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平成21年12月定例会(第2号12月15日)

  • ”自然環境の原点””1次産業があるがゆえに成り立っている”(/)
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  1. 滑川市議会 2009-12-15
    平成21年12月定例会(第2号12月15日)


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    平成21年12月定例会(第2号12月15日)                    平成21年12月          滑川市議会定例会会議録 第2号 平成21年12月15日(火曜日)          ──────────────────────              議 事 日 程   第 2 号                        平成21年12月15日(火)午前10時開議 第   市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑          ──────────◇──────────               本日会議に付した事件 日程第 市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑          ──────────◇────────── 出席議員(16名)     番 水 野 達 夫 君    2番 高 木 悦 子 君     3番 原     明 君    4番 岩 城 晶 巳 君     5番 石 倉 正 樹 君    6番 中 島   勲 君     7番 古 沢 利 之 君    8番 浦 田 竹 昭 君     9番 開 田 晃 江 君    10番 中 川   勲 君     11番 澤 谷   清 君    12番 砂 原   孝 君
        13番 野 末 利 夫 君    14番 森     結 君     15番 高 橋 久 光 君    16番 前 田 新 作 君 欠席議員(なし)          ──────────◇──────────             説明ため出席した者職・氏名  市   長             中 屋 一 博 君  副 市 長             出 村 眞佐範 君  総務部長              竹 野 博 和 君  企画情報課主幹           杉 田 隆 之 君  総務課長              池 本   覚 君  総務部参事財政課長事務取扱     小 幡 卓 雄 君  産業民生部長            坪 川 宗 嗣 君  産業民生部参事市民課長事務取扱   和 泉 武 義 君  産業民生部次長福祉課長事務取扱   若 林 克 己 君  高齢介護課長            山 下 貴 章 君  産業民生部参事商工水産課長事務取扱 稲 谷 幹 男 君  農林課長              新 村   剛 君  建設部長              梶 谷 正 夫 君  まちづくり課長           宮 川   潮 君  建設課長              松 木 俊 彦 君  建設部参事上下水道課長事務取扱   菅 沼   勉 君  消防長職務代理者          飛   三津夫 君  消防署長              石 原 雅 雄 君  教育委員長             永 田 晉 治 君  教 育 長             中 屋 久 孝 君  教育次長学務課長事務取扱      佐 藤 孝 男 君  生涯学習課長兼スポーツ課長     奥 野 博 幸 君          ──────────◇──────────          職務ため議場に出席した事務局職員職・氏名                (第号に同じ)          ──────────◇────────── ◎午前0時00分開議 ○議長(中川 勲君)  ただいまから、本日会議を開きます。  本日議事日程は、お手元に配付したとおりであります。          ──────────◇────────── ◎市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑(会派代表) ○議長(中川 勲君)  日程第、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。  これより会派代表による市政一般に対する質問を行います。  通告がありますので、発言を許します。  15番高橋久光君。 ○5番(高橋久光君)  おはようございます。  それでは、一心クラブを代表し、通告をしてあります諸点について質問をいたします。  まずはじめに、質問に入る前に発言をお許し願いたいと思います。  去る11月8日、任期満了による滑川市議会議員選挙には、市制施行以来、前回第14回任期改選時まで歴代厳しい選挙戦行われまいりました、今回、定数16名同数立候補により無投票当選という栄に浴し、今後4年間、3万4,000余市民代表として市政に参加できる機会をいただきましたことともに、負託された責任重さを改めて痛感し、初心を忘れず市民市政に反映できるよう、それぞれ立場をもっ懸命に努力する覚悟でございます。  あわせ、我々は今期始まっ以来、志を一つに大局に立っ議論をし合える政策グループとして、同士7名、オブザーバー名で会派「一心クラブ」を結成し、行動をともに常に市勢発展と市民福祉向上に努める所存でございます。  それでは、質問に入りたいと思います。      〔高橋議員質問中断、「ストップ、ストップ」「休憩」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中川 勲君)  暫時休憩いたします。               午前0時04分休憩          ──────────◇──────────               午前0時5分再開 ○議長(中川 勲君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○5番(高橋久光君)  ただいまは大変失礼いたしました。  いろいろと私不精進もあっかなと思っおります。代表質問折に途中でとちったわけであります、私といたしましも、これからも健康管理には議員各位とともに気をつけなければならないと再認識をするところであります。  途中になりました、一心クラブといたしましも、そのような状況下を踏まえながら、これからも市勢発展ために取り組んでいく覚悟でありますので、どうかよろしくお願いしたいと思いますとともに、通告をしてあります中屋市長3期目に向けての決意についてという問題について、市長は9月定例会私ども会派一心クラブ質問にも答えつつ、「月日流れは大河ごとく」言葉を引用されながら、平成14年2月に初当選以来2期8年任期を終えようとしておいでになったわけであります。これから3期目に向け、改めてふるさと滑川を愛する気持ちはだれにも負けない、そんな気持ちを「愛郷無限」4文字に引用しながら、市民目線に立っ市民とともに市政を論じ、歩むという気持ちは今までどおり全力投球でやってきたと。  これからも、市民抱える諸問題、第2期まちづくり適用を受け市街地活性化を図る、または長年懸案である斎場問題やさらなる福祉向上施策を打ち出すべきだと思っおります。  例えば私ども一心クラブにおきましても、福祉日本一として市政運営を進めこられた中で、我々要望にも取り上げおります項目中に、少子高齢化や安心し生み育てる施策、今後滑川市将来を担っもらうべき子どもたちを安心し育てられる環境や、子どもたち病気にかからないような、万が一かかった場合に費用負担補助というもの、例えば小学校6年まで無料となっている施策を、引き続き中学生まで引き上げることなどはできないものか。また、あわせ通院費も小学校6年まで、できれば中学校まで無料にすべきでないか等々、ぜひ実現に向け取り組んでいただきたいものと提案・要望するものであります。  市長自身後援会を通じてさきに発表されおります討議資料、3期目に向けた公約マニフェスト中にも、わかりやすく今日まで達成された実績やこれから約束目標マニフェスト「明るく」「楽しい」「元気な街」なめりかわ、住みよさ、活気、福祉健康、教育文化、環境安心、協働信頼など、5項目に分けた資料発表されているところであります、さき議会3選出馬表明では、市長は「皆様三たび信頼いただけるものであれば、引き続き市政を担当させいただきたい」という決意一端を述べおられたわけであります。市長任期中、このような形で質疑をするは最後となるわけであります、この後、新・再任選挙まで50日余りとなりました、市長には的確かつ力強い決意をいただき、我々保守本流を堅持する唯一会派一心クラブといたしましも、3選を果たすべく協力を全面惜しまない所存でございます。ぜひ中屋市長には3選に向け勝ち抜かれますよう念願するものであります。  次に、政権交代による滑川市財政運営及び今後予想される平成22年度事業計画に及ぼす影響と対策、対応についてお伺いをいたします。  我々自由民主党歴史的敗北を喫した総選挙から3カ月余り月日流れました。政権かわった当時、現与党へ大きな期待を持っ、自民党政権から民主党政権へかわった人も多かったろうと思います。しかし、現実味ない公約マニフェストに躍らされ、今日まで何法案も通らないマニフェストを掲げた事業予算めども立っていないのが現状と聞いおります。そのうえ、現政権野党時代、自分たちもっともらしくささいな不祥事や不正を必要以上に追及していた人たち、今度は政権与党として政権を運営するにあたり、鳩山首相をはじめとする幹部不祥事、わがままぽろぽろとだれからともなく言いささやかれる今日、テレビ、新聞、ラジオ等報道機関でもそう報道されているわけであります。  このところテレビ報道番組を見ていたら、民主党は政権をとるためには手段を選ばず、若者には子ども手当、事業主や企業には高速道路無料化等々、公約として上げたものの、いまだ財源めど立たず、それどころか鳩山首相本人母親から月1,500万円も資金提供をされていたとか。年間億8,000万円、しかも数十年にわたりいまだ多額子ども手当をもらっているなんてうらやましいという声もあるわけであります。  また、小沢幹事長は、同僚国会議員100人、それに関係する関係者500人、総勢600人で中国、韓国へ向かったと。大変な組織力だと報道でなじっている報道者もいるわけであります。まさに、政権をとるために国民へだましとしか言えないではないかと危惧するものであります。  さきに日本漢字能力検定協会で募集したことし漢字発表されました。市長も親交のある京都清水寺森清範清水寺貫主揮毫した文字は「新」―新しいでした。  選んだ理由は、民主党政権誕生やアメリカメジャーリーグイチロー選手200本安打新記録、新型インフルエンザ等々「新」だそうであります。その後に続く漢字は「改、辺、民、鳩、代、交」等であり、政権交代に絡んだ文字ほとんどだということでありました。  中屋市長におかれましは、先ほども申し上げました、来年2月に行われようとする市長選挙、新しくかわることなく、確実に再選を果たされることを望むものであります。  そこで、政権かわっから今日まで、国政与党政権は国本年度1次予算うち3兆円執行を停止する一方、マニフェストに上げた諸政策を実行するために、95兆円という史上最大規模来年度概算要求を取りまとめようとしておられるわけであります、現在厳しい景気・雇用情勢へ対応も不十分なばかりか、日本将来を見据えた長期戦略もないと聞いおります。  マニフェスト至上主義に走る滑川市においても、8号バイパス、稲泉以北早月川まで4車線化見送りなど、長年にわたり朝夕交通渋滞による混雑解消に地元住民心情へ配慮一切見られない状況もあり、またあろうことか、北陸新幹線建設促進要望をはじめとする各市町村会一致した要望案件要望活動を封じるなど、地方を軽視すると言わざるを得ず、まことに残念な状況になっているようであります。  自由民主党並びに滑川市民多くは、「政治は国民もの」との原点に立ち返り、国政では健全野党として正論を主張し与党に対案を示し、政策論争に挑まなければならないとともに、滑川市議会といたしましも、与党立場我々は責任ある政党として山積する難問を克服し、次の世代夢と希望を持っ輝かしい滑川市未来に向け前進できるよう取り組まなければならないと思っています。  我が市においても、地域ニーズに応じるべき行政改革を断行し、ぎりぎり状況中で行政運営を行っているものと思っています。しっかりとした財源確保道筋を明らかにしたうえで、平成22年度予算編成をすべきでないかと思います。これから予算編成にあたっては、これまで以上に財源確保に工夫を凝らす必要があり、今後経済情勢推移、税制改正内容、国予算編成動向を注視しながら、市内景気・雇用状況に迅速かつ的確に対応し、地域元気回復すること大事だと思っています。  そこで、これから地方行政として、我が市財政運営及び今後予想される平成22年度事業計画に及ぼす影響と対策について、市長思いをお伺いするものであります。  次に、平成22年度予算編成基本的な考え方についてお伺いをいたします。  さき質問と多少重複するかもしれません、昨年以来、世界不況、アメリカリーマンショックとともに、古くからアメリカせきをすると日本風邪を引くと言われたり、政権交代で仕分けによる補助金カット、廃止等々、そのほかにも一昨年から行政改革による公共事業激減による各企業業績不振による市税収入減少危惧されているところであります。まさに先行き不透明中で、さき市長提案理由説明でも、都市基盤整備、社会環境の整備、産業振興、教育向上、その他いろいろな施策概略説明としてありました、どの項目をとってもより厳しい状況と思うところであるものの、厳しい中にも希望持てる内容、市長マニフェストにも掲げおいで「小さくともキラリと光るまちづくり」実現に向け限りなく近づくためにも、的確な予算目安を具体的に示しいただきたいものと思っています。  次に、当市管内雇用状況についてお伺いいたします。  市長はさき提案理由説明中で述べおられる経済動向と財政運営中で、全国的には景気は持ち直しているが、自主性に乏しく失業率高水準にあり、依然として厳しい状況である。緩やかなデフレ状況にあり、当面はまだまだ厳しい雇用情勢続くもの、海外改善などを背景に景気持ち直し傾向期待されているが、予断を許さない状況ということでありました。  我が市におきましても、県内では工業製品出荷額は全体では減少傾向にあるものの、県東部地区では富山市に次ぐ出荷高だというものの、滑川市ハローワークで取りまとめた数字を見る限り、この間、1月は求職者771人に対し、求人者286人、約30%、3人に割合就職率だということでありました。以来、わずかに伸びているのは、8月、9月に求職者360人に対し、求人者300人ということで、約8割求人状況であったということも数字で出ているわけであります、10月以降400人に対して270人、64%、今月末になりますと、約50%を切るではないかという状況でもありました。  ハローワーク滑川数字は、滑川、上市、立山資料であって、滑川だけものではありません、いずれにせよ市内企業、従業員、市民、それぞれまさに市長マニフェストで上げおられるような住みよさと活気キラリと光るまちに、また活性化につながる施策ないかお伺いするものであります。  最後になりました、新任された教育委員長に所感をお伺いをいたします。  今さら私言うことは釈迦に説法で、言うまでもありません、「教育」は辞書を引いみると、知識、技能、教育などを身につけるため教え、また「教える」を辞書で引いみると、知識や技能などを身につけるように導くとあります。一方、「習う」は教えを受け覚える、また別「倣う」はまねをするとなっています、我々、今日まで幾つになっも、生きている限り「三つ子魂百まで」といったことわざもあるとおり、子どもころからさまざまな教育を受け、習い、または知らず知らずにほかに教えるといった行為、行動を繰り返し今日まで来ているものと思います。  そこで、行政において教育は、大人になるまで子どもたち基礎教育、この場は国決まり中で、幼稚園から義務教育まで子どもたち基礎となる教育ではないかと思うところであります、我々子どもころに育った家庭環境は、両親や家族は日々生きるために働くに一生懸命でありました。学校教育は学校だけで、それぞれ家庭ではどこ両親も恐らく「学校へ行け」「勉強をせよ」「先生言われることを聞け」、ついでに「悪いことをするな」「家手伝いをせよ」といったような事ごと口癖ように教えられきたは、私だけではなかったろうと思っています。  しかし、今日このごろは、それぞれ生活習慣も違っていると思います、それぞれ保護者、子どもたち、両親考え方も変わっおるも現実だと思います。すべて子ども教育は、学校任せ的な感先走っているように思います。  さきに申し上げました、我々両親から言われた「学校へ行け」は、言うまでもなく学校でよく勉強を習っこい。「勉強をせよ」は、習ったことを将来ために覚えおけ。「先生言われることをよく聞いこい」は、親かわりとして先生に道徳教育までも習っこい。「悪いことをするな」は、人に迷惑をかけず、善悪分別をわきまえよ。「家手伝いをせよ」は、将来、社会に出たときにまじめに働い、人役に立てといったような親として暗黙道徳教育ではなかったろうかと思います。  しかし、今日子どもたちは、朝は学校へ行くぎりぎりまで寝かせていたり、学校から帰ったら、それぞれ子どもたち好きなスポーツサークルや学習塾へ、そのほか子どもたちは家中で与えられた好きなゲームに夢中になり、そういった子どもたち両親は子ども言いなり、必ずしもそういう両親ばかりではないと思います、そのような家庭子どもたち、両親は、できないのが、やらせないのが、やったことすべて学校や行政責任だといった保護者多くなっているような感するわけであります。こういった事ごとこれから将来に向け我々社会どうなっいくかなと心配するは、私だけではないと思っています。  よって、今後、滑川市将来を託す子どもたち教育取りまとめ役として教育委員長に、子どもたち現状と将来をかんがみ、今後思いがあれば、所見をお伺いしたいと思います。  いろいろご迷惑をおかけいたしました、以上で私質問を終わります。よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○議長(中川 勲君)  答弁に先立ち、理事者側皆さんに申し上げます。  答弁にあたっては、質問内容や趣旨を的確に把握されたうえで、要点を簡潔かつ明瞭に答弁されるようお願いいたします。  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  おはようございます。  ただいま一心クラブを代表しての高橋議員質問にお答えをいたします。  まず最初に、中屋市長3期目に向けての決意を問うということであります。  冒頭、3選目に向けての力強い激励を賜りましたことに、まずもっ感謝申し上げたいと思います。  さて、議員おっしゃったとおり、月日流れは大河ごとし、まさに2期目4年間、あるいは期目から通しての8年間、月日流れは大きな川うねりような感じし、その早さも大河ごとく、そんな思いでありました。  と同時に、議員もおっしゃったとおり、この8年間、私は政治信条としてふるさとを愛する思い、情熱はだれにも負けない。そんな思いを「愛郷無限」4文字に託し今日までまいったつもりであります。  その中にあって、この2期目4年間を振り返りますと、いわゆる市民交流プラザオープンや西部小、南部小大規模改造、あるいは耐震補強工事、こういうハードな施設整備というあったと思います。  しかし、私やはり最もうれしかったは、福祉都市日本一を目指そうと、そんな大きなスローガンを掲げた中で、先般日本経済新聞社発表による行政サービス調査で、全国市と東京23区を合わせた中で、子育て環境で全国9位に滑川入った。人口5万都市では番である。こんな報道日経から発表されました。福祉都市日本一を掲げた本当に大きなテーマ、大きな責任を背負いながら歩んできたわけであります、しかしこれも多く市民方々ご参加を得、滑川福祉都市推進計画を立ち上げた。そして、次世代育成行動支援計画をも策定させいただいた。そんな計画を議会皆さんご理解、ご支援、そして社会福祉協議会、多く市民方々、ボランティア方々、そんな方々総力を結集した結果このような新聞報道にもなっきたのでなかろうか、そんな思いを強くするわけであります。  と同時に、ハードというよりも、むしろこの4年間、ここ2、3年間に、滑川市全国レベルニュースとして載ったのが、例えば4月16日付「週刊文春」では、「車窓から眺める花のある風景日本一」にあの東滑川駅周辺があるということも報道されました。あるいは東洋経済新報社発表した「住みよさ日本一ベスト100」中に、滑川市48位に選ばれた。子育て環境や住みよさというものはいろんな指標があるわけであります、それらすべてを総合的、客観的に評価した結果、そのような数値であるということも報道をされたわけであります。
     また、関西経済研究所発表した財政健全性、これも全国61番目健全性であるということも報道をされました。あるいは市民人当たりいわゆる借金というものは、県内15市町村中で滑川市一番低いんだということも新聞でも報道をされたわけであります。  いわばハードな部分というものは案外目につきやすいわけであります、ソフトな部分というは、逆になかなか理解しづらい部分があるんだろうと思います。滑川市には滑川市よさがある。例えば県外から滑川市においでになったとき、あの東滑川駅周辺チューリップ畑と新雪輝く立山を見たとき、何ときれいな風景だろうと、県外方はみんなびっくりされる。しかし、意外に滑川方はクールであって、いつもそんな風景を眺めていると、そのよさ失われる、わからない部分がある。  上下道にしもしかりだと思います。こんなにおいしい水を飲んでいても、いつも飲んでいるとごく当たり前で、何らおいしいという感じさえ感じなくなる。豊かさとか幸せとかというものは、むしろ我々中にあるのあって、これを数字であらわすというはなかなか難しいけれども、ここ、2年間にそのような報道多々あったということは、私は本当にうれしい限りだったと思います。  しかし、自治とは耕せど尽きることなき営みであると同時に、政治とは現実を理想に引き上げる機能であります。そんな中で昨今、我が国を取り巻く環境を見ますと、経済金融情勢悪化や政権交代により、地方を取り巻く環境が一段と厳しさと不透明感増しおると思います。そういう中で、私に引き続き3期目市政を担わせいただけるあれば、滑川市21世紀に確固たる発展礎を築いいくためにも、第4次の新たな総合計画はきっちりと策定する必要があろうかと思います。  宮本武蔵『五輪書』中に、「遠きを見近きを見よ、近きを見遠きを見よ」という言葉があります。本市にとって遠きとは、すなわちこの総合計画で言う10年先、これ本市「遠きを見よ」。そんな中で10年先を見据え「近きを見よ」というは、当選した後に与えられた任期、その4年間になすべきこと「近きを見よ」であろうと思います。  私は今日まで、多く先人、先達偉業に感謝をし、さらなる飛躍を図るため、本市三大目標である「美しい環境の住みよいまち」「活気に満ちた豊かなまち」「香り高い文化まち」実現に全力を傾注したい、そんな思いであります。  そして、すべて市民お互いにあらゆる分野で力を合わせ、語らい、励まし合いながら住みよい地域づくりを進めるために、市民積極的な市政へ参加とボランティア力をおかりし、引き続き福祉施策さらなる充実に向け全力を投球したいと思います。3万4,000、決して大きな市ではありません。しかし、3万4,000ゆえにすばらしい財産、歴史、文化も多々あるのも事実であろうと思います。「小さくともキラリと光る」、そんな滑川を目指し、全力を傾注したい。議員各位さらなるご支援、ご協力をお願いするものであります。  次に、政権交代による滑川市財政運営、予想される事業計画に及ぼす影響云々であります。  ご案内とおり、今回政権交代により、新政権は平成22年度予算編成にあたり、無駄遣いや不要不急な事業を廃絶することにより、マニフェスト工程に掲げられた主要な事項を実現しいくため、既存予算についてゼロベースで厳しく優先順位を見直し、積極的な減額を行う。こうした編成方針もと、提案理由にも申し上げたとおり、第1次の補正予算一部執行停止や行政刷新会議における、いわゆる事業仕分け行われたところであります。  本市においては、執行停止による影響は回避されたものの、事業仕分けにおいて、平成22年度から予定しているまちづくり交付金事業をはじめ、下水道事業や農業集落排水事業については、「実施は各自治体判断に任せる」とした判定なされ、「地方移管」というふうになっおります、その所要財源等については何ら示されていないのが現実であります。  また、先ほど8号線魚津・滑川間バイパス凍結になったということも一部報道をされたわけであります、これらも極めて不透明なわけであります、引き続き8号バイパスは東部を横断する極めて重要な基幹路線でありますので、これらも今後とも積極的に働きかけまいりたいと思っおります。  また、その他公共事業においても、国土交通省再提出した概算要求では、公共事業関係費を14%削減するということになっおりました、景気後退による税収見込み急減したことにより、さらなる削減懸念されるところであります。  さらには、新政権来年度から支給予定子ども手当についても、地方負担をめぐる議論今浮上しおるわけであります。あるいは自動車関係諸税暫定税率廃止についても、これも本市あるいは県を含め地方にとっては大きな影響を及ぼすものと見込まれ、大変危惧をいたしおるところであります。  現在、新年度予算を編成中であります、平成22年度における福祉、教育施策をはじめとした各種施策実現と、安定した財政運営行われるよう、全国市長会等を通じて国に求めいくとともに、国予算編成状況を注視しまいりたいと考えおります。  次に、予算編成についてであります、本市において、先般提案理由説明でも申し上げましたとおり、歳入面において、経済情勢悪化による企業業績低迷により法人市民税や固定資産税で大幅な減収予想されるうえ、個人市民税についても雇用情勢悪化や給与収入減により相当規模減収予測され、市税全体大きく縮小し、これを補う地方交付税についても、現段階では極めて不透明な状況であり、一般財源総額については減額避けられないものと思っおります。  また、歳出面では、一般会計で106億円市債残高を抱えつつ、扶助費を中心に義務的経費増加見込まれおり、加え実質公債費比率低減を図る必要があることなどから、これまで以上に厳しい財政運営を余儀なくされるものと考えおります。  しかしながら、例えば南部小学校大規模改造事業や、かねがね要望のあった火葬炉改修、あるいは先ほど会派一心クラブからもたびたび強い要望がありました子育て支援策として重要な通院医療費無料化拡大に向けた取り組みなど、市民健康・福祉や環境問題へ対応、中心市街地活性化、市民安全・安心確保、教育施策推進等には積極的に取り組んでいく必要があるものと思います。  こうしたことから、平成22年度予算編成にあたっては、健全財政堅持を基本とした徹底した経費節減合理化に努め、施策全体について「選択と集中」を徹底しいくこと不可欠であるものと考えおり、あらゆる事務事業に創意と工夫を凝らすよう、各部局に予算編成方針を通知したところであります。  以上私から答弁でありますので、他はそれぞれ部署から答弁をさせいただきます。 ○議長(中川 勲君)  坪川産業民生部長。 ○産業民生部長(坪川宗嗣君)  それでは、質問4番目、市雇用状況について企業、従業員、市民それぞれ元気出る活性化につながる施策はないかについてお答えをしたいと思います。  本市内雇用状況につきましは、ハローワーク滑川管内最新有効求人倍率は0.36と、一時期から見ると、回復はしたものの低い状態続いおります。  工業生産面から見ますと、本市には滑川機械工業センター、滑川工業地区、本江工業団地、栗山工業団地、滑川東部工業団地、安田工業団地や滑川鉄工団地などに優良な製造業集積しおり、その他にも優良な製造業幾つもございます。  提案理由でも申し上げたとおり、本市工業製品出荷額は、これら企業努力により毎年着実に増加しきたところであり、市さらなる活性化につなげるため、新規企業立地や工場増設等に対する補助制度などを整備し、積極的に優良企業誘致活動を行っているところでございます。  企業、従業員、市民それぞれ元気出る活性化策につきましは、21年度において、中高年齢離職者等雇用奨励金創設、小口事業資金融資あっせん保証料補給金拡充、中高年齢離職者等技能再訓練奨励金拡充、心身障害者雇用奨励金拡充、中小企業退職共済制度加入促進補助金や高年齢者雇用奨励金などを整備しているところでございます。  また、企業元気従業員や市民元気につながるものと考えているところであり、高度情報通信網整備を図り、企業等事業活動を支援することとしおり、引き続き市活性化に取り組んでまいりたいと考えおります。 ○議長(中川 勲君)  永田教育委員長。 ○教育委員長(永田晉治君)  私は、10月より教育委員長を務めさせいただいおります永田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  高橋議員さん質問でございます、滑川市将来を託す子どもたち教育を、取りまとめ役として委員長に聞くということでございます。子どもたち現状と将来をかんがみ、今後思いがあれば伺うという質問に対しましてお答えしたいと思います。  教育主な目標といたしましは、以下諸点があると思います。  1つには、幅広い知識と教養を身につけ、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。2つには、創造性を培い、勤労を重んじる態度を養うこと。3つ目として、正義と責任、協力を重んじること。4つ目として、生命をたっとび、自然を大切にすること。5点目として、伝統と文化を尊重し、国と郷土を愛すること。  このようなことを基本に、滑川市将来のみならず国将来を担う大切な子どもたち、これからこの目標に向かっ自ら夢を抱き、心身とも健全で互いに助け合い、励まし合いながら成長しくれることを願っおります。  また、我々大人は、これら子どもたち夢や目標に向かっ努力することに対し、周りから温かく、またあるときは厳しく見守りながら、健やかな成長を期待したいと考えおります。  以上でございます。 ○議長(中川 勲君)  高橋久光君。 ○5番(高橋久光君)  今ほどは、質問中にもいろいろご迷惑をかけたにもかかわらず、答弁をいただきましありがとうございました。  いろいろな経過を見ながら、今日まで滑川市政を頑張っきた中で、中屋市長におかれは、3期目に向けての決意も力強くいただいたものと思っています。  質問中にも話をしました、何も変わればいいというものではないと私どもも思っている次第であります。そういう趣旨で、きちんとした形でこれから滑川市政を運営しいただける方を市民も冷静な判断と良識ある決意をしいただけるような活動も、残された50日余り中で頑張っいただきたいものと思っています。  