氷見市議会 > 2014-12-08 >
平成26年12月定例会−12月08日-02号

  • ”自然環境の原点””1次産業があるがゆえに成り立っている”(/)
ツイート シェア
  1. 氷見市議会 2014-12-08
    平成26年12月定例会−12月08日-02号


    取得元: 氷見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-23
    平成26年12月定例会−12月08日-02号平成26年12月定例会  平成26年12月 氷見市議会定例会会議録(第2号)       ─────────────────────────────               平成26年12月8日(月曜日)         ─────────────────────────                 議事日程 (第2号)   第 市政一般に対する質問並びに議案第78号から議案第87号まで、平成26年度氷見市一般会計補正予算(第4号)ほか9件及び報告第7号、報告第8号、地方自治法第79条による専決処分についてほか件      (代表質問)         ─────────────────────────                 本日会議に付した事件 日程第 市政一般に対する質問並びに議案第78号から議案第87号まで、平成26年度氷見市一般会計補正予算(第4号)ほか9件及び報告第7号、報告第8号、地方自治法第79条による専決処分についてほか件      (代表質問)         ───────────────────────── 出席議員及び欠席議員氏名   出席議員(7人)     番  稲 積 佐 門 君      2番  越 田 喜一郎 君     3番  濱 井   達 君      4番  萬 谷 大 作 君     5番  正 保 哲 也 君      6番  竹 岸 秀 晃 君     7番  松 原 博 之 君      8番  上坊寺 勇 人 君
        9番  山 本 克 己 君     0番  小清水 勝 則 君    11番  阿字野 忠 吉 君     2番  積 良   岳 君    3番  萩 山 峰 人 君     4番  荻 野 信 悟 君    5番  谷 口 貞 夫 君     6番  嶋 田   茂 君    7番  椿 原 俊 夫 君   欠席議員(0人)         ───────────────────────── 職務ため議場に出席した事務局職員   事務局長  七 分 由紀雄      次長    坂 本 博 之   副主幹   串 田 安 弘      主査    西 島 秀 元         ───────────────────────── 説明ため議場に出席した者職・氏名   市長    本 川 祐治郎 君    副市長   棚 瀬 佳 明 君   企画振興部長高 橋 正 明 君    総務部長  定 塚 信 敏 君   市民部長  山 口   優 君    建設農林水産部長                            福 嶋 雅 範 君   防災・危機管理監           財務課長  桶 元 勝 範 君         濱 井 博 文 君   会計管理者 宮 本 秀 夫 君    会計課長  尾 矢 英 一 君    教育委員会   委員長   橋 本 昭 雄 君    教育長   前 辻 秋 男 君   教育次長  高 田 長治郎 君    教育次長  加 野 陽 子 君    監査委員   代表監査委員國 本 嘉 隆 君    事務局長  廣 瀬 昌 人 君    消防機関   消防長   堂 尻   繁 君         ─────────────────────────  午前0時0分 開議 ○議長(嶋田茂君) これより本日会議を開きます。  議事日程は、お手元に配付日程表とおりであります。         ───────────────────────── △市政一般に対する質問並びに議案第78号から議案第87号まで及び報告第7号、報告第8号 ○議長(嶋田茂君) 日程第 市政一般に対する質問並びに議案第78号から議案第87号まで、平成26年度氷見市一般会計補正予算(第4号)ほか9件及び報告第7号、報告第8号、地方自治法第79条による専決処分についてほか件を一括議題といたします。 △市政一般に対する質問 ○議長(嶋田茂君) まず、市政一般に対する各派代表質問を行います。  通告がありますので、順次発言を許します。  4番 荻野信悟君。  〔4番 荻野信悟君 登壇〕 ◆4番(荻野信悟君) 皆さん、おはようございます。自民同志会荻野でございます。  本川市長には、去る11月に第9回マニフェスト大賞優秀賞受賞、まことにおめでとうございました。この受賞を機に一段御活躍を期待するものであります。  ところで、市長は、御自分政治倫理条例をマニフェストとして早くから掲げおります、いまだ見えません、消えたでしょうか。一日も早い条例制定を待っおります。  「巧遅は拙速にしかず」と言います、本川市長にはふれあいトークで市民声に謙虚に耳を傾け、市民ニーズには的確かつ迅速に対応されますようお願い申し上げます。  さて、今年もあとわずかになりました、国政ほうでは、先月11月2解散を受け、第47回衆院選は去る12月2日に公示され、今月の14日投開票に向けてのまさに選挙戦真っただ中であります。師走ということもあり、慌ただしく社会全体動いおります。  また、任期満了に伴う市議会議員選挙10月26日に執行され、7人新たな議員構成となりました。我が自民同志会は氷見市議会議員として、市民負託に応え誠実に活動し、市長並びに当局と適正な距離と連携を保ちながら、自民党政策理念実現を目指すために研さんを図り、氷見市民福祉向上及び地域活性化を積極的に推進し、氷見市発展に寄与すること思いを同じにする者で結成された会派であります。  改選後最初議会と12月定例会、また新会派最初質問者として質問できますことはこの上ない喜びであり、身締まる思いであります。  それでは、自民同志会を代表いたしまし市政一般について質問いたします。  国においては、今後経済財政運営考え方として、持続的な成長と財政健全化を実現するためには民需主導成長を実現すること不可欠と考えに立ち、景気回復3年目に当たる平成27年度においては民需主導成長を本格化させ、アベノミクス成果を地方に波及させること極めて重要であるとしおります。  そのため、民需主導成長を促すため税制改革や新たな需要を創造する規制改革等を強化するとともに、歳出においては生産性向上に資する施策、民間積極的な経済活動を促進し、イノベーション活性化を図る施策、民需を誘発する施策に重点化すべきと見解を示しているところであります。  その上で、平成27年度予算編成に当たっては、中期財政計画に沿っ民需主導経済成長と財政健全化目標双方達成、国、地方基礎的財政収支赤字GDP比半減目標着実な達成を目指すこととしおります。  その指針としては、人件費など義務的経費は前年と同額以下、各省庁判断で増減できる裁量的経費は0%減に抑制すること。また、年金、医療など社会保障費は、高齢化に伴う8,300億円の自然増は認めるものの、その内容を厳しく精査し、合理化、効率化に最大限取り組むこととするなど、いわゆる聖域を設けない歳出見直しという厳しい姿勢を打ち出しおります。  その一方で、成長戦略や人口減少、地方創生など重要な課題に積極的に対応するため、4兆円規模新しい日本ため優先課題推進枠を設け、予算重点化を図ることによってメリハリついた予算を作成することとしているのあります。  また、来年度地方財政については、国は経済再生進展を踏まえ、リーマンショック危機対応モードから平時モードへ切りかえを進めると方向性を示すとともに、来年度地方交付税を5%減と試算しおります。こうしたことから、経済回復もたついている地方にとっては、市税伸びは見込むことできない上に交付税も厳しい見通しであります。平成27年度財政運営は楽観許されないと言っも過言ではないと思います。  そこで、氷見市平成27年度予算編成方針基本姿勢と特徴について本川市長にお伺いいたします。  次に、氷見市における公共施設は970年代から整備量増加し、その整備ぺースは2000年ごろまで続き、平成26年4月日現在、本市所有する公共施設数は297施設で、そのうち運営利用料金により賄われる水道事業会計及び下水道特別会計所管するものを除いた施設数は232施設、延べ床面積は約23.8万平方メートルであります。また、道路や上水道など都市基盤も国政策に呼応し整備進められまいりました。  これら公共施設やインフラは整備後三、四十年経過し、やがて建てかえなど更新時期を迎えるわけであります、それらを更新しいくとなると、その更新、改修費用などにより今後苦しい財政運営を余儀なくされること予想されます。  また、本市人口は30年間で万人以上減少となるほか、高齢化率大幅に上昇するなど、著しい社会環境の変化もたらされています。  数十年前に整備された公共施設やインフラ少子高齢化社会、人口減到来で市民ニーズ変化も予想され、市民ニーズに適切に対応することを考えなければなりません。  歳入として市税収入大幅な伸び期待できない一方、歳出面では福祉や社会保障関係経費扶助費増加傾向などにより、公共施設、インフラを取り巻く氷見市課題をどのように認識し、公共施設マネジメント計画基本方針考え方と進捗状況について定塚総務部長にお伺いいたします。  次に、過疎化、少子高齢化、コミュニティー希薄化など進み、自治会枠を超えた地域課題ますます多様化、複雑化しいく中で、行政画一的手法で全地域を対象に取り組むことには限界があり、地域身近な課題については地域住民主体となっ取り組み、または地域と行政ともに力を合わせ取り組むことによって課題解決図られると考えから、その地域主体となっ活動する組織として、地域づくり協議会設立に向け、主体的な地域づくりを支援するために、市内2地区に対して、地域発展に向けた活動を行うことにより地域力向上を図ることを目的として、平成24年7月に地域担当職員配置されました。  地域担当職員は、地域づくり活動に係る情報提供、収集、指導及び助言、地域づくりに関する計画策定や地域課題解決に向けての必要な助言、地域づくりに関する組織による市及びその他組織と連携に係る必要な助言、地域づくり活動と市施策と調整など、職務は地域づくり協議会設立に向けての協働まちづくり担い手として、本来所属課所掌事務を行いながら兼務は職員にとって過重になっているのではないかと懸念するところであります。  地域づくり協議会は、仏生寺地区は平成25年7月、久目地区は平成26年2月、加納地区は平成26年5月、宮田地区におきましては平成26年8月に設立されました、2地区で活動はどのような状況であるのか、また、地域担当職員所属及び職等状況と今後課題について高橋企画振興部長にお伺いいたします。  昨年12月議会中で、私は市長にこう申し上げました。「やっみせ、言っ聞かせ、させみせ、褒めやらなければ人は動かじ」。これまで本川市長におきましては職員を褒めるということ全くなかったように思います。念ため申し上げます、このことは職員褒めるところなかったということではなく、職員を褒めるということなかったということであります。  叱咤激励だけでは人は動きません。「話し合い、耳を傾け、承認し、任せやらなければ人は育たず」という言葉を今回は申し上げ、職員健康管理についてお伺いいたします。  市民へ高いサービスを提供するには、職員一人ひとり心身ともに健康な状態で職務に従事できることではないでしょうか。また、チームで成果を上げること、組織力最大に発揮できる環境、職場活力肝要であります。  平成24年度と平成25年度年次休暇取得状況と時間外労働について比較しみますと、年次休暇取得状況においては、24年度は職員数433人で4,334.4日、人当たり年次休暇取得日数0.0日であります。25年度におきましては、職員数42人で3,602.4日、人当たり年次休暇取得日数は8.5日であり人当たり年次休暇取得日数対前年比割合は85%となっおります。  また、時間外労働を見ますと、24年度は対象者が176人、時間数万7,033時間、人平均97時間、25年度におきましては対象職員が174名、時間数2万3,078時間であります。人平均時間が133時間で、人当たり対前年比割合は37%になっおります。  よって、年次休暇取得日数は減少し、時間外労働増加していることは決してよいこととは言えません。  事務量としては適当なか、本人意向を考慮した適材配置なか、心ケア対策をどのようにしているのか、また企業内ドリームプランプレゼンテーション研修、通称ドリプラであります、職員にとって負担になったではないか、定塚総務部長にお伺いいたします。  次に、予算執行についてお伺いいたします。  予算流用は、余剰を生ずる見込み科目費用を他不足する経費科目に融通し、予算実効を上げようとする場合等に限られているのあります。予算は議決成立したとき目的に従って執行するのが基本であり、執行しなければなりません。また、慎重な予算編成を行わなければならないということは言うまでもありません、明確な説明議会に対してなされなければなりません。  本年3月議会において、人材育成費として、民間ノウハウ導入、意識改革を図る事業費として、民間事業者職員職場指導するため組織マネジメント導入事業で643万7,000円、業務改善発表会で5万6,000円、ファシリテーター養成、政策形成基礎・実践、情報発信力、教養・先進事例等、危機管理、ハードクレーム、キャリアデザインチームワーク強化、合宿研修、接遇、接遇リーダー研修事業などで635万8,000円、対前年度比較,369万9,000円増であります。総額,793万3,000円上程されました。  そこで、市開催する研修部分に係る費用,33,000円うち93,000円修正議決され、結果400万円となったあります。その400万円内容いまだに議会に説明ないまま、合宿研修、接遇研修、企業内ドリームプランプレゼンテーション研修実施されたことは、二元代表制である議会に対して軽視と言わざるを得ません。  特に企業内ドリームプランプレゼンテーション研修通称ドリプラ研修は、限られた職員ために研修費を執行しているように感じられます。内容に問題があるのではないかと思います。これ適正な予算執行と言えるでしょうか、定塚総務部長にお伺いいたします。  次に、従来計画を変えたことによって多額交付税措置なくなったこと、また基本設計料全額、実施設計料一部を違約金として支出しまで形を変えた来春オープン予定ひみ漁業交流館魚々座について、管理運営を国補助金による制約によって民間事業者参入困難であるとし、管理運営を直接市行うということであります、その運営スタッフ、またどのような体制で管理するかお伺いいたします。  次に、政策的かつ公共性強い施設として、漁村文化をテーマに総合的なまちづくり施策を立案、執行し、創造的な都市を生み出し、社会課題解決を支援する拠点として、総合的なまちづくり施策で社会課題解決、氷見市持つ潜在的な資源を掘り起こした新たな価値を生み出し、経済活性、定住促進、都市間連携強化、漁村文化をリードする魚都ひみブランド発信という3つ目標達成ために、漁業文化継承、体験型観光、家並み保存、魚食普及、ブランド発信、コミュニティアート環境問題7つテーマを掲げ事業を計画しおるようであります、その組織と人員体制はどのようになっているのかもお伺いいたします。  次に、館を直営しいくため基本経費として管理経費、企画等を行うため経費として政策経費歳出はどれくらいか。一方、飲食事業、物販事業、体験事業等収入あるいは入場料収入をどのように見込んでいるのか、高橋企画振興部長にお伺いをいたします。  次に、健康寿命ということに注目され、また生涯スポーツ活動全国的に老若男女を問わず広がりを見せる中、私地元宇波地区では毎年ウオーキング、いわゆる歩こう会実施されおります。  このウオーキングコースは、地区名所旧跡をめぐるものであります。そのコース中には、国、県、そして市指定文化財をはじめ、地元大切に思い、言い伝え、また守っきた場所や樹木、建物もあります。参加した人からは、「長い間ここに住んでたけど、初めて知った」という感想も聞かれました。このような活動は、ふるさと学びとして市内地区でも行われていると聞いおります。  富山県ホームページに、「身近な文化財探し」として、何々にとって大切なもの文化財とあります。ある地区にとって大切なもの、ある人にとって大切なものそれぞれ文化財ということになるありましょう。  そして、このような文化財を見る、知る、学ぶということは、今まで知らなかったふるさと歴史や風土、暮らし文化など再発見を促し、またふるさと誇りにつながっいくものだと思います。  現在、氷見市には、大境洞窟住居跡、柳田布尾山古墳、イタセンパラなど国指定文化財8件、県指定が11件、市指定49件存在し、このほか「歴史道百選」に選ばれた石動山道、臼峰往来があり、往時布勢水海をほうふつさせる万葉故地、さらに氷見市文化財センター、これは旧女良小学校ところであります、文化財センター漁業関係資料は量、質ともに貴重で、まだあまり知られていない身近な文化財もあわせると、氷見市は長い歴史とともに古くから文化活動花開いきた地域であることを感じさせます。  一方、文化財は年数とともに変化し、ややもすると損なわれいくリスクを持っていることに注意しなければならないと考えおります。  長坂不動大椿枯れたことにより伐採される予算今議会に提案されおり、またこの春には、小境朝日社叢タブノキ腐朽ため枝大きく剪定されおります。今年3月には国指定重要無形民俗文化財となった論田・熊無藤箕製作技術なども、将来へどのようにつないでいくか課題であろうかと思います。  今後、氷見市は少子高齢化、人口減予想され、また地域つながり薄くなっいくこと心配され、文化財保存面からは難しくなること予想されます。  一方、課題解決妙手とは言えないかもしれません、その活用をうまく図れば、地域づくりにおいて少なからず役割を果たすものと考えます。  また、文化財を切り口として、自然豊かな氷見、歴史ロマンあふれる氷見、多様な生活文化を持つ氷見などをアピールし、その特性を生かした元気あふれる市まちづくりへ貢献できると考えます。  文化財保存及び活用は、専門性や財政的な側面など乗り越えるべきさまざまな課題があると思います、数値ではあらわせない私たち生活に大きな潤いをもたらす大切なものとして、また観光資源としては広域な見地により連携によっては可能性があると考えます、文化財保存と活用現状と課題、そして今後方向性について前辻教育長にお伺いいたします。  冒頭に申し上げました、本川市長には「巧遅は拙速にしかず」ということわざ意味を十分御理解上、諸課題に早期結論、早期実行をお願い申し上げまし質問を終わります。 ○議長(嶋田茂君) 初めに、平成27年度予算編成方針について答弁を求めます。  本川市長。  〔市長 本川祐治郎君 登壇〕 ◎市長(本川祐治郎君) 皆様、おはようございます。  きょうは自治会皆様も多数御傍聴いただいおりまし、ありがとうございます。  自民同志会を代表し質問されました荻野議員代表質問、27年度予算編成方針についてお答えをしたいと存じます。  冒頭、このたびマニフェスト大賞優秀賞につきましお褒め言葉を賜りまし、どうもありがとうございます。  今回は、相馬市市長さん最優秀賞をとられました。何度かお話をしおります、震災後、あれだけ甚大な被害を受けたにもかかわらず、慌てずに計画をつくった。拙速に物をつくっほしいという声があったと思います。つくりながら、慌てずにマニフェストをつくっ、そして未来都市をつくっいくんだ、いつまで、何を、どのように、幾ら予算で、なぜ、どういう効果を見越しやるんだというふうなことをあの大震災中でなし遂げたということ評価され最優秀賞をとられおります。  あわせ、最優秀に該当された厚木市さんにおいては、00以上項目について、いつまで、何を、どのように、こういう計画をつくっいらっしゃる東西横綱だというお話を伺っまいりました。  私も約2年前に、ちょうど今ごろから準備をしマニフェストを掲げ立候補したわけであります、まだ当時、行政ことわからずに、いつまで、何を、どの予算でというところまでは書いていないマニフェストであります。途中途中、年、2年あるいは3年と、分岐点、分岐点でこのマニフェストに予算を入れ、そしてその考えを皆さんにお示しをし、どこまで執行しているか、こういうことをお伝えしいきたいと思っおります。
