学校教育につきましては、
全国学力・
学習状況調査結果が発表されたところであり、
本市における
平均正答率は、全ての
教科区分で
全国平均及び
県平均を上回ったところであります。
これは、
児童生徒に主体的な
学習習慣が定着してきたことや、各学校が日々の授業を通して確かな学力の育成に努めてきた成果であると考えております。
本市における
英語教育の取り組みにつきましては、2学期から小・中学校における
外国語指導助手を、3名から4名に拡充し指導に当たることとし、直接の会話を通じて英語に慣れ親しむとともに、
児童生徒の
英語力の向上を図ります。
教育情報化につきましては、県の「小中学校における
ICT教育総合支援事業」を活用し、教員の
ICT技術を使った効果的な指導に関する研修を推進するとともに、国の「
学校業務改善アドバイザー派遣事業」も活用し、
ICT技術による業務の
効率化を図る研修についても実施することとしております。
6月末にオープンした
博物館カフェは、素晴らしい眺望のもと香り高いコーヒーを味わいながら過ごすことのできる憩いの空間となっており、
大変好評をいただいております。
11月10日には、
本市の
新川古代神保存会も参加のもと、20年ぶりに
富山県
民謡民舞連盟による「
ふるさと民謡民舞まつり」が開催されることとなっており、郷土の
伝統芸能の
活性化や継承を今後とも支援してまいります。
スポーツの
振興につきましては、近年の小中学生及び高校生の活躍が著しく、北信越や
中部日本地区、
全国大会へ出場する選手・チームが
増加傾向にあり、上位入賞する選手も輩出されております。
レスリング競技においては、
国際大会へ出場する中学、高校生選手も出ており、引き続きジュニア層の基礎体力や競技力の向上に努めてまいります。
また、今月下旬には
スポーツキャスターで元サッカー日本代表の永島昭浩氏を招き「川淵三郎杯2019なめりかわウォーキングサッカー大会」を初開催するとともに、10月には秋の一大
スポーツイベントとして定着している「
滑川ほたるいかマラソン」を
本市出身でオリンピック陸上競技競歩種目4大会連続出場の谷井孝行選手をゲストランナーに迎えて開催することとしており、
スポーツを通じた地域
活性化につなげてまいります。
なお、施設の安全と利便性の向上を図るため、みのわテニス村クラブハウス、健康休養施設の非常用照明設備の改修及び
スポーツ・健康の森公園第1駐車場の駐輪場設置に所要の経費を計上しております。
(4)その他
少子高齢化に伴う人口構造の変化にも対応しながら、公的サービスの提供を維持することが必要であり、自治体財政を取り巻く環境はますます厳しさを増すことが見込まれております。こうした
状況の中、健全な財政に関する
条例などに従い、将来を見据え、無駄を省いた
市政運営により、各種指標や数値の改善に努めてきたところであります。
今回、中長期的な視点から市全体の安定的な財政
運営を図るため、一般会計及び
水道事業会計において、一部起債の任意繰上償還を行うこととしており、所要の
予算を計上しております。
2 補正
予算の説明
次に、今回提案いたしました補正
予算の内容についてご説明申し上げます。
議案第54号は、
令和元年度
一般会計補正予算(第2号)であります。
今回の補正
予算額は、1億1,734万2,000円であり、補正後の
予算額は、129億3,759万2,000円となります。
歳入につきましては
地 方 譲 与 税 140万円
国 庫 支 出 金 748万5,000円
県 支 出 金 220万円
繰 越 金 1億573万4,000円
諸 収 入 52万3,000円
であります。
一方、歳出につきましては
総 務 費 720万円
民 生 費 444万円
農林水産業費 639万4,000円
商 工 費 2,997万6,000円
土 木 費 410万円
教 育 費 773万円
公 債 費 3,932万8,000円
諸 支 出 金 1,817万4,000円
を計上いたしております。
議案第55号は、
令和元年度
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、
議案第56号は
令和元年度
工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)、
議案第57号は
令和元年度
水道事業会計補正予算(第1号)であります。
3
予算外案件
このほか、
予算以外の案件として、
議案第58号は
森林環境譲与税基金条例の
制定について、
議案第59号は
印鑑条例の一部を、
議案第60号は
災害弔慰金の
支給等に関する
条例の一部を、
議案第61号は
家庭的保育事業等の設備及び
運営に関する
基準を定める
条例の一部を、
議案第62号は
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
運営に関する
基準を定める
条例の一部を、
議案第63号は
放課後児童健全育成事業の設備及び
運営に関する
基準を定める
条例の一部を、
議案第64号は
水道事業給水条例の一部を、
議案第65号は
消防団条例の一部を、それぞれ改正するものであります。
また、
議案第66号から
議案第72号までは
平成30年度一般会計及び各特別会計等の
決算認定について、
議案第73号は
平成30年度
水道事業会計未
処分利益剰余金の
処分について、
議案第74号は
平成30年度
下水道事業会計未
処分利益剰余金の
処分について、
議案第75号は
不動産の
処分について、
議案第76号は市道の
路線認定及び廃止についてであります。
報告案件といたしましては、
平成30年度
決算に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率についてなど3件であります。
以上が今回提案いたしました諸案件のあらましであります。
なにとぞ、慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。
○
議長(原
明君) 暫時休憩いたします。
午前10時28分休憩
─────────────────────
◎
議案の補足説明
○
議長(原
明君) 直ちに全体
委員会を開きます。
議案第54号から
報告第11号までの補足説明を求めます。
(
議案の補足説明が行われる)
○
議長(原
明君) 以上で全体
委員会を閉じます。
午前11時36分再開
○
議長(原
明君) 休憩前に引き続き、本
会議を開きます。
──────────◇──────────
◎
決算特別委員会の設置及び
委員の選任
○
議長(原
明君)
日程第29、
決算特別委員会の設置及び
委員の選任を議題といたします。
今
定例会に提出されております
議案第66
号平成30
年度滑川市
一般会計歳入歳出決算認定についてから
議案第74
号平成30
年度滑川市
下水道事業会計未
処分利益剰余金の
処分についてまでは、11名の
委員で構成する
決算特別委員会を設置いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(原
明君) ご異議なしと認めます。
よって、11名の
委員で構成する
決算特別委員会を設置することに決定いたしました。
お諮りいたします。
ただいま設置されました
決算特別委員会の
委員の選任につきましては、
委員会
条例第7条第1項の規定により、
議長から指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(原
明君) ご異議なしと認めます。
よって、
委員の選任につきましては
議長から指名することに決定いたしました。
職員から発表させます。
妻木議会
事務局長。
○議会
事務局長(妻木朋子)それでは発表いたします。
決算特別委員会の
委員には、2番大浦豊貴議員、3番脇坂章夫議員、4番青山幸生議員、5番角川真人議員、6番竹原正人議員、7番尾崎照雄議員、10番
岩城晶巳議員、11番古沢利之議員、13番
開田晃江議員、14番中川勲議員、15番高橋久光議員、以上の11名でございます。
○
議長(原
明君) ただいま発表いたしましたとおり選任することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(原
明君) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま発表いたしましたとおり、
決算特別委員会の
委員を選任することに決定いたしました。
─────────────────────
○
議長(原
明君) 9月3日から9月8日までは
議案調査等のため休会とし、9月9日午前10時から本
会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。
質問並びに質疑を希望される方は、9月4日正午まで、
議長宛てに通告願います。
本日はこれにて散会いたします。
午前11時39分散会...