高岡市議会 2009-12-05
平成21年12月定例会(第5日目) 本文
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 開議 午後1時01分
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開 議
◯議長(盤若進二君) これより、本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程(第5号)のとおりでございます。
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高岡市議会永年
勤続議員表彰の件
2 ◯議長(盤若進二君) 日程第1
高岡市議会永年
勤続議員表彰の件を議題といたします。
高岡市議会表彰内規第2条の規定に基づき、本
市議会議員として、10年以上にわたり、市政の伸展に尽くされました方々の御功労に対しまして、議会の議決をもって表彰いたしたいと思います。
お諮りいたします。
在職18年余の杉森利二君
在職14年余の松崎義彦君
在職10年余の尾崎憲子君
以上、3名の方々に対し、その功績をたたえ、表彰状を授与したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
3 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま申し上げました3名の方々に対し、
高岡市議会表彰を行うことに決定いたしました。
ただいまの3名の方々に対する表彰状につきましては、議長において
起草いたしました表彰文を職員に朗読させます。
〔職員朗読〕
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表 彰 状
○○ 様
あなたは
市議会議員として○○年余にわたり精励よくその任を尽くされ、地方自治の振興と市政発展、市民福祉の向上に努められました。
高岡市議会はその功績を多として、特に議決をもって表彰します。
平成21年12月21日
高岡市議会
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4 ◯議長(盤若進二君) 以上のとおりでございます。
なお、
表彰状授与式は、本日の本会議終了後に行います。
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議 題 の 宣 告
5 ◯議長(盤若進二君) 日程第2 議案第86号から議案第97号まで、議案第99号、議案第100号、議案第102号から議案第109号まで及び議案第111号から議案第116号までを議題といたします。
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委 員 長 報 告
6 ◯議長(盤若進二君) 過日の本会議におきまして、各
常任委員会に付託いたしました案件につきましては、それぞれ慎重に審査をいただき、その結論を見出しております。
これより、各委員会の審査結果及び経過につきまして、委員長の報告を求めます。
まず、
民生病院常任委員長 金森一郎君より報告をお願いいたします。
〔
民生病院常任委員長(金森一郎君)登壇〕
7
◯民生病院常任委員長(金森一郎君) 今次12月定例会において、
民生病院常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。
本委員会に付託されましたのは、
議案第 86号 平成21年度高岡市
一般会計補正予算(第3号)のうち本
委員会所管分
議案第 87号 平成21年度高岡市
国民健康保険事業会計補正予算(第2号)
議案第 92号 平成21年度高岡市
介護保険事業会計補正予算(第2号)
議案第 93号 平成21年度高岡市
後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)
議案第 94号 平成21年度高岡市
高岡市民病院事業会計補正予算(第2号)
議案第107号
指定管理者の指定について
(高岡市
伏木児童館)
議案第108号
指定管理者の指定について
(高岡市
野村児童センター)
議案第109号
指定管理者の指定について
(高岡市
戸出児童センター) 及び
議案第116号 財産の取得について
(
ハイブリッド式塵芥車)
以上、予算議案5件及びその他議案4件の計9件であります。
審査の結果、議案第86号のうち本
委員会所管分、議案第87号及び議案第92号から議案第94号までは賛成多数で、議案第107号から議案第109号まで及び議案第116号は全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
以下、審査の過程における主な質疑について申し上げます。
まず、
一般会計補正予算に関して、
万葉線脱線事故の事故原因と今後の
再発防止策はとの質疑に対し、中新湊駅構内において、車両を転線させる際に確認を怠り、転轍器をまたいだ状態で運転したため車両脱線を起こしたものであり、市としては
万葉線株式会社に対し厳重注意を行ったところである。これを受けて同社では、車両の入れかえ作業の見直しと
マニュアル化をはじめ7項目の
再発防止対策を講じたとの報告を受けているとの答弁がありました。
次に、
民間保育連盟から議長に提出された要望書の内容はとの質疑に対し、1、市長と
民間保育連盟との
懇談会開催、2、補助金の増額、3、
保育士研修の質的担保と財政的助成、4、乳幼児の保育士1人
当たり配置基準の見直し、5、
