氷見市議会 > 2014-09-09 >
平成26年 9月定例会-09月09日-03号

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  1. 氷見市議会 2014-09-09
    平成26年 9月定例会-09月09日-03号


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    平成26年 9月定例会-09月09日-03号平成26年 9月定例会         平成26年9月  氷見市議会定例会会議録(第3号)       ─────────────────────────────              平成26年9月9日(火曜日)         ─────────────────────────                議事日程 (第3号)   第1 市政一般に対する質問並びに議案第63号から議案第75号まで、平成26年度氷見市一般会計補正予算(第2号)ほか12件及び報告第12号から報告第16号まで、地方自治法第180条による専決処分についてほか4件並びに認定第1号から認定第3号まで、平成25年度氷見市一般会計、特別会計歳入歳出決算の認定についてほか2件      (一般質問、議案質疑、委員会付託)   第2 決算特別委員会の設置の件      (委員会付託)         ─────────────────────────                 本日の会議に付した事件 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第63号から議案第75号まで、平成26年度氷見市一般会計補正予算(第2号)ほか12件及び報告第12号から報告第16号まで、地方自治法第180条による専決処分についてほか4件並びに認定第1号から認定第3号まで、平成25年度氷見市一般会計、特別会計歳入歳出決算の認定についてほか2件      (一般質問、議案質疑、委員会付託)  日程第2 決算特別委員会の設置の件      (委員会付託)         ───────────────────────── 出席議員及び欠席議員の氏名   出席議員(18人)
        1番  小清水 勝 則 君      2番  阿字野 忠 吉 君     3番  積 良   岳 君      4番  萩 山 峰 人 君     5番  秋 田 健 一 君      6番  茶 山 秀 雄 君     7番  荻 野 信 悟 君      8番  坂 田 恒 男 君     9番  大 門 茂 男 君     10番  谷 口 貞 夫 君    11番  酒 井 康 也 君     12番  古 門 澄 正 君    13番  澤 田   勇 君     14番  嶋 田   茂 君    15番  島   久 雄 君     16番  久 保 健 三 君    17番  椿 原 俊 夫 君     18番  地 家 太 一 君   欠席議員(0人)         ───────────────────────── 職務のため議場に出席した事務局職員   事務局長  七 分 由紀雄      次長    坂 本 博 之   副主幹   串 田 安 弘      主査    西 島 秀 元         ───────────────────────── 説明のため議場に出席した者の職・氏名   市長    本 川 祐治郎 君    副市長   棚 瀬 佳 明 君   企画振興部長高 橋 正 明 君    総務部長  定 塚 信 敏 君   市民部長  山 口   優 君    建設農林水産部長                            福 嶋 雅 範 君   防災・危機管理監           財務課長  桶 元 勝 範 君         濱 井 博 文 君   会計管理者 宮 本 秀 夫 君    会計課長  尾 矢 英 一 君    教育委員会   委員長   橋 本 昭 雄 君    教育長   前 辻 秋 男 君   教育次長  高 田 長治郎 君    教育次長  加 野 陽 子 君    監査委員   代表監査委員國 本 嘉 隆 君    事務局長  廣 瀬 昌 人 君    選挙管理委員会   委員長   嵩 尾 憲 昭 君    消防機関   消防長   堂 尻   繁 君         ───────────────────────── 午前10時01分 開議 ○議長(島久雄君) これより本日の会議を開きます。  議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。         ───────────────────────── △市政一般に対する質問並びに議案第63号から議案第75号まで及び報告第12号から報告第16号まで並びに認定第1号から認定第3号まで ○議長(島久雄君) 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第63号から議案第75号まで、平成26年度氷見市一般会計補正予算(第2号)ほか12件及び報告第12号から報告第16号まで、地方自治法第180条による専決処分についてほか4件並びに認定第1号から認定第3号まで、平成25年度氷見市一般会計、特別会計歳入歳出決算の認定についてほか2件を一括議題といたします。 △市政一般に対する質問(続き) ○議長(島久雄君) 市政一般に対する質問を継続いたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  6番 茶山秀雄君。  〔6番 茶山秀雄君 登壇〕 ◆6番(茶山秀雄君) 皆さん、おはようございます。開政会の茶山であります。市政一般について質問をいたします。  今年の5月6日に新市庁舎の開庁式が行われてから約4カ月が経過いたしました。大変制約された予算の中、そして完成期日を設定され時間的にも余裕のない中、市民や職員、その他関係者の知恵と英知が結集され、すばらしい庁舎ができ上がりました。  残念だったのは、ここの議場の椅子、机、こういったものを移動式にして、フラットなオープンスペースをつくって、ここを多目的に利用しようという、そういった構想がありました。しかし、なかなか理解が深まらなくて取りやめになったというのは、市民会館が使用禁止になった今、なおさら残念だなと私は思うのであります。  さて、それはそれとして、先月末までに視察等で訪れた方々が1,300人を超え、市民ワークショップなどが行われ、まさしく開かれた市庁舎になりました。この新庁舎ツアー効果が出ていることや職員の丁寧な案内が市民の好評を得ております。今後とも、市民目線の案内、心を込めたおもてなしをお願いいたします。  さて、本川市長が就任してから1年5カ月が経過し、いよいよ市長職が板についてきたと感じます。何より職員の意識改革が進んだこと、市長の市民への挨拶の仕方、丁寧な応対、著名な講師を招いての研修、ワークショップなどが職員へ徐々に浸透してきたと感じます。しかし、一部の職員ですけども、議会棟へわざわざたばこを吸いに来たり、挨拶や応接が不十分な方、また、相変わらず縦割りのお役所仕事の方も残念ながら見受けられます。さらに職員研修を実施していただきたいと思います。  昨日の阿字野議員が佐賀県武雄市の図書館の話を紹介されました。私も樋渡啓祐武雄市長の熱意、行動力に驚きました。武雄市長のよいところは、発想が大胆なこと、仕事にスピード感があること、市民に喜ばれることと感じました。  それでは質問に入ります。  まず、漁業交流施設について企画振興部長にお聞きいたします。  この施設は、前市長がつくっていった基本設計が映像などを中心とした内容であり、施設の維持管理費に毎年数千万円の負担が発生するなどから取りやめ、本物の氷見の漁業、暮らしを展示し、手で触れる、語り合う、食文化を楽しむなど体験型施設に変更されたものでした。現在、実施設計が終了したとのこと。そして、ネーミングの募集、市民から漁具や漁村の暮らしに関する物品の提供を受けるなど着々と準備が進められ、市民に大きな期待を抱かせております。  そこで、次のことについてお聞きいたします。  1つには、現在までの取り組み状況、課題等について。2つには、運営方法、収支見込み、集客方法、PRについて。3つには、具体的な事業内容、展示物等について。  次に、いきいき元気館の施設、設備の改善について市民部長にお聞きいたします。  市民会館の使用が12月で終了することから、その代替施設として、いきいき元気館の使用が増加してくるものと推測されます。既に来年度は、詩吟大会や音楽関係の行事の増加も予定されているようです。逆に、市民会館の使用が禁止されたことにより、活動の拠点を失い、音楽活動を停止するかどうか検討されている団体もあるとお聞きしております。いずれにいたしましても、安全で使いやすい施設が求められております。  そこで、次のことを提案いたします。  1つには、ホールの多目的利用を推進するなどのため、音響施設の改善、あのホールは音が響かないんですね。それからピアノの設置、用具庫の断熱性の向上などについて。  2つには、いきいき元気館の駐車場が不足しているので、身近な広場を駐車場に変更できないでしょうか。住民健診や講演会などでの駐車場不足は頻繁になってきております。また、氷見漁港緑地内や比美乃江公園には軽運動広場が整備されました。運動関係の広場利用はそちらに集約できないでしょうか。運動は芝生広場に囲まれて伸び伸びと行えば気分もさらに爽快になるでしょうし、何より交通安全の面からも検討が必要ではないでしょうか。現在の身近な広場では、トイレのときなど道路を横断しなければならず、危険が隣り合わせであります。  3つには、机、椅子など備品が充足されていないので、行事を行うときなど軽四でいちいち運搬しなければならない状態です。利用者の声を聞き、備品の充足ができないでしょうか。  次に学校給食について。  市内の学校給食は、小学校の単独校方式が湖南、久目、灘浦の3校、中学校は北部、西部、十三、灘浦、西條の5校で、食数は1,520食です。  学校給食センターは昭和54年4月に建設され、築35年経過しております。対象校は朝日丘、比美乃江、宮田、窪、十二町、上庄、明和、速川、海峰の9小学校と南部中学校で、食数は2,303食をつくっています。現在、単独校方式給食センター方式の併用で氷見の小中学校の給食が行われております。  高田教育次長には、現状の課題をどのように認識しているのかお聞きいたします。  教育長には、学校給食のあり方検討委員会を立ち上げると聞いておりますが、氷見市の学校給食についてはこうあるべきなんだという理念をお持ちであればお聞かせ願います。  次に、男女出会い交流について市民部長にお聞きします。  日本創成会議の発表によると、2040年の氷見市の人口は3万725人と推計されております。人口減少は実にさまざまな要因がありますが、私はその中の1つ、男女の出会い、交流の視点から質問をいたします。  市内には独身の男女が多いことに気づかされます。私たちの若いころは、いわゆる適齢期というものが存在しておりまして、近所の世話好きなおばちゃんがお見合いの話などを持ってきたものでありました。また、青年学級活動青少年ホームの活動、青年団活動やサークル活動が活発なこと、職場においてでも、運動会、スキー宿泊、ダンスパーティーなど男女の出会い、交流の機会が多かったと記憶しておりますが、逆に現在、男女の出会い、交流の場が減少しているのではないでしょうか。  このようなとき、市ではどのような取り組みを行っているのでしょうか。南砺市においては「おせっかいさん」を養成し男女の出会い交流の手助けを行っており、一定の成果を上げております。氷見市においても南砺市のよいところを見習って、こういったおせっかいさんを養成し、積極的に出会い交流事業を行ってはどうでしょうか。  また、男女の出会い交流の拠点として、男女出会い・交流館の整備をしていくことはどうでしょうか。男女が気軽に集える、サークル活動ができる、軽スポーツができる、趣味や文化・スポーツ活動、旅行、イベントなどを通じ、男女の出会い、交流活動を促していく拠点となる施設です。御検討をお願いいたします。  次に、議員と建設業との兼業禁止について。  市議会議員は、地方自治法が昭和31年に改正されたとき、92条の2によって、議員は、当該市に対し請負をする者(いわゆる個人経営の方)及びその支配人または主として同一の行為をする法人の無限責任社員、取締役、執行役もしくは監査役もしくはこれらに準ずべき者、支配人及び清算人(こちらは株式会社の役員)たることができないとされているのであります。  さらに、公職選挙法104条により、市議会議員の選挙における当選人で、当該市に対し、地方自治法92条の2に規定する関係を有する者は、当該選挙に関する事務を管理する選挙管理委員会に対し、当選の告知を受けた日から5日以内に同法92条の2に規定する関係を有しなくなった旨の届け出をしないときは、その当選を失うと規定されています。5日以内なんです。5日以内に届け出が必要なのです。  氷見市議会には2名の建設業に関係する議員がいます。議員の身分に関することなので、選挙管理委員長には公職選挙法104条について、総務部長には地方自治法92条の2について、それぞれ条文の内容、精神についてお聞きいたします。  次に、比美乃江公園について建設農林水産部長にお聞きします。  まず、水辺広場について。  平成21年度、22年度事業として、国3,294万円、市79万円、合計3,373万円で整備されました。当初目的は、マリノベーション計画において、池田浜親水護岸には砂浜を造成する予定であったが、養浜が行われなくなったため、かわりに水辺広場に砂浜を造成することになったとお聞きしました。  今年の利用状況を見てみると、利用者がほとんどいない状態でした。水がよどんでおり、泡が浮いているところもあります。入ってみると、水の動きの少ない周辺部の泥は、ヘドロが堆積しているのかぬるぬるしておりました。  このままでは、せっかくの施設が使用されない状態が続きます。子どもたちが楽しく遊べるように施設の改善を検討できないでしょうか。例えば取水、排水の改善、子どもが遊ぶ滑り台や噴水の設置など、子どもが安全に遊べるようにしてはどうでしょうか。  次に管理についてですが、いきいき元気館にある網遊具を比美乃江公園の芝生広場に移設できないでしょうか。屋内仕様なのでそのままでは支障があるでしょうが、基礎などを施し、風雨に耐えるように検討してみてはどうでしょうか。  春中ハンドが、5年間開催が延長されます。昨日、前辻教育長がハンドボールチームキャンプ誘致を検討したいと言っていましたが、ふれスポで行うとふれスポ利用者の練習場所がなくなってしまうんですね。体育館を利用していろんなことをやりたいと思ってでも、実際今使っている人がおられるわけなんです。いきいき元気館の体育館は、もともと観客席つきの総合体育館としてつくったのですから、もとの姿に戻せばよいのです。もともとそのような国費を得て、補助金を得てつくったものであります。  網遊具などを移設すれば、体育館を春中ハンドの試合会場として利用が可能になりますし、何より、屋外で伸び伸びと、海越しの立山連峰を比美乃江公園の芝生広場に設置した網遊具から眺めれば、それは氷見の魅力アップにつながると考えられますが、どうでしょうか。  