• 附帯決議(/)
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  1. 魚津市議会 2019-12-01
    令和元年12月定例会(第4号) 本文


    取得元: 魚津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    2019年12月19日:令和元年12月定例会(第4号) 本文 (全 89 発言中 0 発言がヒット)(全 0 個所) ▼最初のヒット個所へ 1  午前10時00分 開議 ◯議長石倉 彰君) おはようございます。  ただいま出席議員は定足数であります。  休会前に引き続き会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。        ─────────────────────────             議案第62号から議案第82号まで 2 ◯議長石倉 彰君) 日程に入ります。  日程第1 議案第62号から議案第82号までを一括議題とし、各常任委員会委員長報告を求めます。  (各常任委員会委員長報告) 3 ◯議長石倉 彰君) 民生委員会委員長 金川敏子君。  〔民生委員会委員長 金川敏子君 登壇〕 4 ◯民生委員会委員長金川敏子君) 民生委員会報告をいたします。  本定例会において、当委員会に審査を付託された案件は、議案第62号 令和年度魚津一般会計補正予算(第4号)中、当委員会関係費議案第63号から議案第65号まで、議案第74号及び議案第75号でありました。  去る16日に委員会を開催し、慎重に審査いたしましたところ、いずれも全会一致により原案どおり可決することに決しました。  以上で報告を終わります。 5 ◯議長石倉 彰君) 産業建設委員会委員長 松倉 勇君。  〔産業建設委員会委員長 松倉 勇君 登壇〕
    6 ◯産業建設委員会委員長松倉 勇君) 産業建設委員会報告をいたします。  本定例会において、当委員会に審査を付託された案件は、議案第62号 令和年度魚津一般会計補正予算(第4号)中、当委員会関係費議案第76号、議案第77号及び議案第79号から議案第82号まででありました。  去る16日に委員会を開催し、慎重に審査いたしましたところ、いずれも全会一致により原案どおり可決することに決しました。  以上で報告を終わります。 7 ◯議長石倉 彰君) 総務文教委員会委員長 寺崎孝洋君。  〔総務文教委員会委員長 寺崎孝洋君 登壇〕 8 ◯総務文教委員会委員長寺崎孝洋君) 総務文教委員会報告をいたします。  本定例会において、当委員会に審査を付託された案件は、議案第62号 令和年度魚津一般会計補正予算(第4号)中、当委員会関係費議案第66号から議案第73号まで及び議案第78号でありました。  去る17日に委員会を開催し、慎重に審査したところ、議案第62号、議案第66号から議案第68号まで、議案第70号から議案第73号まで及び議案第78号については、いずれも全会一致で原案どおり可決するに決しました。  なお、議案第69号 魚津市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定については、委員より、当事者への説明が遅く唐突ではないか、また、詳細説明、また説明に対する理解は得られているのか、雇用主変更にあたり労務管理などの業務は誰が行うのかなどの質疑、意見が当局側と交わされました。  その後の討論、採決では退出する委員がいたものの、制度運用面での公民館職員の雇用については地域振興会の理解を得るよう努めることという意見を付し、全会一致で可決することに決しました。  以上で報告を終わります。 9 ◯議長石倉 彰君) 以上で各常任委員会委員長審査報告が終わりました。  (質  疑) 10 ◯議長石倉 彰君) ただいまの各常任委員会委員長報告について質疑に移ります。  発言者の通告を受けておりますので、これを許可いたします。  6番 松倉 勇君。 11 ◯6番(松倉 勇君) それでは、今般の総務文教委員会での議案第69号 魚津市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についての委員長報告を受けまして、寺崎委員長に質問いたします。  委員会でのこの条例の質疑では、延々1時間にも及び議論されていました。が、当初の採決前の30分に及ぶ別室での委員協議の結果では、継続審議するべしとの意見が大勢を占めていたようです。その結果、委員長より継続審議する旨となりましたと当局に報告がありました。その報告を受けて、川岸総務部長のこの条例案を通していただかないと来年度の臨時職員の募集ができないとかとの懇願、訴えに、再度別室での委員協議とし、委員間で協議した結果、再度の採決前の討論では、継続審議を主張する議員が1名、そして賛成するが、当局と地域振興会側との丁寧な説明を求めての附帯決議を述べ、その結果、その附帯決議案での賛成多数となったわけですが、問題となっているのは…… 12 ◯議長石倉 彰君) 松倉議員、もうちょっとマイクを近づけてしゃべってもらえんかな。 