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平成30年12月定例会(第4号12月17日)

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  1. 滑川市議会 2018-12-17
    平成30年12月定例会(第4号12月17日)


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    平成30年12月定例会(第4号12月17日)                  平成30年12月           滑川市議会定例会会議録 第4号 平成30年12月17日(月曜日)          ──────────────────────              議 事 日 程   第 4 号                        平成30年12月17日(月)午前11時開議  第 1  委 員 長 報 告        総務文教消防委員長        産業厚生建設委員長       質       疑       討       論       採       決  第 2  議案追加提案       議案第71号 滑川公平委員会委員の選任について  第 3  議案追加提案       議案第72号 滑川固定資産評価審査委員会委員の選任について  第 4  議員派遣  第 5  閉会中の継続審査
             ──────────◇──────────                本日の会議に付した事件  日程第1 委 員 長 報 告        総務文教消防委員長        産業厚生建設委員長       質       疑       討       論       採       決  日程第2 議案追加提案       議案第71号 滑川公平委員会委員の選任について  日程第3 議案追加提案       議案第72号 滑川固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程第4 議員派遣  日程第5 閉会中の継続審査          ──────────◇────────── 出席議員(14名)     1番 大 門 良 輔 君    2番 大 浦 豊 貴 君     3番 脇 坂 章 夫 君    4番 青 山 幸 生 君     5番 角 川 真 人 君    6番 竹 原 正 人 君     7番 尾 崎 照 雄 君    9番 原     明 君     10番 岩 城 晶 巳 君    11番 古 沢 利 之 君     12番 浦 田 竹 昭 君    13番 開 田 晃 江 君     14番 中 川   勲 君    15番 高 橋 久 光 君 欠席議員(なし)  欠  員(1名)     8番          ──────────◇──────────              説明のため出席した者の職・氏名  市長                                    上 田 昌 孝 君  副市長                                   石 川 忠 志 君  総務部長                                  膳 亀   進 君  企画政策課長                                岡 野 博 司 君  総務部参事総務課長事務取扱                         下 野 宏 一 君  総務部参事消防署長)                           元 起   修 君  財政課長                                  石 川 久 勝 君  営繕課長                                  川 岸 弘 明 君  税務課長                                  妻 木 朋 子 君  産業民生部長                                石 坂   稔 君  産業民生部参事市民課長事務取扱                       藤 田 博 明 君  市民健康センター所長                            結 城 幹 子 君  生活環境課長                                黒 川 茂 樹 君  産業民生部参事福祉介護課長事務取扱                     澤 口 幸 二 君  産業民生部次長商工水産課長事務取扱観光課長事務取扱海洋資源振興課長事務取扱 網 谷 卓 朗 君  商工水産課主幹                               長 崎 一 敬 君  産業民生部参事農林課長事務取扱                       成 瀬 久 之 君  建設部長まちづくり課長事務取扱                       藤 名 晴 人 君  まちづくり課主幹                              石 井 正 広 君  建設部参事公園緑地課長事務取扱建設課長事務取扱               