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  1. 高岡市議会 2018-12-04
    平成30年12月定例会(第4日目) 本文


    取得元: 高岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-03-25
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 開議 午前10時00分   ────────────・─────────────・────────────               開             議 ◯議長(狩野安郎君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程(第4号)のとおりでございます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  題  の  宣  告 2 ◯議長(狩野安郎君) 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第111号から議案第134号までを議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━              一問一答方式による一般質問、質疑 3 ◯議長(狩野安郎君) これより、各議員の一問一答方式による市政一般に対する質問並びに提出議案に対する質疑を行います。  この一問一答方式による一般質問は、一般質問要綱に基づき質問者1人当たりの持ち時間を25分以内、答弁時間を含め60分以内とし、一問一答方式により行うものであります。質問並びに答弁に当たっては、その都度、議長の許可を得ていただくとともに、答弁者を指定された上、簡明に行われるよう、また答弁者も簡明に答弁されるようお願いいたします。  なお、議事整理の都合上、同一の答弁者が続く場合は、控え席に戻らず、引き続きそのまま答弁者席にて御答弁願います。  また、再質問(再々質問)に当たっては、答弁に漏れがあるのか、答弁が質問の論旨から外れているのか、または答弁論旨を再確認するためなのか、理由を冒頭に述べた後、発言されるよう、お願いいたします。  それでは、通告に従いまして、発言を許します。21番 樋詰和子君。       〔21番(樋詰和子君)質問席へ〕 4 ◯議長(狩野安郎君) 樋詰和子君の質問時間は11時3分までです。  21番、どうぞ。 5 ◯21番(樋詰和子君) 皆様、おはようございます。  通告に従いまして8項目についてお伺いいたしますので、積極的な答弁をぜひお願いいたします。きょうは新職員の皆様が参加されて、未来の高岡を担う皆様とともにしっかり高岡市政を学び、また検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
     では、質問に入らせていただきます。  財政健全化と来年度予算編成ついてですが、財政健全化緊急プログラムに取り組んだこれまでの成果を来年度予算編成にどのように生かされるのでしょうか。  昨年、突然の財政不足を発表され、新総合体育館の延期、市民会館の閉鎖、コミュニティバスの中止などが矢継ぎ早に発表され、市民の間に市政に対する不満が紛糾し、市長出席の市民説明会でも厳しい苦情が続出しておりました。議会も報酬削減など対応の1年でした。  市は財政健全化緊急プログラムを立て、5年間で40億の財源不足を解消すると宣言されました。現在、緊急プログラムが実施されておりますが、来年度予算編成にどのように生かすのか、まず市長にお伺いいたします。 6 ◯市長(高橋正樹君) 財政健全化についてのお尋ねでございます。  お話にありました財政健全化緊急プログラムの初年度となることしの当初予算編成では、各般の大変な御議論をいただきながら、財政健全化緊急プログラムに基づき約8.1億円の資金収支の改善を図ったところでございます。本年4月以降においても、市税の確保はもとよりでございますが、ふるさと納税など税外収入の確保にも努めるとともに、投資的事業の計画や事業内容の再点検を進めてまいりました。  新年度の予算編成は現在進行中でございますが、このプログラムにのっとりまして、持続可能な財政運営の確立に向け、歳入歳出両面でのさらなる創意工夫を凝らしてまいりたいと存じます。とりわけ、将来を担う子供たちのために将来を見据えた人づくり施策を推進することを重点に置きまして、未来志向型の予算編成に取り組んでまいる所存でございます。 7 ◯21番(樋詰和子君) ただいま市長が、この1年間で8.1億円を削減するということでございましたし、また人づくりに力を入れながら未来志向型の財政をしっかり取り組むということでございますので、大きく期待をしております。  では次に、休止している市民会館の取り扱いについて、検討状況と対応策などをいつごろ提示するのでしょうか。  市民会館が利用できなくなって、不便を感じている芸術文化系の方、古城公園をよく利用する方々から今後の計画を聞かれることが多くなっております。  公共施設の再編計画では、短期は5年間で検討する、5年間たたなければ検討結果が出ないというのは大変に時間がかかり過ぎるのではないかと思っております。今後の対応スケジュールを明確にする必要があると思っておりますが、解体するにも多額の予算も想定されるところでございますが、市長政策部長にお尋ねをいたします。 8 ◯市長政策部長(福田直之君) 休止しております市民会館の取り扱いについてのお尋ねでございます。  市民会館につきましては、高岡市公共施設再編計画におきまして短期に方針決定をすることになっておりまして、検討に必要な状況把握・調査あるいは基本情報の整理などをできるだけ早く行いまして、期間内に一定の方向性を見出せるように努めてまいりたいというふうに考えております。  また、市民会館の休館中も文化水準の低下を招くことのないよう、芸術文化に関する懇話会の意見を踏まえまして、現在、街角やユニークベニューの活用によるすぐれた芸術文化の鑑賞機会の拡大などに取り組んでおりまして、創造の場につきましても、先進事例の調査などを行うなど、中長期的な視点で本市に求められる創造の場のあり方をしっかりと検討してまいりたいと思っております。 9 ◯21番(樋詰和子君) 確認のために再質問をさせていただきますけれども、今、できるだけ早くという話でございましたし、懇話会の意見を聞くということでありますが、とにかく今回の再編計画で5年間ということになっているわけですね。その間にいろいろ調べたりもしなければいけないんですが、このスケジュールが大体どの方向性でしっかりと、市民会館をこんな方向に持っていくというのは5年間たたなければ出せないということではなくて、もっと早急にすべきではないかと思うんですが、再確認をさせていただきたいと思っております。 10 ◯市長政策部長(福田直之君) 今ほど御意見ございました。  期間は確かに5年間でございます。それから、いろいろ状況は、いわゆる市民会館現施設の問題、それとこれからの創造の場のあり方の問題、あわせて考えていくべきものと思っておりますので、ある程度一定の時間をかけさせていただきたいと思っておりますし、いろいろこれまでのこういった高岡市と同様の事例もあるかと思いますので、そういった方々の状況あるいはそういった自治体などの御意見や有用な参考事例などありましたらそういうものも十分に参考にさせていただいて、より今後、その5年間だけではなくてもっと中長期的というような観点で考えていくべきものと思っておりますので、少し時間をかけさせていただきたいというふうに思っております。 11 ◯21番(樋詰和子君) ありがとうございました。  しっかりといろんな形で将来を見据えて計画を立てるということでございますので、しかしながら、やっぱり方向性というのは市民に見える形でなるべく早くやっていただきたいことを申し添えて、次の質問に入ります。ありがとうございました。  また、高岡七夕まつり、日本海高岡なべ祭り、来年30回記念となる万葉集全20巻朗唱の会、これが近年大変盛り上がりに欠けて、マンネリ化しているのではないかと市民の皆様から大変意見をいただきます。この費用対効果の検討をして、今後の事業展開の方向性を検討してはどうかと思っております。  観光客の入り込み数が、私の感じとしては減少してるな、盛り上がりに欠けるなと思っておりますが、観光交流課のほうにお聞きいたしました。七夕まつりは7日間で15万6,000人、そんなに出てるかなと思っておりますが、なべ祭りが4万4,300人、朗唱の会が13万人参加とあり、実感とは若干違うような気がしますが、努力は評価しております。  それで、この対応を産業振興部長にお尋ねをいたします。 12 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 実行委員会形式を含め、市が主体となり委託や補助という形で実施している祭りは、多くの市民の皆様の御協力と企業からの御協賛をいただきながら企画運営を進め、こだわるべきところはこだわり、見直すべきところは見直すという視点で毎年検証を重ねて実施しております。  祭りを単発のものとしないために、同時期に開催されるイベントとの連携や、祭りへの参加者、来訪者をふやすために新たな取り組みを展開する必要があると思っております。  現在実施している祭りはいずれも三十有余年にわたる長い歴史を持つものであり、これまで支えてこられた関係者の方々の祭りにかける思いもあることから、今後の事業展開の方向性を示す上では十分に御意見を伺いながら進める必要があると思っております。  今後とも実施手法の精査及び効果検証を行いながら、事業のスクラップ・アンド・ビルドも含めて検討してまいりたいと思っております。 13 ◯21番(樋詰和子君) 再確認の意味ですが、今、しっかりと新たな展開をということでありますが、特に万葉集4,516首を歌い切る朗唱の会については、30年間も続いたというのは市の相当な努力の積み重ねと、これは大変評価をしております。  しかし、この30年を機に斬新な企画で市内外に感動を巻き起こすようなイベントに再生を期待しているわけでございますが、具体的な検討状況について、再度、産業振興部長に確認をさせていただきます。 14 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 万葉集全20巻朗唱の会は平成2年に始まり、本年10月には第29回を数えたところでございます。その企画運営などの多くの面で万葉集全20巻朗唱の会にいざなう会の皆様に支えていただいているほか、多くのボランティアの方々に御協力をいただいております。  来る18日、高岡万葉まつり実行委員会において、いざなう会をはじめ、構成員の各団体の皆様方の御意見を十分に伺いながら、祭りへの参加者、来訪者をふやす事業展開について検討する予定でございます。 15 ◯21番(樋詰和子君) ありがとうございました。  今ほどは、それこそ産業振興部長のほうから、いざなう会とかボランティアの人を含めて12月18日の実行委員会で大きく検討されるということでございますが、ぜひ具体的な斬新な企画が出るような運営をお願いしたいことを申しまして、次の質問に入ります。  次に、本市の観光施策への取り組みについて。  高岡市を売り出すために、市長が先頭に立って各地へ出向いて本市の魅力や地場産品のPRを続けられて、新幹線効果とともに高岡市のイメージアップが進んでおります。  新高岡商品開発プロジェクトの取り組みについて、1年間の延長のチャンスを生かすためどのような事業に取り組むのか、これは市長にお伺いいたします。 16 ◯市長(高橋正樹君) 観光施策について、特に新高岡商品開発プロジェクトが1年延長されたわけでございますが、このチャンスをどう生かすのかというお尋ねかと思います。  このプロジェクトを通じまして、さらなる県西部地域、広域的な集客力の向上、さらには飛越能地域を展望した広域交流拠点としての新高岡駅の存在感を高めてまいりたいと存じております。新幹線に関連いたしましてのこのプロジェクトでもございます。新高岡駅がより一層利便性が高くお使いいただけるような取り組みを進めてまいりたいと思います。そしてこの1年間、このプロジェクトによりまして本当に多くの人たちが高岡を目指して訪れていただくようになったかと思います。その成果を踏まえまして、本市の観光地としての歩みを進める大きなチャンスであろうかと思っています。  そのためには、これを生かしていくためには、高岡のまちの魅力磨きがまずは必要であろうかと思っておりまして、これまでもさまざまな取り組みを進めてまいりました。日本遺産の認定やユネスコ登録なども大きな要素かと思っておりますが、これらを生かしながら、例えばでございますけれども、県西部地域の歴史に触れるお寺めぐりといいましょうか、御朱印めぐりとか、あるいは古地図、高岡には古くから地図が残っておりまして、なかなか見ていても楽しい古地図がさまざまございますが、その古地図をもとにした探訪など、ストーリー性を持たせて非日常的な、観光というのはふだんの日常生活から離れて非日常的な地域に出かける、そこで体験するというのが観光の要素でございますので、この非日常的な体験をしていただく。あるいは、新しいビュースポットを発見してそれを紹介する。そのことを広域周遊ルートに結びつけるような開発をしていくということを考えております。あるいは、寺院や文化財、これもこれまでもさまざまな寺院の修復作業あるいは文化財の認定作業を進めてまいりましたが、これらの特別拝観といいますか、ふだんは表に出していないような場所にも入っていただけるようにする。あるいは、幾つかの実例もございますが、工場見学。工場というのは基本的には生産活動の現場でございまして、余りほかの方が入るような場所ではもともとないわけですが、これをあえてお見せして、言ってみれば手のうちを明かすといったようなことの特別感のある、あなただけですよという特別感のある観光素材を発掘して、これらを組み合わせて体験型、みずから見に行く、あるいは自分でつくってみるといったような体験型旅行商品を提案していく。さらには、観光客目線で利用しやすい市内周遊のための企画切符、何かイベントと組み合わせるとか特別の施設と組み合わせるといったような企画切符や、飛騨、能登地域結ぶ高速バス、二次交通を活用してこれらを広域的にめぐる観光メニュー、あるいは市内の二次交通をめぐる観光メニューなどを、このプロジェクト参加のメンバーと検討を重ね、充実したプロジェクトが展開できるよう、なお一層取り組んでまいりたいと存じます。 17 ◯21番(樋詰和子君) 確認のために、市長に再度お聞きいたします。  今お話を聞きました。夢が広がっていくような、高岡が広がっていくように思っておりますけれども、本当に頑張っていらっしゃるかと思っております。  それで、特にストーリー性の非常に高いものをつくっていきたいとか、また体験型ということで企画されておりますけれども、このプロジェクトの皆さんとはそういうことは煮詰めながらスタートするのかどうか、その辺の確認をお願いいたします。 18 ◯市長(高橋正樹君) プロジェクトのメンバーといたしましては、ほぼこれまでと同様でございまして、JR西さんを中心に主要な大手のエージェントさん、旅行会社ですね。それから私ども、そして富山県にも御協力いただいて進めることといたしております。そういう意味ではこれまでの同じ仲間でございますので、これまでの成果と、そして課題とをしっかりと押さえながら展開していきたいと思っております。  今ほども幾つか申し上げましたので重複は避けますけれども、例えば鋳物体験と鋳物食器、つくったものとか、あるいはそれと同じような鋳物商品の食器を使った食の提供、これはやはりものづくりと食という文化のコラボによるストーリー性、そして自分のつくったものを自分の器として自分で楽しむという、そういう非日常的な、ふだんはない体験をしていただくというようなことをぜひ進めていきたいと思いますし、また特に広域的な魅力構成、先ほどちょっとお寺の話も申しましたが、高岡市内のお寺ももちろんですけれども、それ以外にも今修復の進んでいる立派なお寺も県域内にはたくさんございます。そういったものがこのルートの中に盛り込めないか、そういう観点から、それぞれのテーマとかあるいはストーリーを工夫しながら、専門のエージェントの方々の御意見もお聞きして、充実したプロジェクトが展開できるように努めてまいりたいと思います。 19 ◯21番(樋詰和子君) ありがとうございました。  今の市長のお話を聞きますと、広域的に、もういよいよ高岡が観光都市として、また文化創造都市としてさらなるスタートが始まるなと夢が膨らみます。  次に、本プロジェクトやJR東日本の「大人の休日倶楽部」の効果により、観光客が増加傾向にあることから、観光客の受け入れ体制など、さらなるおもてなし力の強化を図ってはです。  これは吉永小百合効果は絶大で、金屋への観光客から「お食事されたのはこの部屋のどの辺でしょうか」とか「こののれんはこの辺でしょうか」とかいうふうに、観光客の皆様が具体的にそこへ現地に出向かれてお聞きになったり、また観光ボランティアへの要請も、今も多いんですけれども、春には70件ぐらいボランティアの要請が来ているそうで、大変、小さな効果ですけれども少しずつ広がっていると思っております。  それで先日ですけれども、8日の日に、定住促進のために、さまのこハウスで海外の皆さんと懇談の折お聞きしますと、今ちょうど市長がおっしゃったような、「お寺の中を案内していただいた」とか「実際に体験をしたもので、何か一緒に器をつくって食べてみたい」というので、市長が先取りされたような御意見がありました。  それでその中で、しかしながら一方では「もっとSNSを使っての発信」とか、一方では「駅から観光地までの案内が少なくわかりにくい」とか「交通手段がわからない」ということがありましたので、受け入れ体制強化への対策がさらに必要と思うんですが、おもてなし力向上への取り組みをお聞きいたします。これを産業振興部長にお聞きいたします。 20 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 金屋町では、地元のNPO法人が県内に住む国際交流員や外国語指導助手などと、訪れる外国人観光客へのおもてなしをテーマに自主的な意見交換を行っており、地域で観光誘客やまちづくり活動に取り組むシビックプライドの意識が高まりつつあると感じております。  本市ではこれまで、JR東日本宣伝広告後の来訪者への対応として、駅からバス乗り場への誘導案内板の改良、金屋町や山町筋を中心としたまち歩きマップの作成、そして観光客が休憩できるベンチの設置など、地元とも協力して受け入れ体制を充実させてきています。この結果、金屋町のみならず、山町筋や高岡駅前のすし店などに立ち寄られる観光客がふえたとの声が聞かれ、宣伝効果は広がりを見せていると思っております。  引き続き、観光客にまた訪れたいと思ってもらえるように、観光戦略を担う市、観光ボランティアの養成を担う観光協会はもとより、市民や経済界の皆様とともにおもてなしの機運を盛り上げ、さらなる強化を図ってまいりたいと考えております。 21 ◯21番(樋詰和子君) 今、観光戦略を練ってということでございますので、大きく期待しております。  次に、高岡伝統工芸品の販売店では、電子決済導入が加速していることから、今後、インバウンド観光客に対応するためにも積極的に電子決済導入を推進してはですが、総務省の通信利用動向調査によると、インターネットを使う際にスマホを利用した人の割合が54.2%に上がり、スマホが主流の実態が明らかになってきております。