13 ◯6番(松倉 勇君) 問題となっているのは、この条例案セットメニューとして示されている公民館、館長を除く職員の地域振興会制度での雇用とするとしての任用制度から外したことから、各地域振興会からの異論が噴出している状況を委員皆さんは十分に理解されていたのかどうか。一部議員の方々は理解されていたようでありますが、本当に全員の委員が理解されていたのかどうか、まず1点お尋ねいたします。 14 ◯議長石倉 彰君) 総務文教委員会委員長 寺崎孝洋君。 15 ◯総務文教委員会委員長寺崎孝洋君) 今の松倉議員の質問にお答えをいたします。  委員が十分に理解をされているのかどうかというところでありますけれど、松倉議員もご存じのとおり、通常の総務文教委員会よりも相当時間をかけて委員会協議をやったつもりであります。  十分に各委員がこの議案を理解されているかどうかというところは、正直、私個人的にははかりかねるところはありますけれど、採決に移る段階で異議がなかったと、採決に行ってもいいということでありましたので、各委員の方々はそれなりに理解をされているんだろうというふうに私は解釈しております。  それともう1つなんですけれど、本案件、議案と、もう1つは公民館の職員の待遇のところがセットというお話でしたけれど、私ども、セットではないかという話でいろいろと質疑をさせていただきました。その中で、当局側のほうからは、条例と規則の部分というのは別物だよという説明をいただきました。その点に関しては、委員皆さんは、そこは別物だというふうな理解をしているものだというふうに思います。 16 ◯議長石倉 彰君) 6番 松倉 勇君。 17 ◯6番(松倉 勇君) 別物ということは私も理解しております。ただ、それに関しては、規則をつくるという話ではありますが、本来先にそれは示すものという認識でおりました。  それはともかくとして、また、私が疑問を持ったのは、全員が一度は30分に及ぶ協議の結果、継続審議としたものを、なぜにそのまま採決せずに、本来そのまま採決です。そのまま採決せずに、報告に置きかえたかのように見受けられた。  そして、川岸部長説得話委員が再三再四、部長の話は委員はほぼ理解していた。もともと聞いていた話であって、その話を聞いてから再度協議ということもいかがなものかという感じで私は見ていたんですが、委員長としては、全員での継続審議という結果を出しながら、なぜに再度の別室での委員協議を開催されたのか、そのわけをお聞かせいただきたい。 18 ◯議長石倉 彰君) 総務文教委員会委員長 寺崎孝洋君。 19 ◯総務文教委員会委員長寺崎孝洋君) 委員会の中では、継続審議というところまでの結論は僕は出ていないというふうに認識しております。その中で、各委員のほうから、当局側の説明をしたいというその言葉を聞いて、その後、委員のほうから、休憩をしてもう一度話をしたいという旨の意向があったものですから、そこで休憩をとって委員協議会を開催したというところであります。その委員協議会の中でいろいろと議論をした結果、各委員がそれぞれ新たな情報というか、十分審議した結果、今の結果、附帯決議をというか附帯した上での可決となったというふうに捉えております。 20 ◯議長石倉 彰君) 6番 松倉 勇君。 21 ◯6番(松倉 勇君) よくわからんがですけど、今ほど言われましたその附帯決議の内容も、全く理解不能なものだったと私は思います。この疑問もちょっとご説明いただきたいと思います。附帯決議の内容ですね。 22 ◯議長石倉 彰君) 総務文教委員会委員長 寺崎孝洋君。 23 ◯総務文教委員会委員長寺崎孝洋君) 壇上でも申し上げましたとおり、公民館職員の雇用については、地域振興会の理解を得るよう十分に努められるようにと。要は、十分に協議をされるようにという意味の附帯決議であります。ご理解いただけますでしょうか。 24 ◯議長石倉 彰君) 6番 松倉 勇君。 25 ◯6番(松倉 勇君) そういうことは理解できますが、「地方議会議員ハンドブック」というのがあるんですが、この中には、ページ数は言わんでいいですけど、附帯決議は次の議題に入るまでに提出が必要と。提出というのがやっぱりあるんですよね。この提出がなされていないわけですね。で、私はこれはどうなの? という考え方を持ったんですけど、ここら辺、この附帯自体、強制力のないものでありますけど、これでどうなの? という、これ、附帯と言えるのかなという疑問を持ったんです。それでこういう質問をさせていただきました。 26 ◯議長石倉 彰君) 総務文教委員会委員長 寺崎孝洋君。 27 ◯総務文教委員会委員長寺崎孝洋君) 今の松倉議員のご指摘は、附帯決議等々の案件は、書面できちんと提出して物事を進めるべきであるという意味かというふうに思います。そういう面から見ますと、そこの部分は、委員会の中では多少端折ったところがあるのかなというふうに思っております。  あともう1つ、反省する点、そういう点から言いますと、附帯決議をやる場合には、丁寧にいく場合には、まず当局側議案を承認、否決、その可否を判別して、可であれば、その後に附帯決議を表決するという手法をとるのが丁寧なのかなというふうに後で振り返ってちょっと思うところであります。  ただ、当日というか、今回のこの委員会の表決については、附帯決議をつけての原案を可決するというところは、退出者以外の方の思いは皆さん一緒だというふうに認識しております。 