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令和元年 9月定例会(第1号 9月 2日)

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  1. 滑川市議会 2019-09-02
    令和元年 9月定例会(第1号 9月 2日)


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    最終取得日: 2021-09-21
    令和元年 9月定例会(第1号 9月 2日)                  令和元年9月           滑川市議会定例会会議録 第1号 令和元年9月2日(月曜日)          ──────────────────────              議 事 日 程   第 1 号                        令和元年9月2日(月)午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  会 期 の 決 定 第 3  議案第54号 令和年度滑川一般会計補正予算(第2号) 第 4  議案第55号 令和年度滑川介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 第 5  議案第56号 令和年度滑川工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号) 第 6  議案第57号 令和年度滑川水道事業会計補正予算(第1号) 第 7  議案第58号 滑川森林環境譲与税基金条例制定について 第 8  議案第59号 滑川印鑑条例の一部を改正する条例制定について 第 9  議案第60号 滑川災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例の            制定について 第 10  議案第61号 滑川家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条            例の一部を改正する条例制定について
    第 11  議案第62号 滑川特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関す            る基準を定める条例の一部を改正する条例制定について 第 12  議案第63号 滑川放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定            める条例の一部を改正する条例制定について 第 13  議案第64号 滑川水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について 第 14  議案第65号 滑川消防団条例の一部を改正する条例制定について 第 15  議案第66号 平成30年度滑川一般会計歳入歳出決算認定について 第 16  議案第67号 平成30年度滑川国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定に            ついて 第 17  議案第68号 平成30年度滑川後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定            について 第 18  議案第69号 平成30年度滑川介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定につい            て 第 19  議案第70号 平成30年度滑川工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定に            ついて 第 20  議案第71号 平成30年度滑川水道事業会計決算認定について 第 21  議案第72号 平成30年度滑川下水道事業会計決算認定について 第 22  議案第73号 平成30年度滑川水道事業会計処分利益剰余金処分について 第 23  議案第74号 平成30年度滑川下水道事業会計処分利益剰余金処分につい            て 第 24  議案第75号 不動産処分について 第 25  議案第76号 市道の路線認定及び廃止について 第 26  報告第9号 平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率につい            て 第 27  報告第10号 実質公債費比率の推計及び中期財政計画について 第 28  報告第11号 平成30年度における主要施策の成果について 第 29  決算特別委員会の設置及び委員の選任          ──────────◇──────────                本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会 期 の 決 定 日程第3 議案第54号 令和年度滑川一般会計補正予算(第2号) 日程第4 議案第55号 令和年度滑川介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第5 議案第56号 令和年度滑川工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号) 