また、番屋街横の交差点に、交通安全の観点から信号機の設置を地元町内会からも何度も要望を出していますが、いつになったら設置されるのでしょうか。  さらに、遊具広場横クレイ広場、砂の広場なんですね。風の強い日には砂ぼこりが舞い上がりまして、近所の方々が洗濯物を干すのに困っておられますし、観光客も外で飲食をしていたら風がぴゅーと吹いてきて、非常に飲食にも支障が生じております。何か対策を考えておられるのでしょうか。  また、雑草の除草管理が不十分なところが見受けられます。旧パラペットの近くやスキャンの奥のほうです。計画的に除草をしているのでしょうか。地元の協力をお願いするなど管理を十分に行ってください。十分な管理を行うことで比美乃江公園の魅力が高まり、市民及び観光客にも喜ばれる施設になります。  以上で私の一般質問を終わります。 ○議長(島久雄君) 初めに、漁業交流施設について答弁を求めます。  高橋企画振興部長。  〔企画振興部長 高橋正明君 登壇〕 ◎企画振興部長(高橋正明君) おはようございます。  茶山議員の漁業交流施設についての御質問にお答えをいたします。  これまで施設の実施設計と並行いたしまして、6回にわたり旧海鮮館の利活用座談会を開催させていただき、漁師さんや仲買、小売、また水産加工、そして民宿、旅館、観光ボランティアの方々など、さらには議員の皆様にも御参加をいただきました。実に幅広い市民の皆様から、延べ167名の皆様でございますが、多くのアイデア、そして御提案をいただくことができました。心より感謝を申し上げます。このほど実施設計も完了いたしまして、いよいよ10月の工事着手に向け準備を進めているところでございます。  また、8月には施設のネーミング、名称についての募集や、これまで実際に使われてきた本物の漁具または民具の収集活動を市内において行わせていただきましたところ、ネーミングでは287件、また漁具につきましてもこれまで約1,500点もの御提供をいただくことができたところでございます。市民の皆様の温かい御協力に重ねて心より感謝を申し上げますとともに、この施設への関心の高さ、期待というものを改めて感じているところでございます。  この漁業交流施設は、氷見の漁業や漁村文化の伝承、そして魚食、魚を食べることの普及、さらには、さまざまな体験学習などを通しまして人と人のつながりが生まれる、また将来的には、まちづくりにまで発展する地域交流の核となる施設を目指しております。施設に寄せる期待、また果たす役割の大きさから、その施設の運営方法、そしてまた事業内容につきましても、さまざまな角度から検証を行っているところでございます。議員各位の御意見を伺いながら各事業を効果的に展開できますよう、よりよい施設運営のあり方や収支見込みを含む詳細な事業計画について検討を進めております。  主な事業内容といたしましては、定置網や漁具等を配置し、漁村の雰囲気までも楽しむ、そうした演出をした施設づくり、それから先ほども申し上げましたが、魚食の普及、漁村文化に親しんでいただくということから、飲食、物販、また体験事業も展開したいと考えております。  さらには、木造の和船の造船スペース、また海に関するミニ図書館など伝統の技の伝承と、また子どもたちの学習の場としても活用してまいります。  また、広く市民の皆様に交流の場としてお使いいただくことを考えておりまして、水産業関連団体をはじめ、ボランティアの方々、またNPOの団体の皆様など、この施設の運営に携わっていただける市民の皆様と協力してこの施設を盛り上げていければと考えております。
     今後のPR活動といたしましては、まずは来る10月12日に開催される食のイベント、現在の旧の海鮮館周りで行う予定にしておりますが、「ひみ永久グルメ博」、この永久というのはずっとずっと続くという意味の永久でございますが、その会場におきまして、皆様から御応募いただきました漁業交流施設ネーミングの発表を行いたいと思っております。  また、設計者の手塚貴晴氏、それから水産庁の職員でみずから魚食普及のテレビ番組に出演しておられる上田勝彦氏によるトークセッションのほか、市民ボランティアの皆様の企画によるPRイベントもあわせて開催する予定といたしております。  さらには、来年春の開館に向けまして、首都圏や北陸新幹線の沿線などへのキャンペーン活動のほか、インターネットを活用した施設の魅力の情報発信、そしてメディアの方々向けには内覧会を開催するなど、これからのオープニングに向けた積極的なPRに努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(島久雄君) 次に、いきいき元気館の施設、設備の改善について答弁を求めます。  山口市民部長。  〔市民部長 山口 優君 登壇〕 ◎市民部長(山口優君) おはようございます。茶山議員のいきいき元気館の施設、設備の改善についての御質問にお答えいたします。  いきいき元気館は、新設棟の「元気館」と総合体育館の一部を改修した「いきいき館」からなり、全ての市民が生涯を通じて生き生きと暮らせるように、市民の健康を総合的にサポートするとともに、子育て支援と児童の健全育成、さらには、交流とふれあいを創出するという多機能型中核施設として整備されたものであります。  現在、市民会館の利用が制限されていることから、市民会館が利用できない間の代替施設の一つとして、いきいき元気館の3階ホールを充てることとしており、簡単な音楽会等の芸術文化事業を開催できるよう、アップライトピアノを旧仏生寺小学校から移設するための補正予算を今定例会でお願いしているところであります。  しかしながら、いきいき元気館の3階ホールはコンサートの開催などを想定したつくりとはなっていないことから、音響、照明などの設備は本格的な文化ホールと比較して遠く及ばないものと思っております。そのため、音響、照明設備の整備が必要となりますが、代替施設としての利用は暫定的なものであること、いきいき元気館ホールが多目的利用の施設として考えられており、固定された大型の設備により使い勝手が損なわれることが懸念されることなどから、この状況を補うための方策として、現在のところ、音響、照明設備につきましては、外部からの借り上げが適当であると考えております。  なお、ピアノ等の温度管理が必要なものにつきましては、高温とならない場所に保管するなど、適切な管理に努めてまいりたいと考えております。  いきいき元気館の備品につきましては、市民の方々が多様な利用をされることを歓迎するものであり、いきいき館での地域の各種大会等を開催される場合には、数に限りはありますが、元気館にある机、椅子等を御利用いただければと思います。  また、中央の広場、以前は身近な運動広場と呼んでいたものでありますが、この広場につきましては、車の乗り入れが可能となっており、約40台の駐車が可能であります。通常は高齢者のペタンクやゲートボール、子どもの遊び場として有効に利用されておりますが、大きなイベント等が開催されるときには、イベント終了後に広場内の車を全て出すということを条件に開放しておりますので、御利用の際はお申しつけいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(島久雄君) 次に、学校給食についてのうち、給食センターについて答弁を求めます。  前辻教育長。  〔教育長 前辻秋男君 登壇〕 ◎教育長(前辻秋男君) 茶山議員の学校給食についての御質問のうち、給食センターについてお答えいたします。  学校給食の役割は、成長期にある子どもたちに安全・安心でおいしく栄養バランスのとれた食事を提供することにありまして、学校教育活動の一環として給食が実施されているものと認識いたしております。  また、一昨年策定いたしました市の教育振興基本計画においても、食育の推進と学校給食の充実につきまして、正しい食習慣を身につけるための食育指導や学校給食における地産地消の推進などを目指す方向として位置づけいたしております。  この地産地消の取り組みといたしましては、毎月1回「ひみの日」を設けまして、氷見の食材を献立に取り入れておりまして、子どもたちにも大変喜ばれている次第であります。  学校給食センターは、自校方式、自分の学校で給食している学校のことを言いますが、この自校方式の学校とともに、給食を通して氷見市の子どもたちの心身の健全な発達を支えるための大切な施設であります。  このことを踏まえまして、給食センターの運営方法や改修・改築につきましては、あす10日に学校給食のあり方検討委員会を設置し、先進地の視察も行いながら、年間にして約5回程度会議を予定いたしておりますが、さまざまな角度から検討していただくことにいたしております。  教育委員会といたしましては、検討委員会の提言をもとに、給食センターの方向性をこの年度内に決定してまいりたいと考えております。もちろん、その都度議会の皆様にも御意見を聞く機会を設けていきたいと思いますので、その切はよろしくお願いしたいと思っております。  以上です。 ○議長(島久雄君) 次に、学校給食についてのうち、課題について答弁を求めます。  高田教育次長。  〔教育次長 高田長治郎君 登壇〕 ◎教育次長(高田長治郎君) 茶山議員の学校給食についての御質問のうち、課題についてお答えいたします。  市内の学校給食は、学校給食センターで調理した給食を提供するセンター方式と各学校の給食室で調理する自校方式の2つの方法で提供いたしております。  学校給食センターでは、小学校9校と中学校1校を対象にし、児童生徒、教職員合わせて2,300食余りの給食調理を行い、委託した配送業者により各学校へ給食を届けております。  学校給食センターは、議員からもお話がありましたように、昭和54年の開設から35年が経過しており、施設、設備の老朽化によるふぐあいについて、高岡厚生センター氷見支所や安全衛生点検の専門業者からの指導や指摘のあった箇所について、夏休みの期間を利用し修繕を行ったところであります。  一方、市内の小学校では湖南、久目、灘浦の3校が、中学校では南部中学校を除く5校が、それぞれの学校の給食室で自校方式により給食調理を行い提供を行っております。  給食室につきましては、北部中学校は昭和49年、灘浦小学校は昭和50年、湖南小学校は昭和51年に設置されるなど、30年から40年が経過した学校が5校と老朽化が目立つ施設もあります。  また、調理機器などにつきましては、学校給食センター、自校方式とも設備の老朽化などによるふぐあいがないか日ごろから点検を行い、部品の交換を行うなど修繕を行っているのが現状であります。  このような状況において、今後、老朽化による施設、設備のふぐあいの増加が懸念されることから、安全で安心な学校給食を実施するためには計画的な施設整備が必要であると考えております。  以上でございます。 ○議長(島久雄君) 次に、男女出会い交流について答弁を求めます。  山口市民部長。  〔市民部長 山口 優君 登壇〕 ◎市民部長(山口優君) 茶山議員の男女出会い交流についての御質問にお答えいたします。  本市において、人口減少対策、少子化対策の観点から、男女の出会いを創出するための事業は大変重要と考えております。これまでも高岡広域圏事務組合が行うイベントの広報に努めてまいりました。さらには、クリエイトマイタウン事業に出会い・応援交流事業の枠を設け、昨年度も夏の旧海鮮館で行われた約80名が参加する民間団体の婚活イベントに対し助成を行ったところであります。  市では、こうした民間団体等による事業がより効果的に、また活発となるよう期待しており、今後もイベントの広報や助成制度の周知に努めてまいります。  議員御提案の南砺市の取り組みでありますが、23年度の婚活事業の開始から先月までの間に38組のカップルが誕生したとお聞きしております。南砺市でやっておられますおせっかいさんの導入はもとより、独身男女への研修を通じての継続的な支援など参考となる点も多く、他市での取り組み事例を含めて研究してまいりたいと考えております。  なお、人口減少等の課題解決に当たっては、働く場所の確保、居住環境の整備、子育て支援の充実など、さまざまな角度からの総合的なアプローチが必要であります。  市では人口増対策を喫緊の課題と捉え、人口減少対策会議を設置し、早急に取り組むこととしております。  議員御提案の男女の出会いの場の拠点施設の整備や出会い創出のためのソフト事業の実施につきましては、本市の特性等も踏まえ、人口増対策としてどのような方策が最も効果的なのか、この会議で検討してまいりたいと考えております。  以上であります。 ○議長(島久雄君) 次に、議員と建設業との兼業禁止について答弁を求めます。  嵩尾選挙管理委員会委員長。  〔選挙管理委員会委員長 嵩尾憲昭君 登壇〕 ◎選挙管理委員会委員長(嵩尾憲昭君) 御質問についてお答え申し上げます。  御質問のうち公職選挙法104条についてでありますが、御質問の中でもよく御理解していただいていたと思うのでありますが、地方公共団体の議会の議員の選挙において当選人となった方が、地方自治法第92条の2に規定する請負関係を有する場合は、当選の告知を受けた日から5日以内に請負関係を有しなくなった旨の届け出をしないといけない。あくまでも口頭じゃなしに、きちっとした文書で届け出をしないときはその当選を失うと規定してあるものであります。  議員の御質問でありますが、この法が施行されるというか、この法の精神はどこら辺にあるかということでありましたが、公職選挙法の第104条は、地方公共団体の議会の議員が、その地方公共団体と請負関係にある企業等から隔離して、いわゆる企業との関係を絶って公正な職務の執行を期そうとするのがその精神であります。  言わずもがなかもしれませんが、あくまで当選した御本人からの申し出が第一次的なことでありますので、そのことを周知徹底するためには、選挙管理委員会といたしましては、公職選挙法が遵守されるために、立候補予定者の事務説明会等を通じましてそれを周知徹底することを図っていきたいと。今までもやってきましたが、これからもさらにやっていきたいと思っております。  以上であります。 ○議長(島久雄君) 次に、議員と建設業との兼業禁止について答弁を求めます。  定塚総務部長。  〔総務部長 定塚信敏君 登壇〕 ◎総務部長(定塚信敏君) 茶山議員の議員と建設業の兼業禁止についての御質問にお答えいたします。  地方自治法第92条の2では議員の兼業禁止を定めており、議員が当該地方公共団体との間で請負関係に立つことを禁止しようとするものでございます。  なお、請負とは、建設業だけでなく、営業として市に対して物件、労力などを提供することを目的とされる契約、それら全てを含むものでございます。  また、地方自治法第127条第1項では失職及び資格決定を定めており、第92条の2の議員の兼業禁止の規定に該当するときは議員の職を失う、この規定に該当するかどうかは、議会がこれを決定するとされており、これらは議会の専権事項であると思っております。  この2つの規定は地方自治のあり方の根幹にかかわる重要な規定であり、その判断につきましては議会に委ねられているものであり、そういうことを御理解願いたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(島久雄君) 次に、比美乃江公園について答弁を求めます。  福嶋建設農林水産部長。  〔建設農林水産部長 福嶋雅範君 登壇〕 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) 茶山議員の比美乃江公園についての御質問のうち、まず水辺広場についてお答えいたします。  