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平成12年 9月定例会(第1号 9月11日)

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  1. 滑川市議会 2000-09-11
    平成12年 9月定例会(第1号 9月11日)


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    最終取得日: 2021-09-21
    平成12年 9月定例会(第1号 9月11日)                  平成12年9月          滑川市議会定例会会議録 第1号 平成12年9月11日(月曜日)          ──────────────────────              議 事 日 程  第 1 号                       平成12年9月11日(月)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議案第59号 平成12年度滑川一般会計補正予算(第2号) 第4 議案第60号 平成12年度滑川国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 第5 議案第61号 平成12年度滑川下水道事業特別会計補正予算(第2号) 第6 議案第62号 平成12年度滑川農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 第7 議案第63号 低開発地域工業開発促進法施行に伴う固定資産税課税免除に関する          例の一部を改正する条例の制定について 第8 議案第64号 滑川産業研修センター条例の一部を改正する条例の制定について 第9 議案第65号 滑川福祉事務所設置条例の一部を改正する条例の制定について 第10 議案第66号 滑川幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について
    第11 議案第67号 滑川火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 第12 議案第68号 滑川総合計画基本構想について 第13 議案第69号 滑川市各会計決算の認定について 第14 議案第70号 市道の路線認定及び廃止について 第15 議案第71号 工事請負契約の締結について 第16 報告第4号 平成11年度滑川継続費精算報告書 第17 報告第5号 平成11年度における主要施策の成果について 第18 報告第6号 滑川土地開発公社経営状況について 第19 報告第7号 財団法人滑川老人福祉センタ−の経営状況について 第20 報告第8号 財団法人滑川青少年婦人研修センタ−の経営状況について 第21 報告第9号 財団法人滑川市文化・スポ―ツ振興財団経営状況について 第22 報告第10号 財団法人滑川体育協会経営状況について 第23 報告第11号 株式会社ウェーブ滑川経営状況について 第24 報告第12号 財団法人滑川農業公社経営状況について          ──────────◇──────────               本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第59号 平成12年度滑川一般会計補正予算(第2号) 日程第4 議案第60号 平成12年度滑川国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第5 議案第61号 平成12年度滑川下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第6 議案第62号 平成12年度滑川農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 日程第7 議案第63号 低開発地域工業開発促進法施行に伴う固定資産税課税免除に関            する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第8 議案第64号 滑川産業研修センター条例の一部を改正する条例の制定につい            て 日程第9 議案第65号 滑川福祉事務所設置条例の一部を改正する条例の制定について 日程第10 議案第66号 滑川幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について 日程第11 議案第67号 滑川火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 日程第12 議案第68号 滑川総合計画基本構想について 日程第13 議案第69号 滑川市各会計決算の認定について 日程第14 議案第70号 市道の路線認定及び廃止について 日程第15 議案第71号 工事請負契約の締結について 日程第16 