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  1. 高岡市議会 2021-03-07
    令和3年3月定例会(第7日目) 本文


    取得元: 高岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-22
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 開議 午後1時00分   ────────────・─────────────・────────────               開             議 ◯議長(福井直樹君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程(第7号)のとおりでございます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  題  の  宣  告 2 ◯議長(福井直樹君) 日程第1 議案第2号から議案第59号までを議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委  員  長  報  告 3 ◯議長(福井直樹君) 過日の本会議におきまして、各常任委員会に付託いたしました案件につきましては、それぞれ慎重に審査をいただき、その結果を見いだしております。  これより、各委員会の審査結果及び経過につきまして、委員長の報告を求めます。  まず、民生病院常任委員長 角田悠紀君より報告をお願いいたします。       〔民生病院常任委員長角田悠紀君)登壇〕 4 ◯民生病院常任委員長角田悠紀君) 今次3月定例会において、民生病院常任委員会に付託されました議案の審査結果について御報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、当初予算議案5件、条例議案8件及び追加提出されました補正予算議案5件の計18件であります。  審査の結果、議案第2号のうち本委員会所管分、議案第3号、議案第7号、議案第8号、議案第27号及び議案第28号の計6件については賛成多数で、残りの議案第9号、議案第25号、議案第26号、議案第30号、議案第31号、議案第41号、議案第42号、議案第52号のうち本委員会所管分、議案第53号及び議案第56号から議案第58号までの計12件については全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑について申し上げます。  まず、当初予算議案のうち一般会計について、  個人番号カード交付事業費補助金について、マイナポイント等の施策によりマイナンバーカードの取得率が高まったと考えるが、本市の取得率はとの質疑に対し、本市におけるマイナンバーカードの交付率は令和3年3月1日現在で29.4%となっているとの答弁がありました。
     次に、あっかり総合サポート推進事業費について、新たに設けるサポート推進室に配置する相談員にどのような役割を期待しているのかとの質疑に対し、相談員については、これまで地域福祉の現場で活躍してこられ、ノウハウやキャリアを積んできている専門職の方を登用したいと考えている。地域の現場を踏まえたアウトリーチ支援や伴走型の支援、事案に対する連携対応等に期待したいとの答弁がありました。  次に、埋立処分場管理事業費について、埋立処分場を委託することで費用が約3,900万円増額する一方、職員給与費が約5,900万円の減額になっているという説明があった。埋立処分場を委託することで約2,000万円の経費削減につながるという解釈でよいかとの質疑に対し、職員給与費については、埋立処分場だけではなく収集業務などの職員の給与を含んだものが計上されている。直営で正規職員を配置した場合と委託後を比較すると約2,400万円の削減になると見込んでいるとの答弁がありました。  次に、高岡市国民健康保険事業会計について、  第3子の均等割の減免の実施をすべきと考えるが、見解はとの質疑に対し、子供の均等割の減免措置については国の負担と責任において行われるべきものと考えていることから、これまで全国市長会を通じて制度の創設を要望してきたところである。こうした地方からの声を踏まえ、令和4年度から未就学児に係る均等割について、その2分の1を公費で軽減するとの方向性が国より示された。本市としては、子供の均等割に係る軽減の対象を未就学児に限定することなく、またその費用の全額を国費で負担すべきものと考えていることから、引き続き要望していく必要があると考えているとの答弁がありました。  次に、当初予算議案の討論について申し上げます。  議案第2号のうち本委員会所管分、議案第3号、議案第7号及び議案第8号に反対の立場から、  一般会計予算については、身の丈を超えた財政運営をきっかけに、地域に身近な老人クラブや未来を担う子供たちの民間教育・保育施設等への補助金削減が継続されており、回復措置を強く求める。令和2年度からの地区連絡センターでの住民票等の発行業務の停止は住民サービスの後退である。また、マイナンバー制度関連費用が計上されているが、多くの市民が個人情報の漏えいや不正使用に不安を抱えており、制度の廃止、凍結を国に要請すべきである。また、個人情報保護のための万全の対応を当局に求める。  国民健康保険事業会計予算については、国保事業都道府県化の下では保険税の大幅な引上げが強く懸念されるため、統一保険料の設定に賛同しないようにお願いしたい。国民健康保険事業財政調整基金を活用し、均等割を含めた保険税の引下げに踏み切るべきである。また、国による抜本的な財政支援を求めていただきたい。  介護保険事業会計予算については、介護保険料の大幅な引上げが盛り込まれており、容認できない。一般会計からの繰入れを行い、値上げを中止するよう求める。国は、全世代型社会保障改革の中で介護サービス利用料の原則2割への値上げ、要介護1、2の生活援助サービス保険給付からの除外、ケアプラン作成の有料化などを求めている。これは大量の介護難民をつくることになり、承認できない。介護保険料の引下げのために国庫負担割合の引上げを国に要請するよう求める。  後期高齢者医療事業会計予算については、後期高齢者医療の窓口負担を1割から2割に倍増させる危険な動きがある。この制度は75歳以上の高齢者を別枠の制度に追いやる差別的な制度であり、廃止すべきである。また、高い保険料の負担軽減を強く求めるとの意見がありました。  次に、条例議案の討論について申し上げます。  議案第27号及び議案第28号に反対の立場から、  議案第27号については、対象である介護保険第1号被保険者は65歳以上の高齢者であり、その多くが年金収入を支えとしている。年金額が令和2年度において0.1%引き下げられることが決まっている中、介護保険料基準額の13%以上の引上げは容認できない。介護保険料の引下げのために国庫負担増を国に求めるとともに、市としての財政努力を求める。  議案第28号については、感染症や災害への対応力強化を掲げているが、介護現場の人手不足を深刻にする職員配置基準運営基準の緩和が多く盛り込まれている。