     そういう意味で、2年目、中間折り返しとなり3年目に提示する予算編成というは、ある程度確度高い、そしてここまで情報収集を得たきちんとしたものになると思いますので、どうぞ御期待をいただけますようにお願いいたします。  それと、議会冒頭に当たりましてちょっとお話をしおきます、今議会からこの映像ケーブルテレビ中継のみならず、インターネットで録画配信されることになりました。もちろん議会というはチェック機能ですから、いろんなことをチェックしいただくは結構です。ただし、意図的に誤った認識を流布されると、これ未来永劫記録に残りますので、当初、そのことについては残念だと思いましたので、お話をしおきたいと思います。  まず点目、政治倫理条例制定についてであります、この2年間は、とにかくまちづくりことで堂故市長からしかかり途中宿題を幾つかいただいおりました。漁業交流館しかり市民会館もそうかもしれません。こういうことに集中をしまいりましたので、もう1つ大きく柱に掲げおりました自治基本条例、そしてそこ前提となる政治倫理条例については4年間後半宿題というふうに位置づけをしました。特にやりたいこと、私たちだけで提案するではなく、市民皆様から期待を集めたいということなんです。市民参加型で自治基本条例をつくっいくということをお約束申し上げます。平成27年度編成方針に予算化をし提示をしますので、御安心くださいませ。  なお、今回、市民会館耐震化問題で座長を務めくださっています中川幾郎先生は日本自治体学会3人代表お一人でいらっしゃいまし、こういう自治基本条例についてエキスパートでいらっしゃいます。自治会と市民会館あり方ということについても御講義をいただいおります。政治倫理条例についても御相談申し上げながら、市民参加でつくっいきます。このことをお約束申し上げます。  2つ目は職員教育についてです、私も組織論コンサルタントでした。いつもお話を申し上げます、父性と母性とエンターテイメント3つなければリーダーになれません。初年度ですので、父性、ティーチングで教えること多かった。これは間違いないことです。ある一定基準、高い基準で仕事をやろうよ、こういうことでやり方や作法をお伝えしました。ただ、2年目からはコーチング、皆さんやりたいことは何ですか、そしてそれを母性で褒めいく、これを大いにやっおりまし、今回ドリームプラン・プレゼンテーション、先週までテレビで随分と放送されていました、我が市職員生き生きとした笑顔、職員さんたちにやりたい夢を語っいただきましたね。チームづくりをし相互に支援をしいくというチームを今つくっおります。  ですから、例えばきょうも朝、雪かきをしくれている財務担当職員おりました。これは人でやる仕事なんです、みんなで協力しませんかというふうな声かけをしおります。朝礼で聞きましたら、昨年までもそういう仕組みできていますので、スコップを準備し、あしたからはチームでやっいきます、こういうふうなやさしい組織になっおりますので、しっかりと、ここあたりは荻野さんもよく市役所にお越しになられ雰囲気は感じいらっしゃると思いますので、あまり公電波前でとげのある言葉は発しいただかれないほう私としては幸いです。  3点目リーチング、目標を達成するためエンターテイメント、わくわく感というのが重要でし、このことにおいて今植物園あたり改革に乗り出しおります。12月3日は、東京ドームシティホールという約2,000人近い人集まるホールで市職員プレゼンテーションをします。そしてきっと自信を持っ帰っくると思います。このこと、これから国やNGO予算を申請するときに、オールジャパンに氷見はチャレンジをしている、こういう情報につながりまし、予算獲得ですとか、さまざまなファンドレイジングにつながると思いますので、御理解をいただければと思います。  それでは、今ほど予算編成方針についてお話を申し上げたいと思います。  今議員御指摘とおり、アベノミクス三本評価を問われる選挙戦真っただ中にございます。国、地方ともに実体経済を上向き基調へと変えいく努力求められています。まさに私たち基礎自治体に住む企業様、個人方、そして行政、もちろん議員皆様、社会企業を生んでいく、新しい業態転換をする勇気を持つ、そして新しい未来をつくっいく、この我々自助努力求められています。  氷見市におきましてもこういう風を敏感に受けとめ、全国に誇れるような挑戦心あふれる地域、新しい活力をみずから生み出すモデルをつくる気概で新年度予算をつくっまいりたいと考えおります。  国におきましてはこの地方創生を最重要課題と位置づけ、時代は東京一極集中から地方時代ですよ、いよいよ地方主権を持つ時代だ、地域主権、地方分権へと大きくかじを切ろうとしているわけであります。  氷見市におきましてもこれらに呼応いたしまし、地域や自治会皆様、そして新しいビジネスを立ち上げようとする起業家皆様自発的な御協力を賜りながら、有効にその補助メニューを活用し、内発的なビジネス勃興、そして内需喚起、このことに結果出るようにコミットメントしいきたいと思います。  私もコンサルタント出身ですから、結果を出すということために、今補助金と現実間にどういうはしごかかっていないか、どういう石ころがあって次のステップに行っていないか、このことについて職員さんとも毎日、いつも戦略会議をしています。そして結果出るようにしいくのが仕事だと思っていますので、企業支援や成熟した民主的社会基本となる地方内分権をみずから手で引き寄せいく、このことチャレンジを続けいきたいと思っおります。  もちろん本市におきましては、北陸新幹線開業があります。そして能越自動車道延伸など、50年、00年に一度大きな時代チャンスに居合わせおりまし、ここまで衆議院議員萩山先生やあるいは前市長堂故市長さん、大きな時代節目を引き寄せる政治的な努力を重ねくださっていました。本当にありがとうございます。この後は、私たちソフトパワーで行政努力をしいく。そして民間皆様協力を賜る。民間活力、市民皆様英知とパワーを結集し、結果につながるふるさと創生気概に燃え、新たな時代を切り開いいかなければならないと考えているわけでございます。  もちろん、昨今交通体系進展や人口減少など、社会構造を揺るがす大きな変化があります。地方自治体持続的に発展しいくためには、やっぱり最後は丁寧な地域づくり、補助金来れば幸せになる、こういう風吹けばおけ屋もうかるというふうな大ざっぱな議論ではなく、丁寧な地域づくり、確認がある地域づくり、人々モチベーションを確認する、その人人生物語についてまで相談に乗る、こういう地域づくりと未来づくりにおいて、住民皆様からどれだけ共感や支持を得られるかにかかっていると考えおります。  ドリームプラン・プレゼンテーションは、自分人生観まで掘り下げます。そして、一番力出ることについて夢を描くんです。職員においてこのこと今花を開こうとしていますので、年度以降は、予算中にも商店街皆様や民宿若手皆様、新しいお父さん方時代と違うビジネスモデルでやっいきたいという新しい業、もっと大きな共感を集める業へと転換しいこうという夢を応援したいなと考えています。  さあ、こうしたことから、平成27年度予算編成に当たりましては、次の3つ視点を私は提示しおりますので、どうぞ御理解賜りますようお願いいたします。  1つは、市民生活向上であります。クオリティ・オブ・ライフであります。  これは古くから言われきたことであります、皆さん人生向上にかなう氷見市でありたいということです。補助金つけば皆さん生活向上するでしょうか。補助金つい道路つけば質向上するでしょうか。一部方は向上します。アクセス便利になります。しかし、もっとさまざまな側面で皆様向上するということに予算を使っいこうということです。その中には、お任せ民主主義で行政に頼るだけではなく、みずから参加をし、みずからチャレンジをし、みずから人生を輝かせいく、こういうプログラムもあわせてあるということを御理解いただければと思います。  2つ目は、未来世代に通じる愛着心醸成であります。これはシビックプライドと言います。  何回もお話し申し上げ大変恐縮です。私はもう5年たったのであまり言いたくないんです、私は他市からお婿さんで来ています。他市においては、ここまで痛烈にストレートにこのまちに愛着持てないという青年にはそんなに会った記憶がありません。しかし、この氷見に来て15年、特に市長になっです、ぺろりと若い方氷見市に愛着持てないとおっしゃるんですね。これは危機的な状況です。人口減少問題であれ、お父さん誇りを持っ、お母さん誇りを持っこの地域に住んでいる。大人夢を語る。大人自信を持っまちづくりに参加をする。このことを見せいかなければ、次の世代子どもたち自信を持っこのまちを選択するわけがありません。  ですから、愛着心を醸成するというは、氷見市を企業に例えれば売り上げだと思うんです。お金を稼ぐことだけではないです。氷見を愛する人を増やすということこの公的都市経営売り上げなんじゃないでしょうか。ですから、愛着心を醸成するプログラムに予算を投じいく、このことを考えたいと思います。  そして3つ目、自己再定義と差別化、まさしくブランディングであります。自己問い直しです。  自己をどうやっ差別化しいくか。自己をどうやっ再定義しいくか。今までは魚まちだけだった。堂故市長さんおかげで、9カ村、里山もあるよ、田園漁村空間博物館があるよ、里山価値を見出そう、そして氷見牛やハトムギ茶、新たな商品生まれた。この上においてもう一回再定義をしいく。  今氷見市においては、ファシリテーションや学ぶ、自治体ことについて学ぶなら氷見市一番ブランドだ、こういううわさ今流れているんですね。事実、きのうも、日曜日でした、内閣府から若いまちづくりています。きのう、きょうと石巻からフューチャーセンターています。日本で最も美しい村連合資格委員ています。あるいは、持続可能な社会づくりについて横浜で展開しているNGOています。2,000人以上市庁舎視察があります、まちづくりに敏感な方々氷見で勉強しようというふうにし押し寄せくださっているんですね。新たな再定義を行っいきながら氷見ブランディングをつくっいく。学ぶまち、そして自治体モデルをつくるまち、こういうふうなことにチャレンジをしいきたいと思っています。  特に重要な社会課題に対しましては、、2年緊急かつ重要な事業、例えばオリンピックや和食世界遺産、そして新幹線開業、能越自動車道延伸などそうですね。それと、将来、00年先、40年、50年先に向けた事業、環境の問題ですとか持続可能性、生物多様性などについても2つに分類しまし効果性高い政策を打ち出しまいります。  前者分野では、市民会館あり方もそうでしょう。イノシシ対策ももちろんそうです。原子力問題、パラリンピック対応など挙げられると思います。後者で言いますと、都市デザイン構築については拙速な結果を求められます。けれども、大きなグランドデザインについては3年、4年かかるということは何回も申し上げきました。どうぞ御理解ください。私じゃ、この2年間仕事をしていませんか。市役所できました。魚々座できます。グランドデザインについて、ビル・ゲイツ庭をつくった人議論始まっているんです。市民関係ことについても議論始まっています。駅前周辺整備についても形になろうとしています。イノシシ対策についても、2,500万円予算をつけ効果2倍以上上がっています。仕事をしていませんか。遅いでしょうか。未来に向いての種まきをしているんです。きちんと動いているんです。その効果発現は来年、再来年必ず出きます。形にあるものを見たいあればそのようにおっしゃっください。しかし、形あるもの、有効なものをつくるため準備はしているんです。このことを御理解いただきたい。  しかし一方で、50年先を見渡した時代キーワードをつかまえおかなければ、単なる観光ということだけで我々振り向かれるということはないと思います。南砺市ように、やっぱり本当に過疎対策に取り組んでいくためキーワード、持続可能性ということ、あるいはエコビレッジ、あるいはエネルギー自給ということに我々は挑まなければいけません。そのことについて議論を織り込んだ総合計画やグランドデザインをつくりたいと言っているんです。そのことについては年や2年ではすぐに情報は入りません。です必ずつくっいきます。御安心ください。  そして、ICT技術活用も重要です。イノシシ対策にICT使えないか、こういう発想大事です。そして、何といっもTPPもう押し寄せています。食糧問題についても私たちはしっかりとカバーしいく必要がある。単なる企業誘致においても、食料に関するようなこと誘致、こういうことを今調査しおります。  政府提唱しおります人口減少対策につきましは全て分野にかかわる問題ですし、今中学生やこれから生まれくる子どもたち、20年先には子どもを生む世代です。こういう子どもたちに対してメッセージをどう放っいくか、こういう長期にわたった視点も置い氷見市づくりを行っいきたいと思っていますので、御理解いただけますように。誤った認識で誤った言葉はやらないようにお願いしたいということを、テレビ皆さん、インターネット皆さんにもお伝えをしおきます。  そして、戦術、目に見える結果を出すために必要なキーワード、3項目でございます。  今、未来ゴールを描きました。そこに確実にたどり着くためコンサルタントとして戦術、確認項目を3つお伝えします。  1つは、市民皆様声を丁寧に拾い上げるマーケティング、そして同じように、そのマーケティングをもとにした仮説裏づけです。例えば防災行政無線、皆さん欲しかったんですかね。どのレベルでこれ聞きたかったか、こういうことを事前にやっぱり調査をし個試しものをやっ、そして品質を管理し、理解して次の展開をしいく。こういう落ちついたお金使い方をしいきたいわけです。お客様声を聞い確実に結果出る。確実な商品をお届けするためマーケティングをしたい。そして仮説を得たい。このレベルことを欲しいだからこの金額を投じもいいなということです。  これから行政はもちろん縮んでいきます。だからこそお預かりした公金を皆様幸せに還元する。着実に皆様を幸せにお戻しするということ大事です。ですから、常に皆様期待を把握し正しい結果に結びつけるように、市民協働というは結果を出すためチェックためにあると思っください。皆様満足する基準ため声をお聞かせいただく。皆さん欲しいところについて予算をつける。このことです。  2つ目は戦略性向上です。氷見市役所職員に研修費を使ったという話があります、市役所こそまちシンクタンクでなければなりません。皆様おかげで時間を買わせいただいています。皆様を代表し、24時間正しいものを調べ、正しい戦略を描い、正しい未来を描くため職員なんです。1つ道路、側溝をつくっ600万円とか500万円ですよね。例えば。ですから、一千数百万円研修費を使った。これは研修費というよりは調査費です。240億円企業たった一千数百万円しか調査していないというはおかしいと思いませんか。  職員を肥やすためにやっているんじゃありません。我々正しい未来を引き寄せるために調査をしているんです。0年たてば2,400億円お金を使う会社です。0年先正しい戦略を描くため調査費にお金を使っている。こういう戦略、地域シンクタンクへ氷見市を変えいくということ方針です。  3つ目効果性向上です。売り上げと掛ける経費効果性を丁寧に議論しいく。ですから、事業仕分けも必要です。レバレッジと言います円当たり公金でもたらす幸福大きさどうなんだ、こういうことをもっと議論できる人員や審査機関必要だと思っていますので、こういうことをやっいきます。今はまだ予算少ない。まだスタッフもトレーニングされていませんので、まず今やっていることは先進地ベンチマーク、日本一結果を出しているところをきちんと観察し、違いをもたらす違いについて今どんどん情報を集めています。そして、スピードを速めるため専門家やノウハウ吸収、そして事業間相互連携、あと日々工夫改善を高める、トヨタやっているような改善活動、こういうことで今組織変革に大きく乗り出しています。  組織経営ことに随分と私、時間を割いきました、イメージ以上結果を今出していますので、どうぞ御安心ください。来年、再来年、形になっ皆さんもとに還元できると思います。あるいはどうぞ市役所にお越しください。そしてスタッフ働き方を見ください。語っください。勉強しください。自信を持っ誇れる会社になったということをお伝えしたいと思います。  最後になります、2つことをお話し申し上げます。  先週、富山市ロックフェラー財団という、聞いたことありますね、ロックフェラー財団からレジリエンス都市、レジリエンスというは回復する力がある環境に対応する力がある都市として全世界で00都市に選ばれています。我々は財務省からだけ今お金を引っ張っていました。しかし、富山市ように、いいまちづくりをすればNGOや世界財団からお金を集めることできるんです。世界に残さなければならない都市だと言われたわけです。  恐らくです、私友人まだ市民時代に日本商社に行きました。商社に行っ言われたそうです。「君は何しに来たんだ」「富山市をよくするためです」「もう帰っくれ」と言われたそうです。「富山市をよくするために民間企業商社応援することはできません」と言われた。そこでいろいろ話をするうちに、「富山市世界になくはならない都市にするために来たんだ」、こう言っ彼は商社で勉強し帰っきました。  今回、富山市世界でなくはならない都市、コンパクトであり、エネルギー持続可能であり、そして回復力早い、あるいは時代変化に対応しいける、柔軟性がある都市ということで認定されたわけです。ですから氷見も、今マニフェスト大賞をとった、あるいはドリームプラン・プレゼンテーションに職員出る。そしてこの後こういう世界的な認証をとっいくということにどんどん力を注いでいきます。観光においても、ミシュラン三つ星をとった、だから金沢にお客さん来た、南砺市もそういう戦略を描いています。  そんな中、きょう新聞を開いうれしい記事がありました。氷見市定置網業者さんエコラベル、漁業における世界認証をとったといううれしいニュースがありました。こういう民間皆さん動き、行政動き、個人動き氷見ブランド価値を高めいくんですね。定置網というは待ち漁法で、じゃ、待つだけなんですか、経費を下げるだけなんですか、そうではない。情報発信をし売り上げを上げいく。このことを来年度は攻めたいというふうに思っています。  十数年来経済的、精神的デフレーションから、国、県、市ともに新しいチャレンジをいとわずに、新しい地域経済善循環と地域が成り立つ仕組みをみずから手で引き寄せよう、つかみ取ろうという時代押し寄せています。  幸いと申しますか、市議会皆さんも平均年齢5歳ですか、あるいはバイオや通信や福祉やフランチャイズビジネスや、いろんな未来産業をしいらっしゃった、金融、保険や商社や、いろんなことをやっいらっしゃったさまざまなタレント集まっいらっしゃいます。必ず氷見市においてこういう未来モデルをつくれるはずだとわくわくしています。  平成27年度予算編成におきましては、単なる経費量的削減から民主主義質的充実、地方経済質的充実、新しい仕組みづくり、新しい地方自治体へ果敢なる挑戦を続けまいりましょう。ともに力を合わせまいりましょう。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 次に、公共施設マネジメント計画について答弁を求めます。  定塚総務部長。  〔総務部長 定塚信敏君 登壇〕 ◎総務部長(定塚信敏君) 荻野議員公共施設マネジメント計画について御質問にお答えいたします。  全国自治体では、高度経済成長期に公共施設や道路などインフラ集中的に整備され、それら今後、更新時期を迎えることから、その安全性確保や更新費用自治体財政大きな負担となること全国的にも問題になっおります。そのため、国からは、公共施設等全体状況を把握し、総合的かつ計画的な管理を推進するよう要請されているところでございます。  こうした状況を踏まえ、本市では4月以降、公共施設・インフラ現況調査、分析に取り組んできたところであり、このほどその結果をまとめた「氷見市公共施設・インフラ白書」を作成したところでございます。  その白書における試算によりますと、一般会計で負担すべき公共施設とインフラに係る更新・改修費用は、現在数量、規模を維持した場合、今後60年間で約,877億円となり、それを平準化すると年間約3億円必要となります。  直近5年間一般会計における公共施設、インフラに対する本市平均投資額約22億円でありますので、それと比較しますと、新たに年間約9億円財源必要となると試算結果となっおります。  本市といたしましは、皆様方に御利用いただいおります公共施設やインフラについては、常にその安全性を確保しながら、限られた予算中で、人口減少など社会環境の変化や市民ニーズ変貌を念頭に置き、今後あり方を検討しいかなければならないと認識しおります。  今後は、議会や市民皆様とともに議論を深め、来年度には公共施設・インフラ整備方針を検討するなど、マネジメント計画策定に向け取り組んでまいりたいと考えおります。  以上でございます。 ○議長(嶋田茂君) 次に、地域担当職員について答弁を求めます。  高橋企画振興部長。  〔企画振興部長 高橋正明君 登壇〕 ◎企画振興部長(高橋正明君) 荻野議員地域担当職員について御質問にお答えをいたします。  地域担当職員は、地域に入っ地域づくり活動に係る情報提供、そして収集、また地域と行政をつないで住民皆さんと一緒にまちづくりについて考え、そして支援しいくことを目的といたしまし、平成24年度に市内地区に2名ずつ配置をさせいただきました。  このほど2年間任期満了したことから、再任者を含めまし50名地域担当職員を任命いたしおります。  今回任命に当たりましては、これまで経緯を踏まえまし、1つには、地域に居住する職員もしくは地域出身職員、こういった方を優先的に配置する。そして2つには、地域づくり協議会や準備会を設立している地区においては手厚く3名体制とする。また3つには、女性職員を起用しいこうという、この3点を重点に選考させいただいおります。  地域担当職員50名内訳です、全て一般職職員でございます。市民参加と協働・防災デザイン課兼務とさせいただいおりまし、管理職が14名、管理職でない者36名、また女性9名、男性名であります。  活動状況は、やはり地域づくり協議会設立されている地区において活動多く、最も多い地区では年間4回、平均では年間3回から4回という活動状況でございます。市長まちづくりふれあいトークや地域づくり協議会における役員会、また自治振興委員連絡会等会議に参加をしいただいおります。  こうした活動先進地であります滋賀県長浜市や静岡県牧之原市、また三重県松阪市など協働まちづくり先進地と交流させいただき、これまでたくさんことを学ばせいただいおります、まだこの地域担当職員制度については全国的にも試行を重ねている段階にあると思っおります。  このたび選考に当たっては、実際に住んでいる地域を優先的に選任させいただいたことから、自分住む地域まちづくりにかかわり、そしてそれ自分自身喜びにもつながる、そうした地域へみずから飛び出しいく公務員を育ていくこと重要であると思っおります。  そのため、地域担当職員に対しましてはタイムリーな研修機会を提供させいただく、また地域担当職員として職務をこなしやすいように、上司方、また周り職員方には極力バックアップをしいただく、そういったこと全庁的な環境づくり、さらには、地域まちづくり活動を進める中で、職員熱い思いを抱いおられる住民皆様とふれあい、創造的な出会いによりまして自分自身もまた高めいけるような制度になるよう努めまいりたいと思っおります。  以上でございます。 ○議長(嶋田茂君) 次に、職員健康管理について及び予算執行について答弁を求めます。  定塚総務部長。  〔総務部長 定塚信敏君 登壇〕 ◎総務部長(定塚信敏君) 荻野議員職員健康管理について御質問にお答えいたします。  氷見市輝く未来を創造するためには、職員健康でやりがいを持っ職務に取り組むことできる環境が何よりも大切であると考えおります。  職員健康管理につきましは、健康診断や節目人間ドックを実施するほか、定期的に衛生委員会を開催し、産業先生や職員組合代表委員を交え職員健康管理について協議しおります。  近年は、現代人健康について大きく取り上げられるようになっまいりました。特に鬱病に関しては、厚生労働省データによりますと、平成8年に43万3,000人ところ平成23年には倍以上95万8,000人となるなど、全国的にも問題になっおり、職場メンタルヘルスマネジメントは最重要課題となっているところでございます。  議員御指摘とおり、行政改革流れ中で、人口万人当たり本市一般行政職員職員数50人であります。類似団体一般行政職員数は53人、それに比べますと3人少なく、本市一般行政職員、これは5万人で計算しますと5名少ないということになっおり、市職員に対して負担多くかかっているというふうに認識しおります。  このことにつきましては、本川市長からもその指摘を受けているところであり、行政改革推進市民懇話会中でも議論があったところでございます。このため、今後は仕事量的削減から仕事質的充実に変革するような総合的な組織マネジメントを図っいきたいと考えおります。  なお、本市では、職員ケアにおいては複数年においてメンタルヘルス研修を行っおり、昨年度は部課長、今年度は総括担当に対して職員不調となりやすい状況、また兆候把握方法、さらにはその対応策などを学ばせおります。今後は全職員を対象とすることも検討する必要があるというふうに思っおります。  加え、富山県市町村職員共済組合でもカウンセリングサービスを実施しおり、心理カウンセラー電話やメール、面談により相談を受け、悩み解消に努めているところでございます。  また、新たな行政改革プラン取り組みとして事業仕分けを行い事務量適正化を図るとともに、市長就任以来奨励しおります部署間垣根を越えたチームワークづくり、コーチング、職員栄養を蓄えるモチベーションマネジメントなどを図っまいりたいというふうに考えおります。  いずれにいたしましも、職員全力で仕事できる手法を学び、市民幸せため元気に執務し、市民期特に応えられるよう、メンタルヘルス保持とモチベーション向上により、生き生きと輝く職場環境づくりに取り組んでまいりたいと考えおります。  次に、予算執行について御質問にお答えいたします。  予算は、議決をいただいた目的に沿い執行するのが当然ことであると認識しおります。しかしながら、予算成立後種々事由により、当初予算枠組み範囲で執行すること効率的、効果的でない場合があります。例えば災害発生など予期せぬ事態発生し早急に対応する必要があり、既定予算では適切な対応できないケースなど該当するというふうに思っおります。  予算流用とは、こうした場合に他科目経費を不足する経費に融通し、予算実効性を上げようとするものでございます。  予算流用につきましは、地方自治法規定により各款相互流用は禁じおります、項については予算執行上、必要がある場合に限り予算定めるところにより流用認められるところであります。  また、目、節流用については特に制限はされおりません。  款、項、目、節、これは予算を区分するときに使う名称でありまし、「款」とは総務費などように最も大きな区分を、また「節」とは委託料などように最も小さな区分をあらわすものでございます。これら分類うち、本市においてはほとんど流用間でやりとりを行う予算流用を行っているものでございます。  今日ように目まぐるしく社会情勢変化し、行政を取り巻く外的環境変化激しい時代においては、タイムリーな予算措置、詳細かつ綿密な計画づくりと適宜計画修正を行わなければ、本来目的どおりに予算執行できないという状況になっおります。  予算流用をみだりに行うことは適切ではありません、こうした変化を折り込み判断した上で、真にやむを得ない事案についてのみ、担当課から十分に意見を聞き取った上でこれを認めおります。  また、去る10月に実施した平成27年度予算編成説明会においても、各所属長等に対して、1つに、予算要求段階から事業内容正確な把握、整理を踏まえた予算適正な見積もりを行うこと、2つに、予算執行段階において計画的な予算執行に努めることを周知したところでございます。  あわせまし、早め早め詳細な計画立案という文化を本市職員に根づかせることにより流用防止を徹底しまいりたいと考えおります。  次に、研修についてお答えいたします。  職員研修は、全て職員それぞれに必要とされる能力を向上させ、さらにその時代時代市民御期待に応え、市民皆様良質な政策実行を通じて氷見市に暮らす幸せを実感しいただくために行っいくものと考えおります。  そのため、平成26年度において、限られた予算中で新たな環境の変化に対応し、新しい行政課題に取り組むために、チームワーク強化、プレゼンテーション能力向上、おもてなし意識向上を推進する研修について予算を執行しまいりました。  チームワーク強化研修としては、部課長による合宿研修や総括担当によるチームワーク研修。また、プレゼンテーション能力向上としては、自治体で初めて取り入れた企業内ドリームプランプレゼンテーション研修。さらに、おもてなし意識向上研修として接遇研修を実施しているところでございます。  特にドリームプラン・プレゼンテーション研修につきましは、7月9日から11月4日まで間、28人職員5つチームに分かれて1職員夢を職員同士相互に支援し、目標を諦めない意識改革を目指し実施しまいったところでございます。  その成果発表会先月20日に開催され、職員5名と市長未来に向けわくわくする氷見市夢を発表し、会場を埋めた市職員約00名を含む約200名観衆方々に、発表者真剣な熱い思い伝わり、大いに感動いただいたと思っおります。  また、11月30日から12月6日まで、その模様能越ケーブルネットで放映されおり、好評を得たところでございます。
