高岡市議会 2019-03-07
平成31年3月定例会(第7日目) 本文
次に、本市は
子育て満足度日本一を目指しているが、
子育て支援センターの運営に係る
子育て支援連携推進事業費は増額した
のかと
の質疑に対し、
子育て支援連携推進事業費は平成30年度とほぼ同額である。その他
の保育施策に係る予算に合わせて
子育て満足度日本一を目指していくと
の答弁がありました。
次に、当初
予算議案のうち高岡市
国民健康保険事業会計について、
保険給付費等交付金の保険者努力支援分は、インセンティブを与え、
保険者の医療費適正化に向けた取り組みを促す制度であると理解している。
交付金額の算定に影響する
評価指標のうち、本市が特に力を入れている項目はと
の質疑に対し、
検診車両の効率的な活用による
がん検診や、
特定健康診査の受診率向上などに力を入れていると
の答弁がありました。
次に、当初
予算議案のうち高岡市
高岡市民病院事業会計について、
平成30年度当初予算と比較した
一般会計及び富山県から
の補助金額はと
の質疑に対し、平成31年度当初予算における
一般会計から
の補助金額は総額で9億1,299万4,000円であり、平成30年度当初
予算比で約1億2,800万円
の増額となっている。これは、これまで
補正予算対応であった
救急医療補助金及び
高度医療補助を当初予算に組み込んだためであり、
通年比較では767万円
の減額となっている。また、県から
の補助金は平成30年度と同程度
の2,337万円を見込んでいると
の答弁がありました。
次に、追加提出されました
補正予算議案に関する
質疑等について申し上げます。
消防施設整備費の減額補正は、財政難
の理由もあり
消防本部庁舎の改築を延期すると
のことであるが、市民
の安全と安心
のためには避けられない費用と考えるが、見解はと
の質疑に対し、具体的な年次は決まっていないが、
財政健全化緊急プログラム終了後
の2023年度から
改築工事を進めたいという思いはあると
の答弁がありました。
以上をもちまして、
民生病院常任委員会の審査結果及び経過
の報告といたします。
5
◯議長(
狩野安郎君)
民生病院常任委員長 中村清志君
の報告が終わりました。
次に、
産業建設常任委員長 横田誠二君より報告をお願いいたします。
〔
産業建設常任委員長(横田誠二君)登壇〕
6
◯産業建設常任委員長(横田誠二君) 今次3月
定例会において、
産業建設常任委員会に付託されました議案
の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。
本
委員会に付託されました
のは、当初
予算議案6件、
条例議案25件及び追加提出されました
補正予算議案5件
の計36件であります。
審査
の結果、議案第1号
のうち本
委員会所管分、議案第4号、議案第9号から議案第11号まで、議案第26号から議案第30号まで、議案第41号から議案第47号まで、議案第59号、議案第63号から議案第70号まで、議案第74号及び議案第79号
のうち本
委員会所管分の計28件は賛成多数で、議案第5号、議案第18号、議案第31号、議案第75号、議案第81号及び議案第85号から議案第87号まで
の計8件は
全会一致で、いずれも原案
のとおり可決すべきものと決しました。
以下、審査
の過程における主な質疑及び意見について申し上げます。
まず、当初
予算議案のうち
一般会計について、
祭行事・
イベント等開催事業費については、平成30年度当初予算と比較して147万円減額されている。削減額が少ないと考えるが、見解はと
の質疑に対し、平成30年度当初予算
の事業費は前年比で2割削減しているが、事業
の実施に当たりさまざまな
創意工夫が見受けられた。31年度はこれら
の決算状況を踏まえ、さらに工夫できる余地があるか検討した上で予算計上していると
の答弁がありました。
次に、
都市公園等管理委託事業費に関して、
高岡古城公園動物園の維持管理に係る協力金として、
入場者から料金を徴収することを検討してはと
の質疑に対し、クラウドファンディングなど
の手法
の活用など、市民から寄附を募り財源に充てる仕組みを検討したいと
の答弁がありました。
次に、当初
予算議案のうち
特別会計について、
工業団地造成事業会計に関して、造成中
のICパーク高岡へ
の問い合わせ状況はと
の質疑に対し、これまで企業から十数件程度
の問い合わせがあった。平成31年3月27日から正式な
申し込みの受け付け開始を予定しており、速やかに分譲が完了するよう、
担当職員一同、鋭意
営業活動を進めていると
の答弁がありました。
次に、
水道事業会計に関して、県
の受水単価や
契約水量の見直しの努力をされているが、
水道料金の引き下げは検討できない
のかと
の質疑に対し、平成30年3月に県と
の受水協定
の見直しにより
年間給水量を6%減量し、税抜きで年間約2,000万円
の受水費を削減した。引き続き他
の受水団体と連携して、県
の企業局と
受水単価の引き下げ等について協議を進めたいと
の答弁がありました。
次に、当初
予算議案に関する討論について申し上げます。
議案第1号
のうち本
委員会所管分、議案第4号及び議案第9号から議案第11号までに反対
の立場から、
議案第1号
のうち本
委員会所管分では、政府
の消費税増税対策として
のプレミアム付き商品券事業費が予算計上されているが、
商品券の発行は、現金で
の購入が
商品券に置きかわるだけで、
消費拡大の効果は疑問である。また、本市
の第三
セクター会社である
オタヤ開発株式会社に5億6,000万円
の貸付金が充当されているが、大多数
の中小業者より不公平であると
の批判がある。また、
財政危機のしわ寄せを市民に押しつける
各種補助金の削減は、市民
の理解を得られないため、その
回復措置を求めたい。
議案第4号及び議案第9号から議案第11号までは、
消費税増税を含んだ
予算議案であることから反対する。なお、議案第11号に関しては、
一般会計から
下水道事業会計へ
の繰入金を県内他市
の平均水準まで増額することで
下水道使用料の引き下げは十分に可能であるため、今後さらなる努力を求めたいと
の意見がありました。
次に、
条例議案について、
公共施設使用料の見直しに関する
ガイドラインに基づく
料金改定は現行
の使用料の1.5倍を上限としているが、本
委員会が所管する施設
の中に、
ガイドラインによる算出
の上限を上回った施設は含まれている
のか。また、上限を設定しない場合
の使用料は現行
の何倍になる
のかと
の質疑に対し、道
の駅万葉
の里高岡
のイベント広場は約1.9倍、おとぎ
の森公園内にあるおとぎ
の森館
のアトリウムは約2倍、森
のふれあい館
の第1研修室は約1.7倍、
里山交流センターの諸室は約12から15倍、
中心商店街活性化センターの交流サロンは約9.6倍である。
福岡総合行政センター所管の施設については、小規模な施設で、
事業費や床面積
の関係から最大で十数倍となっている施設も含まれる。今回妥当とされた施設も含め、原則3年ごとに
使用料を
見直していく方針が
ガイドラインに示されていることから、今後
の施設
の利用状況を踏まえ、各施設
の料金
の見直しを検討していきたいと
の答弁がありました。
次に、
条例議案に関する討論について申し上げます。
