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  1. 魚津市議会 2017-03-01
    平成29年3月定例会(第1号) 本文


    取得元: 魚津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    2017年03月02日:平成29年3月定例会(第1号) 本文 (全 12 発言中 0 発言がヒット)(全 0 個所) ▼最初のヒット個所へ 1  午前10時00分 開会           開    会    の    宣    告 ◯議長関口雅治君) おはようございます。  本日、定例会が招集されましたところ、ただいま出席議員は定足数であります。  これより、平成29年3月魚津市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。        ─────────────────────────           諸        報        告 2 ◯議長関口雅治君) 本定例会における議案説明のため、出席を求めてある者は、市長、副市長、教育長、その他関係部課長等であります。  本日の日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。        ─────────────────────────           会 議 録 署 名 議 員 の 指 名 3 ◯議長関口雅治君) 日程に入ります。  日程第1 会議録署名議員として、6番 松倉 勇君、7番 金川敏子君の両名を指名いたします。        ─────────────────────────           会    期    の    決    定 4 ◯議長関口雅治君) 次に、日程第2 会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月22日までの21日間と定めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長関口雅治君) ご異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から3月22日までの21日間と決定いたしました。
           ─────────────────────────          議案第1号から議案第30号まで及び報告第1号 6 ◯議長関口雅治君) 次に、日程第3 議案第1号から議案第30号まで及び報告第1号についてを一括議題といたします。  (提案理由の説明) 7 ◯議長関口雅治君) 提案者の説明を求めます。  市長 村椿 晃君。  〔市長 村椿 晃君 登壇〕 8 ◯市長(村椿 晃君) おはようございます。  本日ここに、平成29年3月魚津市議会定例会が開催されるにあたりまして、市政運営について所信の一端を申し述べますとともに、今議会に提案いたしました平成29年度当初予算並びにその他の議案について、その概要をご説明申し上げます。  まず、昨年末に発生しました新潟県糸魚川市における大火について、被災された糸魚川市民の皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。  師走の寒い時期に住まいを失われ、仮設住宅での生活など不自由な生活を強いられたことは、大変な心痛であったかとお察しいたします。  昭和31年に大火を経験した本市にとっても、火災は今なお消えることのない恐怖であり、改めて火災予防への取り組みの重要さを感じさせられる出来事でありました。  糸魚川市のまちの復興が進み、糸魚川市民の皆様が一日も早く平穏な暮らしを取り戻されるようお祈りいたしております。  続きまして、最近の市政の取り組み状況について申し上げます。  誰もが主役のまちづくりでは、「協働のまちづくり講演会」を開催いたしました。地域振興会などから多くの方々が参加される中、相模女子大学の松下啓一教授から、自治基本条例の生かし方・使い方についてのご講演をいただきました。  松下先生は、「それぞれがそれぞれの持つ強みを存分に発揮する」「野球は9人でやる」、すなわち全員野球の大切さを何度も言葉にして言っておられました。これは、本市が目指す「オール魚津でのまちづくり」とも共通する考えであり、改めて市民・議会・行政による協働のまちづくり推進への思いを強くしたところであります。  