一心クラブといたしましも、先ほど申し上げましたとおり、全面的な応援を惜しまないつもりでおりますので、そのつもりで頑張っいただくことをお願いするものであります。  政権交代につきましも、大変厳しいは市長もご認識とおりだと思っています。これから平成22年度に向けたいろいろな事業計画も今まで保守オンリーでありました自民党政権から民主党政権にかわった。この中でも中屋市長持ち前人脈を通して、きちんとした形でこれからも努力をいただきたいものと思っています。その一端中身も今ほどお伺いしたとおりであります、これからもそういう趣旨にのっとりながら、滑川市にも民主党を応援した市民も数多くいるのではないかと思いますし、そういった中でもこれだけは外せない、これは受けるという趣旨、差別ないような努力をしいただきたいものと思っています。  新任された教育委員長には、いろいろな思いも聞かせいただきました。昔から言い伝えとおり、私も申し上げました、その趣旨もきちんとした形で今日まで受け継がれていることもご認識うえ、決まり切った型どおり教育方針だけでなく、滑川市ならでは子どもたち教育にも取り組まれることをご期待を申し上げるわけであります。  以上で私質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(中川 勲君)  以上で会派代表による質問を終わります。          ──────────◇────────── ◎市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑 ○議長(中川 勲君)  これより各議員による市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行います。  通告がありますので、順次発言を許します。  3番原明君。 ○3番(原 明君)  それでは、通告してあります3点につきまし質問いたしますので、よろしくお願いをいたします。  まず滑川市人口減少についてであります。  この問題については、ことしも質問おるわけであります、また違った観点から質問をさせいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  本年12月11日新聞によりますと、富山県10月日現在総人口、それから市町村年齢別集計発表されおります。県総人口は前年同期に比べ6,075人減109万5,217人となっおります。  その内訳につきましは、年少人口、いわゆる15歳未満が1.1%減14万4,753人、生産年齢人口、15歳から64歳までこれも1.6%減でございます。66万6,251人となっおります、一方、65歳以上老年人口ほう2.3%増加をし、28万3,270人となっおると発表されおります。報告中にもありますように、少子高齢化進行しているというふうに発表されおるわけであります。  当滑川市におきましては、平成17年4月3万4,234人をピークに減少傾向に入っおります。21年ことし4月人口は3万3,913人、4年間で341人、大体約人口減少しおるというふうになっおるわけであります。  そんな中で、先ほど県人口発表もあったわけです、人口減少というは、当然少子高齢化進んでいくわけでありますので、人口減少は免れないというふうに考えるわけであります、滑川市における人口減少要因というはどういうふうに見おられるか。そしてまた、先ほど言いました10月発表にありました、いわゆる滑川市年少人口、生産年齢人口、老年人口、これら割合をまずお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  杉田企画情報課主幹。 ○企画情報課主幹(杉田隆之君)  今ほど原議員滑川市人口減少についてということであります。  人口減少要因は何かということでございます、これは大きく分け宅地開発停滞等によります転入者減少傾向続いおります。これは社会要因でございますけれども、それとともに自然動態で見た場合死亡者数増加に対する出生者数減少考えられる。これはやはり女性社会進出、ライスタイル変化、価値観多様化、あるいは高学歴化によるに経済的な要因、晩婚化・未婚化、これら要因複雑に絡み合っ、出生率低下を来しているものと考えおります。  一方、今おっしゃいました10月日現在人口統計でございますけれども、おっしゃいましたとおり、県全体では約6,000人減少がありました。  当滑川市では、幸いなところ、人口減少率からいいますと下から2番目ということでございます。15市町村中、人口増えたというは、舟橋村村のみということでございまし、それもわずか7人ということになっおります。  そういう意味では、幸いにも滑川市減少率は低いものと思っおるわけでございますけれども、それとともに年少人口あるいは高齢人口ほうはどうかということでございます。  滑川市15歳未満人口4,890人、率にしますと14.5%ということでございます。もう1つは、65歳以上方々8,263人、率にしますと24.6%ということでございまし、県内状況を見ますと、よいところから4番目ということで、いずれも4番目、年少人口もよいところから4番目、高齢人口もよいところから4番目ということで、そういう意味では、少し安心をしおりますけれども、こういう状態これからますます続いいくということで危惧をしているところでございます。  以上です。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  今ほど安心をしおるというふうな話でございます、減少率も2番目、それから年少率もいいところから4番目ということであります、まず1つ、安心をしないで、人口増加に向け取り組みを進めいっいただきたいと思うわけであります。  滑川市評価を見ますと、先ほど代表質問市長答弁中でもありました、いわゆる子育て環境については、上位ほうに選ばれおります。人口5万人では第位と。それから、5月日付新聞「住みよさ」にも、上位都市にランクをされおるわけであります。先ほど市長からも答弁がありました、「車窓から眺める花のある風景」週刊誌中で第位に輝いおるというふうになっおるわけです、こういったすばらしい環境に恵まれおる滑川市、このようなすばらしいところでありますので、今ほど答弁中にもありましたとおり、人口減少には宅地開発低下とか晩婚化とか、いろんな要因があるのありましょう、何かこの人口対策に向け、市として取り組んでおられる事業があればお聞かせいただきたいと思うわけであります。 ○議長(中川 勲君)  杉田企画情報課主幹。 ○企画情報課主幹(杉田隆之君)  人口減少に対する施策ということでございます、これまでも各分野におきまして、例えば出生率アップため保育料低減、あるいは子育て支援策、それから放課後児童対策とかいろいろ取り組んでおるわけでございます。  一方、社会増を図るため施策といたしましも、企業誘致推進ですとか、まちなか活性化でありますとか、そういう諸施策を地道に取り組んでいるところでございます。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  企業誘致、それから子育て支援ということに取り組んでおられるというふうに聞きました、市民課でお聞きしましたところ、ことしにというか、平成20年1月日から11月30日、そして本年1月日から11月30日まで、滑川市で婚姻届を出されたカップルというか、件数平成20年11月30日まで367件、それからことし11月30日まで416件婚姻届提出されおると。これは416件それぞれすべて滑川に定住されるかというと、当然そうではないわけであります、こういった結婚をされ滑川市に住んでおる人たちも当然おられるわけであります。  ただ、最近若い人たちというは、出会い少ないとか、異性とコミュニケーション苦手とかいろんな人言われるように、ライフスタイル変化によりまして増加しおるというふうなことでございます。よって、なかなかすてきなパートナー見つからないと、今ほど言いました晩婚ということもそれにつながるんじゃないかと思います。  そんな中で、ことし10月10日に、これは滑川有恒ライオンズクラブ主催によりまして、出会いサポート事業として「なめりかわ恋物語」開催をされおります。これに申し込みされた人たち中には、滑川市内、それから市外、県外を含め男性55人、女性60人、115人若者出会いを求め参加されおります。その中で2組カップル誕生いたしました。聞いみると、なかなかこういった出会い事業中でカップル誕生するというは珍しいというふうなことでありました。  ただ、先ほども言いました、子育て環境の上位都市、それから住みよさでも上位都市と、こういった評価されおるわけであります。すばらしい住環境中にある滑川ということを大いに市内外にPRしいただく、そしてまたこのような出会いサポート事業を通して人口増加対策に向け大いに取り組んでもいいと思うあります、ぜひこの出会いサポート事業を新年度事業に実現させいただきたいと思うわけです、ご意見をお聞きしたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  杉田企画情報課主幹。 ○企画情報課主幹(杉田隆之君)  今ほどおっしゃいました10月10日に滑川有恒ライオンズクラブ開催された婚活イベントということで「なめりかわ恋物語2009」、時代に即応した大変すばらしいアクティビティーだというふうに私どもは思っ、大変敬意を表しているところでございます。  市としても、市あるいは市教育委員会、滑川市文化・スポーツ財団等後援させいただきまし、PRを中心としたお手伝いをさせいただいたところでございます。ライオンズクラブさんということで、「ウイ・サーブ」精神を持っ取り組まれたということで本当にすばらしいことだなというふうに思っおりまし、今後またどのような支援できるか検討させいただきたいというふうに思っおり、側面からバックアップしまいりたいというふうに思っおります。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  その中で言わなかったわけです、後援を当然いただいおります。ありがとうございます。こういったものを含め、やっぱり少しでも滑川市いいところをPRし、若い人に滑川市に定住しいただい、そして人口も増やすという活力ある滑川に向け、この事業をまたバックアップしいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  今原議員、「なめりかわ恋物語2009」という有恒ライオンズクラブさん主催による行事だったわけです、私もどんな雰囲気かを含め、6時前後でした、ちょっとあそこへ顔を出させいただいたんです、議員ご指摘115名ですか―55、60名。本当に多く若者集っていた。あの雰囲気を見ると、やっぱりこれは行政ではああいう柔軟な発想というは出こないなと。やっぱり民間人々集まりであるがゆえに、あんな柔軟な発想かつあの内容を見ると、改めてそう思ったわけです。できれば、行政前面に出るよりも、民間方々手によって、第回目でありました、大成功裏に終わったと。2組といえども、カップル誕生したということも大きな成果であったと思います。今後やられるかどうかわかりませんけれども、願わくは引き続き継続的にやられる中で、行政はなるべく控え目に支援をしたいと、表に出過ぎずに控え目にということで、協力できる部分があればまたご相談に応じたいと、こう考えおるところであります。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  よろしくお願いをいたします。  それでは、2点目海洋深層水利活用について質問させいただきます。  海洋深層水は、水深200メートル以上海底にある海水でありまし、表層海水とまざらないことから、一年を通して低温、汚染細菌数少なく、化学物質による汚染もなく、いわゆる植物成長に必要な窒素、燐酸、珪酸など多く含まれおりまし、また各種ミネラルバランスよく含まれるという特徴報告されおるわけであります。  ただ、この海洋深層水利用歴史はまだ浅いわけでありまし、水産分野をはじめとして食品、医療、健康産業あるいは農業分野など、非水産分野においてもさまざまな研究行われおります。民間企業では、食品や健康飲料、それから化粧品、さまざまな商品開発進められ販売されおるわけであります。  滑川市でも、海洋深層水分水施設アクアポケット平成17年1月30日にオープンしおります。事業者用を含んで6種類深層水市内外皆さんに販売されおるわけであります、オープンから今日まで販売状況についてお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  稲谷商工水産課長。 ○商工水産課長(稲谷幹男君)  海洋深層水販売状況についてお答えします。  本市海洋深層水分水施設であるアクアポケットで深層水販売状況につきましは、平成17年度販売数量1,429トン、販売金額738万8,630円、18年度が1,337トン、879万4,510円、平成19年度は2,076トン、1,108万4,510円、平成20年度は2,588トン、1,206万180円であり、毎年増加傾向にあります。  なお、平成20年度種類別割合では、原水63%、脱塩水24%、高濃縮水12%、その他が1%となっおります。また、販売先別利用量割合では、事業者45%、個人55%となっおります。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  ちょっと質問です、リッター数に対するイコール売り上げということにはなっていないんですよね。これはどういう理由があるのでしょうか。原水とかいろんな種類で違うわけでありますか。 ○議長(中川 勲君)  稲谷商工水産課長。 ○商工水産課長(稲谷幹男君)  数量と金額比例しないは、6種類ものを販売しおります。したがって、その種類によりまして単価違いますので、比例しないものであります。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  17年オープンから販売金額も、トン数はまちまちであります、昨年20年度につきましは、トン数も金額も1,200万ということで、非常に上がっおるわけであります。55%個人として利用されおるということであります。これにつきましは、いろんな使い方をされおると思うわけであります。この使用については、利活用ほうでまた一回質問させいただきたいと思います。  続きまし、農業、商工業で利活用状況でございます。
     深層水特性、効能を十分発展的に活用するために、幅広い分野で研究なされきたと認識しおるわけであります。  農業分野においては、種もみ消毒、ネギ糖度アップ、小松菜栽培へ活用、それから果樹については、ブドウ、リンゴ栽培における糖度アップというふうに利用されおります。こういった海洋深層水いわゆる効能というは十分確認はされおるわけであります。また、みそ、しょうゆ、それからかまぼことか沖漬け、入浴剤、飲料水、いわゆるこれを使った製品も多く販売をされおるわけであります、これ以外にというか、農業、商工業で今現在どういうふうな利活用をされおるか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  稲谷商工水産課長。 ○商工水産課長(稲谷幹男君)  お答えします。  海洋深層水利活用につきましは、今ほどご紹介のあったとおりものであります、私どもほうで聞き及んでおりますは、清涼飲料水、ビール、しょうちゅう、みそ、しょうゆ、かまぼこ、塩、入浴剤、化粧品など商品開発、あるいは浴場で利用というものを聞いおるところであります。  また、一般個人利用では、コーヒー、お茶、漬物、炊飯、料理塩がわり、あるいはおふろ入浴添加などに利用されおります。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  海洋深層水農業へ利用ということでお答えいたします。  海洋深層水農業へ利用につきましは、先ほど議員おっしゃいましたように、種もみ消毒あるいは果樹食味向上、そういったこと大変たくさん行われおりまし、研究機関へ委託も終わり、その効能実証されおります。現在、農家あるいは家庭におきまして、深層水利用されおるわけであります。  それで、現在どのようなこと注目されおるかといいますと、農産加工物につきまし海洋深層水を利用するということを考えおります。  先ほど議員おっしゃいましたように、みそ加工につきまし、みそ加工組合滑川市でできおりまし、滑川豆を使いましたみそを製造することになっおります。その中で海洋深層水を利用する計画ございます。現在、そのことにつきまし、関係機関と加工組合と協議しおるところでございます。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  私は17年選挙で当選させいただいた12月議会にも同じ質問をしおるわけです、あんまり活用範囲広がっていないんじゃないかなと今答弁を聞い思うわけであります、やはりもう少し積極的な活用というものに目を向け、ちょっと頑張っいただけないか。これは継続的な研究開発とPRで後から出きますので、またそのときにも質問したいと思います。  健康増進へ利活用についてであります、ことし9月16日朝刊に歩行浴による深層水と水道水効果比較実験公開されているという記事載っおりました。これはタラソピアほうで、富山大学大学院医学薬学研究部と県衛生研究所共同研究で、深層水を利用したメタボリック対策研究、そして実験であります。途中ではあります、歩行浴に限っです、水よりは深層水ほうメタボリック対策には効果があるということ報告されおります。  また、海洋深層水効能については、前々から皮膚病、アトピー性皮膚炎症状改善に効果があるというふうな報告されおります。また美容に、そして化粧水かわりとして利用されていると多々聞いおるわけであります。せっかくこの実験も進めおられるわけです、効能として報告されおるこの深層水、これを滑川市民のみならず、たくさん方々健康づくりにこういったものをぜひ利用しいただきたいと思うわけです、実験については、新聞は3年ということで、まだあろうかと思います、これをぜひ活用しいただきたいと思うわけです、今後どのような計画でおられるでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  稲谷商工水産課長。 ○商工水産課長(稲谷幹男君)  お答えします。  健康増進へ利活用についてであります、平成20年度から「メタボリック症候群に対する海洋深層水温浴効果に関する研究」を富山県と共同で行っおり、その研究結果からも深層水歩行浴では、体温上昇水道水歩行浴に比べ大きく、歩行浴後も高い温度を維持し、温まりやすく冷めにくい効果があると考えられおります。  また、深層水歩行浴は、酸素消費量多く、エネルギー消費多いと考えられることから、メタボリック症候群へ対応可能と研究関係先から示唆されているところであります。  今後は、さらに深層水歩行浴について研究を行い、本市タラソピアも含めた深層水を利活用した健康増進対策を進めまいりたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  まだ最終的な結果ていないわけです、効果はあるというふうに私も思います。ぜひ積極的な利用で健康増進につなげいっいただきたいと思います。  それでは、今ほど研究もあるわけです、継続的な研究、そして開発とPRについてであります。  滑川沖333メーター深層水特性というは、先ほどから言っおりますとおり、魔法水みたいなものでありまし、付加価値高い農産物栽培研究やら、市内企業や今ほど各大学や県研究機関と共同研究によりまして、こういった深層水活用を含め、産業、そしてまちづくりを進めいくべきと考えおるわけであります。  現在、深層水利活用を促進する研究というか開発、今ほど水と深層水を使ったメタボリック対策研究進められおるというふうに聞きました、いわゆる農業分野も含め、ほかに研究をされおるという例があれば教えいただきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  稲谷商工水産課長。 ○商工水産課長(稲谷幹男君)  新たな研究開発関係であります、現在、富山県と共同研究や県深層水協議会に加盟しての健康増進研究、あるいは新商品開発というものに取り組んでいるところであります。  また、深層水PR等につきましは、県深層水協議会に加盟していることから、深層水商品カタログ、チラシ配布とか各種イベントへ深層水商品等出展など、県内外に広くPRしているところであります。また、本市内で町内会や地区公民館で出前講座開設なども実施し、PRに努めているところであります。  今後とも、県あるいは県深層水協議会、県新世紀産業機構などと連携しながら、健康増進に関する研究、深層水利用産業の創出や新商品開発など、広い分野で深層水利活用に努めまいりたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  農業分野は進んでおるわけでありましょうか。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  継続的な研究開発ということで、先ほど言いました種もみ消毒を実施するうえで、メーカーと協議中で施設殺菌作用について効果があるということを伺っおります。加工施設あるいはその他施設で殺菌作用に何か利用できないかなと今考えおるところであります。まだまだメーカーにおいては研究段階ということなので、具体的なデータ等は全くありません。ただそういう方向があるということだけです。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  当初、深層水くみ上げ始まっ、アクアポケットできからは、こういった共同研究なり開発進められおったかなと思います。  私も、18年だったと思います、アクアポケットでこういった深層水研究発表という会開催されおりまし、そこへ2回ほど足を運んで、深層水効能なり利活用実態を見学し討論させいただいたことがあります。それから見ると、アクアポケット利用ということではないわけです、やはりもう少しこの深層水というものに目を向けいただい、すばらしい効能があるわけでありますので、研究、そして開発というものにもう一回目を向けいただきたいと思います。  PRについてであります、海洋深層水活用等につきましは、先ほどから言っおるように、いわゆる各種産業分野、水産、食品、健康、美容、農業、それから観光分野とあらゆるところで間に合うというか、使えるわけであります。魅力のある資源でありますので、この資源をやっぱり生かさないわけはなかろうと思うわけであります。  先ほどアクアポケット利用者中で、55%一般市民ということでありました。やはりそれぞれ各家庭においていろんな使い方をされおると思います。そういったものも、アンケートではないです、少し情報収集しいただい、もう少し深層水利用も一般家庭にPRできるように、そしてもっともっと消費進むような施策をお願いしたいと思います。これは要望でございます。  続い、3点目農業振興についてであります。  ことし8月総選挙結果、先ほどから出おりますように、政権交代なされました。その新政権農業政策中で、戸別所得補償制度というのがまいりました。この導入22年度より始まるとされおりまし、もう来年営農準備を進めおられる農家皆さん方には、現時点では何ら具体策示されていないと。農家皆さんには大変大きな不安を広げているのではないかなと思うわけであります、この新政権農業政策滑川市農業、そして農家皆さんにどういった影響があるか、どう見おられるか、まずお伺いをしたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  お答えいたします。  現政権により示された農業者戸別所得補償制度については、平成23年度から円滑な実施に向け、平成22年度に全国規模で実証を行うモデル対策として、水田作に着目した米戸別所得補償モデル事業、食料自給率向上を目的とした水田利活用自給力向上事業実施されます。  米戸別所得補償モデル事業は、標準的な生産に要する費用と販売価格と差額を補てんするもので、その対象者となるは米生産目標数量に即し生産を行った販売農家であります。  水田利活用自給力向上事業については、従来転作作物へ助成制度である産地確立交付金にかわっ打ち出されたものであります。これまで産地確立交付金制度では、地域で作物ごと交付単価を設定できました、水田利活用自給力向上事業では、交付単価は全国一律方針示されています。  両事業実施された場合、農業経営へ影響については、詳細いまだ明らかになっていないため、分析については困難な状況にあります。今後、国動向を注視しいく必要があります。  こうしたことから、国に対し、麦、大豆や地域作物生産振興に支障生じないよう、単価引き上げ、または地域主体的に単価を設定できる制度とすることなどを要請しまいりたいと考えおります。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  いいところ、悪いところ、まだはっきり見えないところたくさんあるようでございます、いずれにしももう年明け、あっという間に3月になるわけであります。2月ぐらいから、もう農家方は営農準備をされるわけでありますので、できるだけ早い情報提供をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  続い、特産品へ取り組みについあります。  この質問については、本年3月定例会でも質問しおります、ことしも昨年に続きまし、滑川「ふじ」を100%使ったリンゴジュース滑川市りんご組合で製造されたと聞いおります。そしてまた、先日、試飲会開催されおるというふうにも聞いおります。  昨年製造本数は、リットル入り瓶で約3,400本、これは市内方々、そして保育園、幼稚園給食用、また地元スーパーマーケット等で販売されまし、大変好評で完売というふうに聞いおるわけであります、滑川産100%リンゴジュースでありますので、やっぱり滑川市新しい特産品目玉として私は大いに注目をしおるところであります。  そこで、まず今年度どれくらい本数、それから食味というか品質、そして販売拡大など特産品に向けた取り組みをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  お答えいたします。  リンゴジュースにつきましは、滑川市りんご組合市内で生産されたリンゴを加工しジュースをつくり、販売する取り組みをやっおります。今年度、平成21年度では約6,000本製造を予定しおり、販売につきましは、市内スーパーマーケットなどを予定しおります。また、リンゴ生産農家においても販売しおられるようです。  また、販売推進でありますけれども、主としまして市内保育所、幼稚園などで、給食担当者にこのリンゴジュースを試飲しいただき、また保育園に持っいっいただき、スタッフに飲んでいただい、その利用をお願いしようと考えおります。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  ここで1つ聞きたいんです、いわゆる市内保育園、保育所、幼稚園給食用として、毎日ではありません、例えば週に回なり2回飲んでいただくとすれば、年間どれくらい本数必要なんでしょうか。何かそういったものがあれば……。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  市内におよそ1,400人くらい幼稚園児、保育園児おられまし回に100ミリリットルを飲むとして、月に回やるといたしますと、大体1,725リットルくらいという数字きます。これに幼稚園販売数を現在間隔で計算しますと、およそ90万ぐらいから100万程度じゃないかと思います。  ただ、園児によっては、小さい子、大きい子、年少、年中おりますので、量というは多少違うように思います。およそ数字であります。  以上です。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  そうすると、例えば月回ということで、課長言われたように、調理先生方と話をし、ことしから供給というは可能なんですか。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  とりあえず、今月18日に給食担当者に寄っいただい、なかなか全部を配達するということは大変難しいので、そこに寄っいただいたときに注文なり、あるいは何日に懇談会場所に持っきますからということで、持っ帰っいただくと。それで、そういうやり方で各園で月回くらい飲んでいただければ助かるなと実は考えおります。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  難しいところもあるのかもしれないんです、私はやっぱり子どもたちに滑川産100%ジュースというは少しでも多く与えやっいただきたいなと思う一人であります。大人飲んでもうまいわけでありますから、子どもはもっとおいしく飲めるはずであります。  生産目標もあります、そういった中でどんどんどんどんこれからもっともっと生産量を上げ、それこそ滑川トップ特産品というふうなことに向け取り組んでいただければなと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  この特産品取り組みについては、先ほど課長おっしゃったような滑川産大豆を使用し、みそづくり「ひかりみそ加工組合」皆さんによって計画されおると聞いおります。こういった深層水も含め、特産品に向けた事業をもっともっと進めいっいただきたいわけです、このほかにまた新しいもの、もし計画されおるというものがあればお聞かせ願いたいと思うんです……。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  まず特産品をつくる場合には、あくまで農業なりわいということを考えおりますので、ただ「頑張っください、応援します」では、ちょっと無責任なような気しますので、終点で利益を上げるということを見極めからやるように考えおります。  このほかにということでいろいろ考えはおります、まだまだ「やります」と言えるところまでいっおりませんので、こういった状況でございます。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  続い、農・商・工連携についてに移るわけであります、やはり今言われたように、利益を生まないと、いわゆる農業であろうと、水産であろうと、商業であろうと、工業であろうと、営業は無理なわけであります。滑川市にはほかに米、里芋、ネギ、ニラ、リンゴ、それからチューリップ球根、いろんな特産品があるわけであります。それから、加工品についても、今ほど質問をしおったリンゴジュース、リンゴジャム、お茶、そしてこれから進むみそ、こういったたくさん特産品なり加工品があるわけでありまし、この宣伝、販売、拡大、こういった営業というのがやっぱり必要であると思います。  例えば滑川産コシヒカリとみそと深層水セット、あるいはリンゴとリンゴジュース、いろんな水産物も含めさまざまなセットなり、この販売分野というか、宣伝分野を含めも連携というのが農・商・工に必要ではないかと思うわけであります。もうけなければ、当然できないわけでありますので、このいわゆる農・商・工連携について、農林課ほうではどういうふうにお考えなかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  農・商・工連携につきましです、想定される事例としましては、加工食品販売・製造、あるいはレストランなどで新メニュー提供など考えられます。  現在、市内おい、農業者里芋を加工業者へ納入する取り組み行われおります。それから、先ほどから出おりますリンゴジュースを市内マーケットで販売する取り組み行われおります。  市としては、このような農・商・工連携した取り組み一層推進されるよう支援しまいりたいと考えおります。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  私は、やはり職員方々も営業マンとして一役を担っいただきたいと思うわけであります。  例えば出張する際は、重ければ先にその品物を送るなりし、少し使っくれないか、利用、試飲しいただけないか、そういったこともこれからもっともっと積極的にしいったほういいと思うわけであります。役所方も行政方も県内というより県外ほうへ出張されること多くあると思います。こういった際に、ぜひ滑川特産であるいろんなものをPRをお願いしたいなと思うわけであります。  これについて、市長、ご意見を最後に……。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  農・商・工連携について、もっと市も積極的に連携を深めると。市入ると、これで「市農工商」になるんかなと、こう思っおったんです、過日、もう去年であります、お米場合でも農業公社、市農林課も深く関与しているわけです、この農業公社を通じて、都内幾つかホテルに売り込みに行っ、そして3つホテルであります、現在、滑川市コシヒカリを使っいただいおる。ホテル名前を挙げると、また他市町村からもそこへ売り込みに行かれる可能性もあります、これも農林課あるいは農業公社職員努力だろうと思います。  また、最近、ある講演会で全国ネットホテル総調理人という方にお会いする機会がありました。その方にも、そこでぜひ使っもらいたいということで、試食ということで、わずかであります、コシヒカリを送ったわけです。炊飯器で炊いた、あるいは別電気、ガスかまで炊いた。幾つか炊き方で実験しみた感想をお寄せいただい、しからば他米とどう市違うか検討しろと、こう言っおる中で、リンゴ、ジュースを含め、我々も県外出張折には、ぜひPRに努めまいりたいと思っおります。 ○議長(中川 勲君)  原明君。 ○3番(原 明君)  また、今後さらにPRを推進しいっいただきたいと思います。  以上で私質問を終わらせいただきます。ありがとうございました。 ○議長(中川 勲君)  暫時休憩します。  午後時再開いたします。                午前11時50分休憩          ──────────◇──────────                午後時00分再開