     この研修は、私自身も山口市民部長チーム一員として受講したところであり、私以外職員も自己変革を楽しみ成長を楽しむ、そして市で働くことを誇りに思う職員になっくれたと感じおり、人材育成事業趣旨に合っていると考えおります。  なお、研修を受講する職員につきましは、このドリプラほかにも、マーケティング、ブランディングを学ぶ地域みらい大学や論理的な思考を学ぶ企画実践塾など、職員取得しようとするスキルに応じいろんな研修受講できるようバランスよく配置させいただいおります。  これら研修成果といたしましは、マニフェスト大賞プレゼンテーション部門で銀賞を市長受けられましたし、また、寒ブリをモチーフにした観光のぼり、はっぴ、庁議用資料フォーマットなどにもその成果あらわれおります。  研修は負担であるというは昔であるというふうに私は思っおります。私自身30歳ころに、自分から進んで富山県青年船に応募し研修に参加しまいりました。そこでは多く事前研修、多く事後研修がありました、国際交流ばかりでなく、私人生に影響を与える多く友人を得ることできましたし、いろいろなことを学ぶことできました。  近年研修は、人を成長させ、喜びを与え、また厚生福祉でもあります。まさに職員健康管理、職員成長に資し、喜びにも通ずるものであるということを議員さんも御理解いただければというふうに思っおります。  氷見市政におきましては、何よりも人財産であります。職員能力向上市民幸せにつながるものでありますので、今後も職員能力向上につながる研修充実を図っまいりたいというふうに考えおります。  以上でございます。 ○議長(嶋田茂君) 次に、ひみ漁業交流館魚々座について答弁を求めます。  高橋企画振興部長。  〔企画振興部長 高橋正明君 登壇〕 ◎企画振興部長(高橋正明君) 荻野議員ひみ漁業交流館魚々座について御質問にお答えをいたします。  初めに、運営体制についてお答えをしたいと思います。  これまで基本設計や市民皆様利活用座談会などから、この施設を単に観光交流施設ではなく、氷見漁業や漁村文化伝承、こういったことを基本としながらも、人と人とつながりから生まれる新たなまちづくりへ期待や社会課題解決を担う、そうした拠点になること求められまいりました。  具体的には、漁業文化継承、体験型観光、魚食普及、環境保全、コミュニティアート、漁村に広がる家並み保存、さらにはブランド発信を支援するという7つ社会課題と新たなまちづくりに対応するため、総合的な政策組み合わせ、そしてまた高い公共性この運営主体には求められるということから、また加えです、民間事業者にとっては収益見込みにくい事業である、そういった判断から、今回、市直営で運営を選択させいただいたものであります。  運営に当たりましては、漁業関係者皆様をはじめ関係団体皆様と十分な連携をとり、これまでお集まりをいただきました多く市民皆様をはじめ、ボランティア方々にも活動拠点としてこの施設を活用しいただく。そして、体験型観光や魚食普及といったことへ企画や運営にも積極的に御参加をいただけるよう、引き続きお願いをしまいりたいと考えおります。  次に、事業計画でございますけども、今ほど7つ社会課題、そしてまちづくりに対応するため、氷見持っている潜在的な地域資源を掘り起こす、そのことによって経済活性、定住促進、都市間連携強化に努め、氷見ブランドを発信する事業を実施する、そうした政策経費もあわせ必要であると考えおります。  こういったことから、海浜植物園や市立博物館、アートNPOヒミング、また庁内におきましては、水産振興課、観光担当課、環境課、商工・定住・都市デザイン課、こういった広い範疇所属とも連携をさせいただき、各種勉強会開催などを通しまし、この場所を市民考え語り合う拠点とすべく運営方針を検討しまいりたいと考えおります。  また、施設管理につきましは、一部外部委託、まだ今検討中でございます、そういったことから、経費削減についても一層検討を重ねまいりたいと考えおります。  なお、先ほど具体的なスタッフ、また事業収支等について御質問ございました。これはあくまで現段階で試算ではございます、職員につきましは、館長を含め職員3人、そして臨時職員3人程度、それからパート職員として8名程度を現在想定いたしおります。  また、さき全員協議会で御説明をさせいただきました、収支ということで、管理経費、政策経費を合わせまし約4,700万円程度を見込んでおりまし、それら財源として、事業による直接収入、入館料収入、また一般財源といたしまし,900万円程度を充てさせいただきたいというふうに現在考えおります。  今後、こうした事業計画につきましは、さらに精度を高めまし、27年度予算に計上しまいりたいと考えおります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(嶋田茂君) 次に、文化財保護について答弁を求めます。  前辻教育長。  〔教育長 前辻秋男君 登壇〕 ◎教育長(前辻秋男君) 荻野議員文化財保護について御質問にお答えいたします。  文化財は、長い歴史中で生まれ育まれ、今日に守り伝えられきた貴重な財産であります。私たち歴史、伝統、文化等理解に欠かせず、将来文化向上発展基礎となるものでありまし、適切な保存、そして活用求められおります。  文化財は所有者管理することになっおりまし、議員からも御提言のありましたとおり、少子高齢化、人口減社会を迎えた今日、所有者高齢化、後継者不在、そして知識や技術不足など課題と考えられおります。また、資金面も課題一つでありまし、氷見市文化財保護条例では、多額経費を要する場合には予算範囲内で補助金を交付することになっおりますので、できるだけ所有者負担軽減を図っまいります。  一方、文化財保護考え方は、保存とともに活用を図ること目的とされおります。とりわけ、市民参加、市民協働による活用により新たな関係者増え、そして文化財へ意識高まり、協力者裾野広がるものと期待しおります。  こうしたことから、現在、中学校年生全員「ふるさと発見塾」において、大境洞窟住居跡や朝日貝塚、そして柳田布尾山古墳、博物館などをめぐって歴史・文化を学び、また古い民具などを用いた地域回想法取り組みは、高齢化社会今日的課題とリンクさせ、文化財活用を図っおるところであります。  また、国指定天然記念物イタセンパラ保護においては、新たな保護池このほど完成いたしましたので、旧仏生寺小学校富山大学理学部氷見市連携研究室ひみラボ水族館、これはイタセンパラや氷見淡水魚を展示している水族館であります。これとあわせまし、その運営において「市民育てる天然記念物」をテーマといたしおります。  これまで地元イタセンパラを守る市民会には、保護池草刈りや防犯など熱心に協力しいただいおりますことに改めて感謝申し上げる次第であります。  また、新たに設けました「イタセンパラ守り人」に登録された方には、調査研究や保護活動サポーターになっいただくことにもいたしおります。  今後文化財保護は、活用視点を常に意識しながら取り組むこと重要でありまし、社会変化にも対応する持続可能な文化財保護方向性であると考えおります。  また一方においては、観光資源やまちづくり要素としても大きな可能性を秘めていることから、積極的に文化財活用に努めまいります。  以上です。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) ただいまは、いろいろと丁寧に時間をたっぷり使っての御説明、まことにありがとうございました。先ほど私、企業内ドリームプラン・プレゼンテーションと言いました、まさに議場内プレゼンテーションということで、大変どうも……。  そういう中で、職員健康管理について定塚総務部長に幾つかお聞きしたいと思います。ちなみに、職員持っている権利といいますか、有給年次休暇は何日ぐらいでしょうか。 ○議長(嶋田茂君) 定塚総務部長。 ◎総務部長(定塚信敏君) 20日でございます。また、20日を繰り越すことできますので、最高40日持っている方もおられます。  以上でございます。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) 先ほど言いましたけど、20日間持っている割に、24年度に至っ0日間、それから25年度に至っはもう0日を切っおるような状況でありますね。所属ごとデータもここにあります人当たり年次取得日数低いところに至っは5.5日と。20日間大きな枠があるにもかかわらず5.5。なおかつ、その部署というは、時間外労働24年、25年対比でいきますと逆に44%ということで増えおるんですね。せっかく職員持っている権利十分に使えていないというはどこに問題があるんですかね。 ○議長(嶋田茂君) 定塚総務部長。 ◎総務部長(定塚信敏君) 総務課といたしましは、年休はとっくださいというような話はしおります。年休ほかにも夏季休暇というものがあります。5日間あるんですけども、これにつきましは、私たち夏季休暇というものを指定することによってほとんど消化しもらっおります。  ですから、私たち自身は、今考えおりますは、こちらから年次休暇取得仕方、例えば自分誕生日とか奥さん誕生日とか結婚した日とか、連休をとったらどうですかというように話をすることによって取得しくれるんじゃないかなと思っおります。なかなか市職員、自分から休んでおりますと、何で休んどるんかというような言い方をされますので、なかなかとりづらいではないかなと思っおります。私もたまに休んで畑をすることがあります。そうすると隣おばちゃん「きょう役所休みながけ」と聞い、一々理由を言わないとだめだというようなことがありますので、代休をとるにしも連休をとるにしも、市民そういう目があるということを職員気にしおるではないかなと思っおりますので、市民方も、市職員も代休なり年休なりがあるということを御理解いただければ幸いだというふうに思っおりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) 部長そういう思いは十分にわかります、それぞれ記念日に休みをとれよという、それは大いに結構ですね。その日にどうしても休めない事情があると、記念日休みというは全く意味なさないようなことにもなりかねません。そういう中で、それこそやっぱり健康管理、これは心身ともに健康管理なんです、職場中で休みをとりやすい雰囲気づくりも必要じゃないかと。  それから、先ほど来、普通日に休んでいると近所「あんた、きょう何あったんけ」、確かに過去には多くそういうことがありましたね。いわゆる公務員に風当たり強い時代はありましたけども、今そんなような感覚じゃないんじゃないかと。むしろ逆にそういうものは大いに自分権利として、健康を維持する上において市民理解を、そういうことは気にすべきじゃないと思います。  その後答弁は必要ありません、ちょっとドリプラとかぶります、私考え過ぎならいいなというふうに思うわけであります、7月23、24日、東京ほうでドリプラ研修会がありました。その中で、帰っきた後、その職員長期休業に入っおるという一つ事実、たまたまだというふうに私は思います、総務部長、何かその辺、7月23日に東京から帰っからちょっと会えなくなっ、職員長期休業に入っているという事実がありますね。 ○議長(嶋田茂君) 定塚総務部長。 ◎総務部長(定塚信敏君) 休んでいる方はおられます。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) それをどういうふうに分析しおりますか。 ○議長(嶋田茂君) 定塚総務部長。 ◎総務部長(定塚信敏君) 先ほど答弁中でも話ししましたように、時代変化中、今いろんな方おられるというふうに思っおります。答弁中では鬱話をさせいただいたのでその話をさせいただきたいと思うんですけども、昔はそういう方々というは50歳から60歳男性多いということだったんですけども、最近は女性方、また若者も鬱になるというような話を聞いおります。  10月25日に読売文化フォーラムというのがありました。そこに香山リカさん、精神科医方ですけども、来おられたんですけども、私も土曜日だったんですけども聞きに行きました。300名応募ところに570名ほどおられ、本当にたくさん来られ、会場もちょっと大きくされたんですけども、その中で話を聞い、今までは社会右肩上がりで、いろんなことを頑張っているか社会を信用しおればいいような時代だったんですけども、それできなくなっきた時代において、やっぱり私たち今まで言われたことを、やっぱりちょっと考え方を変えやらなければその時代についていけないよというような話がありました。ですから、私自身、やっぱり仕事をする上、また人生を過ごす上でも、今まで物事と考えをちょっと変えやるべきだというふうに思っています。  例えば研修も、先ほど議員さんほうから話がありましたけれども、負担というか、仕事というような思いで研修を受けるんじゃなしに、逆に余暇的な発想、楽しむという発想で受ければ研修も楽しいというふうに思っおります。  特に今回ドリプラ研修におきましては、新採方から私たち退職間際人間まで研修を受けました。このような研修は今までありませんでした。部課長なら部課長研修、新採なら新採研修だったんですけども、いろんな幅方と研修することによっていろんな考えも学ぶことできました。そういう機会を得たというふうに思っおります。ですから、職員自身考え方を変え仕事に当たるべきだというふうに思っています。そういう発想転換を私は研修で得ることできました。そういうふうに思っおります。  以上でございます。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) 確かに今答弁はそのとおりだろうと思います、私考え過ぎならいいんです、たまたま長期休業に入った職員研修担当職員でなかったかと私は認識しおります、どうですか。 ○議長(嶋田茂君) 定塚総務部長。 ◎総務部長(定塚信敏君) 個人ことになりますので、そこら辺までは具体的には話しませんけども、御想像にお任せいたします。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) 想像に任すということであります。想像じゃありません。一応確認しおりますので。多分そういうことで、たまたまその個人体調悪くなった時期と同じような時期になっただろうというふうに思います。  続きまし、適正な予算執行、先ほど流用件で総務部長から答弁がありました、部長、今年6月に、うち会派小清水議員ときにも流用について質問があったかと思います、記憶にありますか。 ○議長(嶋田茂君) 定塚総務部長。 ◎総務部長(定塚信敏君) 記憶にあります。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) そのときに24年度と25年度流用件数を答弁しおるんです、そのとき件数は記憶にありますか。 ○議長(嶋田茂君) 定塚総務部長。 ◎総務部長(定塚信敏君) 件数までは把握しおりません。把握というか覚えおりません。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) それじゃ、國本代表監査委員にちょっとお聞きします、ちなみに24年度、25年度流用件数はどれくらいだったでしょうか。 ○議長(嶋田茂君) 國本代表監査委員。 ◎代表監査委員(國本嘉隆君) お答えいたします。  平成25年度歳入歳出決算審査におきまして、私ども確認をいたしました一般会計流用件数は、25年度は278件でございます。ちなみに、24年度それは29件でございましたので、25年度は前年に比べますと率にし26.9%増となっおったものでございます。  以上でございます。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) 総務部長は記憶にないということです、ここに議事録があります。その中で総務部長は、「近年一般会計における予算流用件数は、平成24年度においては237件、平成25年度においては228件となっおります」と答弁しおりますね。今年6月だから、そう言われみればそういうことを言うたかなという記憶よみがえっきませんか。 ○議長(嶋田茂君) 定塚総務部長。 ◎総務部長(定塚信敏君) 言ったことは覚えていますけども、数字までは覚えおりません。数字を言ったことは覚えおります。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) そうすると、この議場中で全く違った数字を述べたということですね。  それはそれとし、その後また、「市政かわっ流用増えたということは毛頭なく、むしろ0件程度減少していることをお伝えします」まで言うとるんですね。どうですか、その辺。 ○議長(嶋田茂君) 定塚総務部長。 ◎総務部長(定塚信敏君) そのようなことを言った覚えはあります。そのときは、部下から数字に基づきまし私は答弁させいただきました。違っおれば、また部下に調べさせ訂正をするように指示いたします。  以上でございます。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) そんなような数字的なものはしっかりと把握し、やっぱり正しい認識必要かというふうに思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。  それから、先ほど来、市長プレゼンテーションといいますか、いろいろ夢、思いを聞きました。そういう中で、ドリプラ研修参加者状況はどのような、たしか東京ほうで何回かやっおるやに聞いおります、参加状況とか参加料も必要だと聞いおります、定塚総務部長。 ○議長(嶋田茂君) 荻野議員、質問またもとに戻りましたので、今質問は却下いたします。 ◆4番(荻野信悟君) はい。失礼しました。私、予算執行中で、研修会ことじゃないつもりで質問を申し上げようとしたんです、ちょっと言葉足らずで失礼しました。  じゃ、その質問はやめまし、魚々座質問なんです、先ほど職員3名と臨時職員3名、パート8名ということで、それぞれ職務分担といいますか、パート方は、私想像するところでは館内清掃とかそういうことをやるかなというふうに思います、もっと具体的に、正規職員3名は、臨時職員は、パート8名は何をするかということを高橋企画振興部長、お願いします。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) 市職員3名は、館長お一人、それから総務、経理を担当する者、また全体的な企画運営、マネジメントを担当する者でございます。  それから、臨時職員として今想定しおりますは、先ほど政策経費というふうに申し上げました、そういった事業を行うため臨時職員を2人想定しおります。そのほか、この施設直接的な管理、お客様入場管理でありますとか物販、体験、そして飲食コーナーを担当する者として臨時職員名、またパート職員8名ということで今想定をしているところでございます。  以上です。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。