日程第6 議案第57号 令和年度滑川水道事業会計補正予算(第1号) 日程第7 議案第58号 滑川森林環境譲与税基金条例制定について 日程第8 議案第59号 滑川印鑑条例の一部を改正する条例制定について 日程第9 議案第60号 滑川災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例の            制定について 日程第10 議案第61号 滑川家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条            例の一部を改正する条例制定について 日程第11 議案第62号 滑川特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関す            る基準を定める条例の一部を改正する条例制定について 日程第12 議案第63号 滑川放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定            める条例の一部を改正する条例制定について 日程第13 議案第64号 滑川水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について 日程第14 議案第65号 滑川消防団条例の一部を改正する条例制定について 日程第15 議案第66号 平成30年度滑川一般会計歳入歳出決算認定について 日程第16 議案第67号 平成30年度滑川国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定に            ついて 日程第17 議案第68号 平成30年度滑川後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定            について 日程第18 議案第69号 平成30年度滑川介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第19 議案第70号 平成30年度滑川工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定に            ついて 日程第20 議案第71号 平成30年度滑川水道事業会計決算認定について 日程第21 議案第72号 平成30年度滑川下水道事業会計決算認定について 日程第22 議案第73号 平成30年度滑川水道事業会計処分利益剰余金処分について 日程第23 議案第74号 平成30年度滑川下水道事業会計処分利益剰余金処分につい            て 日程第24 議案第75号 不動産処分について 日程第25 議案第76号 市道の路線認定及び廃止について 日程第26 報告第9号 平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率につい            て 日程第27 報告第10号 実質公債費比率の推計及び中期財政計画について 日程第28 報告第11号 平成30年度における主要施策の成果について 日程第29 決算特別委員会の設置及び委員の選任          ──────────◇────────── 出席議員(13名)     2番 大 浦 豊 貴 君    3番 脇 坂 章 夫 君     4番 青 山 幸 生 君    5番 角 川 真 人 君     6番 竹 原 正 人 君    7番 尾 崎 照 雄 君     9番 原     明 君    10番 岩 城 晶 巳 君     11番 古 沢 利 之 君    12番 浦 田 竹 昭 君     13番 開 田 晃 江 君    14番 中 川   勲 君     15番 高 橋 久 光 君 欠席議員(なし)  欠  員(2名)     1番、8番          ──────────◇──────────              説明のため出席した者の職・氏名  市長                        上 田 昌 孝 君  副市長                       石 川 忠 志 君  総務部長企画政策課長兼務財政課長兼務税務課長兼務  石 坂   稔 君  企画政策課主幹                   相 沢 卓 巳 君  総務部参事総務課長事務取扱             澤 口 幸 二 君  総務部参事消防署長)               按 田 隆 雄 君  財政課主幹                     奥 村 勝 俊 君  営繕課長                      川 岸 弘 明 君  税務課主幹                     高 倉 晋 二 君  産業民生部長福祉介護課長事務取扱生活環境課長兼務  藤 田 博 明 君  市民課長                      石 川 久 勝 君  市民健康センター所長                結 城 幹 子 君  生活環境課主幹                   石 坂 康 仁 君  産業民生部次長海洋資源振興課長事務取扱観光課長兼務 網 谷 卓 朗 君  商工水産課長                    長 崎 一 敬 君  農林課長                      黒 川 茂 樹 君  建設部長                      藤 名 晴 人 君  まちづくり課長                   石 井 正 広 君
