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令和元年 6月定例会(第4号 6月24日)

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  1. 滑川市議会 2019-06-24
    令和元年 6月定例会(第4号 6月24日)


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    最終取得日: 2021-09-21
    令和元年 6月定例会(第4号 6月24日)                  令和元年6月           滑川市議会定例会会議録 第4号 令和元年6月24日(月曜日)          ──────────────────────              議 事 日 程   第 4 号                        令和元年6月24日(月)午前11時開議 第 1  委 員  報 告       総務文教消防委員       産業厚生建設委員       議会運営委員      質       疑      討       論      採       決 第 2  議員派遣 第 3  閉会中継続審査          ──────────◇──────────                本日会議に付した事件 日程第1 委 員  報 告
          総務文教消防委員       産業厚生建設委員       議会運営委員       修正動議        提案理由説明      質       疑      討       論      採       決 日程第2 議員派遣 日程第3 閉会中継続審査          ──────────◇────────── 出席議員(13名)     2番 大 浦 豊 貴 君    3番 脇 坂 章 夫 君     4番 青 山 幸 生 君    5番 角 川 真 人 君     6番 竹 原 正 人 君    7番 尾 崎 照 雄 君     9番 原     明 君    10番 岩 城 晶 巳 君     11番 古 沢 利 之 君    12番 浦 田 竹 昭 君     13番 開 田 晃 江 君    14番 中 川   勲 君     15番 高 橋 久 光 君 欠席議員(なし)  欠  員(2名)     1番、8番          ──────────◇──────────              説明ため出席した者職・氏名  市長                        上 田 昌 孝 君  副市長                       石 川 忠 志 君  総務部長企画政策課長兼務財政課長兼務税務課長兼務  石 坂   稔 君  企画政策課主幹                   相 沢 卓 巳 君  総務部参事総務課長事務取扱             澤 口 幸 二 君  総務部参事消防署)               按 田 隆 雄 君  財政課主幹                     奥 村 勝 俊 君  営繕課長                      川 岸 弘 明 君  税務課主幹                     高 倉 晋 二 君  産業民生部長福祉介護課長事務取扱生活環境課長兼務  藤 田 博 明 君  市民課長                      石 川 久 勝 君  市民健康センター所長                結 城 幹 子 君  生活環境課主幹                   石 坂 康 仁 君  産業民生部次長海洋資源振興課長事務取扱観光課長兼務 網 谷 卓 朗 君  商工水産課長                     崎 一 敬 君  農林課長                      黒 川 茂 樹 君  建設部長                      藤 名 晴 人 君  まちづくり課長                   石 井 正 広 君  建設部参事建設課長事務取扱             岩 城 義 隆 君  公園緑地課長                    荒 俣 哲 也 君  上下水道課長                     瀬   斉 君  浄化槽整備推進担当課長               石 川 美 香 君  会計管理者会計課長事務取扱             菅 沼 久 乃 君  監査委員事務局長                  伊 井 義 紀 君  教育長                       伊 