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  1. 高岡市議会 2018-09-05
    平成30年9月定例会(第5日目) 本文


    取得元: 高岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-22
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 開議 午前10時00分   ────────────・─────────────・────────────               開             議 ◯副議長(福井直樹君) 皆さん、おはようございます。これより、本日の会議を開きます。  なお、議長にかわりまして私がその職務を行いますので、よろしくお願いを申し上げます。  本日は、議場内で上着を脱ぐことを許可いたします。ただし、登壇される際には上着を着用願います。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程(第5号)のとおりでございます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  題  の  宣  告 2 ◯副議長(福井直樹君) 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第100号から議案第109号まで、認定第1号及び認定第2号を議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            一括質問・一括答弁方式による一般質問、質疑 3 ◯副議長(福井直樹君) これより、各議員による市政一般に対する質問並びに提出議案に対する質疑を行います。  通告に従いまして、発言を許します。14番 吉田健太郎君。       〔14番(吉田健太郎君)登壇〕 4 ◯14番(吉田健太郎君) おはようございます。  本日は、高岡市議会一般質問の3日目という歴史的な場に立たせていただくことができました。今後もより多くの議員の積極的な発言を通じて、より多くの市民の皆様の声が市政に反映されるよう、当局におかれましてはより前向きな御答弁となることを心より御期待申し上げます。  それでは、今次9月定例会に際しまして、さきに提出した通告に従い私の一般質問を始めさせていただきます。  初めに、先般の大阪府北部地震、平成30年西日本豪雨、台風21号、そして北海道胆振東部地震において、犠牲となられた方々に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げるものでございます。  一体本年は、冬の豪雪に始まり、この夏の猛暑、台風、そして地震と自然災害が猛威を振るう年となっております。くしくも、平成最後の年にして余りにも大きな自然災害が相次いだ平成という時代を象徴するかのような年と言えるかと思います。こうした各地の天災を見聞きするにつれ、我が身、我が家族の、そして我が地域の安全・安心を確保するということが、日々の暮らしの上でいかに大切なことかということを痛感させられております。
     そこで最初の項目として、この市民生活の根幹をなす安全・安心について伺ってまいります。  初めに、土砂災害対策について伺います。  本市におきましても、先月31日の大雨、今月4日の台風21号接近時には大雨、洪水など各種警報が発令されるとともに、土砂災害の危険がある地域にはそれぞれ避難勧告や避難準備・高齢者等避難開始が発令されました。大雨、台風による被害は浸水や土砂災害によるものなどがありますが、今回は特に土砂災害を警戒したものとなりました。急傾斜地など、いわゆる土砂災害警戒区域に住む住民の皆さんにとっては、我が地域はどれほど危険なのか、また日ごろからのハード面での対策が重大な関心事となっております。  そこで1点目の質問として、現在の土砂災害警戒区域の指定状況をお聞かせください。また、その対策状況はどうなっているのか、お示し願います。  土砂災害といえば、本年4月、大分中津市で発生した大規模な山崩れでは、直近の数日にまとまった雨は降っておらず、土砂災害は必ずしも大雨や地震で発生するものではないということを認識させられました。地盤工学の専門家によれば、この山崩れは、その地域の特徴である地下水のたまりやすい崩積土の地盤であることや、地盤の風化が要因として推測されておりましたが、ふだん目にすることのない地盤についても注目が集まっており、我が地域はどうなのかといった声も聞かれるところでございます。  そこで2点目の質問ですが、土砂災害警戒区域の現状の総点検を実施するべきと考えますが、見解をお示しください。  今回、避難勧告が発令された8月31日、避難準備・高齢者等避難開始が発令された今月4日の両日は、私も消防団として、地域の警戒や高齢者の方が避難されるときの介助をお手伝いさせていただきました。避難所には、自主的に避難されてきた方たち、さらにはひとり暮らしの高齢者の方の避難を介助する民生委員の方などもおられ、地域を挙げて防災に当たる姿に頭が下がる思いでした。また、避難所開設に当たっては、市職員の皆様の夜を徹した献身的な取り組みに敬意を表するものでございます。  今後も、災害時にはより速やかな地域住民の皆さんの適切な防災、減災のための行動がとれるよう情報の伝達には一層の工夫が望まれるものであり、かつ、災害時に自分は、我が家は、そして地域はどう行動するかという、いわゆるタイムラインがそれぞれに策定されていることが望まれます。例えば、災害時に必要な避難用品のチェックリスト、避難先やその避難ルート、とるべき行動を記入できるフォーマットを作成、活用を促すなど、おのおののタイムラインを策定することを推進することも必要かと考えます。  そこで3点目の質問ですが、警戒区域に住む住民が、土砂災害発生時に適切な避難行動がとれるよう、さらなる積極的な周知の取り組みについてお聞かせください。また、地域、個人におけるタイムラインの策定を推進するべきと考えますが、見解をお聞かせ願います。  次に、安全・安心の2点目、豪雨災害対策について伺います。  平成24年に発生した豪雨災害を受けて、本市では速やかに緊急浸水対策行動計画が策定され、被害に遭った地域を中心に浸水対策が推進されております。そのためもあってか、ここ数年、大規模な床上・床下浸水などの被害が発生していないことは大変喜ばしいことと受けとめております。  その上で、計画の対象外となっている地域にあっても、大雨のたびに道路が冠水し、あわや床下浸水となるような地域は各地に存在しております。こうした地域の側溝整備は地域住民の強い要望となっております。  そこで、この項1点目の質問として、道路冠水対策のための側溝整備の進捗状況をお聞かせください。  浸水被害を食いとめるため、河川や道路側溝の流下・排水能力を維持していくことも重要な対策であると考えます。地域の道路側溝に関しては、地元住民によって定期的ないわゆるえざらいが行われておりますが、規模の大きくなる河川や側溝の暗渠部分などには手が届かず、しばしば浸水被害をもたらす要因ともなっております。  そこで2点目の質問ですが、河川、暗渠のしゅんせつを定期的に実施するべきと考えますが、見解をお示しください。  さて、本年6月の大阪府北部地震においては、小学校のプール横のブロック塀が倒壊し、小学生1人が犠牲となる大変痛ましい事故がございました。倒壊した壁は、もともとあった高さ1.9メートルの壁の上に、目隠し目的でブロックが8段分、約1.6メートル積み上げられた部分だったため、建築基準法施行令により定められたブロック塀の高さ基準2.2メートル以内をはるかに超えていた上に、高さ1.2メートル以上のブロック塀に設置が求められている控え壁もないというものでした。  このことを受けて、本市でも公共施設におけるブロック塀の総点検を行い、必要な箇所には速やかな対応がとられるとともに、今議会でも安全対策のための補正予算が計上されております。  このように、公共施設における安全対策はスピード感を持って対応していただいておりますが、例えば各地の通学路においても、倒壊の危険性のある民間によるブロック塀がある地点も点在しております。既に自主的に安全対策を施している企業などもあり、自治体によっては撤去などの費用を助成するところもあるようですが、本市としても安全対策の第一歩として民間のブロック塀に対する対応も必要ではないかと考えております。  そこで、安全・安心の3つ目の項目として、民間のブロック塀の安全点検も呼びかけるべきと考えますが、見解をお聞かせください。  次に、健康たかおか輝きプラン(第2次)について伺います。  本市では、「住み慣れた地域で、健康で、安心して生活を送ることができる環境を整えるため」の健康増進計画として、平成15年3月に高岡いきいき健康プラン21、平成25年3月に健康たかおか輝きプランが策定され、市民が健やかで心豊かな生活が送れるよう健康づくりの総合的な取り組みが推進されてまいりました。  この間、本市の状況として、国やを上回って高齢化が進み、平成29年4月時点の65歳以上の高齢者の割合は32.1%となっております。その一方で出生数は、高岡いきいき健康プラン21策定時の平成15年に比較し、近年では約2割減少しており少子・高齢化が進んでおります。  また、平成23年から28年において本市の平均寿命と健康寿命はともに延びているものの、健康寿命の延びは平均寿命の延びに比べて、男性は少なく、女性は同程度となっております。さらには、がんや糖尿病等の生活習慣病を持つ人が増加していることや、青壮年層で依然として好ましくない生活習慣が見られる等の課題があります。  これらを踏まえて、市民一人ひとりが生活の質を高め、健康寿命を延ばし、できる限り健康で自分らしい生活を送ることができる豊かで活力ある社会を実現、維持していくために、今後の重点取り組みを柱とした健康たかおか輝きプラン(第2次)が策定され、今年度より取り組みが実施されております。  前計画の輝きプランから重点的に取り組まれ、今次の第2次計画へも引き継がれた取り組みの一つに、地域社会における人と人のつながり、いわゆるソーシャル・キャピタルの中で健康増進を図っていくというものがありますが、健康づくりを共助の取り組みとして推進していく本市の特徴的な取り組みであると受けとめております。  そこでまず、この項1点目の質問ですが、ソーシャル・キャピタル構築に向けた取り組み状況をお聞かせください。  さて、このたび、とやま呉西圏域における健康づくり取り組みとして、個人の健康行動の記録や健康イベントへの参加などによりポイントが付与され、呉西6市の特産品がもらえる抽せんに応募できるとやま呉西圏域ポイントサービス事業が実施されることとなりました。あくまでも試験的な導入という位置づけなのかはわかりませんが、実施期間の短さや特典のインパクトの弱さは否めませんが、それでも、みずからの健康づくり取り組みが何らかの付加価値を生むということのこの事業には、今後の展開も含めて期待が高まるものであります。もちろん、本市の健康たかおか輝きプランとも方向性を同じくする取り組みであると考えております。  そこで2点目の質問として、とやま呉西圏域ポイントサービス事業の取り組みと連動させていくことが必要と考えますが、どのように生かしていくのか、見解をお示しください。  本プランの重点的な取り組みとしては、1、望ましい生活習慣の確立と生活習慣病の発症予防、2、生活習慣病重症化予防、3、住む人が健康になるまちづくりの3つが掲げられておりますが、私は、この3つ目の住む人が健康になるまちづくりに大きな魅力を感じているものでございます。これは、健康への関心が低い人や、関心があっても仕事や家事などで忙しく健康づくりに取り組めない人も、誰もが住んでいるだけで健康づくりが実践でき、豊かな生活を送ることができる健康なまち高岡を目指すというもので、まさにソーシャル・キャピタルの取り組みと言えます。  私は、この取り組みは、単に健康づくりのための取り組みにとどまらず、高岡に住めば誰でも自然に健康になれるということが内外に広まることで、本市のまちの魅力向上にも直結するものと考えております。  そこで3点目の質問として、住む人が健康になるまち高岡を目指した積極的な周知、取り組みを望むものですが、見解をお聞かせください。  最後の項目として、新たな観光素材の掘り起こしについて伺います。  本市には歴史的・文化的観光資源が豊富に点在しており、これらに丁寧に光を当てその魅力を発信していくことで、より広範囲の観光客を誘致できるものと考えております。さらに、自転車による回遊性の向上により、観光地へのスムーズな誘導とともに、サイクリングを楽しむことそのものも新たな観光資源となり得るものと考えます。  そこで、この項1点目の質問として、このたび新高岡駅を中心に実施されるレンタルサイクル事業の概要についてお聞かせください。  また、続いて2点目として、新高岡駅周辺の回遊性を高めるための自転車専用レーン整備の推進が必要と考えますが、その取り組みをお示し願います。  自転車でサイクリングを楽しみながら本市の多様な観光地を回るためには、より効率的に回るためのルート設定も必要と考えます。  そこで最後の質問として、西山歴史街道等市内全域サイクリング用モデルコースを設定してはと考えますが、見解をお聞かせ願いまして、私の一般質問とさせていただきます。  ありがとうございました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               答             弁 5 ◯副議長(福井直樹君) 当局の答弁を求めます。市長 高橋正樹君。       〔市長(高橋正樹君)登壇〕 6 ◯市長(高橋正樹君) 吉田議員の一般質問にお答えをいたしてまいります。  お尋ねのうち、私からは大きな柱2点目、健康たかおか輝きプランについてのうち、住む人が健康になるまち高岡を目指した取り組みについてのお尋ねにお答えをいたします。  近年、我が国の平均寿命は84.2歳、世界で第1位となりました。世界に例を見ない超高齢社会を迎えております。このような状況のもとにおいて人々が幸せを感じながら暮らしていくためには、健康であり続けること、健康寿命の延伸ということでございます。また、充実感や満足感を持って生活すること、生活の質の向上ということかと思います。この2点が重要でございます。これらを基本目標として、今年度からスタートしました健康たかおか輝きプラン(第2次)計画に基づきまして体系的な取り組みを進めてまいります。  このプランでは、1つに、望ましい生活習慣の確立と生活習慣病の発症予防、2つ目に、生活習慣病重症化予防、そして3つ目に、住む人が健康になるまちづくり、お話しのソーシャル・キャピタルを生かした健康づくりということでもございますが、この3つの柱を立てまして、がんの早期発見、糖尿病の予防、地域で取り組む健康づくりなどの施策を重点的に展開してまいりたいと存じます。さらに、これらを積極的に推進するため、健康づくり市民行動目標を具体的でわかりやすい健康たかおか10か条としてお示ししたところでございます。この10か条を多くの市民の皆さんに実践していただくよう、健康づくりボランティア団体や医師会、薬剤師会等医療関係団体と連携、協力いたしまして広く呼びかけてまいりたいと存じます。  特に健康への関心が相対的、比較的に薄いと言われております青壮年層への働きかけが重要であると考えておりまして、働く世代が加入している全国健康保険協会富山支部あるいは市内の企業が加入している高岡商工会議所等労働関係団体等の支援を得ながら、地域のソーシャル・キャピタルを生かして、市民お一人おひとりがそれぞれの健康づくりに取り組むよう努めているところであります。  これらの施策・事業展開を通じまして、住む人誰もが健康で豊かな生活を送ることができるまち高岡の実現を目指してまいる所存でございます。  私からは以上でございます。その他の質問につきましては担当の部局長からお答えをいたします。 7 ◯副議長(福井直樹君) 都市創造部長 堀 英人君。       〔都市創造部長(堀 英人君)登壇〕 8 ◯都市創造部長(堀 英人君) 私からは、大きな項目1つ目、安全・安心についての5点についてお答えいたします。  まず、土砂災害対策の1点目、土砂災害警戒区域の指定状況と、土砂災害への対策状況についての御質問でございます。  平成11年の広島における大規模土砂災害を契機として、その翌年に土砂災害防止法が制定されました。御質問の土砂災害警戒区域については、この法律に基づきが指定しているものでございます。  本市には、この土砂災害警戒区域が335カ所で指定され、そのうち住民に大きな被害を生ずるおそれのある224カ所が土砂災害特別警戒区域として指定されている状況であります。  一方、土砂災害の対策事業については、それぞれの法律に基づき指定されております区域のうち、急傾斜地崩壊危険区域砂防指定地地すべり防止区域のうち、公共施設や人家の集合する緊急性の高い箇所から順に対策を行っているところでございます。  今年度の対策事業として、事業では、急傾斜地崩壊防止対策が4カ所、砂防事業が5カ所、地すべり防止対策が1カ所で進められております。また、市事業では、急傾斜地崩壊防止対策を2カ所で実施する予定でございます。  次に、この項2点目、土砂災害警戒区域の現状の総点検の実施に対する見解についてお答えいたします。  本市では、土砂災害警戒区域の中でも、土砂災害発生の危険度が高く市民の生命や財産に危害が生ずるおそれのある箇所を中心に、や消防などの関係機関と合同で毎年6月に防災パトロールを行い点検を実施しているところでございます。  この防災パトロールでは、土砂災害に経験豊富な砂防ボランティア協会員も参加し、専門的な知見を持って点検をしているところであります。  