自立する自治体経営では、公共施設に係る収入や維持管理費などを公開する経費の「見える化」や市の財政を考える市民会議を設置するなどして、市民とともに公共施設のあり方や財政体質の改善に向けた方策の研究・検討を行ってまいります。  にぎわい、活力あるまちでは、若手の市職員による「新たな人の流れ」に関する研究報告や大学生による地域課題解決プランの発表などを受けて、施策や事業を検討・実施し、交流人口の増加や定住意欲の醸成を図ってまいります。  安全で快適な暮らしやすいまちでは、空き家の適正な管理や災害時の人・物の輸送支援などの協定を民間と結ぶことによって、倒壊による事故の発生や被害からの早急な復旧・復興を図ってまいります。  人と文化を育むまちでは、ユネスコ無形文化遺産に登録となった「魚津のタテモン行事」について記念講演などを行うとともに、ピンバッチの販売などを通して広く市民の応援をいただき、伝統を未来へつなぐ取り組みを推進してまいります。  豊かな自然と共生したまちでは、小学生により全国植樹祭ウエルカムボードペイント作業を行い、5月の全国植樹祭開催に向けた機運の醸成を図ってまいります。  今後も市政全般の各方面において、市民の皆様や議員各位のご支援とご指導、ご協力をお願い申し上げます。  次に、平成29年度当初予算編成の概要について申し上げます。  昨年秋に発表いたしました平成29年度行政経営方針におきましては、人口減少など本市の抱える諸課題に対応し、地域資源を生かしたまちづくりの推進、いわゆる地方創生の実現のため、5つの特定政策を掲げたところであります。  1点目には「教育の充実や通学環境安全確保」、2点目は「子育て支援環境の充実」、3点目は、市民や企業などと連携した「観光振興」、4点目は「産業振興」、5点目が「主体的な地域づくりと安全・安心な生活づくり」であり、これら5つの特定政策分野における取り組みに重点を置き、予算編成に取り組んできたところであります。  国の発表する経済指標などによりますと、我が国の経済は緩やかな回復基調が続いているとされていますが、地域経済への波及にはタイムラグがあり、なかなか好況感を実感するには至っておりません。  こうした中、各種施策財源確保に努めることとし、国県補助金の確保はもとより、民間各種団体助成金などの活用にも努めたところであります。  さらに、予算編成方針で示した経常経費の削減や人件費の抑制など行政改革の推進に努め、限られた財源をより効果的に活用するよう予算編成に努めたところであります。  特に、行政と市民との協働による地域の活力創出を目指すため、新たな産業創出や魅力あるまちづくりに、企業、団体等と協働して取り組む施策や、本市の知名度のさらなる向上や交流人口の拡大を図るため、本市ゆかりの人材や他の自治体などと連携した施策を予算に計上いたしました。  平成29年度当初予算を一言であらわすとするならば、「オール魚津スクラム予算」であります。  以上のことから、平成29年度当初予算の規模は、一般会計については185億3,000万円、対前年度当初予算比0.2%の増となりました。  また、7特別会計については、合計で143億4,100万円となり、対前年度当初予算比2.9%の減となりました。  一般会計特別会計を合わせた総額は328億7,100万円、対前年度当初予算比1.2%の減となりました。  次に、歳入予算につきましては、市の歳入の根幹である市税は、対前年度当初予算比1.1%増の66億2,400万円を見込み、地方交付税交付金地方譲与税等につきましては、国の地方財政計画を考慮した上で、対前年度当初予算比1.6%減となる40億5,300万円を見込んでおります。  また、統合小学校の整備をはじめとする大型プロジェクトの推進に向け、国県支出金企業版ふるさと寄附地方債を活用することとしました。  不足する財源につきましては、財政調整基金の取り崩し2億2,000万円により対応するものでありますが、国庫補助金等の確保や経費の節減などに努めた結果、昨年の3億7,000万円より1億5,000万円の圧縮を図ったところであります。  今後は、さらなる経費節減、より効率的な財源確保に努めることにより、財政調整基金に頼らない予算編成の実現に向け公共施設再編の推進をはじめ、公共施設ごと運営状況の「見える化」や財政体質改善に向けての取り組みを推進してまいります。  