    4番(荻野信悟君) 先ほど7つテーマということでいろいろあった。各課と連携をとりながらということで、それその場になればいいということだと。  本来それぞれ商工であるとか環境課であるとか、その辺連携といいますかつながりといいますか、その辺はどのような形なか。7つテーマを全てここで当然ごとく遂行しいくということではないというふうに思います、どの辺までその辺は踏み込んでやるというような考えですかね。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) もちろん、水産振興でありますとか、いわゆる観光部門でありますとか環境部門、本来職務は当然ございますので、そういった分野については当然そちらほうをしっかりやっいただきます、漁業交流館におきましては、特に漁村文化、そして漁業文化を中心に、また将来的には、日本財団から援助なども受けまし、海洋文化全般についてここ施設、そういったまちづくり起きる場を目指しいきたいと思っおりますので、それぞれ団体、また庁内における担当課としっかりと連携し進めいく、そういうふうに計画をいたしおります。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) それでは、本議会に設置条例ということで魚々座ほう条例議案として上程されおります、その中で入場料等という、第4条第2項ほうに、市長特別に展示している資料を観覧しようとする者は、市長定める額特別展示観覧料を納めなければならないというふうにあります、これはいわゆる市長裁量とそのとき判断で展示観覧料決まるということでありますか。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) 特別な企画展示ということでございますので、通常、一般展示については基本200円ということで定めさせいただいおります、特別展示におきましては、どういったグレードもの、どういったレベルものをやるということ、それぞれその段階において違いますので、より高い質ものを提供する場合にはやはりより高い質料金をいただくような、そういったことで、今回その部分については規則で定めるような形、その都度定めるようなイメージで提案をさせいただいおります。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) 例えば氷見市内施設なんか見るとやっぱり、例えば,000円とか2,000円とか上限金額を設定し、それを超えない範囲でということ通常になっおるんです、今回そういう部分ないということはどのような形で理解すればよろしいですかね。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) そういったふうに一旦上限を定めるという規定やり方もあると思います、ここにつきましは、これから行うであろう特別企画展示、基本的には世界を見越したという、一流方をお呼びするとか、本物を伝える、そういったことをイメージしおりますので、そういった意味において、ここであえて上限を求めるということは今想定しなかったわけであります。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) 先ほど何か条例じゃなしに規則ほうでとちらっと、規則ほうで決めることでもないわけでしょう。本来はやっぱり、この中できちっと明記すべきじゃないかなというふうな認識をしおります、再度。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) 条例決め方でございますけど、それはやはり提案するほう考え方次第かなというふうに思っおります、基本的には条例に規定しないものについては規則でということに対応すると思っおります。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) 一応私認識中で、条例できちっとやっぱり具体的な数字を上げるべきじゃないか。ちょっと極論になります、場合によっては万円ということもあり得るということですね。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) 特別展示提供できる内容に従って、お客様当然それに従って満足度を得られる、そういった価格設定になるというふうに思っおります。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) それじゃ、市直営でやるということでなかなか、先ほど収支シミュレーション中でいろいろ説明があったわけなんです、職員給料というものはその中に入っおりますか。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) 先ほど申し上げました数字中には、市正規職員分は含めおりません。 ○議長(嶋田茂君) 4番 荻野信悟君。 ◆4番(荻野信悟君) ちょっとその辺不透明なところでありまし、正規職員行けばそれなり給料というものも、そこ管理運営費という形で捉え方も一方ではできるんじゃないかという感じします。  そういう中で、それを含めまし、魚々座開設後運営については、直営であるがゆえに、今ほど申し上げました職員給料等なかなか見えない部分もあるんじゃないかというふうに思います。そういうことで、運営状況とか、特に財政状況明確に見えるような形で特別会計を設けるなどし、外へ見えるような形ということはどのように考えおられますか。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) この館を運営する経費当然その収支、必要となる経費、またどういった収入入っているか、そちらにどういった一般財源投入されているかということについては、どういった手法でお示しするかは別といたしまし、しっかりとわかるように、見えるようにさせいただきたいと思っおります。 ◆4番(荻野信悟君) どうもありがとうございました。 ○議長(嶋田茂君) この際、暫時休憩いたします。  午前11時50分 休憩         ─────────────────────────  午後 時0分 再開 ○議長(嶋田茂君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  代表質問を続けます。  9番 山本克己君。  〔9番 山本克己君 登壇〕 ◆9番(山本克己君) 会派「市民」山本克己でございます。新人議員私に代表質問場を与えいただき、厚く御礼を申し上げます。  きょうは、人口減少対策、有償ボランティア制度導入、遊休市有地利用3点について質問と提案をいたしますので、当局御見解をお伺いいたします。  今年、東洋経済新報社発表した住みよさランキングで、氷見市は全国83都市中48位と、昨年の127位から大躍進をいたしました。これは、堂故前市長、本川市長、議員各位、市職員、そしてまた5万市民努力成果であると、心から敬意を表するものであります。  しかし、48位は富山県0市中下から2番目8番目であり、高岡市、射水市など周辺都市よりも下位であります。今後、市民一体となり、住みやすい氷見市、住みたい氷見市をつくり、人口減少に歯どめをかけなければなりません。  さて、今、国、富山県、氷見市とも、人口減少とその対策に総力を上げています、決定打ないのが現状であります。特に氷見市人口減少は著しく、今年、日本創成会議分科会発表した2040年氷見市人口は3万2,767人、さらに地方から大都市へ人口移動収束しない場合には3万78人という衝撃的な数字発表されました。市民皆さんも氷見市消滅するではないかと心配されているようでございます。  2040年人口減少率は40%であります、さらに20歳から39歳まで若年女性減少率は57.2%で、4,824人から2,064人に減少するそうでございます。このことは、2040年以降は加速度的に人口減少することを意味しおります。  氷見市人口減少に歯どめをかける最高有効打は、若者働く場確保、すなわち魅力ある企業誘致だと思います。氷見市は過去に地盤悪いところに工業用地を造成し、企業誘致に失敗しきたこともあると聞いおります。現在工業製品は、ミクロン、さらにはナノメートルという単位精密な製品をつくらないと世界に売れないそうであります。したがいまし、交通便よく、安価で、山を削るなどした地盤しっかりしたところに工業用地を確保し、優良企業を誘致したいものです。  本川市長に、市民失望しない2040年目標人口とその他人口減少対策、企業誘致について抱負をお尋ねいたします。  平成26年4月日現在氷見市人口は、「広報ひみ」5月号によれば5万38人で前年同月比747人、約.5%人口減であります。  人口減1の原因は、出生数少なさにあります。平成25年4月から26年3月まで出生数は、244人に対し死亡744人、ちょうど500人の自然減であります。  出生率向上には、若い人たち安定した収入を得結婚し、2、3人程度子どもを設けること必要です。そのためには、最近増加しきた非正規雇用問題解決、出産、子育て支援、住宅問題など、制度改正や多額予算を必要とし、国政策、予算に頼らざるを得ないのが現状であります。  また、氷見市でできることもあります。今年NHKで放映された南砺市おせっかいさんというボランティア仲人制度などは、長く続ければ少しずつでも成果上がると言われおります。  速効性とPR効果がある施策、第3子、第4子に限り多額誕生祝い金などを贈る方法はどうでしょうか。少しでも自然減を減らす氷見市独自施策等お考えがありましたら、あわせ高橋企画振興部長にお伺いをいたします。  人口減少第2原因は、人口流出にあります。私はこれまで、人口流出最大原因は、東京、大阪、愛知県など大都市へ流出最大原因だと思っおりました。しかし、平成25年度三大都市から転入は67人、転出が127人で、差し引き60人流出で全体24%にすぎません。  最大原因は、高岡市へ流出で転入が152人、転出286人で、昨年年間に34人流出で全体54%になります。ちなみに、富山市から転入が1人、転出が1人で、流出はゼロでございます。射水市から転入は59人、転出は62人で3人人口流出です。高岡市を除けば県内他市町村から転入255人、転出232人で、差し引き23人人口増になります。  したがいまし、高岡市へ人口流出原因は何か、そういうことも調べなければならないと思います。転出者へアンケートなどをとられたことがありますか。また、市民税、固定資産税、国民健康保険税、保育料、上下水道料金、介護保険料等につきまし、高岡市と違いや所感がありましたら、高橋企画振興部長にお尋ねをいたします。  高岡市よいものは少しでもその差を埋める努力必要であり、氷見市よいものはしっかりとPRをしいく必要があると思います。提案を1ついたします。  高岡市へ通勤しやすい場所や氷見市市有地を利用し安価で良質な住宅地を造成するか、または集合住宅地を民間で建築する。その広さは、夫婦と子ども2、3人程度住める広さ、集合住宅では2LDK、3DK、3LDKで55ないし68平米程度とする。分譲条件は、氷見市外から転入者対象で、夫婦合計年齢70歳以下または8歳以下子どもが1人以上いる夫婦世帯とする。さらに、0年程度固定資産税相当額2分のを補助する。高橋企画振興部長に、法律に触れる点があるかどうかも含め見解をお伺いいたします。  第2項目で、有償ボランティア制度について提案をいたします。  この制度は、老人会等高齢者団体有償ボランティアで市内海岸、観光地、公衆トイレ、主要道路等を日常的に清掃、除草することにより、氷見市観光事業発展と、高齢者社会貢献をし多少収入を得ることで生きがい生まれ、健康で楽しく生活しいただくことを目的といたします。その結果として、介護保険、医療費など軽減につながることを期待します。  氷見市は、堂故前市長以来300万人交流都市を目指し観光事業に力を入れおり、今後も一段観光事業発展望まれるところであります。しかし現状は、氷見漁港から特に窪、柳田、島尾にかけて海岸には多くごみ流れ着き、氷見市内道路もごみ散乱しおります。平成26年11月27日富山新聞にも、「「美しい湾」台無し 海岸にソファ不法投棄」という記事大きく載っおります。  老人会等高齢者団体に人当たり半日,000円程度謝礼で、海岸、道路、観光地、公衆トイレ、また公園等清掃、除草、軽度補修などをしいただく制度を提案いたします。ただし、ボランティア清掃も今まで以上にされることを期待いたします。  あわせ企業にも、企業社会貢献としてさらなるボランティア活動を期待しおります。そして日本一きれいな氷見市をつくり、大勢観光客をお迎えし、300万人、いや400万人交流都市を目指したいものであります。高橋企画振興部長に所感をお伺いいたします。  第3項目で、遊休市有地利用について提案をいたします。  今、市街地に相当大きな市有地幾つかあります。また、市民会館耐震補強か新築か議論もされおります。  平成26年11月27日市民会館並びに文化行政あり方を考える有識者会議では、「補強工事はあり得ない」「新築」「市当局は方向性を明確にすべきだ」という委員意見多かったように思います。  私は、市民会館問題だけを単独に検討するではなく、朝日丘小学校跡地万4,620.82平米、市民会館用地4,274.55平米、これは一部借地であります。市庁舎跡地2,44.35平米、市民病院跡地と保健センター用地合わせまし2万672.98平米利用を総合的に検討すべきだと思います。  ここで最も重要なは、第項目で市長に質問した2040年目標人口です。その目標人口で今計画する施設を管理運営できるか、また負債を返しいけるか、そういうことを考えなければならないと思います。  私は、この市有地一部を第項目で述べた人口減対策に使うことを提案いたします。  市有地に安価で優良な集合住宅を民間業者により建設し、項目で述べました氷見市外から転入者に販売する。条件は第項目と同じ、合計年齢70歳以下夫婦世帯または8歳以下子どもが1人以上いる夫婦世帯とします。また、一部市有地に市民会館を建設することになれば─これは仮定です─氷見市ではなく民間業者事業主体となり、民間企業、幾つか団体入居し、最上階一番眺望よい2フロアぐらいには高額所得者を対象とした有料老人ホームをつくり、氷見市負担を幾らかでも少なくし、将来運営コストを最小限に抑えることを提案いたします。市長見解をお伺いいたします。  以上です。 ○議長(嶋田茂君) 初めに、氷見市人口減対策についてうち、人口減少対策と企業誘致について答弁を求めます。  本川市長。  〔市長 本川祐治郎君 登壇〕 ◎市長(本川祐治郎君) 会派「市民」を代表し質問されました山本議員人口減対策について御質問うち、人口減少対策と企業誘致についてお答えをいたします。  冒頭方針だけお話を申し上げおきますと、冒頭、東洋経済新報社発表した住みよさランキング83市中48位という、これもうれしいニュースを御紹介いただきましありがとうございました。ただし、富山県中では下から2番目という御指摘もありました。  こういうランキングというは、審査基準変更によって大きく位置変わっきます。人口当たり保育園数ようなことですとか、ちょっと今審査基準変わったおかげで氷見市上がりました。しかし、83市中50位以内に富山県これだけ入っているということは、新幹線大交流時代に、我々はフロントランナー、アドバンテージがある、すなわち有利な条件があるトップ集団にいるということは認識をしいいと思います。ですから、自信を持っ、これを均衡とれた国土発展や人口各地へバランスをとっいくという地方創生流れ中で結果を出しいかなければならない。そこ裁量、采配能力首長には求められていると思っています。ですから、今50位以内を維持しながら頑張っいくということですね。南砺市さんも砺波市さんも頑張っいらっしゃいます。氷見市も頑張っいきます。  この東洋経済新報社発表にもう1つうれしいデータがありまし、持ち家率や人当たり住宅面積広さということで富山県ずっと位だと。中沖知事さんころから言われまいりました、昨年度発表では、その中市町村レベルで言っ氷見市全国2位なんです。広い富山県中でも氷見2位なんですね。日本全体中で。ただし、位は能登半島珠洲市です。この数字をよしとするかどう見るか。しかし、とにかく日本で2位数字ものがあるということ強みを生かし、今山本議員から御質問があった人口減対策や企業誘致について前向きにこれをどうコーディネートしいくか、このことに一生懸命取り組んでいきたいと思います。氷見市としても家広いよということを、我々も市民皆さんもアピールいただきたいということをお願いします。  コンサルティング基本は、長所進展、時流適応です。こういう強みを伸ばしいくこと。もう1つは時代に合わせいくこと。人口大移動起きようとしているこの時流に乗せるということ大切です。  ただ一方で、不動産方々に聞くと、広過ぎる家を逆に敬遠する動きあるそうですね。広過ぎ雪すかし大変、お掃除大変ということで、あまり広い00坪、200坪家は売れない。50坪とか、もうちょっと小さくまとめくださいという話もあります。こういうところをどうやっ時代を見極めいくかということお話を含め、この後答弁をさせいただきます。  本市におきましては、人口減少対策に本腰を入れ取り組むために、この10月日に、私をトップとする関係部課長で構成する全庁横断型氷見市人口減少対策会議を立ち上げ、これまで日本創成会議戦略に沿っ、本市に適した効果的な施策について具体的に検討を始めました。  これまで11課22件提案について検討を進めおります、大きな方針については、国そうそうたるメンバー方々方向性を出しくださっています。今まで行政はすぐに慌て、住民皆さん御意見をください、こういうふうにし、こういう戦略と実際アクションつながっていないということがあったんじゃないかと見ています。今はまず、この国大きな、本当に日本有識者方々出した戦略に合わせながら、それを自治体でどう実施するかという解釈をしている段階だと思います。ですから、この後もこの創成会議勉強を年間毎月やっいく中で、できれば創成会議委員方にもお越しをいただい話を聞こう、こういうふうにし学びながら、実際に新年度予算に具体化できる事業についてやっている、学びとアクションを同時にやっているということを御理解ください。  実際に、日本政策投資銀行北陸幹部方にも来いただい勉強会を行っおります。あるいは飛び込みでいらっしゃった元三重県知事北川正恭現在早稲田大学大学院教授にもお話を賜りました。  そんな中で、ちょっとずつ今積み上げで11課22件提案きたということです。12月中には全て部署から提案について検討を終えまし年度施策に反映できるように、施策ごとに各課連携を図りながら、その効果を検証し有効な対策へとつなげいきたいと考えおります。  さて、概説をちょっといたします。この人口減少問題、まず現状把握大切ですね。現状を把握するときには2つ当て方必要です。1つは自然増減、1つは社会増減です。  自然増減というは何かといいますと、生まれた方人数に対して亡くなる方人数、これはいかんともしがたい人口ピラミッドバランス話です。25年度人口増減でいきますと、生まれた方は244名いらっしゃいます。300名を切りました。244名です。亡くなった方744名いらっしゃいます。そうしますと、生まれた方から亡くなった方を引きますと、自然減だけで今毎年500名亡くなっているということです。今5万,000人この市です、このペース続いいくと、自然減だけで言うと、毎年500人亡くなりますので、あと00年でこの市人口ゼロになるという、乱暴な言い方ですけど、こういう計算になりますね。2年たてば,000人、4年たてば2,000人、0年で万人減るということですよね。  社会増減につきまし申しますと、転入799名いらっしゃいました。間違えました?毎年500名が自然減で亡くなるということです。今5万人ですから、00年で単純計算するとこの市なくなるということになっしまいますね。ごめんなさい。  社会増減につきましは、転入約800名、799名いらっしゃいます、何と転出が1,000名を超えています。,046名でした。合計247名減少されています。ですから、25年度だけで言いますと、自然減もなくなり、社会減もなくなり、合計747名いらっしゃらなくなったということです。人口減ったということですね。  ですから、我々も対策を打つときには、子育てしやすい、生みやすいという自然ところに対する施策と、社会的増減、氷見は魅力があるので氷見で暮らしみようという、大学生流出をとどめたり、一回社会に出た青年たちを返す、あるいは意識的に周辺射水や高岡や砺波、南砺ではなく氷見を選ぼうという、選んでもらえる魅力あるまちづくり、こういうところ政策とに2つに分かれるということを御理解いただければと思います。  人口問題を論ずるときにはこの2つに分けいきますので、最初に出生、死亡による自然増減についてお話を申し上げます。  これは山本議員御指摘とおり、子どもを生み育てやすい環境づくりをいかにするかということにかかわっまいります。  日本創成会議も特に目標として数字を出します、合計特殊出生率という率があります。一人女性人生中で何人お子さんをお生みになるかということです。先般も私、あるお葬式に行っまいりました、7人きょうだいだとおっしゃっていました。今は7人御家庭あまりないですね。平均化しいくと、平成24年度氷見市合計特殊出生率は.37です。男女出会っ2人家庭で育てるお子さん、2人に対して.37だということです。東京ではこれが1ぐらいとか随分と少ないですから、東京で暮らすよりは田舎で暮らしたほう人口増える可能性高いということで、日本創成会議も田舎ほうに人口を分布しいきましょうということを伝えています。  なお、日本創成会議では、日本全体として、0年後2024年までにこの出生率を.8に引き上げようとしています。一人あと0.5人お子さんを生もうという気持ちになっいただくようにしたいということです。そして20年後2034年までに2.を達成しましょうと言っています。2人男女2.子どもを生めば、この自然減についてはとまるはずだという計算上目標です。です、このことに私もメッセージを放っいきます。氷見市もこれを目指しいきましょう。なぜならば日本戦略だからです。そして氷見としても、この氷見を維持するために、20年後まで2.を達成できるように政策をつくっいこうじゃありませんか。よろしくお願いいたします。  ただし、大切なことは、行政マン勝手に鉛筆をなめることではありません。実際にそういう子育てをしようとする方々御不安を聞く。思いを聞く。そして、その人生観に寄り添っ政策をつくること大切だと思いますので、ここは私市政一番こだわりたいところ。市民皆様本音お声から政策をつくるということを行っいきます。ぜひ時間をください。そして、議会皆様もそういう本音対話から血通った政策提案をいただきたいと思っています。  もちろん、今ほど議員御紹介とおり、さまざまな制度についても、現在関係部局から多数意見を集めおります、どうしても譲れないことを1つお伝えしおきます。それは金銭的なインセンティブ、これで戦うということをできれば氷見市としては避けたいと思っています。補助額を幾らつけます、幾らつけますということでいくと、これは補助金競争になっ大都市に勝てないということです。全くやらないということではありません。タイムリーでインセンティブになり得るものについては金銭を入れいきます。しかし、全てあそこ市町村こういう厚い保護をしているから氷見もやりましょうということは、さもしい人間を増やすというか、あまり望ましいことではないと思っています。  こういう話があります。一度議会でもお話をしたと思います、消費税上がるときに、ある不動産屋さん私に提案をくださいました。「市長、5億円を出動しください」「えっ、どういうことですか」「今消費税5%から8%に上がるということで、氷見市どんどん高岡に住宅を買っていますよ。だから、00万と言わずに500万配りましょう」とおっしゃったんです。「500万で00軒残すことできたら、それはそれでいいんじゃないですか」とおっしゃいました。一瞬そのくらい思い切ったメリハリついた政策もあるかなと思いました。ただし、人口減少を見ました。750名減っているんです。もし00軒おうちでき、平均3人ぐらい住むとしましょう。そうすると300名人口流出をとめることできます、それ以上、年間で700人亡くなっいっているんです。毎年0億円ずつそういうインセンティブをばらまい0億円ずつお金で人口減少をとめますか。こういうところについて実は議会皆さんと哲学に関することなので議論をしたいんです。  こういう加速度を増している人口減少対策に対して、今政治何をできるか。市民皆さん、議員皆さんと一緒に考えいきたいなと思っています。  その中に、お金をかけずに長期的にじわじわと効いくる漢方薬ような手法があるということに着目をしています。これは富山県提唱していることです、ライフプランをしっかり作成し、第子を授かる年齢を引き下げることに政策を注力しいくということです。  私も青年会議所活動がありましたので、40歳まで子どもはいいかなと正直思っていました。40歳を過ぎも授かると思っていたんですね。です、富山県いろんな過去データ分析によると、20代で第お子さんを生むことできれば、普通ライフプランでいけば3人まで子どもを生めるということどうやら確からしいということになっているんです。ですから、20代でお子さんを生みませんか、この運動をしいきたいんです。  氷見市でもこのたび新入社員を40歳まで引き上げました。実は38歳、39歳、30代後半女性を採用しています。子育てをある程度終えられた方、手かからなくなった方を採用しました。早くお子さんを2人以上生まれ、そして人生仕事を終えられ、その後もう一回第二キャリアをという方を、非常に優秀な方ですので、海外大学にも行っいらっしゃったという英語もしゃべれる方です。こういう方をモデルとして、やっぱり実際いらっしゃるわけですね。ですから、ライフプランを高校生から、中学生からつくっいきましょう。そして、子ども2人いる、3人いるという幸せをもっと語っいっいただく。こういうこと政策に注力をしいきたいと考えています。これらは1つ例であります。ただ考え方だけ申し伝えおきたいと思います。
