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氷見市議会
>
2019-03-06
>
平成31年 3月定例会−03月06日-目次
平成31年 3月定例会−03月06日-01号
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氷見市議会 2019-03-06
平成31年 3月定例会−03月06日-01号
取得元:
氷見市議会公式サイト
最終取得日: 2021-05-23
平成31年 3月定例会−03月06日-01号平成31年 3月定例会 平成31年 3月
氷見市議会定例会会議録
(第1号) ───────────────────────────── 平成31年3月6日(水曜日) ───────────────────────── 議 事 日 程 (第1号) 第1
会議録署名議員
の指名 第2 会期の決定 第3 議案第1号から議案第36号まで、平成31年度氷見市
一般会計予算
ほか35件及び報告第1号
地方自治法
第179条による
専決処分
について (
提案理由
の説明) ───────────────────────── 本日の会議に付した事件 日程第1
会議録署名議員
の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第1号から議案第36号まで、平成31年度氷見市
一般会計予算
ほか35件及び報告第1号
地方自治法
第179条による
専決処分
について (
提案理由
の説明) ─────────────────────────
出席議員
及び
欠席議員
の氏名
出席議員
(17人)
1番 穴 倉 陽 子 君 2番 北 宣 市 君 3番 屋 敷 夕 貴 君 4番 稲 積 佐 門 君 5番 越 田 喜一郎 君 6番 萬 谷 大 作 君 7番 正 保 哲 也 君 8番 竹 岸 秀 晃 君 9番 松 原 博 之 君 10番 上坊寺 勇 人 君 11番 小清水 勝 則 君 12番 積 良 岳 君 13番 萩 山 峰 人 君 14番 荻 野 信 悟 君 15番 澤 田 勇 君 16番 谷 口 貞 夫 君 17番 嶋 田 茂 君
欠席議員
(0人) ───────────────────────── 職務のため議場に出席した
事務局職員
事務局長
坂 本 博 之 次長 新 井 和 浩 副主幹 西 島 秀 元 主査 横 田 慎 一 ───────────────────────── 説明のため議場に出席した者の職・氏名 市長 林 正 之 君 副市長 小 野 裕一朗 君
企画政策部長藤
澤 一 興 君
総務部長
高 橋 正 明 君
市民部長
草 山 利 彦 君
産業振興部長山
口 優 君
建設部長
大 野 一 也 君 防災・
危機管理監
茶 木 隆 之 君
会計管理者
澤 永貢子 君
財務課長
大 門 芳 宏 君
教育委員会
教育長 鎌 仲 徹 也 君
教育次長
荒 井 市 郎 君
監査委員
代表監査委員金
谷 正 和 君
事務局長
山 口 和 義 君
消防機関
消防長 川 崎 保 広 君 ───────────────────────── 午前10時00分 開会 △開会の宣告 ○議長(
荻野信悟
君) これより、平成31年3月
氷見市議会定例会
を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
出席議員
は17名で、全員であります。 また、
今期定例会
における説明員の
出席要求
に対し、林市長、小野副市長、
鎌仲教育長
、
金谷代表監査委員
及び
関係管理職員
の出席があります。 ───────────────────────── ○議長(
荻野信悟
君) これより本日の日程に入ります。
議事日程
は、お手元に配付の日程表のとおりであります。 ───────────────────────── △
会議録署名議員
の指名 ○議長(
荻野信悟
君) 日程第1
会議録署名議員
の指名を行います。
会議録署名議員
は、
会議規則
