滑川市議会 > 2018-09-03 >
平成30年 9月定例会(第1号 9月 3日)

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  1. 滑川市議会 2018-09-03
    平成30年 9月定例会(第1号 9月 3日)


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    最終取得日: 2021-09-21
    平成30年 9月定例会(第1号 9月 3日)                  平成30年9月           滑川市議会定例会会議録 第1号 平成30年9月3日(月曜日)          ──────────────────────             議 事 日 程   第 1 号                       平成30年9月3日(月)午前10時開議  第 1  会議録署名議員の指名  第 2  会 期 の 決 定  第 3  議員提出議案第2号 滑川市議会傍聴規則の一部を改正する規則制定につ                 いて        提案理由説明        質       疑        討       論        採       決  第 4  議案第42号 滑川名誉市民推挙について  第 5  議案第43号 滑川名誉市民推挙について  第 6  議案第44号 滑川名誉市民推挙について  第 7  議案第45号 平成30年度滑川一般会計補正予算(第2号)
     第 8  議案第46号 平成30年度滑川国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  第 9  議案第47号 平成30年度滑川介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  第 10  議案第48号 滑川地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関             する条例の一部を改正する条例制定について  第 11  議案第49号 平成29年度滑川一般会計歳入歳出決算認定について  第 12  議案第50号 平成29年度滑川国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定             について  第 13  議案第51号 平成29年度滑川後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認             定について  第 14  議案第52号 平成29年度滑川介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて  第 15  議案第53号 平成29年度滑川下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい             て  第 16  議案第54号 平成29年度滑川農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定             について  第 17  議案第55号 平成29年度滑川工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定             について  第 18  議案第56号 平成29年度滑川水道事業会計決算認定について  第 19  議案第57号 平成29年度滑川水道事業会計処分利益剰余金の処分につい             て  第 20  議案第58号 市道の路線認定及び廃止について  第 21  議案第59号 損害賠償請求事件に関する和解について  第 22  報告第10号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率につ             いて  第 23  報告第11号 実質公債費比率の推計及び中期財政計画について  第 24  報告第12号 平成29年度における主要施策の成果について  第 25  決算特別委員会の設置及び委員の選任          ──────────◇──────────                本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会 期 の 決 定  日程第3 議員提出議案第2号 滑川市議会傍聴規則の一部を改正する規則制定につ                 いて        提案理由説明        質       疑        討       論        採       決  日程第4 議案第42号 滑川名誉市民推挙について  日程第5 議案第43号 滑川名誉市民推挙について  日程第6 議案第44号 滑川名誉市民推挙について  日程第7 議案第45号 平成30年度滑川一般会計補正予算(第2号)  日程第8 議案第46号 平成30年度滑川国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  日程第9 議案第47号 平成30年度滑川介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  日程第10 議案第48号 滑川地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関             する条例の一部を改正する条例制定について  日程第11 