特別支援児童に対する指導、6、耐震構造を実現するための財政援助、以上6点を要望するものであるとの答弁がありました。
次に、
感染症対策機器緊急整備に係る事業費について、公立分と私立分とで2倍近く開きがある理由はとの質疑に対し、
空気清浄機を、
児童福祉総務費では市立の保育園、
児童センター等の55施設に、
児童措置費では私立の28保育園にそれぞれ設置するものであり、単価はいずれも30万円であるとの答弁がありました。
次に、国における
私立保育所運営費一般財源化の動きに対する見解は。一般財源化されると
私立保育園の基盤が崩れることになる。行政はこの事態をみずからの問題ととらえ、
全国市長会等を通じてその中止を求めるべきと考えるが見解はとの質疑に対し、事業費が減額されるという報道も一部にはあるが、国の予算編成が先行き不透明なこともあり、もう少し見守る必要がある。
私立保育園は
子育て支援の一翼を担う重要な施設である。国による
制度見直し等の動きについては今後も注視していきたいとの答弁がありました。
次に、園児1人当たりの
保育料軽減額について、県内市の平均額と本市の額、県内順位は。県内市の平均額に近づくよう軽減額を少しでも引き上げる努力をすべきではないかとの質疑に対し、県内市の
平均軽減額は1万38円であり、本市の軽減額は8,758円で、県内第7位にランクされている。本市の保育料は県内では中位であり、呉西地域の砺波市、射水市、南砺市よりも高いが、他市と比べ低所得層に手厚く、第3子以降は大幅な軽減措置があるなど適度な設定になっている。保育料の軽減に要する財源を一挙にふやすことは難しいので、毎年、財政状況を考慮しながら総合的に判断し、できるところから見直しを行っていきたいとの答弁がありました。
次に、本市の
野外生活者数の状況はとの質疑に対し、2カ月に1回実態調査を行っている。最近の調査では、高岡駅地下街に5名、おとぎの森公園に2名、
国吉大橋下に2名、道の駅万葉の里高岡に6名の計15名が確認されているとの答弁がありました。
次に、非常に厳しい
景気状況下で
野外生活者は今後もふえると考えられる。住居を失った方の一時的な宿泊所を行政が提供することはできないのかとの質疑に対し、市として宿泊所を提供することは難しいが、類似施設を提供できる団体との連携や低
家賃アパート等の紹介などにより対処していきたいとの答弁がありました。
次に、生活保護の申請から保護決定に至るまでの時間をもっと短縮できないのか。事態が切迫している場合に餓死、凍死や犯罪が発生しないよう、保護決定までの時間短縮に努力すべきではとの質疑に対し、相談内容によっては急ぐ必要もあるが、一方で
生活保護該当者か否かを的確に見きわめるためには慎重さも必要である。相談者とは十分に話し合い、総合的に判断して対応していきたいとの答弁がありました。
次に、本市における
新型インフルエンザワクチンの現時点での接種状況はとの質疑に対し、10月以降、
優先接種対象者から
ワクチン接種が開始されており、11月末現在で1万182名の方が接種しているとの答弁がありました。
次に、他県の事例に倣い、本市でも県の財政支援を受けて
生活保護世帯や
非課税世帯以外にも
新型インフルエンザワクチンの接種費用に助成を行ってはどうか。また、
肺炎球菌ワクチンの接種費用にも同様に助成をしてはどうかとの質疑に対し、
インフルエンザワクチンについては任意接種に位置づけている。また、
肺炎球菌ワクチンについては余り知られておらず、助成の例も少ないため、いましばらく全国的な傾向を見定めたいとの答弁がありました。
次に、たかおか環境の
まちづくり事業で整備する
電気自動車急速充電施設は市の
ごみ収集車専用なのか。もし市民が利用できる施設であるならば、その設置場所と利用料金についての考えはとの質疑に対し、市の
ごみ収集車とは関係のない施設であり、公共の場所で市民や事業者が利用できるものにする。電気料等は市で負担をするとの答弁がありました。
次に、5
会計補正予算に関して、
各
会計補正予算で計上されている
職員給与費の減額は、職員の意欲低下やさらなる地域経済の冷え込みにつながる。民間に追随した
公務員給与の引き下げはやめるべきと考えるが見解はとの質疑に対し、公務員の給与は
人事院勧告に基づき決定される。同勧告は
民間給与水準に基づくものと理解しており、減額補正はいたし方ない。地域経済への影響は別施策で対処すべきものと考えているとの答弁がありました。
次に、
高岡市民病院事業会計補正予算に関して、
国の
事業仕分けでは、医師確保や救急、周産
期対策事業補助金の予算を従来の半分とする方針が出されるなど、医療分野にも非常に衝撃を与えている。この動きを受けて今後施策を展開する必要があると思うが、病院としての見解はとの質疑に対し、医療関係の
事業仕分けの結果は報道等で承知している。この結果が新
年度予算編成の中でどのように尊重されるかは不透明であり、今後の動きを注視していきたいとの答弁がありました。
次に、全国組織の
全国自治体病院協議会としても
事業仕分けの結果に対する異議を唱えるよう要望していくべきではないかとの質疑に対し、
全国自治体病院協議会おいては各ブロックでの総会、年次総会など年間を通じた活動の中で、例年、予算編成時期には予算に対する要望が行われている。
事業仕分けの結果を受け、本年も行われるものと思っており、確認しておきたいとの答弁がありました。
次に、その他議案に関して、
児童センター等の
指定管理者となる
児童センター管理会等の構成と
指定管理者に指定する理由はとの質疑に対し、地元の
連合自治会、
社会福祉協議会など、それぞれの地域の公的な団体を代表する方々で管理会を組織されたものである。
児童健全育成と