     建設部参事建設課長事務取扱             岩 城 義 隆 君  公園緑地課長                    荒 俣 哲 也 君  上下水道課長                    長 瀬   斉 君  浄化槽整備推進担当課長               石 川 美 香 君  会計管理者会計課長事務取扱             菅 沼 久 乃 君  監査委員事務局長                  伊 井 義 紀 君  教育長                       伊 東   眞 君  教育委員会事務局長スポーツ課長事務取扱       上 田 博 之 君  学務課長                      広 田 積 芳 君  生涯学習課長                    地 崎 紀 子 君  子ども課長                     落 合 真理子 君          ──────────◇──────────          職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名  事務局長                      妻 木 朋 子          ──────────◇────────── ◎開会の宣告 ○議長(原 明君)  ただいまから、令和元年9月滑川市議会定例会を開会いたします。          ──────────◇────────── ◎午前10時00分開議 ○議長(原 明君)  直ちに、本日の会議を開きます。  本定例会における説明員出席要求に対し、お手元に配付してあるとおり、それぞれ出席者報告がありました。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付してあるとおりであります。          ──────────◇────────── ◎会議録署名議員の指名 ○議長(原 明君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員には、会議規則第84条の規定により、議長において、12番浦田竹昭君、13番開田晃江君を指名いたします。          ──────────◇────────── ◎会期の決定 ○議長(原 明君)  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。     (発言を求める者あり) ○議長(原 明君)  10番岩城晶巳君。 ○10番(岩城晶巳君)  本定例会の会期を、本日から25日までの24日間としてはいかがかと思いますので、お諮り願いたいと思います。 ○議長(原 明君)  ただいま、10番岩城晶巳君から、本定例会の会期を本日から9月25日までの24日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期を本日から9月25日までの24日間とすることに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎議案第54号から議案第76号まで及び報告第9号から報告第11号までを一括上程議長(原 明君)  日程第3、議案第54号令和年度滑川一般会計補正予算(第2号)から日程第25、議案第76号市道路線認定及び廃止についてまで及び日程第26、報告第9号平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率についてから日程第28、報告第11号平成30年度における主要施策の成果についてまで、以上26件を一括上程議題といたします。          ──────────◇────────── ◎提案理由説明議長(原 明君)  市長から提案理由の説明を求めます。  上田市長。     〔市長 上田昌孝君登壇〕 ○市長上田昌孝君)  おはようございます。  本日、ここに令和元年9月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました補正予算案並びにその他の案件につきまして、その概要を申し上げ、あわせて当面の市政運営について私の所信の一端を申し上げたいと存じます。 1 当面の市政運営について (1)社会環境整備等について  まず、社会環境整備等について申し上げます。  将来の滑川を担う大切な子どもたちが健やかに育つ環境づくりを進めるため、市長就任以来「子ども第一主義」を施策の柱の一つとして掲げ、子ども子どもの親のための総合的な子ども政策の推進に努めてきたところであります。  これまで市では、国に先行し、所得制限を設けない第2子以降の保育料等無料化や、子どもインフルエンザ予防接種費用助成など、特色ある子育て支援を行っております。  国においては10月より幼児教育保育無償化により、子育て世帯を応援し、社会保障を全世代型へ抜本的に変えることとしており、今回、新たに創設された「子育てのための施設等利用給付」等に対応するため、所要の予算を計上しております。  児童館アウトドア広場整備につきましては、芝生広場やビオトープなどを備えた新たな広場として総仕上げを行っているところであり、自然豊かで、市民の皆様から親しまれる広場となるよう鋭意整備を進めてまいります。  また、来年度着工予定西部小学校放課後児童クラブ施設本市の木材を活用するため、今回、国の森林間伐事業を活用し、蓑輪地内の木材の切り出しを行うこととし、所要の予算を計上しております。  