議案第49号 平成29年度滑川一般会計歳入歳出決算認定について  日程第12 議案第50号 平成29年度滑川国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定             について  日程第13 議案第51号 平成29年度滑川後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認             定について  日程第14 議案第52号 平成29年度滑川介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて  日程第15 議案第53号 平成29年度滑川下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい             て  日程第16 議案第54号 平成29年度滑川農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定             について  日程第17 議案第55号 平成29年度滑川工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定             について  日程第18 議案第56号 平成29年度滑川水道事業会計決算認定について  日程第19 議案第57号 平成29年度滑川水道事業会計処分利益剰余金の処分につい             て  日程第20 議案第58号 市道の路線認定及び廃止について  日程第21 議案第59号 損害賠償請求事件に関する和解について  日程第22 報告第10号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率につ             いて  日程第23 報告第11号 実質公債費比率の推計及び中期財政計画について  日程第24 報告第12号 平成29年度における主要施策の成果について  日程第25 決算特別委員会の設置及び委員の選任          ──────────◇────────── 出席議員(14名)     1番 大 門 良 輔 君    2番 大 浦 豊 貴 君     3番 脇 坂 章 夫 君    4番 青 山 幸 生 君     5番 角 川 真 人 君    6番 竹 原 正 人 君     7番 尾 崎 照 雄 君    9番 原     明 君     10番 岩 城 晶 巳 君    11番 古 沢 利 之 君     12番 浦 田 竹 昭 君    13番 開 田 晃 江 君     14番 中 川   勲 君    15番 高 橋 久 光 君 欠席議員(なし)  欠  員(1名)     8番          ──────────◇──────────              説明のため出席した者の職・氏名  市長                                    上 田 昌 孝 君  副市長                                   石 川 忠 志 君  総務部長                                  膳 亀   進 君  企画政策課長                                岡 野 博 司 君  総務部参事総務課長事務取扱                         下 野 宏 一 君  総務部参事消防署長)                           元 起   修 君  財政課長                                  石 川 久 勝 君  営繕課長                                  川 岸 弘 明 君  税務課長                                  伊 井 義 紀 君  産業民生部長                                石 坂   稔 君  産業民生部参事市民課長事務取扱                       藤 田 博 明 君  市民健康センター所長                            結 城 幹 子 君  生活環境課長                                黒 川 茂 樹 君  産業民生部参事福祉介護課長事務取扱                     澤 口 幸 二 君  産業民生部次長商工水産課長事務取扱観光課長事務取扱海洋資源振興課長事務取扱 網 谷 卓 朗 君  商工水産課主幹                               長 崎 一 敬 君  産業民生部参事農林課長事務取扱                       成 瀬 久 之 君  建設部長まちづくり課長事務取扱                       藤 名 晴 人 君