第88条の規定により、議長において、3番
屋敷夕貴
君及び11番
小清水勝則
君を指名いたします。 ───────────────────────── △会期の決定 ○議長(
荻野信悟
君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会
の会期は、本日から3月19日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(
荻野信悟
君) 御異議なしと認めます。よって、会期は14日間と決定いたしました。 ───────────────────────── △議案第1号から議案第36号まで及び報告第1号 ○議長(
荻野信悟
君) 次に、日程第3 議案第1号から議案第36号まで、平成31年度氷見市
一般会計予算
ほか35件及び報告第1号
地方自治法
第179条による
専決処分
についてを一括議題といたします。 △
提案理由
の説明 ○議長(
荻野信悟
君) 市長から
提案理由
の説明を求めます。 林市長。 〔市長 林 正之君 登壇〕 ◎市長(林正之君) おはようございます。 本日、
氷見市議会
3月定例会を招集いたしましたところ、
議員各位
の御出席をいただき、まことにありがとうございます。 初めに、今定例会の開催に当たり、提案いたしました平成31
年度予算案
及びその他の議案につきまして、その概要を述べ、あわせて
市政運営
についての所信の一端を申し上げます。 本年5月には、「平成」という一つの時代が終わりを告げるとともに、新しい時代へ踏み出す大きな歴史の転換点を迎えます。 今、「平成」の時代を振り返りますと、阪神・
淡路大震災
や
東日本大震災
をはじめ大規模な
自然災害
が相次いだ時代であり、その復興においてボランティアが大きな力を発揮するなど、人々が助け合い、力を合わせること、人々のきずなが大きな力を発揮することを改めて認識した時代でありました。 また、日本の歴史上、初めての本格的な
人口減少社会
の到来を迎え、
バブル経済
の崩壊後の人口、
経済活動
の東京一極集中の加速化とともに、6万人を超えていた本市の人口が4万7,000人余りとなるなど、地方にとっては
人口流出
、
人口減少
に歯どめがかからない厳しい時代となりました。 このような状況の中、本市においては、ピンチをチャンスに変えるという強い思いを持って、
行財政運営
の健全化に向けた
学校統合
の推進、保育所の民営化や
氷見市民病院
の
公設民営化
など、
行政組織
の
スリム化
をはじめとした
行政改革
に取り組んだ時代でもありました。 新時代の始まりである新年度においては、引き続き健全な
行財政運営
に留意しつつも、急激な
人口減少社会
の進展に立ち向かい、本市の持続的な発展に向けて新時代を切り開く「
地方創生推進元年
」と位置づけ、人々のきずなを大切にし、次代を担う
子どもたち
をはじめ、市民の皆様が魅力を感じ、活力あふれる「
ふるさと氷見
」を、
議員各位
をはじめ市民の皆さんとともに創造していかなければなりません。 このことから、新
年度予算
を「
地方創生推進元年
ひみ
元気予算
」と名づけ、
地方創生
に係る政策・施策の推進に関して各部局等の横断的な調整及び統括を行う「
政策統括監
」を新設いたしますとともに、現在の
企画秘書課政策推進担当
を「
地方創生推進課
」とし、その
推進体制
の強化を図るなど、全国のモデルとなるような
まちづくり
を進める気概のもと、
地方創生
を強力に進めてまいりますので、
議員各位
の御協力、御理解をいただきますようお願いをいたします。 次に、
都市計画マスタープラン
の策定について申し上げます。
都市計画
の総合的、長期的な指針である氷見市
都市計画マスタープラン
につきましては、昨年度からその
見直し作業
を行ってまいりましたが、先月25日に開催されました氷見市
都市計画審議会
において、
最終計画
(案)の了承をいただいたところであります。 本計画では、「里海・里山と
まちなか
が連携した、魅力と活力ある交流都市ひみ」の実現に向けて、多様な
