氷見市議会 2020-03-17
令和 2年 3月定例会−03月17日-04号
令和 2年 3月定例会−03月17日-04号令和 2年 3月定例会
令和2年
3 月
氷見市議会定例会会議録(第4号)
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令和2年3月17日(火曜日)
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議 事 日 程 (第4号)
第1 議案第1号から議案第30号まで及び議案第33号、議案第34号、令和2
年度氷見市
一般会計予算ほか31件並びに報告第1号
地方自治法第179条による専決処分について(
委員長報告、討論、採決)
第2 議案第35号、議案第36号 氷見市副市長の選任についてほか1件
(
提案理由の説明、即決)
第3
議員提出議案第1号 防災・減災、
国土強靱化対策の充実及び延長を求める意見書(
提案理由の説明、即決)
第4 議員派遣の件
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本日の会議に付した事件
日程第1 議案第1号から議案第30号まで及び議案第33号、議案第34号、令和2
年度氷見市
一般会計予算ほか31件並びに報告第1号
地方自治法第179条による専決処分について(
委員長報告、討論、採決)
日程第2 議案第35号、議案第36号 氷見市副市長の選任についてほか1件
(
提案理由の説明、即決)
日程第3
議員提出議案第1号 防災・減災、
国土強靱化対策の充実及び延長を求める意見書(
提案理由の説明、即決)
日程第4 議員派遣の件
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出席議員及び欠席議員の氏名
出席議員(17人)
1番 穴 倉 陽 子 君 2番 北 宣 市 君
3番 屋 敷 夕 貴 君 4番 稲 積 佐 門 君
5番 越 田 喜一郎 君 6番 萬 谷 大 作 君
7番 正 保 哲 也 君 8番 竹 岸 秀 晃 君
9番 松 原 博 之 君 10番 上坊寺 勇 人 君
11番 小清水 勝 則 君 12番 積 良 岳 君
13番 萩 山 峰 人 君 14番 荻 野 信 悟 君
15番 澤 田 勇 君 16番 谷 口 貞 夫 君
17番 嶋 田 茂 君
欠席議員(0人)
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職務のため議場に出席した
事務局職員
事務局長 坂 本 博 之 次長 串 田 安 弘
副主幹 西 島 秀 元 主査 横 田 慎 一
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説明のため議場に出席した者の職・氏名
市長 林 正 之 君 副市長 小 野 裕一朗 君
政策統括監 高 橋 正 明 君
企画政策部長京 田 武 彦 君
総務部長 藤 澤 一 興 君 市民部長 澤 永貢子 君
産業振興部長森 田 博 之 君 建設部長 大 野 一 也 君
防災・
危機管理監 会計管理者 川 淵 宏 朗 君
宮 下 宗 久 君
財務課長 東 軒 宏 彰 君
会計課長 釜 田 弘 賢 君
教育委員会
教育長 鎌 仲 徹 也 君 教育次長 大 門 芳 宏 君
監査委員
代表監査委員金 谷 正 和 君 事務局長 新 井 和 浩 君
消防機関
消防長 横 山 修 一 君
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午後 2時00分 開議
○議長(
荻野信悟君) これより本日の会議を開きます。
議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。
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△議案第1号から議案第30号まで及び議案第33号、議案第34号並びに報告第1号
○議長(
荻野信悟君) 日程第1 議案第1号から議案第30号まで及び議案第33号、議案第34号、令和2
年度氷見市
一般会計予算ほか31件並びに報告第1号
地方自治法第179条による専決処分についてを一括議題といたします。
△
常任委員長の報告
○議長(
荻野信悟君)
常任委員長より、委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。
産業建設委員長 松原博之君。
〔
産業建設委員長 松原博之君 登壇〕
◎
産業建設委員長(松原博之君)
今期定例会において、
産業建設委員会に付託されました案件に係る審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本委員会は去る11日に開催し、付託されました案件については、
議案ごとに当局より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったのであります。
審査の結果、議案第1号 令和2
年度氷見市
一般会計予算及び議案第9号 令和元
年度氷見市
一般会計補正予算(第5号)につきましては賛成多数により、その他の案件につきましては、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、審査の過程において各委員より発言のありました意見等につきましては、委員会の意向を十分踏まえ対処されるよう付言するものであります。
以上、
産業建設委員会の報告といたします。
○議長(
荻野信悟君)
厚生文教委員長 正保哲也君。
〔
厚生文教委員長 正保哲也君 登壇〕
◎
厚生文教委員長(正保哲也君)
今期定例会において、
厚生文教委員会に付託されました案件に係る審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本委員会は去る12日に開催し、付託されました案件について、
議案ごとに当局より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったのであります。
審査の結果につきましては、議案第1号 令和2
年度氷見市
一般会計予算、議案第3号 令和2
年度氷見市
病院事業会計予算、議案第9号 令和元
年度氷見市
一般会計補正予算(第5号)及び議案第11号 令和元
年度氷見市