28 ◯議長石倉 彰君) 6番 松倉 勇君。 29 ◯6番(松倉 勇君) 結果論でありますけど、余りにも拙速に委員会もこういう事態に陥ったかと私は思っております。  以上で質問を終わり……よろしいですか。 30 ◯議長石倉 彰君) 総務文教委員会委員長 寺崎孝洋君。 31 ◯総務文教委員会委員長寺崎孝洋君) 委員会進め方のご指摘に関しては、松倉議員の指摘されることを真摯に受けとめたいというふうに思っております。  今後また、私自身もそうでありますけれど、議会としてでも、議運とかそこらあたりできちんとこの進め方を確認していけばいいのかなというふうに思っておりますので、その点はまたご理解をお願いしたいと思います。 32 ◯6番(松倉 勇君) では、ぜひこれからはそのようにお願いします。  以上で終わります。 33 ◯議長石倉 彰君) ほかに何かご質疑はございますか。  〔「議長、動議」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長石倉 彰君) 発言を認めます。  9番 中瀬淑美君。 35 ◯9番(中瀬淑美君) 議案第69号に対して動議を提出いたします。  本議案に対して継続審査を求めます。  議案第69号は、自治体によってまちまちだった非正規職員任用根拠を統一するため、令和2年4月1日より会計年度任用職員制度が発足します。この運用におきまして、臨時職員であった公民館職員地域振興会で雇用との方針となっておりますが、まだ審議が必要であると思います。  以上です。 36 ◯議長石倉 彰君) ただいま、中瀬淑美君から議案第69号に対する継続審査の動議が提案されました。賛成者はおられますか。  〔「はい」と呼ぶ者あり〕 37 ◯議長石倉 彰君) この動議は、所定の賛成者がいましたので成立いたします。  (趣旨説明) 38 ◯議長石倉 彰君) 議案第69号に対する継続審査の動議について、提案者の説明を求めます。  9番 中瀬淑美君。  〔9番 中瀬淑美君 登壇〕 39 ◯9番(中瀬淑美君) 令和2年4月1日より会計年度任用職員制度が発足します。この運用におきまして、臨時職員であった公民館職員地域振興会で雇用との方針となっております。  片貝地区では、令和2年度より公民館コミュニティセンター化令和3年度からは指定管理者制度導入予定です。大町地区経田地区令和3年度よりコミュニティセンター化指定管理者制度導入を予定しております。ほかの地域におきましても、令和6年度までに順次行う予定となっております。ならば、令和3年度のコミュニティセンター化指定管理者制度導入時から公民館職員振興会職員に移ったほうがよいと考えます。  したがいまして、本議案に基づく運用については、地域の同意が得られていない状況ですので、採決は時期尚早と考えます。地域の説明が終わるまで継続審査とすべきです。  以上。 40 ◯議長石倉 彰君) この際、日程変更協議のため、暫時休憩いたします。  議会運営委員会を開催いたしますので、関係者議長応接室にお集まりください。  午前10時20分 休憩        ─────────────────────────  午前10時40分 再開 41 ◯議長石倉 彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  (質  疑) 42 ◯議長石倉 彰君) ただいまの議案第69号に対する継続審査の動議について何かご質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長石倉 彰君) ないようですから、質疑を終わります。  この際、討論通告協議のため、暫時休憩いたします。  議会運営委員会を開催いたしますので、関係者議長応接室にお集まりください。  午前10時40分 休憩        ─────────────────────────  午前11時00分 再開 44 ◯議長石倉 彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  (討  論) 45 ◯議長石倉 彰君) お諮りいたします。ただいまの議案第69号に対する継続審査の動議について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、これより討論に入りたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 46 ◯議長石倉 彰君) ご異議なしと認め、これより討論に入ります。  発言者の通告を受けておりますので、これを許可いたします。  15番 梅原健治君。  〔15番 梅原健治君 登壇〕