     まちづくり課主幹                              石 井 正 広 君  建設部参事公園緑地課長事務取扱建設課長事務取扱               岩 城 義 隆 君  公園緑地課主幹                               荒 俣 哲 也 君  上下水道課長                                長 瀬   斉 君  浄化槽整備推進担当課長                           石 川 美 香 君  会計管理者会計課長事務取扱                         菅 沼 久 乃 君  監査委員事務局長                              妻 木 朋 子 君  教育委員長                                 吉 田 達 郎 君  教育長                                   伊 東   眞 君  教育委員会事務局長スポーツ課長事務取扱                   上 田 博 之 君  学務課長                                  石 倉 裕 子 君  生涯学習課長                                地 崎 紀 子 君  子ども課長                                 落 合 真理子 君          ──────────◇──────────           職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名  事務局長                                  岡 本 修 治          ──────────◇────────── ◎開会の宣告 ○議長(原 明君)  ただいまから、平成30年9月滑川市議会定例会を開会いたします。          ──────────◇────────── ◎午前10時00分開議 ○議長(原 明君)  直ちに、本日の会議を開きます。  本定例会における説明員出席要求に対し、お手元に配付してあるとおり、それぞれ出席者報告がありました。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付してあるとおりであります。          ──────────◇────────── ◎会議録署名議員の指名 ○議長(原 明君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員には、会議規則第84条の規定により、議長において、15番高橋久光君、1番大門良輔君を指名いたします。          ──────────◇────────── ◎会期の決定 ○議長(原 明君)  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。      (発言を求める者あり) ○議長(原 明君)  10番岩城晶巳君。 ○10番(岩城晶巳君)  本定例会の会期を、本日から9月26日までの24日間としてはいかがかと思いますので、お諮り願います。 ○議長(原 明君)  ただいま、10番岩城晶巳君から、本定例会の会期を本日から9月26日までの24日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期を本日から9月26日までの24日間とすることに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎議員提出議案第2号 ○議長(原 明君)  次に日程第3、議員提出議案第2号滑川市議会傍聴規則の一部を改正する規則制定についてを上程議題といたします。          ──────────◇────────── ◎提案理由説明議長(原 明君)  提案者から提案理由説明を求めます。  10番岩城晶巳君。      〔10番 岩城晶巳君登壇〕 ○10番(岩城晶巳君)  おはようございます。  議員提出議案第2号滑川市議会傍聴規則の一部を改正する規則制定について、提出者を代表して提案理由説明をいたします。  滑川市議会基本条例において「議会は、市民傍聴意欲が高まるよう努めるものとする。」と定められております。この趣旨を踏まえ、滑川市議会では、市民に開かれた議会を目指し、土曜議会等傍聴者を増やす取り組みを行っております。  現在、傍聴規則では「傍聴券に住所、氏名及び年齢を記入しなければならない。」と定められておりますが、年齢の記入については、傍聴者へのアンケート結果や傍聴券への記入時の反応等から、抵抗がある人が多く、傍聴の意欲をそぐ可能性があることから、規則を改正し、年齢の記入を不要とするものであります。  議員各位には、なにとぞご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由説明といたします。          ──────────◇────────── ◎質疑 ○議長(原 明君)  ただいまの提出案件に対し、ご質疑ありませんか。      (質疑する者なし) ○議長(原 明君)  ご質疑がないので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第2号滑川市議会傍聴規則の一部を改正する規則制定についてにつきましては、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第2号滑川市議会傍聴規則の一部を改正する規則制定についてにつきましては、委員会付託を省略することに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎討論 ○議長(原 明君)  これより討論に入ります。  討論を希望される議員は、お申し出を願います。  お申し出がないので、討論を終結いたします。          ──────────◇────────── ◎採決 ○議長(原 明君)  これより、起立により採決を行います。  議員提出議案第2号滑川市議会傍聴規則の一部を改正する規則制定についてを原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立全員。  着席願います。  よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。          ──────────◇────────── ◎議案第42号から議案第59号まで及び報告第10号から報告第12号まで一括上程議長(原 明君)  日程第4、議案第42号滑川名誉市民推挙についてから日程第21、議案第59号損害賠償請求事件に関する和解についてまで及び日程第22、報告第10号平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率についてから日程第24、報告第12号平成29年度における主要施策の成果についてまで、以上21件を一括上程議題といたします。          ──────────◇──────────