各種災害対策について申し上げます。  近年、全国各地集中豪雨により、短時間で河川が増水したり、堤防が決壊したりするなど、水害の頻発や激甚化している状況にあります。  こうしたことから、国・県においては、水防法の改正を受けて想定し得る最大規模(1000年に一度程度)の降雨に対応した浸水想定区域を公表されたところであり、本市においても広く市民に周知する必要があることから、この度、国の交付金を受けて洪水ハザードマップを作成することとしたところであります。  洪水時の被害を最小限にするためには、市民皆さんが、氾濫時の危険箇所避難場所などを日頃から認識し、円滑かつ迅速で、主体的な避難行動を心がけていただくことが何より重要であり、今回作成する洪水ハザードマップは、その一助になるものと考えております。  治水対策事業であります沖田川につきましては、沖田川放水路が完成し、下流域における治水対策が図られ、豪雨時には放水路整備の効果が発揮されているところであります。  しかしながら、放水路分流部への取付函渠は暫定であり、あいの風とやま鉄道より上流部にある観測地点において、8月20日の朝から昼過ぎにかけての豪雨においても、はん濫危険水位を超えるなど対策が急務な状況であり、今年度、あいの風とやま鉄道や富山地方鉄道の鉄道敷きの横断部及び上下流取付部を含めた延長160メートルの区間について詳細設計が行われ、放水路第2期工事が実施される運びとなったところであります。  全国的に記録的な豪雨が多発している現在、本市においても、豪雨等による災害の発生に備え、引き続き、関係機関と連携を密にしながら監視活動防災活動を続け、安心・安全なまちづくりに努めてまいる所存であります。  豚コレラ対策につきましては、7月17日に富山葛原地内で豚コレラウイルスに感染した野生のイノシシが確認され、その後、砺波市、南砺市でも確認されたところであります。県内養豚場での飼養豚への感染は、確認されていない状況でありますが、市内にも養豚場があることから、県が実施する発生予防対策等を積極的に推進していくこととしております。  本市の交通安全につきましては、8月25日現在の死者数は1名と前年同期と同数となっており、交通事故件数は49件、負傷者数は60名といずれも前年同期を下回る結果となっております。  引き続き、関係機関関係団体との緊密な連携のもとに、今月21日から始まる秋の全国交通安全運動や、高齢者子どもに重点を置いた事故防止対策等を強力に推進し、悲惨な交通事故が減少するよう努めてまいります。  また、国道8号稲泉交差点富山方向において、滑川インター方面に左折する車両に後続車両が追突する事故が発生していることから、左折専用車線の設置による交通事故対策が実施されることになり、今年度は、交差点改良のための調査設計が行われることとなっております。このことにより、交差点のより一層の安全確保が図られるものと考えております。  10月からの消費税地方消費税引き上げに伴い、住民税非課税の方や子育て世帯に対し、10月1日から5か月間使用可能となるプレミアム付商品券を発行することとしております。購入対象者に対しては、引換券を今月中旬より順次発送する予定としており、消費税等引き上げによる家計への負担を緩和するとともに、地域における消費喚起を促してまいります。  また、旧姓を使用しながら活動する女性が増加している中、様々な場面において旧姓が使用しやすくなるよう、住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令が公布され、住民票マイナンバーカード等へ旧氏を併記できるようされたところであります。  本市における印鑑登録においても、旧氏の併記に対応するため、印鑑条例の改正を提案しております。 (2)産業の振興について  次に、産業の振興について申し上げます。  早生品種である「てんたかく」は8月18日頃から市内各所で刈取り作業が始まり、9月3日には学校給食でとれたての新米を味わう機会を設けることとしております。  本市の稲作の中心をなす「コシヒカリ」の概況につきましては、梅雨明けから気温が高く日射量が多い中で順調に生育し、出穂期は平年並みとなっております。また、出穂後はかなりの高温となり日射量も多く経過したことから、農業関係機関と連携し、収穫までの適切な水管理を呼びかけてきているところであります。  北陸農政局が発表した8月15日現在における今年度の県内作柄状況は、「やや良」であると見込まれています。今後は、適期内での刈取りと適正な乾燥調製作業の実施に努めていただき、一等米比率の向上を目指してまいりたいと考えております。  本年の県内におけるほたるい漁獲量につきましては、436トンで、近年にない不漁となった昨年の漁獲量から、さらに253トンの減と大きく減少したところであります。また、本市ほたるい漁獲量につきましても、130トンで昨年と比較して89トンの減となり、2年続きの不漁となったところです。  外国人観光客インバウンド対応につきましては、近年、台湾から約15万人の観光客富山を訪れており、そのコースに本市を組み入れていただけるよう、本年2月の台湾観光協会や現地の旅行会社等の訪問に続き、7月25日から2日間、台湾の旅行会社を訪問し、具体的な旅行プランの提案もいただいたところであります。  また、7月26日から29日までの4日間、台北で開催された台湾美食展では、ホタルイカの天ぷらと健好の塩、深層水ウォーターなど、準備した全ての商品を完売し、台湾においても、本市の食の魅力を十分に堪能いただけたものと考えております。  