子育て支援の施設としての地域の実情に合った運営を行うことが必要であることから、それぞれの地域で
指定管理者として管理運営をしていただくものであるとの答弁がありました。
次に、
ハイブリッド式塵芥車の購入について、随意契約であっても競争性が求められるがどのようにして担保したのかとの質疑に対し、4トン
型ハイブリッド車を生産しているのが1社だけのため随意契約としたものである。財源に
国庫補助金を見込んでおり、その
交付申請段階で車両の取得価格の審査もなされることから、競争性はないが
随意契約執行の適正性は保たれると考えるとの答弁がありました。
次に、要望として、
保育料について、呉西の他市並みに引き下げるよう引き続き努力されたいとの意見がありました。
次に、討論について申し上げます。
議案第86号のうち本
委員会所管分、議案第87号及び議案第92号から議案第94号までに反対の立場から、
民間の賃下げに合わせた
公務員給与の引き下げは
デフレスパイラルを進行させ、地域経済のみならず市民福祉の崩壊にもつながるものである。よって、
職員給与費を減額する5
会計補正予算については反対するとの意見がありました。
以上をもちまして、
民生病院常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。
8 ◯議長(盤若進二君)
民生病院常任委員長 金森一郎君の報告が終わりました。
次に、
経済消防常任委員長 水口清志君より報告をお願いいたします。
〔
経済消防常任委員長(水口清志君)登壇〕
9
◯経済消防常任委員長(水口清志君) 今次12月定例会において、
経済消防常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告申し上げます。
本委員会に付託されましたのは、
議案第 86号 平成21年度高岡市
一般会計補正予算(第3号)のうち本
委員会所管分
議案第 90号 平成21年度高岡市
工業団地造成事業会計補正予算(第1号)
議案第103号 高岡市
里山交流センター条例
議案第104号 高岡市
まちづくり福岡工房条例の一部を改正する条例
議案第106号 高岡市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 及び
議案第112号
指定管理者の指定について
(高岡市
SOHO事業者支援オフィス)
以上、予算議案2件、条例議案3件及びその他議案1件の計6件であります。
審査の結果、議案第86号のうち本
委員会所管分、議案第90号、議案第103号、議案第104号、議案第106号及び議案第112号の6件は、全会一致でいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
以下、審査の過程における主な質疑について申し上げます。
まず、
一般会計補正予算に関して、
平成21年
人事院勧告に伴い、各費目で
職員給与費が減額されているが、
産業振興部に係る減額補正の総額は。また、この財源をどのような事業に充てていくのかとの質疑に対し、総額で4,490万2,000円の減額である。この財源の使途については現時点では明言できないが、市として有効に活用していくことが基本姿勢であると考えているとの答弁がありました。
次に、今回の
職員給与費の減額はやむを得ないが、事業費の減額補正を行わないようにすべきである。また、来年度に向けて必要な事業の予算確保に努めてほしいが見解はとの質疑に対し、事業費の減額は明確な理由と信念を持って行うべきものであると考えている。また、必要な事業はしっかりと実施しなければならないと考えており、その予算確保に努めていきたいとの答弁がありました。
次に、
国営附帯県営農地防災事業費負担金が773万7,000円と大きく減額補正されているが、事業の内容と減額の理由はとの質疑に対し、牧野地内を東西に流れる西部3号排水路が県営事業により現在整備されている。県ではこの事業費を当初3億円と見込んでいたが、諸般の事情により1億8,000万円となったことから、高岡市の負担金も減額となったものであるとの答弁がありました。
次に、県と県内各市が合同で、
名古屋市営地下鉄の車両内に
一定期間各種の
観光ポスターを掲示する宣伝事業を計画しているとのことであるが、対象となる車両数は。また、高岡市は何をPRするのかとの質疑に対し、この事業は平成22年3月1日から約1カ月間、
名古屋市営地下鉄東山線と名城線の2路線において各1編成の全車両で実施する予定である。また、高岡市は、春に合わせ、古城公園の桜、御車山祭をPRしたいと考えており、タレントの柴田理恵さんの
コメントつきのポスターを掲示することを予定しているとの答弁がありました。
次に、
名古屋市営地下鉄の車両内で行う観光宣伝では国宝である瑞龍寺をPRすべきではとの質疑に対し、ポスターの内容については十分検討したいとの答弁がありました。
次に、
戸出消防署の救急車を
災害対応特殊救急自動車として更新するとのことであるが、このような
高規格救急車の各署の配置状況と今後の更新計画はとの質疑に対し、市内の4消防署と2出張所に配置してある7台の救急車はすべて
高規格救急車である。救急車の更新目安としては、出動回数が多い
高岡消防署と南部出張所の車両は10年または10万キロメートルの走行距離とし、その他は15年としている。車両の更新は、救急車のほか普通消防車やはしご車、化学車などの
特殊消防車も含めた全体の中で計画的に対応していきたいとの答弁がありました。
次に、議案第103号 高岡市
里山交流センター条例に関して、