職員の負担を増やす基準緩和では介護人材の確保はさらに困難になるおそれがあり、容認できないとの意見がありました。  以上をもちまして、民生病院常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。 5 ◯議長(福井直樹君) 民生病院常任委員長 角田悠紀君の報告が終わりました。  次に、産業建設常任委員長 筏井哲治君より報告をお願いいたします。       〔産業建設常任委員長筏井哲治君)登壇〕 6 ◯産業建設常任委員長筏井哲治君) 今次3月定例会において、産業建設常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、当初予算議案6件、条例議案9件、その他議案5件及び追加提出されました補正予算議案4件の計24件であります。  審査の結果、議案第2号のうち本委員会所管分、議案第12号及び議案第20号の計3件については賛成多数で、残りの議案第5号、議案第6号、議案第10号、議案第11号、議案第29号、議案第32号から議案第36号まで、議案第43号から議案第48号まで、議案第51号、議案第52号のうち本委員会所管分、議案第54号、議案第55号及び議案第59号の計21件は全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑及び意見について申し上げます。  まず、当初予算議案のうち一般会計について、  スマート農業普及対策事業費について、砺波市内で行われている球根ネット栽培では、栽培機械の導入で作業にかかる労力が従来の10分の1で済み、高齢になり廃業を考える栽培農家の助けになっているとされている。本市においてもスマート農業をしっかりと普及すべきと考えるが、見解はとの質疑に対し、スマート農業においてドローンの導入がコストパフォーマンスが最もよいものの一つと言われており、農薬散布では労働力が8割程度削減できるとのデータもある。本市ではドローンの免許取得費用やドローン購入に対し助成しており、引き続き取り組んでいく。さらに、若者が農業に参入する上での技術的な問題を解消するため、熟練の農業者でなくても操作が容易にできるアシスト付トラクターの取得や、ドローンによるリモートセンシングを活用した生育診断に基づく効率的、効果的な施肥、防除等の新たな技術導入などへの支援を行っていく。今後とも、農業が将来にわたり魅力ある産業となるよう、スマート農業の推進に取り組んでいきたいとの答弁がありました。  次に、リノベーションまちづくり事業費について、リノベーションスクールでは実際にまちなかにある空き店舗を教材として扱い、それらを再生させることでまちの魅力を発信していくとのことだが、空き店舗に対する施策とどのように掛け合わせて取り組んでいくのかとの質疑に対し、最近では金屋町での店舗の開業や山町筋のビルのリノベーションなど、当該事業を進める中で事業に関わっていただいた方々が具体的に行動を起こしていただいている事例が幾つもある。本市としてはいろいろなプレーヤーを巻き込みつないでいくとともに、その方々が実際にお店を開業される際に必要となる開業資金を支援すること等で空き店舗対策とつなげていきたいとの答弁がありました。  次に、企業立地推進事業費について、先般、富山大学と熊本大学が共同でアルミニウムやチタンなどの軽金属を総合的に研究する拠点を設置するとの報道があった。本市にとってアルミは特産産業の一つであり、アルミを用いた技術開発に取り組む既存企業に関連する企業や、報道にあるような新素材の研究施設等の誘致も視野に入れ、新たな産業団地の候補地を検討すべきと考えるが、見解はとの質疑に対し、アルミ産業に関しては、市内に関係企業も多いことから、これまで県や産業支援機関産業団体等と連携している。令和3年3月24日には、呉西6市連携事業の高機能素材研究活動支援事業として、富山大学と連携し、アルミニウムを題材としたオンラインでのフォーラムを開催する。また、市内にこれらの産業が集積していることや富山県産業技術研究開発センターなどの産業支援機関が置かれていることを本市独自の強みとして発信し、これまでICパーク高岡への誘致を進めてきた経緯もある。このことも念頭に置きながら、進出企業にとって追い風になるよう新たな産業団地の適地を検討したいとの答弁がありました。  次に、道路橋梁費について、各自治会からの要望の多くが道路関連の内容である。本市は中心市街地を中心に東西南北にまちが発展しているが、これらの要望にどのように対応し、道路整備を進めていくのかとの質疑に対し、バランスよく道路が整備、維持管理されるように対応していきたいとの答弁がありました。  次に、当初予算議案に関する討論について申し上げます。  議案第2号のうち本委員会所管分及び議案第12号に反対の立場から、  議案第2号では、事務事業の見直しにより各種補助金の削減がされてきた。見直し前から延べ146件、約2億3,000万円の大幅な削減がされ、新年度においても削減が継続される。これは身の丈を超えた財政運営の失敗のツケを市民に押しつけることになり、容認できない。このことから速やかに回復措置を取るべきである。また、コロナ禍の下で中小業者からは、「経営が逼迫し今後の経営の見通しが立たない」との声が上がっている。国の交付金等を活用し、市単独による事業者への直接支援を要望する。オタヤ開発株式会社経営支援のために融資の償還期限を5年間据え置く突出した優遇措置が取られていることを踏まえ、本市の制度融資の据置期間の延長について抜本的な改善を求める。新規開業者への家賃助成の廃止は施策の後退であり、認めるわけにはいかない。  議案第12号では、下水道使用料の市民1人当たりの負担軽減について、県内他市との比較ではまだまだ努力不足を指摘せざるを得ない。引き続き、下水道使用料の軽減、また調整池の設置を含め、他部局との連携による洪水対策に格段の努力を要望するとの意見がありました。  次に、条例議案について、  議案第20号について、民間の指定確認検査機関における令和元年度の市内の建築確認件数の割合が6割を超える実績となっている。本来なら民間の検査機関を非営利法人化し、地方自治体の責任の下で検査業務が委託されるべきと考えている。平成17年に発覚した構造計算偽装問題を契機に、日本弁護士連合会では確認検査機関制度の廃止と制度の抜本的な改革を提言している。その他、東京都では、自治体が検査機関を監督できる仕組みとなるよう、制度の見直しを国に意見書を提出し求めている。これらを踏まえ、本市として安全な住宅の供給が確保されるために今後どのように取り組むのかとの質疑に対し、当時の構造計算偽装問題に係る最高裁の判決において、建築確認検査は民間の指定確認検査機関が行ったものも含めて地方公共団体の事務とする趣旨の判決には違和感を覚える。毎年、建築基準法建築士法等の改正が行われる中で罰則規定が設けられ、強化されている上、個人の新築住宅に関しては、住宅品質確保法によって事業者は10年間保証することを法律で定められていること等からも、現時点ではある程度住宅の安全性が守られていると考えている。