都市機能
が集約された市街地と、流域に広がる集落からなる
都市構造
を生かし、恵まれた自然との共生を図りながら、安全で豊かな暮らしの実現に向けた
都市基盤
の充実や、市民や企業、
各種団体
などの多様な主体が主役となって活躍するためのソフト面の充実など、成熟した都市の実現に向けた
まちづくり
を推進するとの方針を示しております。 今後は、この計画の具現化を進め、新たな価値を創造する「
ふるさと氷見
」づくりを進めてまいります。 次に、西部中校区における
小中一貫校
の整備について申し上げます。 西部中校区において整備する
小中一貫校
の校名につきましては、校区の皆様から応募をいただいた中から、去る2月21日の西部中
校区小中一貫校検討委員会
において「西の杜学園」と選定し、翌22日に開催されました氷見市
総合教育会議
において承認いただいたところであります。 この「西の杜学園」は、西部中校区を象徴する木々のある豊かな自然をイメージする校名であり、地域をはじめ多くの皆様に長く親しまれていくものと思っております。 また、校区外から通学を認める「
特認校制
」を市内で初めて導入いたしますとともに、9年間の教育を一貫して実施する県内初の
義務教育学校
として開校する予定であり、来年4月の開校に向けて、残る課題を着実に解決し、
小中一貫教育
による特色ある
教育環境
の充実を目指してまいります。 それでは、氷見市の平成31
年度予算
(案)について申し上げます。 平成31
年度予算
編成においては、急激な
人口減少社会
の進展に立ち向かい、本市の持続的な発展を実現していくため、
行政改革プラン
に掲げる
取り組み
を積極的に進めることにより持続可能な
行財政基盤
を構築するとともに、第8次氷見市
総合計画後期基本計画
に掲げる施策を着実に推進することを目標といたしました。 このことから、施策・事業の必要性、効果性の総点検による
資源配分
の重点化を徹底いたしますとともに、年度間の
財源調整
を図ることを目的とする
財政調整基金
を積極的に活用するなど財源の確保を図り、「
人口減少対策
」の強化及び「人口が減少しても幸せに暮らせる
まちづくり
」の実現のため、いのちと暮らしを守る「住みたい街」、働く場所を創出する「働きたい街」、氷見で子どもを生み育てる「育てたい街」の「
氷見元気プロジェクト
」事業へ予算を優先的に配分いたしました。
一般会計
の
予算規模
は230億2,000万円であり、前年度比7.1%の増と積極型の予算となっております。 また、
事業会計
では36億9,589万円、
特別会計
では132億6,613万円を計上しており、
事業会計
及び
特別会計
の
予算合計額
169億6,202万円を加えた全会計の
予算総額
は399億8,202万円で、前年度比1.9%の増となるものであります。 具体的には、旧
氷見市民病院跡地
での
文化施設
を核とした新
文化交流施設
の整備、旧
朝日丘小学校跡地
での
認定こども園整備
、
漁業文化交流センター
の
リニューアル整備
、まんがを生かした
まちづくり
、新
交通システム構築
に向けた
実証実験
の実施など、「
氷見まちなかグランドデザイン
」に基づく
まちづくり
に本格的に着手をいたします。 また、「
ストップ・ザ・少子化
」のスローガンのもと、本年10月から開始予定の3歳児以上の第1子からの国の
幼児教育無償化
に上乗せをいたしまして、これまでの施策を引き継ぎ、満1歳以上児の第2子以降の
保育料等
の無償化や「家庭で
子育て応援金
」の給付に加え、給食費と預かり保育料への補助も含めた3歳以上児の第1子からの
保育料完全無償化
を実施いたします。 このほか、
学校給食センター
や現
西部中学校校舎
を活用した
小中一貫校整備
、
タブレットパソコン
の大
規模小中学校
への
配置台数
の拡大など、
子育て支援
や
学校教育
の充実に重点を置いた
人口減少対策
を推進してまいります。 さらには、
中心市街地エリア
の
価値向上
と
地域経済
の活性化を目指す
ビジネスサポートセンター
の設置や、
