滑川市議会 > 2019-12-10 >
令和元年12月定例会(第3号12月10日)

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  1. 滑川市議会 2019-12-10
    令和元年12月定例会(第3号12月10日)


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    最終取得日: 2021-09-21
    令和元年12月定例会(第3号12月10日)                  令和元年12月           滑川市議会定例会会議録 第3号 令和元年12月10日(火曜日)          ──────────────────────              議 事 日 程   第 3 号                        令和元年12月10日(火)午前10時開議 第 1  市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑 第 2  議案の委員会付託 第 3  陳情の委員会付託          ──────────◇──────────                本日の会議に付した事件 日程第1 市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑 日程第2 議案の委員会付託 日程第3 陳情の委員会付託          ──────────◇────────── 出席議員(13名)     2番 大 浦 豊 貴 君    3番 脇 坂 章 夫 君     4番 青 山 幸 生 君    5番 角 川 真 人 君
        6番 竹 原 正 人 君    7番 尾 崎 照 雄 君     9番 原     明 君    10番 岩 城 晶 巳 君     11番 古 沢 利 之 君    12番 浦 田 竹 昭 君     13番 開 田 晃 江 君    14番 中 川   勲 君     15番 高 橋 久 光 君 欠席議員(なし)  欠  員(2名)     1番、8番          ──────────◇──────────              説明のため出席した者の職・氏名  市長                        上 田 昌 孝 君  副市長                       石 川 忠 志 君  総務部長企画政策課長兼務財政課長兼務税務課長兼務  石 坂   稔 君  企画政策課主幹                   相 沢 卓 巳 君  総務部参事総務課長事務取扱             澤 口 幸 二 君  総務部参事(消防署長)               按 田 隆 雄 君  財政課主幹                     奥 村 勝 俊 君  営繕課長                      川 岸 弘 明 君  税務課主幹                     高 倉 晋 二 君  産業民生部長生活環境課長兼務            藤 田 博 明 君  市民課長                      石 川 久 勝 君  市民健康センター所長                結 城 幹 子 君  生活環境課主幹                   石 坂 康 仁 君  福祉介護課長                    石 川 美 香 君  産業民生部次長海洋資源振興課長事務取扱観光課長兼務 網 谷 卓 朗 君  商工水産課長                    長 崎 一 敬 君  農林課長                      黒 川 茂 樹 君  建設部長                      藤 名 晴 人 君  まちづくり課長                   石 井 正 広 君  建設部参事建設課長事務取扱             岩 城 義 隆 君  公園緑地課長                    荒 俣 哲 也 君  上下水道課長                    長 瀬   斉 君  会計管理者会計課長事務取扱             菅 沼 久 乃 君  監査委員事務局長                  伊 井 義 紀 君  教育長                       伊 東   眞 君  教育委員会事務局長スポーツ課長事務取扱       上 田 博 之 君  学務課長                      広 田 積 芳 君  生涯学習課長                    地 崎 紀 子 君  子ども課長                     落 合 真理子 君          ──────────◇──────────          職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名  事務局長                      妻 木 朋 子          ──────────◇────────── ◎午前10時00分開議 ○議長(原 明君)  おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。          ──────────◇────────── ◎市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑 ○議長(原 明君)  日程第1、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。  通告がありますので、順次発言を許します。  4番青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  おはようございます。  朝1番ですので、元気よくいきたいと思っています。よろしくお願いします。  それでは、通告に従いまして以下の質問を行います。  大きな1、人口増加についてであります。  もうこの質問は、何度もしてまいりました。内閣府のホームページでは、合計特殊出生率の年次推移を見ると、第1次ベビーブーム期には4.3を超えていたが、1950年以降急激に低下しました。その後、第2次ベビーブーム期を含めほぼ2.1で推移していたが、1975年に2.0を下回ってから再び低下傾向になりました。1989年には、それまで最低であった1966年、いわゆる丙午の数値を下回る1.57を記録し、さらに2005年には過去最低である1.26まで落ち込んだと記入されております。  2018年は、出生率1.42と人口の出生数91.8万人となり、3年連続で100万人を割ったところであります。  そこで、(1)滑川市の過去5年間の出生率推移はどうか。お願いします。 ○議長(原 明君)  答弁に先立ち、理事者側の皆さんに申し上げます。  答弁にあたっては、質問の内容や趣旨を的確に把握されたうえで、要点を簡潔に、かつ明瞭に答弁されるようお願いいたします。  相沢企画政策課主幹。 ○企画政策課主幹(相沢卓巳君)  おはようございます。それではお答えいたします。  過去5年間の出生率の推移ということで、合計特殊出生率についてでございますが、合計特殊出生率、県下の公式のものにつきましては、5年に1度発表されているものでございます。直近の5年間分につきましてはまだ公表されておりませんので市のほうで算出した数字ということでお答えさせていただきます。  平成25年の数値につきましては1.60、平成26年につきましては1.53、平成27年につきましては1.66、平成28年につきましては1.51、平成29年につきましては1.63になっております。なお平成30年の分につきましては、算出の根拠となる数字がまだ公表されておりませんので現時点で未確定ということになってございます。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  今ほどの答弁ですと、徐々には上がってきて、移動平均線でも引けば右肩上がりで上っているというふうに聞こえましたし、市の政策がうまく合致しているんじゃないかなというふうに思っています。数字上は少しずつ改善しております。この出生率がとにかく上がらなければ人口減少に歯どめがききません。  今回この質問をつくるにあたって参考にさせていただいた書籍は、河合雅司著の『未来の地図帳』であります。この本でも著者が言っているとおり「自分が生活の基盤を置く小さなエリアさえうまくいけばいいといった考え方につきあっている暇はない」ということで、人口減少で日本全体が衰退しかねない状況をどうやって社会を麻痺させずに豊かに人生を送れるかをこの先我々は真剣に考えなければなりません。  まず、そうは言っても、構造的な状況を手短に言えば東京一極集中です。東京、埼玉、千葉、神奈川の東京圏へ2018年では13万9,868人の転入超過となりました。増えたわけです。これで23年連続転入超過です。そして、その人口を受け入れるため、2003年から2018年までの15年間で、15階以上のタワーマンションが東京に17万戸増えている状況であります。その東京の出生率は1.20ですので、地方から人口は送るけれども、送った人口に対してあまりそこでは子どもを産まないということで、よって国全体での人口減少になると。こういうわけであります。  全国的な流れを見ながら、プラスしながら考えなきゃいけないんですけども、いろいろなセミナーを見ていても、右肩下がりの全国的なグラフばかり見せられて、多分皆さん「ああそうだね」というそれだけだと思っております。一番大事なのは、やはり足元の統計を知らなければ議論は進まないとも考えております。  さて、事前にいただいた資料には、滑川市の人口移動の動向一覧、平成27年11名、28年98名、29年73名、30年76名、令和元年10月までで83名のいずれも転入超過です。滑川市ですよ。しかし、出生から亡くなった方を引いた自然減は、毎年120名から170名ほどで、人口は減っております。ことし令和元年は、何と自然減が56なので現在27名の増加となっていて、非常に、要は社会増も自然減も含めても増加となっており、うれしく思っております。外国人の方も、毎年20名から70名ほど増えている現状です。  そこで、(2)でございます。  市町村別県内移動者数では、男性より女性の転出数が多い。市としてどんな見解か伺います。 ○議長(原 明君)  相沢企画政策課主幹。 ○企画政策課主幹(相沢卓巳君)  近年の市町村別の県内移動者数、滑川市と県内の各自治体間での移動の状況でございますが、その数を見ますと、男性は継続して転入数が転出数を上回っている一方でございますが、女性につきましては、多くの年におきまして転出数が転入数を上回っているという状況になってございます。  女性の転出超過につきましては、さまざまな理由がいろいろなところで言われているところでございますが、特に若年層の方、20代から30代にかけてでございますが、の富山市への転出数が転入数を大幅に上回っているということが主な要因と考えてございます。  こういった富山市への女性の転出については、細かい分析というのはなかなか難しいところでございますが、例えば婚姻や就労、もしくはお互いの勤務地の近さを考えて、じゃ富山に行こうかとか、そういったような理由などが一因というふうに考えてございます。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  今ほど言われたような答弁でありますけれども、定量的に見ながら定性的に考えていくということで、基本的に私も同じ考えでありますけれども、一応このへんもいろいろつくってきたものがあるので、提示しながら、お互いの認識を合わせていきたいなというふうに思っております。  関連しますので、次の質問にまいります。  (3)滑川市の年齢、5歳階級男女別転入転出者数を見て当局の見解をお願いします。 ○議長(原 明君)  相沢企画政策課主幹。 ○企画政策課主幹(相沢卓巳君)  年齢別、男女別の転入転出者数、これは県外も含めた数字であるかと思いますが、その推移を見ますと、やはり先ほど申しましたとおり、10代の後半、高校卒業の就学にあたる時期かと思いますが、この間20代前半にかけての転出が顕著に見られるところでございますが、先に申しましたとおり、県内であれば富山市への転出や、もしくは就学や就職時においては関東圏へ転出される傾向が続いているということが要因というふうに考えてございます。  一方、ここ数年つきましては、男女ともに30代半ばの方の転入数というものは増加している状況にございます。またそれとともに、乳幼児の転入も顕著に見られるところでございます。こういったようなことにつきましては、これまでの第2子以降の保育料無料化や、中学生までの医療費助成など、そういった本市独自の子育て支援施策、そういったようなものが功を奏しまして、出産時期、出産や家を建てるといった新築を機に市内に転入される、そういった子育て世代が増加しているものというふうに捉えております。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  おおむね同じ展開なんですけれども、今フリップを大きく出していただいているとおり、まとめてまいりました。今のお話、ほぼまとめてまいりました。私も正直つくってみて、目からうろこでして、統計を読み解いてお互いの認識を、これまで以上にしっかりしようというふうに思っております。  (資料を示す)この図は、平成29年10月から30年までの滑川市、県内の移動者数の差し引き人数です。例えば、富山市への転入数は年間293名、転出259名を引いた数がプラス34というふうになっております。矢印を、青ですね、見ていただければそのとおりだと思います。このぐらいで見てみますと、おもしろいことがわかります。どうも先ほど言われたとおり、どの市町村も県庁所在地でなおかつ中核市の富山市に近づきたいということがわかります。  しかし、当の富山市から滑川市へ、34名の転入超過で、近くにはよるんですけれども、富山市からもらっているという状況がこれで見てわかります。34名の転入超過でこちらに来ている人数が多いということです。そういった事実がありますということで、そして上市町、魚津市、黒部市、朝日町からは全て転入超過ということで、滑川市は舟橋村、そして立山町へ転出超過しているんです。これは滑川市より富山市に近いですもんね。いわゆる富山市に近づきたいニーズがこれで見てとれます。  呉西側にも8名ほど転出超過となっており、市全体では、県内の移動は年間529名市外に出て、597名滑川へ来ていただいているということになります。  次は男性です。250名出て、325名滑川へ移動しています。県内移動では、滑川市は富山市と魚津市から大人気であります。54名と、20名入ってきておりますから、これはすごい転入超過となっております。5歳階級年代別の移動を確認したら、一番多い移動年代の20代は、195名県外市外へと出ていますが、市内に企業がいっぱいあるため、それを上回る202名が滑川へ来ており転入超過です。  また次に多い移動年代は30代で132名が県外市外へ移動し、127名が滑川に転入しています。この30代に関しては、5名の転出超過、少なくなっています。恐らく、先ほどおっしゃられたとおり、転勤などが理由に挙げられると思います。  一番減っていたのは、10歳から14歳でマイナス4名でした。この年代は、小学生5年から中学生2年の年なので、中学生に上がるタイミングでの移動でしょうか。理由は正直はっきりしませんでした。  次は女性です(資料を示す)。よく見ていただいたらわかるとおり、ここで初めて富山市の矢印方向が変わりました。差し引きマイナス20名ですが、女性は中核市に近づきたいということでしょうか。また、5歳階級で移動の多い年代を見てみますと、全体的に20代の191名、30代の95名を転出しておりますが、両年度ではありがたいことに、20代、先ほどおっしゃられたとおり、14名、30代は16名の転入超過。増えております。いわゆる子育て世代の流入が多いのが見てとれます。  では、この図に反映されている年代は、15歳から19歳の県内の転出19名が響いて、この年代は15から19と言っても多分恐らく18、19なんだと思います。この年代は10名の転出超過。出ているんですね。若年の女性が出ている。滑川市から県内の中で出ている。我々も滑川高校生との懇談会では、富山市みたいにスターバックスが欲しいとか、遊ぶところがないとか、意見を多く聞きます。まさにこの数字にあらわれているのではないでしょうか。そのへんの当局の見解をお願いします。
    ○議長(原 明君)  相沢企画政策課主幹。 ○企画政策課主幹(相沢卓巳君)  今ほど議員ご指摘のとおり、やはり高校卒業してからの移動というものが顕著にあらわれているものと考えております。男性女性別のニーズというのはなかなか捉えるのが難しいところでございますが、やはり高校卒業するということで就学もしくは就職という時期になれば、例えば女性の方ですと比較的サービス業につかれる方が多いと想定した場合に、滑川市よりも富山市を含めた、そういったサービス業、業種が多いようなところに就職をするというときに、近場に住もうかとか、それとあわせまして、そういった商店といったようなものの魅力とかそういったようなものが影響して、特にその年代についての富山市のほうへの転出というのが見られるかと思います。  県内で言いましても、例えば滑川であれば富山市への流入が多いということもありまして、ほかの地区から見ると高岡市、新川のほうでは魚津市というふうに、やはりそういった商業圏、サービス業、そういったようなものが比較的多い市町村に周りのところから集まるという傾向も見てとれるように考えておりますので、そういったような部分が一因にあるのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  その見解を得て、企画政策課として女性が残る方法とか、何か考えられたことはありますか。 ○議長(原 明君)  相沢企画政策課主幹。 ○企画政策課主幹(相沢卓巳君)  そういったようなものを日々考えながらもなかなか直接的にこれはというようなものを、ちょっと思い至っていないところが現状でございます。  ただ、例えばそういった若年の方、女性男性問わず、やはり何かしら嗜好がありますので、どうしても転出してしまうんです。それを妨げられないというものであっても、それをいかに実際生活の拠点として将来的に滑川のほうをまた選んでいただく、戻っていただけるか。  それは、女性であれば特に子育てということであれば、先ほど申しましたとおり本市独自の子育て施策が、やはりそういったような部分で評価を受けまして、一旦富山市とか市外に移った方でも、やはり滑川もしくはご実家の近くとか、そういった理由で滑川に戻ってきていただいている。そういったような傾向も見てとれますので、そういった部分で今後も充実させるよう努めていければというふうに思っております。 ○議長(原 明君)  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  今の質問の中で、多少テクニックめいた話に傾いているということを、私は危惧しております。  この人口問題は、そう簡単に分析をして結論づけるわけにはいかない。そこで問題は、個別家庭の、いわゆる子どもを1人じゃなくて2人産んでいただく、3人産んででいただく、こういうことに力点を置かないと、取った取られたという市町村の競争が始まると、これは邪道だと思っています。  ですから、成人式には、大きな声を上げて、滑川へ帰ってこいと学生たち、都会に行った子どもたちに声をかける。おととしの成人式の後、Net3でインタビューを女の子にしていたら、私卒業したら必ず滑川へ帰ってくるわという子が2人も3人もいた。大変うれしい思いでおりました。  でありますから、今、滑川の住みよい町の全国31番とか、財政的な問題とか、総合的な判断でも東洋経済が出した、都市間のランクは、全て富山県の上位にあります。こういういい町だということの浸透を図って、滑川で安心して産んでいただけること。安心して産んで、安心して育てられる、そんなまちをつくっていくことは大事だと思っています。  特に近隣は、人口増のためのテクニックに溺れているところがある。これが一番危険だと思っています。一番肝心なのは、その町できちっと子どもが微増に近い数で生まれてくれることを期待してやまないところであります。  以上です。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  私も冒頭申し上げたとおり、一応テクニック的なことはやっているんですが、聞いていただきたいのは、いわゆる小さいところの器だけで考えるのはよくないということを、著者の言葉を使って最初に申し上げたようなそういうことで、現状を見ながらどうやって増やしていくか、私はすごく広い感覚でもちろん考えています。  なぜかというならば、滑川市は子ども政策がすごくよくて、他市町村で2人しか生まれてない子が滑川に来たら3人目だよと言って生んでくれば、市どころか、県で人口増加ですし、国で見ても人口増加になるわけです。ということは、どこでもいいんです。どこでも人口増加にできるような自治体を増やすことが重要であって、恐らく、ちょっと逆説的になりますけれども、気持ちは一緒だと思っておりますので、ぜひ誤解のないようにお願いします。  また、他に多い数字では……。これは傾向を言っているんですよ。傾向を一緒に、我々と、また市民の方と、意識を合わせてきたということです。  他に多い数字では、女性の65歳から69歳は4名の転出超過。これは恐らく老後に向けた富山市内のタワーマンションへの引っ越しだと考えております。実際、私の周りに何人かいます。  その次は85歳から89歳の転出超過は出ていますね。85歳から89歳まで出るんですよ。びっくりしませんか。この転出超過は8名。そのうち県外が5名ですので、都会に出た息子、娘さんが母の看取りを含め、都会に呼び寄せたというふうに僕は理解しているんです。そういった認識であります。  そういったことを含めて、企画政策課で今後いろいろなことのメニューを考えていただいて、多角的に人口増加についてやっていただきたいということでありますので、一応そういった部分で今統計を一つ表にまとめて持ってまいりました。  さて、次の質問にまいります。  滑川市では、第2子保育料完全無料、中学校までの医療費助成、児童館や子ども図書館などの子育て施設などの充実をしてきました。そこで今回はさらに拡充するためのシステム改修費74万8,000円、(4)です。高校生等医療費給付費についての詳細はどうか、財源は既に試算しているのか。お願いします。 ○議長(原 明君)  落合子ども課長。 ○子ども課長(落合真理子君)  それではお答えいたします。  高校生等医療費医療給付費は、義務教育終了後の高校生の親の支援を充実させるため、通院、入院に係る医療費の自己負担分を無料化するもので、来年4月から新たにスタートさせたいと考えております。  助成方法につきましては、現行の子ども医療費助成と同様に、原則として、医療機関での窓口負担が生じない現物給付による実施にしたいと考えており、今後、市、内外の各医師会や医療機関等との協定の結び直しなど、各団体の協力も得る必要がございます。  給付費につきましては、昨年度の中学生医療費助成の実績額約1,600万円をもとに試算しており、金額としては1,700万円程度を見込んでおります。今後精査していく必要がございます。  令和2年度当初予算での計上となりますので、今後の予算編成にあたり、財源等見ながらさらに検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  1,700万程度見込んでいるということで、4月から進める事業だということで認識しました。非常に、もう新聞等々で出てしまったので、すごい市民の方から、近い年代の親御さんが多いので、やったね、やったねと言われております。ただ子ども政策なので、誰かにどうのこうのという話じゃなくて、人口の増加についての1つのメニューでありますのでそういった認識です。 ○議長(原 明君)  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  消費税絡みの、子どもの保育料のお話で、そこから私ども先に対応しておりましたので、そこは入ってくるのを計算しますと、十分に予算のほうは確保できているものと思っています。  約4,000万ほどの県からの助成が今度、今までかけてあったものが、今度、国のほうが面倒を見てくれるということであります。今、落合が話しておりましたとおり、2,000万以下でございますので、十分に財政的には応えるものと思っております。  以上です。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  はい、安心しました。なおさら私のこの再質問を聞いていただけたらよかったなというふうに、そのまま答弁いただいたような格好になりました。  そういうことなんですよね。ちょっと事前の話し合いをさせてもらったら、いわゆるゼロから2は国の住民税非課税世帯でありますし、正直普通に仕事されている方は非課税世帯なので関係ありませんので、滑川市第2子保育料完全無料化はそのまま継続のような格好になりますし、逆に新たに3から5までの1人目の保育料に関しては、4分の1が市町村負担ということで、そこの部分が若干増えるのかなというので、差し引きちょっと前に聞いていたよりも影響差が少ないのかなと思っていて、不安に思っておりますという再質問だったんですけども、事前にもらったのでこれはちょっとやめまして、次の質問にそのまま行きます。  関連しますので、次の質問に入ります。  高校生等の医療費については、今度はどのようにPRしていく予定なのか、お願いします。 ○議長(原 明君)  落合子ども課長。 ○子ども課長(落合真理子君)  市の広報滑川をはじめ、ホームページへの情報掲載、また、こども課窓口での制度周知用チラシ等の設置に加えて、市内の小中学校を通じた保護者宛ての案内や、医療機関へのチラシ設置等をお願いする予定でございます。  また、毎年6月に実施しております児童手当の現況届の手続の機会などを利用しながら、制度の周知を行っていくこととしております。  助成対象となる全ての方が漏れなく本制度を活用できるよう、制度周知のためのPR徹底を図ってまいりたいと考えております。  以上であります。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  今ほど課長おっしゃられたとおり漏れないようにしていただきたいのは当然でありますし、知らなかったというわけにはいかないと思いますので、ぜひ周知徹底をお願いしたいんですけれども、最近、兵庫県の明石市の子ども施策はすごいよと、あるお母さんから教えていただきました。  