病院事業会計補正予算(第2号)は賛成多数により、その他の案件については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきと決した次第であります。
なお、審査の過程において各委員より発言のありました意見等については、委員会の意向を十分に踏まえ対処されるよう付言するものであります。
以上、
厚生文教委員会の報告といたします。
○議長(
荻野信悟君)
企画総務委員長 小清水勝則君。
〔
企画総務委員長 小清水勝則君 登壇〕
◎
企画総務委員長(
小清水勝則君)
今期定例会において、
企画総務委員会に付託されました案件に係る審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本委員会は去る13日に開催し、付託されました案件について、
議案ごとに当局より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったのであります。
審査の結果、議案第1号 令和2
年度氷見市
一般会計予算及び議案第9号 令和元
年度氷見市
一般会計補正予算(第5号)につきましては賛成多数により、その他の案件につきましては、全会一致をもって原案のとおり可決または承認すべきものと決した次第であります。
なお、審査の過程において各委員より発言のありました意見等につきましては、委員会の意向を十分踏まえ対処されるよう付言するものであります。
以上、
企画総務委員会の報告といたします。
○議長(
荻野信悟君) 以上で、
常任委員長の報告は終わりました。
△討論
○議長(
荻野信悟君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
15番 澤田 勇君。
〔15番 澤田 勇君 登壇〕
◆15番(澤田勇君) 私は、議案第1号 令和2
年度氷見市
一般会計予算について反対の立場で討論を行います。
1点目として、10款教育費の中で、新
文化交流施設整備事業費として7億844万4,000円が計上されております。主な内容は、委託料と
工事請負費ということでありますが、この新
文化交流施設整備事業費の
予算計上に反対であります。
なぜ反対なのか、理由を申し述べます。
そもそもこの予算は、昨年12月に完了されたとされる新
文化施設の
基本設計を基とした
実施設計費、
工事請負費の一部でありますが、私は
基本設計そのものを検討し直すべきと考えておるからであります。
計画によりますと、1階が
ピロティーと
エントランス、地上5メートルの2階にホール、客席、交流室、3階にも客席を設ける構造であります。なぜ地上5メートルもの高さの2階にホールを配置し、800を超える客席を2階、3階に設けなければならないのでしょうか。
設計者によれば、昨年の6月までは地上6メートルにホール、客席を設ける、いわゆる
ピロティー方式は考えてはいなかった。しかし、昨年7月に氷見市の全家庭に配布された氷見市
洪水土砂災害ハザードマップ保存版によると、氷見市において、1,000年に一度の割合での大雨で上庄川が氾濫し、
建設予定地では地上3メートルの水深の洪水になるとの記述がある。それが地上5メートル以上にホール、客席を設けた理由であるとのことであります。
市長並びに
企画政策部長も同様の説明をなされておりますが、上庄川が氾濫したら、どうして深さ3メートルの洪水になるのでしょう。
洪水ハザードマップを作成した氷見市
ふるさと整備課にその計算根拠の説明を求めましたが、分からないということでありました。
確かに改正された水防法によれば、1,000年に一度程度の大雨に対しての
洪水ハザードマップの公表を市町村に義務づけされてはおりますが、富山県内では、富山市、高岡市は現在作成中であり、県全体ではまだそんなに多くはないようであります。
ただ、1,000年に一度程度の確率の
洪水ハザードマップの作成の目的は、市民が災害に対し自覚、警戒し、迅速な避難を心がけるための参考にすべきものでありましょう。1,000年に一度程度の確率の洪水に対しては、あくまで避難を原則とすべきで、新
文化施設を
ピロティー方式にて対応するというのは無理があるのではないでしょうか。
建設コストの上昇、バリアフリーへの対応、火災等の対策の説明が不十分であり、提案されている
基本設計は見直されるべきであります。
したがって、新
文化交流施設整備事業費の予算案に反対するものであります。
2点目としては、4款衛生費の中で
病院事業会計繰出金7億9,477万2,000円が
予算計上されております。
金沢医科大学氷見市民病院に対応するための
病院事業会計への繰出金であります。
市当局の説明によると、病院が赤字続きなので、氷見市と病院の負担の見直しを行い、令和2年度予算では、もともとの協定よりも9,074万5,000円、病院の負担を軽減し、同額、氷見市の負担を重くするというものであります。
平成20年4月1日から20年間、
学校法人金沢医科大学を
指定管理者として氷見市が指定し、公設民営の
金沢医科大学氷見市民病院としてスタートしたわけであります。平成19年の11月22日、氷見市と
学校法人金沢医科大学との間で結ばれた
基本協定並びに細目協定に
病院経営に関しての負担割合について、そして大学は
地域住民に安定的かつ良質な
医療サービスを提供することを規定しております。
平成20年度から平成30年度までの10年間、協定に基づいて病院は運営されてきたのでありますが、残りの10年間も協定に基づいて運営されるのは当然であります。指定期間中の病院の収支については、あくまでも
学校法人金沢医科大学内部のことであり、
病院経営の赤字を氷見市が補填するということは、協定をないがしろにするものであり、また
指定管理者制度を導入した公設民営の
病院運営の根幹に関わることにもならないでしょうか。
以上の理由で、協定よりも氷見市の負担を重くしている
病院事業会計繰出金の予算案には反対いたします。
次に、議案第3号 令和2
年度氷見市
病院事業会計予算については反対いたします。
反対の理由は、
学校法人金沢医科大学の負担を軽くして、それに基づいて
病院事業会計を行うとしている議案第3号については反対であります。
次に、議案第9号 令和元
年度氷見市
一般会計補正予算(第5号)について
反対討論をいたします。
4款衛生費の中の
病院事業会計繰出金7,990万5,000円の
予算計上に反対であります。
今まさに1年が経過しようとしている令和元年度の病院の赤字を補填するため、
基本協定、細目協定を見直してまで
補正予算を組み、病院の負担を軽くしてくれるとは、新しい市長は物分かりがよいと