この水辺広場は平成23年度に整備された施設で、完成から3年が経過し、最近、池の底に細かく黒い砂が堆積し、利用者に不快感を与えているものと考えております。  担当課では、状況を十分調査し、発生原因と改善策を検討してまいりたいと考えております。  また、水辺広場を子どもが楽しく遊べる施設になるように工夫してはどうかという御提案でございますが、今後、現状の利用形態を再調査するなどし、御提案の趣旨について検討させていただきたいと考えております。  次に、管理についてお答えいたします。  網遊具の移設についての御提案ですが、比美乃江公園にさらに多くの人が市の内外から訪れていただくための方策の一つとして、こういった類の遊具があってもよいのではないかとの御提案かと思います。今後、公園の利用形態を見極めて検討していく上で、ぜひ参考にさせていただきたいと考えております。  また、ひみ番屋街前のクレイ広場の砂ぼこり対策につきましては、専門業者などに相談するなど、改善方法がないか早急に調査研究してまいりたいと考えております。  ひみ番屋街付近の臨港道路交差点における信号機の設置については、去年より警察署に要望しているところでございますけれども、今のところ設置時期は決まっておりません。引き続き設置を要望してまいりたいと考えております。  除草管理につきましてですが、この公園は現在も整備中であります。工事中の箇所では雑草が目立つところがあります。工事が完了次第、供用開始に合わせ除草を行います。また、今後公園を管理していく上で必要となる除草などについて、可能であれば市民の皆様にも御協力いただくことも含めて検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(島久雄君) 6番 茶山秀雄君。 ◆6番(茶山秀雄君) 今ほど答弁ありがとうございました。  比美乃江公園について再質問いたします。  職員は非常によくやっているなと思っているんですけども、比美乃江公園、非常にきれいになってまいりました。そうすると、余計草が生えている、そういったところが逆に目立つようになってきたわけなんでございますね。特に最近ではスキャンの奥のほうが、これはどうかというほどひどく草が茂っております。こういったところは、片方がきれいになってくると余計目立つものですから、やはり計画的にやっていくべきだと思っております。部長、どうでしょうか。 ○議長(島久雄君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) ありがとうございます。  状況を一々確認しながら、ひどいところについてはこちらのほうでまた除草するなど努めていきたいと考えております。 ○議長(島久雄君) 6番 茶山秀雄君。 ◆6番(茶山秀雄君) 水辺広場なんですが、これは子どもたちの楽園になるように、子どもたちがそこで噴水の中をくぐったり、あるいは滑り台を滑ったりとか、そして砂遊びで泥遊びをしたりとか、本来はそうあるべきなんですよ。でも、現実はそうなっていない。現実をやはりしっかり捉えて、職員の間で、これは検討会をやっていただいてしっかり対策をやっていただきたいと思います。  これは1つお願いをしておきますが、そこで、議員と建設業の兼業禁止について少しお聞きいたしたいと思います。  今ほど選挙管理委員長さんにもわざわざおいでいただきまして、適切なアドバイス、御助言をいただきまして、本当にありがとうございます。  本来なら当たり前のこと、そして市民から疑惑を招かれないように、市議会議員が請負工事とは全く別の、いわゆる隔離をされている、そういったことが必要なわけで、まさしく言わずもがなのお話であったかと思います。  議員の建設業などの請負をする業務を禁止している意義は、私なりに、議員は市の具体的な請負契約の締結に関する議決に賛意をすることにより、直接、間接に事務執行に影響を及ぼす立場にあります。したがって、兼業禁止の規定は議会運営の公正を保証するとともに、事務執行の適正を確保することにあると、私はそういうふうに認識しております。  ここで、一般論なんです。一般論で総務部長にお聞きいたしますが、例えば株式会社をつくって、奥さんを代表取締役にして議員は役職についていないと。一般論ですよ。だけど、実質家へ帰ったら、奥さんといろいろお話をしたり指示を出したり、工事のことを指示を出していると。こういった場合、私は一般論で聞いているんですよ、一般論で答えていただければいいんです。こういった場合は、自治法の92条の2の議員の兼業禁止の精神にこれは反しているんでしょうか、お聞きします。 ○議長(島久雄君) 定塚総務部長。 ◎総務部長(定塚信敏君) まず、議員の配偶者、また子弟が請負をする場合は92条の2には該当しません。しかしながら、今ほどありましたように、議員が実質的な支配力を及ぼし、配偶者や子弟の請負が全く名目というか、実質は議員が請け負っているのと変わらないという場合であれば、本条例の趣旨から極力避けなければならないものだというふうに理解しております。  以上でございます。 ○議長(島久雄君) 6番 茶山秀雄君。 ◆6番(茶山秀雄君) 今度は、株式会社の役員になっておられる方が仮にいたといたしますね。その方の企業が氷見市との契約をどんどんとっておられる。何年もずっととっておられる。そうすると、この金額あるいは内容、そしてその企業に対する、どれだけのウエートを占めているのか、比率、こういったものが92条の2に抵触するかどうか、これはポイントになってまいります。総務部長はこういったことを把握しているのでしょうか、お聞きいたします。 ○議長(島久雄君) 定塚総務部長。 ◎総務部長(定塚信敏君) 例えば25年度、26年度の市の発注の建設工事にかかわる入札参加資格申請というものがあります。この場合、そういうものも提出していただいて、担当課のほうで適正に審査をし受け付けをしております。
     以上でございます。 ○議長(島久雄君) 6番 茶山秀雄君。 ◆6番(茶山秀雄君) 私が独自で調査をした結果、平成22年度、ある企業の市の工事請負額は5,150万6,000円、比率は8.7%。ある企業、2つあるんですけども、大きいほうの企業について。それから23年度は6,932万1,000円、比率は11.2%であります。さらに24年度、桁がちょっとずれているほど多いんですね。今までは1,000万単位だったんですよ。24年度は1億を超えて1億2,006万8,000円、金額が21.3%なんです。  私は、今、公共事業などが、市内の業者、少なくなって奪い合いになってきている。こういったところに、かつて5,000万円程度ほどの事業を請け負っていた企業が今度1億円以上もとるようになった。しかも、ある議員が深く関与しているのではないかと、こういったことをお聞きいたしまして、これでは他の建設業者とこの会社とが公平な土俵で入札ができているのかどうか甚だ疑問に思いますし、法律に違反をしているのではないか非常に疑問に感じるところがあります。  これは議会で決めることだと総務部長が先ほどおっしゃいました。議長さんにはこの辺の趣旨を十分踏まえて、特別委員会の設置など要望していきたいと思っております。  建設農林水産部長にお聞きしますけど、通常業務としてですが、議長に事業の説明に行くことはありますか。いろんな事業があると思いますが、通常業務として建設農林水産部長にそういったことがあるかどうかお聞きいたします。 ○議長(島久雄君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) 一つ一つの工事とかそういうものになりますれば、そのようなことはございません。 ○議長(島久雄君) 6番 茶山秀雄君。 ◆6番(茶山秀雄君) それでは、市の大きな事業あるいは新規事業であるとか目立った事業については議長のところへ説明に行かれるでしょうか、通常、どうでしょうか。 ○議長(島久雄君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) それが例えば予算の関係のものであったり、新たに事業が始まったりするような、特に目玉となるようなものにつきましては、事業の説明に伺うことはあると思います。 ○議長(島久雄君) 6番 茶山秀雄君。 ◆6番(茶山秀雄君) 私たち議員、議長ならず議員も全協の場、それから各会派説明など、当局から微に入り細に入り説明を受けている立場であります。そして、予算を審議し議決をしている立場であります。そういった立場の人が入札に関係しているということは非常に疑いが持たれる行為であるかと私は思っております。  ある議員のことについて調べましたところ、平成18年の7月25日にある会社の代表取締役に重任、重ねてなっている。そして、2年後の20年7月28日にまた代表取締役に重任、重ねてなっている。それから2年後の22年7月23日にさらにまた重任をしている。そして、7月23日に代表取締役に重任をして、その登記が10月13日に登記がなされております。ところが、その2日後に、22年10月15日に辞任をして、そしてこの登記が何と2年5カ月遅れて登記されているんですね。全く不可解なんです。  この登記をされた2年5カ月、25年3月5日というのはどういうときかといいますと、澤田議員が議員の兼業問題について質問をされるという情報が入った日なんですよ。それ前後なんですよ。私は、社会通念上、これは認めがたいことだと思っております。  議会の場でこういったことをしっかりと疑念のないよう晴らすために委員会の設置を申し上げまして、私の一般質問を終わります。 ○議長(島久雄君) 10番 谷口貞夫君。  〔10番 谷口貞夫君 登壇〕 ◆10番(谷口貞夫君) 市政クラブの谷口です。議員として任期最後の議会となります。  私はこれまで、子どもたちの学校給食について何度か質問をしてきました。今議会でも継続し、学校給食について質問をさせていただきます。  第8次氷見市総合計画の中の「「生きる力」をはぐくむ教育の充実」で、食育の推進と学校給食の充実の取り組みを掲げています。  現在、氷見市の学校給食は、給食センターからの配送校は小学校で9校、中学校で1校の10校であります。自校方式は小学校が3校、中学校が5校の8校であります。学校給食は食育の重要な役割を担っております。児童生徒にとって給食をつくってくれる人の顔が見える、児童生徒への指導が行き届くという食育の観点から、学校給食を子どもたちの生きた教材として、より感じやすい学校内調理が重んじられてきているのが今日の流れであります。  また、近年、食物アレルギーの児童生徒の増大であります。アレルギー源が多様化する中、現状の調理施設等の改善策が求められていることから、学校給食について4点教育長に質問いたします。  1つは、学校給食のあり方検討委員会についてであります。  平成25年12月定例会での学校給食、アレルギー対応食と調理場の整備等の質問の答弁で、現在の学校給食センターの老朽化が著しいことから、学校給食施設のあり方を調査検討する委員会を平成26年度に設置したいとする考えを示しましたが、現在の状況はいかがでありましょうか。  2点目は、食物アレルギー対策についてであります。  現在の学校給食施設、給食センター及び自校方式の各調理施設では、食物アレルギーの児童生徒に別メニューなどの対応食は困難であるとの議会答弁でありました。食物アレルギーの児童生徒は、氷見市の小学生で72名、中学生で28名、そのうち激しい急性アレルギー反応を起こす可能性のある児童生徒は3名で、年々増加しているのが今日の状況であります。教育委員会として、食物アレルギーの児童生徒への給食の改善計画を今後どのように検討されているのか伺います。  3点目は、給食の自校方式についてであります。  自校方式による学校給食は、献立づくりや地場農産物の調達においても学校の特色を出すことができること、児童生徒と調理員との身近なふれあいにより給食をつくる人への感謝の気持ちを育て、食べ物の大切さを学ぶことができ、生きた教材となることが立証されてきています。また、食物アレルギーのある児童生徒に対してもきめ細かい対応ができるなど、特に自然災害時等の緊急避難場所は地域ごとの小学校であり、自校の給食施設は拠点対応に極めて重要であり、給食の自校方式を再考すべきと考えますが、教育長の答弁をお願いいたします。  4点目は、調理員の補充計画についてであります。  学校給食、調理業務に従事している調理員の退職がこれから予定される中、また食物アレルギー対策など、新たな調理員の補充をどのように検討されているのか、将来的な計画も含め答弁をお願いいたします。  次に、比美乃江公園の管理についてお聞きいたします。先ほど茶山議員の質問にもありましたが、重複することをお許しください。  氷見漁港環境整備施設が平成23年10月に「比美乃江公園」と命名され、公園、観光、交流の拠点として市民に親しまれています。  比美乃江公園の管理について、以下4点について質問いたします。  第1点目は、多目的広場の管理についてであります。  現在、多目的広場は2カ所ありますが、平成23年度に完成した施設の利活用がなされていません。地域の人たちの利用がないため、施設内は雑草が生い茂り、多目的施設としての姿はありません。芝生広場もところどころ雑草が生い茂るなど、比美乃江公園の管理はどのようにされているのでしょうか。多目的広場が利用されていないのはなぜでしょうか。調査されているのでしょうか。お聞きいたします。  2点目は、水辺広場利活用についてお聞きします。  氷見漁港環境整備施設用地で、市の環境整備事業として平成21年度から着手、親水施設として市民や来訪者が海と直接触れ親しむ施設として、海水を導水する2,000平米の親水施設を整備。これまで台風や冬季波浪時に護岸を越波するなど、県は対策として消波機能を持つ直立護岸整備などの護岸改修工事を進めてきましたが、この消波対策も寄り回り波による災害被害を受け、同時に親水施設も破壊される事態が起こり、改めて護岸の改修工事と親水施設の整備がなされるなど、2度、3度の災害に遭いながら護岸整備がなされて今日に至っております。  多額の予算をかけ整備された水辺広場、人工的につくられた砂浜と海水を導水した水辺広場、海水に親しんでもらうことを期待したのですが、来訪される親子、子どもたちが海水にたわむれる光景がありません。しかも、利用期間は夏場だけと短いこともありまして、この施設が今後どのようにして利用されていくのかお聞きします。  また、市として現在の施設をどのように受けとめているのでしょうか。利用者、子どもたちが望んでいることは何かなど、市としても調査検討すべきと考えるが、いかがでしょうか。  3点目は、公共施設の清掃、管理についてであります。  公共的な附帯施設としての公園内のトイレ清掃のあり方に、市民からの苦情が寄せられています。施設の天井にはクモの巣がいつもあり、故障しても使用禁止が長期間に及ぶなど、委託業者との管理体制のあり方が問われていますが、改善策をどのように検討されているのでしょうか、お伺いいたします。  4点目は、比美乃江公園の未完成区の計画の見通しについてですが、第4工区の計画としてパークゴルフ場ができる、芝生広場が計画されていると聞きますが、完成の見通しはいつになるのでしょうか、お聞きいたします。  次に、水道料金の改定についてお聞きいたします。  