明石市といえば、少し前に不名誉な内容で話題になりましたが、あの市長さんは先見の明が本当にあるなと思っていろいろ調べさせてもらいました。  「明石市 子育て」と検索しましたら、トップには「子育てするならやっぱり明石」「笑顔のタネあかし」という、ちょっと駄じゃれが聞いたサイトが出てきまして、センスのいいサイトでありました。  明石の2大子育て施策は、医療費が中三まで無料、そして保育料2人目から無料、その他学力は県内平均を3年間上回っているというものや、病児保育施設などの記載がしておりました。そのホームページに。  正直滑川市と一緒ですし、これで次は滑川市がもう一歩また進むわけであります。ですが明石市は出生数がV字回復で、うちと近いんですけど、出生率が1.64まで回復したそうです。しかし、滑川市は、これにさらに今言いましたとおり、高校生までの医療費を無料化するということで本当に期待しております。  滑川市で同様の、「子ども 滑川市」を検索しますと、子育て孫育て応援サイトが出てきます。こちらももちろんいいサイトなんですけれども、明石市のように、第2子保育料完全無料化など、例えば今回の高校生の医療費無料というような大見出しみたいなものは全くこのトップページに書いてないんですよね。せっかく力を入れているのに非常に残念に思いまして、ぜひお知らせ欄の上に、ホームページの一番最初のページですよ。大きく表示などするなどしてアピール、どうでしょうか。 ○議長(原 明君)  落合子ども課長。 ○子ども課長(落合真理子君)  今ほど言っていただきましたサイトの内容、子ども課としても見直しまして、この高校生医療費だけではなく、ほかの子ども課、子ども、子育てに係る施策をアピールできるように、検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  お願いします。見せ方の問題だと思いますので、やっているメニューは正直滑川のほうがいいので、見せ方の問題だと思いますのでそのへんをまた周知徹底のツールとして使っていただきたいと思います。  次の質問にまいります。  大きな2、浜の活用についてです。  美しい富山湾クラブ運営事務局のサイトでは、設立趣旨として、このようにしっかり記載されております。  富山湾が、ユネスコが支援する「世界で最も美しい湾クラブ」に平成26年10月に加盟しました。雄大な立山連峰を望む自然環境と、漁業、工業、商業、観光などの経済活動がバランスよく共存する点が評価された結果だと思われます。  このすばらしい環境は、標高3,000メートルの立山連峰から深さ1,000メートルに至る富山湾まで、高低差4,000メートルの特異な自然環境があってのものですが、削れる山や氾濫する川を治め、海の生態系を守る定置網漁を編み出し、日本海側唯一の商船高専を誘致して海に生きる人材を育ててきた先人たちの不断の努力があってこそ守られた宝物です。  ということで、その他はだーっと書いてあって、いろいろプラスチックの腐敗しないごみだとか、漁業者の人口が減っておりますよということもその文章の中には載っているんですけれども、富山湾のファンクラブとして「美しい富山湾クラブ」を設立し、県民挙げて富山湾クラブのブランド力をさらに向上させ、魅力情報の発信に取り組むことによって、国内外の皆さんに富山湾を楽しんでいただくとともに、富山湾にかかわる人々の誇りをさらに高めていきたいと考えますというふうに本当に明記されております。  この設立趣旨に反して、滑川市の海をちょっと見に行きましたら、市民の方にも言われまして、ごみが散乱しているというふうに指摘されまして、確認しましたらこのような状態でした(資料を示す)。  ごみがいっぱい散乱しておりまして、この中も、枯れ葉の中にごみだらけいうことと、今度はミュージアム横の小柴橋の下ですかね、のぞみ川のところですね。これも枯れ葉の中に、非常に多いごみがまざっておりまして、これは一緒でいいので、高月漁港そしてほたるいかミュージアム横ということで、ちょっと見解をお願いいたします。 ○議長(原 明君)  石坂生活環境課主幹。 ○生活環境課主幹(石坂康仁君)  それではお答えいたします。  まず、高月漁港についてでございますけれども、高月漁港のごみにつきましては、上市川河口部分も含め、地元町内会等により定期的にごみの回収を行っていただいているほか、人力での清掃が難しい堤防を越えた海岸部分のごみに関しましては、県と連携しまして対応しているところでございます。また、昨年度台風や大雨などにより大量の流木やごみが漁港周辺に漂着した際には、県の補助金を活用し撤去を行ったところでございます。  しかし、ごみを回収しましても他の浜辺から波によってごみが漂着するほか、強風や大雨等によって、水路に入り込んだごみが河口部へ運ばれるなど高月漁港及び海岸に再びごみが散乱してしまう状況にございます。  現在のところ、有効な手だてはございませんが、今後も高月漁港及び海岸のごみの状況を随時確認し、町内会等が実施される清掃活動への協力を行うとともに県と連携しごみの対応を図ってまいりたいと考えております。  引き続き、ほたるいかミュージアム横の小柴橋の下についてでございます。  現在、小柴橋の下には土砂が堆積しまして、その土砂に混じって木の枝やペットボトルなどの人工物のごみが散乱している状況でございます。その多くは、今ほどもお話しましたけれども、海から波によって漂着したものや、風や雨で上流の水路に入り込んだごみが下流に運ばれてきたものと考えてございます。近年、定期的に市職員と観光施設の指定管理者等で連携いたしまして、ごみを回収しているところでございます。しかし、何度清掃を行っても、再び海や水路からのごみ等が小柴橋の下にたまってしまうことから、有効な手だてがない状態となっております。  しかし、市内の環境美化促進を図るために、今後も関係団体と協力し小柴橋の下のごみの回収を実施してまいりたいと考えております。またあわせまして、ごみの発生原因の1つとして考えられております不法投棄を防止するための取り組みを、県、国等と連携して努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  県の補助を活用してでも、正直、早いところいうと、イタチごっこになって、ごみが、取ってもまた増えるという状況がわかりました。ただし、ちょっと高月漁港は置いておいて、例えば小柴橋の下になると、キラリン乗り口までの歩くところとか、かなり目のつくところなんです。今は生活環境課ですけど、逆に言うとほかの課の、例えば、視察管理されている観光課だとかはどういった認識なんですかね。それでいいのか悪いのか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  観光課といたしましても、ほたるいか海上観光、そしてふるさと龍宮まつり、こういったイベントなり事業実施の際には、あらかじめ意識を持って清掃活動を行っているところでございます。また今後も、当然目立ってくるというようなことがあれば、随時また対応したいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  随時対応していただきたいんですけれども、1つの提案をさせていただきたいのは、こちらです(資料を示す)。  富山湾海岸をきれいにする会の方々が考案された、海岸にごみボックスを設置ということで、角材でくいを立てて、ここにプラスチックのくいを立てているんですけれども、こういった表示になっております。  プラスチックの容器を固定して中にごみ袋が簡単に入っているものですが、これはボランティアの啓発になります。また、集めたごみが多く出た際には、こちらには実は電話番号も本当に書いてありまして、今回は私ちょっと市の提案ですので、475-2111生活環境課まで、ごみが大量に出た場合は取りに行きますですとか、環境美化に促進できるような仕掛けというのはどうでしょうか。 ○議長(原 明君)  石坂生活環境課主幹。 ○生活環境課主幹(石坂康仁君)  それではお答えいたします。  今ほど議員が提案されたような、そういったような方策も有効な手だてだというふうには認識しております。  今後、そのほかにも、環境美化により有効な手段がありましたら検討させていただきまして、実践していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  ぜひ検討していただきたいと思います。  今、SDGsがうわさになっていまして、いわゆる市民の方とかいろんな方たち、ボランティアを含めて、多分こういうのがあったらやってみようかなという方がいらっしゃると思うので、ぜひ促進するような形で検討お願いします。  では、次の質問です。  今定例会に出ています滑川蒲鉾跡地取得費2,000万円です。  値段交渉には一定の評価をいたします。中身については、市長提案理由で深層水の天日塩の製造加工をはじめとする深層水関連事業の拡大、マリンレジャーなどの対応など滑川の海の入り口にふさわしい活気と魅力に満ちたエリアにするとの内容でありました。  滑川市漁港周辺の活用計画を読んでいて、きのうもちょっといろいろ質問が出ておりましたけれども、土地や建物の施設の必要性、漁業関係者の意見などは読んでいて非常によくわかりました。ただし、いつも私事業計画書でずっと言わせてもらっているのが、計画には明確なコンセプトとターゲット層、いわゆるお客さんの顔が不明確でありまして、正直見ていて計画書はわくわくしませんでした。  私の経験上、そこが明確なら、説明を聞いている途中でキャッチコピーも浮かびますが、正直それも浮かんできませんでした。趣旨を読みましたが、観光施設になるわけですよね。そのへんの事業計画を煮詰めないことには、正直話にはならないというふうに思っております。
     そこで、それらを決めていくため、きのうの委員の話の中では民間は入らないという話でしたけれども、浜の活用推進事業費について、活用計画を運用できる組織の見解は? お尋ねします。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  滑川漁港周辺活用計画については、観光課で作成いたしまして、観光振興と漁業振興を目的とする将来的な構想として作成したものでございます。  計画の実施にあたっては、漁業振興の部分については商工水産課、海洋深層水を活用した事業は海洋資源振興課、観光事業として行う飲食や体験施設などは観光課として、この3課が主体となり責任を持って実施したいというふうに考えております。  なお必要に応じて、魚食の推進事業などの健康センターの協力が必要となる場合や、他課の協力が必要となる場合は、プロジェクトチームなどの組織体制を検討することも必要であるというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  課長、今ほどの答弁だと、市全体で全力を挙げてやりますというふうに受け取ってよろしいでしょうか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  観光課が主体となりまして、全体でこの観光事業、浜の活力やにぎわいを創出したいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  しつこいようですけど、事業計画書が私はそれが全てスタートのラインに立っていますので、それが一番こだわりのところなんです。  想定するお客様というか、呼びたい人たちの内容を読んでいると、釣り人、ダイバーこれはわかります。釣り人は釣り人ですね。ダイバーはダイバー。観光客と書いてあるんですよ。観光客とは誰でしょうか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  滑川市においても、ミュージアムのほかにも観光遊覧船事業、これは滑川漁港のほうで主体的に市で行っている事業でございます。そして、近年漁港周辺に、いろんな漁港が県内にもございますが、そういうところにも散策しながらその町の漁港でとれた魚を飲食したいという散策も結構至るところで見られております。そういう面も含めまして、滑川市においてもこの漁港周辺やミュージアムにこられたお客様が漁港周辺を散策するという中でも、こういう方たちが、飲食できたり休憩できたりする場所が必要と、そういう方をターゲットとしております。  以上です。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  やっぱりそういうことなんでしょうね。今話を聞きますと、今はやりのぶらり旅みたいなイメージだと思うんですけれども、それはちなみにどこ向きなんですか。私は、やっぱりそこのターゲットをいつも細かく聞くんですよね。ファミリーなんですか、それともカップルなんですか。いろいろ属性があるんです。狙うところ。どのへんを考えていらっしゃいますか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  ちょっと現在のところ、そこまで細かいことは……。この後整備を進める中で、1つ1つ検証しながら、対象についても検討したいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  そのへんが書いてなくて、なかなかどうかなというふうに思っておりまして、何を言いたいかといいますと、マーケティングで一番大事なのは、結論的に言うと、例を出すと、若いカップルが家具を買いたいけどちょっと高いから家具屋には行けないなとなったときに「お値段以上ニトリ」とか、意味わかりますよね。接客対応がいいガソリンスタンドに行きたいなと思ったら「ココロも満タンにコスモ石油」なわけじゃないですかね。そういったふうに、それぞれマーケティングをしっかり練り込んでいるんです。ぼやっとしていくと、ぼやっとした施設になって、魅力が全くないですということを言っているんですけれども、そのへんどうでしょうか。つくりますか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  今回構想の中でお示しした内容を、議員おっしゃるとおり、マーケティングについてはしっかりしたコンセプトが必要になるかというふうに考えますので、そのへんについても今後しっかり対応したものをつくっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  しっかりお願いします。  最後の質問にまいります。  既に当局には伝えてありますが、建物を解体しないにしても、修繕が正直必要だと思います。特に昭和56年、いわゆる耐震前の建物が複数存在します。やはり気になるのが、れんが造り1階、128.93平米。耐震は大丈夫でしょうか。  私の知り合いに聞きましたら、れんがづくりなんて3匹の子豚じゃあるまいしというふうにちょっと笑われてしまったんですけれども、私も最近の登記でいろいろ建物を見ていますけれども、れんがづくりはあまり見たことがありません。検索をかけてみましたところ、基本的に積み木の原理と一緒で、地震国には適しませんとはっきり記載されているんですね。本当に市の所有物としたときに、危険性はありませんか。  (3)建物の修繕の見込みは? お願いします。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  建築については、最近まで維持管理されており、大きな修繕は想定しておりません。ただ、トイレや休憩室への動線など、サイン表示や看板の撤去など若干整備が必要であるというふうに考えております。  議員ご指摘の昭和に建設された部分については、耐用年数も経過し、老朽化した部分もありますが、計画では将来的に漁港周辺の水産漁業関係施設の建てかえや集約等の代替地として活用を考えておりまして、将来の取り壊しも視野に入れていくことから、業務倉庫としてそのまま使用することを考えております。その中でも、また現状においては、必要に応じて最小限度の修繕のみを考えているところでございます。  今ご指摘のれんがの部分でございますが、この間滑川蒲鉾さんのほうでは、何度か増改築を繰り返しされておりまして、現状によると、れんがづくりの部分というのは、今見る段階では確認はできておりません。  以上です。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  今、課長が非常にがっかりすることを言ったんですけど、そのれんがづくりの場所を確定できていないということは、どこが危ないか確定できませんというふうに捉えられるんですけども、そのへん大丈夫でしょうか。もう1回お願いします。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  登記のほうで、れんがづくりとなっておりますが、何度も増改築を繰り返す中で、そのへんは修復された状態になっておるということで、そのへんは問題ないというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  すみません。私はそういった資格を持っているからあれなんですけども、問題ないはないと思います。  しっかりこれから調べて、どこがそういった構造物の弱いところというのは大丈夫なんですか。もう1回そのへん調べますという話をお願いします。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  現在、まだ所有者の関係もございますので、購入するということになれば、そのへんは建築技師からもご意見を伺いながらしっかり確認したうえで、対応したいというふうに考えております。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  今、普通の中古住宅売買でもインスペクションといって構造物が大丈夫かというのを調べている時代なので、市が所有するのにしっかり調べていただかないと非常に困るなという思いで提言させていただきます。  もう1点、話し合いのときに出ていました鉄骨造の部分です。そこに腐食が、私が大分前に、それこそ市で見に行かせてもらったときに、かなり足元が腐食していると。鉄骨の部分。重量鉄骨なので上は大丈夫でしょうけれども、やっぱり塗りかえが必要ではないですかね。錆どめとか。そのへんの試算は? お願いします。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  この点につきましても、建築技師を呼んでしっかり確認したうえで、安全性に問題があるような箇所や、長寿命のために最低限必要ということであれば、しっかり予算計上したうえで対応したいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  そのへんを、今回差し引いた値段設定で打ち合わせしたのかというところを、ちょっとお聞かせいただきたいんです。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  建物について、昭和56年以前の建物が4割程度あるわけでありますけども、その建物につきましては、基本的にはそんなにお金をかけないで、今後の使用にあたってはかけないで、もちろんいろんな事業によっては軽微な修繕というのは当然あるだろうと思っておりますので、そこらはどういう事業をするか、どういう使い方をするかによって、その都度予算計上をすることはあると思いますけれども、基本的にはそんなに大きなお金はかけないというふうに考えておるわけで、ただ、今おっしゃったように、さびとかそういう問題につきまして、さびについては、1回そういう専門の方に見ていただきまして、目視なんですけれども、大丈夫じゃないかという話はお聞きしておるわけでありますけども、ただ、さびあたりで不安があるということであれば、使うときになって塗り直しとかそういうのは当然出てくるだろうと思っております。  それがアスベストとかそういうことにつきましても、必要性に応じては、当然それは、管理の中でやっていかなきゃならないと思っていますので、購入できた暁には、もちろんそういうことで進めていきたいと考えております。  以上であります。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  今ほどの答弁を聞きながらも、今のところ副市長も含め観光課も含め、建物に関しては安全だというような認識だと思うんです。今後使っていく中で、でも修繕はかかるよということは認められているわけですから、今後のスケジュールで、先行取得に2,000万の計上をされていますけれども、今後一体幾らかかるのかということを、どのあたりでスケジューリングが出てくるものでしょうか。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  経費についてきのうも答弁を申し上げましたが、基本的には土地の値段、使えるところの施設の評価、これは税務課の3分の1程度としておりまして、それで差額が出てきておるわけでありますけども、老朽の部分は将来除却をするという費用を充てようということで考えておりまして、ただそれも計算式がまたそこに資料もありますけれども、そのあたりはそのほかにもいろんな経費もかかるだろうということで、基本的には少し上乗せをしてということで考えております。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  今ほど副市長から除却の話も出ました。除却となればなおさら一体的にどこに何の構造物が建っているかというのは、既存構造物を調べるときに一番難しいんですよね。私もいろいろ中を見るたびに、ここにはこういった柱で木造なんだなと思って、いきなり梁になった瞬間、鉄骨になっている建物とかもいっぱいありますし、そういったことをしっかり専門家に見ていただけますよね。大丈夫ですか。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  それは当然、信頼のある方に見ていただかなければならないと思っております。 ○議長(原 明君)  青山幸生君。 ○4番(青山幸生君)  ぜひお願いいたします。  正直、今定例会はこれも含めてなかなか悩む議案が多いなという印象であります。  滑川市が預かり分配する財源は、当たり前ですが、しつこいようですが、税金です。今後も無駄なく、市民の福祉とサービスを充実できる提案をしていき、素敵な滑川を当局とともにつくっていきたいと思います。  これで私の質問を終わります。  ありがとうございました。 ○議長(原 明君)  12番浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  それでは、あらかじめ通告してあります諸点についてお伺いをいたします。  まず、第1点目は、常任委員会での勉強会についてでございます。  1つ目は、6月定例会以後、産業厚生建設常任委員会におきまして、重要政策課題であります中滑川駅周辺整備事業に関しましては3回、並びに滑川蒲鉾跡地購入に関しましては2回、正式な委員会協議会ではなく、非公式、非公開の勉強会という形で説明をされたのはなぜなのか、まずもってお伺いをいたしたいと思います。  また、勉強会での内容につきまして、他言無用とのご指示をされたのはなぜなのか、お伺いをいたしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  勉強会についてのお尋ねにお答えを申し上げたいと思います。  中滑川駅周辺整備事業につきましては、これまでも市民の皆様方のご意見、町内会での説明会、あるいは市長と語る会、あるいはアンケート、あるいはパブリックコメント等々、いろんな機会を捉えてご意見等お伺いをし、そしてまた議会でのいろんな提案、意見等もいただきながら、日々その事務を進めているところでございます。  その中で、特に国の補助金交付につきましては、県や国等、申請の内容やタイミング等を含めまして、さまざまな協議を重ねながら進めており、その進め方や内容につきましては、その途中で公開をすることにより、関係機関との間での不信感、あるいはそご等が生じる可能性もあることを考慮して、議会の了解を得て委員会の勉強会という形で状況報告をさせていただいたものでございます。  それから、滑川蒲鉾につきましては、議会における2度の否決という、そういうことを市当局としても十分尊重しながらも、昨年末、ことしの初めぐらいにかけてから、浜の活力再生プランの策定という新しい動きの中で、そしてまたこの場所の必要性、あるいは重要性というのは、ずっと前から変わってはおりませんので、それら等を踏まえ、再度ゼロベースの検討を市のほうとしても行ってきたところでございます。  そういう中で、その当時、議案としての提出も未定でございました。それから、当初は、所有者との具体的な交渉も行っておりませんでした。それら等を踏まえて、議員の皆さん方から、この自由な意見、ご提案をいただきたいと、そういうことで、これも議会の了解を得て、勉強会としたものでございます。  それから、その後何回か、3回勉強会をしたと思っておりますけども、その中で、間には所有者との交渉の話もあったわけでありますけれども、議案として提出をするということがなかなか市のほうとしてもその判断ができなかったこともあって、その中身で金額が公表ということになりますと、やはり所有者の方にいろんな心配等もおかけをするというおそれもあるということで、それは勉強会という形にさせていただいたものであります。  それから、他言無用と、そういう言葉は私も全く、そういう言葉を使ったということは記憶しておりませんが、未確定のいろんなことが、例えば協議の途中という中で勉強会の内容を公表するということでは、例えば相手方の不信感とか、あるいは市民の皆様方に混乱や心配を与えることもあるだろうと、そういうことを懸念して、取り扱いは慎重にというお願いをしたというふうに記憶をしております。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  過去の勉強会につきましては、ほぼ決まったような話がされたわけでありますが、私は途中経過という認識はございません。  こういう形でやりたい、やりますという話でありました。また、他言無用の話でありますが、公表を差し控えたいという話なんですが、これも認識の違いかなというふうに思っております。いずれにいたしましても、遺憾に思うところでございます。  2つ目は、今定例会におきまして、中滑川駅周辺整備事業の設計費の増額追加予算400万円、並びに滑川蒲鉾跡地購入予算2,000万円が計上されておるわけでありますが、このように勉強会という形をとられたことから、産業厚生建設常任委員会のメンバー以外の議員の方々には、この定例会までには全く知らされていない、不平等でかつ不公平な事案であろうかというふうに思っております。  そしてまた、議員全体での議論すらできない状況の中で、ましてや市民に対しての説明する機会もなく、極めて公平公正で透明性に著しく反する差別的行政行為ではないかなというふうに思うわけであります。  そんなところから、市民の信頼性に欠け、議会軽視と言わざるを得ないというふうに思うわけでありますが、見解をお伺いいたします。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  勉強会ということは先ほど申し上げましたが、まず議会の了解をいただいて開いておるわけでございまして、もちろん未確定の段階で公表することにより、場合によっては、かえって市民の皆さん方から不信感を持たれる可能性もあるということでございます。  それから、議会への説明ということでございますけれども、私どもは第一義的には委員会での説明が優先であると思っておるわけでございまして、そのタイミングがいろいろあるわけでございまして、そういう中で適宜報告とか説明を行っておるということでございます。  また、最終的には、本会議での議論あるいは採決を踏まえて市民に公開されており、そういう意味では全く議会軽視にはあたらないと、そのように考えているわけでございます。