金沢医科大学は評価してはおられるでしょう。しかしながら、氷見市の負担が重くなるような、このような
補正予算については、私は市民を代表している議員として反対であります。
次に、議案第11号 令和元
年度氷見市
病院事業会計補正予算(第2号)について反対いたします。
補正予算の繰出金を基にしての
事業会計については、当然反対であります。
以上で私の
反対討論を終わりますが、議員の皆様方もどうかよろしくお願いいたします。
○議長(
荻野信悟君) 16番 谷口貞夫君。
〔16番 谷口貞夫君 登壇〕
◆16番(谷口貞夫君) 私は、議案第1号 令和2
年度氷見市
一般会計予算及び議案第9号 令和元
年度一般会計補正予算(第5号)中
原子力災害時
避難円滑化モデル実証道路事業について及び議案第9号 令和元
年度氷見市
一般会計補正予算(第5号)中
原子力災害時
避難円滑化モデル実証公園整備事業について、反対の立場で討論をいたします。
志賀原子力災害時における自家用車、バス等で避難する住民の避難退域時検査場所を
氷見大浦運動公園の奥地の駐車場を舗装整備する
避難円滑化モデル実証公園整備事業を認めることはできません。
それは、大浦公園内は地盤が軟弱で地盤沈下も激しく、また自然災害、大雨等による浸水災害が繰り返し起こっている公園であります。昨今の異常気象による集中豪雨、台風等による河川の決壊、氾濫、住宅地の浸水など、想定を超えた自然災害が多発している今日の状況であります。地震による液状化も心配されます。
氷見運動公園は、防災対策、
避難住民の
車両検査場として、住民の命を守る、安全・安心が保障できない場所と考えるからであります。
大浦運動公園内で、一極集中して
避難車両を検査のため、公園内に連なる道路を
避難円滑化モデル実証道路事業も、
関連事業として反対いたします。
私はこれまで8回の
避難訓練に参加してきました。
避難訓練の反省として、
避難住民をできるだけ早く、渋滞や混雑を少なくする立場からUPZ圏30キロメートル内外の避難者を分散化するべきであると考えるからであります。
現在、氷見市内を走る
能越自動車道を
中心的避難道路と考え、4か所ある
インターチェンジ付近に
避難車両を検査する場所を設けるべきと考えるからであります。
UPZ圏内外の住民の一時
避難場所は、各地域の
学校体育館です。集まった住民を点検し、確認を行い、射水市、高岡市、小矢部市、南砺市をそれぞれ避難先として訓練をしてきました。
能越自動車道の
インターチェンジを各地域ごとに避難道路として活用する
モデル実証事業を計画すべきと考えます。
さらに、
モデル実証事業に弱者の立場にある人たちの
住民避難対策を考える必要があります。現在、各地域で廃校となっている校舎、体育館を、放射能を遮断する避難カプセル化し、
避難住民の
避難場所とする
モデル事業を計画すべきと考えます。
現在、介護施設、
特養施設等では、
屋内退避施設として放射能を遮断するスペースが2か所整備されています。弱者の立場にある
子どもたち、高齢者を守るべきであると考えます。それを最優先し、防災、
避難対策を考えるべきであります。
原子力防災、
避難対策は、国の政策の一環として、想定される災害から
地域住民の命を守る事業として、住民が納得できる
モデル事業でなければならないと考えるからであります。
現在計画されている
原子力災害避難円滑化モデル実証事業の見直しを強く求め、議案第1号 令和2
年度氷見市
一般会計予算及び議案第9号 令和元
年度氷見市
一般会計補正予算(第5号)に反対いたします。
議員各位におかれましては、
氷見運動公園内で
避難住民が新たな災害に巻き込まれないためにも、議員各位の良識ある判断をお願いし、私の
反対討論といたします。
○議長(
荻野信悟君) 1番 穴倉陽子君。
〔1番 穴倉陽子君 登壇〕
◆1番(穴倉陽子君)
日本共産党の立場から、議案第1号 令和2
年度氷見市
一般会計予算、議案第9号 令和元
年度氷見市
一般会計補正予算(第5号)、2款3項1目
戸籍住民基本台帳費、4款3項2目
病院事業会計繰出金、議案第3号 令和2
年度氷見市
病院事業会計予算、議案第11号 令和元
年度氷見市
病院事業会計補正予算(第2号)の議案に対して、反対の討論を行います。
まず、議案第1号、議案第9号について、
マイナンバーカード制度に関連する
予算計上、
通知カード、
個人番号カード関連事務171万円、この財源は100%国の補助金を執行するものですが、以下に述べる理由から反対します。
マイナンバーカードの交付は4年目に入りますが、今年1月の段階での
カード交付枚数は全国で約1,900万枚、人口比で15%、氷見市の取得率も18.78%、2割に達しておりません。
社会的弱者への必要な給付を行うため、全国民の所得情報の把握が必要だとか、災害時に真に助けを求める被災者への支援に有効だとか、いろいろ理由づけされたものの、有効利用の実績は報告されておりません。成立前から国民総背番号制で監視社会につながると危険性が指摘されておりました。
政府は、この制度のあまりに低い普及率を見て、昨年6月に
マイナンバーカードを強力に推進することを打ち出しました。本来、
カード取得は強制ではなくあくまでも任意ですが、今年中に全ての公務員に取得をさせるとしています。来年3月には、
健康保険証の代わりに
マイナンバーカードを利用可能とするなど、
普及率向上のためにさらにコストをかけるとしています。
カードの顔写真と
マイナンバーのデータベースが構築されれば、個人の行動は
防犯カメラや
認証システムによって容易に分かり、さらに税や預金など、民間管理の個人情報が
マイナンバーにひもづけされれば、国があらゆる個人情報を瞬時に一括集中管理できるようになり、それはプライバシーや人権を無視した監視社会へとつながる危険性をはらんでいくものと考えます。
導入維持のために既に1兆円を超えるコストがかけられ、この先も
プレミアム付き商品券に似た
マイナポイント制度の実施が盛り込まれていて、経費はさらに膨らむ見込みです。ここにつぎ込む経費を
新型コロナ対策に回せればどれほど有益かと考えます。
カードが普及しないのは、市民が毎日の生活に必要性を感じないからで、むしろ
ナンバー記載の行政文書の誤送付や
情報漏えい、カードの偽造等、全国で問題が頻繁に起きているのが現実、住民に不安を与えています。氷見市も取得率2割に満たない現状です。
マイナンバー制度に係る関連事務は国から下りてくるもので、当局としても抗いようのないことだとは思いますが、
