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  1. 氷見市議会 2015-06-15
    平成27年 6月定例会−06月15日-01号


    取得元: 氷見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-23
    平成27年 6月定例会−06月15日-01号平成27年 6月定例会        平成27年6月  氷見市議会定例会会議録(第1号)       ───────────────────────────             平成27年6月15日(月曜日)        ─────────────────────────               議事日程 (第1号)   第1 会議録署名議員の指名   第2 会期の決定   第3 議案第37号から議案第45号まで、平成27年度氷見一般会計補正予算(第2号)ほか8件及び報告第2号から報告第15号まで、地方自治法第179条による専決処分についてほか13件(提案理由の説明)   第4 議案第43号及び議案第44号、能越自動車道氷見南インターチェンジ(仮称)整備工事国土交通省委託)の委託契約の締結についてほか1件(委員会付託省略、即決)        ─────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第37号から議案第45号まで、平成27年度氷見一般会計補正予算(第2号)ほか8件及び報告第2号から報告第15号まで、地方自治法第179条による専決処分についてほか13件(提案理由の説明) 日程第4 議案第43号及び議案第44号、能越自動車道氷見南インターチェンジ(仮称)整備工事国土交通省委託)の委託契約の締結についてほか1件(委員会付託省略、即決)        ───────────────────────── 出席議員及び欠席議員の氏名   出席議員(17人)
        1番  稲 積 佐 門 君      2番  越 田 喜一郎 君     3番  濱 井   達 君      4番  萬 谷 大 作 君     5番  正 保 哲 也 君      6番  竹 岸 秀 晃 君     7番  松 原 博 之 君      8番  上坊寺 勇 人 君     9番  山 本 克 己 君     10番  小清水 勝 則 君    11番  阿字野 忠 吉 君     12番  積 良   岳 君    13番  萩 山 峰 人 君     14番  荻 野 信 悟 君    15番  谷 口 貞 夫 君     16番  嶋 田   茂 君    17番  椿 原 俊 夫 君   欠席議員(0人)        ───────────────────────── 職務のため議場に出席した事務局職員   事務局長  七 分 由紀雄      次長    坂 本 博 之   副主幹   串 田 安 弘      主査    西 島 秀 元        ───────────────────────── 説明のため議場に出席した者の職・氏名   市長    本 川 祐治郎 君    副市長   前 辻 秋 男 君   市長政策都市経営戦略部長      まちづくり推進部長         高 橋 正 明 君          荒 井  郎 君   総務部長  桶 元 勝 範 君    市民部長  山 口   優 君   建設農林水産部長           防災・危機管理監         福 嶋 雅 範 君          濱 井 博 文 君   財務課長  藤 澤 一 興 君    会計課長  大 門 芳 宏 君    教育委員会   委員長   山 本   晶 君    教育次長  草 山 利 彦 君    監査委員   代表監査委員國 本 嘉 隆 君    事務局長  廣 瀬 昌 人 君    消防機関   消防長   堂 尻   繁 君        ─────────────────────────   午前10時00分 開会 △開会の宣告 ○議長(嶋田茂君) これより、平成27年6月氷見市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  出席議員は17名で全員であります。  また、今期定例会における説明員の出席要求に対し、本川市長、前辻副市長、山本教育長、國本監査委員及び関係部、次、課、局長、管理監の出席があります。        ───────────────────────── ○議長(嶋田茂君) これより本日の日程に入ります。  議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。        ───────────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(嶋田茂君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、氷見市議会会議規則第88条の規定により、議長において、5番 正保哲也君及び13番 萩山峰人君を指名いたします。        ───────────────────────── △会期の決定 ○議長(嶋田茂君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月26日までの12日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋田茂君) 御異議なしと認めます。よって、会期は12日間と決定いたしました。        ───────────────────────── △議案第37号から議案第45号まで及び報告第2号から報告第15号まで ○議長(嶋田茂君) 次に、日程第3 議案第37号から議案第45号まで、平成27年度氷見一般会計補正予算(第2号)ほか8件及び報告第2号から報告第15号まで、地方自治法第179条による専決処分についてほか13件を一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(嶋田茂君) 市長から提案理由の説明を求めます。  本川市長。  〔市長 本川祐治郎君 登壇〕 ◎市長(本川祐治郎君) 皆様、おはようございます。  初夏の日差しがさんさんと降り注ぐきょうこのごろですが、どうぞ6月議会も活力のある、そしてわかりやすい議会になりますように期待を、そして祈念を申し上げております。どうぞ本議会もよろしくお願いいたします。  さて、本日、氷見市議会6月定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  提案理由の説明に先立ちまして、諸般の状況について申し上げたいと存じます。  今年の春は、能越自動車道七尾氷見道路全線開通、そして待望の北陸新幹線の開業、また私ども氷見といたしましても漁業交流施設「魚々座」をオープンするなど、本市のこれからの5年、10年、あるいは50年、100年先の発展を大きく左右いたします社会資本が相次いで完成をいたしております。  こうした追い風を受けまして初めて大型連休を迎えたわけでありますが、その間のまずは皆さんの御関心の高い市内の観光地の入り込み状況につきまして御報告を申し上げておきたいと存じます。  まず、「道の駅氷見 ひみ番屋街」につきましては、来館者が対前年比で約2割増加をいたしております。自動車ナンバー調査によりますと、中京や関東ナンバーの車、そしてうれしいことに、新幹線からの乗り継ぎによるレンタカーあるいは観光バスの台数が増えているということが見てとれております。  中京・関東ナンバーの車につきましては、北陸新幹線の開業前後に非常に多くのマスメディアが取り上げてくれていらっしゃいますので、これは東京に行くとよくわかります。