次に、この項、豪雨災害対策についての1点目、道路冠水対策のための側溝整備の進捗状況についてお答えいたします。  道路冠水対策としての側溝整備については、平成24年度の豪雨により被害が発生した16地区のうち、これまで15地区を完了したところであり、残りの1地区については来年度に完了する予定であります。  これら16地区のほか、新たに要望を受けた地区のうち、側溝整備により被害の改善が見込まれる地区についても順次整備に取り組んでいるところであります。  続きまして、この項2点目、河川、暗渠のしゅんせつを定期的に実施することへの見解についてお答えいたします。  河川のしゅんせつや道路暗渠の清掃は、豪雨の際、家屋の浸水あるいは道路冠水の防止や軽減に一定の効果があると考えております。  まず、河川のしゅんせつについては、土砂等の堆積により河道が狭くなり、洪水の危険性も高まることから重要であると考えております。このため、河川パトロールや住民からの情報を参考にし、緊急度に応じ順次実施しているところでございます。  また、道路暗渠については、道路のパトロールや自治会等からの通報を受け清掃を実施しているところでございます。  今後も、河川のしゅんせつや道路暗渠の清掃については、パトロール及び住民からの情報をもとに、必要に応じて対応してまいります。  次に、この項3点目、民間のブロック塀の安全点検の呼びかけに関する見解についてお答えいたします。  ブロック塀の安全点検については、建築基準法に基づき、塀の高さや厚さ、控え壁の有無などの項目を示しましたチェックリストを市のホームページや広報紙、市役所1階の電子掲示板へ掲載等を行い、周知に努めてきたところであります。さらに、安全点検の啓発ポスターやチラシの作成及び地区公民館への配布、自主防災組織への出前講座での説明なども行っております。  引き続きこれらの周知を継続していくとともに、本市に相談等があった場合は適切に助言してまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 9 ◯副議長(福井直樹君) 総務部長 二塚英克君。       〔総務部長(二塚英克君)登壇〕 10 ◯総務部長(二塚英克君) 私からは1点、大きな項目1つ目の安全・安心についてのうち、土砂災害対策についての3点目、警戒区域に住む住民に積極的な周知の取り組み。そして、地域、個人におけるタイムライン策定の推進についてお答えいたします。  避難勧告を発令する際には、現在、市の防災情報メール防災行政無線ホームページ、消防本部、消防団による広報車、連合自治会への電話連絡、ケーブルテレビ、ラジオなどを活用して市民の方々に周知しているところであります。  市といたしましては、事前の対策として、市民の方に土砂災害警戒区域にある地域かどうかなどのリスクを認識してもらい、避難勧告を発令する場合にどのような行動が必要かも含め啓発をしてまいりたいと考えております。  いつ、誰が、何をするかに着目し、防災行動を整理したタイムラインを地域、個人で策定していただくには、地域、個人の年齢、体力を勘案し、それぞれの避難のタイミングに合わせた計画づくりを行う必要がございます。  市といたしましては、タイムラインのひな形をホームページに公開し、出前講座などを通じて周知を図るなど、策定を推進してまいりたいと考えております。  私からは以上です。 11 ◯副議長(福井直樹君) 福祉保健部長 吉澤 実君。       〔福祉保健部長(吉澤 実君)登壇〕 12 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) 私からは、大きな項目の2つ目、健康たかおか輝きプランについての2点についてお答えいたします。  まず1点目、ソーシャル・キャピタル構築に向けた取り組み状況についてお答え申し上げます。  ソーシャル・キャピタルとは、人々のつながりやきずながもたらす地域力のことでございます。この力が強い地域ほど支え合いや健康づくり活動が活発となり、そこに住む人たちの健康度が高くなると言われております。  高岡市ではソーシャル・キャピタルを高めるために、おおむね小学校区を圏域としたあっかり福祉ネットを組織し、支え合いの体制づくりを進めております。保健分野では、健康づくり推進懇話会の主催による歩こう会や健康教室などを実施し、地域住民の健康増進や世代間交流を推進しております。また、母子保健推進員による子育て支援活動、食生活改善推進員による食育活動、ヘルスボランティアによる運動普及活動なども活発に行っているところでございます。  今後とも引き続きソーシャル・キャピタルを高めるため、あっかり福祉ネットを活用し地域ぐるみの活動を推進して、市民の保健、福祉の増進に努めてまいりたいと考えております。  2点目、とやま呉西圏域ポイントサービス事業取り組みとの連動についてお答えいたします。  本年10月から開始するとやま呉西圏域ポイントサービス事業は、健康づくりに関心が高い人だけでなく、多くの市民が楽しみながら健康づくりに取り組むことを目的としており、そのきっかけとして、運動の実施や禁煙、健診の受診など、個人の健康づくり取り組みに対しポイントを付与する事業でございます。  高岡市では、健康たかおか輝きプランを策定し、望ましい生活習慣の確立と生活習慣病の発症予防を重点取り組みとして、運動習慣を持つことや食生活改善、禁煙などの健康づくりに取り組むことを啓発しております。  このことから、市民の方々にはとやま呉西圏域ポイントサービス事業への積極的な参加を推進し、プランの重点目標であるがん検診受診率の向上や運動習慣を持つ人の割合の増加、喫煙率の低下などの成果につなげていきたいと考えております。  私からは以上でございます。 13 ◯副議長(福井直樹君) 産業振興部長 川尻光浩君。       〔産業振興部長(川尻光浩君)登壇〕 14 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 私からは、大きな項目3番目、新たな観光素材の掘り起こしについて3点お答えいたします。  1項目め、レンタルサイクル事業の概要はについてお答えいたします。  本市のレンタルサイクル事業は、店舗や観光地が集中する中心市街地において、来街者の利便性と回遊性の向上を目的として平成17年8月より実施しております。  高岡駅や観光地周辺など5カ所のサイクルステーションにおいて事業を運営してきましたが、さらなるサービスの向上の一環として、今月11日より新高岡駅にもサイクルステーションを設置したところであります。あわせて、新高岡駅、高岡駅、山町筋防災施設の3カ所において、乗り捨てを可能とするサービスの実証実験も始めたところでございます。  2点目、新高岡駅周辺の回遊性を高めるため、自転車専用レーン整備の推進が必要と考えるが、取り組みはについてお答えいたします。  新高岡駅周辺は、国宝瑞龍寺やおとぎの森公園をはじめ、観光地、飲食店、お土産物屋が点在していることから、これらを自転車でめぐれば快適に回遊いただけるものと考えております。
     新高岡駅から瑞龍寺にかけては、瑞龍寺道という散策ルートを設け、カラー舗装等にて観光客を誘導しており、庁内ワーキンググループは、新高岡駅を起点とした短時間の周遊観光に適した周遊マップを作成し、新高岡駅観光交流センターで提供しております。  新高岡駅周辺にある各施設が点在していることや、昨年度より取り組んでいるレンタルサイクル利用者の行動分析では、移動パターン、ルートがさまざまであることから、周遊ルートの提供による自転車利用の利便性のよさや楽しさをアピールしていくことが肝要であると考えております。  今後もレンタルサイクル利用者の動向を注視し、自転車専用レーンの整備も含めた多様なサービスの提供について広く検討してまいりたいと考えております。  3点目、西山歴史街道等市内全域サイクリング用モデルコースを設定してはと考えるが、見解はについてお答えいたします。  市内を通るサイクリングコースとしては、が富山湾岸サイクリングコース、田園サイクリングコースを設定しており、富山湾岸サイクリングやあいのかぜジェントルライドといったイベントにて活用され、外からも多くの参加があると伺っております。  サイクリング愛好家は、自身の体力や趣向に応じ好みのコースを楽しんでおられ、市としては、これらの人々にどのような環境が提供できるか研究してまいりたいと考えております。自転車ならではの視界や景色を楽しみながら、新たな高岡のまちの魅力を発見していただければと考えております。  また、平成25年度から整備が進められている西山歴史街道にある観光資源や多くの文化財に新たに光が当てられたことで、広く市民の皆様に知っていただく機会ともなりました。本市の新たな観光素材として十分なり得るものとも思っており、市の観光ホームページで周知し、サイクリングも楽しんでいただけるエリアとして発信してまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 15 ◯副議長(福井直樹君) 8番 中村清志君。       〔8番(中村清志君)登壇〕 16 ◯8番(中村清志君) おはようございます。自民同志会の中村です。  この夏の猛暑の中育った作物がまさに今収穫のとき、その恵みに感謝の意味を込めたお祭りが、9月23、24日に開催される福岡のつくりもんまつりと中田のかかし祭りであります。関係の皆さんには、急ピッチで今作品の仕上げにかかっているころと推察し、感謝申し上げます。ともに、市内外多くの方に来場をいただけることを願っております。  それでは、私から、通告に従いまして5項目11点の質問をさせていただきます。  一般質問初日に角田議員より同質問がありましたが、私自身、昨年11月に議員という任を受けて以来、市民の方から比較的相談が多かった内容でしたので、同じく空き家対策について取り上げさせていただきます。  総務省住宅・土地統計調査方式による平成25年の国勢調査をもとに抽出した推計による空き家、つまり総住宅数から居住のある住宅数を引いた数値で計算するところの本市の空き家は、1万を超える数値になっています。実に空き家率は14.7%と驚きの数値です。その中でも、賃貸用の住宅を除く一戸建て住宅に空き家の比率が増加していることを鑑みると、不動産市場や地域において情報がしっかり流通し切れていないという状況がうかがわれます。空き家・空き地バンクの登録件数が少ないことについてはさきに御答弁いただきましたが、空き家利活用についての少なさもあわせ、行政の責務はどこまでかというもどかしい結果となっています。  今後、人口減少が見込まれ、ひとり世帯や高齢者の単身世帯がふえることがさらに空き家の発生につながることを考えると、その利活用数に増加数が到底追いつかないものと推測されます。  所有者の意識啓発が図れていない、活用や処分についての意向も不明など困難な部分は多々ありましょうが、1点目の質問として、今後、空き家等の数がさらに増加し問題の長期化が懸念される中、既存施策の課題について見解をお伺いします。  他では、脱獄者が空き家に身を隠すといった事件も起こり、調査へのニーズが高まる機運にあります。保安上の危険が伴う、衛生上有害となるおそれがある、また地域においても著しく景観が損なわれるという状態にある空き家については、周辺住民の生活にも大きな不安をもたらしています。  そういった状態のものを特定空家等の定義に当てはめ認定することにより、所有者の責務を高めることや、所有者に対しより適切な措置を講ずることができると思われます。  2点目の質問として、特定空家等に該当する住宅を把握する調査を進め、現場にとって速やかな対応することで周辺の生活環境保全を図るべきと考えますが、見解をお伺いします。  個人所有、個人責任の不動産ゆえに地域からも声を出しにくい部分に、行政として少し手を差し伸べていただきたいというふうに考えます。  続いての項目は、有害鳥獣対策について3点の質問です。  人口減少や高齢化などの影響で野生動物がふえ、奥山の果実や樹皮にとどまらず、里山に下り農産物を食い荒らすまでに被害が拡大している実情が全国的にも報じられています。  本市においては、特にイノシシが山合いの田畑に侵入する被害が年々増加し、個体数についてもここ数年で倍増しているようであります。人里のほうがよい餌があることを学習しているのか、昨今は、これまでに実際に目撃されたことがないエリアにイノシシがあらわれるようになりました。こんなまちなかにもという驚きだけでなく、恐怖感が湧いてきた方も少なくないと思われます。  幸いにしてまだ対人被害が発生していないものの、山合い集落のみならず全市民が万が一の際に落ちついた行動をとれるように、相手のことを正確に知ることは必要です。同様な状況にあるほかの自治体においても、生息環境管理情報や生態、特徴を記したパンフレットなどを活用し、地域ぐるみの対策の重要性を講じておられます。  そこで、本市においても市民向けにイノシシ対策マニュアルを配布するなど、農業支援だけでなく、まちなか被害防止に向けての施策も必要と考えますが、見解をお伺いします。  有害鳥獣の個体数、目撃情報がふえる中で、電気柵の整備など中山間地の方々の血と汗がにじむ作業努力により、農産物の被害額は横ばいに抑えられているようですが、一方、捕獲・駆除数については行き詰まり感が漂う実情です。高岡広域エコ・クリーンセンターへの処理持ち込み数も、受け入れの条件が厳しいせいでしょうか、個体数に対し比例増しているとは言えません。  全国的には、遠隔操作による捕獲方法の開発を進めたり狩猟技術の向上に取り組んだりと、現場に合わせたさまざまな工夫がなされているようです。  本市では、実働を担っていただいた有害鳥獣捕獲隊が抱える後継者育成などの課題直面や、個々人の自助努力、ボランティアでは限界ありという実情を踏まえて、本年4月より、補正予算が計上され鳥獣被害対策実施隊を新たに組織し、国の指針に基づいたシフト転換を行っています。  そこで2点目の質問として、期待の高いこの高岡市鳥獣被害対策実施隊の今後の施策展開についてお聞かせください。  重ねて、鳥獣捕獲後の解体処理施設の問題や、6次産業とも言える食肉処理加工の整備・販売経路確立問題などについても、国の交付税措置をもって経費負担が図れるはずです。  そこで、この項最後の質問として、捕獲後の処理に苦慮する現実と、進まないジビエ振興の打開策として、地域に運営法人の設立などを働きかけてはとお問いかけします。  飽食の時代、イノシシ等にとって十分餌となるものを、人は平然と捨てているこの現状を踏まえながら、環境問題に質問を移します。  異常気象により各地で大きな被害を受けている昨今のありさまは、人が従来の自然環境を壊し続け地球温暖化へと歩んでしまったことが一つの原因であると言われています。海の汚染につながるマイクロプラスチックの漂流問題が昨年あたりから大きく取り上げられるようにもなりました。  このような形で次世代の子供たちに負の遺産を残すことは、非常に心苦しいところです。せめて日常生活の中でできることを市民一人ひとりが取り組んでいくべきと考えます。  環境に関する啓発、環境学習、企業の社会的責任活動を充実させ、自発的に行動を起こすことなどを図った高岡市環境基本計画(第2次)ですが、本年春からスタートしましたが、計画を進めるに当たっての決意をまずお聞かせください。  全的に循環型社会の実現に向け、廃棄物処理の観点から、リデュース、リユース、リサイクル、いわゆる3Rの推進が掲げられています。3R活動の中で優先順位の高いリデュース──つまり発生抑制ですね──は、商品を購入し、どう使うかという我々消費者の意識次第と言えるでしょう。資源を大切にし、資源に対する尊敬の念を3R活動に加えたもったいない文化は、高岡の市民性に十分マッチし、広く理解を得られるものと思います。  しかしながら、気持ちに訴えかけるだけでは少々限界があるのではという思いから、2点目の質問として、もったいないの心を、市民のごみ減量化や資源化に対する意識に強く結びつけるため、例えばという前置きです。指定ごみ袋のサイズ変更やプラスチック容器専用袋の有料化など何らかの具体策が求められますが、見解をお伺いします。  平成20年、レジ袋無料配布廃止の取り組みを全国に先駆けて県内全域でスタートし、今ではマイバッグ持参率がトップクラスの水準を維持しているという結果は、二酸化炭素排出量削減に向け、これだけ貢献しているんだとますます市民がやる気に向かう、まさに好循環につながっています。  この環境分野においては、さまざまな取り組みが、すぐに効果としてあらわれにくいとは存じますが、本市からこれまで清掃事業概要に提示している結果、データをより簡潔に市民の目に届くように、そしてそれが取り組み意欲が湧くようなものにと検討をいただきたいと考えます。  この項最後の質問として、高岡市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画の数値目標に対する結果を単年度で公表し、国やと比較することなどでその成果を感じ取ることができる仕組みをつくってはと考えますが、見解をお伺いします。  続いて、先ほどの質問にもありましたが、とやま呉西圏域ポイントサービス事業開始の概要についてお尋ねします。  過去に、観光スポットをPRするために行われるスタンプラリーなどについては市民の皆さんもおなじみのことですが、今回は、個人の健康行動記録や6市で指定された健康イベントへの参加にポイントを付与するなど、その斬新さに関心が引かれる内容かと思われます。せっかくの企画でありますし、多くの方に参加していただき、健康意識が高まればと考えます。  1点目の質問として、10月からの事業開始に向けて、その目的や内容の周知、PRへの取り組みについてお伺いいたします。  皆が健康で長生きできる社会づくりのためには、常日ごろからの健康管理と早急に病気を発見する機会が必要です。今回の事業は期間限定ではありますが、これをきっかけに、もっと健康でいようとか、次は別のことにチャレンジしてみようといった意欲が湧くであろうことに期待申し上げます。  