんま点検があったように思います。  私は、11月18日の合同点検には、点検マニュアルの中にもPTAとか町内会と記してあります。その皆さんにお知らせがなかったのですかって聞いたんです。もう一度お願いします。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  お答えします。  今ほど申されましたプログラムに関しましてですが、平成27年度作成しました滑川市通学路交通安全プログラム、そこによりますと、合同点検の体制につきまして、小学校ごとに学校、保護者、道路管理者、警察、自治会などが参加して実施しますとしてあります。  保護者の代表としましては、各小学校のPTA会長に連絡が行くように案内文でお知らせしているところあります。  また、自治会に関しましては、今後、地域の方、どなたが参加するかということなどもお諮りするなど、この進め方については具体的に取り組むように整備に努めていく所存あります。  なお、学校へのPTA会長の参加の案内ですが、通知の仕方等に課題が見られれば、またその点もご意見を伺って今後対応してまいりたいと考えております。  以上ございます。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  私は、小学校の子どもたちの云々ということの立場で言ったのはなくて、ほたるの里生活支援ハウスの皆さんの安全という立場で行かせていただきました。ただし、そのときにPTA会長もおられんし、すぐ向こうの隣の江尻町内の会長さんもその姿を見ておられました。でも、やっぱり案内がないので行けないという話も後でしておりました。  ただ、私は11月18日に行こうと思っていましたので、子どもたち、例えば下梅沢の魔法のパン屋さんの隣の町内というかあのグループ、団地っていうんですか、あそこの子も全部大回りをして8号線に出ています。どういうふうに子どもたちが通学しているのかということも一応順路も確認しまして行っておりましたので、本当に大切ときは、一番最初にお巡りさんが言われたのは、まず要望書を出してください、要望書を出してくださいの一点張りだったと思います。そのときが一番最初の初めの一歩じゃないかと思いますので、PTA会長ももちろんいらっしゃっておりませんでした。もう一度、これからどうするか、しっかりお願いします。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  滑川市通学路交通安全プログラムに記載してあります合同点検の体制を再度確認し、連絡経路等につきましても今後検討してまいりたいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  よろしくお願いいたします。  子どもたちには3年後の安全じゃないんです。明日すぐの安全が欲しいと思っておりますのでお願いいたします。  それでは(2)です。あずま保育所遊戯室の空調設備についてお伺いいたします。  先日、お孫さんがあずま保育所に行っておられる、そのおばあちゃんからです。あんた、夏だったら暑て暑てならんがけど、この生活発表会ちゃ、11月でいかったちゃという話をしておられました。どうしてけって言うたら、ここに質問にも入れています。遊戯室は床暖房がされていますが、暑さ対策ができていないのはないかというのもお話の中から分かりました。  近年の異常暑さの中で、熱中症予防の意識などはどういうふうにお考えなのかお伺いいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  落合子ども課長。 ○子ども課長(落合真理子君)  それではお答えいたします。  ただいま議員もおっしゃいましたとおり、昨今、大変厳しい暑さになることも多い中、乳幼児を預かる施設として、室温調整するための空調設備は不可欠あるというふうに考えております。  公立保育所につきましても、まず保育室を優先して順次整備してきているところあり、今おっしゃいましたあずま保育所の遊戯室につきましても早急に整備してまいりたいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  ありがとうございます。  本当に近頃の暑さは異常でして、子どもたちをプールで遊ばせるとか、屋外で遊ぶとか、これに関しては今度は逆に紫外線が怖いです。ですから、どうしても夏の運動といったら遊戯室じゃないかと思いますので、いつ頃と思っておられますか。来年ですよね。来年の夏にはオーケーですか。お伺いします。 ○議長(岩城晶巳君)  落合子ども課長。 ○子ども課長(落合真理子君)  できるだけ早期にということで考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  課長、よろしくお願いいたします。  それでは(3)です。図書館の3階、催事室の空調設備についてです。  これは前からも聞いておりましたが、今回たまたま私の知り合いの方々の展示会でしたので行ってきました。ほかの階は適温で、本を読む人、新聞を読んでいる人、開いておる人ですかね、早い時間でしたが、結構人々が利用されていました。  そこで、アです。この3階スペースは利用が少ないので空調の設置をしなかったのか。年間どれほどの会場利用があるのかお伺いいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  それではお答えいたします。  平成30年度の利用は、くらしの窓作品展のほか、過去に博物館で展示された「なめりかわ昭和今昔写真館」の常設展示があり、来場者数は310人です。令和元年度はくらしの窓作品展のほか、「なめりかわ昭和今昔写真館」の常設展示、水野均氏写真展があり、来場者数は429人です。今年度は、くらしの窓作品展のほか、「なめりかわ昭和今昔写真館」の常設展示、水野均氏写真展、写真及び陶芸の作品展がありまして、来場者数は516人となっております。今後、利用状況を見ながら、空調設備等の設置を検討していきたいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  あんまり誰も行っていらっしゃらないのかなと思いましたら、たくさんの方ですね。  耐震工事後の中央階段や図書館カフェ、これ、大人気と伺っておりまして、3階にせっかくのこの催しがあるとすれば、やっぱりお勧めして3階まで上がってもらいましょうよ。多分入場料も取っていらっしゃらないんと思いますので、また逆にカフェのお客さんに声のかけられる、そういう催物あったり会場あったりしたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  それではお答えいたします。  3階催事室は空調設備がない状態ありますが、春、秋を中心として、換気に配慮しながら展示会の開催に利用いただき、図書館利用者にも併せて鑑賞をお勧めしているところございます。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  今の陶芸と写真と、展示されている会場は冬、寒かったです、冬でしたので。ですから、本当に時期を選ぶと言いながら、なかなかそこら辺ができないところもあるし、ああいうちょうどいい広さというんですか、広くなくというのもとてもいいんという話も聞いておりますので、そこでウです。冷暖房の改修時に、3階だけ除いてやったんと思いますが、後づけはできないんですか。あるいは代替案、例えば博物館にいっとき市民コーナーを設けるとか、そういうふうにエアコンで後づけすると幾らかかるのかも併せて、そこら辺お願いいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  それではお答えいたします。  平成29年の冷暖房の改修時は、利用が多い1階、2階を中心として整備したものございます。今後、利用状況を見ながら、空調設備等の設置を検討したいと考えております。冷暖房の費用につきましては、かなりの金額がかかるものございます。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  かなりって幾らぐらいですか。何かそういうものを1回見積りを取ったとか、何かそういうことはないんですか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  見積りは取ってあります。ちょっと資料がないのでお答えすることができません。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  それは金額が幾らぐらいかまた教えてください。ただ、博物館に代替とか、何かそういう市民コーナーを設けるとかはできないですか。あの暑い夏と寒い冬を考えたら。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  博物館につきましては展示をすることができます。市民コーナーにつきましても今後また考えていきたいと思います。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  ぜひ市民コーナーということで無料で、無料って言ったら変ですね、展示させてあげていただきたいし、また見に行きたいとも思っております。よろしくお願いいたします。  それでは、項目2、健康管理についてお伺いいたします。  (1)コロナ禍の中での成人式についてございます。  これは昨日の中川議員の質問の答弁も聞いておりますが、私の思いで質問させていただきます。  ある保護者の方が、成人式をしてもらえること、本当にうれしい、滑川市いいねと言ってこられました。本当にそのとおりと思います。  そのために、改めてお伺いいたします。毎日の感染者の発表があり、富山県でも東京帰りの人、滑川もそうでしたが、感染が止まりません。  そこで、このアは、昨日の中川議員と同じことと思いますが、滑川市は新型コロナウイルス感染症対策のため入場者の制限をすることだけで防げるのですか、どのよう手法ですかと言っております。  これは昨日答弁を聞きましたので、イから入ります。全国ではPCR検査を受けて参加する市もあると報道されていました。費用は市が負担するということでした。青森県むつ市です。これは当市も考えられませんか、お伺いいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  それではお答えいたします。  県外での感染者が大変増えていると報道されていますが、誰もが一人一人感染しないように気をつける必要があります。  全員がPCR検査を受けることを求めることについても一つの方法あると考えますが、検査機関の混雑、医療機関の負担なども考えると実施することは大変あると考え、成人者には2週間前からの体温測定と健康チェックをお願いし、感染の疑いがある場合には出席をご遠慮いただくこととしています。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  2週間前の健康チェックという、この次んですが、新成人というのは若者ばかり当たり前ですが、県外からの帰省も考えなければならないと思っています。  2週間前に滑川市に入って外出を自粛してもらうよう、市からお願いする考えはございませんかお伺いします。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  それではお答えします。  一律に2週間前から滑川に入って外出を控えてもらうことは、成人者一人一人の生活や仕事もあり、難しいことと考えています。  2週間前からの健康チェックをしっかり行っていただき、当日はマスク等を必ず着用していただくなど、感染対策を徹底することとしたいと考えております。  以上です。
    ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  テレビの報道番組でお医者さんが、都会のぼやが地方に飛び火して焼け野原になるというようものですと解説しておられました。  自覚症状のない若い人からうつるのを防ぐのは困難という話も聞いておりますが、この2週間前からの意識というのは、もちろんお仕事もあるでしょうし、いろんなことが考えられますが、こういうところでの滑川市の防ぎ方というか、そういうことに関しては、広報に少し外出を自粛して成人式に臨んでもらいたいとか、そういうことはできませんかね。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  市のホームページには成人式についてというところを設けておりまして、成人式に出席される方に対していろいろメッセージを送っております。その中で、やはり健康チェックを行うとか、今後の行動の仕方について、そしてまた、先日国のほうから周知依頼が来ましたので、その内容についてもホームページで呼びかけているところございます。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  ホームページが見られないおじいさん、おばあさんもおりますので、広報にも入れてくださいませんか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  広報につきましては、残念ながらもう載せることはできないです。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  1月の広報、もう終わったけ。そしたら、ホームページにも、あるいは口頭でも伝えてほしいと思います。  それではエです。ホールの1階に成人者が並ぶと考えます。密にならないだろうかと心配しております。午前と午後に中学校単位で分けて行えばどうですか。ソーシャルディスタンスも取れて密を防げると考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  お答えいたします。  受付を屋外に設置し、あらかじめ郵送してある受付カードを提出するなど、受付を簡素化することで受付で並んで待つことのないようにし、そして保護者の入場をお断りして、2階の固定席にも成人者に間隔を置いて座ってもらい、また、来賓や主催者は役割のある方だけとすることで1階の成人者席スペースを広く取り、適切間隔を確保することとしております。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  2階にも成人者に座ってもらうんですか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  2階の固定席にも席を空けて座っていただくこととしております。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  あそこに女の人が振り袖って大変ですよね。男性だけですか、そこへ座るのは。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  できるだけ男性の方に座っていただくように、当日手配したいと思います。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  あそこは石ですので、足を踏み外したり、着物を踏んだり、大変危険が2階にあると思いますので、そこのところ、男性だけあっちというのも何か変ですが、そこは午前と午後に分けたらいかがですか。どうしてもできない? 昨日の中川議員は体育館という提案もありました。それもいいかなという思いをしながら聞いておりました。  ですから、とにかくあの中に250人なり280人なりが入られるというのは、やっぱり大変密になると思います。ですから、午前は中学校単位で、早月中学でも滑川中学でも、午後また同じ来賓の方が来られて、滑川中学でも早月中学でも、そういうふうに、私だったらそうしたらどうなるかなという思いで、美容師さんにそうなったらどうなる? って聞いたら、早くなることは困難やけど、昼からなら大丈夫という意見も聞いてきましたが、そういうふうに考えられませんかね。午前、午後に分ける、学校単位、いかがですか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  お答えいたします。  実は、成人式を開催するに当たり、中学校単位で行うことも検討いたしましたが、やはりどちらを午前中にするか午後にするかということや、いろいろ不公平感や不都合点も想定されまして、こちらとしたら、例年どおり1回とし、人数を制限することそして密を防ぎ、そしてまた感染対策を徹底することで実施する方法としたものございます。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  せっかく2つに分けようかなって考えられたとすれば、そのまま考えてもらいたかったですね。なぜかというと、滑中あるいは早中といって、ビデオだって2つに分かれています。非常に簡単にできるんじゃないかと思うんですね。それを、もうみんな平等ということじゃなくて抽せんするとか、それは学校単位で早月中の校長先生と滑川中学校の校長先生と成人式のためにこうしたという、やっぱり公平に抽せんするとか考えてもらいたいところがあると思います。もしそれで密を防げなかったら、何か心に残るよう寂しい成人式にならないようにお願いしたいと思います。  それでは、そのままオです。お招きする成人者の方のために、パイプ椅子や入り口、手すりなど、アルコール消毒をして準備する万全の態勢を取ってほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  それではお答えします。  会場準備の際、パイプ椅子やテーブル等、使用する物品はアルコール消毒を行うこととし、感染対策を徹底して、滑川に住んでいる新成人、本市に帰郷してくる新成人、出席する全ての新成人をお祝いしたいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  本当にパイプ椅子、入り口のドア、テーブル、トイレ、その全てをアルコール消毒して西コミで生活発表会をしました。そしたら、保護者にお医者さんがおられて、こんなアルコール、ぷーんと入ってくる、こういう施設いいねって言うてこられましたので、ここは本当にトイレのドアまで、ノブまで徹底して、例えばアルコール消毒員の方を有料でお願いするとか、そこまで考えておられませんか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  お答えいたします。  今のところ、新た人の配置は考えておりません教育委員会の従事者で頑張りたいと思っております。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  教育委員会の皆さん、本当に一生懸命やる気と思います。ただし、消毒をする人を頼んですると、ここに生きがいを持って消毒してくださいます。ですから、今コロナのこのときから、そういうふう人員を確保して、徹底してアルコール消毒、これはホールじゅうが臭くなるほどまでするべきと思いますので、人の準備も手配もしてくださったらうれしいです。いかがですか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  会場にはとにかく人数制限をするということから、教育委員会の従事者で精いっぱい頑張ってやりたいと思います。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  職員が一生懸命頑張られると言われますので、どうぞその皆さんできれいに、職員も一生懸命するとすれば、人を頼んで消毒する、そういうシルバーさんあろうと、誰あろうと、頼むということも私は一つの選択肢じゃないかと思いますので、職員に負荷ばっかりということよりも少し考えてください。これはあと要望にしておきます。お願いします。  それでは、(2)健康診査の窓口拡大についてお伺いいたします。  アです。コロナ禍の中で胃カメラの受付が大変少なくなっていると思っています。現状はどうでしょうか。  私、胃カメラの申込みに、10月初めにかかりつけのお医者さんへ行ってまいりました。今年の申込みは終わりましたとのことでしたが、結果としてまだ分からないかもしれませんが、以下、現状としていかがですか。お伺いします。 ○議長(岩城晶巳君)  結城市民健康センター所長。 ○市民健康センター所長(結城幹子君)  お答えいたします。  例年5月15日から市内医療機関で健康診査を開始しておりますが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で6月1日から開始いたしました。安心・安全に検診を受けられるよう、特に感染リスクの高い胃内視鏡検査に関しては、各医療機関で予約数や時間帯等、適切感染症対策を講じた上で実施いただくよう依頼しているところございます。  10月末現在、胃内視鏡検査件数は1,172件あり、前年同時期の1,683件と比べ511件、30.4ポイント減少しております。  以上ございます。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  私、これを持ってきたんですけど(資料を示す)、胃カメラの検診ができなかったので健康増進センターへ確認しました。そしたら、発行者滑川市、クーポン対象、無料とありますが、これは健康増進センターでは使えないんですね。 ○議長(岩城晶巳君)  結城市民健康センター所長。 ○市民健康センター所長(結城幹子君)  無料クーポン券につきましては、50歳から5歳刻みの3セットのがん検診ありますけれども、健康増進センターでは利用は可能となっております。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  無料とここに書いてあるんですけど、これも無料んですか。 ○議長(岩城晶巳君)  結城市民健康センター所長。 ○市民健康センター所長(結城幹子君)  お答えいたします。  今ほどもお話ししたんですけれども、50歳からの胃、大腸、肺の5歳刻み、75歳までの方に配付しております無料クーポン券んですけれども、自己負担金は無料あります。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  健康増進センターさんは有料と言われましたが、ちょっと確認してみます。一応そういうこと何か受けられないなというのがまずこの胃カメラございました。  その次です。2番目でイです。婦人科の検診が非常に受診しにくいです。今後どのよう対策を取っていかれるのか。今後の対応をお伺いいたします。  婦人科については集団検診が中心になっているのかと思いますが、仕事の都合もあったり、集団検診だけは、まあいいか、来年、来年になってしまうことも考えられます。  また病院、特に婦人科に関しては、今年はここで検診を受けようということはあまりありません。どうしてもカルテやデータなどあったり、行きつけのお医者さんというのは変んですが、やっぱりかかりつけのお医者さんあるいは健康増進センターへ私は行っているわけですが、今後どのよう対応で滑川市はこれを進めていかれますか、お伺いします。 ○議長(岩城晶巳君)  結城市民健康センター所長。 ○市民健康センター所長(結城幹子君)  お答えいたします。  まず初めに、婦人科検診のがん検診の受診体制がどのようになっているかを少し説明させていただきたいと思います。  現在、子宮がん・乳がんの婦人科検診につきましては、検診バスで行う集団検診と医療機関での検診が選択できる体制となっております。医療機関の場合、子宮がんは厚生連滑川病院、吉見病院の2か所のほか、一部の市外医療機関でも受診可能となっております。乳がん検診は厚生連滑川病院の1か所ございます。  子宮がん検診については、問合せがあった場合、市外の医療機関でも受診可能であることをご案内しております。乳がん検診につきましては、今年度は厚生連滑川病院で2回、土曜日の検診の日を設けまして、受診機会の向上に努めております。  