    ○議長(中川 勲君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  13番野末利夫君。 ○3番(野末利夫君)  それでは、通告してあります諸点についてお伺いをいたします。  最初に少子化対策についてであります。  平成11年にこの質問をさせいただいおりますけれども、当時澤田市長は「同時保育という条件合致しにくいと意見もあり、県保育料軽減事業、これは第3子以降3歳未満児保育料2分のを補助事業として軽減されおり、第3子以降に限り、滑川市独自施策があるか研究したい」と答弁でございました。そして、平成12年に第3子は半額、第4子以降は無料化ということになっおります。  衆議院選ときに、自公政権で幼児教育無料化マニフェストを掲げおりました、残念ながら政権交代によってなくなったわけであります。本来であれば、国少子化対策としてしっかり取り組む問題であると考えおるわけであります。このことに対し当局見解をお聞きしたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  若林福祉課長。 ○福祉課長(若林克己君)  ただいまご質問でございます、保育料について、国制度では同時保育場合、上から2人目は半額、それから3人目以降は無料としておるわけです。  滑川市においては、独自に同時保育でない場合についても、第3子半額、それから第4子以降は無料としているわけでございます。  議員おっしゃるように、国取り組むべき事業だと私も思っおるわけでございます。よろしいですか。 ○議長(中川 勲君)  野末利夫君。 ○3番(野末利夫君)  今政権では、高校生授業料無料化ということで、新年度から多分そうなるとは思いますけれども、私は本来であれば幼児教育ほうを無料化にすべきだろうというふうに考えおるわけで、この問題については、もう10年越しに質問をするわけでございまし、中屋市長、これはあくまでも市財源必要になる事業でありますから、思い切っ、射水夏野市長ではありませんけれども、3子は無料にするという判断できないか、市長ご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  野末議員少子化対策、そして3子から市独自政策で無料化せよという前提に、本来やっぱり国取り組むべき問題であろう。やっぱり自助・共助・公助中で市取り組むべき問題、あるいは県、また国取り組むべき問題であるんだろうと思います。とりわけ国民生命や財産、こういう分野、あるいは教育という分野、あるいは未来へ投資という科学的な分野等々はやはり原則は国取り組むべき問題であろうと思います。そういう中で政権交代行われ、かつて自公政権掲げたはご破算になった。これは残念なことであったと思います。  ただ一方、新たな政府はいわゆる子ども手当を創設する、こういう新たな制度。今その財源をめぐって議論をされおるわけです。一部、地方にも負担しろという意見もあるわけであります、この制度できるとなれば、これもかなり子ども支援策とすれば、それなり有効な手段になり得るだろうと思います。  野末議員指摘されたように、高校生授業無料化、これはやっぱり義務教育ではないわけですから、議員指摘むしろこういうところにお金を回すあれば、少子化対策として子ども医療費やそういうものに僕もやはり回すべきだろうと思います。同感であります。 ○議長(中川 勲君)  野末利夫君。 ○3番(野末利夫君)  この問題については、私も再三質問をさせいただいおりまし、国やらないということであれば、まず地方からひとつやっ、最終的には国制度としてやっいくという形しか私はないんじゃないかと。今政府、民主系中心政府ということになっおりますけれども、そういう中で高校生授業料無料化後にすぐ幼児教育無料化というは、私はなかなか難しいんではないかと。まず、地方から発信をし、夏野さんみたいに発信をまずしないと国も本腰を入れないと、そういう部分もあると思いますので、ぜひ3子以降、つまり少子化対策には一番私はこれ適しているというか、それ以外には当然医療費無料化、それから今保育料軽減、当然子ども手当も入っくると思います。  そういう中で、やはり少子化に一番いいというは、高校生仮に無料化になったとしても、高校生ということになると、16歳以上ということになります。その方々にもう人お願いするというは、私ははっきり言っ難しいと思うんですね。16歳ということであれば、平均25歳で結婚すればもう40を越しているわけですから、そういう方にお子さんをもう人というは、私は厳しいと思う。そういう意味では、幼児教育関係方はやっぱり2歳から5歳くらいですから、まだ20代、30代おいでになるということ、私は一番この方策少子化対策につながるんじゃないかというふうに思っおります。そういう意味で、これは滑川市だけではなく、やっぱり富山県各市町村一緒になっ国に要望なりいろんな形を取るべきだろうと思いますけれども、その点について市長答弁をお願いいたします。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  基本的に子ども手当というは5兆数千億、4,000億とも5,000億とも言われるわけですね。この財源負担をどうするかと今、国で議論をされおるわけであります、仮に地方に一部負担せよということになれば、当然県や市町村幾ばくか負担しなければならん。  新たな財源手当問題になるという中で、我々地方六団体全国市長会においては、子ども手当は国策として論じられたんだから、国当然負担すべきであるということを訴えおります。しかし、まだ政府予算発表されおらん。どうなるかわからない中で、新たな市町村に負担求められる可能性がある。5兆数千億、いわゆる教育予算で5兆円。国防予算で4兆8,000億円、農業予算2兆8,000億円と言われる中で5兆4,000億、新年度は半年分ということであります、その翌年から毎年5兆というはこれも膨大なお金。  しかし、基本的にはやっぱり国面倒を見るべきだし、そういう中で、年間で三十数万になるわけです。こういうことを考えると地元負担があるかないかも含め、やっぱり慎重に見極めいきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  野末利夫君。 ○3番(野末利夫君)  当然、この問題に関しては、今ほど市長言われたように、5兆数千億円、子ども手当にかかる。私は子どもたちに支給しながら、子どもたちにツケを回すんじゃないかということを非常に懸念をしおります。そういう面で、この問題については負担ということになれば、これは各自治体一緒になっ取り組む必要があるということを私も考えおります。そういう面で、ぜひ第3子以降についても、きちっと政府方針決まれば、ぜひ取り組みをお願いしたいというふうに思っおります。  それでは次の問題で、出生推奨事業増額をしはということでございますけれども、これも澤田市長当時、そして中屋市長ときにも、この質問をさせいただいおります。  返っくる答えはほとんど同じなんですけれども、私は金額云々ということではなく、これはあくまでも少子化対策一環、第3子、4子というはやっぱり市内中でもそんなに多くはないと思うんですね。各自治体で10万出しているところ、あるいは100万出しているところもあるというふうに聞いおります。私はそんなに極端な額というは考えおりませんけれども、やはり第3子、第4子をおつくりになった方に対して、これは平成2年に実は創設をされおりまし、20年近くたっおります。その当時から多分金額的には変わってないというふうに思っおりますので、これについて、ひとつ市長ほうからご答弁いただけませんか。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  出生祝い金は平成2年に新しい施策として導入された。このときに、誕生とか、80歳あるいは88歳、いわゆる白寿と言われる99歳、そして100歳。ある意味で言うと税収も今よりも潤沢な財源捻出された時代だったんだろうと思います。  しかし、この出生祝い金について、2005年、4年前内閣府調査によると、全国自治体で約25%程度市町村支給しおると。しかし近年、出生祝い金、相次いで廃止する動きにある。それは費用対効果というわけじゃありません、一時的な現金支給は出産意欲につながらない。恐らくこれは、今政府行政刷新会議事業仕分けというものをやったわけです、あそこにかかっちゃうと、恐らくこれもずばっと切られるんでないかと思うくらい、単純に費用対効果で論じるとそんな部分があるのでなかろうかと思うわけです。  しかし、本市においても、金額多寡、今100万支給したところもあったと。それで、残念ながら100万支給した市町村で子ども増えたかというと、逆に人口流出した、減ったというデータも出おる市町村もあるわけですね。そういうことでありますから、廃止というはいかがかとは思うにしも、気持ちと。ささやかな気持ちであります、それを出生祝い金として、また出生率増加につなげいただけるような気持ちほうへつながっいけば、それにこしたことはないと、そういう思いでこれをやっおるわけだということもひとつご理解いただきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  野末利夫君。 ○3番(野末利夫君)  この問題については、実は前澤田市長ほうからも答弁があったわけですけれども、澤田市長はご褒美的な考えであった。あんた3人目を産んでありがとうという形で渡したというような、そういった答弁があったように思うわけでありますけれども、あくまでも少子化対策一環として私は要求をしたわけで、今流れからいっも間違いなくもうどんどん人口減少、そういう時代に入っおるわけですから、やっぱりこういう施策があって、なら3人目も考えみようかという方も出くるんじゃないかと、そういうことからいえば、事業仕分けといっ廃止になるんじゃないかということを今言われましたけれども、これは増額はもちろんですけれども、今後もぜひご検討いただきたいなというふうに思っおります。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  祝い金件であります、増額を含め今後とも検討せよということであります。  ご案内とおり、当市においては、いわゆる子育て支援という観点からお祝いだという部分も含めあります、子育て支援と考えるか、仕事と子育てを両立し得るような、そういう支援策を講じるほう、むしろ出生祝い金よりも効果があるんじゃないか。そういう観点から、例えば休日保育とか、あるいは延長保育とかそういうこともやっおるわけでありますから、今出生祝い金と含め、総合的にやっぱり検討すべきものであろうと思います。 ○議長(中川 勲君)  野末利夫君。 ○3番(野末利夫君)  ぜひ少子化対策にきちっと見合った形でご検討いただきたいと思います。  それでは、次の質問に移ります。  女性特有がん検診事業についあります。これも9月定例会に質問をさせいただいおりますけれども、がん対策は早期発見・早期治療こそ重要であると言われおります。日本がん検診受診率低いために、受診率アップために実施された事業であります。政権交代があったわけですけれども、この事業については継続をすべきだというふうに思います、当局見解をまずお伺いをしたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  和泉市民課長。 ○市民課長(和泉武義君)  それでは、女性特有がん検診についてお答えいたします。  今年度から始めました5歳飛び、いわゆる子宮がんについては20から40歳まで5歳飛び、乳がんにつきましは40から60まで5歳飛び検診につきましは、受診拡大を図るという意味から、集団受診回数を増やし、また医療機関受診で受診期間を延長し実施することといたしおります。  この事業は、当初年間だけであるとされおりました年度予算は現在編成過程であり、今後動きを注視しまいりたいと思います。なお、引き続き今後も県や市長会を通じて継続要望を行っまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(中川 勲君)  野末利夫君。 ○3番(野末利夫君)  これについては、ぜひお願いをしたいというふうに思っおります。どういうわけか今民主、社民、日本新党、政権与党は、私も公明党一員でありますけれども、公明党提案したことをことごとく廃止に持っいっているというのが現状でございまし、子育て応援手当も廃止になりました。これは子ども手当ということもありますけれども、これについてもどういう形になるかわかりませんけれども、富山県内市長会中でも、ぜひこれは継続をしいただきたい。5年置きあれですから、私は少なくとも5年間ぐらいは継続をしないと、初めて検診を受け「ああ、これは本当にいいことなんだ」ということで、改めて検診を受けるようになるんじゃないかと。そういうことからいえば、ぜひこれは強力に推進をしいただきたい。市長決意ほどをちょっとお聞かせただけますか。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  今、和泉課長申したとおり、今後とも県あるいは国に対し、市長会等々も通じながら強く継続要望を行っまいりたいと思っおります。 ○議長(中川 勲君)  野末利夫君。 ○3番(野末利夫君)  ぜひお願いをしたいと思います。  次に、新型インフルエンザ対策についてであります。  新型インフルエンザについては、流行拡大をしおり、国定める警報基準値を超え、市内小中学校や幼稚園、保育所など、休校、休園相次いでいることであります。このため、より一層感染拡大や適切な医療提供など、万全対策必要であります。  今回インフルエンザは、感染力は強いものの、多く感染者は軽症で回復しおり、抗インフルエンザウイルス薬治療有効である。いたずらに心配する必要はないと市長提案説明であったところであります。20歳以下感染者多いと報道もありました、小中学校で集団検診についてどのように考えおいでになるか、お聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  佐藤教育次長。 ○教育次長(佐藤孝男君)  それでは、ただいま野末議員問3、新型インフルエンザ対策について、そのうち小中学校における集団接種考えについてお答えしたいと思います。  富山県教育委員会では、富山県医師会協力もと、新型インフルエンザワクチンを希望する受験予定者、具体的に言いますと、中学校3年生と高校3年生でございます。この受験予定者を集め接種することを検討され、県教育長、県医師会長と連名による12月11日付文書で、県内すべて学校医に対し、協力要請をされたところでございます。  この集団による接種時期につきましは、年末から1月中旬までを予定されおります。現在、接種希望者取りまとめ、接種場所、接種体制等について、学校医、学校等と協議いたしおります。  また、受験予定者以外でございます、この学年につきましての集団接種につきましは、医療機関対応困難なことから、今ところ予定はされおりません、各医療機関で接種については、接種時期を1月上旬あるいは中旬予定から前倒しし、12月中に実施されることとなっおります。  以上でございます。 ○議長(中川 勲君)  野末利夫君。 ○3番(野末利夫君)  集団というよりも、医療等で接種ということなんですけれども、実はこれに関しても、これは私質問にはありませんけれども、射水市夏野市長は歳から16歳まで方、半額助成をするということがありましたけれども、関連があると思いますので、この点について考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  佐藤教育次長。 ○教育次長(佐藤孝男君)  今議員半額助成をする考えはないかということでございます、既にもう予防注射を受けている方もおいでになります。それからご案内とおり、この新型インフルエンザに感染された方には、一応免疫力ついたということもございます。ですから、そういったようなこともございまし、アンバランスなこともあります。それらを総合的に考えまし、今ところ、そういった補助は考えおりません。  以上でございます。 ○議長(中川 勲君)  野末利夫君。 ○3番(野末利夫君)  心配されるは、これはあくまでも希望者というふうに聞いたものですから、医者は嫌いだ、行くは嫌だという方も中にはおいでになる。そういう方全くこの接種を受けない、ほか人は大丈夫なんだけれども、仮にその人新型インフルエンザにかかったときに、一たん接種した方に関しては、うつるという心配は全くないというふうに考えいいんでしょうかね。そこところをお聞かせただけますか。 ○議長(中川 勲君)  佐藤教育次長。 ○教育次長(佐藤孝男君)  私はお医者さんじゃないものですから、専門家じゃないので、感染するかしないかというは私は言えませんけれども、そういったことです。 ○議長(中川 勲君)  野末利夫君。 ○3番(野末利夫君)  そこところもしっかりやっぱり見いかないと、せっかく接種をされた方、万が一うつるようなことがあれば大変なことですから、そういったことも含めしっかり対応をお願いしたいと思います。  国では、接種対象者優先順位や接種開始時期を決定し、これに基づき既に順次接種行われおり、市民非課税世帯と生活保護世帯方には助成するとことであります。これらことについて、不安を抱く市民に正しい知識や情報提供されているのか、そこところを心配するものであります、いかがでしょうか。 ○議長(中川 勲君)  和泉市民課長。 ○市民課長(和泉武義君)  ただいま市民へ情報提供ということでお答えいたします。  新型インフルエンザ流行につきましは、県内で第49週、これは11月30日から12月6日の1週間でございます、インフルエンザ定点報告数、これは37.38人となっおります。国定める警報基準値を大幅に超えおります。  市では、4月下旬から予防対策啓発普及につきましは、全世帯配布チラシ、市広報、市ホームページ、ケーブルテレビ、防災行政無線等により広く啓蒙を行っているところでございます。  また、新型インフルエンザワクチン接種につきましは、基礎疾患を有する方など優先接種対象となる方々に対しては、既に11月2日から接種開始されおります。この接種対象者優先順位や接種方法につきまし、チラシを11月と12月広報と同時に全世帯に配布いたしおります。  さらには、季節性インフルエンザワクチン接種も11月日から開始されおり、中部厚生センターと市民健康センター相談窓口となり、対応いたしおります。  今後とも、国や県から正確な情報に基づきまし、タイムリーな情報提供を行い、市民不安軽減に努めいきたいと考えおります。  以上でございます。 ○議長(中川 勲君)  野末利夫君。 ○3番(野末利夫君)  これに関しては、生命に関することでありますから、しっかりひとつ対応をお願いしたいと思います。  私は、実はワクチン不足から言えば、いつ打てるかわからないという一人だろうと思いますけれども、こういった「本当にどうなるか」という心配を私らもちょくちょく聞くわけでありますけれども、じゃ私らいつ打てるかということを聞かれた場合に、課長さん、どういうふうにお答えすればいいか、ちょっと教えいただけますか。 ○議長(中川 勲君)  和泉市民課長。 ○市民課長(和泉武義君)  今ところ示されおるは、優先接種対象者それぞれ順位をつけられおります。ワクチン在庫といいますか、その生産量によって一般方にも回っくるという情報しか、今ところ私は知り得おりません。 ○議長(中川 勲君)  野末利夫君。 ○3番(野末利夫君)  それに関しては、時期等についてはまだはっきりしないということだろうと思います。  一般方でも、特に神経質な方あたりはやっぱり大変心配しおりまし、わかり次第周知徹底をお願いしたいと思います。このことに関しては新型インフルエンザに限らず、今度はどういった形もの出るか、まだわからないわけでありまし、こういったことに関しては、やはり周知徹底をこれからも気をつけいただきたいと思います。そういうことで、よろしくお願いをいたします。  以上で質問を終わります。 ○議長(中川 勲君)  11番澤谷清君。 ○11番(澤谷 清君)  それでは、通告してあります4点について質問を行います。  はじめに、市長も、第2期まちづくり交付金事業は滑川町部骨格をなす事業だというふうに述べおられますし、新しく議長になられました中川議長さんもマスコミ等で、滑川市にとって将来大きな事業であると、推進立場で何とか頑張っみたいというコメントも述べおられます。  それで、現在、政権交代ございまし、民主党、そしてまた国民新党、社民党3党連立今行われおるわけです、その中で、事業見直しということで、当然、国交省所管するこのまちづくり交付金事業も仕分け作業に入っているというふうに聞いおります。  そしてまた、直近ではあります、滑川都市計画事業指導監督という立場で県都市計画課にも問い合わせたところ、このまちづくり交付金事業先行きは全く不透明だと。予算づけもあるのかないかわからない状態であるが、何にせよ事業認可に向け粛々と作業は進めおいもらいたいというふうなことを、滑川市にも述べおるという状態中で質問であります、この事業採択される見通しを市長はどのように感じおられるか、それまず点。  それから、先ほど市長提案理由中で、4年間いろいろと政策をし、所期目的も達成したと。そしてまた、一番大きな第期まちづくり事業であります市民交流プラザにおきましても、それなり収容人員を確保し、市民皆さんにも楽しんでもらっおる、そういう施設であるということも述べおられるわけなんです、私はこの第期まちづくり事業でも、市民交流プラザに関しては、まだまだ大変問題残っているのではないかと。  例えば駐車場問題にしも、吾妻保育園跡地売却を進めいかなくはならない市保有地も、交流プラザ関係駐車場になっている。そしてまた、線路を挟んだ清水町青志会館周辺にあります市有地も市民交流プラザ関係専用駐車場―従業員なかわかりません、指定されていると。そしてまた、底地でありますエールさんから借りおるこの駐車場も固定資産税も減免し、長い間使わせいただきたいという形で契約しおられるとは思うんです、この契約も果たして何十年先まで確保できるか、そういうものも積み残しおる中で第2期質問であります、それはさておきまし、この第2期まちづくり事業根幹をなす交付金果たして交付されるかどうか、その点を市長見解を求めるものであります。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  今澤谷議員第2期まちづくり交付金この事業見通しはと、こういうことであります。  これ事業仕分けにおいて決定権はないんだけれども、一応見直し対象に上がったと。そして午前中代表質問等々でもお答えをいたしたとおり、正式な決定は年内における政府新年度予算編成まで待たなければ最終的なものはわからない。ゆえに、不透明な部分多々あるということであります。  ただ、この交付金というは大変使い勝手いいということで、全国自治体でも随分この交付金事業仕分け対象になったということで、ほとんど自治体異論を唱えおるわけです。県内でも、富山市あるいは立山町においても、元気創造館これら自治体、みんな一斉に滑川と同様に残すべきだと、こう言っているわけであります。
     仮に滑川市第2期まちづくり交付金事業不透明になったとしたならば、今後どなた市長であろうと、どなた議員であろうと、やはり有利な制度を活用し市街地活性化を図っいかなきゃならん。そんな中にあって、この制度最も今日まで有利な制度、使い勝手いい補助率高い制度だと。これはやっぱりだれ市長になっも、だれ議員であっても、こういう制度を有効に活用しまちづくり整備を進めいかなきゃならん、そういう制度であっがゆえに、事業仕分けで廃止対象になったというは大変遺憾であるゆえに動向を厳しく関心を持っ注視しいきたいと思っおります。 ○議長(中川 勲君)  澤谷清君。 ○11番(澤谷 清君)  また、後ほど他議員ほうから質問もあろうかと思いますので、先行き不透明だ、進めいきたいということで承っおきたいと思っおります。  2番目に、入札執行状況を問うということで、この質問趣旨、目的は、市長は述べおりません、平成20年度に滑川市で談合問題起こりました。市内業者方も大変つらい思いをした、また市民もつらい思いをした、行政もつらい思いをした、議会もつらい思いをした、総じてみんなつらい思いをしたんじゃなかろうかと思っおるわけなんです、私はこの比較をぜひ今議会でやっいただきたいということで質問をするわけです。  この談合事件に関しましては、副市長出村さんは、私談合情報を流したということをマスコミ前ではっきりと述べられたわけなんです。これは全員協議会席上でありまし、私は、この入札行われたは、過去をさかのぼりまし平成19年8月13日だったかと記憶しおります、その大体2週間前後に当時坪川財政課長、笹林総務部長お二人を呼んで、滑川市郵便入札業者名漏れているんじゃないかと。そうであれば、市セキュリティーだめであればぜひ考えもらいたいという申し入れをしたわけなんです。  談合情報とは、落札者決まっているということを談合情報だと私は私なりに解釈しおります。私知り得る立場では、そのとき郵便入札業者何社か名前ていると。ところが、それ本当かどうかわからんけれども、大変信憑性のある事実であるということを申し添え、2回にわたり、当局に申し入れしたわけです。そして、その結果については聞く必要ないと。私は警察でもないし、それこそ司直でもありませんし、あくまで市情報としてセキュリティーをしっかりしくれと、それでこの問題はこれでいいということで、ふたをしたわけです、その後、どういうことか知りません、談合事件に発展しいったということ述べる真実話だというふうに思っおいいただければ結構だと思っおります。私は、談合情報は一切流しおりません。市指名した郵便入札業者漏れているんじゃないかということを指摘したというふうにご判断いただければと思っおります。  それでは、質問に入ります。  平成16年度から平成21年まで各年度における予定価格と発注金額及び入札差金と落札率は、どのように推移したかをお答えいただければと思っおります。 ○議長(中川 勲君)  出村副市長。 ○副市長(出村眞佐範君)  それでは、ただいまご質問にお答えをいたします。  まず最初に、この質問に入る前に、平成20年度談合経過をお話しされたわけでございますけれども、今さら私は談合論議をするつもりはございませんけれども、ただ私認識していることにつきましては、澤谷議員とは大分違うなと、このように認識をいたしおります。  それでは、答弁に入ります。  まず、各年度における工事、業務委託契約、物品等を全部含めまし、入札執行状況について答弁をいたしたいと思います。  まず、16年度でございますけれども、予定価格25億2,994万8,000円、これに対しまして落札金額24億7,293万1,000円、これに伴いまし入札差金は5,701万7,000円でございます。落札率は97.7%でございます。それから17年度では、予定価格33億152万7,000円、落札金額32億5,534万7,000円、入札差金4,618万、落札率は98.6%でございます。それから18年度では、予定価格20億2,788万2,000円、落札金額19億7,589万4,000円、入札差金5,198万8,000円、落札率は97.4%であります。それから19年度では、予定価格16億1,330万5,000円、落札金額14億9,101万9,000円、入札差金が1億2,228万6,000円、落札率は92.4%であります。それから平成20年度でございますけれども、予定価格20億3,439万3,000円、落札金額17億4,374万6,000円、入札差金2億9,064万7,000円、落札率85.7%であります。それから平成21年度でございます。これは11月10日現在までトータルでございます。予定価格24億4,022万5,000円、それから落札金額20億4,742万6,000円、入札差金3億9,279万9,000円、落札率は83.9%となっおります。  以上でございます。 ○議長(中川 勲君)  澤谷清君。 ○11番(澤谷 清君)  大変詳しい答弁をいただきましありがとうございます。  次に行きます。  それでは、今私申したように、平成20年度に大変不幸な事件があったわけです、平成16年度から19年度まで4カ年と平成20年度から21年度まで2カ年における入札差金と落札率について見解をお尋ねしたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  出村副市長。 ○副市長(出村眞佐範君)  それでは、お答えをいたします。  平成16年度から平成19年度まで4カ年に実施いたしました、市すべて入札案件に係る平均落札率は97.1%であり、入札差金は約2億7,700万円となっおり、また平成20年度から平成21年10月までにつきましは、平均落札率は84.7%、入札差金は約6億8,300万円となっおります。  そこで、この結果につきましは、条件付き一般競争入札拡大をはじめといたしました各種入札制度改革効果と厳しい昨今経済情勢中、入札参加業者業務量確保ために、より一層競争をしたことこの要因でなかろうかなと、このように推察をいたしおります。 ○議長(中川 勲君)  澤谷清君。 ○11番(澤谷 清君)  副市長ほうから、私計算した資料とほとんど同じ資料を言われたわけなんです、これは市全体工事集計だというふうに認識をしおります。建設工事、業務委託あるいは物品購入、そういうものを含めたものであって、私はこれ以上答弁は求めないわけです、工事関係につきましは、工事関係だけを抜きましも、平成16年度から平成19年度4年間、年間平均発注額は23億7,000万円、落札金額23億円、落札差金7,000万円です、年間で。そして、平成20年、21年2年間を通した中での1年間、平均22億4,000万円発注高があります。落札金額は19億円です。これは100万単位下で四捨五入しているんです、落札差金3億4,000万円、約5倍開ききたということで、これは純粋に公共工事において、国あるいは県補助金事業であれば、滑川市に丸々残る差金ではないと、そのように案分比例し国や県にお返ししなくはならない差金一部も入っているというふうに私は認識しおります、この厳しい時代中で、これだけ開きくるということであれば、これは喜んでいいか、あるいは業者悲しんでいいか、私はこのへんところしんしゃくはちょっとわかりません、結果的にはこのような結果残ったということで、次の質問に移らせいただきたいと思っおります。  続きまし、入札執行における考えをお聞きするわけです、直近入札状況を見まし、金額多寡だとか業種だとか、そういうことはあんまり構わないんです、不調に終わっている案件幾つも出おります。  特に耐震診断業務につきまし、平成21年10月8日に入札がありました入札番号168号から172号うち169号を除いた4本、そのうちの1本は落札しているんです、これ不調に終わっています。これでこのものに関してまた再度、平成21年11月5日に入札第184号ています。これは前回不調になり、契約成立しなかった案件4本を一括し出しおられるわけなんです、これも不調になっおります。  指名業者に関しては、大体同等方たち―同等というとおかしいんです、同じ方たち指名に入っおられます、このような形で何度も何度も契約に至らないということであれば、市としてはどのような考えを持っおられるか。また、再入札で同じ業者でやっいかれるかどうか、このへん見解をぜひお聞きしたいなと思っおります。 ○議長(中川 勲君)  出村副市長。 ○副市長(出村眞佐範君)  ただいま入札不調に終わったというご質問でございます。  現在、予定価格を事前公表せず事後公表としおります、いわゆる業務委託や物品購入等入札におきまして再々入札、いわゆる3回まで入札をするわけでございますけれども、それでもなおかつ予定価格に達せず、かつ予定価格と大きくかけ離れているというときは、不落随契見込めないということで不調にいたしているものでございます。  それで、この不調に終わった入札場合再入札につきましは、2通りでございまし、同じ設計書で指名業者を全部入れかえる方法か、もしくは設計書中身を再検討し変更し、同じ業者で競争入札するか、この2つございます。そこで不調に終わった場合中身を十分精査をし、これは例えば業者を入れかえしてやればいいか、あるいは設計中身を変更してやればいいか、これらをケース・バイ・ケースで状況を見ながら、判断をしながらやっているというのが現状でございます。 ○議長(中川 勲君)  澤谷清君。 ○11番(澤谷 清君)  こういう案件につきましは、市民交流プラザ建設工事入札とき島川議員も委員会でおっしゃったように、不調になっ予定価格と業者提示した価格相当乖離していると。これは一遍みんな業者をやり直し入れかえすべきだというご意見もあったわけです、そのとき発言は、国内で建設しくれる業者がいない、そのときに韓国でもアメリカからでも連れこいということも、委員会中であったわけなんです、このような形不調になっくるということであれば、やっぱり厳しく市体制として業者入れかえをし、再度仕切り直しをさせるべきだと思います、もう一度いかがでしょうか。 ○議長(中川 勲君)  出村副市長。 ○副市長(出村眞佐範君)  業者を全部入れかえるべきではないかと。  市指名いたしおります業者は、滑川市に対しましてあくまでも指名願出た業者を対象にしおります。それで、指名業者たくさんおられ、入れかえしもいいという数おられれば、その方法でやりますけれども、それを排除ししまうと、今度は逆に指名する業者がいなくなるということもございますので、今回場合は、若干入札中身を変更しやったと。  そこで、先ほど言われたとおり、これはまた不調に終わっおるわけですね。それで、今度は例えば官公需について中小企業者受注確保に関する法律、いわゆる官需法というものございます。そこで、これら適格組合、例えば富山県建築設計監理協同組合、これはまさしくこの組合適格組合でございます。そういうこともございますので、今後これら組合と随意契約等も含めまし、速やかに事業進捗できるように工事契約をやっいきたいと、このように考えおります。 ○議長(中川 勲君)  澤谷清君。 ○11番(澤谷 清君)  この件につきましは、これでやめます、私は市長にもことし3月定例会討論中で、市長自宅話もし、市長は邪推だというふうなお話もしたわけなんです、いろんな考えをする市民おられるわけで、今回設計業者中身も4本、5本うちある程度固まった業者最低落札者として名前挙がっおるんですね。だから、そういうことも、市としては厳しく精査し、これからも市民負託にこたえるような、そういう入札をやっいただければというふうに思っおります。  、イとして、市内業者と共同企業体組み合わせと社入札についてお伺いをいたします。  これは平成21年6月4日、入札番号第62号、これ執行されおります。このとき市当局から受けた説明では、共同企業体として発注すると。条件としては、滑川市に営業所を持っおる、その業者を入れての共同企業体だというふうに聞いおります。  普通だと、共同企業体というと、A社とB社とあって、親がいてがいてと。市内業者であってもよし、あるいは市外業者であってもよし、適格条件に合っていれば、どなたでも入札に参加できるというふうに私は感じたわけなんです、今回この案件につきましは、滑川市業者を必ず子として入れる、そういう条件になっていたというふうに思っおります、そのへんところ判断をお聞きいたしたいと思っおります。 ○議長(中川 勲君)  出村副市長。 ○副市長(出村眞佐範君)  まずJV、いわゆるジョイントベンチャー方式共同企業体は、どういう目的でやっおるかといいますと、まず高度な技術を要する建設工事、あるいはまた大規模な建築工事、これらを対象に今日までJV方式でやってきたわけです。  そこで、このJVは市内業者だけではできない。そこで大手と組むことによって、市内業者力も向上するという目的で、JV方式をやっおります。そこで今日必ず代表構成員は、今おっしゃったように、ある程度大手企業でございますけれども、構成員となる業者につきましは、これは全部市内業者に限定しおります。今回に限っ市内業者に選定したわけでございません。今までもずっとJVを見られますと、子どもは必ず市内業者と、このようになっおります。 ○議長(中川 勲君)  澤谷清君。 ○11番(澤谷 清君)  それでよろしいと思います、今回、この案件につきましは、市内業者何人かに聞いたところ、大手からオファーが1件もなかったと。件もないから、どうなっおるかわからなかったら、社入札で終わっおったと。それも大きなお金なんですね。予定価格7,900万円、落札価格7,550万円、95%ほど落札率で、社入札があったということなんですね。だから、今回このような事態これからももし推察されるあれば、これもやっぱり少し考えなければならない案件になるんじゃなかろうかと思うんです、いかがでしょうか。 ○議長(中川 勲君)  出村副市長。 ○副市長(出村眞佐範君)  先ほどおっしゃった事例につきましは、条件付き一般競争入札でやったわけでございます。  そこで、一般競争入札、これにつきましは、先ほどおっしゃったように、入札公告によりまして公募しおります。その場合に、例えば工事概要だとか入札参加資格とか、いろいろ公募をし業者を参加させると。そこで、この入札参加資格要件を満たしおれば、落札候補者は開札結果、予定価格範囲内で最低入札価格を提示した者を落札者といたしおりますので、これは指名競争なら別ですけれども、一般競争入札をやっおりますので、社でも有効であると。今後ともこの考えで、社でも一般競争入札をした者につきましてはこの方法でいくと。何も社だからだめということはないと思っおります。 ○議長(中川 勲君)  澤谷清君。 ○11番(澤谷 清君)  当局考えはこれでわかりました、これでこの件については終わります、私は先ほど冒頭中で、また副市長からも「私考えおることと澤谷議員言うおることとは大分乖離しおる」と。私はそれでいいんですね。けれども、これからいろんなこういう状況中で入札行われるわけなんです。  私はやっぱり市に求めるは、市発注者であれば、それぐらい権限を持っ、おかしいと思えば、入札前に指名えをしたり、入札を一時停止したりし、市権限でしっかりとした入札行政を確立しいっもらえればというのが考えなんですね。  だから、市内業者育成も大事だし、市内業者中で切磋琢磨し、市内業者育成もしっかりと図りながら、業界そういう技術向上も図りながら、なおかつ低価で市民に納得できるような入札価格で仕事をしいただけるような、そういう滑川市であってほしいなと私はいまだに思っおりますし、これからも思っおります。むしろおかしいなと思っも、同意書ですか、誓約書ですか、そういうものは一切関係なくし、すぱんと市民皆さんにわかりやすく、市としてもいろいろと考えることがあるので、指名えしたということでいいんじゃないかと思っおります。国ほうにもよく聞きに行きます、事件起こらない前に手を打つのがやっぱり行政役割だとはっきりと述べおられますので、今後も強い立場で発注仕事に取り組んでいただければと思っおります。  、行きます。  これは、市長提案理由中にありました市債についてであります。  市長提案理由中にあります本市財政については、歳入面において、企業行政悪化、あるいは個人市民税、固定資産税大幅な減収見込まれる中で、個人市民税についても、雇用悪化や給与収入減による相当規模で減少予測されると。私は、市長も相当な覚悟で新しい予算組みに取り組んでいかれるではなかろうかと思っおりますし、今年度税収も税務課長に聞きますと、3億円近く最初からへこんだ状態で、当局、財政課ほうにも話をしているということも聞き及んでおります。  そしてまた、来年度におきましても、当然ことし給与アップ来年度市民税にリンクしくるというふうに思っていますので、その中で市長―これは市長ではないですね、財政当局方でいいんです、一般会計で約106億円市債残高を抱えおる。借金と残高とちょっと違うんです、市債としたんです、現在、市全体で短期借り入れでなく、長期俗に言う市債借入総額は幾らあるのかと、そしてまた私たち市民人当たり3万4,000円ちょっと切ったと言われおります、その市債残高を市民人当たりに換算した時点で、滑川行政規模として適正な借入金額と考えおられるかどうか、財政当局見解をお聞きいたします。 ○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。 ○財政課長(小幡卓雄君)  それでは、市債についてご質問にお答えいたします。  現在市全体市債総額でございます、一般会計今年度、平成21年度決算見込みで約106億円でございます。このほか、下水道事業など準公営企業会計約143億円、水道事業会計約23億円、全会計でいきますと272億円でございます。  それから、市民人当たりにおける市債残高でございます、これにつきましは、19年度末普通会計―普通会計というは現在、本市では一般会計普通会計でございます、他市町村と比較する場合は普通会計になります。―35万3,000円、これは4月北日本新聞で報道さたれとおり、県内で一番少ない。20年度末でも32万9,000円と一番少ない金額になっおります。全会計でも、今年度末で約79万9,000円と見込んでおります。  適正な起債借入残高はどれだけかというご質問でございます、これ明確な基準等はございません、借金ですので、少なければ少ないにこしたことはないので、今後も引き続き借金をしないように、財政運営適正化に努めまいりたいと考えおります。 ○議長(中川 勲君)  澤谷清君。 ○11番(澤谷 清君)  人当たり約800万でよろしいですか。 ○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。 ○財政課長(小幡卓雄君)  お答えいたします。  79万9,000円でございます。全会計79万9,000円です。これも県下で一番低くなっおります。 ○議長(中川 勲君)  澤谷清君。 ○11番(澤谷 清君)  何を聞きたかったかというと、これも聞きたかったんです、今はデフレスパイラルだと。国も認めおると。どういうこと起きるか。インフレときは、皆さんご存じように、早く借金しているほう得だと。賃金も上がるし、物価も上がるから、賃金上がった分だけ返済楽になると。ところが、今は逆なんですね。賃金上がらなく下がるんです。そして借金は残っおるんですね。それでみんな今苦しんでいるんです。特に40代、50代子育て世代、そしてまた新しく家を建て、滑川市でも住んでいる。そういう方たちお話を聞くと、妻、共働きパートになったり、あるいはご本人残業なくなったり、またボーナスも減ったり、そういう厳しい時期に入ろうとしているんですね。  だから、私は市長さんにお願いしたいは、いつ何どき貧乏になるかわからん時代になっおる中で、借金は間違いなくそのまま残っおると。収入増えないということになると、借入金返済も大変つらい思いをせんといかんし、いろんな施策においても詰まっくるだろうということがあるもので、これからも県下一と言わずに、しっかりとした財政基盤を守りながらやっいっいただければというふうな気持ちでおるわけです。細かい数字は要りません、お願いします。  なら、これでこの質問は終わります。  それでは最後になります、市長にお聞きをいたします。  市長政治姿勢についてということです、市長と敵対するというようなことでもないし、弓を向けるわけでもないし、矢を向ける気もない。  私は12年間、議席をいただきまし、その中で4年間は澤田市政中で勉強させいただき、そして今は9年目に入りました、あと8年は中屋市政中で勉強させいただいおるわけです。その間、市長には市長不信任だとか、いろんな面で政策的なそういうものがあったということで、あつれきもあったかなと思っおります、今回新たに市長は3期目に出られるということで、私思い、そしてまた市民から思いを込め質問をさせいただきたいと思っおります。  はじめに、議会組織構成について、市長は関与しおるんじゃないかと。  これは今回改選におきまして、新たに議長選出されたわけなんです、ご存じように、私は構成員に係る話し合い当事者一人でありました。片や一心クラブ方々7名プラス名、それで私たちはもともと無会派6名プラス2名グループに入られまし8名、その構成に関しては、半々だというふうに私は判断していたわけなんです、議会構成上、会派がある、あるいは会派ないということで、交渉過程で何か上下があるような、そういう印象も受けたわけです。  私たちは現在、もと議員、自民党公認候補4名、公明党さん、共産党さん、そして労働組合ほうから2名おられるんです、6名もともと市民からいただいた総得票数は7,734票をいただいおります。そしてまた、片や一心クラブ方たちも7名前回選挙で7,476名有権者支持をいただいおります。私は、数多い少ないとか、そういうことよりも、今回組織議会は8名対8名考えをともにする人たち固まり中で始まったというふうに思っおります。  そしてまた、私は交渉過程で、臨時会におきましては投票になると市幹部職員前にもはっきりと言うおりました。それは間違いなく投票なんですね。8名対8名でお互い議長を出し合いしたものですから、話し合いつかなかった。その過程中で、片や一心クラブから出された議長候補者に関して、市長は私たちグループ一人に働きかけをし、わかりやすく言うと「こちらほうにひとつ心配しくれんか」ということをおっしゃったというふうに私は聞いたものですから、こういうことであっては、また議会投票だとか、そういうことでぎくしゃくするから、すぐ指名推選にすべきだということで指名推選を働きかけたところ、すんなりと指名推選になったわけです、市長そういう働きかけがあっかどうか。またそれ本当に正しい市長として立場と行動であっかどうか。そのへんところをお聞かせいただければと思っおります。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  まず最初に、先ほど財政についあります、小幡課長からるる説明がありました。  一部で滑川市は二百九十数億負債を背負っおると、身動きとれない、財政は極めて危機的状況であるという、そういう風聞も伝わり、また文章も出回っおるわけであります。きょう本議会この議場において、財政課長説明した本市負債総額、そして住民人当たり負債金額、県内一番最少金額である。あなたを取り巻く市民方々にも、この事実をまたお知らせいただければありがたいと思います。  次に、議会組織編成についてであります。  ご案内とおり、11月30日ですか、組織議会前日に皆様方お集まりになったということは、当然私も聞いおります。その段階で私は、この方議長であればいい、この方副議長であればいいということをどなたにも申し上げおりませんし、また当然であろうと思います。  結果的に午前中に何か皆さんご相談になった後、澤谷議員自ら不調に終わった。選挙に間違いなくなると、そういうことを市職員方々にも申しおられたことを私も職員から聞きました。  私も20年議会に籍を置いていた一人として、願わくは指名推選であったほういい。ましてや組織議会という新たなメンバーで、新たな構成でスタートをする。その意味は、選挙という方法も民意である。しかし、円満な方法であればより民意かな。そんな思いは今日まで持ち続けおる一人であります。  不調に終わった。その後、たまたま一心クラブ以外方とばたりと市役所でお会いしました。偶然出会ったわけです。そのときに、私は、だれなろうとも、できれば円満な方法いいんでなかろかと私は思う、そう発言はいたしました。しかし、だれを推せ、だれなるべきだと、そんなことは申し上げおりません。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  澤谷清君。 ○11番(澤谷 清君)  財政ことも市長ほうから説明があったわけです、そのようにはまた伝えます、これは分母と分子問題でありまし、分母狂うとみんな狂うんですね。分母狂うということは、税収変動するということなんですね。すぐ変動したり、そういう性質ものだと私は思っおります。年間、2年間、延々と同じ波長で続く分母ではないと思っています。分母どのように推移するかによって、市財政基盤も相当揺れ動くんじゃないかということを通じて発言したわけなんです、市長おっしゃるようなことも、また述べおきたいなと思っおります。  それと、市長はよく議会と当局は歯と唇関係だと。それは大変結構なんです、私は一心クラブと市長歯と唇関係ではないかなというふうにいつも疑念に思うわけなんです、市長言っていないと言うあれば、私はそれ以上はこの件に関しては申しません、改めて個人的にそういう市長意向を聞いたというお話もあったように聞きましたので、質問したわけです。これ以上言いますと、泥仕合になりますからやめますので、市長意見も尊重し、私仄聞も尊重しいただければと思っおります。  、行きます。  議員とかかわりについて。  私は、澤田市政4年間、是々非々で市政に反しまちづくり条例は断固反対するべきだと。開博物館構想は滑川財政規模でぜひ買うべきだということで、是々非々中でも、澤田市政をしっかりと支えきた一人だというふうに自負をしおります、それはそれでもう8年前過去で終わったわけなんです、澤田市政を支える一人として、澤田さんと一席を設けたいというは、私は議員として人情ではなかろうかということで、私たち5名会派を組んでおりました、はっきり聞いいただいもいいんです、市長さんとも一席を設けたいと言ったときに、私新年会あるいは総会、そういう皆さんと酒席席であれば、どれだけでも来いただきたい、私とあなたたちだけ単独であれば、市民許さないでしょと。だから、それは許されない世界だと思っおいくださいという中で、私は来たわけなんです、中屋市長は片やざっくばらんな方でありまし、当選した当場にすぐ私たちほうにも市長と懇親席を設けたい、希望者は自由に参画しくれという案内もありました、丁重にお断りをいたしました。  それはそれでいいんです、昨年6月定例会ときに、市長はけがをされまし、私も過去に複雑骨折を議会公式行事中でやりましたので、市長も大変痛い思いをされたんだなというふうに思っおります。なった者でないとわからんものですから、なかなか回復も遅いし、大変だったなと思っおります、議会開催中の産業厚生建設委員会行われた日夜にけがをされたと。私もやっぱり市民方といろいろとおつき合いがあるんです、市長さんは公人でありながら私人面もありますし、公務を離れたというんで酒席をされも、私は結構だと思っおります、最終的に瀬羽町ほう飲食店で一心クラブメンバー方と席をともにされた後、けがをされたと。私はそのように認識をしおるわけで、一心クラブ方にもお聞きしたところ、私もおったよというお話も聞きました。  私はどういうことを言うかというと、議会開催中でけがをしたは、それはしようがないと。それでも、まだ議決案件残っ、本会議採決残っている間に、私、どれだけ親しい議員であっても、そういう場を持つはいかがかなというは、これは市民じゃなく、私個人政治的な気持ちなんです、もし間違っていれば謝ります、いかがでしょうか。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  前市長例をお出しになっ、8年前、一席を設けよと。しかし、当時市長さんはお断りになっ、それはそれぞれ考えでありますから、私からとやかく言う必要はないと思います。  ただ、その前市長さん市長さんは、また全く逆であったと思います。議会開会中であっても、一応予算通ったという委員会終わった後は、時々、懇意にしている議員、あるいは立場を異にしおる方であっても、その場雰囲気によって一献を傾けるということも時々ありましたし、私も同席をしていたと思います。
     そういう中で、昨年6月18日、実は私も委員会終わった、採決終わったということで、本会議最終日ではありません、すべて委員会で議決をいただいた後でありましたので、市当局メンバーと最初飲んでおりました。その後、一心クラブ方々それ以前に宮城県を会派で行政視察に行ったと。そのときに訪問した責任者とてもユニークなまちづくりをやっている。その方たまたま富山に縁があってある地域で講演会に講師としておいでになった。その方を今度滑川にお招きしたと。ぜひとも市長、そういうまちづくりに現実に働いおる方、動いている方、そしてその方市町村合併以前にはある町長を務めていたと、そういう肩書を持っている滑川においでになるから、一緒に話し合い、その場に加わったらどうかというお誘いを受けました。それゆえに、市職員と懇談していたわけであります、それを中座しそちらに行った。後から瀬羽町で飲んでおった、それは事実であります。議会からは公用車を呼べばどうだ、タクシーはどうだと、こういう意見もありました、いや、私は歩い帰る。それで自宅まで歩い帰っ、自宅であのようなことになったわけであります、いずれにしも、その時々首長判断であって、議会開会中であっても、そういうめったに会う機会ない宮城県町長経験者滑川においでになった。その方まちづくりに関して思い、情熱をお聞きするという機会であるならば、私は議会開会中であっても、何ら問題はないと、このように考えおります。 ○議長(中川 勲君)  澤谷清君。 ○11番(澤谷 清君)  結構な答弁でありまし、私もそれに関しては何ら言うことはありません、歯と唇関係そういうところに出くるんじゃなかろうかなというふうに邪推すると、またしかられます、私はその時々首長考えであれば、それはそれでいいかもしれません、市民はどのように判断されるか、これから市民方に聞いみたいなと思っおります。市長さんお言葉をかりれば、その時々首長判断でやると。それで結構だと思っおります。  それでは最後になります、指名業者とかかわりについて。  私はかねがね言わんとしていることは、首長は特に業者選定、予定価格決定、そういうことに大変強い立場でおられるというふうに、前3月定例会個人演説会ときにも私はお話をしました。      〔「もう時間ないぞ」と呼ぶ者あり〕 ○11番(澤谷 清君)  じゃ、やめおきます。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  先ほど一心クラブと市長と関係は唇歯輔車かと、そういう関係であると理解したということでありました。  唇歯輔車という意味を若干勘違いしおられるかなと思います。唇歯輔車というは、私は極めて健全な関係である。議会は議会役割、立場がある。当局は当局役割、立場がある。それぞれを理解し、尊重し、市勢伸展に、目標に向かっいこうという立場である。これ唇歯輔車、唇と歯であると、こうかねがね申し上げきた。その表現をとらえ、一心クラブとは唇歯輔車関係かなと思ったとおっしゃれば、むしろ極めて自然な関係であると私は理解します。 ○11番(澤谷 清君)  終わり。 ○議長(中川 勲君)  5番石倉正樹君。 ○5番(石倉正樹君)  質問前に、一言発言をお許し願いたいと思います。  4年ぶりに返り咲いたわけであります、こういう形で質問は初めてでございまし、全くふなれでございますので、皆様方にまたご迷惑をかけるかもしれません、市民目線に立った中で、一生懸命4年間やらせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、通告してあります3点についてお伺いいたします。  番目に、下水道事業についてということであります、これは番、2番を一緒にさせいただきたいと思います。  今、北加積地区農業集落排水事業というもの終わったわけであります、残された旧8号線よりも山側、特に浜加積地区それから早月加積地区今後事業計画等、わかる範囲でひとつお願いいたしたいと思います。  ちょっと調べた中では、新規着工として27年度までは、中加積地区農業集落排水事業というものを計画されているということであります、あと浜加積と早月加積残っているわけなので、長期的なものになるかもしれません、そのへん事業計画等をお願いいたします。  それから、下水道事業と農業集落排水事業現在進捗率、そのへんをぜひひとつお聞きしたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  菅沼上下水道課長。 ○上下水道課長(菅沼 勉君)  ただいま石倉議員ご質問にお答えいたします。  まず、下水道事業について、番、2番合わせということでございます。お答えいたします。  まず、ご質問浜加積地区、早月加積地区につきましは、新8号バイパスより海側につきましは、特環、いわゆる特定環境保全略でございますけれども、特環公共下水道地域でございまし、平成22年度に事業認可を受け、平成27年度までを目途にし整備を進めることといたしおるところでございます。  新8号バイパスより山側早月加積地区につきましは、平成10年度全県域下水道新世紀構想中では、農業集落排水事業で整備を計画しているところでございます。  また、早月加積地区栗山、大窪、一部大掛町内会につきましは、地域性、経済性、事業性を考慮しながら、整備手法見直しを現在行っているところでございます、先ほどもお話しありましたように、中加積地区一応27年度まで整備を予定しおりますので、当地区につきましは、その後になるというふうに考えおるところでございます。  その次の進捗率につきましは、当市下水道事業につきましは、昭和54年より工事を行っおり、30年近く経過をしおるところでございますけれども、全体計画区域は1,036ヘクタールでございまし、平成27年度完了計画で事業を進めています。平成20年度末事業進捗率につきましは、671ヘクタールで約65%となっているところでございます。これは公共特環区域でございまし、農業集落排水につきましは、早月川東部地区は平成6年度に完了、東加積地区は平成12年度で完了、北加積地区は平成21年度に完了いたしおります。  先ほども申しましたように、中加積地区につきましは、来年から6年ほどかけ実施しまいりたいというふうに思っおるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中川 勲君)  石倉正樹君。 ○5番(石倉正樹君)  適切な説明、ありがとうございました。  なぜこういうことを申し上げるかといいますと、いわゆる家を建てる等計画されている方等、いつ来るんだろうと、やっぱりわからないというのが多いんですね。それで、ある人に聞きましたときに、下水道事業だったんです、家を建てようと思っ、市ほうに聞きに行ったということですね。「ここは、つ下水道入るんですか」というふうに尋ねられた。「いや、3年間は入りませんよ」と言われたというんですね。それで、下水道事業は来ないということで、いわゆる5人槽マスをつけたということですね。ああいうをつけるとやっぱり60万、70万するわけでありまし、そう思っ建てたんです年以内に来しまったと。こういう話を聞くものですから、やはりそういう計画というあるのあれば、わかった段階で早く市民に知らせる、そういうこと必要でなかろうかと思います。  今、ここにちょっと書いてありませんけれども、そういう意味で最低5人槽なんです、そういうものにつける市補助金制度、35〜36万と聞いているんですけれども、それは何年以内計画ないところなか、ちょっとお聞かせ願いたいんです。 ○議長(中川 勲君)  菅沼上下水道課長。 ○上下水道課長(菅沼 勉君)  今ほどご説明いたしましたように、用途地域内、いわゆる公共から始まりまし、特定環境公共下水道ということで、隣接しながら、なおかつあわせ農業集落排水ということで要望のあったところから、推進委員会などつくっいただい実施しおるわけでございます、今ほどご質問件につきましは、一応区域内であっても7年という数字ございます。ですから、先ほどおっしゃいました、3年というは、ある意味でそのはざまにおった難しい事例かなというふうに思っおります。 ○議長(中川 勲君)  石倉正樹君。 ○5番(石倉正樹君)  そうしたら、計画的には7年以上ということですか。 ○議長(中川 勲君)  菅沼上下水道課長。 ○上下水道課長(菅沼 勉君)  7年以上ということで、例えば7年以上であれば、合併浄化槽設置に係る補助金、ちょっと資料はございませんけれども、5人槽、9人槽、10人槽3段階に分かれているようでございまし、そういう補助はございますけれども、それ以外方であると、やはりそういう対応をせざるを得ない状況でございます。ご理解いただきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  石倉正樹君。 ○5番(石倉正樹君)  はい、わかりました。  そういうようなことも、多分市民方も知らないと思うし、また私らも仕事中で、家を建てる、あるいは土地を販売するということにかかわっているものですから、やっぱりある程度答えいかなきゃならない点があるもので、ご質問させいただいたわけです、そういうをしっかり年以内にできるようなものをわからないということないようにだけしいただきたいと、今それを申し上げ、そこまでとしおきます。  それから、(3)です、「夢台所」と言われます水洗台所。いわゆる台所で出る生ごみ処理、ディスポーザーです、これを下水道等を利用し粉砕し流せないかということです、今後導入する計画等があるのかどうか、ひとつお願いいたします。 ○議長(中川 勲君)  菅沼上下水道課長。 ○上下水道課長(菅沼 勉君)  それでは、お答えいたします。  ディスポーザーを使った排水を下水道に流す方式といたしましは、ディスポーザー単体型より直接排水するものと、ディスポーザー排水処理システム―ディスポーザーに排水処理を加えたシステムで使うもの2つ方式ございます。  我が市では、ディスポーザー排水処理システム、後者ほうを使うものに限っ許可をしているところでございまし、単体型ディスポーザー、いわゆるディスポーザーをつけ直接流すという方式を採用いたしますと、下水道処理に悪影響を与えるとともに、宅内排水管を詰まらせるなど原因となることから、市では単体型ディスポーザーは認めていないものでございます。  ただ、現在市においては3件、公共で2件、いわゆる農集でディスポーザー排水処理システムを承認しているところでございます。決してディスポーザーだめと言っているわけではございません。 ○議長(中川 勲君)  石倉正樹君。 ○5番(石倉正樹君)  この件につきまし、現に実施しているがあるわけですね。隣魚津市は完全に認めているわけですけれども、来年度、22年度は黒部市も許可するという話も聞いおるところでありまし、ただ魚津市さんにもちょっと聞きましたところ、直接下水道に流すに何か問題でもあるのかなと、特別な施設、あるいは容量、能力等に問題あるのかなということを聞きましたところ、そういったものはありませんという話でありまし、そのへんなぜ滑川だけできないか。あるいはその専用浄化槽をつけますと、36万から40万なりかかるわけですね。  やはり生ごみ出ないということは非常にいいことなんですね。とかくこれは都会ほうから出ているんですけれども、生ごみを出さなくもいい、虫発生しない、においもしない、底汚れたところを掃除しなくもいい。皆さん、各町内で生ごみを置くところ近く人はやっぱり嫌がるんですよね、特に夏なんか。そういうことを考えますと、食べ物もありませんから、カラスなんかも来ないんですね。だから、そういういいことだらけなんですね。  それはなぜいいかといいますと、今単体で10万円ほどで取りつけられるんですね。それで、工事費を含めましも12万程度でできるわけですね。だから、生ごみ出ないということは、そういう利点たくさんある中で、また運んで燃やさなくも、処理しなくもいいんですね。こういうものを考えいく必要僕はあるんじゃないかと思います。行政そのもの中で、年、2年でできるものじゃないと思うんですね。やはり長期的に考えも、今から考えいく必要があるんじゃないですか。やっぱり魚津市実行している、それから黒部市も来年から取り入れるということをやっおるわけですから。  ただ、魚津市さん場合は、利用者はまだ100件程度だということを聞いているんですね。これはやはり毎月500円下水道使用料プラスなんですね。私は隣市だったから余計なことを言いませんでしたけれども、私思うには生ごみ出ない、費用かからないわけですから、逆に補助金もいいんじゃないかと、このぐらいに思うわけであります。そういったことも含め、今単体でできるような形、これはミキサーで粉砕しているような形、ジューサーにかけているような感じで流すわけですから、全く問題ないと私は思っおります。  ただ、問題があるかどうかだけを聞きたかったんです、能力的にあれば、これはまた考えなきゃいけないんでしょうけれども、魚津市さん話を聞きますと、そういうことはありませんよということだったんで、一応伝えおきます。 ○議長(中川 勲君)  菅沼上下水道課長。 ○上下水道課長(菅沼 勉君)  それでは、お答えいたします。  他市状況につきましは、富山、上市は認めおりません、我が市と一緒でございまし、魚津市さんもある意味事情、そして黒部市さんについても、バイオ施設つくられたということで、食品残渣必要だというようなこと理由から許可、承認されていることと思っおります。  それで、私ところといたしましは、国交省社会実験を行われまし、結論として、単体型ディスポーザーで処理した下水道へ直接放流は、現時点では認めていないところでございますけれども、ただ懸念される部分は長期的に、短期的に何点かございます。それは施設維持管理という点でございます。  まず第点でございますけれども、短期的には、やはり汚泥量確実に増えるわけでございます。それで汚泥量につきましも、汚泥費用増大しているということで、年間、昨年で3,500万ほど使っおりますので、これ倍かはわかりませんけれども、倍になるとすれば、これ確実に増えるということ1つございます。  それとあと、いわゆる通常下水でない、食品残渣粉、いわゆる液体でない物処理場に流れ込むわけでございますので、処理場へ負荷増大すると。超長期的に見ると、7基で全体設計をやっているわけでございますけれども、ひょっとするとというは懸念でございますけれども、もう基つくらなきゃいけなくなる懸念もございます。  それと3点目につきましは、管渠、ものすごく緩い勾配で流れている下水道管でございまし、ポンプ施設に堆積物増えまし、その結果、硫化水素、特に下水道管にとってよくないものでございまし、その硫化水素によって施設腐食、結果的にはポンプ場、あるいは下水道管耐用年数、例えば下水道管ですと50年と言われているわけですけれども、それ短命になるという施設で、そういう懸念もある観点から、今時点ではやっぱりうちとしては単独式ディスポーザーについては考えにくいというふうな見解でございます。 ○議長(中川 勲君)  石倉正樹君。 ○5番(石倉正樹君)  この件につきましは、これくらいにしおきますけれども、いずれにしも、今後快適な生活というものを考えますと、当然こういうは入っくると思いますし、今から最初からできませんよ、取り入れませんじゃなく、しっかりそういうものも考えいっいただきたいと、そういうふうに思います。  現にやっているところがありますし、来年からまた取り入れいくところもあるということを聞いおりますので、そういう意味では、今から研究しいっいただきたいと思います。それは要望として言うだけにしおきますので、お願いいたします。  それでは、第2点目であります、滑川海浜公園についてお伺いいたします。  これは前々から公園化しているわけであります、そこ利用頻度というは非常に低うございまし、なかなか市民皆さん位置づけされていないのが事実でありまし、私も自分地域におりまし、そこにあることは前々から認識しているんです、遠く離れたところ人は、どこにあるんだろうといまだに言う人もちろんあるわけでありまし、非常に利用しにくい環境になっていることは事実であります。  主要地方道富山魚津線市営荒俣団地交差点から海浜公園駐車場に通じる道路があるわけであります、これが1台しか通れないは、もとは農道でありましたので、市道認定されからはそのままになっおるわけでありまし、これを拡幅し、やはり2台すれ違えるようにすればもうちょっと奥ほうまで、せっかく駐車場広くとってあるわけですから、そういうものをひとつお願いできないかということです。  それから、あの公園全体防風林や芝生広場と防波堤と間に側溝、いろんなものがあるんです、ごみや砂たまっ非常に見苦しい状況にあるということです。これは、老人会やあるいは東部小学校、早月中学校子どもたち年に回掃除したりするんです、それ全然追いつかないような状態でございまし、そのへんをもう一遍見直しいただけないかということです。  それからゲートボールコーナー横にトイレがありましあるのはいいんです、非常に汚く、じゃ入っ用を足そうかと、なかなかそう思えないようなトイレになっしまっているということから、これを水洗化しきれいな使用しやすいトイレにできないかということを申し上げます。  それから、私は以前に議員をやっおりましたときに質問したことがあるんです、その位置づけをされているのはどういうことかといいますと、滑川市三大公園一つになっていますという位置づけなんですね。これはちょっと違っていたらごめんなさいね。そういうふうに私は議会質問中で答弁をいただいているわけです。三大公園なんです。あれは三大公園とは今中では言えない。ほか市から来る人、あるいはいくら滑川市民我々にとっても、とてもじゃない、人に誇れるような公園になっていないということは事実でありますので、これも東福寺野自然公園、行田公園とあわせた中で見放さないで、この公園も三大公園一つとして位置づけできるような、そういう全体的な整備をお願いいたしたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  松木建設課長。 ○建設課長(松木俊彦君)  私ほうからは、主要地方道から海浜公園駐車場に通じる市道拡幅部分についてお答えをさせいただきます。  市道整備につきましは、地元要望に基づき優先度高い事業から順次整備を進めているところでございます。  市道滑川海浜公園線拡幅については、海浜公園利用状況や地元住民要望をしんしゃくしながら、緊急性、投資効果、地権者同意等を勘案し、検討しまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(中川 勲君)  宮川まちづくり課長。 ○まちづくり課長(宮川 潮君)  今ほど石倉正樹議員さん質問2番、3番についてお答えさせいただきたいと思います。  防風林とか芝生広場関係で、もっときれいにできないかということでございますけれども、海岸沿線側溝ごみ等につきましは、施設管理者でございます県ほうに対しまして、必要に応じまし清掃、維持管理等、適正な管理をお願いしているところでございます。今後とも必要に応じまし要望しまいりたいというふうに考えおります。  それから、ゲートボール場といいますか、ゲートボールコーナートイレでございます、これにつきましは、昭和55年12月でございますけれども、一応鉄筋コンクリート製ということで、便所を設置しございます。現在は、し尿処理方法はくみ取り方式でございます。管理でございます、年2回程度くみ取りさせいただくなど、定期的に巡回をさせいただく中で管理を実施しているところでございます。  水洗化につきましでございます、これは公共下水道本管まで約200メーターほど距離ございます。若干遠いため、利用状況、緊急性、それからコスト面から考えると、現在ところ難しいではないかというふうに考えおります。  なお、今後使いやすくするために、くみ取り回数とか清掃回数を増やすなど、衛生的なトイレ管理に配慮しまいりたいので、ご理解を賜りたいというふうに考えおります。  それから、三大公園という位置づけでございます。私は、三大公園位置づけまだはっきりわからないんです、一応、東福寺野公園、行田公園に比べ、海浜公園管理行き届いていない。それから、施設整備行き届いていないじゃないかというようなご質問だと思いますけれども、一応、東福寺野公園、行田公園と違いまし、海浜公園につきましは、開発されたときから大体半分面積もうほとんど開発され、残り半分開発されていないというふうな認識でおられるとは思いますけれども、最初からあそこに民有地等ございまし、その問題等がありまし、一応開発できるところまでは、開発は終わっおるという認識でいるところでございます。何とぞご理解を賜りたいと思います。  以上です。 ○議長(中川 勲君)  石倉正樹君。 ○5番(石倉正樹君)  どうしても、私はお二方ご説明されたようなことは、なかなか納得できないものですから、やはり先ほど松木課長ほうからありました優先度高いところ、使用状況、頻度高いところとおっしゃったわけです、使用なかなかできない環境になっているから、使用頻度を高めるためによくしいただけないかと、こういうことを言っているわけですね。だから、そのへんをもうちょっと前向きに考えいただい、やっぱり市民皆さん利用するわけですから、そして今は健康志向高く、いろんなところで体を鍛えるために、そういういろんな公園も利用したいと言っているわけですから、申しわけないんです、これはあのまま置いおくと、もうただあるだけ海浜公園ということになります。やはりせっかくつくられたあれば、全体、防風林等あるところは、あれは確かに県管轄ところもあるんですね。それから、松は防風林になっています、松一本一本個人管理なんですね。そういう個人管理されているということも聞いおります、それをどうこうせいと言うんじゃなく、せっかく公園として使えるような芝生広場になっているわけですから、皆さん利用しやすいようにしあげるのが我々役目じゃなかろうかと思います。せっかくあるのに生かし切れていない。あれでもっと利用しくれというは、無理な話だと思います。やはり利用しやすいようにしあげるのが行政でないかと思います。そのことをもう一度確認だけさせいただきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  宮川まちづくり課長。 ○まちづくり課長(宮川 潮君)  公園に通じます道路につきましは、路上駐車非常に多いということで、近隣農耕者作業に非常に支障を来しているということは十分承知いたしおるところでございまし、地元皆様には大変申しわけなく思っているところでございます。  今後ともバーベキュー等施設を利用される方につきましては、申し込み時、それから市広報等も通じまし、十分な注意と指導をしまいりたいというふうに今考えおります。  それから、公園につきましでございます、今後とも維持管理には十分気をつけまいりたいと考えおります。巡回監視員につきましも、さらに増やし、使いやすく清潔な公園として位置づけさせいただきたいというふうに考えおりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中川 勲君)  石倉正樹君。 ○5番(石倉正樹君)  道路件につきまし、拡幅する気、あるいは今後前向きに考えいただくという気はありませんでしょうか。  要は地面を買わなくもいいんですね。擁壁を建てるだけで2車線化にできますので、すれ違いできるようになると思いますので、そのへんをひとつ検討しいただけないですか。 ○議長(中川 勲君)  松木建設課長。 ○建設課長(松木俊彦君)  お答えいたします。  現在道路幅員は、アスファルトで約4メーター20から30ぐらいでございます。やはり車すれ違うということになりますと、支障くるというふうに考えおります。  ただ、今これから道路整備をするときには、もちろん地元ご意見もお聞きしながら、要望、それから今度地権者方々土地提供といいますか、買収等に入っくるものですから、地権者方ご協力も必要なものですから、今後検討しながら前向きに進めいきたいというふうに考えおります。 ○議長(中川 勲君)  石倉正樹君。 ○5番(石倉正樹君)  今は前向きに考えいただくということで、本当にありがとうございました。  この点につきましてはこれで終わります。  それでは、最後3番目なんです、下梅沢市営テニスコート改良修繕整備ということでお伺いいたします。  現在使われているコートは人工芝コートになっているわけです、傷みぐあいが非常に激しいんですね。一番プレーするところは特に傷むわけです、今まで対応は部分的に修繕するということで、いわゆる人工芝ちょっと破れたところだけ帯状に修繕するということ行われていまし、非常に凹凸できるんです。溝できたり、要は減っおるところと減っおらんところがありまし、非常に凹凸でき、でこぼこなところなんですね。そういうことがあるものですから、つまずいたり、足首をひねったりといろいろするわけです、小さな子どもから老若男女、私も含めた老人まで利用しているコートでありまし、これはソフトテニス協会、もちろん一般テニス協会会員、そしてまた市内外からも来られるわけであります、ジュニアも利用し、大体700〜800人は利用しているんじゃないかと思います。もちろん健康を意識し使われている方もたくさんおるわけでありまし、そういう環境の中で使われているコートでありますので、これはやはり計画的に、お金を取っていると言っは語弊です、お金をもらっているわけですから、しっかりそのへんを安全に使えるようなコートにしあげほしい。  施設そのものはものすごく古いんですよ。トイレにしも、ボールを置いたり、いろいろな道具を置いたり、更衣室に至っは非常に傷んではおります。でもそれよりも、やはり実際にプレーするコート傷んでではけがをいたしますし、まともに使えないし、市外も、「いや、滑川市テニスコートはひどいね」ということになっいくんですね。
     じゃ、滑川市人は滑川市だけでしかしないかというと、そうじゃなく、魚津市も行きます、上市も行きます、富山市も行きます、立山町まで行かれます。幸運なことに、魚津市では室内コートがあります。立山町は、ことし室内コートできました。非常にいいコートです。これはテニスだけじゃなく、多目的に使えるようになっおりますので。町民皆さんにとっみれば、冬間でも健康維持を図られるすばらしい施設になっおります。そこまでせよとは言いませんけれども、せめてやはりしっかりとした芝で、グラウンド整備されたような感じでプレーできるような、そういった施設にひとつお願いしたいと思います。  それから、あの施設そのもの非常に古いために、周りを地盛りし非常に高くなっているんですね。そういうところは全く不必要というか、今では全く入らない感じでありまし、ランニングちょっとできるようにあの土をどかし、周りをちょっとランニングしたり、柔軟体操できるような、そういった施設にしいただければ非常に利用価値上がると、こういうふうに思っおりますので、そのへんはどう思われますか、ひとつお願いいたします。 ○議長(中川 勲君)  奥野スポーツ課長。 ○スポーツ課長(奥野博幸君)  今ほど石倉議員質問にお答えします。  1つ目には、人工芝コートでこぼこでき、けが等危険性があるということで、部分修繕でなく全体一面修繕をしたらどうかということなんですけれども、それに対してお答えいたします。  下梅沢コートは平成9年にクレーコートから人工芝コートに改修し、年間延べ9,000人余り人々利用している。近年、エンドラインやサイドライン付近人工芝摩耗、損傷等続き、安全面を考慮し9カ所部分改修を速やかに実施しきたところである。  一面ごと改修については、多額経費かかることや工期についても長期間となるため、利用者へ迷惑をかけることとなる。また、他社会体育施設でも経年劣化による老朽化著しく、大規模な修繕必要な施設もあるが、順次修繕をしているところである。これらを踏まえ、一面ごと改修については、面全体劣化、損傷状態や財政的な面を考慮しながら検討しまいりたいと考えおります。  2点目に、土を盛った無駄なスペースをランニングできるようにできないかという話でございますけれども、それについてお答えいたします。  当初、観客スタンドとして盛り土したものであるが、練習等で使用多いため、観客スタンドとして利用頻度は非常に少のうございます。  ご質問場所は、幅2.7メートル、高さコート面から50センチと高く、コートからボールも頻繁に入るため、ランニングスペースとして確保には不適当と考えおります。また、スタンドを徹去しランニングスペースを確保することは、多額経費見込まれることから困難であると考えおります。  以上です。 ○議長(中川 勲君)  石倉正樹君。 ○5番(石倉正樹君)  私いつも失望感を感じるは、何か直しくれと言うと、お金ないということ返っくるんです、それはそれでよく理解はできるんです、どういう状況で使われているかということをもうちょっと理解しいただきたいと思います。  それから、やはり施設というはきちっとしあげないと、本当に市民皆さんから苦情ばかり来まし、けがをされることも考えられますし、お金ないというはわかるんです、お金を取っている以上、そのへんを前向きに考えいただきたいと思いますね。少なくとも800人ここを利用しおるわけでありますので、その中でお金ないから何もできないんだというんじゃなく、やっぱり現状に合った、あるいは今時代に合ったものにしいただきたいと思います。  一番手前側ほう階段状観客席になっているんですけれども、その下は幅メーターちょっとコンクリートになっているわけです、海側と山側土手ほうはそんなに改修しもお金かかるような気しないんですね。そのへんをしっかり考えいただい、決して私は周りを全部せいということを言っおるわけじゃなく、コンクリート観客席があるところまで取っやれと言っているわけじゃないんですね。土盛りした土手ところを改良しいただけないかということを言っているわけで、それはテニス協会ほうからも要望があるんです。  それで、ここは一応指定管理者制度になっていますね。体育協会ほうからでも恐らく要望行っていると思うんです。私もソフトテニス協会一応副会長をしおりまし、そんな中では、テニス協会そのもの要望として体育協会ほうにも申し出ているはずなんで、そのへんは課長さんも知っおられると思うんです、決して私だけ要望しているわけじゃありませんので、そのへんをしっかりとらえ、前向きにいい施設になるように検討しいただきたいんです、もう一度お願いいたします。 ○議長(中川 勲君)  奥野スポーツ課長。 ○スポーツ課長(奥野博幸君)  確かにテニスコート、特に今議員おっしゃったように、使用頻度高いところについてはすれたり、でこぼこで引っ込んだりということ現実に起きおります。そこらあたりは施工段階から注意しながら修繕をかけおるわけですけれども、今後もそういったことについて研究し、検討しまいりたいと考えおります。 ○議長(中川 勲君)  石倉正樹君。 ○5番(石倉正樹君)  課長、ひとつよろしくお願いします。  土手ほう土を除い整備するはそんなにかからんと思いますので、一応試算し、またお知らせいただければと思います。  そのことをひとつお願いいたしまし、私質問を終わります。 ○議長(中川 勲君)  10分間、暫時休憩いたします。  午後3時5分から再開いたします。                午後2時55分休憩          ──────────────────────                午後3時05分再開 ○議長(中川 勲君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  なお、本日会議を時間延長し、午後6時までといたします。  16番前田新作君。 ○6番(前田新作君)  それでは、通告してあります4点につきまし当局見解をお尋ねいたします。  まず、質問点目は、農政についあります。  午前中原議員質問と重複しおりますけれども、私場合、個々内容について、詳細に質問させいただきたいと思っおりますので、よろしくお願いいたします。  去る8月30日衆議院議員総選挙結果により、自公連立政権から民主党を中心とした3党連立政権誕生いたしました。この結果、自公政権で決まっていました平成21年度1次補正予算うち、子ども手当など一部事業停止や、新年度予算に対して事業仕分けなど行われたことは皆さん承知ことと思います。  また、新年度事業について予算的な裏づけなどなされおりません、民主党マニフェストに従って、新年度事業や政策見直し等検討されおります。その中で今、農業関係者間で一番心配されているのは、来年度から米戸別所得補償制度をモデル事業として、全国一律に実施されることに決まっているようであります。  現在マスコミ等で報道されている内容になるならば、いろいろな問題指摘されていますので、このことについて、現時点における市当局並びに担当課見解を伺うものであります。  まず第点目に、新たな戸別所得補償制度では、減反制度要件を緩和し、だれでも自由に米を作付することできます。そして、米価格販売価格より生産価格高くなった場合に、政府差額を補償するようであります。そこで問題は、減反緩和によって米過剰に作付され、米価格低下につながらないか心配するものであります。減反目標数量いまだに提示されていないことは承知しおります、現時点において、このことについて見解をまずお伺いいたします。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  お答えいたします。  戸別所得補償制度交付対象者としては、米生産数量目標に即し生産を行った販売農家としています。  この制度は、米生産数量目標達成に対するメリット措置として位置づけであり、当制度施行されることで、生産数量調整制度なくなるものではないと理解しています。しかし、それにもかかわらず、米過剰に作付されれば、価格低下につながるおそれも懸念されるため、市としましては、これまでと同様、適切な米価格維持、戸別所得補償制度要件を満たすことを目的とし、平成22年度も生産数量目標達成を目指しまいります。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  今ほど課長ほうから説明がありましたけれども、今日まで生産調整をやりながら行っているわけでありますけれども、しかしながら守られていない県なり農家というあるわけですね。それを今回何か要件一応緩和されまし、その撤廃をするというようなことも言っていますので、それらことを考えたならば、やはり過剰に米生産されるんじゃないかなということでありますので、非常に心配するわけであります、この制度につきましは、具体的な内容まだはっきりしていないわけでありますので、その中で心配するもいかがかなと思っおります、今農家皆さん本市経済や、台所潤うというようなことを考えたならば、これからも市として農家を守る立場ということで、今ほど課長説明がありましたように、いろいろと気を遣っいただい、今後、米価格下がらないようにひとつお願いしいきたいと思っおりますので、よろしくお願いいたします。  次の質問でありますけれども、生産者価格は全国一律と聞いおりますけれども、生産地によっていろんな条件等、例えば天候や気温、圃場面積、農業機械違いや作付される品種、その中には早生や中生、晩生など入っくるかと思います、そういった生産価格違っくると思います、この点についてどのように考えいかれるかお伺いいたします。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  お答えいたします。  平成22年産から先行実施される米戸別所得補償モデル事業では、生産調整参加者に対し、標準的な生産に要する費用と販売価格と差額を補てんします。  市としましては、制度詳細いまだ明らかになっていないため、具体的な分析については困難な状況であり、現段階において、国詳細を詰めていることから、今後動向を注視しまいります。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  わかりました。この件につきましも、まだまだこれからという面多々あるかなと思っおりますので、また県とも相談しいただきながら、農家不利にならないようにしいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次の質問に入りたいんですけれども、転作作物助成金、先ほども新村課長ほうから説明がありました生産調整ため産地確立交付金を廃止しまし、食料自給率向上を目的に今度新たに水田利活用自給力向上事業を創設すると報道されおります。この制度につきまし、減反要件もなく、全国一律になると聞いおりまし、富山県場合、10アール当たり、麦・大豆等につきましは4万3,000円から6,000円ところを3万5,000円になるほか、4万8,000円チューリップ、5万8,000円ハト麦、3万円タマネギそれぞれ万円に減ることになっおります。  先日、新聞報道されおりましたけれども、県試算では、現在41億円補助金約10億円減額になるではないかということであります。その中で、滑川市としてどの程度減額になるか、わかればお聞かせ願います。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  お答えいたします。  米所得補償制度導入に伴い、転作作物助成につきましは、従来産地確立交付金廃止され、新たに水田利活用自給力向上事業創設されます。  産地確立交付金は、地域で作物ごと交付単価を設定できました、水田利活用自給力向上事業においては、交付単価は全国一律に設定される予定であります。  農林水産省概算要求に示されている交付単価では、富山県ように、従来産地確立交付金水準よりも不利になる地域があり、米以外作物比重大きい農家や経営体においては、収入減少するケース想定されます。  具体的な数字につきましは、まだ詳細明らかになっおりませんので、比べることいま一つ困難であります。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  今ほどちょっと言いました県ほう試算では、41億円ところ10億円減るということで、31億円ぐらいになるかなということでありますので、そういうことから考えましも、滑川市場合、ある程度試算というはできないんでしょうか、もう一度お伺いします。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  単に単価を面積に掛け出せば、数字は出るわけであります、生産体系加算、あるいは作物単位に単価違うこと、それから各営農組織いろんな複合経営をやっおること、そういったことで簡単に面積掛ける単価というわけにはいかないあります。  それで、産地確立交付金は、現在アルプス農業協同組合事務局となっおりますアルプス水田協事務局なんですけれども、まだ産地確立交付金も確定しおりません。それで、その確定しない数字にまだ詳細わからない数字を比べるというもなかなかできませんので、現在ところ、数字はちょっと出せない状況にあります。