東   眞 君  教育委員会事務局長スポーツ課長事務取扱       上 田 博 之 君  学務課長                      広 田 積 芳 君  生涯学習課長                    地 崎 紀 子 君  子ども課長                     落 合 真理子 君          ──────────◇──────────          職務ため議場に出席した事務局職員職・氏名  事務局長                      妻 木 朋 子          ──────────◇────────── ◎午前11時00分開議 ○議長(原 明君)  ただいまから本日会議を開きます。  本日議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。          ──────────◇────────── ◎委員報告 ○議長(原 明君)  日程第1、各委員会における審査経過並びに結果について、各常任委員及び議会運営委員から報告を求めます。  総務文教消防委員 尾崎照雄君。     〔総務文教消防委員 尾崎照雄君登壇〕 ○総務文教消防委員(尾崎照雄君)  総務文教消防委員会開催結果を報告いたします。  日時、6月19日、午前10時より。場所、大会議室出席委員は、開田晃江副委員、脇坂章夫委員岩城晶巳委員古沢利之委員高橋久光委員、そして委員私、尾崎です。よって、欠席委員はありません。説明ため出席した者は、上田市長、石川副市長、伊東教育長、石坂総務部長澤口総務課長菅沼会計管理者按田消防署長、上田教育委員会事務局長川岸営繕課長伊井監査委員事務局長広田学務課長、地崎生涯学習課長落合子ども課長相沢企画政策課主幹奥村財政課主幹高倉税務課主幹であります。  案件並びに結果  付託案件  (1)議案第41号 令和年度滑川一般会計補正予算(第1号)            第1表 歳入 所管部分                歳出 第3款 民生費(但し、子ども課所管分)                   第10款 教育費            第2表 地方債補正  (2)議案第44号 滑川市議会政務活動費交付に関する条例一部を改正する条例制定について  (3)議案第45号 滑川市長選挙におけるビラ作成公営に関する条例一部を改正する条例制定について  (4)議案第47号 滑川各種委員会委員等報酬及び費用弁償並びに実費弁償に関する条例一部を改正する条例制定について  (5)議案第51号 工事請負契約締結について  (6)議案第52号 地方自治法第179条による専決処分承認を求めることについて            専決第1号 平成30年度滑川一般会計補正予算(第6号)             第1表 歳入 所管部分                 歳出 第2款 総務費                    第10款 教育費             第2表 地方債補正            専決第2号 滑川税条例等一部を改正する条例制定について  慎重審査結果、以上6議案につきましては、賛成全員で原案とおり可決または承認すべきものと決定いたしました。  それぞれ案件審査過程において、委員から質問意見がありましたので、その概要についてご報告いたします。  議案第41号につきましては、委員から、北加積小学校早月中学校起業体験事業を実施するとことだが、事業内容を詳しく説明願うと質問があり、市当局から、働くことを通して起業家精神を養うものである。北加積小学校では、地域方を講師としてみそづくり体験を行い、実際に物資購入や販売を行う。早月中学校では、花栽培を通した販売活動を行う予定である。チャレンジ精神、物事に積極的に取り組む姿勢や地域方と触れ合いを通してふるさとへ愛着などを育てていきたいと考えていると回答がありました。  また、委員より、その起業体験事業子どもたちは何時間ほど携わるか。学習時間は圧迫されないかと質問があり、市当局から、早月中学校では、科学時間15時間、総合的な学習時間5時間計20時間を中心に特別活動や社会に学ぶ14歳挑戦と関連づけて実施する予定である。北加積小学校では、総合的な学習時間を核として、各教科から道徳、科学時間、特別活動において、キャリア教育等も関連づけて実施する予定だが、時間については報告を受けておらず確認したい。学習時間が圧迫されないかについては、新学習指導要領ではカリキュラムマネジメントという取り組みも紹介されており、バランスとれた教育課程編成に留意する。特に、当市では科学時間もあり、そういったものを活用していきたいと回答がありました。  以上、報告を終わります。 ○議長(原 明君)  産業厚生建設委員 竹原正人君。     