それでは、予算の概要について申し上げます。  議案第1号 平成29年度魚津市一般会計予算は、歳入歳出予算の総額を185億3,000万円と定めたいのであります。  まず、歳入ですが市税につきましては、法人等固定資産税の伸びを見込み、66億2,400万円といたしました。  地方交付税等交付金につきましては、国の地方財政対策や平成28年度の交付実績額などを勘案して40億5,300万円を計上いたしました。  続きまして、歳出予算の主な内容をご説明いたします。  まず、「魚津ふるさと応援キャンペーン」と「魚津駅・新魚津駅及び駅前広場整備事業」の2つについてご説明いたします。  平成29年度は、本市においてさまざまな全国的な行事が開催されます。  まず4月には、美しい富山湾を爽快に走る「富山湾岸サイクリング2017」や、春の風物詩「しんきろうマラソン」、続く5月には、魚津駅前で躍動する「よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり」と、いにしえの先人を忍ぶ「戦国のろし祭り」の同日開催、そして、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、「全国植樹祭」が開催されます。また、夏には、ユネスコ無形文化遺産登録後初となる「じゃんとこい魚津まつり」での「たてもん祭り」や、マドンナたちの甲子園と称される「全国大学女子野球選手権大会」、そして秋には、自慢のグルメの大集合「Sea級グルメ全国大会」などの開催を予定しております。  これら「魚津」の名が広く全国に紹介されるさまざまな機会を生かし、「ふるさと魚津」の今を知ってもらい、ふるさと出身者はもとより、広くファンづくりを行う「魚津ふるさと応援キャンペーン」に取り組むこととし、関連事業予算を計上しております。  また、「魚津駅・新魚津駅及び駅前広場整備事業」に関しましては、前回12月定例会でも多くのご質問をいただき、お答えさせていただきました。また、昨年11月から今年1月までの間、13回の説明会意見交換会を行ってまいりました。  整備効果に対する課題や市全体のまちづくり計画の中での駅整備の位置づけ、自由通路を含む橋上化や市庁舎などとあわせた一体的な整備など、市民の皆様方から大変貴重な多くのご意見・ご提案をいただきました。まことにありがとうございました。  市民の皆様の関心も大変大きな事業でもありますので、今後も多方面の方々と幅広く意見交換をさせていただき、進むべき方向性をしっかりと定めていけるよう取り組んでいきたいと考えております。  以下、事業の内容を特定政策分野ごと新規事業を中心にご説明いたします。  1点目は、「教育環境充実」についてであります。  本市の未来を担う子どもたちの確かな学力の定着はもとより、健やかな心と体の育成、情報教育国際理解教育の推進による想像力の育成をはじめ、自主性や創造性を育む環境づくりが必要であると考えております。  平成26年3月に策定いたしました「魚津市学校規模適正化推進計画」に基づきまして、今年度改修工事に着手いたしました「よつば小学校」は、引き続き管理特別教室棟の建設、グラウンドの拡張・改修工事を進め、平成30年4月に開校する予定としております。  さらに、平成31年4月に開校予定の住吉・上中島・松倉統合小学校は、住吉小学校敷地において、文部科学省モデル事業として全国初となる木造3階建ての校舎建設を、平成29年度、30年度の継続事業により進めることといたします。  また、統合校の整備にあわせ、通学路につきましても児童生徒安全確保が必要不可欠でありますので、学校周辺通学路拡幅整備をはじめ、通学路合同点検による交通安全対策を計画的に進めることといたしております。  小学校からの英語教育の推進につきましては、児童が英語に親しむとともに、英語を通じて積極的にコミュニケーションを図ることが可能となる環境づくりが大切であると考えております。  小学校に専任の外国語指導助手であるALT1名と、英語活動指導員4名を配置し、全ての小学校で1年生からコミュニケーションに重点を置いた英語での体験活動交流活動を推進することといたしております。  子どもたち情報活用能力育成につきましては、今年1月に策定いたしました「魚津市教育情報化整備基本計画」に基づき、全ての小中学校に校内無線LAN環境を整えるとともに、タブレットパソコン電子黒板といったICT機器などを平成34年度までの6カ年計画で導入することにより、学校教育情報化のさらなる推進に努めることといたしております。  