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  わかりました。不確定な要素ところに不確定な要素を掛けると、全然わからなくなっいくという意味はわかりますので、これ以上は言いませんけれども、現実には先ほど言いました数字から見ますと、例えば麦・大豆では4万3,000円から6,000円ところを3万5,000円で、8,000円ないし1,000円。特に滑川市でチューリップ栽培農家というは、4万8,000円ところが1万円になるということは、3万8,000円ほど減額になるということは、これはもうだれもわかることでありますので、そういったことも非常に農家収入減といいますか、売り上げ減になるということはもうわかっおりますので、これらにつきまし、また県とも十分相談しいただい、やはり農家あまりにも不利にならないように、今日までいろんな面で滑川市農家皆さん麦・大豆、そしてまたチューリップ等々で協力しいただいおるといったことがありますので、収入減にならないように、またひとつ考えいただきたいなと思っおります。  一番心配されるは、補助金減額されたことによって、営農組合や担い手農家はやる気なくなっくるんじゃないかと。また、麦や大豆を作付されている担い手農家や営農組合等々こういったことをやっていても、収量等に影響くるというようなことでやめいかれるではないかなということ心配されるわけであります。特に早月加積地区にはチューリップ、以前には大窪、中村等とたくさん農家おられたんです、現在、大窪で軒、そして中村で2軒程度でないかと思っおります、こういった方今後非常に収入源なくなるということでやめいかれるではないかなと思っおります。  参考までにちょっと聞いおりましたら、大窪方と中村方は、大体同じ作付をやっおられます。田んぼ5枚ということで、大体町5反ぐらいかなということであります。そこで反当たり3万8,000円減額になりますと、57万円収入減になるということでありますので、非常に農家としては大きな損失になるんじゃないかなと思っています、そういった意味で、今後こういった転作作物等々補助金減額されることによって、転作等々農家がいなくなるんじゃないかということについて見解をお伺いいたします。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  現在状況では、このまま状況でいきますと、これまで振興しきた麦や大豆生産にブレーキかかることも予想しおります。そういうこともあるのかなと思っおります。真摯に生産調整に取り組んできた農家栽培意欲低下につながるということは、大変ゆゆしきことであります。  こうしたことから、国に対し、麦・大豆、あるいは地域作物生産振興に支障生じないように単価引き上げや、地域主体的に単価を設定できる制度とすることなど、地域実情に即した制度となるように働きかけまいりたいと考えおります。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  今ほど新村課長答弁ように、今後とも国に対しまして単価アップなり、また地域で単価を決めるとか、そういったようなことに対しましても行動を起こしいただきたいなと思っおりますので、よろしくお願いいたします。  この問題最後になりますけれども、これまで担い手農家に土地を貸していた人、補償金目当てにもう一度米をつくっみようと農地貸しはし、貸し渋りなどによって、現在集落営農や担い手農家へ影響心配されています。この件について考えをお伺いいたします。  昨日県議会予算特別委員会におきましても、この問題質問されおりまし、県調査では、現在ところ、貸しはしや貸し渋り等そういった事例は聞いていない、担い手農家うち6割心配されていると寺井農林水産部長ですか、答弁されていますので、そういったことも含め答弁願います。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  お答えいたします。  私もきのうテレビでそれを興味深く拝聴しおりました。  現在、農地賃貸は、主に農業経営基盤強化促進法という法律に基づく利用権設定によって、貸し借り行われているのがほとんどであります。こういったしっかりした制度中で行われおるものですから、不当な解約ということはないではないかなと考えおります。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  今ほど答弁とおり、今後ともこういった問題起きないように、今日まで担い手農家なり集落営農取り組んでこられたことに対しましても極力協力し、今後とも滑川市農業政策に問題起きないようによろしくお願いしたいと思います。  それでは、大きな項目2つ目質問に入りたいと思います。  福祉関係3項目について、当局考えをお尋ねしたいと思います。この問題につきましは、一部はまた市長にもお答え願いたいと思っおります。  まず第番目質問は、介護保険施設へ入所希望者、待機者はどれだけおられるか。また、今後増床見込みはどうなかについてでありますけれども、今回市会議員選挙で、私も市内一円を回っていますと、いろいろな方から相談や要望がありました。  そうした中で多かったは、やはり「家年寄り体も弱り、今入院しているけれども、病院から退院するように言われている。どこ施設も満員でなかなか入れもらえない、何とかならないか」とか、また「なごみ苑に入っているが、一度家庭に帰っいただきたいと言われているが、家にはだれも面倒を見る人がいないので困っている」など特別養護老人ホームへ入所希望であります。さらには、「市外病院に入院しおり、三度食事を食べさせに行かなければならないので、大変困っているので何とかならないか」などを相談されました。  この件につきましは、昨年6月議会でも質問をし、昨年4月末時点では、入所希望者123名と聞いおりました。その後、どのようになっているのかお伺いいたします。  昨年123名内訳といたしましは、老健入所者52名、病院18名、自宅36名、その他グループホーム等で17名と聞いおりました。また市内には特別養護老人ホームは、清寿荘定員80名、カモメ荘50名、吉見病院介護用ベッドで28床、計158名分しかありません。昨年時点では、要介護2以上方に対して、国基準施設定員は37%であり、滑川市は43.1%で、これ以上施設増床はできないと答弁でありました。  しかしながら、今回、政権交代したことによって、規制緩和されたと聞いおります。聞くところによりますと、全国で4万5,000床増床可能となったと聞いおります、間違っおれば訂正願いたいと思いますけれども、現在どのようになっているのか、また本市に増床見込み、計画、相談等ないか、あわせお伺いいたします。 ○議長(中川 勲君)  山下高齢介護課長。 ○高齢介護課長(山下貴章君)  今ほど前田議員さん質問にお答えいたします。  まず、施設入所希望者どれだけおられるかということでございます、介護老人福祉施設、いわゆる特別養護老人ホーム入居希望申込者につきましは、年2回、4月と10月に調査を行っおります。それで、この10月時点では162名となっています。  それから、介護老人保健施設、そして介護療養型医療施設入居希望申込者については、それぞれ32名、20名というふうに伺っおります。  それから、今後、増床見込み等についてでございますけれども、先ほど議員おっしゃったとおり、介護保険施設建設につきましは、国参酌標準で平成26年度において、それぞれ施設定員合計数を市全体要介護2以上認定者数37%以下に抑えなさいということになっおります。  この割合ですけれども、当市現状は、この12月1日現在で38.3%でございます。また、平成21年から23年度まで第4期介護保険事業計画におきましても、残念ながらまだ新しい施設整備は予定しおりません。しかしながら、要介護2以上認定者数増加傾向にあるということ。そして、今ほどおっしゃいましたように、国1次補正予算におきまして、介護拠点等緊急整備として施設前倒し整備盛り込まれていることから、平成24年度から始まる第5期計画期間中におきまして、30床程度増床を計画したいというふうに考えおります。  以上でございます。
    ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  ちょっと確認だけさせいただきたいんです、全国的には4万5,000床あたり可能なかということ1つと、多分、前回滑川市場合は43.1%だったんです、今回38.3%ということでありますので、介護度2以上非常に増えたではないかと思っおります。そしてまた、待機希望者162名になっおることも、約40名増えているというようなことも含めますと、今後ますますそういった傾向になるではないかということ考えられます。例えばこの年半ぐらいで既にもう40名ぐらい増えていますので、年、2年たちますと、またそれぐらい増えるではないかと思っおります。そういったことも含めますと、平成24年度から第5期については何か考えいきたいというような話もありますので、まずその4万5,000床可能なかということと、今後どのように推移するかということで考えおられるか、わかる範囲内で結構ですから、お答え願いたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  山下高齢介護課長。 ○高齢介護課長(山下貴章君)  お答えいたします。  国言っおります4万5,000、その増加ですけれども、これはあくまで目標でございまし、この数字でいくというは確定ではないと思っおります、国としましも緊急整備ということで、介護拠点を積極的に整備しいきたいというふうにとらえているものだと考えおります。  それと、今後施設整備計画ですけれども、先ほども言いましたように、国定めおる参酌標準に非常に近づいきたということ。それから国補正予算によりまして、緊急整備図られたという、ある意味、千載一遇チャンスということで、今回この30床というものを見込んでおるわけですけれども、やはり今後はこういった大きな施設増床につきましは、なかなか難しいものがあるんじゃないかなと思っおります。  それで、施設整備といたしましは、やはり地域密着型といいますか、仮に介護必要な状態になっも、できるだけそこ住みなれた地域で生活しいけるような地域密着型サービス基盤整備を進めいきたいと考えおります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  じゃ、またひとつその点をよろしくお願いしたいと思っおります。  では、次の質問に入ります。  災害時要援護者見守り台帳活用についてでありますけれども、当初予定では、福祉課コンピューターと消防署コンピューター連動しまし、福祉課で要援護者自宅や援護状況等を入力すれば、消防署コンピューターに表示されることになっおりました、この間話では、システム異なったことによって、県補助枠を大幅に超えることになったために断念されたと聞いおります。  その後解決策としまして、担当は福祉課であります、消防署ほうへ要援護者データを渡し、入力するよう協議することになっおりました、どうなっているのかお伺いいたします。  去る5月6日未明に、吾妻町で発生しました火災で、高齢者ひとり世帯負傷されまし、発見まで相当時間かかったようであります。原因といたしまし、火災発生した家庭状況火災現場に駆けつけられた消防署職員や消防団に情報的確に伝えられなかったためであると聞いおります。もしこの情報的確に伝えられていたならば、救出ももっと早くできたと思います、そしてまた負傷度合いも軽かったんじゃないかなと思っていますので、その点を考慮いたしまし、現在ところ、どうなっているかお伺いいたします。 ○議長(中川 勲君)  若林福祉課長。 ○福祉課長(若林克己君)  それでは、お答えいたします。  消防署へ台帳情報登録につきましは、6月中にその登録データを消防署に提供し、入力をお願いしたところでございます。  登録データそのものは、消防署パソコンに保存されおりまし、緊急時には利用できる、そういう状態にはなっているわけでございます。  ただ、指令台における地図情報へ表示につきましは、現在、指令台コンピューターに登録するため作業を行っおるわけでございます。地図データと登録データとマッチング作業といいますか、突合作業を行っているわけでございます。  データ件数につきましは、約500件ございまし、そのうち約4割入力済みでございます。残りにつきましは、年度内作業完了を予定しているというふうに聞いおります。  以上でございます。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  現在ところ、400件うち4割ですか、200件ほどかなと思いますけれども、年度内と言わず、できるだけ早くそういった作業をしいただければなと思うわけなんで、例えばもし人手足りないなら、緊急雇用対策事業等々があったんではないかなと思っおりますので、そういったことも利用すれば、もっと早くできたんではないかなと思っおります、この入力をされるは消防署職員ですか。 ○議長(中川 勲君)  飛消防長職務代理者。 ○消防長職務代理者(飛 三津夫君)  ただいま質問データ入力であります、これは消防職員行っおります。  それで、福祉課より6月に登録データをいただいおるわけなんですけれども、今年度、通信指令台消防緊急指令装置地図データも含めたものでありますけれども、これ6月末におさまっおりますけれども、電話帳に登録されおります約6万件データと地図とをマッチングさせるために、10月半ばまでかかっおります。それで、保守用パソコンにはもうデータ入力はされおるわけなんですけれども、そのうち地図と突合されているのは4割で、残りにつきましは、現在進行中でありまし、それと地図にマッチングされない、地図上とデータ等突合できないものもありますので、それに関しましては、現地調査も兼ね今後一刻も早く作業を進め、緊急時には即対応できるようにいたしたいと思っおります。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  できるだけ早く入力なり、整理をお願いしたいなと思っています。  災害はつ何どきやっくるかわかりませんので、そのあたり後から悔やまないようにひとつよろしくお願いしたいと思います。  それでは、次の質問に入りたいと思います。  厚生連滑川病院支援等についてであります。  滑川市には、ご存じように公立病院ないことから、厚生連滑川病院を市民病院的にとらえ、高額医療機器導入に対して補助や病院建てかえ時建設費補助、さらには運営費補助を行っこられました。昨今社会情勢中で、特に新任医師研修制度変わったことによりまして、富山県内各自治体運営する公立病院運営は厳しく、黒部市民病院を除くすべて公立病院赤字経営となっていると報道されおりました。  また、千葉県銚子市市民病院閉鎖され、市民と約束違うと理由から、市長失職し、出直し市長選挙行われ、病院再スタートを約束した新市長誕生したと報道されおりますように、市民病院等総合病院地域には必要なあります。高齢社会中で近くに総合病院ないと、市民皆さんは不安でなりません。特に昨今世論調査で、行政に対して要望中で、安心・安全な社会確立望まれおります。このことからも、厚生連滑川病院には頑張っもらわなければなりません。  昨年5月に議会の産業厚生建設委員会と厚生連滑川病院関係者、市関係部課長と意見交換会を開催いたしまし、病院経営状況や医師不足、看護師不足について説明を聞いたところであります。その後状況や支援等についてどのように考えおられるかお尋ねいたします。  まず1つ目といたしまし、医師不足について、特に内科医不足していると聞いおります、どのように把握され、また国や県へ働きかけはどうされたか、お伺いします。また、今後どのようになるか、あわせお伺いいたします。 ○議長(中川 勲君)  坪川産業民生部長。 ○産業民生部長(坪川宗嗣君)  それでは、厚生連滑川病院医師不足はどうなっているのかについてお答えをしたいと思います。  厚生連滑川病院医師数は、近年で最も多かった平成15年度27名から、21年度12月現在です、22名、このうち嘱託医師2名でございます。このほかに非常勤医師3名おられます。特に内科医においては、15年度7名から21年度は5名と、5名うち2人は嘱託医師というふうに減っおります。これは平成16年に導入されました新医師臨床制度影響も少なからずあると考えおります。  この間、市内で開業された内科医も数名おられます。また、救急医療体制維持観点からも、本市唯一公的病院である厚生連滑川病院医師確保は大変重要と考えおりまし、これについては、病院側ほうでも関係方面に医師派遣を要請するなど、鋭意努力をしおられるところでございます。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  今ほど部長からあったんですけれども、現在5名で、うち嘱託2名ということで内科医おられます、今後見込みとか何かというはないんでしょうか。わかればお願いします。 ○議長(中川 勲君)  坪川産業民生部長。 ○産業民生部長(坪川宗嗣君)  特に内科医につきましは、病院ほう話を聞きますと、増員めどといいますか、少し明るい兆しもあるというふうに伺っているところでございます。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  わかりました。また、そういう面でいろいろと協力しいただきたいと思っおります。  実を言いますと、先日、院長にもお会いする機会がありまし、若干そういったような話も聞かせいただいたところでございますので、今後とも、もし医師派遣された場合は、滑川市に定着しいただけるような形で、市としても考えいただきたいというようなことを要望されていたことをお伝えいたします。  次に、市民病院的な位置づけで市民生命を守ると観点から、年間補助金1,000万円は出しおられますけれども、少なくないかと思います。特に公立病院を持っおりますほか自治体では、相当額、年に数千万から数億円を病院運営ために補助されていると聞いおります。ただ出せばよいというものではないことは重々承知しおります、今後、厚生連滑川病院運営状況を把握され、増額を考えいただきたいものであります。  また、聞くところによりますと、今年度より公立病院以外厚生連滑川病院ように、地域救急医療などに貢献している公的病院に対しまして、自治体より病院運営に補助を出した場合に、特別交付税上乗せになると聞いおります、補助額に対してどれだけ交付税算入措置されるか決まっていないようであります、幾らかは市へ還付されますので、このことからも補助金アップを願うものであります、お答え願いたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  坪川産業民生部長。 ○産業民生部長(坪川宗嗣君)  厚生連滑川病院に対しましては、昭和54年から平成18年度までは、議員もおっしゃったように、医療機器導入や病棟建設へ補助を実施しおります。また、19年度から本年度までは、この3カ年間、救急医療体制維持を目的として各1,000万円補助金を交付しているところでございます。  市としましては、今後も市民健康を守り、質高い医療と救急医療体制を維持しいくために、市財政状況厳しい中でありますけれども、病院にも経営努力を求めるとともに、今後支援拡充については検討しいきたいというふうに考えおります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  今ほど部長ほうからもありました、市長マニフェストもできたようでありますけれども、その中にもやはり厚生連滑川病院に対しまして、支援拡充等々をうたっおられますので、最後に市長ほうから一言お願いいたします。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  前田議員厚生連滑川病院に対して支援拡充を云々ということであります。  確かに市内におけるいわば準市民病院的な立場で、かつ総合病院として市民医療に多大なご貢献をいただいおることは間違いない事実であります。それゆえに、今部長申したとおり、昭和54年からとりわけ高額医療機器に対して補助制度要綱等も定めながら今日まで来たと。また、病棟建設に対しても補助を出しきた。私代になっからでも7,500万ほど出しおりますし、また平成19年度から本年度まで3カ年、各1,000万ずつ出しきたと。  今部長申し上げたとおり、厚生連滑川病院経営も大変厳しいわけであります。そんなことから、何とか医師確保ということも重要な課題であり、私も一度院長要請を受け、厚生連幹部方と特に見込みのあるような医師ほうにも直接私も同行し、お願いしきた経緯もあります。内科医若干不足をしおると。整形に関しては5名ということで、富山市民病院並み体制でおられるわけであります、残念ながら内科医不足しおるということで、今努力をしおられるわけです。  かつて昭和60年代前後は、厚生連滑川病院もある意味においては、健全な財政事情であった時代もあります、現在はちょっとしんどいと。  片や、その当時、昭和60年代前後は、高岡厚生連ちょっとしんどい時代があった。今度攻守所を変え、滑川はしんどいけれども、高岡はおおむね堅調である。  そこで、私も立場逆になったんだから、かつて滑川よかったときは、高岡滑川厚生連に対して足を引っ張っおったと。今度は、逆に高岡経営を滑川足を引っ張っおる。お互いさまでないかと、そこは連結で相協調し頑張っいただきたいと、こんなこともお話ししながら、引き続き病院側にも経営努力を求めるとともに、マニフェストでもうたいましたように、準市民病院、そして総合病院であるということもかんがみ、3期目当選させいただいたならば、この支援拡充に努力をしいきたいと、こう思っおるところであります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  どうもありがとうございました。それではまたひとつよろしくお願いしたいと思います。  それでは、大きな項目3点目質問に入ります、市遊休地についてであります。現在、新年度予算編成に取り組んでおられます、まくら言葉に必ず、昨今財政状況は非常に厳しいものがありますと出おります。最近財政状況を聞いていますと、平成21年度は税収36.9兆円で、国債発行額53.5兆円で、国債発行額税収を上回るは63年ぶりであると報道されおります。このことから察すれば、地方交付税は多少上積み話はあります、しかしながら各種補助金等削減や、一部事業で地方負担増加懸念されているところであります。  本市においても、厳しい財政環境が続いていることは承知とおりであります。そこで、財源確保一つ手段として、市遊休地売却であります。この手法につきましは、埋蔵金と同じく一度だけであります、多く市民要望にこたえるには、遊休地売却によって財源を得ることも大事でありますので、お尋ねするものです。  まずはじめに、現在、売却可能な遊休地は市内にどれだけあるのかお伺いいたします。今後、市事業に使う予定ものは除いお答え願いたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。 ○財政課長(小幡卓雄君)  では、遊休地についてお答えいたします。  まず、売却可能というでなく、遊休地ということでさせいただきたいんです、3月末で、10カ所で7万6,000平米、普通財産でないんです、駅南区画整理事業一般保留地12カ所で約7,000平方メートル、それから市ではないんです、土地開発公社が1カ所で約2,000平米遊休地でございます。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  たくさん遊休地、土地開発公社を含めますと、23カ所ですかになるわけでありますので、そういったことで、金額的に大体どれぐらいになるかなということでありますけれども、例えば平米当たり万円としますと、たくさんお金になるではないかなという感じを受けるんですけれども、現在わかる範囲内ですけれども、これだけ処分可能な遊休地について、売却したら幾らぐらいになるかということで、わかればちょっとお答え願いたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。 ○財政課長(小幡卓雄君)  現在、売却する場合、時価で売却しますので、金額は算定しおりません。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  わかりました。でも、できるだけ早く、また売却するなりし、財源を得ほしいなというのが願いであります。  そしてまた、昨年度まで、こういった遊休地売却どのようになっているのか、わかる範囲内でお答え願いたいということと、現在も市広報12月号ですか、野町地内で4区画、曲淵で区画売却案内出されおりますけれども、今日まで実績をお願いいたします。 ○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。 ○財政課長(小幡卓雄君)  昨年売却実績をお答えいたします。  昨年は旧高塚住宅跡地2件、2,857平方メートルを3,557万6,000円で売却いたしました。それから、駅南区画整理事業保留地を2区画、577平方メートルを1,660万程度で売却しました。そのほかに、土地開発基金所有しおりました上小泉地内土地を3区画、1,007平方メートルを2,600万円程度で売却しおります。昨年は全部で7件で4,442平方メートルを約7,800万円で売却いたしおります。  それから、今年度は今ところ、駅南区画整理事業で区画326平方メートルを600万円余りで売却しおります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  昨年は割と販売されたんじゃないかなと思っおります。ことしも一応予算的には2,000万円ほど計上されおりますので、多分具体的にどういったことをやられるかなということも考えおられるんじゃないかと思いますけれども、今ところ600万円ほど売れているということなんで、あと1,400万円ほどかなと思います、今ほど出おりました野町とか曲淵等を売れば、それぐらいになるかなと思うんですけれども、そのあたり見込みはどうでしょうか。 ○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。 ○財政課長(小幡卓雄君)  今、広報等で一般競争入札で売却公告しおる物件でございます、この予定価格2,000万を超えおりますので、野町、曲淵売れれば、予算を超える金額になると思っおります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  できるだけ、またひとつ売却できるように努力しいただきたいなと思っおります、ちょっと調べみますと、昨年はまだたくさん売れたんですけれども、19年なんかはゼロだと思っおります。そういった面でなかなか売却進まないというものも多々あるのかなという気いたします。そのへんはいろんな社会的な要因で現在土地価格非常に下がっきたということで、当初、購入したより価格下がっているので、販売することもなかなか難しい、そういった面もあるかと思いますし、またPRや広報不足、そしてまた場所的に悪いか、そういったいろんな要素があると思います、市有地売却なかなか進まないという点についてどのように考えおられるか、お伺いいたします。 ○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。 ○財政課長(小幡卓雄君)  お答えします。  ご承知とおり、大変な経済でございますので、民間においても土地売買低迷している状況であります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  いろんな要素があるかと思っおります、一つ一つ要素を取り除いいただい、やはり財政上、非常に厳しい状況でありますので、少しでも財源を得、それをまた市民要望にこたえいくように努力しいただきたいなと思っおりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、最後4つ目項目に入りたいと思います。  財政運営についてお尋ねいたします。  さきにも述べました、予算編成にあたりまして、市民要望に対して答えは、財政状況厳しいので、要望趣旨は理解する、財政的に余裕出たら考えいきたいと述べおられるのが実情であります。予算編成にあたりまして、担当者にはそれぞれに努力されていることは重々承知しおり、敬意を表したいと思います、決算書を見ますと、不用額多く掲載されおりますし、また繰越金も毎年多額に上ります。不用額や繰越金は年度会計にまた反映されるために、だめだとは思っおりません、やはり市民要望を一つでも多く実現するためにも、もっとシビアな予算編成をすべきじゃないかと思います、この予算編成にあたりまして、関連した項目4点について質問させいただきます。  まず第点目は、毎年不用額や繰越金多い、その要因は何か、分析されているのかお伺いいたします。 ○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。 ○財政課長(小幡卓雄君)  お答えいたします。  ご指摘とおり、ここ数年、不用額は約5億円程度、繰越金は約6億円程度で推移しおります。  不用額要因は、年度によって若干違いますけれども、特別会計へ繰出金や医療費関係扶助費など一番大きいものと思っおります。繰越金については、不用額すぐ繰越金になりません、一般財源相当額不用額と、それから予算よりも最終的に税収上回ったこと。これら合計額繰越金になっおります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  今ほど小幡課長ほうから話がありましたように、最近大体5億円前後不用額で、6億円ぐらい繰越金等々があります。また、後ほど出きますけれども、財調についても7億、8億ぐらいはあるわけであります、こういった厳しい状況中ではありますけれども、もう少し何かシビアな予算編成というはできないかと思うんですけれども、あまりにも何か安全性ばかり考えられまし、例えば特会へ繰出金を少し多めに見るとか、扶助費少し制度的にどうなかわからないから、少し余計めに見おこうやとか、人数わからんから、少し多めに見おこうかと、そういうようなこと積み重なっ、このような結果になっているのではないかなと思うんです、もっとそういう面でシビアさというは必要じゃないかなと思うんです、小幡課長、どうでしょうか。