〔産業厚生建設委員 竹原正人君登壇〕 ○産業厚生建設委員(竹原正人君)  それでは、産業厚生建設委員会を開催いたしましたので、結果を報告いたします。  日時につきましては、6月20日木曜日、午前10時より。場所は大会議室で行っております。出席委員は、青山幸生委員、大浦豊委員角川真人委員原明委員浦田竹昭委員中川勲委員、そして委員、竹原です。よって、欠席委員はございません。説明ため出席した者は、上田市長、石川副市長藤田産業民生部長、藤名建設部長網谷観光課長岩城建設課長石川市民課長結城市民健康センター所長長崎商工水産課長黒川農林課長石井まちづくり課長荒俣公園緑地課長長瀬上下水道課長石川浄化槽整備推進担当課長石坂生活環境課主幹であります。  案件並びに結果  付託案件
     (1)議案第41号 令和年度滑川一般会計補正予算(第1号)            第1表 歳入 所管部分                歳出 第2款 総務費                   第3款 民生費(但し、福祉介護課所管分)                   第5款 労働費                   第6款 農林水産業費                   第7款 商工費                   第8款 土木費  (2)議案第42号 令和年度滑川介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  (3)議案第43号 令和年度滑川下水道事業会計補正予算(第1号)  (4)議案第46号 滑川コミュニティバス条例一部を改正する条例制定について  (5)議案第48号 滑川地方活力向上地域における固定資産税課税免除又は不均一課税に関する条例一部を改正する条例制定について  (6)議案第49号 滑川国民健康保険税条例一部を改正する条例制定について  (7)議案第50号 滑川介護保険条例一部を改正する条例制定について  (8)議案第52号 地方自治法第179条による専決処分承認を求めることについて            専決第1号 平成30年度滑川一般会計補正予算(第6号)             第1表 歳入 所管部分                 歳出 第3款 民生費                    第8款 土木費  慎重審査結果、議案第42号、議案第43号、議案第46号、議案第48号から第50号及び議案第52号議案については、賛成全員で原案とおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第41号 令和年度滑川一般会計補正予算(第1号)につきましては、浦田竹昭委員より修正案が提出されました。修正案は、歳出第8款土木費第4項都市計画費うち、1目都市計画総務費中滑川駅前開発事業費1,000万円と、それに対応する歳入1,000万円を削減するものであり、提案理由としては、3月定例会以降、基本構想再考、地元住民説明努力もなく、3月定例会と同様予算を提出されたことは、市民議会に対する誠意が感じられない。また、人口減少時代を迎え、公共施設維持管理コストが増大する中、新たな箱物を建設することはいかがなものか。本当に滑川市、市民に必要な施設建設計画を再考すべきではないかということでありました。  修正案については、賛成少数で否決すべきものと決定いたしました。その後、議案第41号原案について採決が行われ、議案第41号については賛成多数で原案とおり可決すべきものと決定いたしました。  それぞれ案件審査過程において、委員から質問意見がありましたので、その概要についてご報告いたします。  議案第41号審査過程におきまして、中滑川周辺地区整備事業費について、多く質問意見、要望がありました。委員から、基本構想にない機能を設計中で入れることはできるかという質問があり、当局から、基本設計において入れる余地はあると回答がありました。  委員から、今基本構想では、避難スペースが足りないではないか。2階建てを3階建てにして避難スペースを多く取ると同時に、将来的にそのスペースを活用して施設複合化につなげるような設計はできないかと質問があり、当局から、早い段階であれば、基本設計中で検討する可能性もあるという回答がありました。また、上田市長から、避難場所として、津波が来ても線路は越えないという想定発表があるが、中滑川駅周辺は避難空間である要素も考えれば、おっしゃられたことは妥当だと思うので、準備はしておきたいと回答がありました。  委員から、施設に入る民間事業者から収入は考えているか。また、多目的ホール利用料等はどうかという質問に対して、当局から、現時点では未定だが、収益があれば相応分をいただくことは可能と考えている。