エリアマネジャー
の配置、
広域観光
・
インバウンド
を視野に入れた
滞在型観光
の推進、
名城大学農学部
との連携による新
産業創出
に取り組んでまいります。 また、中
山間地域
における
ケーブルテレビ放送事業
に係る設備の
光ケーブル
への更新、
氷見運動公園野球場改修工事
、
世界農業遺産
・
日本農業遺産認定
への
取り組み
や
プレミアム付き商品券事業
の実施など、合わせて100事業を「
氷見元気プロジェクト
」事業として、70億8,193万円を重点配分しており、第8次氷見市
総合計画
が目指す「人 自然 食を未来につなぐ交流都市ひみ」の実現に向け、総合的な
事業展開
を強力に推進してまいります。 また、
がん
に対する包括的な
診療体制
の充実を目指し、
指定管理者
である
金沢医科大学
と協議を続けてまいりました
金沢医科大学氷見市民病院
での
がん
センター整備事業
については、平成31年度からの着工に向けて準備を進めておりましたが、その整備に多額の投資を要する事業であることから、改めて両者で検討いたしましたところ、当面、
大型事業
が続くことや、現在の
市民病院
の
経営状況
を踏まえると、今後の
病院経営
に支障を来すおそれが大きいことなどから、
がん
センター整備事業
については、まことに残念でありますけれども、当面見送るという結論に至ったところでございます。 なお、
がん
予防の推進については、住民健診での
がん
検診受診率
の向上に向けた
取り組み
に加え、複数の医師による
胃内視鏡検診
の二重読影を開始し、検診の精度を高めるとともに、とやま
PET画像診断センター
及び
金沢医科大学病院
でPET−
CT検診
を受けた20歳以上の市民の皆様を対象に、
検診費用
に対し2万円を助成する制度を新設いたしまして、
がん
の
早期発見
、
早期治療
につなげてまいります。 今後も、
市民一人ひとり
が主体的に
健康づくり
に取り組めるよう、
がん
予防の
取り組み
を充実してまいりますので、
議員各位
の御理解、御協力をお願いいたします。 それでは、新
年度予算案
に計上いたしました主な事業について、氷見市
総合計画後期基本計画
の施策の体系に沿って、御説明申し上げます。 第1は、「
暮らしづくり
〜便利で快適な質の高い生活ができるまち〜」であります。 初めに、「安全で安心につつまれた生活の確保」であります。 全国で毎年発生する大
規模災害
、また本市における今年度の大雨・台風の教訓を踏まえまして、国や県と連携しながら
地域防災計画
の見直しを行うとともに、
避難行動
要
支援者等
への
防災ラジオ
の配付による
防災行政無線
の
伝達手段
の多様化、電波が伝わりにくい地域の解消を図ってまいります。 加えて、
指定避難所
の耐震化・
機能整備
の推進、地区の
防災リーダー
の育成のための
防災士資格取得助成
により、確実な
情報伝達体制
の確立と市民・地区の自助・共助による
地域防災力
の向上を図ります。 消防・
救急救助体制
の強化につきましては、隣接する高岡市と
広域消防
の
体制整備
についての協議を推進するとともに、
耐震性防火水槽
の整備や老朽化した高
規格救急車
の更新、
市南部地域
で計画しております
消防出張所整備
に係る調査・設計等を行います。 また、
市管理河川
の改修やしゅんせつなどにより出水期の
浸水被害
の防止に努めるとともに、市内7カ所の
防災重点ため池
の
耐震性調査
の実施や、耐震性の乏しいため池の改修、急
傾斜地崩壊防止対策
など緊急性の高い危険箇所について、
自然災害防止対策
を推進いたします。
イノシシ
などの
野生動物
による
農作物被害防止対策
については、放任果樹の伐採などの
集落ぐるみ
の
取り組み
を推進するとともに、農作物を
野生動物
に与えない
被害防止
のため、
侵入防止柵
の設置など継続して実施をしてまいります。 また、
イノシシ
の急激な捕獲頭数の増加を踏まえ、捕獲した
イノシシ