     また、滑川蒲鉾につきましても、この12月定例会で補正予算案等を提出して、委員会の中でまた説明を行うということも考えておるわけでございまして、また12月議会前に、産業厚生建設委員以外の議員さん方には勉強会での議論の内容や資料についてお渡しをして、間接的にではございますが状況報告をしていると、そのように考えておるわけでございます。  いずれにしても、そのタイミングがいろいろありまして、手順を踏んで、委員会から、例えば定例議員協議会とかいろんな形で説明することがままあることでありますけれども、いろんな手順を踏む中で、やっぱり日程的に合わないとかいろんなことがあるわけでございまして、そういう中で、私どもは議会と協力をしながら進めているつもりでありますので、軽視という気持ちは全くございません。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  今の答弁、ありがとうございます。  ただ、この答弁の中で、議会の了解ということが2度ほど出てまいりました。  議会に関しましては、確かに議会の責任もあろうかと思いますが、この件に関しましては、議会の基本条例に基づいて、今後議会運営をされていくよう私からも申し入れたいというふうに思っておりますが、ただ、私はここで申し上げているのは、この件に関しましては、当局の依頼に応じての勉強会であります。この、当局の依頼の真意をお伺いしたわけであります。と同時に、先ほど言いましたのは、議会軽視、その前に、公平公正、透明性に著しく反する差別的行政行為ということにあたらないかということをお聞きしましたので、その見解について改めてお伺いします。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  先ほども申し上げましたが、手順を追って説明を申し上げておるということで、今ご指摘されたようなことにはあたらないと考えております。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  そう言っても仕方ないかなというふうに思っております。私は納得できないところでございます。  次に、2点目につきまして、中滑川駅周辺整備事業についてでございます。  この課題につきましても、昨日から、各委員のほうからもご質問が本日もありましたが、重複するところもあろうかとは思いますが、私なりの視点でお伺いいたしたいと思います。この課題につきましては、3月、6月定例会で議論がされてきたところでありますが、いまだに不明で、あるいは不透明な点が多々あるわけであります。そういった観点からお伺いするものであります。  1つ目は、多少ちょっと文言を変えてお伺いいたしますが、さきの6月定例会で可決承認された、当初からの基本構想に基づいた基本設計予算の1,000万円について、先般、きのうの答弁でもありましたが、11月28日に基本設計業務に係る入札があったということでございます。そんなところから今日まで、6月から今日まで約5カ月間、この件に関する入札事務が執行されなかったのはなぜなのかお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  この中滑川駅周辺整備事業につきましては、ことしの3月議会を含め、6月議会でも議員の皆さん方から本当にいろんなご意見等もいただきました。  市のほうでは、そのご意見を尊重しながら、実際に具体的にどういう、手順も含めて、やっていけばいいかということで内部でも検討、もちろんそれは産業厚生建設委員会協議会での話し合い等も含めながら種々それを進めてきたところでありまして、基本設計の予算執行は、その意味では、6月補正で議決をいただきましたが少し遅れていましたけれども、それは、皆さん方との協議を進める中で少し遅れたということでありまして、それも今ほど議員おっしゃったように、先月28日に入札を実施いたしまして委託業者が決まったところでございます。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  今ほども答弁の中で、協議会を行ってという話なんですが、協議会を行っておりせん。勉強会は行いましたけれども。  再質問なんですが、今ほどの11月28日に入札が行われました。ここに入札結果調書があります。この調書によりますと、180万円で入札されたということでありますが、この件に関してちょっと疑問を感じるところでありまして、最も高い入札額が、これを見ますと2,016万円であります。全部で6件あるわけですが、1,000万円以下でも、880万円という入札額であります。そしてまた、実際落ちたのが180万円ということで、あまりにも差が多すぎるのではないかというふうに感じるわけであります。  私の手元には仕様書も予定価格もありませんので何とも言えませんが、低入札という認識はないのかお伺いするとともに、今回なぜ設計費の増額追加補正が、400万円上程されているこのタイミングで入札事務をされたのかについてお伺いしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  特に建築建設ということにつきましては、なかなか見積もり額を市で算定するということは困難なこともあって、例えば、参考見積もりということで複数の業者からとることが往々にしてあるわけでございますけれども、そういう中で、当初の基本設計1,000万というのが、今おっしゃった金額で落札されたわけでありますけれども、これにつきましては、特に委託の場合は、制限価格、最低価格というのは、設けられておりません。  それで、1,000万の予算の中で、少ない金額で落札されたわけでございますので、市としては、やはりそれは、本当に市の思ったようなことができるかということで、落札業者と入念にそのあたりを確認いたしまして、できるという判断を主といたしましたので、契約を結ぶとそういうことになっておるわけでございます。  それから追加の400万につきましては、これもその後といいますか、入札というのは実際には11月28日に入札をしておりますけども、実際にもっと前に指名委員会とかいろんな手続を踏んでおりますので、そういう意味では、この12月の補正予算の編成段階ではこの金額が全然わかっておりませんので、これも参考見積もりから試算をして12月補正として提出したわけであります。  以上であります。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  低入札規定に引っかからないことは私も存じておりますが、私の聞きたいのは、1,000万の予算で180万。要するに、あまりにも低過ぎる価格であるということを、これは低入札という認識がないかどうかを確認させていただいたんです。再度お願いします。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  それは当初の予算を編成したときから非常に少ない額ということで、いろんな面での心配もございましたので、落札業者を呼んで、そのあたりを十分に確認しながらということで、この後契約という運びになっていくだろうと思っております。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  これ以上言っても仕方ないので、次2つ目まいります。  2つ目は、今までも出ておりますが、当初設計予算1,000万円に加えて、今回上程されております基本設計の追加予算400万円、増額追加補正されるわけでありますが、改めて、なぜ、400万円なのか、またその内容、そして根拠について詳しくお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  400万の内容でございますけども、建物全体の規模等も含めて見直しをしたことに伴い、これまで基本構想の中でにぎわい創出ということで説明をしたところに、朝市とか飲食物販などの機能、あるいはまた創業支援、交流の場、居場所の提供等これらのいろんな機能をより充実させるためその部分を増床して建設したいと考えており、これについては、地方創生拠点整備交付金を活用していきたいと、そのように考えておるところでございます。そういう意味で、増床部分としての基本設計400万ということで今回の補正予算にお願いをしたところでございます。  根拠につきましては、先ほど申し上げました、参考見積もりから市のほうで試算をして、議案として提出したものであります。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  今の答弁から、当初設計予算範囲内1,000万円の入札、落札は180万ということです。そうなりますと、差額820万が出るわけでありますけども、この820万は当然不用額というふうになると思います。  今回上程された、この400万。これは必要なくなるんじゃないかなと。400万以上、倍以上の不用額が出たということになってきますと、現在の追加予算の400万は必要ないんじゃないかなというふうに思うわけでありますが、いかがでしょうか。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  いや、これは先ほど申し上げましたが、タイミングとして、前の1,000万の落札価格が12月補正予算の編成段階ではわかっていなかったということもございまして、結果としてそれが200万以下の金額で落札されたわけでございまして、基本設計につきましては、基本的には市の単独経費でございますので、もしも、これが400万見ておりますので、今おっしゃるように、余ってくるだろうということになるだろうと思いますけども、これはまた、市のほかの活用ができるとそのように考えております。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  今の答弁でありますと、完璧にそれは820万出ていきますよということで、400万は計上しておりますが、400万必要ないですよという言い回しだなというふうに感じます。と同時に、400万予算いただければ、ほかに使わせていただきますよなんていうのは、筋が通らないんだろうなというふうに思っております。  次、3つ目いきたいと思います。  3つ目は、6月定例会で可決承認された中滑川駅周辺地区整備事業基本構想から、今回大幅に修正変更されるとのことでございますが、施設設計変更の目的、並びに施設構造の内容、施設の配置、施設建設関係の予算総額等、その詳細についてお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  基本的に、基本構想の内容に変更はないと考えております。当初から、防災拠点とかにぎわい創出とか、そういうようなことを基本構想の中に入れておるわけでございまして、構想自体の内容には変更はないと、構想どおりに進めておると考えております。  そういう中で、基本構想のにぎわい創出部分につきましては、これまでとは別に、地方創生拠点整備交付金、先ほども申し上げましたが、これを活用することによって、よりその内容を充実していきたいと、このように考えておるわけでございます。そして、当初から考えております防災としての建物とあわせまして、これを併設することによって建設をしていきたいと、このように考えておるわけでございます。  それから、予算につきましては、昨日も説明を申し上げましたが、概算で約4億円弱と想定しているところでございます。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  3月、6月の際に説明を議論させていただいたときの構想と今の構想は全く変わっていないという表現でございますが、規模の拡大あるいは予算の4億への拡大、これは変わっていないと言えるのかどうか。全然、認識が違うなと私は思っています。  一般の市民の方々もどう思われるか別ですが、全く変わっていないという言い方は、これはおかしいなと同時に、先ほどから、議会のという話が出てまいります。きのうの答弁の中にも出てまいりますが、議会から規模の見直しを求められたから見直した。あるいは、議会と協議をして見直しをしたと。6月に可決してから今日まで、議会と協議なんてしていません。勉強会はしましたけど、協議はしてない。  ということで、ならば逆に、いつ議会に見直しを求められたのか。議会のほうから当局のほうに、こうやってくださいよという形で見直しを求められたのはいつか、あるいは、議会といつこの規模拡大について協議をされたのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  勉強会は11月の終わりごろに1回やったと思っておりますけども、その前に産業厚生建設委員会協議会等を開いておりまして、そういう中で委員の皆さん方からいろんなご意見等もいただいておるわけでございます。  それから、もちろん、議員の皆さん方からのいろんな、3月、6月を含めていろんな提案は、市としては必要に応じてそれを積極的に受けとめて、いろんな施設自体の見直し等も図ったところでございまして、基本構想は変わっておりませんけども、施設の大きさ等を変えたところでございまして、これは市が、もちろん執行機関でございますので、責任を持って議員の皆さん方の意見をお聞きしながら市が責任を持って、これを今進めておるというところでございます。  そういうことで、例えば議会に、何といいますか、議会に言われたからしたとか、そういうことではなしに、市がその意見を受けとめながら現在に至っていると、そういうことでございます。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  6月議決以後の話、私はさせていただいているんで、それ以後には協議会とか云々はなかったかなと思いますし、議会のという話がありますが、産業厚生建設委員会以外の議員の方々は、ほとんど認知されていないということでございます。これだけはしっかり言っておきたいと思います。  次に4つ目に入ります。  国土交通省補助事業であります都市防災総合推進事業の交付金申請についてでございますが、その計画申請の提出から認可予定、並びに今回大幅修正変更されました計画変更の申請提出等にかかわるスケジュールについて、具体的にお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  計画申請提出につきましては、今月中、認可予定は来年3月ということでございます。  それから、変更申請ということも今おっしゃったわけでございますけども、もしもそういうことが今後ある場合は、来年の6月ごろと県からは聞いておるところでございます。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  今ほど気になる話が、もし変更がある場合はという表現なんですよね。今まで勉強会では、変更しますよという話をされてきた中で、変更がある場合は6月に申請するということを明言されたんですが、私は先般県のほうに行って伺ってまいりました。  県の担当者がおっしゃっておられるのは、この防災推進事業の交付金については、申請の受付については別に慌てる必要はないんですよと。来年でも十分受け付けしますよと。なぜ、急がれるのかなという話も耳にしてまいりました。  そんな観点で、これはおかしいんじゃないですかと思うんですが、ある場合はという点に関して、ちょっと補足説明お願いします。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  現在は、県と協議を進めながらいろいろ今後について検討しておるところでございまして、そういう中で、まずは当初予算の採択に向けて全力を挙げていきたいと、そういうふうに考えております。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  これまで話したのは、規模も変わります。予算も変わります。ゆえに、計画も変わるだろうと私は思っております。  では、5点目に入りますが、都市総合防災推進事業交付金の申請です。  当初計画申請等がある場合に限られますが、来年の6月に提出されます予定の計画変更申請の、それぞれの申請計画の中身です。内容について、どう違うのか。また、当初の認可がおりた場合の交付金額総額と、6月に変更したときの交付金総額の違い。どれだけ差があるのか、あるいはどれだけを見込んでおられるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  まず金額の話でございますけども、この事業につきましては駅前整備の事業があるわけであります。それから、防災での事業があるわけであります。それから、このほかに、国ともいろいろ相談もしておりますけれども、にぎわい創出の部分につきましては、地方創生交付金が充てられないかということで考えておるわけでございまして、実際の金額というのは、やはり基本設計をしていただかないと正確な金額は出てこないと、そういうふうには思っておるわけでございまして、そういう意味では、粗々ということで、例えば道路関係では2億円、それから地方創生では4億円程度、あるいは、防災では6億円から10億円程度ということで考えておるということでございます。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  今の2億、4億、6億というのは、工事費の世界です。と同時に、今ほど、基本設計ができてこないとわかんないよって話なんですが、先ほど、交付金の申請をされるのは、ことし中にやりますよという話なんです。ことしにやるということは、大体グローバル、総合的な形がわかって申請されていると思います。と同時に、その時点でどれだけの交付金があるかどうかも、これは把握されてしかるべきだろうと私は思うんですが、改めてお伺いします。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  防災関係の申請につきましては、現在、工事費として7.8億円の申請を予定しております。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  都市防災に関しては、この防災拠点の予算範囲内ということで7.8億円だろうと私は思っています。それの2分の1の公金であれば、3.9億円の補助があるというふうに私は認識しておりますが、それでよろしいですか。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  2分の1補助でございますので、そのとおりになると思います。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  本当はそのように答えていただければよかったんですが、何点かお伺いしてわからないことだらけなんですが、とにかく6つ目に入ります。  都市防災推進事業の交付金申請に対して、そのように当初申請あるいは変更申請という形で何度も申請をし直すような、何で小細工をしなきゃいけないのかなと私は単純に考えるところです。  また、県の担当者も、しっかりした形で申請され、別にことしじゃなくても来年でもいいんですよという話も伺っております。ましてや、このような規模の大きい事業となれば、思いつきでない、つけ加えでない、確信を持ったしっかりとした構想のもとで、しっかりとした恥じない計画書を、変更も出さないような計画書を策定して、自信を持って提出していただければなというふうに思っております。  そこでこの機会に、不明確な点が多々ある中で一遍リセットして、落ちついて改めて市民住民のニーズを把握されて、市民全体にとって最も必要な有効な施設と思われるように、中長期将来にわたりより多くの市民に喜んで利用されるような有益な公共施設となるよう再考されてはと思うわけでありますが、見解をお伺いいたします。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  今までやっぱり市民の皆さん方のご意見、あるいは議会でのご意見等もいただきながら、手順を追って進めてきて現段階に至っておるわけでございまして、いろんな皆さん方の要望を踏まえながら、市民の皆さんに喜んでいただけるより有益な施設となるように現在も考えておるところでございます。  この後にも、もちろんいろんなタイミングはあると思いますけれども、何かより有益なことを加えたほうがいいとかいろんな意見があれば、できるものは取り入れていきたいと、このように考えております。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  これ以上申し上げませんが、先ほどから手順、手順という話が出てまいりました。私からは、まず公平、公正な透明性を持った手順をもって、行政事務を進めていただければなというふうに思っております。と同時に、改めて、今回の追加400万円は必要ないものというふうに感じたところでございます。  次、3点目に入ります。  滑川蒲鉾跡地土地購入についてでございます。  まず1つ目は、滑川蒲鉾跡地の購入について、平成29年6月定例会で、全施設の老朽化や取得金額の妥当性、取得後の活用計画の不明で不透明性等の観点から全会一致で否決されたにもかかわらず、続いて9月定例会でも、議会軽視と批判されながらも、全く同様の内容で上程され、そしてまた全会一致で否決された案件であります。  それが今回3度目の上程というふうになるわけでありますが、平成29年度の上程案に対し、取得金額以外にその内容はほとんど変わらないように思うわけでありますが、そこで改めて明確な購入の目的、そしてまた構想、そして取得額以外で変わった内容についてお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  滑川蒲鉾跡地の購入につきましては、昨日から本日も含めて、るるご説明を申し上げておるところでございまして、29年の6月、9月定例会の2回の否決という議会の意思というのは、私どもは十分に尊重し重く受けとめて今日に至っておるわけでございまして、先ほども申し上げましたが、この中で新しい動きといいますか、浜の活力再生プランというような、これからの漁業振興の将来を見据えた計画の必要性、これは補助事業の優先採択であったり、あるいは漁業者の所得10%アップと、こういう新しい動きが出てきた中で、特にもう1回滑川蒲鉾の跡地という場所の有用性といいますか、これが非常に重要になってきたとそういうふうに考えておったところでございまして、そういう意味では、先ほどにまた戻りますけれども、委員会の皆さん方のご意見等もお伺いしたいということで、勉強会という形で何回か開催をさせていただきました。  一番最初はことしの2月だったろうかと思います。これは勉強会という形ではなく報告会という形だったかと思っておりますけれども、現在こういう状況にあるというような状況等もお話をしながら、その後5月、あるいは11月と段階を追って、委員の皆さん方のご意見等をいただきながら進めてきたところでございます。
