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  1. 高岡市議会 2020-03-07
    令和2年3月定例会(第7日目) 本文


    取得元: 高岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-22
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 開議 午後1時00分   ────────────・─────────────・────────────               開             議 ◯議長(金森一郎君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程(第7号)のとおりであります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               諸  般  の  報  告 2 ◯議長(金森一郎君) この際、諸般の報告を行います。  まず、市監査委員から、一般会計及び特別会計並びに病院及び水道の各事業会計に関する令和元年度2月分の出納検査の結果報告書が提出されております。この報告書につきましては、事務局に保管してございますので、各位におかれましては随時御閲覧くださるようお願いいたします。  以上で、諸般の報告を終わります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  題  の  宣  告 3 ◯議長(金森一郎君) 日程第1 議案第1号から議案第48号まで及び議案第50号から議案第72号までを議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委  員  長  報  告 4 ◯議長(金森一郎君) 過日の本会議におきまして、各常任委員会に付託いたしました案件につきましては、それぞれ慎重に審査をいただき、その結果を見いだしております。  これより、各委員会の審査結果及び経過につきまして、委員長の報告を求めます。  まず、民生病院常任委員長 高岡宏和君より報告をお願いいたします。       〔民生病院常任委員長高岡宏和君)登壇〕 5 ◯民生病院常任委員長高岡宏和君) 今次3月定例会において、民生病院常任委員会に付託されました議案の審査結果について御報告申し上げます。
     本委員会に付託されましたのは、当初予算議案5件、条例議案2件、その他議案1件及び追加提出されました補正予算議案4件の計12件でございます。  審査の結果、議案第1号のうち本委員会所管分、議案第2号、議案第6号及び議案第7号の計4件については賛成多数で、残りの議案第8号、議案第17号、議案第18号、議案第29号、議案第66号のうち本委員会所管分、議案第67号、議案第71号及び議案第72号の計8件については全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑等について申し上げます。  まず、当初予算議案のうち一般会計について、  公共施設使用料について、値上げによる歳入増を部局ごとに幾ら見込んでいるのか。また、使用料の値上げに対し市民がどのように受け止めていると考えているかとの質疑に対し、市民生活部では、3つのコミュニティセンター及び男女平等推進センターを合わせ196万1,000円の歳入増を見込んでいる。現在のところ、値上げによる利用者の数の変化は大きくなく、利用者からの苦情等は上がっていない。福祉保健部では、ふれあい福祉センターで111万7,000円の歳入増を見込んでいる。使用料の見直しの流れの中で利用団体の方々による施設の利用サイクルや利用形態を話し合う動きが起こっており、議論のきっかけを提供する機会になったと受け止めているとの答弁がありました。  次に、ふれあい福祉センター施設整備事業費について、ボランティア登録し使用料の減免を受けた団体がふれあい福祉センターのホールを年間150回無料で利用し、他の団体から苦情が上がっており、利用ルールの見直し等が必要ではないかとの質疑に対し、そのような声があることを把握しており、減免制度の在り方の検討が進んでいる。また、利用団体とも協議しており、予約できる日数に制限を設けることや減免回数に上限を設定することなど、見直しを進めているとの答弁がありました。  次に、斎場施設管理費の増額要因はとの質疑に対し、火葬炉の公害防止設備の取替えなどによる修繕費の増加が約2,350万円である。一方、炉監視システム等の機器更新が終了したことや光熱費の減少、窓口業務の委託化などの減額要因もあり、斎場施設管理費は約710万円増額となっている。斎場は供用を開始してから11年がたち、今後も定期修繕を行っていく必要があるが、経費が増嵩しないようしっかりと検討を重ねていきたいとの答弁がありました。  次に、消防団救助能力向上資機材緊急整備事業費について、消防資機材は経験の浅い人が使用することは大変危険であり、定期的な点検も必要となる。専門的な知識の習得が不可欠であるが、消防本部の見解はとの質疑に対し、これまでも車両更新の際に消防資機材の配備を行ってきた。分団の方には、消防署の指導の下、訓練をしていただき、資機材の扱い方やメンテナンス方法を習得してもらっている。今後も指導をしっかりと行いたいとの答弁がありました。  次に、博労分団器具置場移転改築事業費について、博労分団の器具置場の予定地は積雪時の雪捨場となっていると聞いている。雪を捨てるダンプやトラックなどが出入りする際に非常時の出動が必要となったときのことを考慮しているのかとの質疑に対し、器具置場の設置後も雪捨場として利用すると聞いている。敷地が広いため、出動時にダンプ等がいた場合でも道を譲ってもらうことは可能であり、問題なく対応できると考えているとの答弁がありました。  次に、討論について申し上げます。  議案第1号のうち本委員会所管分、議案第2号、議案第6号及び議案第7号に反対の立場から、  一般会計予算については、40億円の財源不足を理由に、市民生活に身近な自治会や老人クラブ等への補助金削減が継続されており、回復措置を強く求める。また、公共施設の使用料の引上げも賛同できない。来年度からの地区連絡センターでの住民票等の発行業務の停止は住民サービスの削減であり、容認することはできない。また、マイナンバー制度関連費用が計上されているが、多くの市民が個人情報の漏えいや不正使用に不安を抱いており、制度の廃止、凍結を国に要請すべきである。また、個人情報保護のための万全の対応を当局に求める。  国民健康保険事業会計予算については、国保事業の都道府県化の下では国保税の大幅な引上げが強く懸念されるため、統一保険料の設定に賛同しないようにお願いしたい。国民健康保険事業財政調整基金を活用し、均等割を含めた国保税の引下げに踏み切るべきである。また、国による抜本的な財政支援を求めていただきたい。  介護保険事業会計予算については、財政制度等審議会の中で、介護保険サービスの本人負担を原則1割から原則2割への引上げを念頭にした段階的な負担増、ケアプランの有料化のほか、要支援1、2に続き要介護1、2の生活援助サービスを保険給付から外し、地域支援事業に移行させることを求めている。これは大量の介護難民をつくることになり、承認できない。介護保険料の引下げのために国庫負担増を国に求め、市としての財政努力を強く求める。  後期高齢者医療事業会計予算については、後期高齢者医療の窓口負担を1割から2割に倍増させる危険な動きがある。この制度は75歳以上の高齢者を別枠の制度に追いやる差別的な制度であり、廃止すべきである。また、高い保険料の負担軽減を強く求めるとの意見がありました。  以上をもちまして、民生病院常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。 6 ◯議長(金森一郎君) 民生病院常任委員長 高岡宏和君の報告が終わりました。  次に、産業建設常任委員長 山口泰祐君より報告をお願いいたします。       〔産業建設常任委員長山口泰祐君)登壇〕 7 ◯産業建設常任委員長山口泰祐君) 今次3月定例会において、産業建設常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、当初予算議案6件、条例議案9件、その他議案35件及び追加提出されました補正予算議案3件の計53件であります。  審査の結果、議案第1号のうち本委員会所管分は賛成多数で、議案第4号、議案第5号、議案第9号から議案第11号まで、議案第16号、議案第19号から議案第26号まで、議案第30号から議案第48号まで、議案第50号から議案第65号まで、議案第66号のうち本委員会所管分、議案第69号及び議案第70号の計52件は全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑及び意見について申し上げます。  まず、当初予算議案のうち一般会計について、  農協営農指導強化費補助金について、栽培技術高位平準化や安心・安全な栽培技術の研修、農業新技術等をどのように進めていくのかとの質疑に対し、栽培技術の向上、農業新技術等の必要性があることは十分認識しており、JA及び県農林振興センターとの意見交換を密にしてどのように技術向上につなげるのか検討し、両機関と連携しながら指導事業や支援に取り組みたいとの答弁がありました。  次に、セリオタウン推進事業費について、今後、土地開発公社が取得した御旅屋セリオの持分を市が取得することになるとのことだが、市の持分に応じた賃料収入が入ることになるのかとの質疑に対し、テナントからの賃料収入が持分に応じて地権者に入るわけではなく、オタヤ開発は地権者と賃貸借契約を結び、またそれとは別にテナントとそれぞれ賃貸借契約を結ぶ。