議案第26号から議案第30号まで、議案第41号から議案第47号まで、議案第59号、議案第63号から議案第70号まで及び議案第74号に反対
の立場から、
議案第26号、議案第28号及び議案第41号から議案第47号までは、
公共施設の使用料を大幅に
値上げする内容が含まれている。本市
の財政危機は
大型事業を推進した結果生まれたものであり、
受益者負担の原則を掲げ、そのツケを市民に押しつけてはならない。
施設使用料の値上げにより
利用者が減り、
地域経済にとってマイナスとなるため反対する。
また、議案第27号、議案第29号、議案第30号、議案第59号、議案第63号から議案第70号まで及び議案第74号も、
消費税増税を含む議案であるため反対する。
次に、議案第26号、議案第28号及び議案第41号から議案第47号までに賛成
の立場から、
公共施設の使用料を平成31年10月から現行
の1.5倍を上限に
値上げすることは、本市
の財政危機に乗じた
市民サービスの低下と負担増に追い打ちをかけ、施設
の利用率
の低下と市民
の希望と活力が損なわれることが危惧される。緊急時であっても、市民へ
の説明を丁寧に、時間をかけることが求められていることを真摯に受けとめ、今後
の市政運営に当たってもらいたいと
の意見がありました。
次に、追加提出されました
補正予算議案に関する討論について申し上げます。
議案第79号
のうち本
委員会所管分に反対
の立場から、
プレミアム付き商品券事業費に関して、
商品券の発行は
消費税増税の対策として
の効果は疑問である。また、
消費税増税は中止するよう国に求めていくべきと考えると
の意見がありました。
以上をもちまして、
産業建設常任委員会の審査結果及び経過
の報告といたします。
7
◯議長(
狩野安郎君)
産業建設常任委員長 横田誠二君
の報告が終わりました。
次に、
総務文教常任委員長 中川加津代君より報告をお願いいたします。
〔
総務文教常任委員長(中川加津代君)登壇〕
8
◯総務文教常任委員長(中川加津代君) 今次3月
定例会において、
総務文教常任委員会に付託されました請願及び議案
の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。
まず、請願について申し上げます。
本
委員会に付託されました
のは、
請願第5号
公共施設の使用料の大幅値上げに反対する請願
の1件であります。
本請願は、
公共施設の大幅値上げ計画を撤回すること、及び
公共施設の使用料値上げ問題も含めて、高岡市
の財政危機問題について改めて
市民説明会を開催し、市として
の説明責任を果たすことを求めるものであります。
審査
の結果、
賛成少数で不採択とすべきものと決しました。
以下、審査
の過程について申し上げます。
まず、請願
の趣旨説明の可否について申し上げます。
本請願については、
請願者より
趣旨説明の申し出が出されましたので、3月15日
の本
会議終了後、本
委員会を開催し、
趣旨説明の可否について協議いたしました。
協議
の結果、
全会一致で、
趣旨説明を許可することといたしましたので、3月22日、本
委員会の審査
の冒頭で
請願者から趣旨
の説明を受けました。
この
趣旨説明に対する委員から
の主な質疑について申し上げます。
受益者負担と
公費負担のバランスについてどのように考えている
のかと
の質疑に対し、
請願者からは、
公共施設は、本来であれば市が
福祉サービスの一環として運営すべきものであり、
利用料の徴収はその趣旨に相反すると考えている。
公共施設は
市民全員のものであり、施設
の利用者と利用しない人とに区別する性質
のものではないと考えていると
の答弁がありました。
次に、審査
の過程における主な意見を申し上げます。
まず、本請願に反対
の立場から、
今次
定例会では、
公共施設使用料の見直しに関する
ガイドラインに沿って定められた
料金改定案が示されている。特に
文化施設や
スポーツ施設、
レクリエーション施設等は、
受益者負担を前提とした施設であることや、
料金収入で賄えない経費は税金で負担していることから、こうした収支
の不均衡は可能な限り是正すべきと考える。今回
の使用料の見直しは公平性
の確保を図るため
の料金改定であり、本請願
の趣旨にあるような、本市
の財政危機のツケを市民に押しつけるものではないと考えるため、本請願
の採択には反対すると
の意見や、
同じく反対
の立場から、
公共施設の維持管理費、
運営費は
利用者の使用料と税金で賄われている。施設を利用する人としない人
の負担
の公平性から、
施設利用者は応分
の負担をすべきと考える。また、
激変緩和措置として原則1.5倍を上限に設定されており、本年10月から
使用料の見直しは実行されるべきと考えるため、本請願
の採択には反対すると
の意見がありました。
次に、本請願に賛成
の立場から、
市当局によれば、今回
の公共施設使用料の見直しは
財政危機が原因ではなく、
受益者負担の考え方に基づくと
のことであった。しかし、
財政健全化緊急プログラムには、
歳入確保のため、
受益者負担の原則
の徹底と
使用料・手数料
の適正化等により1億円
の効果を見込むと明確に記載があり、これら
の考え方は矛盾している。また、
使用料の値上げによって
利用者が減少すれば、また
値上げという悪循環が生まれる危険性がある。
全国各地には、あえて
使用料を値下げし
利用者の増加を図っているところもある。3年ごと
の見直しでは、
使用料の値下げも選択肢に加え、収入
の増加を図ることが重要である。
コミュニティバスや
移動図書館の廃止により、市民が生活しにくい市となっている。市民に不信感を与える
公共施設使用料の見直しは絶対にあってはならず、白紙撤回すべきであり、本請願に賛成すると
の意見がありました。
続きまして、議案について申し上げます。
本
委員会に付託されました
のは、当初
予算議案2件、
条例議案27件、その他議案2件及び追加提出されました
補正予算議案1件
の計32件であります。
審査
の結果、議案第1号
のうち本
委員会所管分、議案第19号、議案第33号から議案第38号まで、議案第48号から議案第51号まで、議案第53号から議案第58号まで及び議案第71号から議案第73号まで
の計21件については賛成多数で、残り
の議案第3号、議案第13号から議案第17号まで、議案第32号、議案第52号、議案第77号、議案第78号及び議案第79号
のうち本
委員会所管分の計11件については
全会一致で、いずれも原案
のとおり可決すべきものと決しました。
以下、審査
の過程における主な
質疑等について申し上げます。
まず、当初
予算議案のうち
一般会計について、
行財政改革推進事業費では、一部
の施設について
中小企業診断士による
経営診断を実施すると
のことだが、対象となる施設と具体的な内容はと
の質疑に対し、
中小企業診断士による
業務改善診断を行うため、平成31年度は370万円余り
の予算を計上している。調査、診断
の対象施設は、
指定管理者制度を導入する施設
のうち収益が期待できる道
の駅や、
公共施設再編計画の中で
利用促進や
コスト削減を図るため
の対応が必要とされた文化・
観光施設等である。具体的な
対象施設は現在調整中であり、
実施方法は30年度と同様、書類で
の診断や現地で
のヒアリング等を行うこととしていると
の答弁がありました。
次に、
高岡ブランド発信事業費では、