岩 城 義 隆 君  公園緑地課主幹                               荒 俣 哲 也 君  上下水道課長                                長 瀬   斉 君  浄化槽整備推進担当課長                           石 川 美 香 君  会計管理者会計課長事務取扱                         菅 沼 久 乃 君  監査委員事務局長                              伊 井 義 紀 君  教育長                                   伊 東   眞 君  教育委員会事務局長スポーツ課長事務取扱                   上 田 博 之 君  学務課長                                  石 倉 裕 子 君  生涯学習課長                                地 崎 紀 子 君  子ども課長                                 落 合 真理子 君          ──────────◇──────────           職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名  事務局長                                  岡 本 修 治  係長                                    永 田 光 司  主査                                    高 橋 拓 也  主事                                    山 本 和紀子          ──────────◇────────── ◎午前11時00分開議 ○議長(原 明君)  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。          ──────────◇────────── ◎委員長報告 ○議長(原 明君)  日程第1、各常任委員会における審査の経過並びに結果について、各常任委員長から報告を求めます。  総務文教消防委員長 尾崎照雄君。      〔総務文教消防委員長 尾崎照雄君登壇〕 ○総務文教消防委員長尾崎照雄君)  総務文教消防委員会を開催いたしましたので、その結果報告をいたします。  日時、12月11日火曜日、午後3時30分より。場所、第1委員会室出席委員は、開田晃江副委員長大門良輔委員脇坂章夫委員岩城晶巳委員古沢利之委員高橋久光委員、そして委員長の私です。よって、欠席委員はありません。説明のため出席した者はありません。そして、12月12日水曜日、午前10時より。場所、大会議室出席委員は、開田晃江副委員長大門良輔委員脇坂章夫委員岩城晶巳委員古沢利之委員高橋久光委員、そして委員長の私です。よって、欠席委員はありません。説明のため出席した者は、上田市長、石川副市長、伊東教育長膳亀総務部長上田教育委員会事務局長下野総務課長、元起消防署長菅沼会計管理者岡野企画政策課長石川財政課長川岸営繕課長妻木税務課長伊井監査委員事務局長石倉学務課長、地崎生涯学習課長落合子ども課長であります。  案件並びに結果  付託案件  (1)議案第63号 平成30年度滑川一般会計補正予算(第4号)            第1表 歳入 所管部分                歳出 人件費関係全部                   第2款 総務費(但し、生活環境課所管分を除く)                   第3款 民生費(但し、子ども課所管分)                   第10款 教育費            第2表 債務負担行為            第3表 地方債補正  (2)議案第68号 滑川市の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について  (3)議案第69号 地方自治法第179条による専決処分の承認を求めることについて            専決第9号 平成30年度滑川一般会計補正予算(第3号)  (4)議案第70号 滑川市民交流プラザ指定管理者の指定について  (5)陳情第9号 県外・国外の出張・視察の復命書報告書に「所見」欄を設け、その記載内容の公開を求める陳情  (6)陳情第11号 滑川駐輪場治安向上陳情  慎重審査の結果、以上4議案については、賛成全員で原案のとおり可決または承認すべきものと決定いたしました。  陳情第9号及び陳情第11号については、賛成全員趣旨採択すべきものと決定いたしました。  それぞれの案件の審査の過程において、委員から質問、意見がありましたので、その概要についてご報告いたします。  議案第63号について、委員から、これから全国的にエアコンの工事が多くなり、エアコンが不足するとの話もある。早く着手して、暑い夏が来る前に完了するようお願いするとの意見があり、上田市長からは、暑くなる前に速やかに設置したいと回答がありました。  また、市民会館コミュニティホール控室増築工事について、委員より施設の概要説明を求めたところ、市当局から、既存の控室に接続する形での増築を予定しており、鉄骨平屋建て延べ床面積は41.66平方メートルである。控室のほか、専用玄関、トイレを整備し、控室には、着がえ室、洗面台化粧カウンター等を備えつける。年度内の完了を予定していると説明がありました。