スマホの世帯普及率は75.2%とパソコンを超え、モバイル全体の普及率は94.8%ということです。  高岡伝統工芸品の販売事業者がスマートフォン決済サービスを導入している記事がありました。海外にビジネスチャンスを検討している今、スマホ決済導入の推進がさらに必要ですが、産業振興部長さんにお尋ねをいたします。 22 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 本市においても外国人旅行客は増加傾向にあり、10月に中国から160人余りの視察団が来訪された際もほとんどの方が電子決済による支払いだったことから、電子決済の導入を推進するということは重要な観光インフラ整備であると認識しております。  そのため、本市では今年度より、電子決済導入あるいは案内板の多言語化、Wi─Fi環境整備等に取り組む商店街や観光地の個店等に対して整備費の一部を支援する高岡市がんばる商店街づくり推進事業補助金を創設したところであります。  今後は、この支援制度の積極的な周知を図り電子決済の普及に努めることで、本市のおもてなし力向上を図ってまいりたいと考えております。 23 ◯21番(樋詰和子君) 今お話がありましたが、この電子決済導入には補助があるのかどうか、これだけをちょっと。しっかりとPRが必要だと思っているんですが、意外と知らない方も多いかと思っておりますが、その辺はどうでしょうか。確認をさせてください。 24 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 年度当初に商店街等の総会等々ございましたときに、この補助金制度の説明をさせていただいております。電子決済のことが補助対象になるかということでございますが、補助対象になるということでございます。余り認識されていないようであれば、再度、商店街向け等にPRしてまいりたいと思います。 25 ◯21番(樋詰和子君) ありがとうございます。ぜひPRをお願いしたいと思っております。  続きまして、新天皇の即位に当たり、来年の御車山祭の日が休日になることから、誘客促進に向け、具体的にどのような事業を展開するのでしょうか。10連休法になると全国的に観光地へ人の動きが多くなることが予想されます。御車山祭への誘客拡大を図り観光産業を生かすチャンスでもあり、高岡魅力発信のときでございますが、具体的な対策はどのようにされるのか、産業振興部長にお尋ねをいたします。 26 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 5月1日にとり行われる高岡御車山祭については、来年が特別な日であることを理解しつつ、高岡御車山保存会の関係者の方々と相談しながら進めてまいりたいと考えております。  市では現在、高岡御車山祭にお越しいただくための仕掛けとして、富山県や市観光協会等と連携し、山町筋、金屋町に特別感のあるしつらえを施すことを検討しており、旅行会社への売り込みに動き出しております。 27 ◯21番(樋詰和子君) ただいま、連携しながらしっかりと特別の日を有効に生かすという産業振興部長のお答えでしたので、ぜひお願いをいたします。  次に、富山銀行本店移転後の赤れんがで親しまれた建物の有効利活用の検討結果について、どのように提示するのでしょうか。  歴史的な建物でもあり、また重伝建の中にもあり、御車山会館の前でもあります。本市の観光推進に利活用の具体的な検討が早急に必要でございますけれども、この点を副市長にお聞きいたします。 28 ◯副市長(村田芳朗君) お尋ねの富山銀行の赤レンガ棟でありますが、これは歴史都市高岡のシンボル的施設でありまして、高岡市が進めますまちづくりにとって非常に貴重な財産というふうに考えております。  高岡市ではこれまで、赤レンガ棟の利活用検討に向けまして必要となります建物性能の把握に努めております。具体には、現在営業を続けておられます富山銀行の御協力をいただきながら、可能な範囲で現地調査や図面の作成などの基礎的調査を行っているところであります。  利活用については、今後、残る必要な調査を実施いたしまして、さらに民間活力による整備や民間への貸し出しも視野に入れました民間事業者の意向調査などを踏まえた上で、市としての方向性をまとめ、ホームページなどでお示ししたいというふうに考えております。 29 ◯21番(樋詰和子君) 今ほどは、赤れんがの建物はシンボル的なところであり、何とか基礎調査をしっかりやりながら生かしていきたいという話でしたので、ぜひよろしくお願いいたします。  さらに、後継者不足に悩むものづくりの技術を持つ中小企業の事業承継について、具体的な支援強化でございます。  全国の中小企業の抱える問題でもあり、特に地場産業では後継者不足が深刻化し、事業承継が切実な問題になっております。後継者が不在で廃業予定が30.9%に上っているとのデータもあります。  岡山県の事業承継ネットワークでは、中小企業を支援し、連携して個別企業の事業承継方法を検討し、具体的なアドバイスをする等の行政の後押しなどがあります。中小企業、地場産業を育成するためにも早急な対策が望まれますが、この支援対策を産業振興部長にお尋ねをいたします。 30 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 国においては、雇用や技術の喪失といった観点から事業承継対策の必要性を訴えており、本市でも取り組むべき課題として強く認識しております。  県においては今年度、富山県事業承継ネットワークが構築され、本市を含む支援機関等71団体が構成員となり事業承継支援に取り組んでおります。そのような中、本市においては、企業訪問の際には積極的に事業承継のヒアリングを行い、窓口での相談対応も含め、その相談者を支援機関や専門家へつなぐなど具体的な支援に努めております。  また、本市では、新産業創造プラットフォーム事業において、各支援機関と連携しセミナーや個別相談会を開催するとともに、本日、12月14日から来月にかけては、事業承継、後継者育成をテーマとした中小企業大学校瀬戸校のサテライト・ゼミin高岡を開催し、後継者みずからが自社の将来と事業承継についての考えを深める機会を提供しているところでございます。  今後も各産業支援機関と連携を深め、中小企業の事業承継支援に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 31 ◯21番(樋詰和子君) 今、部長のほうからはしっかり事業承継に取り組むというお話でありましたが、たまたま私ども公明党がこの4月から3カ月間、全国で「100万人訪問・調査」アンケートをさせていただきました。私も高岡市内でさせていただきましたが、そのときに中小企業の方がそもそも事業承継制度を知らないという方が大変多かったわけですね。  それで、現実には「まだ全く事業承継をする気がない」とかいろんな意見もありましたけれども、今部長がおっしゃっていただいたように、積極的に今回、月間も設けて、また研修会もやってということでございますので大きく期待して、高岡の地元の産業を伸ばしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。  では、続きまして、子供たちの健全育成と夢や希望を育む教育についてですが、放課後児童クラブ数の拡充と支援内容の充実ですが、子育て中の7割の保護者が働く現在、安心して仕事ができると大変に好評なのがこの放課後児童クラブでございますが、しかしながら拡充要望が増加の一方です。市内33カ所で学童保育が進んでおられますが、現場では施設や支援員確保が難しく、人数枠や会場をふやせないのがなかなか現実のようです。  設立の経緯もありますが、各校区に運営方法や開設時間、支援員の報酬などを任せるのみではなく、子供たちの健全育成のために市全体として支援対策の充実が必要ではないか、これは福祉保健部長にお聞きいたします。 32 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) 放課後児童クラブの利用希望者数の増加に伴い、本年度は既に運営を開始している能町校区、古府校区を含め3クラブの整備を行うこととしております。また、整備にあわせて支援員などの確保が必要であることから、これまで行ってまいりました市公式ホームページを利用した募集などに加え、本年度からシルバー人材センターの派遣事業を活用しているところでございます。さらには、支援員等の処遇改善を図るため、各運営協議会への委託料の増額も行っております。  高岡市といたしましては、委託先である各運営協議会との協力によって、今後とも放課後児童クラブがさらに充実していくよう努めてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 33 ◯21番(樋詰和子君) 子供の健全育成のためには大変に期待されたところでございますけれども、今しっかりと各クラブと相談、各地元の校区なり自治会なりとしているところと連携していくということでございますが、市全体としての支援内容の中に、もっと何というか、各校区の皆さんが同じような、例えば支援員の給与だとか、そういうところまではその支援内容の中に入れていらっしゃるのでしょうか。確認をさせていただきたいと思っております。 34 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) 賃金等の関係にございましては、ある程度の幅を持たせまして各校区にお任せしております。  以上です。 35 ◯21番(樋詰和子君) ありがとうございました。  しっかりといろんな対策を立てていらっしゃいますけれども、この支援内容をしながら、児童クラブのさらなる子供たちの安全をと思っております。  続きまして、市政への関心を高める一環として、今年度初めて開催された中学生議会の継続をですが、子ども議会の開催を何度か質問してきましたが、このたび実現され、議場での緊張感が伝わり、中学生の感想も読ませていただきました。「政治の仕組みがわかった」とか「初めて議会に入り大変感動した」とか心温まる感想で評価をしております。教育現場では準備や時間が大変でしょうが、効果を実感いたしました。  ぜひ、毎年、中学生議会を続けていくと、18歳になったとき、政治参加し、大人の責任感が育つと考えておりますけれども、継続について、教育長にお尋ねをいたします。 36 ◯教育長(米谷和也君) 中学生議会につきましては、18歳選挙権の実施や改正民法による18歳成人の施行に向けまして、主権者として、また成人としてしっかりと自覚を持って成長するよう意識啓発を目的に新たに取り組んだものであります。各学校の代表生徒男女各1名は、各学校での協議をもとに、市政全般のさまざまなテーマにつきまして中学生らしい創意あふれる提言や質問を行ったところであります。  参加した生徒からは、先ほどもありましたように、「市政について考えるきっかけになった」、また「有権者として積極的に政治参加できる国民、住民になりたい」などの感想が寄せられておりまして、所期の目的にかなった取り組みになったものと評価しております。  今後も継続的に実施していく方向で、実施の年度や方法など具体的な内容につきましては、学校や議会をはじめ関係の皆様に相談しながら進めていきたいというふうに考えております。 37 ◯21番(樋詰和子君) 中学生議会については継続の方向でということで検討されるそうですので、ぜひお願いいたします。  さらに、国際化時代を見据え、2020年度には小学生の英語教育が本格化してまいります。英語の教員免許を持たない教員が多いですけれども、教員指導力などの課題とその対策は。これも教育長にお尋ねをいたします。  その前に、文部科学省では「本格導入する英語は国際共通語であり、英語力の向上は日本の将来にとっては大変重要だ」と言っております。先日のノーベル賞授賞式の本庶佑さんの英語力に、ニュースを見ていた人たちが「あの世代で英語をしっかり使えるということは大変すごいな」と、私も思っておりますが、将来の皆さんのためにぜひ対策強化が必要ですが、この対策について教育長にお尋ねをいたします。 38 ◯教育長(米谷和也君) 小学校教諭の多くは、御指摘のように英語教育を専門的には学んできていないというふうな状況があります。さらなる指導の改善に努める必要があるというふうに認識しております。  児童の興味、関心を維持しつつ学ぶ意欲引き出しながら、中学校へ行っても英語を勉強したいという思いが育つような指導が欠かせないというふうに考えております。これまでも外国語指導助手──ALTであります──や外国語活動講師──これは日本人の英語にたけた方ということで──の配置に努めますとともに、聞くこと、話すことなど、英語を使って思いを伝える力を伸ばすことができる授業に役立つ実践的な研修を行い、小学校教員指導力の向上に努めてきております。
     小中連携教育・一貫教育を進める中で、中学校の英語科教員の小学校での乗り入れ授業の拡充にも努めまして、引き続き指導体制の整備に努めてまいりたいと考えております。 39 ◯21番(樋詰和子君) ということで、学ぶ意欲をしっかりと発揮するような子供たちの英語教育をまたぜひお願いをいたします。  続きまして、水道法改正を踏まえた本市の水道事業についてですが、水道は命を支える重要なライフラインですが、人口減少や施設の老朽化、人材不足などの課題がある中、将来にわたる事業の維持に向けた対策が必要ではないか、上下水道事業管理者にお尋ねをいたします。 40 ◯上下水道事業管理者(黒木克昌君) 高岡市の水道事業につきましては、平成26年度の上下水道組織の統合、また29年度には簡易水道事業の水道事業への経営統合など、組織機構の簡素、合理化に努めてまいりました。また、あわせて事務事業を整理する中で経営基盤の強化やサービスの確保、これに計画的に取り組んでいるところでございます。  平成29年度には上下水道ビジョンを策定いたしました。これは「安全」「強靱」「持続」、この3つを基本方針に掲げているものでございまして、長期的視野に立って各施策を推進するという考えのもとに策定するものでございます。  この取り組みの中で、組織力の強化に欠かせない人材育成、また技術の継承、そのベースとなります経営基盤の強化に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 41 ◯21番(樋詰和子君) ありがとうございます。  ということで、しっかりと長期的視点に立ってやられるということでございます。  次に、近年、災害が頻発化、激甚化する中、計画的な施設の更新や耐震化への対応が急務と考えますが、これの具体的な見解に対して上下水道事業管理者にお聞きいたします。 42 ◯上下水道事業管理者(黒木克昌君) 先ほども申し上げました高岡市上下水道ビジョンでは、水道施設の整備計画に災害に強い水道施設の構築というものを掲げているところでございます。管路や配水池などにそれぞれ数値目標を設けまして、基幹施設である配水池などの耐震化などを含め対策を講ずるということにしてございます。また、事業の中では老朽管対策、耐震化事業を最優先に取り組んでいるというところでございます。  水道ビジョンの中では具体的に事業計画を掲げておりまして、平成29年度から38年度までの10年間に約70億円を水道施設や水道管路の更新、耐震化事業に取り組むことで予定をいたしているところでございます。 43 ◯21番(樋詰和子君) 上下水道のビジョンの中で、平成29年から38年、しっかりとやられるということでございますが、3点目は、水道施設の維持修繕の基礎となる施設台帳の作成・保管状況とか、これは計画的に施設を更新するために努力義務が課せられておりますが、これについて上下水道事業管理者にお尋ねをいたします。 44 ◯上下水道事業管理者(黒木克昌君) 事業のベースになります施設台帳の御質問でございます。  水道施設台帳の整備につきましては現在、基幹施設であります取水施設や浄水施設の設置状況、管路につきましてはその延長や口径、管種、設置年度などの情報について、配管基本図並びにマッピングシステムを設けまして資産情報の管理を図っているところでございます。  今般の水道法の改正によりまして、台帳の整備につきましては、長期的な水道施設の更新ということを意識したものを盛り込むようにという指導もなされているところでございます。これにつきましては、現在市が持っておりますアセットマネジメント、これの精度を高めることで対応していく予定にいたしておりまして、このような取り組みの中で適切な資産管理を図り、計画的な更新に努めてまいりたいと考えているところでございます。 45 ◯21番(樋詰和子君) ということで、しっかりと長期ビジョンでお願いいたします。  今後の取り組みについてですが、複数の事業者による広域連携はどのように取り組むのか、これも上下水道事業管理者にお尋ねをいたします。 46 ◯上下水道事業管理者(黒木克昌君) 複数事業者の広域連携、これも今度の水道法では大きく議論されているところでございます。国からは地域の経営基盤の強化、また経営の効率化という観点から、事業統合に限らず経営の一体化、維持管理業務や施設の共同化などの連携方策について幅広く検討することが求められているところでございます。これを受けまして、富山県におきましては、県内の全ての水道事業者が参加する広域連携に向けた検討体制というものも捉えているところでございます。  また、私ども高岡水道としましては、地理的に、また水ですので水系的に非常につながり深い隣接市、県内西部6市で富山県西部6市上下水道広域化検討会というものを設置いたしているところでございます。この枠組みを単位に、いろいろ広域連携に向けた研究も進めているところでございまして、例えば物品の共同発注ですとか、あるいは共同委託というようなことも含めて具体的な取り組みに向けた検討を進めているというところでございます。 47 ◯21番(樋詰和子君) 共同発注とか大変先進的にやっていらっしゃるということでございますが。  それで、民間のノウハウを活用する官民連携の推進に今後どのように取り組むのか、これも上下水道事業管理者にお尋ねをいたします。 48 ◯上下水道事業管理者(黒木克昌君) 水道につきましては、検査体制等、かなり専門的な分野もふえてきております。そういう意味では、民間の技術、経営ノウハウの活用というのは、水道施設の維持管理や運営、また水道全体の基盤を強化していくためには大変有効な方策というふうに考えているところでございます。  高岡市におきましては、これまでも個別的な業務につきましては民間への委託等を行って事業を進めているところでございます。今後、例えば複数の業務を一括して委託するような、いわゆる複合的な業務委託なども検討して、本市に見合った官民連携の形態と、こういうものを模索してまいりたいというふうに思っています。こういった取り組みの中で、先ほどの御質問にありました広域連携とも絡めながら、新たな課題に対して対応していくという考え方で進めてまいりたいというふうに思っております。 49 ◯21番(樋詰和子君) 今ほどは広域連携、また官民連携ということでしっかりやっていくという話でありますが、安全・安心の水というのは大変市民にとっては重要でありますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、来年10月の幼児教育無償化についてですが、幼児教育無償化は、子育て中の保護者に経済的な負担が減り、大きな朗報であります。