また、子宮がん検診と乳がん検診の無料クーポン券の対象の方は、富山県健康増進センターでも受診できることを受診票配付の際にお知らせしております。  今後も引き続き、住民の皆様が受診しやすい検診機会の設定ありますとか、医療機関の周知を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  子宮がん検診がどこの医療機関でも受けられるということもちょっと私たちも分からなかったですが、ただ、どこで受けてもいいから、じゃ、あそこの産婦人科へ行こうかなというのはなかなかできない。そういうことも女性なら皆さん分かられると思いますので、そこをよろしくお願いします。  そしたら、3のウです。胃カメラと婦人科、子宮がん、乳がんんですが、この検診を富山県健康増進センターで受診できるように、バスも富山県健康増進センターから来ておられますので、センターでの受診が可能であるとなれば、自分の都合に合わせて予約でき、ちょっと遠いですが、安心できます。ぜひ契約して、もちろん特定健診は市内で受けましょう。がん検診は都合に合わせて健康増進センターでも受けられますというのはいかがでしょうか。しっかりと契約してありますということを伝えてくだされば。 ○議長(岩城晶巳君)  結城市民健康センター所長。 ○市民健康センター所長(結城幹子君)  富山県健康増進センターとは、集団検診のほか、健康増進センターでの施設検診についても契約を締結しております。ただし、他の市町村の受入れもあるため、現在可能としているのは子宮がんと乳房の無料クーポン券、それと、今お話しした胃、大腸、肺の50歳からの無料クーポン券の対象者のみとしているところあります。  今後は、無料クーポン券以外の単独のがん検診でどれだけの受入れが可能かということを健康増進センターのほうも調査いたしまして、市民の皆様が受診しやすい環境を整備していくことについて検討していきたいと考えております。  検診につきましては、本当に市と市医師会との先生方との連携協力というところが大きいところで成り立っておりますので、先生方のご意見等も伺いながら、市民の皆さんが検診を通じた健康管理といったものを常に意識していただいて、そのことが健康寿命の延伸につながるようそういった体制づくりに努めていきたいと思います。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  誰もが欲しい健康ですので、ぜひここはひとつよろしくお願いいたします。何歳のクーポンないと受けられないという形ではなくて、本当によろしくお願いしたいと思っています。お願いします。  それでは(3)です。第5次総合計画の中からです。  1番、基本構想・前期基本計画の中から、2、学校教育の充実、④児童の人権に関わるいじめ、非行、暴力などや社会的に許されない行為を未然に防止するとともに、よりよく生きるための基礎となる道徳教育の強化や、望ましい人間関係の醸成に努めますとありますが、現状の把握をしてこの文言を入れられたのかお伺いいたします。  自由・平等の権利、児童の人権です。お伺いします。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  お答えします。  文部科学省による令和元年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸問題に関する調査結果では、小中学校における全国のいじめ認知件数は、近年増加の傾向にあります。  本市においては、いじめ防止対策推進協議会にて、市の調査結果や生徒指導主事からの各学校の状況報告を基に専門家の意見を伺い、適正対応に努めているところあります。  こうしたことを踏まえ、いじめの未然防止に努めるとともに、特別の教科道徳を中心に学校生活全般において道徳教育を推進しております。  いじめは対人関係おける問題あるという視点に立ち、特別活動などの体験学習を通して、児童・生徒自身の心の結びつきを深め、社会性を育む教育活動が必要あります。人権感覚を養うとともに、児童・生徒自身が主体的に考え、対処し、良好人間関係づくりに心がけることいじめに向かわない態度や能力を育成していくものと考えております。  以上ございます。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  それでは(2)です。道徳教育の強化や望ましい人間関係の醸成の中で、人を大切に思う気持ちの雰囲気をどこからつくり出そうと考えておられるのかお伺いいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長
    学務課長(広田積芳君)  小学校学習指導要領・総則編には、「日ごろから、児童の気持ちを理解しようとする学級担任の教師の姿勢は、児童との信頼関係を築く上で極めて重要あり、愛情をもって接していくことが大切ある」としており、中学校においても同様あります。  児童・生徒の規範意識を育成するため、教師が毅然とした対応を行いつつ、相手の身になって考え、互いに協力し合う関係づくりをしていくことが大切です。そのために、毎年、市教育センターにおいてライフスキル教育研修会を実施しており、さらに今年度、名城大学教授、曽山和彦先生を招聘して、良好人間関係づくりに関する研修会を実施したところあります。  また、教師の言動や価値観が児童・生徒に影響を及ぼすこともあり、教師と児童・生徒との人間関係に配慮できるよう、県が開催する年次研修や学校カウンセリング講座に参加し、教師としての自分の在り方を見詰め見直す機会としております。  学校における良好人間関係づくりの構築のため、必要に応じて個別の事案についても学校と市教育委員会が協議し、関係機関とも連携して対応に努めているところあります。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  とてもよく分かります。ただ、先生と生徒の間にはすばらしい関係もあります。子どもから聞くと、うれしくなって大笑いすることもありますし、あるいは先生って何て上手に切替えするが、すばらしいねって納得することも多々あります。  しかし、最悪の関係もあるとも聞いています。先生の言葉や態度で子どもたちが受け取る気持ちが変わる。今、答弁にもありました。そのまんまと思います。  今、いろいろ書いてあることに対する答弁だったと思いますが、現状の把握はしていらっしゃいますか、お伺いします。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  現状につきましては、対応について重大ものがございましたら教育委員会に報告していただき、教育委員会、教育センター、また各関係機関と連携して対応しております。  ただ、日頃の先生の言動等も、先ほど申しましたように、子どもたちに大きな影響を与えるということ1つの取組としましては、12月4日から12月10日に人権週間がございました。これに合わせて先生方の人権意識をチェックするということ人権意識チェック表を実施している学校もございます。20の項目がありまして、それに自分はどうだったかと振り返ってチェックを入れるものあります。  今ほど伺いました言葉んですが、言語はあらゆる人間関係の基盤でもありますので、このチェック表の中には例えばこんな質問があります。こんなこともできないのかなどと、児童・生徒を傷つけるよう言い方をしたり、行動を取ったりしていないか。またこういう質問もあります。またか、いつも何々などと、児童・生徒を固定的、断定的に見ていないか。こういった表を学校で行い職員研修等の資料として活用したり、または個別面談等で、じかに相談または指導する機会として活用している実践事例もございます。今後、こういった取組についても学校と共有しながら進めてまいりたいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  今、先生おっしゃいましたが、またかとか、宿題忘れたら宿泊学習へ行かれんぞとか、あるいはこんなことできんがかとか、いっぱいありますよ。多分、先生がそれを自分のことと思って捉えておられんがじゃないかという思いがします。  それで、道徳教育は道徳の教科書で養われるものはないと思っています。先生から生徒に、ありがとう、うれしかった、助かった、よく頑張ったねなど、いい言葉あったり優しい心の表現を言葉にしてたくさんかけてあげてほしいと思います。先生からおはようと挨拶できる運動もしてほしいと思っています。  私は学校の中が一番危ないのはと書きました。心に感じること、ございませんか。これ、1つお願いします。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  危ないということは、そういう危機意識を持って対応に臨むということが肝要かと思います。一言によって子どもが知らないところで傷ついている。これは教員をやれば、実際経験せざるを得ない場面もあります。  ただ、そういったことに気づき、平素の自分の言葉が子どもを傷つけないというだけなくて、励ます、力づける言葉になるように研修を積んだり、または教員間の互いの現場でのやり取りといいますか、そういうところから学んでいけるようそういう職場づくりも必要かと考えておりますし、そういったことを推進していくように努めてまいりたいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  本当に私が今日言いたかったのは、現場は違いますということを言いたかったんです。先生が自分で、ああ、こんな言葉使ってしまったって自分の書類に書いて提出されたら、これはいいと思いますよ。  けども、重大事柄があったときはみんなで寄って話もしましょう。でも、そうじゃない日々の生活の中で子どもたちは心を痛めるんです。そういう日々の生活というのはやっぱり、宿題せんかったら駄目これは当たり前駄目のかもしれません。でも、その子一人を非難したり、いろんなことがやっぱり学校の生活の中に見えてくるんじゃないかなと思っております。  私は幼稚園の園児との関わりばっかりんですが、やっぱり幼稚園の園児は純真無垢です。そういうことを見ると、小学校へ行ったら成績も入ってくる、宿題も入ってくる。ただ、勉強が得意の子、スポーツが得意子、絵を描くことが好き子、音楽が得意、いろんな分野で得意があるので、それを全部押しなべて子どもを認める。そして認めてあげられる、認められる、そういう子どもたちになってほしいと思っていますが、そこ、いかがですか。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  今ほど議員さんがおっしゃられたように、一人一人の個性、特性、そういったものを認め、そして学級の中で良好居心地のいい居場所をつくっていくことは、将来にわたって共生社会を生きていく上でも、多様性を認めていくという上でも大切ことと考えております。  そういった方向で教育が進められるよう、学校を支援できるようまた頑張っていきたいと思います。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  先生方もいい顔ばっかりしておれません。ですから、今まで第4次で掲げてこられたのは命の教育あったり、あるいは後期では、学校、家庭、地域全体で、駄目ことは駄目とはっきり指導していくというのがこの第4次の総合計画の中でした。  今回初めて人権という言葉が出てきましたので、本当に大事にそれを守ってあげてほしい。人KENまもる君という活動も人権擁護委員の皆さんは一生懸命しておられますので、本当に大事ことは、やっぱり駄目は駄目、そして認める、そのことをしっかりと伝えるための学校生活あってほしいと思います。  学校の先生が日頃の生活の中で、ああ、これは子どもに痛いことしているということは誰も分からないと思います。毎日しておられます。でもそれを、あ、嫌なって感じるのは子どもです。私、何か悪いことしたんだろうかと思っているんです。そういうのが現状です。一度各学校の中を見てください。よろしいですか。お願いします。意見どうですか。見てくださいますか。