ポスターもたくさん張ってありましたし、テレビでも見たよ見たよの大合唱でした。そうしたマスメディア効果もありまして、北陸観光の特集やニュースが全国的に記事や放送で紹介された、すなわち露出が増えたことにより観光客数の増につながったと考えております。  さらに、観光バス観光客の増加につきましても、首都圏発旅行ツアーにおいて、長野とセットで北陸をめぐるコースが新たに設定されたことが要因の一つだと見ております。  長野駅もこの北陸新幹線の開業に備えて、駅前を非常に大々的にリニューアルしていらっしゃいます。また、7年に一度の善光寺のお祭りなどもありまして、そうしたお客様が北陸も目指していらっしゃる。こういうさまざまなプラスの要因が組み合わさっての結果だと考えております。  また、北陸新幹線開業以降のJR氷見駅の利用状況につきましても、はっきりと増加の傾向が確認されております。特に関東方面からの観光客、そして外国人旅行者が、お昼前後の列車を利用して訪れる光景が大変目立っております。  今後は、大型連休中に観光客を対象に収集いたしましたアンケート分析をしっかりと行い、これからに向けた戦略の基礎とすると同時に、携帯電話のGPSと呼ばれる位置情報から得られるビッグデータ、非常に多くのお客様の動向を分析する今日的なデータを活用しまして、氷見に来訪する旅行者の動態や宿泊客顧客分析を行って、ターゲットを明確にした誘客活動を進めてまいりたいと考えております。  さらに何と申しましても、10月から12月にかけましては、全国のJRの駅などにおきまして、北陸3県の観光地をPRする「北陸デスティネーションキャンペーン」が実施されます。  また、同じく10月には、氷見線、城端線で県西部の「山と海」の風景を満喫できる、車窓が雨晴の海岸等を一望できるような大きなガラス張りになっていますので、こういう特別列車─「コンセプト列車」と言いますが─が運行することになっておりますので、これまでの宣伝効果に加えまして、これらの取り組みも相まって、新幹線開業後も北陸への注目が続くように、そして実感のある感動体験を通じて御来氷いただけるように努力を続けていきたいと思っております。  引き続き北陸新幹線沿線を中心に、海のない内陸都市や、あるいは中京エリアに向けて集中的かつ継続的にプロモーションを展開してまいります。  このように北陸新幹線開業効果はしっかりとあらわれておりますが、本市におきましては、本市以外もそうなんでしょうけれど、日帰り観光客の増加は見られるものの、首都圏が日帰り圏に入ったということもありまして、実のところ宿泊客が伸び悩んでいるという実情も見られます。  このため、旅行経験の豊かな都市にお住まいの方々の旅行志向にマッチした、氷見でしか体験できない時間や空間を味わうプログラムの開発や、いわゆる着地型観光と呼ばれる2泊、3泊の提案ですとか、あるいは宿泊動機につながるストーリーづくり、地域を超えた、あるいは南砺さんや小矢部さんや七尾さんや、能登半島が一体となったストーリーをつくったり、あるいは、最近注目されておりますが、都会のビジネスマンらが自分たちのビジネスの能力を地域おこしに生かしていこう、こういうソーシャルトラベル、社会的旅行ということのプログラムの提供など、単なる物見遊山型の観光から、人々の自己実現につながったり、氷見の深遠な魅力に触れ感動する質の高い観光地づくりを推進しなければならないと考えております。  今後とも、観光事業者をはじめとしました商店街の皆様、あるいは農業、漁業などの生産者の皆様、あるいは空き家をお持ちの方々、あるいはタクシー、バスの業者の皆様方、あらゆる方々と連携しながら、選ばれ続ける実力と魅力のある地域づくりに邁進をしてまいります。どうぞ市民の皆様の御理解と御協力を賜りますようにお願い申し上げます。  続きまして、「魚々座」についてお話を申し上げておきたいと思います。  この漁業交流施設「魚々座」につきましては、4月21日のオープン以来、おかげさまで入館者数も順調に推移をいたしております。1カ月を待たずして、わずか3週間、5月12日には早々と1万人目のお客様をお迎えすることができました。  また、一般の来館者数だけではなく、設立の段階からお話を申し上げておりますが、来館の質、そして見学を終えた後のお客様の心理の変化や、お友達をさらに連れてきてくださる、御紹介くださる、あるいはフェイスブックやツイッターで発信してくださる、こういう乗数的に氷見の情報が広がっていく波及効果などを指標としたいというお話をしていたわけですが、まず質の点におきましては、市庁舎のリニューアルに続くリノベーション事例、旧道の駅をそうお金をかけずに上手に活用した事例として視察が続いておりましたり、あるいは公共関係の行政の雑誌などの取材も幾つか受けましたり、幅広い方面からのゲストにお越しをいただいております。  その一部を紹介いたしますと、まずは築地の仲卸関係者メンバーとする銀鱗会という会の皆様がお越しくださいました。築地市場にも外国人観光客の人がどんどんマナーを無視して入ってこられるという問題があるそうでして、漁港の入り口としてこういう魚々座があるということの効果性などについて意見交換をいたしました。  あるいは東北大学の地域経済の研究者の方、あるいは浅野学園とのつながりで野村総合研究所のマネジメント・スクールの皆様方事業構想大学院大学の先生などもお越しになられまして、子どもたち体験観光等についていろんな意見を交わしました。  また、大変うれしいことに、海外のお客様も多数お越しになっていらっしゃいます。ベトナムの関西総領事のチャン・ドゥック・ビン様がお越しになられました。あるいはパプアニューギニア政府水産関係の皆様、今もアフリカのとある国の方からもアプローチをいただいておりますし、中国のエージェントの方も実際にお越しになっていらっしゃいます。こうしたことで、期待値を上回る広がりを見せている、そしてさまざまな視点からの評価をいただいているということを大変うれしい出来事として感じております。  また、「魚々座」を舞台といたしました、シンポジウムをはじめとする多彩な事業活動も展開をいたしております。開業当日には、約二千数百名の島に400名以上の移定住を達成した、地方創生モデル地区となり、石破大臣も視察にお訪ねになっていらっしゃいます海士町という島の株式会社「巡(めぐり)の環(わ)」代表、阿部裕志さんによるシンポジウムが開催をされております。  また、ゴールデンウィーク期間中には、本物の漁師さんのお話をお聞きするトークイベントや、地元の漁村文化を学ぶ「魚取社めぐり」、あるいは黒い瓦家並みを訪ね歩く旅ですとかテント船について学ぶセミナー、あるいは地元の干物屋さんからおいしいだしのとり方や飲み比べ、和食のすばらしさを伝えるセミナーなどを開催しましたところ、県内外、観光客の方も含めて、いずれも多数の熱心なお客様に御参加をいただき、うれしいお言葉を頂戴することもできております。  また、実際に定置網を編む体験は常時することができます。また、食育関係の皆様や地域おこし協力隊の青年が登壇をいたしまして、魚々座ならでは魚さばきプレゼンテーションなど、突発的にいろんな事業が起きておりまして、漁村文化の継承と魚食の普及という社会課題に関連したプログラムにおきましても、多くの方から御好評をいただいているところであるわけです。  また、「答えは現場にあり」を実感しております。実際にオープンしてから、最近では介護施設の利用者の皆様にも実に頻繁に御利用いただいております。お年寄りが思い出の民具や漁具に触れて過去の記憶をたどり、心の活性化につながる効果がある、こういう回想法というプログラムがあるわけですが、こういうことを聞きつけて近隣の介護施設の方々がお越しになってくださるわけです。これは、一つの社会的な貢献の施設ということでも大変喜ばしいことだなと感じております。  