本市としては、同じ特定行政庁の所管内である富山市、また県と足並みを合わせ、情報共有しながら住宅の安全性が確保されるよう進めたいとの答弁がありました。  次に、条例議案に関する討論について申し上げます。  議案第20号に反対の立場から、  耐震偽装事件の再発防止の観点から建築基準法の改正がされているが、国の責任において建物の安全性を確保するためには、現行の建築確認に係る制度に不備が多い。その市民の利益が守れない状況のままでは市民の理解は得難いとの意見がありました。  以上をもちまして、産業建設常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。 7 ◯議長(福井直樹君) 産業建設常任委員長 筏井哲治君の報告が終わりました。  次に、総務文教常任委員長 林 貴文君より報告をお願いいたします。       〔総務文教常任委員長(林 貴文君)登壇〕 8 ◯総務文教常任委員長(林 貴文君) 今次3月定例会において、総務文教常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、当初予算議案2件、条例議案15件、その他議案2件及び追加提出されました補正予算議案1件の計20件であります。  審査の結果、議案第2号のうち本委員会所管分、議案第4号、議案第13号から議案第19号まで、議案第21号から議案第24号まで、議案第37号から議案第40号まで、議案第49号、議案第50号及び議案第52号のうち本委員会所管分の計20件は全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑等について申し上げます。  当初予算議案のうち一般会計について、  図書館費には館内のWi─Fi環境整備に係る経費は含まれているのかとの質疑に対し、現在、中央図書館があるウイング・ウイング高岡内においては、フリースポットや生涯学習センターにおけるモバイルWiFiルーターの貸出しにより対応している状況であるとの答弁がありました。  これに対し、要望として、  児童生徒への1人1台タブレット端末の導入に伴い、子供たちの調べ物などでの図書館利用も想定されることから、各市立図書館内におけるWi─Fi環境の整備をお願いしたいとの意見がありました。  次に、庁舎施設管理委託費について、PCB廃棄物処分経費が含まれているとのことであるが、公共施設におけるPCB廃棄物は令和3年度に全て処分することになるのかとの質疑に対し、高濃度のPCBについては令和5年3月末が廃棄期限となっており、これまでも計画的に廃棄してきた。現在、PCB使用機器洗い出し調査を改めて実施しており、期限までに計画的に廃棄していくとの答弁がありました。  次に、美術館管理事業費について、令和3年度に開催する高岡市美術館創立70周年記念事業の周知方法はとの質疑に対し、70周年記念事業として、テーマを設けて美術館の収蔵品を展示するコレクション展を2回開催する予定である。市の広報紙「市民と市政」や市ホームページによる周知に加え、美術館においては、名刺サイズのカードを作成し各所に配布しているほか、SNSを活用した情報発信に努めているとの答弁がありました。  以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。 9 ◯議長(福井直樹君) 総務文教常任委員長 林 貴文君の報告が終わりました。  以上をもちまして、各常任委員会の審査結果及び経過についての報告が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 10 ◯議長(福井直樹君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 11 ◯議長(福井直樹君) 次に、討論に入ります。  通告がございますので、発言を許します。20番 金平直巳君。       〔20番(金平直巳君)登壇〕 12 ◯20番(金平直巳君) 私は、日本共産党高岡市議団を代表して、議案第2号 令和3年度高岡市一般会計予算、議案第3号 令和3年度高岡市国民健康保険事業会計予算、議案第7号 高岡市介護保険事業会計予算、議案第8号 高岡市後期高齢者医療事業会計予算、議案第12号 高岡市下水道事業会計予算、議案第20号 高岡市手数料条例の一部を改正する条例、議案第27号 高岡市介護保険条例の一部を改正する条例並びに議案第28号 高岡市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正する条例、以上について、反対の討論を行いたいと思います。また、議案第52号 令和2年度高岡市一般会計補正予算(第8号)に賛成の立場から討論を行います。  新型コロナウイルス新規感染者数は下げ止まるどころか増加し、第4波の予兆とも危惧されています。感染力が高いとされる変異株の感染拡大という危険もあります。県内でも変異株による感染が確認されています。  コロナ封じ込めのための高齢者施設等への頻回、定期的な社会的検査の実施、大規模なモニタリング検査の実施、変異株への検査の抜本的増強医療機関への減収補填、売上げが急減した中小事業者への直接支援が緊急課題であります。この点で国、県と連携した当局の迅速な取組の強化を求めます。新型コロナ感染拡大から市民の命と暮らし、営業を守ることこそが自治体の重大な使命であります。  以上の観点から、まず一般会計予算について反対理由を述べたいと思います。  高岡市の身の丈を大きく超えた財政運営の結果生まれた40億円の財源不足を理由にして、市民生活に身近な自治会や老人クラブ等への補助金の削減が固定化されておりますが、当局は、市民の根強い批判を真摯に受け止めていただいて、迅速な回復措置を取られるよう強く求めます。公共施設の使用料についても値上げ状態が固定化しており、市民の批判は極めて強いものがあります。市民活動をサポートするためにも、値上げ前の水準に戻すよう強く求めます。  コミュニティバスが廃止され、交通弱者の交通権、移動権が奪われたまま回復措置が何ら取られておらず、「買物や病院通いが不便になって本当に困っている」、こういう切実な声を受け止め、迅速な救済対策の具体化を当局に求めます。  地区連絡センターについては、今年度から住民票などの発行業務が停止され、住民サービスの低下がもたらされました。来年度からは13の地区連絡センターの運営の民間委託が予定されており、行政責任の後退が強く懸念されます。計画の見直しを求めたいと思います。  マイナンバー制度関連費用が引き続き計上されておりますが、多くの市民が情報漏えい不正使用への不安を抱えており、制度の廃止、凍結を国に要請すべきです。  五位中学校区統合小学校整備事業費5億4,000万円が計上されていますが、高岡市の借金をさらに肥大化させることに果たして市民の合意は得られるでしょうか。財政規律を守り、財政の健全性を保持するためには、既存校舎の活用を基本に検討をし直すべきであります。  