引き続き、本市が目に留まる、選ばれる観光地となるよう、現地旅行会社との連携・協力体制の推進に努めてまいります。  今年の「ふるさと龍宮まつり」は、7月13日、14日の両日にわたり開催され、市民総参加の一大イベントとして延べ約7万人もの人出で大いに賑わったところであります。  令和最初花火大会は、県内最大級のゴールドスターマインを皮切りに今回初となった海空中スターマイン県内唯一の正三尺玉を打ち上げるなど、新たな趣向で迫力ある花火大会として実施されたところであります。  また、伝統行事として国の重要無形民俗文化財に指定されている「ネブタ流し」、異国情緒漂う「ベトナム・ランタンまつり」など、いずれも大勢の市民皆さんのご協力とご参加のもと、夏の滑川を彩る熱いイベントとして盛大に開催されましたことに、関係各位に改めて感謝とお礼を申し上げる次第であります。  富山湾岸クルージングにつきましては、8月25日現在の乗船者数は5,376人と好調に推移しており、8月9日には乗船者数累計で1万人を達成し、多くの皆様に富山湾の魅力を満喫いただいているところであります。引き続き、安全第一の運航と積極的な営業活動に努めてまいります。  本市製造業につきましては、工場や製造ラインを増設する企業が相次いでおり、これらの投資により、市内において雇用の拡大が図られることは、誠に喜ばしいことと思っております。  今後も工場の増設等を実施される製造業に対し、積極的に支援していくこととしており、今回、新たに6社から工業振興条例に基づく補助金の申請がありましたので、所要の予算を計上しております。  また、第4期安田工業団地への企業誘致につきましては、交渉を継続しておりました北陸熔断株式会社並びに株式会社アイカワとの交渉が合意に達したことから、工業用地としての売却に向け、「不動産処分について」の議案を提出しております。 (3)教育の向上について  次に、教育の向上について申し上げます。
     学校教育につきましては、全国学力学習状況調査結果が発表されたところであり、本市における平均正答率は、全ての教科区分全国平均及び県平均を上回ったところであります。  これは、児童生徒に主体的な学習習慣が定着してきたことや、各学校が日々の授業を通して確かな学力の育成に努めてきた成果であると考えております。  本市における英語教育の取り組みにつきましては、2学期から小・中学校における外国語指導助手を、3名から4名に拡充し指導に当たることとし、直接の会話を通じて英語に慣れ親しむとともに、児童生徒英語力の向上を図ります。  教育情報化につきましては、県の「小中学校におけるICT教育総合支援事業」を活用し、教員のICT技術を使った効果的な指導に関する研修を推進するとともに、国の「学校業務改善アドバイザー派遣事業」も活用し、ICT技術による業務の効率化を図る研修についても実施することとしております。  6月末にオープンした博物館カフェは、素晴らしい眺望のもと香り高いコーヒーを味わいながら過ごすことのできる憩いの空間となっており、大変好評をいただいております。  11月10日には、本市新川古代神保存会も参加のもと、20年ぶりに富山民謡民舞連盟による「ふるさと民謡民舞まつり」が開催されることとなっており、郷土の伝統芸能活性化や継承を今後とも支援してまいります。  スポーツ振興につきましては、近年の小中学生及び高校生の活躍が著しく、北信越や中部日本地区全国大会へ出場する選手・チームが増加傾向にあり、上位入賞する選手も輩出されております。  レスリング競技においては、国際大会へ出場する中学、高校生選手も出ており、引き続きジュニア層の基礎体力や競技力の向上に努めてまいります。  また、今月下旬にはスポーツキャスターで元サッカー日本代表の永島昭浩氏を招き「川淵三郎杯2019なめりかわウォーキングサッカー大会」を初開催するとともに、10月には秋の一大スポーツイベントとして定着している「滑川ほたるいかマラソン」を本市出身でオリンピック陸上競技競歩種目4大会連続出場の谷井孝行選手をゲストランナーに迎えて開催することとしており、スポーツを通じた地域活性化につなげてまいります。  なお、施設の安全と利便性の向上を図るため、みのわテニス村クラブハウス、健康休養施設の非常用照明設備の改修及びスポーツ・健康の森公園第1駐車場の駐輪場設置に所要の経費を計上しております。 (4)その他  少子高齢化に伴う人口構造の変化にも対応しながら、公的サービスの提供を維持することが必要であり、自治体財政を取り巻く環境はますます厳しさを増すことが見込まれております。こうした状況の中、健全な財政に関する条例などに従い、将来を見据え、無駄を省いた市政運営により、各種指標や数値の改善に努めてきたところであります。  今回、中長期的な視点から市全体の安定的な財政運営を図るため、一般会計及び水道事業会計において、一部起債の任意繰上償還を行うこととしており、所要の予算を計上しております。 2 補正予算の説明  次に、今回提案いたしました補正予算の内容についてご説明申し上げます。  議案第54号は、令和元年一般会計補正予算(第2号)であります。  今回の補正予算額は、1億1,734万2,000円であり、補正後の予算額は、129億3,759万2,000円となります。  歳入につきましては   地 方 譲 与 税           140万円   国 庫 支 出 金        748万5,000円   県 支 出 金             220万円   繰   越   金      1億573万4,000円   諸   収   入         52万3,000円 であります。  