該当する児童家庭への周知はいつごろ行うのか、福祉保健部長にお尋ねをいたします。 50 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) 平成31年10月から実施予定とされております幼児教育・保育の無償化については、現在、国において制度設計を行っているところでございます。  現段階では、無償化となる対象の基準、いわゆる保育を必要とするかどうかの判断基準でございますが、まだ明らかにされていないこと、そしてこれまでの保育料に含まれていた給食費の額の決定基準が明らかにされていないことなど、不明な点が多うございます。このため、該当する児童の範囲や周知すべき事項など制度内容の詳細が明らかとなった後、できるだけ早い時期に御案内を行っていきたいと思っております。 51 ◯21番(樋詰和子君) じゃ、制度内容がはっきりしたところでお願いいたします。  次に、保育ニーズの高まりが想定されますが、市の財政的負担はどのように見込んでいるのでしょうか。近年は3、4、5歳児の保育が大変多くなっておりますが、これを機に子供を預けて働きたいという保護者が増加することが想定されますが、この辺は福祉保健部長はどのようにお考えか、お聞きいたします。 52 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) 幼児教育・保育の無償化の主な対象とされる3歳から5歳児につきましては、市内のほとんどの児童、約98%でございますが、既に幼稚園、保育園等に入所している状況でございます。このことから、無償化の実施によって保育ニーズの高まり、いわゆる入所者数の増加は見込んではおりません。  一方、現在、幼稚園に通う子供がおいでになります。それで、無償で長い時間預けられる保育所への移転というものを希望されることは予想されます。私どもといたしましても一定程度の予想はしております。このような場合、児童1人当たりの運営単価は、保育所が幼稚園の1.5倍程度に設定されていることから、金額では今現在ではお示しできませんが、市の負担額が増加するものと今現在見込んでおります。 53 ◯21番(樋詰和子君) それで今は98%のお子さんが保育されているということでございますが、今部長からあったように、幼稚園から保育園ということがあります。そういうときに保育士の不足が懸念されますが、この保育士確保への対策は、福祉保健部長、特に何かお考えでしょうか、お聞きいたします。 54 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) 今ほど申し上げましたとおり、幼児教育・保育の無償化の主な対象とされる市内の3歳から5歳のほとんどの児童は既に幼稚園、保育園に入所していることから、無償化の実施が保育士の必要人数に大きく影響を及ぼすことはないと今思っております。  しかしながら、無償化の実施にかかわらず、市内の保育所等では保育士さんが不足の状況でございます。この点につきましては、富山県保育士・保育所支援センターで実施しておられます有資格者が就職するための助成制度の周知、そして保育士登録制度の活用によりまして潜在保育士や保育士さんのOBを掘り起こし、人材確保に一層努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 55 ◯21番(樋詰和子君) 今ほどは、しっかりと保育士も確保しながらというお話でしたので、よろしくお願いします。  続きまして、女性活躍推進法に基づく女性活躍の場の拡大についてですが、推進法に基づく行動計画は、県内従業員301人以上の企業では132社が策定、29人以下では92社が策定したとの報告がありました。  今後、さまざまな場所で女性の担い手確保が大切になってきますが、行動計画を策定している県内企業が増加しているわけですが、市内企業の策定状況と増加に向けた対策をどのように取り組んでいくのでしょうか。  特に仕事の現場では、推進法に基づき、有給休暇をとりやすい職場とか、また育児休業後に復帰したい職場等が求められております。また、先日、おとついですが、新聞報道では、県が女性の活躍を推進し企業の人材確保推進を促すため、1月に女性活躍推進・課題解決型合同コンサルティングを開くとの報道がありました。それでその中小企業の取り組みの支援が必要ですけれども、この辺を市長にお聞きいたします。 56 ◯市長(高橋正樹君) いわゆる女性活躍推進法が施行されまして、28、29、30と3年近くたつわけでございます。この法律では、職業生活を営む女性を念頭に、その個性と能力が十分発揮して活躍されますことを目的といたしまして、各企業に対して定量的な目標を定めた行動計画を策定するように求めております。  県内企業も増加しているという御指摘でございましたが、高岡市内でも確実にスタートをいたしておりまして、策定企業数は28年度の法施行以来、29年度末には県内155社、市内25社、ことしの11月末現在では県内が304社に対し市内は60社でございまして、それぞれ増加率は高うございます。  今後、さらに対象企業に対していろいろな働きかけなどもしてまいりたいと思っておりますけれども、行動計画策定の趣旨の周知に努めてまいりますとともに、高岡市男女平等推進プランに掲げておりますワーク・ライフ・バランスの推進、さらには国や県と連携したセミナーの開催など、女性活躍に向けての意識啓発に努めてまいります。また、行動計画策定を促すため、策定企業に対しましては、来年度からでございますが、建設工事等の入札参加資格審査で加点をするということもいたしてまいります。このようなことを積み重ねながら、引き続き国や県と連携を深めまして、女性が活躍しやすい社会の実現に向け、市内の企業に対して、行動計画の策定といった一つの指標といいましょうか、テーマに向けて取り組みを進めてまいりたいと存じます。 57 ◯議長(狩野安郎君) 樋詰議員及び答弁者に申し上げます。  質問、答弁を合わせた発言時間は11時3分までで、質問者の持ち時間は残り4分となりましたので、簡潔に発言されるようお願いいたします。 58 ◯21番(樋詰和子君) 女性の市幹部登用について、具体的な数値目標を掲げて推進すべきでは。これは総務部長にお尋ねをいたします。 59 ◯総務部長(二塚英克君) 本市では、女性、男性に限らず、職員個々の能力や意欲、適性等を踏まえて登用しているところでございます。  管理職の女性比率の向上を推進していくためには、目標を掲げるということも一つの手法とは考えるところでありますけれども、まずは女性職員が持つ能力や意欲を十分発揮できる環境というものが必要かと思っております。このため、高岡市職員女性活躍推進プログラムを策定いたしまして、子育て支援制度の積極的活用あるいは超過勤務の縮減などについて取り組んでいるところであります。  今後とも女性の活躍を推進するため、働きやすい職場環境づくりに努めてまいりたいと考えております。 60 ◯21番(樋詰和子君) ありがとうございます。  では次に、女性消防吏員の活躍分野が広がる中で、高岡消防署にも女性専用の施設整備を図っては。これは消防長にお伺いいたします。 61 ◯消防長(寺口克己君) 女性消防吏員の専用室整備につきましては、平成28年度に福岡消防署、平成29年度には戸出消防署において改修済みでございます。残りの高岡消防署と伏木消防署につきましても順次整備を進めていきたいと考えております。  伏木消防署につきましては、これまでと同様に既存施設の改修整備といたしまして、高岡消防署につきましては、消防本部・高岡消防署の合同庁舎の耐震化改修にあわせて整備したいと考えております。 62 ◯21番(樋詰和子君) ということで、よろしく推進をお願いいたします。  次に、障害者福祉の推進についてですが、ノーマライゼーションやユニバーサルデザイン等の取り組みを通して、障害者も生活しやすい環境づくりに努めるべきと考えるが、この見解を福祉保健部長にお聞きいたします。 63 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) 高岡市では、2016年施行の障害者差別解消法に基づきまして、障害者から配慮を求められた場合には関係課で協議し、ユニバーサルデザインの視点を持った対応を努めております。  今後とも市民の声を受けとめ、わかりやすい案内表示や意思疎通への配慮、柔軟で利用しやすい窓口サービスの提供に努めてまいります。 64 ◯21番(樋詰和子君) よろしくお願いいたします。  次に、障害者が災害時に迅速かつ的確に避難できるよう、避難行動支援研修会を継続的に開催しては。副市長にお尋ねをいたします。 65 ◯副市長(村田芳朗君) 障害者の皆さんが災害時に迅速かつ的確に避難することができるためには、身近な地域に理解者がいること、このことが大変重要だというふうに考えております。このため、平成29年には障害者の避難行動支援研修会を開催いたしまして障害者の皆さんや民生委員の方々に御参加をいただきまして、それぞれの障害ごとに災害時に必要な支援や配慮が異なることを学んでいただきました。  市といたしましては、より実践的に取り組んでいくことが重要であるというふうに考えておりまして、地区防災訓練や単位自主防災訓練などへの参加を自治会の皆さんや障害者の皆さんに呼びかけまして、地域での相互理解が深まり、障害者の皆さんの避難についての理解の輪が着実に広まりますよう努めてまいりたいと考えております。 66 ◯21番(樋詰和子君) ということで、ぜひ、副市長からも今しっかりと障害者の皆さんが生活しやすい環境づくりとお話しいただきました。ありがとうございました。  本市が誰もが安心して生活できる福祉のまちになることを祈って、以上で私からの質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 67 ◯議長(狩野安郎君) 樋詰和子君の質問が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 68 ◯議長(狩野安郎君) 15番 中川加津代君。       〔15番(中川加津代君)質問席へ〕 69 ◯議長(狩野安郎君) 中川加津代君の質問時間は12時6分までです。  15番、どうぞ。 70 ◯15番(中川加津代君) 自民同志会の中川加津代です。  まず、私の一般質問に入ります前に、会派を代表して一言申し上げます。  このたびの本市職員による生活保護受給者世帯の名簿紛失は、当事者の方々に対し多大な心痛を与え、市役所に対する市民の信頼をも揺るがすゆゆしき事件であります。公務員としての責任感の持ち方や組織としての危機対応のあり方など、問題点について厳しく精査し、このような不祥事が二度と起きぬよう公務執行に当たられますことを、自民同志会20名の総意として強く要請し、私の質問に移らせていただきます。  さて、まちの将来像を描く都市計画マスタープランの策定も終盤に差しかかっていますが、実現に向けた具体策が乏しいのではないかとの意見が聞かれます。  実際、この都市計画マスタープラン(素案)は100ページほどにわたるボリュームのあるものですが、その中でも実現方策については5ページにすぎません。計画を具現化するためには、この実現化策についてより綿密な戦略を練る必要があるのではないかと考えます。  中でも、新高岡駅から高岡駅を経て中心市街地に至る一体的エリアである、いわゆる都心エリアは、本市の都市活力を牽引する重要なエリアであります。都市計画にもさまざまな課題や論点はありますが、今回は、県西部地域の中心的な役割を担うエリアでもあるこの都心エリアのまちづくりを私の大きな質問のテーマとさせていただきたいと思います。  高岡は、北陸新幹線のルート決定をめぐって、その時の判断で分離駅となりました。新高岡駅と高岡駅という2つの駅を持つことになりました。結果、それぞれの駅を生かしたまちづくりを考えていかねばなりません。  そこでまず、新高岡駅周辺の活性化策について考えてみたいと思います。  高岡の玄関口である新高岡駅におり立つと迎えてくれるのが巨大なイオンモールです。また、高岡砺波スマートインターや高岡インターといった別の玄関口から新高岡駅方面に向かってくると目印になるのもイオンモールです。特に暗闇ともなれば、高岡環状線や庄川堤防沿いのような単調な道を車で走っているとイオンの明かりは大変心強い目印になります。イオンの明かりというのは高岡の明かりと言っても言い過ぎではないような気がしています。  また、こんなデータもあります。経済産業省のRESASによれば、高岡のナビ検索スポット1位はイオンだそうです。ちなみに2位以下は、国宝瑞龍寺、高岡大仏、雨晴海岸と続いています。イオンは確かに一企業ではありますが、その規模や誘客力からして高岡のまちの活性化に及ぼす影響力というのは、もはや単なる一大型小売店の域を超えているのではないでしょうか。  本市を取り巻く環境とイオンの関係性について、きょうは議論したいと思います。  そこでまず取りかかりとして、イオンの出店からこれまでの評価についてお伺いいたします。  イオンモール高岡の出店計画が表面化したのは1998年のことであります。当時、市商店街連盟等の反対運動も展開されておりましたが、2002年には華々しく開店し、巨艦店に5万人の波が押し寄せたというような記録も残っております。  そこで、市長にお伺いいたします。イオンモール高岡の出店計画が表面化した1998年当時から、出店に至った経緯をお聞かせください。 71 ◯市長(高橋正樹君) イオンモールに関して、きょうはいろいろお話をいただくということになりますが、その前に、冒頭御指摘のありました点につきまして、まことに遺憾なことに存じております。種々課題を点検いたしまして、市民の信頼回復に努めてまいりたいと存じ、今一丸となって努力しているところでございます。  そこで、イオンモールについてでございますが、私から出店の経緯ということでございます。多少事実関係の羅列になりますけれども、よろしくお願いいたします。  1997年──平成9年でございますが──から翌々年、99年ほどにかけまして、イオン側から地元自治会に対し出店、開発の申し入れがあったわけでございます。地元自治会からは出店予定地の市街化区域編入を求める陳情書が、また商工団体からは建設反対の陳情書がそれぞれ提出され、市議会において審議をされていたところでございます。  市の当局、行政側におきましても、98年──平成10年でございますが──から99年にかけ、大型店問題庁内検討会議が設置されております。小売業、物流業、雇用、道路交通、生活環境などさまざまな観点から、この影響について検討が行われております。その結果を踏まえまして県知事に意見書が提出されておりまして、その意見書では、本市経済と地域の活性化にメリットがあるため出店はやむを得ないものの、地元商業者と地域社会の健全な発展が図られるよう慎重な審議を求める旨の意見書が知事宛てに提出されております。  当時、さまざまな地域から市街化区域への編入についての要望が出ておりまして、県による調整が難航していたこと、2000年、平成12年になりますが、2000年に従来の大規模小売店舗法にかわり大規模小売店舗立地法が施行されておりまして、イオン側の届け出事務のやり直しが必要になったことなどによりまして当初の着工予定がずれ込みまして、結果といたしまして、お話ございましたが、2002年(平成14年)の9月に開店となっております。 72 ◯15番(中川加津代君) ただいま市長から御説明いただいたように、さまざまな変遷を経て、これで20年近くが経過したわけですけれども、改めて市長にお伺いいたします。イオンモール高岡が本市にもたらした影響についてはどのように受けとめていらっしゃるでしょうか。 73 ◯市長(高橋正樹君) イオンモール、今お話ししましたように、2002年にオープンしております。以降、二度、大規模なリニューアルがされておりまして、今回さらに増床工事を行って現在進行中でございます。この間、平日、休日を問わず県内外から大勢の来場者でにぎわっております。また周辺地域では、このモールや、あるいは新高岡駅の集客力、周辺の道路整備の進展などに伴い商業開発が相次いでおりまして、地価(土地の値段)も市内最高額の中心商店街に匹敵する水準にまで高まっております。大変ニーズの高い地域になってきたところでございます。  一方、この間、イオンモール高岡のみならず、大型スーパーやドラッグストア、衣料品店などの複合施設、何といいましょうか、いろんなものを売っているお店ですね、そういったものが立地が相次いでおりまして、コンビニエンスストアのさらなる普及など、小売商業を取り巻く環境は大きく変化をしてきているものと捉えております。 74 ◯15番(中川加津代君) お話いただいたように、イオンの出店はメリット、デメリット、明暗があるわけですけれども、過去の議事録によれば、イオン側も本市発展の起爆剤として活用されることに積極的であることから、中心商店街との共存共栄を本市としては図っていく考えを示しておられました。  そこで3つ目の質問として、産業振興部長にお伺いいたします。イオンモール高岡と本市におけるこれまでの連携の取り組みの実績はいかがでしょうか。 75 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 本市においては、新幹線まちづくり推進高岡市民会議が中心となり、新幹線開業PRブースのイオンモール内での設置、首都圏のイオンモール6店舗の協力を得て観光誘客イベントを実施したほか、イオンモール高岡においても独自の新幹線PRイベントを実施していただいたところであります。  また、インバウンド対策として、イオングループが台北国際旅行博へ出展する際に、共同で高岡市の観光パンフを作成、配布したり、旅行代理店の招聘事業を行うなど連携を行ってまいりました。このほか、伝統産業の情報発信に係るイベントへの協力や地元B級グルメイベントへの出店など、本市のにぎわいづくりにも参画いただいているところであります。 76 ◯15番(中川加津代君) 国内外問わず積極的に連携を図っていただいていることは歓迎いたしたいと思います。  ところで、現在、イオンの増床計画が進行しています。実現すれば小矢部市のアウトレットパークの規模を上回る北陸最大級のショッピングセンターになるとも言われており、新高岡駅に近接する店舗としては、さらに充実した利便性の高いモールになることは想像にかたくありません。  そこで、市長にお伺いいたします。イオンモール高岡の増床に当たり、本市の発展にどのようなことを期待していらっしゃるでしょうか。 77 ◯市長(高橋正樹君) イオンモール高岡の増床に関連いたしまして、イオンモール高岡とはこれまでも、今ほど部長がお答えいたしましたように、さまざまな連携の取り組みを具体的に行っております。  今般の増床につきましても、イオンモールさんでも高岡ならではといいましょうか、高岡への貢献ということは大変意識をしていただいてございまして、今回の増床部分の意匠というんでしょうか、デザインはさまのこを取り入れるなど、高岡ならではのモールにしたいというふうなお気持ちも伝わってまいります。増床後のイオンモールのコンセプトは「飛越能の交流拠点へ」ということで発表されてございまして、そのための商業機能が整備されると承知しております。