ふるさと納税に関する業務を一括委託すると
のことだが、これにより、寄附
の申し込みから
返礼品の到着までどの
程度日数が短縮される見込みな
のかと
の質疑に対し、平成31年度
の半ば以降、
ふるさと納税の手続は
業務委託で対応することを予定している。
業務委託後は、
インターネット等から寄附を
申し込みいただいた場合、その情報が速やかに
返礼品配送管理業者に伝わることから、おおむね一、二週間で
寄附者に
返礼品が届く形となるよう体制を整えたいと
の答弁がありました。
次に、
防災行政無線整備事業費に6,800万円余りが計上されているが、詳細はと
の質疑に対し、およそ6,800万円
のうち、およそ6,500万円が無線
の子局
の工事費である。無線
の整備は、これまで津波や土砂災害
の対象となる海岸線や中山間地を先行して整備しており、今回は土砂災害区域を有する守山と中田
の2地区を対象に整備するものである。また、防災情報伝達基本計画
の見直しに係る
業務委託費として、残り
のおよそ300万円を計上している。この計画は平成20年
の策定から10年が経過しており、この間
の技術
の向上や全国で発生した災害
の教訓を踏まえ見直すものであると
の答弁がありました。
次に、
教育委員会における新規事業としてアール・ブリュット普及啓発
事業費が計上されたことは評価する。2020年
の東京オリンピック・パラリンピック開催を機に、現在、国を挙げて理解を深める活動が進められている中、平成31年度においては市内
の小中学校でアール・ブリュット作品
の巡回展を行うと
のことだが、事業
の意義を考えた場合、50万円という金額で十分な
のか。また、事業
の進捗状況によって、今後、補正予算による対応は検討される
のかと
の質疑に対し、平成31年度
の巡回展
の取り組みをベースとして、可能であれば、東京オリンピック・パラリンピック以降も継続する形で市内
の小中学校を一巡できるようになればありがたい。31年度については、まず1年目
の取り組みとして、今回計上した予算
の中で実施したいと考えていると
の答弁がありました。
次に、要望として、
リトルウイング賑わい創出
事業費として40万円が計上され、地元
の音楽愛好会等
の市民団体に委託してコンサート等が定期的に開催されている。リトルウイングという整ったステージがあることから、さらに多様な企画を集め、ユニークベニューとは別物としてこの事業を継続してもらいたいと
の意見がありました。
次に、討論について申し上げます。
議案第1号
のうち本
委員会所管分に反対
の立場から、
平成31年度当初予算案には公共料金
の使用料の値上げが盛り込まれており、市民
の理解は得られない。また、マイナンバー制度関連費用が計上されているが、多く
の市民が個人情報
の漏えいや不正使用へ
の不安を感じており、制度
の見直し、凍結を国に要請すべきである。また、
コミュニティバス廃止によって住民
の移動権、交通権が侵害されたが、
回復措置がとられていない。岐阜市
の事例に学び、市民参加による
コミュニティバスの復活を求める。さらに、事務事業
の見直しの一環として、引き続き
各種補助金が削減されることが濃厚であり、
各種補助金の削減中止を求める。また、五位中学校区統合小学校整備
事業費が計上されているが、これは公債費
の肥大化を加速させるものであり、既存校舎
の有効活用を求める。最後に、議会費として海外視察費150万円が計上されているが、緊急性はないため廃止を求めると
の意見がありました。
次に、
条例議案及びその他議案について申し上げます。
公共施設使用料の引き上げに係る議案に関連して、
使用料を徴収している
公共施設の支出額はおよそ38億円で、うち2割弱が人件費である。地方財政法第27条
の4によれば「市町村は、当該市町村
の負担に属するものとされている経費で政令で定めるものについて、住民に対し、直接であると間接であるとを問わず、その負担を転嫁してはならない」と規定し、地方財政法施行令第52条では「市町村
の職員
の給与に要する経費」を例示している。したがって、全体経費
の2割弱に市職員等
の人件費が含まれることは地方財政法に抵触するという学者
の意見もあるが、見解はと
の質疑に対し、人件費
の転嫁が法に抵触する
のではないかと
の御意見については、いわゆる職員
の給与は転嫁すべきものではないということは当然であり、税金等で賄われるべきと考えている。ただし、
公共施設の支出については、委託で行われるものもあれば直営で行われるものもある。ここで
の人件費は施設
の維持管理費の一部として捉えていることから、法には抵触しないものと考えていると
の答弁がありました。
次に、
条例議案に関する討論について申し上げます。
議案第19号、議案第33号から議案第38号まで、議案第48号から議案第51号まで、議案第53号から議案第58号まで及び議案第71号から議案第73号までに反対
の立場から、
今回
の使用料引き上げに係る条例改正は、消費税率引き上げによるものと
公共施設使用料の見直しに関する
ガイドラインに基づくものと
のことだが、さらなる住民負担を強いることになり承服できない。
消費税増税については、国民
の世論や運動等によって10%へ
の引き上げは中止される可能性があると考えており、
地域経済に致命的なダメージを与える
消費税増税を前提とした
使用料の見直しには反対すると
の意見がありました。
以上をもちまして、
総務文教常任委員会の審査結果及び経過
の報告といたします。
9
◯議長(
狩野安郎君)
総務文教常任委員長 中川加津代君
の報告が終わりました。
以上をもちまして、各
常任委員会の審査結果及び経過について
の報告が終わりました。
━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
質 疑
10
◯議長(
狩野安郎君) これより、委員
長報告に対する質疑に入ります。
別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。
━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
討 論
11
◯議長(
狩野安郎君) 次に、討論に入ります。
通告がございますので、発言を許します。20番 金平直巳君。
〔20番(金平直巳君)登壇〕
12 ◯20番(金平直巳君) 私は日本共産党高岡市議団を代表して、議案第1号 平成31年度高岡市
一般会計予算、議案第2号 平成31年度高岡市
国民健康保険事業会計予算、議案第4号 平成31年度高岡市駐車場事業会計予算並びに議案第6号 平成31年度高岡市介護保険事業会計予算から議案第11号 平成31年度高岡市
下水道事業会計予算まで、さらには議案第19号 高岡市行政財産
の使用料に関する条例
の一部を改正する条例、議案第20号 高岡市ふれあい福祉センター条例
の一部を改正する条例並びに議案第25号 高岡市民病院事業
の設置等に関する条例
の一部を改正する条例から議案第30号 高岡市道路占用料条例
の一部を改正する条例まで、また議案第33号 高岡市青年
の家条例
の一部を改正する条例から議案第51号 高岡市美術館条例
の一部を改正する条例まで、さらには議案第53号 高岡市五位山交流館条例
の一部を改正する条例から議案第74号 高岡市水道事業給水条例等
の一部を改正する条例「高岡市水道事業給水条例