報告第4号 平成11年度滑川継続費精算報告書 日程第17 報告第5号 平成11年度における主要施策の成果について 日程第18 報告第6号 滑川土地開発公社経営状況について 日程第19 報告第7号 財団法人滑川老人福祉センタ−の経営状況について 日程第20 報告第8号 財団法人滑川青少年婦人研修センタ−の経営状況について 日程第21 報告第9号 財団法人滑川市文化・スポ―ツ振興財団経営状況について 日程第22 報告第10号 財団法人滑川体育協会経営状況について 日程第23 報告第11号 株式会社ウェーブ滑川経営状況について 日程第24 報告第12号 財団法人滑川農業公社経営状況について          ──────────◇────────── 出席議員(20名)     1番 神 田 裕 樹 君    2番 古 沢 利 之 君     3番 相 川 保 幸 君    4番 澤 谷   清 君     5番 大 重   勇 君    6番 砂 原   孝 君     7番 野 末 利 夫 君    8番 堀 川 一 彦 君     9番 松 井 忠 良 君    10番 高 橋 久 光 君     11番 前 田 新 作 君    12番 上 田 昌 孝 君     13番 森     結 君    14番 金 子 憲 治 君     15番 相 川 隆 二 君    16番 中 屋 一 博 君     17番 岡 本 三 之 君    18番 島 川   実 君     19番 島 田   忠 君    20番 石 倉 宗 一 君 欠席議員(なし)          ──────────◇──────────              説明のため出席した者の職氏名   市   長              澤 田 寿 朗 君   助   役              小 林 寿 一 君   収入役                斎 藤   博 君   総務部長               下 村   修 君   企画調整課長             梶 谷 正 夫 君   総務課長               有 沢 義 則 君   財政課長               神 保 二三夫 君   総務部参事税務課長事務取扱      木 下   晶 君   市民課長               大 黒 隆 文 君   産業民生部長             出 村 眞佐範 君   健康環境課長             中 川   保 君   福祉課長               新 夕 正 隆 君   商工水産課長             森   吟 一 君   農林課長               古 塚 知 宣 君   建設部長               竹 本 憲 弘 君   土木課長               広 沢 幸 順 君   建設部参事都市開発課長事務取扱    近 堂 昭 夫 君   下水道課長              山 田 幸 夫 君   会計課長               松 本 高 志 君   国体推進局参事宿泊輸送課長事務取扱  轡 田   征 君   企画競技課長             高 田 健 作 君   水道局長               高 田 俊 信 君   消防長                野 末 文 博 君   消防署長               石 倉 俊 明 君   教育委員長              細 田 英 夫 君   教 育 長              山 口   聰 君   教育委員会事務局次長学務課長事務取扱 金 川 英 美 君   生涯学習課長             本 田 孝 清 君   スポーツ課長             清 河 哲 雄 君          ──────────◇──────────          職務のため議場に出席した事務局職員職氏名   事務局長               深 井   斉 君   庶務係長議事調査係長        小 幡 卓 雄 君          ──────────◇────────── ◎開会の宣言 ○議長(中屋一博君)  これより、平成12年9月滑川市議会定例会を開会いたします。          ──────────◇────────── ◎開議                 午前10時00分