の食肉加工などについて、研究、調査を行います。 次に、「健やかで心安らかな暮らしの充実」であります。 市民が生涯にわたって安心して暮らせるように、保健、医療、福祉の専門職だけでなく、住まいや就労を含めた市民の生活にかかわる
関係機関
と地域が一体となり、誰もが社会的に自立して生活するための包括的な
支援体制
を確立するとともに、
地域福祉活動サポーター
を配置し、住民みずからが地域の
生活課題
を把握・解決する体制の構築や地域で支え合う見守りネットワークを推進いたします。
また、判断力が不十分な方の権利や財産を擁護するため、とやま
呉西圏域連携事業
により
呉西地区成年後見センター
を設置し、
成年後見制度
の普及啓発、
市民後見人
の養成や
後見活動
の支援を行い、権利擁護の推進を図ります。
健康寿命
の延伸については、住民の
健康づくり
の推進に関する
産学官包括協定
を締結した
早稲田大学スポーツ科学学術院
及び
森永製菓株式会社
と連携をして、本市の
介護予防事業
をはじめとした
健康づくり
の
取り組み
について事業の
効果検証
を行うなど、効果的な
健康づくり事業
を推進してまいります。 次に、「利便性の高い
生活基盤
の整備」であります。 総合的、計画的な
土地利用
の方針等を定め、調和のとれた
土地利用
を推進するため策定をいたしました「
都市計画マスタープラン
」に基づき、長期間未着手となっている
都市計画道路
の見直しを行うとともに、氷見駅周辺の利便性や
魅力向上
を目的とした氷見駅
周辺整備基本計画
を作成いたします。 また、増加している空き家の
有効活用
を促進し、魅力ある住環境を整備するため、空き家の
流通活性化
を目的として、市が借り上げた空き家を所有者にかわり改修した上で、賃貸を希望する方へ貸し出す
空き家利活用事業
を新たに行います。 さらに、
中心市街地
を若年層から高齢者までの多世代が魅力を感じる
居住環境
とするとともに、市の発展を牽引する「
にぎわい
・交流・活力」を生み出す場所とするため、
まちなか
の回遊性や来訪者の移動の
快適性向上
を目指し、「低
炭素型モビリティ
」による新たな
まちなか交通システム
の構築に向けた調査、検討及び
実証実験
を行うなど、
運行実施計画
の策定を進めます。
情報通信基盤
の整備については、中
山間地域
において、
ケーブルテレビ放送事業
に係る設備を高速かつ大容量のデータ通信が可能となる
光ケーブル
に更新をし、
情報通信環境
を向上させます。 次に、「自然と調和した
生活空間
の創造」であります。 生活に彩りや潤いをもたらす花いっぱいの
まちづくり
を推進するため、
地域花壇
の整備などの活動に意欲的に取り組む
地域団体
を支援し、市民が主体的・意欲的に緑化に親しめる環境を推進いたします。 また、氷見市の自然や木育を切り口とした
子育て世代向け施設
へと
海浜植物園
をリニューアルするための
実施設計
を行います。 第2は、「
人づくり
〜多様な人材が生き生きとかがやくまち〜」であります。 初めに、「親子の笑顔がきらめく環境の整備」であります。 旧
朝日丘小学校跡地
において、
社会福祉法人野
の草会が整備する
上伊勢保育園
の民営化に係る
幼保連携型認定こども園
の
整備費用
へ助成を行い、2020年4月の開設に向け、総合的な
子育て支援
の拠点としてふさわしい施設となるよう、保育・
教育環境
の整備を進めます。 次に、「「生きる力」をはぐくむ教育の充実」であります。 電子黒板や
デジタル教科書
など
ICT機器
の視覚的な効果を生かし、児童生徒に学ぶ意欲とわかる喜びを味わえる授業を実施するため、大
規模小中学校
への
タブレットパソコン
の
配置台数
を拡大いたします。 老朽化著しい
学校給食センター
については、
食物アレルギー対策
や食育、防災などの機能を考慮した
実施設計
を行い、新
学校給食センター
の整備を進めます。 次は、「学びによる豊かな人生の創造」であります。 「
ふるさと氷見
を愛し 次代を担う
人づくり
」の理念のもと、「
ふるさと教育
・生涯
学習相談窓口
」を設置するとともに、
市ホームページ等
で
ふるさと情報発信