の一部改正」「高岡市工業用水道事業給水条例
の一部改正」「高岡市下水道条例
の一部改正」「高岡市農業集落排水処理施設条例
の一部改正」まで、加えまして議案第79号 平成30年度高岡市
一般会計補正予算(第4号)、以上
の議案に反対
の討論を行いたいと思います。
まず、議案第1号から反対理由を述べたいと思います。
高岡市
の身の丈を超えた
大型事業、すなわち150億円
の高岡駅周辺整備事業や104億円
の新高岡駅周辺整備事業など
の推進によって公債費が肥大化し、危機に陥った財政
のもとで
コミュニティバスが廃止され、高齢者など
の移動権、交通権が侵害されたまま
回復措置がとられていないことは極めて重大です。岐阜市
の成功事例に学んで、市民参加による
コミュニティバスの運行を強く求めたいと思います。
事務事業
の見直しの名による
各種補助金の削減が引き続き継続される懸念があり、市民
の批判は避けられません。
また、番号制度関連
事業費が4,500万円計上されておりますが、これには到底賛同できません。多く
の市民がマイナンバー制度について個人情報
の漏えいや不正利用へ
の不安を感じ、システム
のふぐあいが頻発する中で本格運用を加速せず、噴出している問題点
の徹底的な検証を急ぐべきであります。そして、制度
の見直し、凍結、中止を国に要請すべきだと思います。
第三
セクター会社オタヤ開発には引き続き5億6,000万円
の貸付金が充当されていますが、景気低迷
の中で経営難に悩む
中小業者から不公平と
の厳しい批判があることを、当局は真摯に受けとめていただきたいと思います。
また、五位中学校区統合小学校整備
事業費4億2,000万円が計上されていますが、高岡市
の現下
の厳しい財政状況
のもとでは市民
の理解は得ることはできません。既存校舎
の有効利用を強く私は求めるものであります。
プレミアム付き商品券事業費が計上されておりますが、これは2万円分で2万5,000円分
の買い物ができるものでありますが、現金で買う分を
商品券で買うだけで消費
の拡大にはつながりません。しかも、
商品券を購入できる
のは、低所得者や9月30日生まれまで
の2歳以下
の子供
のいる世帯に限られ、恩恵
のない人たち
の不公平感が増すばかりであり、これには賛同できません。
議会費
の問題点として、税金を使った議員
の海外視察費が150万円計上されておりますが、市財政
の危機的な状況を踏まえて、税金を使った議員
の海外視察は廃止すべきと思います。
次に、国保会計についてでありますが、国保事業
の都道府県化
のもとで
の統一保険料
の押しつけによる国保税
の大幅値上げが強く懸念されますが、これは絶対に許されません。
一般会計から
の法定外繰入金
の増額で、高い国保税
の引き下げを実施されるよう求めます。
全国知事会は1兆円
の国費
の投入を国に求めておりますが、これを実行すれば、均等割と世帯割をなくして大幅な値下げが可能となります。市として、国に財政支援
の抜本的強化を求めるようお願いしたいと思います。
駐車場会計について述べたいと思います。
駐車場会計
の歳入には、
消費税増税分が上乗せされております。
安倍政権は昨年
の秋、都合
のいい数字だけを持ち出して、経済が成長しているから予定どおり消費税
の増税を実行すると決定いたしました。しかし、その後、個人消費
の引き続く低迷や、米中
の貿易摩擦
の影響を受けた輸出
の不振が明らかとなり、今では政府自身が景気は下方へ
の局面変化にあることを認めざるを得なくなっています。増税
の前提はまさに崩壊しています。
増税だけでなく、十二分の対策自体が国民
の不安を広げております。買う場所、買い方、買う方法で5通りも
の税率が生まれるなど、ややこしいことこの上なく、大混乱は避けられません。
国民
の多数が反対している
消費税増税は許されず、増税分を歳入に盛り込んだ駐車場会計予算は市民生活を圧迫する内容を持っており、容認することはできません。
次に、介護保険会計ですが、
一般会計から
の繰り入れ、低い水準にある国庫負担
の引き上げを国に要請をして介護保険料
の負担軽減を実施すべきです。要介護1と2
の方を介護保険
の対象から排除する危険な動きがあることを私は厳しく指摘をして、この会計については容認できません。
次に、後期高齢者医療事業会計ですが、75歳以上
の高齢者を別枠
の制度に追いやる差別的な制度であり、廃止すべきであります。高い保険料
の負担軽減を求めるものであります。
次に、高岡市民病院会計、水道会計、工業用水道会計、下水道会計ですが、いずれも
消費税増税の負担増を前提としており、賛同することはできません。
次に、議案第19号、20号、また第25号から30号まで、さらには33号から51号まで、また53号から74号までについては、
消費税増税分
の市民負担増や高岡市
の財政危機のしわ寄せを市民に押しつける
公共施設の使用料の大幅引き上げを内容としており、賛同することはできません。
また、議案第79号については、先ほど述べました
プレミアム付き商品券事業費が盛り込まれており、賛同することはできません。
以上で私
の討論を終わりたいと思いますが、今日、
消費税増税、原発
の再稼働、辺野古新基地建設や9条改悪問題などをめぐって安倍政権へ
の国民的な批判が広がっています。国民こそ主人公
の政治へ
の転換と、真に市民目線に立った高岡市政へ
の転換を目指して奮闘する日本共産党議員団
の決意を表明して、私
の討論といたします。
13
◯議長(
狩野安郎君) 12番 薮中一夫君。
〔12番(薮中一夫君)登壇〕
14 ◯12番(薮中一夫君) 自民同志会を代表いたしまして、市長より提出されました当初
予算議案、
条例議案、その他議案及び追加提出されました
補正予算議案について、賛成
の立場で討論を行います。
本市
の喫緊
の課題となっております財政健全化については、昨年度策定した
財政健全化緊急プログラムに掲げられたとおり、投資的経費
の抑制や
公共施設管理コスト
の縮減、事務事業
の見直しに取り組むなど、現在まさに選択と集中による整理・合理化が進められているものと捉えております。
市当局におかれては、
財政健全化緊急プログラムの策定以降、早い段階から、投資的経費に加え、人件費や事務管理費等
の内部経費について点検を進められた結果、約10億円
の収支改善を実現したと
のことでありますが、決して気を緩めることなく、持続可能な財政構造
の確立
のため、引き続き厳しく取り組んでいく必要があると考えております。
今回提出された平成31年度当初予算は、既存事業
の見直しや業務
の一層
の効率化など、財政健全化へ
の歩みを着実に進める内容となっております。これは当然
の流れとも言えるものでありますが、今回
の予算は緊縮財政一辺倒ではなく、将来
の高岡を担う子供たち
の教育環境
の充実や、学校再編、小中一貫
教育の推進に資する予算が手厚く計上されるなど、未来を見据えた適切な投資にも十分配慮した内容となっております。
このように、「市民創造都市 高岡」
の実現に向けて確かな一歩を踏み出す「持続可能な未来を拓く足がかり予算」として編成された市当局
の姿勢に対し、自民同志会として一定
の評価をいたしております。
また、コンパクト・アンド・ネットワーク
のまちづくりによる持続可能な都市構造を実現する指針として、昨年12月に都市計画マスタープランが策定されました。この計画に基づき、都心エリアや周辺市街地エリアに都市機能