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  学校の現場には授業参観等、いろいろ折に足を運ばせていただいております。授業の内容だけはなく、子どもたちの様子、教師の立ち居振る舞い等も見ております。今後、より幅広く見ていくようにまた努めてまいります。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  非行も全て未然に防ぐためには表だけは駄目です。人が来られたら、この間も私たちも孫の勉強を見る会に行ってまいりました。そしたらあるおばあちゃん、あんた、誰も挨拶せん、先生まで挨拶してくれんちゃねという言葉も聞いております。それくらいに表ではないところも必ず見て、少し感じ取ってください。これはお願いございます。  それでは4番、東福寺野自然公園研修センター青雲閣についてお伺いいたします。  東福寺野自然公園の青雲閣並びに体育館の進捗状況をお伺いいたします。  アです。建設課に特命担当が誕生されて、もうすぐ3年になると思います。青写真だけでもできているのかお伺いします。  私の以前の質問の答弁では、辺地債を活用すると9割補助と伺っていましたが、今コロナのために、国からの補助あるいは取組に対してすぐ認可になる、ならないというのは非常に難しいところと思いますが、特命担当ができましたので、その後の様子をお願いします。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  それではお答えいたします。  これまで、庁内検討委員会で講習会や視察を実施し、専門家からの意見を聞くなど、調査研究し、それらを踏まえ、利用方法、建築方法、運用方法など様々方向より検討を重ね構想をまとめているところございます。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  青写真でもできていますかって聞きましたが、いかがですか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  今のところ、まだ青写真と言われるところまでは進んでおりません。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  特命担当の方は地崎課長ですか。特命担当の方々とのコンタクトはどういうふうになっていますか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  特命担当につきましては建設部長となっておりまして、庁内検討委員会の中で一緒に話を進めております。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  そしたら、今、特命担当もそこに部長がいらっしゃいますので、例えば木造のか、鉄筋のか、建設場所はどこにしようか、何か決まったことはございませんか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  お答えいたします。  現在のところ、木造での整備を検討しております。建設場所につきましては、建物からの眺望、グラウンド、東福寺野自然公園、パークゴルフ場、不水掛遺跡公園、駐車場などの利用のための動線等も併せて考える必要がありまして、現在検討しているところございます。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  特命担当の部長さん、これに関してどこまでどういうふう形を取ろうと、何か意見ございませんか。 ○議長(岩城晶巳君)  岩城建設部長。 ○建設部長(岩城義隆君)  今年の4月から特命のほうを拝命、受けております。  東福寺野自然公園の最大の売りは、やはり富山平野、富山湾、さらには能登半島を一望できる眺望と緑豊か自然環境にあると考えられます。これらを念頭に置きまして、整備のほう、素案の検討を、今年の4月以前は、今、地崎課長も申し上げましたが、私は検討委員のメンバーでもありました。  まず、施設利用や施設利用者の検討あるいは想定を行い、整備に向けての検討もしております。この際、青少年から生涯学習あるいはスポーツ、さらに多様ニーズ、利用条件の緩和も含め、これらに対応した利用しやすい施設を想定して宿泊施設の建設予定地等の選定を行っております。  この際、ドローンを用いて各階層ごとの眺望がどうなるのかといったよう調査もしながら、建設予定地等の選定も検討しました。その検討、階層等では4階建てぐらいが一番富山湾等も見えるということ想定もしながら進めておりました。当然それによって建設予定地を決めて、その後、体育館あるいはグラウンドの配置計画もその都度検討をしてきましたが、多様ニーズとか、そういったようものにちょっととらわれ過ぎまして、宿泊施設やグラウンド、また体育館の規模が大きくなりまして、当然整備費も巨額となったことから、現在、一旦立ち止まりまして再検討することとしております。一日も早い整備に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上ございます。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  ありがとうございます。  私、今どこまでどうなっているのか全く分からないまま質問をいたしました。  この後、私、ウ、エを質問しますが、今度ウです。今年はコロナの関係で利用が少ないと思いますが、この後の利用を考えると、耐震補強の工事もされていない中で、たくさんの皆さんを安心して受け入れることもできないこの状態を早く解消してもらいたいと思っております。  私は、一年に何度もあそこを利用させていただいて宿泊しております。子どもたちの宿泊や研修会に安全と安心がどうしても欲しいです。ぜひ早めの事業着手になればいいなと思っているのですが、早めの事業着手はいつ頃でしょうか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  それではお答えいたします。  利用者の皆さんが安心・安全に利用できるよう、建設に向けてできるだけ早く進めたいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  今、一旦立ち止まっておられますので、それは立ち止まってもらっていいと思っています。なぜかいうたら、現在は71人の収容人員と聞いていますが、今コロナので、少しゆったりとしたお部屋あったり、温浴設備も事務所でコントロールできないんですね。例えば私たち女性がお風呂へ入るとき、ちょっと待って、ちょっと待って、お湯ぬるないけと言うてこられます。そういうことも考えたら、やっぱり温浴施設が例えば事務所でコントロールできるようそういうものだったり、ちょっと待って、ちょっと待っていうて女性の浴室にどうのということのないように、そういう全体的にあまり大きくならないように、そして華美になって派手派手しくじゃなくて、私の思っているのはシンプルイズザベスト、小さくてもあったかくて何ていいとこって思われるようそういうものになってほしいなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(岩城晶巳君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  お答えいたします。  収容定員は71人ございますが、コロナ禍の対応として、現在、宿泊室は利用者の要望を聞きながら、できるだけゆったりとご利用いただけるよう調整し、温浴設備につきましては、できるだけ利用者が快適に入浴されるよう、湯舟の温度等に配慮しております。  改築に当たり、建築方法や設備について、最新の方法、便利ものを導入したいと考えており、今後の維持管理等において末永く利用するという観点で、シンプルイズザベストという基本に立ち戻り検討していきたいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  私も東福寺野自然公園、青雲閣は大好き場所ありますし、今年はコロナで子どもたちの宿泊もできませんでした。幼稚園の中に布団を持ってきて幼稚園での宿泊に切り替えましたが、ぜひこの東福寺野へ子どもたちを連れていってあげたいと思っております。どうぞこれからもなるべく身の丈に合った、そして快適あり、広過ぎず、ちょうどいい東福寺野青雲閣の整備をお願いして、要望とさせていただきます。  どうもありがとうございました。終わります。 ○議長(岩城晶巳君)  暫時休憩いたします。  再開は午後1時25分からといたします。                 午後0時24分休憩                 午後1時25分再開 ○議長(岩城晶巳君)  休憩前に引き続き、本会議を開きます。  7番尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  それでは、質問通告書に基づき、4つの項目について質問をさせていただきます。  第1項目めは、教育について質問をいたします。  まず、(1)GIGAスクールについて教育長に伺います。  これまでも何回か、ICT教育、それからGIGAスクールについて質問をさせていただきました。本市は、インテリジェントスクールをはじめとして、各学校へのパソコン設置率など、全国的に見てもICT教育においては先進的自治体あるというふうに認識、評価をしております。  さて、本市においても、生徒1人1台のタブレットの支給、Wi-Fi環境の整備がされ、昨日の答弁によれば、いよいよ3学期から本格的にICT教育がスタートいたします。  GIGAスクール構想とは、これは文科省の資料によりますと、「多様子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現する。これまでの我が国の教育実践と最先端のICTのベストミックスを図ることにより、教師・児童生徒の力を最大限に引き出す」とあります。  本市の子どもたちを誰一人取り残すことなくGIGAスクール構想が掲げる姿にするためには、教育行政のトップあります教育長として、何が一番重要ことと考えておられるのか、まずお聞かせを願います。 ○議長(岩城晶巳君)  伊東教育長。 ○教育長(伊東 眞君)  今日の情報化社会におきまして、仕事や生活においてコンピューターやネットワークの活用は必須ありまして、これからの社会で活躍する子どもたちにとってコンピューターはなくてはならないということあります。学校でも鉛筆やノートと同じように当たり前の学習道具となっていくものと考え、子どもたちがこれから生きていく社会の担い手として自立し社会に参画するために、ICT機器を適切に使うことのできる情報活用能力が求められているものあります。  滑川市では教育情報化推進計画を平成30年度に策定いたしまして、それを基にしまして既に7つの事業の推進計画、推進項目を立てておりますが、その基本方針の6番目に計画的環境整備による費用対効果の最大化ということ今日に至るタブレット端末の整備を早くから進めてきたわけあります。  国のGIGAスクール構想は、議員おっしゃるとおり、全ての児童・生徒にひとしくグローバル革新的技術を使うことができる窓口を開くことにあるということが目的ありまして、このため、児童・生徒に1人1台のコンピューター端末と高速大容量の通信ネットワーク、すなわちハードを各学校の教室に一体的に整備すること学校で一人一人の資質・能力を確実に育成できるように、ICTを活用した学習環境の充実を求めているところあります。  これまでに学校で培ってきました教育のよさに加えて、新たICT技術を組み合わせること一人一人の児童・生徒の力を引き出し、個々の学習活動の充実を図ること主体的・対話的深い学びの視点からの授業改善を一層進めることを期待されているわけあります。  また、新型コロナウイルス感染症に伴う休業や欠席あるいは不登校の場合も、家庭等における児童・生徒の学びをリモートによる学習や個別の学習を保障するということにも活用できるものと考えております。  これまで授業や校務既に活用しております文書作成、表計算、発表資料といった、いわゆる既存のソフトに加えまして、児童・生徒1人1台端末の活用においては、ソフトウエアやデータをネットワーク経由で利用できるクラウドサービスを使った学習ソフトや、教員と児童・生徒相互にデータやファイルを共有して提示するソフト、またリモートによる学習や動画を使った学習など新た使い方ができることになりまして、児童・生徒がICTを適切、安全に使いこなすことができますように、セキュリティーやフィルタリング等の設定、またルールを決めてICTを適正に使用することができるとともに、相互にコミュニケーションを行う道具ともなることから、情報モラル教育、ICTを適切に使うための教育が必要となると考えております。すなわちハードに加えてソフト、そして教員のスキルということあります。