ふるさと教育につきましては、魚津の歴史や文化・自然・産業などに関する社会科の副読本である「私たちの魚津」を活用しており、内容を部分改訂した上で、小学3年生・4年生を対象とした授業教材として活用することといたしております。  また、小学4年生を対象として実施してきた「ふるさと発見バス事業」につきましては、対象を2年生及び5年生にも拡大して実施することといたしております。  伝統文化保存継承につきましては、昨年11月にユネスコ無形文化遺産に登録いただいた「魚津のタテモン行事」を未来に引き継いでいくことが私たちに課せられた使命であると考えております。  今年5月に開催する第68回全国植樹祭を契機に、海と山をつなぐ文化を育み、森と海に恵まれた豊かな環境を引き継ぐ市民の意識づくりが大切であり、いつの日か地元産の杉やケヤキでたてもんを製作できるよう植樹し、育林、手入れなど市民の手で守り育てる場として、仮称ではございますが「たてもんの森」として整備することといたしております。  スポーツの振興につきましては、東京オリンピックパラリンピックが2020年に開催されることが決定しており、本市におきましても関係する競技団体と連携し、卓球やボッチャあるいは車椅子バスケットボール競技などの事前合宿の誘致を推進することにより、スポーツ意識の向上、競技スポーツのレベルアップ、そして国際交流のさらなる促進を図ることといたしております。  2点目は、「子育て支援」についてであります。  全国的な人口減少、少子化が進む中で、安心して子どもを生み育てることができ、子どもが健やかに成長するよう、就労支援や仕事と家庭との両立ができる環境が求められております。  私が公約に掲げました保育料の第2子無料化につきましては、とりわけ若い世代を中心といたします子育て家庭経済的負担を軽減するため、保育所認定こども園、また、幼稚園に通う兄弟姉妹と同時入所する第2子の保育料につきまして、所得制限を設けずに無料化することといたしました。  また、病児・病後児保育の充実につきましては、保育所等において保育中に体調不良となった幼児に対し、緊急対応できない保護者にかわり看護師等が送迎し、病児保育施設で一時的に保育することといたします。  さらに、必要に応じて施設の看護師等かかりつけ医へ送迎し、受診対応するというような新たなサービスを提供することといたします。  これにより、保護者の子育てと就労の両立を支援するとともに、児童の福祉の一層の向上を図ることといたしております。  公約の中では、市内に産婦人科クリニックを開設するとも申し上げておりました。その開設準備として、産婦人科医師助産師等による検討会を設け、基本構想を策定することとし、それに基づきスタッフの募集や施設整備を実施する予定としております。できる限り早期にクリニックの開設が実現するよう準備を進めてまいりたいと考えております。  3点目は、「観光振興」についてであります。  今年度策定いたします「第2次魚津市観光振興計画」に基づき、さらには2020年に開催される東京オリンピックパラリンピックも視野に入れ、魅力ある地域資源を活用し、全国に向け魚津の情報を発信するとともに、「おもてなしの心」で来訪者の受け入れができる体制を整え、交流人口の拡大を総合的、戦略的に進めることといたしております。  さきに述べました「魚津ふるさと応援キャンペーン」につきましては、仮称ではありますが「うおづファンクラブ」を立ち上げ、本市にゆかりのある方をはじめ、多くの会員募集に努めてまいります。  また、市ホームページフェイスブックなどの媒体を活用して全国に情報発信し、より多くの方々に「ふるさと魚津」を応援していただけるような取り組みを展開することといたしております。  ファンクラブへの会員登録をしていただいた方々が、さらにSNS等の活用により情報を発信していただくことで、より大勢の方々に魚津を応援していただくような展開になることを期待いたしております。  東京都中板橋商店街との縁により、魚津の食材で料理を提供いただいている中板橋「うおづや」においては、昨年来、アンテナショップとしての役割を担っていただいておりますが、地場産食材の紹介や食体験のため本市より調理人の派遣を行い、観光協会と連携の上、できる限りの情報提供を実施することにより、本市との縁をさらに深いものにしていくことといたしております。  4点目は、「産業振興」についてであります。  