中小企業金融対策費に関連して、今年度、オタヤ開発株式会社に対して4億6,000万円が元金返済5年間の据置き、25年返済という極めて優遇的な貸付けが実行されました。消費税増税と新型コロナ感染症拡大の影響で甚大なダメージを受けている多数の中小事業者からは、「5年でなくても、せめてあと2年間、3年間でも元金返済を据え置いてもらえれば本当に助かる」、このような肉声を当局はぜひ真摯に受け止めていただきたい。現状の1年間の据置期間を見直して、コロナ危機で苦しんでいる中小事業者の資金繰りを支援すべきであります。  議会費の問題点として、議員の海外視察費140万円が計上されていますが、新型コロナ感染拡大、変異株の重大な危険性を考慮すれば議員の海外視察は自粛すべきであります。  次に、国保会計予算について述べたいと思います。  国保事業の都道府県単位化の下で、国保税の大幅な値上げが強く懸念されます。これは容認できるものではありません。高過ぎて払い切れない国保税については、8億円を超える国保基金の一部を活用すれば国保税の引下げに踏み切ることは十分に可能です。あわせて、国の財政支援の抜本的強化を求めていただきたいと思います。  介護保険事業会計について述べたいと思います。  菅政権の下で、介護保険の本人負担を原則1割から2割への引上げを念頭にした段階的な負担増、ケアプランの有料化、要支援1、2に続いて要介護1、2の生活援助サービス保険給付から除外し地域支援事業へ移行させる動きがありますが、極めて危険な動きであり、容認できません。年金カットや消費税増税の下で高くて払えない介護保険料負担軽減のために、国庫負担増を国に求め、市としての財政努力が必要です。  重大なことは、今回、議案第27号において介護保険料の大幅引上げが提案されていることであります。市民団体からは値上げ中止を求める緊急要請も出ており、市独自の財政努力によって引上げを中止されるよう求めます。  次に、後期高齢者医療会計についてでありますが、現在開会中の国会では、後期高齢者の窓口負担を1割から2割へと倍増させる法案が審議されていますが、さらなる受診抑制をもたらし、高齢者の命を根底から脅かすものであり、市として反対すべきです。  後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者を別枠の制度に追いやる差別的な制度であり、廃止すべきものであります。高い保険料の負担軽減を求めるべきだと考えます。  下水道事業会計については、この間、下水道使用料負担軽減のための一定の努力がありましたが、県内他市並みの財政努力を行っていただいて下水道使用料の引下げの努力を強く求めたいと思います。  次に、議案第20号について述べたいと思います。  2005年の耐震偽装事件によって、構造計算書の偽装、改ざんや耐震強度不足の建築物の存在も明らかになるなど、建築物の安全性を確保するための建築行政に対する国民の信頼が失墜しました。再発防止策として、民間検査機関を非営利の法人とし、検査業務は地方自治体からの委託によって行うなどの抜本改善が必要であり、この抜本改善のないままの建築確認申請等の手数料の大幅引上げには市民の理解は得難く、賛同できません。  次に、議案第27号について述べます。  この条例改正は、感染症や災害への対応力強化を掲げていますが、介護現場の人手不足を深刻にする介護配置基準や運営基準の緩和が多く盛り込まれています。職員の負担を増やす基準緩和では介護人材の確保が一層困難になる懸念があり、賛同できません。  最後に、議案第52号について賛成の討論を行います。  この補正予算は、学校現場や市民の願いに応えて小中学校の特別教室や給食室へのエアコン設置のための予算措置を行っており、評価したいと思います。  今後は、災害時の避難ともなる体育館にもぜひエアコンを設置されるよう強く要望し、私の討論といたします。 13 ◯議長(福井直樹君) 12番 横田誠二君。       〔12番(横田誠二君)登壇〕 14 ◯12番(横田誠二君) 自由民主党高岡市議会議員会を代表して、市長より提出された令和3年度当初予算議案をはじめ全ての議案について、賛成の立場で討論を行います。  今定例会に提出された新年度当初予算案は高橋市長にとって最後の編成であり、補正予算と合わせて15か月予算として打ち出され、コロナ禍からの脱却に向けた都市の強みを生かした経済循環の回復や、次代を担うひとの育成などに取り組むこととされています。また、ポストコロナを見据えたデジタルトランスフォーメーションやSDGsなど、持続発展可能な社会に向けた施策を盛り込まれるなど、その意気込みを反映した予算案と認識しています。  なお、市民の安全・安心を守る施策、事業は常に最優先課題であり、いまだ見えない新型コロナの感染収束が期待されるワクチン接種について、4月以降の体制を市民への丁寧な説明とともに速やかに整備されることを求めます。  また、財政健全化緊急プログラムの取組が着実に進み、財政の健全化におおむねめどを立てることができたことを我が会派では高く評価しておりますが、厳しい財政運営が今後も続くことから、引き続き緊張感を持って取り組まれるよう、併せて求めます。  一方、近年続けてきた緊縮型の予算への手当ても必要と考えます。新年度早々に市長選が予定されていますが、円滑に市政を継承いただき、公共事業や経済支援等の目下の経済対策、大規模公共施設の在り方、まちなかの活性化など中期の目標を明確にされるとともに、長期的課題である人口減少や少子・高齢化対策、高岡独自の循環型社会の形成など、まちのグランドデザインを早期に確立し、外部に発信すべきです。  加えて、SDGsやデジタル強靱化などこれからの社会に必要な施策や、持続可能な社会に向けた高岡の将来を担うひとづくりの推進は、我が会派も考えを同じくするものであり、ここまで申し上げてきたことを含め、次年度以降も共に知恵を出し合い、一致協力して市勢の発展を図っていきたいと存じます。  今後、令和4年度からスタートする総合計画第4次基本計画をはじめ、近々には各種計画内容がスタートしますが、掲げる施策、事業が着実に実施されるよう望むものです。  なお、今定例会で頻繁に取り上げられた東日本大震災、そして新型コロナなど、外的要因もあって社会の変化速度が一層増す中、今後の自治体運営は、独創的なアイデアやスピード感を伴う力強い改革力、実行力が必要です。  そうした中、我が会派で代表及び一般質問した本市特有のアルミ産業と連携した脱炭素社会の推進は、持続可能な開発目標(SDGs)に資する、経済と環境の好循環をもたらす本市の新たな基幹産業へと発展する可能性を秘めており、部局横断による強力な後押しで実用化されることを期待するものです。  また、本定例会では取り上げませんでしたが、公共施設整備における本市三大課題の一つ、市役所本庁舎問題についても、まちなかへ移転することで、中心市街地の活性化に加え、将来的な負担軽減や危機管理上の課題解決に貢献するものでありますので、速やかに体制を整備し、本格検討に向けて取り組まれるよう期待いたします。