    提案理由説明議長(原 明君)  市長から提案理由説明を求めます。  上田市長。      〔市長 上田昌孝君登壇〕 ○市長上田昌孝君)  おはようございます。  本日、ここに平成30年9月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました補正予算案並びにその他の案件につきまして、その概要を申し上げ、あわせて当面の市政運営について私の所信の一端を申し上げたいと思います。 1 当面の市政運営について (1)社会環境整備等について  まず、社会環境整備等について申し上げます。  災害や事故事件等から市民の生命や財産を守り、安全で安心な生活を確保することは、最も重要な課題の1つであります。  今夏は、6月28日から7月8日にかけて、西日本や中部地方、北海道など広い範囲で台風や活発な梅雨前線の影響により記録的な豪雨となり、河川の氾濫や土砂災害が発生し甚大な被害が発生しております。このため、総務省からの被災地への職員派遣要請を受け、広島県海田町に職員を派遣し、復興支援を行っております。  本市におきましては、去る7月5日早朝からの梅雨前線の活発な活動により山間部を中心に豪雨となり、上市川の水位が上昇したことから、滑川西地区中加積地区西加積地区の各一部に「避難準備高齢者等避難開始」を発令し、避難所を開設したところであります。幸い、人的被害などはなかったものの、田林及び中野地内において農地畦畔が崩壊するなどの災害が発生したことから、これらを復旧することとし、所要の予算を計上しております。  全国的に豪雨が多発していることから、引き続き、豪雨等による災害の発生に備え、関係機関と連携を密にして監視活動防災活動を続けてまいります。  近年、子どもたちに関わる痛ましい事件事故が増加しております。子どもの健やかな成長を保障するため、教育・保育環境を整え、子ども安全確保策の充実を図ることは不可欠であります。  このたび、防犯対策強化のため、新たにフェンス施錠付き門扉を設置する西加積認定こども園、保育における事故防止のため、備品整備を行う浜加積保育園などに対し、国の交付金等を活用し、補助することとしております。  また、6月にブロック塀を撤去した寺家小学校フェンス北加積小学校東加積小学校及び滑川中学校の玄関にオートロックを設置するため、所要の予算を計上しております。  本市の交通安全につきましては、8月25日現在、交通事故件数及び負傷者数はいずれも前年同期を下回っておりますが、死亡者数は同数となっております。  引き続き、関係機関関係団体との緊密な連携のもとに、今月21日から始まる秋の全国交通安全運動や、高齢者子どもに重点を置いた事故防止対策等を強力に推進し、悲惨な交通事故が減少するよう努めてまいります。  本市に隣接する魚津市鹿熊地内で、株式会社タカムラ鶏園が計画していた大規模養鶏場建設につきましては、同社が計画を断念し農地転用許可取消し願いが県に提出され、8月10日付で取消されたところであります。  計画されていた建設予定地が、滑川市民3万3,000人の「命の水瓶」とも言える水道水源地群の上流にあり、市民生活の安全と安心が危惧されたことから、市では、建設計画が示された2010年より、本市水道水源生活環境を守るという強い信念のもと、市民の皆様をはじめ、市議会滑川市民の水道・水源を守る会、並びに魚津市松倉地区が一丸となり、建設阻止に向けた反対運動を展開してきたところであります。  今回、農地転用許可が取消され、養鶏場建設が中止となりましたことは、これまでの粘り強い反対運動が結実したものと考えており、関係各位に心から感謝を申し上げる次第であります。  今後とも、水道水源の保全と良好な生活環境の確保に万全を期してまいる所存であります。 (2)産業振興について  次に、産業振興について申し上げます。  本市の稲作の中心をなす「コシヒカリ」の生育概況につきましては、梅雨明けからの気温がかなり高く、日射量が多く経過する中で順調に生育しており、北陸農政局が発表した8月15日現在における今年度の県内の作柄概況は「平年並み」と見込まれております。  今後は、収穫までの圃場管理が重要なことから、農業関係機関と連携し、適切な水管理を呼びかけているところであります。また、出穂期は平年より早くなっており、適期刈取りや適正な乾燥調製などについての注意を喚起し、一等米比率の向上を目指してまいりたいと考えております。  本年の県内におけるほたるい漁獲量につきましては、689トンで昨年と比較して610トンの減と大きく減少したところであります。また、本市ほたるい漁獲量につきましても、219トンで昨年と比較して178トンの減となりましたが、富山湾内全体の約3割を滑川漁港で水揚げしており、県内最多漁獲量を維持したところであります。  今年の「ふるさと龍宮まつり」は、7月14日、15日の両日にわたり開催され、市民市内園児など総勢3,000人が参加した龍宮パレード新川古代神街流しのほか、県内では本市でしか見ることができない色鮮やかな正三尺玉の大輪をご覧いただいたところであり、市民総参加の一大イベントとして延べ約7万人もの人出で大いに賑わったところであります。  