    ○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。 ○財政課長(小幡卓雄君)  確かに扶助費関係は、議員ご指摘傾向はあります。  ただ、医療費や介護費用推計は、もともと不確定要素大きく、試算する時期違います。年先を見試算します。特にこういう統計的には一般的に言われているんです、人口規模小さい市町村では、医療関係は国示す推計方法を使っも、過去経験からいっも多々誤差生じるものであります。  それから、先ほど議員ご指摘扶助費関係、これは義務的経費ですので、後から補正するときに財源なかったら、これは参ったということになりますので、なるべく補正せず、当初予算で確保を基本としていることも大きな原因です。  今後、より正確で的確な予算計上には努めまいりたいと考えおります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  現在も予算編成中でありますので、もっとやっぱり厳しくそのあたりも見いただい、それで先ほどから何回も言いますように、いろんな市民要望というものについて、少しでも多く答えいただきたいなと思っおりますので、よろしくお願いいたします。  次に、財調基金でありますけれども、先日ある新聞で県内15市町村財政調整基金とか減債調整基金残高、対前年度比較報道されおりました。  本市においては、財政調整基金、減債基金ともに増額になっおりました。また、今定例会補正予算には、繰越金を財政調整基金に積み立てることになっおります。財政調整基金適正な残高はどの程度適当と見おられるかお伺いします。  要するに滑川市財政規模であれば、どれぐらい適当かということを把握しおられるかお答え願います。 ○議長(中川 勲君)  小幡財政課長。 ○財政課長(小幡卓雄君)  財政調整基金適正な積み立てというような指標はございません。です、財政運営を行ううえでは、多ければ多いほど運営しやすいと。最低でも予算規模の1割ぐらいあるといいなというふうには思っおります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  今ほど小幡課長ほうからの1割といいますと、非常にたくさんお金かなという感じいたします。  この新聞を見ますと、各15市町村残高を見ますと、多いところは、南砺市なんかは43億円ぐらい持っおりまし、人口割合で見ますと、大体人76万ぐらいになるかなと。そういった意味では、非常に少ないは高岡市でありまし、3万2,000円ぐらいしかない。滑川市場合は20万9,000円ほどになりますので、どれだけ適当かわかりません、今回も補正予算等々でいきますと、今年度末で約8億4,900万ぐらいになるんじゃないかなということで説明があったかと思っおります、そうしますと、前年よりも億4,000万は増えるかなということでありますので、増えることもいいと思うんです、さっきから何回も言うように、こういう財源厳しいときには、やはりもっと厳しく対応し、市民要望にこたえいただかなきゃならないではないかと思っおります、その点につきまし、市長ほうからお願いしたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  財政を預かる立場とすれば、当然借金は少なく、貯金は多くというはだれしも考えることだろうと思います。  かつて滑川市も、平成4年から6年ぐらいには、17〜18億ぐらい財調を持っていた時代もあるんですね。やっぱりあれはバブル時代で、それなり涵養も図られた時代はそれくらいあった。あっがゆえに、平成6年には滑川中学校約40億、平成10年にはほたるいかミュージアム30億、タラソピア8億5,000万、そして平成15年には早月中学校30億、この10年間ぐらいで100億を超えるお金3つ施設に投入されおるわけです。それは教育施設であったり、観光施設として今日残っている一つ財産であります、この10カ年に投入した100億を超えるその借金も今実は返しおるわけであります。  そういうことで、実質公債費比率も平成19年、23%前後というちょっと高めだったというは、それらがあったという要因で、そのときに私らも議会におりましたし、当然その責任一部はあるわけであります、その返済もかかっきたために、調整基金減っきたと。今財政課長言った、特に目安というものはないわけであります、できればあったほういいと。しかし、これもやっぱり不測事態、財調基本的な本来目的というは、一般会計に繰り入れるべきものでなく、万が一何かあったときに、それを持っおるは本来財調だったと思います。しかし、どの市町村もなかなかそれを貯金として積み立ておくということは難しい時代になったものですから、これを一般会計に繰り入れたりするわけであります、いずれにしも、本市背丈、身の丈に合った財政健全な維持を図りつつ、住民福祉向上、そして市勢伸展を志向しいくべきものであろうと考えおります。 ○議長(中川 勲君)  前田新作君。 ○6番(前田新作君)  どうも、市長、ありがとうございました。  中屋市長には、2月市長選に当選されまし、さきにお答えで言われました厚生連滑川病院支援拡充など、これからも市民本位市政運営をしいただくようお願い申し上げまし、私質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(中川 勲君)  14番森結君。 ○4番(森 結君)  よろしくお願いします。  先ほど石倉議員もちょっと申し上げました、4年ぶりでまたこういう場に立つことは想定外ことでありまし、告示直前まで、私こういう場に再び立とうなんということは、私自身も思っもおりませんでした。また、中屋市長にとっても、私またここにおるということは想定外だったろうと思います。  出馬を決めからわずか期間でもう無投票当選と、こういうことになったものですから、ほとんど準備もなく今日に至っおります、出ると決めた日から、やっぱりわずか間にでもこの選挙に関する情報というは、ちょこちょこちょこちょこと入っくるんですね。このことについて、ささいなことであります、自分中に思っていることを今回質問したいなと思っ、金は一切かかりません。  私こうやっ議会に出まし、中屋市長は以前にも、先ほど澤谷議員からあったように「唇歯輔車」、これは市長さん議員時代に、時助役さんだったか、教育長だったか忘れました、今家さん、その方に対する質問中でもおっしゃったのが初めてでないかなと思っおります。  今回また所信表明ですか、第ときにまたこのような言葉を使っおられまし、私もこれは一体どういう意味を指すかなということで、ちょっとパソコンところで出しいただきました。何こっちゃということで調べもらいましたら、「唇歯輔車」、唇と歯、そして輔車、これを合わせ「唇歯輔車」と言う。「唇」と「歯」はそのままずばりです、「輔」というは、補うとか助けるとかというので、「車」ちょっとわかりませんでしたね。何でここに車くるか。何はともあれ、これはことわざであって、いわゆる「輔車相依る」「唇滅ぶれば、歯寂しかる」ということがあって、一方滅べば他方も成り立たなくなるような密接不離関係であって、互いに助け合っ存在していること例えだということです。市長もこういうことを見言われたんだろうと思います、助け合うと。  しかし、私はこの言葉はあまり好きじゃないですね。市長からこれを言われると、何か上から目線で言われおるような気する。何でかと言いますと、助け合うといったって、市行政というは予算編成権もあなたにあるわけ、執行権もあなたにある。我々協力すると言うたら、賛成とこれしかないわけ。ですから、あまり好きな言葉じゃないなというふうに思っおります。  また、このことわざも人間体を例え言うおります、人間体、生きおる者すべてどこ部分をとっても不可欠、欠かしはいけない体で構成されおるんですよ。だから、あんまりいい例え話じゃないなと思います。総入れ歯取ったら、歯はどこにあるがかと。そういう変な駄じゃれも言っみたいと思います、そういうことじゃなくし、やっぱり「切磋琢磨」で議会、当局とやっいかなければならないと思っおります。  私は出馬するとき、今は幻選挙候補となりました、当選した暁には是々非々立場で、これは以前にも言っおりました、よいものはよい、悪いものは悪いと、そういう立場を今後も貫き通しいきたいと思っおります。  議会時代にはいろんなことで、あなたと考えを一緒にし行動を起こしたこともあったし、反対に対立したこともあった。また、市長になられからも、私もあなた考えと同じ考えで行動したことも、反対も当然あった。だけれども、そのときそのとき判断、是々非々判断で4年間ブランクはあります、やってきたつもりでございます。そのようなつもりでございますから、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  それからまた、唇歯輔車に戻ります、私唇とあなた、私歯とあなた重なるということはまず絶対ありませんから、それをひとつまたご承知いただきたいと思います。  それで、私この短い間にふつふつとわいきた疑問点を、ささやかなものです、質問という形で出させいただきました。  まず、点目であります、市長政治姿勢についと。ちょっと大げさであります、私質問に答弁というは、恐らく答弁書なんて何も書いていないでしょう。あなた気持ちさえ言っもらえばいいんだから。そういうことで、市長政治姿勢についてということでございます。  私は、ここ番目に、今回滑川市議選についてと書いてあります、本来ここに15回市議選と書いたんです、選管ほうからクレームついたようでありまし、15回なんて言っていません。滑川市議会議員選挙だと言うくれと。それはそれでいいでしょう。ですから、ここはカットされまし、今回となった。  出ることになっ、当選し間もなくです、やっぱりいろんな声聞こえ、まず番目に候補者擁立についてと書いてあります、それはやっぱり中屋市長いろいろこんなところで、あんた出られ、あんた出られと。これは何か人数足りんようだから、あんた出られと言うおられたよという話も聞こえたんです、これは事実ですか。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  原稿なくもいいだろうとおっしゃいました、原稿はもともとないあります、まず最初に「唇歯輔車」についあります。  その前に、森議員はそちらによもや座るとは思わなかった。中屋市長も、そこからよもやあなたおるとは思わなかっただろうと。正直言っ、私もそう思っおりました。それゆえに、11月8日、7時過ぎでしたか、私森議員自宅に当選おめでとうございますと言っご挨拶にお伺いしたとき、森議員とお会いした折、奥さんとお二人おられたと思います。最初に森議員発した言葉は、「よもやこういうことになるとは思わなんだ」と、やっぱり同様なご発言でした。それで、私は「それはそれでいいじゃないか。当選は当選なんだから、また頑張っください」、こう言っお別れしたと思います。  そして、その次の「唇歯輔車」であります。  私初めてこの言葉を目にしたは、実は歯医者へ行った折です。もう二十数年前であります。その歯医者診療台、いすに座っ前を見ると、この「唇歯輔車」というのが、大きな額に掲げてあっを初めて見た。そのときに、その歯医者先生に、唇と歯、補う車、なるほどなと。何となく意味はわかるんであります、これはどういう意味かと聞いたら、まさに歯医者さんでありますから、唇と歯、一回辞書でまたひもといみられという中で、ほぼあなたおっしゃったような感じこともおっしゃいました。  私自身も多少辞書をひもといたりしたわけであります、唇と歯、それを補う車、車意味どうかということであります、もともと当局と議会は一般論として使われたは「車両輪である」という言葉はよく使われたあります。当局と議会は車両輪である。これは県議会においてもいろんな市町村議会においても、当局も使うし、また議会も時々お使いになる言葉である。今日でもそうだと思います。  恐らく「唇歯輔車」という言葉を使ったは私初めてだと思います。それは先ほど今家助役ときだったかどうか忘れました、私は議会で議員立場で使いましたし、2度目議長に就任した平成12年でありました、このとき、この壇上で議長就任挨拶をしたとき、私は「唇歯輔車」であると。すなわち車両輪というものは、お互い役割というは一緒ものであろう。しかし、唇と歯というものはそれぞれ持っている役割、果たす役割、機能は違うんだ。それは当局と議会も一緒である。当局は、あなたおっしゃった人事権がある。あるいは予算編成権がある。執行権がある。しかし片や、議会には崇高なこれを議決するという権限がある。やはり当局と議会は全く違うわけであります。それを私は議会人としてまず認識をした。それは議会にいても、まさに予算編成権ないわけです。そして人事権ないわけであります。しかし、議会には議会として崇高な議決をする、そういう権限があるわけでありますから、当然、唇と歯と同様、それぞれ果たす役割、持っている機能は違う。でも、それそれぞれ立場を理解し、尊重し、相協調するがゆえに、言葉を発することもできるし、物をかむこともできるし、つばを飲むこともできる。こういう説明を時々したわけであります。ですから、私はやはり議会と当局というものは、決して当局目線高いからという思いは全くありません。議会と当局役割はおのずから違うし、そういう思いで使っおりますので、決して上から眺めるはないと思います。  また、議員選挙にあたって、いろいろな動きがあったと。私は複数云々はありません、議員も首長も政治家であります。議員は首長になる人、あるいは自分と政治理念をともにする人、政治活動を行うにしも、極めて近い立場にある議員というは、それなり首長擁立に動きますし、また選挙においても深くかかわりを持っ選挙運動をなされるわけ。だとするならば、当然その逆立場もあってしかるべきでありますし、地方議会においても地方政治においても何ら不思議なことでないと私は思っおります。  以上です。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  私も前段にちょっと余計な話をしたわけです、「唇歯輔車」について議論をするつもりはなかった。私思いを言うただけです。  候補者擁立についやりましたと、こういうことですね。それは率直に言っいただい、私もそのとおりだったろうと思っおります。  、当選証書付与式祝辞についてお伺いいたします。  無競争であれ何であれ、私どもは当選を果たしました。そして、16日には当選証書付与式に臨んだわけであります。方は代理でした。そのとき市長祝辞中で、「第14回滑川市議選においてめでたく当選されました」を2回言われたんですよ。  私は、小さいときから数を覚えたときに、1の次が2だと、その次が3だと、14の次が15だと習っきたんです、市長はなぜか第14回と2度も言われた。このことについて……。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  2度言いました。市議選と言いました。これは第回というは、恐らく森議員解釈しおられるは、昭和28年11月選挙であろうと思います。これはいわゆる町村合併行われ、大滑川町になった最初選挙町会議員選挙となっおります。それゆえに、昭和32年11月に執行されたのが市議選であります。ゆえに、今回は第14回であった。そのようにご理解いただければ、何ら不思議ではないと思います。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  そういう七日法事みたいなことを言わんといてよ。  第回というは、その選挙はなかった。私たちも多分そうだったと思う。だって、この議会要覧を見るとちゃんと書いてある。前回17年選挙は第14回とちゃんと書いてあるんですよ。見せましょうか。14の次は15でしょういね。だめながけ、これは。もう一回お願いします。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  森議員も実に……。私からすると、大変ささいなことだと思います。それは、厳密に私申し上げたは、昭和28年11月に行われた選挙は市議会議員選挙ではないんです。これは町会議員選挙であります。市制を施行したは昭和29年3月日であります。ゆえに、市議会議員選挙は厳密に言いますと、昭和32年11月に執行されたのが滑川市議会議員選挙あります。ゆえに、今回は第14回であります。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  こんなことでしつこくやり合うような必要のあるようなものではないけれども、これを見なさいよ。14回と書いてあるでしょう。これ違うんですか。どういう意味ですか、これは。あなたは回目選挙市会議員選挙でなかったと言ったって、ちゃんと14、そのは13、12と最後まで行ったら回と書いてあるんですよ。素直になれんかね、素直に。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  素直というよりも、もしそれ前回第14回だとすれば、今回15回だというふうに森議員は言っおられる。これも実に揚げ足取りじゃないけれども、あなた言うも一理あるとすれば、それははっきり言っ、厳密に言っミスです。それは訂正すべきだと思います。ミスものあなた手に渡ったと言うなら、当然私ところは陳謝します。しかし、はっきり言っ、市会議員選挙というものは昭和32年11月に行われたのが事実なんですから、だからあなた言うのが合っおるかもしれんけれども、厳密に言ったら14回なんですね、市議会議員選挙は。だから、これを議場に論ずるほど問題では私はないと思います、しつこく今回15回だ、15回だと。何で14回と言ったか、2度も言ったとおっしゃるから、私は昭和28年にこうこうと言ったわけであります。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  やめますけれども、だからなまじちょっと頭いいとか、口立つとかでこういう議論をされるから、私も突っぱねられたから、これはごみですね、これ。全然違いますよ。14回と書いてありますよ、見られますか。だから、言うたんで、ならやめましょう、こんなこと。あなたもそういう言い方で突っぱねるなら、だからもうちょっと素直さ足りないということなんです。  、議会人事介入について。  先ほど澤谷議員も聞きました。「ない」と。議長選挙とか云々で、そういうことはないと。  改めて聞きます。ありませんでしたか。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  先ほど私発言をもっ、あなた議会人事に介入したとおっしゃるんなら、それはあなた判断であります。私は円満に行われればいいと、こう言った。それはあえて言うと、議会人事に介入したかというと、私はそこまでしているとは思っおりません。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  8対8中でどうなるか。あなたは間違いなく引き抜き工作をやられたんですよ。うそをついたら、閻魔さんに舌を抜かれるよ。そんなうそつく必要はないですよ。私はこれをもっ責めようなんということではなく、そういう発言もあったことを陳謝したいと、こう言われれば終わる話だけれども、絶対に言っていないと。あなたは確かに言われたんでしょう、某人に。今度議員選挙になれば、だれそれさんに入れください。これは紛れもない事実だと私らはそう判断した。やっぱしないけ。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  先ほど僕申したとおり、11月30日午前中までは私は一切一心クラブにしも、ほか無会派人にも、議長、副議長について触れたことはございません。しかし、午後2時ごろだったと思います。一心クラブ以外方とたまたま総務課でばたっとお会いした。そのとき、澤谷議員、もう選挙や選挙やと市役所中ふれ回っおるわけだから、いや、選挙になるという話は聞いたと。しかし、今までは円満に前議長さんもその前も指名推選だった。そういうことを考えたら、できるだけ円満なほういいんじゃないかと、このように申し上げた。それを議会介入だとおっしゃるんなら、それはあなた考えだと思う。私はその程度発言で介入したと理解はしおりません。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  これもいいかげんやめましょう。また言うた言わんことで、何か9月議会会議録を読んでも、ほとんどけんかかというような状況話もありました。市長も、ちょっとしゃべり方にいろいろあるがやちゃね。けんかを人に売る気かと言ったら、見解相違だと、これもまたどうなんか、書いてあったね、議会会議録に。  とにかく私思いとしては、間違いなく介入はあったと信じやまないところであります。  、危機管理についてお願いします。  危機というはいろんなことがあります。一般的には天災地変、地震とか、あるいは津波とか、いろいろあると思いますね。だけれども、滑川市にとって危機と言われるは、一般的に大雨だとか地すべりだとか、津波も入るかな、それから台風とか、いろいろあるわけなんです、そのことに思いを寄せながら聞くわけです、熊本市で開催されました改革進化市長会、全国都市問題会議に出席をされました、これは万難を排しも出席しなければならなかった、その理由をお伺いいたします。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  万難を排し云々というは、何を基準かわかりません、私は8年間市政を担当しこの立場につかさせいただきました。  まず、県内10市中で、8年間で全国市長会主催を含めた海外視察、私は一度も行ったこともございません。唯一一度行ったは、滑川商工会議所、魚津商工会議所上海便誘致ために市民団体を結成した。そのとき、私は自費で参加をした。8年間で唯一自費参加が1回、公費を使ったは全くない。そういう中で全国市長会主催研修会というものは、幕張メッセを含め、毎年幾つかあるわけです。ほとんど私は参加したことはございませんでした。  そんなことから、特にこのときテーマ「人口減少社会都市経営」というのがテーマでありました。そういう研修会でありましたから、私は2期目4年間でも、こういう研修会というものには参加したことはなかったから、この申し込みはもう8月ぐらいであったと思います。ぜひとも一度ぐらいは参加をしたいと、こう思っ、4年間任期中で県外へ市長会主催等こういう研修会へは初めて参加させいただいたわけでありますから、テーマも含め参加したいという思いがあって参加したということであります。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  市長でありますから、いろんな会合その他に出られるは結構である。これ自体はやぶさかではございません、タイトルに挙げましたように、危機管理についてという中で質問をしおるわけです。  あなた行かれたは、10月7日から9日にかけて。今8月とか言われなかったですか。 ○市長(中屋一博君)  申し込み来たわけです。 ○4番(森 結君)  その申し込みがあって申し込まれたと。わかりました。  だけれども、実際に行かれたは10月7日から8日にかけて、これまで言えばわかるでしょ、何を言いたいか。  2番目ところに入るわけです、非常時における遠距離出張は自粛されたいと、こう言うおる。何でこういうことを言うか。10月8日というは、台風18号富山県を直撃するという予想されおったときなんですね。7日、6日ごろから台風予想というは割かし早くから出ますから、そして8日日には、県内公立小中高もだったかと思います、休校するくらいに緊迫した状態になっおった。その時分、あんたはおられませんでした。私は、これはいかがなものかなと思った。7月、8月に申し込んだから、何でもかんでも行かんならんという気持ちもあったかもしれんけれども、台風富山県を直撃するということは大変なことなんですよ。  平成7年以来かな、それでもやっぱし、わかっおっも行かなきゃならなかったかと。こういうことは、新聞にはもう7日夕刊からこういうことを言うおるわけなんですよ。私は危機管理に対してちょっと乏しいんじゃないかなと思います、いかがですか。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  7日に台風18号当時接近しおるという情報は入っおりました。そして、全国市長会等にも問い合わせたところ、熊本では予定どおりやると。熊本を含め九州地方、鹿児島は多少影響あるにしも、開催地はそんなに影響はないという中でやりますということでありました。そして、当時、富山から羽田へ、羽田から熊本へ行ったんであります、飛行機も何ら欠航はしていないと。そういう状況中で、18号接近。それで、滑川を含め県内からも何市かは行かれたわけであります。市はやっぱりキャンセルし来られなかったところがありました。それは事実であります。ただし、行く以上は、ひょっとしトンボ返りしなきゃならん事態もあるだろうということも含め、常に携帯電話を携行し、連絡を密にすると。万が一場合は、当然私代理として副市長おるわけでありますから、最悪場合はやはり私はトンボ返りするけれども、連絡だけは常に密にしようと、こういうことで行ったわけであります。結果的には幸いにし被害はなかったあります、被害なかったからいいという問題ではない。危機感に対して心構えだけは十分持っ参加したつもりであります。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  後からなら、そういう発言になるだろうと思います、今後もこういう一番問題になるは大雨とか台風だろうと思います、このへんにとって危機というは。やはり危機管理をもっと大きく持たれ、市外、滑川市から遠く離れる場合には、慎重に行動されたいというふうにお願いをしおきます。  次に、新年度予算編成についてであります。  これも先ほどからるる質問があったわけであります、私は中身なんてごちゃごちゃ今ところわかりませんので、ここに書いてあるとおりであります。  来年2月には、8年ぶりに市長選挙行われる公算強い中で、新年度予算編成は骨格予算を組まれるか、あるいは本格予算を組まれるかということをお伺いします。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  私らも骨格か、本格かという、こういう表現を使っおったんです、行政用語では本格予算というはないそうでありまし、骨格か通常かという形であります。
     そういう中で、予算編成にあたっては、当然私も2月に選挙があります。先ほどから答弁中でも、マニフェスト具現化はやはり、「当選させいただくならば」という言葉をつけおるわけでありまし、基本的には必要な最少経費あるいは継続的なもの、そんなものに限っ予算編成すべきだろうと。新たな市長手にゆだねられるもの、それはその時々市民負託に応じた市長新たな政策を加えるなり、あるいは自分思いを予算化される、それはやっぱりしようがないと思います。そんなことで、私は基本的には骨格に近いものだろうと思います。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  わかりました。それでは、次に、骨格であれ本格であれ、この言い方適当かどうかはまた別にしまし、こういうふうに書きましたから、この予算編成をされる中で、市長思い中で重要課題と思われるもの、あるいは重要施策と思われるもの何かあったら披露しいただきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  今議場でも議論になっているように、新年度予算編成に向けての基本的な考えというものはございました。まちづくり交付金申請手続をやっているわけでありますから、当然これも進めいかなきゃならないだろうし、市民安心・安全、教育施設充実、これも南部小学校あるいは田中小学校今体育館に入っおるわけです、寺家小学校も同様、耐震調査あるいは工事、こういうものも重要施策一つであろうと思います。あるいは今言った市街地活性化、福祉や環境問題、市民健康、こういうものこれから滑川市にとっても重要な課題であろう。  とりわけ先ほど研修会に行ったわけであります、今後、どの自治体にとってもキーワードというものは、いわゆる人口減少化時代における都市経営プラス環境問題、これ大きな課題になっくるだろうと思います。重要な施策になっくるだろうと思います。  そしてまた、課題ということで通告してあるわけであります、課題というは、やはり歳入においても歳出においても、それぞれ財政厳しいと。景気低迷ということを考えますと、税収思うように上がらないという中で、どう今挙げた重要施策を具現化しいくか、これやっぱり大きな課題であろうと思います。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  わかりました。  あります、先ほど来もう政変、政変と言っちゃおかしいね。政権交代があったから云々かんぬんいろいろありました。政府は、補正予算見直しや新年度予算に対して、よく見る事業仕分け、今までなかったことであります。こういうものをやりました。この結果、いい悪いは別にし、各自治体や関係諸団体に大きな波紋を呼んでおるところであります、こういった手法今までなかっただけに、いい悪いはあるにしも、こういうことをやること自体について何か感想はありますか。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  やっぱり初めて企画でありますから、正直言っ新鮮さがあると同時に、その仕分け方法にも多少疑問を持ったことも事実であります。我々国民どのような形で執行されおるか、使われおるか、予算化されおるか、こういうこと公開場で議論をされたということは一つ評価すべき点であろうと思います。  ただ、ご案内とおり、ワーキンググループ、これは当初国会議員32名でしたかでスタートすると、こう言っ公表されおりました、最後その中で、当時民主党小沢幹事長ツル一声で、十数名新人議員入っおると。ですから、それは抜かにゃあかんと。こういうことで最終的には7人になったと。あるいは民間人を入れた、こうおっしゃるけれども、その人選方法、あるいはあの短時間中で、それだけ重要なこと本当に審議できるだろうかという疑問も率直な感想としてありました。  と同時に、事業仕分けは最終決定ではありませんけれども、あそこで仕分けされた中で、単に費用対効果だけで論じられない部分も多々ある。しかし、事業仕分け中においては、案外すぱっすぱっと切っいった。そういう中で、科学技術予算、ノーベル賞を受賞した方々「一斉に科学というものは未来へ投資である」と反対声明記者会見をやった途端に、鳩山総理はちょっとぶれくると、「言われるも一理ある」というふうにトップ判断し、発言をされる。こういうことはいかがかなと思います。  いずれにしも、事業仕分け、そして今政府これも多少はやっぱり尊重せざるを得ない部分があるんだろうと思います。そういう中で政府予算案作成されいくわけであります、大いにこの中身は注視したいと思っおります。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  政権交代されると、いろんなこと起きる。これまさに政権交代であろうかと思います。今まで自民党政権長く続いた。それ選挙結果でありますけれども、突然がらっと変わった。そのことによって政策その他もがらっと変わる。戸惑いがあったり、疑問があったりするは当然だろうと思います、それらも受けとめながらやっいくのが、時首長姿勢だろうと思います。また頑張っください。  あわせ、国に対して要望や陳情であります、これも大きくさま変わりしましたね。  私も新聞をちょくちょく見おりますと、中屋市長、東京へ出張、関係各省、地元出身代議士に面会とか要望とかと、これは今までずっと何回かあったと思います。