里山交流センターは市民の交流のための施設としては利用時間が短いと思うが、勤労者などの夜間の利用は想定していないのかとの質疑に対し、
里山交流センター条例の第6条第2項で「
指定管理者は、必要と認めるときは、市長の承認を得て、前項の利用時間を変更することができる」と定めており、施設の設置趣旨に合致していれば午後5時30分以降の利用についても許可していきたい。また、浴室の利用時間については、公衆浴場を経営している方々に配慮し、午後4時30分までとしているとの答弁がありました。
以上をもちまして、
経済消防常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。
10 ◯議長(盤若進二君)
経済消防常任委員長 水口清志君の報告が終わりました。
次に、
建設水道常任委員長 曽田康司君より報告をお願いいたします。
〔
建設水道常任委員長(曽田康司君)登壇〕
11
◯建設水道常任委員長(曽田康司君) 今次12月定例会において、
建設水道常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。
本委員会に付託されましたのは、
議案第86号 平成21年度高岡市
一般会計補正予算(第3号)のうち本
委員会所管分
議案第88号 平成21年度高岡市
下水道事業会計補正予算(第2号)
議案第89号 平成21年度高岡市
駐車場事業会計補正予算(第1号)
議案第91号 平成21年度高岡市
農業集落排水事業会計補正予算(第1号)
議案第95号 平成21年度高岡市
水道事業会計補正予算(第2号)
議案第96号 平成21年度高岡市
工業用水道事業会計補正予算(第1号) 及び
議案第97号 平成21年度高岡市
簡易水道事業会計補正予算(第1号)
以上、予算議案7件であります。
審査の結果、これら7件は賛成多数で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
以下、審査の過程における討論について申し上げます。
議案第86号のうち本
委員会所管分、議案第88号、議案第89号、議案第91号及び議案第95号から議案第97号までに反対の立場から、
議案はいずれも
人事院勧告に準じて職員の期末手当などの減額を講じているが、現在のような厳しい経済情勢における
地方公務員の相次ぐ年間給与の削減は
民間労働者の
賃金引き下げを招き、さらには
地方公務員と
民間労働者の賃金抑制の繰り返しという悪循環につながる。こうした賃金抑制の連鎖は購買意欲の減退を招き、地域経済をさらに冷え込ませ、廉売競争や国内製品の抑制など
デフレスパイラルを進行させることから、
地域経済活性化のため
賃金抑制策ではなく雇用の拡大などを図ることこそが必要であるとの意見がありました。
以上をもちまして、
建設水道常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。
12 ◯議長(盤若進二君)
建設水道常任委員長 曽田康司君の報告が終わりました。
次に、
総務文教常任委員長 川島 国君より報告をお願いいたします。
〔
総務文教常任委員長(川島 国君)登壇〕
13
◯総務文教常任委員長(川島 国君) 今次12月定例会において、
総務文教常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。
本委員会に付託されましたのは、
議案第 86号 平成21年度高岡市
一般会計補正予算(第3号)のうち本
委員会所管分
議案第 99号 高岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を
改正する条例
議案第100号
高岡市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を
改正する条例
議案第102号 高岡市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
議案第105号
高岡市立学校設置条例の一部を改正する条例
議案第111号
指定管理者の指定について
(高岡市福岡鯉の里公園)
議案第113号
指定管理者の指定について
(
高岡市営福岡テニスコート)
議案第114号
指定管理者の指定について
(高岡市福岡B&
G海洋センター) 及び
議案第115号
指定管理者の指定について
(高岡市土蔵造りの
まち資料館)
以上、予算議案1件、条例議案4件及びその他議案4件の計9件であります。
審査の結果、議案第86号のうち本
委員会所管分、議案第99号、議案第100号、議案第102号、議案第105号、議案第111号及び議案第113号から議案第115号までの9件は全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
以下、審査の過程における主な質疑について御報告を申し上げます。
まず、予算議案に関して、
地域活性化・経済危機対策臨時交付金280万円を活用して行う地上デジタル対応の内容はとの質疑に対し、議会の放送設備を地上デジタルに対応させるものであるとの答弁がありました。
次に、地震防災マップを作成し市民に配布するとのことだが、総務部と都市整備部が連携し、防災行政無線の位置や発信される内容を記載することが非常に有効だと考えるが見解はとの質疑に対し、地震防災マップは都市整備部で作成する。これは全市的に地震で揺れやすい箇所などをあらわし、注意を促すものである。防災行政無線は現在、伏木・太田・福岡地区で整備されているものであり、直ちに全市的に発信するものでないため、地震防災マップとの連携は現在のところ予定していないとの答弁がありました。
次に、債務負担行為補正として福岡B&