日本共産党として反対を表明しておきます。
次に、議案第1号、議案第3号、議案第11号について、
金沢医科大学氷見市民病院に係る市と
指定管理者の負担割合の見直しに反対し、
一般会計からのその分の繰り出しに反対いたします。
地域医療を存続させる難しさは、
厚生労働省が公立・公的病院の再編統合に向けた議論を促すとして、県内5病院を含む全国424病院を一方的に名指しし、各自治体に厳しく反発されていることにも表れています。
日本共産党の議員は、それら国の対応を批判する意見書を取りまとめたり、病院を守る要望書等を提出し
地域医療を守るために各地で奮闘しておりますが、翻って私が
氷見市民病院の負担割合の軽減、それを市が補填することを反対するのは、
基本協定第1章、
指定管理者の指定の意義、乙が運営する
私立医科大学の経営能力を活用しつつ、
地域住民に安定的かつ良質な
医療サービスを提供する云々、次、信義誠実の原則、第5条2、乙は、地域に開かれた医療機関としての役割を十分に確保しつつ、自立的かつ
効率的な
病院運営に努めるものとし、甲はこれを尊重する、
基本協定にあるこの部分に依拠して、
指定管理者にもう一踏ん張り頑張ってもらいたいと思うからです。
経営は
指定管理者である
学校法人金沢医科大学に任せました。協定の期間は令和10年まであります。
リハビリ治療が充実していると評価する声が上がる一方、市民の信頼が得られず、他市の病院へ流れてしまう現実も多々あります。いかにして市民からの全幅の信頼を得るか、安易に市に依存せず、自ら背水の陣の境地に立って
私立医科大学の経営能力をフル稼働してほしいと思います。
北日本新聞が算出した2018年度の
病床利用率で見ると、
金沢医科大学氷見市民病院は80.8%で、健全経営に必要とされる70%を10%上回っております。また、がん治療で有名なあの
県立中央病院よりも上位でした。
2019年度は分かりません。しかし、ここでは、見れば頑張れるのではないでしょうか。
地域医療を守り維持することができない事態になれば、病院の
負担軽減見直しも、私もやぶさかではありませんが、今期この時点での
割合見直しには賛同できません。
以上、
反対討論を終わります。
○議長(
荻野信悟君) 6番 萬谷大作君。
〔6番 萬谷大作君 登壇〕
◆6番(萬谷大作君) 私は、
自民同志会を代表いたしまして、
今期定例会に提案されております議案第1号 令和2
年度氷見市
一般会計予算、議案第3号 令和2
年度氷見市
病院事業会計予算、議案第9号 令和元
年度氷見市
一般会計補正予算(第5号)及び議案第11号 令和元
年度氷見市
病院事業会計補正予算(第2号)、以上4議案について、一括して賛成の立場から討論をいたします。
まずは、新
文化交流施設整備事業であります。
この事業につきましては、昨年8月に設計者を選定し、
市民ワークショップや文化団体との意見交換を経て
基本設計を完了いたしました。今後は、実施設計を経て令和3年度末の竣工を目指すと聞き及んでおります。同時に、相乗効果を発揮してにぎわいを創出する
民間施設事業者の募集も本年2月に行ったところであり、長らく失われていた市民の
文化芸術活動、再興の光がようやく見えてきたようでございます。
事業費の大幅な増加が懸念されるところではありますが、当局におきましては、財政規律を注視しながら、設備の
仕様見直し等に取り組んでいくとのことであります。
ただ、昨年7月の
洪水土砂災害ハザードマップの更新により、
整備予定地での予想される浸水の深さが3メートルから5メートルとされたことから、
メインフロアを5メートル程度持ち上げた
ピロティー方式を採用することへの反対意見には承服しかねるのであります。
水防法の改正により、「懸念する最大の雨量」は、「数十年から100年に一度」から、「1,000年に一度レベル」と変更され、かさ上げは当然の行為であり、来場者の安全が図られるのはもちろんのこと、
地域住民の
避難場所としての利用も可能でございます。また、万が一浸水した場合でも、復旧の時間、費用の軽減が図られます。これを放置することは危機管理を怠るに等しい行為であり、市民代表の発言としては残念でなりません。
次は、
病院事業会計であります。
金沢医科大学氷見市民病院は、氷見市における基幹的な
公的医療機関として、不採算部門も含め、僻地医療や
高度先進医療を提供する重要な役割を果たしていますが、多くの公立病院と同様に、
金沢医科大学氷見市民病院においても、経営状況の悪化や医師不足のために医療体制の維持が厳しい状況になっているのは事実でございます。それゆえ、人口減少や少子高齢化が急速に進展する中で、氷見市独自で適切な医療体制の再構築に取り組んでいくことがますます必要になっております。
その医療体制の再構築、そして経営健全化に向けての在り方の転機が今回の指定管理料の見直しであります。現在の病院の経営状況や今後の医療環境等を見据え、
金沢医科大学氷見市民病院が安定した経営の下、持続的に氷見市の中核病院として市民の生命と健康を守っていくことができるように、令和2年度に
金沢医科大学氷見市民病院とともにさらなる「公立病院改革プラン」を策定することとしております。これにより、国からの財政措置も受けられるなど経営の安定に寄与することから、今後の
金沢医科大学氷見市民病院の持続性を確保していくことができるのであります。
時には痛みのある政策であっても、第一に考えねばならないのは
地域医療を守ることであり、病院が存続できなくなることで一番の被害を被るのは、氷見市民の健康、生命であることをお忘れなきようお願いいたします。
次は、
原子力災害避難円滑化モデル実証事業についてであります。
この施策は、志賀原発で重大事故が発生した場合に備え、氷見市だけでなく能登地方の住民の避難がより円滑に行われるよう、国の
原子力災害時避難円滑化
モデル実証事業により、富山県が定める避難退域時検査場所候補地である
氷見運動公園の一部の舗装や、進入路である市道環状南線のかさ上げ工事による冠水対策を行うものであります。
氷見市は、志賀原発から半径30キロメートル圏のUPZ圏内に3分の2が含まれることから、事故発生時には最寄りの集合場所からスクリーニング検査を経て、西部5市の避難所へ素早く避難せねばなりません。当然、避難時には外気に肌をさらさず、円滑にスクリーニングを行わなければなりませんから、資機材の緊急配備、検査要員の参集が容易であり、自家用車とバスが同じ場所で検査できるよう、広大な舗装された場所が必要不可欠なのは疑う余地がありません。