     そういう意味で、取得金額は、今おっしゃったように、特に、29年の6月、9月のときには、取得価格が非常に高いということが議員の皆さん方の大部分の総意ではなかったかなと、そういうふうに思っておりますので、これも重く受けとめて、ここらあたりも相手方ときちっと交渉をしてといいますか、それで2,000万という金額になったわけでございます。  それから、明確な購入目的、構想はということでございますが、やっぱりこれは浜プランの実現に合わせまして、漁業振興と観光振興と、特に滑川漁港のかなめの部分にあって、先ほど申し上げました、お客様で釣りのお客さんだとかダイバーの皆さん、あるいはぶらりと散策される市民の皆さん、それから観光客の皆さんもたくさんおいでになる場所だろうと思っております。  休日あたりは、天気のいい日は、本当に釣りにおいでになる方がたくさんあそこのところにおられるわけでございまして、それらを含めながら、例えばこの施設を購入した場合には、2階のほうで海をのんびり見ながらコーヒーを飲んでいただくとか、いろんな活用方法があるんだろうと。あるいは漁業振興という面でいけば、漁業会の協力もいただきながら、魚食普及事業ということで、例えば、私の全くの案でありますけども、家族連れで魚のさばき方だとか、あるいは刺身のつくり方だとか、あるいはそういうようなことを事業として興すこともできるのかなと。  何はともあれ、その地点を漁業振興と観光振興という両面で活用していくことが、ホタルイカと海洋深層水が滑川のブランドということでございますので、それらももっともっと発展をさせるためにも、地面、建物を使うことができるのではないかということで、今回もお願いをするわけでございます。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  ありがとうございます。  ただ、言葉の羅列ではありますが、具体性に欠けるなという印象を感じ得ないところでございます。  次、2つ目に入りますが、平成29年6月、そして9月の定例会での取得提示額が4,800万円であったわけでありますが、今回の取得額が半値8掛けの2,000万円と計上されております。なぜなのか不思議でならないのは、私だけでしょうか。もし、さきの定例会で可決されておれば4,800万円で購入しておるわけでありますが、高い価格で買わされたなという印象をぬぐえないところであります。と感じますと、ますます不信感を感じざるを得ないというところであります。  その差額2,800万円の根拠、例えば、私も土地関係には不勉強でございますが、何か第三者の鑑定書とか、先ほどから、建物の専門家とまだまだ全然確認されていないにもかかわらず、これから見ますよという話でございますが、改めてこの2,800万円の具体的な根拠があるのかどうかお伺いしたいです。 ○議長(原 明君)  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  大きな金額差額は、副市長の努力で、交渉結果でございます。  以上です。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  交渉に関しましては、評価させていただきます。ならば、6月、9月は交渉されなかったのかなと、高い金で買わされるところだったなという思いをますますするわけでありますけども、ただ、交渉結果というのは根拠にはならない。  なぜ、2,800万円、なぜ、値引きされたかなという具体的な根拠というものをお伺いしたところでございます。 ○議長(原 明君)  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  議会から高いという話がありました。交渉を重ねて、そこまで下げていただく。議会にご了解いただける金額にならんかということで、一生懸命副市長が努力を重ねた結果でございまして、これはどうしても認めてもらいたいと思います。交渉結果です。それが間違いでしょうか。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  副市長の交渉には敬意を表しております。大変されたと思います。しかしながら、今後の行政云々につきまして、こういうこともあり得るのかなという疑問を感じてなりません。これから提起されてきた金額があれば、もっと交渉してくださいよと逆に言いたくなってまいります。  ということで進めておきますが、次の3つ目に入ります。  これは答えが出てこないと思いますんで、具体的根拠がないというふうに感じております。  次に、3つ目は、取得後の既存施設の修理、修繕、改修等の費用、並びに運用後の維持関係費ついて、全く我々も知らされていない状況であります。今後、この先まだまだどれだけ資金投入されるのかと思うと恐ろしくなってまいります。  先ほどからの答弁の中で、必要最小限度という話も出ておりますが、それならどれだけが最小限度の投資なのか。具体的な金額を含めて全くわからない状況で、ただ、先行取得させてくれよと言われても、これは議論の土台に乗らないんだろうと私は思われます。とにかく購入は買った後、ダルマ式にこれもやりたいあれもやりたい、これだけかかるよ、認めてくれよと言われても、なかなかだめだよと言えないわけです。  やっぱり、しっかりと議論は、この入り口でしなきゃいけないというふうに思うわけでありまして、そこで、先般の勉強会で説明があった取得後の活用方法に基づいた、例えば、漁網倉庫施設あるいはトイレ、手洗い場の施設、シャワー施設、天日塩作業体験施設、急速冷凍施設、水産加工品の販売施設、海浜食堂や料理教室あるいは休憩所、カフェ等とそれぞれの施設にかかわる修理、修繕、改修の投資経費。ただ、これはそのまま使わせていただくという話がありますが、今の状況でこれだけはできるはずがない。やはり資本投資しなきゃいけないということになってきますと、今後どれだけの経費が投入されるのか、あるいは個別にわかれば、あるいは総額についてお聞かせいただきたいなというふうに思うわけでありますし、また、運用後の維持管理費もどれだけかかるのか、これすらも今わからない状況で先行取得されるという話があっても、これは難しいなというふうに思うわけであります。  この修理、修繕、改修の費用あるいは維持管理費用等について、内訳についてお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  取得後の活用方法につきましては、いろいろ、今おっしゃったことを活用案としてお示しをしたわけでありますけども、それは現段階での構想ということでございまして、それは先行取得といつも私も申し上げておるわけでありますけれども、今まだ建物もいろんな面で活用が可能だと。そういう中で、漁業振興等観光振興のために使っていきながら、将来的には、例えば、あそこはいろんな漁業関係の施設があるわけでございまして、老朽化が進んでいるものもたくさんあるわけでございます。  例えばそういうのを、改築の必要性があるとか、今後もいろんな状況が出てくるわけでございまして、そういう中で、その場所が代替地であったり、あるいは仮の場所であったり、いろんな活用方法ができるわけでありまして、そういう意味で私は先行取得ということを言っておるわけでございまして、そういうことを考えると、現在の施設について、非常に大きな金額を加えながら修繕をして新たなものに生まれ変わらせるということは考えてはおりません。  先ほどいろんな案を申し上げたのは、できるだけその事業を行うにあたって、最小限の経費で何かできないかということで考えておるわけでございまして、それにつきましては当然予算として議会提示をするわけでございますので、そういう意味では、議員の皆さん方の議論とか判断も当然あるわけでございます。  そういう意味では、例えば、漁網倉庫にしたときには、現在の倉庫のところは基本的には何の手も加えなくてもいいとか、あるいは、古しいところも漁網倉庫が足りないということで、それも漁業会として使うことができるようなら使わせてほしいと、そういうような意見も出ておるわけでございまして、ただ、ここらあたりは勉強会の中でも、やはりそうは言っても安心という面も必要でないかと、そういうふうな話も当然あったわけでございまして、ここらあたりも、もしも購入の後に、必要に応じては当然検討していかなきゃならないとは思っておるわけでございます。  いずれにしても、管理費用の話もなされましたけども、具体的にどういうふうに管理をするかということは今の時点では考えていないといいますか、それぞれの中にはいろんな考え方はあると思っておりますけれども、それは統一してこういうふうに管理をしていくという段階までには至っておりません。それは現実に購入した後に、どういう年度を追ってどういうふうにしていくかということを当然立てるわけでありまして、それにあわせて管理をどういうふうにしていくかと。それは付随して起こる問題でありますので、それは今後そのように進めていかなきゃならないと、このように考えております。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  答えが出ないなと。ただ私が言いたいのは、不明確な点が多過ぎるにもかかわらず先行取得。やはり入り口の議論を、これやっぱりしっかりしないとだめでしょうと。私はそれを申し上げたいなと。私はそれが主訴でございます。  次、4つ目に入ります。  将来的観点から、滑川蒲鉾跡地につきましては、市が主体的に管理をするよりは漁業関係者に購入していただいて、その購入額の一部を市が補助、助成し、また、漁業関係者が主体となって専門的な見地からさまざまな漁業振興事業を展開していただき、その事業に対して行政が指導助言し一部助成補助することで、あるいは、浜の活力再生事業交付金を活用しながら、民間活力による漁業振興につなげる手法は検討できないものかなと。  また、そのほうが漁業関係者のモチベーションが上がり、またかつ積極的な漁業振興につながると思うんでありますが、いかがなのか見解をお伺いしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  産業振興、漁業振興も含めながら、農業振興も含めて、商業、工業の振興もあるわけでありますけども、産業振興という面につきましてはいろんな手法があるわけであります。  例えば、事業者自ら振興を行う場合、あるいは市が補助金を行う場合、それから市がいろんなことで中心的な役割を果たしながら振興を行う場合、いろいろそのときのいろんな状況等によりましてあるわけでございまして、今回は漁業振興とか観光振興、市としても非常に重要な振興の部分につきまして、市が責任を持ってその場所を確保して今後の振興のために生かしていただくと、使っていただくということになろうかと思っております。そういう意味で、市が今現在、責任を持って購入をしたいと考えておるわけでございます。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  私のほうは、市、行政が主体になるか、民間、あるいは漁業関係者が主体になるかという問題だろう、その選択であろうと思います。これは将来的な問題だというふうに思っております。  次の5つ目に入ります。  勉強会の説明の既存施設の活用方法並びに予想される将来の活用方法について、前々回と同様、さほど変わってないものと私は思っております。  後づけの項目、そしてまた内容であり、一体本当に何をしたいのかというのがわからない。計画性がない。不透明であり、ましてや、今日人口減少時代にあって公共施設の見直しが議論されている中で、老朽化した中古既存施設を購入して、将来において行政の負の資産とならないのか。行政が自ら先の見えない事業を行う必要性がどこにあるのか、どのようなメリットがあるのか、そして、この購入が、市民全体の公共の福祉に寄与すると本当に信じておられるのか、改めて見解をお伺いいたしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  人口減少時代において一番重要なことは、その町の活性化、活力をどう向上させていくことだろうかと思っております。  その活力の大きな要因は、産業の振興にあるんだろうというふうに思っておるわけで、もちろん、いろんな要因はありますよ。あるいは人の元気だとか健康だとか、あるいは教育の振興だとか、いろんなものがあるわけでありますけれども、産業の振興というのも大きな役割を担うわけでございます。  そういう中でこの施設につきましては、滑川の海の入り口にふさわしい活気と魅力に満ちたエリアと、そういうふうに考えておるわけでございまして、行政自らが、積極的に責任を持ってそれをやることによって、滑川市の活性化、漁業の振興、観光の振興につながっていくだろうというふうに考えておるわけでございます。  それから公共施設の話がございました。それはケース・バイ・ケース、いろんなことがあるだろうと思っております。やはり、だんだん使用が少なくなっていく公共施設については、削減あるいは統合等いろんな方式があるわけでありますけれども、一方で、例えばこの事業に特化していろんなことをやっていこうと言ったときには、例えば、中古の施設であってもそれをできるだけ活用しながら、市の活性化につなげていくということも当然あるだろうと思っております。  この滑川蒲鉾跡地につきましては、きのうも申し上げましたが、例えば、店舗等につきましては、耐用年数38年ということもございますので、あれはつい最近まで正常に食品製造工場として、きちっと対応されてきた建物であり、使用年数的にはまだ当分あると私どもは思っておるわけでございまして、こういう使用年数のある施設についてはできるだけそれを活用しながら、そしてまたその場所も含めて将来に備えていくことが、滑川市がこのホタルイカと海洋深層水を市のブランド化しているところになって、そこの中心的な役割も果たすことのできる場所でもないかと考えておるということでございますので、ぜひ皆さん方のご理解をいただきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  ありがとうございます。  当市滑川市においては、まだまだ見直しが必要な公共施設あるいは修繕、改修が必要な公共施設が多々あるわけであります。これも早急にやらなきゃいけない公共施設もあるわけであります。その中で、今回、中古既存施設を購入してまた1つ増えるわけであります。という私は認識をしておりますし、それでいいのかな。これは市民の皆さんが評価する話だろうと私は思っております。  時間がないので、4点目に入ります。  青雲閣の改築計画についてであります。  この課題につきましては、これまで何度とお伺いしたところであります。  そこで1つ目は、耐震構造でない青雲閣の今後の対策対応についての見解、並びにその優先度の認識についてお伺いするものであります。  また万が一、仮に、宿泊研修が行われている最中に大規模地震が発生し、施設が倒壊し、そしてまた、災害被災者が仮に出た場合、この場合、行政責任の認識についての見解をお伺いしたいと思います。 ○議長(原 明君)  藤名建設部長。 ○建設部長(藤名晴人君)  それではお答えいたします。  青雲閣は、ご存じのように昭和56年以前の旧耐震基準の構造でございます。耐震診断から一定の耐震強度を有しているものの、一部に耐震性能が不足している状況でございます。また、不特定多数の利用が見込まれ避難場所にも指定されていることから、安全確保は最優先されるべきと考えております。  議員おっしゃった万が一ということでございますが、仮にのお話には安易にお答えしにくい面もございますが、一部に耐震性能が不足している建物であっても、それをもって違反建築物というふうには扱われておりません。万一青雲閣でそういった大地震が起きた場合、けが人等が出た場合の責任につきましては、一般的には管理等に瑕疵があったと判断された場合には、設置者である市が責任を負うものであろうというふうに考えております。  しかしながら、国家賠償法における最高裁の判例等を見ますと、当該営造物の設置または管理に瑕疵があったかどうかと、管理に瑕疵があったかと言えるかどうかは、当該事故当時において当該営造物の構造、用法、場所的環境及び利用状況等諸般の事情を総合考慮して、個別具体的に判断するものというふうにされております。  したがいまして、そのような場合には、諸般の事情を総合考慮して個別具体に判断されるものというふうに考えております。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  ありがとうございます。  まさにそのとおりだろうというふうに思っております。ただ問題は、そこに瑕疵があるかなしかということであろうかと思います。  次、2つ目に入ります。  ことしの4月に、青雲閣改築特命担当が設置されたわけでありますが、それから8カ月経過するわけであります。これまでの事務進捗について、もし進捗があればお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(原 明君)  藤名建設部長。 ○建設部長(藤名晴人君)  私が特命担当を仰せつかってから、今年度につきましては、関係課の職員などで構成する庁内検討委員会をこれまで6回開催しております。  建物の内容、規模、配置、運営方法等について検討しております。東福寺野自然公園は、自然豊かで景観にすぐれ、レクリエーションや体験学習など多くの可能性を持った場所であり、青雲閣の建てかえが、今後の滑川市の交流人口を増やす鍵となることから、さまざまな方面から情報を集め幅広く検討しているところでございます。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  ありがとうございます。  6回開催ということで、前向きに取り組んでいただいていることを評価させていただきたいというふうに思います。  次に3つ目、青雲閣の改築に向けて先進地視察されたということでございますが、どのようなメンバーで、いつごろどこへ、そして何を視察してこられたのか。そしてまた、その成果評価について、事例等について報告することがあればお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(原 明君)  藤名建設部長。 ○建設部長(藤名晴人君)  関係部課長と職員7名、建設部からは3名、教育委員会からも3名、あと総務部から1名の計7名で、新潟県胎内市の新潟県少年自然の家、あと新発田市の紫雲寺記念公園・紫雲の郷、これはいずれも県立の施設でありますが、本年7月に視察をしております。  少年自然の家は、自然体験ができる木造の施設であり、研修施設や体育館、星空テラス等備えた施設であり、また紫雲寺記念公園の紫雲の郷は、公園内に合宿施設があり、体育館や多目的グラウンドなどを備えております。いずれも、立地の条件等は、青雲閣と似ている環境にあり、新しい青雲閣をイメージするには適切な施設であると判断し、視察に赴いたものでございます。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  ありがとうございます。  その胎内市と新発田市の視察、有意義に活用していただいて、本当にこれにつきましても青雲閣につきましても、それらを参考にして本当によりよい、市民に使われるような、喜ばれるような施設をまた検討していただければというふうに思っております。  最後4点目、4つ目ですが、この青雲閣改築に向けて、今ほどもお話ありました、前向きに取り組んでいただけるものというふうに思っております。  それに鑑みて、基本構想の策定や、あるいは関係箇所の説明、調整、そしてまた基本設計から実施詳細設計の策定、そしていずれ施工実施という運びになると思いますが、完成までの一連の、もしタイムスケジュール等々ができておるんであれば、先ほど6回の検討委員会の中で、そういった形でできておるんであれば、お伺いしたいと思います。 ○議長(原 明君)  藤名建設部長。 ○建設部長(藤名晴人君)  現在は、基本構想案を検討しているところであり、その中でスケジュールについても検討することになります。 ○議長(原 明君)  浦田竹昭君。 ○12番(浦田竹昭君)  はい、ありがとうございます。  いい答弁だったかなというふうに思っております。  青雲閣につきましては、ぜひ前向きに、かつスピード感を持って取り組んでいただけるよう、私からもお願いを申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。 ○議長(原 明君)  暫時休憩いたします。  再開は午後1時からといたします。                 午後0時04分休憩                 午後1時00分再開 ○議長(原 明君)  休憩前に引き続き本会議を開きます。  7番尾崎照雄君。
    ○7番(尾崎照雄君)  それでは、質問通告書に基づき質問をさせていただきます。  第1項目めは、滑川蒲鉾跡地取得について質問いたします。  この議案につきましては、今回の定例会で多くの議員からさまざまな角度の質問があり、今ほどは青山議員、浦田議員からも質問があったところであります。  平成29年9月議会でも質問いたしましたが、私は市が土地と中古建築物を購入する際、購入した時点で建築物は公共施設になるわけでありますので、建築物については耐震診断とアスベスト診断をすべきではないかという質問をさせていただきました。  きのうから、そして先ほど青山議員の質問に対しまして副市長のほうからも、いみじくもアスベストという言葉が発声されました。恐らくは、私のこの質問を意識してのことがつい口走ったのかなというふうに受けとめております。  単刀直入に伺いますので、イエスかノーか、やるか、やらないかだけでお答えしていただきたいと思います。午前中の質疑で何となく私が受けとめているのは、ああ、もうこれはやらなきゃいけないなと当局が考えているんじゃないかなというふうに思いましたけれども、どうでしょうか、お聞かせください。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  それではお答えいたします。  議員のご質問の中で、イエスかノーかということでございますので、現在のところ診断についてはしないということでございます。  ただ、アスベストにつきましては、解体時にはアスベストの診断、これは義務づけられておりますので、当然、市が所有することになれば、これは診断をするということになるかと思います。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  アスベスト診断、この診断費用は市が持つべきものなんですか、それとも売る側が持つべきものなんでしょうか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  これはいずれも診断、これは所有者が行うべきものであると思っております。ただ、現状では、市が直接診断するものでございますので、最低限の目視による調査を行ってという判断でございます。議員ご質問の部分については所有者が行うべきものであるというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  資格を持った専門家がしっかり診断をするということであると思います。  耐震診断をしない理由は、どうしてしないんですか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  滑川蒲鉾の建物については、耐震改修促進法において耐震診断が義務づけられた特定建築物に該当しないことから、これまでも実施していなかったというふうに聞いております。  また、診断については、耐震基準が見直された昭和56年以前の建物については、資産家価値をゼロとして解体費用等も勘案して取得価格に反映させたこと、また倉庫として使用を予定していることからも実施しないということといたしました。  また、約6割を占める平成元年以降の建築物についても、昭和56年基準の見直し後に増改築されていることから、これも耐震診断は実施しないというふうに判断したところでございます。  以上です。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  じゃ、56年以前の建築物は、これは解体するつもりなんですか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  これも将来、今現在、倉庫として考えておりますが、漁港周辺区域の活用状況、建てかえ等も含めて、今後、解体することが必要になれば、その時点でまた協議を進めた中で解体するということも考えております。  以上です。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  ここらへん、どういいますか、なかなかかみ合わないといいますか、要するに、先のことだから、そのときになったらとかという話なんですよね。今の時点で買おうとしている物件は、先ほども言いましたように、買ったら公共施設になるわけなので、やはりそれなりの今買おうとしているものが一体全体どういった状況にあるものなのか、これはやはり買う者の責任として、しかも買う原資といいますのは、これは市民からの税金であります。そういうことから考えれば、やはり当局の姿勢としては、2,000万も払って買おうとしている、その建築物が一体全体どういう状況なものかぐらいやっぱりわかったうえで買うべきでなかろうかと。私はそこを非常にこだわっているんですね。何かそういった法律の建築物にあたらないとか、そういうような答弁でしたけれども、やっぱり買う者の姿勢としては慎重になるべきだろうというふうに思います。  これ以上、耐震診断については、質問しても……副市長、言われます? 副市長が言われるのは同じ答弁ですか。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  滑川蒲鉾の耐震の問題についてご説明をしたいと思います。  私どももこの施設が耐震的に大丈夫かどうかというのは非常に心配の種でありまして、それで、専門家といいますか、先日も県土木の建築主事という方がおられるわけでありまして、そこで相談もかけてまいりました。  そういう中で、法律的には、増築しない限りは耐震診断の必要はないと、市がそれを取得してもそういう耐震診断の必要がないと、そういう回答を受けたわけであります。だけど、今おっしゃるように、安全に使うという、当然そういう面はあるわけでございまして、購入したときにはそこらあたり、先ほど骨組みのさびの話も出ました。そこらを含めて、安全に使えるだけの対応はしていかなきゃならないと、そういうふうに考えております。  以上です。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  ありがとうございます。  副市長、確認ですけども、今、購入した暁に、やはり必要と思うので、耐震診断はやりますということでよろしいでしょうか。 ○議長(原 明君)  石川副市長。 ○副市長(石川忠志君)  その方法につきましては、具体的に耐震診断というのはどういうような格好でどういうふうにやるか、もちろん専門家にお願いをしてやることになると思うんですけれども、そこらあたり、先ほど言いました。どういうふうに安全性を確保していくかということで、耐震診断が必要なら当然やりますし、またほかの方法で代用できるものであれば、またそれも検討したいと思います。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  ぜひそのような方向で取り組んでいただければと思います。  この議案が出たときは、やはり一般的にといいますか、こういった商取引の場合は、やはり更地で買うというのが一般的であろうというふうに、平成29年の議事録を読み返していても、そういった質疑、答弁がなされておりました。  ですから、やはりどうしても中古建築物を使うということであれば、先ほど言いましたように、安全性を確認するというのが買う者の姿勢ではないかというふうに思うわけであります。  一歩前進といいますか前向きな答弁をいただきましたので、次の質問に移りたいと思います。  (2)の当面の活用のための必要経費ということでありますが、これは先ほどの浦田議員の質問と全く重複しておりますので、これにつきましては割愛をいたします。  それで、(3)でございますが、これも、夢物語という言葉も出たかと思いますけれども、当面の活用計画の中に魚料理の食堂ということが出ておりましたけれども、このへんについては詳細計画ができているのか。どうもできていないようでありますけれども、その経過について伺います。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  まだ構想の段階であり、詳細な計画は策定しておりません。現在協議中である浜の活力再生プランの中でも、魚料理の飲食店という意見もございます。漁業振興や観光振興において活用できるものとして、活用計画の中で位置づけたところでございます。  ただ、先行取得となった場合には、構想の実現に向けて、漁業関係者や水産関係者からもご意見をお伺いしながら、具体的な詳細計画をまた策定してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  わかりました。  このへんは、例えば、当然民間に委託するだとか、そういったことも含めての計画を今後考えていくということでよろしいですね。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  今ほど議員さんおっしゃられたとおり、公民館も含めた当然検討になるかと思います。  