本年2月県議会の予算折衝の場で、県は県営西部水道用水供給事業、供給単価のトン当たり5円の引き下げを平成26年4月より実施することを明らかにしました。あわせて、各市への基本水量を2%減量することも同時に公表しました。  受水団体の4市(高岡市、氷見市、小矢部市、射水市)の受水費は、このおかげで年間で1億1,690万円減額されます。氷見市は年間で約4,194万円減額されます。氷見市は上下水道事業運営審議会の答申を受けて、水道料金を給水量1立方メートル当たり一律5円引き下げることを決定しました。  今回の水道料金引き下げと進め方について、以下の質問をいたします。  まず1点目は、上下水道事業運営審議会の役割についてであります。  同審議会は毎年開催されているとお聞きしますが、年何回開催され、どのような議案を審議され、提言などは毎年あるのでしょうか、お伺いいたします。  2点目は、水道料金の値下げと下水道使用料について質問いたします。  県西部の受水団体4市の一般家庭1カ月の水道料金は、高岡市が3,160円、射水市は3,100円、小矢部市3,540円、氷見市は4,340円と県内で一番高い水道料金を支払っているのが氷見市であります。  県は市民の負担を少しでも軽減するために、一律5円の値下げを今年4月より実施しました。氷見市は審議会の答申を受けて、来年、平成27年の1月から一律5円の値下げを行うとしています。県の水道料金の改定時期が予測されていたにもかかわらず4月からの実施にならなかったのはなぜか。9カ月も遅れての実施は市民への理解が得られるものなのでしょうか。  あわせて下水道使用料ですが、今回使用料の改定に踏み切れなかった理由は何か。審議会の判断を尊重したのでしょうか。以上の点について建設農林水産部長より答弁をお願いいたします。  次に、天然記念物の管理について質問いたします。  1年に3度も花を咲かすと言われている長坂不動の大椿、富山県指定の天然記念物が、樹木が枯れて倒木の危険性があり、民家への被害も予測される状況にあります。  天然記念物は文化財保護法第80条に基づき、現状変更をしようとする樹木の伐採等には手続が必要とされています。富山県教育委員会、氷見市教育委員会に管理責任があるものと理解します。倒木の危険性が予測される長坂不動の大椿の対処をどのように検討されているのでしょうか、お聞きいたします。  これから冬場にも向かいます。台風シーズンの時期でもあります。速やかな対応を求めますが、現在はどのような状況なのでしょうか、教育長にお伺いいたします。  最後に、土砂災害の対策についてお聞きいたします。  昨今の異常気象による局地的な豪雨によって想定を超えた自然災害が多発し、氷見市内においても、8月17日、18日の大雨によって斜面の崩壊、土砂崩れ、路肩崩壊の災害が発生しております。  昨年の8月の大雨で発生した、長坂の山の斜面が崩壊し、土砂崩れによって長寿が滝へ行く道路が通行どめとなり1年を経過しております。まず復旧工事の対策がまだ立っておりません。また、中田長坂線の中田地内の斜面崩壊の復旧工事は完了していますが、同じ場所の上部の中田平沢線の市道が、亀裂を起こし道路下部がえぐられ空洞状態となっています。市道は土のうを積んで雨水の流れを防いでいるのが現状であります。道路崩壊の危険性を回避する根本対策がとられていない状況であります。  以上2カ所の災害状況にはそれぞれの違いがあります。長坂の土砂崩れの静止状態を確認するための期間の必要性もわかります。土砂災害に対する今後の復旧工事計画はどのように進められていくのか、建設農林水産部長に答弁をお願いし、私の質問を終わります。 ○議長(島久雄君) 初めに、学校給食について答弁を求めます。  前辻教育長。  〔教育長 前辻秋男君 登壇〕 ◎教育長(前辻秋男君) 谷口議員の学校給食についての御質問のうち、学校給食のあり方検討委員会についてお答えいたします。  先ほどから谷口議員から御指摘の諸課題を解決するために、学校給食のあり方検討委員会を設けることにいたしておりまして、そのメンバーの内容は、学識経験者をはじめ各種団体、保護者、労働関係団体の代表に加え、学校関係者、そして一般公募の公募委員など16人を委員に委嘱しまして、先ほど茶山議員にもお答えしましたように、あす10日に第1回の委員会を立ち上げることにいたしております。  この検討委員会におきましては、学校給食センターの運営方法や施設の改修・改築、加えまして、学校給食における衛生管理の向上について、先進地の視察も行いながら、さまざまな角度から御意見を伺うことにいたしております。  御承知のように、本市の学校給食センターは、昭和54年に開設以来35年が経過いたしております。先般、議会の厚生文教委員会委員の皆様にも視察いただいたところでありますが、施設、設備の両面で老朽化が目立つことから、あり方検討委員会での検討結果をもとに教育委員会としての方向性を年度内に決めたいと思っております。  もちろん、先ほども申し上げましたように、その都度、議会の皆さん方にも御意見を頂戴する機会を設けていきたいと思っております。  次に、食物アレルギー対策についてお答えいたします。  市内小中学校で食物アレルギーがある児童生徒は、先般の議会でも申し上げましたように、さらに児童生徒が増えまして、小学校では92人、中学校で38人、合わせて130人になっております。  食物アレルギー対策といたしましては、給食の原材料を詳細に記入した献立表をもとに、アレルギーを引き起こす原因食品を取り除いて食べるという基本の対策を講じております。これは今までの手法でございますが、これだけでは新たな解決になりませんので、今後、さきのあり方検討委員会で、食物アレルギー対策について、現行のマニュアルの見直しや施設改善など、さらなる改善策を検討していただくことも予定いたしております。  次に、給食の自校方式についてお答えいたします。  現在、小学校では湖南、久目、灘浦の3校と、中学校では北部、西部、十三、灘浦、西條の5校が自校方式により給食を提供いたしております。このうち5校の給食室は30年から40年が経過しておりまして、老朽化が進んでいる状況にございます。  今後、谷口議員からいただいた貴重な御意見も参考にさせていただきながら、学校給食のあり方検討委員会での給食センターの改修・改築についての検討結果を踏まえ、自校方式のあり方についても考えていかなければならないと考えております。  次に、調理員の補充計画についてお答えいたします。  市の定員管理につきましては、氷見市の行革プランである集中改革プランⅡの中において採用の基準が示されております。その中においては、調理員を含む技能労務職員につきましては、原則正規職員の補充は行わないことになっております。  しかしながら、学校の給食についてはしっかりとした安全対策をとった給食を進めなければなりませんので、職員が不足するというわけにはいきません。そのために、今年、昨年と退職により基準配置人数を割り込むことになった際には、嘱託職員を採用・配置しまして、適正な学校給食の提供体制を確保したところでございます。  本市の平成27年度以降の行政改革につきましては、先ごろ行政改革市民懇話会から新たなプランについて提言がなされております。今後は、この提言を踏まえ策定される新たな行政改革プランの採用基準を踏まえながら、学校給食業務に必要な人員の確保に努めてまいります。  以上です。 ○議長(島久雄君) 次に、比美乃江公園の管理について及び水道料金の改定について答弁を求めます。  福嶋建設農林水産部長。  〔建設農林水産部長 福嶋雅範君 登壇〕 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) 谷口議員の比美乃江公園の管理についての御質問のうち、まず多目的広場の管理についてにお答えいたします。  比美乃江公園にある多目的広場の芝生の手入れや雑草の刈り取りなどの管理については、造園業者やシルバー人材センターなどに委託管理を行っております。  委託業者は一定の仕様に基づいての管理を実施しますが、雑草などの状況はその年の気候に左右される面もあるので、管理の頻度はその状況に合わせて対応するよう努めております。市民の皆様に広く使用していただけるよう管理してまいりたいと考えております。  次に、水辺広場の利活用についてにお答えいたします。  活用状況の調査は行っておりませんが、水辺広場は周辺広場でイベントがあるときや夏休み期間などに多く利用されていると思っております。ひみ番屋街を訪れた人が立ち寄っていただいたりもしております。  この水辺広場は完成から3年が経過し、池の底に細かく黒い砂が堆積した結果、利用者に不快感を与えております。現状を十分に調査の上、改善方法を検討し、利用しやすい環境を整えてまいるとともに、どうすれば皆様に広く利用していただけるか検討してまいりたいと考えております。  次に、公共施設の清掃、管理についてにお答えいたします。  比美乃江公園にある2カ所の公共トイレについては、週に5日、1日1回委託業者が清掃を行っております。ひみ番屋街がオープンして以来、比美乃江公園を訪れる人が増え、トイレの利用者も増加している状況にあることから、利用者に気持ちよく利用していただけるよう、トイレの清掃方法について改めて検討し、不十分な点については改善を検討してまいりたいと考えております。  トイレの故障に気づいた場合は、すぐに委託業者から市へ連絡が入り対応しておりますが、トイレ内に市の連絡先を掲示するなどして、利用者からも市へ連絡できるような仕組みを検討してまいります。  次に、比美乃江公園の未完成区の計画の見通しについてにお答えいたします。  比美乃江公園は事業着手以来順調に整備が進み、現在第4工区の整備を残しておりますが、今年度に整備を終え事業完了の予定です。  第4工区では芝生広場の造成を予定しており、パークゴルフの練習もできる計画となっております。施設の使用は、芝の養生期間等を考慮し、平成27年秋ごろの予定としております。  なお、これをもって約20年をかけて整備が行われてきた氷見地区マリノベーション拠点漁港漁村総合整備事業がおおむねの完成を見るわけですが、この10月には、総湯の西側に、お子様向けにはフットサル、高齢者の方向けにはペタンク、ゲートボールなどが楽しめる広場が完成いたします。幅広く市民の皆様の御利用をお願いいたします。  続きまして、水道料金の改定についての御質問のうち、まず上下水道事業運営審議会の役割についてにお答えいたします。  氷見市上下水道事業運営審議会につきましては、上下水道事業の適切かつ合理的な運営と健全な経営を行うための重要事項について審議をいただくため、平成23年4月に設置されたところであります。  審議会は毎年開催しており、会議の開催回数は通常特別な案件のない場合は年2回で、決算、予算及び主要事業についての報告などを行っております。
     今年度は、県企業局との水道用水受給協定の改定があったことから、4月から7月にかけて4回開催し、適正な水道料金及び下水道使用料について検討し、水道料金については1立方メートル当たり3円から5円引き下げる、下水道使用料については据え置く、事業の安定した経営を目指すこと、老朽化した施設・管路の更新には多大な資金を必要とすることを市民へ周知することなどを内容とする答申を7月29日にいただいたところであります。  議員御指摘のとおり、料金を引き下げる場合は、なるべく早く水道利用者の皆様に受水費の引き下げ分を還元できるようにすることが市民サービスの向上に資するものであります。しかしながら、水道は特に重要なライフラインでありますことから、今回の水道料金5円の引き下げをめぐっては、十分な議論と慎重なる経営的判断を要したところであり、平成27年1月からの水道料金の引き下げとなることについて御理解をお願いしたいと存じます。  次に、水道料金の値下げと下水道使用料についての御質問にお答えいたします。  水道料金については、審議会の答申を尊重し、本市の水道料金が県内一高いことや受水費が引き下げられたことを踏まえ、5円引き下げることといたしました。  一方、下水道使用料は今回据え置きとしております。水道事業は企業会計として、下水道事業は特別会計として、それぞれ独立採算制で事業を行っております。  下水道につきまして、収支については、使用料収入のみでは経営がならず、一般会計からの繰り入れによって収支バランスを保っている状況にあり、使用料の引き上げも考慮する必要があると考えております。しかしながら、現行の使用料は県内の他自治体と比べても平均的な水準であること、平成23年度に行った改正が他の自治体と比べても最も新しいことなどから、審議会の答申でも改正は行わないとされております。  以上でございます。 ○議長(島久雄君) 次に、天然記念物の管理について答弁を求めます。  前辻教育長。  〔教育長 前辻秋男君 登壇〕 ◎教育長(前辻秋男君) 谷口議員の天然記念物の管理についての御質問にお答えいたします。  長坂不動の大椿は、高さ約10メートル、幹周り約2メートルの大木でございまして、樹齢は約400年と言われております。この大椿は県の代表的な大椿であることから、昭和40年に県の天然記念物に指定され、これまで地元の皆様を中心に大切に管理されてまいりました。しかし、平成10年の県の調査において、枝枯れ、小枝の先の枯れに加え樹勢の弱りが指摘されまして、平成13年に腐朽部の修繕、毎年の消毒及び栄養剤の添加を行ってまいりました。このような手当てをしてきたにもかかわらず、残念ながらこれらの治療も功を奏さず、平成20年ごろから急激に樹勢が衰え、日本樹木医会富山県支部の指導のもと、平成23年より2カ年計画で樹勢回復に取り組んでまいりましたが、樹勢回復には至りませんでした。本年6月に富山県文化財保護指導員が調査した結果、回復の見込みがないと判断され、先月8月29日の富山県文化財保護審議会において、長坂不動の大椿は指定解除が妥当であるとの答申が出されたわけであります。  今後、市といたしましては、県の指定解除の手続を待ち、12月定例会において伐採に係る費用の予算について提案し、速やかに伐採を行う予定にしておりますが、長年、地元の方々の愛着の中で守られてきたことにも十分な配慮をしたいと考えております。  また、市民の皆様には、この県の指定解除、そして伐採等々について市民広報でお知らせする必要があるかとも思っております。  なお、御指摘いただきました風雪の影響に伴う倒木の危険性につきましては、本年4月に小枝などの危険箇所の剪定を樹木医に依頼いたしまして、危険性の除去に努めてまいっております。伐採までの間、引き続き台風などの影響についても注視しながら安全性の確保を図ってまいります。  以上です。 ○議長(島久雄君) 次に、土砂災害等の対策について答弁を求めます。  福嶋建設農林水産部長。  〔建設農林水産部長 福嶋雅範君 登壇〕 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) 谷口議員の土砂災害等の対策についての御質問にお答えいたします。  平成25年8月中旬から下旬の連続降雨により、長坂地内で地すべりが発生し、市道北山光西寺線と同じく長寿が滝線が被災し通行どめとなりました。  議員御指摘のとおり、既に1年間も通行どめの状態が続いておりますが、地すべり災害であったため、その動きが収束するまで工事に取りかかることができませんでした。  これまでの県によるボーリングや地下水観測などの調査の結果、ようやく先ごろ動きがおさまったと判断し、現在、これらの調査結果をもとに、地すべり機構の解析や対策工法を検討し、災害復旧事業の申請に向けて国や県と事前協議を行っているところであります。