一方、歳出につきましては   総   務   費           720万円   民   生   費           444万円   農林水産業費           639万4,000円   商   工   費       2,997万6,000円   土   木   費           410万円   教   育   費           773万円   公   債   費       3,932万8,000円   諸 支 出 金         1,817万4,000円 を計上いたしております。  議案第55号は、令和元年介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第56号は令和元年工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)、議案第57号は令和元年水道事業会計補正予算(第1号)であります。 3 予算外案件  このほか、予算以外の案件として、議案第58号は森林環境譲与税基金条例制定について、議案第59号は印鑑条例の一部を、議案第60号は災害弔慰金支給等に関する条例の一部を、議案第61号は家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を、議案第62号は特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部を、議案第63号は放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を、議案第64号は水道事業給水条例の一部を、議案第65号は消防団条例の一部を、それぞれ改正するものであります。  また、議案第66号から議案第72号までは平成30年度一般会計及び各特別会計等の決算認定について、議案第73号は平成30年度水道事業会計処分利益剰余金処分について、議案第74号は平成30年度下水道事業会計処分利益剰余金処分について、議案第75号は不動産処分について、議案第76号は市道の路線認定及び廃止についてであります。  報告案件といたしましては、平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率についてなど3件であります。  以上が今回提案いたしました諸案件のあらましであります。  なにとぞ、慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(原 明君)  暫時休憩いたします。                 午前10時28分休憩          ───────────────────── ◎議案の補足説明 ○議長(原 明君)  直ちに全体委員会を開きます。  議案第54号から報告第11号までの補足説明を求めます。               (議案の補足説明が行われる) ○議長(原 明君)  以上で全体委員会を閉じます。                 午前11時36分再開 ○議長(原 明君)  休憩前に引き続き、本会議を開きます。          ──────────◇────────── ◎決算特別委員会の設置及び委員の選任 ○議長(原 明君)  日程第29、決算特別委員会の設置及び委員の選任を議題といたします。  今定例会に提出されております議案第66号平成30年度滑川一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第74号平成30年度滑川下水道事業会計処分利益剰余金処分についてまでは、11名の委員で構成する決算特別委員会を設置いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、11名の委員で構成する決算特別委員会を設置することに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任につきましては、委員条例第7条第1項の規定により、議長から指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、委員の選任につきましては議長から指名することに決定いたしました。  職員から発表させます。  妻木議会事務局長。 ○議会事務局長(妻木朋子)それでは発表いたします。  決算特別委員会委員には、2番大浦豊貴議員、3番脇坂章夫議員、4番青山幸生議員、5番角川真人議員、6番竹原正人議員、7番尾崎照雄議員、10番岩城晶巳議員、11番古沢利之議員、13番開田晃江議員、14番中川勲議員、15番高橋久光議員、以上の11名でございます。 ○議長(原 明君)  ただいま発表いたしましたとおり選任することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま発表いたしましたとおり、決算特別委員会委員を選任することに決定いたしました。          ───────────────────── ○議長(原 明君)  9月3日から9月8日までは議案調査等のため休会とし、9月9日午前10時から本会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。  質問並びに質疑を希望される方は、9月4日正午まで、議長宛てに通告願います。  本日はこれにて散会いたします。                 午前11時39分散会...