     結びに、私たちも引き続き市民の皆様との対話を重ね、説明責任を果たしながら市政への監視と政策提言に努め、希望と活力に満ちた高岡の創造に尽力することを約束し、賛成討論といたします。 15 ◯議長(福井直樹君) 22番 水口清志君。       〔22番(水口清志君)登壇〕 16 ◯22番(水口清志君) 自民同志会を代表いたしまして、市長より提出されました令和3年度当初予算議案条例議案、その他議案及び追加提出されました補正予算議案について、賛成の立場で討論を行います。  今定例会に提出されました令和3年度当初予算案は、高橋市長にとって最後の編成ともなりました。国の3次補正に呼応した補正予算と合わせて15か月予算として打ち出され、コロナ禍から脱却した後のポストコロナ時代を見据えた新しい変革の時代への道筋をつけるための予算案であると理解しています。  このような中、市民の安全・安心を守る施策、事業は最優先課題であります。いまだ見えない新型コロナウイルス感染の収束のために期待されるワクチン接種については、高齢者をはじめとする市民が円滑にワクチン接種を実施できるよう丁寧な説明を行っていただくよう求めます。  また、40億円と言われるほどの財源不足が発端であった財政健全化緊急プログラムの取組が着実に進み、市民の深い理解と協力があったこともありますが、財政の健全化におおむねめどを立てることができたことを我が会派では高く評価しておりますが、先の見えにくい新型コロナウイルス感染症の影響による市税収入の減少など厳しい財政運営が今後も続くと予想されることから、引き続き緊張感を持って取り組む必要があります。  一方で、近年の緊縮型の予算による弊害の手当ても必要であると考えます。新年度に入り、新しい市長へとスムーズにバトンをタッチされ、公共事業や事業支援など目下の経済対策、さらには大規模公共施設の在り方、まちなかの活性化など中期の目標を明確に示され、長期的には人口減少、少子・高齢化対策や高岡独自の循環型社会の形成に向けた取組のグランドデザインを早期に外部に発信すべきと考えます。  新年度予算案には、五位校区の統合小学校に関する事業費、高岡西部・高陵地区の小中一貫校への事業費などが計上されています。  高岡市の教育環境は、平成17年の旧高岡市と旧福岡町の合併以後、重要課題として議論され続け、当時の村井教育長、氷見教育長へと受け継がれ、米谷教育長がその仕上げとして高岡市の新たな教育環境の体制を方向づけられました。学校の枠組みの変化は市民の高い関心事でもあり、その推進には、最終的には高橋市長の強い信念があったものと受け止めております。  最後に、引き続き財政健全化を目指しながら、中心市街地活性化対策の推進や諸課題の解決に向け着実に取り組まれることを要望し、自民同志会の賛成討論といたします。 17 ◯議長(福井直樹君) 13番 上田 武君。       〔13番(上田 武君)登壇〕 18 ◯13番(上田 武君) 社民・立民議員団を代表し、今次3月定例会に提案されました議案第2号 令和3年度高岡市一般会計予算から議案第59号までについて、全議案賛成の立場で討論を行います。  昨年から国内で感染が拡大した新型コロナウイルス感染症においては、国の初動対応とその後の繰り返されたちぐはぐな対策により収束の兆しが見えず、感染の第4波が襲来するのではと危惧する多くの国民、市民の声があります。市民生活や社会活動、経済活動など様々なところで行動の自粛が求められました。  新型コロナワクチンについては、市民から収束に向けた大きな期待と不安が抱かれていますが、その接種が今年2月17日より医療従事者から始まっています。16歳以上の一般の市民全ての対象者が終了する年内を目標にして進められています。多くの方に接種してもらえる工夫が必要と思います。  さて、令和3年度予算案でありますが、一般会計の歳入については、市債だけを前年比で見ると6億5,620万円、率にして11.6%増額の63億2,900万円となっており、市債の一般会計歳入に占める割合は9.5%となっており、厳しい状況下にあることがうかがえます。  しかし、これ以上市民に対し、さらなる負担とサービスの削減を強いることは認められません。身の丈に合わない財政運営で財源不足に陥ったことを発端に財政健全化緊急プログラムの実施が始まってから、丸3年になります。その取組の一つである総人件費は、5億円の削減目標が令和3年度当初予算までの累計で7億2,000万円に達します。医療従事者をはじめ、コロナ禍で市民に寄り添う職員の努力に応えて臨時削減の終了を求めます。  勝興寺の平成の大修理が完了し、本年4月に竣工式を迎えるほか、吉久地区が重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。歴史・文化資産が多くある本市の強みを、今後の観光交流、まちのにぎわいづくりにもっと生かした取組に期待をいたします。  東日本大震災をはじめ、近年、想定を超える大災害が発生しております。これらを教訓に、減災、防災、また災害、雪に強いまちづくりに積極的に取り組んでいただきたいと思います。  少子・高齢化の加速と、既に進行している人口減少への対策は、本市の発展と持続可能な社会を構築していくために取り組むべき喫緊の課題であります。特に独り親家庭、若者、女性の雇用、所得の安定、子育て支援の充実、拡大が求められています。引き続き、緊張感を持って市政・財政運営に努められるよう強く求めるものです。  当局におかれましては、緊急度、優先度を勘案し予算の執行に当たっていただきたいと思います。コロナ禍で疲弊、窮地に立たされている中小零細事業者や地場産業への支援をはじめ、雇用、教育、医療、福祉の充実の観点から市民の声に寄り添う市政運営に当たっていただきたいと思います。  市民がわくわくする高岡を目指し、満足度が得られる地域の特性を生かし、魅力的で個性ある未来高岡へのまちづくりを推進していただくことを要望し、賛成討論といたします。 19 ◯議長(福井直樹君) 14番 吉田健太郎君。       〔14番(吉田健太郎君)登壇〕 20 ◯14番(吉田健太郎君) 私は公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております議案第2号から議案第59号までの全議案に賛成の立場から討論をさせていただきます。  いまだ収束の兆しの見えない新型コロナウイルス感染症の脅威は、ともすれば市民生活にも暗い影を落としがちになっておりますが、こんなときこそ市民に安心してもらえる行政の取組が必要であろうと考えております。  こうした中、編成された令和3年度当初予算案は、先月の臨時議会で可決された新型コロナウイルスワクチン接種事業費などを含めた補正予算とともに、いわゆる15か月予算として編成されており、切れ目のないスムーズな予算執行を目指したものとなりました。  特に、1人1台のタブレット整備で急速にデジタル化が進んでいる教育行政においては、ICTをフル活用した新しい教育の在り方を進める、いわゆるGIGAスクール構想の推進を図られるとされていることや、五位中学校区の統合小学校造成の着手、高陵中学校区、高岡西部中学校区における小中一貫校整備に向けた取組など、高橋市長が高岡百年の大計と言われた教育改革が本格的に着手されることに期待を寄せるものです。  