このように、オープンしましてわずか2カ月足らずではありますけれども、「魚々座」は観光施設という一面は持ちながらも、もっとさまざまな立場の方々がいろんな課題を持ち寄り、そして、まだ目に見えない課題にも気づき、お互いのことを語り合いともに活動することで、社会的課題アプローチをしたり、アートなどを切り口とした新しいまちづくりが起こる拠点となるなど、多彩な機能を有した公共施設へと発展することに確かな手応えを感じているわけであります。  最近も、ある写真愛好家の方々が、日の出のときにだるまの形になるのが見えますよという話を聞きつけて、地域おこし協力隊メンバーやNPOの方々が中心となって、週末の朝4時半からだるまコーヒーというコーヒーショップをオープンしたりしまして、そういう見に来られた方へのサービスを提供したり、一緒に朝日を見ませんかという活動が生まれたりしております。  こういうふうな活動が起きる場所という意味がありますので、どうぞ市民の皆様も、御自身でいろんな活動を発意されて、この漁業交流館、魚や氷見の漁村という風景にヒントを得た地域づくり活動を起こしていただきたい、楽しんでいただきたい。そういう活動がベースになって、民宿にお泊まりの方や観光の方も喜ばれるんじゃないかと考えております。一緒にこの場所を盛り上げていってみてください。よろしくお願いいたします。  今後は、5月末までの来館者エリアデータお客様アンケートなどの分析に基づきまして、関係の方々と話し合い、試行錯誤を重ねながら、試行錯誤の中から新しい商品やプログラムも生まれますので、施設の活用方法や新たな企画づくりに取り組む、成長し続ける施設を目指していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。  さて、新庁舎が開庁いたしましてから、早いもので1年余りが経過をいたしております。このたびは、一般社団法人照明学会さんから照明普及賞を受賞させていただきました。これは、体育館という建物の特性を生かしながら、日中は照明を点灯していなくても自然光で照度を確保する環境にやさしい設備の導入が評価されたものであります。  また、体育館の上にはこういう扇風機もついていまして、上のほうに上がった暖気をちゃんと下へ落としていくということで、エコにもやさしい、環境やコスト面でもやさしいということが証明されておりまして、大変ありがたいことと受けとめております。  また、これまでの間、市庁舎を活用して数多くの市民の方々、大学やシンクタンクの方々に参加をしていただきながら、ファシリテーション、自由な発想を皆様の心の中から引き出し、そして視点をいただいて、より高い政策へのヒントをいただく、実際に政策をつくっていくという手法によって、重点プロジェクトについて対話を重ねてまいりました。朝日山公園しかり、駅前しかり、魚々座しかりであります。  こうした氷見未来づくり、真に幸せを実感できるまちづくり取り組み続けてまいりましたところ、5月末に開催されました日本ファシリテーション協会研究発表会ファシリテーションシンポジウム2015におきまして、こうした活動に対しまして高い評価をいただき、何と氷見フューチャーセンター庁舎取り組みが総合1位に輝く総合アワードというのをいただくことができました。本当に身に余る光栄と存じておりまして、これからも市民参加型の行政のモデルケースとなるように、市民の皆様とともに、そして関係団体の皆様とともに、手を携えながら努力をしてまいりたいと考えております。  おかげさまで、市庁舎への視察、議会の視察も随分と賜りました。そして、御見学もいただいております。開庁以来の視察は現時点で3,300名を超える方々に訪れていただいておりますし、実はあすも、いよいよ国会議員の御一同様の視察を受け入れる予定となっております。こうした我々の取り組みが日本のモデルになるということを期待しながら、心を込めた御案内に努めてまいりたいと考えております。  そして最近では、公共施設の利活用である第2弾としての「魚々座」とあわせた視察も増えておりますし、また我々もそのように御案内をしております。  氷見まちおこし社会課題に挑戦する姿勢が共感を呼び話題となっている。こうした流れを引き寄せながら、「氷見の食文化」とともに、新たな機会を捉えて各方面にアピールしていかなければならない。あるいは、この視察観光というジャンルを確立して宿泊をお勧めし、観光業界の皆様や近隣の社会ツアー、あるいは、ともにこの地域を考えていくというリーダーとして提案をし続けていきたいと思います。そのことが氷見の存在価値を高めていくことにつながる、地方創生の注目を集め流れを引き寄せることになると考えております。ぜひ市民の皆様も足をお運びいただきまして、こうしたことを御発信いただければと思います。どうぞ御理解と御協力を賜りますようにお願い申し上げます。  さて、続きましては、春の全国中学生ハンドボール選手権大会について申し上げます。  第10回の記念大会を迎えました「春の全国中学生ハンドボール選手権大会」につきましては、去る3月25日から5日間の会期で、男子48チーム、女子46チーム、合わせて94チームが参加し無事に終了することができました。  男子は、富山県代表の西條中学校が圧倒的な攻撃力を発揮する一方で、地元開催地代表北部中学校一戦ごとに力をつけながらともに勝ち上がりまして、決勝戦はまさに夢に描いたような地元対決となりました。
     当日のふれあいスポーツセンターの応援席は満席となりまして、地響きのような大声援が鳴り渡り、会場全体が興奮と熱気に包まれました。まさしくスタジアムの感激を、アリーナの感激といいますか、我々が味わった瞬間であったかと思います。  地方スポーツで成功しているアルビレックス新潟というところの社長さんが、スポーツを通じたああいうスタジアムの地鳴りを感じるということが、スポーツファンを育成していくんだ、この感動をもう一度という気持ちになるんだというふうにおっしゃっていますが、まさにその理論を実践の中で裏づけるような体験ができたわけであります。このことを次の展開へつなげていきたい。  試合そのものも、西條中学校の攻撃が上回りまして、氷見勢としては念願であった初優勝を果たしてくれましたが、今のようなスポーツの持つ感動を市民に味わわせていただいた、あるいは全国の選手やスタッフの皆さんに感動の地としての氷見の記憶を植えた、そして中学生たちの持つ力やすがすがしい感情を改めて体験させていただいた、こういうすばらしい大会になったのではないかと考えております。  女子も、開催地代表西條中学校が持ち前の粘り強いプレーで決勝まで駒を進めてくださっています。また、ここでは惜しくも準優勝でありましたけれども、次年度につながるいいプレーを、走り抜くプレーを見せていただいたと思っております。  富山県代表の十三中学校も今回ベスト8入りするなど、すばらしい成績をおさめてこられました。栄光に向かって努力を積み重ねてこられました選手諸君、そして彼らを支えてこられた学校や御家族の皆様、そして何より地域の皆様に心からの感謝と敬意を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。  大会期間中、市民の皆様が全国から訪れた選手関係者を温かく迎えられ、安心してプレーができるよう、市内全地区から市民を挙げてのサポート体制で御支援・御協力をいただいております。このことが「ハンドボールまち氷見」という印象を全国の皆様、津々浦々に届けてくださっているわけであります。  今回は、記念大会として、富山県から男子呉羽中学校女子小杉中学校も初出場しております。皆様のサポートも含めて、県内にも感動の輪が広がりました。  今後とも、市民の皆様の御協力をいただきながら、市民の皆様の御協力あっての大会ですので、この御協力を大切にしながら、本大会が出場した選手はもとより、その子どもや孫の代にも語り継がれるようなすばらしい大会へと成長することを強く念願いたしております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。  