多目的ホール地元会合等であればなるべく安く使っていただき、その他目的であればお金をいただいて間貸しすることも考えているという回答がありました。上田市長からは、中に入る店舗によって、利用したいスペースが違うので、レイアウトが変わってくる。少しフリーなほうがよいではないかと思っているという回答がありました。  委員から、備蓄倉庫について、滑川市内備蓄品はどれくらい不足しているか。足りていないから建てるか。足りているが追加するかと質問があり、石川副市長から、現在、備蓄倉庫消防署田中小学校2カ所しかなく、災害大きさ、場所にって必要な物資は変わってくるので、足りているということはないと回答がありました。関連して委員から、食料物資をヘリコプターで運ぶことも想定されるので、ヘリポート設置も検討いただきたいといった要望がありました。  続いて、観光客誘致事業について、委員から、台湾美食展におけるホタルイカ天ぷらについて、1日500食想定とことだが、15万人来場者に対して量は足りるかという質問があり、当局から、展示時間に対して、天ぷらを揚げる時間を考慮して、1日500食が限界と判断したという回答がありました。  次に、議案第46号審査過程におきましては、委員から、コミュニティバス回数券販売について、バス中で販売するなど、利用者利便性を図ってほしいという要望があり、当局から、現在、みのわ、市民交流プラザ生活環境課窓口販売を検討しているが、今後、利用者ニーズがあれば検討していかなければならないと思っているという回答がありました。  これら質疑を踏まえ、委員間で討議を行い、採決を行ったものであります。  以上でございます。 ○議長(原 明君)  議会運営委員 岩城晶巳君。      〔議会運営委員 岩城晶巳君登壇〕 ○議会運営委員(岩城晶巳君)  議会運営委員会を開催いたしましたので、結果を報告いたしたいと思います。  当委員会を開催したは、日時といたしまして、6月18日火曜日、午後3時20分からです。場所は第1委員会室出席委員は、古沢副委員、尾崎委員浦田委員開田委員中川委員、そして委員長の私です。もう1日、6月19日、これも午前9時から開催いたしました。場所は第1委員会室になります。これも出席委員は、古沢副委員、尾崎委員浦田委員開田委員中川委員、そして私、委員、岩城です。よって、両日とも欠席者はいません。 案件並びに結果 付託案件請願第1号 「日米地位協定抜本改正を求める意見書」採択を求める請願  請願第1号については、6月18日に委員会を開催いたしまして、請願者趣旨説明を行うことを決定いたしました。6月19日委員会において、慎重審査結果、請願第1号については賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。  審査過程におきまして、委員から意見がありましたので、その概要についてご報告いたします。  請願者から趣旨説明を受けた後、議員間で協議を行いました。委員から、非常に難しい問題であるが、これは国で協議していただかなければならない問題ではないか。自治体が口を出すべきことではないといった意見がありました。また、古沢委員から、意見書自治体から国へ意見を言うもので、提出することは当然である。全国知事会全会一致で提言を採択したという意味は、これまでと同じ地位協定では、住民生命と安全を守ることができないといった危機感からであるといった趣旨賛成討論もありました。  以上でございます。          ──────────◇────────── ◎修正動議 ○議長(原 明君)  議案第41号に対しまして、浦田竹昭君ほか1名から修正動議が提出されております。                   提案理由説明 ○議長(原 明君)  提出者より提案理由説明を求めます。  12番浦田竹昭君。      〔12番 浦田竹昭君登壇〕 ○12番(浦田竹昭君)  議案第41号令和年度滑川一般会計補正予算(第1号) 中滑川駅前開発事業費に係る歳入歳出ともに1,000万円を削減する修正案を提出いたしますので、その提案理由について申し上げます。  さき3月定例議会において、中滑川駅前再開発については、地元理解がまだ得られていないではないか。もう少し時間をかけて説明努力をしていただきたいと理由で、中滑川駅前開発事業費歳入歳出とも1,000万円削減修正案が賛成多数で可決されたところであります。  そして、その提案理由趣旨につきましては、地元方々はもちろんこと、一般市民にも理解が得られるよう基本構想内容を再考し、時間をかけて、議会のみならず地元方々並びに一般市民にも説明を尽くし、十分に理解を得ていただきたいというふうに理解をしているところでございます。  