    ○議長(中屋一博君)  直ちに、本日の会議を開きます。  本定例会における説明員出席要求に対し、お手元に配布してあるとおり、それぞれ出席者報告がありました。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布したとおりであります。          ──────────◇────────── ◎会議録署名議員の指名 ○議長(中屋一博君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員には、会議規則第77条の規定により、議長において、14番金子憲治君、15番相川隆二君を指名いたします。          ──────────◇────────── ◎会期の決定 ○議長(中屋一博君)  日程第2、会期の決定を議題といたします。お諮りいたします。     (発言を求める者あり) ○議長(中屋一博君)  19番島田 忠君。 ○19番(島田 忠君)  本定例会の会期を本日から9月21日までの11日間としては如何かと存じますので、お諮り願います。 ○議長(中屋一博君)  ただいま、19番島田 忠君より本定例会の会期を、本日から9月21日までの11日間ということでありますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中屋一博君)  ご異議なしと認めます。よって本定例会の会期は本日から9月21日までの11日間とすることに決しました。          ──────────◇────────── ◎議案第50号から議案第58号まで及び報告第1号から報告第3号まで一括上程 ○議長(中屋一博君)  日程第3、議案第59号 平成12年度滑川一般会計補正予算(第2号)から、日程第15、議案第71号 工事請負契約の締結についてまで、及び日程第16、報告第4号 平成11年度滑川継続費精算報告書から、日程第24、報告第12号 財団法人滑川農業公社経営状況についてまで、以上22件を一括上程議題といたします。          ──────────◇────────── ◎市長の提案理由説明 ○議長(中屋一博君)  市長より提案理由の説明を求めます。  澤田市長。     [市長澤田寿朗君登壇] ○市長(澤田寿朗君)  本日、ここに平成12年9月定例市議会が開催されるにあたり、提出いたしました補正予算案並びにその他の案件につきまして、その概要を申し上げ、併せて当面の諸問題について私の所信の一端を申し上げたいと存じます。 1 総合計画基本構想について  まず、滑川総合計画について申し上げます。  昭和46年に「滑川総合計画」、昭和61年に「第2次滑川総合計画」をそれぞれ策定し、これまで、この計画を基本として地域の発展と市民福祉の向上に努め、魅力ある  都市づくりを推進してきたところであります。  これらの計画に盛り込まれた施策は、議員各位及び市民各位等関係者の積極的な参加と協力のもと、概ね順調に進展してきておりますが、第2次の現計画は、今年度で計画期間が満了することとなっております。  21世紀を目前にした今、時代は大きく変化し、少子高齢化高度情報化、経済のグローバル化環境問題等々新たな課題への対応が求められております。この課題解決のため、柔軟かつ弾力的で機動的な対応が肝要になってきております。  このため、21世紀の滑川市の礎となる「10年間」の計画策定について、滑川総合計画審議会に諮問しておりましたところ、先月31日に同審議会から「滑川総合計画21世紀新生プラン基本構想」の答申があったところであります。  この計画は、これまでの三大目標  「美しい環境の住みよいまち 滑川」  「活気に満ちた豊かなまち 滑川」  「香り高い文化のまち 滑川」を継承しつつ、「ときめき かがやき ひかりの街 なめりかわ」を標榜し、有形無形地域資源や特性を活かした躍動感溢れる「小さくともキラリと光る」まちづくりを目指すものであります。  この答申に基づきまして、今回、地方自治法第2条第4項の規定により、新滑川総合計画基本構想をご提案申し上げております。 2 当面の諸問題について (1)都市基盤整備について  つぎに、都市基盤整備について申し上げます。  国道8号魚津滑川バイパスにつきましては、現在、建設省において、北野地内の県道交差点工事をはじめ、新早月大橋下部工事が鋭意進められているところであります。  市といたしましては、引き続き事業の推進に協力してまいるとともに、地元関係者各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  一方、滑川富山バイパスにつきましては、現在、富山東パーキングで止まっている4車線化が、本年度末には富山市北馬場交差点までの間約900メートルが延伸されることとなり、供用開始により交通渋滞が解消されるものと期待するところであります。  県施行道路改良事業では、富山魚津線早月橋の架け替えに伴う橋脚5基及び滑川側橋台が先頃発注され、本年度末には下部工全体が完成することとなっております。  中川放水路事業につきましては、中川合流点工事及び8号バイパス横断ボックス工事が現在進められております。  また、沖田川につきましては、河川整備計画検討業務委託が先般発注されたところであります。  市といたしましては、これらの事業が円滑に推進されるよう今後とも積極的に協力してまいりたいと存じます。  市の事業につきましては、生活環境の向上と生活基盤整備を目指し、道路改良や舗装及び河川改良のための予算を計上しております。  また、新規認定20路線の増加や市道改良に伴い、道路台帳整備のための経費につきましても計上しているところであります。  