     陳情第9号及び陳情第11号については、12月11日に委員会を開催し、陳情第9号の陳情者趣旨説明を行うことを決定しました。12月12日の審査においては、市当局より、陳情第9号については、出張・視察の報告内容市民にとって有益かどうかなどを考慮し、必要に応じて公開したいとの見解が、陳情第11号については、市や施設の指定管理者である文化・スポーツ振興財団には駐輪場器物損壊が頻発しているという情報は寄せられていないことから、治安が悪いとまでは認識していない。また、カメラは海側の駐輪場に4台設置しており、現時点では新たな設置は考えていない。防犯カメラ作動中などの張り紙等により防犯対策の啓発をしており、引き続き安全対策に努めていきたいとの見解が表されました。  以上、報告を終わります。 ○議長(原 明君)  産業厚生建設委員長 竹原正人君。      〔産業厚生建設委員長 竹原正人君登壇〕 ○産業厚生建設委員長竹原正人君)  それでは、産業厚生建設委員会を開催いたしましたので、結果を報告いたします。  日時については、12月11日火曜日、午後3時30分より。第2委員会室で行っております。出席委員は、青山幸生委員長大浦豊委員角川真人委員原明委員浦田竹昭委員中川勲委員、そして委員長の竹原です。よって、欠席委員はございません。説明のため出席した者もございません。次に、12月13日木曜日、午前10時より。大会議室委員会を開催しております。出席委員は、青山幸生委員長大浦豊委員角川真人委員原明委員浦田竹昭委員中川勲委員、そして委員長の竹原です。よって、これも欠席委員はございません。説明のため出席した者は、上田市長、石川副市長、石坂産業民生部長、藤名建設部長網谷観光課長藤田市民課長澤口福祉介護課長成瀬農林課長岩城建設課長結城市民健康センター所長黒川生活環境課長長瀬上下水道課長石川浄化槽整備推進担当課長長崎商工水産課主幹石井まちづくり課主幹荒俣公園緑地課主幹であります。  案件並びに結果  付託案件  (1)議案第63号 平成30年度滑川一般会計補正予算(第4号)            第1表 歳入 所管部分                歳出 第2款 総務費(但し、生活環境課所管分)                   第3款 民生費(但し、福祉介護課所管分)                   第8款 土木費                   第12款 諸支出金                   第14款 災害復旧費  (2)議案第64号 平成30年度滑川後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)  (3)議案第65号 平成30年度滑川水道事業会計補正予算(第1号)  (4)議案第66号 平成30年度滑川下水道事業会計補正予算(第2号)  (5)議案第67号 滑川市の大地と水循環を守る条例の制定について  (6)陳情第10号 主要道路路側帯及び歩道部分の巨大な雑草駆除陳情  慎重審査の結果、議案第67号を除く4議案につきましては、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第67号については、可否同数となったため、滑川市議会委員会条例第16条に基づき、委員長裁決権を行使して否決すべきものと決定いたしました。  陳情第10号については賛成全員趣旨採択と決定いたしました。  なお、議案第63号の審査の過程におきまして、委員から、コミュニティバス運行費の300万円について、今年度中に全体でどれくらい修繕費がかかるのかという質問があり、当局から、当初予算では230万円を計上していたが、修繕費が増えてきたため、300万円を補正し、最終的には530万円程度になる見込みであるとの回答がありました。  議案第67号の審査については多くの質疑がありました。委員から、第9条で定められた協議対象事業規制だけで、本当に滑川市の大地と水を守れるのかという質問があり、当局から、第16条に規定する審議会において、良好な大地と水循環保全に関する総合的な施策に関する事項、水源涵養保全地域の指定に関する事項、規制対象事業の認定に関する事項等を審議調査する予定としている。審議会で今後、山林や扇状地での涵養を進めるにあたって、どうすればよいかという審議や調査をしていくということも考えており、その中で大地と水循環を守っていくことを実施すべきと考えるという回答がありました。そのほか委員から、地下水観測井が重要であると考える。増やすべきではないかという質問があり、当局からは、当然データが多いほど地下水の動向もはっきりとわかるので、審議会地下水の調査、観測井戸の設置についても審議していただき、必要であれば調査等も実施していかなければならないと考えているといった回答がありました。委員から、工場建設宅地造成の場合に、地下へ浸透するような舗装の要請や融雪装置規制、冬に田に水を張るといった規制もかけられるのではないか。一番大事なところが抜けているのではないかといった質問があり、石坂産業民生部長から、審議会で審議する項目として、良好な大地と水循環保全に関する総合的な施策に関する事項を掲げている。