    47 ◯15番(梅原健治君) ただいま議案第69号の継続審査を求める動議が出されましたが、総務文教委員会において、地域振興会の理解と同意を得るように当局に対し確認し、その旨を附帯決議として可決したところです。  地域振興会職員の雇用に対して懸念があることは、皆さんの思いは同じであると考えております。しかしながら、本条例の施行が4月1日であり、継続審査となり採決が遅れることで、他の会計年度任用職員の募集等業務に支障を来すおそれが出てしまうのは本意ではありません。  したがいまして、本動議については反対とさせていただきます。  以上です。 48 ◯議長石倉 彰君) 12番 越川隆文君。  〔12番 越川隆文君 登壇〕 49 ◯12番(越川隆文君) 中瀬議員の動議に対して、賛成の立場から討論をさせていただきます。  まず、本件の問題はそもそもなぜ起きてくるかということ。私は2つポイントがあると思うんですね。1つは、市の地域振興会に対する政策がいま一歩明確になってこなかったというところがあります。それともう1つは、私たち議会も、もうちょっと地域振興会の人たちと連絡をとりながらやっていれば、ここまで追い込まれることはなかっただろうというふうに思うんですね。  機構的に言うと、地域協働課さん、非常に一生懸命苦労をしていらっしゃるんですが、そこの意見がしっかりと伝わってこないという機構的な面もあります。権限も持っていない。これ、ずーっとこの問題があったのではないかなと思っていまして、それを遠因として、魚津市の公共施設の利活用、これにも大きな影響を与えているのではないかなというふうに思います。  以上の点がコンディションとして幾つかあるという中で、さきの地域振興会の方々から意見交換会の申し入れがありましたよね。本来なら、こんなのは、うちら議会のほうからもっと市民の方々のほうに出向いていかなきゃいけない。なのに、もう切羽詰まってから、地域振興会の方々が議会に対して、これについてどう思っているんだということでしょう? しかも、これを受けるか受けないか。皆さんどうでしたか。そのときの議論。あえて申しませんが、非常に否定的な流れがあったと思います。  このようなことを総合的に考えて、今回の件ははっきりとやっておかないといけない。ですから、中瀬議員さんがしっかりと継続審議をやるんだと。  委員会で出された附帯決議。これ、好きなんですよね、うちの議会は附帯決議が。でもね、附帯決議というのは法的拘束力がありません。決議した後に、じゃ、誰が責任を持ってそれを追いかけるんですか。今までやってきましたか、本当に。  ですから、ここはあえて、しっかりと継続審議をするという動議に対して賛成していかなければ示しがつきませんよ。しかも、附帯決議は法的拘束力がありません。これを機に私たちの議会は変わっていかなきゃいけないんじゃないかと。  これは当局と別にけんかするつもりじゃないんですよ。しっかりといいものをつくっていく、そのためのプロセスだというふうに思っております。  ですので、今回の中瀬議員の動議に対して、私は賛成の立場から討論をさせていただきます。  以上でございます。 50 ◯議長石倉 彰君) 6番 松倉 勇君。  〔6番 松倉 勇君 登壇〕 51 ◯6番(松倉 勇君) 中瀬議員の審議の継続を求める動議の賛成討論を行います。  私は、ただいま議案第69号 魚津市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についての中瀬議員の動議による審議の継続に賛成の立場で討論をいたします。  その理由は、この条例の制定と導入に伴い当局より示されているのは、国の示す会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定によって、給料、ボーナス等や処遇が大幅に改善される臨時職員のための制度であります。  この条例により、令和2年度では、この恩恵を受けると思われる方々177名の費用負担が3,300万円と試算しているが、これに公民館職員の方々52名を含めても私の試算では約4,300万円で、約1,000万円の負担増加となり、令和3年度では177名分で4,200万円、公民館職員52名を含めると1,200万円の負担増となりますが、任用制度公民館職員を入れて当然と私は思います。  それが、公民館長はそのままで、主事、指導員、書記という名目の職員が、この制度における恩恵を受けることなく除外するとしているのであります。  当局の弁明によりますと、ここで公民館職員等を除外する理由は、将来における地域振興会制度のもとでの公民館コミュニティセンター化に向けての事前段階の市内13地区の統一化のためとか、先進地であります名張市のゆめづくり地域交付金制度のもとでの例などを挙げられていますが、名張市の当時は会計年度任用職員制度はなく、全く何をかいわんやの話でありました。  何が問題かと申しますと、当局がこの任用制度セットで示した公民館職員任用制度外しから端を発したことは当局も重々承知の上で、公民館職員外しを撤回してのことや、もしくは当局の言う規則なりを公民館関係者地域振興会に示した上ならば、私も議員諸氏も納得できるだろうと思います。  日ごろから当局の言う協働の精神のもと、地域づくりのため、地域振興会や社会教育法のもと、公民館活動にて多大な汗をかいておいでになる公民館職員さんへの処遇の改善を図る目的と、今後においても、職員さんの欠員が出ても、その補充が条件的にしやすい制度からの除外であり、極論を述べますと差別行為であります。  ここは一気に統一化を図るべきではなく、今は一旦、当局の求める任用制度公民館職員を含め、その後のコミュニティセンター化を各地区と十分な協議と理解のもと行い、それとともに、使途自由なまちづくり交付金の拡充も含めての話し合いの結果においてコミュニティセンター化を進めたい地区から順に、この任用制度から公民館職員を外していくべきことと思います。  