     私としては、買い物や食事などの利便性の向上が図られ、新高岡駅の交流結節機能の充実につながるということとともに、新高岡周辺にとどまらず本市全域の経済活性化に寄与していただけるよう期待をし、イオンモールとの連携を生かしてさらなる発展を図ってまいりたいと存じます。 78 ◯15番(中川加津代君) ありがとうございます。  さて、最近、興味深い新聞記事を目にしました。新高岡駅予定地近くへのイオンモール高岡の出店により、市の新駅周辺開発費が抑えられるとの見方から出店許可の判断に至ったとの報道内容、記事でありました。これに対する見解を都市創造部長にお伺いいたします。 79 ◯都市創造部長(堀 英人君) 大型商業施設の出店に当たりまして、本市が許可を行います都市計画法に基づく開発行為許可申請や、建築基準法による確認申請が必要であるほか、県に提出する大規模小売店舗立地法の届け出が必要になります。このうち開発行為許可申請については、本案件にかかわらず、法に規定する開発許可基準に基づき判断をした上、許可を行っております。  したがって、当該案件についても、今ほどの基準に基づいて許可を行ってきたところでございます。 80 ◯15番(中川加津代君) 再度、確認の意味を込めて質問いたしますが、今回、今質問したのが報道記事に対する見解ということでございました。開発費が抑えられているという見方から出店許可の判断に至ったのかという御質問を投げかけさせていただきましたが、再度御答弁をお願いします。 81 ◯都市創造部長(堀 英人君) 今ほど答弁いたしましたとおり、法に基づき許可を行ってきたところでございまして、新聞の報道にございます開発費が抑えられるから許可をしたのではございません。 82 ◯15番(中川加津代君) 話は変わりますけれども、北陸新幹線の敦賀延伸や大阪までの全線開通時の需要予測に基づき、周辺駐車場や京田踏切などの整備は順調になされているでしょうか。都市創造部長にお伺いいたします。 83 ◯都市創造部長(堀 英人君) 新高岡駅周辺駐車場については、大阪までの全線開通時の需要予測に基づき、金沢開業時を第1段階として約800台の駐車場を整備しております。また、京田踏切の整備については今年度から本体工事に着手したところでございまして、予定どおりに進捗しているところであります。 84 ◯15番(中川加津代君) 新高岡駅周辺の駐車場については、今も不足状態が続いています。  北陸新幹線新高岡駅周辺のまちづくり計画によれば、新高岡駅周辺において、新幹線が東京方面と大阪方面の両方向とも整備されたときにはおよそ1,500台の駐車スペースを確保することが必要であるとされています。現段階では、今部長おっしゃってくださったように、東京方面のみに対応した800台で駐車スペースがとどまっております。  今後の整備方針も含めて、都市創造部長に、新高岡駅周辺の駐車場整備の基本的な考え方をお伺いいたします。 85 ◯都市創造部長(堀 英人君) 新高岡駅周辺の駐車場計画については、今議員から御指摘がございましたとおり、大阪開業時までを第2段階として、さらに現在よりも700台を確保するという方針が当時のまちづくり計画ではございました。整備の基本的な考え方については、適正な規模を見きわめた上で必要台数等の確保を図ってまいりたいと考えております。 86 ◯15番(中川加津代君) イオンのほうも増床に当たっては、増床部分の駐車場はおよそ900台を予定していて、既存の駐車場と合わせて約4,500台となる見通しだそうです。  そこで、都市創造部長にお伺いいたします。イオンモール高岡の増床を新高岡駅周辺の駐車場不足緩和に結びつけようというお考えはないでしょうか。 87 ◯都市創造部長(堀 英人君) 商業施設の増床に伴い整備される駐車場は、商業施設利用者のために確保されるものであります。このため、新幹線利用者などの駐車場確保に結びつけることは考えておりません。 88 ◯15番(中川加津代君) 実は先ほど申し上げた北陸新幹線新高岡駅周辺のまちづくり計画の中に興味深い内容が記されておりまして、それは何かと申しますと、「新幹線新駅の供用にあわせて大規模な駐車場整備が必要であるが、民間による駐車場整備と連携して必要な駐車場を確保する」という文面が記載されております。いわゆる民間による駐車場整備と連携してというのは、暗にイオンなどを想定したものなのではないでしょうか。確認の意味で質問いたします。 89 ◯都市創造部長(堀 英人君) 計画に書かれております民間駐車場については、駐車場として民間事業者が経営するという意味でございまして、商業施設の駐車場を想定したものではございません。 90 ◯15番(中川加津代君) イオンの増床については、今ほども先ほども高橋市長も「新高岡駅の直近に商業機能が整備されることで、駅の交流結束機能の充実につながる。そして、地域との連携を図り、発展へと結びつくよう努めたい」とコメントをされたように、新高岡駅周辺の活性化にはイオンとの関係性は非常に重要であり、駐車場の件に限らず、新高岡駅周辺のまちづくりにはイオンとの連携体制は大変有効な手段と考えられます。  そこで、私から一つ提案をさせていただきます。  例えば、イオンが千葉の幕張でやっているようなパークマネジメント協定を結ぶために条件を整えていくなどしてみてはどうでしょうか。思考停止に陥ることなく、さまざまなアイデアに挑戦し活路を見出していく姿勢が必要だと考えます。  そこで、都市創造部長にお伺いいたします。イオンモール高岡とパークマネジメント協定を結び、おとぎの森公園の活性化が図れないでしょうか。 91 ◯都市創造部長(堀 英人君) 都市公園の管理運営などに民間事業者のノウハウ等を活用する制度として、現在、おとぎの森公園で採用しております指定管理者制度のほか、PFI事業、公募設置管理制度などがございます。  議員御提案のパークマネジメント協定については、指定管理者制度とPFI事業とを組み合わせた内容で、千葉市のほうで試験的に取り組まれている事例というふうに認識しております。  民間の資金や経営能力等を活用する都市公園の管理運営方法にはさまざまな手法がございますことから、他都市の先進事例などを踏まえ、研究してまいりたいと考えております。 92 ◯15番(中川加津代君) 少しでも高岡が潤うような展望が描けるよう、前向きに取り組んでいただくことを要望いたします。  要望という点では、市民からの要望も上がっています。新高岡駅以南のエリアにおける市街化区域編入の要望に対する見解を都市創造部長にお伺いいたします。 93 ◯都市創造部長(堀 英人君) 現在策定中の都市計画マスタープランでは、人口減少や少子・高齢化に対応するため、コンパクトなまちづくりを進めることとしております。その方針の一つとして、原則、市街地はこれ以上拡大しないこととしております。  このため、現時点では当該エリアへの市街化区域拡大は難しいものと考えております。 94 ◯15番(中川加津代君) 現在、県とイオンとの間でも包括提携協定、そして本市においても災害協定や開発協定を結んでおります。これらの内容を一歩進めて、より強固な信頼関係を結ぶことが本市発展には得策ではないかと考えます。  そこで、市長にお伺いいたします。本市の商業、誘客の促進のため、イオンモール高岡との確固たるパートナーシップを構築すべきではないかと考えますが、見解をお伺いいたします。 95 ◯市長(高橋正樹君) お話ございましたように、平成29年度にイオンモール株式会社と開発協定を本市は締結いたしております。その中で、例えば地元の人材雇用ですとか地元企業の選定、商品、資材の地元調達、商店街活動への協力など、地域経済の好循環に結びつく取り組みをお願いしているところでございます。  今回、増床を契機といたしまして、市外、県外からの来店者の増加が予想される中、これを地元産業との共存共栄や観光の振興、中心市街地の活性化などに結びつけられますよう、イオングループとの連携を図ってまいりたいと存じます。 96 ◯15番(中川加津代君) 本市がまちづくりを考えているのと同様に、イオンもまた「輝きのあるまちづくり」を基本理念に独自のまちづくりを目指しています。  子育て層に「高岡の子育て環境は充実していますか」とお尋ねしたら「イオンがあるから快適です」、近隣他県へ行けば「高岡を訪れたことがあります」と答えてくれて、うれしく「どちらへお越しくださいましたか」とお尋ねすれば「イオン」という答えが返ってきて、少し残念な思いがいたしました。そして、モールの中を歩けば、高齢者が元気に健康づくりに励んでおります。イオンは商業ベースというよりは、まさにまちづくりをして高岡市に、そして近隣へと潤いを与えております。  そんな時代の流れもいろいろあるわけですけれども、そんな中でもイオンは今、経営を地域密着型にシフトをしていこうという動きがかいま見えるわけであります。ぜひこれを糸口に、高岡の活性化に結びつくようなイオンとの連携体制をぜひ本市のほうでも探って、よりよい関係を構築していただけるよう要望したいと思います。  次は、高岡駅周辺のまちづくりに話を移したいと思います。  まず、車社会の進展、都市の郊外化、人口減少、少子・高齢化といった社会構造の変化など、さまざまな環境変化によって中心商店街にどのような影響があると捉えておられるでしょうか。産業振興部長にお伺いいたします。 97 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 車社会の進展により大型店やロードサイド店の相次ぐ出店と郊外化が進んだことに加えて、少子・高齢化や人口減少も相まって、昭和50年前後をピークに中心商店街への来街者が減少しております。また、道路網や高速交通網の整備促進に伴い、買い回り品の購入がより広域で行われるようになったこと、ネット販売の浸透により実店舗の経営が難しくなっていることなど、中心商店街を取り巻く環境は大きく変化していると思っております。  一方、北陸新幹線の開業を契機として、国内旅行客だけでなく海外旅行客も増加傾向にあること、宿泊施設の立地が高岡駅を中心に進んでいることなど、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催も視野に、交流・交通結節機能を持つ高岡駅にふさわしい物販機能や飲食機能が求められるものと捉えております。 98 ◯15番(中川加津代君) オタヤ開発が民間業者に依頼し行った独自調査があります。2018年2月の報告書によりますと、中心市街地の年間小売販売額は、2002年の調査時点から2014年までで6割強もの落ち込みが見られます。これは同時期の県全体の売上高減少率の15%と比べても非常に厳しい数値と言えます。  このような状況下で中心市街地のまちづくりが目指しているものを、ぜひ市長にお伺いしたいと思います。 99 ◯市長(高橋正樹君) 高岡市の中心市街地におきましても、今ほど部長がお答えいたしましたようにさまざまな動きがございます。また一方で、大変厳しい状況でもあろうかと思っております。  高岡駅周辺の中心市街地は、歴史・文化を受け継ぐとともに産業、行政のさまざまな都市機能を担っておりまして、このエリアでは都市インフラの整備も進んでおり、利便性が高い、まさに高岡の顔として発展してきたエリアでございます。  厳しい状況の中ではございますけれども、現在、私どもは今、第3期になりますが、高岡市中心市街地活性化基本計画というものに取り組んでおりまして、まず第1に、これまで蓄積されたまちなかストック、まちなかのそういう蓄積ストックを生かしながら交流人口を拡大することを通じまして「行き交う人で賑わうまち」を目指してまいります。あわせて、まちなか居住やこのエリアの生活サービス、事業創出の機能を充実させることによりまして「住む人、働く人で賑わうまち」、この2つの顔といいましょうか、姿をこの中心市街地にもたらすべく、これを目指して努力しているところであります。 100 ◯15番(中川加津代君) 今ほどの市長の御答弁からは、交流人口の拡大であったり、定住の促進あるいは働く場の創出ということを中心市街地のまちづくりの目指している目標というふうにお話いただきました。  それでは、目指すまちづくりの実現に向けて、中心商店街を活性化させるために実際に実行している事業は何でしょうか。産業振興部長にお伺いいたします。 101 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 本市では現在、国や県と連携して、商店街やまちづくり団体等が自主的に取り組むソフト、ハード双方の活動を支援しているほか、空き店舗の解消やにぎわいづくりのため、新規出店やリニューアルに対する開業支援に取り組んでおります。  このほか、商店街や個店等の受け入れ環境整備を支援するがんばる商店街づくり推進事業補助金を今年度より創設したほか、遊休資産の利活用を通じてまちの課題解決を図るリノベーションまちづくり事業にも取り組んでいるところでございます。 102 ◯15番(中川加津代君) それでは再度、産業振興部長にお伺いいたしますが、今ほどお話いただいた事業の現在の達成状況をお聞かせください。 103 ◯産業振興部長(川尻光浩君) にぎわいづくりの指標としている歩行者通行量は、クルン高岡がオープンした平成26年以降の5カ年平均で1日当たり1万7,250人と、それ以前の5カ年平均の1万1,630人を大きく上回っております。また、昨年度の新規開業店舗数は14軒となっており、年間10軒の目標を上回って推移しております。  平成29年度より始めたリノベーションまちづくり事業については、平成29年度分は3物件中2案件については具体的な検討が進められております。今年度についても3案件について検討を進めていただいているところであります。 104 ◯15番(中川加津代君) 努力していらっしゃることは十分に伝わってまいります。ただ、オタヤ通りでは日中開いている店舗が7店舗だそうです。そういった実態を見る限り、まちなかは大変厳しい状況にあることは間違いありません。  しかし、お先真っ暗というわけでもありません。末広西地区のマンション開発など明るい兆しも見えてきていますが、それらを踏まえ、中心商店街に期待することは何でしょうか。産業振興部長にお伺いいたします。 105 ◯産業振興部長(川尻光浩君) まちなかのにぎわいづくりのためには、観光振興による交流人口の拡大とともに、そこに住む人、働く人をふやし、人を滞留させることが重要であると考えており、末広西地区の再開発事業は居住人口増に大きく寄与するものであると期待しております。  中心商店街には、まちなか居住者の最も身近な店舗として、また観光客をもてなす最前線として独自性や魅力を高めるなど、利用者のニーズに応じた店舗展開を期待したいと思っております。 106 ◯15番(中川加津代君) ぜひ、またいろいろな方向で解決策を探っていきたいなと思うところであります。  そこで、例えば郊外から車で買い物に来てくれるような人気店が新規に次々と出店してくれるということはなかなか考えづらいと思われます。であれば発想を転換して、そこに住んでいる人が徒歩圏内で日常的に買い物できるようなお店がふえることに期待したほうが現実的ではないかなというふうに考えたりもします。行政としては、そのようなお店が出店しやすいような環境を整えたり、高齢者や子育て層の福祉施策につながるような施設を配置したりすることが考えられるわけですが、動線にうまく配置することで回遊性も高まり、まちの魅力が増し、定住促進にもつながるのではないかと考えます。  先ほどイオンが魅力的だというお話をいたしました。しかし、そのイオンですら提供できないのが住環境であります。イオンがどれだけ魅力的なまちづくりを進めても、イオンの中に住む場所というものは提供できません。  このような点も含めおき、都市創造部長にお伺いいたします。居住空間を積極的に整備することにより、まちなかへの人口誘導を加速させられるのではないでしょうか。 107 ◯都市創造部長(堀 英人君) 居住を誘導する施策として、各種の市街地整備手法を活用し、末広西地区など民間開発の支援を行っておりますほか、まちなか区域での戸建てや中古住宅、マンションの購入、隣地土地購入などの支援を行っております。  引き続きこれらの居住誘導施策を推進し、まちなかの人口増につなげてまいります。 108 ◯15番(中川加津代君) ぜひ居住空間の整備とあわせて、人口をまちなかのほうへ誘導できるような施策をまた考えていただければと思いますし、それが今の高岡が進めようとしていらっしゃるコンパクトなまちづくりでもあろうかと思います。  コンパクトなまちをつくるためには、さまざまな幅広い年代層に配慮した環境づくりというものも必要になってくると思います。その点についてお考えを都市創造部長にお伺いいたします。 109 ◯都市創造部長(堀 英人君) コンパクトなまちをつくっていくということは今後の人口減少をにらんでのことでございまして、コンパクトにするには、これは地域コミュニティの維持強化という狙いもございます。そういったことを図っていくためには多様な世代の居住が必要でありますことから、高齢者や子供、障害者などが徒歩や公共交通を利活用しながら安心して暮らし続けられる環境が必要であると考えております。  このため、生活利便施設などの都市機能が集積したコンパクトなまちづくりを進めてまいります。 110 ◯15番(中川加津代君) 富山市の事例になりますが、公共交通を軸としたコンパクトなまちづくりにおける中心市街地の活性化や、その中心市街地における質の高いライフスタイルの形成を目指して旧総曲輪小学校跡地に設けられた施設にまちなか総合ケアセンターというのがあります。これは、子育て支援や在宅医療など、乳幼児から高齢者、障害者を含む全ての地域住民が安心して健やかに生活できる健康まちづくりを推進するための地域包括ケア拠点施設であります。  実はこの施設を某団体と私も一緒に視察をさせていただきました。そのときのつぶやきをちょっと拾ってみたんですけれども、「あっちゃー。なんちゅ、きなるいが」「こんなん見ると、高岡ちゃおぞいね」というこてこての高岡弁ですけれども、これを標準語に言いかえれば「本当にうらやましいね」「こんなの見ると、高岡はだめだね」といったところかなと思いますけれども、そういう市民の本音の部分を高岡弁で聞くと、耳にするとより強いメッセージを感じるのは私だけではないと思います。中心部に人口誘導を図る仕掛けとあわせて、ぜひさまざまな住民ニーズに応えた住みよい環境づくりにも同時に力を注いでいっていただくことを要望したいと思います。  ところで、今お話ししたまちなか総合ケアセンターもそうなんですけれども、旧総曲輪小学校の跡地、富山市のほうではこの跡地をPPP手法を活用し、民間事業者の自由提案によって開発されております。そういうエリアであります。このほかにも富山市のほうでは、本庁舎北側公有地の活用ですとか斎場再整備、公設中央卸売市場、学校施設の整備などにも幅広く民間活力の導入を図っておられます。  また、氷見市のほうでも「氷見まちなかグランドデザイン」と称して、病院の跡地で文化交流施設の整備に公民連携で今取り組み始めていらっしゃいます。  このような他市のPFIあるいはPPP、この手法を取り入れた市街地再開発事例をどのように評価していらっしゃるでしょうか。都市創造部長にお伺いいたします。 111 ◯都市創造部長(堀 英人君) PFIとは、公共施設などの設計や建設、運営などに民間の資金やノウハウを活用する事業手法でございますが、全国的にこのPFIの手法によって市街地再開発事業を行った事例というのはほんのわずかでございます。  このため、引き続き調査、研究していきたいと考えておりますが、今ほど御質問のあったように、まちなかで少しでも民間の力を導入しながら、どのような手法があるかということは積極的に研究したいというふうに考えております。 112 ◯15番(中川加津代君) ぜひ前向きに進めていただきたいと思います。  