     一方で、学校で集団活動として行う授業は、仲間と意見を述べ合い、直接対面で交流し、心を通い合わせ、人間関係を形成する場ありまして、社会性を身につけ、協働して学習する場ともなっております。  コンピューターはあくまで、そうした集団生活を介した学びや活動を支援する道具としても活用するものありまして、コンピューターやネットワークを介したコミュニケーションだけに頼らないよう、人と人との関わりを重視すること情報化社会においてコンピューターやネットワークを通した関わりとのバランスを適切に取れるよう留意して、教育を進めることといたしたいと考えております。  ですから、ハードの整備、そしてソフトの利用、教員のスキルによって、メディアリテラシーという、いわゆる情報を使うスキルと、またそのルールやモラル、そして社会性をしっかり身につける、こうしたことが目的になると思っております。  以上あります。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  教育長、どうもありがとうございました。  私は、このGIGAスクール構想といいますのは、言われている、昔は産業革命とかという言葉がありますけれども、日本におけるいわゆる教育革命に匹敵するようことはないかなというふうに受け止めておりまして、これを成功させるかしないか、これはやはりトップダウンといいますか、トップの思いがどうあるかということが一番重要あろうというふう角度から教育長の見解を質問させていただきました。  今ほど私も、これはこの後最後にといいますか、よく経営資源ということ人、物、金、今はそれと情報というもの、この4つが言われております。今、教育長のほうからも、ちょうどハード、ソフト、そしてスキルといったよう言葉とか、あるいは費用対効果の最大化ですかね、そういった言葉も出てきましたので、非常に何といいますか、私が期待していた言葉が出ましたので、この後、具体的ことについて質問させていただきたいというふうに思います。  それで、次の(2)の質問に移ります。  以前からも、教員のICT機器操作能力の向上については、各校に推進役の教員を抜てきし、その教員を中心に全教員のレベルアップを図っていくことなどを含めて提案させていただきました。  第5次滑川市総合計画によれば、授業にICTを活用して指導する能力に関して、「できる」「ややできる」と回答する教員の割合が令和元年で67.6%となっており、令和7年度にこれを100%にするという目標が記載されております。まず、主取組としてICTに関する資質・能力の向上を図るための教職員の研修を開催するとあります。  そこで、この研修について、どのよう内容のかについて伺います。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  お答えします。  ICT活用能力の向上を図るため、理数教育推進協議会ICT活用推進部会のメンバーとコンピューターコーディネーターや教育センター職員などがチームになって、ICT機器や教育用ソフトウエアの実践的活用方法について12月25日に研修会を行います。  その後、各校において、ICT活用推進委員が中心になって、コンピューターコーディネーターや教育センター職員が学校に出向いて、ソフトウエアの操作方法や授業での活用方法について、小中学校における校内研修を推進していくところございます。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  分かりました。ありがとうございます。  どういいますか、12月25日を皮切りにして、様々、その研修内容を下ろしていくというふうそういうイメージだろうと思います。これからますます、スタートと同時にそういったレベルアップあるいはレベルの維持の研修が必要なかろうかなと思います。これはその都度都度やっていかれるだろうというふうに思っておるわけですけれども、それで、次の(3)の質問に移ります。GIGAスクール構想のICTを活用しての授業への取組について、今質問してきましたが、私は以前から1つ気になっていたことがあります。これは以前にも指摘させていただいたことがあるんですが、昨日の竹原議員もちょっとその点について質問されたかと思います。  それは、最終的には文科省のこの方針は分かると。がしかし、ICTを活用しての授業をするかどうか、この選択の自由は最終的にはあくまでも教員にあるのはないかと。使わない教員への問題に対してどう取り組むのかということがこれから極めて重要になってくるんだろうと思います。  このことに対しての対応をどうするのか、あるいはそのことに対する考えも含めてお伺いをいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  既に各校において整備済みの実物投影機や大型の提示装置などを活用して、ICT教材や教師用デジタル教科書を用いて授業を行っております。1人1台端末を整備することICTを活用した教育の幅が今後一層広がることと考えております。  1人1台端末のソフトウエアなどについては、先ほど教育長が申しましたとおり、一般に使われている文書作成、表計算、それからプレゼンテーションのものを使用しますし、校務で使用しているものと同じものを子どもたちと一緒に使用する予定で考えております。ですから、基本的操作等については支障がないものと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  基本的操作ということは大丈夫あるということんですけども、先ほどのICTを活用して指導する能力に関して、「できる」と「ややできる」が67.6%あるということありましたが、残りの32.4%があるわけですね。つまり、3人に1人は、いわゆる「できる」「ややできる」以外ですから、これはできないと回答されている先生がいるということと思うんですよね。  それで、この問題を言いましたのは、やはり私も以前会社に入ったときは、コンピューターというのはまだまだ浸透していない時代ありましたので、いわゆるコンピューター・ディバイドと、こういう言い方をされますけども、今はデジタル・ディバイドとかという、なかなかその世界に入れない人たちのことをそういうふうに言うわけですけれども、以前は私もそういう立場ありましたので、非常によくその人たちの、その人たちといいますか、なかなか使えない人たち、先生方の気持ちがよく分かるんですね。  例えば10年、20年、自分はこういうやり方で生徒たちに教えてきたと。そして子どもたちを立派に育て上げてきたんという自負と、そういうプライドを持っておられる先生はたくさんおられると思うんですよ。  その先生に対して、はっきり言って、文科省がGIGAスクール構想を掲げましたと、そしてICTを使った教育をある意味やりましょうと、こう言われても、なかなか自分にはそういったプライドもあり、何が問題のかという、そういう先生も必ずいらっしゃると思うんですよ。それがこの32.4%の中には、これは使えないと同時に、はっきり言って、使わんでも俺は教える自信があるんというよう方もいらっしゃるのはないかなというふうに思うわけですね。  まずその関連んですけども、この32.4%の中身、これはどういう内容あったのかというのは把握されているんでしょうか。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  お答えします。  教員の情報活用能力に関する調査は大きく2つに分かれておりまして、1つは、今ほど議員さんがおっしゃられたように、授業にICTを活用して指導する能力に関して「できる」と「ややできる」という問いございます。それに関するあと細かい小設問がありますが、それをトータルした回答が67.6%もう一つありまして、校務や教材づくり等でICTを活用しているかということに対して、同じように「できる」と「ややできる」と回答した先生方は小中合わせて88.1%です。ほぼ9割近くが操作できると言っておりますので、先ほど言いました校務で使っているものの延長線で学習でも使うと言っていますので、全く校務で使っていないという先生は現場にはいないと確信しておりますので、この後、自分が使っているスキルをどう子どもたちと共有しながら授業に活用していくか、その部分に関する研修は今後しっかりと行ってまいりたいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  分かりました。課長が確信されているということありますので、分かりましたと言うしかないんですけれども、では(4)の質問に移ります。  ICT機器を活用した授業に取り組んでおられる先進的事例を調べますと、こういった問題が浮かび上がってきました。やはり教員が使い方が分からず、徐々に使用しなくなる問題が多発しているということが分かってきております。  そこで、この問題を解決するには、授業などをサポートするICTサポーターの存在が非常に重要になってくるものと思われます。  国の基準では、たしか4校に1人といったICTサポーターに対して財政措置がなされていると思っております。現場の負担を減らし、デジタル機器を活用し続けるためには、このICTサポーターを充実させるべく多くの雇用を推進してはどうかと考えますが、当局の考えをお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  1人1台端末をスムーズに活用していくためには、まず運用の初期の体制を充実させることが重要あり、GIGAスクールサポーターを配置すること端末の初期設定や各学校でのICTの活用に関する支援体制が整うものと考えております。  GIGAスクールサポーターによる運用初期のサポートと並行して、これまでの教員が持っているスキルを踏まえ、実態に応じた段階的研修の開催など、ICT活用能力の向上に向けたコンピューターコーディネーターによる支援を行う計画を検討しております。  さらに、クラウドサービスを活用して、教員自らが、実際の授業場面における活用方法の動画や操作マニュアルを情報として共有ファイルにアップすること教員が主体となってICTの活用に関する情報を共有できる体制づくりについて、現在、調査研究しているところございます。  ICT教育の実践事例については全国的に研究が進められているところあり、今後、学校ICT化に向けて、富山大学の山西潤一先生をはじめ、地域ICTクラブなどの県内有識者による助言をいただきながらICT教育の充実に努めてまいります。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  ありがとうございます。  GIGAスクールサポーターといいますのは、私、前回の定例会で質問させていただいて、答弁いただいて認識したところでは、これはいわゆる初期設定とか立ち上げ時においてうまく運用できるようにするというようどちらかというとコンピューターメーカーからのサービスということそのときも私、質問のときに言わせていただいたと思うんですけれども、普通ですと、そのメーカーから何か月間か社員が派遣されて、導入時における様々問題を一緒になって解決して、スムーズ運用に行くためのそういうサポーターのことと思うんですね。これは国からたしか補助が出ていたかと思うんですよ。それはやはり、何といいますか、コンピューターの価格の中にそういったサービスが多分含まれていないから、当然そういったスタッフが必要となってくる。