の集積が進めば、市民が主体となるまちづくりが一層推進されると同時に、民間主導
のまちづくり
の誘発が期待されます。また、この動きに合わせて、魅力あるしごとづくり、さらには将来
の高岡を担うひとづくりにも注力すれば、本市へ
の移住、定住を促進することにもつながるものと考えます。
この動きをさらに活発化させるためには、地域が連携して、
地域経済の活性化や交流人口
の拡大など
の取り組みを広域的に推進することが重要であります。昨年12月、本市は、とやま呉西圏域連携中枢都市圏
の中心市として中枢中核都市に選定されたところでありますが、今後とも県西部6市が持つそれぞれ
の個性、特性を生かして活力ある社会経済を維持し、圏域全体
の経済成長や住民サービス
の向上を図るため、6市
の協力体制をさらに深め、圏域全体
の発展を図る連携事業に取り組んでいただきたいと思います。
さて、我が自民同志会が行ったさき
の代表質問において、本市
の年間約40億円と言われた財源不足は、1年後
の平成31年度末時点で約20億円まで解消される見通しと
のことだが、今後3年間で残り
の約20億円
の財源不足を解消することは大変厳しい道のりである。こうした状況下でも、
公共施設再編や学校
の再編統合、小中一貫
教育の推進などについて同時に推し進めていく必要があると申し上げました。これら
の本市が抱える諸課題を解決するため、我が会派においては引き続き責任を持って検証とチェックに取り組んでまいります。
今後も、市民
の皆様
の深い御理解と御協力を得ながら、希望に満ちた未来高岡
の創造に向かってともに邁進していくことをお約束し、自民同志会
の賛成討論といたします。
15
◯議長(
狩野安郎君) 13番 上田 武君。
〔13番(上田 武君)登壇〕
16 ◯13番(上田 武君) 社民党議員団を代表して、今次3月定例議会に上程されました議案について、全議案賛成
の立場で討論いたします。
これまで
の身の丈を超えた財政運営
の結果、今年度、平成30年度予算は、福祉分野における補助金
のカット等で
市民サービスの低下と削減を招く、市民に負担を強いる予算となりました。
そうした中で迎える平成31年度予算案については、「持続可能な未来を拓く足がかり予算」と位置づけ、人口減少、少子・高齢化が一層進展する状況
のもとにおいても、社会面、経済面、財政面で持続可能な構造を持つ未来
の高岡
の姿を視野に入れ、確実な一歩を踏み出せるよう、移住、定住
の推進に重点的に取り組むとともに、未来
の高岡を担う子供たちを輝かせる施策を戦略的に進めるとしています。真に市民
の暮らし
の向上と本市
の発展に効果を発揮することを期待いたします。
市民は、新幹線等
の大型事業が終了した今こそ、これまで以上に市民
の暮らしを最優先に考え、医療や介護、福祉
の拡充や子ども・子育て、
教育の充実、安定した雇用政策
の確立、防災、災害に強いまちづくりなど、満足度
の向上が実感できる政策に取り組んでほしいと願っています。市民が心から住み続けたい、住んでよかったと言ってもらえるまちづくりに磨きをかけていくことで市民
の満足度を高めることができ、少子化・人口対策に大きな効果としてあらわれてくると思います。また、活力と活気があふれ出る地域社会が形成されてくるものと思います。
さて、急速に少子・高齢化と人口減少が進み、人口構造
の急激な変化が進む中、本市においても多難な課題と向き合っていかなければなりません。特に、これまで整備してきたインフラや
公共施設、社会資本
の維持管理費の増大に加え、高齢者へ
の医療や介護需要
の増大、低所得者層
の増加による扶助費
の増大が大きな課題です。
本市においては、地域性、多様性を尊重し、住民生活を守り、持続可能な社会システムをいかに構築していくかが重要です。うまく縮小しながら、人々
の暮らし
の質を高めていくことが今求められていると思います。今
のところ、市民には行政
の方針や考え方に対する理解が得られていないため、市政へ
の不信があると思います。緊急であっても、市民に対し丁寧に説明することにより、市民から
の信頼が得られると思います。ぜひ真摯に受けとめていただき、今後
の市政運営に当たっていただきたいと思います。
公共施設の使用料を本年10月より、現行
の1.5倍を上限に
値上げする条例が上程されています。
財政危機というタイミングに乗じた、
市民サービスの低下と負担増に追い打ちをかける内容となっています。
使用料の値上げは利用率
の低下につながるおそれがあり、市民
の健康づくりや文化芸術活動などに大きな影響を及ぼす
のではと考えます。厳しい財政状況下においても、希望と元気があふれるまちづくりを持続発展させながら将来世代に引き継ぐことが大切であります。
また、本市財政においては、投資的経費
の抑制と、一方では大災害等、不慮に備えた財政調整基金
の積み立てが求められています。
将来世代に負担をかけない健全な財政運営に努めていただきますよう強く要望し、社民党議員団として
の賛成討論といたします。
17
◯議長(
狩野安郎君) 14番 吉田健太郎君。
〔14番(吉田健太郎君)登壇〕
18 ◯14番(吉田健太郎君) 私は公明党を代表いたしまして、ただいま
の議題になっております議案第1号から議案第87号まで
の全議案について、賛成
の立場から討論をさせていただきます。
平成30年度は、本市
の財政問題が注目される中策定された
財政健全化緊急プログラムに基づく財政健全化へ
の歩みが始まった年でありました。緊縮型
の財政運営が実施され、1年目として約8億円
の改善が図られたことには一定
の評価ができるものでありますが、財政健全化へ
の歩みは始まったばかりであり、むしろこれからが本番と言えます。
こうしたことからも、平成31年度予算編成に当たっては、全庁挙げて投資的事業
の計画
見直しやさらなる事務事業
の見直し、総人件費
の圧縮、歳入
の確保等に取り組まれており、その結果、来年度において約10億円
の収支改善が見込まれることとなりました。
将来にわたって持続可能な
市政運営の実現
のため、今後も継続的な
創意工夫の中で、何としても収支均衡
の財政構造を確立されることを強く望むものであります。
財政健全化を推進する一方で、本市は引き続き、市民が主体となるまちづくり、魅力あるしごとづくり、将来
の高岡を担うひとづくりに取り組みながら「市民創造都市 高岡」
の実現に向けた歩みも進めていかなければなりません。この2つ
の取り組み
の両立こそが、本市における当面
の重要課題であろうと思われます。
こうした中で、平成31年度当初予算におきましては「持続可能な未来を拓く足がかり予算」と位置づけ、特に将来
の高岡を担う子供たちを健やかに育むひとづくり施策を戦略的に実施することとされております。これまで、未来へ
の投資、人へ
の投資を強く訴えてきた我が会派といたしましても、財政
の厳しい折に人に光を当てた施策を展開するとされたことに期待を寄せるものであります。
特に、放課後児童クラブ室
の拡充や、小学校におけるプログラミング
教育の必修化を見据えたICT
教育環境
の整備を進めるとされたことを評価しております。また、小中学校へ
の速やかなエアコン設置と、10月から始まる幼児
教育・保育
の無償化に向けた円滑な取り組みに期待するとともに、喫緊
の課題である小学校
の再編統合、小中一貫
教育の推進に関しましても、新年度設置される