そこで、そういった道筋を立てる意味でも、ここで課題点を一つ上げたいと思います。  中心市街地周辺の物件用途を色分けした俯瞰地図を見ますと、明らかに目につくのが点在する駐車場の多さであります。まちなかの生産性を向上させるためには、これらの土地を有効に活用すべきではないかと考えます。  そこで、都市創造部長にお伺いしますが、まちなかの土地の流動化策についての見解をお聞かせください。 113 ◯都市創造部長(堀 英人君) 高岡駅周辺を含む中心市街地では、狭隘な道路や公図混乱が見られる、こういうことが土地の流動化を阻害している要因であると認識しております。  このため、空き家や空き地の利活用、狭隘な道路の拡幅整備のほか地籍調査の推進が必要になると考えております。 114 ◯15番(中川加津代君) 今ほども地籍調査ということを触れてくださいましたけれども、この土地の流動化には所有者との協調が非常に重要であります。ぜひこの地籍調査はスピード感を持って取り組む必要があると考えますが、都市創造部長にお伺いいたします。 115 ◯都市創造部長(堀 英人君) 時間の経過とともに、相続などにより土地の権利関係がますます複雑になりますことから、議員からも御提案ございましたとおり、地籍調査はスピード感を持って取り組む必要があると考えているところでございます。 116 ◯15番(中川加津代君) さきの決算委員会でも報告がありましたが、全国的にもこの地籍調査、50%にとどまっており、高岡市のほうもまだ30%に満たないというような状況であると思います。ぜひ積極的にこちらも進めていただきたいと思います。  ところで、都市計画マスタープランにおける高次都市機能というものがありますけれども、この高次都市機能とは具体的にどのようなものを指すのか、都市創造部長にお伺いいたします。 117 ◯都市創造部長(堀 英人君) 高次都市機能とは、本市全域または県西部地域などを対象とした多くの方々が利用される機能としております。具体的には、生涯学習センターや図書館などの教育・文化機能、保健センターなどの福祉機能や百貨店などの大規模な商業機能を指すものでございます。 118 ◯15番(中川加津代君) ただいまの内容に確認をさせていただきますが、市役所であるとか市民会館というものもこの高次都市機能に含まれるでしょうか。 119 ◯都市創造部長(堀 英人君) 行政機能等も含まれるものでございます。 120 ◯15番(中川加津代君) ぜひ中心市街地の中にその高次都市機能を有する施設を誘導してはと考えますが、都市創造部長にお伺いいたします。 121 ◯都市創造部長(堀 英人君) 現在策定しております立地適正化計画では、高次都市機能は中心市街地を含めた都心エリアへの立地が望ましいとしておりますことから、既存の施設の維持も含め誘導施策に取り組む方針でございます。 122 ◯15番(中川加津代君) これまで伺ってきた一連の流れの中で、ぜひ本市でもPPPやPFIの手法を活用し、まちなかでのさらなる一帯開発を推進してはと考えますが、都市創造部長にお伺いいたします。 123 ◯都市創造部長(堀 英人君) PPPやPFIの手法は、公共施設を含めた整備が前提となりますことから、今後、高岡駅周辺において公共施設の計画が具体化した場合には、PPPあるいはPFIの手法など民間と連携した開発を検討する必要があると考えております。 124 ◯15番(中川加津代君) 都市計画マスタープランは、すばらしい高岡市の将来像が描かれています。その将来像を実現するためには、誰が、いつ、どんなタイミングで、いかに効果的な事業を実行に移すかが重要であります。  市長には、持続可能な高岡のまちづくりに向けて力強いリーダーシップを発揮していただきたいと思いますが、行政のリーダーとして、これまでも大小さまざまな選択をなさってこられたと思います。選択にも迫られてきたと思います。本市のまちづくりに際して大切に思っていらっしゃることを最後に市長にお尋ねいたします。 125 ◯市長(高橋正樹君) 本市、今まさに北陸新幹線や高速道路といった高速交通体系の整備も進みました。飛越能の玄関口として、未来に向け新しいステージを迎えたところであると思っております。これまで、いわばまいてきたまちづくりの種がいよいよ豊かな実を結ぼうとしている、あるいは結び始めている、そういう時期かと認識をいたしております。  これらを踏まえまして、厳しい財政状況ではございますけれども、持続可能な財政運営の確立を図り、市民が主体となって、市民の皆様と行政がともにつくる共創のまちづくりの考え方を基本としたまちづくりを進めてまいりたいと存じます。  るるお話ございましたように、民間の力も合わせて、市民の皆様方の総力を挙げて、この高岡の強みである文化力や創造力、市民力を生かしながらまちづくりを進めていくことが重要かと思います。私自身は常に挑戦と革新の気概を持ってリーダーシップを発揮し、「市民創造都市 高岡」の実現に向けて邁進してまいる覚悟でございます。 126 ◯15番(中川加津代君) 今ほどは挑戦と革新というようなキーワードをおっしゃってくださいましたけれども、伺いましたら、市長のお部屋のほうには「開拓創造」というような4文字も掲げられ、常にそれを眺めながら政務に当たっていらっしゃるというお話もお伺いしました。  高岡の顔であり、まちの核とも言える中心市街地、どんな姿で次の世代につなぎ残したいのか、高岡をどんな持続可能なまちへと結びつけたいのか。確かに財政難の厳しい状況下ではありますが、人口減少、少子・高齢化を見据えて、ぜひ集中と選択によって投資事業にも取り組んでいただきたいと思います。  きょうは新入職員の方々もいらっしゃるところでありますので、最後に、市長の大切な思いを職員の皆さんへのメッセージとしてお伺いできればと思います。 127 ◯市長(高橋正樹君) 今申しましたので、力を込めて申しましたのでそれ以上の言葉もないわけでありますが、私は常々、今お話いただきましたように、北村西望さんの額が市長室にかねてから掲げてございます。  私は、市長就任当時から創造、特に当時は文化創造ということを言っておりまして、つくっていく、それはもちろん新しいものを全くゼロからつくるということもありましょうし、今あるものを有効に、あるものを資源として、資産として活用しながら、それを磨きつなぐことで新しいものにつくり上げていく、仕立てていくということが重要かと。そのためには、これはある芸術家の方がおっしゃった言葉ですが、文化芸術というのは3つの力がある。1つには想像力(イマジネーション)、そして革新力(イノベーション)、そして3つ目にまた創造力ですが、これはクリエーションということかと思っておりまして、私は本当に感銘をいたしております。
     そういう文化というのは芸術文化に限らず、人々の営み、その営みの中で常に今あることを見直しながら、そして新しい挑戦を開いていくと、新しいその可能性を開いていくという意味で、創造(クリエーション)を積み重ねてまいりたいと思っております。  したがいまして、先ほど「挑戦」と「革新」という言葉を使いましたけれども、まさに改めてお尋ねに考えてみたときに、これはこの言葉だというふうに思いをいたしまして、挑戦と革新の気概を持ってとお答えしたところでございます。  そして、今の総合計画では市民創造都市と言っております。これは、冒頭言いました文化創造ということの言ってみれば裏腹でございまして、文化をつくっていくということがすなわちその文化を担っている市民をつくること、そして市民が高岡をつくっていくということの思いを市民創造都市という言葉にかけたといいますか、込めているわけでございます。  先ほどの繰り返しになりますけれども、挑戦と革新の気概を持ってリーダーシップを発揮し、この「市民創造都市 高岡」の実現に向けて邁進してまいりたいと存じます。 128 ◯15番(中川加津代君) 最後は市長の思いもお聞かせいただきました。  きょうは、これからの未来を担う職員の方々も傍聴してくださっていますし、市民の方々とともに私ども議員もまた市の発展のために尽力していくことをお誓い申し上げ、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 129 ◯議長(狩野安郎君) 中川加津代さん、これからは通告にないことをしないように、よろしくお願いいたします。御苦労さまでした。  中川加津代君の質問が終わりました。  この際、午後1時まで休憩いたします。               休             憩   ────────────・─────────────・────────────                                 休憩 午後0時01分                                 再開 午後1時00分   ────────────・─────────────・────────────               再             開 130 ◯議長(狩野安郎君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。  一問一答方式による一般質問、質疑を続行いたします。7番 石須大雄君。       〔7番(石須大雄君)質問席へ〕 131 ◯議長(狩野安郎君) 石須大雄君の質問時間は2時2分までです。  7番、どうぞ。 132 ◯7番(石須大雄君) 寒くなってきました。9日の日には雪も降って、ちょうど9日の日はNHK海外たすけあい募金で募金活動をしておりまして、日が傾いてくるときには物すごく冷え込んだなというふうに思ってます。ことしは暖冬という話があったんですけれども、油断することなく、しっかりと対応していかなければいけないなというふうに思っているところであります。  市当局の皆さんにおかれましても、暖冬という声に耳をかけつつも油断をしないように対応していただきたいということと、健康に留意をされたいというふうなことを申し上げ、質問に入っていきたいというふうに思います。  イノシシの被害防止について、まず4点お聞きしたいと思います。  今定例会の一括方式の一般質問で、中村議員の山村地域活性化対策、イノシシ被害防止の強化についての質問で、現在、総延長146キロの電気柵の整備、92基の捕獲おりで捕獲を行っている。イノシシの有害捕獲頭数は、平成27年度は183頭、28年度は211頭、29年度は193頭になっているとの答弁がありました。  イノシシの目撃件数についてはどういった推移になっているのか、産業振興部長、お示しをいただきたいと思います。 133 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 市内においてイノシシは多く目撃されると推測されますけれども、実際に本市に連絡があったのは、平成27年度は2件、平成28年度2件、平成29年度は5件で、そのほとんどが市街化区域での目撃であります。 134 ◯7番(石須大雄君) 少ない数字にびっくりしておりますが、よく目撃をされるところではあえて電話で連絡をしないのかなというふうに思ってますし、5件の中に私の件数は大分入っておるがかなというふうに思っています。  中村議員の質問で答弁をされていましたが、どのような対応をとっておられるのか、産業振興部長に改めてお答えをいただきたいと思います。 135 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 本市では、高岡警察署と協議してイノシシ対応マニュアルを作成しております。市民からイノシシの目撃情報があった場合は、マニュアルに基づいて記者発表や自治会、学校等へ情報提供を行っております。あわせて、市街化区域内で体長1メートル以上の成獣の目撃情報があった場合は、警察と連携しパトロールを行っております。  これまで本市では、地元や関係機関と連携し、農作物の被害状況を確認した上で、電気柵146キロメートル、捕獲おり92基の整備を行ってまいりました。 136 ◯7番(石須大雄君) 次の項目を質問しなくていいような答弁になったかなというふうに思ってますが、先ほどちょろっと言いました。私のところにもイノシシ被害、イノシシの相談の電話がよくかかっています。昨年までは伏木の太田地区からの電話のみだったんですが、ことしに入ってからは伏木地区、それと古府地区からも相談があります。  伏木地区、古府地区は二上山国定公園に面していて、山からすぐに市街化区域になっています。さきの答弁では、しば刈りをお願いするとかいうふうな話も出ていたわけでありますけれども、しば刈りをする地域が二上山国定公園に入っているわけでありますから、なかなかしば刈りもできない状況かなというふうに思ってます。  市街化区域内での目撃情報、相談に対して、先ほど答弁がありましたが、どのような対応をとっておられるのか、産業振興部長、よろしくお願いいたします。 137 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 本市では、農作物を守るために、市街化区域内においても一定の要件が整えば、国の補助を活用して、自治会や生産組合等に対して電気柵等の整備を行っております。  実際にイノシシによる農作物の被害があった場合は、速やかに現地を確認して、生息環境管理や電気柵の整備等、被害を防ぐための支援やアドバイスを行ってきております。  あわせて、今ほどお話ありましたけれども、イノシシ対策の最前線となる土地の所有者に対しては、人とイノシシとのすみ分けを図るためのやぶ刈り払いをお願いしているところでございます。 138 ◯7番(石須大雄君) 山の次に田園地帯、畑があって、人が住んでいる住宅地区というような形の中では農作物被害があったところで対応していくというふうなことで、住民が住む地域までなかなかイノシシが来ないのかなというふうに思ってますが、先ほど申し述べたとおり、伏木地区は山からすぐ人が住んでいる地域になっています。なかなか国のほうでもそういったことに対応する方策はないのかなというふうに思ってます。  ちなみに、先ほど電話があったというふうなのを中身で言うと、「伏木中学校の裏の通り、道路にウリ坊が早朝6頭歩いていた」「家の庭にイノシシが入ってきた」「公民館の裏手のところにイノシシが穴を掘っている」「夕方遅くなったらイノシシが怖くて買い物にも行けない」というような相談がありました。その都度、農業水産課へ連絡をしていますが、これまでは農作物の被害への対応でしたから担当課は農業水産課でよかったのかというふうに思いますが、今ほど述べました中学校関係で言うとやっぱり教育委員会公民館教育委員会の話なのかな、そして家の庭、道路に関しては、市民の安心・安全を守るためという観点だと地域安全課というようなところが担当課になってくるかなというふうに思います。  鳥獣対策の担当課を設置してはと考えますが、副市長の見解をお示しいただきたいと思います。 139 ◯副市長(村田芳朗君) イノシシ被害防止対策につきましては、現在、農業水産課を中心として、先ほど部長からも答弁申し上げましたが、イノシシ対応マニュアルに基づき、関係課、関係機関等と連携し対応に当たっているところであります。  イノシシの被害の防止対策には、安全への注意喚起、個体の探索や捕獲、予防対策など非常に多岐にわたる対応を要するということもございますので、警察はもとより地域、教育、福祉などの関係課との連携が不可欠であります。市としましては、この連携の充実強化を図ることが第一だというふうに考えております。  今後とも、関係課、関係機関等と力を合わせて適切な対応に努めてまいりたいと考えております。 140 ◯7番(石須大雄君) 警察は、ぶつかられてけがをしたとかいうようなことにならんとなかなか対応をしてくれんというふうな話があります。夕方、暗くなるとイノシシが怖くて買い物に行けないという市民の声、しっかり聞いていただいて、担当課で連絡を密にしながら対応策を考えていただくとともに、また国のほうにもそういったものがあるという現状を訴えていただいて、何か対策も練っていただきたいということをお願いしたいというふうに思います。  次に、今定例会初日に行われた市長の所信表明について4点お聞きしたいというふうに思います。  「市民の皆様が安心・安全に暮らすことができるよう、防災危機管理体制の強化や災害に強いまちづくりが重要である」と言っておられますが、毎年数件、道路の陥没や亀裂によって和解の報告が上がったり、ことしの冒頭では冬の大雪の記憶がまだ残っている状況にあります。先ほどイノシシ対策の話の中でも安心・安全を守るのは大事だということを言わさせていただきましたが、市民の安心・安全を守るというのは市の重要な職務、業務であるというふうに思います。  そこでお聞きします。道路パトロールや市民からの電話による陥没などに即時対応し簡易舗装を行う、また冬場は除雪作業や排雪作業も行っている防災センターの職員が今年度で3名退職しますが、どのように対応していく予定なのか。人事のことでありますので総務部長、よろしくお願いいたします。 141 ◯総務部長(二塚英克君) 防災センターにおきましては、議員からも話ありましたとおり、今年度、定年退職を迎える職員が3名おります。しかしながら、次年度におきましても業務量に応じた体制を確保してまいりたいと考えているところでございます。 142 ◯7番(石須大雄君) 業務量に応じた対応というふうなお話でありますが、3名が退職される。安心・安全を守っていくというふうな観点からはどういった対応がされるのか。新年度、この担当の職種の採用はゼロという中で、今後どんどんどんどん減り続けていってしまうのではないかというふうな心配があります。防災センターの新しいものを建ててもそこの中に正規職員が全くいない、そういった建物になってしまうのではないかということも考えられます。  どういった対応をしていかれるのか、確認のために再質問をさせていただきたいと思います。 143 ◯総務部長(二塚英克君) 各職場の状況を踏まえながら、正規職員についてはなかなか配置が難しい部分もございます。正規職員に加え、再任用職員あるいは嘱託職員の活用によりまして業務執行体制を維持してまいりたいと考えているところでございます。 144 ◯7番(石須大雄君) このままでいくと、3年後には今の防災センターの職員が2人になるというふうな状況です。担当職種の採用をして、しっかりと市民の安全・安心を守っていくということに努めていただきたいというふうに思っておりますし、どうして採用できないのかというふうなことを考えると、緊急プログラムの中に70名の職員減というふうなことが挙げられてます。70人の削減をしていかなければいけないから、こういったところの職種の採用をしないというふうな考えではなくて、必要なところには、たとえ70人と言ってるんだけれども、それがちょっとでも減ってでもいいから職員を採用していくといったふうな対応をしていかなければ、市民の安心・安全を守っていけないのではないかなというふうに考えておりますので、しっかりとその辺も考えていただきたいというようなことを要望させていただきたいと思います。  次に、魅力あるまちづくりに関しては、民間主導により、高岡駅前東地区ではホテル、マンションが近々着工予定のほか、駅前ビル跡地へ移転する株式会社富山銀行本店の工事が進めておられますと言っておられました。  今定例会で広場の建設に関しての補正予算が出され、現在工事を行っている富山銀行の土地も、もともと市の公有地を等価交換したところであります。これは胸を張って民間主導と言えるのか、都市創造部長にお答えをいただきたいと思います。 