それから3カ月が経過し、基本構想内容再考もなく、地元住民並びに一般市民説明努力もなく、そして理解も得られないまま、この6月定例議会に3月定例議会と同様予算案を提出されるは、市民に対しても議会に対しても全く誠意が感じられなく、まことに遺憾に思うところであり、また議会軽視と思わざるを得ないであります。  そして、市民からも、中滑川周辺鉄道線路上下一体整備とか、鉄道線路から上治水対策とか、公共施設複合化とか、行政業務集約とか、さまざまな要望声があるわけでありますが、それも生かされていない状況であります。  そもそも基本構想とはこの先計画策定基本的な方針であって、当局は次計画段階見直し変更をしていくということでありますが、仮にこの計画実施段階変更見直しがなされ、そして完成された場合、当初基本構想と違うではないかと批判を受け、また何ため基本構想であったかと批判を受け、そしてそのような基本構想を誰が承認したかと批判を受けるは必定であろうというふうに思うところであります。  ゆえに、既に現在、そのアイデアも含めて改善、改良問題点が指摘されているこの段階で、それらをしっかりと検討し、そしてまた、しっかりと基本構想に明記するよう見直すが常道であり筋であろうかと思うところであります。  また、人口減少時代を迎え、税収低減、そして公共施設老朽化並びに維持管理修繕費増大等が想定される中、公共施設機能集約や複合化を中長期的な展望に立って見直す時代にあって、今、ただ単にコンセプトが不明で費用対効果説明もできない、中身、内容不明な単なる箱物を建設するはいかがなものかと思うところであります。  また、国補助ありきでなく、中滑川駅前敷地利用のみを考えるではなく、他公共施設も含めたその地域一帯まちづくりを総合的に検討し、本当に滑川市並びに滑川市民にとって必要とする施設、また地域住民並びに一般市民誰もが、よい施設ができたねと喜ばれる施設建設計画をいま一度腰を据えて再考すべきと考え、今回修正案を提出するものであります。  どうか、議員各位には、次世代に対してツケを回さないよう責任ある判断をいただき、この修正案にご賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。          ──────────◇────────── ◎質疑 ○議長(原 明君)  これより、各常任委員及び議会運営委員長の報告並びに議案第41号に対する修正案について質疑に入ります。  ただいま常任委員及び議会運営委員長の報告並びに議案第41号に対する修正案について、ご質疑ありませんか。     (質疑する者なし) ○議長(原 明君)  ご質疑がないので、これにて質疑を終結いたします。          ──────────◇────────── ◎討論 ○議長(原 明君)  これより、議案第41号令和年度滑川一般会計補正予算(第1号)から議案第52号地方自治法第179条による専決処分承認を求めることについてまで、議案第41号に対する修正案について並びに請願第1号「日米地位協定抜本改定を求める意見書」採択を求める請願書について討論に入ります。  通告がありますので、発言を許します。  14番中川勲君。     〔14番 中川勲君登壇〕 ○14番(中川 勲君)  ご苦労さんでございます。  それでは、本定例会に提出されました議案41号令和年度滑川一般会計補正予算(第1号)修正案に対し、反対立場で討論を行います。  この案件は、中滑川駅周辺整備事業基本設計費1,000万円を減額するというものであり、これに反対するものであります。  中滑川駅周辺整備事業は、滑川市が平成27年12月に、中滑川駅周辺土地、JAアルプス農協や富山地方鉄道などから7,444.93平方メートルを購入取得したものであります。今日まで3年6カ月余り放置状態にあります。  この間、当局は、県内外駅周辺再開発先進地視察をされるとともに、駅周辺町内9カ所皆さんと、まちづくり座談会114名や滑川商工会議所まちづくり委員会などと意見交換をされている。また、滑川高校2年生235名、滑川中学校3年生177名にアンケートを実施され、意見、要望、アイデアが出され参考にされているものであります。  そうした中、整備基本方針として、1、駅前好立地を生かした新たなにぎわい空間創出、2、緑豊かで心安らぐ空間創出、3、安全・安心な駅前環境整備、4、公共交通利便性向上ため交通結節点機能強化とされ策定されたものであります。  また、滑川議会では、平成29年12月定例会中滑川駅周辺整備検討特別委員会が設置され、これらデータや先進地視察をもとに協議を進めるとともに、平成29年9月に総務文教委員会上田市長に政策提案を提出した複合施設建設及び運営に関する提案をも考慮しながら協議を進めてきました。  平成30年9月4日に上田市長に、中滑川駅周辺整備に関する提案書を原議長から手渡していただいております。  