教育改革推進室を中心に、子供たち
の健やかな成長に資する適時適切な推進を要望するものであります。
さらには、あっかり福祉ネットを中心とした健康づくり、生きがいづくりなど、誰もが住みなれた地域で安心して暮らし続けていける地域包括ケアシステム
の深化、推進に努めるとされていることも、人に光を当てた施策として評価しております。
また、しごとづくりにおきましても、UIJターン就職推進
のため
の各種事業や中小企業に対する創業から研究開発、販路拡大に至る各段階で
のニーズに応じた伴走型
の各種支援施策、
ICパーク高岡の完工に伴う戦略的、積極的な企業誘致
の推進を評価し、高岡
の稼ぐ力
の強化に寄与されることを期待するものです。
そして、防災行政無線
の整備や新防災センター
の整備、市民へ
の防災
教育の充実など、市民生活
の基盤となる安全・安心
の取り組みにハード、ソフト両面にわたった配慮がなされていることも評価いたしております。
当局におかれましては、今後もより緊張感
のある
市政運営が求められますが、効率的かつ効果的な財政運営
の中にあって、市民生活を資するため
の施策な
のか、市民
の満足度を高めることができる取り組みな
のかという視点から
の事業展開を強く要望いたしまして、賛成討論とさせていただきます。
19
◯議長(
狩野安郎君) 1番 高瀬充子君。
〔1番(高瀬充子君)登壇〕
20 ◯1番(高瀬充子君) 私は日本共産党市議団を代表して、
公共施設の使用料の大幅値上げに反対する請願について
の賛成
の討論をいたします。
今日
の高岡市
の財政危機は、身の丈を超えた
大型事業の推進
の結果生まれたものであり、一般市民には責任はありません。
コミュニティバスの廃止等
の市民サービスの削減が進められるなど、
財政危機のツケを市民に押しつける行政施策は改めるべきです。
公共施設使用料の見直しに関する
ガイドラインが出され、市民にとって極めて身近な
公共施設の使用料について
受益者負担とされています。この考え方を公
の施設に持ち込むことは、負担できない人は使えないことにつながる
のではないでしょうか。策定するに当たって、パブリックコメントなどから民意
の反映はなされた
のでしょうか。自主的な市民活動にとって高い
使用料になると活動を自粛することになりかねません。
現在、文化芸術、福祉、
教育など、広範な分野
の市民活動が
公共施設の利用を通じて展開されており、地域
の活性化、健康増進に貢献しています。
また、3年ごと
の使用料の見直しが盛り込まれていますが、また
値上げされる
のではと
の不安
の声が聞かれます。場合によっては値下げして、
公共施設の利用増を図るべきです。
年金カット、実質賃金
の伸び悩み
のもとで
公共施設の利用料の値上げが強行されれば、
利用者が減り、市民活動
の停滞にもつながる
のではないかと心配です。これは市民
の外出機会
の減少につながり、消費にも影響し、
地域経済にもマイナスとなります。
以上
の見地から、
使用料大幅値上げの計画
の撤回を求める請願に賛成いたします。
また、
公共施設の使用料値上げ問題も含め、高岡市
の財政危機問題について、市として改めて
市民説明会を開催されることを求め、請願
の賛成討論といたします。
21
◯議長(
狩野安郎君) 以上で、討論を終結いたします。
━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
採 決
22
◯議長(
狩野安郎君) これより、採決を行います。
まず、
議案第1号 平成31年度高岡市
一般会計予算
議案第2号 平成31年度高岡市
国民健康保険事業会計予算
議案第4号 平成31年度高岡市駐車場事業会計予算
議案第6号 平成31年度高岡市介護保険事業会計予算 から
議案第11号 平成31年度高岡市
下水道事業会計予算 まで
議案第19号 高岡市行政財産
の使用料に関する条例
の一部を改正する条例
議案第20号 高岡市ふれあい福祉センター条例
の一部を改正する条例
議案第25号 高岡市民病院事業
の設置等に関する条例
の一部を改正する条例 から
議案第30号 高岡市道路占用料条例
の一部を改正する条例 まで
議案第33号 高岡市青年
の家条例
の一部を改正する条例 から
議案第51号 高岡市美術館条例
の一部を改正する条例 まで
議案第53号 高岡市五位山交流館条例
の一部を改正する条例 から
議案第74号 高岡市水道事業給水条例等
の一部を改正する条例
「高岡市水道事業給水条例
の一部改正」
「高岡市工業用水道事業給水条例
の一部改正」
「高岡市下水道条例
の一部改正」
「高岡市農業集落排水処理施設条例
の一部改正」 まで、及び
議案第79号 平成30年度高岡市
一般会計補正予算(第4号)
以上、59件を一括して採決いたします。
本案に対する委員
長の報告は、可決であります。
本案は、委員
長の報告
のとおり決定することに賛成
の方
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
23
◯議長(
狩野安郎君) 起立多数であります。
よって、議案第1号、議案第2号、議案第4号、議案第6号から議案第11号まで、議案第19号、議案第20号、議案第25号から議案第30号まで、議案第33号から議案第51号まで、議案第53号から議案第74号まで及び議案第79号は、委員
長の報告
のとおり可決されました。
───────────────────────────────────────
24
◯議長(
狩野安郎君) 次に、
議案第3号 平成31年度高岡市荻布奨学金事業会計予算
議案第5号 平成31年度高岡市
工業団地造成事業会計予算
議案第12号 高岡市役所支所設置条例及び高岡市消防本部及び消防署
の設置等に関する条例
の
一部を改正する条例 から
議案第18号 高岡市手数料条例
の一部を改正する条例 まで
議案第21号 高岡市災害弔慰金
の支給等に関する条例
の一部を改正する条例 から
議案第24号 高岡市介護保険条例
の一部を改正する条例 まで
議案第31号 高岡市営住宅条例
の一部を改正する条例
議案第32号 高岡市社会
教育委員設置条例
の一部を改正する条例
議案第52号 ミュゼふくおかカメラ館条例
の一部を改正する条例
議案第75号 高岡市水道
の布設工事監督者及び水道技術管理者
の資格基準等に関する条例
の一
部を改正する条例 から
議案第78号 辺地に係る公共的施設
の総合整備計画
の策定について まで、及び
議案第80号 平成30年度高岡市
国民健康保険事業会計補正予算(第2号) から
議案第87号 平成30年度高岡市
下水道事業会計補正予算(第2号) まで
以上、28件を一括して採決いたします。
本案に対する委員
長の報告は、いずれも可決であります。
本案は、委員
長の報告
のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
25
◯議長(
狩野安郎君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第3号、議案第5号、議案第12号から議案第18号まで、議案第21号から議案第24号まで、議案第31号、議案第32号、議案第52号、議案第75号から議案第78号まで及び議案第80号から議案第87号まで
の計28件は、いずれも委員
長の報告