G海洋センター・福岡テニスコート管理業務委託が計上されているが、単年度ベースの事業費2,000万円の内訳はとの質疑に対し、人件費で840万円、施設管理費等で1,160万円であるとの答弁がありました。
次に、その他議案に関して、
福岡鯉の里公園の施設内容は。また、観光客への説明をどのように行うのかとの質疑に対し、施設内容は、鯉の歴史的資料や養殖に関する資料が展示してある。また、観光客への説明は、
指定管理者である株式会社成田養魚園が対応することになるとの答弁がありました。
次に、市営福岡テニスコートと福岡B&
G海洋センターの
指定管理者 特定非営利法人遊・Uクラブはどのような団体なのか。また職員数はとの質疑に対し、特定非営利法人遊・Uクラブは平成13年に総合型スポーツクラブとして設立し、平成19年にNPO法人に認定された団体である。職員数については22名であるとの答弁がありました。
次に、
指定管理者制度を市としてどのような考え方で活用しているのかとの質疑に対し、
指定管理者制度は現在の行革推進方針の中でも位置づけている。地方自治法の改正により、公の施設の管理について従来の管理委託制度が
指定管理者制度に移行したことに伴い導入したものである。
指定管理者制度の利点は、民間のノウハウを活用し、柔軟で効率的な施設運営をする中で経費の節減にもつながることにあると考えているとの答弁がありました。
次に、要望として、
防災行政無線から津波警報が出た場合、どこまで津波が到達するかなどの情報を地震防災マップに記載することを検討してほしいとの意見がありました。
以上をもちまして、
総務文教常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。
14 ◯議長(盤若進二君)
総務文教常任委員長 川島 国君の報告が終わりました。
以上をもちまして、各
常任委員会の審査結果及び経過についての報告を終わります。
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質 疑
15 ◯議長(盤若進二君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。
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討 論
16 ◯議長(盤若進二君) 次に、討論に入ります。
通告がございませんので、これで討論を終結をいたします。
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採 決
17 ◯議長(盤若進二君) これより、採決を行います。
最初に、
議案第86号 平成21年度高岡市
一般会計補正予算(第3号)
議案第87号 平成21年度高岡市
国民健康保険事業会計補正予算(第2号)
議案第88号 平成21年度高岡市
下水道事業会計補正予算(第2号)
議案第89号 平成21年度高岡市
駐車場事業会計補正予算(第1号)
議案第90号 平成21年度高岡市
工業団地造成事業会計補正予算(第1号)
議案第91号 平成21年度高岡市
農業集落排水事業会計補正予算(第1号)
議案第92号 平成21年度高岡市
介護保険事業会計補正予算(第2号)
議案第93号 平成21年度高岡市
後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)
議案第94号 平成21年度高岡市
高岡市民病院事業会計補正予算(第2号)
議案第95号 平成21年度高岡市
水道事業会計補正予算(第2号)
議案第96号 平成21年度高岡市
工業用水道事業会計補正予算(第1号) 及び
議案第97号 平成21年度高岡市
簡易水道事業会計補正予算(第1号)
以上12件を一括して採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
18 ◯議長(盤若進二君) 起立多数であります。
よって、議案第86号から議案第97号までの計12件は、いずれも委員長の報告のとおり可決されました。
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19 ◯議長(盤若進二君) 次に、残りの議案のうち、
議案第 99号 高岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を
改正する条例
議案第100号
高岡市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を
改正する条例
議案第102号 高岡市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 から
議案第109号
指定管理者の指定について(高岡市
戸出児童センター) まで、及び
議案第111号
指定管理者の指定について(高岡市福岡鯉の里公園) から
議案第116号 財産の取得について(
ハイブリッド式塵芥車) まで
以上16件を一括して採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
20 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第99号、議案第100号、議案第102号から議案第109号まで及び議案第111号から議案第116号までの計16件は、いずれも委員長の報告のとおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議 題 の 宣 告