条例基本理念に基づき、本市、市民事業者に協力いただく内容についてさまざまな施策を掲げ、審議会審査していただきたいと考えているといった回答がありました。そのほか委員から、水源涵養保全地域の指定について、どの地域を考えているのか。また、業者や市民への説明、周知はという質問があり、当局から、まずは早月川扇状地山林等が考えられる。市で持っているデータを活用して、どこまで指定するか審議会に諮って決めていくことになると思う。指定した後は市民関係業者等への周知も必ず実施すべきと考えている。条例についても、条例制定から施行期日の4月1日までの間を利用して周知を行いたいと考えているといった回答がありました。そのほか委員から、この条例で水質を大切にするのか、地下水自体を確保したいのか。住宅団地を開発し、融雪にどんどん回しているが、大丈夫と言われている。それならば、今規制をかける必要はないのではないかという質問があり、上田市長から、今あるうちにやめないと、なくなって井戸が掘れなくなってからでは遅いということを言っている。今規制をかけないと大変なことになると回答がありました。  次に、陳情第10号については、12月11日に委員会を開催し、陳情者趣旨説明を行わないことを決定いたしました。12月13日の審査においては、市当局から、市では、歩道が整備されている主要道路通学路となっている路線を中心に、雑草等繁茂状況に応じて草刈り等の対策を計画的に実施している。例年、夏に一斉点検を行い、歩行者等の支障になると判断した箇所は速やかに除草等を実施している。県管理道路についても適正な維持管理に努めるよう適時要請しており、引き続き働きかけることとしているとの見解が表されました。  以上でございます。          ──────────◇────────── ◎質疑 ○議長(原 明君)  これより、各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。  ただいまの各常任委員長の報告に対し、ご質疑ありませんか。      (質疑する者なし) ○議長(原 明君)  ご質疑がないので、これにて質疑を終結いたします。          ──────────◇────────── ◎討論 ○議長(原 明君)  これより、議案第63号平成30年度滑川一般会計補正予算(第4号)から議案第70号滑川市民交流プラザ指定管理者の指定についてまでの討論に入ります。  通告がありますので、発言を許します。  12番浦田竹昭君。      〔12番 浦田竹昭君登壇〕 ○12番(浦田竹昭君)  それでは、本定例議会に提出されました議案第67号の滑川市の大地と水循環を守る条例の制定についてに対し、反対の立場で討論をいたします。  はじめに、私自身、水について、とりわけ早月川扇状地の水には、皆さん方と同様に、未来永劫、次世代へ大切に引き継いでいかなければならないものと考えているところであります。そしてまた、水は我々の生命維持には最も大事なものであり、我々の生活のうえでも不可欠なものであり、そしてまた、農業や工業等、あらゆる経済活動においても必要不可欠なものであります。そして、水の利活用においては、大地と水循環、すなわち自然の営みと我々人類の営みがバランスをとりながら、現在から次世代未来へと引き継いでいかなければならないものと考えているところであります。  ただ、今定例議会に提案されました滑川市の大地と水循環を守る条例につきましては、私、一般質問でも申し上げましたとおり、さきの平成27年12月の定例議会に提案され否決されました砂利採取業規制等に関する条例に続き、さらに規制対象事業範囲を拡大しての内容となっており、岩石、砂利、土を採取する事業畜産事業場の設置や廃棄物等処分場を設置する事業対象とし、事業を行う場合は、事前の市への届け出や、事前協議をしたり、市民関係者への説明会を開いたり、審議会での審議を経て、扇状地や山林の水源涵養機能の低下や地下水水質悪化地下水源損傷等を招くおそれがあるとみなされれば、市長が中止や変更を求めたり命令ができる大変厳しい内容となっているところであります。そして、上位法等多くの法令との関連あるいは整合性の観点からも、多くの疑問点矛盾点、不明な点、不備な点が見受けられる内容となっていることから、そしてまた、前回の採決の否決の整合性から反対するものであります。  その理由の一端を申し上げます。  まず1つ目は、一般質問でも22点の質問をさせていただいたところ、その答弁では、良好な大地と水循環保全のためとか、公共の福祉に寄与するため、あるいは申し上げることができません、お示しすることができませんなどの答弁の繰り返しでありました。一つとして具体的な内容、根拠のある内容、納得、満足できる内容の答弁はなく、そしてまた、誠意ある答弁をいただけなかったのは非常に残念なところであります。  これらのことから、なお一層、この条例案に対し疑問や矛盾が深まったところであり、そしてまた不信感を感じてきたところでございます。  2つ目は、憲法第29条、民法第206条、207条並びに富山県の条例等、多くの上位法に抵触しないのか疑問に思うところであります。  