滑川南土地区画整理事業につきましては、補助事業が本年度で完了となることから、鋭意進捗を図っているところでありますが、今回、滑川地下道線工事に関し議決案件となりますので、工事請負契約にかかる議案を提案しております。全体的には、工事概成段階に至っており、残る駅前広場整備等の完成に向け、より一層努力してまいりたいと考えております。  下水道事業につきましては、目下、菰原、柳原、辰野、上小泉地域の各一部について鋭意工事を施行中でありますが、今回、国庫補助事業の進捗に関連し、事業効率を図るための単独工事費の増額を行うとともに、下水道事業第8次7年計画の平成14年度完了に伴う下水道区域拡大見直しに際し、必要不可欠とされる下水管路JR北陸本線横断について、関係機関との協議を踏まえ、横断に係る設計業務委託費を計上しております。また、東加積地区農業集落排水事業につきましても、工事が順調に進み、本年度内で完成することから、事業費の精査を行ったところ、補助事業ベースで若干不用額が生ずると見込まれることから、減額の補正を計上しております。  市営住宅整備につきましては、第7期建設事業の4戸分を年度内完成に向け、近々工事発注することとしております。 (2) 社会環境整備について  つぎに、社会環境整備について申し上げます。  高齢化高度医療化が進行する今日、医療設備整備拡充社会的要請となってきております。  この社会的ニーズに呼応し、このほど厚生連滑川病院において、3次元立体画像が作成できるコンピュータ断層撮影装置を設置されることになり、市としても、本装置が地域医療に大きく寄与するとの観点から当該設備の購入に対し一部助成を行い、医療設備等充実促進市民医療の向上に資したいと考えております。 (3) 産業の振興について  つぎに、産業の振興について申し上げます。  本年の稲作概況につきましては、特に7、8月の好天に恵まれ、生育は平年より若干早回り、順調に推移したことから、8月15日現在における富山県東部の作況は、「やや良」となり、平年作を上回るものと予想されております。  本市稲作の大部分を占める「コシヒカリ」については、例年に比べ約一週間早い収穫となり、刈り取りは順調に進んでいる状況であります。市といたしましても、乾燥調製など、徹底した品質管理が実施されるよう関係機関とも連携しながら各種情報の提供や指導を行い、「美味しい滑川米ひかり米」が生産・出荷されるよう農家の皆様とともに努力しているところであります。  この美味しい滑川米ブランドの一層の確立を図るため、土づくりの推進や施肥改善等により、高品質で良食味の米づくりを実践する美味しい富山米実践事業補助内示がありましたので、所要の経費を計上しております。  農業農村整備事業につきましては、中野島地内での環境整備事業の実施に向け、このほど市の農村環境に関する総合的な調査や環境保全基本方針を明確にする「農村環境計画」を策定するための補助内示を受けたことから、所要の予算を計上しております。  また、国営造成施設及び国営付帯県営施設に係る管理費のうち国土保全多面的機能分に対し、関係土地改良区に支援を行う「国営造成施設管理体制整備事業」が新規事業として実施されるにあたり、県単独事業とともに所要の予算を計上しております。  治山事業につきましては、県単独補助事業により番念寺川において、落差工復旧事業に係る所要の予算を計上しております。  商業振興につきましては、この度、協同組合日専連滑川会では、販売促進と経営の合理化を図るため、従来のダイヤシール方式から国のリノベーション事業に基づく電子計算機によるポイントカードの導入が計画されておりますので、商業の活性化を図る見地から、市においても支援することとし所要の予算を計上しております。  去る7月初旬に起工式を挙行された富士ゼロックス社につきましては、第1期計画としては、生産棟年度内に完成させ、平成13年4月の操業を目指して、現在、建設が進められております。また、これに伴う投資額は約45億円で、従業員規模は約100名、うち地元雇用は約8割の予定と聴いております。  引き続き、地元町内会関係者の協力のもと、同社の工場建設が円滑に進められるよう支援、協力してまいりたいと存じます。  近年、魔法の水として脚光を浴びております海洋深層水につきましては、非水産分野の積極的な活用を目指して、これまで、その取水の方策等について検討を重ねてきたところでありますが、このほど資源エネルギー庁の補助により、新たな取水技術開発等を目指す(社)日本海洋開発産業協会研究プロジェクトに参加することとし、平成12年度の負担金及び本市における利用計画策定のための所要の予算を計上いたしております。  この事業実証試験のための取水管を布設することから、研究期間終了後は、関係機関の理解と協力を得て、この取水管を広く活用してまいりたいと考えております。  近年、情報化国際化が進む中で、国や地方自治体、また産業界においても、IT(情報技術)革命が叫ばれ注目の的となっております。  このような情勢から市といたしましては、日々進歩を続ける情報技術に対応し、市内企業ベンチャー企業活性化を図ることを目的として、来る12月上旬の予定で報道機関滑川市が主催するITフォーラム西地区コミュニティセンターにて開催したいと考えており、係る経費について所要の予算を計上いたしております。 (4) 教育の向上について  つぎに、教育文化の向上について申し上げます。  早月中学校改築事業につきましては、躯体工事がほぼ完了し、現在内装工事に着手しており、工事は順調に進捗しております。また、第2グランドの工事についてもこのほど完了し、夏休み前から使用を開始しております。改築中は、生徒、教職員等関係者に不便が生じることとなりますが、極力支障をもたらすことのないよう留意しながら進めることとしております。  全国的に少子化現象が進行する中、本市においては、子育て支援事業を推進しているところでありますが、その一環として、前年度末時点で満四歳未満児であった第三子以降の幼稚園児のいる世帯に対し、県の補助制度を活用した保育料授業料)等の助成事業を新たに実施し、多子世帯経済的負担を軽減してまいりたいと存じます。また、文部省の学校におけるボランティア等活用実践研究に基づく、総合的な学習推進事業実践研究推進地域」の指定を受けたので、東部小学校北加積小学校において、学校教育活動への地域の人材の効果的な活用による児童の体験的学習を実施するため、所要の予算を計上しております。  一昨年に続いて、中学生を対象として計画している海外派遣事業「第3回少年の翼」につきましては、今月22日から9日間にわたり、男子7名、女子13名の中学生及び団長、管理員の総勢25名を姉妹都市シャンバーグ市を中心とするアメリカ合衆国へ派遣することとし、現在、事前研修等を進めているところであります。  21世紀に羽ばたく少年少女が、現地でのホームステイや交流会、異文化を通じ、自由な発想で国際理解を増幅させ、あるいは国際感覚を醸成しながら、日本及び郷土滑川を再認識するよい機会になるものと確信しており、その成果を待望するものであり、今後もこのような機会を大切にしてゆきたいと考えております。  つぎに、総合体育センター整備についてであります。  体育館設備につきましては、昭和60年オープン以来15年を経過していることなどから、逐次その整備を図ってきたところでありますが、このほど、老朽化したバスケットボール用ゴールを更新するとともにランニングマシーン一台の増設を図るため所要の予算を計上し、体育館機能の一層の充実に努めたいと考えております。  つぎに、2000年とやま国体について申し上げます。  いよいよ、2000年とやま国体秋季大会まで30日あまりとなり、国体を盛り上げる各種競技やイベントが県内各地で開催されております。  このような状況の中で本市におきましては、各県の受入選手等の決定を終えた民泊町内会はもとより、ボランティアによる競技会場周辺主要道路における美化活動各種団体による手作り記念品の作成等々、また、町内会あげての市民一斉清掃活動等も十月に予定されており、市民こぞっての歓迎ムードが高まりつつあります。  来滑される方々に心に残るすばらしい思い出を作っていただけるよう、また、選手が競技に集中できるよう、県国体局、バレーボール、ウエイトリフティング両競技団体をはじめ関係団体町内会関係者と最終的な協議、調整にはいっているところであります。  20世紀の締めとなる今国体が、本市の姿を全国にアピールできる絶好の機会であることを十分認識し、市民こぞっていつまでも心に残る「あいの風に夢のせた感動の祭典」として開催できるよう万全を期して臨みたいと存じます。 (5) 経済の動向と財政運営について  つぎに、経済の動向と財政運営について申し上げます。  最近の我が国経済は、個人消費は、収入が下げ止まってきておりますが、横ばいの状態が続いております。住宅建設は、マンションなどは堅調でありますが、全体では、おおむね横ばいとなっております。設備投資については、持ち直しの動きが明確になっておりますが、公共投資は、堅調であった前年に比べれば低調な動きとなっています。  鉱工業生産は、堅調に増加しており、企業収益は、大幅に改善しています。また、企業の業況判断は、業種や規模によってはなお厳しいものの、全体としては改善が進んでおります。一方、雇用情勢については、完全失業率が高水準で推移するなど、依然として厳しいものの、残業時間や求人が増加傾向にあるなど改善の動きもみられます。  このような経済状況の下、政府においては、引き続き景気回復に軸を置いた経済・財政運営を行い、景気を自律的回復軌道に乗せていくよう全力を挙げつつ、我が国経済の動向等を注意深く見ながら適切に対応し、また、経済構造改革に迅速かつ大胆に取り組み、今後、日本新生プランの具体化のための新たな経済政策を取りまとめることとしています。  市といたしましては、これまで同様、国、県の方針に呼応していきたいと考えております。なお、国においては、目下、平成13年度予算の概算要求がとりまとめられ、予算編成作業が進められているところでありますが、本市の平成13年度予算編成や今後の財政運営にあたりましては、健全財政の維持に留意しながら、引き続き国・県の動向を注視、的確な対応に努めてまいる所存であります。  今回の補正予算は、一般財源の繰越金を主に、現時点において確実に見込みうる特定財源をあわせて編成した次第であります。 3 補正予算の説明