また、魚食の関係でございますが、漁協婦人部さん、これからもキラリングルメの森だとか料理教室、こういう活動においてまた協力いただいております。今後、協議が必要になりますが、何らかの形で参画いただければというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  全ては先行取得してから、これから具体的なことについて考えていくということと受けとめました。この蒲鉾跡地取得の件につきましては、これで質問を終わりたいと思います。  それでは、2項目めの東福寺野自然公園について質問をさせていただきます。  10月19日土曜日に、同公園内のパークゴルフ場で行われました地元愛好会主催のゴルフ大会に参加してまいりました。コースを回っておりますと、イノシシが侵入し、土を掘り起こしたため、補修したところが何カ所かありました。関係者に伺うと、ことしは何回かイノシシに侵入されたとのことでありました。その都度、侵入口を特定しては補強など対策をとってきているということであります。  滑川市の宝であると市長が断言された東福寺野自然公園に、あろうことか、イノシシの侵入を許してしまったわけであります。東福寺野自然公園をこよなく愛する市民の一人として、今後、二度とイノシシの侵入を許してはならないとの立場から質問いたします。  まず確認ですが、本年は何回イノシシが侵入したのかお聞かせください。 ○議長(原 明君)  荒俣公園緑地課長。 ○公園緑地課長(荒俣哲也君)  それではお答えいたします。  本年のパークゴルフ場におけるイノシシの侵入件数は、9月から10月にかけて5件確認しておるところでございます。  以上です。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  5件ということでありますが、荒俣課長、これは多いと思われますか、少ないと思われますか。 ○議長(原 明君)  荒俣公園緑地課長。 ○公園緑地課長(荒俣哲也君)  非常に多いと思っております。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  そのとおりだと思います。  これはやはり1度でも許してはならないというふうに思うわけであります。  中には、ことし新しくまた設置しましたふわふわドーム、あれはたしか1,000万以上の費用で設置されたというふうに認識しております。非常に高価なものがあるところでありますので、やはり侵入を許してはならないなというふうに思うわけであります。  そこで、11月2日に再度公園を訪れて、イノシシ侵入対策がどうなっているのか、これ、現地確認ということで公園の全周を回ってきました。  これがそのとき撮影してきた周辺の写真の一部であります(資料を示す)。高さが約1メートルの擬木が周辺に設置されているものの、一部は擬木ではなく、鉄筋のメッシュが設置されているところや、擬木と擬木の間にメッシュが埋めてあったり、擬木とメッシュを重ねているところなどありました。  今写真に示しているのは、この擬木の下の部分にメッシュがくっつけられているというか、そういう状態のものであります。  公園の外側には真新しいイノシシの足跡が残っておりました。毎日のように来ているものと思われます。イノシシは鼻で土を掘り起こしながら侵入を試みております。侵入したと思われる場所を確認しましたが、このメッシュを下から持ち上げて、このすき間をあけて入ったものと思われます。  また、イノシシのジャンプ力ですが、もう簡単に1メートルは優に超す能力があると言われております。  そこで、この質問ですが、もっと鉄筋の太いメッシュを使って、高さも1.5メートルになるように、例えば現在の擬木にワイヤー固定するなどの対策をとってはどうかと思いますが、見解をお聞かせください。 ○議長(原 明君)  荒俣公園緑地課長。 ○公園緑地課長(荒俣哲也君)  お答えいたします。  東福寺野自然公園は、現在、園全周にわたって侵入防止柵が設置されています。今ほど写真で見えた擬木柵の下の部分も含めまして園全周、柵が設置されています。しかしながら、イノシシは柵の下の土を掘って侵入していると見られております。対策が必要であることは認識しているところでございます。  私のほうでも現地を確認したところ、イノシシの侵入経路についてはほぼ特定できており、今後はその侵入経路を重点的に、柵の下を掘っても侵入できない構造の柵の設置や、忌避剤を併用するなど侵入防止対策を強化してまいりたいと考えております。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  例えばどういう、今説明できますでしょうか。どういった頑丈な対策、言葉では言われましたけども、現在、荒俣さんの頭の中にあるアイデアはどういうものなんでしょうか。 ○議長(原 明君)  荒俣公園緑地課長。 ○公園緑地課長(荒俣哲也君)  現在ある柵に取りつける形のものでして、現在ある柵の下のほうに、こうやってL字型で設置します。イノシシは下のほうから入ってくるので、こちらのほうで入れなくしてしまうといったようなもので考えております。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  わかりました。  当然予算要求はされているんですね。 ○議長(原 明君)  荒俣公園緑地課長。 ○公園緑地課長(荒俣哲也君)  要求はしております。
    ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  といいますと、あと財政課の判断に任せられるということでよろしいでしょうか。 ○議長(原 明君)  荒俣公園緑地課長。 ○公園緑地課長(荒俣哲也君)  そのとおりでございます。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  来年度の予算に出てくるかどうか確認したいと思いますけれども、これは、逆に言えば、もうそういう時点で、あるいは12月の補正で出してもいいようなことではないかなと私は思いますよ。 ○議長(原 明君)  荒俣公園緑地課長。 ○公園緑地課長(荒俣哲也君)  議員おっしゃられるとおり、すぐにでも発注したいところでございますが、東福寺野自然公園、これから雪が積もりますので、新年度予算という形でとらせていただきました。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  先ほども言いましたけれども、毎日のように来ていますよ。真新しい足跡がもうそこかしこにありますよ。もうすきあらば、彼らというか、何というか一族で動いておりますからね。五、六頭ですかね、親子で移動してあるくというふうに聞きますけれども、本当に早急な対策が必要ではないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。  ちなみに、どのぐらいの予算を要求されていましたか。 ○議長(原 明君)  荒俣公園緑地課長。 ○公園緑地課長(荒俣哲也君)  金額まではちょっと申し上げられないんですが、今回侵入経路と見られる場所周辺に取りつけるといったようなものでございます。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  蒲鉾を買う2,000万よりは安いだろうと思いますので、早急に対応していただければと思います。  それでは、次の質問に移ります。  先ほど、11月2日に東福寺野自然公園を現地確認したと言いましたが、そのときに、前日の11月1日に青雲閣の厨房で労災事故が発生したということを聞きました。  そこで、現場確認をしてきましたが、これがその現場写真であります(資料を示す)。  そこで質問ですが、その事故の内容、原因についてお尋ねをいたします。 ○議長(原 明君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  それではお答えいたします。  11月1日、青雲閣内厨房にて、職員が朝食の後片づけ作業中、ぬれた金属側溝ぶたで橋を滑らせ転倒し、膝をコンクリートの床に打ちつけ、左膝蓋骨を骨折しました。  原因は、金属側溝ぶたがぬれていたことと、職員の靴がぬれたところでの滑りどめが十分でなかった可能性があると考えられます。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  この側溝ぶた、これはステンレスだろうと思いますけれども、そこがぬれていて、そして履物が非常に滑りやすかったと、滑りやすい履物を履いていたということが原因であるということを今聞きました。  私が勤めておりました会社は製造業でありましたので、一旦事故が起きると大事故につながりかねないということでありましたので、安全教育は徹底的に受けてまいりました。  職場の安全対策については、本年6月定例会でも、地震の経験から、職員の安全教育をすべきとの立場で質問をしましたが、そのときの当局の答弁は、安全ミーティング等については今後検討してまいりたいと思いますというものでありました。検討はしても実際はやらなかったことを確認してきました。その結果として、危惧していたことが現実のものとなって今回の事故が発生したことはまことに残念でなりません。  労働災害の分野でよく知られているハインリッヒの法則は、事故の発生についての経験則であります。1件の重大事故の背後には重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には、事故寸前だった300件の異常、いわゆるヒヤリ・ハットが隠れているというもので、1対29対300の法則とも言われております。  ハインリッヒの法則が示す教訓は、大事故を未然に防ぐためには、日ごろから不注意、不安全な行動による小さなミス、ヒヤリ・ハットが起きないようにすることが極めて重要であり、ヒヤリ・ハットなどの情報をできるだけ早く把握し、的確な対策を講じる必要があるということであります。  私が勤務していた職場では、毎月安全ミーティングを実施して、必ずヒヤリ・ハット事例集を活用して、危険予知トレーニング、いわゆる頭文字を取りまして、KYT訓練をしてきました。  (資料を示す)これは、厚生労働省の職場のあんぜんサイトに紹介されているヒヤリ・ハット事例集から引用したものであります。まさに今回の事故とそっくりな状況であります。それでありましたので紹介をいたします。  この資料の紹介ですけれども、状況は、厨房の床面がぬれていたため、足を滑らせ転倒しそうになったという状況で、いろんな対策が書かれております。  では、この事故を受けて、どのような安全対策をとられたのか、またとろうとしているのかお聞かせください。 ○議長(原 明君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  それではお答えいたします。  今回の事故を踏まえ、指定管理者では、厨房作業者全員へ、ぬれたところでも滑りにくい靴を支給するほか、関係職員を対象に、安全に作業を進めるための研修を実施することとしています。再発防止に向け、安全指導の徹底に努めてまいります。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  このヒヤリ・ハット事例集にも、対策として、いわゆる滑りにくい履物を履かせるというふうに変わりました。ハード面、そしてソフト面ということでの対策ということであります。これはやはり定期的に行っていくべきだろうと思います。  今回は、いわゆる文化・スポーツ振興財団を対象にして、前回の定例会で質問もいたしましたけれども、今、職場の担当がいわゆる生涯学習課、前回はいわゆる公園緑地を担当する文・スポの草刈りを主に従事されている方への安全対策という質問をさせていただいたわけですけれども、そのときは財政課のたしか奥村主幹が答弁されたかと思います。  このように、いわゆる職員に対する安全教育、これはどういった指示系統で出るのかお聞かせください。 ○議長(原 明君)  地崎生涯学習課長。 ○生涯学習課長(地崎紀子君)  特にこのような事故があったときには、まずはこちらのほうで現場検証をし、それで原因がどこにあったかということで、それに対する対応については、こちらから指定管理のほうに指示を出しまして、今後事故のないようにやっていきたいと思っております。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  先ほども言いましたけれども、やっぱり管理者含めて職員の方の安全意識のいわゆる意識向上、これに取り組んでいっていただきたいなというふうに思います。  それでは、3項目めの教育について質問いたします。  9月の定例会でも質問いたしましたが、教員の働き方改革について伺います。  文部科学大臣の諮問機関である中央教育審議会では、平成29年6月から新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について審議が行われ、同年12月22日に中間まとめが取りまとめられております。  その中間まとめの中には、これまで学校、教師が担ってきた代表的な業務のあり方に関する考え方として、授業以外の業務であって、全国の学校で共通して行われている業務を14の業務に分類して、それぞれを大きく3つに大分類しました。  1番目として、基本的には学校以外が担うべき業務、例えば、先回の定例会でも質問いたしました給食費等の徴収管理業務ですね。2番目といたしまして、学校の業務だが、必ずしも教師が担う必要のない業務、例えば部活動であります。3つ目として、教師の業務だが、負担軽減が可能な業務というふうに大分されています。ここに今回の負担軽減が可能な業務ということで、今回質問で取り上げました外部人材の活用があります。  そして、この中間まとめを踏まえて文部科学省が取り組むべき事項について、平成29年12月26日、学校における働き方改革に関する緊急対策が取りまとめられました。その中には、必要な環境整備として、スクール・サポート・スタッフやスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、部活動指導員の配置等、専門スタッフ・外部人材の活用といった取り組みに必要な経費を計上するとあります。  先ほども言いましたが、今回質問いたしますスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラー業務は、教師の負担軽減が可能な業務に分類されます。子どもを取り巻く環境は、いじめ、虐待、ネグレクト、貧困など大きな社会問題となっており、ひいては、その解決のための教師の負担はますます重いものになっております。  以上の観点から、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーのさらなる充実を図って、教師の負担軽減を図るべきだと思います。  ここは教育委員会の姿勢が問われるところではないかと思います。当局の見解をお聞かせください。 ○議長(原 明君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  お答えします。  スクールカウンセラーは、児童・生徒の臨床心理に関して高度に専門的な知識及び経験を有しており、全市内小中学校及び滑川市教育センターに配置し、児童・生徒や保護者との相談面接等を行っています。  スクールソーシャルワーカーは、いじめ、不登校、暴力行為、児童虐待など生徒指導上の課題に対応するため、教育分野に関する知識に加えて、社会福祉などの専門的な知識、技術を用いて、児童・生徒の置かれたさまざまな環境に働きかけて支援を行うため、全小中学校に配置し、学校と家庭、地域、関係機関と連携、仲介、調整を図っております。  加えて、心の教室相談員や子どもと親の相談員、カウンセリング指導員や養護教諭などが支援の必要な状況に応じて相談に乗っております。  さらに、支援の必要に応じて、高志支援学校、東部教育事務所、富山県総合教育センター、児童相談所など関係機関と連携を図り、児童・生徒の相談に対応しているところであります。  以上であります。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  私の質問はそれはわかりました。  これからますます相談事、いろんな子どもを取り巻く環境が厳しくなってくる状況の中で、もっともっとそういった外部人材の活用という観点から、スタッフの充実、これはいわゆる人の面、人数の面とか、そういう取り組みをどう考えておられるのかお聞かせください。 ○議長(原 明君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  お答えします。  スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーにつきましては、毎月活動実績が市教育委員会に報告されております。学校の実態や要望に応じて今後も対応してまいりたいと考えております。  また、関係機関を集めた個別のケース会議、児童相談所などが入った会議でございますが、こちらのほうは、小中学校に関するものとしては、去年は8回、ことしは12月1日現在で10回開催しております。より小まめに実態を捉え、必要に応じてケース会議の開催を行っていきたいと思います。  そして何よりも、担任が1人で混乱を抱え込むことのないよう、組織的な対応に努めてまいりたいと考えております。そのことが教師の働き方改革にもつながるものと考えております。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  この外部人材の充実については、年度年度、こういった、例えばこれ、事前にもらった資料を見ていますと、いわゆる県が費用を負担してくれておったりとかありますけれども、そういった問題が、これはやっぱり、もう1人欲しいなとかと言ったらすぐ対応してもらえるのか、はたまた、それは年度年度で人を探すというような、どういったことになるんでしょうか。 ○議長(原 明君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  スクールカウンセラー等につきましては県の配置でございますが、重大な事案が生じたときなどは緊急支援として要請することができます。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  わかりました。重大な事案が起きないことを願っておりますけれども、やはりそういったことを常に意識を持ちながら対応していただければというふうに思います。  それでは次の質問に移ります。  11月16日の土曜日に、市内の全小学校で学習発表会が開催されました。各学校が工夫を凝らして取り組んでおられます。各学校の内容に興味がありましたのでプログラムを取り寄せましたところ、劇、ダンス、科学の時間の発表、英語劇、音楽劇などなど、さまざまな内容でありました。ところが、ごく一部の学校では、内容を簡素化して、ふだんの全校集会ということで音楽発表会をしているところもありました。  単刀直入に伺います。従来の内容を大きく変える場合などは、これは生徒や父兄などからの意見も聞いて決めていくということをアドバイスするなど、各学校の発表会の内容について教育委員会はかかわるべきではないかというふうに考えます。どうでしょうか、見解をお聞かせください。 ○議長(原 明君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  お答えします。  学習発表会は、日ごろの学習の成果を保護者や地域の方々に発表する場であり、大切な表現の場でもあります。各学校において特色ある教育活動や学校運営が行われており、発表の内容や方法については、学校の実態に合わせて判断して行われているものと考えます。日ごろの学習の成果について、さまざまな機会を捉えて、子どもたちが発表できるよう今後も支援してまいります。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  くれぐれも、校長先生お一人で内容を決めるとか、そういうことはやはりあってはならないのではないかというふうに考えます。また、私も父兄の方から、この質問に際しまして、どうでしたかという意見を伺ってきましたけれども、これがずっと続くのであればちょっと言わなきゃいけないかなとか、そこらへんのことをおっしゃられた父兄の方もおられますので、ぜひ、今回はもう済んでしまったことですけれども、来年もそういったことを続けるのであれば、まず父兄の、あるいは生徒がどう感じたか、これが一番大事じゃなかろうかなというふうに考えますので、ぜひ来年の内容について、そういった意見も聞くように、委員会からアドバイスしていただければと思います。どうでしょうか。 ○議長(原 明君)  広田学務課長。 ○学務課長(広田積芳君)  学校行事に関しましては、小学校学習指導要領解説特別活動編には、学校行事として5つの種類が挙げてあります。それで、今ほどお話になっております学習発表会は文化的行事になります。  文化的行事の内容としては、平素の学習活動の成果を発表し、自己の向上の意欲を一層高めたり、文化や芸術に親しんだりするようにすることとあります。子どもの成長がまず第一義と考えております。その取り扱いにあたっては、児童や学校、地域の実態に応じて、重点化、行事間の関連や統合、精選に配慮するとあります。  実際に各学校では、行事の目的や意味を確認して年間計画を立案しています。子どもたちの学習の成果を発表する場としては、学習発表会に限らず、入学生を祝う会、卒業生を祝う会、また全校集会なども大切な発表の場として位置づけております。  そこで、子どもたちにとって意味ある活動が年間を通して行われるよう、また学習指導要領の趣旨に沿って行われるよう、働きかけを今後も続けていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  よろしくお願いいたします。  では、4項目めの健康寿命延伸について伺います。  最近、フレイル予防という言葉を新聞等でよく見かけると思います。フレイルとは、筋力などが低下し始め心身が弱ってきた状態のことを言い、虚弱を意味する英語「フレイルティ」をもとにした言葉で、2014年に日本老年医学会が提唱しました。  食生活の改善や運動、社会参加などの対策で回復が可能とされます。つまり、フレイルとは要介護になる一歩手前、健康な状態から要介護になるまでの間の状態とも言います。早目に対処することで健康な状態に戻ることもあるため、フレイル予防はとても重要であります。  厚生労働省は、フレイルの人を把握するため、75歳以上の後期高齢者を対象に、新たな検診を2020年度からスタートさせます。導入の背景には介護費の増大があります。健康寿命延伸都市宣言をした本市にとっても、フレイル予防は極めて重要になると思います。  そこで質問ですが、フレイル予防の取り組みと課題について伺います。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  それではお答えいたします。