テナントがオタヤ開発に賃料と共益費を支払い、オタヤ開発は地権者に対してそれぞれ地代家賃を支払う関係となっており、それぞれの契約金額に基づいて算定されるとの答弁がありました。  次に、地場産業対策事業費について、現在の地場産業センターの施設の老朽化に伴う費用の増大、交通環境の変化等の要因からまちなかへ移転すること、さらに、まちなかへの移転に伴う様々な対策が取られていることも理解できる。その上で、事業費が昨年度と比較し589万円増額されていると思うが、具体的な事業の内容はとの質疑に対し、まちなかにおいて、来館者へのアンケート調査や、近隣の宿泊者、観光客に対しものづくり体験地場産業品ニーズ調査を行い、地場産業品販売促進戦略に組み込むこととしている。また、先進的な産地事例を学ぶセミナーや意見交換の場を設け、例えばコラボ商品開発等のためのセミナーを実施するなど、より発展的なものとしたい。まちなかのにぎわいイベントとしては、御旅屋通りで体験を中心としたマルシェを実施してにぎわい創出を図るなど、単に移転ということではなく、まちなかに移転したことの利点を生かした取組を進めていきたいとの答弁がありました。  次に、当初予算議案に関する討論について申し上げます。  議案第1号のうち本委員会所管分に反対の立場から、  約40億円の財源不足解消のために、財政健全化緊急プログラムの下、市民や職員に大きな負担を強いている中、御旅屋セリオのフロアを9億9,600万円で取得することに、多くの市民から疑問の声が上がっている。また、購入に関して議会の審議が必要とならない土地開発公社での先行取得を行ったことに対して、不信の声も聞いている。市民に対して説明責任を果たさないままで、セリオタウン推進事業費など、御旅屋セリオフロア取得の関連や地場産業センター御旅屋セリオに移転させるための予算が計上されており、反対するとの意見がありました。  次に、条例議案について、  高岡市地方卸売市場条例の一部を改正する条例によって、具体的にどのような変化があるのかとの質疑に対し、具体的な変化として、第三者販売においては、これまで市場の中で完結していた取引が市場外の業者でも取引ができるようになる。また、直荷引きの禁止解除により、通常、仲卸業者は卸売業者から買うことしかできなかったが、産地から直接取引できるようになる。流通機能の合理化、生鮮食品等の公正な取引環境の確保を促進し、生産者と消費者双方のメリットの向上を目的とした改正になっているとの答弁がありました。  次に、追加提出されました補正予算議案について、  交通ネットワーク整備事業費について、国の補正予算を活用し通学路等の交通安全緊急対策を行うため3,000万円を補正計上しているが、どこの地域に何か所の整備を予定しているのかとの質疑に対し、伏木地区の雨晴伊勢領線や戸出地区の戸出町四丁目醍醐線など6路線の整備を予定しているとの答弁がありました。  以上をもちまして、産業建設常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。 8 ◯議長(金森一郎君) 産業建設常任委員長 山口泰祐君の報告が終わりました。  次に、総務文教常任委員長 酒井善広君より報告をお願いいたします。       〔総務文教常任委員長酒井善広君)登壇〕 9 ◯総務文教常任委員長酒井善広君) 今次3月定例会において、総務文教常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、当初予算議案2件、条例議案5件、その他議案1件及び追加提出されました補正予算議案2件の計10件であります。  審査の結果、議案第1号のうち本委員会所管分、議案第15号及び議案第28号の計3件は賛成多数で、議案第3号、議案第12号から議案第14号まで、議案第27号、議案第66号のうち本委員会所管分及び議案第68号の計7件は全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑及び意見について申し上げます。  当初予算議案のうち一般会計について、  市民会館管理事業費について、令和2年度に地質調査を実施するとのことだが、元年度に実施した施設の老朽化度調査及び有害物質使用実態調査の結果と併せて、今後、文化庁と協議していくことになるのかとの質疑に対し、老朽化度調査及び有害物質使用実態調査の結果を踏まえて文化庁と協議を始めている。国史跡の保持という観点から、今後、工法を絞り込む段階で地質が影響することも想定されるため、令和2年度の予算において地質調査の実施費用を計上しているとの答弁がありました。  次に、万葉線におけるICカード決済の導入に向けた進捗状況はとの質疑に対し、これまではIC機器導入の仕様について検討してきた。令和2年度は万葉線利用促進事業費として車両の冷房化に係る予算を計上しており、万葉線株式会社が保有する11編成の車両のうち旧型3両の電源を3か年の見通しで、直流から交流に変換する機械を含む車両に改造する予定である。交流電源への対応はIC機器の作動に必要なことから、IC機器導入の布石となるものである。また、JR西日本から、地域交通でも利用できる簡易なIC車載器の開発についての提案があり、それについても検討を進めているとの答弁がありました。  次に、部活動育成費について、部活動指導員を2名から4名に増員することにより教員の負担は軽減されるのかとの質疑に対し、今回増員する部活動指導員は、従来のスポーツエキスパートとは異なり単独で部活動指導ができることから、教員は空いた時間を指導力向上等、他の教務に充てることが可能となるとの答弁がありました。  次に、吉久地区の重要伝統的建造物群保存地区選定に向けた予算計上と今後のスケジュールはとの質疑に対し、市内町並み保存対策事業費において、国の選定に伴う諸経費や選定後の記念講演、ワークショップ等の開催費用を盛り込んでいる。今後、令和2年6月に都市計画における保存地区を決定し、8月に国へ選定の申出を行い、10月頃に国の文化審議会の答申が出れば選定を受ける流れとなるとの答弁がありました。  次に、当初予算議案に関する討論について申し上げます。  議案第1号のうち本委員会所管分に反対の立場から、  一般会計予算については、高岡市の身の丈を超えた財政運営の結果生じた40億円の財源不足を理由とした公共施設使用料の値上げが盛り込まれているが、このことは市民の理解が得られないことから、値上げ前に戻すことを求める。また、マイナンバー制度に関する費用が盛り込まれているが、多くの市民が個人情報の漏えいや不正使用に不安を感じており、制度の廃止、凍結を国に要請すべきである。さらに、コミュニティバス廃止から2年たつが、市民協働型交通システムが日の目を見ていないことから、市主導によるコミュニティバス復活を求めたい。また、五位中学校区統合小学校整備事業費が計上されているが、公債費の肥大化を加速させることから、既存校舎の有効活用を求めたい。最後に、議会費として海外視察に係る140万円の予算が計上されているが、緊急性がないため廃止を求めるとの意見がありました。  次に、条例議案について、  高岡市市税賦課徴収条例の一部を改正する条例について、督促手数料を求めることは市民に対し新たな負担を求めることになると考えるが、見解はとの質疑に対し、本人の都合により滞納が発生している状況において督促状の発送費用100円を実費として徴収することは、公平性の観点から適正であると考えており、他市の状況も踏まえ、徴収することとしたとの答弁がありました。  次に、条例議案及びその他議案に関する討論について申し上げます。  議案第15号及び議案第28号に反対の立場から、  議案第15号については、消費税の増税及び新型コロナウイルスによる影響が懸念される中、督促手数料の徴収により市民にさらなる負担を求めることになることから容認できない。また、議案第28号については、2億4,000万円の用地取得に係る予算を伴うものであり、反対するとの意見がありました。  以上をもちまして、総務文教常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。 10 ◯議長(金森一郎君) 総務文教常任委員長 酒井善広君の報告が終わりました。  以上をもちまして、各常任委員会の審査結果及び経過についての報告が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 11 ◯議長(金森一郎君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 12 ◯議長(金森一郎君) 次に、討論に入ります。  通告がございますので、発言を許します。13番 上田 武君。       〔13番(上田 武君)登壇〕 13 ◯13番(上田 武君) 社民党議員団として、議案第1号 令和2年度高岡市一般会計予算について、反対の立場で討論をいたします。  身の丈に合わない財政運営により約40億円の財源不足に陥り、その解消のために策定した財政健全化緊急プログラムの下、市民と職員に大きな負担をお願いしている一方で御旅屋セリオのフロアを9億9,600万円で取得することに、多くの市民からは不満や不信の声がいまだに上がっています。ましてや、購入に関して議会の審議が必要とならない高岡市土地開発公社での先行取得を行ったことについても不満と疑念の声が聞かれます。市民に説明責任を果たさないままでの令和2年度の一般会計予算に、セリオタウン推進事業費など御旅屋セリオフロア取得に関連した予算や高岡地域地場産業センター御旅屋セリオに移転させるための予算が計上されていますので、賛同することはできません。  