また、抽せんで6市の特産品がもらえるなど、単独自治体で実施するよりも興味深く感じられるところでありますが、あえてここは他市との競争意識も求める機会ではないでしょうか。そのためには、事業の中で、本市としての健康づくりに対する特徴を盛り込むことが必要と考えますが、見解をお伺いします。  最後の項の質問です。  高岡市美術館の2階に平成27年開館した藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーは、以来、県内外から多くの方にお越しいただき、本年6月に延べ入館者が通算10万人に達したことも報告されています。本市においても観光重要ポイントの一つに挙げることができるものです。ゴールデンウイーク期間に美術館で特別展「THEドラえもん展」が開催された際には、当ギャラリーにも多くの来館があったとお伺いしています。  日本を代表する漫画家の原画に触れることで、作品のおもしろさが倍増するのみならず、作者が若き日を過ごした高岡市の時代風景も感じることのできる非常に魅力的な空間であります。新たな入館者はもちろん、リピーターの方にも喜んでいただける工夫を、この節目の年に特に求めるところであります。  そこで、本年12月1日に開館3周年を迎えるに当たり、企画展の開催や記念グッズの販売などが望まれますが、現在計画されているものを教えてください。  このギャラリーの入り口は、誰もが実際にあればいいなと思わせる、おなじみのどこでもドアです。扉を開くと高岡市に明るい未来が待っていることを願い、私の質問を終えます。よろしくお願いいたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               答             弁 17 ◯副議長(福井直樹君) 当局の答弁を求めます。市長 高橋正樹君。       〔市長(高橋正樹君)登壇〕 18 ◯市長(高橋正樹君) 中村議員の一般質問にお答えをいたしてまいります。  お尋ねのうち、私からは大きな柱3つ目、問い3の環境問題に関連しまして、環境基本計画(第2次)に向けての決意をお話しいたしたいと思います。  本市では、今年度を始めとする高岡市環境基本計画(第2次)を策定いたしておりまして、人と自然が共生し、環境に負荷をかけない持続可能な社会の実現に取り組んでいるところであります。  この計画では、施策の柱として、第1に、低炭素型のライフスタイルを促すなど温暖化対策に資する低炭素社会の形成。2つに、議員からもお話ございましたが、もったいないの考えを再認識し、3R、これはごみの発生抑制、再使用、資源の再生利用のことでございますが、この3Rの推進等による循環型社会の形成。3つに、良好な環境、歴史的・文化的資源と共生を図る共生型社会の形成、この3つを掲げております。これらの施策体系のもと、再生可能エネルギーを活用した環境に優しい住宅の普及啓発、あるいは3010運動といった食品ロス削減運動、さらには企業と連携した体験型の森林環境学習など、各種施策の展開を図っております。  昨今、平均気温の上昇による気候変動やマイクロプラスチックによる海洋汚染といった地球規模の環境問題が大きな課題となっております。しかもこれらは私たちから遠いところのお話ではなくて、私たちの日常生活にも直接、間接に影響を与えております。地球規模で考え、地域から行動するという考え方が既に定着いたしてはおりますけれども、私たち一人ひとりの行動が地球環境にも大きな影響を及ぼすことに思いをいたし、日常生活の場でできることから実践することが大切であると考えております。  引き続き、第2次環境基本計画にのっとり各種の施策を計画的に実施し、事業者や市民の皆様とともに、持続可能な社会「環境共生のまち高岡」の実現に取り組んでまいる所存であります。  私からは以上でございます。その他の質問につきましては担当の部局長からお答えをいたします。 19 ◯副議長(福井直樹君) 都市創造部長 堀 英人君。       〔都市創造部長(堀 英人君)登壇〕 20 ◯都市創造部長(堀 英人君) 私からは、大きな項の1つ目、空き家対策について2点お答えいたします。  まず1点目、空き家等の数の増加による既存施策の課題の問題についての御質問でございます。  本市の空き家の問題については、まず所有者が遠方に在住する場合などで管理できない状況にあり放置された状態にあるもの、また相続等により空き家の所有者になったもののその認識がない場合など、空き家に対する問題意識の低い方も多くいらっしゃいますので、このような所有者に本市の施策をどのように周知するかが課題であると認識しております。  本市では現在、年度内をめどとして空き家の実態調査を実施しているところでございます。その調査の中で所有者を特定し、本市で作成した空き家啓発パンフを送付するなどを行って、まずは所有者に空き家の問題を認識していただき、本市の空き家に関する施策の周知を図ってまいりたいと考えております。  次に、この項2点目、特定空家等に該当する住宅を把握する調査を進め、生活環境保全を図るべきと考えるが、見解はについてお答えいたします。  今ほど答弁いたしました空き家実態調査の結果から、特に危険性が高い空き家など、国の定める状態にあると判断した場合には特定空き家に認定していくことにしております。  これまでも、相談等があった空き家については、所有者を特定し助言、指導を行ったことで空き家が除却され、結果として生活環境の改善につながっておりますことから、特定空家等に該当するような案件については今後も速やかに対応していく方針でございます。  私からの答弁は以上でございます。 21 ◯副議長(福井直樹君) 産業振興部長 川尻光浩君。       〔産業振興部長(川尻光浩君)登壇〕 22 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 私からは、大きな柱の2点目、有害鳥獣対策について3点お答えしたいと思います。  まず1点目、まちなかの被害の防止に向けての対策も必要と考えるが、見解はにお答えいたします。  近年、市街地でもイノシシの目撃情報が寄せられるなど、その行動範囲は広範になってきております。本来、イノシシは警戒心が非常に強く人を避ける習性があることから、人が活動する地域には餌はなく、イノシシにとって危険な場所であると認識させることが重要であると考えております。  そのためには、次の3つの取り組みを地域ぐるみで行うことが効果的とされております。1つ目は、人間とイノシシのすみ分けを図るため、草刈りや放任果樹を除去するということ。2つ目には、電気柵等を推進し圃場への侵入を防ぐ。3つ目には、加害獣を捕獲して数を減らすということとされております。  これまで、市と中山間地域の集落では連携してこれらの3つの対策に取り組み、里山にイノシシが来ないよう努めてきたところでありますが、議員御提案のとおり、まちなかの被害を防止するための対策と万が一イノシシを発見した際の連絡体制について、広く市民の皆様に周知してまいりたいと考えております。  2点目、高岡市鳥獣被害対策実施隊の今後の施策展開はについてお答えいたします。  本市では本年4月、地域の狩猟免許保持者と市職員による高岡市鳥獣被害対策実施隊を設置し、これまで29人を任命し捕獲業務を行っていただいております。  また、実施隊を設置することで、従来の電気柵の設置といったハード事業だけでなく、さらに捕獲おりや電気やりなどのソフト事業に対しても全額、国の支援を受けることができるようになりました。  鳥獣被害は地域の深刻な問題であり、鳥獣被害ゼロ実現を目指し、今後は若手隊員の確保と育成、あわせてハード、ソフト事業を積極的に活用し、効果のある防除体制を築いてまいりたいと考えております。  3点目、捕獲後の処理に苦慮する現実と、進まないジビエ振興に対し、地域に運営法人の設立などを働きかけてはについてお答えいたします。  中山間地域の集落では、過疎化や高齢化に伴い捕獲業務に携わる人が減少していることから、捕獲から処理まで大変苦労していると伺っております。  議員御提案の、捕獲から処理までを一括で担える運営法人が発足すれば、捕獲した個体に応じて埋設、焼却、獣肉加工処理をすることができるため、集落の負担軽減が図られるほか、ジビエの食文化を地域の産業として創出する上でも大変有意義なことだと考えております。  しかしながら、運営法人を設立する前には、まずはジビエの食文化を広く市民に理解していただくことが重要であると考えており、今後、本市のジビエを振興するため、本年7月に発足した富山ジビエ研究会との連携や全国の先進事例について調査、研究してまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 23 ◯副議長(福井直樹君) 市民生活部長 森田充晴君。       〔市民生活部長(森田充晴君)登壇〕 24 ◯市民生活部長(森田充晴君) 私からは、大きな項の3つ目、その項について2点お答えいたします。  まず、環境問題への市民意識についての2点目、もったいないの心を、市民のごみ減量化や資源化に対する意識に強く結びつけるための対策についてお答えいたします。  市民一人ひとりがごみ減量化や資源化に対する意識を強く持っていただくことは、ごみの減量化やリサイクル率の向上に大変重要であると認識しております。  燃やせるごみを有料指定袋制とし、サイズに応じた手数料を導入したことにより、市民のごみ減量化の意識が高まり、排出量は減少しております。また、あわせて導入しましたプラスチック容器の無料指定袋によりまして分別の促進が図られ、資源化率の向上につながっているものと思っております。  今後、家庭や外食での食べきりなどに取り組む食品ロス削減チャレンジ3010運動や、燃やせるごみの中に混入するプラスチックごみゼロを目指すプラゼロ運動の推進、出前講座、各種イベントなどを通じての情報提供、意識啓発を行い、市民のごみ減量化、資源化の推進に努めてまいりたいと考えております。  続きまして、同じ項3点目でございます。高岡市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画の数値目標に対する結果を単年度で公表し、その成果を感じることができる仕組みをつくってはとの問いでございます。  本市では平成30年3月に第2次高岡市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画を策定し、「もったいないの心で築く循環型都市・たかおか」の基本理念を掲げ、循環型社会の実現に向け取り組んでいるところでございます。ごみ排出量、資源化率、最終処分量など、計画の数値目標の最新実績につきましては、毎年度の清掃事業の現況をまとめた高岡市清掃事業概要の中で一般廃棄物処理の現状の報告としてホームページを通じて公表しているところでございます。  議員御提案の成果を感じることができる仕組みづくりにつきましては、今後、国やの状況も含め、ごみ減量化、資源化の取り組み実績についてわかりやすく実感できる記事を「市民と市政」やホームページに定期的に掲載したり、環境フェア等のイベントの機会を通じて紹介することとし、市民意識のさらなる向上に努めてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。
    25 ◯副議長(福井直樹君) 福祉保健部長 吉澤 実君。       〔福祉保健部長(吉澤 実君)登壇〕 26 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) 私からは、大きな項目の4つ目、とやま呉西圏域ポイントサービス事業の2つについてお答えいたします。  まず1つ目、10月からの事業開始に向け、その目的や内容及びその周知、PRへの取り組みについてお答えいたします。  とやま呉西圏域ポイントサービス事業は、社会全体で個人の健康づくりを支える機運を醸成し、健康づくりに関心が高い人だけでなく、多くの市民が楽しみながら健康づくりに取り組むことを目的としており、そのきっかけとして、運動の実施や禁煙、健診の受診などの個人の健康づくり取り組みに対してポイントを付与するものでございます。また、一定のポイントがたまった時点で6市の特産品が1品もらえる抽せんに参加できます。  この事業の周知は、広報紙、ホームページへの掲載、また応募用紙を兼ね備えているチラシを健康増進課の窓口や健康イベントで配布することとしております。また、働く世代の本事業への参加を積極的に勧めるに当たり、全国健康保険協会富山支部、高岡商工会議所のホームページや機関紙、メールマガジンにも掲載していく予定としております。  2点目、事業の中で、高岡市としての健康づくりに対する特徴を盛り込むことが必要と考えるが、その見解についてお答えいたします。  とやま呉西圏域ポイントサービス事業は、参加者自身が日常生活で実践する健康づくりの目標をみずから設定し、その取り組みを実践する事業でございます。  高岡市の健康たかおか輝きプランの特徴である健康づくり市民行動目標「健康たかおか10か条」では、朝食をとることやプラス10分今より多く歩くこと、健診を受けることなど、日常生活で実践することが望ましい行動を掲げております。このことから、ポイントサービス事業の参加者に、みずから設定する目標の中にこの10か条を入れていただくよう、事業のPRにあわせて周知してまいります。  私からは以上でございます。 27 ◯副議長(福井直樹君) 市長政策部長 福田直之君。       〔市長政策部長(福田直之君)登壇〕 28 ◯市長政策部長(福田直之君) 私からは、大きな質問の5項目め、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーのオープン3周年について、企画展の開催や記念グッズの販売などの計画についてのお尋ねにお答えいたします。  高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーは、平成27年12月1日にオープンしてからことしで3周年を迎えます。本年度は、3月16日から5月6日まで高岡市美術館で開催いたしましたTHEドラえもん展TAKAOKA2018との相乗効果もございまして、前年度を上回る多くの観覧者の皆様にお越しいただいている状況でございます。  現在、12月1日から開始いたします新しいテーマの企画展やシアター内のショートムービーの変更、また新たなオリジナルグッズの発売など計画をしておりまして、関係機関と実施に向けて準備を進めているところでございます。  私からは以上でございます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 29 ◯副議長(福井直樹君) 1番 高瀬充子君。       〔1番(高瀬充子君)登壇〕 30 ◯1番(高瀬充子君) 日本共産党高岡市議団の高瀬充子です。  7項目にわたり質問をいたします。  第1は、小中学校の普通教室へのエアコン早期設置についてです。  ことしの夏は、熱中症で7万人以上が救急搬送されるなど、気象庁もこの暑さを災害と認識するほど記録的な猛暑となりました。  まず、この夏の猛暑の中での小中学校の熱中症対策について伺います。  高岡市では、普通教室にクーラー設置を願う会の皆さんが、5月の3,147人分の署名を市長に手渡したことに続いて8月9日にも278人分の署名簿を教育長に届け、小中学校の普通教室への早急な設置のための計画の策定、短期間での設置を目指して具体的な予算措置を図ること、国の強力な財政支援を緊急に要請することを求めました。参加者からは、子供が学校から体調を崩して帰ってくるなど、学習環境の劣悪さを訴える痛切な声が出されました。しかし、高岡市の9月補正予算案に小中学校の普通教室へのエアコン設置費用は盛り込まれませんでした。失望と怒りの声が聞かれます。  富山市が早期設置、早期実施を前提とした予算措置を示しています。高岡市のおくれは重大です。  当局は、たび重なる切実な声をどう受けとめられますか。  高岡市での早急なエアコン設置の計画の策定を求めます。  また、当局は既に小中学校の普通教室へのエアコン設置に係る経費を約12億円と見積もっておられますが、概算経費12億円の内訳をお聞かせください。  また、国に強力な財政支援を緊急に要請していただくことを求めます。  次に、生涯学習センターの運営についての苦情、要望とその改善状況についてお聞かせください。  第2は、災害対策についてです。  6月の大阪北部地震、7月の西日本を中心に全国的に広い範囲での記録的な豪雨災害、近畿を中心に猛威を振るった台風21号の被害、激しい揺れに襲われた北海道地震など、大きな災害に甚大な被害が出ました。亡くなられた方々に心から哀悼の意をあらわすとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。被災者の願いに応え、希望が持てる支援と対策を強めることが政治に求められます。  まず、西日本豪雨災害についての当局の受けとめをお聞きします。  次に、避難勧告など、避難情報の住民への伝達を迅速にすべきと考えますが、見解を伺います。  土のうの配備のさらなる充実をお願いしたいと思います。  また、下流の住宅地での浸水を防ぐためにも、農業用水管理者との連携をさらに強化し、水門管理に十分な対応を求めたいと思います。  また、危険な急傾斜地の再点検と土砂崩れ防止対策のさらなる強化を求めます。  高岡市では、洪水ハザードマップを作成していますが、住民への周知について、取り組みの強化策を伺います。  また、災害時、自力での避難が通常の方より難しく、避難行動に支援を要する高齢者、障害者など災害弱者への支援体制の強化について伺います。  この項最後に、災害が頻発している我が国において、自助、共助、協働を原則として社会のさまざまな場で防災力を高める活動が期待される防災士を高岡でふやす取り組みを求めたいと思います。  