     さあ、その、私たち注目すべきは社会減であります。本市では8月から転出者アンケートを既に実施いたしおります。大切なことは、なぜ氷見市を出いくんですか、ここ分析最初に大事だということで、私もコンサルティング技法でその指示をしました。入っくれる人へアンケート以上に、出いく人、商品を買わない人アンケートほう重要なんです。  このことを、まだ票数は少ないです、なぜかと言うと、春学生さん転出8月からアンケートでは入っていませんので、パーセントに本来は入れるべきではありません、現時点8月から今日までパーセントを分析しますと、結婚理由転出42%です。仕事都合転出29.8%です。結婚4に対して仕事3ということですね。もちろん、仕事理由で出いく人もいれば仕事理由で入る人もますので、ここ増減についてはしっかりと見いきたいと思います。  また、アンケート精度をより深くし、自主的な理由で仕事を変えいったか、移転内示変わったか、こういうこと分析をし政策効果性を高めいきたいと思っています。  これ冒頭荻野議員へ御質問でお答えした戦略性と効果性話ですね。やっぱりこういう分析力大事です。  将来、0年、20年先、本川市政どうであったかという御評価をいただくときに、さきの自然減については大きな流れということで見いただきながらも、社会増減については時首長通信簿一つではないかと思っています。  今実際に魅力がある富山市あたりでは社会増になっているはずです。金沢や軽井沢等もそうだったような気します。魅力があるまちをつくっ、出いく人よりも入っくる人を増やす、このことに今注力したいということでまちグランドデザインを描いている、このことをお伝えしおきます。  やや情緒的なお話になります、このように人口消滅するという危機感、アラーム鳴らされています。結婚理由による転出は見逃せません、私も次男坊ながら富山県にとどまりました。婿という形で氷見にとどまりました。結果、父も母も幸せだと思います。次女、三女、次男、三男さんも、諦めずに氷見でお住まいいただけるような、こういうメッセージをお父様方、お母様方自信を持っ発信しいっいただきたいんです。「自分人生充実を見くれ。だから次男坊祐治郎、おまえは残れ」、父はこう言いました。こういうメッセージを放ちながら、魅力ある氷見、魅力ある未来づくりへ社会運動へ参加をお願いしたいものであります。  続きまし、山本議員御指摘の産業誘致についてお話をしおきます。  これにつきましも、魅力ある仕事をつくること何より重要であります。ただし、冒頭お話を申し上げおきます、これも時代環境の変化をしっかりと見極めください。何かあれば優良企業誘致、若者雇用創出、こういうことを金科玉条ごとく振りかざした瞬間に思考停止に陥っていませんでしょうか。そういうことは30年前政治家も50年前政治家も口にしたことです。優良企業来れば必ず若者定着するんでしょうか。  私はしょうゆ製造業です、若者をこのしょうゆづくりにとどめること魅力あるメッセージを残念ながら話すことはできませんでした。私ところに面接に来た少年を、お父さん、お母さん「今どき時代はしょうゆをつくることあなた幸せな」と言っ説得し、大型電気店に勤めいらっしゃった方です、連れ戻しいかれました。ですから、今日若者たち働きたくなる産業を起こすということ大事です。  今、小矢部ほうでアウトレットモールできます。,800名そこで働くことできます。射水ほうではコストコという新しいのができて1,600名、こういうチャンスがあって、そこに道路通っているんですね。魅力ある企業誘致にもちろん努めいきます、これも一つビジネスチャンスと捉え、ぜひこの年末年始、お子さん方に帰っきませんか、こういうメッセージも氷見に人口をとどめる方策一つだということをお伝えしおきます。  その上で申し上げたいことは、企業誘致努力は続けます、個々人業を起こすということについても注力をしいきたいということであります。こういう大きい方向ことをお伝えしおきたいということです。  では、ちょっとデータことだけお話をしいきます。  現在日本創世会議予想では、26年後本市人口、2040年人口、四半世紀先人口は3万2,767名と言われています。5万,000名万8,000名減っ3万2,000人になります。  ただし、皆様にやはり問いかけたいは、3万人人口というは不幸せでしょうか。現在、小矢部市さんや滑川市さんは3万人です。です、そこに交流人口300万人増える、アウトレットモールを誘致しましょうということで今大変盛り上がっていますね。NHK大河ドラマを誘致しようという気持ちがありますね。ですから、少なくなっいくという予測中で、慌てずに幸せを追求しいくということ大事ではないかと思います。  ですから、ここで26年後本市人口目標数字を申し上げ意気込みをお伝えすることは一つ方法ではあります。3万2,000人を3万5,000人にしましょうとか4万人にしましょうという御答弁をお望みであればそのようにお答えします。ただし、市長仕事は市民皆様幸せを創出することでありまし、縮む社会中において都市をまとめながらも、幸せ総量増えるような地域づくりをしいきたい、このことを目標として必ずお約束したいと思います。単純なる人口減少と幸せ総量減少どう関連するかについて議論もあわせ研究をし、市民皆様とともに考えいきたいと思っおります。これ答えです。  具体的には、実際に私も氷見に来から法務局なくなりました。不動産関係ことをやっているとやっぱり不便です。ですから、人口減ると公共施設減っいくということは間違いありません。ただ、そのこと、不便ではあるが幸せ総量減少につながるかどうか、ここは大いに議論したいところであります。  ただし、努力もしおります。本市では人口減少を食いとめるため、特に社会人皆様お仕事を創出するために、実は現在、大浦、下田子、上泉、柳田地内にまたがる場所で、何と総面積0万8,000平方メートル、これは破格大きさです。0万8,000平方メートル企業団地造成を計画しているところでございます。ある程度企業進出を見込みながら、企業そこで建設を見込みながら0万平方メートルを超える努力を進めおりますので、どうぞ御安心くださいませ。  今後につきましは、市内既存企業様へ新増設働きかけや、本市特徴である海や山を活用し魅力を高めいただけるような業種企業様、そして製造業だけではなくソフト面業種企業様にも進出いただけるよう働きかけまいりたいと思っおります。  私自身もそうでした、先ほど来お話をしおりますとおり、これからは小さいながらも、みずから地域課題解決をなし遂げようという志もと、ソーシャルビジネス、コミュニティビジネスと呼ばれる起業をしようという若者たちもどんどん増えおります。  先ほど御紹介した石巻フューチャーセンター方、日本で最も美しい村連合方、お昼に一緒に話をしていました。50歳で保険会社上場企業部長を終えいらっしゃいます。その後、第二人生をということで、今フューチャーセンターそういう仕事をやっいらっしゃるわけですね。あるいはスイス銀行にいらっしゃっ、ある程度ことをやり終えた。もう一回第二人生で地域づくりをしたいといっ、小さな村連合をとおっしゃっているんです。こういう若者たち都会にたくさんいるんですね。そういう人たち地域課題を解決する、コミュニティビジネスを起こそう、イノシシ問題や竹林被害ことをビジネスに変えいこう、高齢者支え合い問題をICTを使っビジネスにしよう、こういう方々を呼び込み企業を起こす、これ本川市政戦略であります。雲をつかむような話かもしれません。しかし、その萌芽をしっかりと感じ、必ず結果を出せると理解しおります。御理解ください。  特定地域再生事業中で行っおります要件緩和というは、そういう町なかで創業支援、起業支援に結びつくものです。高岡で実際に起きているシェアハウスあるいはゲストハウスをつくっいこう、地域問題解決をやっいこうという、こうしたこと要件緩和を今国に働きかけるべく、内閣府事業でやっているわけです。  繰り返しになります、志を仕事に変えいく時代です。「寄らば大樹陰」、企業誘致だけに頼らずに、市民皆さんチャレンジ精神に期待をする、そういう若者たち帰還に期待をするものであります。  以上で答弁とさせいただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 次に、氷見市人口減対策についてうち、自然減対策、社会減対策、高岡市へ流出原因は及び住宅政策について並びに有償ボランティア制度導入について答弁を求めます。  高橋企画振興部長。  〔企画振興部長 高橋正明君 登壇〕 ◎企画振興部長(高橋正明君) 山本議員人口減対策について御質問うち、まず自然減対策についてお答えをいたします。  自然大きな要因には、やはり少子化挙げられます。本市平成24年度出生率は.37、これは県内0市中では一番低い数値となっおります。そうした原因をしっかりと分析した上で、今ほど議員からは、誕生祝い金なども含め御提案をいただきました、他都市における成功事例調査、そして専門家御意見なども伺いながら英知を結集し出生率を高めるため、効果を出せる施策について見出しまいりたいというふうに思っおります。  また、若年女性市外へ流出を食いとめ、またこれからも氷見市で住み続けいただくためには、求められる諸施策、子育て、教育環境といった分野も大きく影響しくると思います。  また、2人以上子どもを持っいただくためには、今ほど市長からも答弁ございました、若いうちに第子を生んでいただけるような、そういう環境づくりやはり必要となっまいりますので、そういった分野諸施策をしっかりと今まとめおります人口減少対策中で検討しまいりたいと思っおります。  もう柱は、社会減対策でございます。  先ほどもございました、人口流出実態を把握するため、8月29日から転出者を対象にアンケートを実施しおります。まだヒアリングできた方45人ということでそれほど多くはございません、その内容によりますと、45人中20人高岡市に転出いたしおります。44.4%でございます。そのほか、富山市と射水市それぞれ8.9%、金沢市6.7%順となっおります。  この転出理由を伺いますと、高岡市に移住された方うち実に5割、50%結婚を機に転出をされおります。次いで家庭都合20%、仕事都合あるいは住んでみたかったからという理由でそれぞれ0%転出をしおられます。さらに、結婚原因であるというふうにお答えをいただいた方うち、実に8割は女性でございます。したがいまし、高岡市に転出される方4割は、女性結婚を機にこの氷見市から転出されているということ実態としてわかっおります。  こうした市外へ人口流出を食いとめるためには、もう少しきめ細かい詳細な分析必要であると思っおりまし、この転出者へアンケートにつきましも、内容や調査項目を見直し引き続き実施し、次の施策につなげまいりたいと思っおります。  また、人口流出に歯どめをかけるためには、やはり学校教育など中でライフプラン教育というものを実施し、それぞれ将来目標や生き方について真剣に考えいただき、氷見市で暮らしいくこと幸せについて学習する機会を提供しいくことも重要な施策一つではないかと思っおります。  それから、御質問のありました氷見市と高岡市と諸制度違いということでございます、初めに税面から申し上げますと、市民税、県民税税率は富山県内市町村全て同一でございます。均等割5,500円、所得割が10%ということで差異はございません。  また、固定資産税につきましは、県内各市で税率異なっおります、氷見市と高岡市は同様の1.6%でございます。  なお、国民健康保険税につきましは、氷見市現在、県内0市中では最も低い税率となっおります。ちなみに、金額で申し上げますと、平成25年度実績では、氷見市ほう高岡市より年額で約万4,000円安い状況になっおります。  次に保育料でございます、これは保護者所得とか児童年齢区分によって御負担いただく階層違っまいります。徴収基準額というものほうで定められおります。ただ、多く市町村では、これら階層ごと保育料激変緩和を図る、また政策的に徴収基準額に対して市一般財源を投入し保育料を軽減している状況にございます。氷見市や高岡市においても、今6段階でこの保育料階層を定めおります。これら保育料には若干差はあるものの、氷見市保育料市町村に比べ大きく異なるということはございません。  また、上下水道料金です、平成25年度末における一般家庭水道料金は、口径3ミリでカ月20立方メートルを使用した場合については、税込みで氷見市は4,556円、高岡市は3,30円ということで、こちらほうについては氷見市ほうかなり高い状況にあると言えます。  ただ一方、下水道使用料につきましは、これも税込みです、氷見市3,040円、高岡市3,38円ということで、逆に氷見市ほう低いという状況にあります。  また、介護保険料については、これは3年に一度、介護保険事業計画を見直しながら決定をいたしおりますけれども、現在、年額について、基準額ベースで高岡市より600円高い状況にあります。所得段階については、ともに11段階に区分し介護料を算定いたしおります。  以上、税や福祉面において高岡市と違いを申し上げたわけでございます、これら指標を見る限り、転出を決める大きな要因とはなり得ないではないかというふうに感じおります。  次に、住宅政策についてお答えをしたいと思います。  議員ほうから御提案をいただきました、市有地などを利用し民間で集合住宅を建築し分譲する、そして分譲条件は市外から転入者、できれば子どものいる世帯あるいは夫婦合計年齢70歳以下ということで、固定資産税を0年間免除しはどうかという御提案をいただきました。ありがとうございます。  このことにつきましては、やはり結果を出している他市事例などもしっかりと調査をした上、今後住宅施策全体中で効果性というものを見極め検討しまいりたいと考えおります。  なお、その中で、法律に触れる点があるかとお尋ねをいただきました。市有地を民間に譲渡したり一定転入者に支援をするということについてです、やはり一般的には公益性どこまであるのか、また譲渡等については競争性や適正な価格、そういった面から市民理解得られるかどうかということ判断基準になるかなというふうに思っおります。  このほか、現在、住宅に関する定住施策といたしましは、住宅取得支援補助金あるいはセカンドライフ住宅取得補助金、定住促進家賃補助金など各種補助制度を設けおります。いろいろ問い合わせや利用者も多いことから、引き続きこの制度については継続あるいは充実なども検討しながら周知に努めまいりたいと考えおります。  こうした取り組みに加えまし、目下、国ほうで地方創生に係る新たな施策等動向も、いろいろ動いているようでありますので、そういったことを十分把握しながら、市民皆様からも英知をいただき、本市特色を反映した有効な施策について速やかに検討し実行に移しまいりたいと考えおります。  次に、有償ボランティア制度導入について御質問にお答えをしたいと思います。  氷見市では現在、シルバー人材センターなどを通じた就労機会あるいはNPO・ボランティア総合センターなどによるボランティア活動あっせんや機会提供行われおります、生涯現役社会を目指すためには、こういった取り組みをより一層発展させ高齢者活躍場を拡大すること必要であると考えおります。  このほど御提案いただきました有償ボランティアによる環境美化活動でございます、例えばお隣高岡市では、市と一定区域を決めまし、市民美化活動を実践する事業者方あるいは公的団体など市と協定を結んで美化活動を継続しいくという環境美化協定制度取り入れられおります。  この協定を結ぶことによって、美化活動に必要な情報提供でありますとか、清掃ため用具貸与あるいは活動助成金を受け取ることできる。そうした市民ボランティア活動によって、高岡市では古城公園や雨晴海岸など一定条件を満たす区域、37団体と市民協働事業ということで締結されおり、公的な空間美化保たれおります。  こうした制度導入は、高齢者定年などを理由に現役から引退した後も、ボランティア活動や、また就労などを通じて地域社会における居場所づくりあるいは出番というもの得られることから、高齢者自身持っおられる、蓄えおられる知識や経験というものを十分に生かし地域社会支え手になっいただく、そういったこと健康で意欲を持ち続けながら生涯を送ることできる生涯現役社会に大いに寄与するものと思っおります。  こうしたことから、この有償ボランティア制度につきましも、市民社会参加を促進する御趣旨御提案ということで受けとめさせいただきたいと思います。  ただ一方では、十数年来にわたり、それこそ無償で氷見海岸清掃をされている篤志家方、またシルバー人材センターなどを通じて社会参加をしいただく方もおられます。こういったことから、今後は御提案趣旨を十分に踏まえまし、ほか社会参加システムとこの有償ボランティアという制度バランスに配慮いたしました市民協働あり方、そして手法というものを検討しまいりたいと考えおります。  以上でございます。 ○議長(嶋田茂君) 次に、遊休市有地利用について答弁を求めます。  本川市長。  〔市長 本川祐治郎君 登壇〕 ◎市長(本川祐治郎君) 山本議員遊休市有地利用について御質問うち、まずは集合住宅建設についてお答えをいたします。  遊休市有地うち、旧市民病院跡地や旧市役所跡地並びに旧朝日丘小学校跡地は大変広大な面積を有しおりますほか、何と申しましも、交通便よい、立地条件もよい、そして周辺にある程度住宅密集をしおり、ビジネス上においても好条件そろっている。市民はもとより、地域方々にとりましても大変貴重な財産であると言えます。財務だけ面で見る、マーケティングやビジネス面だけで見ると非常に好条件です。このことは事実として受けとめおります。しかし一方で、地域たくさん歴史を積み重ねきた場所であり、皆さん思い深い場所であり、あわせ、まちづくり視点からも大変重要な場所です。未来において、設計図描き方次第によっては大変大きな可能性を広げ、多く集客を呼び、多く循環を生み出す場所だというふうに考えおります。  これが1点だけではなく3点、あるいはこの後ももしかすると増えるかもしれません。4点、5点とあることによって、これらを連携させ議論しいくことによって都市リ・デザインできないかと考えているところであります。  富山市今コンパクトシティーという名前もとに大変大きなステップ、人口集まっくるまちになりました。これはコンパクトシティーで、高齢者方も住みましょう、ですから民間住宅投資も誘発をしています。マンションもあります。しかし一方で、公共機関をそこに集中させていますね。公共機関だけではなく、公共交通体系も集中させています。そして、映画館をつくり、図書館を、ガラス美術館を、商業施設を、あるいは行政機関を、こういう総合的、一体的に地域づくりを描いたから成功しているわけであります。  氷見においても、慌て早くつくっください、早く何かしませんか、こういう声があるのは十分わかっています、都市経営者として慎重にならざるを得ません。それは皆さんより多く未来可能性を広げるためです。今年、来年、再来年人気取りために建物をつくるつもりはありません。未来氷見可能性を広げるため議論、そのため時間と知恵を集めたい。お願いしたいと思います。  昨年度開催されました市庁舎跡地利活用協議会は、その名とおり、市庁舎跡地をどうしますかというだけ協議会でした。です、どこ場所からまちを考えるか。まずは財務状況20年ものないとできないですよねという話になったわけです。あるいは、そのほか不確定要素についても、デザインないとここは描けませんよねということになりました。ですから、そういう成果を得たということ貴重な学びであったというふうに御理解ください。これは私市長になる前から決められていた委員会、協議会です。市庁舎跡地利活用協議会です。  しかし、今、例えば朝日山公園議論中で、氷見市全体歴史や地理勉強をしています。どの場所から考えるかによってグランドデザイン見え方は違っきますね。あるいは先般、終着駅サミットがありました。こういう公共交通かなめである駅からまちを考えたり、氷見里山やまちも見渡す朝日山からまちを考えたりする中で、グランドデザインを描いいく大体イメージ今つかめきました。その中に、これからエネルギー問題や、人口密集問題や、産業をどこに起こしいくかという問題恐らくこの後重なっいくだろうと思います。  いずれにしましも、こういう遊休跡地の利活用につきましは、グランドデザイン策定議論先にあるということを御理解くださいませ。  何回も議会で御質問いただいています。何回も同じ答えになります。さまざまな視点で御質問をいただいたほういいと思いますので、このことについては明快に申し上げおきます。  できますれば、このグランドデザイン策定プロセスには、できるだけ多く市民皆様議論に参加できる場を設けたいと思っおります。今回も朝日山公園においては、グランドデザインも若干関係しますので、,500名市民方に広く、柳田でも島尾でも床鍋でも宇波でも脇でも御案内を申し上げ参加をしいただくようにお願いをいたしました。将来的にもさまざまな地域方々御視点で持続可能な都市経営行えるように、戦略的なまちづくり指針づくりを検討しいきたいと考えおります。  ただし、一方で、グランドデザインというは、市民皆さんお声も大切です、極めて高度な都市計画専門家力も必要なんです。富山市今回このようにし日本都市に、世界都市に駆け上がっいった中には、やはり市指名する日本一級建築家皆さん方を政策参与という名前で、月数万円ずつらしいです0名近い方を政策参与ということで、デザインアドバイザー、建築アドバイザー、都市アドバイザーというふうにし指名しいらっしゃるんですね。そういうところで議論があって、都市をちゃんと世界中で見いくというふうに導いいらっしゃいます。氷見市においてそういう予算執行可能であるかどうか、お認めいただけるかどうか、こういうところも今後御相談をしいきたいと思っています。  まずは、この12月22日に、予算かからない方法で、私をトップに関係部課長で組織する第庁内グランドデザイン調査検討委員会を開催いたします。ここでいろんなスケジュールを立て、どういうふうにし今行っている事業をまとめいくかということスケジュール調整をしたいと思っています。  その後、市内アドバイザー会議、あるいは今ほど申し上げたような国レベル、世界レベル建築家や景観・まちづくり専門家皆様どんなふうにしこの氷見未来価値を高める場所に御協力いただけるか。有識者会議あり方を検討しいかなければいけないと思います。もちろん、ここは市民代表である議会皆様とも御相談をし、議会皆様と関係についてもぜひ議論をさせいただい、このグランドデザイン決め方決め方、そして方向性を定めいきたいと思います。  ここ一番重要です。決め方決め方や、その委員会を立ち上げスケジュールをつくっからは早いと思います。でも、ここ設計を見誤ると、氷見価値を十分に引き出せないまま終わることがあります。それはさまざまな地域歴史証明しています。ですから、助走段階一番重要です。ここに多く情報と知恵を集めたい。戦略議論をしたい。お願いをしたいと思います。  さて、山本議員から御提案がありました朝日丘小学校跡地における集合住宅建設ということです、このことはですから、そういうグランドデザイン中で評価なされる提案レベルに詰まっいくと、可能性があるかもしれません、選択肢一つとして御提案を受けました。 ◆9番(山本克己君) 言っていません。特定していません。 ◎市長(本川祐治郎君) そうですか。はい、失礼しました。  では、これらをはじめとする遊休地活用ですね。遊休地において集合住宅をつくったらどうかという御質問とお受けします。  中心市街地における遊休市有地における集合住宅建設は、なるほど、町なか居住人口を増やし、にぎわいを創出し、地域コミュニティー強化図られるという趣旨で一時期はやったことがあります。氷見においても朝日丘小学校近くにこういう住宅があります。  ただ、昨年議会で問題になりましたうみどりーむ栄という、やや中間層、低廉な市営住宅ではなく、やや高級な住宅をつくった例がありました、それら6割、7割あいていますということを議会で御質問いただいたことがありますね。すなわち、一時期まちにぎわうような住宅をつくったとしても、メンテナンス極めて重要でありまし、行政そのことを設備更新しいくということについてはあまりノウハウないと思います。そのことはうみどりーむ栄証明をしていました。ですから、行政こうした遊休市有地に集合住宅をつくっいくということは、今後財政状況を見も難しいと思います。  ただし、高岡市において平成11年に、やはりコンパクトシティーを目指しいこう、高齢者市街地に住んでいこうということ議論がありまし、市街地整備事業として特定公共賃貸住宅「エルパセオ」という施設建設されおります。