一方、評価する点として、勝興寺に対して、令和3年度の全体公開を見据え、多言語音声ガイド整備等ガイダンス機能の強化に対する支援や、吉久地区の重要伝統的建造物群保存地区選定への取組の強化です。また、JR城端、氷見線とあいの風とやま鉄道を乗り継ぐ通学定期利用者に対し、助成を新事業として行うこと。「安心して妊娠・出産・子育てができる体制の充実」について、産後ケアとして、済生会高岡病院と連携し新たに宿泊型サービスを開始するほか、高岡市民病院とも協力し、デイサービスなどを拡充すること。また、中学校の部活動指導員を増員し、教員の労働軽減と指導体制を強化すること。重度心身障害者等への医療費助成制度では、新たに65歳未満の重度心身障害者の方の入院、通院を補助対象に追加すること。我が会派が令和2年度の予算について要望しておりました脱原発に向け、太陽光発電蓄熱電池等再生可能エネルギーの積極的な活用と推進を図ることについて、新たに太陽光発電と連携した電気自動車等の充電・電力供給システムの設置に対する補助が予算化された点などであります。  さきに述べた御旅屋セリオフロア取得に対して、公拡法と高岡市土地開発公社の定款に違反するとして、市民から住民監査請求が高岡市監査委員に提出されました。その監査結果の中で、「取得の必要性や時期の適否については、必ずしも十分に説明されていたとは言えない。また、市は、依然として厳しい財政状況であることから、市民に対する説明責任を果たし、不信と疑念を与えることのないよう要望する」と市長に対し要望されています。市長をはじめ当局におかれましては、このことを真摯に受け止めていただき、我が会派が求め続けてきた市民への説明責任をしっかりと果たしていただくことを強く求めたいと思います。  中心市街地のにぎわいづくりは、さらなる民間活力を引き出すための努力を求めるものです。あわせて、コミュニティバスの再開含め公共交通の充実に努めていただきたいと思います。  全ての市民の暮らしの満足度の向上と本市の発展に効果を発揮する市政と財政運営を求めて、反対討論といたします。 14 ◯議長(金森一郎君) 12番 横田誠二君。       〔12番(横田誠二君)登壇〕 15 ◯12番(横田誠二君) 自由民主党高岡市議会議員会を代表し、市長より提出された令和2年度当初予算議案をはじめ全ての議案について、賛成の立場で討論を行います。  今定例会に提出された新年度当初予算案は、第3次総合計画に掲げる「市民創造都市 高岡」及び新たな総合戦略「みらい・たかおか」の実現に向け、「未来に繋ぐ高岡新機軸」事業など新規・拡充事業を盛り込みながら、万葉のまちづくり推進や教育・保育環境の充実など6つの方策に重点的に取り組むこととされています。  現在、本市は、北陸新幹線などに絡む大型の投資的事業で生じた約40億円の構造的歳出超過を解消するため、平成30年度当初予算編成から財政健全化緊急プログラムに取り組んでおり、令和2年度はその中間年に当たります。一層厳しさを増す財政運営を踏まえ、市当局では、令和2年度当初予算の編成に際し、早期から全庁的協議を積み重ねてきたところであり、その結果、一般会計では昨年度比較で約6億円、平成30年度から3か年の累計で約27億円の収支改善が見込まれることとなっています。  なお、本件に関連して、私たちが行った会派代表質問において高橋市長から、「今後の見直しは、より根本的に制度にまで立ち入って、仕組みそのものを見直すことが必要」との意思が示されたところであり、高橋市長を応援する私たち会派一同としては、この姿勢に賛同し、財政健全化を含む市の各般にわたる取組への支援を引き続き行っていく所存であります。  このほか、SDGsやSociety5.0など新しい時代の潮流を取り込むとともに、高岡ならではのまち・ひと・しごとの創生と好循環を確立し、令和2年度当初予算を、持続可能な地域社会の創造に向けて挑戦する「持続可能な「みらい・たかおか」を創造する変革・挑戦予算」とされたものであり、会派として高く評価しております。  なお、現在、国内外で猛威を振るっている新型コロナウイルスの感染拡大は、本市の市民生活や経済にも影響が出ており、先行き不透明な情勢にありますが、そうした中でも財政健全化をはじめとする本市諸課題の解決と市政進展に向けて着実に取り組まれるよう期待するものであります。  終わりに、私たちも引き続き市民の皆様との対話を重ね、説明責任の遂行と民意聴取に取り組みながら市政への監視と政策提言に努め、希望と活力に満ちた高岡創造に尽力することを約束し、賛成討論といたします。 16 ◯議長(金森一郎君) 20番 金平直巳君。       〔20番(金平直巳君)登壇〕 17 ◯20番(金平直巳君) 私は、日本共産党高岡市議団を代表して、議案第1号 令和2年度高岡市一般会計予算、議案第2号 令和2年度高岡市国民健康保険事業会計予算、議案第6号 令和2年度高岡市介護保険事業会計予算、議案第7号 令和2年度高岡市後期高齢者医療事業会計予算、議案第11号 令和2年度高岡市下水道事業会計予算、議案第15号 高岡市市税賦課徴収条例の一部を改正する条例並びに議案第28号 財産の取得について、以上の議案に反対の立場から討論をしたいと思います。  新型コロナウイルスの感染拡大が世界と日本の経済を大きく揺さぶる中、市民生活を守る緊急対策が不可欠であります。最も有効な対策は、10%に増税した消費税の5%への減税であります。自民党内からも消費税減税を求める声が出てまいりました。消費税増税の道理のなさが、新型コロナウイルスの感染拡大による経済悪化によって一層鮮明になっています。消費税率の5%への減税の決断はいよいよ待ったなしであります。消費税増税から市民生活を守り住民生活の維持向上を図ることは、自治体の重大な使命です。  以上の観点から、まず一般会計予算について反対理由を述べたいと思います。  高岡市の身の丈を超えた財政運営の結果生まれた40億円の財源不足を理由にして、市民生活に身近な自治会や老人クラブ等への補助金の削減が継続されておりますが、市民の根強い批判があることを当局は真摯に直視すべきであります。回復措置を強く求めます。  また、コミュニティバスが廃止され、交通弱者の交通権、移動権が奪われたまま回復措置が取られていないことは極めて重大であり、容認できません。回復措置を早急に具体化をすべきだと思います。  来年度から、地区連絡センターでの住民票などの発行業務が停止されます。これも許し難い住民サービス削減であり、容認できません。市民の声を十分に酌み上げて方針の見直しを求めたいと思います。  マイナンバー制度関連費用が引き続き計上されておりますが、多くの市民が情報漏えいや不正使用への不安を抱えており、制度の廃止、凍結を国に要請すべきだと思います。  五位中学校区統合小学校整備事業費に3億2,000万円が計上され、この関連で議案第28号では2億4,000万円で用地を取得する計画ですが、高岡市の借金をさらに肥大化させることに果たして市民の合意は得られるでしょうか。財政の健全性保持のためには、既存校舎の活用を基本に検討すべきであります。  図書館費に関連しまして、中央図書館の開館日を減らし、開館時間を減らすことが想定されておりますが、これは移動図書館の廃止に続く図書館行政の顕著な後退であり、これも容認することはできません。  ここで私は、世界の多くの図書館で共通の考え方として認められている、インドの図書館学者ランガナタン博士がまとめた図書館学の五法則を紹介したい。五法則の冒頭にあるのが、本は利用するためのものであるという考え方であります。それは、図書館を人の集まりやすいところに建て、その開館日と開館時間を増やす。館内の配置と設備、備品を利用者にとって使いやすいように考え、質問や相談に十分に応じること。このように述べています。教育委員会におかれては、今こそ図書館行政の原点に立ち返られるように強く求めるものであります。  オタヤ開発株式会社貸付金が4億6,000万円計上されておりますが、元金返済を5年間も据え置き、25年償還というものであり、増税と新コロナウイルス感染の影響で大きなダメージを受けている中小業者にこそ5年据置きの措置を取ってほしい、この痛切な声を数多く聞いています。高岡市の経済と雇用を営々と支えてきた中小業者の存続のためには、既往の融資の5年間据置きは、まさに切迫した願いです。オタヤ開発だけを優遇することは、決して市民の合意は得られません。中小事業者への制度融資での元金返済の5年間据置措置を至急実施するとともに、金融機関にも中小業者への金融支援の抜本的強化を要請をしていただきたいと思います。  議会費の問題点として、税金を使った海外視察費が140万円計上されておりますが、市財政の危機的現状を踏まえると廃止すべきであります。  評価すべき施策として、私は就学援助の取組を挙げたいと思います。また、市道の維持補修の取組、これを評価したいと思います。  とやま呉西圏域成年後見センター事業の取組を注目し、この事業の効果的な推進を期待したいと思います。  高岡御車山会館については、大変でありますが、リピーター確保のさらなる努力を求めたいと思います。  次に、国保会計予算について述べたいと思います。