また、特別委員会協議内容は、定例議員協議会にも報告もしております。そのことから、基本構想中に私たち滑川議会提案事項が何点か採用されております。  平成31年3月定例会において、今回と同様に1,000万円削減するものであり、提案理由として、中滑川駅前再開発について地元理解が得られていないではないか、もう少し時間をかけて説明努力をせよとことであった。しかし、まちづくり座談会では、中滑川駅周辺町内9カ所114名方が参加されているとともに、175意見や要望、アイデアなどが出ている、また、中学生、高校生412名アンケート626件が出ていることや、地元皆さんが気楽に利用できるところとして期待も大きいこと、市街地中心に公園や交流場所がある施設として待ち望んでいる。  また、高齢者事故等が多く聞かれるこのごろですが、地域高齢者等が健康で生きがいを持って、安全で安心して心豊かに生活できるまちづくりが必要であります。当局構想に高齢者等場所設置、公園やサロン等がうたってあります、滑川市民も期待をしております。  しかし、ここで当局に3点お願いをしたいと思います。  1点目として、中滑川駅整備に際して地元町内から沖田川洪水不安から、洪水対策用貯水池建設要望が出ているということでありますが、しっかりとこれを対応していただきたい。  2点目として、健康延伸都市を目指すためにも、将来、健康センター、婦人家等が何とか将来入居可能になるように考えていただきたいと思います。  3点目として、地元理解が得られていないとこともありますので、基本設計ができる前あるいはまたできてからでもしっかりと説明をしていただきたいと思います。  以上3点要望をつけるとともに、この構想中に私たち議会提案事項が何点か採用されております。滑川市及び中滑川駅周辺活性化ためにも、この事案が必要であります。よって、今回修正案に賛同できないものであります。  議員各位には修正案に反対し、原案に賛成をお願いいたしまして、反対討論といたします。 ○議長(原 明君)  11番古沢利之君。     〔11番 古沢利之君登壇〕 ○11番(古沢利之君)  私は、請願第1号「日米地位協定抜本改定を求める意見書」採択を求める請願に賛成討論を行います。  この日米地位協定は、1960年、日米安保条約とともに調印されたものであります。それ以前日米行政協定が改定されてできた在日米軍に関する取り決めであります。  昨年7月、札幌で開かれました全国知事会は、日米地位協定抜本的見直しを求める提言を全会一致で採択いたしました。全国知事会地位協定改定について提言するは初めてことであります。
     提言では、米軍機による低空飛行訓練等について、国責任で騒音測定器を増やすなど必要な実態調査を行うとともに、訓練ルートや訓練が行われる時期について速やかな事前情報提供を求める。日米地位協定を抜本的に見直し、航空法や環境法令など国内法を原則として米軍にも適用させること、事件・事故時自治体職員迅速かつ円滑な立ち入り保障などを明記すること、さらに基地整理・縮小・返還促進を求めております。  この提言に至るまでに、米軍基地がある11道県知事をメンバーに、全国知事会米軍負担に関する研究会を発足させ、研究者や外務省から意見を聞き、同じように、米軍が駐留するイタリアやドイツ地位協定について現地調査した沖縄県からも意見を聞き取っております。  沖縄県は昨年、2018年、イタリア、ドイツを訪問し、元首相、軍幹部、航空当局などから聞き取り調査を実施し、中間報告を公開しています。  それによると、米軍活動にも基本的に国内法が適用される、受け入れ国側に米軍施設へ立入権が明記されているなど、日本と著しい違いがあることを紹介しております。  全国知事会がこのような調査、そして提言に至ったはなぜでしょうか。  例えば日本航空法では、最低安全高度規定とかを定め、航空機運航安全を明記しておりますけれども、米軍機に対しては全て適用除外となっております。そのことによって、市街地や民家上空を超低空で飛行することなどが日常茶飯で行われております。  また、米軍機墜落事故など処理にあたって、現場が基地外であっても、日本警察が捜査や証拠差し押さえなどもできないが実態であります。2016年12月に、垂直離着陸機であるオスプレイが基地名護市で墜落いたしました。米軍は直ちに規制線を設置して、警察、報道陣、自治体職員を含めて現場に近づくことはできませんでした。  さらに、米軍兵士による婦女暴行事件や殺人事件も後を絶ちません。2016年、20歳女性がウオーキング中に元アメリカ海兵隊員で当時軍属男に襲われ、暴行、殺害されて雑木林に遺棄されるという事件が発生しました。こうした事件が後を絶っておりません。それは、米軍と軍人が地位協定によって保護されているからと言わなければなりません。  