次に、地震対策です。  学校や公共施設のブロック塀の点検、撤去は着手が始められています。また、通学路をはじめ生活道路、避難場所や避難道路などに隣接したブロック塀について、点検と撤去などの安全対策を急いでいただきたいと思います。  指定通学路に面するブロック塀などを対象に補助制度を創設した堺市の事例も参考として、高岡市でも補助制度を創設できないでしょうか、お伺いいたします。  第3は、会計年度任用職員についてです。  昨年5月に地方公務員法と地方自治法が改正され、2020年4月から臨時職員の多数が会計年度任用職員として位置づけられることになります。  このことにより、本人の希望がなくても年度で契約を打ち切ることがあるのか、伺います。  また、新たな制度のもとでの臨時、非常勤の待遇についてどうなるのかお聞きします。  また、財政健全化緊急プログラムにおいて期間中に70人を超える職員数の削減が掲げられていますが、災害対応など、正規職員の役割は大きいと考えます。業務に支障が出ないのか、見解をお尋ねします。  第4は、児童虐待についてです。  全国の児童相談所が児童虐待の相談や通告に対応した件数が約13万件となり、27年連続で過去最多を更新し、富山でも過去最多の794件だったと報道がありました。高岡市では5年前の59件を大きく上回り、児童虐待件数が149件と年々増加しているとのことでした。  虐待を早期発見するための取り組みについて伺います。  今、日本では、生活の不安定化と生活不安の増加、所得格差、貧困を生み出す裾野は広がり、確実に困難は増していると思われます。高岡市での子育ての不安を解消する相談支援体制の強化を求めたいと思います。  第5は、核兵器禁止条約と平和教育について伺います。  昨年、人類と地球全体に壊滅的な被害を与える核兵器を禁止し廃絶するための条約が、人類史上初めて国連で採択されました。条約づくりに尽くした国際団体はノーベル平和賞を受賞しました。条約には現時点で60カ国が署名し、15カ国が批准しています。条約発効に必要な50カ国の批准に向け、さらなる国際世論を巻き起こすときです。広島と長崎での惨禍を通じて、核兵器の非人道性をどの国よりもよく知っている我が国が核兵器廃絶の先頭に立つことが、今ほど求められているときはありません。  しかし、安倍政権は核兵器禁止条約に反対し、被爆者の訴えに、国民の願いに背を向けています。ことしの広島と長崎の平和祈念式典でも、安倍首相は核兵器禁止条約には一言も触れませんでした。  高岡市は、全ての国の核兵器の廃絶を全世界に強く訴える平和都市宣言をしています。  そこで、高岡市として、唯一の戦争被爆国である日本が核兵器禁止条約に署名するように政府に要請すべきではと考えます。見解を伺います。  また、最近の若者は「8月6日、9日に日本で何があったかわからない」という声を耳にします。高岡市における平和教育の実施状況と強化策を伺います。  第6は、カジノ実施法についてです。  安倍政権は、刑法が禁じる賭博場であるカジノを解禁するカジノ実施法を強行成立させました。西日本豪雨災害が拡大する中、カジノよりも災害対応をと求める国民の声を無視した国会運営は強い批判を呼んでいます。  カジノ実施法は、安倍首相が日本の成長戦略の目玉と位置づけるカジノを中核とする統合型リゾート(IR)の開設のため、刑法の賭博罪の例外としてカジノを解禁するものです。人の不幸を前提の経済政策など、あり得ません。ギャンブル依存症の拡大、多重債務問題の再燃、青少年への悪影響、反社会的勢力の介入、風俗の悪化など、国民生活に大きな悪影響を与えるとして、日本弁護士連合会など幅広い市民団体が強い反対の声を上げています。  国会で強行成立したカジノ実施法に対する受けとめはいかがでしょうか。  また、廃止を求めるべきではありませんか。見解をお聞きします。  第7は、水道事業の民営化問題についてです。  水道事業は、あまねく国民に安全・安心、安定的な水供給によって憲法の生存権を保障するものです。  さきの通常国会では、水道事業の広域化と民間参入の促進を図る水道法改正案が出されました。  そこで伺いますが、水道事業者の認可を自治体に残したまま運営権を民間業者に売却するコンセッション方式について、利益優先の民間業者の参入は水道事業の安全・安定性の後退につながると思いますが、見解をお聞きします。  また、厚生労働省は、水道事業者である地方公共団体がモニタリング(監視)を行うから大丈夫と答える一方、そのモニタリングは第三者機関に任せてもよいと明言しました。これについて見解を伺います。  世界では、2000年の時点では3件の再公営化でしたが、この15年で267件の再公営化が行われ、今も続いているとの報告があります。  命の源である水道事業をビジネスの対象にすべきではないと国に要請をすべきと考えますが、見解をお聞きします。  以上、積極的な御答弁を期待いたしまして、私の質問といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               答             弁 31 ◯副議長(福井直樹君) 当局の答弁を求めます。市長 高橋正樹君。       〔市長(高橋正樹君)登壇〕 32 ◯市長(高橋正樹君) 高瀬議員の一般質問にお答えをいたしてまいります。  各般にわたる御質問をいただきましたが、私からは問い5、核兵器禁止条約と平和教育についてのお尋ねのうち第1点目、高岡市として、唯一の戦争被爆国である日本が核兵器禁止条約に署名するよう国に要請すべきではというお尋ねでございましたので、お答えをいたします。  本市をはじめ全国の1,730自治体が参加をいたしております平和首長会議というのがございます。広島市や長崎市がそれぞれ会長、副会長を務めておられますが、この平和首長会議では、核兵器廃絶に向けた取り組みの推進を求める要請文や核兵器禁止条約の早期発効を求める特別決議などにつきまして、日本政府に提出をし活動を進めております。引き続き平和な社会の実現に、当市としても寄与してまいりたいと存じます。  私からは以上でございます。その他の質問につきましては担当の部局長からお答えをいたします。 33 ◯副議長(福井直樹君) 教育長 米谷和也君。       〔教育長(米谷和也君)登壇〕 34 ◯教育長(米谷和也君) 私からは、7点お答えさせていただきます。  まず、教育行政につきまして、猛暑での小中学校の熱中症対策はとのお尋ねにお答えいたします。  この夏の猛暑への対応につきましては、健康観察の徹底、20分ごとの水分・塩分補給、保健室や職員室での冷却用保冷剤、さらにはスポーツドリンク等の常備、そしてエアコンの設置された特別教室の活用、授業中の水分補給などにつきまして各学校へ通知を出すなど、熱中症対策の徹底を図ってきたところであります。  また、緊急対策として、小中学校の特別教室等にエアコンを拡充配備し、2学期当初から使用できるよう整備を完了したところであります。  続きまして、同じ教育行政につきまして、小中学校普通教室へのエアコン設置の切実な声をどう受けとめるのかとのお尋ねにお答えいたします。  普通教室へのエアコン導入につきましては、国におきましても導入に向け従来以上の支援を行うとのことであり、本市におきましてもこれらの支援の活用も視野に必要な予算措置を行い、来年度、市内の全ての中学校の普通教室にエアコンを設置する方向で調整を図ることとしたところであります。  また、小学校につきましても、その後、順次計画的に設置を進めることとしたところであります。実現に向けまして計画的に取り組んでまいります。  続きまして、エアコン設置の早期計画をとのお尋ねにお答えいたします。  本市におきましては来年度、市内全ての中学校の普通教室にエアコンを設置するとしたところであります。設置に向け、速やかに準備を進めてまいりたいと考えております。小学校につきましても、その後、順次計画的に設置を進めていきたいと考えております。  続きまして、同じエアコンに関する問いでありますが、エアコン設置にかかる概算経費12億円の内訳はとのお尋ねにお答えいたします。  小中学校の普通教室のエアコンの設置費用につきましては、1教室当たりの機器設置費用を200万円と仮定し、これに電気設備の改修費を加えますと、概算で約12億円の経費がかかると見込んでおります。ただし、この額につきましては仮の単価設定による見込み額であります。今後、精査していくこととしております。  続きまして、エアコンに関しまして、国に強力な財政支援の要請をとのお尋ねにお答えいたします。  小中学校へのエアコン設置につきましては、国におきましても従来以上の支援を行うとのことであります。教育長協議会等を通じまして要請するなど、予算確保に努めてまいりたいと考えております。  続きまして、生涯学習センターに関する御質問です。利用者からの要望、苦情の内容とその改善状況はとのお尋ねにお答えいたします。  生涯学習センターにおきましては、施設運営の参考とするため、利用者の方を対象に利用後の事後のアンケートをお願いしております。このアンケートにつきまして、平成28年度、29年度の2カ年の回答件数は1,886件でありました。そのほとんどが施設の利用に特に問題はないというものでございました。  開館以来、利用の皆さんからの要望等につきましては順次対応してきたところであり、今後も改善に努めてまいります。  最後に、核兵器禁止条約と平和教育につきまして、平和教育の実施状況はとのお尋ねにお答えいたします。  教育基本法におきましては、日本国憲法の精神にのっとり、「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない」とされております。各学校におきましては、その趣旨を踏まえながら適切に取り組んできたところであり、引き続き同様に趣旨の徹底に努めてまいります。
     私からは以上とさせていただきます。 35 ◯副議長(福井直樹君) 総務部長 二塚英克君。       〔総務部長(二塚英克君)登壇〕 36 ◯総務部長(二塚英克君) 私からは、災害対策について4点、会計年度任用職員について3点、計7点についてお答え申し上げます。  まず、大きな問い2つ目の災害対策についてのうち、豪雨、台風の対策の1点目、西日本豪雨災害の受けとめはについてであります。  今回の西日本豪雨では広島、岡山愛媛県など1府10に大雨特別警報が発表され、極めて大きな災害につながったものであります。今後、本市においても発生することが懸念されるところであります。  仮にこのような雨が市域に降った場合に備え、本市では、市民の方の安全・安心を確保するために避難勧告を速やかに発令するなど、迅速な対応を行っていきたいと考えております。また、出前講座などを活用した地域ごとの避難行動についての周知、ハザードマップを使った地区の危険箇所の説明、常日ごろからの訓練支援を通じて地域防災力の強化を図ることで豪雨災害に対応してまいりたいと考えております。  続きまして、この項2点目、避難情報の住民への伝達を迅速にすべきとのお尋ねであります。  このたびの大雨、台風21号における避難勧告等の発令時には、自治会に電話連絡を行い、市の防災情報メール防災行政無線ホームページ、消防本部、消防団による広報車、ケーブルテレビ、ラジオ等を活用して市民の方々に速やかに情報伝達を行ったところであります。今後も引き続き、迅速な伝達に努めてまいりたいと考えております。  今後は、避難前における情報発信をきめ細やかに行うことで、対象地区の住民が各自の判断で避難の準備あるいは自主的な避難をしていただけるように対応を検討してまいりたいと考えております。  続きまして、この項3点目、土のうの配備のさらなる充実についてであります。  本市では、平成24年、25年の浸水被害を受けまして、平成26年度から広い範囲で浸水被害のあった博労校下など8校下から土のうの配備を開始いたしまして、今年度は国吉地区にも配備を追加し、現在、対象を15校下に拡大しているところであります。また、消防や土木部署においても応急対応できるよう土のうを備蓄し、警戒体制を整えております。  今後は、地域のニーズを考慮し、小学校以外のより身近な公共施設にも土のうの配備を拡充するなど、市民の方の要望に応えられるよう取り組んでまいりたいと考えております。  続きまして、この項8点目、防災士の養成についてであります。  防災士は、身近な地域や職場において自発的意思に基づく互助、協働のリーダーとなり、災害から生命や財産に対する損害を軽減させる役割を担うものでありまして、現在、本市では約100名の方が認証されているところであります。  防災士の資格取得に要する費用、試験料、登録料、受講料でありますが、そのうち受講料につきましては、市の助成に加えの防災士養成事業を活用することで、平成29年より本人負担の全額助成を図っているところであります。今後も校下自主防災組織連絡協議会あるいは連合自治会を通じて市民の方に案内を行い、防災士の養成を行ってまいりたいと考えております。  続きまして、大きな項目3つ目、会計年度任用職員について1点目、本人の希望がなくても年度で契約を打ち切ることがあるのかについてお答えいたします。  地方公務員法及び地方自治法の一部が改正、平成29年5月17日の公布でありますが、改正されまして会計年度任用職員制度が創設されることとなりました。平成32年4月からの施行となります。  国から示された事務処理マニュアルによりますと、会計年度任用職員は客観的な能力実証を行った上で採用し、任期は会計年度の末日までの期間の範囲内で任命権者が定めることとされております。あくまで1会計年度内が任期でございまして、これを超えて手続なく更新されたり、長期にわたって継続して勤務できるものではないわけでありますけれども、同一の職が翌年度も設置される場合には、平等取り扱いの原則や成績主義のもと、客観的な能力実証を経て再度任用することはあり得るものと考えております。  この項2点目、新たな制度のもとでの臨時、非常勤の待遇についてのお尋ねであります。  会計年度任用職員の勤務条件等につきましては現在検討しているところでありますが、制度上、職務給の原則、均衡の原則などに基づきまして、適切な給料水準の設定や、任期が相当長期にわたる者に対する期末手当の支給などが求められているところであります。また、休暇につきましても、国の非常勤職員との権衡の観点を踏まえ、必要な制度を整備することが求められているところであります。  今後、法改正の趣旨にのっとった適切な運用となるよう、や他市の状況も踏まえ、制度設計を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、この項3点目、職員数の削減に伴う災害対応等、業務に支障は出ないのかということについてお答えいたします。  財政健全化緊急プログラムでは、総人件費の圧縮を図るため、同プログラム期間中に70人を超える職員数の削減を目標として掲げ、職員数の適正化を進めていくこととしております。  今後、人口減少が見込まれる中、少数精鋭の効率的な行政運営を目指していく必要がございます。一方で、近年多発する豪雨等への対応においては、情報収集や広報、避難所運営など、迅速かつ的確な対応ができる体制の確保が重要であります。こうしたことを踏まえ、職員数の適正化に当たっては、災害や、あるいは多様化していく市民ニーズへの対応はもとより、市民サービスの水準の維持や将来的な行政需要も勘案しながら、業務遂行に支障がないよう適正な人員の配置に努めてまいる考えであります。  私からは以上です。 37 ◯副議長(福井直樹君) 産業振興部長 川尻光浩君。       〔産業振興部長(川尻光浩君)登壇〕 38 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 私からは、大きな問い、災害対策について1点と、カジノ実施法について2点お答えいたします。  まず、大きな問いの2、災害対策について、豪雨、台風の対策についてのうち、農業用水管理者との連携をさらに強化し、水門管理に十分な対応をについてお答えいたします。  農業用水の水門管理については、土地改良区及び地元用水管理者にて行われています。  現在、庄川左岸地区において国営、県営での農地防災事業に取り組んでおり、その完了区間においては本年5月から中央管理所で水門の集中管理が可能となり、昨今の大雨時では既にその機能を発揮されており、強化が図られたものと考えております。  また、その他の用水路の水門管理についても、関係市、土地改良区、地元用水管理者と連携し適切な管理に努めてまいりたいと考えております。  大きな項目6番目、カジノ実施法についてのうち、国民の多数が反対している中、国会でカジノ実施法が成立したが、受けとめはについてお答えいたします。  カジノを中核とした特定複合観光施設区域整備法、いわゆるIR整備法は平成30年7月27日に公布され、今後、3年を超えない範囲内で施行されることとなっております。  適切な国の監視及び管理のもとで運営される健全なカジノ事業の収益を活用し、民間事業者の投資と創意工夫を引き出しながら施設整備を推進することにより、観光客の増、雇用の増、インフラ整備、税収の増などが期待され、観光及び地域経済の振興に寄与するとされております。反面、治安の悪化、ギャンブル依存症やマネーロンダリングといった課題が懸念されます。  今後、国では、政省令やカジノ管理委員会における規則等において規制や対策などが決められていくことから、これらの動向を注視してまいりたいと考えております。  2点目、廃止するよう国に要請すべきではにお答えいたします。  法案の可決については国会において議論されたものと考えており、引き続き関連法案等について国の動向を注視してまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 39 ◯副議長(福井直樹君) 都市創造部長 堀 英人君。       