     国保事業の都道府県化の下で国保税の大幅な値上げが強く懸念されますが、これは容認することはできません。統一保険料の設定に当局が反対されるよう求めます。  消費税の10%への増税と新型コロナウイルス感染症の拡大によって、市民の暮らし、営業はかつてない危機に瀕しており、今こそ8億円超の国保基金を有効に活用して国保税の引下げに踏み切るべきであります。この点での政策決断がないことは極めて残念です。あわせて、国の抜本的な財政支援を求めていただきたいと思います。  介護保険会計については、安倍政権が掲げる全世代型社会保障改革は、介護保険制度など社会保障のあらゆる分野での給付減と負担増を全世代に向けて打ち出すものであります。介護保険については、財政制度等審議会は、本人負担を原則1割から原則2割への引上げを念頭にした段階的な負担増、ケアプランの有料化のほか、要支援1、2に続いて要介護1、2の生活援助サービスを保険給付から外し、地域支援事業へ移行させることも求めておりますが、これは許すわけにはいきません。高くて払えない介護保険料の引下げのために国庫負担増を国に求め、市としての財政努力を求めたいと思います。  後期高齢者医療会計でありますが、安倍政権の下で後期高齢者医療の窓口負担を1割から2割へと倍増させる危険な動きがありますが、市として反対すべきではないでしょうか。この制度は75歳以上の高齢者を別枠の制度に追いやる差別的な制度であり、廃止すべきものであります。高い保険料の負担軽減を強く求めたいと思います。  下水道事業会計についてでありますが、県内他市並みの財政努力を行って下水道使用料の引下げを求めたいと思います。新型コロナウイルス感染の広がりで窮迫している市民に対し、下水道使用料の納付の猶予や減免を真剣に検討をしていただきたいと思います。  最後に、議案第15号については、市民に新たな負担を求めるものであり賛同できません。  市税滞納者への差押えが増大しており、景気後退、新型コロナウイルスの感染拡大で苦しんでいる市民に対し、納税の猶予や減免など親切丁寧な税務行政の推進を強く求めて、私の討論を終わります。 18 ◯議長(金森一郎君) 22番 水口清志君。       〔22番(水口清志君)登壇〕 19 ◯22番(水口清志君) 自民同志会を代表いたしまして、市長より提出されました当初予算議案条例議案、その他議案及び追加提出されました補正予算議案について、賛成の立場で討論を行います。  今定例会で提出されました令和2年度当初予算案については、第3次総合計画に掲げる「市民創造都市 高岡」と第2期総合戦略に掲げる「みらい・たかおか」の実現に向け、情報技術などの活用により業務の効率化、費用対効果の向上を図る「未来に繋ぐ高岡新機軸」事業を盛り込んでいるとのことであります。  本市においては、年間約40億の構造的な歳出超過を解消するため財政健全化緊急プログラムを策定しており、来年度が中間年に当たる3年目の年となります。令和2年度予算案の編成に当たっては、早い段階から全庁的な協議を積み重ねられ、投資的経費の抑制や事務事業のさらなる見直しに取り組まれ、一般会計当初予算においては、昨年度と比較して約6億円の収支改善が見込まれるものであります。また、制度改正等に伴う必要な人件費や扶助費の増加をはじめ、中心市街地の活性化といった喫緊の課題に対応しながらも一般会計歳出予算を約660億とし、昨年度予算と比較して0.6%の増加にとどめるなど、一定の評価をしております。  新時代にふさわしい新学習指導要領が新年度から始まります。あわせて、本市では、義務教育学校が開校するなど学校再編も相まって、高岡市の児童生徒にとっても新たな教育環境となります。将来を担う子供たちの成長に全力で取り組まれるようお願いをいたします。  多くの施策を行わなければならない当局におかれては、市民の思いがどこにあるのかをしっかりと受け止めながら執行に当たっていただくことは、とても重要な姿勢であります。地域要望は現在でもライフラインの整備要望が圧倒的に多く、公共交通の少ない中心市街地から離れた周辺では、整備推進は生活のためにも重要な課題でもあると考えます。  また、いわゆる2025年問題は、福祉政策の根幹を揺るがす大きな課題であると考えます。高齢者が安心して幸せな人生を送ることができるよう考えるとともに、若い世代が夢を持って働きがいのある地域社会の構築が必要であります。  次に、中心市街地活性化について申し上げます。  御旅屋セリオについては難しい判断をしなければならないこともあると思います。市として関与しても難題が続き、関与しないままだとさらに難しい状況なのかもしれません。御旅屋セリオへの予算については、高岡市のにぎわいの原動力であった中心市街地の再活性化のためには、我が自民同志会も必要と考える上から、高橋市長の政治決断を理解してまいります。  加えて、御旅屋セリオのことについてはかなり多くの市民が関心を持っているものと仄聞しておりますが、理解していただいている状況とは言えず、市長の思いが伝わり切っていないと考えます。今後、施策を進めるに当たっては、各手段を活用しながら説明責任を果たしていっていただくことを要望いたします。  行政推進の元となる税収にもいずれ現れてくると考えますが、今年は新型コロナウイルス等の影響で、県のアンケートによると、事業所などは半数以上に大きな影響を受けているとのことです。また、日本国内における新型コロナウイルスの感染拡大は、市民生活への影響など予断を許さない状況にあります。市当局におかれましては、その対策に国、県と共に連携しながら万全を期していただきたいと思います。  さらに、一昨日、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催が延期されました。本市の進めるホストタウン事業をはじめ関連事業に大きな影響があるものと考えます。今後の状況を見定めながら、的確な対応をお願いいたします。  最後に、引き続き財政健全化を目指しながら、中心市街地活性化対策の推進と高岡市全体の均衡ある発展など、諸課題の解決に向け着実に取り組まれることを要望し、自民同志会の賛成討論といたします。 20 ◯議長(金森一郎君) 14番 吉田健太郎君。       〔14番(吉田健太郎君)登壇〕 21 ◯14番(吉田健太郎君) 私は公明党を代表いたしまして、ただいまの議題になっております議案第1号から議案第72号までの全議案について、賛成の立場から討論をさせていただきます。  平成から令和への改元という歴史的な年となった昨年は、令和の典拠ともなった万葉集ゆかりの本市にとっても、万葉歴史館への来館者の急増など大変意義深い年となりました。  一方で、長年にわたって本市の中心市街地にぎわいの核であった高岡大和が閉店したことは、多くの市民にとって大きな衝撃を持って受け止められた出来事でありました。こうした事態に対し、高橋市長は御旅屋セリオの灯は消さないとの強い決意を示され、多様な目的により多様な方が訪れる交流の拠点づくりで人口減少社会を見据えたコンパクトなまちづくりを推進する、いわゆるセリオタウン構想の実現に向け、市がイニシアチブを持って御旅屋セリオの利活用を図っていくための資産取得など積極的な財政運営も図られております。  また、本市の最重要課題の一つである財政健全化への歩みは3年目を迎え、双方の取組にはいよいよ厳しいかじ取りが求められていると認識しております。将来にわたって持続可能な市政運営の実現のため、今後も財政健全化緊急プログラムの着実な推進で、一日も早く収支均衡の財政構造が確立されることを強く望むものであります。  本市は、令和2年度より始まる第2期高岡市総合戦略「みらい・たかおか」において、ひとの創生に軸足を移した取組を展開するとされておりますが、若い世代の定着や子供の数の減少の歯止めとなり、都市の持続可能性がさらに高まることが期待されます。こうした中、令和2年度当初予算におきましては、「持続可能な「みらい・たかおか」を創造する変革・挑戦予算」と位置づけられ、SDGsなど新しい時代の潮流を踏まえた上で万葉のまちづくりの推進や子供たちのための教育保育環境の充実などに取り組むこととされております。  特に、会派としても提案、要望を重ねてまいりました産後ケア事業や放課後児童クラブ室の拡充、民間事業者による放課後児童クラブへの支援制度の創設、独り親家庭の子供に対する学習支援の定員の倍増、国のGIGAスクール構想に呼応した小中学校におけるタブレットの普及などのICT教育環境の整備や部活動指導員の増員など、未来を担う子供たちを健やかに育むひとの創生を進める事業に積極的に取り組まれることを評価するものであります。また、県内では初となる国吉義務教育学校の開校など小中一貫教育の推進に関しましても、引き続き子供たちの健やかな成長に資する着実な取組を求めるものであります。  また、新防災センターの整備をはじめ令和3年度からの氷見市との消防広域化が図られることや、災害時の消防団の救助活動に必要な資機材の充実化など、防災対策の充実が図られており、安全・安心の取組に対しても評価いたしております。  今後は少子・高齢化、人口減少化の影響により、それぞれの地域においてはますます地域コミュニティの維持が困難な状況が顕在化してくることが予想されます。当局におかれましては、今後もさらに緊張感を持った市政運営で市域全体にわたって市民生活を資するための施策を、市民の満足度をより高めるものとして展開されるよう強く要望するものであります。  最後になりますが、現下の新型コロナウイルス感染拡大に関する一連の問題は、世界的にもいまだ先が見通せない問題として大変厳しい状況が続いております。今後、本市といたしましても、国や県との緊密な連携の中、市民ニーズを的確に反映した対策にスピード感を持って取り組まれますよう要望することを申し添えまして、賛成討論とさせていただきます。 22 ◯議長(金森一郎君) 以上で、討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 23 ◯議長(金森一郎君) これより、採決を行います。  まず、  議案第1号 令和2年度高岡市一般会計予算 の1件を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 24 ◯議長(金森一郎君) 起立多数であります。  