日米地位協定17条第3項では、アメリカ兵公務中事件・事故第一次裁判権は米国側にあると定めております。その実態は、米軍にいわば特権を与えるものとなっている、こう言わなければなりません。  例えば、2005年12月、東京八王子市でアメリカ海軍兵士が小学生へひき逃げ事故を起こして警視庁に逮捕されましたが、アメリカ海軍当局が、当時この兵士は公務中であったという証明書を発行し、即日釈放されてしまいました。地位協定によって、日本警察が容疑者を逮捕し捜査もできない。裁判所がアメリカ兵を裁こうにも、地位協定壁によって捜査すらできないという実態があるわけであります。  日米地位協定は、1960年に締結されてから、日本政府が改定を提起したことはありません。一方、アメリカNATO同盟国であるドイツやイタリアでは、既に地位協定改定が実現しております。アメリカと韓国と米韓地位協定も改定されております。  全国知事会が日米地位協定抜本的な見直しを求める提言を採択したは、このように余りに理不尽な実態に基づき、自治体責任者として、この状況を放置しては住民安全と生命を守ることができないと判断されたからにほかなりません。  そしてこれは、現在、米軍基地がある都道府県のみならず、全国的な課題になっているからであります。  今回請願は、この全国知事会提言を踏まえて提出されたものであります。  議員各位賛同を賜りますようお願いして、賛成討論といたします。 ○議長(原 明君)  これにて、討論を終結いたします。          ──────────◇────────── ◎採決  (議案第41号〜議案第52号) ○議長(原 明君)  これより、起立により採決を行います。  修正案提出がありますので、分離して採決を行います。  はじめに、議案第41号令和年度滑川一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。  まず、本件に対する浦田竹昭君ほか1名から提出された修正案について起立により採決いたします。  本修正案に賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立少数。  着席願います。  よって、本修正案は否決されました。  次に、原案について起立により採決いたします。  議案第41号に対する各常任委員長の報告は、原案とおり可決であります。  原案に賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立多数。  着席願います。  よって、議案第41号は可決されました。  次に、議案第42号令和年度滑川介護保険事業特別会計補正予算(第1号)から議案第52号地方自治法第179条による専決処分承認を求めることについてまで11議案を一括して採決いたします。  以上案件に対する各常任委員長の報告は、原案とおり可決または承認であります。  以上案件に対する各常任委員長の報告とおり決定することに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立全員。  着席願います。  よって、議案第42号から議案第52号まで11議案は、各常任委員長の報告とおり可決または承認されました。 ◎採決  (請願) ○議長(原 明君)  次に、請願第1号「日米地位協定抜本改定を求める意見書」採択を求める請願書を採決いたします。  この案件に対する議会運営委員長の報告は、不採択であります。  本請願は、原案について採決いたします。  請願第1号を採択することに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立少数。  着席願います。  よって、請願第1号は不採択とすることに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎議員派遣 ○議長(原 明君)  日程第2、議員派遣について議題といたします。  会議規則第150条第1項規定に基づき、お手元に配付してある3件議員派遣について派遣することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、3件議員派遣については決定いたしました。  なお、5月及び6月議員派遣3件につきましては、会議規則第150条第1項ただし書き規定により、議長において決定いたしております。  参考として配付いたしておりますので、ご確認ください。          ─────────────────────                                   令和元年6月24日             議 員 派 遣 に つ い て  地方自治法第100条第13項及び会議規則第150条規定により下記とおり議員を派遣する。                     