この後、国の災害査定を受け、工事費が決定次第、年明けをめどに復旧工事に取りかかりたいと考えております。  なお、現地には通行どめの看板は設置してありますが、来訪者への説明看板の設置がありませんでした。長寿が滝への道路でもありますので、昨日、取り急ぎ看板を設置してまいりました。今後も必要な工夫を重ね、わかりやすいものにしてまいりたいと考えております。  通行どめの期間が長くなり、地区住民や来訪者の皆様には大変御迷惑をおかけしておりますが、御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。  次に、市道中田平沢線についてお答えいたします。  この道路につきましても、昨年8月の豪雨によりこのような状態になったものであり、今年度災害復旧工事が完了した中田長坂線の山側の上部に位置する道路でございます。  現在の道路の状況ですが、現地調査では、路面に若干の亀裂があるものの、路肩部及び法面については安定しているものと考えております。  市としては、昨年この災害の原因となった山側水路の暗渠2カ所を被災後すぐに改修しており、さらに路肩部に土のうを設置し、崩れた斜面へ路面水が流れ出ないように保全対策を講じております。  この路線は地区間を連絡する重要な路線であることから、引き続きパトロールなどにより十分状況を監視し、除雪業務を含め適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(島久雄君) 10番 谷口貞夫君。 ◆10番(谷口貞夫君) 今ほどの御答弁を受けながら、何点かについて再質問をさせていただきます。  まず教育長にお願いいたします。  氷見市の学校給食センターも自校方式も、センターは設備的にも非常に狭くて、新たなアレルギー対策等に関するそういう対策がとれる状況ではないと。また、自校方式においても同様に調理場が狭い、古くなってきていると。両方ともそういう形で、いろんな意味での課題が多い状況であることもわかります。  こういう中にあって、これからの氷見市の学校給食をどうしていくべきかということですけれども、今社会的な流れとして、食育のあり方、見直しが起こっております。今までは生徒がたくさんおって、集中してセンター方式が一つの制度としてつくられてきました。今、全国的にもそうですが、氷見市もそうです。学校の生徒が減少しております。なおさら、こういう中にあって、学校給食、食育のあり方、やっぱり身近に児童生徒が地域との結びつき、そういう食育のあり方を、ここ10年、20年、30年先を見据えた中で、地域もそういうところで協力体制がとれて、地場の食材を提供してくれる、そういう形をつくっていくために検討していただきたいということですけども、教育長のそれなりのお考えはあると思いますけども、教育長の考えはどうでしょうか。 ○議長(島久雄君) 前辻教育長。 ◎教育長(前辻秋男君) 今ほど御提案、どうもありがとうございます。そういうことを私も十分承知しておりますので、このあり方検討委員会で今御提案のあったこと、先ほどから御質問のあったことを含めまして十分検討していく考えでございます。 ○議長(島久雄君) 10番 谷口貞夫君。 ◆10番(谷口貞夫君) 継続して給食問題ですけども、やっぱり子どもたちや生徒に温かいものを、おいしい時間帯に給食がいただける、味も変わりがない、そういうところに重きを置きながら、ぜひ検討して、いい形でのことをやっていただきたいということを強く要請しておきたいと思います。  次に、建設農林水産部長に質問させていただきます。  まず水道料金の改定の件ですけれども、審議会、県のほうでは平成26年度4月に水道料金が改定されますよということはもう事前にわかっているわけなんですよ。にもかかわらず、平成25年度の期間でどういう中身の審議をされているのか。やっぱり審議会としては、新しい26年度においては、県の流れとしては値下げが、過去の値下げを見ると3年ごとに5円ずつ下がっているわけでしょう? 言いましょうか。18年度は85円、平成20年度は75円、平成23年度は70円、そして今回26年度が65円、もう3年置きに下がってきているんですよ。流れを見ればおのずと、25年度の審議会で来年度においては値下げがあるということはある程度、毎年水道事業会計報告なんかでもこういう形で報告書が毎年出ているわけでしょう? こういう中にあって審議されてきているわけですから、値下げについて事前に捉えることができると思うので、そこのほうはされなかったんですか、25年度の値下げについての審議会の中で。どうなんでしょうか。 ○議長(島久雄君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) おっしゃるとおり、県の受水費が下がれば水道料金も下がるのではという考えは当然市民の皆様にあると思います。ただし、水道の会計、企業会計といたしましては、水道管が道路の中にたくさん埋まっておりますけれども、これらの資本が長年の期間によって老朽化もしており、今後それを維持していくための長寿命化の事業も必要となってきております。そこら辺を見極めながら、長期的な会計を見ながら審議していただいておりまして、今後、長寿命化に幾らかかると、ここで下げたらどうなるかとか、そういうことをいろいろ審議していただいた上の今回の値下げとしております。  ただし、4月から受水費が下がっているのはもちろんでございまして、先ほど申しましたけども、少しでも早くそういうことを皆様に還元できるように工夫してまいりたいと考えております。 ○議長(島久雄君) 10番 谷口貞夫君。 ◆10番(谷口貞夫君) 今ほどの部長答弁ですけれども、氷見市はこういうことに対して結論を出していくというか判断をしていくのが遅いんですよ。スピード感がないんです。  といいますのは、西部の4市、高岡市、小矢部市、射水市、氷見市の中で、小矢部市、高岡市は4月1日からもう値下げしているんですよ。射水市は4市の中で水道料金が一番安いです。3,100円ですか。他市では4月1日から実施している。氷見市は審議会を4回持っている。審議会を重ねて重ねて重ねて、結果として引き延ばし、そして実施は来年度の1月から。市民の方から見れば、氷見市はこれは何やと。氷見市は水道料金を減額された分もうけているんじゃないか。実際そうでしょう? 映るのはそうですよ。4,100万円ほど県のそれによって減額されて、氷見市はその分助かるわけですから。9カ月間遅くなったら約3,000万円氷見市が得するんですから。それを早く市民に還元するという考え方、審議会の制度のあり方、このやり方を見直す考えはありますか。お聞きします。 ○議長(島久雄君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) ありがとうございます。  先ほど申しましたが、一日でも早く市民の皆様に受水費の引き下げ分を還元することはもちろん重要なことでありまして、ただし、先ほど申しましたように、やっぱりこれからの経営というものを考えていくことも重要なことであると考えております。そこら辺のバランスをとりながら、一緒のことになりますけれども、一日も早く還元できるよう、そのやり方については工夫の余地はあると考えておりますので、今後検討してまいりたいと考えております。 ○議長(島久雄君) 10番 谷口貞夫君。 ◆10番(谷口貞夫君) 同じような継続質問ですけども、建設農林水産部長にお尋ねしますけれども、審議会の答申では、今後も同じような形で審議会をするようにという、趣旨のことが書かれているわけなんです。これでは私はだめだから、やっぱり値下げされる前年度に中身のある審議会をやって、値下げするものについては来年度の4月1日から実施するようにという、そういう審議会にしていただきたいという私のお願いというか要望ですけども、もう一度お願いします。 ○議長(島久雄君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) ありがとうございます。私が先ほど申しましたのは、議員が今言われたようなことを早いうちに審議して、それを生かしていきたいというものでございます。  ただし、やはりこういう中で審議することは必要なことだと考えておりますので、そのやり方について今後工夫してまいりたいと考えております。 ○議長(島久雄君) 10番 谷口貞夫君。 ◆10番(谷口貞夫君) とにかく、できるだけ市民の皆さんに早く還元できるような形で今後やっていただきたいということを強くお願いしておきます。  引き続いて、比美乃江公園の管理の問題について質問いたします。  特に道路側を挟んで海側の多目的広場、ここにはゲートボール、ペタンクができるコートがあるわけなんです。これが利用されない、そして雑草が生い茂っている。これはなぜこういう状態が起こっているか、担当のほうでその原因というか、利用されないということについて何かお聞きしているでしょうか。 ○議長(島久雄君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) 今御指摘のありました場所につきましては、当初ゲートボール場として整備されたものであります。ただし、世の中の流れと申しましょうか、やっぱりゲームについてはいろいろ流れもございまして、ゲートボールの利用者が最近少なくなったとか、別のプレーが出てきたとか、そういうこともありまして、今のゲートボール場につきましては利用者が少なくなったものと考えておりまして、今後いかに別の利用度を考えるか今担当のほうで考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(島久雄君) 10番 谷口貞夫君。 ◆10番(谷口貞夫君) 同じ比美乃江公園の管理についての質問をさせていただきますが、あそこで地域の人たちがペタンクの競技をしていたわけなんです。ペタンクというのは、こういう鉄の球なんですけども、あそこで競技しておったら球がさびてぼろぼろになって競技場を使用できないような形になってしまったと。それで、あそこでしばらくはちょっと練習なりいろいろやっておったけども、どうしてそういう状況になるのかということも原因がつかめない。だから、私たちはしたいんだけども、球がさびるものでできませんと。そういう状況ですから、もしあそこの新たな管理とかペタンク競技等をしてもらうのであれば、何が原因でそういうことが起こっているのかということも調べて対策を立てて、また地域の皆さんに使用できますよということについて案内なりしていただきたいということをお願いしておきます。  続いて、土砂災害等の対策について質問させていただきます。  今、答弁の中でも、中田平沢線の市道の問題ですけども、下のほうの災害工事は終わっているわけなんですけども、今、ここが新たな形でひび割れしている、さらにまた土砂崩れが起こり得る可能性が十分にある、そういうことについて、せっかく下のほうの土砂災害を工事して完成させたのに、今度は上のほうにそういう危険箇所がある。また土砂崩れが起きれば下のほうの工事が何のためにされたのかという、そういう二次災害も起こり得る可能性がある場所ですので、ぜひそういうことが起きないような対策について御検討をしていただきたいと思いますけれども、答弁をお願いいたします。 ○議長(島久雄君) 福嶋建設農林水産部長。 ◎建設農林水産部長(福嶋雅範君) 先ほど答弁で申しましたが、今のところ路体は安定しているんじゃないかというふうに私らは見ておりますが、今後、パトロール等によって現場を見ながら、少しでも危ないところが出てくれば、当然それば直していくべき事柄でありますので、それについては速やかに道路改良なりそういうものを入れて対応していきたいと考えております。 ○議長(島久雄君) 10番 谷口貞夫君。 ◆10番(谷口貞夫君) 次に、天然記念物の管理について、時間がありますので質問させていただきます。  特に長坂不動の大椿については本当に残念なことであると思います。長坂一帯が観光ルートというか、棚田があり、光西寺、長坂の神社、大イヌグス、いろいろとあると観光の関係でたくさん来られるわけです。だから、できるだけそういうことについて観光の皆さんに、「あら、枯れてしまっている」という残念さもありますけれども、一応そういうことに対する丁寧な案内といいますか、そういうことについての何か看板等々も必要かなと思います。  あわせて、先ほど建設農林水産部長からもお話がありました。長寿が滝の道路が土砂崩れによって寸断されている。そこについても、教育委員会としても、観光の一つとしての長寿が滝に行けないということに関しての案内等もあわせて必要かなと思いますけども、教育長、どうでしょうか。 ○議長(島久雄君) 前辻教育長。 ◎教育長(前辻秋男君) あそこは観光地の一環にもなってございます。特に大椿につきましては、本当に地元の皆さんに愛され親しまれ管理されてきた樹木でございますので、その点につきましては、もちろん所有していらっしゃる方、そして地域の方々とも十分協議して対応してまいりたいと、このように考えております。 ◆10番(谷口貞夫君) 終わります。 ○議長(島久雄君) この際、暫時休憩いたします。  午後 0時03分 休憩         ─────────────────────────  午後 1時30分 再開 ○副議長(古門澄正君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市政一般に対する質問を続けます。  9番 大門茂男君。  〔9番 大門茂男君 登壇〕 ◆9番(大門茂男君) 出鼻をくじかれまして、ややトーンが下がっております。  平成26年度9月定例会におきまして最後の質問者となりましたが、また私自身も今回の議場での質問は最後の機会としたいと考えております。  顧みますと、特に政友会の同僚の皆さんには、これまで市当局が打ち出されてきました政策に対して、本当に市民の皆さんのためになるのかならないのかを判断基準とし、会派内でとことん議論をし、大切な税金が本当に市民の皆さんのために使われるのか、無駄なものは認めないというスタンスで行動をともにし議会活動に取り組んでまいったところでございます。  同僚の皆さんには、またこれまで私を支えていただいた支持者の皆さんには感謝を申し上げながら、政友会の一員として幾つかの質問をいたしたいというふうに存じます。  それでは質問に入ります。  1点目として、本川市長が就任されてから約1年半が経過したところでございますが、その間、本川市長は市民との対話を重視され、市民を巻き込んだワークショップや講演会などを開催されてまいりました。市民との対話によって求められる政策をつくり上げることも大切と感じますが、市長は市政の舵取りであることには間違いない。市長本人がどの分野に力を入れて、どのレベルに引き上げていくのか、明確なビジョンを持っている必要があるところでございます。  これから本川市長のカラーが鮮明に打ち出されていくものと考えておりますが、市長は私たちの氷見市をどこへ導こうとしておられるのか、本市の将来像についてどのように考えておられるのかお尋ねをしたいと思います。  次に第2点目として、新幹線対策についてであります。  北陸新幹線の開業は来年3月14日に決定し、富山県においては、50年、100年に一度のビッグチャンスを最大限に生かすと意気込んでいるところでございます。具体的に、県ではこの秋から、首都圏で富山県を強力に発信するイベントを次から次へと企画されていると聞いております。本市もこの流れをしっかりとつかみ、他の市町村に遅れることのないよう万全を期していただきたいと願っております。  また、本市にとりましては、北陸新幹線と並行して能越自動車道の整備が進み、これまで経験したことのない大交流時代という大きな波に突入しようとしております。観光で身を立てようと頑張ってきた本市にとっては、これからがまさに正念場であります。  そこで、今回の補正で北陸新幹線対策の予算が計上されておりますが、今後はどこをターゲットにして、どのような観光PRを考えているのか。  また、新幹線の沿線から外れている本市にとっては、観光客を呼び込むためにも2次交通の整備が不可欠であります。  そこで、この2次交通の整備計画について現状ではどのようになっているのか、あわせて高橋企画振興部長にお尋ねをいたします。  第3点目は、城端・氷見線の直通化についてであります。  城端線・氷見線の直通化につきましては、来年度の氷見市の重点要望事業にも上げられております。市当局と議会がその実現に向け、県知事をはじめJR西日本など関係機関にお願いしているところと存じております。