スポーツ関係でもう1つ皆様に申し上げておきます。学校法人日本体育大学との「体育・スポーツの振興に関する協定」について申し上げます。  昨年7月に、春中ハンドボールが2020年東京オリンピック・パラリンピック競技会までの継続開催が決定したことを踏まえまして、氷見といたしましても、「ハンドボールの聖地ひみ」として、世界選手権大会やオリンピック・パラリンピック競技会のキャンプ誘致、あわせまして、未来のオリンピアンの育成を目指した強化策に取り組んでまいりたいと考えております。次の高い目標を設定して、科学的なトレーニングや栄養学、そしてそれを支える地域づくりを進めていこうという考えです。  このため、7月に学校法人日本体育大学と「体育・スポーツの振興に関する協定」を締結いたします。今後、スポーツ合宿や指導者の招聘など、具体的で包括的な協力体制について協議をすることといたしました。  これはハンドボールだけではなく、バレーボールや新体操や野球やバドミントンや、いろいろと氷見の強いスポーツ全般にわたっての指導に門戸を広げていきたい考えであります。  この学校法人日本体育大学は、日本トップクラスや世界レベルで活躍している競技者を大変多く輩出していることはもとより、優秀なスポーツ指導者、研究データ、そして指導のノウハウなど、アスリート育成のシステムが整っております。これらを氷見の未来のオリンピアン誕生に、あるいはスポーツまちづくり、生涯にわたって健康であり続けるための簡単な運動のトレーニングなどの指導も賜りながら、健康な地域づくりに生かしてまいりたいと考えております。  どうぞ皆様も楽しみに、そしてこうした制度を御活用いただきますようにお願い申し上げたいと思います。  続きまして、まちづくり、潮風ギャラリーについてお話を申し上げます。  では今年度から、藤子スタジオ及び小学館集英社プロダクションの監修による、よりクオリティー(品質)の高いまんがのまちづくりを推進することといたしております。  8月には、その拠点となる潮風ギャラリーをリニューアルオープンいたします。これは、新幹線の開業に伴いまして、旅なれた方々が大変多く訪れる。そして、品質の高いもの、美術品やギャラリーを見られた方々が多くなるということも想定に含めております。氷見に来てせっかくの藤子先生の作品を鑑賞された。しかし、ペンキがちょっとはがれてきていますね、絵が少しはがれてきていますね、こういうことであるとおもてなしの気持ちが伝わりませんので、プロの監修を受けながら、きちんとしたものを提供していこうというものであります。  具体的には、1階の藤子先生の作品の原画や複製原画の展示内容の充実を図るとともに、2階では、来館者が先生の作品に入り込むような体験ができる最新のデジタル技術を活用した遊べる空間づくりを行ってまいります。  続きまして、同じく商工まちづくり関係で、氷見のプレミアム商品券について申し上げたいと思います。  地方創生の政策の一環として、皆様も新聞紙上等でこのことについては御存じかと存じますが、このたび氷見商工会議所の御協力をいただきまして、「氷見プレミアム商品券」が6月21日・22日の両日にわたりまして、氷見水産センターなど市内3カ所で総額1億8,000万円分発売されることとなりました。  これは、「国の地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用しまして、市内の消費喚起を促すために発行されるもので、1万2,000円分の商品券を1万円で購入できる、いわゆるプレミアム付商品券となっております。商店街など市内約500店舗で活用できますことから、ぜひ中心市街地や市内のお店で御利用いただきまして、内需の喚起、地域内経済循環を回す、そのことにより経済効果を波及させていく、そういう活性化につなげていただきたいと考えております。もちろん、消費税等も上がっておりますので、生活支援等にもつながると考えております。どうぞ御利用くださいませ。  次に、防災対策についてお話を申し上げます。  去る6月10日に開催されました富山県防災会議におきまして、地域防災計画及び避難計画要綱の改定内容が示されました。このうち原子力災害対策に係る改定のポイントは、UPZ圏外における屋内退避等の防護措置の実施方策が示されたことであります。  このことによりまして、UPZの内外を問わず、防護措置に遅れが生じることがないよう、氷見の実情に応じたきめ細やかな緊急時モニタリング体制の構築がますます重要になってきております。  今回の県の計画改定を踏まえまして、本市におきましても原子力災害対策、地震・津波対策など地域防災計画の改定を行い、原子力災害、自然災害への備えを着実に進めてまいります。  また、イノシシ対策についても申し上げます。  イノシシによる農作物の被害は、これまで中山間地域を中心に発生しておりましたが、被害額自身は減ってはきているものの、生息域の拡大が見られます。これまで被害のなかった平地にも痕跡が見られるようになってきました。  また、業として農作物をつくっていらっしゃらない家庭菜園の皆様等にも被害が及んでいるという報告、御意見を賜っております。  このことから、本年度は平地部の集落にも国の交付金を活用した電気柵の整備を進め、被害の減少に努めてまいります。また、鳥獣害対策のシステムを導入いたしまして、効率的な対策と情報の共有を図ってまいりたいと考えております。  市民の皆様からのお知恵をいただくことが大切と存じます。市民の皆様からのいち早い御連絡を賜ることも重要かと存じます。そして何より、市民の皆様や関係団体の皆様と協力体制をつくって一体となって取り組んでいく、このことが何より肝要かと存じます。また担当者がお願いに伺う機会もあろうかと思いますが、どうぞ耳を傾けてやってくださいませ。一緒にこういうことのシステム、仕組みをつくっていただけますように、御協力を重ねてお願いを申し上げます。  続きまして、地域づくり協議会について申し上げます。  この5月には、市内5番目の地域づくり協議会として、NPO法人速川活性化協議会が設立されました。速川地区では、耕作放棄地でのサツマイモ栽培とその6次産業化を目指して、ホシイモ生産や芋焼酎づくりなどを推進していらっしゃいます。  今年の4月からはここに地域おこし協力隊も参加しており、6次産業化のコーディネーターの資格を持つスタッフや、実際に八尾の農山村で活動していた2名の地域おこし協力隊がしっかりとそこに入りまして、資金だけではなく、ノウハウや人の提供もしていく。そして願わくばコミュニティビジネスを起こしていこう、こういう次のステージに向けて、農業と若者の雇用を結びつけようと意欲的に取り組んでいただいております。  また、仏生寺の地域づくり協議会では、市内初となる「地域づくり計画書」を策定されました。大変立派な計画書を策定されて、地域の未来像を描いてくださっています。「人とひととがつながり、生き活きとした支えあう仏生寺」を基本目標に、カローリングでの地域交流の促進や心と体の健康づくり、あるいは防災・減災活動の充実など、共助による社会づくりに取り組んでいらっしゃいます。  カローリングを通じて各地域から体育館に、交流を呼びかけていらっしゃって、大会を開催されたり、先般行われましたクリエイト・マイタウン事業にも積極的に、みずからの力でプランを描かれて、将来こうしていきたいんだという御応募も賜っております。  これからはどんどん地域内分権が進んでいきます。そして、地域内の競争も、いい意味での善政競争が始まっていきます。未来をしっかりと見据える、こういう話し合いを地域の皆様で行っていただいて、自分たちの地域は自分たちで守るんだ、こうした思いのある地域から積極的にサポートさせていただきたい。21地域全体に地域づくり協議会が完成し、地域のリーダーの皆様方のもと、皆様の地域の実情に応じた御支援をしっかりと行っていきたいと考えております。  