に積極的に取り組んでまいります。
公民連携
による新
文化施設整備
につきましては、
公募型プロポーザル
により選定された
優先交渉権者
と締結する
基本協定
に基づき、旧
市民病院跡地
での「(仮称)ひみ
文化交流プラザ
」の
施設整備
を推進いたします。 また、市民が
芸術文化
に触れる機会や主体的に
芸術文化活動
にかかわる機会を身近に充実させ、新
文化施設
の開館に向けて機運を高めていくため、
一般財団法人地域創造
の平成31年度
公共ホール音楽活動活性化事業
によるコンサートと
地域交流プログラム
を開催するとともに、新たな氷見の
音楽文化
の創造を目指し、氷見市にゆかりのある
オペラ歌手
が講師となり、市民が歌う第九演奏会を開催いたします。 第3は、「
元気づくり
〜みんなが集まるにぎやかで活力のあるまち〜」であります。 初めに、「氷見の食・
ブランド
の確立」であります。 農産品の
ブランド向上
を図り、
農業経営
の安定と
農業後継者
の育成を推進するため、水田への
土壌改良剤
の散布や
農耕用大型特殊自動車
の
運転免許取得
、
農薬散布用ドローン
の操縦講習への参加、
水稲育苗ハウス
を活用した園芸作物の栽培など、農業者の自主的な
取り組み
を支援いたします。また、
ワインブドウ
やタマネギの
生産拡大
に必要な
農業用機械等
や、畜産農家の子牛の購入や生産などに対し助成を行い、農産物の
ブランド力強化
のための
取り組み
を推進いたします。 次に、「
地域特性
を生かした産業の振興」であります。 水産業の振興に向けた
取り組み
として、
漁獲量減少
や魚価の低迷、また就業者の減少・
高齢化等
の
本市水産業
における
課題解決
に向けて、
資源管理型漁業等
、今後の漁業における可能性に関するシンポジウムを開催いたしますとともに、新たな
事業導入
の可能性についての調査を行うなど、
水産資源
の持続的な利用に向けた
取り組み
を促進いたします。 産学官の連携等による新
産業創出
と創業の支援に向けた
取り組み
としては、協定を締結している
名城大学農学部
との連携をより強化、深化させ、昨年9月に設立いたしました氷見市・
名城大学農学部連携協議会
を中心に、産学官の連携による
農林水産業
の振興や
氷見高等学校
と連携した研究・教育の活性化・新
産業創出
に向けた
取り組み
などを実施し、さまざまな分野での成長の基盤を確立して、
地方創生
のモデルとなるような
取り組み
に発展をさせます。 また、
既存事業者
や創業者への支援を行うため、
ビジネスアドバイザー
を設置し、
既存事業者
に対する
事業見直し
や
事業開発
、
販路拡大
などの相談・アドバイス、継業に対するマッチングや
創業希望者
に対する
創業支援
・創業後のフォローアップなどを行います。 さらに、消費税・
地方消費税率引き上げ
が低所得者、
子育て世帯
の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起・下支えするため、低所得者・
子育て世帯
を対象に
プレミアム付き商品券
の発行・販売等の事業を行います。
中心市街地
の活性化に向けた
取り組み
としましては、
中心市街地
に
にぎわい
を創出するため、
エリアマネジャー
を設置し、自立的、持続的な
まちづくり
を育成するとともに、観光客の流入や
まちなか居住
を促進するための「まちの
にぎわいづくり
」を行い、
エリア価値
を高め、
地域経済活性化
や魅力的な地域の形成につなげてまいります。 次に、「競争力の高い魅力ある
観光都市
の形成」であります。 農泊や
体験プログラム等
の
滞在型観光
の
スキームづくり
と、
実施主体
となる法人の設立を支援し、農山漁村の価値を再構築するとともに、アジアを中心とした海外や国内の
大都市圏
などでのプロモーションの実施、
訪日観光コーディネーター人材
の招請、観光客の動向を把握するための通年の
観光地マーケティング調査
を実施し、
広域観光
・
インバウンド
を視野に入れた
滞在型観光
を推進いたします。 また、