よって、議案第1号は、委員長の報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────── 25 ◯議長(金森一郎君) 次に、  議案第2号 令和2年度高岡市国民健康保険事業会計予算  議案第6号 令和2年度高岡市介護保険事業会計予算  議案第7号 令和2年度高岡市後期高齢者医療事業会計予算  議案第11号 令和2年度高岡市下水道事業会計予算  議案第15号 高岡市市税賦課徴収条例の一部を改正する条例 及び  議案第28号 財産の取得について(土地)  以上、6件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 26 ◯議長(金森一郎君) 起立多数であります。  よって、議案第2号、議案第6号、議案第7号、議案第11号、議案第15号及び議案第28号の計6件は、委員長の報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────── 27 ◯議長(金森一郎君) 次に、  議案第3号 令和2年度高岡市荻布奨学金事業会計予算 から  議案第5号 令和2年度高岡市工業団地造成事業会計予算 まで  議案第8号 令和2年度高岡市高岡市民病院事業会計予算 から  議案第10号 令和2年度高岡市工業用水道事業会計予算 まで  議案第12号 高岡市市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例 から  議案第14号 高岡市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改        正する条例 まで  議案第16号 高岡市手数料条例の一部を改正する条例 から  議案第27号 高岡市退隠料、退職給与金、傷病年金、遺族扶助料及び一時扶助料条例等を廃止        する条例 まで  議案第29号 財産の譲与について(建物) から  議案第48号 財産の譲与について(建物) まで、及び  議案第50号 財産の譲与について(建物) から  議案第72号 令和元年度高岡市後期高齢者医療事業会計補正予算(第2号) まで  以上、64件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(金森一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第3号から議案第5号まで、議案第8号から議案第10号まで、議案第12号から議案第14号まで、議案第16号から議案第27号まで、議案第29号から議案第48号まで及び議案第50号から議案第72号までの計64件は、いずれも委員長の報告のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  題  の  宣  告 29 ◯議長(金森一郎君) 次に、日程第2 議案第49号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               除             斥 30 ◯議長(金森一郎君) 地方自治法第117条の規定により、9番 中村清志君の退席を求めます。       〔中村清志君退席〕   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委  員  長  報  告 31 ◯議長(金森一郎君) 本案に関する委員会の審査結果につきまして、委員長の報告を求めます。  産業建設常任委員長 山口泰祐君より報告をお願いいたします。       〔産業建設常任委員長山口泰祐君)登壇〕 32 ◯産業建設常任委員長山口泰祐君) 本委員会に付託されました  議案第49号 財産の譲与について(建物)  以上、1件の審査結果について御報告申し上げます。  審査の結果、議案第49号は全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、産業建設常任委員会の審査結果の報告といたします。 33 ◯議長(金森一郎君) 産業建設常任委員長 山口泰祐君の報告が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑
    34 ◯議長(金森一郎君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 35 ◯議長(金森一郎君) 次に、討論に入ります。  通告がございませんので、これで討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 36 ◯議長(金森一郎君) これより、採決を行います。  議案第49号 財産の譲与について(建物) を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 37 ◯議長(金森一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第49号は、委員長の報告のとおり可決されました。  9番 中村清志君の入場を認めます。       〔中村清志君入場〕   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               追 加 議 案 の 上 程 38 ◯議長(金森一郎君) 次に、日程第3 議案第73号から議案第78号までを議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               提 案 理 由 の 説 明 39 ◯議長(金森一郎君) 市長 高橋正樹君より提案理由の説明を求めます。       〔市長(高橋正樹君)登壇〕 40 ◯市長(高橋正樹君) 本日追加提出いたしました議案6件について御説明申し上げます。  議案第73号は、ICパーク高岡の分譲に伴う財産の処分についてであります。  議案第74号は、副市長の選任について同意を求める件でありまして、村田芳朗氏の任期が令和2年3月31日で満了となりますことから、新たに河村幹治氏を選任いたしたいと存ずるものであります。  議案第75号は、教育長の任命について同意を求める件でありまして、米谷和也氏の任期が令和2年3月31日で満了となりますことから、引き続き同氏を任命いたしたいと存ずるものであります。  議案第76号から第78号までは、人権擁護委員の推薦について意見を求める件でありまして、井上了雄氏、仙田智治氏、向富士子氏の任期が令和2年6月30日で満了となりますことから、新たに鼎曉潤氏を、また、引き続き仙田智治氏、向富士子氏を推薦いたしたいと存ずるものであります。  何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げる次第であります。 41 ◯議長(金森一郎君) 市長 高橋正樹君の提案理由の説明が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委 員 会 付 託 の 省 略 42 ◯議長(金森一郎君) ただいま議題となっております議案のうち、議案第74号から議案第78号までにつきましては、いずれも人事案件でございますので、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長(金森一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第74号から議案第78号までは直ちに採決することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 44 ◯議長(金森一郎君) これより、採決を行います。  まず、議案第74号を採決いたします。  議案第74号 副市長の選任について同意を求める件  これは、河村幹治君に係るものであります。  本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯議長(金森一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第74号は、これに同意することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               副市長就任あいさつ 46 ◯議長(金森一郎君) ただいま副市長の選任について同意をいたしました河村幹治君より御挨拶がございます。       〔河村幹治君登壇〕 47 ◯河村幹治君 お許しを頂きまして、一言御挨拶を申し上げます。  ただいま副市長の選任に御同意をいただきました河村幹治でございます。  議員各位の格別の御高配によりまして私の副市長の選任に御同意をいただきましたことに、厚く御礼を申し上げます。私にとりましては身に余る光栄であり、非常に感激をし、身を引き締まる思いをいたしております。  もとより微力ではございますが、議員各位、そして関係各位の皆様の御指導と御支援の下、高橋市長を精いっぱい補佐申し上げるつもりでおります。今後、市の職員の皆様方と力を合わせまして、市民福祉の一層の向上と高岡市の限りない発展のため、誠心誠意取り組んでまいります。  議員の皆様方には、何とぞ格別の御指導と御鞭撻を賜りますよう重ねてお願いを申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。  本日は誠にありがとうございました。(拍手) 48 ◯議長(金森一郎君) 河村幹治君の御挨拶が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 49 ◯議長(金森一郎君) 次に、議案第75号を採決いたします。  