意見も含め長々とした討論となりましたが、今後も各地区のまちづくりを地域の皆さんと理解を深めながら、いかによい方向でのまちづくりをやっていくかを議員諸氏も試されていることと思います。  ここは一気に統一化を図るべきではなく、理解を深め、当局と地域が本当の協働の精神を示すことができますよう、私の意見、討論への賛意の表明とご賛同をお願いいたしまして、私の継続審議への賛成討論を終わります。  以上です。 52 ◯議長石倉 彰君) ほかにご意見はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 53 ◯議長石倉 彰君) ないようですから、討論を終わります。  (採  決) 54 ◯議長石倉 彰君) これより採決いたします。  議案第69号に対する継続審査の動議に賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 55 ◯議長石倉 彰君) 起立少数。よって、ただいまの議案第69号に対する継続審査の動議は否決されました。  (討  論) 56 ◯議長石倉 彰君) 次に、議案第62号から議案第82号までについて、一括して討論に入ります。  発言者の通告を受けておりますので、これを許可いたします。  8番 浜田泰友君。  〔8番 浜田泰友君 登壇〕 57 ◯8番(浜田泰友君) 議案第62号 令和年度魚津一般会計補正予算(第4号)について賛成の意見を述べます。  本定例会に上程されております一般会計補正予算では、本年の行財政改革などにより、公共施設整備基金の取り崩しの取りやめや財政調整基金への約2億円の積み立てなどが計上され、財政健全化に向けての取り組みが反映されたものと考えております。  一方で、吉島市営住宅跡地測量分筆登記等事業におきましては、市営住宅跡地の速やかな売却に向けて必要な措置との説明でありました。本事業の目的である魅力的なまちづくりにつなげていただきたいと考えます。  しかしながら、この件がいまだ係争中であることから、測量と不動産評価につきましては早期の入札のための準備としても、分筆登記の執行につきましては、司法判断の確定後に行うなど十分に考慮をいただきたいと思います。  また、本事業はもともと、民間の豊かな発想とノウハウを活用するため、企画提案型の入札を行うということになっておりました。なぜ政策変更されたのかはさておき、今後、オープンな議論のもと方針を決定して、企画提案型で入札を実施されることを望みます。  以上申し添えて、私の賛成討論といたします。 58 ◯議長石倉 彰君) 6番 松倉 勇君。  〔6番 松倉 勇君 登壇〕 59 ◯6番(松倉 勇君) ただいま中瀬議員の提案の動議が否決されましたので、私は、議案第69号 魚津市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について、反対の立場で討論いたします。  先ほどと似たような話になりますが、その理由は、この条例の制定と導入に伴い当局より示されているのは、国の示す会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定によって、給料、ボーナス等や処遇が大幅に改善される臨時職員のための制度であります。  この条例により、令和2年度では、この恩恵を受けると思われる方々177名の費用負担が3,300万円と試算しているが、これに公民館職員の方々52名を含めても、私の試算では約4,300万円、約1,000万円の負担増加となり、令和3年度では177名分で4,200万円、公民館職員52名を含めると1,200万円の負担増となります。それも当然のことと思います。  それが、今後、当局が作成する規則により、公民館館長はそのまま、主事、指導員、書記という名目の職員がこの制度における恩恵を受けることなく除外するとしているわけであります。  本来、この条例と規則とはまた別物でありますが、これをセットとして出していることに問題があると。費用負担が減りますよね、確かに。当局は年間1,000万から1,200万。これはそのための施策じゃないのかという疑いさえ抱かれるわけですよね。  本来、まずは、公民館職員さんもこの任用制度に入れてから、そして各地区が求めるコミュニティセンター化の話で条件を提示しながら順にやっていくべきことかと私は思います。  私が求めたいのは、まずは、当局が示したこの公民館職員を外し、先ほども申しましたが、をとりあえず撤回されて、そして、とりあえずはまずは公民館職員さんも入ってもらって、なおかつコミュニティセンター化を進めたい地区から順番に外されれば、それで結構だと思うんです。そして、そこの中では当然深い話し合いもあって理解されてのことだろうと思います。  言いたいのは、ここは一気に統一化を図るべきではなく、今は一旦当局の、先ほども言いましたが、求める任用制度公民館職員を含め、その後のコミュニティセンター化を各地区と十分な協議を行い、理解のもと、それとともに、使途自由なまちづくり交付金の拡充も含めてコミュニティセンター化を進めたい地区から順に任用制度から公民館職員を外していくべきだと私は思います。  