今後とも、各地でこうした協議会が設立され、人と人とのきずなを基本とした支え合いや地域力を高める活動に対して積極的に支援をしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。  参考に申し上げますと、昨日のクリエイト・マイタウン事業も、自治会ベースで応募されると2分の1の補助です。地域づくり協議会を設立されて、地域の計画に基づいて事業を行いたいという場合には3分の2の補助になっています。  こういうふうにして、まずは未来像を描く話し合いを進めることが大切ですので、地域担当職員などにお声かけをいただいて地域内での話し合いを行っていただきたい。できれば、地方創生も共通テーマとして、人口減少対策に対して、自分たちはどうやって若者や女性たちにこの地域に住んでいってもらうのか、こういうことの話し合いを含めた地域づくり計画や地域づくり協議会の活動をしていっていただきたい。そういう活動を推奨し応援をしていきたいと思っております。  続きまして、能越自動車道の整備状況について申し上げたいと思います。  本年度は、能越自動車道の機能拡充として、地域活性化インターチェンジであります(仮称)「氷見南インターチェンジ」の整備と(仮称)「県境パーキング」の整備が予定されております。いずれも年度内の早期の供用開始を目指してまいります。  今定例会におきましては、(仮称)「氷見南インターチェンジ」の整備に係る案件を2件提案させていただいております。  いずれも契約に関する案件でございますが、早期の着手や完了が図られるよう、議会初日での議決をお願いするものであります。議員各位の格段の御理解と御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、西部清掃センターについて申し上げたいと思います。  高岡地区広域圏ごみ処理施設である高岡広域エコ・クリーンセンターは、小矢部、高岡、氷見の3共同でこうした広域施設をつくったわけですが、昨年の10月から本稼働をしております。従来の西部清掃センターから滞りなく業務の切りかえが進められておりまして、現在、大変順調に処理が行われております。  一方で、高岡、小矢部、そして氷見もそうですが、今までありました清掃センターが使われなくなりました。昨年9月末に用途を廃止いたしました本市西部清掃センターにつきましては、地元の皆様のお声も多数いただいております。建物の解体撤去や着手時期等が検討課題となっておりますので、その取りかかりとして、解体費用を見積もるための委託料を今定例会に上程させていただきました。一歩進めて、きちんとした費用額を見積もって、そしてこの跡地利用について前進をしていく、こういう意思のあらわれであります。御理解を賜れればと存じます。  続きまして、市民サービスの向上について申し上げたいと思います。  社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー制度につきましては、これは非常に大きな国策ですので、テレビをごらんの皆様にもぜひ御周知をいただきたいわけでありますが、本年の10月から、各世帯のそれぞれの皆様に個人番号という番号が通知されます。1人に1つ、一生変わらないその番号が付番されるわけです。  そして、平成28年の1月から、市民の皆様の申請によって個人番号カードという番号が交付されることになります。パスポートや免許証ほどまでの効果はありませんが、しかし、日本国民の中のこの番号ですよということを証明するカードであります。  国際的にこういう流れが進んでいまして、将来的にこのカードが医療や生活回り全体のこと、そして税の支払い等にも関係をして発展していく可能性があります。今、総務省挙げて、この個人番号通知とカードづくりのキャンペーンがなされています。  氷見では市民サービスを向上するために、このマイナンバーの個人カードを活用しまして、これは大変わかりやすい例ですが、休日や夜間であっても、全国の皆様の最寄りのコンビニエンスストアで住民票や印鑑登録証明書を取得できるコンビニエンスストアの交付サービスを導入することといたしました。  氷見以外に働きに行っている方もいらっしゃいます。首都圏で働いている方もいらっしゃいますが、最寄りのコンビニエンスストアで書類をとることができるという便利な制度であります。  こういうことが進んでいきますれば、山間地の方も便利になりますし、場合によっては氷見の行政改革にも役立つ可能性があります。窓口の職員さんが何名かこういう業務から開放されて、職員数がその分節約できるという効果もあります。  こういう時代に向けて、サービスの開始は来年の3月なんですけれど、10月に皆様の手元に番号が届きますよというお知らせや、来年の1月からカードをつくることができますよというお知らせや、来年の3月から実際にコンビニエンス交付のサービスができますよということをこの議会でお知らせし、またその普及に向けて、これから実働として積極的なPRに努めていきたいと考えております。格段の御理解と御協力を賜りますようにお願い申し上げます。  続きまして、芸術文化の振興について申し上げます。  昨年の11月に「氷見市民会館並びに文化行政のあり方を考える有識者会議」を設置いたしまして、6回にわたり御審議をいただき、本年の3月20日に「氷見市民会館並びに文化行政のあり方に対する提言」を提出いただきました。  この「提言」を受けまして3月26日に開催されました市議会公共施設利活用等特別委員会において、有識者の皆様の提言内容を尊重したい、そして今日的な文化政策を展開するために、新たな施設の整備を目指すことを表明させていただきました。  今後は、新文化施設の整備に向けての第一歩として、文化条例や文化振興マスタープランの策定に取り組んでまいります。まずは、文化に対する基本的な考えを条例という形で定めていく。首長がかわっても、あるいは組織体制が変わっても、そういう文化政策のある一定の基本的な人権を担保するような条例をつくらなければならない。あるいは氷見の文化政策の考えを規定しなければならない。その上で、具体的に市民会館ができるまでの文化振興のためのさまざまな具体的な計画をつくっていく必要がある、こういうことであります。  ちょうど東京オリンピックで、約20万件とも言われる文化政策が日本国中隅々で行われるそうであります。そうしたものと氷見のこういう文化活動をどう絡めていくのか、こういうことも考えていきたいと思っています。  その過程の中で、氷見がどのような文化政策を展開していくのか、どのような特徴ある文化政策を、どういう理由でこれから市民の皆様とともにつくり上げていくのか、そして、その延長の中にどのような公共ホールを必要としているのかなどを明らかにするとともに、行政・市民が協働して、氷見の文化を未来にわたってどのように発展させていくのかということについて具体的な行動計画を検討してまいりたいと考えております。ぜひ御参加をいただきたい、御傍聴をいただきたい、あるいは議会の皆様にも共通の理解をお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、国指定の天然記念物イタセンパラについて申し上げます。  本年10月3日、国指定天然記念物イタセンパラの放流イベントを惣領地内の保護池で実施いたします。生物多様性のシンボルでありますイタセンパラの放流を通じまして、その保護の担い手となる「イタセンパラ守り人」の育成と環境保全にかかわる市民ネットワークの拡大へとつなげ、次世代へ氷見の豊かな自然環境を守り伝えていきたいと考えております。  生物多様性ということも時代のキーワードですし、氷見の強みでありますので、また南インターチェンジにも近いこのイタセンパラ保護池を戦略的なまちづくりに位置づけ活用していきたいと考えております。  