〔都市創造部長(堀 英人君)登壇〕 40 ◯都市創造部長(堀 英人君) 私からは、大きな項の2つ目、災害対策についてのうち4点についてお答えいたします。  まず、豪雨、台風の対策についてのうち5点目、急傾斜地の再点検と土砂崩れ防止対策の強化についての御質問でございます。  本市では、崖崩れにより市民の生命や財産に危害が生ずるおそれのある箇所を中心に、や消防などの関係機関と合同で毎年6月に防災パトロールを行い、点検を実施しているところでございます。  その防止対策については、公共施設や人家が集合するなど緊急性の高い箇所から順に、及び市で対策を行っているところであります。今後とも、順次、危険な箇所の防止対策に努めてまいります。  続きまして、6点目、洪水ハザードマップの住民への周知の取り組みの強化についてお答えいたします。  洪水ハザードマップは、住民が水害の影響範囲を事前に知ることで、みずから避難場所や避難経路を判断する上で重要な目的を持っております。このため本市では、平成18年に現在の洪水ハザードマップを作成した際、全戸配布を行うとともに、ホームページでの公表、公共施設への配布、掲示などで周知してきたところでございます。  さらに、より周知を図るため、出前講座等を通じて地域の自主防災組織等による避難訓練での活用を促すなど、取り組みを強化してまいりたいと考えております。  次に、この項、地震対策についての1点目、通学路などに接したブロック塀の安全対策についてお答えいたします。  本市の避難場所となっている公共施設等については、大阪府北部を震源とする地震直後にブロック塀の点検を終了しており、速やかに対応する必要があると判断した箇所については既に対策を行っております。また、残りの箇所についても、順次対策を行っていくこととしているところであります。  一方、通学路や生活道路、避難道路に面しているブロック塀の多くは民有施設でありますことから、本市では、建築基準法に基づき、塀の高さや厚さ、控え壁の有無などの項目を示したチェックリストホームページや広報紙へ掲載するほか、ポスターやチラシの作成、配布を行うとともに、ブロック塀の安全点検について周知を行っているところであります。  本市としては引き続き、安全点検の実施について所有者に周知されますよう、関係部局と連携し取り組んでまいりたいと考えております。  続きまして、2点目、ブロック塀の補助制度の創設についてお答えいたします。  富山では、個人住宅のブロック塀の安全対策として、撤去費用等を実質無利子で融資する制度を検討されていると伺っております。  一方、本市では、緑豊かな都市環境づくりの推進とブロック塀の倒壊等による災害の防止を目的として、幅員4メートル以上の道路沿いにある既存のブロック塀等を生け垣にする場合、その工事費に対して補助を行う制度がございます。  本市としては、これらの制度についての周知を図るほか、広くブロック塀の所有者に向けて安全点検を呼びかける取り組みを続けることとしております。その一方、国や市内のブロック塀改修等の動向を注視し、補助制度の必要性について検討してまいりたいと考えております。  私からは以上であります。 41 ◯副議長(福井直樹君) 福祉保健部長 吉澤 実君。       〔福祉保健部長(吉澤 実君)登壇〕 42 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) 私からは、大きな項目の2つ目、災害対策について1点、大きな項目の4つ目の児童虐待について2点、合わせて3点についてお答え申し上げます。  まず1点目、豪雨、台風の対策についての災害弱者への支援体制の強化についてお答えいたします。  高岡市では、高齢者や障害者などの災害時にみずから避難することが困難な方を対象に、本人の同意の上、高岡市避難行動要支援者名簿を作成し、自治会や民生委員・児童委員等の関係者と情報を共有しております。  これらの関係者には、避難準備・高齢者等避難開始情報や避難勧告などの各段階での避難情報を地域内の要支援者に伝達してもらうとともに、円滑に避難行動ができるよう働きかけをお願いしているところでございます。高岡市としては、避難行動要支援者名簿に登録していただくことで災害時の人的被害を最小限に抑えることができるものと考えており、地域住民の皆さんに対し積極的な登録を促してまいりたいと考えております。  また、あわせて、高岡市が実施する総合防災訓練における福祉避難所の設置訓練の継続的実施や、地域住民における要支援者を含めた避難訓練の開催の促進などにより、地域ぐるみでの支え合いを一層強化していきたいと考えております。  続きまして、児童虐待について2点でございます。  その1点目、虐待を早期発見するための取り組みについてお答え申し上げます。  高岡市において平成29年度中に対応した児童虐待相談件数は149件であり、平成25年度の59件に比べ90件増加しております。  年々増加する児童虐待相談に対応するため、平成29年度から子ども・子育て課に専任の家庭児童相談員を1名配置し、虐待防止、早期発見につながるよう相談体制の充実を図ったところでございます。  児童虐待から子供たちを守るため、子供が通う幼稚園、保育園、学校や子育て支援センターなどの関係機関とのさらなる連携強化により、今後とも児童虐待防止と早期発見に努めてまいりたいと考えております。  続いて3点目、相談支援体制の強化についてお答えいたします。  高岡市の子育て相談は、子ども・子育て課、健康増進課、子育て支援センター、児童館、児童センター、教育センターなどで実施しております。中でも子育て支援センターの平成29年度の相談件数は5,284件で、平成28年度の4,635件に比べ649件増加しております。  このため、基本的生活習慣や発育に関することなど子育てのさまざまな相談に対応できるよう、子育て支援関係機関の実務者を対象に育児相談担当者研修会を開催し、実務者の相談技術の向上を図っているところでございます。  今後も、子育て支援センターをはじめとした関係機関が相談内容の傾向を共有し、連携しながら相談業務の体制を強化していくこととしております。  私からは以上でございます。 43 ◯副議長(福井直樹君) 上下水道事業管理者 黒木克昌君。       〔上下水道事業管理者(黒木克昌君)登壇〕 44 ◯上下水道事業管理者(黒木克昌君) 私からは、大きな質問の7項目め、水道事業の民営化問題についてお答えをいたします。  水道事業は、維持管理の時代へ移行しているところでございます。今後、さらに人口減少社会の到来によりまして給水人口や料金収入の減少が見込まれる中で、老朽施設の更新需要の増大や耐震化など大変厳しい事業環境下にございます。本市も同様の課題を抱えているところでございます。  こうした中で、国では、継続的な水道基盤の強化と将来にわたり持続可能な事業運営を図るため、広域の連携、適切な資産管理、官民連携の推進といったような内容の水道法の改正について審議がなされているところでございます。まずはその動向について注意をしていく必要があると考えているところでございます。  そこで1点目の質問でございますが、民間事業者の参入は水道事業の安全・安定性の後退につながると考えるが、見解はについてお答えをいたします。  民間事業者とのかかわり方につきましては、水道においては、例えば個別業務の委託という問題あるいは包括的なもの、現在審議されておりますPFIの一環でありますコンセッションについてもそうかと思いますけれども、非常にいろいろな形態があると考えております。いずれの場合におきましても、地方公共団体が経営方針を決定し、事業全体を管理する体制のもとで、安全・安定性、そして継続性を確保していくことが大切であると考えているところでございます。  次に2項目め、モニタリングについての御質問がございました。  国会での審議の過程におきまして、水質検査機関等の専門的な知見や知識を有する第三者を活用し、モニタリング体制を構築することも可能との考え方が示され、地方公共団体において適切なモニタリング体制を確保されているか、厳格に審査することが附帯決議をされているところでございます。  モニタリングにつきましては専門的な知識という問題もあるわけでございますが、現況においても水道事業に関する専門的な知識を有する職員の育成、確保、これは大変重要な課題であると考えておりまして、水道として努めていかなければならない問題と考えているところでございます。  次に3項目め、水道事業をビジネスの対象にしないよう国に要請をについてお答えを申し上げます。  先ほどから申し上げておりますように、水道事業を取り巻く環境が大きく変化している中で、安全で安心できる水道水の安定供給を図るため、さらに効率的な事業運営に努めますとともに、引き続き全国組織であります日本水道協会等とも連携しながら、必要な施策を国等に要望してまいりたいと考えているところでございます。  以上、答弁とさせていただきます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               再      質      問 45 ◯副議長(福井直樹君) 1番 高瀬充子君。       〔1番(高瀬充子君)登壇〕 46 ◯1番(高瀬充子君) ただいまの御答弁に対しまして、確認のために再質問をいたします。  小中学校の普通教室へのエアコンの設置の問題ですが、中学校は来年度、市内全ての普通教室に設置される方向とおっしゃっていただきましたが、小学校については順次計画的とおっしゃいまして、極めて抽象的な御答弁だったと思います。  ことしの夏は命にかかわる暑さでございました。私も1学期末に市内のある小学校の授業風景を見させていただきましたが、30度を超える教室で、首にタオルを巻いて暑い顔をして授業を受けておられる姿が印象的でありました。  小学校のエアコンについて、いつから、何カ年で行われるのか、お聞かせください。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               答             弁 47 ◯副議長(福井直樹君) 私としましては、何か追加質問の中身も若干入っていたのかなという、この通告の中身から察しますけれども。  ただいまの再質問に対して教育長のほうから答弁を求めたいと思います。教育長 米谷和也君。
          〔教育長(米谷和也君)登壇〕 48 ◯教育長(米谷和也君) 私のほうから高瀬議員の再質問にお答えさせていただきたいと思います。  先ほどもお話しさせていただきましたように、小中学校の普通教室へのエアコンの設置につきましては、国においても従来以上の支援をいただくというふうな方向性が示されておりますので、来年度、全ての中学校で設置する方向で調整を進めさせていただきたいというふうに考えております。それを踏まえまして、順次計画的に整備を進めていきたいというふうに考えております。  また、議員の皆様の御支援、御理解をよろしくお願いいたします。  以上であります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               再   々   質   問 49 ◯副議長(福井直樹君) 1番 高瀬充子君。       〔1番(高瀬充子君)登壇〕 50 ◯1番(高瀬充子君) もう一度、確認のために再々質問をさせていただきます。  今ほども御答弁いただきました順次計画的の意味がよくわかりません。ぜひ、もっと踏み込んで御答弁いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               答             弁 51 ◯副議長(福井直樹君) それでは、ただいまの高瀬議員からの再々質問に対する当局の答弁を求めます。教育長 米谷和也君。       〔教育長(米谷和也君)登壇〕 52 ◯教育長(米谷和也君) 高瀬議員の今ほどの再々質問にお答えさせていただきたいと思います。  順次に関しましては、まずは来年度、全ての中学校でのエアコンの設置に向けて準備を進めさせていただきます。その上でさらに条件が整いましたら、小学校での設置を計画的、段階的に進めさせていただきたいというふうに考えております。  私からは以上であります。 53 ◯副議長(福井直樹君) この際、午後1時まで休憩いたします。               休             憩   ────────────・─────────────・────────────                                 休憩 午後0時00分                                 再開 午後1時00分   ────────────・─────────────・────────────               再             開 54 ◯議長(狩野安郎君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。  一般質問、質疑を続行いたします。11番 横田誠二君。       〔11番(横田誠二君)登壇〕 55 ◯11番(横田誠二君) 自民同志会の横田です。  暑かった夏も終わりまして爽やかな秋風が吹くころとなりました。さきの6月定例会から振り返ってみますと、何人かの議員さんが触れられましたが、大雨や連日の気温上昇に台風の来襲、そして地震などがあったところであり、被災された皆様にお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げるものですが、平成の時代が終わろうとしている今日、異常気象がより顕著になってきているとお感じの方も多いのではないでしょうか。  今定例会では、この気象等がもたらす自然災害への対応をはじめ、自分の日ごろの活動から得られた市政課題なども踏まえながら、大きく3項目10点にわたって質問します。  まず1点目は、今ほど申し上げた安全・安心のまちに向けて、自然災害への対応について伺ってまいります。  今夏の災害といえば、気象庁が名称を定めた平成30年7月豪雨が挙げられますが、その期間中である7月4日には本市でも大雨が降り、私の地元にある西条小学校を含めて計8カ所が避難所として開設されました。  幸い甚大な被害はありませんでしたが、その後に同じく同小学校区内の単位自治会で開催された市の危機管理室職員を招いての防災に関する出前講座において、実は多くの一般住民が避難所の開設事実を知らないことがわかりました。そして、その後に当該自治会の会長さんと話をしたところ、当時は、今後の降雨情報等を踏まえて住民に伝達しないとの判断を下したとのことでした。  補足として、私の記憶が確かならば、西条小学校が避難所として開設されたときには、政府が定めた避難勧告等に関するガイドラインの中でも最も早期に発表される避難準備・高齢者等避難開始を高岡市が発表する前ということもあって、前述の自治会長の判断はわからなくもないと感じるところであり、自治会長も一般市民であり、そこまで防災に詳しくない身としては、政府がガイドラインで定めた情報以外の情報であり、正直判断に悩んだだろうなとの印象を受けたところです。  そこで伺いますが、この避難準備・高齢者等避難開始の情報を発表するまだ前の段階において、事前避難と称して避難場所を開設した意図をお聞かせください。  なお、今ほどの質問については、確かに自然災害への対応は人命にかかわる重要な案件ですので、慎重かつ丁寧に、早目に対応に当たることは大切ですが、同校区内の別の自治会長からはやり過ぎはよくないのではといった趣旨の御意見も賜ったところですし、前述のとおり、情報を受け取った自治会長を困惑させることにもつながりかねません。  そこで、今回のことを防ぐ一つの手だてとして、避難情報の種類はどんなものがあり、その意味は何かということについて、あらかじめ自治会長を含めた一般市民にしっかりと認識していただいておくことが大切であり、市ではどのようにそれらを周知しているのか、お聞かせください。  そして次に、それら防災に関する情報を住民に着実かつ迅速に知らしめるための手段の一つとして、市が高岡市防災情報メール配信を行っていますが、市民の皆さんがどれほど利用されているのか、現在の登録状況をお聞かせください。  最後に、防災情報メールの運用について、この5月から気象警報等の発令時に赤や黄色などの背景色をつけて配信されることとなり、文字を詳細に読み込まずとも、一目見ればわかるようにされたとのことです。  ただ、実際の利用者から、赤の背景色に黒色の文字は見づらいとの意見が私に寄せられたところであり、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構によれば、色弱者が日本全体で約300万人以上いると言われていることを踏まえ、カラーユニバーサルデザインの視点も考慮すべきと考えますが、当局の所見を伺います。  続いては、今ほどの大雨があった翌8月中の事案に係る質問ですが、8月といえば、高岡四大祭りの一つである高岡七夕まつりの開催時期ですが、私は御縁があってホームタウン実行委員会に参画し、メンバーとともに野外音楽イベントを同月5日の日曜日に高岡大和横特設会場にて開催したところです。  本会は、毎年度当初に結成され、ことしで第28回目を数える歴史ある組織であり、会の公式ホームページにも記載のとおり、音楽を通して、まちのにぎわい創出や高岡に対する愛着心の醸成と若者の定着等を目的として活動する組織です。  ただ、本年はイベント当日に複数の音楽イベントが同時に行われたため、人が分散してしまったとの反省点がありましたが、そうでなくとも年々予算規模が縮小される中で、超がつかないまでも一流と呼べるアーティストを招致できない状況に陥っていることも大きく影響しているのではと私は考えています。ちなみに、今年度のアーティスト出演料の決算額は30万円余りとなっています。  