のとおり可決されました。
───────────────────────────────────────
26
◯議長(
狩野安郎君) 次に、請願
の採決を行います。
請願第5号
公共施設の使用料の大幅値上げに反対する請願
を採決いたします。
本件に対する委員
長の報告は、不採択であります。
本件は、委員
長の報告
のとおり決定することに賛成
の方
の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
27
◯議長(
狩野安郎君) 起立多数であります。
よって、請願第5号は、委員
長の報告
のとおり不採択とすることに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
追 加 議 案
の 上 程
28
◯議長(
狩野安郎君) 次に、日程第2 議案第88号から議案第92号までを議題といたします。
━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
提 案 理 由
の 説 明
29
◯議長(
狩野安郎君) 市長 高橋正樹君より提案理由
の説明を求めます。
〔市長(高橋正樹君)登壇〕
30 ◯市長(高橋正樹君) 本日追加提出いたしました議案5件について御説明申し上げます。
議案第88号は、監査委員
の選任について同意を求める件でありまして、廣嶋康雄氏
の任期が平成31年6月19日で満了となりますことから、引き続き同氏を選任いたしたいと存ずるものであります。
議案第89号から第92号までは、人権擁護委員
の推薦について意見を求める件でありまして、青木英二氏、澤豊志氏、津幡敬子氏、山下美智子氏
の任期が平成31年6月30日で満了しますことから、新たに北嶋秀也氏、越生百合子氏、山田秀志氏を、また、引き続き山下美智子氏を推薦いたしたいと存ずるものであります。
何とぞよろしく御賛同賜りますようお願い申し上げる次第であります。
以上でございます。
31
◯議長(
狩野安郎君) 市長 高橋正樹君
の提案理由
の説明が終わりました。
━
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委 員 会 付 託
の 省 略
32
◯議長(
狩野安郎君) ただいま議題となっております議案第88号から議案第92号までにつきましては、いずれも人事案件でございますので、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
33
◯議長(
狩野安郎君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第88号から議案第92号までは直ちに採決することに決定いたしました。
━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
採 決
34
◯議長(
狩野安郎君) これより、採決を行います。
まず、議案第88号を採決いたします。
議案第88号 監査委員
の選任について同意を求める件
これは、廣嶋康雄君に係るものであります。
本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
35
◯議長(
狩野安郎君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第88号は、これに同意することに決定いたしました。
━
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監査委員就任あいさつ
36
◯議長(
狩野安郎君) ただいま監査委員
の選任について同意をいたしました廣嶋康雄君より御挨拶がございます。
〔廣嶋康雄君登壇〕
37 ◯廣嶋康雄君 ただいま監査委員再任に御同意をいただきました廣嶋康雄でございます。
皆様
のお許しを得て、一言御挨拶を申し上げます。
今ほどは、監査委員
の再任につきまして議員
の皆様
の御同意を賜り、この上もない光栄と存じますとともに、深く感謝を申し上げます。
これまで1期4年間、常に公正不偏な立場に専心し、代表監査委員
の席を務めさせていただきました。このたび、この重要な職責を再び担わせていただくことに当たり、厳しい財政状況
の中ではありますが、改めて議会
の皆様、市民
の皆様
の信頼を得て公正不偏な立場を貫き、使命、責務をしっかりと果たしていく所存でございます。
何とぞ、議員
の皆様はじめ関係各位
の皆様
の御指導、御鞭撻をこれからも賜りますよう心からお願い申し上げ、簡単ではございますが、再任
の御挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
38
◯議長(
狩野安郎君) 廣嶋康雄君
の御挨拶が終わりました。
━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
採 決
39
◯議長(
狩野安郎君) 次に、
議案第89号 人権擁護委員
の推薦について意見を求める件 から
議案第92号 人権擁護委員
の推薦について意見を求める件 まで
を一括して採決いたします。
これは、北嶋秀也君、越生百合子君、山下美智子君、山田秀志君
の4君に係るものであります。
本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
40
◯議長(
狩野安郎君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第89号から議案第92号までは、これに同意することに決定いたしました。
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議 員 派 遣
の 件
41
◯議長(
狩野安郎君) 次に、日程第3 議員派遣
の件を議題といたします。
議員派遣につきましては、お手元に既に配付いたしました議員派遣一覧表
のとおりであります。
お諮りいたします。
本件につきましては、議員派遣一覧表
のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
42
◯議長(
狩野安郎君) 御異議なしと認めます。
よって、議員派遣一覧表
のとおり議員を派遣することに決定いたしました。
───────────────────────────────────────
議員派遣一覧表
地方自治法第100条第13項及び高岡市議会会議規則第160条
の規定により次
のとおり議員を派遣する。
記
1 第94回北信越市議会議長会評議員会・定期総会
(1) 派遣目的 評議員会・定期総会に出席
のため。
(2) 派遣場所 福井市
(3) 派遣期間 平成31年4月9日(火)
(4) 派遣議員 坂林副議長
2 県選出国会議員と
の懇談会
(1) 派遣目的 県選出国会議員と
の懇談会に出席
のため。
(2) 派遣場所 東京都
(3) 派遣期間 平成31年6月10日(月)
(4) 派遣議員 坂林副議長
───────────────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
閉会中
の継続審査
の件
43
◯議長(
狩野安郎君) 次に、日程第4 閉会中
の継続審査
の件を議題といたします。
議会運営委員
長及び各常任委員