     つぎに、今回提案いたしました補正予算の内容についてご説明申し上げます。  議案第59号は、平成12年度一般会計補正予算(第2号)であります。  今回の補正予算は、2億5,330万5千円であり、補正後の予算額は129億2,425万2千円となります。  歳入につきましては    県支出金                1,730万6,000円    使用料              減額   5万1,000円    寄付金                     100万円    繰越金                  2億3,505万円  であります。  一方、歳出につきましては    議会費                   81万9,000円    総務費                     30万円    民生費                  608万9,000円     うち 保育所施設整備費補助金         329万円    衛生費                 1,304万1,000円    農林水産業費                 2,146万円    商工費                  2,717万7000円    土木費                  1億6,348万円     うち 道路改良費               1億円        市道舗装費              2,000万円        河川改良費              2,000万円    消防費                     500万円    教育費                 1,583万9,000円     うち 総合体育センター整備費        1,330万円  を計上いたしております。  議案第60号は、平成12年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第61号は、平成12年度下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第62号は、東加積地区農業集落排水建設事業における補助の最終年度精査による平成12年度農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)であります。 4 予算外案件  つぎに、予算以外の案件についてご説明申し上げます。  議案第63号は、租税特別措置法の改正に伴い、低開発地域工業開発促進法施行に伴う固定資産税課税免除に関する条例を一部改正するものであります。  議案第64号は、産業研修センターに機器を購入したことにより、当該機器の使用料を設定するため滑川産業研修センター条例を一部改正するもの、議案第65号は、根拠となる法律名の変更に伴い滑川福祉事務所設置条例を一部改正するもの、議案第66号は、幼稚園における多子世帯経済的負担の軽減事業の実施に伴う滑川幼稚園条例の一部改正をするもの、議案第67号は、建築基準法の改正に伴い滑川火災予防条例を一部改正するものであります。  議案第68号は、滑川総合計画基本構想について、議案第69号は、平成11年度滑川市一般会計ほか各特別会計の決算の認定を求めるものであります。  議案第70号は、市道の路線認定及び廃止について、議案第71号は、滑川地下道線工事に係る工事請負契約の締結についてであります。  そのほか報告といたしましては、報告第4号「平成11年度滑川継続費精算報告書」、報告第5号「平成11年度における主要施策の成果について」、報告第6号から報告第12号までは、滑川土地開発公社財団法人滑川老人福祉センター、財団法人滑川青少年婦人研修センター、財団法人滑川市文化・スポーツ振興財団財団法人滑川体育協会株式会社ウェーブ滑川及び財団法人滑川農業公社についてそれぞれ経営状況報告を行うものであります。  以上が今回提案いたしました諸案件のあらましであります。  なにとぞ、慎重ご審議のうえ、適正な議決をいただきますようお願い申し上げます。          ──────────◇────────── ◎全体委員会 (議案の補足説明) ○議長(中屋一博君)  暫時休憩いたします。ただちに全体委員会を開きます。  議案の順序により、補足説明を求めます。              (議案の補足説明が行なわれる) ○議長(中屋一博君)  以上で全体委員会を閉じます。  休憩前に引き続き、本会議を開きます。  明12日から9月13日までは休会といたします。9月14日午前10時から本会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出諸案件に対する質疑を行ないます。  質問並びに質疑を希望される方は、明12日正午まで、議長あてに通告願います。  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。                午前11時47分散会...