ここで過去の活動実績を振り返ってみれば、第1回のザ・ブルーハーツを皮切りに、アン・ルイスと鈴木雅之、ハウンド・ドッグ、財津和夫など、本会議場におられる皆様はもとより、国民の多くが知るアーティストが高岡に来ていた時期がありました。  こうした点を踏まえ、まず1点目の質問として、このホームタウン実行委員会の件も含めた音楽イベントの集約化と一定程度の規模の確保が必要と考えますが、当局の所見をお聞かせください。  なお、市はしばしば「選択と集中」という言葉を用いておられますが、今回の件はまちづくりの一例として挙げたもので、音楽であれスポーツであれ、各種イベントを活用してまちを活性化させるのであれば、小規模のものを無数に、しかも同時期に実施するのでは大きな効果は得られにくいので、ジャンルを問わず何かに絞って大きな規模のイベントを仕掛けるべきと考えてこの質問を行ったことを申し添えるとともに、今後の市政運営に当たっていただくことを要望するものです。  そして、今ほど申し上げたジャンルを問わずということは次の質問にもつながりますが、ホームタウンのライブ前日にアイドルグループ「ももいろクローバーZ」が来年の4月に黒部市でライブを開催することを発表したからであり、報道によれば、黒部市は今回の誘致で3億円以上の経済効果を見込み、それを呼び込んだのも、黒部市が市民からの情報でこのライブの公募を知って申し込んだとのことです。  つまり、柔軟な発想と大胆な行動力で大きなことにチャレンジすることが重要だということであり、このグループは、名称が奇抜だと感じる方がおいでるかもしれませんが、アメリカのメジャーリーグベースボール界で活躍中の田中将大さんをはじめ、男女問わず各界に多くのファンがいることで知られています。  そこでお伺いしますが、このアイドルグループのライブ会場は黒部市の宮野運動公園とのことですが、本市には、大きな事業費を投じて整備したボールパーク高岡がありますので、本項1点目の音楽イベントの開催地にするということも含めて当該施設の活用を図ってはと考えますが、当局の所見をお聞かせください。  そして、既存施設の活用という関連でもう1点。国の名勝に指定され、世界で最も美しい湾クラブに加盟する富山湾を構成する雨晴海岸沿いに建設された道の駅雨晴の活用についてです。  ここもボールパーク高岡同様に多額の費用を投じて整備されたものですが、皆様御存じのとおり、富山は雨や曇りの日が多く、今月初旬に国外からの来訪者をこの場所にお連れしたところ、海越しの立山連峰の景色が見れず、御案内いただいた雨晴観光協会の方は、自身の名刺に映っている晴天時の雨晴海岸を用いて説明をされたところであり、「せっかくの施設なので何とかしてほしい」との言葉を漏らしておられました。  そこで、せっかく訪問いただいた方のためにも、現代技術である拡張現実や仮想現実の活用を図り、晴れた日の雨晴海岸の情景を常時見られるようにしてはと考えますが、当局の所見をお聞かせください。  続いて、同じくまちの活性化に向けてという観点で、北陸新幹線の活用についてです。  市は8月下旬に速達型「かがやき」の新高岡駅停車をJR東日本に対して要望されたと伺っていますが、今後は、敦賀開業後に在来線特急の「サンダーバード」や「しらさぎ」が敦賀どまりになると予想されること。そしては、敦賀開業を見据えてシャトルタイプ「つるぎ」の敦賀延伸をJRなどに求めていく考えを示されたこと。以上から、本市も西側方面への移動という観点での行動もとっていくべきではとの質問を行う予定でしたが、今回は問題提起にとどめて次の質問に移りたいと思います。  次は、毎議会のように取り上げています財政健全化と、それに資する行政の効率化について3点伺っていきます。  まず初めに、本定例会において7億円の債務負担行為補正を伴う補正予算議案が上程されていますが、その内容は、市街灯のLED化をリース方式で推進を図るためのものと伺っています。  本件については平成26年6月及び同27年3月に本会議で私が質問したところですが、最初に行った平成26年6月の質問時には、先進事例の大阪府の取り組みを参考に、新たな財政負担が不要で、買いかえによる更新よりも早く省エネ効果を発揮できるリース方式による道路照明丸ごとLED化の推進という提案型の質問を行いました。  そのときに研究してまいりたいとの答弁をいただいてから、今日ここに至るまで約4年3カ月の期間を要したものの、市にとってよい施策ですので大いに進めていただければと思いますが、平成27年度当初予算で道路照明のLED化に向けた予算を措置した際、リース方式と比べて更新予算が平準化されるなどの理由で買い取り方式を選択し、拡充した予算額が約1,600万円と、ここまで少しずつLED化を進めてきたものが、ここに来て、なぜリース方式を採用し、なぜ一挙に実施することとしたのか、その理由をお聞かせください。  仮にもし財政難を理由とするのであれば、私が4年以上前に提案したときも、市の財政を何とかしなければとの思いで提案していましたので、その点を確認させてください。  そして、なぜこの質問をしたのかというと、これは要望でもありますが、時に議会は行政の追認機関とやゆされますが、今回も代表及び一般質問で多くの議員が登壇した中で、常に高岡市をよりよくしようとの思いで質問を行っており、今回の件を踏まえて、今後はよい提案や的確な指摘については積極的に取り入れようとの姿勢を持って市政運営に当たるようお願いし、次の質問に移ります。  続いて、財政健全化に資する行革に係る質問ですが、総務省は本年3月に、「地方行政サービス改革の取組状況等に関する調査等」と題して全国各自治体の行革の取り組み状況を公表しました。  高岡市の個票を見たところ、民間委託の分野で、学校用務員事務は今後も直営で対応していくとし、総合窓口の設置は設置予定なし、BPRの手法を用いた業務分析は記載がなく、庶務業務の集約化については実施予定なしなどとなっています。  また、この公表は、各団体における取り組み状況や今後の対応方針等を見える化し、全国平均との比較や日本地図への一覧化等により比較可能な形でまとめられたものとなっています。  こうした点を踏まえ、他団体と比較した本市の評価をお聞かせください。  なお、この公開ページ内には、地方公共団体における行政改革の取り組み事例が掲載されているほか、総務省内の別ページで、過去に自治体が行った業務改革モデルプロジェクトの報告書が掲載されるなどしており、そうした先進事例の導入検討を提案するとともに、今ほど申し上げた業務改革モデルプロジェクトが来年度も募集されるのであれば、これは国の支援を受けながら行革に着手できるものですので、新年度にぜひそれに取り組むことの検討もあわせて提案するものですが、当局の所見をお聞かせください。  本項の終わりに、先ほどの要望に加えて、市政に取り組む姿勢といいますか考え方という点でもう1点申し上げますが、昨年から本年にかけて整備された志貴野中学校校舎や高岡市消防団佐野分団器具置き場を視察した際、トイレが洋式化されたものの、洗浄機能や便座の暖房機能が装備されていないことに気づきました。行革や歳出削減は大切であり、ぜいたくをすべきではないと考えますが、子供たちや消防団の皆さんのことを思うときに、今回及びこれまで取り上げた財政健全化に向けた提案を進めるなどし、最低限必要な備品や設備機能がしっかり確保できるようになればと考えるところであり、市の財政悪化が及ぼす現場の状況を御紹介し、本項の質問を閉じます。  以上、提案、質問させていただきましたが、当局の前向きな答弁を御期待申し上げ、質問を終わります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               答             弁 56 ◯議長(狩野安郎君) 当局の答弁を求めます。市長 高橋正樹君。       〔市長(高橋正樹君)登壇〕 57 ◯市長(高橋正樹君) 横田議員の一般質問にお答えをいたしてまいります。  私からは、大きな柱の3点目、財政健全化に向けてのうち、行政サービス改革について、見える化、公表されている指標につきまして本市の評価はというようなお話でございます。  本市の行政改革は、緊張感のある効率的、効果的な行政運営、経営の視点に立った健全な財政運営により市民に信頼される市役所づくりを進めるという理念から、行財政改革推進方針、第2次の行財政改革アクションプランということでございますが、これにのっとり、保育園の民営化、職員数の適正化、公共施設の再編などを進めてきております。  これらのうち行政サービス改革につきましては、民間委託を行っているかどうかといったようなことなどを中心にいたしましてその取り組み状況が公表され、見える化が図られております。議員からお話がありましたとおりでございます。  当市におきましても、多くの業務について民間委託、指定管理を進めてまいっておりますけれども、議員からお話ありましたとおり、幾つかの業務、窓口業務などにつきまして実施されていないものも残されております。人口減少や行政需要の多様化など社会情勢の変化への対応を考えますと、これらの業務について、委託範囲の拡充など、さらなる行政サービス改革の推進が必要であると率直に感じております。  このうち、現在、地方公会計の整備については取り組みを進めておりまして、年内の公表に向けて作業を進めているところでございます。また、基幹系業務の自治体クラウドにつきましては平成32年度中の導入を目指して準備をしているところでありまして、速やかに取り組んでまいりたいと存じます。  引き続き、民間委託、指定管理者制度導入など行政サービス改革の推進に努めるとともに、本市で定める行財政改革推進方針や財政健全化緊急プログラムに掲げる取り組みについて積極的に進めてまいる所存でございます。  私からは以上でございます。その他の質問につきましては担当の部局長からお答えをいたします。 58 ◯議長(狩野安郎君) 総務部長 二塚英克君。       〔総務部長(二塚英克君)登壇〕 59 ◯総務部長(二塚英克君) 私からは、安全・安心なまちに向けて4点、財政健全化について1点、計5点についてお答えしてまいります。  まずは、大きな項目1つ目、安全・安心なまちに向けての自然災害への対応についての1点目、7月初旬の降雨時の事前避難と称して避難場所を開設した意図についてお尋ねでございます。  7月5日からの前線を伴う大雨の際は、小矢部川の氾濫と土砂災害発生のおそれがありまして、夜間の避難勧告等の発令を避けるために早目の避難が大切なことから、8カ所の避難所を事前に開設したものであります。8月中下旬においても、福岡の山間部において孤立集落発生のおそれがあったことから同様の開設を行っております。  今回の開設は、避難情報に至る前の段階として自主避難を呼びかけたものでありましたが、自治会内では情報が錯綜して情報伝達がうまくいかなったという意見も伺っているところであります。今後は、7月以降の体制の振り返りを行い、災害対策本部事務局、避難所運営要員などの本部運営及び避難所の開設方法、情報伝達の方法について検証を深め、市民の方々に正確な情報が発信できるよう検討してまいりたいと考えております。  続きまして、この項2点目、避難準備情報などの避難情報の種類やその意味について、住民への周知についてのお尋ねであります。  避難情報については、対象地域の人命、土地、建物に被害が発生するおそれがある場合に市町村長の判断で行うものでありまして、避難準備・高齢者等避難開始、避難勧告、避難指示の順で切迫度が高まるものであります。  避難情報の内容につきましては、総合防災訓練や防災マップあるいは連絡協議会ニュース、ホームページなどを通して周知をしているところであります。今後は、連携体制も含めて、対象自治会に地域の災害リスクを再確認する意味も含めて、避難情報の種類あるいは内容について説明会を行うなど、さらなる周知を図ってまいりたいと考えております。  続きまして、この項3点目、高岡市防災情報メール配信の登録状況についてのお尋ねであります。  高岡市防災情報メールの登録者数につきましては、平成30年9月1日現在で3,570人であります。登録状況の内訳は、地震の震度情報が最も多く、次いで警報発表、高岡市からの防災情報の順となっております。  昨年度からは、総合防災訓練の際や出前講座、説明会等で高齢者の方々などの登録の補助を行うなどして登録者数を伸ばしているところであります。その結果、平成29年4月現在2,605人から約1,000人増加している状況であります。今後も、出前講座や地元説明会を通して防災情報メールの啓発を行ってまいりたいと考えております。  続きまして、この項4点目、メール配信のカラーユニバーサルデザインの視点についてのお尋ねであります。  高岡市防災情報メールは、平成24年7月の豪雨災害を受けまして、防災へのソフト対策の一環として平成25年5月1日から運用しているところであります。また、直感的に配信内容が認識できるよう、平成29年5月1日から、気象警報などの内容に対しメールに背景色をつけて配信しているところであります。  しかしながら、議員からもお話ありましたが、背景の色が強く文字が見えにくいとの御指摘もいただいているところでございまして、ことし8月からは警報、特別警報の背景色をやや淡い色に変えたところであります。色合いについて配慮が必要な方への対応といたしましては、内容の確認を行いまして改善してまいりたいと考えております。  続きまして、大きな項目3つ目、財政健全化に向けてのうち、2つ目の行政サービス改革についての2点目、先進事例導入や、業務改革モデルプロジェクトへの取り組みを検討してはについてであります。  費用対効果の視点に立ったスピード感のある行財政運営を進めるためには不断の行政改革に取り組むことが重要でありまして、その際には他自治体の先進事例を参考にしてまいりたいと考えております。また、取り組みの実施に当たっては、議員からもお話ありましたプロジェクトをはじめ、国からの支援が得られる事業など、取り組みを推進するために有効な手法や財源があれば積極的に活用してまいりたいと考えております。  私からは以上です。 60 ◯議長(狩野安郎君) 市長政策部長 福田直之君。       〔市長政策部長(福田直之君)登壇〕
    61 ◯市長政策部長(福田直之君) 私からは、大きな質問の2項目め、まちの活性化に向けて、イベント及び既存施設の活用についての1点目、音楽イベントの集約化と一定程度の規模の確保が必要と考えるが、所見はについてお答えをいたします。  本市におきましては、市民や子供たちへのすぐれた音楽の鑑賞機会の提供を目的といたしましたクラシックなどのコンサートから、まちのにぎわいづくりを目的に民間主体で行うポップスなどのライブ、音楽イベントまで、さまざまな催しが行われております。  これらにつきましては、その目的や内容によりましてホールやまちなかなどに場所が限定されるもの、まちづくりイベントとあわせて開催しているため日程が決まっているものなどもございまして単純に集約化することは難しい側面もございますが、こうした催しの効果を底上げするためにはその調整、連携が必要であるものと考えております。  このため、本市におきましては、今年度から「Ars nova─音楽の祭典─」と題しまして、季節ごとに、ホールに加え街角やユニークベニューなどを活用したさまざまなジャンルの催しを一体的に開催し、市民の身近な鑑賞機会の充実に努めているところでございます。  今後とも関係団体と密接な連携を図ることで、催しの日程が重ならないような調整はもちろんのこと、情報の集約化並びに一元的な発信、一体的な打ち出しなどを通じて発信力、集客力の一層の強化に努めてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 62 ◯議長(狩野安郎君) 教育長 米谷和也君。       〔教育長(米谷和也君)登壇〕 63 ◯教育長(米谷和也君) 私からは、大きな項目の2番目、まちの活性化に向けてにつきまして、ボールパーク高岡の活用を図ってはとのお尋ねにお答えいたします。  公共施設の持続可能な運営につきましては全庁的な課題であり、教育委員会といたしましても、ボールパーク高岡をはじめ各施設の運用方策について、かねてから検討を重ねてきているところであります。  大規模なイベントやコンサートの開催により年間の収益性を高めることも具体的な方策の一つと捉えておりますが、ボールパークにつきましては、野球場の天然芝の上に仮設ステージを設置し、重量のあるスピーカーや照明等の機材を設置することで芝や球場が傷むのではないか。また同様に、野球場の天然芝の上に多数の椅子を置き客席とした場合も、芝が踏み荒らされ相当傷むのではないか。さらには、イベントやコンサートの規模によって、仮設の駐車場の確保等に配慮が必要となるのではないか。そして、スポーツを観戦する観客の皆さんの歓声以外の、スピーカーを通して発生します音量に対し、近隣の住民の皆さんの理解を得ることが必要となることなど課題もあると聞いております。地域の皆さんの御理解をいただきながら慎重に判断する必要があると考えております。  教育委員会といたしましても、ボールパーク高岡のさらなる活用は大変重要な課題であり、イベントやコンサートでの使用も含めまして広く御意見をいただきながら、将来に向けた持続可能な運営の実現に向けまして、引き続き方策を検討してまいりたいと考えております。  私からは以上であります。 64 ◯議長(狩野安郎君) 都市創造部長 堀 英人君。       〔都市創造部長(堀 英人君)登壇〕 65 ◯都市創造部長(堀 英人君) 私からは、2項目2点の質問についてお答えいたします。  まず、大きな項2つ目、まちの活性化に向けて、イベント及び既存施設の活用についての3点目、道の駅雨晴への拡張現実や仮想現実の活用についてお答えいたします。  道の駅雨晴には、1階の情報提供施設に40インチのタッチパネル画面を設置しておりまして、地元の太田、伏木地区の歴史や文化のほか、本市の見どころや観光情報を提供しております。  