とりわけ、個人、土地所有者に対して全く配慮が見受けられないことに、本当に個人あるいは土地所有者に対し、売買や貸借等を含め、財産権の侵害に当たらないのか疑問に思うところであります。  3つ目は、協議対象事業が、岩石、砂利、土の採取する事業畜産事業場を設置する事業、一般・産業廃棄物最終処分場を設置する事業の5つの事業のみを指定するのはあまりにも不公平であり、特定の事業を排除しようとの弾圧とも受けとめられるところであり、また差別的行為と受けとめられるものであり、良好な大地と水循環保全として水源涵養地下水脈水質保全等を議論するのであれば、他にも道路等インフラ整備事業工業用敷地開発事業宅地造成事業並びに消雪等設備のさまざまな井戸掘り、削井事業等があり、これらも協議対象事業に指定すべきであろうかと思われるところであります。  4つ目は、国または地方公共団体が行う事業は住民の福祉に寄与するものであり、本条例では協議対象事業に適用しないとのことでありますが、住民の福祉とは、そもそも住民共通の利益となることを意味しておるところであり、岩石、砂利、土地の採取もまた土木工事建設工事等での砕石利用、生コン利用等住民福祉に十分寄与するものであります。  また、畜産事業におきましても、我々、食料確保の観点からも住民福祉に寄与しているところであり、また産業廃棄物においても、我々が日常排出する廃棄物の処分という観点から住民福祉に寄与しており、それぞれの事業によって我々の日々の生活の安定が図られているものであります。  したがって、特定の事業のみを対象とすることは不公平な差別的行為であり、人権侵害とも受けとめられるのではないでしょうか。  5つ目は、大地と水循環保全を建前に、これら事業について、他人に危害を及ぼすとか、公共の福祉に反するとか、水源涵養機能を著しく阻害するとか、水源涵養量の減少をもたらすおそれがあるとか、水質悪化をもたらすおそれがあるとか、地下水脈を損傷するおそれがあるとか、生活や農業、工業用水の確保に支障をもたらすおそれがあるとか、適正な土地利用の確保とか自然環境保全に支障をもたらすおそれがあるとかなどなど、あまりにも抽象的な表現による規制であって、科学的な根拠もなく、具体的、客観的な根拠もなく、検証、立証根拠もなく、このような規制で審議、評価、認定を誰が行うのでしょうか。そして、ただただ「もたらすおそれがある」という抽象的な言葉で、住民の感情に恐怖をあおりコントロールするかのように思われてなりません。  6つ目は、まだまだ廃棄物処理法整備が整っていない時代の過去の不法投棄の不祥事の一例を挙げて、あたかも全てがそうであるかのように風評され、そしてまた、法律が整備され、監視体制が整備され管理運営がされている今日、現在においても、未来においても、不法投棄しているかのごとく、あるいは法律違反しているかのごとく、真実をねじ曲げて風評されるのは、これまた人権侵害とも受けとめられるのではないでしょうか。そして、ただただ住民の感情を惑わす風評行為ではないでしょうか。  7つ目は、この条例に基づく規制の事務手続のプロセスについてでありますが、事前の届け出、水源涵養保全地域の指定、公告、縦覧、意見書の受理、意見の聴取、水源涵養保全地域の指定の告示、協議対象事業の事前審査説明会の実施、意見聴取、立入調査、規制対象事業であるか否かの認定、通知、そして事業着手と、届け出から認定事業着手まで、だだただ相当の労力と日数を費やすものであり、事業者に無理難題を押しつけ、事業そのものを排除するよう仕向けるものであり、いわゆる嫌がらせ条例とも思われるものではないでしょうか。  これらのことから、冒頭に申し上げたとおり、関係法令との整合性疑問点矛盾点、不明な点、不備な点が多くあり、決して滑川市にとってメリットはなく、そして何よりも、議会人として、責任ある立場として、行政事件訴訟の提起が当初から想定されるようなあしき条例を認めるわけにはいかない。そしてまた、加えて、公共の福祉に反すると思われるようなあしき条例に加担するわけにいかないと思うところであります。したがって、本定例議会に提出されました議案第67号の滑川市の大地と水循環を守る条例の制定についてに対し反対するものであります。  そして、この条例が法的に他の法令、規則に適合しているかどうかの判断につきましては、これは司法の側にお任せするといたしましても、この条例が本当に本市にとってメリットがあるのかどうか、利益につながるかどうか、市勢発展につながるのかどうか、県内他市町村から評価されるのかどうか、我々議会人が総合的に判断、決断しなければならないものと思っております。  どうか議員各位には良識ある判断をお願いするとともに、これら趣旨にご賛同賜りますようお願い申し上げ、反対討論とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(原 明君)  これにて、討論を終結いたします。          ──────────◇────────── ◎採決  (議案第63号〜議案第70号) ○議長(原 明君)  これより、起立により採決を行います。  申し出がありますので、分離して採決を行います。  はじめに、議案第67号滑川市の大地と水循環を守る条例の制定についてを採決いたします。  この案件に対する産業厚生建設委員長の報告は否決でありますので、原案について採決いたします。  