     フレイルとは、今ほど議員さんがおっしゃられましたとおり、健康な状態と要介護状態の中間にある虚弱な状態のことを言い、フレイルには筋力低下などからの身体的フレイル、閉じこもり等からの孤立による社会的フレイル、認知機能低下や鬱などからの心理的フレイルがございます。  これらは生活習慣や心身の状態により、複雑に絡み合いながら進行すると言われておりますが、早期に適切な支援を受けることで健康な状態に戻ることも十分可能であるとされております。  市では、要介護認定を受けていない高齢者を対象に毎年介護要望アンケートを行っており、その中で、フレイルのリスクの高いと思われる方を包括支援センター職員が訪問し、心身の状態や生活状況の把握とともに、介護予防教室や介護保険制度等の情報提供や必要な助言を行っております。どうしても個別対応となるために、対応できる人数に限りがあることが課題であると考えております。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  どうもありがとうございます。  次は、オーラルフレイル予防について質問いたします。  オーラルとは口腔のことで、オーラルフレイルとは口腔機能の衰えが全身の老化につながるという考えであります。  フレイル予防の3要素には、栄養、運動、社会参加が挙げられております。その中でも、食や口腔機能の低下によりフレイルが進行して、そのことにより社会性が失われると言われております。むせだとか、食べこぼしとか、滑舌の悪さ、ささいな衰えがフレイルのサインであります。  口腔ケアを適切に行うことで、誤嚥性肺炎のリスクの低下や認知症の予防、維持改善にも効果があり、身体機能の改善にもつながると言われております。  これからの健康づくりの視点には口の健康が重要になると考えますが、オーラルフレイル予防の取り組みと課題についてお聞かせください。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  議員ご指摘のとおり、口の健康は大変重要な問題でございまして、高齢者を対象とした介護要望アンケートの結果では、口腔機能低下のリスクを持つ高齢者の割合が4割以上でありました。この結果をもとに、リスクの高い方への個別訪問とともに、リスクの高い方が多い町内会へ歯科衛生士等の専門職を派遣し、口腔ケアの講座を開催するなどの取り組みを行っていきたいと考えております。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  よろしくお願いいたします。  それでは次の質問に移ります。  フレイル予防の重要性について周知啓発をしていく必要があると考えますが、フレイル予防に関する情報の有効活用も含め、今後の取り組みについてお聞かせください。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  フレイルという言葉は一般的にはまだなじみが薄いため、機会があるごとに周知に努めているところでございます。具体的には、市で行います介護予防教室の1講座として取り入れたり、地区町内単位や各種団体に向けての市政講座等でも実施しております。今後さらにさまざまな機会を捉えて普及啓発に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  このフレイル予防ですけれども、いわゆる高齢者の保健事業ということで、介護予防との一体的な実施が必要となると思いますけれども、そのへんはどうでしょうか。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  まさに介護予防ということで考えておりますので、一体的に取り組んでまいりたいと思っております。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  それでは最後に、市民参加型のフレイル予防について伺います。  先進地では、市民のための市民の手によるフレイル予防事業が行われております。市民で支え合うフレイル予防は、健康づくり、介護予防が進み、本市のフレイル対策の課題であるとも考えます。社会とのかかわりが減るとフレイルが進むという理解も深まって、とても効果的であると考えますが、見解を伺います。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  市のほうでは、高齢者が歩いて通える町内単位での住民主体の通いの場の普及に努めております。通いの場に参加することで地域、町内とのつながりができ、体操や交流を通してフレイル予防が期待できるところでございます。  さらに、市ではフレイル予防の効果を高めるため、通いの場で活用できる市オリジナルの介護予防体操でありますキラピカ体操、キラピカ脳トレ、きよまろ健口体操、この「けんこう」は「健康な口」と書きますけれども、健康体操のDVDを作成しまして普及啓発に努めているところでございます。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  ありがとうございます。  このへんのフレイル予防につきまして今質問いたしましたけれども、しっかりと対応していただきまして、これがいわゆる介護費の増大を防ぐ一助になるだろうというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(原 明君)  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  本当に質問ありがとうございました。  悠友クラブの柿澤会長から、キラピカ体操等、やっていただいてありがとうございますということで、老人クラブそのものも、この問題には大変意欲的であるということをちょっと申し添えておきたいと思います。  以上です。 ○議長(原 明君)  尾崎照雄君。 ○7番(尾崎照雄君)  どうもありがとうございます。  以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(原 明君)  13番開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  それでは、通告に従いまして、以下の質問をいたします。  まず1番、まちづくりについてでございます。  上田市長の政策は、子どもたちを思いやる気持ちや人への思いは十分に形にあらわれています。どこの皆さんと話をしても、満足げに滑川市を自慢しております。  妊産婦の医療費無料や第2子保育料無料、また中学生までの医療費助成や無料、またこのたびは高校生までの医療費を無料にするための準備もまたうれしいことであります。また、雨天体育館に通う野球の子どもさんのお母さんからは、本当にうれしいということもいつも聞いております。  市長は、教育は全てにおいて優先するとのことで、この思いに私たち、子育てに、私の場合は孫育てですが、かかわる者として、とてもありがたい限りでございます。  その一方で、ちょっと建物を抱える事業ということで少し見てみました。  そこで、(1)です。滑川市の事業のあり方を検討するべきではないかということで質問いたします。  まずアです。滑川の天日塩、今後、公設民営化は考えておられませんか。  シルバー人材センターが取り組んでおられましたが、もうやめられています。ずっとこのままいくのか、今後どのような展開を考えておられるのかお伺いいたします。  私は、深層水のまち滑川の宣伝のために大いに結構だと思いながら現状をお聞きいたします。お願いします。 ○議長(原 明君)  上田市長。 ○市長(上田昌孝君)  私から一言答えさせていただきたいと思います。  施設等々につきましては、今ある事業につきまして、民間の方がやるとおっしゃれば全部移行してまいりたいと。民間が、企業といいますか、最初に起こすことができないような問題はこちらで先行しますけども、民間が営業としてやっていこうという意欲のある方には順次おろしていきたい。私ども、一番入り口の部分はやりますけども、これから頑張ってもらいたいと。  それから、シルバー人材センターの塩は、ビニールハウスの大変小さい規模でありましたので、あれでは滑川の塩という宣伝にまで持っていけないというような規模でありましたので、今やっておりますけれども、これ、民間でやればもっと規模は拡大されると。そして、今、健好の塩は徐々に人気が出てまいりまして、営業のほうでもその拡大が見えておりますので、様子を見てひとつ頑張りたいと思いますし、民間におろしていきたいと。基本的にはそのとおりであります。  以上です。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  市長さん、ありがとうございます。  本当にこの深層水の天日塩、これはただいま11カ所で「健好の塩」として販売しておられます。当局から聞きましたが、まず、ことしは年間約55万円を売り上げていると担当課から聞きました。  平成29年3月からスタートして2年半で、本当に商品にするという努力は大変なものだったと思います。そういう意味では、ことし10月29日に高知県田野町へ製塩体験施設見学の視察、あるいは田野屋塩二郎さんにもお会いしてまいりました。塩づくりに一生懸命でした。エネルギッシュに塩づくりをしておられました。そういうふうに手を挙げてくださる人がいらっしゃるように、どういうふうな形でPRしていかれますが。 ○議長(原 明君)  網谷海洋資源振興課長。 ○海洋資源振興課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  今ほど議員さんおっしゃられたとおり、塩の販売については現在11カ所で販売いたしております。県内については今10カ所でございますが、今後もやっぱり県外、まず、先般も姉妹都市の小諸市、あぐりの湯でございますが、こちらのほうにも営業活動、これは海洋資源振興課のほうで営業活動を進めております。  今後ますます、こういう県外も含めたところで営業活動を進めていくことで、少しでもこの塩の魅力を伝えていきたいと思いますし、またぜひご利用いただければというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  今市長さんも言われましたが、そういうふうに塩に携わる人を募集するという点では、専門職人さんを募集する何かそういうPRの仕方とかも考えておられますか。 ○議長(原 明君)  網谷海洋資源振興課長。 ○海洋資源振興課長(網谷卓朗君)  現在のところ、塩のまず第1段階から職員で行っております。ようやく今現在、形になりました。引き続き、ある程度市の職員が真心を込めて、塩の作成から販売、形ができてくれば民間への移行ということも含めておりますので、現在のところ、そこまでの間は責任を持って市の職員のほうでやりたいというふうに思っています。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  市長さんの言われる業務のスリム化も含めまして、またこの後、専門職を募集するぐらいの力も持っていただきたいなと思っております。  それでは、イでございます。  タラソピアの外壁はあのままですか。まずお願いいたします。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  タラソピアの外壁については、塗装の剥離が目立って景観を損ねていたため、現在、外壁塗装除去工事を施工しているところでございます。  また、外壁塗装除去工事の完了後は、コンクリート打ちっ放しとして再塗装は行わず、今後、タラソピア正面の外壁に観光用の看板を設置することとしております。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  きょうたまたま、後からするあれで、たまたまタラソピアの前へ来ましたら、足場を取っておられました。  私、あそこに、打ちっ放しのあの側面、階段のところですね。あれがあるとすれば、この後、プロジェクションマッピング、投影ですね、を活用して、滑川市の宣伝、あるいは子どもたちを呼ぶための短編映画を映して、楽しい投影の事業の取り組みを企画運営できる業者と検討しながら、あそこをあのまま使えるものにしたらいかがですか。提案です。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  今整備したことで、ご提案のプロジェクションマッピングでの活用を含めて、いろんな手法が活用できるものというふうに考えております。ただ、費用面等を考慮しながら、また検討いたしたいというふうに考えております。  大変夢のある企画でございますので、実現できれば、にぎわいの創出にもつながるものというふうに考えております。  市にはイベント開催補助金等もございますので、多くの皆さんにまた協賛いただくというような方法もあるかと思いますので、そのへんも含めて考えてまいりたいと思います。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  海は滑川のシンボルですから、あそこにたくさんの人が行けるように、また子どもたちが喜んで行くような、そういう投影事業もしていただきたいなと思っております。ぜひお願いします。  それでは、ウです。これは滑川蒲鉾の建屋の利用ですが、先ほどから、あるいはきのうから、この問題についてたくさんの質問が出ております。ただ、私は古い建物は食品を取り扱う場所としてなじむのかなという部分がありましたが、それだけだけ、よろしくお願いします。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  古い部分でございますが、古いと言いながらも、これまで食品を扱っていたかまぼこ工場でございました。衛生面で心配ということでございますが、衛生面については清掃をしっかりするということ、また古い部分についても、これは倉庫としての活用を考えておりますので、心配はないものというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  私、あの場所の土地の取得を考えるなら、エです。10年から20年後を見据えた構想を持っておられるのか、まず伺いたいと思います。今ではありません。10年、20年後です。お願いします。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  議員おっしゃるとおり、10年から20年後を見据えた構想ということになれば、現在、当面の活用を構想の中でお示ししておりますが、そういう活用が軌道に乗っているものというふうに考えております。  また、滑川漁港周辺の活用計画については、必要に応じて、市と漁業関係者、地域の方々等と協議していくということも必要というふうに考えているところでございます。  以上です。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  私、けさ何を見にあそこの蒲鉾屋さんに行ったかというと、この天気のいいときに、あそこのロケーションはどうなるんだろうと思って見に行きました。本当にあそこの地面は買いましょう。あそこにホタルイカのタワーでもつけて、滑川は海のまちです。そういう意味では、本当に滑川でこの海、ホタルイカ、そして深層水、そういうものに、神戸のタワーのようなあんな立派なものじゃなくても、3階、4階建てぐらいのタワーをつくって、その下にしっかりと飲食店を置く。そういう意味での滑川市の海岸沿い、そこを全部きれいに整理整頓、楽しみがある。人が行きたくなる。そういうことを計画できませんか。
    ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  購入するということになれば、議員おっしゃられたとおり、漁港周辺一帯の整備というものが必要になってくるというふうに感じております。  また、観光面で利用する際には、おっしゃられたとおり、そういうようなPR、今後の構想の協議になりますが、しっかりと協議していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  市長さんはあそこをへそだと言われました。本当にそのとおりで、いい意味で、あそこの場所にそういう滑川の海のシンボルができるようなこともあわせて考えて、10年、20年後の漁港、そして滑川市も考えていただきたいと思っています。  では、次です。オです。  観光船キラリンの氷見航路はどれほどの利用があったのか、まずお伺いいたします。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  令和元年度の氷見航路の実績は、滑川市観光協会で11月4日に実施した富山湾岸ジオライド、Gモニターツアーの1件でございます。  以上です。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  すみません、さっきのエの質問の中で1つだけ。これから10年、20年後を見据えた、そういうまちづくり、浜づくりを考えると、計画を話し合うような、計画審議会とか何か、そういうグループをつくるとか、そういうことを想定していらっしゃいます? ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  現在、浜の活力再生プラン、これも1つ協議の場でございます。当然、漁業関係者、それから行政も入っております。さらに、今後、漁港周辺一帯の整備ということになれば、また地域住民の方であるとか、いろんな方との協議は当然必要になってくるかと思いますので、そのへんも含めてまた検討していきたいというふうに思っております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  すみみません。またオに戻りまして、市民までの航路は1件ということですよね。  それでは、まず氷見まで航路ができました。私は、この湾岸クルージングのパンフレットで、氷見まで航路ができたと。そしたら、貸し切り運転、1日7時間6万円。これを使って私たちのグループで氷見へ行こうと思いました。ところが、氷見へなかなか行けないと。停泊する場所もないんですみたいのは聞きました。  氷見まで船で行き、帰りはどのように帰るのかを想定してこの氷見航路は設定されたのかお伺いいたします。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  氷見航路の設定につきましては、滑川漁港から観光遊覧船キラリンに乗船して、氷見で観光を楽しんでいただいた後、バスで滑川まで帰ることを想定いたしております。  これについては、朝、乗船して氷見まで行ってもらった後、また海上の状況が変化した場合、船で帰れないということもございます。出港する際には、安全を確認したうえで出港して氷見まで行けますが、そういうような危険性も含めて勘案して、まず片道の運航というふうにしたところでございます。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  そうしましたら、この貸し切り1日7時間6万円、これは船に7時間乗っているだけですか。どういうふうにこれは使うんですか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  1日の利用の仕方については、利用者の方が1日乗る場合もございますし、例えば氷見のほうに行かれるようなケースもあるかと思います。ただ、出港先の場所、これは係留場所の問題もございます。その場所に1日係留できるかどうかということもございますので、そのへんについては、利用される方が全て段取りをとられるということであれば問題はないかと思いますが、やはり係留場所というのは、なかなかできないということもございまして、まず可能な方法についてお示しして氷見航路としたところでございます。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  ちょっとよくわからなかったんですが、利用者が氷見まで行きます。停留場所というんですか、停泊場所が確保できれば氷見でおりれます。そうでなかったら行けませんということなんですか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  キラリンにつきましては、氷見でそこをおりれるというところまでは、氷見漁協なり管理者の同意を得て運用させていただいています。ただ、先ほども申しましたが、そこにずっと船をとめっ放しにするということは、氷見のほうの観光船もありますので、それは今現在なかなかできないということで、今片道としたというところでございます。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  そうしましたら、この貸し切り運転というのも少し見直していかなきゃだめじゃないですか。1日6万円、7時間といったら、みんなそのようになって、この船、もちろん航路がありますので、七尾まで行ってというわけにいかないんでしょう? どうですか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  確かに航路もございますので、七尾に行くということはなかなかできませんが、ただ、1日の利用の仕方ということで、現在、滑川市ですと、湾岸クルージングは2航路設定してございますし、あと新湊のほう、それから氷見のほう、これは運航上は行けることになります。  そういう中で、船上で1日というのはなかなか大変だとは思いますが、そういう可能性も含めて、海の上で楽しんでいただくということであれば、1日の設定をしてあるというところでございます。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  私たちは、氷見まで行って、氷見散策をして、食事をして、帰りまた迎えに来てくださるのかなと思っていました。でも、そういう点では、バスで帰るということになると、やっぱりそこには全然、バスも予約しなきゃいけないというと、全然今の私たちが考えていた船でちょっとした遠足というのができなくなる。そういうことも含めて、非常に不透明な宣伝ではありませんか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  現在、確かに1件の実績でございましたが、今後、観光船と観光バスの利用ということになりますと、旅行業法の許可をもらっているところでないとできないと。これは市内の旅行業者になりますが、そういうところに入っていただいた旅行プランということになるかと思います。  今、初年度でちょっとこういう形になりましたが、今後は市内の旅行業者に商品として取り扱っていただいて、少しでもPRしていければというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  そうしましたら、県外の人たちのお客さんを少し誘致したり、いろんな形がそういうふうに動いていくと思います。ただ、滑川市民もどのような形で氷見航路を楽しめばいいかということもあわせて考えていただきたいと思っております。これは一応要望しておきます。  それでは次、カです。  ダイバーの皆さんが滑川に来られることはまことにうれしいです。海の中で魚を見る、このことについて漁業関係者と今後に向けた話し合いや合意はできていますか。片やお楽しみ、片や生活です。立場が全然違うことの認識はあるのか、まずお伺いいたします。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  議員ご指摘のとおり、海を生活の糧としている漁業関係者と趣味など個人の楽しみでダイビングをするダイバーでは海に対する立場が違うことは当然認識しております。  また、そこから生じる問題もあるかとは思いますが、そういうことも課題になってくるかとも思っております。  漁業関係者との正式な協議はしておりませんが、私のほうも漁業関係者とお会いする機会、たくさんございます。そういう中で、ご意見はいつも聞いておるところでございます。その中でも、今後ますます増えると予想されるダイバーとのルールづくりなどの検討は当然に必要になってくるかというふうに認識しております。  以上です。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  漁業関係者の皆さんに、不安要素はこういうものですよという、何か聞き取り等はされていますか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  漁業関係者の方からお聞きしているのは、やはり海に入るということでの、これはダイバーに特定しているわけではございませんが、当然、密漁であるとか、そういう問題、漁業権に抵触するような部分が当然出てくるだろうという心配はされております。  以上です。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  こういうことはやっぱり一番に聞き取りをして、まず区分けをしっかりしていかないと、漁業従事者の皆さんに対しては、やっぱり立場を守るというのが役所の一番してあげなきゃならない仕事かなと思います。例えばホタルイカの時期は海に入らないでほしいとか、あるいは定置網付近には絶対に近づかないでほしいとか、何かそういうことのすり合わせというのも今後話し合いとして持っていかれますか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  今後ますます増えると。周辺のにぎわいも含めて、漁港周辺、それからダイビングも含めてになりますが、そういう際には、やはり漁業者のご意見をしっかり聞いたうえで進めていくことが大切であるというふうに認識しております。  以上です。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  私、全然漁業者でないからよくわかりませんけども、よくわからないというよりも、ただ心配だけはあるだろうという思いです。  そういう意味では、本当にしっかりと、滑川市としてはこういうことをこういうふうに受け入れていくんだけども、どういうふうなことがありますかということを今後しっかりと話し合っていただきたいと思います。  それでは、キです。  11月12日の新聞報道では、「滑川沖ダイビングスポット、知名度世界級に」と紹介されました。これですね(資料を示す)。  ダイバーの皆さんが入ってもいい場所、例えば今、観光客の負の遺産みたいなものを、沖縄の観光のあり方みたいなところで非常に言われていますが、例えば滑川市も、本当にダイバーの皆さんが来られるのはいいんです。だけど、そのために、いろんな意味でごみが増えたり、あるいはいろんな形が出てくるとすれば、入ってもいい場所をきちんと決めたり、その場に入るときは、トイレや更衣室をつくる目的で、ふるさと納税の依頼をすればどうですかという提案です。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  お答えいたします。  ふるさと納税やクラウドファンディングも、建設費用や維持管理を賄う1つの手法であると思っております。  漁業者の方からも、ただあの施設、海に入ってすぐ帰るということでは、何のために滑川市の海なのかというご意見も伺っております。そういうこともありますので、議員さんのご意見、ぜひ滑川市で利用していただくということであれば滑川市にも、やはり食事であるとかいろんな利用をしていただいて、少しでもにぎわい創出ができるという、そういうルールづくりも当然必要になってきますので、今後しっかりと漁業関係者、それからダイビング業者、こういう方たちとしっかりと話し合いを進めて持ってまいりたいというふうに考えております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  本当に悲しい話でしたが、沖縄の首里城が焼けました。もうあっという間に、何億の寄附金もあるということも聞いております。  滑川市でも、ダイバーの皆さんが入ってもいい場所、こうですよと決めました。例えばふるさと納税も今話もしましたが、寄附をもらう知恵、これも今ほどの事業者さん、富山市ですので、どういうふうな形で寄附をもらえるかというのも、少し滑川市の今後のことを考えていただけませんか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  この事業がしっかりと、滑川市のにぎわいが創出できるように、また滑川市でしっかりお金が落ちるように、こういうことも含めてしっかりと検討してまいりたいというふうに思います。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  ダイバーの皆さんは入場料を払われるわけじゃないんですよね。海へただで入られると思います。トイレや更衣室の準備も今しようかと一生懸命になっておりますが、やっぱりそういう点では、トイレや更衣室をつくると、掃除もしなきゃいけない、管理もしなきゃいけない。そういうことに関しては、やっぱり業者さんとの打ち合わせ、そういうこともしっかりとやっていただいて、滑川市、3万4,000人で、たくさんの観光客を賄うだけの税金もあるのかないのかということも含めまして、これからしっかりそれに関しては取り組んでいただきたいと思います。  何か名案はありませんか。 ○議長(原 明君)  網谷観光課長。 ○観光課長(網谷卓朗君)  先ほど議員さんが沖縄の例もおっしゃいましたが、確かに沖縄のほうでは、やっぱりダイビングの関係について大変大きな問題になっているということも認識しております。  今の段階でお話しすることはちょっとできませんが、今後もっと研究して、少しでもいい方向になるようにまた尽力してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  それでは、クに移ります。  中滑川駅前都市計画道路橋場国道線の交差点ラウンドアバウト化は、補助をもらうからではちょっとだめなような気がいたします。市民がわかりやすく、安全に安心して通れる市民のための道路にすべきだと思いますが、また、交差点の計画はどのような観点から優位性が認められているのかお伺いいたします。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  お答えいたします。  環状交差点であるラウンドアバウトは、日本では平成26年9月から運用が始まった新しい交差点の形態でございます。  ラウンドアバウトは、交錯箇所が減少することで重大事故が減少する、自動車の交差点への流入・流出速度の低下により歩行者横断時の安全性が向上する、停電時でも混乱なく交通処理が可能であるなど、さまざまな効果があり、全国では平成31年3月末現在で87カ所導入されており、県内でも本年5月に上市町で供用開始したところでございます。  中滑川駅前の交差点は、交互通行の市道国道橋場線と中滑川駅前を経由して市道滑川農協前線へつながる一方通行がそれぞれ接続する4枝の交差点でありまして、信号は点滅での運用となっております。  警察では中滑川駅前の信号機を撤去する意向であり、交差点の改良にあたり、自動車はもちろん、歩行者にとっても通行しやすいよう、さまざまな形態を検討したうえで、交差点の総流入交通量、1日約1,800台の現状も鑑みまして、ラウンドアバウトであればその効果を発揮できる形態ではないかと計画したところでございます。  以上です。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  私、上市のところも行って走ってまいりましたが、何でこれがここに必要なんだろうという思いで走ってだけきました。わざわざ見に行こうよと言ってくれた友人がおりまして行ったのですが、ああ、そうなんねという感じでしたが、陳情が2件出ております。そういう意味でも、市民の皆さんが、ああ、いいものをつくってくださった、いいもののおかげで安心だわと言える、そういうものにしていただきたいと思いますが、この後、市民の皆さんにはどういうふうな形で一生懸命説明されますか。お伺いします。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  先ほど申しましたラウンドアバウトのメリットにつきまして再度ご説明いたしますが、まず安全性ということで、この形で安全性ということで行きたいということでご説明、ご理解いただきたいというふうに考えております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  それでは、(2)です。滑川市公共事業審議会を設置するときではないかなという思いで、これからいろいろな意見を多方面からいただき、審議し、仕組みをつくればどうかという思いで質問いたします。  まずアです。滑川市都市計画審議会は年に何回開催されているのか、どのような内容か。審議会から市に意見書等提出されているのかです。