また、この次代を担うひとづくり施策のほかにも、事業承継などで産業基盤を担うひとづくり、地域コミュニティの維持・活性化を担うひとづくりなど、一貫して「ひと」に光を当てた施策に取り組まれるとされているところを高く評価するものであります。  一方で、本市の最重要課題の一つである財政健全化に向けては、財政健全化緊急プログラムに基づく着実な進捗を見せており、当初約40億円とされていた改善額を5.2億円にまで圧縮し、計画期間中の目標達成が見通せるところまで来られたということは、大変喜ばしく思っております。  さらには、こうしたやりくりの中で将来の公共施設の整備、改修を見据え、市債の発行の抑制に活用する新たな基金である公共施設等整備改修基金に積立金10億円を計上されたことは、財政の健全化が着実に進んでいる証左でもあるものと評価いたしております。  もとより財政健全化の取組は不断の努力であり、今後も市民の皆様に十分な説明と納得、そして共感を与えていただきながら、言わば共創の財政運営とでも言えるようなものが推進されていくことを望むものであります。  コロナ禍の現在ではありますが、市政運営に当たっては、とかく不安になりがちな日常の市民生活を支え、寄り添う姿勢を持って当たっていただき、やがてコロナ禍を乗り越えて、未来の高岡に向け力強く前進できるよう強く要望いたしまして、賛成討論とさせていただきます。 21 ◯議長(福井直樹君) 以上で、討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 22 ◯議長(福井直樹君) これより、採決を行います。  まず、  議案第2号 令和3年度高岡市一般会計予算  議案第3号 令和3年度高岡市国民健康保険事業会計予算  議案第7号 令和3年度高岡市介護保険事業会計予算  議案第8号 令和3年度高岡市後期高齢者医療事業会計予算  議案第12号 令和3年度高岡市下水道事業会計予算  議案第20号 高岡市手数料条例の一部を改正する条例  議案第27号 高岡市介護保険条例の一部を改正する条例 及び  議案第28号 高岡市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例等の一部        を改正する条例         「高岡市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一          部改正」         「高岡市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等          に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の          一部改正」         「高岡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関す          る条例の一部改正」         「高岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに          指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方          法の基準等に関する条例の一部改正」  以上、8件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 23 ◯議長(福井直樹君) 起立多数であります。  よって、議案第2号、議案第3号、議案第7号、議案第8号、議案第12号、議案第20号、議案第27号及び議案第28号の計8件は、委員長の報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────── 24 ◯議長(福井直樹君) 次に、  議案第4号 令和3年度高岡市荻布奨学金事業会計予算 から  議案第6号 令和3年度高岡市工業団地造成事業会計予算 まで  議案第9号 令和3年度高岡市高岡市民病院事業会計予算 から  議案第11号 令和3年度高岡市工業用水道事業会計予算 まで  議案第13号 高岡市役所分庁舎の設置に関する条例及び高岡市総合行政センター設置条例を廃        止する等の条例         「高岡市役所分庁舎の設置に関する条例及び高岡市総合行政センター設置条例          の廃止」         「高岡市防災行政無線施設条例の一部改正」 から  議案第19号 高岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 まで  議案第21号 高岡市行政財産の使用料に関する条例及び高岡市国民健康保険条例の一部を改正        する条例 から  議案第26号 高岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 まで  議案第29号 高岡市福岡町霊園条例         附則「福岡町霊園の設置及び管理に関する条例の廃止」           「福岡町霊園整備事業基金条例の一部改正」 から  議案第59号 令和2年度高岡市水道事業会計補正予算(第3号) まで  以上、50件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯議長(福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第4号から議案第6号まで、議案第9号から議案第11号まで、議案第13号から議案第19号まで、議案第21号から議案第26号まで、議案第29号から議案第59号までの計50件は、いずれも委員長の報告のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               追 加 議 案 の 上 程 26 ◯議長(福井直樹君) 次に、日程第2 議案第60号から議案第83号までを議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               提 案 理 由 の 説 明 27 ◯議長(福井直樹君) 市長 高橋正樹君より提案理由の説明を求めます。       〔市長(高橋正樹君)登壇〕 28 ◯市長(高橋正樹君) 本日追加提出いたしました議案24件について御説明申し上げます。  議案第60号から第78号までは、農業委員会の委員の任命について同意を求める件でありまして、現委員の任期が令和3年4月30日で満了となりますことから、青木紘氏、飯沼清文氏、石王純子氏、市野良治氏、大巻憲五氏、岡島秋美氏、尾守哲氏、尾崎輝雄氏、北川浩一氏、竹内正一氏、武部剛氏、藤森章一氏、松之木義博氏、宮崎三郎氏、村上祐氏、矢後暁二氏、山田正氏、山本信治氏、吉田彰氏を任命いたしたいと存ずるものであります。  議案第79号から第83号までは、人権擁護委員の推薦について意見を求める件でありまして、磯原正浩氏、岡西法英氏、尾崎かをる氏、廣瀬哲丈氏、山崎京子氏の任期が令和3年6月30日で満了となりますことから、新たに老子裕子氏、坂本雅則氏、藤井宣秀氏を、また、引き続き磯原正浩氏、山崎京子氏を推薦いたしたいと存ずるものであります。  何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げる次第であります。