さらに、全額国費による市道環状南線のかさ上げ工事は、市南部地域を東西に横断する幹線道路として、市民生活の安全性の向上及び交流、経済活動の活性化に寄与するものであり、この機会を逃すことこそ氷見市にとって大打撃であることは火を見るより明らかであります。
以上の3点に関しては、いずれも氷見市民の安全・安心に密接に関連する事項であります。最も守らねばならない市民の生命、財産を危険にさらすことなど、何があっても断じて許されるものではないということをここにはっきりと申し上げておきます。
最後に、個人番号カード
関連事業について申し上げます。
これは国策として行われているものであり、したがって全額国費で賄われている事業であります。他の自治体首長も言われておりましたが、この事業を止めたいのであれば、地方議会でなく国会で議論すべきであるということをまず指摘しておきます。
その上で、これまで
関連事業に賛成しておきながらこの期に及んで反対する、何とも一貫性のない、また主体性のない姿勢に疑問を呈せざるを得ないのであります。
いずれにしても、反対し、意に沿わない部分があるのであれば、議員には修正案を提案する権利があります。各予算の款、項、目を読み解き、関連する費用を修正し、財源となる予算を含めて提案する。これを行わない限り、議案に言いっ放しの持論をつけた反対でしかないということをここにはっきりと申し添えておきます。
以上、議員各位には広い視野と見識の下、良識のある判断をお願いし、賛成討論といたします。
○議長(
荻野信悟君) 以上をもって討論を終結します。
△採決
○議長(
荻野信悟君) これより上程全案件を採決いたします。
議題のうち、まず議案第1号及び議案第9号を一括して採決いたします。
議案第1号 令和2
年度氷見市
一般会計予算及び議案第9号 令和元
年度氷見市
一般会計補正予算(第5号)を
常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
荻野信悟君) 起立多数であります。よって、議案第1号及び議案第9号は
常任委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第3号及び議案第11号を一括して採決いたします。
議案第3号 令和2
年度氷見市
病院事業会計予算及び議案第11号 令和元
年度氷見市
病院事業会計補正予算(第2号)を
常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
荻野信悟君) 起立多数であります。よって、議案第3号及び議案第11号は
常任委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第2号、議案第4号から議案第8号まで、議案第10号、議案第12号から議案第30号まで、議案第33号及び議案第34号並びに報告第1号を一括して採決いたします。
議案第2号、議案第4号から議案第8号まで、議案第10号、議案第12号から議案第30号まで、議案第33号及び議案第34号、令和2
年度氷見市水道
事業会計予算ほか27件並びに報告第1号
地方自治法第179条による専決処分については、それぞれ
常任委員長の報告のとおり可決または承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
荻野信悟君) 起立全員であります。よって、議案第2号、議案第4号から議案第8号まで、議案第10号、議案第12号から議案第30号まで、議案第33号及び議案第34号並びに報告第1号は、いずれも
常任委員長の報告のとおり可決または承認することに決しました。
─────────────────────────
△議案第35号及び議案第36号
○議長(
荻野信悟君) 次に、日程第2 議案第35号及び議案第36号、氷見市副市長の選任についてほか1件を一括議題といたします。
△
提案理由の説明
○議長(
荻野信悟君) 市長から
提案理由の説明を求めます。
林市長。
〔市長 林 正之君 登壇〕
◎市長(林正之君) 追加提案いたしました案件は、人事に関するもの2件であります。
これまで市政運営を支えていただいた小野副市長が退任されることになり、後任の副市長を全国公募し、厳格な審査の結果、新たに篠田伸二氏を選任いたしたく、お諮りするものであります。
篠田氏には、長らくマスコミ等、民間で活躍された経歴から、氷見市に新しい風を吹き込み、本市の地方創生に御尽力いただけるものと考えております。
また、人権擁護委員候補者に、引き続き川田美知子氏を推薦いたしたく、それぞれお諮りするものであります。
御同意をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。
○議長(
荻野信悟君) お諮りいたします。ただいま議題となっております案件は、事情十分御了承のことと存じますので、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
荻野信悟君) 御異議なしと認めます。よって、議案第35号及び議案第36号は即決することに決しました。
△採決
○議長(
荻野信悟君) これより、採決いたします。
議題のうち、まず議案第35号を採決いたします。
議案第35号 氷見市副市長の選任については、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
荻野信悟君) 起立全員であります。よって、議案第35号は原案のとおり同意されました。
次に、議案第36号を採決いたします。
議案第36号 人権擁護委員候補者の推薦については、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
荻野信悟君) 起立全員であります。よって、議案第36号は原案のとおり同意されました。
ここで、副市長 小野裕一郎君から挨拶の申し出がありますので、発言を許します。
小野副市長。
〔副市長 小野裕一朗君 登壇〕
◎副市長(小野裕一朗君) 議長のお許しをいただきまして、一言、御挨拶を申し上げます。
2年前に副市長を拝命して以来、林市長の掲げる氷見元気プロジェクトの推進、そして地方創生において全国のモデルとなるようなまちづくりに向けて、微力ではございますが、誠心誠意職務に当たってまいりました。
その間、議員の皆様には、一方ならぬ御指導、御鞭撻をいただいたことに深く感謝申し上げます。
また、先ほど選任同意をいただき、新たに着任される篠田副市長にも、私同様の御支援と御厚情を賜りますようお願いいたします。