     我が政友会もさきの会合で、宮腰衆議院議員をはじめとして、4人の国会議員の皆さんに城端・氷見線の直通化を熱く訴えてきたところでございます。  また、石井県知事におかれましても、8月8日に開かれた市議会議長会との懇談会で、「費用対効果を含め、高岡市など沿線4市が事業推進でまとまれば県もサポートしたい」と発言されたと聞いております。これまでにも増して、高岡市、氷見市、砺波市、南砺市の連携協力が重要になってまいりました。  そこで、城端・氷見線活性化推進協議会をはじめとする沿線4市での話し合いはどこまで進んでいるのか、高橋企画振興部長に答弁をお願いいたします。  第4点目として、旧市役所、旧市民病院の跡地活用について質問を申し上げます。  この問題は、我々政友会をはじめ他の会派からも繰り返し質問がなされており、市民にとって大きな関心事となっております。氷見市ではずっと人口の減少が続いており、さきに日本創政会議が示した人口推計においては、将来的に消滅する可能性が高い896自治体の中に本市が含まれているというショッキングなニュースもありました。経済社会が縮小し地域の活力が失われつつある中、旧市役所と旧市民病院の跡地は活力あるまちづくりの核ともなり得る都市戦略上極めて重要な土地でありますが、残念ながら利用方針も定まらず放置されている状態であります。  このうち旧市役所については、防災、福祉、中心市街地活性化など多角的な観点から検討するため、都市計画やまちづくりに詳しいアドバイザーや、福祉、商工、観光の関係団体、地域の自治会、防災会、子どもの保護者の方々、さらには多くの公募委員などに参加をいただき、氷見市庁舎跡地利用協議会が設置されましたが、議論ばかりで一向に跡地利用策について取りまとめが進んでいないような状況でございます。「議論のための議論ばかりせず、まちの活性化のための方策を早く示してほしい」との切実な声も聞こえてきます。  今回の補正予算で旧市役所の解体整備費用が提案されておりますが、市として何らかの活用策のめどが立ったのでしょうか。  また、既に建物が解体撤去され整地が完了している旧市民病院跡地は、一部が職員駐車場として活用されているだけで、広大な敷地が放置されたままになっている。旧市民病院跡地は約2万平方メートルを有し、能越自動車道氷見インターチェンジに近く、国道160号と415号の双方に面していることから、氷見市においてはまさに貴重とも言える一等地であります。市街地の中でも極めて利便性の高い場所をいつまでも放置しておいていいのでしょうか。このままでは時間ばかりが経過していき、事態は何ら進展せず何の価値も生み出しません。早期に利活用の方針を定めるべきであります。  これらの土地について最大限の利用の可能性を引き出すために、これまでに市当局はどのような検討を進めてこられたのか、その進捗状況と今後の予定について企画振興部長にお伺いいたします。  質問の第5点目でございますが、市民会館は昭和38年の開館以来、半世紀にわたりまして、市の文化芸術の中核的な施設として市民に愛され、市民生活に有形無形のかかわりを持ってまいりましたが、市民会館が利用できなくなる今のような状況に、文化芸術の停滞、鑑賞機会の減少、子どもの成長への影響、地域の活性化など心配する声は少なくありません。  申し上げるまでもなく、文化はいろいろな形で私たちに喜びや感動、やすらぎなど心の豊かさをもたらしてくれます。そして、文化芸術活動の拠点となる市民会館のような文化施設は、将来の創造的なまちづくりや人づくりにおいてとても大きな役割を果たすものと考えます。  今議会には、市民会館が利用できない間、文化活動を停滞させないために代替措置について提案されておりますが、一刻も早く市民会館をどうするのか、現在の市民会館を耐震補強するのか、新築を目指していくのかなどについて方針を出すべきと考えます。  今後、氷見市は厳しい財政運営を求められていくことは理解しておりますけども、少子高齢化、人口減という社会環境の変化の中、これまでのような地域の活動も厳しくなっていくことも承知しているつもりでございます。しかしながら、この中で文化の振興や重要性を考えるとき、空白期間はできるだけつくるべきではなく、速やかに、勇気を持って、私は今年度中と考えますが、市民にわかりやすい判断をしていただきたいと考えております。  そこで、市民会館の耐震化問題について、今後どのような方法でこの課題に取り組んでいくのか、またそのスケジュールはどのように考えているのかについて本川市長にお尋ねをいたします。  最後になりますが、6番目として漁業交流施設についてお尋ねをいたします。  これは通告がしてありますので、項目だけを申し上げたいというふうに思います。  1つは10月に予定されているプレイベントについて、2つには施設の運用について高橋企画振興部長に答弁を求めたいというふうに考えます。  以上で私の質問は終わります。 ○副議長(古門澄正君) 初めに、市長の市政運営について答弁を求めます。  本川市長。  〔市長 本川祐治郎君 登壇〕 ◎市長(本川祐治郎君) 本日初めての答弁の機会をいただきました。大門議員、ありがとうございます。そしてまた、今回が最後の御質問ということでありますけれども、長らく市の職員として、そしてまた議員として御活躍をされました。本当にありがとうございました。  さて、市長の市政運営についての御質問に先にお答えをいたします。  私の市政運営の基本は、氷見の持つ潜在的な能力を適切な都市経営の手法をもって最大限に引き出し、このまちの未来の価値を最大限に高めることであります。  どの分野においてどのレベルを目指すのかというお話でしたが、まちづくりの分野においては四半世紀近く、私はこのことについて大変深い関心を持って、あるいは幼少期から父がまちづくり活動をやっていましたので、高岡の新幹線の誘致の運動や高岡のまちのあり方ということについても、もう5歳、6歳から意識をしてきました。ですから、この人生の大半を、この日本海側に位置する富山県が、呉西地域が、県西部地域がどのように未来価値を高めていけるかということにずっとテーマを持ってさまざまな地域を観察してまいりましたので、このまちの皆様が幸せになり、何か1つのテーマあるいは複数のテーマについて、シビックプライドと言いますけれど、まちへの誇りを皆さんが持っていらっしゃって、そして幸せを感じ合って、お互いの力で磨き合い、オンリーワン、誇れるまちにしていくということにおいては、私の人生ある限り尽くし切れると思っていますし、オンリーワンということで日本一になれると信じています。  1つの目標の期限とすれば、もちろん任期があります。残り3分の2と言われていますが、この4年間の任期が終了する段階でも一つの答えを出したいと思います。  それからその後、2期、3期ともし続けさせていただけるとすれば、今回、日本創成会議が提案した2040年、大体まちづくりは30年かかりますので、四半世紀先2040年の段階で、ああ、さすが氷見のまちづくりはしっかりと結果を出した、こういうことを目指していきたい。さらには約40年先、市制100年のころには、世界の中で、日本の中で氷見市はなくてはならない、こういうモデルを提示した、こういう目標で、4年後、25年後、40年後、あらゆる手を打っていきたいと思っています。そして、そういうコンセプトの議論もしっかりと分けながらやっていきたいと思っています。  行政の職員でいらっしゃったということもありますので、短期的なことについては非常にお得意と拝見します。しかし、民間の中で会社経営をし、いろんな歴史観やさまざまなものを見聞きしてきた私の人生の中においては、待つ経営というのもあります。社会の経営環境状況を見て、あえて空白をつくるということも経営でございます。  今、東北の震災の後あるいはオリンピックの開催を前に、日本国全体で土木の需要が高まり、施工費がどんどん高まっていますね。このときに慌てて物をつくるというのは経営的にはいかがなものかと思います。単年度制で予算を消化してこられた方の御意見なのかもしれないです。ですから、テレビの前で皆さんにはっきりとお伝えをしますが、私はまちづくりにおいて氷見市を必ず誇れるオンリーワンの日本一、限りない日本一へと導いてまいります。ですから時間をください。  1年、2年あるいは半年間で判断をしたことが日本一の結果を生むでしょうか。もっと皆さんが参加をされて、十分な熟議をして、苦労して苦労してつくった結果、例えば10年かかって打った手が10年、20年、30年の果実を生む可能性もあるんです。私は政治家を志してここ数十年、本当に耐えに耐え、我慢に我慢をし、こつこつこつこと勉強してきました。ですから、自信を持って、もう少しロングスパンでこのまちをしっかりと引き上げたい、このことはお約束をしたいと思います。  さあ、今ほどお話をしました、このまちの未来価値を最大限に高めることが仕事であります。そして、もう1つの指標といたしますれば、まちへの誇りをベースにしまして、人口の社会的な増をもたらすということが市長としての通信簿の一つではないかと考えております。  自然減、これは本当にこれから努力をしていきますが、抗しようのない一つの流れです。ヨーロッパやアメリカ、アメリカは違いますが、さまざまな成熟した社会を見ていくと、成熟した人間社会においては人口は減っていくというのが大きな趨勢です。しかし、社会的な増をなし得ている地域というのはあるんですね。景気が下降状況であっても、しっかりと売り上げを出す会社もあるように、ですから、まちの魅力を高めて社会増をもたらしていくということは一つの目標にしたいと思っています。  そのためには、昨日もお話を申し上げましたが、価値観の転換を図っていく必要があります。東京一極集中で右肩上がりで、給料がよければ幸せだという価値観から、住みがいがある、あるいは市政と自分の暮らしが近く、まちの未来を自分の手で決定していくことができる、こういう人生の味わいやダイナミズムを感じられる舞台としての氷見づくり、ここに大きな活路を見出していきたいと思っています。  私の市政運営の方針の一つであります「市民と行政が共につくる未来へ」を言いかえますれば、市民と行政がともに政策をつくることもあります。ともに汗を流してまちをつくることもあります。一人ひとりが氷見で生きる主人公であって、一人ひとりがまちの使い方の専門家であって、何より一人ひとりがまちの未来に責任を持つ成熟した民主主義のモデル都市、これを目指してまいります。  ですから、40年先に日本一の誇れる氷見をつくろうではないか、このことに、今5万1,000人になりましたが、市民の皆様全員に参画をしていただきたいと思っております。  そして、これからは人口が減少し、さまざまな変化があらゆる分野で起きてまいります。きょうも地球温暖化のこと、PM2.5のお話なども議会でしましたが、まさに不確実な時代が到来しておりますので、1人の強力な政治リーダーだけに頼っていては経営の足元をすくわれる可能性があります。ビジョン型リーダーよりは5万1,000人市民全員の英知による経営、これは松下幸之助さんのお言葉ですが、全員が英知を持ち合って、そして運営していく交響曲の指揮者のような役割を果たす市長でありたいと思っております。  例えばですが、今までは、氷見市で言うと、氷見市のまちづくりの事業だけを発表していました。今、氷見市役所にはこの3枚のチラシが飾ってあります。1つは9月16日火曜日に、商工会議所青年部の皆さんが、川越という大変、小江戸川越と言いまして、黒い瓦の家並みを整えた立派なまちづくりの日本一の成功をなした、そこの協議会の委員等をしていらっしゃる可児さんという方をお呼びして講演をされます。これは今まで商工会議所青年部の方だけが聞いていた講演ですけど、今私は市の職員にぜひ聞きに行ってほしいと言っています。漁業交流施設も黒い瓦を守るためのまちづくりが起きる場所です。駅前も今回、式年遷宮記念せんぐう館をつくられた栗生先生による黒い瓦を守っていこうというメッセージを持つ周辺整備になります。そして内閣府のほうから認定を受けました特定地域再生事業も、黒い瓦を守りながら空き家活用していこうという新しい条例をつくるという会議体であります。ぜひ商工会議所青年部の皆さんに学ばせていこうじゃありませんか、こういうことをお伝えしています。  その約10日後、9月27日には、東京大学の副学長でいらっしゃって、日本のユネスコ協会の重鎮でもいらっしゃいます西村幸夫先生をトップとする「西村幸夫町並み塾」というが初めて氷見で行われる。これは今回はアートNPOヒミングさんという方が主催をして、富士宮やきそば学会の会長さんをお呼びになられます。今度、食のキトキトまつりから永久グルメ博という博覧会を起こします。日本一と言われるやきそば学会を持ちPRをしてきたやきそば学会の会長さんにぜひ、どうすれば日本一になれるのか学びに行こうじゃありませんか。市の職員さんあるいは来庁の皆さんにお勧めをしています。  そして、氷見市としますれば、10月2日、やはりこの1週間ほど先に、富山県の県議会議員さんの勉強会で、私が数年前に話をお聞きしました妖怪によるまちおこし、境港市というまんがを生かしたまちづくりで、やはり間違いなく日本一の地域です。こちらの桝田さんという観光協会長がいらっしゃいます。本当に合理的なPR手法で全国への情報発信をされ、職員を鍛え、日本一のまちへと導かれました。  こういうことが3回連続で起きていますよ、こういう情報を編集し、お伝えし、意味づけをし、今職員や地域の皆さんとともに、このまちづくりを楽しんでいこうじゃないか、私たちも40年の期間、30年の期間があれば、必ずそこにたどり着けるよということをお伝えしていっています。そういう見立てができるということについてはどうぞ御安心をいただきたいと思っています。  市民と行政が限りなく近い自己決定ができるまちのありようそのものを、これから氷見の魅力、氷見のモデルにしたいと考えておりまして、ファシリテーションによるまちづくり、皆さんのつぶやきがかたちになるまちづくりということで、今、日本のファシリテーション協会やこういうまちづくりの専門家の間では、氷見市の市庁舎の結果ではなくてプロセス、取り組みから今日に至る流れが評価をされています。現時点で雑誌の取材を5本、寄稿を抱えています。講演の依頼も幾つも来ています。