他市ことですから、あまり御評価は申し上げますまい。しかし、このこと町なか定住につながったかどうかということについてもお調べをいただい、また御質問いただければと思います。  富山市においてはコンパクトシティー戦略で、先ほども言いました、さまざまな公共施設を張りつけいくことによって、昔西武前に民間上場企業大変大きなマンション投資をしていますね。です、これは県中心部であるからできたかどうなか。どのくらいビジョンを打ち出し、どういう投資誘発政策を打ち出しいくことこういう住宅政策につながっいくか。こういうことをきちんと評価した上でないと判断はできないと思っています。  こうした事例もしっかりと見つめながら、山本議員から御提案につきましは一つ選択肢として、グランドデザイン議論中で検討しまいりたいと存じます。よろしくお願いいたします。  続きまし、遊休市有地利用について民間による複合施設整備についてお話を申し上げます。  市民会館耐震問題につきましは、大変活発に御議論いただいおりますことをまずはこの場をおかりしお礼を申し上げます。  去る11月27日には、市民会館並びに文化行政あり方を考える有識者会議を設けまし、帝塚山大学名誉教授であり自治体学会代表運営委員でもいらっしゃいます中川幾郎先生を座長に迎え、その御指導もと、今後市民会館あり方や氷見市そもそも文化行政あり方について議論をさせました。  ちょうどいい機会でしたので、氷見市文化行政をどのように考え、公金を何%ぐらい投入しいくこと未来につながるか、こういうことをもう一度原点に返っ考えようということであります。  市民会館単独議論ではなく、大前提として、本市目指す都市文化政策あり方議論必要であることをお話しいただいおります。ですから、ここまで議論もそうした大きい枠組み中で進めているということを御理解いただければと思います。  富山市なぜガラス美術館にこだわるか、金沢市はどうして多く観光客訪れるか。やはり文化というのがこれから都市経営においては必要欠くべからざる要素だからです。  先般も新幹線議論中で、フランソワーズ・モレシャンさんですか、フランスほうでいち早く地方創生に成功したボルドー事例お話をされました、ボルドーにおける文化政策というは目を見張るものがあります。  ですから、氷見市も今、文化一つであるスポーツあるいは食文化については大変力を入れきました、純粋芸術や未来コミュニティアート、こういったことにもある程度光を当てられないか。このことをもう一度プリミティブに議論しいこうということです。そして、そのことを市民会館担い得るか、漁業交流館担うか、新しい場所で展開をしいくか、こういうことを一度今日的な議論中で話し合いたいということであります。極めて都市経営的な都市戦略的な議論であります。  そして、このことは人口減少社会で文化政策議論となるということです。このことは人口問題にもつながるということをお話をしおきたいと思います。  あわせ、やはり縮む社会中で長期的財政見通し議論もなければ結論出ない。この3点ことからフォーカスする必要があるということをぜひ御理解くださいませ。  文化政策について申しますと、今日はデジタル社会であります。昔も今も大切なお琴やピアノや、こういう習い事として芸術ほかに、今コンピューターで音楽をつくる時代ですので、デジタル社会における芸術をどう考えるか。  あるいは、寿命延びきました。余暇社会における市民会館活用、今は自治公民館にだけ使っいらっしゃるかもしれません、もう平均年齢これだけ延びたときに、市民会館で自治活動と何か関係できないか、自治会活動に対して市民会館牽引するような役割できないか、こんなふうなお話も中川先生御講演からはあったと思います。  あるいは、建物だけではなく、コンテンツというプログラムを開発したり提案するキュレーターという役割があります。ハードを生かすソフト人材をどうやっ採用するか、どうやっ育成をしいくか。高岡文化振興財団ですとか南砺芸術財団ような長期的な人材育成プログラムあわせなければ、やはりハードというはつくれないということですね。こうした論点を幾つか議論しながら、ハード、ソフト、ハート、さまざまな視点から多角的な論点を洗い出しまいります。  そして、幅広い市民的議論中で、市民皆様や議員皆様御意見を賜りながら、現在市民会館を、もう少し議論しいきましょうということで、耐震補強をし現行ままやるか、あるいはこの機会に新たな文化施設を建設するかという方向性を決定しいきたいと考えおります。もちろんこれから時代です。エコ・クリーンセンターに代表されるような大型の環境施設については、小矢部市、高岡市、氷見市で連携し持っています。市民会館果たして市単独で持てるかどうか、やはり財政的な調査必要だと思います。  その中一つとして、山本議員からは旧市民病院跡地で御提案として、市民会館建てかえを前提に、その市民会館を単独施設ではなく、民間企業やさまざまな団体、いろんな経済団体や農業団体や林業団体、いろんな団体もあります。民間企業やそうしたさまざまな皆さんと一緒に共同で入居、運営するような総合的な施設づくりを行うということでいかがでしょうかという御提案をいただきました。これは新たな視点として可能性また一つ広がったということで大変勉強になりました。こういう提案を今市民会館協議会中にもお伝えをしいきたいと思います。  なお、現在、岩手県紫波町という、これは3万人規模まちです、遊休市有地を行政と民間事業者協働し、エコタウン開発、産地直送施設、情報交流館や図書館あるいはサッカー練習場など、複合的にあわせた地域経済活性化などに取り組む一つタウンをつくっいらっしゃいます。オガールプロジェクトと言います。全国的に大変高い評価を受けおります、こうしたことも全国で数十年前から幾つか行われきたことですね。いろんな事例をしっかりとにらみながら、勉強しながら、氷見モデル本来どうあるべきかということを自分たち頭で考え、最後は決断を出しいかなければならないと思っおります。
     繰り返し申し上げます、長期的な財政出動見通し中で、先ほど総務部長も答えました。今までハードを維持更新するだけで、今まで20億円ぐらいかけきましたけど、これからは30億円近いお金かかるんです。維持更新しこういう施設を入れおくと年間9億円ずつ投資、オリンピックころにいろいろつくっていますので、ハード事業でかかります。この財源をどうするか。なおかつ人口減少しているんです。収入減っているんです。  この中で、やはりこの議論は、市民会館については補修するか新しくつくるか、総合的に未来市民皆さんしっかり見ています。我々責任世代として、今この時代政治をあずかる者として結論を出さなければいけないということを申し添えおきます。  御提案につきましは具体的な選択肢一つとして受けとめさせいただき、今後グランドデザイン議論中で検討しまいりたいと思います。  ありがとうございます。 ○議長(嶋田茂君) 9番 山本克己君。 ◆9番(山本克己君) 2項目目有償ボランティア制度導入について高橋企画振興部長にお伺いいたします。  まず、有償ボランティア制度を導入したからといっ、今まで無償ボランティア、いわゆるボランティアを少なくする意味ではありません。さらにもっともっとしいただきたいと思います。  市内企業、特にコンビニエンスストアに無償ボランティア要請などしいただきたいと思います。というは、私たち上田子壮年会、それから共同で株式会社オプテス社員と8年前から毎月回ごみ拾い、環境パトロールと言っています、やっおります。そうしますと、コンビニ袋に弁当からペットボトル、空き缶、その他、ひどいになると、ここで言っいいか、紙おむつまで入っています。スーパー袋はほぼゼロです。ほとんどコンビニ袋です。大きい袋から小さい袋まで。そういう意味で、企業、特にコンビニエンスストア、これは無償ボランティアです、要請しいただけないかどうかということをお願いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) ありがとうございます。  大変大切なことだと思います。今富山湾世界で最も美しい湾クラブということで指定をされました。そういった中で、海浜というものはやはり年中極力きれいな形で見いただくということ大切なことだと思います。今ほどおっしゃられたように、やっぱり企業皆様や、特にコンビニごみよく見かけられるということ原因としてなっているようでありますので、そういった方々に働きかけいきたいというふうに、市民部と共同しまた考えいきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(嶋田茂君) 9番 山本克己君。 ◆9番(山本克己君) もう点、企画振興部長にお願いします。  本会議では写真掲示はだめだということで、ここに写真を持っおるわけです、今出しませんけども、高岡市雨晴海岸、太田海岸は本当にきれいなんです。それに比べ島尾、柳田、窪、こんなところで海水浴できるかと思うところで海水浴をしおられるんです。「もう氷見なんか二度と来たくない」ということを言っおられる方もたくさんおられるそうでございます。  これは写真を見せたら皆さんびっくりするほどでございます、それでまた、高岡よりも安い経費で氷見海岸をきれいにする方法はないか。市民だとか専門家知恵をおかりし、ボランティアもたくさん無償ボランティア、また有償ボランティアも入れ、本当にきれいな海岸で、300万人と言わず400万人観光客を迎えたいと思います、所見がありましたら企画振興部長、ひとつお願いします。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) 今ほど御指摘につきましは、宮田地区ふれあいトーク中でも、雨晴地区比較的どう見もきれいに見えるというふうな御指摘もいただきました。そういった意味では、先ほど高岡市における美化協定制度というもの功を奏している部分やはりあると思いますので、そういったこと取り組みや、あるいは従来ビーチクリーナーみたいなものを市としても持っおりました、県ほうにも、やっぱり海浜を守るということも含めしっかりと働きかけいき、海岸美化というものに努めいきたいと思っおります。 ○議長(嶋田茂君) 9番 山本克己君。 ◆9番(山本克己君) 市長に、ちょっと要望です、質問で聞いとらんところが長過ぎると思いまし、短めに的確にお答え願いたいと思います。  それから、市長項目中で、7万人から5万人、3万人、3万人に人口減っも幸せがあればいいと言われました、ちょっとさっき話と矛盾しているんじゃないかと思います。今老朽化している施設、それだけでたくさん予算要ると言われました。3万人からまだ減るかもしれんという状況中で、3万人で幸せだと、そういう発想ちょっと私には理解できません。人口7万人から5万人に減っきたから、まちもだんだん空き家とかシャッター通り多くなっ、やっぱり市長としてもっと目標を高めに、氷見を活性化させるんだと、そういう努力とか意気込みとか夢必要ではないかと思います。ちょっと所見ほうを。 ○議長(嶋田茂君) 本川市長、端的にお願いします。 ◎市長(本川祐治郎君) ありがとうございます。  人口というはそのまち通信簿だと思っおります。すなわち、実力ちゃんとそこに反映をされるということであります。ですから、最初に数字を追う。300万人交流を目指しましょう、あるいは5万人を維持しましょう、ここにばっかり集中をし、補助金で無理やり人を引っ張っくるということは光当て方違うではないかと思っています。決して今そうであるとは言いませんよ。ただ、そういうことに人間は陥りがちですから気をつけましょうということです。  氷見魅力これだけ高まった。こんなにおいしいものがあって、こんなにいい人がいて、こんなにやりがいのある仕事を自分たちでつくっていて、今はこんなに市民と行政近い市はない。自分たち未来を決定できる、こういう仕組みを提案することによって、結果、ここに住まざるを得ない、ここに住みたくなる、そういう人たち2人、3人、5人、0人と増えいった結果として5万人維持できる。こういうまちを目指しいきましょうと言っているわけです。これはちょっととしたことです、大変大きなことです。そういう実力勝負でこの人口減少社会に挑むんだ、これメッセージです。  ですから、今人口減少、国ほうで考えた、今ままいくと3万2,000人でしょうとおっしゃっています。ですから、この下降率をどのように持ち上げいくか。ここは、私いい政治、いいまちづくりを皆さんと一緒にやっいきます。皆さん全員未来人から評価をされる通信簿なんです。だからこのことを、3万2,000人4万人、5万人、皆さんと一緒に本気になれば5万人を維持できるはずです。だから、この本気を対話集会中で確認しながらやっいきましょう。皆さんと本気になれば、5万人を超える日だって来るわけですね。でも、そのため大きいグランドデザインを描くためには、今私や地域方々、今スタッフと議論中に、誰か人か2人か5人かわかりません。ヨーロッパ人口減少を実際に見きたとか、アメリカ人口政策を見きたという、長い人類文明歴史中でやってきた、もうこういう成熟社会をヨーロッパは迎えていますから、その中で人口増加したというようなことを経験している知見のある人とネットワークや知識交換があってグランドデザイン中に盛り込む必要があると思います。そういうことも実は考えおります。もし意気込みを語れとおっしゃるならば、そういう頭脳戦略できちんとした戦略を描い、可能な限りこの氷見に人集まる、まずは社会増起きる、この20年富山市やってきた、金沢市やってきたようなまちを目指したいと思っています。その意気込みだけ御理解ください。お願いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 9番 山本克己君。 ◆9番(山本克己君) 本川市長に重ねお伺いいたします。後半話はよくわかったんですけども、氷見市トップである市長3万人で幸せでしょうと、そういうような発言は大変、何かみんな、いわゆる市民沈んでしまうような、そういうことをちょっと今でも理解できないんですけど。 ○議長(嶋田茂君) 本川市長。 ◎市長(本川祐治郎君) 失礼します。言葉というは難しいですね。何をしゃべったかよりも何伝わったかですからね。後ほど議事録をごらんになられ、3万人で幸せでしょうと言ったとすればそれは失礼します。  ただし、私お話をしたは、今現在3万人規模まち、幸せ総量において氷見市よりも不幸せですかと言ったわけです。これはですから、大変気を張っ言っていますよ。同じ人口3万人まちでも、小矢部市は今盛り上がっているんです。300万人交流を1つ、地政学的な特異性もありますけど、今市長さんになっ1つビジョンを出しやろうと言っているわけですね。射水市も新しい市長になっコストコを呼んでやろうと言っているわけです。  ですから、数と幸せをリンクさせないでほしいと申し上げました。正しい言い方をすると、仮に人口減ることがあったとしても、幸せ総量を上げいくまちづくりをしますと言いました。人口イコール幸せではないということです。もう1つ、所得イコール幸せでもないということです。  前議会でも話をしました。東京平均所得600万円を超えるぐらい、沖縄200万円台。だけれども、東京と沖縄幸せ3倍以上ありますか。これ今我々たくさん勉強している人口問題中で我々放つメッセージなんです。我々子どもたちや東京にいる仲間たちや大阪にいる社会人人たちや未来子どもに対して伝えるべきことは、もはや財政や数と幸せはリンクしていないということです。このことに自信を持っ発言できるかどうか。私は政治家として発言をしまいります。よろしくお願いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 9番 山本克己君。 ◆9番(山本克己君) 第3項目遊休市有地利用に関してです、できるだけやっぱり事業主体は民間業者、さっき市そういう集合住宅をつくっ成功した例はないと言われました、私は市住宅をつくるとはひとつも言っおりません。できるだけ私は民間業者に任せたほういいと思います。それに関して今、1つだけでした。お願いします。 ○議長(嶋田茂君) 本川市長。 ◎市長(本川祐治郎君) ありがとうございます。そのことは承知をいたしました。言い方に曲解がありましたとすれば失礼いたしました。  住宅ことについて、民間いいところ、悪いところがあります。民間は、1つは設備更新をし常にお客様入るように努力をしますので、そこに人々住むということは可能性としてはあります。  一方で、ある程度パブリック、公的機関もそこで地域づくり仲間になりませんかというふうな働きかけをすること実はこれから大事ではないかと思っています。手法としては、民間につくっもらうけれど、コミュニティーをつくるということにおいては、トータルデザインを行政、こういう地域へかかわり方をしほしいというふうなことを言う必要があるということです。  きょう来いらっしゃった持続可能な社会づくり委員をしいらっしゃる方は、お仕事は何をやっているんですかと聞いたら、民間横浜や東京マンションづくり中にレジリエンス、すなわち隣わかっ助け合うというコミュニティづくりを仕事にしているとおっしゃっていました。マンションで隣誰かわからないということであると、そこを支え合う力弱いわけですね。昨日、八代ふれあいトークにも実は参加しいらっしゃいまし、この氷見で語っていることと東京で語っていること同じなんですねというふうに感動しいらっしゃいました。  ですから、1つ民間に任せるにしも、そういうパブリック要素を理解しくださるような民間投資をしいく必要があるということ大切ではないかと思っています。  山本議員おっしゃったような住宅政策中で、もちろん民間投資、どんどん誘発をし、地域一員として企業皆さんともコミュニケーションを豊かにしいきたい、こういうことを考えおりますので、またいろいろと教えいただきますようにお願いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 9番 山本克己君。 ◆9番(山本克己君) もう1つ、本川市長にお伺いいたします。  3項目目遊休市有地利用についてでございます、計画、調査研究、マーケティングに、もうちょっとスピード感を持っやっいただくこと大事でないかと思います。予算は十分に使っもいいですから、もっとスピード感を持っ、予算はたくさん使っいいと思います。そして、市民だけでなく県外方、県内方、広く意見を求め、知恵を結集し、間違いないようにつくっいただきたいんです、スピード感あんまり遅いとどこか問題があるのではないかと思います。お金を使っ時間をかけず、そういう方向になりませんでしょうか。 ○議長(嶋田茂君) 本川市長。 ◎市長(本川祐治郎君) 大変うれしいお言葉をいただきました。共通言語を持った民間出身議員さんでいらっしゃいます。ありがとうございます。  今ビジネス世界ではスピード経営求められています。ですから、スピード命なんですね。そのため資源配分です。それは予算と人員です。  先ほど部長答弁にもありました、氷見市は今とりあえずこの厳しい財政状況を乗り越えるために、急激な人員削減をしました。同等自治体に比べ、今約5名スタッフ不足しています。今私欲しい5名くらいこういう未来から宿題を大いに議論するシンクタンク職員です。これは議会皆さんお認めただけなければ、あるいは市民皆様お認めただけなければ実現はしません。しかし、今おっしゃったように、経営教科書、ルールにのっとっいくと、スピードを予算配分と人員配分で補う、これ重要なことですね。しっかりとその御意見、今市民皆様もお聞きになられました。こういう意見があるんだということをしっかりとお聞きとめいただい、大いなる市民的議論をしいただければと思っています。ありがとうございます。 ○議長(嶋田茂君) 9番 山本克己君。 ◆9番(山本克己君) もう1つ、本川市長にお願いします。  市民に意見を求める、市民に意見を求めると言っおられます、いろんな会合を見おりますと、その判断する資料を与えないで議論しもらう、議論しもらう、それはちょっと時間かかり過ぎるではないですか。私といたしますれば、さっき言いました計画、調査研究、マーケティング、これをやっ、氷見市は3つ程度案を出し、それを市民に議論しもらう…… ○議長(嶋田茂君) 山本議員、特にそんな質問はしおりませんので、質問を受けての再質問でございますので、却下をお願いします。 ◆9番(山本克己君) はい。  それでは、なるべくその選択肢で肉づけとか判断とかお願いしたいと思います。 ○議長(嶋田茂君) 今、正式な質問でございませんので、答弁は要りません。 ◆9番(山本克己君) では終わります。ありがとうございました。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。  〔11番 阿字野忠吉君 登壇(質問席)〕 ◆11番(阿字野忠吉君) 私は今定例会において、民主クラブを代表し市政一般について質問させいただきます。  まず初めに、10月26日に投開票された氷見市議会選挙において、過半数となる9名も新人議員当選し、議会大きく若返りました。民主クラブにおいても、今後も市民期待に応えられるよう、しっかり取り組んでいきたいと考えおります。  また、11月22日に、神城断層原因とされる震度6弱を記録した長野北部地震起きました。被災された皆様にお見舞いを申し上げます。  今年一年を振り返っみれば、2月には関東甲信越を襲った雪害、7月には九州北部豪雨による水災害、8月には広島市住宅地を襲った大規模な土砂災害、9月には長野県と岐阜県県境に位置する御嶽山火山噴火と、災害ニュース多い一年だったと思っおります。  氷見市においては、これら災害を他県事例と捉えるではなく、氷見市防災力向上に向け、関係各位より一層御尽力をお願いするところです。  なお、さき定例会から質問方式一括質問方式と一問一答方式選択制となりました。  それでは、今定例会代表質問におきまして、市政一般について6点を一問一答方式で質問させいただきます。  第は、先ほど山本議員からも御指摘がありました人口減少対策についてです。  さき平成26年9月定例会において、全国的に話題となった日本創成会議報告書をもとに人口減少対策について質問させいただきました。その質問中で、この報告書意味するところは、若い女性をとどめおくことできない地域は自治体として存続することはできないということであり、氷見市においては、今年4月現在20歳から39歳弱年人口は、男性5,110人、女性4,574人と、女性既に536人も少なくなっていること、また平成25年度出生数は前年度から2割近くも減っ244人となっていたことを指摘させいただきました。  本川市長からは、「2040年氷見市20歳から39歳若年女性数は2,064人と想定されおり、市内で生まれた、またはこれから生まれる予定3,06人女性うち約3分の1の952名市外へ転出超過想定されていること。9月中には市長をトップに各部長及び課長による全庁挙げての氷見市人口減少対策会議を立ち上げ、原則的には、日本創成会議戦略に沿っ、本市に適した施策を具体的に検討しいきたい。地方自治体においてモデルとなるような施策をやっいこうという意気込みである」と答弁をいただきました。  まず出生率そのものをいかに高めいくか、次にふるさとで生まれ育った子どもたちにどうやっ大人になっも市内にとどまっもらえるようにするか、その両方対策を総合的に行うこと重要だと考えています。  女性生涯に生む子ども数をあらわす氷見市合計特殊出生率は国や県と比較しどうなっているのか、またこれまで氷見市人口減少対策会議ではどのような議論なされ今後方向性はどうしていくか、それら点について本川市長にお尋ねいたします。 ○議長(嶋田茂君) 本川市長。 ◎市長(本川祐治郎君) ありがとうございます。  ほとんど概説につきましは先ほど、本日、山本議員さんところでお話を申し上げおりますので、今御質問があったどういう議論なされこれからどうしていこうとするか、このことについてお話を申し上げたいと思います。  まずこの人口減少問題につきましは、まず総合的な検診必要だと思っています。何かをつくれば人口増える。