議案第75号 教育長の任命について同意を求める件  これは、米谷和也君に係るものであります。  本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 50 ◯議長(金森一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第75号は、これに同意することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               教育長就任あいさつ 51 ◯議長(金森一郎君) ただいま教育長の任命について同意をいたしました米谷和也君より御挨拶がございます。       〔米谷和也君登壇〕 52 ◯米谷和也君 ただいま教育長の再任に御同意いただきました米谷和也でございます。  議員の皆様方のお許しをいただきまして、一言御挨拶申し上げます。  引き続き教育長の職務を担うことになりまして、その職務の重大さに身の引き締まる思いをしております。  新型コロナウイルス感染対策に当たりましては、緊急なことではありましたが、小中学校の臨時休業の実施、また登校日の設置など、皆様の御理解と御支援を賜り、落ち着いて御対応いただいておりますこと、まずもって厚くお礼申し上げたいと思います。  さて、先日は国吉小学校、国吉中学校の閉校式に出席いたしましたが、この4月には国吉義務教育学校、五位小学校の開校を控えております。また、市内全小中学校におきまして小中一貫教育を進めることにしており、まさに未来を開く子供たちを育む新たな学校づくりが始まります。また、人生100年時代の生涯学習、社会教育の充実、子供たちの夢や希望を育み、世代を超えて健康を支えるスポーツの振興、文化創造都市高岡の歴史・文化の活用や世界への発信など、取り組むべき課題は山積みとなっております。  甚だ微力ではありますが、市民の皆様の御理解と御支援を賜りながら、その課題の解決に向け、一歩ずつ誠心誠意取り組んでまいりたいと考えております。  議員の皆様方には、これまでにも増しての御指導、御支援を賜りますよう心からお願い申し上げまして、簡単ではございますが、御挨拶とさせていただきます。  また今後ともよろしくお願いいたします。(拍手) 53 ◯議長(金森一郎君) 米谷和也君の御挨拶が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 54 ◯議長(金森一郎君) 次に、  議案第76号 人権擁護委員の推薦について意見を求める件 から  議案第78号 人権擁護委員の推薦について意見を求める件 まで を一括して採決いたします。  これは、鼎曉潤君、仙田智治君、向富士子君の3君に係るものであります。  本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯議長(金森一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第76号から議案第78号までは、これに同意することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 56 ◯議長(金森一郎君) 次に、議案第73号に対する質疑を行います。  通告がございますので、発言を許します。19番 福井直樹君。        〔19番(福井直樹君)登壇〕 57 ◯19番(福井直樹君) 自由民主党高岡市議会議員会より、追加提出されました議案第73号について2点質疑を行いたいと思います。  ICパーク高岡は、ちょうど昨年の3月27日に分譲申込みが開始されました。本日でちょうど1年が経過したことになります。この間、9月、12月、そして本3月議会と毎定例会ごとに契約案件が提案されており、これは同時期に分譲を開始した県内の他自治体の工業団地の状況を見渡しても目を見張る成果であると考えます。言わずもがなでありますが、財政健全化緊急プログラムに取り組んでいる高岡市にあって、大変明るい話題であります。
     そこで1点目として、今般の提案によりICパーク高岡の南エリアについて分譲が完了し、残りあと北エリアの1区画というところまで参りました。僅か1年余りでこれだけの成果を上げられた要因とそれに対する評価をお伺いいたします。  また、今ほども申し上げました財政健全化緊急プログラムに取り組んでいる本市にあって、ICパーク高岡の整備には、土地取得分を含め約25億円という多額の整備費が投入されています。  そこで2点目として、整備は平成29年度から令和元年度までの3年かけて実施されましたが、その財源は起債によって賄われているところであります。今回の分譲は市債の速やかな償還にも寄与すると考えますが、造成に要した起債の状況及び償還はどうなる見込みか、お伺いいたします。  繰り返しになりますが、今回の財産処分提案は、新型コロナウイルスの影響や本市の財政状況など明るい話題が少ない中、高岡のポテンシャルを内外に示す希望の光とも言えるものであり、御旅屋セリオも後に続くことを期待しつつ、我が会派としても大いに評価するものであります。  高橋市長、村田副市長、産業振興部をはじめ当局の皆様方のこれまでの御労苦に敬意を表し、また、今後残り1区画完売に向けてのエールを込めての質問であります。当局からの威風堂々とした答弁を求め、私からの質疑を終わります。  ありがとうございました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               答             弁 58 ◯議長(金森一郎君) ただいまの質疑に対する当局の答弁を求めます。市長 高橋正樹君。       〔市長(高橋正樹君)登壇〕 59 ◯市長(高橋正樹君) ただいま上程いたしました議案のICパーク高岡に関連します財産処分に関しまして御質疑いただきまして、激励のお言葉も賜りまして、大変ありがとうございます。  ICパーク高岡は、本日提案いたしました議案を含めまして、約1年間で全体の8割方の分譲を完了することとなります。  これまで非常に順調に分譲が進んできたのには、様々な要因が一つになって功を奏したものと存じますが、まず第1点といたしましては、ICパーク高岡が北陸自動車道の高岡砺波スマートインターに近接していること、これに加えまして強固な地盤を有しているということなど地理的優位性、言わば地の利。そして、北陸新幹線開業などの景気拡張を期待させる機運、これは天の時とでも申しましょうか。これらが企業の進出意欲を大きく後押ししていただいたものと考えております。  第2点といたしまして、地元の御理解と御協力の下、大変ありがたいことでございましたが、御理解、御協力によりまして工事を前倒しして実施できたことや、造成手法に工夫を凝らしたことによりまして工期の短縮が図られ、また事業費の抑制が実現できました。結果、ICパーク高岡を選んでいただけるような好適な分譲時期や価格を設定できたことも大きな要因であります。  また、第3点ですが、日頃から数多くの企業訪問等で得た情報、知見を基に企業ニーズを酌み取り、造成期間中から、早い時期から目標企業への訪問や現地説明を実施するなど、状況に即応したタイムリーな営業活動を一丸となって行えたことも大きな要素となりました。言わば人の和でありましょうか。これらの取組が総合的に働いて企業の皆様に評価され、機会を逸することなく立地の御判断をいただくに至ったものと考えております。  ICパーク高岡は、近年では最大規模の産業団地造成でございまして、近隣も含めこれまでの工業団地等が造成から分譲完了まで相当の時間を要してきたことを考えますと、造成に当たりまして大きな決断が必要でございました。そのことを、またその覚悟を担当職員と共有できたことが、分譲申込みの開始から1年というスピードでの、お話ありました南エリア8.4ヘクタールの分譲完了に結びついたものであります。北エリア5.2ヘクタールについても残り1区画を残すのみとなっております。引き続き、手綱を緩めることなく私自身が先頭に立って誘致活動を行い、ICパーク高岡全体の分譲完了を目指して歩みを進めてまいる所存でございます。  私からは以上でございます。 60 ◯議長(金森一郎君) 産業振興部長 川尻光浩君。       〔産業振興部長(川尻光浩君)登壇〕 61 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 私からは、議案第73号について、今回の分譲により造成に要した起債の状況及び償還はどうなる見込みかについてお答えいたします。  ICパーク高岡の造成に当たっては、平成29年度から今年度までの3年間で用地取得・整備を行っており、造成に要した経費全額に市債を充当しております。現在、既に借入れしている市債額は、平成29年度債が5年満期一括償還で10億9,930万円、平成30年度債が10年満期一括償還で4億7,700万円となっております。これに加えて、今後、本年度事業費が確定した後、令和元年度債を借り入れる予定になっております。  一方で、本年度9月定例会及び12月定例会で可決いただきましたICパーク高岡の財産処分議案5件を含めた7区画の分譲額は17億1,119万8,003円となっております。また、本日提案している財産処分の議案についても、可決いただければ速やかに本契約締結の手続を進めることとしており、同区画の分譲額2億5,316万5,311円を加えますと、今年度の分譲額は合計19億6,436万3,314円となる見込みでございます。  今回の分譲により、平成29年度債、平成30年度債を全額一括償還することが可能となります。