討論ですので、私の意見はここでやめておきます。  また、先ほど委員長質疑でありました附帯決議に関しても、その有効性も問われている、附帯決議は拘束力もないからいいかという話ではなくて、何となく責任逃れの附帯決議であると私は断じてやみません。  以上で私の討論を終わります。 60 ◯議長石倉 彰君) 5番 岡田龍朗君。  〔5番 岡田龍朗君 登壇〕 61 ◯5番(岡田龍朗君) 私は、議案第72号 魚津市公共施設使用料の適正化に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを反対とします。  議案第72号について意見を述べます。  魚津市行政財政改革を推進する1つの改革として、市民に負担を求める公共施設使用料を挙げています。そして、12月定例会に提出されました議案第72号は、市内にある公共施設使用料の引き上げをするものです。  市民は消費税増税の影響で消費を控え、節約する人たちが増加しています。私は、公共施設の使用料金などに消費税を課税し徴収すべきではないとの考えであるということです。  そして、市は公共施設使用料の見直しの基本的な考え方を示しています。その使用料の設定について、使用料は施設の公的必要性や収益の度合いを基準にし、近隣類似施設との比較や指定管理者との協議を踏まえて設定するとしています。しかし、市民の中で定期的に施設利用する人たちなどへ配慮する使用料設定になっていないことです。これでは、市民の理解や意見などが十分反映されたとは言えません。  その上で、例えば魚津市の公共施設再編で廃止となる魚津市総合体育館の使用料金を引き上げとすることなど、その代替策を明確に示していない状況でありながら料金などを引き上げるということについて納得できないからです。  以上述べましたことにより、私の反対討論とします。 62 ◯議長石倉 彰君) ほかにご意見はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 63 ◯議長石倉 彰君) ないようですから、討論を終わります。  (採  決) 64 ◯議長石倉 彰君) これより採決いたします。  各常任委員会委員長報告は、いずれも原案どおり可決すべきとの報告であります。  ただし、ただいまの議案第69号及び議案第72号について反対討論がありましたので、まず議案第69号について採決をいたします。  議案第69号を原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 65 ◯議長石倉 彰君) 起立多数。よって、議案第69号は原案どおり可決されました。  次に、議案第72号を原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 66 ◯議長石倉 彰君) 起立多数。よって、議案第72号は原案どおり可決されました。  次に、議案第62号から議案第68号まで、議案第70号、議案第71号及び議案第73号から議案第82号までを一括採決いたします。  ただいまの議案19件を原案どおり可決するにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長石倉 彰君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの議案第62号から議案第68号まで、議案第70号、議案第71号及び議案第73号から議案第82号までは、原案どおり可決されました。        ─────────────────────────           追 加 提 出 議 案 第 8 3 号 68 ◯議長石倉 彰君) 次に、日程第2 本日新たに提案されました議案第83号についてを議題といたします。  (提案理由の説明) 69 ◯議長石倉 彰君) 提案者の説明を求めます。  市長 村椿 晃君。  〔市長 村椿 晃君 登壇〕 70 ◯市長(村椿 晃君) 本日、追加提出いたしました議案についてご説明申し上げます。
     議案第83号 魚津市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてでありますが、これは、魚津市固定資産評価審査委員会委員 濱多善克氏の任期が令和元年12月22日をもって満了となるため、新たに、魚津市大字下村木町3529番地 松本 博氏を魚津市固定資産評価審査委員会委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。  以上、議案の説明といたします。  何とぞ慎重ご審議の上、議決をいただきますようお願い申し上げます。  (採  決) 71 ◯議長石倉 彰君) お諮りいたします。議案第83号については人事案件でございますので、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯議長石倉 彰君) ご異議なしと認め、これより議案第83号について採決いたします。  魚津市固定資産評価審査委員会委員に、魚津市大字下村木町3529番地 松本博君を選任するに同意と決するにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長石倉 彰君) ご異議なしと認めます。