長から、それぞれ
の所管事項
の調査について、お手元に配付いたしました継続調査事件一覧表
のとおり、閉会中
の継続審査
の申し出があります。
お諮りいたします。
本件は、各委員
長から
の申し出
のとおり、閉会中
の継続審査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
44
◯議長(
狩野安郎君) 御異議なしと認めます。
よって、各委員
長から
の申し出
のとおり、所管事項
の調査につきましては、閉会中
の継続審査とすることに決定いたしました。
───────────────────────────────────────
閉会中継続調査事件一覧表
議会運営
委員会
1 次期
定例会又は臨時会
の日程等議会
の運営について
2 会議規則、
委員会条例等議会関係
の条規
の制定、改廃について
3 議長
の諮問に関する事項について
総務文教常任委員会
1 市政
の総合企画について
2 文化創造について
3 防災対策について
4 財政計画及び財政運営について
5 市税その他財源
の確保について
6 義務
教育内容
の充実及び
教育施設
の整備について
7 社会
教育及び社会体育について
8 文化振興及び文化財
の保護について
9 交通対策について
10 その他総務文教所管に関する事項
民生病院常任委員会
1 社会福祉対策について
2 子ども・子育て支援等児童福祉対策について
3 高齢者福祉・高齢者医療及び介護保険について
4 国民健康保険及び国民年金について
5 保健衛生及び救急医療について
6 環境対策及び交通安全対策について
7 多文化共生及び国際交流について
8 男女平等・共同参画施策
の推進について
9 清掃事業について
10 市民病院事業について
11 消防対策について
12 その他民生病院所管に関する事項
産業建設常任委員会
1 商工業
の振興について
2 勤労者対策について
3 観光対策について
4 農林水産業
の振興について
5 農業生産基盤
の整備について
6 都市計画について
7 土地区画整理事業について
8 公園
の整備及び緑化
の推進について
9 道路及び橋りょう
の整備、維持について
10 住宅対策について
11 水道事業について
12 下水道事業について
13 その他産業建設所管に関する事項
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市
長 あ い さ つ
45
◯議長(
狩野安郎君) 以上で、本日
の日程は全部終了いたしました。
この際、市長 高橋正樹君より御挨拶がございます。
〔市長(高橋正樹君)登壇〕
46 ◯市長(高橋正樹君) 一言御挨拶を申し上げます。
去る3月1日から本日まで
の26日間にわたって3月
定例会が開催されました。この間、議員各位におかれましては、平成31年度予算をはじめ、平成30年度補正予算並びに条例その他、御提案申し上げました92議案につきまして、終始慎重かつ熱心に御審議いただき、全案件を可決賜りましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。
今議会におきましては、財政健全化へ
の歩みを着実に進める中、未来を見据えた適切な投資にも配慮し、本市が目指す将来像「市民創造都市 高岡」
の実現に向け、確かな一歩を踏み出すため
の施策を積極的に盛り込んだ新年度予算をはじめ、市政
の各般にわたる事項につきまして大局的かつ多角的な見地から御審議をいただきました。
議員各位から賜りました貴重な御意見などを真摯に受けとめ、引き続き収支均衡した財政運営を目指していくとともに、とやま呉西圏域
の枠組みにおいて、圏域
の発展に向けた取り組みや連携をさらに進め、
地域経済の活性化や交流人口
の拡大、移住、定住
の促進を図ってまいります。
厳しい財政状況
のもとではありますが、議会と行政がそれぞれ
の役割を十分に発揮しながら、「豊かな自然と歴史・文化につつまれ 人と人がつながる 市民創造都市 高岡」
の実現に向け、市民
の皆様と一丸となって取り組んでまいりたいと存じます。
終わりに、議員各位には今後とも一層
の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様方
のますます
の御健勝と御多幸をお祈り申し上げまして、お礼
の御挨拶とさせていただきます。
どうもありがとうございました。
47
◯議長(
狩野安郎君) 市長 高橋正樹君
の御挨拶が終わりました。
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議
長 あ い さ つ
48
◯議長(
狩野安郎君) 平成31年3月
定例会を閉会するに当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
去る1日に開会いたしました今次3月
定例会も、本日ここに平成31年度予算をはじめ多く
の重要案件を議了し、無事閉会
の運びとなりましたことは、まことに御同慶にたえない次第であります。
この間、議員各位には、終始慎重に審議を進められ、また議会
の運営にも御協力をいただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。
当局におかれましては、本会議における審議や
委員会審査
の過程で出されました意見、要望等を十分に踏まえられ、今後
の市政運営に取り組まれるよう切望するものであります。
さて、我が国におきましては今年5月に改元を控え、本市においても市制施行130周年を迎える節目
の年であります。昨年12月には本市がとやま呉西圏域連携中枢都市圏
の中心市として中枢中核都市に選定されことを踏まえ、今後も県西部6市がより一層協力し、圏域全体
の発展を図る連携事業に取り組んでいく必要があります。
一方、大変厳しい財政状況
の中、昨年度策定した
財政健全化緊急プログラムに掲げる投資的経費
の抑制、公共・公的施設管理コスト
の縮減など、限られた財源
の有効活用や選択と集中による整理・合理化を進め、引き続き持続可能な財政構造
の確立に取り組んでいかなければなりません。
本市では、これまで進めてきた都市機能
の集積に呼応して、民間主導
のまちづくりも動き出しております。あわせて、魅力あるしごとづくり、将来
の高岡を担うひとづくりについても強力に推し進めなければなりません。
我々議会といたしましても、初心を忘れることなく、常に地域
の声を真摯に受けとめながら市民
の信頼と期待に応えるべく、全力をもって努めてまいる所存でありますことを申し上げまして、閉会
の御挨拶といたします。
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閉 会
49
◯議長(
狩野安郎君) 以上をもちまして、今期
定例会を閉会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
50
◯議長(
狩野安郎君) 御異議なしと認めます。
よって、平成31年3月高岡市議会
定例会を閉会いたします。
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閉会 午後2時27分
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