それについては国がちゃんと補助するよという考え方からだろうと思うんですよね。  ちなみに、来年度の滑川市のいわゆるICTサポーターと呼ばれるスタッフ、これは何人ですか。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  2人です。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  少な過ぎると思いますよ。そのICTサポーター、4校に1人。考えてもみてください。例えば仮に1週間5日とすれば、1人が1日1校行くわけですね。そして、教員にしたって6学年全員が、全部が全部それにたけた教員でもないわけですよ。  先ほどから言っているように、そのときに、その瞬間に、これはどうしたらいいかという相談相手がいないから詰まってしまう。それで足踏みしてしまう。こんな授業はやっておられんと、こういうふうになっていって、要するにICT機器を使った授業からだんだんと先生が遠ざかっていくというケースが増えている。それで、どうしているかといったら、そのICTサポーターを1人、2人、3人雇用して充実させている自治体が増えているということわけです。  したがいまして、先ほどいみじくも教育長のほうから、ハード、ソフト、スキルという話が出ました。そういったスキルを補う意味において、先生と教員とに寄り添うICTサポーターが、もう必要ときにすぐサポートできるというよう体制、お金はかかりますよ、当然。人材を雇用するわけですから。そこに、要は滑川市としてそれに予算を見るかどうか。これがやはり私は滑川市におけるGIGAスクール構想が成功するといいますか、うまくいくための一つのポイントになるのはないかなということこのことについて質問させていただいておるわけあります。どうでしょうか。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  コンピューターの操作に関しましては、これまでもコンピューター室に設置してあるデスクトップ型のパソコンを使って子どもたちに指導をしておりました。そういったパソコンが各教室に1台ずつ持ち込まれるということですので、使う指導内容については、基本的にはコンピューター室と同じものも行われることもあります。  それから、教室で使うとなれば、基本的にQRコードを使ったり、それから動画、写真などを使うこともあります。これに関しましても、携帯をふだん使用している方が多いと思うんですが、そういったものの関連で操作も容易にできるものと思っています。  先ほど申しましたように、ICTコーディネーターは段階的にということどの先生もスムーズに移行できることに関しては支援は必要はないかと思うんですが、クラウドを使って共有で文書を作成したり、また見たりと、またオンラインでということになりますと、ある程度学ぶ必要もありますので、そういったものは各学校の状況に応じながら段階的に、時間差ができることも考えられます。学校の中に堪能方が何人かおられて十分対応できる場合もありますので、そういった意味で、各校の実態に応じた段階的対応。そしてもう一つ、新しいことを学ぶ場合、先ほど議員さんが心配しておられました、大変じゃないかということ外部講師の招聘といいますか活用ということも、そういう場面では視野に入れて計画的に進めていきたいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  私の心配が急に終わることを願っております。  では、(5)の質問に移ります。このICTのように大変速いスピードで技術が変わるものも多い中、教員のスキルや知識の習得が全く追いついていかないという問題の背景の一つに、多忙過ぎるということが原因にあるのはないかと指摘されております。  文部科学省が、全国の教育委員会などに、学校と保護者の連絡をなるべくデジタル化するよう求める通知を出しました。デジタル化が円滑に進めば教員の事務作業が減り、その分、教科の研究や授業の準備、生徒指導に当てる時間を増やせるのはないか。保護者にとってもメリットは大きいと言われております。  このデジタル化へどう取り組むのかお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  昨年度、文部科学省の学校業務改善アドバイザーとして、東京学芸大学の高橋淳先生よりクラウドシステムを活用した実践事例を学ぶ機会があり、市内教員のクラウドへの理解が深まりました。そのことを踏まえて、様々業務においてICTの活用を図っているところです。  今ほど議員さんおっしゃいました学校と保護者間の連絡手段として、アンケート作成ツールを活用して回答フォームを配信し、保護者がスマホやPCで回答することで表計算ソフトで自動集計されるというものがあります。これに限らず、校内においても児童・生徒や教員を対象としたアンケートや調査においても集計が容易になり、負担軽減につながります。  授業では、これまで行っていたプリントの印刷、配布、評価、返却という作業について、クラウド上で操作することにより、児童・生徒の学習状況を把握したり、即時に指導に生かしたりするなど、効率よくかつ効果的に授業を進めることができます。  オンライン会議のシステムを利用することにより、研修会や各種の会議において、会場に集まる移動時間を省くことができ、出張によって教員が不在になることで生じる負担を避けることができます。  クラウドサービスを利用して、市内の教員がいつでも閲覧や利用できる共有フォルダを設けることにより、授業で使った指導案やプリント、配布文書を市全体の教員が利用でき、新規に作成する負担を軽減することもできます。  様々場面で教員の業務軽減にICTを活用することができることから、今後とも調査研究を進め、学校現場での活用を進めてまいります。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  よろしくお願いいたします。  それでは、2項目めの防災について質問をいたします。  (1)住宅用火災警報器が設置義務化された2006年から10年以上が経過し、電池の寿命の問題など機器の更新や作動の確認が課題となっております。このことは、第5次総合計画にも記載されているところあります。ある調査によれば、住宅火災で亡くなる方の4割は一酸化炭素中毒が原因あると言われております。一酸化炭素の恐ろしさについては様々指摘されているわけですが、就寝中や酒に酔った状態で一酸化炭素を吸入すると、場合によっては、気づいたときには逃げたくても体が動かなかったり、意識を失って助けを呼ぶこともできなかったりするほどの症状に陥ってしまうことがあると言われております。  現在、住宅用火災警報器には、単体のものあれば煙式と熱式のものがあり、また一酸化炭素も検出できる複合型のタイプのものもあります。  そこで質問ありますが、住宅用火災警報器の更新が必要家庭には、この複合型警報器を推奨すべきと考えますが、当局の見解をお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  按田消防署長。 ○消防署長(按田隆雄君)  それではお答えさせていただきます。  平成18年6月1日に設置義務化された住宅用火災警報器の内蔵電池の交換時期は10年を目安とされており、消防では10年を経過した警報器の取替えをPRしております。  今、議員ご質問の警報器については、火災や換気不備による一酸化炭素中毒は最も危険ため、今後は一酸化炭素ガス検知複合型もPRしてまいりたいと思います。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  よろしくお願いいたします。  それでは次の質問に移ります。ドクターヘリにつきましては今まで何度か質問させていただきました。今回は、(2)消防署のドクターヘリのランデブーポイント舗装整備について伺います。  この件については、令和元年9月定例会において浦田議員から質問がされております。議事録によれば、滑川消防署のグラウンドのヘリポートとしての専用施設整備についての見解を問われ、署長からは、消防署周辺への砂じん等の飛散が多く、現在アスファルト化への措置を検討しておるところあり、来年度、予算要求を出すつもりはおりますと答弁されております。このときの来年度とは、いわゆる今年度のことあります。  今年度まだ予算も計上されておらないところありますが、そこで私は、一刻も早くこの舗装整備をするべきあるとの立場から質問させていただきますが、いつ舗装整備をやられるのかお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  按田消防署長。 ○消防署長(按田隆雄君)  ランデブーポイント周辺の住宅建設並びに店舗等の計画が進むなど環境が著しく変化しております。舗装整備に関して、ドクターヘリ運航会社とアスファルトの厚み並びに防風壁の設置等について協議を進めております。  また、令和3年度よりドクターヘリの機種が変更なされるとの情報があります。整備については引き続き検討してまいりたいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  ということは、これは検討させていただくということありますので、いつということは言えないということありますか。 ○議長(岩城晶巳君)  按田消防署長。 ○消防署長(按田隆雄君)  先ほど申しましたように、ヘリの機種が変更になります。私どもの得ている情報では、今の機種よりも1.5倍以上の重量になると、大きくするということを聞いております。載せてくる人員、医者、看護師等の確保のためにも大きくなるということを聞いております。その旨も踏まえまして、整備に関して再検討したいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  すみません。私、ドクターヘリの機種変は初めて伺ったものですから、分かりました。速やかにまたひとつ、仕様が分かり次第、対応をよろしくお願いいたします。  それでは(3)の質問に移ります。(3)防災情報の発信にLINEを活用してはどうかということあります。  本市では、非常時において、緊急エリアメールの発信とか、ケーブルテレビあるいは防災行政無線などなどで情報発信がされていると思います。それぞれ一長一短があり、お互いに補完しながら整備されていると考えております。  最近、防災情報の発信にLINEを活用して住民に迅速に周知する取組が幾つかの自治体で始まっております。行政のデジタル化の一環として、非常時において正しい情報をプッシュ型で届けることが可能となります。  例えば、滑川市公式LINEアカウントを作成して市民に登録してもらうこと様々情報発信、情報共有ができる極めて有効手段と考えます。当局の見解をお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  櫻井総務課主幹。 ○総務課主幹(櫻井雄一君)  お答えさせていただきます。