    29 ◯議長(福井直樹君) 市長 高橋正樹君の提案理由の説明が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委 員 会 付 託 の 省 略 30 ◯議長(福井直樹君) ただいま議題となっております議案第60号から議案第83号までにつきましては、いずれも人事案件でございますので、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◯議長(福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第60号から議案第83号までは直ちに採決することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 32 ◯議長(福井直樹君) これより、採決を行います。  まず、  議案第60号 農業委員会委員の任命について同意を求める件 から  議案第78号 農業委員会委員の任命について同意を求める件 まで を一括して採決いたします。  これは、青木紘君、飯沼清文君、石王純子君、市野良治君、大巻憲五君、岡島秋美君、尾守哲君、尾崎輝雄君、北川浩一君、竹内正一君、武部剛君、藤森章一君、松之木義博君、宮崎三郎君、村上祐君、矢後暁二君、山田正君、山本信治君及び吉田彰君の19君に係るものであります。  本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長(福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第60号から議案第78号までは、これに同意することに決定いたしました。   ─────────────────────────────────────── 34 ◯議長(福井直樹君) 次に、  議案第79号 人権擁護委員の推薦について意見を求める件 から  議案第83号 人権擁護委員の推薦について意見を求める件 まで を一括して採決いたします。  これは、磯原正浩君、老子裕子君、坂本雅則君、藤井宣秀君、山崎京子君の5君に係るものであります。  本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長(福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第79号から議案第83号までは、これに同意することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議員提出議案の上程 36 ◯議長(福井直樹君) 次に、日程第3 議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━              提案理由の説明及び委員会付託の省略 37 ◯議長(福井直樹君) お諮りいたします。  議員提出議案第1号 高岡市議会委員会条例の一部を改正する条例及び議員提出議案第2号 高岡市議会会議規則の一部を改正する規則の2件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、提出者の説明及び委員会付託を省略し、一括して直ちに採決したいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長(福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号の2件は、提出者の説明及び委員会付託を省略し、一括して直ちに採決することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 39 ◯議長(福井直樹君) これより、採決を行います。  議員提出議案第1号 高岡市議会委員会条例の一部を改正する条例 及び  議員提出議案第2号 高岡市議会会議規則の一部を改正する規則 の2件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長(福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号は、原案のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議 員 派 遣 の 件 41 ◯議長(福井直樹君) 次に、日程第4 議員派遣の件を議題といたします。  議員派遣につきましては、お手元に既に配付いたしました議員派遣一覧表のとおりであります。  お諮りいたします。  本件につきましては、議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯議長(福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに決定いたしました。   ───────────────────────────────────────                   議員派遣一覧表  地方自治法第100条第13項及び高岡市議会会議規則第160条の規定により次のとおり議員を派遣する。                     記 1 県選出国会議員との懇談会 (1) 派遣目的 要望事項に対する県選出国会議員との意見交換のため。 (2) 派遣場所 東京都 (3) 派遣期間 令和3年5月25日(火) (4) 派遣議員 薮中副議長   ───────────────────────────────────────   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               閉会中の継続審査の件 43 ◯議長(福井直樹君) 次に、日程第5 閉会中の継続審査の件を議題といたします。  議会運営委員長及び各常任委員長から、それぞれの所管事項の調査について、お手元に配付いたしました継続調査事件一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。  お諮りいたします。  本件は、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 44 ◯議長(福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申出のとおり、所管事項の調査につきましては、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。   ───────────────────────────────────────                閉会中継続調査事件一覧表 議会運営委員会  1 次期定例会又は臨時会の日程等議会の運営について  2 会議規則、委員会条例等議会関係の条規の制定、改廃について  3 議長の諮問に関する事項について 総務文教常任委員会  1 市政の総合企画について  2 文化創造について  3 防災対策について  4 財政計画及び財政運営について  5 市税その他財源の確保について  6 義務教育内容の充実及び教育施設の整備について  7 社会教育及び社会体育について  8 文化振興及び文化財の保護について  9 交通対策について  10 その他総務文教所管に関する事項 民生病院常任委員会  1 社会福祉対策について  2 子ども・子育て支援等児童福祉対策について