そして次に、最も重要な今日の案件であります地方創生について申し上げます。  我が国では、2008年をピークに、今から7年も前に、実は日本の人口は右肩上がりを終えているわけであります。既に日本は縮む社会へと転じております。人口減少局面に入っておりまして、ヨーロッパやアメリカの事例を見るにつけ、この流れが上向きになるということは考えづらい状況にあります。  今後、加速度的に人口減少が進むとされておりまして、国ではこのような人口減少社会に対処するため、全国民に地方創生ということを呼びかけております。  その中身は何かと申しますと、3つの視点がありまして、1つには、東京一極集中を是正していきましょうということです。  2つには、若い世代の皆様が、この氷見においても就労や結婚や子育ての希望を実現していこうということであります。  昨日、氷見におきましても、氷見の職員募集、地元の御家族方向けの説明会を開始いたしました。この地方創生の流れで、東京ではなく地元に就職しませんかという説明会を開催しましたところ、受験生御本人やお父様、お母様方も含めて、中にはおばあちゃまも含めて、20名くらいの問い合わせだったんですけど、実に60名もの方がお越しになられました。大変な関心の高さをうかがっております。若い世代が働ける、そして結婚ができる、子育てができるという希望を実現するために、地元の企業の皆様や事業を起こそうという皆様に協力を求めていってくださいというのが地方創生のメッセージであります。  そして3つ目、国からは、地域の特性に即した地域課題を解決してください、地域が自分たち自分たちのまちが将来にわたって成り立つように戦略を策定してくださいと言われているわけです。  国民とともに問題を共有しながら、これまで以上に危機感を持って人口減少の克服と地方創生に取り組むことが必要であるとしております。人を育て、仕事をつくり、そして人口減少に歯どめをかけるということです。あるいは、女性の皆様がこの氷見に住みがいがあるような社会システムをつくることも重要です。  そして、国と地方が総力を挙げて地方創生を推進しまして、国民の意識が変わっていけば、活力ある日本社会に向けて未来が開かれ、新しい国の形がつくられるとしています。  こうした動きを受けまして、本市では昨年の10月から、全庁的な組織として部課長等による人口減少対策会議を立ち上げ、人口減少問題について早稲田大学大学院の北川正恭教授等に御講演をいただいたり、今は慶應大学の玉村先生にもお入りをいただきまして設計のいろんな御指導をいただいたりしながら、全部局から対策案の提案を求めるなど、危機感を持って人口減少対策に取り組んでまいりました。  また、3月30日には、国の地方創生への流れの発端となりました「ストップ少子化・地方元気戦略」を提言した、日本創成会議・人口減少問題検討分科会のメンバーでもいらっしゃいます慶應義塾大学の樋口美雄教授をお招きして、市民の皆様とともに、氷見まちづくりリレー講座「人口急減社会の処方箋 〜地域創生に向けて〜」を講演拝聴し、日本の人口減少の本質について市民の皆様方とともに学んだところであります。やはり女性や若者がこの地域にいやすい場所をつくってくださいというお話であったかと思います。  実を申しますと、昨日の説明会の中でも市民の方からこう言われました。「市役所のスタッフが男性しかきょうはお迎えになっていらっしゃいませんが、女性の就労や組織づくりや風通しのよい場づくりについてどう思っていますか」と言われました。はっとしました。議会の構成も含めて、我々はやはり女性たちが夢を持てるような、そして女性たちの視点をもっとこの議論の中に取り込んで流出をとめていかなければならないということであります。  仕事におきましても、女性たちの仕事がどんどんどんどん都会で増えていっています。魚々座では、今、女性の起業家の方が魚の皮でサンダルをつくろうというふうなお仕事づくりにチャレンジしてくださったりしています。こうした現場の声や大きな流れをしっかりと肌身で感じながら、この地方創生の総合戦略をつくっていきたいと考えております。  特に国は、この総合戦略についての基本的な考えとして、1つに、人口減少と地域経済の縮小の克服についてを、2つには、まち・ひと・しごとの創生と好循環の確立を求めております。まちづくり、ひとづくり、しごとづくりを連動させながら政策をつくっていく必要があります。  といたしましても、その方向に沿って、女性、産業、まちづくりなどの庁内関係課の担当者で構成する「地方創生事務局会議」を4月からおおむね週1回のペースで開いておりまして、総合戦略の基本となる本市の人口の推移、自然減や社会減、そして産業人口の分析を進めながら、総合戦略の方向性などを議論し検討してまいりました。  また、5月19日には、企業や自治体、有識者とのネットワークを生かして全国で先進的な活動を展開していらっしゃいます慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスのSFC研究所との間で、「氷見地方創生と『氷見社会イノベーション研究所』設置に関する連携に係る覚書」を締結いたしました。これも全国に先駆けた挑戦であります。  慶應大学のSFC研究所を窓口にして、さまざまな研究者や学生さんや企業の方々にどんどん氷見にお越しいただいて、産学官金労言と言われる地方創生の構成員、さまざまなお知恵を拝借しながら、市民の皆様とともに、誰もが組織の一員となってこのことを考えていこうという体制づくりを進めたわけであります。  早速、5月29日から31日にかけましては、「価値共創と地方創生のフィールドワーク」と題しまして、慶應義塾大学の玉村教授をはじめとする3名の教員の方々と18名の学生が氷見市内で活動を開始いたしました。  学生たちは、職員とともにチームをつくりまして、「ひと」「まち」「しごと」という地方創生のテーマ、さらには「魅力」づくりあるいは「つながり」づくりといった5つのテーマに分かれて、「魚々座」や商店街、民宿、農園、空き家などを訪れ、市民の方々と実際に対話をし、本市の現状を把握するとともに、本市の社会課題を解決するために自身がどう行動するべきか、あるいは企業にどう働きかけるべきか、氷見市役所は今後どうあるべきか、地域づくりはどうあるべきか、学生ならではの、あるいは未来を支える地方創生の対象者としての視点で議論を交わし提案をいただいたところであります。  この慶應大学SFC研究所では、今後も考察を重ねてブラッシュアップされた提案を行うとともに、地元の創業支援や創業支援を成功に導く企業との連携やマーケティングや、あるいは大学との共創モデルを構築するプロジェクトを次々実行していくこととしております。  こうした協力に加えまして、いよいよこの議会の終了後、6月23日からは、市長のまちづくりふれあいトークを地方創生のトークと位置づけまして、この氷見をこよなく愛し続けてくださっている市民の皆様方から御意見を賜り、そして我々も考えを伝え、一緒にこの地方創生総合戦略の策定づくりに御参加をいただきたいと思っています。  皆様からいただいた現場の声や、皆様のお子さんやお孫さんが感じていらっしゃる声、あるいは皆様の御不安をしっかりと戦略に反映していきます。そして、産業界・行政機関・大学・金融機関・労働団体・マスメディアの方々などで構成する推進組織を7月に立ち上げまして、広く関係者の皆様方ともこの地方創生を実行に移してまいりたいと考えております。  これらを踏まえまして、国が示しております「地方における安定した雇用を創出する」あるいは「人の流れを変える」などといった4つの基本目標の視点を取り入れながら、データの分析に裏打ちされた地方総合戦略を策定してまいります。  最後に、地方創生のポイントがもう1つありまして、それは、きちんとした数字を入れた効果性をはかる、あるいは大きな流れを分析するという力をつけてくださいということでありますので、明確な目標と重要業績評価指標、キー・パフォーマンス・インディケーターと言いますが、こういうものをきちんと設定するということを行政の文化として根づかせていきたいと思っています。  