この案件を原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立多数。  着席願います。  よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号平成30年度滑川一般会計補正予算(第4号)から議案第66号平成30年度滑川下水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第68号滑川市の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてから議案第70号滑川市民交流プラザ指定管理者の指定についてまでの7議案を一括して採決いたします。  以上の案件に対する各常任委員長の報告は、原案のとおり可決または承認であります。  以上の案件を各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立全員。  着席願います。  よって、議案第63号から議案第66号及び議案第68号から議案第70号までの7議案は、各常任委員長の報告のとおり可決または承認されました。 ◎採決  (陳情) ○議長(原 明君)  次に、陳情第9号県外・国外の出張・視察の復命書報告書に「所見」欄を設け、その記載内容の公開を求める陳情について採決いたします。  以上の案件に対する総務文教消防委員長の報告は、趣旨採択であります。  この案件を総務文教消防委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立全員。  着席願います。  よって、陳情第9号は趣旨採択とすることに決定いたしました。  次に、陳情第10号主要道路路側帯及び歩道部分の巨大な雑草駆除陳情について採決いたします。  以上の案件に対する産業厚生建設委員長の報告は、趣旨採択であります。  この案件を産業厚生建設委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立全員。  着席願います。  よって、陳情第10号は趣旨採択とすることに決定いたしました。
     次に、陳情第11号滑川駐輪場治安向上陳情について採決いたします。  以上の案件に対する総務文教消防委員長の報告は、趣旨採択であります。  この案件を総務文教消防委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立全員。  着席願います。  よって、陳情第11号は趣旨採択とすることに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎議案追加提案議案第71号及び議案第72号) ○議長(原 明君)  市長から議案第71号滑川公平委員会委員の選任について及び議案第72号滑川固定資産評価審査委員会委員の選任についてが追加して提案されました。  議案書を配付いたしますので、しばらくお待ちください。      〔事務局職員議案書配付〕 ○議長(原 明君)  日程第2、議案第71号滑川公平委員会委員の選任について及び日程第3、議案第72号滑川固定資産評価審査委員会委員の選任についてを一括上程議案といたします。          ──────────◇────────── ◎提案理由説明 ○議長(原 明君)  市長から提案理由の説明を求めます。  上田市長。      〔市長 上田昌孝君登壇〕 ○市長(上田昌孝君)  ただいま追加して提案いたしました議案についてご説明申し上げます。  議案第71号は、滑川公平委員会委員の選任についてであります。  滑川公平委員会委員のうち1名が平成30年12月24日をもって任期が満了いたしますので、今回、尾嶋昌美君を適任と認め選任したいので、議会の同意を求めるものであります。  議案第72号は、滑川固定資産評価審査委員会委員の選任についてであります。  滑川固定資産評価審査委員会委員のうち1名が平成30年12月22日をもって任期が満了しますので、今回、山本隆君を適任と認め選任したいので、議会の同意を求めるものであります。  なにとぞ、慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(原 明君)  お諮りいたします。  ただいま議題としております議案第71号及び議案第72号の2議案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、なお事案の性質上、質疑並びに討論を行わないことにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第71号及び議案第72号については、直ちに採決することに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎採決 ○議長(原 明君)  これより起立により採決を行います。  議案第71号滑川公平委員会委員の選任について、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立全員。  着席願います。  よって、議案第71号はこれに同意することに決定いたしました。  次に、議案第72号滑川固定資産評価審査委員会委員の選任について、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立全員。  