市では、製造業をはじめサービス産業農林水産業などの付加価値を高めることが各産業の振興とともに、魅力ある働く場の創出につながり、ひいては定住人口の拡大の基礎になると考えております。  また、地場産業を未来へ引き継ぎ、地域経済を支え、活力を維持していくためには、さまざまな産業が相互に連携することも必要であると考えております。  本市の自然や地理的な環境に適した産業の育成や誘致の検討も必要であり、若年層に焦点を当て、ゲーム産業をはじめとする新分野の産業育成に取り組むことといたしております。  ゲーム開発、運営の担い手人材を発掘するためのセミナー開催をはじめ体験学習の開催により、人材育成とあわせ、本市において新たな産業の創出につながる取り組みを進めてまいりたいと考えております。  また、商工会議所観光協会、その他の関係団体と連携し、仮称「魚津の未来を創る産業研究会」を立ち上げ、魚津らしい観光産業の掘り起こしや磨き上げについて研究を進め、独自の「産業観光」の醸成の契機にいたしてまいりたいと考えております。  現在、本市における若者の就労体験として「20歳の挑戦事業」と銘打って、都市部の学生による研究事業を行っておりますが、さらなる事業展開として、JAのシンクタンクであるJA共済総研大学ネットワークを活用した農商工連携インターンシップ事業に取り組むことといたしております。  大都市圏に在住する学生に対してインターンシップ合宿を実施し、本市の企業での体験や農林水産業等の体験により、本市の魅力に触れることによるUIJターンの可能性を追求していくものであります。  また、中心商店街における遊休不動産有効活用により、まちの再生、にぎわいの創出を図ってまいります。  国県や商工会議所等の支援をいただきながら、遊休資産現場確認活用案を作成し、不動産所有者等に提言を行う講座であるリノベーションスクールなどの活動を促進することにより、まちの再生にあわせてリノベーションに取り組む人材を育成してまいります。  市内の北陸職業能力開発大学校には300名余りの学生が「ものづくり」の技術を学び、まさに産業人材育成の一翼を担っていただいております。  市では、新たに北陸職業能力開発大学校の学生を対象とした奨学金を創設し、卒業後、市内に居住しようとする方を対象に奨学金を貸与し、卒業後も市内に居住された方に対する返済の一部免除も視野に入れた制度設計をすることといたしております。  農業政策につきましては、平成30年産米の生産調整の見直しが予定されており、担い手である農家、農業経営体などが農産物の食味向上、収量増を目的に必要な農業用資材などを購入し、生産に取り組む場合の経費の一部を新たに助成対象に追加することといたしております。  鳥獣被害防止のため、新たに電気柵を設置される農業共済加入者に対して市独自の助成制度を設けるとともに、被害が発生している地区に対し、新たに追い払い電動銃を貸与することといたしております。  林業政策につきましては、森林法の改正に伴い市町村が統一的な基準により、森林の所有者林地境界に関する情報を林地台帳として整備、公表することが義務づけられたことを受け、法務局や県、市が所有している登記情報森林簿情報などを基礎資料として森林GISを改修し、森林台帳を作成してまいります。  5点目は、「魅力的なまちづくり」についてであります。  市民が安心して暮らし続けるために、協働によるまちづくりを進め、地域振興会と連携のもと、防災・減災対策を進めてまいります。また、医療機関と連携して、積極的に「心と体の健康づくり」を進めることといたしております。  市民協働につきましては、地域振興の拡充を図り、地域特性に応じたそれぞれの地域の要望を自らの手で実現できますよう、市内13地区の地域振興会等へ本年度から「まちづくり交付金」として活動助成金を交付しております。  新年度におきましては、「市民バス等利用促進補助金」と「地区防犯灯LED化支援事業補助金」等の交付金への一元化により、それぞれの事業の効率化迅速化が図られると考えております。  地域おこし協力隊事業は、今年3月から、県外から2名の隊員を受け入れており、地域活動担い手として情報発信していただくとともに、地区のにぎわいの創出に携わっていただきたいと考えております。  災害に強いまちづくり事業につきましては、市の総合防災訓練の充実のほか、土砂災害警戒区域などに指定された地域住民警戒避難体制を強化するため、土砂災害ハザードマップを更新することといたしております。  高齢者福祉施策につきましては、「第31回全国健康福祉祭とやま大会」、愛称「ねんりんピック富山2018」が平成30年11月に開催されることが決定しており、本市では卓球競技とラグビーフットボール競技を開催することとしております。  開催を翌年に控え市の実行委員会を設立し、大会のPRやリハーサル大会の開催など、本番大会に向け機運を盛り上げることといたしております。