私の仕事は、そういうきちんとしたお金を投じたときにきちんとした結果が出る組織をつくることであります。また、プラン・ドゥ・チェック・アクションのPDCAというサイクルをつくること。あるいはキーサクセスファクター、この事業が、子どもたちが帰ってくる、あるいは子どもたちが増える、こういうゴールにちゃんと連動していますかという方向を合わせること。こうした指標を徹底的に設けて、そのことの効果を検証して、改善をして、その戦略の効果を高めていくということであります。そして、「氷見ならではのしごとの創出」や「ひとが住み続けたくなるライフスタイルの創造」など、氷見ならではの強みを生かした総合戦略をつくり上げて、10月末をめどに策定を進め、地方創生を確実なものにしたいと思っております。  あるいは、日本の地方創生プランの中で、やっぱり地方創生の総合戦略プランは本当に練られているな、多くの人の声を反映しているな、結果が出そうだな、日本のモデルになりそうだな、こういう期待感と実践の裏づけのあるプランを提出したいと思っています。  これまで2年間のあるいはこれまでの市政の中で展開してこられたさまざまな具体的なアクションを根拠として、そして未来に夢の持てるプランをつくりたいと思いますので、6月23日からのふれあいトークへの御参加、あるいはさまざまな会議への御参加をよろしくお願い申し上げます。一緒につくってまいりましょう。  そして、この文脈の中で、さまざまな具体的な施策も既に展開をいたしております。  1つには、国が力を入れております地域おこし協力隊の活動であります。今年度から地域おこし協力隊6名が着任をいたしまして、それぞれ4月から、都市農村交流や移住定住・空き家対策、そして農業の6次産業化といったテーマで活動を始めております。先週もNHKの番組で取り上げていただいておりますし、彼らも今フェイスブックでどんどん情報を発信しています。  一例を申し上げますと、魚々座を舞台に観光客へ氷見の魚の魅力を伝える各種のワークショップを企画運営したり、まるまげ祭りや長坂棚田での田植え風景の映像を製作して、本当にすばらしい映像を今発信してくれています。また、実際に首都圏へ出向きまして、とげ抜き地蔵の商店街などでも干物を販売したりしながら首都圏への発信をしたりといった取り組みを行っております。全国放送のマスメディアでも紹介をされております。地方創生に向けましたこのような地域おこし取り組みが、UターンやIターンを志す多くの若者の心に響き、潜在的に今氷見に行ってみたいなと思っている全国に散らばる若者の心に響いて、氷見に根差してくれることを期待しているところであります。これは単に氷見市役所の人材募集だけではなくて、氷見市内の全事業所、あるいは氷見市内の全家庭の息子さんや娘さんたちにも響くことを期待しております。  2つ目には、空き家のまちづくり事業についてであります。  これは、昨年度の特定地域再生事業で位置づけられました課題について、引き続き取り組んでいく事業であります。  現在、古民家などの歴史的建築物や空き家の実態調査を行っております。そして、近い将来空き家になる可能性の高い物件についても、これから具体的にその所有者の意向をお伺いするなどの調査を進めてまいります。  具体的に、お宅をお訪ねいたしまして、黒い瓦家並みに住んでいらっしゃる中心街の3,000から4,000のお宅の方々に将来の御意向をお伺いしてまいります。そして、この調査結果をもとに、地図情報と連動した空き家のデータベースを再度構築いたしまして、空き家活用の可能性や通りの風景・町並み景観の保全などの実践プランに活用してまいります。あわせて、新しい価値や仕事が生まれるような場づくりにも取り組んでまいります。  実際に、氷見の地域おこし協力隊も、薮田のほうにありました大変立派な古民家を活用して、4名がシェアハウスという形で住まいをしております。大変大きな交流の拠点としても活用されていますし、また、彼らの生き生きとした活動が空き家活用の事例として全国に発信され、いろんなお声をいただいております。  こうしたことを町の中の特定地域でも行っていきたい。そして、生き生きと住んでいるということを発信していきたいと考えております。  3つ目には、創業支援事業についてであります。
     民間企業の人材育成や創業者支援のために、「氷見ドリームプラン・プレゼンテーション」という事業をスタートさせております。その研修が6月5日から始まりました。  こちらも予想を上回るいろんなジャンルの方々、農業の方や金融機関の方など、何と市民の方28名と職員20名が参加をいたしましてチームができております。  昨年度、職員の研修の一環として導入したものですけれど、今年度は、志事づくりや地域づくりなどの夢を語って、氷見を創生していくためのみずからの事業を創生しよう、自分創生を行おう、こういう事業所の方々が思い切った業種転換や起業・創業の夢に挑戦する思いで御参加をくださっています。  10月上旬まで7回の研修が行われまして、10月下旬には、成果発表会として氷見ドリームプラン・プレゼンテーションの発表会が行われる予定であります。  この研修を通じて、受講者がまちづくりの夢をはじめ福祉や農業などの未来を描くことで、仲間を得ます。価値観の転換を図ります。そして、みずからが多くの感動と共感を持って支援者を集め、有形・無形の財産を築くことによって創造的に自己変革をなし遂げることを期待いたしております。  続きまして、平成28年度の新規職員採用試験について申し上げたいと思います。  これらも“人の流れを変える”という「地方創生」の命題を創造的発想とイノベーション人財戦略で乗り越えていくために、職員の採用試験の内容を大きく変更いたしました。  まず第1には、22歳から59歳までの幅広い層の受験を可能とするために、年齢制限を撤廃いたしました。これは、私どもの調べでは、全国で4番目か5番目の自治体の取り組みになろうかと思います。地方創生の中で人の流れを変えるというメッセージがありますので、大卒の新入生だけではなく、広く皆様の御子息や御令嬢の氷見にお戻りいただくきっかけとしたいというメッセージであります。  なお、任期付職員の場合には60歳を超えても大丈夫です。65歳の方でも、ある専門的な経験や人脈をお持ちの方であれば、5年間だけという年限の定めがありますが、氷見の専門職として働くことができますので、今年会社を退職するんだけれど、マーケティングに通じている、都市計画をつくってきた、こういう御経験の方はぜひお声かけをいただきたいと思います。  2つ目には、受験者の挑戦心や人間力・経験など多面的に審査をするために、民間の面接官を導入することといたしております。そのお一人として、昨日も全国放送に出演されていましたが、民間の学習塾と提携して九州の武雄市という市役所を運営していらっしゃいました、現在は民間の樋渡社中という会社を経営していらっしゃいます前武雄市長の樋渡啓祐さんに面接官をお引き受けいただくこととなっております。集団面接の中で、高い職業経験を持った方々の面接に対してのアドバイスをいただきたいと考えております。  また、こうしたベンチャー精神あふれる樋渡さんが審査員になることによって、ベンチャー精神あふれる若者たちが氷見の受験を志してくれています。今現在の応募状況を見ますと、この仮説どおり、非常に豊かな、そして高いレベルの職業経験を持った方々が多数応募してくださってきています。6月19日までまだまだ募集は続きますので、ぜひこの放送を聞かれた氷見の方々も、息子さんや娘さんに地方へ帰ってきませんかという御案内をいただければと思います。すなわち、試験内容自身が、今までの公務員の一般の受験対策が必要のない試験になっております。マークシート方式でその方の人間性を見るという試験になっていますので、受けやすくなりました。  