145 ◯都市創造部長(堀 英人君) 高岡駅前東地区整備基本構想では、その構想実現に向けて行政や権利者及び民間事業者の役割分担を明確化しておりまして、その中では必要となる道路や広場等の基盤整備は行政が行うこととしております。このような方針に基づき、交流広場を本市が整備しているものでございます。 146 ◯7番(石須大雄君) 次に行きます。  小学校、中学校、特別支援学校へのエアコンの設置について、何年も前から何人もの先輩、同僚議員が市議会でエアコンを導入してはと質問をされています。しかし、「保護者をはじめとする市民からの要望や教育将来構想検討会議の意見を踏まえ」と市長の所信表明で発言がされました。  検討会議の意見と市議会での提案、意見、要望、どちらを重要視しているのか、教育長にお答えをいただきたいと思います。 147 ◯教育長(米谷和也君) 教育将来構想検討会議につきましては、教育委員会が設置した諮問機関であります。平成29年度のこの会議は、平成29年度の3月定例会に予算審議を経まして、条例に基づき設置しております。開催状況につきましても常任委員会等を通じまして報告をしてきております。  エアコンの設置につきましては、議員からも指摘ありましたように、保護者や市PTA連絡協議会などをはじめ多くの市民の方々から要望をこれまでも聞いてきております。市議会におきましても議論を重ねていただいてきておる案件であります。このような経緯の中で、さきの9月定例会におきまして中学校での設置方針が固まり、今定例会において議会の判断をいただくということで設置のための補正予算の提案に至ったものであります。  市民の代表である議員各位はもとより、市民の皆様の御理解をいただきながら手順を追って進めていくことが大切であるというように考えております。 148 ◯7番(石須大雄君) 所信表明の中に、議員からの提案ということが入れれるのか入れれないのかというような話でありますが、議員も過去何年も前からこの提案をしていたということもしっかりと認識をしていただけてよかったなというふうに思ってます。  次に、平成の御車山について、「10月14日に初めて路上を引いて安全性の検証を行った。外に出て動いている姿は、ふだん御車山会館の中で展示されているのとはまた違った魅力があり、見物に訪れた方々からも大変好評でありました」とありました。伏木のけんか山に従事している私としては、十七軒町の山車が新しくなって、祭りのときに一緒に出している。それを見て、見に来られた方々が大変喜んでおられる、こういったことも本当に肌で感じています。  高岡の御車山、5月1日に一緒に出すことはなかなか難しいのかなというふうにも思いますが、今後も路上を引く予定があるのか、産業振興部長にお示しをいただきたいと思います。 149 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 平成の御車山については、10月14日に安全性の検証を実施し、高岡御車山会館から引き出し、重量、車高、耐久性等、引き回しに耐えれるか検証を行ってきたところであります。同時に、爽やかな晴天のもと、金色に輝く平成の御車山を多くの市民の皆様にごらんいただくことができて、よかったと思っております。  今月17日には平成の御車山利活用検討委員会が開催され、報告書が取りまとめられる予定となっております。本市としてはこれを参考に、地域のお宝として平成の御車山の利活用を図ってまいりたいと考えております。 150 ◯7番(石須大雄君) 市民の皆さんに喜んでいただけるような対応、そして5月1日からゴールデンウイーク中にかけて、また別の日に引いてというような対応もできるのかな。いろんな方策をまた楽しみにしております。ぜひともいい形になればいいなというふうに思っています。  次の項目に入っていきたいと思います。  昨年の11月、突然40億の恒常的財源不足が発表され、財政健全化緊急プログラムがことしの2月に公表されました。この間、いろいろ質問をさせてもらいましたが、同時に地方自治総合研究所に財政分析を依頼をしました。ようやく10月に結果が届き、それについての研修も行っているところであります。この結果レポートについていろいろな指摘がされておりますので、それについての質問をさせていただきたいなというふうに思います。  財政危機の主たる要因については、長年の公共投資(普通建設事業)の拡大に伴う元利償還金(公債費)の累積であるというふうな指摘がございます。この指摘に対する見解を総務部長にお示しをいただきたいと思います。 151 ◯総務部長(二塚英克君) 本市ではこれまで、学校耐震化などの地域振興に資する施設整備あるいは北陸新幹線開業に向けた関連整備などを一定期間に集中して取り組んできたことによりまして公債費が増加したということでございます。  そのことが歳出超過の要因の一つということは十分認識しておりまして、財政健全化緊急プログラムにおいてもその対応策として投資的経費の抑制を掲げているといったところでございます。 152 ◯7番(石須大雄君) 新高岡駅周辺整備や中心商店街活性化事業などの大型事業がマイナスシーリングの外の予算編成になり、多額の財源不足が発生し、基金の繰り入れが拡大する事業優先の財政運営が行われている体制が定着しているというふうな指摘があります。これに対する見解を総務部長にお示しいただきたいと思います。 153 ◯総務部長(二塚英克君) 財政調整基金は年度ごとの計画的な財源調整を行うための基金でありまして、これまでも条例に基づき適切な対応をしてきたところであります。  しかしながら、財政調整基金の取り崩しが反映される実質単年度収支につきましては、本市においてはここ数年間マイナスを示すことが多くなっている状況にあります。そのため、収支均衡した財政運営を目指し、緊急プログラムを策定したものであります。 154 ◯7番(石須大雄君) 公共事業の拡大で基金が底をついたら人件費削減を行う政策判断、財政運営が、高橋市長就任以前からそういった財政運営が見られ、長年にわたり十分な基金を確保しないまま財政運営を続け、ルールのない場当たり的な資金管理がなされている、政策判断、財政当局の運営体質に問題があるとの指摘もございます。これに関する見解を、総務部長、お示しをいただきたいと思います。 155 ◯総務部長(二塚英克君) これまでも不断の行財政改革に取り組みながら、毎年度、関係情報の収集を図りつつ歳入の見積もりを立てた上で、北陸新幹線開業後のまちづくりに必要な新高岡駅周辺やアクセス道路の整備をはじめ、学校耐震化などの地域振興に資する都市基盤整備を進める投資的事業に集中的に実施してきたところであります。  しかしながら、結果として、並行して取り組んできた行財政改革が投資に見合う措置として十分ではなかったということでありまして、このような事態を生じさせたことに対し率直に反省し、健全な財政体質の確立に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。 156 ◯7番(石須大雄君) 緊急プログラムの内容は、財政悪化が、北陸新幹線整備関連事業が集中したことによる特徴的な傾向としており、まちづくりのためやむを得ない事情と受け取られます。長年の財政運営の構造的要因についての言及や反省がプログラムの中には見られないというような声があります。これに対する見解を、総務部長、お示しをいただきたいと思います。 157 ◯総務部長(二塚英克君) 今ほども申し上げましたが、結果としてこのような事態を生じさせたことに対しては率直に反省すべきものと考えておりまして、今後の健全な財政体質の確立に全力で取り組んでまいりたいと考えております。 158 ◯7番(石須大雄君) 緊急プログラムには多岐にわたる収支改善策が打ち出され、市民生活にも大きく影響する内容にもかかわらず、歳出超過40億円がどのような収支見込みの前提によるものなのか、これからの見直しによって歳入歳出がどのように変化していくのかなど説明が不十分で、まず40億円ありきの内容になっているとの指摘もございますが、これについての見解を、総務部長、お願いしたいと思います。 159 ◯総務部長(二塚英克君) 今後の歳出超過見込みにつきましては、これまでの決算額の推移あるいは社会情勢等から想定される今後の見通しを勘案いたしまして推計したものであります。そうしたことで総額で約40億円としたものであります。  収支不足に至った要因といたしましては、集中的な投資による公債費の増加、少子・高齢化の進展による扶助費の増加、そしてこれまでの歳入見込みからの急激な変化を挙げておりまして、財政健全化緊急プログラムにおいてお示ししているところであります。 160 ◯7番(石須大雄君) 収支改善策として、投資的経費の抑制、公債費の平準化、公共施設の管理コストの縮減、事務事業の見直し、総人件費の圧縮、歳入確保の6点が挙げられております。  臨時財政対策債は年々減少傾向にあり、向こう5年間の上限枠を約75億に固定すると臨時財政対策債の発行額減少分だけ単独事業債が発行でき、投資的経費の抑制のたがが緩められかねない。公共施設の管理コストの縮減や事務事業の見直しは、公共施設等総合管理計画の一部を短期的なプログラムに流用しただけ。歳入の確保に関してはふるさと納税が挙げられていますが、寄附金は臨時的歳入で経常的な歳入ではないため歳入確保策としては不適切。  財政健全化策は、公債費の平準化と人件費削減によるもので、人口1人当たりの人件費が類似団体平均を下回る中で、短期的な収支改善に利用されているというふうな声があります。総務部長の見解をお示しいただきたいと思います。 161 ◯総務部長(二塚英克君) 財政健全化策は、公債費の平準化と人件費削減だけではないかといったような御指摘かと思います。  本市では人件費総額は減少してきているものの、職員数の部門別比較では類似団体を超えるところもあります。人口減少が続く中で、健全な財政構造の確立に向け、人件費の適正化というのは必要であるというふうに考えているところであります。 162 ◯7番(石須大雄君) 類似団体の比較でいっても平均給与は低いわけでありますし、また広域圏一部事務組合、例えば消防とか水道とか、そういったところに入れられている自治体は市の職員にカウントされないわけであります。一般行政職だけの比較でいくと、高岡市は中位よりも下にある職員数であるということも本当に認識をしていただきたいというふうに考えております。  ぜひ、職員のほうにも目を開いていただいて継続的な行政を行っていく、そういったことも必要だというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。  次に行きます。  昨年の11月に財源不足が発表され、以降、総合体育館の建設延期や消費税増税などの状況の変化があると思いますが、高岡市行財政改革市民懇話会等に出された資料はその反映がなされてないのではないですか。総務部長、お示しをいただきたいと思います。 163 ◯総務部長(二塚英克君) 歳出超過額として見込みました約40億円には、歳入歳出の決算額の推移や社会情勢、それから平成29年度初に予定していた各種事業などから想定される今後の見通しを勘案いたしまして推計したものであります。消費税増税についても歳出歳入の両面で考慮しているところであります。  また、事業の見直しなどにつきましては、収支見通しが改善した改善効果分として計上していくことになると考えております。 164 ◯7番(石須大雄君) 基金残高比率について標準財政規模の何%にしなさいといった国の基準はありませんし、学者によってもこのパーセントについてはさまざまな意見が出ていると思いますが、一定水準以上に保つ努力は必要です。  一定程度を標準財政規模の10%と仮定すると、そこまで残高を残すことが本当の財政健全化だというふうに考えますが、総務部長の見解をお示しいただきたいと思います。 165 ◯総務部長(二塚英克君) 財政調整基金の適正水準につきましては、議員もおっしゃいましたが、統一的な指針はないわけであります。各自治体が個々の判断で行っているところであります。  一般的には、災害など臨時的な財政出動に対応できるように相当額の財政調整基金を保有するということが適切と考えられるわけでありますけれども、本市の財政運営の現状を鑑み、まずは収支均衡した財政運営を目指すことを緊急プログラムの目標として掲げているといったところでございます。 166 ◯7番(石須大雄君) 財政調整基金は積み立てておかなければ、万が一のことがあったときに対応できない。ことしは福井市であったかというふうに思いますが、本当にそこはしっかりとしていかなければ安定した財政にならないというふうに思っています。  次の項目に入ります。  清水町共同調理場の解体費が、今定例会で緊急性がないとの理由でマイナス計上されています。財政健全化緊急プログラムの初年度の予算で緊急性のないものが計上されているということは、真に必要な予算編成でなかったのではないかとも思いますが、総務部長の見解をお示しいただきたいと思います。
    167 ◯総務部長(二塚英克君) 平成26年度をもって廃止いたしました清水町の共同調理場につきましては、今後利活用する見込みもないことから、その跡地を売却することも視野に、本年度の当初予算において解体事業費を計上したところであります。  しかしながら、今年度に入りまして解体経費が増嵩した事案が複数見受けられたところでありまして、解体工事につきましては市民生活の向上に対する寄与度は低く、他の公共事業と比較し緊急性に乏しいといったこともございまして、緊急プログラムに基づき市債発行額を適正に管理するために今年度の解体を見送ったものであります。 168 ◯7番(石須大雄君) 見送れるものが予算の中に入っている、そういった認識になってしまうわけでありますので、新年度予算案を組むときにはしっかりと検討していただきたいというふうに思っております。  公債費、起債の元利償還分は、大規模な公共事業を抑制し続けることで、ピークを過ぎれば減少をしていきます。また、その額も公債費の平準化を進めると削減ができます。中長期的に大規模な公共事業を抑えるだけで40億円の財政不足は対応できるのではないかと私は考えますが、総務部長の見解をお示しいただきたいと思います。 169 ◯総務部長(二塚英克君) 公債費の平準化につきましては、短期的な資金収支の改善には寄与するものの、構造的な歳出超過に対する中長期的な解決策とはならないものと考えております。  緊急プログラム以降の将来を見据えた財政健全化を実現するためには、歳入の確保や、あるいは歳出の見直しなどを進め、財政収支の均衡を図ることが必要であると考えております。 170 ◯7番(石須大雄君) 私が高岡市の職員時代から、高岡市では、例えば20万人以下の地方都市で初めて行われた緑化フェアに伴う古城公園周辺整備とおとぎの森公園の整備や、高岡市文教ゾーン構想による美術館の移転、高岡市役所前の道路の整備、高岡駅前整備事業、中心商店街活性化事業、新幹線事業など大規模な公共事業で起債を組み、財政悪化による人件費の抑制、事務事業の見直しといったことが何度も何度も繰り返されています。  2022年までの5年間で今回の緊急プログラムも終了します。その終了後、新しい小学校の建設や延期になっている総合体育館など、もう既にいろいろな大規模な公共事業が予定されているのではないかというふうに思います。また、閉鎖されている市民会館もどうなっていくのか。今回の緊急プログラムが終了したら、これまでと同様に、起債による公共事業の大規模展開、元利償還による公債費の増加、財政難による行革、人件費の削減をこれからも繰り返していってしまうのではないかというふうに考えます。これに対する市長の見解をお聞きしたいと思います。 171 ◯市長(高橋正樹君) 財政健全化について、各般にわたる観点からの御指摘をいただきながらの御質問をいただいておりました。  私から改めてお答えを申し上げたいと思いますが、これまでも、部長からもお答えしてきましたように、学校耐震化や北陸新幹線の開業など、一定期間、集中的な投資的事業への取り組みが必要だったこととはいえ、それが要因の一つとなって今般の緊急プログラム策定に至ったことはまことにじくじたる思いがございます。  プログラムの中でもお示しいたしておりますけれども、起債発行額の抑制等を通じまして健全な財政構造の確立に努めてまいります。職員一丸となって歳入歳出両面から工夫を凝らし、この財政健全化緊急プログラムの着実な推進によって確実な持続可能な財政構造の確立を図り、「市民創造都市 高岡」の実現のために全力で取り組んでまいる所存でございます。 172 ◯7番(石須大雄君) ずらずらと長い質問、いろいろさせてもらいました。一番最後に市長に答弁で総括をしていただきたいなという観点で、今回、質問の項目をつくらさせていただきました。  中に述べましたいろいろな施策、新年度予算から本当に必要なものだけをしっかりと予算を組んでいく、そういったことをしていただきたい。また、健全化というのにはしっかりと基準を持った、そういった中での基金の積み立て、これもしていくのが必要ではないか。5年にこだわらずにもっと長期スパンで物事を考えて、市民のためになるような行政をやっていっていただきたい。  大規模な公共施設は確かに必要なところでは必要でありますが、それをつくるためにしっかりとお金を積んでいく。こういったことを繰り返してやっていかなければ、これまでと一緒なことがこのまま続いていく。でっかいものを建てて、借金して建てて、それを返済していく。また大きいものを建てて、財政が厳しくなったら市民の皆さんに負担、そして職員の削減、人件費の抑制。これをどんどんどんどん繰り返していくと、高岡市の継続した行政の運営が成り立っていかないのではないかというふうに思います。  その点もしっかりと考えながら、これから5年間、緊急プログラムに対して真摯に取り組みを進めながら、例えば5年間の間にどういったことがあるかわからないといった中で、職員の数を単に70人削減するというようなものではなくて、それも毎年毎年しっかりと考える。例えば65人にしようかとか、例えば80人にしようか、そういったこともまた議会に提案、いろんなところに提案しながら、真に必要な職員、真に必要な人員を確保しながら、未来永劫、高岡市がしっかりと発展していくような、そういった施策をしていっていただきたいというふうに思ってます。  最後に、毎日家に帰る途中に伏木の福祉会館の解体工事が進んでます。外壁が取り払われた、そしてコンクリートがむき出しになった、そういったところを見ながら、こういった建物もあったんだということをお知らせして、私の質問を終えていきたいと思います。  どうもありがとうございました。 173 ◯議長(狩野安郎君) 石須大雄君の質問が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 174 ◯議長(狩野安郎君) 1番 高瀬充子君。       〔1番(高瀬充子君)質問席へ〕 175 ◯議長(狩野安郎君) 高瀬充子君の質問時間は14時46分までです。  1番、どうぞ。 176 ◯1番(高瀬充子君) 日本共産党高岡市議団の高瀬充子です。一般質問をいたします。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、教育行政についてです。  1点目、小中学校の普通教室へのエアコン設置についてです。  ことしの夏の災害に匹敵する猛暑を受け、子供たちの命と健康を守るため、9月定例会において市長は、来年度、中学校の普通教室へのエアコン設置の表明をされました。  そこで、9月定例会以降エアコンの早期設置に向けてどのような努力をされたのか、市長に伺います。 