昨日も広島県から元町長さんが、京都から大学の先生が視察に来ていらっしゃいます。  新市庁舎のデザイン検討プロセスはこうしたことを示す一つのよい例ではありましたが、これから、楽しみなことに、来春オープンします漁業交流施設、これも世界的な建築家、手塚貴晴さんと、そしてまたその大学生たちと一緒にこのプロセスからもうまちづくりを始めていますので、ある程度の結果を出せると思います。  そして、市民会館の今後のあり方についても、今回、利用しますか、停止しますかというところを市民に開放している。そして、ソフト事業のあり方についても開放している。改修か新築か、これも市民に公開をしている。このやり方そのものが、恐らく日本では一番情報公開がなされ、市民参加のモデルになるはずです。このことを御理解いただきまして、5年、10年、20年あるいは40年先に、大きな果実をもたらした判断であったと言われるように、ぜひ、責任世代としてのまちづくりを提供し続けていきたいなと思っております。どうぞ御理解いただきますようにお願いを申し上げます。  最後に、この川越や富士宮あるいは境港のように、まちづくりには30年なり20年かかりますが、例えばここ十数年、富山市が森市長さんの誕生を機にまちづくりに大きな成果を上げていらっしゃいます。コンパクトシティーという人口減少時代をしっかりと見据えて、ヨーロッパの路面電車を中心とした成熟したまちづくりのモデルを定点観測され、そして一昨年は、6月にパリで開かれましたOECD(経済協力開発機構)の国際会議において未来モデルも提示していらっしゃいます。あるいは、安倍内閣におきましても、もうこれからの人口減少時代はコンパクトアンドネットワークなんだ、こういうことを提唱されるほどモデルを示していらっしゃいます。  人口30万人、40万人規模のまちでこうしたことが示された。氷見には氷見の生きる道があります。里山、里海に囲まれた氷見市がどのような持続可能な都市モデルを提示していけるのか。今ブランディングの議論の中では、例えばエコラグジュアリー、生物の多様性が非常に多いということと、こういう黒い瓦のまちがあるというコンパクトさや漁村の文化ということを組み合わせていけないだろうかというふうな話も出ております。これは途中の経過ですが、ぜひこういう会議に議員さんであってものぞいてみていただきたいんです。そして、自分は一体何ができるのか、どういうことを市民の皆さんにお伝えできるのか、きょうここにいらっしゃる議員さんあるいはこれから新しい選挙で選ばれる議員さんには、みずからが行動し、まちの皆さんにそのことのプロセスをお伝えし、市民の皆さんとともにこのまちの未来を開くスタイル、人口減少時代の意味ある活動を求めたいと思っています。  最後になりますが、もう1つ、私の市政運営についての方針を申し述べます。それは現場主義です。現場に出ることです。そして、多様な皆さんの声をお聞きして、わずかなお金を十分に使うことです。  きょうも20分間時間があきました。いつも「タイミング・イズ・マネー」と言いますけど、この20分がもったいなくて仕方がありませんでした。ふとひらめいて、後ろのほうの傍聴の方々とお話をさせていただきました。きのうまでの議会の解説をしたり何かヒントをいただけませんかという話をしました。あるいは、きょうのお昼休みにインターネットを見ていますと、鍵山秀三郎さんという経営者の方がこう書いていらっしゃいます。気づく人になるための2つの条件は、1つは微差や僅差をいつも追求し続けること。小さなことですけど、小さなことをもっと深く、1円をもっと大事にできないか、こういうことを追求し続けることだと思います。1秒がもったいない、そういう気持ちで市政に臨んでいます。  もう1つは、人を喜ばせるという気持ちで絶えず物事を行っていくこと。何か自分が人々の幸せに貢献できないか、これがやっぱり商売人の息子として生まれた私のありようなんだと思います。  これからも誠心誠意、皆様のために、氷見の未来のためにこの市長職という本当にやりがいのある仕事を続けさせていただきたいと思います。  御清聴いただきましてありがとうございました。よろしくお願いいたします。 ○副議長(古門澄正君) 次に、新幹線対策について、城端・氷見線の直通化について及び旧市役所と旧市民病院の跡地活用について答弁を求めます。  高橋企画振興部長。  〔企画振興部長 高橋正明君 登壇〕 ◎企画振興部長(高橋正明君) 大門議員の新幹線対策についての御質問のうち、まず観光PRについてお答えをいたします。  来年3月14日の北陸新幹線開業に向け、各地でJRを中心とした誘客キャンペーンが活発化しております。JRは運輸機関であるだけでなく、駅や車内などで大きな情報発信力を持つメディアでもありますことから、本市におきましても、このタイミングを逃さずに積極的な観光PRを展開してまいりたいと思っております。  このため、まずは、今月の25日から29日にかけまして、富山県西部6市が合同でJRの東京駅周辺におきまして大規模な首都圏キャンペーンを実施いたしまして、氷見市の観光情報も発信してまいります。このキャンペーンによりまして氷見市を強く印象づけるとともに、旅行会社による商品化、そしてまたマスコミでの記事掲載を通じまして誘客を図ってまいります。  加えて、口コミでの誘客に欠かせないインターネット上での情報発信というものについても拡充をしていく所存でございます。  また、10月には15日から17日にかけまして、来年秋にJR6社が合同で実施される大型の観光キャンペーン、「日本の美は、北陸にあり」ということで、北陸デスティネーションキャンペーンの開催に向けた全国の旅行業者による宣伝販売促進会議が富山市で開催されます。  この会議におきましては、来年のキャンペーンで取り扱う観光素材が決定をされるということから、今回補正予算にもお願いをしておりますが、富山国際会議場で開催される観光の商談会でJRあるいは旅行会社などに積極的にプレゼンテーションを行いまして、氷見の持つ魅力、海の幸、里山の幸、お酒などを楽しんでいただくブースを設けて、氷見の豊かな食というものを積極的にPRしていきたいと思っています。  また、その後、氷見のほうへ視察体験ツアーにお越しいただくことになっておりますので、網元屋敷での伝統料理あるいは藤子不二雄A先生のまんがキャラクターをめぐっていただくなど、氷見ならではの特別感を味わっていただき、参加いただいた方の脳裏に焼きつくような魅力ある体験を提供していきたいと思っております。  また、新幹線開業に伴いまして宣伝の頻度が増加することが考えられます。今回あわせまして補正予算で氷見市の観光ポスターとパンフレットの一新をお願いしております。  能越自動車道の七尾延伸、また漁業交流施設が来春オープンすることから、そういった新しい情報を盛り込み、氷見市の魅力が端的に伝わるようなデザイン、またウエブとの連動、そして効果的な配布ということで広くアピールをしてまいります。  またこのほかにも、氷見出身の浅野総一郎翁ゆかりの首都圏の都市、またJFEという大変大きな企業もございますが、そういったゆかりの企業に対して氷見のPRを強化して、ぜひ氷見にお越しいただけるような誘客につなげてまいります。  こうした観光PRによりまして、首都圏をはじめ北陸新幹線沿線をメーンのターゲットとして、氷見の認知度、そしてイメージを向上させ、氷見の持つブランド力というものをさらに高めてまいりたいと考えております。  次に、2次交通の整備についてお答えをいたします。  去る8月27日、JR西日本及びJR東日本から正式に北陸新幹線の開業日を平成27年3月14日とする発表がございました。あわせまして1日当たりの運行本数と停車駅の発表がありましたが、東京・富山間を2時間8分で運行する最も速いタイプの「かがやき」につきましては10往復の運行、ただし県内では富山駅のみの停車となっております。  一方、停車タイプの「はくたか」につきましては、長野・金沢間1往復も含めまして合わせて15往復、これらは全て富山県内の新幹線駅に停車することになっております。  また、富山・金沢間を運行するシャトルタイプの「つるぎ」は18往復、これらは新高岡駅に全て停車することとなりました。  しかしながら、最も速いタイプの「かがやき」が新高岡駅に1本も停車しないという残念な発表となりましたけれども、新高岡駅は、県内呉西地区はもとより、能登あるいは飛騨を含めた飛越能地方の玄関口として大変重要な役割があると思っております。引き続き県及び関係自治体と連携をいたしまして、開業日での新高岡駅での停車の実現に向けて強く要望してまいりたいと考えております。  あわせまして、2次交通の整備や観光資源のネットワークづくりを進めて、ともかく新高岡駅をもっと利用していただく取り組みが必要であるとも考えております。  現状のままでは、新幹線を利用していただく方が新高岡駅から氷見線を利用する場合には、どうしても2回の乗りかえが必要になってまいりますので、その方々の利便性を高めるためには、後ほど直通化についても触れさせていただきますが、当面はバスによる2次交通の整備というものも必要であると考えております。  このため、これも今回補正予算でお願いしておりますが、新高岡駅から能越自動車道を利用して直通で氷見に入るバスルート、このバスについては、その後、和倉温泉のほうへも行くようなバスルートでありますが、これを27年の1月から実証運行させていただきたいと思っております。  このバス運行は、氷見市と高岡市、そして七尾市及びバス事業者が共同で運行するものでありまして、1日当たり4往復、1月10日から新幹線の開業前日までは土曜、日曜、祝日のみの運行となりますが、新幹線が開業する3月14日からは毎日の運行とする計画であります。バス料金、運行時間、ルートなど詳細につきましては、今後、実証運行に向けまして関係者と協議をして速やかに決定をしていきたいと思っております。  また、北陸新幹線が開業することによりまして、関西や中京方面からの特急列車が全て金沢駅どまりとなることから、市民の方々、また来訪者の利便性を図る上で、金沢駅と氷見とを結ぶアクセスの確保が重要であると思っております。このため、氷見・金沢駅間を運行するバス事業につきまして、市民の皆様や大都市圏にお住まいの方々へのアンケート及び市内の観光事業者へのヒアリングによる需要の動向調査を行いまして、その結果を踏まえて、平成27年度からの氷見・金沢間のバスの実証運行に向けても検討を進めてまいりたいと思っております。  北陸新幹線の開業は、言うまでもなく氷見の持つ潜在的な力を発揮する本当にまたとないチャンスでございますので、その開業効果というものを最大限に生かし、地域の発展に結びつくよう、あらゆる手段を検討してまいりたいと考えております。  次に、城端・氷見線の直通化についてお答えをいたします。  城端・氷見線の直通化につきましては、沿線の4市でつくっております法律で定める城端・氷見線活性化推進協議会の中で重要課題として位置づけて取り組んでおります。  また、今年度から地域公共交通網形成計画、こうした新たな計画づくりが必要となってくることから、城端・氷見線の利便性向上につながる車両の改善あるいは更新、また増便、ICカードの導入、そして直通化、この4つを主要なテーマといたしまして、これらを具体的に検討するために、副市長及び実務者レベルの城端・氷見線活性化施策研究会というものを4市が合意の上に新たに設置をし活動を始めております。  この研究会には県の担当課長もオブザーバーとして参加をしていただいておりまして、県と沿線4市の疎通についても十分に図られており、今後、県にこの支援をお願いする際もスムーズに進むものと考えております。  このほか、今年度は城端・氷見線の利用者にニーズや利用意向などのアンケート調査を実施するほか、また直通化による需要がどれだけ見込めるのか、そしてそのための費用がどれぐらいかかるかという費用対便益の分析の精査も行ってまいります。  また、氷見線応援委員会では、直通化の実現に向けた3万人目標の署名活動に取り組んでいただいております。12月中を目途に、この活動で集めた市民の皆様の声を国や県に届けまして要望をさせていただく予定としております。  今後は、直通化を含むこの4つのテーマの実現に向けて、県と沿線4市が一体となりまして、国や関係機関への要望活動が行われていくものと考えております。  また、今年は11月29日及び30日の両日にわたりまして、この氷見市におきまして第2回の終着駅サミットが開催されます。この中でも、城端・氷見線の直通化について重要なテーマでありますので議論をしていきたいと思っております。直通化に向けてこういった場も活用して機運を高めてまいります。  氷見市で開催される終着駅サミットでありますので、ぜひ成功に結びつけるためにも、開催市であります本市はもとより、沿線各市の住民の皆様、そして議員の皆様にぜひ御参加いただきますよう、よろしくお願いしたいと思っております。  次の御質問でございますが、旧市役所、旧市民病院の跡地活用についての御質問にお答えをいたします。  まず旧市役所庁舎につきましては、さきに議会からの御提案もいただいたところであり、庁舎を早期に解体するための予算を今定例会に計上させていただいております。お認めいただければ、10月早々には解体工事の入札、そして契約締結へと進めてまいりたいと考えております。  一方、幸町の旧市民病院の跡地につきましては、議員がおっしゃったとおり、能越自動車道氷見インターチェンジに近く、2つの国道に面しているということで大変交通の便がよい、また市街地の中にあって面積も大きくまとまった土地であります。その活用方法について市民の皆様の関心が大変高いということを十分受けとめております。これらの跡地が市民の貴重な財産であることを踏まえます。また、昨年度、市庁舎跡地利活用協議会でいろいろ御議論いただきました。そうした御議論の結果、本市の将来像というものをきちんと見据えて、そのグランドデザインを策定した後に、個別の跡地についてはその活用法を検討していくという方向性で今進めているところでございます。そのため、今定例会におきましては、グランドデザインの調査検討事業費190万円について予算計上をお願いしているところでございます。  中長期的な視点に立って、これからの人口の動き、それから財政収支がどういうふうに変化していくか、そして公共施設のストックマネジメント、そういったことを幅広く考慮した上で、効率的で持続可能な都市経営を目指す戦略的なまちづくりを行っていくための指針となるグランドデザインをつくっていきたいと思います。  したがいまして、このグランドデザインの検討に当たりましては、本市の社会構造、都市構造に見合った土地利用、都市機能、ネットワークの再検討が必要であると考えております。  今後、市長をトップとする庁内組織としてグランドデザインの調査検討委員会を近く立ち上げ検討を進めてまいります。  この委員会では、市内のアドバイザー、また全国的に活躍をしておられる有識者の方々に御参加をいただき、社会の環境変化、また市内における状況変化を再確認し、きちんと課題を整理した上で進めてまいります。  したがいまして、旧市役所、旧市民病院の具体的な跡地利用につきましては、このグランドデザインを基本に、より多くの市民の皆様が議論に参加いただける場を設けまして、時代環境も考慮して進めてまいりたいと考えております。  なお、旧市民病院跡地につきまして、一部で話題になっているような民間事業者への売却ということにつきましては一切ございませんので、御安心をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○副議長(古門澄正君) 次に、市民会館について答弁を求めます。  本川市長。  〔市長 本川祐治郎君 登壇〕 ◎市長(本川祐治郎君) 続きまして、大門議員の市民会館についての御質問にお答えをしたいと存じます。  昨日の阿字野議員の質問でも答弁をしておりますが、今回の対応につきましては、何より幅広い市民的議論の中でこの市民会館の今日的な意義を再検討して、まちづくりやこれからの文化戦略の中での位置づけを、あるいは広域の中での機能の分担ということも議論したいと思います。南砺市のほうには今日的な野外芸術に特化したものがありましたり、金沢のほうには最新の文化芸術がありましたり、じゃ、高岡はどうなんだ、射水はどうなんだ、こういうことも理解をした上で、機能分担等もわかった上で位置づけを考慮していく必要があると考えております。  それから、何度もお話を申し上げておりますが、市全体のグランドデザイン、40年後あるいは25年後に、本当に皆さんが幸せを感じられるためのグランドデザインの中で、これを1つの家に例えますと、バイオリンを弾いたりみんなが集う居間だったりするんですが、こういうものをどの場所にどう配置をしてどんな機能があるべきか、こういうことを描いた上で判断しなければいけないと思います。もちろん、補修して使うということもとても大事なことだと思いますので、長期的な経営や財務の状況を見ながら判断をしていくということになろうかと思います。