そして3点目には、任期付職員として、先ほど申しましたタウンマネジメント、都市計画に通じた人、あるいはマーケティングマネジメント、観光の分析や人口の減少の分析など統計を扱える方、銀行や監査法人やコンサルティング会社にいたような方ですね。それからヒューマンリソースマネジメント、これは人事政策です。会社の総務部にいらっしゃった、そしていろいろなスタイルの働き方について政策をつくることができる、あるいは日本国や海外に向けて人材を募集するサイトをつくることができる、こういったアドバイザーを求めています。また、氷見セールスマネジメント、先ほどの武雄市がそうであるように、花まる学習会やTSUTAYAと連携していっているわけですね。大手の上場企業と民間の活力を生かしていこう、これから議論になっていく市民会館やさまざまな公共施設の中に民間の上場企業と連携した施設をつくっていこうじゃないか、こういうことをプロデュースしていただけるセールスマネジャーを募集したいと思います。そして、これからは情報発信の時代です。氷見のさまざまなホームページのウエブサイトを、外注せずに、どんどんどんどん更新していっていただくような高い経験をお持ちの方を募集したい。あるいは、チラシについてもどんどんお客様に実際に届くようなデザインをしてくださるデザイナーを募集したい。  こういう5つの分野で、地域創生社会を実現するための、地域創生のための緊急的なプロフェッショナル人材やクリエイティブ人材を募集しております。  5年間限りの採用ですが、また1年置きの更新ではありますが、国からの宿題である地方創生を具体的に引き寄せるための即戦力を5名程度枠を設けて募集したいと思っております。  氷見のために役立ちたい、働きたいと考えていらっしゃる学生や社会人の方々には、趣旨をお酌み取りいただきまして、奮って御応募いただきたいと思っております。  最後になりますが、このようにチャレンジする姿勢が共感を得ています。ひとづくり、まちづくり、しごとづくりに、これから氷見はひるむことなくチャレンジをしてまいります。そしてその活力を、今、地域づくり協議会ということで、21地区の市民の皆様からもそういう活力をいただいています。挑戦する氷見へと今大きく文化が変わりつつあります。の職員もそのような気持ちになっています。中には失敗もあるかもしれません。10個のうち幾つが成功するのかわからないということもあるかもしれません。しかし、挑戦し続けなければ右肩下がりの人口減少社会というのは変わらないわけであります。このことに我々が確信を持って挑んでいく、こういう地方創生議会になることを期待しています。  また、今我々がこの議会で地方創生について議論しなければ結果は出ないと思います。この6月議会を皮切りに、氷見の未来を我々の力でつくっていきましょう。よろしくお願いいたします。  それでは、今定例会に提案いたしております諸案件について御説明を申し上げます。  初めに、一般会計及び特別会計の補正予算であります。  補正予算の規模は、一般会計で6,507万円の増額、特別会計で8,464万円の減額となっております。  一般会計では、地方創生に関連した事業をはじめ、先ほどお話を申し上げました、これは本当に重要な事業です。住民票等の交付についてコンビニエンス交付サービスの導入に係る経費、このことをお知らせするキャンペーン事業費などを盛り込ませていただいております。  そして、今年以来、独居の方々で地域社会との連絡を絶たれた方がお亡くなりになるという痛ましい事案も幾つかこの氷見で起きております。改めて地域の安全な暮らしを守る、人々が幸せを支え合う地域セーフティーネットの活性化に係る経費を緊急的に計上したものであります。  いま一度、こういう事態が起きないように、緊急的に我々は今、地域社会の見守りのあり方を考え直したいと思っております。  財源として、債3,690万円、寄附金及び繰越金など2,817万円を充てさせていただくことにしております。  また、特別会計では、介護保険特別会計で保険事業勘定において、第6次氷見介護保険事業計画の策定に伴い介護保険給付費の減額を計上したものであります。  最後に、予算以外の案件について申し上げます。  条例関係では、「氷見半島振興対策実施地域における税の特別措置に関する条例の一部改正について」など3件の改正、その他の案件では、「市道路線の認定及び変更について」など4件をそれぞれ提案するものであります。  報告案件では、「地方自治法第179条による専決処分について」など5件の専決処分のほか、平成26年度の一般会計に係る繰越計算書など6件並びに「平成26年度氷見土地開発公社の事業報告及び決算について」など6件をそれぞれ報告するものであります。  以上をもちまして、諸般の状況並びに今定例会に提案いたしました諸案件の説明とさせていただきます。  何とぞ、慎重審議の上、可決並びに承認いただきますようお願いを申し上げます。  繰り返してお話を申し上げますが、今、千数百の自治体が生き残りをかけて、地域づくり、都市間競争、改めてこのことのスタートを切りました。地方創生という大命題、人を残す、人の流れを変える、新しい社会システムに応じた人口減少時代のまちをつくる、そして仕事は、もちろん企業誘致も行っていきますが、今までのような企業だけに任せるのではなく、自分たちで幸せを感じ、複数の副業を起こしながら、みずからで仕事をつくっていく、こういう時代へと流れが変わっています。市議会の皆様とも力を合わせた議論をしていきたい。未来を見据えた議論をしていきたい。そのための良質な対話がここから発信されることを期待しています。  どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。        ───────────────────────── △議案第43号及び議案第44号 ○議長(嶋田茂君) 次に、日程第4 議案第43号及び議案第44号 能越自動車道氷見南インターチェンジ(仮称)整備工事国土交通省委託)の委託契約の締結についてほか1件を議題といたします。 △委員会付託の省略 ○議長(嶋田茂君) お諮りいたします。ただいま議題となっております案件は、事情十分御了承のことと存じますので、氷見市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し即決することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋田茂君) 御異議なしと認めます。よって、議案第43号及び議案第44号は即決することに決しました。 △採決 ○議長(嶋田茂君) これより採決いたします。  議案第43号及び議案第44号を一括して採決いたします。  議案第43号 能越自動車道氷見南インターチェンジ(仮称)整備工事国土交通省委託)の委託契約の締結について  議案第44号 市道氷見南インター線橋梁上部工事の請負契約の締結について  以上を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(嶋田茂君) 起立全員であります。よって、議案第43号及び議案第44号はいずれも原案のとおり可決されました。 ○議長(嶋田茂君) 以上をもって本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。明16日及び17日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋田茂君) 御異議なしと認めます。よって、16日及び17日は議案調査のため休会することに決しました。  次会の日程を申し上げます。  16日及び17日は議案調査のため本会議を休み、6月18日に本会議を再開して、市政一般に対する質問並びに上程全案件に対する質疑を行います。  本日は、これをもって散会いたします。  午前11時23分 散会...