これは対症療法ではありません。お医者様に例え申しますと、一度人間ドックに入っ、どういうところ弱く、どういうところどうなっていて、どうしていこうということだと思います。あるいは、ちょっとこれは乱暴です、5万人人口700人ずつ減っいくとすると、70年寿命として、体1つ老化をしいくということですよね。だけど、ふだんランニングをすることによって活性しいこうとか、漢方薬を飲んで、あるいはいいものを食べ強くしようとか、こういうことではないかと思います。ですから、今総合的に何を議論しどこ弱いかという話をしているところです。  同時に、極めて健康な人研究もする必要がありまし、こういう研究をしているわけですね。先ほどちらりとお話をしましたボルドーというまち、パリから新幹線で遠いんですけど、やっぱり人口を増やしている。いい首長がいた。これ1つ成功法則ようです、3つことをおっしゃいました。パリに住む人ボルドーと同じような、ボルドーに移っもいいパリで暮らしは捨てられないという方ために、その首長何をしたか。どうしても譲れない医療、教育、文化について、パリと同等レベルものをどーんとつくるというふうな大型政策をされたそうです。この方は大臣も経験しいらっしゃっ、首相も経験しいらっしゃったかしらね。ですから、もう今ボルドー、ボルドーワイン世界遺産ボルドーということで、さらに人を集めているんですね。  似たようなことで言いますと、今度佐賀県知事選挙に立候補を表明しいらっしゃる武雄市、人口流入しています。これをこの3つことで見いきますと、もう0年間市長をやっいらっしゃいますので、医療については堂故前市長さんやっくださったように民営化をしいらっしゃいます。市民医療についてあるレベルを維持した。そして教育については、花まる学習会という東京ほうでやっている最先端学習塾を教育に入れようとしているんですね。文化については、TSUTAYAさんというカルチュア・コンビニエンス・クラブさんに図書館を運営しもらう。  こういうふうにし、都会ある程度年収があって未来的な暮らしをしいらっしゃる、特に今お話があった若い女性に来ほしければ、こういう教育水準、医療水準、文化水準について、日本のある一定レベル以上で、限りなく東京や大阪に近いものを用意しいく必要があるということです。  実際にこのことを市民方にもお尋ねすることがあります。あるいは、浅野総一郎さんつながりで今企業誘致に行った会社方にお聞きをしました。そうすると、その方からアドバイスは、びっくりしましたけど、四谷大塚やSAPIX(サピックス)という何かお受験があるらしいんですけど、こういうものインターネット上で衛星通信で勉強できるようになっていれば氷見市へ移住は検討しもいいかもしれませんと、こういう話なんですね。  ですから、広くこれはマーケットに話を聞く必要がある。今現在出いこうとしいらっしゃる女性人や都会から帰ろうという方々にきちんとお話を聞い政策中に盛り込んでいかなければならない。だから、庁内だけ議論では今弱いというふうに思っています。  続きまし、今度は実際に多くお子さんを生まれた方に、なぜ多くお子さんをお生みになったんですかということもこれから聞いみたいと思います。ただ、富山県会議などにも私今出ていまし言われることはこういうことでした。お一人目を生んだときに、男性奥様子育てについてサポートを十分にされなかったケースにおいては、奥様ほう2人目を生みたくないとおっしゃるという話です。これはきちんとしたデータとれているわけではありません。NPO御発言で、何人かそうですねとおっしゃっています。  ですから、これから私たちは、もちろん女性生み育てやすい環境づくりもありますし、女性育児休暇ということも議論されきましたけど、これからは男性、特に人目お子さんをお生みになった奥様に対して男性について特別な配慮をし、早く帰っあげください、そして支えあげください、そして2人目を生む環境を整えいきましょう、こういうことではないかと思います。  私もこの2カ月間、本当に土曜日、日曜日ありませんでした。きのうやっと4時にふれあいトーク終わっ、かわいい3歳娘とひとときを過ごさせもらいました。2人目、生めるかどうかわかりませんけれども、こういう支援も大事ということで、氷見においては今毎週水曜日をノー残業デーにしています、例えば月曜日と木曜日をノー残業デーにし、そのうちの1日を家庭お子さんと過ごすため日、こういうふうな設計仕方も少子化へ対応になるんじゃないかと思っています。  私たちはこの氷見市という職場を、市内にあるいろんな企業様モデル一つだと思っていまし、一番そのモデルとなるような組織づくりをしいきたいと思っています。こういうチャレンジを重ねながら、少子高齢化という大きな暗雲に対して一筋光明を見出しいきたい、このように思っおります。よろしくお願いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) 奥様へサポート大切だということで、非常に耳痛い話だなと思っ聞いおったんですけれども、氷見市合計特殊出生率については、先ほど山本議員質問で.37ということでありまし、県内中で一番低い値ということだったんですけれども、私うろ覚え記憶では、5市町村中で一番低かったんじゃないかなという記憶があるんですけれども、その原因というものをまたその人口減少対策会議中でしっかりと議論しいただい対策ほうを打っいただきたいと考えおります。  その合計特殊出生率向上、先ほど2.を目標にするというお話も山本議員中でお聞きしたんですけれども、氷見市において2人目、3人目を安心し生み育ていただける環境をつくっいくことやはり重要であると考えおります。  さき9月議会においても、多子世帯へ保育料助成拡大を提案させいただきました。具体的には、保育料同時入所に限っている2人目半額、3人目全額助成を、同時入所に限らず助成しはどうかという提案です。  9月定例会においては山口市民部長から、「人口減少対策会議において総合的に子育て世帯へ支援策を検討しいきたい」と答弁をいただきました、多子世帯へ経済的支援について本川市長にお考えをお伺いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 本川市長。 ◎市長(本川祐治郎君) ありがとうございます。  先ほど金銭によるインセンティブということはあまり考えたくないと言いました。競争になりますのでね。ただ、あまりその言葉ひとり歩きしはいけませんのでお伝えをしますと、小さい市だからできる政策というあるんですね。すなわち、小中学校全フロアに電子黒板をとか、あるいは2人に台タブレット端末をとか、あるいは、今訴えおります、全小中学校に冷暖房を入れる、こういうことは小さい市だからできます。富山や高岡などではできないこともあるんですね。  ですから、今阿字野議員具体的に1つ御案内されました例えば保育料無料化ということも、市民皆様や議員皆様御理解得られれば不可能ではないと思います。  ただし、私市長に就任をし中学生医療費無料化をしました。それで約2,000万円弱公金投じられたわけです、例えばです、現在数で保育料を無料化にするとなったときには、2億円ないし3億円ぐらい費用かかるんでしょうかね。例えば公金としてそういう出動があったとしましょう。そのことを市民皆さんお許しになられるかどうかということなんです。  ですから、これは江戸時代ように、子は我々未来宝なんだ、こういうふうな機運醸成されたときに、何かを削っ、それでもここに投資しようじゃないか、こういう醸成づくり大事じゃないかと思います。  ですから、今氷見市としできるは情報をどんどん提供することですね。そして、ふれあいトーク中でもいつも財政状況をお見せしています、230億円から240億円会計中で、これは未来戦略一つということでこういうことを思い切っやる、こういうことは大いに議論しいきたいです。  あるいは、出生300人減っくると、民間産婦人科をやっいくこと難しいとか、あるいは氷見市民病院に救急医療ものを用意すること難しいという議論もあるんですね。しかし、こういう未来を支えるために、赤字覚悟でと言うと極端ですけど、出動しいくということは政治的判断としてはあり得ると思います。ですから、大いにこういう議会場でそういう価値観をたたき合わせ、そのことを市民皆さん御理解され、納得した上で予算編成ということできればと思っています。ただ、時間はかかると思います、ぜひ阿字野議員このような御質問は大いに歓迎したいと思います。ありがとうございます。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) 今、保育料を無料化にすると2億円から3億円というところ、ちょっとその数字わからないんですけど、全員無料化にしたということでしょうかね。前回は第3子のみ無料化だと約,500万円相当という金額を答弁いただいおるんですけれども、やはり2人目、3人目に手厚く、特に3人目をできるだけ生んでいただけるような施策に重点的に資源ほうを投入しいただければと考えおります。  生まれきた子どもに対して、できるだけやはり将来的にも氷見市ほうで、また県内ほうでとどまっいただくという施策ほうも重要ではないかと思っおります。  前回9月議会で約3分の1が、女性に関しては主に転出ほう超過になるという数字ですので、この数字をできるだけ抑えいくということで、今、教育委員会ほうで、氷見っ子夢と希望きらめき推進事業ということで、元木映画監督を招い11月2日に講演会開かれたということで、過去年に回程度、私も以前分は出おるんですけれども、NHK大河ドラマプロデューサー屋敷陽太郎氏や、またはやぶさプロジェクトリーダー方などを呼んで講演会等を開いおるということで出席しおります。
     講演自体は大変すばらしく、私ほうも非常に影響を受け、出席をしよかったなと思ったんですけれども、やはり中身方は、富山市にゆかりのある方、富山市出身方はオーケーなんだよということなんです、やはり現在、東京にお住まいほとんどなではないかと思っおります。  そうした中、先ほど市長ほうからシビックプライドというお話もありまし、東京で世界的または全国的に活躍しいただく方というはもちろんすばらしいですし、そういう方はそういう方で活躍しいただければいいんですけれども、なかなか一般方、普通方と映画監督ですとかはやぶさプロジェクトリーダーというは距離ほうもあろうかと思います。  一方、新聞等で見おると、市内、県内においても全国的な業績を上げいらっしゃる方というも多々見られますので、情報技術発達ですとか、新幹線を含め交通網も充実しきましたので、できればこれから子どもたちために、市内、県内におっも全国的な仕事できるんだと、全国的な活躍できるんだと。具体的にそうしいらっしゃる方を子どもたち前に見せ、そういう自分たち将来世代、将来姿を思い起こし、できるだけ地元に残っ活躍しもらえるような、そういった施策にしいったらどうかと考えおります、この氷見っ子夢と希望きらめき推進事業講演中身について、御所見があれば本川市長からお考えをお聞かせください。 ○議長(嶋田茂君) 本川市長。 ◎市長(本川祐治郎君) ありがとうございます。  この氷見っ子夢と希望きらめき推進事業、本年はゲゲゲ鬼太郎映画などもつくられました元木監督さんお見えでした。昨年は、東京オリンピック東京誘致をするプレゼンタートップバッターをお務めになられた気仙沼出身佐藤真海さんでした。これらをこの人口減少発表中で、より地域にいても全国的な仕事できるんだというまちづくり文脈から講師選定をしはどうかという御意見ですね。ぜひそのように教育委員会とも話し合いをしながら進めいきたいと思います。  私自身も、やはりふるさとに帰っこようというは、中学生とき生徒会活動楽しさ、あるいは高校ときに富山県から派遣しもらったイギリス、イタリア、フランスへ派遣事業、そして大学に行く直前父と話し合い中でいよいよ決まっまいりました。ですから、中学校だけではなく高校生、大学生に関してもできればこういう機会を設けいきたい。自分キャリアを考えるということをやっいきたいと思います。  今構想しおりますこと、今2分の成人式というをやっていますけど、全国で展開されている30歳成人式というのがあります。こうやっ地域方と人生節目、節目で、市長まちづくりについて対話をし議論をし、そして帰っきませんかというものがあります。  したがって、今御提案があっ4歳子どもたちに対するきらめき事業においても、そういう人口減少を意識したメッセージを放っいく、ロールモデルを示す、このことをまずしながら、20歳成人式や30歳方々とも真剣に地域で暮らす幸せについて語り合っいきたいと思います。  なお、現在氷見市ではまちづくりセミナーをしおります、たまにお子さんを連れくださる方がいます。ぜひ高校生ぐらいお子さんを連れ、ですから開催も夜ではなく昼にするようなことも考えながら、高校生方にもまちづくりを一緒に考えほしい。  ちなみに、先ほど九州樋渡武雄市長は、やっぱり中学校か高校ときに首長さん話を聞い憧れ、自分は官僚にはなるけれども、官僚は一つ道であって、最後は市長になろうとその中学校か高校ときに思ったとおっしゃっています。ですから、我々ビジネスマン、起業家、いろんな方々生き生きとしている話をどんどん子どもたちに憧れを持っもらえるように伝え、そしてこの氷見で未来をつくろう、こういう運動に参加しもらえる流れをつくっいきたいと思います。  貴重な御提案、まことにありがとうございます。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) 選定ほうをまたよろしくお願いいたします。  次に、子どもたちとどまっいただけるということになれば、は他地域から多く方、特に優秀な方、若い方にたくさん来いただけるような事業にも取り組んでいただきたいと思っおります。  今回12月補正予算中には、地域おこし協力隊事業ほうも入っおります。地域おこし協力隊導入予算中身については、都市住民を受け入れ、地域おこし活動や農林漁業応援、住民生活支援など地域協力活動に従事しもらうものとなっおります。全国38自治体で現在978名登録され活動されおるということで、3年間任期過ぎましも約6割地域に残っ活動しおるということで、よくテレビ等でも拝見しおります。  今回、氷見市においてもこの地域おこし協力隊事業に取り組まれるということであります、人口減少対策等面で、本川市長においてこの事業に期待するところについてお考えをお聞かせください。 ○議長(嶋田茂君) 本川市長。 ◎市長(本川祐治郎君) ありがとうございます。  お隣七尾市さんや南砺市さんほうで地域おこし協力隊方々大変活躍をしいらっしゃる様子を見おりました。氷見市でもいよいよ来年からこのことに取り組んでいきたいと思っています。  今阿字野議員お話にありましたように、今日本に約,000名いらっしゃっ、安倍政権ではこれを3倍にする。すなわち地方創生中で財源も地方に供給をしいく、それらを形にしいく人員も隅々まで、毛細血管に送っいきますよということです。さらに、今月発表になった新しい方針では、この3年間任期を終えた地域おこし協力隊員起業するときの100万円も助成しますという政策発表されました。ですから、今現在内閣真剣にこのことをやっくださっているということにまずは感謝をしたいと思います。  一番多い地域では、十日町市が19名もこういう若者を受け入れています。氷見でも今3名ずつ、9名ほど3年間で増やしいきたいという今内々提案を受けおります、来年3名様子を見、行けると思ったらこの限りにあらず、しっかりと地域に配置をしいきたいと思っています。  なお、昨日ふれあいトーク、八代地域でした、このお話をしましアンケートを見たところ、半分ぐらい地域おこし協力隊に期待していますと書いいらっしゃいました。ですから、ぜひこの御期待に応えいきたいと思っています。  ただ、私もまちづくり一応専門ですから、こういう制度功罪を見きました。1つは、上限200万円で来いただく若者たちですので、3年間たっそこで自分たちで自活しているスキルを身につけなければ、いわゆるワーキングプアになるわけです。ですから、優秀な人に来いただい、なおかつ自分で自立できるようにお育てする、そういうコンサルティング機会を提供したいと思っています。  このことにおいては、今年講話に来いただいた九州津屋崎津屋崎千軒というところでやっているプロジェクト、いろんな補助で来た若者たちに複業(複数業)、福業(幸せな業)で地域で業を起こしいくという手わざ方法を伝えていますので、こういうノウハウでしっかりとやっいきたいと思っています。  2つ目は、地域方々御理解なんです。きょうみたいに雪降ったから雪すかしし、そこ雨どい、ちょっと戸をたたい、こういうふうな仕事をどんどん押しつけますと、大事な20代、30代今一番伸び盛り人たち田舎に来るわけなので、自分人生何だったんだろうと悩まれやめられたり、やはり精神的な病気になられたり、3年間何かよくわからなかったということ伝えられています。  ですから、地域方々本当に地域コミュニティビジネスを起こす、そのためアドバイザーとして毎日会議をしましょうよとか、毎日いろんなところへ行っ、そして実際現場でいろんなことをつくっいくというふうな双方にとって幸せになれるような制度設計大事だと思っています。  ここについては幾つも失敗事例を見きた。私もそうですし、去年から採用したNPO職員もわかっおりますので、氷見市においては地域おこし協力隊いいモデルを日本に提示できるんじゃないかと思っています。来年3名です、何とかお認めいただきまし、しっかりと形に制度にならせください。よろしくお願いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) どうもありがとうございました。  次に移りたいと思います。第2は、都市計画道路氷見伏木線についてであります。  氷見伏木線は、窪地内中仙道から西條中学校近くで国道45号に合流する延長,200メートル都市計画道路として、平成2年9月に平成2年11月から平成9年3月を事業施行期間として県認可を受けた事業であります。その後、用地買収進まず、平成8年には平成22年3月まで3年間延長、平成22年には平成25年3月までさらに3年間延長、そして平成25年には平成28年3月までもうさらに3年間延長と、合計3回延長なされきました。現在ところ、あと年3カ月余りで完成予定となっおります、現在進捗状況を見ると完成を心配する声も聞こえきます。  これまで私は建設消防委員会などで、この都市計画道路は単なる通勤通学用道路というだけではなく、津波など災害際には私たち命を守る大切な道路であると、早期整備必要性を訴えまいりました。  都市計画道路氷見伏木線工事進捗状況と今後開通予定について、福嶋建設農林水産部長にお尋ねいたします。 ○議長(嶋田茂君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) 都市計画道路氷見伏木線についてお答えいたします。  議員御説明内容と重複いたします、都市計画道路氷見伏木線は昭和5年に都市計画決定を受けた道路で、伊勢大町2丁目地内一般県道氷見停車場線から柳田地内西條中学校付近国道45号まで延長3,740メートル都市計画道路であります。このうち窪地内市道中仙道線からさき国道45号まで,200メートル区間について、平成2年度に事業認可を受け整備を始めたものであります。  まず事業進捗状況についあります、議員御指摘とおり、当初は平成9年度完成予定でありました。しかし、用地買収対象者が106人、物件補償対象者も44人と関係地権者多数おられ、契約に多く時間を費やしたこと、また、それらを予算化するにも、一度に全員とはいかず分割することも必要です。そのことから、予定どおり完成には至りませんでした。その後、何度か変更認可を受け鋭意事業に取り組んだところ、平成25年度末までに全て用地補償契約完了いたしました。今年度から集中的に工事を行っているところでありまし、この後は事業速やかな前進見込まれるところであります。  次に、開通予定について申し上げます。  来年3月末までには、国道45号から西條中学校正門まで完成させる予定になっおります。残り区間につきましは、平成27年、28年で完成を目指しているところであります。引き続き御協力をお願いいたします。  以上です。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) 西條中学校側については予定どおり完成できるということです、残り区間については平成27年、28年ということで、9カ月程度延びる予定になるではないかというお答えだったと思います。ここまで整備ほう進んでおりますものですから、最後までしっかりと完成まで頑張っいただければと思っおります。  この都市計画道路氷見伏木線開通時につきましは、今、窪地内市道中仙道、駅から真っすぐ来まし90度窪地内で曲がっている箇所があります、そこところ起点交差点になっきます。その交差点で交通事故を心配する声聞こえまいります。  開通時には氷見駅から西條中学校まで道路優先道路となりまし、中仙道側氷見伏木信用金庫西条支店から来る道路については一時停止道路になるということで、こちら側につきましは、スーパーやドラッグストアなど商業施設多数存在することから、この交差点においては右左折多く発生すると考えおります。しっかり見やすい場所に一時停止標識をつけるとともに、必要によってはカーブミラーを検討するなど、地域住民皆さん意見を聞い交通安全対策をしっかりとっいただきたいと考えおります。  都市計画道路氷見伏木線と市道中仙道と交差点安全対策について、福嶋建設農林水産部長にお尋ねいたします。 ○議長(嶋田茂君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) この氷見伏木線と交差いたします中仙道線、またもうあります市道島尾柳田線という細い道路ございます。この氷見伏木線は3.5メートル歩道両側に設けられおります。一旦停止後左右見通しについては問題ないと思っおります、実際利用される住民方々、さらには公安委員会とも十分協議し、安全な道路、交差点となるよう努めまいります。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) どうもありがとうございました。しっかり対応ほうをよろしくお願いいたします。  次に移ります。第3は、橋梁や防護柵老朽化対策についてです。  日本全国道路延長は約20万キロメートルあり、道路橋は約7万橋、トンネルは約万カ所となっおり、近年、その老朽化対策全国的な課題となっています。  そのうち市町村管轄は、道路では84%、道路橋では53%、トンネルでは24%となっおり、特に道路橋については960年代から70年代にかけて全国で毎年約万橋建設され、0年後には建設後50年を経過する道路橋割合は4割を超えくること予想されおります。そして、その老朽化対策全国的な課題となっおります。  現在、氷見市管轄する橋梁は344橋あるとお聞きしました、その老朽化対策はどうなっているのでしょうか。  また、氷見市には多く河川があり、宇波川、上庄川、湊川、仏生寺川など下流では河川堤防など道路となっている箇所多く見られ、これら道路防護柵老朽化対策とあわせ福嶋建設農林水産部長にお考えと対策についてお伺いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) 橋梁や防護柵等老朽化対策についてお答えいたします。  現在、市道橋、市道にかかっている橋として市管理している橋梁は、議員御説明とおり、市内に344橋あります。これらはやはり高度経済成長期ごろに整備されたもの多く、築造後50年以上経過する橋72橋あり、全体%を占めおります。0年後にはその数が154橋となり、割合は45%と大幅に増加しまいります。  これら橋梁を適切に管理しいくためには、定期的な点検と効率的な補修必要となっまいります。  氷見市におきましては、平成22年度から23年度にかけて全て橋梁において点検を行い、その結果を踏まえた長寿命化修繕計画を作成し、平成24年度から順次補修を行っおります。  