     今年度の市全体の予算、今収入を見ますと二百二十数億円です。220万円の年収の方が、これはつくり方によりますけれど、一般的に市民会館のつくり直しというとどうでしょうか。50億、40億、30億という単位になるんじゃないでしょうかね。年収220万円の方が例えば50万円のバイオリンを買おうとしている、こういうことの中で、このバイオリンは何回使うの? いつ使うの? どこで誰を幸せにするの? こういう話があると思います。だけど、これはバイオリンだけではありませんと。わかりませんよ、例えば学童保育の機能と市民会館がもし一緒になるとすればどうなんだろうか、生涯学習の機能と市民会館が一緒になるとすればどうだろうか、昔は結婚式まで挙げていたということですので、結婚式の機能と一緒にするとどうだろうか、こういうことはやっぱり、お父さん、お母さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん、妹たち、あるいはこれから生まれてくる子どもたちと一緒に、お財布の中をにらめっこしながら話をしていく必要がありますので、こういうこと自身は市民の皆様と、どういうことが一番我々が幸せなんだろうかということを話し合いながら楽しんでいくのが大事じゃないかと思っているわけです。  参考までに、これは昨日も申し上げましたが、市庁舎も実はそういう楽しみを皆さんで語り合ういい機会だったんですけれど、補助の関係もありました。耐震の診断の問題もありましたので、24年3月の診断結果を受けて、6月に発表して、9月に移転を決定したということでしたので、あまりこういうことを大きく捉えて議論する時間がありませんでした。ですから、市民会館については、市役所と同じように、市民の皆様の広く心のよりどころでありますので、そしてまちのありように非常に大きい影響を与えますので、全市民的な熟議にこれから諮っていきたいと思っております。  そして、何より今問題視をしておりますのは、この市民会館の利用者の率なんです。これはやっていいのか、例えば傍聴の方々でこの1年間市民会館に足を運んだ方はどのくらいいらっしゃいますか。─お二人だけです。市民の何%が今市民会館を利用しているのか。そこに対してどういう修繕や投資をしていくのか。市民会館の機能そのものをやはり皆さんが一緒に考えていただく必要があるのではないかと思っています。  そういう利用の可否や、そしてまた、今はとにかくほかの施設を使ってみながら、きのうもお話を申し上げましたが、ほかの施設のいいところをいろいろと見たりアイデアを広げながら文化活動をしていこうということで、2月から5月まで4回にわたって、主に利用者で構成する利用検討委員会で御議論いただきまして、本年の12月までは使えますということを決めております。  この経過を踏まえまして、いよいよ新築か補強かの議論を進めてまいります。秋口には市民会館並びに文化行政のあり方を考える有識者会議を立ち上げまして、財務資料や他都市の事例などのデータをそろえて、市民的議論に付した上で、できれば3月まで結論を出していきたい、これはきょうの新聞でも明らかになったところであります。  最後になりますが、もっといろんなことを広げて考えていきましょう。今週末、実は9月6日に駅前の周辺整備がありました。あと1回あります。ここにもぜひ市民の皆さん、お集まりください。市役所、市民会館、駅前、どれもがシビックプライドを決定する重要な場所です。  幸い、町内の周りの方は集まっていらっしゃいましたが、その日の午前中火災があって、あるいはお昼に視覚障害者の方の大会があって、そしてその場所に駆けつけました。見事にそこの駅前の議論の中に、防犯や耐火、あるいは大火の歴史を残すというふうな議論が抜けていた。視覚障害者の方が必要な機能について、あるいはユニバーサルデザインについての議論が抜けていた、こういうことがあります。わずかな人間でわずかなことだけで考えていくと、大事な視点がたくさん抜けることがあるんです。ですから、市民会館のあり方についてはもっと多くの方に、もっとさまざまな世代の方に御参加をいただいて、この可能性を十分に詰めていただきたいし広げてもいただきたいと思っています。  先ほどから何回も申し上げております市庁舎を超える投資となるような施設になる可能性もありますし、予算を決定されるのは最後は議会の皆様です。議会の皆様の視察がこうしたことにしっかりと生きたり、よりよいアドバイスにつながるようなことも祈りまして、これからの議論の行方を見守りたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○副議長(古門澄正君) 次に、漁業交流施設について答弁を求めます。  高橋企画振興部長。  〔企画振興部長 高橋正明君 登壇〕 ◎企画振興部長(高橋正明君) 続いて、漁業交流施設についての御質問にお答えをいたします。  初めに、10月12日に予定をされているプレイベントについてでございますが、これは漁業交流施設の来春オープンを広く皆様にお知らせし、市内外から多くの方に御来館をいただき、オープンへの機運を高めていくものでございまして、旧の海鮮館周辺で開催をいたす予定にしております。食のイベントとしてひみ永久グルメ博、先ほども申し上げましたが、永久は限りなく続くという意味の永久でございまして、この会場でプレイベントも実施をさせていただきたいと思っております。  当日は漁業交流施設の名称、ネーミングを発表するセレモニー、そして水産庁の職員の方に入っていただくトークセッションや、氷見の魚、そして漁村文化を体感できる催し物を企画いたしてまいります。  施設の名称につきましては、全国からたくさんの御応募をいただきました。287案という中から今回最終の候補3案を選定し、市の広報等にも掲載して、住民の皆様にぜひ御投票いただきたいということで今呼びかけておりますので、まだ締め切りに間に合いますので、ぜひ御投票いただければと思っております。そうした一般投票による獲得票数を参考といたしまして、名称検討委員会で決定したものを発表させていただきたいと思っております。  また、トークセッションにおきましては、元漁師で、現在は雑誌やNHKのテレビ番組に出演しておられる、魚の魅力を広めていただいている水産庁職員の上田勝彦さん、ウエカツさんと呼ばれておりますけども、またこの方と漁業交流施設の設計者で世界的にも御活躍をいただいている手塚貴晴氏、このお二方に、調理の実演を交えながら魚食の魅力を語っていただきたいと思っております。  あわせまして、市民のボランティアの方と一緒に企画をいたしました、かぶす汁の調理の体験あるいは大漁旗のワークショップ、そういった体験物も実施をさせていただいて、来場いただく皆様に氷見の豊かな漁村文化を楽しんでいただきたいと思っております。  次に、施設の運営につきましては、午前中、茶山議員の御質問にもお答えをさせていただきましたが、この施設の果たす役割、そして地域社会の価値を高める事業が円滑に行えるよう、さまざまな運営方法を検証させていただいております。議員の皆様の御意見を伺いながら、よりよい施設のあり方を検討してまいりたいと思っております。よろしくお願いしたいと思います。  また、事業の進捗状況につきましては、8月の下旬に本物の漁具や民具の収集活動も市民の皆様の御協力を得て行わせていただきました。現在まで約1,500点の御提供をいただいております。市民の皆様の本当に温かい御協力に感謝を申し上げたいと思います。  漁村文化や伝統を紹介する漁具や民具、そして館内には本物の定置網を設置して、市民のボランティアの方々、またNPO団体の皆様の御協力をいただきながら、氷見ならではの魅力と、またそこの施設で感動というものを味わっていただけるよう、来館者の皆様にしっかりとお伝えできる施設を目指してまいりたいと思っております。  そのほか、海洋、海のことや漁業に関する資料などを取りそろえたミニ図書館あるいは海洋漁業ラボ、これは仮称ではありますが、そういった施設も整備し、小中学生が楽しく学べる場としても、そういった役割を果たすことができると思っております。  このほど実施設計も完了し、来年3月の竣工を目指して、10月にはいよいよ工事着手に向けて準備を進めてまいりたいと思っております。あわせまして、運営計画、きっちりと最終的な詰めを行っているところでございますので、今後ともどうぞよろしくお願いを申し上げます。  以上でございます。 ○副議長(古門澄正君) 9番 大門茂男君。 ◆9番(大門茂男君) 本川市長に1点だけ、よろしくお願いしたいと思います。  先ほど私がいろいろ質問の用紙を読んでいたその中に、本川市長は1年と5カ月経過したんですね。だから、先ほどの茶山議員でしたか、市長として板がついたという話もあったわけでありますが、私も、1年と5カ月たつと、市長としてのカラーがもうそろそろ出てくるのではないかなというふうに感じます。  私が思うには、富山湾には大海原があって河川が幾つも流れておりますね。小さい河川、曲がった河川、あまりきれいでない河川と大きな河川がある。その河川を富山湾の大海原が一気に抱きしめているといいますか、そんな感じですよね。  本川市長におかれても、職員、特に市民の皆さんの意見をよく聞いて、そこの中からいいのを取って市政に反映してほしいなというふうに思っております。そういったのが本川祐治郎市長のカラーだと言ってあげたいですね。  以上で終わります。 ○副議長(古門澄正君) 以上で市政一般に対する質問を終わります。 △議案に対する質疑 ○副議長(古門澄正君) これより、上程全案件に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △議案の委員会付託 ○副議長(古門澄正君) 次に、ただいま議題となっております議案第63号から議案第74号までについては、お手元に配付してあります委員会付託案件表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に審査を付託いたします。  なお、念のために申し上げます。報告第12号及び報告第16号までは市長からの報告事項であり、議会の議決事項ではありません。よって、委員会付託をしませんので御了承願います。         ───────────────────────── △決算特別委員会の設置の件 ○副議長(古門澄正君) 次に、日程第2 決算特別委員会の設置の件を議題といたします。  お諮りいたします。議案第75号及び認定第1号から認定第3号までは、9人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに審査を付託したいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(古門澄正君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号及び認定第1号から認定第3号までは、9人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに審査を付託することに決しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員については、氷見市議会委員会条例第5条第1項の規定により、   1番  小清水 勝 則 君   2番  阿字野 忠 吉 君   3番  積 良   岳 君   6番  茶 山 秀 雄 君   9番  大 門 茂 男 君  11番  酒 井 康 也 君  12番  古 門 澄 正  17番  椿 原 俊 夫 君  18番  地 家 太 一 君 以上、9名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(古門澄正君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました9名の諸君を、決算特別委員会の委員に選任することに決しました。  決算特別委員会正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。  午後 2時34分 休憩         ─────────────────────────  午後 2時49分 再開 ○副議長(古門澄正君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に開かれました決算特別委員会において互選されました委員長及び副委員長の氏名が手元に届いておりますので、事務局長に報告させます。 ◎事務局長(七分由紀雄君) 命により御報告申し上げます。  決算特別委員会委員長  地 家 太 一 議員    同   副委員長   椿 原 俊 夫 議員  以上でございます。         ───────────────────────── ○副議長(古門澄正君) 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。来る22日は議事の都合により休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(古門澄正君) 御異議なしと認めます。よって、22日は議事の都合により休会することに決しました。  次回の日程を申し上げます。  明10日から12日までは各常任委員会を開催するため、13日から15日まで、20日、21日及び23日は休日のため、16日から19日までは決算特別委員会を開催するため、また22日は議事の都合により、いずれも本会議を休み、9月24日に本会議を再開し、上程全案件の審議を行います。  なお、念のため申し上げます。各常任委員会の日程につきましては、9月10日建設消防委員会を、9月11日厚生文教委員会を、9月12日企画総務委員会を、9月16日から19日まで決算特別委員会を、いずれも午前10時から委員会室において開催いたします。  本日はこれをもって散会いたします。  午後 2時51分 散会...