     お願いします。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  お答えいたします。  都市計画は都市の将来の姿を決めるものでありまして、かつ土地に関する権利に相当な制限を加えるものでありますことから、各種の行政機関や住民の利害を調整し、さらに、利害関係人の権利、利益を適正に保護する観点も必要となるため、都市計画審議会を設置し、都市計画を決める前にその案について調査、審議するものでございます。  審議内容としましては、都市計画に関するもので、用途地域の決定や変更、地区計画の決定や変更、主要な公園の位置や規模、幹線道路の計画の決定、変更などでありまして、定期開催ではなく、案件により随時開催しているところでございます。  近年では、平成30年度に用途地域の変更に際し1回、平成27年度、平成28年度に都市計画マスタープラン策定に際しそれぞれ1回開催しており、その都度、審議会から審議結果等が通知されているところでございます。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  そうしましたら、滑川市都市計画というのは、要は形を考えるということだと思います。  それでは、イです。  滑川市総合計画や、今ほどいろいろ質問しましたが、このような大型プロジェクトの審議は、小型もありますけども、誰がどこでしておられるのですか。行政だけで、職員だけで抱えると、大変重いものを意思決定していることになると思うのです。市民にわかりやすく、その事業が必要なのかそうでないのかを考えるには、委員を外部や市民から選定し、アドバイザーを招き、市民の意見を十分に聞いて、滑川市総合計画に基づいて、必要に応じて見直ししつつ進めるべきではないかと思いますが、公共事業審議会、いかがでしょうか。 ○議長(原 明君)  相沢企画政策課主幹。 ○企画政策課主幹(相沢卓巳君)  お答えいたします。  今ほどご質問の中にありました市の総合計画につきましてでございますが、例えば総合計画の策定にあたりましては、庁内、市役所内での検討とあわせまして、外部の有識者や市民の公募でお引き受けいただきました委員などで構成いたしております市の総合計画審議会において審議いただいていますほか、市長と語る会をはじめ、市民アンケート、パブリックコメントなどを通じまして市民の意見の聴取に努めております。  令和3年度からを予定してございます次期の総合計画につきましては、またそういった事務事業の評価と連動した進行管理、そういったようなことを目指すこととしておりまして、総合計画審議会と相まって確認することとしております。  一般論の大型公共事業につきましては、その都度、審議会ということでありましたら、例えば事業に基づく専門的な知識、知見を有する方とか、もしくは利害関係する方、そういったような方々に必要に応じてお集まりいただいて意見を聞くというようなことが考えられるものでございます。  そういったようなことを考えますと、事業の内容によりまして、その都度お集まりいただく方もそれぞれになるかと思いますので、固定したそういった審議会の設置につきましては、現在のところ考えていないというところでございます。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  確かにいろいろな形で、福祉なのか、あるいは建物なのかということもいろいろありますが、私にすればそういう、例えば中滑川駅前の道路、こういうことに関して、決めました、皆さんに伝えましたではなくて、そういう審議会とか何かにかけながら話をしておられますか。 ○議長(原 明君)  相沢企画政策課主幹。 ○企画政策課主幹(相沢卓巳君)  今ほど1つの例としてご質問いただいたかと思うんですが、審議会という形をとるなり、もしくは別の方法なり、それは事業を進めるにあたって、その都度都度、必要な形で、必要な方々のご意見をお聞きしていくことになるかと思っております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  そうしましたら、必要であるかないかということに関しての判断は誰たちがどこでされますか。 ○議長(原 明君)  相沢企画政策課主幹。 ○企画政策課主幹(相沢卓巳君)  まず、その都度、所管課をはじめとしまして、市として最終的にそういったようなものをまた考えていくことになるかと思っております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  これからまたいろいろな形で、滑川市のまちづくりのためには、やっぱり市民の人が喜ぶ、うれしいと思えるような、そういう政策をしていってもらいたいと思いますので、いろいろな形でみんなで考えるということをしていただきたいと思います。  それでは、2番目、福祉についてお伺いいたします。  これは、滑川市包括支援センターの役割についてお伺いいたします。  一言に福祉といっても、各町内で、各家庭でさまざまな問題を抱えておられ、それぞれの問題点が違う中でも、見過ごしたり、気づかなかったりが少し許されない。そういう大変な事業をたくさん抱えながら日々仕事をしてもらっているわけで、本当にありがたく思います。  それで、今回、包括支援センターの質問に関しましては、先ほどのキラピカ体操もそうですが、たくさんの事業、私のところの町内にも何回も来てもらっています。そういうことも非常に思いながらですが、アです。包括支援という全てをカバーする職種として高いアンテナを上げてもらっていますが、市民の方から、あそこの部屋、非常に狭くて、ちょっとした話をするには狭いと思う。どこか広いところはありませんかという、そういう質問なんですが、何かいい相談室みたいのはとれませんか。お願いします。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  それではお答えいたします。  地域包括支援センターは、市民の身近な総合相談窓口として、保健、医療、福祉の専門職がさまざまな相談事を幅広く総合的に受けております。  まずは、相談内容をお聞きしたうえで困り事を整理して、必要な場合は適切な窓口や関係機関につなぐなど、相談の入り口としての役割を果たしております。  スペースに十分余裕があるとは言えませんけれども、相談内容によっては隣接する相談室を活用するなど、プライバシーに配慮した対応を行っているところでございます。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  今ほど、隣の相談室ですか、ところが、そこへ行くまでもなく、話は終わるがだけど、たくさんおられて話がちょっとできないという、そこです。聞き手というか、相手の立場になってというところで、広いところはありませんよ、だけど何かいい案はありませんか。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  確かに広くはないんですが、広いところのほうが話しにくい方もいらっしゃると思います。私なんか雑然としたところが好きでありますので、気軽にまずは声をかけていただいて、そのうえで、福祉介護課じゃない場合もございますから、そういった場合は必要なところへご案内しますし、これは深刻だなと思えば、相談室のほうでもうちょっと詳しく話ししましょうということで誘導しておりますので、そのような対応でいきたいと思っております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  なかなか役所の中を見ても、広い場所はなかなかないような気もいたします。でも、相談者の方々の、少し顔を見てまた聞いてあげてください。たくさんいらっしゃるから恥ずかしいというのもありました。  それで、次はイです。災害時、要支援見守りマップは滑川全体で把握しておられますか。できていない地区もあるようなことも聞きましたが、いかがでしょうか。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  現在、災害時に個別の支援を要する方につきましては、避難行動要支援者見まもり台帳で把握するとともに、要支援見守りマップにつきましては、支え合いマップとして、民生委員が担当地区のマップを作成、所持しているところでございます。  このたび、12月1日付で民生委員の改選が行われたため、同月14日に、新旧の委員が集まって、要支援者情報を確実に引き継ぐとともに、引き続き支え合いマップの更新を促すこととしております。  日ごろから必要な情報を的確に把握し、地域住民の方や民生委員等と協力することで、緊急時に支援が必要な方に手が届くよう努めてまいりたいと考えております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  西加積のほうでは、この支え合いマップに関して、5年ほど前に、すごい太平紙で、何ていうんですか、この住宅地図を5倍ほどに大きくして、各家庭に誰がいらっしゃるかということを、赤は動けない人、あるいは家族のおられる人は黄色だとか、そういうふうな形で、要支援の家庭にはみんな印がつけてあります。ただこれは、亡くなられたとか、あるいは新たに要支援になられたとか、そういうことも常に把握していかなきゃならないので大変なことかと思うんです。だけど、この台帳を広げて、もし緊急時ですよ。地震が来ました、あるいは消防署がぱっと見たときに、公民館の隅にそれがあれば、この人声かけた? って言えるような、そういういざというときには大きな形で力が発揮できるんじゃないかと思っています。  この支え合いマップは、あとどこが、どういうふうにできているかわかられます? お願いします。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  この支え合いマップは、全地区の民生委員さんが自分の担当地区のマップを作成しているというものでございます。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  じゃ、ほかの地区も全部できているということでいいですか。うちはできていないのというのをちょっと聞きました。まあいいです。  そうしましたら、次、ウです。  西加積地区では、介護支援と生活支援のために自治会を通じてアンケートをとられました。全地区で行われたのかどうかお聞かせください。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  市では、高齢者が可能な限り、住みなれた地域で、その有する能力に応じ自立した日常生活が送れるよう、医療、介護、介護予防、住まい及び生活支援等が包括的に確保される体制、すなわち地域包括ケアシステムの構築を目指しており、介護予防と生活支援について住民の主体的な取り組みを進めております。  平成31年度からは、各地区で地域の課題の洗い出しと、介護予防と生活支援の推進について協議する協議体を設置し、地区の実情に応じた取り組みを検討し実施しているところであります。  今回、西加積地区の協議体では、生活支援の仕組みづくりを目指して、全世帯に生活支援のアンケートを行いました。ほかの地区でも、このアンケートの実施について検討している協議体もあります。  西加積地区協議体では、アンケート結果をもとに課題等を整理し、各種団体と協議を重ねながら、生活支援の仕組みを構築したいと考えております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  本当にこのアンケートの中から、電球の取りかえをしてもらいたいとか、ごみ出しならお手伝いできるわとか、そういうしてもらいたいだけではなくて、これならできるわという、そういうのもアンケートの中に項目として入っております。  そういう意味では、これはやっぱり、私たちのこれからの老後も含めまして、生活を支えるということで、全地区に何とか早目にこういうのはできませんかね。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  今、協議体の話をちょっとさせていただいたんですけれども、どのように取り組んでいくかとか、そういうことは全て各協議体にお任せをしております。あくまで、市からのお仕着せではなくて、地域の方が主体となってやる、市はそれを側面から応援するという立場でございますので、アンケートをするかしないかを含め、やり方とかは全てそこの地区にお任せをしております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  私は、今のこの質問に関しては、福祉に偏りがあってはいけないなという思いで質問しております。  それでは、今、この協議体の話になりましたので、エです。生活支援・介護予防サービス体制整備協議体が4月24日に立ち上がったと聞きました。民生委員さんとの違いは何ですか。また、各地区の協議体の人数は何人ですかということをお伺いいたします。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  本市では、地域包括ケアシステムのさらなる構築に向けた介護保険法の改正に伴い、平成28年度より生活支援体制整備事業を始めました。  生活支援体制整備事業では、介護予防と生活支援の推進について協議する場、協議体の設置が義務づけられており、平成28年度、市内の日常生活圏域を東西に分けた2圏域に協議会を設置しました。  より地域の実情に応じた取り組みを推進するため、平成31年度からは協議体の範囲を2圏域から9地区に変更いたしました。各地区の協議体では、勉強会や意見交換会、お試しサロン、アンケートの実施など、地区の実情に応じた体制づくりを進めているところでございます。  現在、協議体は各地区3人から8人で構成されており、随時協議体メンバーの追加等を行っております。  一方、民生委員は、担当地区の住民の実態や福祉需要の把握、個々人が抱える問題について相談に乗り、関係機関、施設等に連絡し、必要な対応を促したり、適切なサービスが提供されるよう支援する役割を担っております。民生委員が協議体のメンバーに入っている地区もございます。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  もう一度協議体の中身を教えてください。何でこういうことを聞いたかというと、民生委員と協議体の区分けがよくわからないので困るのとおっしゃった人がおられます。この協議体の人はどのような資格があるのか、どういうふうなところでなっていらっしゃるのかも含めまして、何かわからないなと思います。もう一度お願いします。協議体の活動。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  協議体は人ではなくて、その地区で介護予防ですとか生活支援の推進について協議をする場であります。その協議体のメンバーというのは、自主的に、自分もそういうボランティアをやってみたいわと思われた方が参加しております。こちらから、民生委員さんだから入ってくださいとかそういうことを言っているわけではなくて、自らやりたいと言われた方々が入っているのが協議体のメンバーでございます。民生委員さんにつきましては、各地区、担当の町内を決めて、そこでそれぞれ個人の相談に乗って適切につないでいくという役割を担っております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  それでは、これから協議体の皆さんが各地区の福祉の中心になるような部分も出てくる、やり方を決めるということですね。  じゃ、わかりました。9地区にできたということで、この後は地区地区の福祉、地区福祉協議会……何ていうんですか、福祉協議体って呼ぶんですか。お願いします。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  先ほどから言っておりますように、地域包括ケアシステムの構築ということで、特に、福祉の中でも、介護予防と生活支援というところに重きを置いたものが協議体というところになります。福祉全体を担っているとも言えるかもしれませんけれども、特にそこの部分で応援をしていただく場所であるというふうに考えております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  では、次のオです。  この協議体に参加されている方々に、費用弁償とかそういうことというのはちゃんと支払っておられるのかなと思いました。というのは、人に勧められないのというのも聞きましたが、いかがですか。交通費や費用弁償、考えておられますか。ボランティアはただではちょっと寂しいかなと思います。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  各地区の協議体は2カ月に1回定期的に会合を開いており、1人1回1,000円の交通費相当を支給することとしております。  また、定期的な介護以外にも、普及啓発の取り組みとして、勉強会や意見交換会、お試しサロンなどを実施しており、その際も同様に支給することとしております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  そうしましたら、例えば西加積地区協議体に渡すんじゃなくて、個人に支給なんですか。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  そのとおりであります。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  これはもう支給しておられますか。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  これから年度分まとめての支給となります。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  きょう支給しますというのを知っておられますか。協議体の皆さんが。
    ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  話はしているとは思いますが、もともとそういうお金にはこだわらないわという方々が参加していらっしゃいますので、あまり気にはとめておられないかと思います。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  わかりました。そういう点では、福祉に際するのはやっぱり心の動きだと思います。  それでは、最後の質問です。カです。  滑川市全体を通じて、福祉介護課を中心に包括支援センターや社会福祉協議会等と現状把握あるいは情報共有、役割分担などもきめ細やかに協議する滑川市福祉連絡協議会を立ち上げればどうですかという思いです。  これは、保育所も保育士さんがいない、あるいは介護施設も介護者がいないということで、どの部分に手助けが必要なのか、どの部署がサポートできるのか。そのためには、現場がわかる、その人たちが知恵を出し合うことで、市全体に福祉に偏りがなくなるのではないかと思いますが、いかがですか。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  市では、福祉介護課の各係と地域包括支援センター、社会福祉協議会、在宅介護支援センターのそれぞれの職員及び民生委員を構成員とした会議を定期的に開催しております。  その中で、支援が必要な方の情報共有を図り、それぞれが担う役割を確認し、確実な支援体制を構築するとともに、地域に共通した課題等を発見し、地域づくりにつなげていくこととしております。  今後ますます多様で複雑な課題を持つ支援が困難なケースが増加すると考えられることから、さまざまな機関がそれぞれの役割を果たし確実に支援していけるよう、より一層連携体制を強化してまいりたいと考えております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  本当に私、特に保育所のある幼稚園の話もしておりまして、先生がいないのでできないんだとか、あるいは施設長が、開田さん、誰かお手伝いしてくれる人おられんけという、そういう介護施設ですね。そういう方も一生懸命人を探しておられます。そういう分野でのこういう苦労というのもあるような気もしますので、これはこの場所、場所、場所に限らず、そういういろんな意味で何かありませんかという問いかけも今後していただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  議員さんおっしゃられますとおり、今は保育士もそうでありますし、介護分野におきましてもかなり人材が不足しているということはよく聞かれる話でございます。  幸いにも、市の職員、みんな連携しておりますので、自分の知り合いにこういう人がいるとか、そういうことを思いついたときには、この方に話をしてみたらどう? とか、そういう形で協力できることは協力するように日ごろから努めておりますので、これからもそういう連携を深めて頑張っていきたいと思います。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  特に、最後に言いましたが、人を探すという点は本当に大変なことだと思います。各そういう施設から、介護士さんいらっしゃいませんかという、そういうことの相談とかありますか。 ○議長(原 明君)  石川福祉介護課長。 ○福祉介護課長(石川美香君)  はい、聞いております。 ○議長(原 明君)  開田晃江君。 ○13番(開田晃江君)  本当に一番人が難しいところだし、人が大きなエネルギーを出してくださるのも福祉だと思っております。これからも、滑川市の福祉が安定した滑川市民の支えのために頑張っていただきたいと思いまして、質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(原 明君)  5番角川真人君。 ○5番(角川真人君)  それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。もうしばらくの間、よろしくお願いいたします。  それでは、まず、大きな1つ目としまして、中滑川駅周辺整備について伺いたいと思います。  11月22日の産業厚生建設委員会の協議会で、都市計画道路橋場国道線の道路変更について説明を受けました。付近の空き地や寄附などによる駅前広場区域の拡大と交差点のラウンドアバウト化について詳しく説明されましたが、どうにも、いきなり出てきた感がありまして、この説明をその場で受けた委員だけではなく、この次の日と聞いているんですけれど、地元説明会、そちらのほうでも質問や意見がかなり出ていたと聞いております。  そこで今回は、もう少し詳しくこのことについて内容を確認させていただきたいと思います。  (資料を示す)まず本当の駅前だけですね。これ、拡大してみました。まず(1)としまして、この変更概要の中のバス乗降場についてです。この図を見ますと、今滑川市内を走っているコミュニティバスが道路横の停留所なんですかね、このあたりにちょうどとまるような案となっておるようです。これも何かちょうどバスが1台だけとまるような感じなんですかね。ただ前回、私、議会の中でコミュニティバスについて伺った際に、現在の地城公共交通網形成計画におきまして、デマンド交通やハブバス停などの新しい公共交通手段についての調査研究が33年度まで行われる予定と今なっております。  この研究の結果、今の大きなバスによるコミュニティバスの運用が、例えばデマンドタクシーへの切りかえになる、または今、進められている中滑川駅周辺整備、その基本方針の中に、公共交通の利便性向上のための交通結節点機能の強化ともありますので、もしかしたらハブステーション化もこの中には検討の中にあるのかなと思うのですが、もしもそういった変更がこの先検討された場合、この今の予定されたスペースで本当に大丈夫なのかお聞きしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  お答えいたします。  現在、「のる my car」の運行ダイヤ上、同時刻に中滑川駅前バス停に停車する可能性のあるバスは最大2台でありまして、そのためのスペースは確保することとしております。