また、伝統行事として国指定重要無形民俗文化財に指定されている「ネブタ流し」、異国情緒漂う「ベトナム・ランタンまつり」など、いずれも大勢の市民の皆さんのご協力とご参加のもと、夏の滑川を彩る熱いイベントとして盛大に開催されましたことに、改めてお礼を申し上げる次第であります。  本年4月28日から運航している富山湾岸クルージング乗船者数は、8月末現在で約4,500人となっており、多くの皆様に富山湾の魅力を満喫いただいているところであります。引き続き、安全第一の運航と積極的な営業活動に努めてまいります。  なお、来年のほたるい海上観光の実施に向けて、安全運航に支障をきたさないよう船舶整備を行うこととし、所要の予算を計上しております。  本市製造業につきましては、工場や製造ラインを増設する企業が相次いでおり、これらの投資により、市内において雇用の拡大が図られることは、誠に喜ばしいことと思っております。  今回、工業振興条例に基づき、新たに本社機能等を拡充した場合に適用される優遇制度認定を受けた研究施設建設に伴う新成長産業研究施設立地奨励金の申請のほか、設備投資にかかる補助金の申請が13社からありましたので、所要の予算を計上しております。 (3)都市基盤整備について  次に、都市基盤整備について申し上げます。  県施行における道路事業につきましては、歩行者等安全確保など、整備工事が順調に進められているところであります。  治水対策事業であります沖田川につきましては、昨年3月に沖田川放水路が完成し、下流域における治水対策が図られ、豪雨時には放水路整備の効果が発揮されているところでありますが、中流域においては、依然、はん濫危険水位を度々超え、治水対策が急務となっております。  ちょっと申し上げたいと思います。8月31日、9月1日、豪雨に見舞われました。危険水位を超えておりますが、これまで私が30年間市内を回っておりまして、今回の程度は過去の最大のあふれたころから見るとまだ少なかったということをご報告申し上げておきたいと思います。  ニュースあたりで、基準点は定めておりまして、私が知らないうちに情報が流れてしまうと。ちょうど1日は朝4時半からパトロールに回っておりましたが、5時前のニュースで沖田川が氾濫水域を超えたというニュースが流れていたのをご存じでしょうか。そういうことでありましたが、わずか水位を超えただけであって、まだ余裕のある川の水かさであったことをご報告申し上げたいと思います。  それからもう1つ加えまして、いわゆる土砂災害のことにつきましては、山加積、東加積地区に対しまして通報を鳴らしたところでございます。  次に移ります。  また、去る7月24日には、沖田川治水対策事業を推進するため、「沖田川中流域治水対策促進期成同盟会」を開催し、未整備部における総合的な治水対策の早期実施について再確認を行ったところであり、引き続き、関係機関に働きかけてまいりたいと存じます。  土地改良施設として本市の営農を支えてきた基幹水路トンネルの修繕工事である国営施設応急対策事業「早月川地区」が今年度事業着手となり、先月、8月29日には、北陸農政局西北陸土地改良調査管理事務所「早月支所」の開所式が行われたところであり、事業の進行が一層促進されるものと存じます。  滑川運動公園堀江自然ふれあい広場につきましては、先般パークゴルフ練習場を4ホール増設し、全11ホールとなったところであります。新ホールは初心者の方でも安心してプレイできるよう配慮したものであり、既に多くの方々にご利用いただいておりますが、これからパークゴルフを始められる方にも気軽に利用いただき、健康増進に役立てていただきたいと考えております。  なお、今年度は整備計画に基づく最終年度であり、芝生広場やビオトープ、駐車場など、事業完成に向けた総仕上げの工事に着手したところであります。  引き続き、市民の皆様から親しまれる公園となるよう、早期完成に向け、鋭意整備に努めてまいります。  まちなか居住につきましては、今年度、未利用地の土地利用の促進・宅地開発の誘導のため用途地域を見直した菰原地内のほか、清水町地内でも民間宅地開発が実施されているところであり、引き続き、まちなか居住の推進に努めてまいります。 (4)教育の向上について  次に、教育の向上について申し上げます。  学校教育につきましては、7月末に全国学力・学習状況調査結果が発表されたところであり、本市における平均正答率は、全ての教科区分で全国平均を上回り、また、県平均との比較においても下回った教科区分はなかったところであります。  これは、児童生徒が自ら学習に励んできたことのほか、学力向上に向け、各学校が子どもたちの育成に努めてきた成果であると考えております。  平成27年3月に発生した火傷事件につきましては、この度、裁判所が示した和解案を受け入れることとしたいので、損害賠償請求事件に関する和解の議案を提出しております。  児童生徒が安全・安心に学校生活を送れるよう、施設の管理、安全指導の徹底を図り、再発防止に努めてまいりたいと存じます。  「米騒動100年 滑川から全国へ」につきましては、去る7月28日から昨日まで開催し、関連イベントへの参加者を含め、全国から1,749人を超える方々にお越しいただいたところであります。  期間中に実施したシンポジウム、現地見学会やギャラリートークでは、当時の町の様子や人々の暮らしをはじめ、全国各地へ飛び火したとされる滑川の米騒動の歴史的背景などについて理解を深めていただくとともに、滑川をアピールする絶好の機会になったものと考えております。  スポーツの振興につきましては、近年、多くの種目で全国大会等に出場する子どもたちが増加傾向にあり、将来のトップアスリートの育成に向けて、引き続き、ジュニア層の基礎体力や競技力の向上に向けた支援に努めてまいりたいと考えております。  