21 ◯議長(盤若進二君) 日程第3 議案第110号を議題といたします。
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委 員 長 報 告
22 ◯議長(盤若進二君) 地方自治法第117条の規定により、5番 曽田康司君の退席を求めます。
〔5番(曽田康司君)退席〕
23 ◯議長(盤若進二君) 本案に関する委員会の審査結果につきまして、委員長の報告を求めます。
民生病院常任委員長 金森一郎君より報告をお願いいたします。
〔
民生病院常任委員長(金森一郎君)登壇〕
24
◯民生病院常任委員長(金森一郎君) 本委員会に付託されました
議案第110号
指定管理者の指定について
(高岡市西部児童センター)
の審査結果について御報告を申し上げます。
本案は、公の施設である高岡市西部児童センターの管理を高岡市西部児童センター管理会に指定するものであります。
審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、
民生病院常任委員会の審査結果の報告といたします。
25 ◯議長(盤若進二君)
民生病院常任委員長 金森一郎君の報告が終わりました。
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質 疑
26 ◯議長(盤若進二君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。
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討 論
27 ◯議長(盤若進二君) 次に、討論に入ります。
通告がございませんので、これで討論を終結いたします。
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採 決
28 ◯議長(盤若進二君) これより、採決を行います。
議案第110号
指定管理者の指定について
(高岡市西部児童センター)
を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
29 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第110号は委員長の報告のとおり可決されました。
5番 曽田康司君の入場を認めます。
〔5番(曽田康司君)入場〕
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議 題 の 宣 告
30 ◯議長(盤若進二君) 日程第4 請願第1号及び請願第2号を議題といたします。
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委 員 長 報 告
31 ◯議長(盤若進二君) 過日の本会議におきまして、議会運営委員会に付託いたしました本件につきましては、それぞれ慎重に審査をいただき、その結果を見出しております。
これより、議会運営委員会の審査結果及び経過につきまして、委員長の報告を求めます。
議会運営委員長 磨伊義広君より報告をお願いいたします。
〔議会運営委員長(磨伊義広君)登壇〕
32 ◯議会運営委員長(磨伊義広君) 今次12月定例会におきまして、議会運営委員会に付託されました請願の審査結果及び経過について御報告申し上げます。
本委員会に付託されましたのは、
請願第1号 地域の生産振興に支障が生じないような交付金対策についての意見書提出を求め
る請願 及び
請願第2号 日米FTAの推進に反対する意見書提出を求める請願
以上2件でありますが、いずれも国に対して意見書の提出を求めるものであります。
審査の結果、請願第1号及び請願第2号の2件は、いずれも賛成少数で不採択とすべきものと決しました。
以下、審査の過程における主な意見を申し上げます。
まず、請願第1号に関しての反対の立場から、
対象作物や単価設定などについて地域が自主的に設定できるようにするという趣旨は理解できる面はあるが、減反や生産調整に参加している農家に不公平とならない戸別所得補償制度の実施を求める意見書を現在提案していることなどから、もう少し国の動向を見守りたいとの意見や、
同じく反対の立場から、
国が実施する水田利活用持久力向上事業は、米の生産数量目標に即した生産のいかんにかかわらず、すべての生産者を助成対象としていることから、しばらくは国の動向を見守りたいとの意見や、
同じく反対の立場から、
この国の交付金対策は、これからの農業について総合的に判断し、従来の制度を廃止し、新たな制度を確立するという意味を持つことから賛同できないとの意見がありました。
次に、請願第2号に関して反対の立場から、
貿易立国である我が国においては、アメリカとのFTA交渉は行わないという趣旨には賛同できないとの意見や、
同じく反対の立場から、
農業が国際化していく中でFTA交渉を行っていかないということは問題があるとの意見や、
同じく反対の立場から、
食料自給率を高める政策は推進していく必要があるが、そのことよりも根本的にこれまでの国の政策を改めるべきである。世界から取り残されないように、FTA交渉に参加しながら自国の農業政策に取り組むべきと考えていることから趣旨に賛同できないとの意見がありました。
また、請願に賛成の立場から、
アメリカとのFTA交渉は行わないという請願事項については若干気になる部分もあるが、趣旨文面は全体的に理解できることから賛同したいとの意見がありました。
以上をもちまして、議会運営委員会の審査結果の報告といたします。
33 ◯議長(盤若進二君) 議会運営委員長 磨伊義広君の報告が終わりました。