さらに、国土交通省では平成25年度をメンテナンス元年と位置づけ、今年度には橋梁やトンネルなど道路構造物定期点検を義務づける省令を施行しおります。これを受け市としても、全て橋梁やトンネル等について5年に一度点検を行うこととしおります。  また、防護柵老朽化対策でございますけれども、日ごろ道路パトロールまたは住民皆様から通報をいただくなどし、修繕必要な箇所を把握し、修繕や更新等を行っおります。  ただし、人口減少社会において公金投入については一つ一つ選択と集中を行わなければならない時代に入っおります。そのため、地域にお住まい皆様方により近いところでその御判断と自己決定できる仕組みづくりを進めまいりたいと考えおります。今後さまざまな御相談にお伺いすることもあるかと存じます、どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) ありがとうございます。  橋梁老朽化対策について再質問させいただきます。  薮田地区にある垂姫橋、60号線を一個入った神社奥にある橋なんですけれども、昭和11年に建築され、建築後77年経過しおります。橋梁裏側を見ると塩害もあり、大変老朽化進んでおって、見た感じぼろぼろ印象を受ける橋であります、老朽化ため、通行できるは2トン以内と規制かかっおり、現状、橋安全対策として鉄パイプ防護柵置かれた状態ままでございます。  この橋について、現在、安全上課題があると考えおります、具体的に老朽化対策をどうしていくか福嶋建設農林水産部長にお考えをお伺いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) 御質問垂姫橋でございます、昭和11年に垂姫川横断橋として架設された旧国道橋梁、延長9.メートル、幅員4.0メートル鉄筋コンクリート橋でございます。築造から77年経過しおり、海岸から近いという環境あり、議員おっしゃるとおり劣化進んでおります。  住民皆様には大変御迷惑をおかけしおります、現在、2トン重量制限により御利用しいただいおります。  これまで調査結果、現在垂姫橋を補修するには多額費用必要となります。しかし、橋すぐ下流には国道60号立派な橋もございます。周辺環境や利用状況を踏まえ、垂姫橋あり方については地元皆様と今後十分話し合っまいりたいと考えおります。  以上です。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) しっかりと住民方と意見交換をしいただきたいと思っおります。  老朽化対策で、今、橋観察といいますか点検ほうを5年に一度されているということをお伺いしおります。築50年を経過した橋も、70年を経過した橋も、全く新しい新築橋も5年間に回点検ということであろうと思いますので、これは少し経過年数によりまして、また老朽化程度によりまして、古い橋、また老朽化進んだ橋については2年とか年とか毎年点検するとか、そういったメリハリをつけた点検方法をとられはどうかと思っています、その点について福嶋建設農林水産部長にお考えをお伺いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) 先ほど申しました。国土交通省省令では5年に一度義務づけとなっおります、議員おっしゃるとおり、古い橋等につきましは細かな点検も必要かと考えおります。  以上です。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) ぜひともきめ細かな対応をお願いいたします。  次に、防護柵についでございます。  窪地内仏生寺川右岸道路防護柵については、建設後30年以上たっおり、さびつき非常に目立っ、実際事故際には防護柵として役割果たさないと考えおります。昨日も高岡市において自動車河川転落事故があり、死亡者出たとニュースも聞きました。いざ事故というときであれば大きな事故につながるものですから、仏生寺川右岸も含めまし、防護柵老朽化対策について具体的に対策お考えをお聞かせいただけたらと思います。福嶋建設農林水産部長、お願いいたします。 ○議長(嶋田茂君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) 防護柵等老朽化対策につきましは、先ほども述べたとおりでございます。仏生寺川右岸防護柵につきましも、確かに築後30年ということで劣化も老化も進んでおります。ここにつきましは、先ほど申しましたパトロールとかそういう住民皆様から通報により、壊れたところは修繕するというふうな対応をとらせいただきたいと考えおります。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) 壊れたところということであります、少し防護的なところ、壊れたときではもう事故起きたときとほぼ一致すると思いますので、ぜひ安全対策上しっかりと現状を把握し、本当に防護柵として、また交通事故安全役割を果たしているのか、しっかり確認ほうをしいただきたいと思っおります。  次に移ります。第4番目については、空き家情報バンクについてです。  人口減少時代に伴い、日本全国で空き家増加社会問題となっています。富山県においても47万9,000戸空き家となっおり、空き家率は2.8%と5年前より0.3ポイント増加しました。  そうした中、氷見市では、定年等を契機に都会から田舎に移り住む方や、自然豊かな田舎で暮らしみたいと考える市外在住者方に、過疎化や少子高齢化による氷見市内で増加している空き家を紹介し定住しもらうことにより、定住人口増加及び空き家有効活用を図ることを目的に、平成8年度から空き家楮報バンクを導入し、空き家情報を広く発信しています。  氷見市ホームページを見みると、売却5件、賃貸2件合計7件物件情報掲載されおり、内訳は氷見市市街地3件、郊外4件となっおり、物件件数で見ると物足りない印象を受けます。  空き家情報バンク利用状況と今後課題について、高橋企画振興部長にお尋ねいたします。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) 空き家情報バンクについて御質問にお答えいたしたいと思います。  この制度は、空き家所有者から登録しいただいた物件情報につきまし、市外から氷見市ほうへ移住を希望される、そういった方にぜひ空き家を利用し定住、移住を図りたいということで、この両者マッチングを図るものでございます。  空き家を有効活用しながら、新たな移住者、定住者を氷見に呼び込むというか来いただけるということで、地域活性化、そうした課題解決に役立つものと考えおります。  市といたしましは、こういった制度利用促進を図るために、この物件購入あるいはリフォームに対しても費用一部助成をさせいただいおります。かかる費用2分の、50万円を限度として助成をしおります。  また、賃貸で入られる方に対しても、家賃2分の、2万円を上限に、これを2年間助成をさせいただいおります。本市に定住しいただいた方生活一助となるように、こういった支援制度を設けおります。  これまで空き家情報バンクを利用し転入しいただいた実績でございます、通算で物件登録をしいただいた方、これは平成8年度からスタートしおりまして1件ございました。そのうち32件契約成立に結びつきました。
     年度別に申し上げますと、平成8年度には5人9年度は2人、20年度は7人、2年度は3人、22年度8人、23年度は4人、24年度6人、25年度8人、そしてまた、今年度も既に大都市圏などから5組2名方に本市に移住をしいただいおります。合計でこの空き家情報バンクを利用され75名主に首都圏などから氷見市ほうに移住をしいただいたわけであります。  また、移住者年代別構成でございますけども、60代以上全体25%、約4分のを占めおります、次いで30代が17%、そして40代が16%、50代が13%という順になっおります。  先ほどもちょっと触れました、氷見へ入る以前どこに住んでおられたかということでは、東京、埼玉など首都圏、また石川、愛知、また富山県内、そういったところ方々大半を占めおります。  そして、氷見へ来られた理由といたしましは、「定年などを契機に自然豊かな田舎で暮らしみたい」、また「海そばで暮らしみたかった」「古民家に住みたい」、そういった希望傾向としてあらわれおります。  今後課題といたしましは、今ほど議員ほうからもございました、登録物件かなり少なくなっているということ大きな問題としてございます。また、この登録物件多く、やはり入居に当たっては修繕必要になります。とりわけ郊外物件についてはやや大規模な修繕必要になるというケースもございます。  そういった中で、この空き家情報バンクを利用すれば実に低価格で住居得られるという意味ちょっと誤った認識もございますので、その辺は実際にかかる金銭的な負担というものにギャップ生じないように、きちんと御説明をしいく必要もあると思っおります。  こういった空き家をいかに多く利用しいただくかということで、現在実施しおります先ほど購入制度、家賃補助制度に加えましも、この人口減少対策中でさらに拡充をしいく必要もあるのではないかということで、トータルで考えいく必要があると思っおります。  また、ホームページ上で見せ方、物件情報ばかり中心に出すではなく、氷見へ来ればどんなライフスタイル、生活送れるかといったことわかりやすく伝わるような、まずは氷見へ来たいと思わせるような情報発信必要であるというふうに思っおります。  空き家というものはやはり地域における大切な資産でもあると考えおりますので、効果的な利用策についてしっかりと検討を進めまいりまし、空き家を活用した定住推進に努めいきたいというふうに思っおります。  以上です。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) どうもありがとうございました。  空き家情報バンクについてなんですけれども、先日日経新聞一面に空き家情報バンク先進事例記事おりまし、こちら記事を読みますと、大分県豊後高田市においては空き家情報バンクを含めて100項目を超える移住支援策を整備しおり、その00項目支援中で、8年間で300人以上市外から入居、転入されたそうでございます。その結果、人口2万3,500人今年8、9月には微増に転じたということで、実際にこの豊後高田市ホームページを見みますと、空き家バンクほうも見おったんです、物件情報60件も載っおりまし、非常に充実しおる印象を受けました。また、空き家情報バンク以外情報も非常に充実しおりまし、新聞等によりますと、この空き家情報バンクに空き家を紹介した人には2万円紹介金も払っ物件情報を集めおるという記事も載っおりました。  氷見市においても空き家情報収集ため、2万円というは大変高価な金額かなと思っ読んでおったんですけれども、報奨金、また商品券等を検討しはどうだろうかと思ったわけであります高橋企画振興部長にお考えをお尋ねいたします。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) 御紹介をいただきました豊後高田市事例につきましは、御紹介をいただきました後、ホームページなども確認をさせいただきました。確かに、私どもと同じ8年間で、実際に私ども75人に比べ4倍実績を上げおられるということで、そちら結果を出しているというその効果どこにあるのかということ、やはり今ほど御案内をいただいた情報を提供され、契約成立したときにそういう報償金を空き家出し手ほうにも渡すという制度、確かに私どもなかなか空き家情報入っこない部分ございますので、そこについてもやはり効果的な部分があると思われますので、大いに検討させいただく必要があると思っおります。  一方、このほどです、民間事業者方やいろんな行政書士、司法書士方も含め、氷見市といたしましも空き家活用促進協議会というものをつくらせいただきました。また、宅建協会方々とは空き家情報について情報共有を図りましょうということで、もちろん所有者同意を得た上でございます、そういったことも進めまいりますので、今後、空き家一層流通促進を図っいきたいというふうに思っおります。  以上です。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) ぜひとも先進地事例を参考にし、空き家情報バンクも活用すれば大きな武器になると思いますので、ぜひとも活用ほうを進めいただきたいと考えおります。  第5番目につきましは、春中ハンドクラウドファンディング活用についてでございます。  春全国中学生ハンドボール選手権大会は、中学生憧れるハンドボール競技拠点を形成し、スポーツ振興と地域再生に寄与することを目的として、平成7年度から0年間予定で開催し、今年度は第0回記念大会を開催することとなっています。  残念ながら、第6回大会は東日本大震災影響で中止となったものの、これまで出場チーム同士や地域サポーター交流、地域活性化に大きな役割を果たしきました。  2020年に東京オリンピック・パラリンピック開催決定したことで、ハンドボール日本代表出場現実ものとなり、現在中学生も将来オリンピック選手を目指すことできる状況となりました。  平成26年7月春中ハンド実行委員会役員会にて、東京オリンピック・パラリンピックに向けた競技裾野拡大と当該世代競技力向上ため、5年間継続開催を決定いたしました。  継続開催に当たり、経費削減などで大会運営費を2,300万円とし、県内市町村では初めてクラウドファンディングを活用し全国に寄附を呼びかけることとしました。  クラウドファンディングとは、不特定多数通常インターネット経由で他人々や組織に財源提供や協力などを行うことを指します。群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語です。資金提供者に対する見返り形態によって金銭的リターンない「寄附型」、金銭的リターン伴う「投資型」、プロジェクト提供する何らかの権利や物品を購入することで支援を行う「購入型」に区別されます。  具体的には、氷見市では今年12月日から来年1月末まで2カ月間、5年間継続開催にかかる運営費を賄うため、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」で目標金額,000万円寄附募集を始めると説明を受けました。  事業目的を絞ったふるさと納税という新しい手法活用となっおり、これら取り組みについて高橋企画振興部長に現在状況、そして今後見通しについてお尋ねいたします。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) 春中ハンド運営費クラウドファンディング活用ということでお答えをいたしたいと思います。  今ほど議員ほうから、この制度について御紹介をいただきました。氷見市ではこの制度を県内では初めてというふうに理解をしおります、導入をさせいただきまし、春全国中学生ハンドボール選手権大会、第11回目以降継続開催に充てる運営資金ということで、この12月日から来年1月にかけて、2カ月間ということではあります、広く全国から御寄附を募り、全国ハンドボーラー方々をはじめ、この趣旨に御賛同しいただける不特定多数方々から資金提供を募っているところでございます。  より多く方々から御賛同いただくということから、カ月に約65万人利用されるこのインターネットサイト「ふるさとチョイス」を利用させいただき、PRを行っおります。  このほかにも、これまで日本経済新聞夕刊、あるいは雑誌「月刊ハンドボール」ほうにも広告を掲載させいただきました。また、春全国中学生ハンドボール選手権大会にこれまで歴代出場しいただいた学校へも協力依頼などもさせいただいおります。  今月日から寄附金募集を開始したばかりであります、ちょうど週間経過した、先ほど正午現在情報を見まいりました、既に35件、72万32御厚志をいただいおります。  また、早速、中学校時代に氷見でハンドボールをやっおられたという東京在住方からは、ふるさとへ熱い思いをつづったメッセージを添えまし御厚志もいただいおります。こうした都市とふるさとと交流とれる状況になりつつあると思っおります。  今後も東京氷見会方々や近畿氷見同郷会皆様、また全国各地で活躍しおられる氷見にゆかり深い方々に、この趣旨伝わり共感生まれることを願っているところでございます。  特にこれから年末年始を迎えますので、氷見に帰っこられる方々には、ぜひあらゆる機会を捉えこの事業趣旨についてPRを図るとともに、広く御寄附を賜れないかということも呼びかけまいりたいと思っおります。  なお、これはふるさと納税一環ということでございますので、確定申告をされれば税控除対象になります。詳細につきましは、市ホームページあるいは市総合政策課ほうにお問い合わせをいただければと思っおります。  どうか議員皆様をはじめ市民皆様におかれましも、この趣旨を御理解いただき、ぜひお知り合い方にお声かけをいただくなど広めいただければなというふうに願っおります。  いよいよ来年3月は第0回記念大会開催されるわけであります。地元出場チーム悲願日本一はもとより、この大会多く市民皆様に支えられ、「ハンドボール聖地 氷見」らしい応援、そして共感生まれる大会として大いに盛り上げまいりたいと考えおりますので、皆様御支援、御協力をお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) どうもありがとうございました。  このふるさと納税ポータブルサイト「ふるさとチョイス」ホームページを見おったんですけれども、募集終わりました他プロジェクトページを見おりますと、佐賀県におきましては、難病の1型糖尿病研究支援ため,024万円寄附集まっおったりですとか、埼玉県宮代町では自然景勝地トラスト保全地整備費用として939万円寄附全国から集まっおったりですとか、近年ふるさと納税へ関心高まりもあり、大いに可能性がある制度なではないかと考えおります。  氷見市においても、市民会館耐震強度不足問題、また、さき議会でも私質問させいただいた藤子不二雄A先生まんがミュージアム建設、新設にかかわる部分についても、市民から寄附や、またこのクラウドファンディング活用できるではないかと考えおります。  これら制度活用や横展開可能性について、高橋企画振興部長にお考えをお尋ねいたします。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) 今、春中ハンド資金集めということでスタートしたばかりではございます、成功に至ればその成功理由、また若干届かなければ届かなかった理由といろんなものがあると思いますので、そういった振り返りをしっかりとさせいただき、どうすれば共感を得ることできるかという、やはりホームページ見せ方とか写真使われ方とか動画を見せるとかいろんなやり方もあると思いますので、そういったことをぜひ工夫させいただい、今ほど御提案のありましたような氷見市にとって大変大きな事業について、うまくこの制度活用できれば大変有効な財源確保手法になると思われますので、しっかりと検討しいきたいと思います。  ありがとうございます。 ○議長(嶋田茂君) 11番 阿字野忠吉君。 ◆11番(阿字野忠吉君) またしっかり検討ほうもお願いできたらと思っおります。  次にまいります。第6は、無料Wi−Fiスポットについてです。  北陸新幹線金沢まで開業平成27年3月4日に決定し、開業まで残り3カ月余りとなっおります。富山県や県内市町村においても、各自治体観光戦略に知恵を出し合い取り組みを進めおり、多く観光客による経済効果に期待集まっおります。あわせ外国人観光客も今後増加するであろうと考えおります。  官公庁行った外国人旅行者アンケートでは、旅行中に困ったこと回答中で一番多い36.7%、「無料公衆無線LAN環境が整備されおらず不便を感じた」と答えおります。  そうした中、近年、日本においても急速なスマートフォン普及による通信量拡大により、各通信事業者によって、国際的な規格であるWi−Fiによる公衆無線LAN環境の整備進められています。  公衆無線LANとは、飲食店や駅など公共場所で無線でインターネットに接続できるサービスことであり、これらサービス受けられる場所をWi−Fiスポットとも呼ばれています。  これまではノートパソコンを持ち歩い仕事をするビジネスで利用中心でした、スマートフォンやタブレット端末急速に普及したことから、公衆無線LANサービス一般化しおり、今後もさらに拡大すると想定されています。  総務省においても、ICTインフラ中でも、災害に強く地域活性化ツールとしても有効な公衆無線LANに注目しおり、電話回線ふくそうし利用できない災害時においてもインターネットにアクセスしやすく、今後はより一層、情報無線インフラ一つとして重要な役割を担うと考えられています。  山梨県においては、外国人観光客無料で利用できるWi−Fiスポット整備を全県的に推進する「やまなしFree 無線LAN(Wi−Fi)プロジェクト」に取り組んでおり、官民共同でWi−Fiスポットを全県下,000カ所へと拡大することを目指しています。  また、県内においても、射水市射水ケーブルネットワークやauと共同で避難所等270カ所にWi−Fiスポット整備を進めています。  氷見市内において無料Wi−Fiスポット整備状況はどうなっているのでしょうか。また、その一覧を氷見市ホームページで公表したらどうでしょうか。高橋企画振興部長にお考えをお聞きいたします。 ○議長(嶋田茂君) 高橋企画振興部長。 ◎企画振興部長(高橋正明君) 無料Wi−Fiスポット、いわゆる公衆無線LANについでございます、先ほど議員からも御紹介がありました、訪日外国人一番困られる理由というのが、やはり無料でインターネットにつなげる状況にないということ調査結果として出おります。新幹線開業すると、いわゆるインバウンドというはものすごくこれから増えくる。当然、氷見市内においても外国人観光客増えくるというふうに思っおります。  現在、氷見市内におけるこの無料Wi−Fiスポットでございます、公共施設においては道駅ひみや潮風ギャラリー、そして今整備中漁業交流館にも設置をさせいただく予定にいたしおります。また、民間施設でも、銀行やコンビニ、ファミリーレストラン、また市内あいやまガーデンでありますとかセイズ・ファームといった観光施設にも整備されおります。やはり需要大きいということで、最近急速に整備進んでいるというふうに思っおります。  また一方では、これは災害時においても一度に多く情報受発信可能になるということから、電話にかわる有効な通信手段一つになるものとも考えおりますので、こうした無料Wi−Fiスポット整備とあわせまし、使用可能な場所を市民方にしっかりとお伝えしいくこと重要であると思っおります。  議員ほうから御提案いただきました市ホームページ上で紹介、大切なことだと思っおりますので、このWi−Fiスポットと掲載しているホームページとリンクを設けるなど、しっかりと情報提供に努めまいりたいと思います。  また、観光協会ほうで開設をしおります「きときとひみどっとこむ」というサイトもございますので、その施設情報中にもこのWi−Fi情報を追加し、利用される皆様によりわかりやすく、そして便利な氷見市観光受け入れ体制というものをつくっまいりたいと考えおります。よろしくお願いいたします。 ◆11番(阿字野忠吉君) 以上で私質問を終わります。どうもありがとうございました。         ───────────────────────── ○議長(嶋田茂君) お諮りいたします。本日会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋田茂君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもっ延会することに決しました。  明9日日程は、本日続議及び上程全案件に対する質疑を行います。  本日はこれをもっ延会いたします。  午後 3時43分 延会...