177 ◯市長(高橋正樹君) さきの9月定例会で、小中学校普通教室へのエアコン設置についての考え方をお示しいたしました。以来、その実現を図るために、国に対してエアコンの設置に係る積極的な支援を強く要望してきたところでございます。国では1年限りの臨時特例交付金を創設して、エアコン設置についての各自治体の取り組みを支援しようとしているところでございます。  本市の財政状況は依然として厳しい状況ではございますが、今般の臨時特例交付金を活用いたしまして小学校、中学校、特別支援学校にエアコンの設置を進めることといたしました。所要の補正予算案を今議会に御提案申し上げておりまして、私といたしましては、これらによりまして未来を担う子供たちのための教育環境の整備を図ってまいる所存でございます。 178 ◯1番(高瀬充子君) では、教育長に伺います。  今定例会において、中学校には来年夏までの設置を目標に発注等の業務に入るとのことですが、小学校の普通教室へのエアコン設置計画が明確にならない理由をお聞かせください。 179 ◯教育長(米谷和也君) 小中学校の普通教室へのエアコンに関しまして、まずは中学校での設置に係る準備を今現在、鋭意進めているところであります。来年の夏までの設置を目標に、速やかにまずは発注等の業務に入りたいと考えております。中学校の準備を先行して進めていることから、小学校や特別支援学校につきましては、中学校の準備の進みぐあいに応じまして順次作業を速やかに進めてまいりたいと考えております。 180 ◯1番(高瀬充子君) 確認のために再質問いたします。  今ほど順次進めると、小学校についてはとおっしゃいましたが、順次の中身をわかりやすく丁寧にお答えください。教育長、よろしくお願いいたします。 181 ◯教育長(米谷和也君) 今ほどありました案件につきまして、準備の中身というふうなことでありますけれども、今ほども説明いたしましたように、今現在、中学校の設置に向けて準備を進めております。議決をしていただいた上でまた具体的な作業もより一層スピードを上げて進んでいくわけでありますけれども、まずは再三繰り返しておりますけれども、来年の夏までの中学校での設置を最優先で取り組んでいきたいというふうに考えております。そういう作業の手順、作業を進める中で中学校のめどがついた上で、小学校、特別支援学校の作業を進めていくことになるというふうなところが実際の取り組みになってまいります。 182 ◯1番(高瀬充子君) なるだけ早く、夏までに間に合うように小学校もお願いしたいと思います。  続けて教育長に伺います。  教員の長時間労働は社会問題になっております。私は3月の定例会でお尋ねしておりますが、教員の多忙化解消の取り組みの実績と今後の対策をお伺いいたします。 183 ◯教育長(米谷和也君) 教員の多忙化解消につきましては、各学校におきましてはこれまでも業務の合理化、行事の見直し、会議等の改善など、あらゆる視点から教員の多忙化解消に努めてきております。また、今年度は8月13日から15日の3日間をお盆の学校閉庁日とするとともに、部活動指導員やスクール・サポート・スタッフなどの外部人材のさらなる配置に努めまして学校への支援体制の充実を図ってきたところであります。  引き続き、教員の勤務実態を把握しながら、多忙化解消に向けた方策を検討してまいります。 184 ◯1番(高瀬充子君) 続いて、教育長に伺います。  移動図書館が廃止されて地域図書サービスに移行しましたが、取り組みの実績と今後の強化策を伺います。 185 ◯教育長(米谷和也君) 本年4月から実施いたしました地域図書サービスにつきましては、4月から11月末までの取り組み実績につきましては、高齢者福祉施設を中心として18団体が延べ69回利用され、貸出冊数は3,450冊となっております。  今後も利用団体へのアンケートを踏まえまして、選書の工夫等によりサービスの向上に努めてまいります。 186 ◯1番(高瀬充子君) 次はトイレの洋式化についてですが、未整備の小学校では、1年生が上手に使えないで失敗すると先生方から要望が出されています。今後の計画を教育長にお聞きします。 187 ◯教育長(米谷和也君) 小中学校のトイレの洋式化につきましては、これまでも校舎等の増改築や耐震補強、大規模改修工事等にあわせまして実施してまいりました。  今年度につきましては、下関小学校においてトイレの洋式化を実施することとしております。今後も教育環境の改善に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 188 ◯1番(高瀬充子君) 確認のためにお願いいたします。  私は、前の定例会に、6月だったかと思うんですけれども、トイレの洋式化を質問した際に下関小学校のトイレの洋式化をするとおっしゃっていただきましたが、まだできておられないから引き続き下関小学校をされるということでよろしいんでしょうか。確認のためにいたしました。 189 ◯教育長(米谷和也君) 議員御指摘のとおり、トイレの洋式化を実施してまいります。 190 ◯1番(高瀬充子君) 次は、市長に伺います。  次に、学校統廃合についてお尋ねします。  11月に教育将来構想検討会議が学校統廃合の案を出されました。その前提として高岡市の人口減少が上げられています。  そこで市長に伺います。高岡市において人口減少、少子化の進行の原因をどのように捉えておられますか。 191 ◯市長(高橋正樹君) 本市においては人口減少が続いてございます。全国的にも人口減少社会に入ったと言われております。本市におきましても、人口減少は死亡者数が出生者数を上回るいわゆる自然減が大きな要因でございます。また、少子化につきましては、全国的な動向として子供を産み育てる世代の人数の減少や、若者の未婚化あるいは晩婚化の進展に伴い出生者数が長期的に減少傾向にあることが原因であると考えられております。本市でも同様でございます。 192 ◯1番(高瀬充子君) 今後も児童生徒数の減少が見込まれるということで、原因を教育長に伺います。 193 ◯教育長(米谷和也君) 今ほども市長の答弁にありましたように、近年続きます少子化につきましては全国的な動向であり、女性人口の減少や若者の未婚化、晩婚化の進展に伴う出生者数の長期的な減少傾向にあることが要因であると見ております。 194 ◯1番(高瀬充子君) では、ここからは今回の学校統廃合について具体的に伺ってまいります。  まず、小中一貫教育のメリットをどのように捉えておられるか、教育長に伺います。 195 ◯教育長(米谷和也君) 小中一貫教育を通して最も期待できますことは、これまで小学校と中学校と固定された区分の中で分割して行ってきた教育を、義務教育9年間の連続した過程として捉えまして、小中学校の全ての教員教育目標教育内容共有し、協力して9年間の連続した子供たちの成長を切れ目なく支援するところにあると考えております。これにより児童生徒の知・徳・体のバランスのとれた成長を促しますとともに、何よりも教員指導力の向上に資するものと考えております。 196 ◯1番(高瀬充子君) それでは、小中一貫教育のデメリットについてはどのように捉えておられるでしょうか。教育長に伺います。 197 ◯教育長(米谷和也君) 一般的には、児童生徒にとりましては小学校・中学校間の節目がなくなり、中だるみが見られるのではないかとの指摘があります。また、教員にとりましては、小中学校間の連絡調整や時間の確保に課題が見られるという指摘もあります。  中だるみにつきましては、6・3制、従来の小学校6年、中学3年の6・3制を基本としまして小学校と中学校の節目をしっかりと位置づけることで、小学校高学年でのリーダー性の育成やめり張りのある学校生活にも配慮したいと考えております。また、教員間の連絡調整や時間の確保につきましては、9年間の教育課程を編成していく中で効果的な運営を模索していく、具体的に実践していくというふうなことになると考えております。 198 ◯1番(高瀬充子君) 一応わかりました。  では、小中一貫教育のデメリットとして、小学校5、6年生が学校の中心としての役割を果たせず成長の機会を奪うのではないかという考えもありますが、教育長の見解をお尋ねします。 199 ◯教育長(米谷和也君) 今ほども申しましたけれども、本市においては当面、6・3制、従来の小学校6年、中学校3年の6・3制の区切りを基本としまして、現行の小学校6年間、中学校3年間の節目を明確にしましてそれぞれの成長段階に応じた指導目標を定め、めり張りのある9年間を過ごすことができますよう配慮することを考えております。その中で小学校5年生、6年生のリーダー性などの育成にも努めてまいりたいと考えております。 200 ◯1番(高瀬充子君) それでは、小中一貫教育が統廃合の理由に使われるという指摘もありますが、教育長からお聞かせください。 201 ◯教育長(米谷和也君) 小中一貫教育は、長年にわたって小学校6年、中学校3年と固定されてきました、分割されてきました中で生じてきた課題の改善を目指すものであります。未来を担う子供たちの教育環境の充実を図るため、子供たちの連続した9年間の成長を小中学校の教員が相互に協力して総力を挙げて指導に取り組むところに設置の意義があり、そのように進めていきたいと考えております。 202 ◯1番(高瀬充子君) 一応お聞きしました。  それでは次に、小規模校に関して、「小さな学校」「小さなクラス」が教育効果を高めるという意見もありますが、教育長の見解をお聞きします。 203 ◯教育長(米谷和也君) 小規模校では、家族的な一体感を醸成しやすく、諸行事などでは学年の枠を超えて全校で取り組むような場合が多くあります。  一方で小規模校では、集団が固定化し多様な児童生徒との交流が制限されること、友人関係が固定化し特定の児童生徒の影響が大きくなること、人間関係にトラブルが生じた際にクラスがえなどの対応ができないこと、クラス内の男女バランスが大きく偏る場合が見られること、多様な授業形態がとりにくいこと、教員の配置数が少なく1人の教員の負担が大変大きいこと、クラブや部活動の数が限定されること、集団活動・行事等の実施に制約が生じるなど、学級数が少ないことによる学校運営上の課題が多く指摘されております。  予測困難なこれからの時代を生きる子供たちには、一定規模の集団の中で多様な考え方に触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨することを通じて思考力や判断力、表現力や問題解決能力などを育み、社会性、規範意識など自立した社会人としての生きる力をしっかりと身につけさせていくことがより重要であると考えております。 204 ◯1番(高瀬充子君) お聞きしました。  それでは次に、国吉中学校区において予定される義務教育学校は、学年区切りなど具体的にどのような形態を想定しておられますか。教育長に伺います。 205 ◯教育長(米谷和也君) 小中一貫教育につきましては、小中学校の全ての教員教育目標教育内容共有しまして、協力して9年間の連続した子供たちの成長を切れ目なく支援する教育となります。その特色を最大限に生かしながら、課題とされる小学校5、6年生、中学校1年生の段階の中だるみがないように、現行の6・3制を基本とし、成長段階に応じためり張りのある学校生活を実現できますよう、高岡ならではの小中一貫教育の推進に努めていくことが大事である、肝要であると考えております。 206 ◯1番(高瀬充子君) では次に、市の学校施設の耐震化は完了しました。地域の防災の拠点として学校の果たす役割が重要と考えますが、総務部長に見解を伺います。 207 ◯総務部長(二塚英克君) 本市においては、地域防災計画におきまして小学校26校及び旧の西広谷小学校を拠点避難所として位置づけ、食料及び生活必需品、資機材の備蓄を行っているところであります。  今後、施設の統廃合時には、公共施設再編計画や、あるいは地域の実情を踏まえ、公民館や民間スペースの活用も含め、各地域の防災拠点を適切に確保してまいりたいと考えております。 208 ◯1番(高瀬充子君) 続きまして、学校は地域住民のよりどころではないでしょうか。統合され学校がなくなれば、さらに地域コミュニティがなくなり人口減少につながるのではないかと考えますが、見解を教育長に伺います。 209 ◯教育長(米谷和也君) 議員御指摘のように、地域のコミュニティは大変重要であるというふうに考えております。  生産年齢人口の減少、グローバル化の一層の進展、AIの飛躍的な進化など、絶え間ない技術革新などにより社会構造や雇用環境なども大きく変化する中、子供たちは、私たちの常識を超えた時代を生きていくことになると予測されます。そのような時代を心豊かにたくましく生きていけるよう教育の充実は最優先課題であり、人口減少社会にあって、未来を担う子供たちに対し責任ある判断を迫られていると現状を大変厳しく受けとめております。そういう中で、地域とのあり方もぜひ考えていく必要があると考えております。 210 ◯1番(高瀬充子君) 続きまして、統合された場合、通学距離が延びる児童がふえると想定されます。スクールバスの対応が必要と考えますが、教育長に見解をお尋ねします。 211 ◯教育長(米谷和也君) 平成32年度に、東五位小学校と先行して再編、統合を進めることになっております石堤小学校におきましても通学バスについて検討をしております。福岡小学校でのバス通学の事例を参考としながら適切に対応してまいります。 212 ◯1番(高瀬充子君) 続きます。統合が行われる際、既存の校舎を生かすべきと考えますが、見解を教育長に伺います。 213 ◯教育長(米谷和也君) 学校統合に係る施設等の整備につきましては、既存の施設を有効に活用することを基本としながら、それぞれの学校におきまして状況が異なりますことから、教育充実の観点から適切に対応していきたいと考えております。 214 ◯1番(高瀬充子君) では、統合が行われ廃校になる場合、校舎と体育館のその後の維持管理の考え方を教育長にお尋ねします。 215 ◯教育長(米谷和也君) 学校の再編、統合につきましては、まずは将来構想検討会議から示していただいた骨子案の方向について広く理解を得ていくことに努めていきたいというふうに考えております。その上で、学校の再編、統合後に学校として使われなくなる施設等につきましては、地域や関係の方々などの御意見をお聞きしながら、市全体の施策も踏まえまして検討を進めていくことになると考えております。 216 ◯1番(高瀬充子君) それでは、学校統廃合についての最後の質問です。  学校統廃合には子供、保護者、地域住民の合意が欠かせません。結論を急がず十分な話し合いが必要と考えますが、見解を教育長に伺います。 217 ◯教育長(米谷和也君) 学校の再編を進めるに当たりましては、地域に大きな変化をもたらしますことから、保護者や地域の皆様の御理解と御支援をいただくことが大変重要であると考えております。  高岡ならではの教育の充実やこれからの時代に求められる学校づくりの推進に向けまして、保護者や地域の皆様と一緒に取り組んでいくことができるよう努めてまいります。 218 ◯1番(高瀬充子君) 今ほどの質問の中に、保護者、地域住民の前に子供とも入れておきました。それで子供の意見というのはどのようになるのでしょうか。確認のためにお伺いいたします。 219 ◯教育長(米谷和也君) 学校の設置につきましては、まずは学校の設置者になります市長、そして管理運営します教育委員会が責任を持って運営していくことが基本だと考えております。  子供の保護者である保護者、そして地域の皆さんの意見をお聞きしながら進めていく。我々は大人として、子供に対して責任ある行動をとることが基本だと考えておりますので、学校のあり方につきましては、まずは大人の責任として取り組んでいくというふうなことが基本であると考えております。 220 ◯1番(高瀬充子君) 次に、安心・安全のまちづくりについて伺います。  まず、農業用水路の転落事故防止についてです。  用水路での死亡事故が全国で最も多い富山県と言われており、年間約20件の事故があり、ことしも既に8件の事故があったそうです。高岡市にも用水が張りめぐらされています。全ての用水路に柵やふたをするのは現実的ではありませんが、農業用水の転落事故防止のため、富山県も対策をとられようとしています。  報道によれば、県は危険箇所の類型化と言っていますが、この内容はいかがでしょうか。産業振興部長にお尋ねします。
    221 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 県では、昨今の農業用排水路での事故多発を受け、農業用水路事故防止対策推進会議(仮称)を設置して、ソフト、ハードの両面で事故防止の検討を急ぐ考えを示しております。  その中で地域の危険箇所の類型化については、今後、当推進会議で詳細を検討するとされておりますが、事故発生箇所の水路幅、地形並びに事故の発生時間帯等の類型化が想定されると考えております。 222 ◯1番(高瀬充子君) では、また注意喚起はどのように進められるのでしょうか。産業振興部長に伺います。 223 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 注意喚起については、チラシの作成やホームページの開設、危険啓発看板の設置を行い、農家や地域住民に広く啓発普及に努めてきたところでございます。  また、小中学生等を対象に「水の事故・ゴミ捨て防止」のポスター、標語を募集し、優秀作を活用して啓発活動を展開しております。  県では、農業用水路事故防止対策推進会議(仮称)を設置し、ソフト面でも検討し、対策の実効性を高めたいとされております。  本市においても今後とも県や土地改良区と連携し、地域住民の皆さんに対し注意喚起に努めてまいりたいと考えております。 224 ◯1番(高瀬充子君) では、そのために県に財政支援を求めてはいかがでしょうか。産業振興部長に伺います。 225 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 農業用排水路への転落防止柵等の設置については、用排水路を整備する際に、危険となる箇所に市や土地改良区にて設置をしてきたところでございます。  また、老朽化等により危険となった箇所については、県の補助事業などを活用し、緊急性、危険度の高いものから改修を行い、安全確保に努めてきたところでございます。  今後も引き続き県に財政支援を求めるとともに、安心・安全につながるよう、危険な箇所の対策強化を図ってまいりたいと考えております。 226 ◯1番(高瀬充子君) 農業用水路の転落事故防止についてに続きまして、次は交通事故防止対策について伺います。  平成29年度、30年度について、交通信号機、一旦停止標識の新たな設置数を市民生活部長に伺います。 227 ◯市民生活部長(森田充晴君) 信号機や一時停止標識の設置は公安委員会での交通規制でありまして、管轄の警察署が道路における人や車の交通量、交通事故発生状況、交差点の形状等を調査、分析し、必要性、緊急性及び設置の効果を勘案するなど総合的に判断し、公安委員会が必要性の高い箇所から設置しております。  平成29年度及び平成30年度の信号機の設置実績につきましては、新たに設置された信号機はなく、一時停止標識につきましては、平成29年度には8本、平成30年度、現時点では5本というふうに警察より伺っております。 228 ◯1番(高瀬充子君) それでは次に、平成29年度、30年度についてカーブミラーの新たな設置数を都市創造部長に伺います。 