私は2年前に県外から参りまして、地域に根差して暮らしている市民の皆様の思いをお伺いすることを常に大切にするとともに、自分自身も家族と氷見で生活を営んでいる1人の生活者の目線を持って働いてまいりましたが、拙いながら、氷見弁の聞き取り、それから話す能力は2年間で多少なりとも向上したのではないかと思っております。
印象に残る出来事は様々ございますが、市民参加で昨年初めて開催されましたベートーヴェンの第九演奏会「はじめの一歩コンサート」や、なかなか東京ではすることのできない農作業の体験など、様々な機会を通しまして、地域の実情や市政に対する御意見をいただく多くの機会に恵まれたことに深く感謝しております。
2年間、関係の方々や市長、教育長をはじめ、庁内でも多くの御支援と御尽力をいただきまして、たくさんの事業に関わることができました。中でも、市外から来た若者を温かく受け入れていただき、一緒に仕事に取り組むことができた職員の皆様にも感謝を申し上げたいと思います。
今般の議会での御議論にもございましたけれども、氷見市の人口減少、なかなか下げ止まっていないということで、その意味でこの期間に成果が残せなかったのは、不徳の致すところで申し訳なく思っております。
今後といたしましては、懸案でありました海浜植物園、漁業文化交流センターのリニューアル、それから事業者などの支援のためのビジネスサポートセンターHimi−Bizの開設も間近に控えておりますし、中心市街地の活性化、教育の魅力化や外部人材も活用した体験型観光やインバウンドの推進、豊かな食を生かしたシティプロモーション、関係人口という名前で言われておりますが、氷見の応援団をさらに拡大させていくことなど、来年度以降も適切な形で事業を継続して行っていくことで効果が現れていくことも多いのではないかと存じます。
今後、市の内外を問わず、関係する主体がうまく連携していく体制をつくるとともに、市役所内では事業相互の連携を常に意識するとともに、必要な見直しを図りながら、スピード感を持って取組を進めていくことを御期待申し上げますとともに、議員各位の御理解と御支援をお願い申し上げます。
私は地方創生人材支援制度による派遣期間が原則2年間ということで、この3月末日をもって副市長の職からは退任をいたしますが、今後とも、市民の皆様が安全・安心に、そして生き生きと暮らすことのできる、そんな氷見市であり続けることを御祈念申し上げますとともに、自分自身も、今後も微力ながら氷見市のために力を尽くしたいと思いますので、そのことをお誓い申し上げ退任の挨拶といたします。
結びに、議員各位と市民の皆様の今後の御多幸と御健勝を御祈念申し上げます。2年間大変お世話になりまして、ありがとうございました。
(拍手)
○議長(
荻野信悟君) 小野副市長におかれましては、総務省自治行政局から地方自治に精通された副市長として平成30年4月に就任以来、2年間の在職期間中、本市発展のため、市長の補佐役として多大な御尽力をいただきました。
その御功績は大きなものであり、ここに議会を代表いたしまして、これまでの御労苦に対し深く感謝の意を表する次第であります。
退任後もどうか御自愛の上、引き続き市政への御助言を賜りますようお願い申し上げますとともに、今後ますますの御健勝、御多幸をお祈りいたしまして、私からのお別れの言葉といたします。
次に、ただいま選任同意により副市長に就任されることとなりました篠田伸二君から挨拶の申し出がありますので、発言を許します。
〔篠田伸二君 登壇〕
◎篠田伸二君 ただいま選任の同意をいただきました篠田信二と申します。
議長のお許しをいただきまして、一言御挨拶を申し上げます。
まずもって、私の副市長選任の御同意を賜りましたこと、大変光栄に存じますとともに、職責の重さに身の引き締まる思いであります。
また、総務省から着任されて2年間、市政の発展に尽くされた小野副市長には心から敬意を表するものでございます。本当にお疲れさまでした。
私は東京の民放テレビ局、TBSに入社いたしまして、テレビ、それからメディアの世界に生きてきました。映像表現、そして言葉を大切にしながら、伝えるということをずっと続けてまいりました。
このたびこのような機会をいただきまして、このまちに継承されてきた文化や歴史、それから世界に誇るべき景観、そして豊穣たる海の幸など、これらお宝を、さて、これからどう内外に伝えていくか、そして何よりも市民の皆様の総幸福量を上げるお手伝いを全身全霊を傾けて全うする覚悟であります。
行政経験がない中で不安に思われる方もあるかもしれませんが、林市長の進める氷見元気プロジェクト、そして全国のモデルとなるような地方創生のまちづくりの推進、そして魅力にあふれた近未来の氷見市のまちづくりに向けましても、これから新しく仲間になる市の職員の皆様と、そして市民の皆様とともに誠心誠意取り組んでまいりたいと思います。
最後に、今後の議員の皆様方の格別なる御指導をお願い申し上げまして、私からの御礼の御挨拶とさせていただきます。何とぞお手柔らかにお願いいたします。
どうもありがとうございました。
(拍手)
─────────────────────────
△
議員提出議案第1号
○議長(
荻野信悟君) 次に、日程第3
議員提出議案第1号 防災・減災、
国土強靱化対策の充実及び延長を求める意見書についてを議題といたします。
△
提案理由の説明
○議長(
荻野信悟君) 提出者から
提案理由の説明を求めます。
11番
小清水勝則君。
〔11番
小清水勝則君 登壇〕
◎11番(
小清水勝則君) ただいま議題となりました
議員提出議案第1号 防災・減災、
国土強靱化対策の充実及び延長を求める意見書について、提出者を代表して、原案朗読をもって
提案理由の説明を申し上げます。
近年、我が国は、地震、豪雨、暴風、波浪、豪雪など、自然災害の頻発化・激甚化にさらされており、昨年も、台風15号の暴風に起因する関東地方の大規模停電や、台風19号による東日本広域にわたる洪水発生など、未曽有の災害が多発している。
本市においては、氷見市防災計画に基づき、今後想定される大規模自然災害から市民の生命と財産を守るとともに、災害時でも機能不全に陥らない経済社会システムを構築すべく強靱な地域づくりに取り組んでいるところであります。
加えて、一昨年12月の国の「国土強靱化基本計画」の改定を踏まえつつ、昨今の災害で顕在化した課題に対応するため、令和2年度に「氷見市国土強靱化地域計画」を策定し、本市の強靱化及び国全体の強靱化に貢献するための取り組みを一層推進するものであります。