加えて、分譲収入と繰上償還額との差額約3億8,700万円を今年度のICパーク高岡の造成事業費に充当することで、今年度の起債(令和元年度債)の圧縮にもつながる見込みであります。  私からは以上でございます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 62 ◯議長(金森一郎君) 20番 金平直巳君。       〔20番(金平直巳君)登壇〕 63 ◯20番(金平直巳君) 議案第73号について、簡潔に質疑を行いたいと思います。  ICパーク高岡の用地売却による企業立地で、地元雇用を含めた地域経済への波及効果をどう想定されているのかお聞きして、質疑といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               答             弁 64 ◯議長(金森一郎君) ただいまの質疑に対する当局の答弁を求めます。産業振興部長 川尻光浩君。       〔産業振興部長(川尻光浩君)登壇〕 65 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 議案第73号 財産の処分についての金平議員の質疑についてお答えいたします。  地元雇用を含めた地域経済への波及効果をどう想定しているかとの問いにお答えいたします。  このたびの中越テック株式会社におけるICパーク高岡での事業拡張によって新たな雇用が見込まれるほか、同社の今回の新たな設備投資や事業活動の拡大によって、市内における取引企業や関連企業への経済効果も想定されます。  全国規模の物流ネットワークにより、地域の産業をつなぐ同社のさらなる事業拡大が本市のものづくり産業と密接に連携し、地域経済に好循環をもたらすよう、今後、市においても継続的な企業支援に努めてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 66 ◯議長(金森一郎君) 以上で、質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議 案 の 委 員 会 付 託 67 ◯議長(金森一郎君) ただいま議題となっております議案第73号は、お手元に配付してあります議案審査付託表(第12号)のとおり、産業建設常任委員会に付託いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 68 ◯議長(金森一郎君) この際、付託議案審査のため、しばらく休憩いたします。               休             憩   ────────────・─────────────・────────────                                  休憩 午後2時34分                                  再開 午後2時59分   ────────────・─────────────・────────────               再             開 69 ◯議長(金森一郎君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  題  の  宣  告 70 ◯議長(金森一郎君) 議案第73号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委  員  長  報  告 71 ◯議長(金森一郎君) 本案につきましては、休憩中に開催されました産業建設常任委員会で審査が行われましたので、その審査結果及び経過につきまして、委員長の報告を求めます。  産業建設常任委員長 山口泰祐君より報告をお願いいたします。       〔産業建設常任委員長山口泰祐君)登壇〕 72 ◯産業建設常任委員長山口泰祐君) 本会議休憩中に開催いたしました産業建設常任委員会の審査結果について御報告申し上げます。  本委員会に付託されましたのは、  議案第73号 財産の処分について(土地) の1件であります。  審査の結果、議案第73号は全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の過程における主な質疑について申し上げます。  ICパーク高岡の分譲において、残りは1区画となったが、その引き合い状況はとの質疑に対し、当該地に関心を持っていただき、商談を継続できている企業も数社ある。残り1区画という点を前面に打ち出すなどして早期の分譲に努めたいとの答弁がありました。  以上をもちまして、産業建設常任委員会の審査結果の報告といたします。 73 ◯議長(金森一郎君) 産業建設常任委員長 山口泰祐君の報告が終わりました。  以上をもちまして、委員会の審査結果及び経過についての報告が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 74 ◯議長(金森一郎君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  別段ないようでありますので、これで質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 75 ◯議長(金森一郎君) 次に、討論に入ります。  通告がございませんので、これで討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 76 ◯議長(金森一郎君) これより、採決を行います。  議案第73号 財産の処分について(土地) を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 77 ◯議長(金森一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第73号は、委員長の報告のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議員提出議案の上程 78 ◯議長(金森一郎君) 次に、日程第4 議員提出議案第1号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               提 案 理 由 の 説 明 79 ◯議長(金森一郎君) 議員提出議案第1号 公立病院等と地域医療を守ることを求める意見書について 薮中一夫君より提案理由の説明を求めます。       〔16番(薮中一夫君)登壇〕 80 ◯16番(薮中一夫君) 議員提出議案第1号 公立病院等と地域医療を守ることを求める意見書について、提出者を代表いたしまして、案文の朗読をもって提案理由の説明といたします。           公立病院等と地域医療を守ることを求める意見書  厚生労働省が、公立・公的病院の再編統合に向けた議論を促すとしてJCHO高岡ふしき病院を含む県内5病院、全国424の病院名を一方的に公表したことに、困惑の色を隠せない。  厚労省の分析で診療実績が少ないなどと判断した病院を公表したもので、議論を促すためとされているものの、名指しされた本市関係者、住民のショックは大きい。  JCHO高岡ふしき病院は、本市北部の基幹病院として総合診療体制を整え、幅広い医療を実践している。また、在宅訪問診療や訪問看護に取り組むと共に、特定指導による予防医学も行っている。こうした地域の実情を見ることなく、特定の基準で病院の再編・統合対象の検討を名指しすることは、唐突と言わざるを得ず、一連の議論により風評被害も出ている。  よって、国会及び政府におかれては、国民の地域医療を守るため、各医療機関が果たしている役割を充分ふまえ、安心・安全の医療を守るための対策を推進するとともに、地方と連携して丁寧な取り組みをすすめられるよう強く要望する。
     以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   令和2年3月26日                                     高岡市議会  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、内閣官房長官。  以上であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 81 ◯議長(金森一郎君) 薮中一夫君の提案理由の説明が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               質             疑 82 ◯議長(金森一郎君) これより、質疑に入ります。  通告がございませんので、これで質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委 員 会 付 託 の 省 略 83 ◯議長(金森一郎君) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯議長(金森一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第1号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               討             論 85 ◯議長(金森一郎君) これより、討論に入ります。  通告がございませんので、これで討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               採             決 86 ◯議長(金森一郎君) これより、採決を行います。  