229 ◯都市創造部長(堀 英人君) 平成29年度には24カ所、今年度は11月末現在で22カ所に新たに設置しております。 230 ◯1番(高瀬充子君) それでは、全市的に事故が起きた地点での再発防止策は講じられたのか、副市長に伺います。 231 ◯副市長(村田芳朗君) 高岡市内の交通事故発生状況についてをまず申し上げますと、平成29年の1年間では発生件数が685件となっております。これは平成19年と比べまして436件の減少でございまして、傾向としては大きく減少しております。また、ことしにおきましても昨年と比べ減少傾向にあるというところでございます。  こうした中で、高岡市ではこれまでも交通事故防止対策を推進してきておりまして、ソフト面の対策では、例えば前年と比べまして交通事故の発生が多い地域について交通安全教室や街頭キャンペーンを重点的に開催するなど、交通安全思想の普及啓発に努めております。また、ハード面では、交通事故防止を図るためのカーブミラーの設置や道路標示の整備などを行っております。とりわけ交通死亡事故など重大な交通事故が発生した箇所におきましては、警察と十分な協議を行いまして視線誘導標示や減速標示の整備など、適切な対策を実施しているところでございます。  また、警察におかれては、交通事故が発生いたしました場所におきまして交通取り締まりの強化を行っていただいておりまして、今後とも警察や交通安全協会など関係機関、団体と情報交換や連携を密にしまして効果的な交通安全対策の推進に努めてまいりたいと考えております。 232 ◯1番(高瀬充子君) それでは、高齢者の事故がふえていると聞いています。高齢者事故防止の啓蒙などについての取り組みを市民生活部長にお尋ねします。 233 ◯市民生活部長(森田充晴君) 本市では、警察や交通安全協会など関係機関、団体と連携して、高齢者を対象とした交通事故防止対策に取り組んでおります。  具体的には、運転者を対象とした対策としましては、運転者の方自身に身体機能や認知機能の低下を自覚してもらうことで安全運転につなげていただくため、実車走行体験や適性検査などを内容とした交通安全教室を開催しております。  歩行者を対象とした対策につきましては、公民館などでの交通安全教室のほか、高齢者宅を一軒一軒訪問するふれあい訪問活動や、スーパーマーケットなどにおいて街頭キャンペーン活動を行い、その際に反射材等を交付して交通事故防止を呼びかけております。  また、自転車の利用者を対象とした対策としましては、交通ルールの定着やマナーの向上を促進するため、高齢者自転車大会を開催しているところでございます。  本市としましては、今後も交通安全教室などを通じまして高齢者の交通事故防止対策に取り組んでまいりたいと考えております。 234 ◯1番(高瀬充子君) 交通安全最後に、未来を担う子供たちの学校現場における交通安全教育の取り組みの方針を教育長に伺います。 235 ◯教育長(米谷和也君) 交通安全教育は命にかかわることでありますことから、交通事故の防止に関する体育や保健体育の授業、健康で安全な生活に関する学級活動など、学校の教育活動全体を通しまして繰り返し指導を行っております。  また、入学時における交通安全教室や中学校における自転車指導をはじめ、警察やPTA、学校安全パトロール隊等とも連携しまして交通安全教育の充実を図っております。引き続き、安全で安心な習慣づくり、教育の充実に取り組んでまいります。 236 ◯1番(高瀬充子君) 安全についてよろしくお願いします。  それでは次に、財政再建、公共施設再編に関連して伺います。  まず、財政再建を理由とした住民負担増、とりわけ使用料、手数料の見直しは市民の理解を得られるのか、市長にお尋ねします。 237 ◯市長(高橋正樹君) 使用料、手数料等などの見直しなどに関連いたしましたお尋ねですが、行政サービスを持続的に提供していくためには、利用者に応分の負担をしていただき、利用しない方との負担の公平を図ることや、統一的な考え方で受益者負担と税負担の適正化を図る観点は欠かせないものと考えておりまして、不断、絶えることのない見直しが必要であると考えております。  見直しに当たりましては、過度な住民負担増とならないよう配慮するとともに、施設に係る経費などをわかりやすく、いわゆる見える化してまいりまして、利用者をはじめ市民の皆様の御理解を得てまいりたいと存じます。 238 ◯1番(高瀬充子君) それでは、総務部長に伺います。  9月定例会の答弁で「2倍近くまで上がることはない」という答弁がありましたが、これに対し市民から驚きの声がありますが、見解を伺います。 239 ◯総務部長(二塚英克君) 使用料、手数料の見直しに当たりましては、共通の算定方法に基づいて料金を算出することといたしまして、その中では近隣都市とのバランスに配慮するとともに、過度な住民負担増とならないように配慮しながら料金を設定してまいりたいと考えているところであります。 240 ◯1番(高瀬充子君) では、なぜ、こういう状況を生んだのでしょうか。受益者負担増をやめて、大型道路建設や大きな市債を伴う大型事業の見直しをすべきではないでしょうか。市長に伺います。 241 ◯市長(高橋正樹君) 本市の財政状況でございますが、扶助費等の社会保障関連経費や公債費に加えまして施設の維持管理費などが増加傾向にございます。一方、一般財源収入はほぼ横ばいの状況でございます。加えて、全国的な人口減少や少子・高齢化という構造的な地域社会課題に直面しております。  そういう中で、時代のニーズに応じた行政サービスを提供してまいりますためには、施策、事業の選択と集中が必要でございます。緊急プログラムでは、受益者負担の原則の徹底ということだけではなく市債発行額の抑制という観点も掲げておりまして、持続可能な財政運営に向けまして、市民の皆様に御理解、御協力をいただきながら着実に取り組んでまいる所存でございます。 242 ◯1番(高瀬充子君) 次に、福祉行政について伺います。  まず、児童虐待についてです。  今年度を振り返って虐待防止の取り組みの成果を福祉保健部長にお尋ねします。 243 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) 今年度、保育園などの保護者と関係機関へチラシ、リーフレットの配布をしたほか、市の広報紙への記事の掲載など、児童虐待防止の啓発活動を行ったところでございます。市民の皆さんへの一定の社会的関心の喚起につながったものと考えております。  また、10月22日には富山県警と情報共有するための協定を締結したことにより、さらなる連携の強化を図り、児童虐待が疑われる家庭への早期対応が可能となったところでございます。 244 ◯1番(高瀬充子君) では、よろしくお願いします。  次は、ひきこもりについてです。  ひきこもりにはいろんなケースがありますが、近年ではひきこもりも長期化・高齢化傾向にあると言われています。  まず、関係機関と連携してまずは実態調査ができないか、福祉保健部長にお尋ねします。 245 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) ひきこもりに関する実態調査は、全国や県レベルでの比較が可能な共通の方法で行われるべきと考えております。  現在、内閣府において、全国の満40歳から満64歳までの無作為に抽出した5,000人及びその家族を対象として、外出に関する項目を含む「生活状況に関する調査」を実施しております。高岡市では、その調査結果を参考に対策面に生かすこととしております。  また、本市における実態調査の実施につきましては、県や近隣市町村の動向を見ながら検討してまいりたいと考えております。 246 ◯1番(高瀬充子君) 岡山県総社市では、社会福祉協議会が関係機関を巻き込んで支援に取り組んでいます。関係機関との連携の取り組みによる実績を福祉保健部長に伺います。 247 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) 関係機関との連携の実績数については、個人が特定されるおそれがあることから公表を控えておりますことに御理解いただきたいと思っております。  なお、窓口等での相談を受けた個別ケースについては、本市で継続的に相談を受ける方々のほか、より専門的な相談が必要であれば県ひきこもり地域支援センターや高岡厚生センターを紹介し、また同じ悩みを持つ家族との交流を望まれるのであればその家族会を紹介するなど、必要な支援機関等へつなげております。 248 ◯1番(高瀬充子君) ひきこもりに対する市の体制の強化を求めますが、福祉保健部長に見解をお尋ねします。 249 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) ひきこもりの原因や本人、家族の抱える状況はさまざまでございます。個別事案は単独課の対応だけではなく、その状況に応じて関係課との連携体制を現在とっております。  今後とも、本人、家族との信頼関係の築き方など、ひきこもり対応に関するノウハウを積み上げながら関係課の一層の連携強化に努めてまいりたいと考えております。 250 ◯1番(高瀬充子君) 次は、交通弱者対策についてです。  コミュニティバスの廃止には、依然として市民の批判が強いものがあります。  そこで、市民の声を吸い上げるためにアンケートなどの努力をすべきではありませんか。市長政策部長に見解を伺います。 251 ◯市長政策部長(福田直之君) 本市が推進しております市民協働型の地域交通システムの導入に当たりまして、アンケートという形ではございませんが、地域ごとの公共交通の現状や、あるいは御利用される方々の目的、年齢層などの実情に応じまして地域の方々の声をしっかりとお聞きしながら取り組んできておるところでございます。  今後とも、地域課題の解決に向けまして、自治会役員の方をはじめとした地元の方々と、市から御説明あるいは御提案申し上げる場などを通じまして、丁寧にお話し合いをしながら着実に進めてまいりたいと考えております。 252 ◯1番(高瀬充子君) では、地域バス、地域タクシーについて、今までも普及するということを伺っていますが、計画についてはいかがでしょうか。市長政策部長に伺います。 253 ◯市長政策部長(福田直之君) 本市におきます市民協働型の地域交通システム、地域バス、地域タクシーなどの導入につきましては、地域におけます合意形成が重要であると思っておりまして、行政が整備計画などでもって推し進めるのではなく、支援制度でもって地域の実情やニーズに応じまして柔軟に対応していくことが大切であると考えております。  今後とも、対象となる地域住民の方々に、市から御提案する場などによりまして十分に御理解を深めていただけるよう、制度の周知並びに普及に努めてまいりたいと考えております。 254 ◯1番(高瀬充子君) 次に、第6の質問に行きます。  日本遺産に追加認定された「北前船寄港地・船主集落」を生かした観光振興について伺います。  本年、追加認定されました「北前船寄港地」について、私も秋元家の望楼から北前船資料館の伏木の町並みを眺めてまいりまして近世、近代の伏木に思いをはせてまいりましたが、魅力を知らせる情報発信は進んでいるでしょうか。市長政策部長にお尋ねします。 255 ◯市長政策部長(福田直之君) 「北前船寄港地・船主集落」のストーリーの魅力発信につきましては、全国38自治体で構成されております北前船日本遺産推進協議会におきまして、このストーリーの全体の魅力並びに個別の寄港地の魅力をそれぞれ紹介するガイドブックやウエブサイト、PR動画の制作を進めてきておりまして、今年度中に完成する予定でございます。  また、市単独におきましても、本市における北前船の歴史や構成文化財を紹介する約30分のテレビ番組を制作いたしまして、本年10月、県内全域を対象に放送したところでございます。今後とも、多くの方々に高岡にお越しいただけるよう、情報発信に努めてまいりたいと考えております。 256 ◯1番(高瀬充子君) 引き続いて、県内他市との連携を進めてはいかがでしょうか。市長政策部長に伺います。 257 ◯市長政策部長(福田直之君) 「北前船寄港地・船主集落」の日本遺産につきまして、県内では高岡市と富山市が認定を受けております。本年9月に高岡市で開催いたしました日本遺産サミットでは、富山市などと連携いたしまして物産販売あるいは展示ブースを設けまして北前船のストーリーのPRを行ったところでございます。  また、北前船日本遺産推進協議会として、今年度、広域観光周遊ルートの造成を行ってきておりまして、本市といたしましても富山市と連携して、両市の観光資源を生かした周遊ルートとなるよう取り組んでまいりたいと考えております。 258 ◯1番(高瀬充子君) では最後に、消費税増税の中止について伺います。  消費税が8%に増税になって4年半が経過しましたが、地域経済や市民生活への影響をどう見ておられますか。総務部長に伺います。 259 ◯総務部長(二塚英克君) 内閣府の月例経済報告によりますと、消費税率が8%になった平成26年の4月以降から現在までの間、北陸地域における完全失業率は低下傾向にあるほか、有効求人倍率は上昇傾向にあります。また、個人消費においては、いわゆる駆け込み需要の反動で消費税率見直し直後は一時的に落ち込んだものの、その後は堅調に推移しているところであります。  このように、消費税率の改定以降における景況を示す各種指数の中でこうした上振れのものが見受けられるところであります。しかしながら、景気などの変動はさまざまな要因によるものでありまして、消費税改定のみを捉えて影響を評価することは困難であるというふうに考えております。 260 ◯1番(高瀬充子君) それでは、市内中小企業への影響はどうであったのか、産業振興部長にお尋ねします。 261 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 市内の事業所を対象とした高岡商工会議所の地域経済動向調査によりますと、平成26年4月の消費税率8%への引き上げ前後における売上高の対前年同期比DI、いわゆる景気動向の指標の一つである景況感を示す指数は、消費税引き上げ前の駆け込み需要による上昇と引き上げ後の影響と思われる一時的な落ち込みは確認できました。  しかしながら、平成26年度第4・四半期(平成27年1月から3月)以降のDIは、平成27年3月の北陸新幹線開業の効果もあり、それまでの一時的な落ち込みも落ちつき、現在は消費税率の引き上げ前と同水準となっております。 262 ◯1番(高瀬充子君) 最後に、市長に伺います。  私は、市民から「今でさえ年金が下がる一方で、消費税増税で生活は大変」、建設業の方は「消費税増税に向け駆け込み需要があるが、人はふやせない。増税後、反動も起こるだろうと人も雇えない」という声を伺っています。期間限定ポイント還元、キャッシュレス化をして中小企業の生産性を高めるプレミアム商品券など、ややこしい消費税対策費用が今2兆円を超えるという報道もあります。景気が心配だから増税分を戻すくらいなら、いっそ増税にしなければいいではないのでしょうか。  日本共産党は、過去最高に膨れ上がった年間5兆円を超える防衛費を削減し、大企業が負担している法人税の実質税率は10%なのに対して中小企業の負担する実質税率は18%という不平等感を改めることで大企業の法人税を中小企業並みにし、富裕層ほど恩恵を受ける証券優遇税制を是正することにより、消費税増税は必要ないと提案しています。消費税増税を中止するよう国に要請すべきと考えます。見解を市長にお聞きします。 263 ◯市長(高橋正樹君) 消費税につきまして、さまざまな御議論があろうかと思いますけれども、本市はもとより各自治体におきまして、厳しい財政状況の中、子ども・子育て等の社会保障の充実のための施策に全力を挙げて取り組んでいるところでございます。今後も社会保障関係費の増嵩は避けられないところであります。これらのことを踏まえまして、その財源として消費税率の引き上げを確実に行う必要があると考えております。  消費税率の引き上げにつきましては、消費税法の一部改正により施行日が既に決定されております。施行に当たりましては、国において、地方経済を含め社会経済情勢への影響や国の財政状況等を総合的に十分考慮して実施されるものと考えております。 264 ◯1番(高瀬充子君) 先日ですが、今議会中ですけれども、消費税増税中止を求める市民からの請願が出されております。この声を受けとめていただくことを私は切にお願いを申し上げまして、私の一般質問とさせていただきます。  ありがとうございました。 265 ◯議長(狩野安郎君) 高瀬充子君の質問が終わりました。  これをもちまして、一問一答方式による一般質問、質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議 案 の 委 員 会 付 託 266 ◯議長(狩野安郎君) ただいま議題となっております議案第111号から議案第134号までの各議案は、お手元に配付してあります議案審査付託表(第6号)のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               請  願  の  上  程 267 ◯議長(狩野安郎君) 次に、日程第2 請願第4号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               請 願 の 委 員 会 付 託 268 ◯議長(狩野安郎君) ただいま議題となっております請願第4号につきましては、お手元に配付してあります請願文書表(第3号)のとおり、議会運営委員会に付託いたします。
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               休             会 269 ◯議長(狩野安郎君) お諮りいたします。  来る19日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 270 ◯議長(狩野安郎君) 御異議なしと認めます。  よって、来る19日は、休会とすることに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               次 会 の 日 程 の 報 告 271 ◯議長(狩野安郎君) 次に、議会の日程を申し上げます。  次回の本会議は、来る20日定刻の午後1時より再開し、諸案件の審議を行います。  また、来る17日は、午前9時より代表者会議を、午前10時より民生病院常任委員会を、午後1時より産業建設常任委員会を、来る18日は、午前9時より議会運営委員会を、午前10時より総務文教常任委員会をそれぞれ開催いたします。  なお、本日、本会議終了後、議会運営委員会を開催いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               散             会 272 ◯議長(狩野安郎君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これで散会いたします。  御苦労さまでした。   ────────────・─────────────・────────────                                 散会 午後2時46分 Copyright © Takaoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...