秋の一大スポーツイベントとして定着している「滑川ほたるいかマラソン」につきましては、今年で22回を数え、市内外より3,500人を超えるランナーの参加を得て開催することとしております。  ゲストランナーには、2018年ボストンマラソンで優勝された川内優輝さんをはじめ、タレントの野々村真さん、東洋大学陸上競技部女子長距離部門の選手の皆さんをお招きすることとしており、本市のスポーツによる地域活性化に繋がるものと考えております。 (5)名誉市民推挙について  本市ご出身で、社会文化の興隆その他公共の福祉の向上等にそれぞれ多大なる貢献をされた、澤田壽朗氏、下田義寛氏、故松井信勝氏のご功績を称えるため、本市名誉市民推挙することといたしたく、去る7月25日に開かれた名誉市民審議委員会に諮問しましたところ、全会一致をもって推挙する旨の答申をいただきましたので、滑川名誉市民条例に基づき、議会の同意を求めるものであります。  澤田氏におかれては、昭和61年2月に第6代の滑川市長に就任され、4期16年間の長きにわたり、市勢の伸展にご尽力いただきました。任期中は、全国初となる滑川中学校のインテリジェントスクール化、早月中学校のインテリジェント・エコスクール化による情報・環境教育の充実や、本江工業団地、安田工業団地の造成による企業誘致の推進をはじめ、将来を見据えた数多くの施策・事業に取り組まれました。  下田氏におかれては、日本画家として、数々の名誉ある賞を受賞されるなど、多くのすばらしい作品を世に送り出してこられるとともに、現在は日本美術院理事として、日本美術界の発展にご尽力されております。本市においても、数多くの作品を市にご寄贈いただくとともに、来滑された際には、ご講演やサイン会の開催のほか、直接日本画の指導をいただくなど、本市の芸術文化の振興と発展にご尽力いただいております。  平成12年にはパリ・三越エトワール美術館におきまして展示会もされておりまして、滑川からたくさんの方が行かれたということも記憶に新しいところであります。  松井氏におかれては、長きにわたり、本市農業団体の数々の要職を歴任され、滑川南部土地改良区理事長在任中には、県内で初めてとなる県営圃場整備事業に着手されるなど、本市農業の振興、近代化にご尽力いただきました。  また、富山県農業協同組合中央会会長を21年間努められたほか、県農業分野の数々の要職を歴任されるなど、本県における農業界のリーダーとしてご活躍されただけでなく、全国農業協同組合中央会理事の職とともに、同会の米穀対策中央本部本部長の職に就かれ、米価闘争や農産物輸入対策において、農業者の生活安定・向上のため奔走されました。  一方、滑川市議会議員や富山県議会議員を務められるなど、農業分野に限らず、広く、市勢の伸展にご尽力いただきました。  また、日本空手協会、富山県支部の会長を昭和50年から亡くなられるまで務めておられますし、市の空手協会の会長を昭和56年から亡くなられるまで務めていらっしゃいます。  なお、議会の同意をいただければ、11月1日に開催する市制65周年記念式典の中で、名誉市民の称号を贈呈いたしたいと考えております。 (6)その他  少子高齢化や人口減少など自治体財政を取り巻く環境は今後も厳しさを増すことが見込まれております。こうした状況の中、健全な財政に関する条例などに従い、将来を見据え、無駄を省いた市政運営により、各種指標や数値が改善してきたところであります。  今回、中長期的な視点から安定的な財政運営を図るため、一部起債の繰上償還を行うこととしており、所要の予算を計上しております。 2 補正予算説明  次に、今回提案いたしました補正予算の内容についてご説明申し上げます。  議案第45号は、平成30年度一般会計補正予算(第2号)であります。  今回の補正予算額は、3億4,598万3,000円であり、補正後の予算額は、120億6,066万2,000円となります。  歳入につきましては   分担金及び負担金          58万6,000円   国 庫 支 出 金       1,002万2,000円   県 支 出 金          379万6,000円   繰   越   金     3億1,897万9,000円   諸   収   入           980万円   市       債           280万円 であります。  一方、歳出につきましては   総   務   費          2,156万円   民   生   費        711万1,000円   商   工   費     1億1,695万7,000円   教   育   費          1,215万円   公   債   費     1億3,736万8,000円   諸 支 出 金         4,301万2,000円   災 害 復 旧 費        782万5,000円 を計上いたしております。  議案第46号は、平成30年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第47号は平成30年度介護保険事業特別会計補正予算(第1号)であります。 3 予算外案件  このほか、予算以外の案件として、議案第42号から議案第44号は名誉市民推挙についてであります。  また、議案第48号は地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正するものであります。  また、議案第49号から議案第56号までは平成29年度一般会計及び各特別会計等の決算認定について、議案第57号は平成29年度水道事業会計処分利益剰余金の処分について、議案第58号は市道の路線認定及び廃止について、議案第59号は損害賠償請求事件に関する和解についてであります。