     3 高齢者福祉・高齢者医療及び介護保険について  4 国民健康保険及び国民年金について  5 保健衛生及び救急医療について  6 環境対策及び交通安全対策について  7 多文化共生及び国際交流について  8 男女平等・共同参画施策の推進について  9 清掃事業について  10 市民病院事業について  11 消防対策について  12 その他民生病院所管に関する事項 産業建設常任委員会  1 商工業の振興について  2 勤労者対策について  3 観光対策について  4 農林水産業の振興について  5 農業生産基盤の整備について  6 都市計画について  7 土地区画整理事業について  8 公園の整備及び緑化の推進について  9 道路及び橋りょうの整備、維持について  10 住宅対策について  11 水道事業について  12 下水道事業について  13 その他産業建設所管に関する事項   ───────────────────────────────────────   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               市 長 あ い さ つ 45 ◯議長(福井直樹君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  この際、市長 高橋正樹君より御挨拶がございます。       〔市長(高橋正樹君)登壇〕 46 ◯市長(高橋正樹君) 一言御挨拶を申し上げます。  去る3月1日から本日までの24日間にわたって3月定例会が開催されました。この間、議員各位におかれましては、令和3年度予算をはじめ、令和2年度補正予算並びに条例その他、御提案申し上げました82議案につきまして、終始慎重かつ熱心に御審議いただき、全案件を可決賜りましたことに対し、厚く御礼申し上げます。  新型コロナウイルスの感染拡大により市民生活や社会活動、経済活動などで大きな影響を受ける中、令和3年度は、ポストコロナ時代を見据え、新しい変革の時代への道筋をつける重要な年であります。  今議会におきましては、コロナ禍からの脱却に向けた安全・安心な市民生活の確保、都市の強みやまちの魅力を生かした好循環の回復などの施策を積極的に盛り込んだ新年度予算をはじめ、市政の各般にわたる事項につきまして大局的かつ多角的な見地から御審議いただきました。  議員各位から賜りました貴重な御意見を真摯に受け止め、デジタルトランスフォーメーションやSDGsなどの新たな時代の潮流を取り込みながら、「次世代から共感を得られるまちづくり」を目指して総合計画第4次基本計画の策定を進めるとともに、とやま呉西圏域全体の発展に向け、6市の連携を密にして第2期とやま呉西圏域連携中枢都市圏ビジョンの推進に取り組んでまいります。  厳しい財政状況の下ではありますが、議会と行政がそれぞれの役割を十分に発揮しながら、「豊かな自然と歴史・文化につつまれ 人と人がつながる 市民創造都市 高岡」の実現に向け、市民の皆様と一丸となって取り組んでまいりたいと存じます。  終わりに、議員各位には今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様方のますますの御健勝と御多幸をお祈り申し上げまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 47 ◯議長(福井直樹君) 市長 高橋正樹君の御挨拶が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議 長 あ い さ つ 48 ◯議長(福井直樹君) 令和3年3月定例会を閉会するに当たりまして、一言御挨拶申し上げます。  去る1日に開会いたしました今期定例会も、本日ここに令和3年度予算をはじめ多くの重要案件を議了し、無事閉会の運びとなりました。  議員各位には、終始慎重に御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。  当局におかれましては、この間出されました意見、要望等を十分に踏まえられ、市政運営に取り組まれるよう切望するものであります。  さて、市長から今ほどお話もありましたが、令和3年度は産業、観光、歴史・文化、福祉などの政策分野の指針となる主要計画や、将来にわたる圏域の活力のさらなる向上を図るための第2期とやま呉西圏域連携中枢都市圏ビジョンがスタートする年であります。また、総合計画第3次基本計画の最終年度であり、これまで築いてきた都市の強みと磨き上げてきたまちの魅力を最大限に生かしながら、市民や地域による「ひとの力」に焦点を当てた第4次基本計画につなげていく必要があります。  一方、新型コロナウイルスの感染拡大により日常生活や経済活動が制限され、今後の見通しもいまだ不透明な状況にありますが、ポストコロナを見据えたまちづくりにも取り組んでいかなければなりません。  私ども議会といたしましても、市民の負託に応えるべく、全力をもって市民福祉の向上と市勢の発展に努めてまいる所存でありますことを申し添えまして、閉会の挨拶といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               閉             会 49 ◯議長(福井直樹君) 以上をもちまして、今期定例会を閉会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 50 ◯議長(福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、令和3年3月高岡市議会定例会を閉会いたします。   ────────────・─────────────・────────────                                 閉会 午後2時13分 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    高岡市議会議長    高岡市議会副議長    会議録署名議員    会議録署名議員    会議録署名議員 Copyright © Takaoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...