記  1 産業厚生建設委員会行政視察   (1)派遣目的 特産品ブランド化、公共施設整備、新規就農者支援・農業後継者対策調査ため   (2)派遣場所 秋田県由利本荘市、北秋田市、大仙市   (3)派遣期間 令和元年7月2日から4日まで(3日間)   (4)派遣議員 竹原正人、青山幸生、大浦豊貴、角川真人、原  明、浦田竹昭、           中川 勲  2 関西滑川会総会   (1)派遣目的 総会出席   (2)派遣場所 大阪府大阪市   (3)派遣期間 令和元年7月6日から7日まで(2日間)   (4)派遣議員 開田晃江  3 公共交通問題検討特別委員会行政視察   (1)派遣目的 公共交通施策取り組み調査ため   (2)派遣場所 兵庫県宍粟市、京都府舞鶴市   (3)派遣期間 令和元年7月23日から24日まで(2日間)   (4)派遣議員 古沢利之、大浦豊貴、竹原正人、岩城晶巳、浦田竹昭、開田晃江          ─────────────────────  参 考                                   平成31年4月26日             議 員 派 遣 に つ い て  地方自治法第100条第13項及び会議規則第150条規定により下記とおり議員を派遣する。                     記  1 総務文教消防委員会行政視察   (1)派遣目的 いじめ対策、自主防災活動促進事業、公共施設マネジメント調査ため   (2)派遣場所 大阪府高石市、岡山県瀬戸内市、兵庫県伊丹市   (3)派遣期間 令和元年5月20日から22日まで(3日間)   (4)派遣議員 尾崎照雄、開田晃江、脇坂章夫、岩城晶巳、古沢利之、高橋久光
     2 東京滑川会総会   (1)派遣目的 総会出席   (2)派遣場所 東京都   (3)派遣期間 令和元年5月25日から26日まで(2日間)   (4)派遣議員 開田晃江  3 県選出国会議員と懇談会   (1)派遣目的 懇談会出席   (2)派遣場所 東京都   (3)派遣期間 令和元年6月10日から11日まで(2日間)   (4)派遣議員 開田晃江          ──────────◇────────── ◎閉会中継続審査 ○議長(原 明君)  日程第3、議会運営委員から、会議規則第107条規定により、お手元に配付してあるとおり、閉会中継続審査申し出がありました。  お諮りいたします。  議会運営委員から申し出とおり、閉会中継続審査とすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、議会運営委員から申し出とおり、閉会中継続審査とすることに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎閉会挨拶 ○議長(原 明君)  以上をもって、本定例会に付議された案件審議は全て終了いたしました。  市長から挨拶があります。  上田市長。     〔市長 上田昌孝君登壇〕 ○市長(上田昌孝君)  令和元年月定例会を閉会されるにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。  本定例会は、去る6月10日に開会されてから本日まで15日間にわたり、提案申し上げました諸案件につきまして、議員各位慎重なご審議を賜りました結果、いずれも原案どおり議決をいただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。  本会期中、議員各位から賜りましたご意見、ご要望等につきましては、十分検討いたしまして、市政円滑な運営に資するとともに、適正な予算執行に努めてまいる所存です。  さて、皇位継承に伴い、元号も平成から令和となり、新たな時代幕あけとなりました。本市においても記帳所を設け、多く市民皆様と喜びを分かち合ったところですが、議員各位におかれましても、この令和という時代において市勢がますます発展するよう、今後ともより一層ご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。  また、これから暑さも日ごとに厳しくなってまいりますが、くれぐれも健康にご留意いただきご活躍いただきますようお願い申し上げまして、閉会にあたって挨拶とさせていただきます。          ──────────◇────────── ◎閉会宣告 ○議長(原 明君)  これをもちまして、令和元年6月滑川議会定例会を閉会いたします。                 午前11時46分閉会...