藤子スタジオ
や
小学館集英社プロダクション
と連携し、
まちなか
で展開している「氷見市
藤子不二雄Aまんがワールド
」のクオリティーアップを目指し、AR(拡張現実)機能を活用したウオーキングラリーの制作や、北の橋へのキャラクターモニュメントの設置など、まんがロードの拡充を進めます。 施設のリニューアルを含めた利活用について検討をしておりました氷見市
漁業文化交流センター
につきましては、VR(仮想現実)技術を活用した映像体感スペースや大型モニターやパネルを備えた学習コーナーを設置するなど、
滞在型観光
推進施設として改修し、漁村文化の魅力発信機能の強化を図ってまいります。 次に、「多様で活発な交流の促進」であります。 移住された方や市内在住の
子育て世帯
、新婚世帯への住宅取得費用支援の年齢制限を廃止するとともに、三世代での同居・近居の住宅取得またはリフォーム費用への支援に加え、新たに東京23区在住者または東京圏から23区へ通勤している方が当市へ移住し、中小企業等に就業または起業した場合に移住支援金を給付するなど、地域コミュニティーの維持や移住・定住を促進してまいります。 また、移住者の増加を図るため、東京で開催される回帰フェアへの参加や氷見市版「ふるさとワーキングホリデー」を実施し、関係人口の拡大を図るとともに、「IJU応援センター」の設置場所をわかりやすい場所に移転し、移住者が安心して移住・定着できるよう総合的にサポートしてまいります。 第4は、「持続可能な自治体経営の確立 〜地方分権時代に対応した自立したまち〜」であります。 「スリムでわかりやすい行政の実現」については、「市民議会」を開催し、議会体験を通じて、
市政運営
や議会の仕組みについて理解や親しみを深めていただくとともに、市民目線による意見や提案を市政に反映してまいります。 次に、平成30年度3月補正予算案について申し上げます。 補正予算の規模は、
一般会計
で1,583万円の減額、水道
事業会計
では1億4,638万円の減額、病院
事業会計
では5,745万円の減額、国民健康保険など5つの
特別会計
で5億3,302万円の減額となっております。
一般会計
では、国の補正予算を受け、社会資本整備総合交付金道路改良事業費や中学校空調設備整備事業費など7事業を計上したほか、新
文化施設
の建設に向けた教育文化振興基金の積み立てや事業費の確定による減額など、所要の補正を行うものであります。 また、水道
事業会計
など7会計について、事業費の確定による減額など所要の補正を行うものであります。 次に、予算以外の議案について申し上げます。 条例関係では、「氷見市景観条例の制定について」などのほか、消費税率の改定に伴う改正など16件、条例以外の議案では、「辺地に係る総合整備計画の策定」など4件を提案し、また、報告に関する案件として、「
地方自治法
第179条による
専決処分
」を報告するものであります。 以上、提案いたしました諸案件の概要について御説明申し上げましたが、何とぞ慎重審議の上、可決並びに承認いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ───────────────────────── ○議長(
荻野信悟
君) 以上をもって本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。明7日及び8日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(
荻野信悟
君) 御異議なしと認めます。よって、7日及び8日は議案調査のため休会することに決しました。 次会の日程を申し上げます。 7日及び8日は議案調査のため、また9日及び10日は休日のため、いずれも本会議を休み、3月11日に本会議を再開し、市政一般に対する質問並びに上程全案件に対する質疑を行います。 本日は、これをもって散会いたします。 午前10時38分 散会...
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