     次に、議案第2号から議案第8号まで 平成29年度魚津市特別会計の各予算について概要を申し上げます。  まず、議案第2号 平成29年度魚津市下水道事業特別会計につきましては、歳入歳出の総額を29億4,400万円と定めたいのであります。  歳出では、公共下水道事業費が5億9,400万円、対前年度当初予算比23.7%の減、特定環境保全公共下水道事業費は5億2,600万円と、ほぼ前年度当初予算同額となりました。公共下水道事業では、浄化センター施設更新工事のほか雨水幹線築造工事費を、特定環境保全公共下水道事業では、第6期計画区域における汚水管渠の整備工事費などを計上しております。魚津市公共下水道事業計画に基づき、インフラ整備の促進に努め、下水道網の拡大を図ってまいります。  また、雨水対策につきましては、豪雨による道路冠水等の被害軽減を図るため、村木排水区雨水貯留施設築造工事に着手し、平成30年度の竣工を予定する債務負担行為を設定いたしたいのであります。  議案第3号 平成29年度魚津市農業集落排水事業特別会計につきましては、歳入歳出の総額を4億4,000万円と定めたいのであります。主に維持管理費と公債費を計上しております。  議案第4号 平成29年度魚津市簡易水道事業特別会計につきましては、歳入歳出の総額を1億2,600万円と定めたいのであります。  平成27年度から取り組んでおります東蔵簡易水道の配水管更新経費を計上しております。  議案第5号 平成29年度魚津市国民健康保険事業特別会計につきましては、歳入歳出の総額を48億2,900万円と定めたいのであります。  保険給付につきましては、平成28年度中の趨勢を勘案し、30億2,100万円を計上いたしました。また、後期高齢者支援金を4億6,200万円、介護納付金を1億5,100万円計上しております。  国民健康保険事業のみならず、他の医療会計や関係機関と連携して、引き続き医療費の適正化・効率化に努めてまいります。  議案第6号 平成29年度魚津市後期高齢者医療事業特別会計につきましては、歳入歳出の総額を11億1,400万円と定めたいのであります。  このうち歳出では、富山県後期高齢者医療広域連合の見積もりによる納付金が98.1%を占めており、対前年度比5.1%の増加となっております。  議案第7号 平成29年度魚津市介護保険事業特別会計につきましては、歳入歳出の総額を46億9,700万円と定めたいのであります。  歳出では、保険給付費を43億6,800万円計上しておりますが、対前年度当初予算比1億2,100万円、2.7%の減となっております。  介護保険事業につきましては、平成30年度からは第7期介護保険事業計画に基づいて実施することになっております。市民の3人に1人が65歳以上という超高齢社会を迎え、今後増え続ける需要に適正かつ的確な対応が求められます。高齢者が介護を要する状態になっても、できる限り自宅で自立した日常生活を営み、安心して暮らし続けられる社会づくりに努めてまいります。  議案第8号 平成29年度魚津市水族館事業特別会計につきましては、歳入歳出の総額を1億9,100万円と定めたいのであります。  水族館は博物館としての機能に加え、広告宣伝・情報発信を強化し、観光資源として積極的に活用してまいります。企画展示の充実を図り、市民はもとより広く本市を訪れる多くの方々に水族館にご来場いただき、新たな出会い・発見を体験していただきたいと考えております。  議案第9号 平成29年度魚津市水道事業会計予算は、事業会計の営業活動に必要な経費をあらわす収益的収支においては、収入予定額を6億741万3,000円、支出予定額を5億7,109万6,000円と、施設の改良などに必要な経費をあらわす資本的収支においては、収入予定額を3億9,588万3,000円、支出予定額を6億7,135万1,000円とそれぞれ定めたいのであります。  