     災害時における防災情報の発信につきましては、現在整備中の防災行政無線をはじめ、議員もおっしゃられておりました防災ラジオ、緊急速報メール、市メール配信サービス、広報車、ケーブルテレビ、ホームページ等のあらゆる伝達手段を駆使し、市民の皆様に情報を伝達することとしておりまして、これらの情報から、市民一人一人が自分の命は自分で守るという意識の下、避難行動等を取っていただきたいと考えております。  議員からご提案いただきましたLINEにつきましては、スマートフォン利用者の多くが利用しているアプリの一つありまして、これも議員言っておられましたが、情報伝達の極めて有効手段と考えられますが、迅速に情報を発信するための運用に係る人的負荷があること、また、LINEが使用できる状態あれば、市メール配信サービスによるメールも受信できる状態あることから、まずは市メール配信サービスの登録を促すための周知をしてまいりたいと思います。  その上で、LINEの導入につきましては、防災情報のみならず、市全体の行政情報の発信手段としての活用も含めて、既にLINEを導入している自治体の先進事例等も見ながら、庁内全体で検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  ありがとうございます。  このLINEは非常にユーザーが増えております。例えばママ友さん同士がLINEを通じて情報交換、情報共有をされているとか、昨日も岩城建設部長がLINEで情報共有をすると言っておられました。恐らくグループLINEというやつで、庁内におかれましても、先進的にこのLINEを活用されている建設部長ありますので、何かありましたら建設部長に伺ってもらえれば分かるんじゃないかなと。部長は笑っておられますけども、とにかく非常に前向きに検討していただきたいと、このように思っております。  最後は、やはり自治体は市民により便利手段というものを提供する立場にあるのはないかということを1つ指摘させていただきたいと思っております。  それでは、3項目めのまちづくりについて質問をいたします。これは、ある市民の方から相談がありました件ございます。  まちなか再生事業の市街地空き地空き家活用支援事業に申し込んが、業種が限定されているという理由で断られた。納得がいかないというよう相談ありました。  調べますと、平成20年に創設されたまちなか再生事業の市街地空き地空き家活用支援事業の対象業種が小売業と飲食店となっております。空き家を活用することを優先的に考えるならば、あまりにも門戸が狭過ぎるのはないかなというふうに考えます。  創設から12年を経過した今、事前に資料を取り寄せましたところ、この事業の利用実績ですけれども、12年間で6件ということを聞いております。この創設から12年を経過した今、対象業種を広げるべく見直すべきはないかと考えますが、当局の見解をお聞かせください。 ○議長(岩城晶巳君)  長崎商工水産課長。 ○商工水産課長(長崎一敬君)  市街地空き地空き家活用支援事業は、市街地における人口の減少に伴って空き地や空き家が増加していること、食料品から生活雑貨に至るまで多くの商品を取り扱っていた地域の小売店舗がなくなり、近隣住民の生活の利便性が失われていったこと、飲食店の閉店も増え、市街地のにぎわいが失われつつあったことなどから、空き地・空き家を有効に活用した小売業や飲食店に対し、市街地ににぎわいを取り戻すことを目的として創設されたものございます。  これまで、今ほど議員がおっしゃられましたように、小売業と飲食店を合わせて10件の助成がございまして、市街地のにぎわいの創出を図ってきているところございます。  現在は、事業創設時に比べまして社会情勢等も変化していることから、今後、市街地の空き地・空き家の解消やさらなるにぎわいの創出のため、対象業種の拡大も含めた見直しについて検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  ぜひよろしくお願いいたします。  それでは、最後の4項目めの環境について質問いたします。  近年、国内外で相次ぐ異常気象は、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスによる地球温暖化が原因とされております。  菅首相は10月臨時国会の所信表明演説で、2050年までに国内の温室効果ガス排出を実質ゼロにする脱炭素社会の実現を表明いたしました。さらに、新聞報道によりますと、環境省が地球温暖化対策推進法を改正し、50年排出ゼロの数値目標を条文に明記する方針が固まったとあります。今や、国策として脱炭素社会の実現に向けて動き出したと言えます。  本市の地球温暖化対策の取組については、第2次滑川市地球温暖化対策実行計画で述べられております。対象期間は平成28年3月から5年間、来年の3月まであります。現在は第3次の実行計画を策定中あろうかと思います。  また、この計画は、今改正されようとしております地球温暖化対策推進法に依拠していると認識しております。  そこで質問ですが、本市の実行計画、第3次ですね。この国が目指す脱炭素社会に沿ったものになるのかお伺いをいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  石坂生活環境課主幹。 ○生活環境課主幹(石坂康仁君)  それではお答えいたします。  地球温暖化対策の推進に関する法律において、都道府県及び市町村は、その区域の自然的・社会的条件に応じて、温室効果ガス排出の抑制等のための総合的かつ計画的施策を策定し、実施するよう努めるものとされていることから、今ほど議員がおっしゃられましたように、平成27年度に市が自ら行う全ての事務及び事業を対象に、計画期間を平成28年度から令和2年度とした第2次滑川市地球温暖化対策実行計画を策定し、二酸化炭素等の温室効果ガス排出量の削減に取り組んできたところございます。  今年度は計画期間の最終年度あるため、現在、次期計画の内容を精査中ございまして、他の自治体の先進的取組を調査研究するとともに、効果的取組を第3次滑川市地球温暖化対策実行計画に盛り込みたいと考えてございます。  なお、国は、先ほど議員がおっしゃられましたように、2050年二酸化炭素排出実質ゼロを表明しておりまして、今後、国を挙げて脱炭素社会に沿った取組が進められていくことから、本市におきましても、国に歩調を合わせた取組を推進してまいりたいと考えてございます。  以上ございます。 ○議長(岩城晶巳君)  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  尾崎議員には、脱炭素をよく挙げていただきました。ありがとうございました。  手短話から始めるとすれば、小水力、まだ3つも4つも造る場所があると聞いておりながら、早月沿岸では助川が終わった後、何の動きもありませんので、これを推進し一歩でも近づけたいというのが今の具体的方法の一つに入るかと思います。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  ありがとうございます。  ちょっともう時間も来ておるんですけども、最終的に私、今市長からゼロカーボンシティー宣言をするという言葉をいただけるのかなと期待をしておったんですけども、いずれにしても、国が数値目標を条文に入れるということは非常に大きいことと思います。もう既に姉妹都市ある那須塩原市さんとか小諸市さんは宣言をされております。滑川市も、いわゆる1人当たりの工業出荷額が富山県一という、そういう角度からすれば、非常にエネルギーコストが大きい都市あろうと思います。そういう観点からしても、滑川市が旗振り役となって脱炭素社会を目指すという宣言をし、そして行動を取っていくということは非常に効果も絶大あるというふうに考えております。  そういうことも含めて、できましたら3月のこの計画発表時において、市長が記者会見でもされて、脱炭素社会を目指すと力強く宣言していただくことを期待して、質問を終わります。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  暫時休憩いたします。  再開は午後2時30分からといたします。                 午後2時20分休憩                 午後2時30分再開 ○議長(岩城晶巳君)  休憩前に引き続き本会議を開きます。  3番脇坂章夫君。 ○3番(脇坂章夫君)  それでは、あらかじめ通告してあります下記のとおりについて質問をいたします。  まず大きい1項目めですが、東加積小学校の小規模特認校制度について3点お伺いいたします。  昨日、中川議員の代表質問、そして大浦議員一般質問で取り上げられ、大変注目しておると、私はそのように思っております。  以前から東加積小学校に入学する児童が年々少なくなってきており、いつものことですが、東加積地区へ来られて市長と語る会では、いつも東加積小学校は大丈夫かなという存続のいろいろ発言が出ています。その都度、上田市長から、私が市長の間は東加積小学校をしっかり守ると発表されておりましたので心強く思っておりました。しかし、時の流れとともに、当地区に新たに来る人もだんだん少なくなり、ただただ人間が減っていくのを心配しているところございます。  地域の皆さんは、毎年3月になると、卒業する児童の成長を喜び、そして4月には入学する子どもたちの頭数を数えております。  そして、今回、突然、東加積小学校小規模特認校のニュースを聞いたときに、私は、あっ、その手があったかと飛び上がって喜びました。朝、子どもたちと登校に一緒に歩いておるときですが、正門の前で校長先生と会い、いやあ、東加積小学校が特認校になったねという話をすると、先生はにこっとされて、一日でも早く、一人でも多く東加積小学校に来てくれるのを待っておいです。  私は、最近使われなくなった言葉ですが、先生の心境は「早く来て、この指止まれ」ではないかと思っております。  そこで、(1)番の制度の導入への経緯についてお伺いいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  お答えします。  東加積小学校において児童数が減少してきていることから、複式学級の解消に係る要望書が東加積地区自治会連合会及び東加積小学校PTAから提出されたところあります。  このことを踏まえ、今後の東加積小学校の児童数の推移や、県の複式学級の編制基準及び教職員配置基準を勘案し、本市における制度の導入を検討しました。  8月28日に開催した総合教育会議において制度の導入について報告し、教育委員会にて承認され、9月9日の総務文教消防委員会にて制度の導入を報告したところあります。  10月17日、東加積小学校において、土曜授業の授業参観の日に合わせて、ランチルームにおいて保護者対象の説明会を開催いたしました。その後、広報への掲載、市内小学校や保育所、保育園、幼稚園、認定こども園へのチラシの配布、市役所や小学校のホームページへの掲載により、小規模特認校の周知を行ったところあります。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  脇坂章夫君。 ○3番(脇坂章夫君)  ありがとうございました。  経過についてですけれども、総務文教消防委員会での説明、そして東加積小学校のランチルームでの説明とありましたけども、そのときについて、制度の発表の際の関係箇所、2か所ですけども、どのよう質問があったか、ちょっと聞かせていただきたいと思います。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  制度に関する質問といたしましては、総合教育会議や教育委員会では、東加積小学校の魅力についての質問があり、総務文教消防委員会では、特別支援学級の入級について、制度を活用して転入する児童の入級は可能であるかなどの質問がございました。東加積小学校での保護者説明会では、中学校への進学について質問がありました。東加積小学校の児童の進学先は早月中学校ありますが、滑川中学校区から転入学している児童については就学指定校ある滑川中学校に入学することとなりますが、個別の事情を考慮して指定校変更を行うこともありますと回答しております。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  脇坂章夫君。 ○3番(脇坂章夫君)  ありがとうございました。  次は、(3)番目の東加積地区での説明会を開催する予定があるかということをお伺いいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  これまで市の広報にて周知したところあり、今後、学校と地域が集まる行事などの機会の際、その場を利用して、地域の方々からの理解と協力を引き続き得られるよう努めてまいりたいと考えております。 ○議長(岩城晶巳君)  脇坂章夫君。 ○3番(脇坂章夫君)  ありがとうございました。ぜひ発表をひとつよろしくお願いいたします。  次は、この東加積小学校は大変見晴らしのいいところので、四季折々の立山連峰、そして富山平野を一望に眺める環境のいいところあります。  