     報告案件といたしましては、平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率についてなど3件であります。  以上が今回提案いたしました諸案件のあらましであります。  なにとぞ、慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(原 明君)  暫時休憩いたします。                 午前10時33分休憩          ───────────────────── ◎議案の補足説明議長(原 明君)  直ちに全体委員会を開きます。  議案第42号から報告第12号まで補足説明を求めます。               (議案の補足説明が行われる) ○議長(原 明君)  以上で全体委員会を閉じます。          ─────────────────────                 午前11時37分再開 ○議長(原 明君)  休憩前に引き続き、本会議を開きます。          ──────────◇────────── ◎議案第42号〜議案第44号(先議) ○議長(原 明君)  お諮りいたします。  上程議案中、議案第42号から議案第44号は、名誉市民推挙についてであることを鑑み、この際、ほかの議案と切り離し、ただいまから先議することといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第42号から議案第44号は、ただいまから先議することに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま議題としております議案第42号から議案第44号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、なお事案の性質上、質疑並びに討論を行わないことにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第42号から議案第44号については、直ちに採決することに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎採決 ○議長(原 明君)  これより、起立により採決を行います。  議案第42号滑川名誉市民推挙について同意することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立全員。  着席願います。  よって、議案第42号はこれに同意することに決定いたしました。  次に、議案第43号滑川名誉市民推挙について同意することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立全員。  着席願います。  よって、議案第43号はこれに同意することに決定いたしました。  次に、議案第44号滑川名誉市民推挙について同意することに賛成の諸君の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(原 明君)  起立全員。  着席願います。  よって、議案第44号はこれに同意することに決定いたしました。          ──────────◇────────── ◎決算特別委員会の設置及び委員の選任 ○議長(原 明君)  日程第25、決算特別委員会の設置及び委員の選任を議題といたします。  今定例会に提出されております議案第49号平成29年度滑川一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第57号平成29年度滑川水道事業会計処分利益剰余金の処分についてまでは、11名の委員で構成する決算特別委員会を設置いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、11名の委員で構成する決算特別委員会を設置することに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任については、委員条例第7条第1項の規定により、議長から指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、委員の選任については議長から指名することに決定いたしました。  職員から発表させます。  岡本議会事務局長。 ○議会事務局長(岡本修治)それでは発表いたします。  決算特別委員会委員には、1番大門良輔議員、2番大浦豊貴議員、3番脇坂章夫議員、4番青山幸生議員、5番角川真人議員、6番竹原正人議員、7番尾崎照雄議員、10番岩城晶巳議員、11番古沢利之議員、13番開田晃江議員、14番中川勲議員、以上の11名でございます。 ○議長(原 明君)  ただいま発表いたしましたとおり選任することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(原 明君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま発表いたしましたとおり、決算特別委員会委員を選任することに決定いたしました。          ───────────────────── ○議長(原 明君)  9月4日から9月9日までは議案調査等のため休会とし、9月10日午前10時から本会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。  質問並びに質疑を希望される方は、9月5日正午まで、議長宛てに通告願います。  本日はこれにて散会いたします。                 午前11時42分散会...