よって、本件は同意と決しました。        ─────────────────────────           議 員 提 出 議 案 第 1 1 号 74 ◯議長石倉 彰君) 次に、日程第3 議員提出議案第11号を議題といたします。  (提案理由の説明) 75 ◯議長石倉 彰君) 提案者の説明を求めます。  14番 飛世悦雄君。  〔14番 飛世悦雄君 登壇〕 76 ◯14番(飛世悦雄君) 議員提出議案第11号につきまして、案文を朗読し、提案理由の説明にかえさせていただきますので、何とぞ慎重審議の上、議決を賜りますようお願いいたします。         被災者生活再建支援法の改正を求める意見書(案)  近年、自然災害が激甚化、広域化、長期化している。本年も台風15号、台風19 号の被害などにより、多くの方が被災された。こうした中で、被災者生活再建支援制 度の「対象外」となる方が多数発生している。したがって、被災された方の生活再建 を支援していく制度を拡充していくことは、喫緊の課題である。  都道府県が相互扶助の観点から拠出した基金を活用し、自然災害により居住する住 宅が全壊するなど生活基盤に著しい被害を受けた世帯に被災者生活再建支援金を支給 する被災者生活再建支援法は、1998年5月に成立し、1999年から適用が開始 された。これまで、2004年、2007年に大幅な法改正があり、一定の改善が図 られた。  しかしながら、同一の災害で被災したにもかかわらず、災害規模の要件が当てはま らず適用対象外となり被災者間に不均衡が生じている事例や、住宅の建設・購入・補 修費など多額の支出を要する住宅の再建に現行の支給額では不十分といった問題など、 災害規模や支給対象、支給限度額などの課題が浮き彫りとなっている。  被災された方の生活再建のためには、特に、住宅再建に対する手厚い支援が求めら れており、住民生活の安定と被災地の速やかな復興に資するよう、国によるさらなる 支援及び制度の拡充が必要である。  よって国会及び政府においては、下記の事項について実現するよう強く求める。                   記 1.被災者生活再建支援法を改正し、被災者生活再建支援金のうち加算支援金の額を  2倍に引き上げ、被災者生活再建支援金全体の最高額を300万円から500万円  に引き上げること。 2.被災自治体の負担を軽減するため、被災者生活再建支援法を改正し、被災者生活  再建支援法人に対する国庫補助率を2分の1から3分の2に引き上げること。都道  府県の追加拠出に対し、過去と同等の地方財政措置(起債充当率100%、償還に  対する交付税措置80%)を講じること。 3.被災者生活再建支援金の支給対象となる世帯の範囲については、半壊世帯の全て  の被災者及び局地的な災害の被災者の生活再建を支援する観点から、被災した世帯  の実情に応じた柔軟な対応を可能とすること。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。   令和元年12月19日                              魚 津 市 議 会  (質  疑) 77 ◯議長石倉 彰君) ただいまの議員提出議案第11号について、何かご質疑はありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 78 ◯議長石倉 彰君) ないようですから、質疑を終わります。  (討  論) 79 ◯議長石倉 彰君) お諮りいたします。ただいまの議員提出議案第11号について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、これより討論に入りたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 80 ◯議長石倉 彰君) ご異議なしと認め、討論に入ります。  発言者の通告を受けておりますので、これを許可いたします。  12番 越川隆文君。  〔12番 越川隆文君 登壇〕 81 ◯12番(越川隆文君) 本件の災害被災者支援法に対しての拡充という点から、賛成討論を行いたいと思います。  災害が年を追うごとに大きくなってきているような感じを受けますが、平成30年度の台風21号、この保険金支払いの状況まで今データがあります。大体1兆3,000億円ぐらい損害保険の支払い実績があるということで、実はこれ、結構大きくて、東日本大震災のときと匹敵する保険金支払いになっています。  損害保険市場といいますと、全体で約8兆円ぐらいということになりますね。8兆円の中で、じゃ、今後どうなっていくかというと、2018年度の主な災害、台風24号、2,377億円、西日本豪雨1,901億円、大阪の地震ですかね、1,033億円、北海道の地震で338億円というような形で、年を追うごとに保険支払いが非常に増えてきているというような状況の中で、やはり付保する場合の保険の金額が上がってくるということになるわけですね。ロジックで言うと。  そうすると、これから、じゃ、自己責任だと言うけど、本当にみんな、自分たちの生命、財産をプライベートな形で付保していけるのかというと、これは大いに疑問が出てくる。