このタッチパネルでは、簡単な操作で雨晴海岸の景色を360度見渡すことができる映像を提供しておりまして、悪天候のときであっても、晴天時における富山湾越しの立山連峰が見える風景をごらんいただくことができるシステムとなっております。  本市としては、まずは当施設を1年間運営していく中で、このシステムの利用状況あるいは景色や眺望を求めて来られた利用者のニーズを把握したいと考えております。その上で、より魅力ある施設となりますよう、議員御提案の拡張現実や仮想現実の活用も含め、指定管理者と相談してまいります。  次に、大きな項の3つ目、財政健全化に向けての1点目、市街灯のLED化を買い取り方式からリース方式にした理由についてお答え申し上げます。  議員からの御提案を受け、平成26年度に行われました検証では、防犯灯である20ワット型蛍光灯の市街灯全てを、買い取り方式により10年間でLED化を図るということが本市にとって有効であると当時判断したものでございます。一方、26年度に検証の対象としていなかった道路照明灯についても、現在まで灯具の更新の際にLED化を行ってきており、29年度末で道路照明灯を含めたLED化進捗率は19%でございます。このまま推移いたしますと、全ての市街灯のLED化に当たってはあと12年程度必要であると想定しているところでございます。  現在、27年度当時に比べ、道路照明灯のLED器具の価格は約11%下がっていること、また電気料金の単価がここ3年間で約13%上昇していること、道路照明灯に使用される水銀灯の生産が平成32年で終了することなどから、道路照明灯を含む全ての市街灯のLED化について改めて検証したものでございます。  その結果、初期投資も含めて10年間で平準化できることをはじめ、これまでLED化を行った灯具も含めて維持管理が可能なこと、市街灯の管理システムをあわせて構築できることなどから、現時点でリース方式が本市にとって最適であると判断したものでございます。  私からは以上でございます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 66 ◯議長(狩野安郎君) 7番 石須大雄君。       〔7番(石須大雄君)登壇〕 67 ◯7番(石須大雄君) 今定例会もしんがりとなりました。「しんがりを狙っとるがか」というふうなことも言われるんですが、しんがりにならないように今回も締め切りの7時間前に通告を出したんですけれども、やっぱりしんがりになってしまいました。  今定例会も先輩、同僚議員の質問を聞かさせていただきました。この間、私の質問にもよくありましたが、全くかみ合わない答弁がされてきました。その都度、私は再々質問まで行ってきたところでありますが、今定例会、余りにもひどい、かみ合わない答弁があったのかなというように思っております。  また、やってますというような答弁もあったかなというふうに思います。何のために早目に通告をしているのか。通告をしたら、ヒアリングに来る、もしくは私とか我が会派上田議員もなんですが、通告のときに質問の読み原稿を出している。それを見れば、議員はどんな趣旨で質問をしているのか、しっかりとわかる。わからなければ、ヒアリングに行って話を聞いて、議員に理解をしていただくものは理解をしていただきながら答弁をしていく。これが議会ではないのかなというふうに思ってます。  本会議場では議員個人の質問ではありますが、大きく見ると、高岡市議会での質問に対して市当局の答弁ということになりますので、これからその辺も配慮をいただきながら議会を活発にやっていきたいというふうに思っております。  ことしの夏、大変暑い状況でありました。七、八年前に壊れていた私の部屋のエアコン、ようやくことし買いかえを行いましたが、設置にえらい時間がかかりました。最初、予約をしていた日すっぽかされて、電話をかけると「何日に行きます」。その日は、つけてもらえるのかと思ったら、現地を見に来るだけと。そしてまた電話をかけて、ようやく設置をしていただきました。6月に買ったエアコンが設置をされたのが7月の中下旬というようなことで、1カ月以上経過をしてエアコンがついた状況であります。  エアコンといえば、今定例会、自民同志会の代表質問で中学校の教室にエアコンの設置が答弁でありました。今定例会の前、6月定例会で我が会派の上田議員ほか多くの議員が小中学校へのエアコン設置についての質問をしたときに、調査、研究、検討をするというような答弁がありました。この答弁、ここ二、三年続いている答弁だったのに、何で急に6月に特別教室にエアコンを設置するということが決まり、そして今定例会で中学校のエアコン設置が決まったのか。子供の医療費無料化のときのを考えると、富山市がやったから高岡もやる、こういったことがあるのではないかと言われております。と富山市の後につながってやっていく、そういったことを施策にしていくとなると、高岡市の魅力が発信できるのかどうなのか。しっかり信念を持って事業を進めていっていただきたいというふうに思っております。  それでは、読み原を添付しながら通告した通告に従い、9月議会の質問へ入っていきたいというふうに思います。  何度も議会で取り上げ、その施設の重要性を質問させていただいていますが、高岡市長生寮についてでございます。  とうとう今定例会で廃止する議案等が提案されたことについて、大変残念に思っています。サービスの低下とセーフティネット機能が失われるのではないかと心配をしているところであります。  そこで、この項1点目として改めてお聞きしますが、高岡市の高齢者福祉の先駆的かつ指導的役割を果たしてきた養護老人ホーム高岡市長生寮を民営化することによって、これまで培われてきた高岡市の高齢者福祉の知識や技術が失われ、高齢者福祉全体のサービス低下につながるのではないかと考えますが、市の見解をお示しいただきたいと思います。  次に、「引受法人を選定するときは、民営化後もセーフティネットとしての役割を理解し、誠意を持って対応できることを公募条件とし、法人選定を行う。また、民営化後も、経済状況や家庭環境などの理由により入所の必要な高齢者等の措置決定は引き続き高岡市が行うため、市民のセーフティネットとしての高岡市長生寮の役割には変わりはございません」と3月議会での答弁がありました。  引受法人は公募の条件をしっかり理解し、警察の介入によるDV被害者、精神病院の退院後の人、服役後帰るところがない高齢者など、他の高齢者福祉施設では受け入れることが困難な人であっても引き受けてもらえるのか。引き受けてもらうことが困難なのであれば、高齢者のセーフティネット機能が失われないよう今後も高岡市が責任を持って対応することが必要と考えますが、見解をお示しいただきたいと思います。  次に、7月末に、高岡市長生寮の民営化に係る引受法人として、特別養護老人ホーム志貴野長生寮や障害者支援施設「志貴野苑」、志貴野ホームを運営している社会福祉法人高岡市身体障害者福祉会が引受法人となったと説明がありました。  3月議会で、つながっている建物にから特別養護老人ホームを引き受けている法人があるが、長生寮移管法人選定委員会をあえて設置する理由を質問しました。このときは再々質問まで行ったことを記憶しています。  引受法人を公募により募集し、厳正なる審査の上、質の高いサービスを提供できる法人を選定するため、公募から審査、選定に至るプロセスを経ることによって、最も適正で、かつ質の高いサービス提供ができる法人が選定されると考えているとの答弁でしたが、結局応募された法人は、の特別養護老人ホームを引き受けている法人1つだったと聞きましたが、この結果について、3月の答弁を踏まえて市の見解をお示しをいただきたいと思います。  次に、保育士や介護士等が重労働の割に賃金が安く、なり手がなかなかいないと言われています。1つの法人しか応募がなかった引受法人が高岡市長生寮を引き受けても、介護職員不足で公募条件が満たされなければ引受法人の選定を見直すとの答弁がされていますが、本当に大丈夫なのか心配をしていました。  しかし、この引受法人が開催している施設見学説明会に、多くの参加希望があると聞きました。介護士不足の時代に多数の参加希望があった要因について、市の見解をお示しをいただきたいと思います。  この項最後に、引受法人が公募条件を満たし、法人への移管をされることによって、これまで働いていた職員が全て入れかわり、これまで全く顔を見たことがない知らない職員になるということについて、入所者へかなりの不安を与えることになると思いますが、その対応についてお示しをいただきたいと思います。  次の項目に入ります。人事院勧告等についてでございます。  人事院勧告について今さら説明する必要もないと思いますが、人事院総裁談話では、「人事院勧告制度は、労働基本権制約の代償措置として、情勢適応の原則に基づき国家公務員の適正な処遇を確保しようとするもの」とありますが、人事院勧告は国家公務員の処遇についての勧告ではありますが、人事委員会が設置されていない地方自治体で働く職員についても人事院勧告に準じて処遇が改善されるものとなっています。  その人事院勧告が今年度は8月10日に出されました。その中身は、例年行われている民間給与との比較、給与改定の内容と考え方などのほかに、公務員人事管理に関する報告や、定年を段階的に引き上げるための国家公務員法の改正について意見の申し出がありました。  まず、公務員人事管理に関する報告の中の働き方改革と勤務環境の整備等についてお聞きします。  人事院総裁談話では、「職員が意欲を持って生き生きと働くことができるよう、勤務環境をめぐる課題にも対応していきます。特に、長時間労働の是正については、民間労働法制の改正が行われたことも踏まえ、人事院規則において超過勤務命令を行うことができる上限の時間を設定するなどの措置を講じてまいります」とありますが、高岡市では長時間労働の是正についてどのように行っていくのか、お示しをいただきたいと思います。  次に、3月に出された仕事と育児、介護の両立支援に係る指針の内容の徹底、不妊治療が受けやすい職場環境の醸成、心の健康づくりの推進、過労死等防止対策大綱に基づく取り組みについて勧告がされていますが、高岡市は仕事と家庭の両立支援、心の健康づくりの推進等についてどのようにしていくのか、見解をお示しいただきたいと思います。  また、ハラスメント防止対策に関しては、検討会を設けるなどして外部有識者の意見も聞きながら、公務におけるパワハラ対策を検討とありますが、高岡市ではどうハラスメント防止対策を行うのか、見解をお示しいただきたいと思います。  最後に、非常勤職員の適切な処遇の確保として、非常勤職員の給与については、指針に基づく各府省の取り組み状況を踏まえ、必要な指導を行う。非常勤職員の休暇については、民間の状況を踏まえ、慶弔に係る休暇について措置するとあります。会計年度任用職員制度の導入に向け、高岡市ではどのようにするのか、見解をお示しいただきたいと思います。  もう一つの特徴として、公務員の定年年齢の引き上げについて、国会に意見の申し入れがされました。  人事院総裁談話によると、「少子・高齢化の急速な進展、若年労働力人口の減少により、意欲と能力のある高齢者が活躍できる場をつくることが社会全体の重要な課題となる中、政府において、国家公務員の定年年齢の引き上げについて具体的な検討が進められ、本年2月に論点整理が行われるとともに、人事院に対して検討要請がありました。人事院としては、複雑高度化する行政課題に的確に対応し、質の高い行政サービスを維持していくためには、60歳を超える職員の能力及び経験を本格的に活用することが不可欠であり、定年を段階的に65歳に引き上げることが必要と考えます」とありますが、高岡市では、定年の引き上げについてどのように考えているのか、見解をお示しいただきたいと思います。  最後の項目、伏木地区の観光についてお聞きをいたします。  恋する灯台の認定、おくのほそ道の風景地名勝指定、日本遺産に追加認定、みなとオアシス登録など、ここ数年、伏木地区のいろいろな観光資源が高く評価をされています。また、けんか山やにらみ獅子など古くからの祭り、万葉埠頭のクルーズ船など、多くの観光客が来られるイベントもあります。そして、ことしの夏からの勝興寺本坊の一部公開が始まり、2021年春には全体公開がされると聞いております。  伏木地区はこれからも変わらず高岡市にとって大変大きな観光資源だと思いますが、今後の伏木地区の観光振興について、高岡市はどのように考えているのか、お示しをいただきたいと思います。  次に、オープン当初、渋滞がトンネルを超え、加古川交差点の先まで続いていた道の駅雨晴ですが、今はトンネルぐらいまでに減少をしています。来客数もオープン当初に比べれば少なくはなっていますが、それでも休日を中心に大変多くの方が来ておられます。  松尾芭蕉ゆかりのおくのほそ道の風景地として国の名勝に指定された女岩を含む雨晴海岸の有磯海を望む道の駅雨晴の入場者数をお示しをいただきたいと思います。  次に、8月4日に勝興寺本坊が一部公開され、伏木住民の皆さんや市内、県内、外や海外の皆さんが、8月だけでも2,228人が見に来られています。この人数が多いのか少ないのか何とも言えませんが、去年の8月に比べ1.5倍以上となっています。  観光バスや車の駐車場として伏木駅前の観光駐車場を中心に利用されていますが、日によってはいっぱいになり、駐車場不足が問題化しつつあります。  これから勝興寺の魅力や情報が拡散され、もっと多くの方が見に来られることになると思います。また、2021年春に全体公開がされると見学者数が飛躍的に伸びることが期待されます。「見に行ったけど、駐車場もない」などと、すばらしい勝興寺の評価を下げる前に観光駐車場の整備が必要だと思いますが、見解をお示しいただきたいと思います。  先日、港湾・公共交通対策特別委員会で秋田港へ視察に行きました。秋田港では、クルーズ船受け入れのための旅客ターミナルや屋根付きの歩道、展望タワーが整備されていました。伏木にもぜひ建設をしていただきたいと思います。  また、秋田港では今年度より、JR貨物の線路を利用しJRによって駅が建設され、客船就航時のみではありますが、最大で4両で運用がされ大変喜ばれていると聞きました。  万葉埠頭にも建設されるといいのではとも思いますが、万葉埠頭から約2キロにある伏木駅がございます。先日のMSCスプレンディダ寄港時にはシャトルバスで万葉埠頭と伏木駅をつないでいましたが、氷見線の本数が少なく、うまく活用ができなかったのではないかと思います。  JRに対し、秋田港のように万葉埠頭駅の建設をお願いしてはとまでは言いませんが、近隣にある伏木駅を利用してもらうため、クルーズ船寄港時に氷見線の増便またはせめて定期便の車両をふやしてもらうよう要請してはと考えますが、見解をお示しいただきたいと思います。  読み上げ原稿を添付して通告を私はしています。かみ合った答弁を期待して、私の質問を終えていきます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               答             弁 68 ◯議長(狩野安郎君) 当局の答弁を求めます。市長 高橋正樹君。       〔市長(高橋正樹君)登壇〕 69 ◯市長(高橋正樹君) 石須議員の一般質問にお答えをいたしてまいります。  私からは、問い3、大きな柱の3つ目、伏木地区の観光についてのお尋ねのうち、今後の振興についての考え方をお話を申し上げたいと思います。  伏木地区には、港伏木が受け継いできた歴史と文化、あるいは世界につながる物と文化の交流拠点という、ほかの地域にはない特色があると存じます。これらの貴重な地域資源を生かし、伏木地区の観光まちづくり、地域の活性化を進めるとともに、ひいては本市観光振興の柱としてまいりたいと存じます。  そのため、第1には、伏木の地域資源を磨き、全国、世界への発信すること。2つには、これら資源にストーリー性を加え、観光資源として旅行商品に結びつけること。3つに、観光振興のために必要なインフラ環境の整備を図ることなどが必要であり、これらの取り組みを促進してまいりたいと存じます。  これらを進めるに当たって、最近の動きの中では、港伏木の心意気を示す伏木けんか山「かっちゃ」や復原事業が進み一部公開された重要文化財勝興寺をはじめとする伏木地区の歴史・文化資産は、ことし、北前船寄港地関連ストーリーとして日本遺産に指定されたところであります。これを契機に、伏木地区の歴史・文化、経済的な価値を観光メニューとして確立していきたいと考えております。  また、名勝「おくのほそ道の風景地─有磯海─」を含む雨晴海岸一帯は、世界で最も美しい湾クラブメンバー富山湾の代表的景観でありまして、来年度、富山で開催される同クラブ総会を契機に、世界的に価値ある景観として発信してまいりたいと存じます。  そのほか、議員からは、伏木の幾つかの歴史資産、文化資産につきまして、観光資源として大変有用なことについてのお触れもございましたが、これら伏木地区一帯に点在する歴史・文化資産を観光資源としてストーリー性を持って結びつけてまいりたいと考え、歩いて楽しいまちづくりを進めるなど、散策路やサイン標識の整備を行っているところでございます。  また加えて、本年8月には、地元の若い方々のお力で勝興寺門前にふしき坂ノ上ヴィレッヂがオープンしたということでございますが、大変心強く思っております。今後とも、地域の皆さんとともに地域資源を生かしながら観光振興に努め、地域の活性化に取り組んでまいりたいと存じます。  私からは以上でございます。その他の質問につきましては担当の部局長からお答えいたします。 70 ◯議長(狩野安郎君) 福祉保健部長 吉澤 実君。       〔福祉保健部長(吉澤 実君)登壇〕 71 ◯福祉保健部長(吉澤 実君) 私からは、高岡市長生寮の民営化について5点についてお答えいたします。  まず1点目、これまで高岡市が培ってきた高齢者福祉の知識、技術が失われ、高齢者福祉全体のサービス低下につながるのではないかについてお答えいたします。  