予算以外の議案といたしましては、まず、条例関係の議案といたしまして、議案第10号から第18号まで、魚津市税条例等について、新規制定を2件、一部改正を7件提案いたしております。  続きまして、契約関係の議案といたしましては、議案第19号 魚津市公共下水道港町中継ポンプ場再構築工事の委託協定の変更について、1件提案いたしております。  続きまして、その他の議案といたしましては、議案第20号から議案第22号まで、市道路線の認定、変更、廃止について、3件提案いたしております。  また、議案第23号 平成28年度魚津市水道事業会計における積立金の処分について、1件提案いたしております。  次に、議案第24号から議案第29号まで、平成28年度魚津市一般会計及び特別会計補正予算についてであります。  一般会計補正予算の規模は7,664万7,000円となっております。また、地域振興事業費など16事業におきまして繰越明許費を、一般廃棄物等収集運搬業務委託など3件につきましては債務負担行為をそれぞれ設定いたしたいのであります。  次に、5つの特別会計補正予算の規模は、2億6,426万3,000円の減となっております。  また、公共下水道整備事業など4事業におきまして繰越明許費を、公共下水道汚泥処理業務委託など2事業につきましては債務負担行為をそれぞれ設定いたしたいのであります。  以上、今回補正いたしますものは、国庫補助金を活用した事業、公共施設整備基金や地域づくり基金への積立金、事業費の精算などのほか、いずれも市政執行に要する経費につきまして補正措置を講ずるものであります。  議案第30号 平成28年度魚津市一般会計補正予算の専決処分につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により、除排雪経費に不足が見込まれましたので、1月31日付で6,300万円の追加を専決処分いたしました。ここに、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものであります。  最後に、報告第1号 専決処分の報告については、地方自治法第180条第1項の規定により、議決により指定されました交通事故等による損害賠償の額の決定及びその和解について5件の専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。  以上、本日提出しました議案の説明といたします。  何とぞ慎重ご審議の上、議決をいただきますようお願い申し上げます。        ─────────────────────────           予 算 特 別 委 員 会 の 設 置 9 ◯議長関口雅治君) 次に、日程第4 予算特別委員会の設置についてを議題といたします。  お諮りいたします。ただいま上程されました議案のうち、議案第1号から議案第9号までの平成29年度予算に係る案件については、委員会条例第6条の規定に基づき、議長を除く議員全員で構成する予算特別委員会を設置し、審査することといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯議長関口雅治君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  この際、予算特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行うため、暫時休憩いたします。  午前10時41分 休憩        ─────────────────────────  午前10時55分 再開 11 ◯議長関口雅治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に開催されました予算特別委員会における正副委員長の互選の結果をご報告いたします。  予算特別委員会委員長  17番  浦 崎 将 隆 君      同 副委員長  13番  寺 崎 孝 洋 君  以上の諸君が正副委員長に互選されました。        ───────────────────────── 12 ◯議長関口雅治君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  なお、3日から8日までを議案調査等のため休会とし、9日に再開いたしまして、市政一般並びに提出議案に対する質問、質疑を行います。  本日は、これをもって散会いたします。  午前10時56分 散会 魚津市議会...