特に高齢者の方、あるいはまた低所得者の方々はそういう状況にあると思います。  あと、今後予測される南海トラフ、首都直下型地震ですね。南海トラフの場合、220兆円の損害額が予測をされている。首都直下型は95兆円の損害を想定されているというような状況の中で、じゃ、損害保険の予算枠組みの中でどれだけ個人を守っていけるか、これは大きな疑問が今後残ってくると思います。  それで、災害が起きたときに、じゃ、何が起きるかというと、そのエリア全体の人たちが日常生活を営めなくなるということになります。それはどういうことかというと、人の生産性というのは、そこがみんなとまってしまうということになりますよね。日本人の1人当たりのGDPというのは約3万8,000ドルです。これが一挙にその時点でとまってしまうわけです。であるならば、それを早期に回復しなきゃいけないわけですよ。  そのためにまず一番大事なのは、個人個人のやはり住む場所なんですね。その住む場所を復興してあげなければいけないということになりますと、現状の300万円で果たしてどこまでできますでしょうか。  それと、半壊までいかない場合でも、住宅復興には幾らかかると思います? 軽く1,000万円行っちゃいますよ。もし自分がそうだったらどうですか。  このような状況の中で、しかも人手不足。いまだに、この5年間で29カ所の激甚災害の箇所があるんです。そこに復興の職員さんたちが十分に行けていないというような状況があるんですよ。  こういう状況も鑑みながら、やはり個人の生活の復旧を早くしてあげる、そして国民の安心感を与えていくということが、一番のこれからの災害に対する備えになっていくのではないかというふうに思います。  災害自体は、GDPが1人当たり約1%下落するというふうに言われていますが、その後、日本人って強いですよね。経済成長するんですよ。経済成長する。ですから、長期的に見たときに、しっかりと個人個人の生活を保障してあげるということが一番大事だと思います。  私自身も、長野県へ災害ボランティアで行ってまいりました。2カ月たっているのに、まだ泥をかき出しているんですよ。ぜひ行ってみてください。皆さん本当に、このままで年を越せるのかと不安に思っていらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。  そういう意味で、本意見書に対して賛成の立場で討論をさせていただきます。  以上です。 82 ◯議長石倉 彰君) ほかに何かご意見はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長石倉 彰君) ないようですから、討論を終わります。  (採  決) 84 ◯議長石倉 彰君) これより採決いたします。  議員提出議案第11号について、原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 85 ◯議長石倉 彰君) 起立少数。よって、ただいまの議案は否決されました。        ─────────────────────────       議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の継続審査について 86 ◯議長石倉 彰君) 次に、日程第4 議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の継続審査の件を議題といたします。  議会運営委員会委員長及び各常任委員会委員長から、会議規則第112条の規定により、お手元にお配りいたしました申出一覧のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。議会運営委員会委員長及び各常任委員会委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 87 ◯議長石倉 彰君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。        ───────────────────────── 88 ◯議長石倉 彰君) 以上で日程は全部終了し、本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。  今会期中は、議員各位、市当局並びに報道関係者より誠意を持ってご協力いただきましたことに対し、本席より厚く御礼を申し上げます。        ─────────────────────────           閉    会    の    宣    告
    89 ◯議長石倉 彰君) これをもちまして、令和元年12月魚津市議会定例会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。  午前11時40分 閉会   上記のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。            魚津市議会議長            署 名 議 員            署 名 議 員 魚津市議会...