先日も小学校の子どもと学校へ行ったときに、富山平野をきれいに囲むように虹が出ておりまして、子どもたちから虹が出とるよと。先生と話ししたところ、東加積小学校の学校を包むかのように富山市側に虹が出ておりました。ああ、これは何ちゅういいとこやと、そういうふうに思っていたところです。  私からもお願いです。この東加積小学校にぜひ来ていただきたいと、そのように思っております。  次は大きい2番目の項目、新型コロナウイルスに関する質問ですが、これは昨日、各議員から多々質問がありましたので、重複するところはあるかと思いますが、ひとつよろしくお願いします。  昨年の12月に私はここで手話を交えて少し発表したかと、そういうふうに思っております。昨年の12月に中国で原因不明のウイルス患者が相次いで発生し、今年の1月16日に日本国内で初の感染者が確認されてから早くも1年がたとうとしております。この1年の間にコロナ波が第1波、第2波と来まして、現在は第3波になったとも言われております。今、新型コロナウイルスの感染者の拡大がものすごい勢いで増加をしております。間もなく年末年始、進学、就職、転勤等で大移動が予想されるところございます。  そこで、その対策についてどうかお伺いいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  結城市民健康センター所長。 ○市民健康センター所長(結城幹子君)  お答えいたします。  これからの時期は、年末年始による人の移動や、それに伴う飲酒や会食の機会が増えることが予想されております。  予防対策として、広報12月号と併せて全世帯に年末年始に感染を拡大させないための留意点についての啓発チラシを配布するとともに、市ホームページやケーブルテレビを通じて、国の感染症対策分科会から提言された感染リスクが高まる5つの場面及び感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫について、広く普及啓発を行ったところございます。  また、市内事業主の方に対しても、商工会議所を通じて啓発チラシの配布を依頼しております。  今後も県内外の発生、流行の動向や各地区の感染拡大警報等の状況を注視しながら、各時期に適合した感染予防の普及啓発をはじめとし、市民の皆様の協力をお願いしながら感染拡大防止対策に取り組んでまいりたいと考えております。  以上ございます。 ○議長(岩城晶巳君)  脇坂章夫君。 ○3番(脇坂章夫君)  ありがとうございました。  担当者の皆さんは大変忙しいと思いますけれども、市民の一番近いところにおられます。ぜひかゆいところに手が届くようケアをひとつよろしくお願いいたします。  次は、大きい3項目めのフードドライブについてお伺いいたします。  まず、社会福祉協議会では「フードドライブ ~食品でつなごう~」をキャッチフレーズに、(資料を示す)見られたと思いますけども、こういったチラシで皆さんにお願いが出ております。そして、眠っている食品の大募集が行われています。  そこで、(1)番の現在までの提供物資の状況についてお伺いいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  それではお答えいたします。  フードドライブは、家庭などで食べ切れない、余っている食品を持ち寄り、食品を必要とする人や施設、団体に提供する活動です。  滑川市では、市社会福祉協議会が本年10月から開始したところ、11月末現在で57名の方からお米約300キロ、缶詰、レトルト食品など714点の温かい寄附があり、生活に困窮している方、延べ9名と5団体にお渡しすることができたとのことございました。 ○議長(岩城晶巳君)  脇坂章夫君。 ○3番(脇坂章夫君)  ありがとうございました。
     ここに書いてあると思いますけれども、12月25日までがその期限の期日で、もう間もなくです。  そのことから、(2)の受付期間についての延長は考えられないかお伺いいたします。  新型コロナウイルスはまだまだ衰える気配がありません。ますます感染が広がっております。この状態では、まだまだ食品を必要とされる方が増えると思います。  そこで、この期間を延長する考えはないかお伺いいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  社会福祉協議会のほうは、当初12月25日に寄附の受付を終了する予定としておりました。しかしながら、当事業は大変好評あり、存続を望む声が多数上がっていることから、終了期間を設けず、ニーズがある限り続けることを決定しております。 ○議長(岩城晶巳君)  脇坂章夫君。 ○3番(脇坂章夫君)  ということは、期限は書いてあるけど、受付は随時、いつまでもやっておりますよと、そういうことございますね。ありがとうございました。  それでは、(3)の寄附を受けられた方々の何か要望事項があったら聞かせていただきたいと思います。 ○議長(岩城晶巳君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  寄附を受けられた方からは、温かい気持ちになれた、困っていたのでとても助かった、これからも続けてほしいといった声が寄せられております。ほとんどが感謝の声とのことございました。 ○議長(岩城晶巳君)  脇坂章夫君。 ○3番(脇坂章夫君)  ありがとうございました。  小さい子どもさんがおる家庭もあるかと思いますけれども、やはり困っておられる方には温かい手を差し伸べるのは重要と私は思っております。どうもありがとうございました。  次は、大きい4項目めの富山県知事選についてお伺いいたします。  さきの10月25日に投開票があり、新人の新田八朗氏が現職の石井隆一氏、新人の川渕映子氏を抑えて初当選されました。これは皆さん方のご承知のとおりございます。  そして、6月に上田市長は即断即決で新田八朗氏への支持を表明されました。  また、これは結果を見てですけれども、県内15首長さんの中で石井氏を支持されたのは13名、新田氏を支持されたのは森富山市長と滑川市長の上田さんの2名あります。  そこで、今後の市政への取組を含めて、市長の新田八朗氏支持への即断即決についてお伺いいたします。 ○議長(岩城晶巳君)  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  この種の質問はなかなかない質問ありまして、どう答えればいいか迷っておるのが心境あります。  ところで、私が新田さんを推したというのは、誰に頼まれたからはありません。一有権者として、市長という立場もベースに置かないで、新田氏個人を信頼できる人ということ人物評価の上、ひとつ頑張ってもらいたいということ皆さんと一緒、県民と一緒、県民の一人として、純粋気持ちで新田さんの支援をしたわけです。  いろいろ申し上げれば石井知事の悪口ばかりになることになりますから、言うのは避けたいとは思いますが、石井さんの16年前の初当選のときは、私が自民党の滑川市連の支部長、長勢甚遠氏が県連会長、そういう中にありまして、一等最初に新田さんの名前を挙げて滑川市は推すと言ったのは、もちろんお母さんの高橋さんが滑川の人あるからということの理由で、そしてまた、県庁の中が行政として少し堅く硬直化していると、県庁そのもの全体に少し活気がつかなきゃいけないという、これも純粋気持ちで、新田さんを私自身が推薦したということございます。ありますから、その心に従って16年間支援をしてきたわけです。  ところで、16年がたちました。しかし、選挙の前は、県の職員が極めてコチコチになっていると。何か心に弾力性がない、こういう形の県政ありましたので、やっぱりここは変わり時あろうと。北陸新幹線も努力されたし、よく頑張られたと、このよう評価もしながら、一つの節目として交代時期はないかということを感じております。  具体的に申しまして、一番私が困りましたのは、年に一回の県に対する要望あります。要望、原議長も一緒に今年同行しました。  そこで、行く前にうちの幹部のみんなに言っていたんですが、知事の滑川の要望を聞く時間指定がございまして、今年の場合は11時45分から12時の15分間ありました。ましてや、県に対する要望は40項目。絞ってこいというので3項目に絞りました。ありますが、話は聞かれたのありますが、聞くだけというよう感じで、あんまり誠意のある答えは出ないんですが、ここ二、三年続けてですけども、時間が来ると、袖のドアから秘書が出てきて、知事に時間ですと言って、最後まで親しく私どもの話を聞いてくれない。いわゆる市町村の一番大事年に一回の要望を真剣に聞いてもらえなかった。これが甚だ残念あります。今年もやるよと言っていたら、案の定5分遅れてきた上に、時間どおりの15分の予定が10分で打切りになりました。こういう市町村の言うこと、要望をしっかり聞けない知事は要らない。はっきり言ってそのとおりあります。ありますので、石井さんの頑張られた評価は評価として、よく頑張っていただきましたが、市町村のことに真剣にならない。市町村があっての県庁と思っています。県民の心に心が下りてこない。偉い人ばっかりのほうを向いている。そういう方は知事として私はいかがものかという思いでおりましたので、新田さんの人柄、そして新しい民間の経営手法を取り入れて、ひとつ近代経営をしっかりやってもらう。県庁が活気づく、富山県が活気づく。ワンチーム富山を標榜された新田氏に同調したわけございます。  ただ、私が支援したからといって、新田氏のところへ行って何か特別利益を得ようとは思いません。今言いましたように、市の要望等を含めて、いろんなまた相談事があれば素直に行きます。素直に相談に乗ってもらえばいいんで、特別ことを考えない。特別以上のことを考えなくてもいいくらいに課題がいっぱいありますので、しっかりと新田さんに滑川を理解いただくようにお願いをする。選挙にかかわらず15市町村長と同じように、1人として頑張ってまいりたい。特別関係ではあってはいけない。そのことを申し上げて、答弁に代えさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(岩城晶巳君)  脇坂章夫君。 ○3番(脇坂章夫君)  どうも市長、ありがとうございました。  私たち政治家というものは、常に即断即決、これが求められております。今、市長のほうから聞きましたとおり、市長なりの即断即決があったと、そういうふうに伺っております。それでよく分かりました。  私はこれを1つ聞きたかったので、これで私の質問を終わります。  以上で私の質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(岩城晶巳君)  これをもって、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を終結いたします。          ──────────◇────────── ◎議案の委員会付託 ○議長(岩城晶巳君)  日程第2、議案の委員会付託を行います。  今定例会に提出されております議案第71号から議案第84号まで及び諮問第1号につきましては、お手元に配付してある議案審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしますので、会議日程に従い、本会議休会中に調査、審査を願います。  お諮りいたします。  議案調査等のため、12月16日から18日までの3日間休会といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岩城晶巳君)  ご異議なしと認めます。  よって、12月16日から18日までの3日間は休会とすることに決定いたしました。  なお、12月19日及び20日の2日間は、市の休日のため休会となっております。  12月21日、午前11時から本会議を開き、各委員長の報告を求め、質疑、討論並びに採決を行います。  討論を希望される方は、12月21日、午前9時まで議長宛てに通告を願います。  本日はこれにて散会いたします。                午後2時58分散会...