着席願います。  よって、議案第72号はこれに同意することに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎議員派遣 ○議長(原 明君)  日程第4、議員派遣について議題といたします。  会議規則第150条第1項の規定に基づき、お手元に配付してある1件の議員派遣について派遣することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、1件の議員派遣については決定いたしました。  なお、10月及び11月の議員派遣2件につきましては、会議規則第150条第1項ただし書きの規定により、議長において決定いたしております。  参考として配付いたしておりますので、ご確認ください。                                   平成30年12月14日             議 員 派 遣 に つ い て  地方自治法第100条第13項及び会議規則第150条の規定により下記のとおり議員を派遣する。                     記  1 議会運営委員会行政視察  (1)派遣目的 議会基本条例の検証方法の調査のため  (2)派遣場所 栃木県那須塩原市  (3)派遣期間 平成31年1月22日から23日まで(2日間)  (4)派遣議員 岩城 晶巳、古沢 利之、尾崎 照雄、浦田 竹昭、開田 晃江、中川 勲、原  明  参 考                                   平成30年10月10日             議 員 派 遣 に つ い て  地方自治法第100条第13項及び会議規則第150条の規定により下記のとおり議員を派遣する。                     記  1 小諸市・那須塩原市訪問    (1)派遣目的 姉妹都市表敬訪問    (2)派遣場所 長野県小諸市、栃木県那須塩原市    (3)派遣期間 平成30年10月29日から31日まで(3日間)    (4)派遣議員 全議員  参 考                                   平成30年11月5日             議 員 派 遣 に つ い て  地方自治法第100条第13項及び会議規則第150条の規定により下記のとおり議員を派遣する。                     記  1 公共交通問題検討特別委員会行政視察    (1)派遣目的 公共交通施策の取り組み調査のため    (2)派遣場所 岐阜県岐阜市、滋賀県東近江市    (3)派遣期間 平成30年11月19日から20日まで(2日間)    (4)派遣議員 古沢利之、大浦豊貴、竹原正人、原  明、岩城晶巳、浦田竹昭、開田晃江          ──────────◇──────────                  閉会中の継続審査 ○議長(原 明君)  日程第5、議会運営委員長から、会議規則第107条の規定により、お手元に配付してあるとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。  お諮りいたします。  議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
             ──────────◇────────── ◎閉会の挨拶 ○議長(原 明君)  以上をもって、本定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。  市長から挨拶があります。  上田市長。      〔市長 上田昌孝君登壇〕 ○市長(上田昌孝君)  平成30年12月定例会を閉会されるにあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。  本定例会は、去る12月3日に開会されてから本日までの15日間にわたり、提案申し上げました一般会計補正予算をはじめとする諸案件につきまして、議員各位の慎重なご審議を賜りました結果、議決をいただきましたことに対して、厚く御礼を申し上げます。  また、ただいまは、公平委員会委員の選任並びに固定資産評価審査委員会委員の選任についてご同意を賜り、重ねてお礼を申し上げたいと存じます。  本会期中、議員各位から賜りましたご意見、ご要望等につきましては、今後十分に検討いたしまして、市政の円滑な運営に資するとともに、適正な予算執行に努めてまいる所存でございます。  本年も余すところわずかになってまいりました。  この冬は比較的暖冬と言われておりますが、これから年末に向けて寒さが一段と厳しくなってまいります。  議員の皆様方には、なにとぞ健康にご留意され、ご家族ともどもよき新年を迎えられますとともに、来年が市民の皆様方にとりまして、よりよき年となりますよう心からお祈り申し上げまして、私のご挨拶といたします。  ありがとうございました。          ──────────◇────────── ◎閉会の宣告 ○議長(原 明君)  これをもちまして、平成30年12月滑川市議会定例会を閉会いたします。                 午前11時40分閉会...