平成31年4月からの民間移管に向けて、高岡市長生寮の職員の知識や技術が伝承されるよう、引受法人との業務引き継ぎを十分行い、現状と変わらない入所者の支援体制を確保したいと考えております。  また、民間移管後も適切な施設運営が確保されているか、必要に応じて実地調査を行い、現在のサービス水準が低下することのないよう、高岡市として責任を持って対応してまいります。このことにより、高岡市の高齢者福祉全体のサービスの低下にはつながらないと考えております。  2点目、法人への移管によって、高齢者のセーフティネット機能が失われることのないよう今後も市が責任を持って対応することが必要ではないかについてお答えいたします。  民営化後も、経済状況や家庭環境などの理由により入所の必要な高齢者の措置決定は引き続き高岡市が行うため、これまで同様、市民のセーフティネットとしての高岡市長生寮の役割は変わりません。  3点目、応募法人が1法人だったが、市としての見解についてお答えいたします。  引受法人の選定に当たっては、1つに、セーフティネットとしての役割を理解すること。2つ目に、措置入所について市の求めに応じ、誠意を持って対応すること。3つ目に、緊急的なミドルステイの対応についても、市の求めに応じ誠意を持って対応することを公募条件とし、6月の1カ月間、引受法人の募集を行いました。  その結果として、公募条件を満たすことのできる社会福祉法人が応募したものと考えております。  4点目、引受法人が開催している施設見学説明会に、多くの参加希望者があると仄聞しているが、その要因と見解についてお答えいたします。  平成31年4月の民間移管に向けて、引受法人としては、福祉人材の不足の中、人材を確保することは大変課題となっております。そのため、引受法人決定後、速やかにハローワークや福祉学校への求人募集を行うとともに、さまざまな情報誌への求人情報の掲載や新聞折り込みも行い、職員確保に向け現在努力されているところでございます。  その結果、施設見学説明会への参加希望者があったところであり、高岡市としては、今後も引き続き職員確保に向けた取り組みを行っていただきたいと考えております。  5つ目、法人への移管によって職員が全て入れかわることは、入所者への不安を与えることになるが、それの対応についてお答えいたします。  高岡市長生寮の入所者や身元引受人のためにも、スムーズな民間移管が重要であります。引受法人決定後には早速、入所者や身元引受人への説明会を開催いたしました。また現在、引受法人との業務の引き継ぎを行っているところでもございます。  民間移管後に全ての職員がかわることは、入所者に精神的な不安を与えると考えております。引受法人への移管後も長生寮の運営が安定したものになるよう、一定期間の職員派遣について引受法人との協議をしてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。
    72 ◯議長(狩野安郎君) 総務部長 二塚英克君。       〔総務部長(二塚英克君)登壇〕 73 ◯総務部長(二塚英克君) 私からは、大きな項目2つ目の人事院勧告等について5点お答えしてまいります。  1点目、長時間労働の是正についてであります。  まず、人事院勧告全般について、市としての対応の考え方でございますが、人事院勧告等では情勢適応の原則に基づきまして、給与、勤務条件等に関して講ずべき必要な措置が示されておりまして、本市としては国、の動向や具体的取り組みを注視しながら、本市の状況も踏まえて適切に対応してまいりたいと考えております。  そうした中で、長時間労働につきましては、職員が家族と過ごす機会を減らすこととなる上、疲労やストレスによる公務能率の低下を招くおそれがあるものであります。その是正のため、超過勤務に対する職員の意識改革、業務の削減、合理化、業務分担見直しの推進など、マネジメントの強化に取り組むことが必要であると考えております。  本市では、これまでの超過勤務実績レポートの公表や超過勤務のあり方チェックシートの活用などに加えまして、新たに職場内ミーティングの励行や、リフレッシュデーに合わせた市長による退庁アナウンス、パソコン端末を活用した出退勤管理の試行などに取り組んでいるところであります。また、各職場での超過勤務縮減に向けた業務改善を促し、効果的な取り組みについては全庁で共有するなど、活力のある職場環境づくりを進めてまいりたいと考えております。  2点目、仕事と家庭の両立支援、心の健康づくりの推進などについてのお尋ねであります。  活力ある市役所を実現するためには、職員がやりがいや充実を感じながら働き、家庭や地域等で心身ともに健康で豊かな生活を送ることができる職場環境づくりが重要であると考えております。  仕事と家庭の両立支援については、育児や介護などを行う職員に対する支援制度の周知やイクボス宣言、長時間労働の是正に向けた取り組みなどに努めているところであります。また、心の健康づくりの推進については、職員の心の健康相談事業をはじめ、研修会や講演会、情報提供事業、ストレスチェック事業など、対策に努めているところであります。  ワーク・ライフ・バランスの実現に向けては、こうした取り組みはもとより、職場での職員相互の理解、協力体制も重要でありまして、仕事と家庭の両立を尊重する職場風土の形成にも努めてまいりたいと考えております。  3点目、ハラスメント防止対策についてのお尋ねです。  職場におけるハラスメントは、職員の尊厳を傷つけ、その能力発揮を妨げるとともに、職場の運営に支障をもたらし、組織にも大きな損失を与えるものであると考えております。  本市においては、各種ハラスメントに関する職員からの相談を受け付けるハラスメント相談窓口の設置や管理職等を対象としたマネジメント研修、OJT推進マニュアルによる職員の人材育成などによりましてハラスメントの防止、排除に取り組んでいるところであります。  今後も引き続き、職員に対する意識啓発などを図りながら働きやすい職場環境づくりに努めていくとともに、より効果的な取り組みについて検討してまいりたいと考えております。  続きまして、4点目、非常勤職員の適切な処遇の確保についてであります。  非常勤職員については、統一的かつ適正な任用、勤務条件を確保するため、平成32年4月に会計年度任用職員制度の導入が予定されているところであります。導入に当たりましては、適切な給料水準の設定など、法改正の趣旨に沿った運用となるよう、や他市の状況も踏まえながら制度設計を進めてまいりたいと考えております。  最後に、定年引き上げについてであります。  定年年齢の段階的引き上げは、少子・高齢化の急速な進展、若年労働力人口の減少が続く中、働く意欲と能力のある高齢者が活躍できる場の提供と、技能、ノウハウの継承という課題に対応するものとして人事院から申し出があったものと受けとめております。  本市におきましても、ベテラン職員の知識と経験、技術の継承を図り、多様化していく市民ニーズへの対応と安定した行政サービスを提供できる体制づくりが必要であると考えております。  しかしながら、現時点では実施時期や内容などが明確に示されていない状況でございまして、今後の国の動向を注視してまいりたいと考えております。  私からは以上です。 74 ◯議長(狩野安郎君) 都市創造部長 堀 英人君。       〔都市創造部長(堀 英人君)登壇〕 75 ◯都市創造部長(堀 英人君) 私からは、大きな項の3つ目、伏木地区の観光についての2点目、道の駅雨晴の入場者数についてお答えいたします。  道の駅雨晴は、本年4月25日のオープン以来、県内外から多くの方々に御利用をいただいております。  施設の入場者数については、2階の飲食施設と物品販売施設のレジを通過された方の人数をカウントしておりまして、8月末までの約4カ月強で、飲食施設では約2万9,600人、物品販売施設では約3万2,600人の合わせて6万2,200人となっております。月平均にいたしますと約1万5,000人の入場者ということになります。  なお、当施設には、買い物や飲食の目的だけではなく、眺望や景観を楽しみに来られる方々も多く利用されております。このため、実際には今ほど申し上げた数字以上の入場者数があるものと考えております。  私からは以上でございます。 76 ◯議長(狩野安郎君) 産業振興部長 川尻光浩君。       〔産業振興部長(川尻光浩君)登壇〕 77 ◯産業振興部長(川尻光浩君) 私からは、大きな柱の伏木地区の観光についてのうち2点お答えしたいと思います。  1点目、今後、勝興寺の来場者数の増加が見込まれるが、新たな観光駐車場を整備してはにお答えいたします。  伏木地区における観光駐車場は、平成17年に、勝興寺の本堂保存修復工事の完了に合わせ伏木駅前観光駐車場を整備し、伏木地区にお越しになられる観光客の利便性向上に努めてきたところであります。  勝興寺の拝観者数については、平成29年8月の1,400人に対し、本年8月は2,310人と前年比65%の増であるが、来訪者の駐車場については、勝興寺受付前の数台分のスペースと伏木駅前観光駐車場を御利用いただき対応しております。  2020年に保存修復工事が全て終了すればさらに観光客がふえるものと見込まれますが、その際には、現在、工事関係車両の駐車場として利用されている約20台分のスペースが観光客用の駐車スペースになる予定と伺っております。  伏木地区の観光駐車場の整備については、これらのことを総合的に勘案し、地元の協力を得ながら、周辺のあいている土地の利活用も視野に入れて検討してまいりたいと考えております。  2点目、クルーズ船寄港時に氷見線の増便または車両増をJRに要請してはについてお答えいたします。  JR氷見線については、通勤通学時を除くと、通常1両編成で1時間から1時間半に1本運行しており、車両1両当たりの定員が約120人であります。埠頭から伏木駅までをシャトルバスでつなぎ、増便(臨時便)の運行・車両増を行うことができれば乗船客の大量輸送が可能となり、中心市街地等への有力な輸送手段の一つだと考えます。  一方、運行に当たっては、クルーズ船の寄港時間に合わせたダイヤの調整、臨時便の運賃設定と徴収方法、伏木駅での誘導と駅構内での安全確保、埠頭に戻る時間帯がまちまちである乗船客の中心市街地等からの交通手段確保など、さまざまな課題が考えられます。  これらを踏まえて、JRをはじめ関係機関とともに、どのようにすれば乗船客が混乱なくスムーズに埠頭と市街地間を行き来できるのか等を検討し、乗船客の利便性向上、ひいては伏木港寄港時におけるお客様の満足度向上につながるように努めてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 78 ◯議長(狩野安郎君) これをもちまして、一般質問、質疑を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議 案 の 委 員 会 付 託 79 ◯議長(狩野安郎君) ただいま議題となっております議案第100号から議案第107号までの各議案は、お手元に配付してあります議案審査付託表(第5号)のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               水道病院決算特別委員会の設置 80 ◯議長(狩野安郎君) お諮りいたします。  議案第108号 平成29年度高岡市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、議案第109号 平成29年度高岡市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号 決算の認定については、12名の委員をもって構成する水道病院決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 81 ◯議長(狩野安郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第108号、議案第109号及び認定第1号については、12名の委員をもって構成する水道病院決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委  員  の  選  任 82 ◯議長(狩野安郎君) 次に、お諮りいたします。  ただいま設置されました水道病院決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長においてお手元に配付の名簿のとおり指名いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長(狩野安郎君) 御異議なしと認めます。  よって、委員は、お手元に配付の名簿のとおり選任することに決定いたしました。   ───────────────────────────────────────               水道病院決算特別委員会委員名簿 ┌─────────────────────────────────────┐ │           委      員 (議席順)            │ ├─────────────────────────────────────┤ │高 瀬 充 子   瀬 川 侑 希   筏 井 哲 治   山 口 泰 祐│ │石 須 大 雄   高 岡 宏 和   横 田 誠 二   薮 中 一 夫│ │吉 田 健太郎   本 田 利 麻   大 井 正 樹   畠   起 也│ └─────────────────────────────────────┘   ───────────────────────────────────────   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               決算特別委員会の設置 84 ◯議長(狩野安郎君) 次に、お諮りいたします。  認定第2号 決算の認定については、12名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(狩野安郎君) 御異議なしと認めます。  よって、認定第2号については、12名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               委  員  の  選  任 86 ◯議長(狩野安郎君) 次に、お諮りいたします。  ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長においてお手元に配付の名簿のとおり指名いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 87 ◯議長(狩野安郎君) 御異議なしと認めます。  よって、委員は、お手元に配付の名簿のとおり選任することに決定いたしました。   ───────────────────────────────────────                 決算特別委員会委員名簿 ┌─────────────────────────────────────┐ │            委      員 (議席順)           │ ├─────────────────────────────────────┤ │角 田 悠 紀   林   貴 文   中 村 清 志   酒 井 善 広│ │上 田   武   中 川 加津代   坂 林 永 喜   金 森 一 郎│ │金 平 直 巳   樋 詰 和 子   曽 田 康 司   水 口 清 志│ └─────────────────────────────────────┘   ───────────────────────────────────────   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               休             会
    88 ◯議長(狩野安郎君) お諮りいたします。  来る26日及び27日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 89 ◯議長(狩野安郎君) 御異議なしと認めます。  よって、来る26日及び27日は、休会とすることに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               次 会 の 日 程 の 報 告 90 ◯議長(狩野安郎君) 次に、議会の日程を申し上げます。  次回の本会議は、来る28日定刻の午後1時より再開し、諸案件の審議を行います。  また、明21日は、午前9時より代表者会議を、午前10時より民生病院常任委員会、午後1時より産業建設常任委員会を開催いたします。  また、来る25日は、午前10時より議会運営委員会を、午後1時より総務文教常任委員会を開催いたします。  なお、本日、本会議終了後、先ほど設置いたしました水道病院決算特別委員会及び決算特別委員会を開催いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               散             会 91 ◯議長(狩野安郎君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これで散会いたします。  御苦労さまでございました。   ────────────・─────────────・────────────                                 散会 午後2時14分 Copyright © Takaoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...