議員提出議案第1号 公立病院等と地域医療を守ることを求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 87 ◯議長(金森一郎君) 起立全員であります。  よって、議員提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議 員 派 遣 の 件 88 ◯議長(金森一郎君) 次に、日程第5 議員派遣の件を議題といたします。  議員派遣につきましては、お手元に既に配付いたしました議員派遣一覧表のとおりであります。  お諮りいたします。  本件につきましては、議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 89 ◯議長(金森一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに決定いたしました。   ───────────────────────────────────────                   議員派遣一覧表  地方自治法第100条第13項及び高岡市議会会議規則第160条の規定により次のとおり議員を派遣する。                     記 1 第95回北信越市議会議長会評議員会・定期総会 (1) 派遣目的 評議員会・定期総会に出席のため。 (2) 派遣場所 長岡市 (3) 派遣期間 令和2年4月22日(水) (4) 派遣議員 中川副議長 2 令和2年度主要地方道押水福岡線改良促進期成同盟会総会 (1) 派遣目的 総会に出席のため。 (2) 派遣場所 宝達志水町 (3) 派遣期間 令和2年5月25日(月) (4) 派遣議員 中川副議長、山口産業建設常任委員長 3 県選出国会議員との懇談会 (1) 派遣目的 県選出国会議員との懇談会に出席のため。 (2) 派遣場所 東京都 (3) 派遣期間 令和2年5月26日(火) (4) 派遣議員 中川副議長   ───────────────────────────────────────   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               閉会中の継続審査の件 90 ◯議長(金森一郎君) 次に、日程第6 閉会中の継続審査の件を議題といたします。  議会運営委員長及び各常任委員長から、それぞれの所管事項の調査について、お手元に配付いたしました継続調査事件一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。  お諮りいたします。  本件は、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(金森一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申出のとおり、所管事項の調査につきましては、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。   ───────────────────────────────────────                閉会中継続調査事件一覧表 議会運営委員会  1 次期定例会又は臨時会の日程等議会の運営について  2 会議規則、委員会条例等議会関係の条規の制定、改廃について  3 議長の諮問に関する事項について 総務文教常任委員会  1 市政の総合企画について  2 文化創造について  3 防災対策について  4 財政計画及び財政運営について  5 市税その他財源の確保について  6 義務教育内容の充実及び教育施設の整備について  7 社会教育及び社会体育について  8 文化振興及び文化財の保護について  9 交通対策について  10 その他総務文教所管に関する事項 民生病院常任委員会  1 社会福祉対策について  2 子ども・子育て支援等児童福祉対策について  3 高齢者福祉・高齢者医療及び介護保険について  4 国民健康保険及び国民年金について  5 保健衛生及び救急医療について  6 環境対策及び交通安全対策について  7 多文化共生及び国際交流について  8 男女平等・共同参画施策の推進について  9 清掃事業について  10 市民病院事業について
     11 消防対策について  12 その他民生病院所管に関する事項 産業建設常任委員会  1 商工業の振興について  2 勤労者対策について  3 観光対策について  4 農林水産業の振興について  5 農業生産基盤の整備について  6 都市計画について  7 土地区画整理事業について  8 公園の整備及び緑化の推進について  9 道路及び橋りょうの整備、維持について  10 住宅対策について  11 水道事業について  12 下水道事業について  13 その他産業建設所管に関する事項   ───────────────────────────────────────   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               市 長 あ い さ つ 92 ◯議長(金森一郎君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  この際、市長 高橋正樹君より御挨拶がございます。       〔市長(高橋正樹君)登壇〕 93 ◯市長(高橋正樹君) 一言御挨拶を申し上げます。  去る3月2日から本日までの25日間にわたって3月定例会が開催されました。この間、議員各位におかれましては、令和2年度予算をはじめ、令和元年度補正予算並びに条例その他、御提案申し上げました78議案につきまして、終始慎重かつ熱心に御審議をいただき、全案件を可決賜りましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。  今議会におきましては、財政健全化緊急プログラムの着実な推進を基本に、本市が目指す将来像「市民創造都市 高岡」の実現に向け、高岡ならではのまち・ひと・しごとの創生と好循環を確立するための事業を積極的に盛り込んだ新年度予算をはじめ、市政の各般にわたる事項につきまして大局的かつ多角的な見地から御審議をいただきました。  議員各位から賜りました貴重な御意見などを真摯に受け止め、引き続き持続可能な財政構造の確立を目指していくとともに、とやま呉西圏域の枠組みにおいて、圏域の発展に向けた取組や連携をさらに深め、地域経済の活性化や交流人口の拡大、移住、定住の促進を図ってまいります。  厳しい財政状況の下ではありますが、議会と行政がそれぞれの役割を十分に発揮しながら、「豊かな自然と歴史・文化につつまれ 人と人がつながる 市民創造都市 高岡」の実現に向け、市民の皆様と一丸となって取り組んでまいりたいと存じます。  終わりに、議員各位には今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様方のますますの御健勝と御多幸をお祈り申し上げまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 94 ◯議長(金森一郎君) 市長 高橋正樹君の御挨拶が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議 長 あ い さ つ 95 ◯議長(金森一郎君) 令和2年3月定例会を閉会するに当たりまして、一言御挨拶申し上げます。  去る2日に開会いたしました今期定例会も、本日ここに令和2年度予算をはじめ多くの重要案件を議了し、議員各位には、終始慎重に御審議いただき、厚くお礼申し上げます。  当局におかれましても、この間出されました意見、要望等を十分に踏まえられ、市政運営に取り組まれるよう切望するものであります。  さて、本市においては、高岡ならではの地方創生に取り組むべく、第2期高岡市総合戦略「みらい・たかおか」を策定したところであります。また、令和2年度から総合計画第4次基本計画や第2期とやま呉西圏域都市圏ビジョンの策定に取り組むこととしており、今後の展望や新たなまちづくりの方向性を明確にし、着実に推進していく必要があります。  一方、約40億円の歳出超過の解消に向け、財政健全化緊急プログラムをさらに推進し、持続可能な財政構造の確立に取り組むとともに、中心市街地の活性化や学校の再編統合にも取り組んでいかなければなりません。  我々議会といたしましても、市民の信頼と期待に応えるべく、全力をもって努めてまいる所存でありますことを申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               閉             会 96 ◯議長(金森一郎君) 以上をもちまして、今期定例会を閉会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯議長(金森一郎君) 御異議なしと認めます。  よって、令和2年3月高岡市議会定例会を閉会いたします。   ────────────・─────────────・────────────                                 閉会 午後3時13分 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    高岡市議会議長    高岡市議会副議長    会議録署名議員    会議録署名議員    会議録署名議員 Copyright © Takaoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...