何回かというと2回でありますから、また数話になるかと思います、何回か行かれ、今後そういうことはなくなるような気するんですね。全部富山県連そこで受け付けしますと。県連も偉くなったもんだね。各首長、ほか団体からも要望書をこっちへ持っこい、それを本部へ上げると、こういうようなやり方に変わったんです、何変わろうと、中屋市長でありますから、得意弁舌と如才なさをもっ乗り切られると思います、どうしますか、今後は。あなた愛しやまない自民党ところへ行っも、どうもならんようになった。どうしますか。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  愛しやまない自民党から、4年前市長選挙は無競争でありました、推薦もいただけなかった。こういう自民党でもありますから、またご理解いただきたいと思います。  おかげさまで、連合、民主党、公明党あるいは民社富山等々からご推薦を4年前にいただいた。結果的に幸いだったかなと、こう思うわけであります。  ただ、私も自民党党員でありますも事実でありますから、今日まで自民党国会議員先生とも親しくさせいただいおるも事実であります。  そういう中にあって、要望・陳情窓口民主党県連にすると。新聞報道であります、民主党県連幹事長を含め県幹部と協議場を持たれた。あるいは県内15市町村に説明に回るというような報道なされおります。まだ滑川市にはおいでになっおりませんし、連絡も今ところございません。  そういう中で、先般、自民党県連政調会長本市要望があればお聞きしたいということで市役所においでになりました。また、昨日、国民新党国会議員滑川市要望があればお聞きしたいと、こういうことで今政府・与党一角を構成しおられる国民新党からも昨日おいでになりました。  私はその場でお話ししおったわけであります、かつて自民党4年前、300に近い議席を確保した。しかし、全国的な得票数を見ると、48%ぐらいで300議席を獲得した。4年後今回、民主党も同様であって、得票数でいくと、50%を切っおるわけです。しかし、300を超える議席を獲得した。その中に滑川有権者も民主党を入れた方も数多くおられるわけであります。だから、そういうことを考えると、私は4年前は無所属でありました。無所属首長は多く政党やあるいは無党派層、そういう方々からご支援をいただい今日立場があることは、また政権与党である民主党幹部方にもご理解いただきたいと思いますし、きのうは国民新党、そして先般自民党おいでになったということですから、いずれ民主党幹部おいでになるような新聞報道であります。おいでになられたら、今ようなパターンをつくっいただければ、今度、民主党滑川市役所においでになっ、地方声を聞く、滑川市要望を聞かせくれと、こういう機会を民主党持っいただければ、我々は国に対して行くこともなくなるし、大変ありがたいと。きのう国民新党方にも私はぜひともこういうことで新年度予算編成を国へ、その前に一回回っも15市町村である。それ地方声を聞くいい機会でないかと思う。いずれ民主党からおいでになれば、私はそのようにお願いしたいと思っおります。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  とにかく陳情・要望形態は大きく変わるわけでありますけれども、ひとつ頑張っください。  次に、最後であります、市町村合併について。  これは単刀直入に申し上げます、中屋市長最重要課題一つであった市町村合併問題、たしか4年前はまだこれは最重要課題だったんですね。ところが、最近では全く音さたなくなっしまった。どうです、もはや市町村合併というは死語なんですか。次の質問ところは答えんといて、これだけを答えください。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  火山で言うと、いわゆる活火山か死火山か休火山かと。私は完全な死語ではない休火山かなと思っおります。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  しからば、これは同じ答えになるかな。終止符を打たれるとするならば、その大義名分はと聞いおるんです、終止符は打たないと。活火山であるから、しばらく休暇だと、休んでおるんだと。私あんた答えを言っもおかしいんです、どうですか、これでいいですか。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  国を含め、国地方制度調査会、これは西尾勝さん座長だったかな。その方々は、国主導市町村合併は今回をもっ終わりとすると、はっきり宣言いたしおられます。それらを見ると、国は一応は終止符を打ったと私はそのように理解します。  ただ、今後成り行き中にあって、いわゆる道州制という問題まだ生きおるわけであります。こういうもの、将来何年後かわかりませんけれども、議論されくると、あわせ市町村合併は平成17年4月、一応は終わったけれども、その道州制議論とあわせ、市町村合併というものはどうあるべきかということまた浮上する可能性もあるゆえに休火山かなと、こう表現したわけであります。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  ほとんど質問らしき質問は終わったわけです、最後感想として一言述べさせいただきます。  先ほど私も4年ぶりに議員になりましたと言いました、この質問者変わっおりますね。何か会派会長でないと、あそこで演説できないと、こういうことになったようで、私はこの後10年、20年変わりなくも、あそこへは行けないかと一抹寂しい思いもしおります。会派会長だけなんですね。しかるに、この党や会派代表というはそんなに優遇されながら、ほか会派会員方はみんな質問するんですね。そして、代表質問によれば、我々は中屋市長を一生懸命応援しおりますと、与党なんですね。幸せな方ですよ。半分市長を支え、市長選を戦うんだと。そういうことを言わない我々反市長派だといっ区別されるんですね。私もさっき言うたように、いろんな場所、場所では中屋市長を支えきたこともあった。あなた、不信任案、一遍出たでしょう。あれだって、私反対し通らなかったんですよ。そういった意味でも、こっち側におると、何か反市長派だと、こういう位置づけをされるんです、そういうことじゃなくし、市民、市長、議員16人を平等に扱っ、会派から言うきたからこれを聞く、ひとりぼっちだ、あんただから聞かない。こういうことないように、唇歯輔車でひとつ頼みます。いいですか。もう1つ、最後にこのことについて。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  かつては支えたこともあったと。そしてまた、発言中に是々非々であると。当然であろうと思います。議会はやはり是は是、非は非という立場、これ基本であろうと思います。  まず、この質問形態、これは議会皆さんでお決めになったことであって、私は何ら関与するものでもないし、またおれは20年たっも、こっちから演説できないかと。まだ20年もやっおられるかなとふと思ったわけであります、しかし2人で会派は結成できるわけでありますから、志、政治理念、思い同じあれば、また幾らでもここで立てる機会はあると思います。  いずれにしも、森議員おっしゃるとおり、是は是、非は非というもの議会であろうと思います。 ○議長(中川 勲君)  森結君。 ○4番(森 結君)  終わります。 ○議長(中川 勲君)  7番古沢利之君。 ○7番(古沢利之君)  それでは、通告してある諸点について質問させいただきます。  今回、ポイントを絞っ具体的に質問をしますので、答弁ほうも簡潔によろしくお願いしたいと思います。今回質問は、いずれも先ほど来話のあった市議会議員選挙を準備する中で、市民皆さんから聞かせいただいたことをもとにつくっおりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  まず最初に、新年度に向けた子ども医療費無料化問題であります。  これを言いますと、恐らく市長もまたかと、まだ言うおるんかということになるかもしれませんけれども、先ほど申し上げたとおり、選挙を準備する中で、多数皆さんからこの声をお聞きをいたしました。街頭などで署名などもお願いをしおったわけです、こちらむしろ励まされるという状況でありまし、強い要望だということを改めて感じたわけでありまし、改めて新年度に向けての見解を伺うわけであります。  先ほど会派代表質問答弁中で、積極的に取り組む旨答弁があったと思います。それから、2月選挙に向けての市長マニフェストには、これに触れられているというふうにも聞いおります、今話じゃありません、新年度予算、骨格でということになるようであれば、これどの程度新年度予算、すぐ具体化なるかどうかということは言いにくい面があるかもしれません、市長見解をお伺いをしおきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  古沢議員いわゆる子ども医療費無料化ということであります。  私2期目この4年間中で、平成18年度から小学校3年生まで入院費を無料にした。そして、平成20年度から6年生まで医療費を無料にしたわけであります。この無料拡大というは、幾つか方法はあるんだろうと思います。代表質問中でもお答えしたように、引き続い中学生これは義務教育でありますから、中学3年生まで入院費をどうするか、片や小学校3年生あるいは6年生まで通院費をどうするか、これら古沢議員前々からできればすべて義務教育は無料にすべきでないかという思いでたびたび発言しおられるだろうと思います。  いずれにしも、会派代表質問でもお答えしたように、私マニフェストにもその点を触れおります。もし3期目を当選させいただいたならという前提であります、これはやはり6年生まで無料化し2年たっおるわけですから、新しい年度からはより無料化を拡充すべき方向で検討させいただければと、こう思っおるところであります。 ○議長(中川 勲君)  古沢利之君。 ○7番(古沢利之君)  なかなか思いは伝わっまいります。拝見したものには、もうちょっと具体的に言及があったというふうに思うです、いずれにしも前進に向けた姿勢は、それはそれとして評価をさせいただきたいと思いますし、さらに入院、通院6年生へ向けての実現も改めて求めおきたいというふうに思います。  ほかと比較するは、私好きじゃありませんで、あれなんですけれども、後質問にもかかわります、射水新市長さんも新しい方針を出しおられるというふうに伝えられおります。ぜひ実現に向けてのご尽力を改めてお願いをしおきたいというふうに思います。  2番目に、新型インフルエンザ問題です。  先ほど野末議員質問中で触れられました。これも射水では、中学生以下子ども接種に助成をするというふうな報道されおります。  インフルエンザ対策は、この場でもいろいろ取り上げられきましたし、私も言ったことがあります。しかし、提案理由中にもあるように、流行進んでいると。きのうあたりから雪という話もあります、本格的な冬を迎え、一層流行危険性も再々指摘をされているわけであります。  予防接種については、国、県助成で住民税非課税世帯、生活保護世帯には助成をするということなです、子どもは、幼児はとりわけ重篤になる危険性も指摘をされているところでありまし、16歳以下、義務教育以下子どもたちへ助成ということは考えおられないか、お聞かせください。 ○議長(中川 勲君)  若林福祉課長。 ○福祉課長(若林克己君)  新型インフルエンザワクチンにつきましは、当面確保できる数量限られているために、11月から国定めた優先接種対象者から順次実施されているわけでございます。  基礎疾患を有する方については、小児を含め最優先とされおりますけれども、そういう方々については、既に自費で予防接種行われているわけでございます。  今ほどありましたように、助成制度につきましは、生活保護世帯及び市民税非課税世帯は全額免除でございます。  ただ、児童・生徒につきましは、既に予防接種を実施中であることや、あるいはほか優先接種対象者とバランスなどから、今ところ考えはおりません。 ○議長(中川 勲君)  古沢利之君。 ○7番(古沢利之君)  2回接種で6,000円余りというふうにお聞きしおるわけでありまし、子育て支援とさっき市長も選挙に臨む重点政策という中でも健康ということを取り上げおられます。それはそれで大事なことであります。子ども問題については、将来滑川市を担っもらわなきゃならないという側面も強いわけでありますので、子育て支援に一層力を尽くしもらいたいという思いを込め、これはこれだけにしおきたいというふうに思います。  それから3番目に、学童保育問題です。  これも取り上げられきた問題なです、とりわけ地元ことで恐縮です、分割をされた2カ所、東部と西部なんです、とりわけ東部問題なんです。これも再々言われているとおり、この7月からだったと思います、分割をされ浜加積地区福祉センターと早月加積公民館で行われるようになったわけであります。いずれも学校から子ども足ではかなり時間かかる場所でありまし、指導員、保護者など関係者皆さんからは、その間安全確保といったことで、大変不安な声強く出されているわけであります。  まず最初に、確認意味でお答えをいただきたいと思います、この分割された目的といいますか、これについてお答えください。 ○議長(中川 勲君)  若林福祉課長。 ○福祉課長(若林克己君)  この放課後児童育成クラブにつきましは、国及び県補助事業として実施しているわけでございます。  国方針といたしましは、大規模な放課後児童育成クラブについては、補助対象外とするということ。それから、年間250日以上をやることという条件つきまし、それ平成22年度から実施ということであったわけでございます。  たまたま東部小学校につきましは、今までは70人以下でありましたけれども、このまま状態では70人を超すだろうということで、2分割という方向になったわけでございます。それと、学校側都合でございまし、クラス数増え、今まで利用していた多目的ホール使えなくなったということもあわせまし、ちょっと年近く早くなりますけれども、早めに2分割したということ経緯でございます。 ○議長(中川 勲君)  古沢利之君。 ○7番(古沢利之君)  今答弁ように、補助金どうだからということ先に出くると、ちょっと違うんじゃないかなという気実はするんですね。  言うまでもなく、この学童保育、放課後児童健全育成事業というは、数年前に児童福祉法に位置づけられました。その規定に基づい設置をされているわけですね。授業終了後、おおむね10歳未満児童に適切な遊びと生活場を与え、健全な育成を図ろうとするということになっているんですね。  国は71人以上ところに補助金を出さないというは、補助金を出すのが嫌だからということよりも、そんなに大勢子どもたちでは、生活場、遊び確保できないと。71人以上ということになっています、本来は40人以下望ましいということも聞いています。本来そういう目的で分割をされたということを実は先に言っいただきたかったなあという思い私にはあります。  それで、結論を先にお聞きするようです、この東部小学校2カ所に分割されたことについて、私はやっぱり学校敷地、あるいは学校すぐ近くに保育用場所、できたら専用施設望ましいというふうに思っおります、その必要性について認識はおありでしょうか。 ○議長(中川 勲君)  若林福祉課長。 ○福祉課長(若林克己君)  今ほど議員おっしゃいましたように、規模とすれば、40人程度ということは十分承知しおります。それも含めまし、先に補助金ほう出ましたけれども、そういうことも含め分割したということをご理解いただきたいと思います。  それで、学校敷地内ということでございます、児童安全・安心点から、そういう学校敷地内あるいは学校隣接、近場で施設で実施するということは、当然理想というふうに考えおるわけでございます。  ただ、現状では新たな施設を建設し、そこで実施するというはなかなか困難であろうと考えおります。  以上でございます。 ○議長(中川 勲君)  古沢利之君。 ○7番(古沢利之君)  この間、滑川市内でもこの学童保育は、全校下で実施をされるというようになっています、全国的にも増えています。  ちょっと見みましたら、どこでやっおられるかということで言うと、これは厚生労働省調査ですけれども、約半分近く学校敷地内専用施設、あるいは学校余裕教室というところで、約5割近くを占めています。  そういう点で言うと、これまで東部も敷地内、学校施設コミュニティホールを使っやっていたわけです、さっきおっしゃったような事情で、ある意味、今2つに移らざるを得なかったといいましょうか、関係者皆さん、それから地元自治会を含めた皆さんと相談され、結局あそこに落ちついたわけです、関係者皆さん、この夏にやっ、初めてなので、戸惑いながらも一生懸命やっいただいおっ、頭下がる思いであります、しかし先ほど申し上げたとおり、途中安全については大変心配をしおられる。しかも、ちょっとお聞きしたところ、分割した後、学校から遠くなっ、いわばそういう心配やら不便やらで、利用する児童逆に減っしまったというようなこともお聞きをしおるわけで、本来目的からし、大変残念なことになっているというふうに言わなければならないと思います。  こういうことを言っしまっいいかどうかわかりません、関係者皆さんは、特別な施設でなくいいと、スペースがあればいいと。立派な施設をつくっくれと言っているわけではないというようなこともお聞きをしおります。  これは市長にぜひこうした事態についてどういうお考えか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。 ○市長(中屋一博君)  課長も言いましたとおり、学童保育、本来は学校敷地内あるいは隣接地にそのスペースがあればよっぽど理想であろうと思います。ただ東部小学校場合は、先ほどから議論があったように、学級増があるためにやむを得ずし分割、それに対応するときは地区公民館を利用せざるを得なかった。そして、当然地元東部小学校校区児童クラブ育成会、運営協議会ですか、この方々ご理解も得、協議結果、こういうスタイルになったわけであります。  しかし、冒頭、僕午前中に言いましたように、政治というものは現実を理想に引き上げいく機能であると。そういう観点からすれば、今後どうあるべきか、検討課題であろうと思います。 ○議長(中川 勲君)  古沢利之君。 ○7番(古沢利之君)  この問題も、これは私一人でなく、地域関係者皆さん共通思いだというふうに思いますので、これからも引き続き力を合わせ実現に頑張っいきたいというふうに思いますので、そのことだけ申し上げおきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  中屋市長。
    ○市長(中屋一博君)  理想はそうあるべきであろうし、十分また検討させいただくわけであります、町内会には町内会館があると。それはある意味で言ったら、それぞれ町内会みんな集まり、心よりどころ町内会館である。そして、地域には地区公民館がある。それはその地区全体いろんな活動拠点である。そういう思いからすると、その浜加積と東部それぞれ地区公民館は、それぞれ地域子どもたちのある意味では拠点として整備しいく、それより充実した形であれば、それも一つ案かなと。あるいは今古沢議員冒頭言っおられる学校に隣接しおるところ、それも一つ理想であろうと思います。  いずれにしも、十分検討しいきたいと思います、子ども減ったと。むしろそこで預けるのが減ったというも、何か気の毒な感じしますある父兄からすると、もともとあそこは、家に帰っ、うちでばあちゃん、じいちゃんおって預かるのに、学童保育に預けおったやっ。遠くなったからといっ、学童保育に行かんようになったと、こういう子ども話も逆に聞いたこともあります。そういうことも含め、十分検討しまいりたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  古沢利之君。 ○7番(古沢利之君)  そんなことを言い出したら……。言いませんけれども、これまで積み上げきたものを全部壊すようなことは言わないでほしいですね。これは引き続き求めいきますので、よろしくお願いしたいと思います。担当課も含め、ぜひ具体的な財政支援問題も含め、研究をしいただきたいということを重ねお願いしおきます。  それでは、2番目大きな農業政策問題です。  これは先ほど来もちょっと質問がありまし、重複する部分については、説明などは省略をしたいと思います、いずれにしも先ほど答弁中にもありましたように、政権交代によって、新しい農業政策モデル事業等は来年度から実施をされるということであります。まだ確定的なことは言えない段階ということは重々承知をしおるわけです、同時に、これは確定ししまっはもう遅いというような側面もまたあるわけでありまし、今、農家、現場に広がっている不安ということをぜひ正面から受けとめいただい、必要なものについては、やっぱり国にも物を申しいただきたいという思いを強くするわけであります。  ご存じ方も多いと思います、日本農業新聞はここ数日来、ずっとこの問題で現場不安声を紹介しおります。一面に載ることも再々であります。  先ほど話があったとおり、新しい農業政策柱は、米戸別所得補償政策と、もう1つは転作にかかわる水田利活用自給力向上事業であります。とりわけこの水田利活用自給力向上事業は、これまでいわゆる産地確立交付金廃止をされるということであります。これは先ほど話がありました。  現行産地確立交付金は、さっき答弁にもありましたとおり、多分アルプス農協事務局ということだったと思います、アルプス地域水田農業推進協議会というようなところで国から交付金を原資にし、この管内で最適と思われる補助金体系を自分たちで地域に合ったものをつくっおられたわけであります。  例えば基本助成ほかに、転作補助を集約すると。3ヘクタール以上にまとめたら加算をするとか、営農組織作業を行う場合、条件をクリアすればそれにまた加算をするとか、さまざまな加算をつくっていたわけであります。  ところが、先ほど話があったように、今回はこの自給力向上事業では、全国一律に例えば麦・大豆であれば3万5,000円ということで、ほか加算はないということになりまし、多くところではこれ減額になるという不安多くあるわけであります。  とりわけ影響懸念されていますは、今も申し上げました集団化、団地化などに取り組んできた営農組合あるいは生産組織、そういったところこのへんでは大変不安を感じおられます。  先ほど紹介した日本農業新聞では、これは12月8日、滋賀県例を挙げ、「集落営農解散危機」というのが一面トップで紹介をされおります。これはこれだけじゃなくいっぱいあるんですけれども、似た状況は我が滑川市でも懸念されているというふうに思います。  この間、行政も含めです、組織化に力をずっと入れこられたというふうに思います。実際にやっおられるところは、この間、関係者は協議に協議を重ね団地化に取り組んだり、組織をつくったりというふうなことをやってきおられるわけです、今まま状態でいきますと、それに水を差すといいますか、というような状況になっしまいます。「2階に上がっはしごを外された」という思いを強くするわけであります、まずなかなか答えにくいという先ほど答弁でしたけれども、例えばこれによって影響のある農家あるいは生産組織というは、数で言えばどれくらいあるかということについてはわかるでしょうか。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  お答えいたします。  制度につきましは、先ほど何回も説明しおりますので、省かせいただきます。  この制度、先ほども何回も言っおります、転作作物単価従来産地づくり交付金より下がるというところが、議員ご指摘とおりだと思います。それで、一番大きい影響を受ける営農組織というは、この転作作物作付比重大きな組織一番影響があるのではないかと思っおります。  議員はその数わからないかということで、私どもも実は知りたいと思いまし、アルプス経営体事務所ほうに聞いおるあります、ちょっとまだその数についてはつかめないという答えがありまし、私どもも実は現在つかんでおりません。それで、減額内容ということで懸念されるということなんですけれども、今後はやはり国などにこういった減額決め方あるいは額そのものについて要望しまいりたいと考えおります。  以上であります。 ○議長(中川 勲君)  古沢利之君。 ○7番(古沢利之君)  お答えとおり状況なんだろうとは思います。これまで従来産地確立交付金については、行政は直接的にはタッチしていないわけで、事務局であるアルプス農協それぞれ生産農家対応だとか、それから生産組織はどういうふうな取り組みをやっているかということをつかんでいて、交付金算出についても、そこやっているんだろうと思います。形態はさまざまですので、つかみにくいだろうとは思います。  しかし、先ほど言っいただきました、国にも要望しいくという場合でも、先ほど質問にもありましたけれども、滑川市全体としてどういうような影響があるのかというようなこともわからなければ、何か抽象論で物を言っているだけということにならないかと心配になるわけです。もちろん、片一方戸別所得方式ほうもまだ全然見通せないという状況なので、それと合わせた場合試算はどうなるかということになっくると、またわからない話になります、せめてこの自給力向上事業、これまで産地確立交付金で、例えばことしと同じように転作をした場合、これまで確立交付金だったらこうだった。来年度同じように転作に取り組んだ場合、新しい自給力向上事業ではこうなるというようなデータを、これは急いで農協を中心とした関係機関に要請をしいただい、滑川市全体にどういう影響があるかということをつかんでいただきませんと、国に対して物を言う迫力違っくるというふうに思います。これは要望といいますか、お願いといいますか、そういうことになるかもしれません、そうでないと、話は始まらないと思うんですよ。  しかも、来年度予算、制度として確定ししまうということになりますと、さっき申し上げたように、もう動かせないということになる懸念もあるわけでありまし、今うちにやらなきゃならないということだと思うんです。  (2)ところにも書きました、麦について言うと、既に作付されしまっているわけですよね。補助減ったから、じゃこれをやめるかと。植えたものをまた起こし、来年米をつくるかということも、これはなかなかできにくい話であります。資材調達ももうやらなきゃならないというところになっているわけでありますので、これについては、急いで協力を強く求めいただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(中川 勲君)  新村農林課長。 ○農林課長(新村 剛君)  データにつきましは、極力早く収集したいと私どもは考えおります。  それから、既に作付始まっているような、そういった作物どうなるかということです、これにつきましも、北陸農政局などに実は問い合わせおるところなんですけれども、まだ確定的な答えをいただいおりません。それで、なるべくたくさん農作物対象となるようにお願いしいかなければならないではないかと。たくさんというは、既に作付終わっ、来年収穫予定されるような麦についても、何とか対象にならないかという意味であります。  ただ、それにつきましも、正確な答え返っきませんので、ここではまだ詳細を申し上げることはできません。申しわけありません。 ○議長(中川 勲君)  古沢利之君。 ○7番(古沢利之君)  自給力向上事業ということになっおるんですね。本当に自給力向上するような策になるように、これは現場から声というをぜひ強く主張しいただきたいということを重ね申し上げおきたいというふうに思います。  では、3番目になります、薬物汚染へ取り組みについあります。  これは去る9月議会だったと思います、当時、相川議員質問をしおられまし、繰り返しということになるかもしれません、状況については改めて言うまでもないと思います、しかしこの間、県内で高校生でしたでしょうかね。大麻栽培かなんかにかかわったという事件明るみに出たというふうにも思っおりまし、正直言っ、これまでテレビ等を見おる限りは、まだちょっと遠いところ話なかなという感じがあっです、県内でもということになっきますと、本当に私たち身近に忍び寄っているのだなということを改めて実感するわけで、教育委員会からそうした実態について認識、それから取り組みについて、そうした新たな展開も含め、新たな対応みたいなものがあるとすれば、それについて一つにまとめた格好になるかもしれません、お答えをいただいおきたいと思います。 ○議長(中川 勲君)  中屋教育長。 ○教育長(中屋久孝君)  薬物防止、どう取り組んでいるのかということについてお答えをいたします。  薬物につきましは、私個人的な感じとしても、それこそ特殊な人たち扱うものというぐらい認識でたというのが正直なところでございますけれども、今ほど議員ご指摘ように、実際に県内でも報道されたような事例おるという中で、やはりコンピューター等でそういった形もの入り込んでき、それを見たうえで、例えば興味本位というふうなこともあるのかなと思ったりしおるところです、学校現場におきます薬物乱用防止対策という形では、実際に保健授業で教科書で取り上げられおりますので、授業中でその指導をしおるというところ実際ところでございます。  ただ、薬物はそれこそ人間を破壊するという形ものでありますので、何よりも子どもたちには早い時期から薬物危険性、恐ろしさを十分認識させいきたいというふうに強く思っているところでございます。  また、市内小中学校各学校に生徒指導主事という教員おるわけです、連絡協議会を組織し、年間集まっ情報交換なり、あるいは研修をしているという中で、例えば警察担当者に来いただい、現在情報をお話ししいただくというふうな機会も持っおりますので、例えば薬物について、あるいは携帯について、現在、少年犯罪どのような形になっおるという指導も研修も重ねているところであります。  そんなことで、特に今ほど話しましたように、人間そのものつぶされいくというところを特に子どもたちに認識をさせ、絶対に興味本位で手を出すことないように指導を徹底しいきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(中川 勲君)  古沢利之君。 ○7番(古沢利之君)  これだという決め手は多分ないだろうという気はするです、しかしいずれにしも、私もちょっと見おりましたら、薬物と知らずにということもあるというふうにも言われおりまし、紹介もされおりました、そういった点では、さっきネットでという話もありました。それから友達同士でという話もよく聞きます。そういった点では、決め手ないとは言いながらも、そうしたことを地道であっても、やっいただくしかないというふうに思いますので、改めてその点を強調しおい、これで質問を終わらせいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(中川 勲君)  本日会議はこれまでといたします。  あす午前10時から本会議を開き、質問、質疑を続行します。  本日はこれにて散会します。ご苦労さまでございました。                午後5時6分散会...