よって、これら対策を推進していく上で十分な予算を安全かつ継続的に確保する必要があり、国においては次の事項について措置されるよう強く要望する。
1 「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」を強力に推進していくため、3か年の最終年度である令和2年度においても、必要な予算を確保すること。
2 令和3年度以降も継続して国土強靱化に計画的に取り組むため、3か年緊急対策の延長と規模の拡大を図ること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
議員各位には、この趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願いいたしまして、
提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
荻野信悟君) お諮りいたします。ただいま議題となっております案件は、事情十分御了承のことと存じますので、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
荻野信悟君) 御異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第1号は、即決することに決しました。
△採決
○議長(
荻野信悟君) これより採決いたします。
議員提出議案第1号 防災・減災、
国土強靱化対策の充実及び延長を求める意見書については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
荻野信悟君) 起立全員であります。よって、
議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。ただいま意見書が可決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
荻野信悟君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任されました。
─────────────────────────
△議員派遣の件
○議長(
荻野信悟君) 次に、日程第4 議員派遣の件を議題といたします。
お諮りいたします。
地方自治法第100条第13項の規定による議員の派遣については、会議規則第167条の規定により、お手元に配付してあります議員派遣一覧表のとおり議員を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
荻野信悟君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
─────────────────────────
議員派遣一覧表
地方自治法第100条及び氷見市議会会議規則第167条の規定により次のとおり議員を派遣する。
記
1 第95回北信越市議会議長会定期総会
(1)派遣目的 第95回北信越市議会議長会定期総会出席のため
(2)派遣場所 新潟県長岡市
(3)派遣期間 令和2年4月22日
(4)派遣議員 積良 岳議員(副議長)
─────────────────────────
○議長(
荻野信悟君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
これをもって、
今期定例会に付議されました諸案件は全て議了いたしました。
─────────────────────────
○議長(
荻野信悟君) ここで、3月末をもって退職されます職員の皆さんに、議会を代表して、一言お別れの言葉を述べさせていただきます。
皆様方には、市民奉仕の精神の下、長年にわたり市政の進展に、また市民福祉の向上にと、それぞれ御尽力をいただきました。
その功績は誠に大きく、これまでの御労苦に対し、改めて敬意を表するものであります。
これからも本市の発展を見守りいただき、折に触れ、御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
また、皆さんには長い第二の人生が待っております。どうか御自愛の上、ますますの御活躍を御期待申し上げますとともに、皆さんの御健勝と御多幸をお祈りいたしまして、惜別の言葉といたします。
─────────────────────────
△市長挨拶
○議長(
荻野信悟君) 次に、市長から挨拶の申し出がありますので、発言を許します。
林市長。
〔市長 林 正之君 登壇〕
◎市長(林正之君) 3月氷見市議会定例会の終了に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
さて、去る3月4日に開会されました今定例会も、本日をもって14日間の会期を閉じることになります。
その間提出いたしました新年度予算案をはじめとする諸案件につきまして、慎重に御審議をいただき、いずれも原案どおり可決を賜り、厚くお礼を申し上げます。
可決いただきました諸案件につきましては、本会議あるいは各委員会を通じていただいた様々な御意見、御要望を尊重して執行に当たってまいりたいと存じます。
また、今ほどは小野副市長から退任の挨拶がありました。小野副市長には就任以来、急激な人口減少社会の到来など、本市を取り巻く環境が目まぐるしく変化する中で、これまで培ってこられた見識や人脈を活用していただくなど、まさに私の右腕として、本市の進むべき最良の道を求めて御尽力をいただきました。
ここに、氷見市政に対する多大な御貢献に対して、心から感謝とねぎらいを申し上げます。今後とも健康に留意され、氷見市を温かく見守っていただきますとともに、変わらぬ御支援を賜りますようお願いをいたします。
また、4月からお迎えする篠田新副市長からは、力強い決意の言葉をいただきました。これからも私を先頭に、全職員が一丸となり、氷見市の限りない発展のため、地方創生における全国のモデルとなるようなまちづくりを進めるよう取り組んでまいりたいと考えております。
終わりになりましたが、議員各位には御健康に御留意をいただき、一層御活躍されますようお祈り申し上げ、今定例会のお礼の御挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
○議長(
荻野信悟君) 終わりに当たり、
今期定例会中、終始熱心に御審議いただきました議員各位に対し、また市長はじめ理事者並びに報道関係各位の御協力に対し、感謝を申し上げる次第であります。