地域公共交通網形成計画によれば、市街地循環ルートの利用者は増加傾向にありますが、それ以外のルートにつきましては、横ばいか減少傾向にあるとのことであり、現在の運用体制とあわせて考えますと、変更があった場合も対応できるものと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  現状横ばい傾向だから大丈夫というふうに聞こえましたけれど、今から中滑川駅の前に、にぎわい創出のための施設をつくろうと言っているのにそんな寂しい予測でいいんでしょうか。これからどんどん利用が増えていくことも多少は計算に入れた上で、余裕を持った設計をしたほうがいいと思うんですけれど、いかがでしょうか。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  当然、今回の配置につきましては、担当課また関係各課とも協議しているところでありまして、その中で大丈夫であるということで、今、進めさせていただいております。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  後になって困らなければいいんですが、それだけにぎわってくれればそれはそれでまたいいことなので、期待はしたいんですけれどどうなんですか、何か複雑な気分ですね。現状で大丈夫だと言い張られるのなら、とりあえず今のところはそういうことにしておきたいと思います。  それでは(2)のほうに移ります。(2)のほうでは、そもそもバスを利用する客層、これを考えますと、大体今コミュニティバスを利用されておられる方というのは、朝、学校に向かう学生さんか、そうでなければ日中にバスを使われる高齢者の方ではないかと思います。それで今の予定場所、バス乗降場では、ここにとまった場合、駅の出入り口ってこちら側ですね、この地下道側。そうしますと、このバスのところから学生さんだと多分真っすぐ突っ切っていくと思うんですね。今現在の滑川駅の朝の様子を見ておりますと、多少雨が降っていても、学生さんってアーケードの下を通りません。真っすぐ車道をショートカットで自転車置き場のほうに向かっていきます。なので、もし本当にこうしてしまった場合、バスまで向かう学生さんが真っすぐ、車が来ない感じだから走って行くんじゃないかと、そんな姿がありありと目に浮かびます。あるいは、日中のお年寄りの利用、そうしたことも考えますと、一応横断歩道が設置予定となっているようですけれど、先ほども言いましたように、駅の入り口ってこちら側なんですね。こうぐるっと大回りしていくか、あるいはこう一般送迎車のほうに回っていくか。最近、あかずの踏切とかでもいろいろと話題にはなっておりますが、どうも人というのは安全で遠回りよりも危険でも近道を行きたい、そういう生き物のようで、これを真っすぐ行く人がやっぱり多いんじゃないかなと私は思うんですね。とてもじゃないですけれど、大回りをするような人はあんまりいないんじゃないかなと私は思います。一般送迎場のスペースもこれを見ると駅の真正面になっておりますけれど、これ、何といいますか、中央部の一時駐車場、この部分をもう少し広くするなり見直せば、十分にこの道沿いにとめる必要もなく代替になるんじゃないかなと私は思うんで、今、一時送迎になっているところ、こここそバスの乗り降りをするところにしてしまったほうがいいんじゃないかなと思うんですけれど、いかがでしょうか。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  はい。現在の計画では、駅前ロータリーの道路延長とそれぞれの施設に要するスペースを考慮した結果、駅舎付近にタクシー乗降場と一般車送迎場を設ける計画としております。また、一般車送迎台数は1日約20台、中滑川駅バス停での乗降者数は1日平均約14人であることからも、利用率が高いタクシー乗降場と一般車送迎場を駅舎付近に配置したいと考えております。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  別に分けてしまう必要はないと思うんですけど。この一般送迎のエリアをもう少し長く続けて、その中ほどぐらいに色変えたラインとかでバスの乗り降り場というふうに書いてしまえば、どっちも解決すると思うんですけれど、いかがでしょうか。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  一般車送迎場ということで駅付近で乗りおりしていただくと。それで一時駐車場につきましては、一般車送迎場につきましては、1台ないし2台までということになりますので、それの出入りを待っていただくためのスペースとしております。一般車送迎場としましては駅付近に配置したいと考えております。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  どうも、なかなか曲げられないようですけれども、どうもこのままだと、バスからおりた方がけがするような未来しか見えないような、私はそんな気がしてしまいます。転ばぬ先のつえじゃないですけれど、ぜひともそういったことも改めて検討をしていただきたいと思います。  それでは(3)に移ります。  今回のこの計画での、今言っておられた一般車送迎場、今、一時、道路に横づけして利用する想定となっておりますけれど、ここにはラインを引くなりのはっきりわかるような区別化されるんでしょうか。まずこれをお聞きしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  今回の一般車送迎場につきましては、ラインを引くなり、明確化したいと考えております。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  はい、ありがとうございます。ぜひともそこはわかりやすく、しっかりと区別をするようにお願いしたいと思います。  それで、それを踏まえまして、今の滑川駅の朝の状況、朝は本当に学生さんを送って来られる車がいっぱいで、特に雨が降りますと道沿いにきれいに横に並べるんじゃなくて、もう本当に車の頭だけを駅のほうに向けて何台も突き刺さっているような、そういった状況、さらに、たまに運転するんでしょうね、たまにお年寄りの方が孫を送ってくるんですけれど、端に寄せきれなくて真ん中あたりにとまってしまい、後ろから車が通れない、そういった混雑が発生することもたまにあります。そこでぜひとも、滑川駅のほうでも、こういった一般送迎車が一時停止をするあたりのエリアのはっきりとした区別化を、この際一緒に行ってもらえないかなと思うんですけれど、いかがでしょうか。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  滑川駅前広場につきましては、タクシープールやバス停留所等もありまして、新たに送迎場を設置するスペースの確保は困難な状況であると考えております。送迎用につきましては、10台分の短時間駐車場を設けておりますので、そちらの活用をお願いしたいと考えております。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  前にも言ったことはあると思うんですけれど、今のあの駅前、滑川駅の駅前広場の道、あそこは車2台並んでもまだ余裕があるぐらいの広さはありますんで、しっかりとエリア分けをしても大丈夫だと私は思うんですけれど、今現在、タクシー乗り場だけちゃんと線を引いて区別してありますけれど、そのぐらいの幅はもう十分それでとれるって証明されていますよね。だったら別に問題ないんじゃないかなと思うんですけれど、いかがでしょうか。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  今、この時点で中途半端ではないんですけども、そういった線を引くということは事故のもとにもなる可能性も考えられます。全体的に一体的に整備し直すといった際には、今の御意見も参考にさせていただきたいと考えております。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  では雪が解けた後に道路整備をまたされると思いますけれども、そういった時にぜひとも検討いただきたいと思います。  では、次の質問に移りたいと思います。  買い物対策について伺います。最近では昔から商売をされていた方だけではなく、コンビニが撤退していくこともしょっちゅうあるような、そんな感じになってきておりまして、歩いて行ける範囲に商店が全くないといった地域が山のほうだけでなく、町の中にも大分増えていると思います。その反面、高齢ドライバーの交通事故がニュースでは、もう本当に大きく取り上げられるようになった、そんな風潮がありまして、買い物に行きたいけれど車に乗らないと店に行けない。でも運転に不安があって、家族も運転させたくない、そういった方も本当に増えているんじゃないかなと思っております。どんな地域でも、いつまでも元気に暮らせるようにするには、生活のために必要なものが安全に手に入れられる環境が必要だと思います。食料品や日用品など、こういったものを、自分の家の近くで購入できるように、移動販売車や販売所、そういったものの取り組みをぜひとも検討していただきたいと思うのですけれどいかがでしょうか。 ○議長(原 明君)  長崎商工水産課長。 ○商工水産課長(長崎一敬君)  市内には食料品や日用品を電話で注文すると自宅まで配達してもらえるサービスを実施している小売店舗等があり、配達エリアについては小学校区区域の範囲、市内全域など事業者によってさまざまでございます。また、店舗で購入したものを当日中に自宅へ配達してもらえるサービスを行っているスーパーマーケットもございます。  これらの買い物支援サービスは高齢者だけではなく、全ての方が利用できるサービスでありまして、配達などの利用料金についてもほとんどの事業者が無料で行っておられるところであります。  平成29年9月議会においても、議員のほうから同様の質問をいただいております。検討しました結果、これらの利便性の高いサービスを御活用いただくことを、今優先というふうに考えております。  市において、移動販売車の購入や販売所の設置、導入に係る市独自の助成制度については、現在のところ考えておりませんが、県が実施しております買い物サービス支援事業の補助要件を満たす事業所があった場合、市としても協力してまいりたいと考えております。以上です。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  今言われました、県でそういった買い物支援サービス、どういったものをやっているか、県のホームページでそういった買い物支援サービスのご案内っていうのを一覧表、見てみたんですけれど、滑川市でそれに載っているのって、しまかわさんだけなんですよね。実際はこれ以外にもまだいっぱいあるということなんですか。 ○議長(原 明君)  長崎商工水産課長。 ○商工水産課長(長崎一敬君)  今ほどおっしゃいました店舗以外にも幾つかの店舗で配達サービスを実施しておられるところもございます。先ほど申し上げました店舗に行って、商品を選んで、それを配達していただけるスーパー等もございます。そのほかにも、生協ですとか、そういったところも配達のほうをしておられます。以上です。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  そういった配達サービスやっているところはいっぱいあると思うんですけれど、実際にこうやって県内で利用できる買い物支援サービスってどういったものをやっておるのかなって眺めておりますと、どうも移動販売といった取り組みは朝日とか入善町のあたりは有名ですけれど、黒部、魚津のほうでも定期市という形でやっているみたいですね。富山市でも八尾のあたりでの移動販売をやっていますし、立山、高岡、砺波、南砺、氷見。何か、意外と県内全域でやっているんですね、こういった移動販売取り組みって、どうも地域によらず、こういったのはやっぱり過疎が進んでいるところとかで特に熱心にやっておられるとは思うんですけれど、滑川の場合は、もしかしたらまだ市民の方がね、立派に元気で車へ乗られるからそれほど問題になってないのかもしれないですけれど、それでもやっぱり山の奥のほうの地域とか行きますと、車がないとやっぱり買い物ができない、そういった環境にありますんで、今のうちに少しずつ、いきなり移動販売車とは言わなくても、そういった町内の公民館を借りて、一時的な週に1回でもそういった移動販売所、そういったものとか、また検討してみてはいかがかなと思うんですけれど、どうでしょうか。 ○議長(原 明君)  長崎商工水産課長。 ○商工水産課長(長崎一敬君)  今ほど議員おっしゃられました地区なんですけれども、比較的あの中山間地を多く抱えている自治体が主だったかと思います。今ほど言われましたような公民館等についての、そういったところでの販売についても、なかなか事業主体っていうのがなかなか難しいかなと思うんですけれども、そういったこともまたほかの自治体のほうを参考にさせていただきながら、また考えてみたいと思います。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  大体やっておられるところ見ますと、コープとか生協とか、あとはイオンとかね、やっぱりそういった大手のところも多いですけれど、中にはシルバー人材センターの方を雇ってやっておられるところもあるみたいなので、ぜひともそういったよその取り組み、研究をしていただきたいと思います。  ただ、何といいますか、どうして配達サービスじゃなくてこういった買い物することにこだわるかと言いますと、たまたま今、立山の11月の広報を見ていますと、ちょうどこの移動販売の特集をやっていたんですね。そしたらやっぱり実物、その中のそのやっておられる方が実物がどんなものかわからずに、実際に手にとって選ぶ楽しみもない、そんな配達サービスよりも、やっぱりそうやって自分で手にとって選ぶっていうことは本当に楽しい、そういったことを言われるんで、ぜひともこういった買い物する楽しみを幾つになっても忘れないように、こういった取り組み、ぜひとも前向きに検討していただきたいと思います。  あとこういった移動販売やっておられる方っていうのは、どうもそういった過疎地域だけじゃなくて、老人施設を回っているっていうのも結構あちこちでやっているみたいで、やっぱり世間からちょっと隔絶してしまっているようなそんな空間ですので、たまに買い物をすると本当に喜ばれるんですね。私もデイサービスにいたとき、よく利用者さんを新湊の道の駅までドライブして、お買い物を楽しんだことがありました。やっぱり、男の人でも女の人でも関係なく、買い物って何かうきうきするんですよ。ぜひともこういったことをずっと忘れないように考えていただきたいと思います。お願いします。  では大きな3番の空き地、空き家について伺いたいと思います。  まず(1)、空き地・空き家バンクの利用状況はどうか。市のホームページでも紹介されておりますけれど、これ、実際にどのぐらい使われているのかなと疑問に思います。お聞かせください。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  はい。お答えいたします。現在、空き家・空き地情報バンクには空き家が19件、空き地が34件、合計53件が登録されております。利用希望者につきましては、これまでに132名の登録があり、売買等の成約件数は26件でございます。以上です。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  意外に成約、ありましたね。私が調べたところでは、こういったものは成約まで至ったというのが1桁以下のところが8割で0件が2割と全国のデータは出ていると見ておりましたので、意外と利用があったんだなと感心しました。  これは何といいますか、利用を希望される方は、まちづくり課空家対策係までお問い合わせくださいとホームページのほうに書いてあって、詳しい所有者とかはホームページとそのバックの中では見られないようになっているんですけれど、そうしたらその登録された方というのは、それを見て問い合わせに来られた方ということなんですか。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  まず空き家、空き地をホームページに掲載したいという方は、それ用の申し込みをしていただいてホームページに掲載する形になります。それで、ホームページを普通にごらんになられた方は、詳しく知りたいですとか、交渉まで進みたいということでありましたら、別途、また申し込みいただきまして、それでまちづくり課がマッチングするような形で、あとは直接御本人さん同士で御交渉なりしていただくと、そういった形になっております。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  はい、ありがとうございます。  そしたら、この空き地・空き家情報バンク、これのターゲット層というのは、市外から移住して来られる方ですかね、それともしないで、新しい住居を探している方なんですかね。ちょっと今の形式では、紹介、見てみましたけれど、地図も何か小さくてどこなのかよくわかりませんし、空き家の間取り図とかも何か、私のパソコンが何かもういかれそうなせいなのか、クリックしても拡大できないんですけれど、そういう仕様だったんですかね、とにかく何かわかりにくいんですね。ちょっとお聞きしてもいいですか。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  ホームページのほうには所在地ですとか実際の土地、建物の写真とか掲載しております。間取り図があるということで掲載可能という方につきましても、間取り図を載せております。  それで、ターゲットといいますか、空き地ですとか空き家を流通させたいといいますか、活用していただきたいということで掲載しておりますので、そういった流れということでさせていただいております。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  そういうのでしたら、はっきりと市内の方向け、あるいはよそから来られた方向けみたいな、そういったお勧めポイントみたいなのもまた考えて掲載してみたほうがいいんじゃないかなと思います。ちょっと今のままだと、形だけのものになっているような気がしまして、本気でこれを活用して空き家を減らしていきたいと思うんだったら、もっとこまめにわかりやすく直していただきたいと思います。  では、(2)のほうに移りたいと思います。
     所有者が県外あるいは不明なため、放置されている状況になっている危険空き家への対応。私の家の近くにも、所有者が市外におられるために放置されている状態になっている家が数軒あります。  以前議会で2回ほど取り上げましたかね、壁がすっかり崩れ落ちてしまいまして、家の中にあった本や書類が大風が吹くたび飛び散って町中に広がっていたと。去年あたりはついに屋根まで崩れてきまして、建物の中から空が見える状態になっておりました。先ほど見に行ったら、この家も相変わらずの状況で、もう家の中はほぼ空っぽになっていたんですけれど、2階がもう完全に筒抜けな感じになっていましたね、もう。屋根がもう本当にたわんできて、雪が多く降ったらそのまんま潰れてしまいそうな状態。しまいには隣に並んでいた蔵とおぼしき建物の壁も、その家の中はつながっていたんですかね、壁がちょっとずつ崩れてきています。そのほかの家でも、数年前の台風で窓が落ちてしまいまして、いまだにそのまんまになっていまして、風が吹くたびにカーテンがばたばたしているようなそんな家なんですけれど、最近はその家でも板張りの壁だったもんですから、だんだんと人がおらんようになって朽ちてきたんですかね。壁が剥がれて家の中が外から見えるようになってきております。トタンも張ってあったところもやっぱりそうやって風が入る状態になっているためか、しばらく前に強い風が吹いたときにトタンが1枚なくなっておりまして、そこもやっぱり筒抜けな状態になってしまいました。そういった家がほかにもやっぱり市内にはたくさんあるんじゃないかなと思います。こういった危険といいますか、本当にぼろぼろになっている状態、そういったものはその市外にいる所有者の方は、本当にこの現状をわかっておられるのか疑問に思うんですけれど、連絡はとれているんでしょうか、お聞きします。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  今ほど議員さんがおっしゃられましたように、平成31年3月議会でもお答えしましたとおり、県外など遠方に居住しておられる場合は、主に郵便で適正管理を依頼する書面を送付し、その後必要に応じて電話等で交渉、協議を行っているところでございます。今ほどおっしゃいました2軒ほどにつきましても、当然写真を送ったり見積もりをとってみたり、直接、県内におられる方もおられますので、直接足を運んで何回も交渉をさせていただいたりしております。そのほかの建物につきましても、遠方に住んでおられることですとか経済的な事情、あと親族間での協議が調っていないということなどを理由に、なかなか御対応いただけない空き家が多いというところが現状でございます。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  一応写真とかは送っておられるということは、そうした本当に崩れそうな現状はわかっておられるんですね。はい、わかりました。  本当に、子どもがいつ入り込むかわからないような、やっぱり子どもって探検したいですからね、その家、何ていうか、玄関の戸もなくなっていましたし、入り放題、いつ潰れるかわからないようなそんな家ですので、そういった子どもたちが中に入ってけがをしたりとか、風が吹いて崩れて、その瓦れきが近くの住宅にぶつかって被害が出た、そういったことが起こらないように、ぜひとも一刻も早い解決をお願いいたします。  では(3)に移ります。  空き家を除却した跡地の活用についてです。  私が暮らしているいわゆる旧町部ですね、こういったところでも近年、暮らす人がおられなくなった家があちこちで除却され始めております。おかげで住宅密集地だったところにぽっかりと空き地がちょっとずつ見られるようになってまいりました。こうしてできた空き地ですけれど、その所有者の方によっては舗装したりシートをかぶせたりして、草むらにならないようにしておられる方もおられるんですけれど、中には人の背丈よりも高いような雑草が生えていて景観を損なっているような、そういったところも見受けます。  滑川市の場合でも、寄附という形で譲渡されて除却されたようなそういった空き地を幾らか所有されていると思うんですけれど、それは今どのように活用されているのか。あと、そういったところはどういうふうな状況になっているのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  所有者が自ら除却されました空き家につきましては、所有者自らが管理されるものでございまして、その後の活用の状況は把握しておりません。危険老朽空き家対策事業におきまして、土地を含めて寄附をいただいた空き家につきましては、空き家の除却後に地元町内会と管理協定を結びまして、除草作業等の日常的な管理をしていただきながら、町内会行事等の際の一時駐車場ですとかごみステーションの設置場所として活用していただいているところでございます。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  イベントのときの一時駐車場などとして活用もされていると、今聞きましたけれど、そうしますと、きのうの大浦議員の質問の中でも寺家小学校教員駐車場がないと。あとは、脇坂議員も北加積小学校の駐車場が足りない、そういったことを言っておられましたけれど、もしかしたらそういった学校近くにも所有している空き地とかってないんですかね。そういうところを活用して教員駐車場などを用意することというのはできないものでしょうか。 ○議長(原 明君)  石井まちづくり課長。 ○まちづくり課長(石井正広君)  はい。危険老朽空き家対策事業におきましては、いわゆるDID地区、旧まちなかを主体とした対象地区になっております。それで、東加積小学校の近くですとかにそういった空き地というものは存在しておりません。寺家小学校につきましても、先生がとめられるすぐ近くにというような場所はないところでございます。 ○議長(原 明君)  角川真人君。 ○5番(角川真人君)  前に伺ったときには、そういった空き地を除却した後の跡地というのは、点というもので考えているとおっしゃっておられたもので、点としてそういった駐車場として活用できれば無駄にもならないじゃないかなと思ってちょっと聞いてみました。  少しでも、そういった危険な空き家が始末――始末と言ったら言葉が悪いですけれど、後片づけができた上でその跡地を活用できていけば、滑川市ももっと住みよくなるんじゃないかなと思いますので、またこれからも空き地、空き家の活用、頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。  ではこれで私の質問を終わります。 ○議長(原 明君)  これをもって、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を終結いたします。          ──────────◇────────── ◎議案の委員会付託 ○議長(原 明君)  日程第2、議案の委員会付託を行います。  今定例会に提出されております議案第78号から議案第104号までにつきましては、お手元に配付してある議案審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしますので、会議日程に従い、本会議休会中に調査、審査を願います。          ──────────◇────────── ◎陳情の委員会付託 ○議長(原 明君)  日程第3、陳情の委員会付託を行います。  議長宛てに提出されました陳情につきましては、お手元に配付してある陳情文書表のとおり、産業厚生建設委員会に付託いたしますので、会議日程に従い、本会議休会中に調査、審査を願います。  お諮りいたします。議案調査等のため、12月11日から13日までの3日間を休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  御異議なしと認めます。よって12月11日から13日までの3日間は休会とすることに決定いたしました。  なお、12月14日及び15日の2日間は、市の休日のため休会となっております。  12月16日、午前11時から本会議を開き、各委員長の報告を求め、質疑、討論並びに採決を行います。  討論を希望される方は、12月16日、午前9時まで議長宛てに通告願います。  本日は、これにて散会いたします。                 午後3時35分散会...