─────────────────────────
△閉会の宣告
○議長(
荻野信悟君) これをもって、令和2年3月氷見市議会定例会を閉会いたします。
午後 3時06分 閉会
常任委員会付託案件表
(令和2年3月定例会)
〇
企画総務委員会
1 議案第 1 号 令和2
年度氷見市
一般会計予算
ア 第1条第1表 歳入歳出予算中
歳入全款
歳出第 1 款 議会費
〃 第 2 款 総務費(ただし、第1項総務管理費の一部及び第3項
戸籍住民基本台帳費を除く。)
〃 第 3 款 民生費中第1項社会福祉費の一部
〃 第 4 款 衛生費中第3項衛生諸費
〃 第 6 款 農林水産業費中第1項農業費の一部
〃 第 7 款 商工費中第1項商工費の一部
〃 第 8 款 土木費中第3項都市計画費の一部及び第4項住宅費の一部
〃 第10款 教育費中第4項社会教育費の一部
〃 第12款 公債費
〃 第13款 予備費
イ 第2条第2表 債務負担行為
ウ 第3条第3表 地方債
エ 第4条 一時借入金
オ 第5条 歳出予算の流用
2 議案第 9 号 令和元
年度氷見市
一般会計補正予算(第5号)
ア 第1条第1表 歳入歳出予算補正中
歳入全款
歳出第 1 款 議会費
〃 第 2 款 総務費(ただし、第1項総務管理費の一部及び第3項
戸籍住民基本台帳費を除く。)
〃 第 3 款 民生費中第1項社会福祉費の一部
〃 第 4 款 衛生費中第3項衛生諸費
歳出第 8 款 土木費中第3項都市計画費の一部及び第4項住宅費の一部
〃 第12款 公債費
イ 第2条第2表 繰越明許費補正
ウ 第3条第3表 債務負担行為補正
エ 第4条第4表 地方債補正
3 議案第18号 氷見市職員定数条例の一部改正について
4 議案第19号 氷見市各種委員会委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について
5 議案第20号 氷見市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について
6 議案第21号 氷見市監査委員に関する条例の一部改正について
7 議案第33号 辺地に係る総合整備計画の変更について
8 議案第34号 氷見市過疎地域自立促進計画の変更について
9 報告第 1 号
地方自治法第179条による専決処分について
〇
厚生文教委員会
1 議案第 1 号 令和2
年度氷見市
一般会計予算
第1条第1表 歳入歳出予算中
歳出第 2 款 総務費中第1項総務管理費の一部及び第3項
戸籍住民基本台帳費
〃 第 3 款 民生費(ただし、第1項社会福祉費の一部及び第2項児童福祉費の一部を除く。)
〃 第 4 款 衛生費(ただし、第1項保健衛生費の一部及び第3項衛生諸費を除く。)
〃 第10款 教育費(ただし、第4項社会教育費の一部を除く。)
2 議案第 3 号 令和2
年度氷見市
病院事業会計予算
3 議案第 5 号 令和2
年度氷見市国民健康保険特別会計予算
4 議案第 6 号 令和2
年度氷見市育英資金特別会計予算
5 議案第 7 号 令和2
年度氷見市介護保険特別会計予算
6 議案第 8 号 令和2
年度氷見市後期高齢者医療事業特別会計予算
7 議案第 9 号 令和元
年度氷見市
一般会計補正予算(第5号)
第1条第1表 歳入歳出予算補正中
歳出第 2 款 総務費中第3項
戸籍住民基本台帳費
〃 第 3 款 民生費(ただし、第1項社会福祉費の一部を除く。)
〃 第 4 款 衛生費(ただし、第1項保健衛生費の一部及び第3項衛生諸費を除く。)
〃 第10款 教育費
8 議案第11号 令和元
年度氷見市
病院事業会計補正予算(第2号)
9 議案第12号 令和元
年度氷見市国民健康保険特別会計
補正予算(第3号)
10 議案第13号 令和元
年度氷見市育英資金特別会計
補正予算(第1号)
11 議案第15号 令和元
年度氷見市介護保険特別会計
補正予算(第3号)
12 議案第16号 令和元
年度氷見市後期高齢者医療事業特別会計
補正予算(第3号)
13 議案第22号 氷見市保育所条例の一部改正について
14 議案第23号 氷見市子ども・子育て支援法等に基づく特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準等を定める条例の一部改正について
15 議案第24号 氷見市印鑑条例の一部改正について
16 議案第25号 氷見市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
17 議案第30号 氷見市民会館条例の廃止について
〇
産業建設委員会
1 議案第 1 号 令和2
年度氷見市
一般会計予算
第1条第1表 歳入歳出予算中
歳出第 2 款 総務費中第1項総務管理費の一部
〃 第 3 款 民生費中第2項児童福祉費の一部
〃 第 4 款 衛生費中第1項保健衛生費の一部
〃 第 5 款 労働費
〃 第 6 款 農林水産業費(ただし、第1項農業費の一部を除く。)
〃 第 7 款 商工費(ただし、第1項商工費の一部を除く。)
〃 第 8 款 土木費(ただし、第3項都市計画費の一部及び第4項住宅費の一部を除く。)
歳出第 9 款 消防費
〃 第11款 災害復旧費
2 議案第 2 号 令和2
年度氷見市水道
事業会計予算
3 議案第 4 号 令和2
年度氷見市下水道
事業会計予算
4 議案第 9 号 令和元
年度氷見市
一般会計補正予算(第5号)
第1条第1表 歳入歳出予算補正中
歳出第 2 款 総務費中第1項総務管理費の一部
〃 第 4 款 衛生費中第1項保健衛生費の一部
〃 第 6 款 農林水産業費
〃 第 7 款 商工費
〃 第 8 款 土木費(ただし、第3項都市計画費の一部及び第4項住宅費の一部を除く。)
〃 第 9 款 消防費
〃 第11款 災害復旧費
5 議案第10号 令和元
年度氷見市水道
事業会計補正予算(第3号)
6 議案第14号 令和元
年度氷見市下水道特別会計
補正予算(第3号)
7 議案第17号 氷見市森林環境譲与税基金条例の制定について
8 議案第26号 氷見市漁業文化交流センター条例の一部改正について
9 議案第27号 氷見市漁港管理条例の一部改正について
10 議案第28号 氷見市営住宅条例及び氷見市特定公共賃貸住宅条例の一部改正について
11 議案第29号 氷見市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について
(注)
一般会計における給与費は
企画総務委員会の所管とする。...