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質 疑
34 ◯議長(盤若進二君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。
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討 論
35 ◯議長(盤若進二君) 次に、討論に入ります。
通告がございませんので、これで討論を終結をいたします。
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採 決
36 ◯議長(盤若進二君) これより、採決をいたします。
請願第1号 地域の生産振興に支障が生じないような交付金対策についての意見書提出を求め
る請願 及び
請願第2号 日米FTAの推進に反対する意見書提出を求める請願
以上2件を一括して採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択であります。
本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
37 ◯議長(盤若進二君) 起立多数であります。
よって、請願第1号及び請願第2号は、委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。
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追 加 議 案 の 上 程
38 ◯議長(盤若進二君) 次に、日程第5 議案第117号から議案第119号までを議題といたします。
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提 案 理 由 の 説 明
39 ◯議長(盤若進二君) 市長 高橋正樹君より提案理由の説明を求めます。
〔市長(高橋正樹君)登壇〕
40 ◯市長(高橋正樹君) 本日追加提出いたしました議案3件について御説明を申し上げます。
議案第117号から議案第119号までは、いずれも人権擁護委員の推薦について意見を求める件でありまして、今川一男氏、基峰節子氏並びに津幡敬子氏の任期が平成22年3月31日で満了しますことから、引き続き3氏をそれぞれ推薦いたしたいと存ずるものであります。
何とぞよろしく御賛同賜りますようお願い申し上げる次第であります。
以上でございます。
41 ◯議長(盤若進二君) 市長 高橋正樹君の提案理由の説明が終わりました。
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委 員 会 付 託 の 省 略
42 ◯議長(盤若進二君) ただいま議題となっております議案第117号から議案第119号までにつきましては、いずれも人事案件でございますので、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
43 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第117号から議案第119号までは、直ちに採決することに決定いたしました。
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採 決
44 ◯議長(盤若進二君) これより、採決を行います。
最初に、議案第117号を採決いたします。
議案第117号 人権擁護委員の推薦について意見を求める件
これは、今川一男君に係るものであります。
本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
45 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第117号は、これに同意することに決定いたしました。
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46 ◯議長(盤若進二君) 次に、議案第118号を採決いたします。
議案第118号 人権擁護委員の推薦について意見を求める件
これは、基峰節子君に係るものであります。
本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
47 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第118号は、これに同意することに決定いたしました。
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48 ◯議長(盤若進二君) 次に、議案第119号を採決いたします。
議案第119号 人権擁護委員の推薦について意見を求める件
これは、津幡敬子君に係るものであります。
本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
49 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第119号は、これに同意することに決定いたしました。
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議員提出議案の上程
50 ◯議長(盤若進二君) 次に、日程第6 議員提出議案第7号を議題といたします。
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提 案 理 由 の 説 明
51 ◯議長(盤若進二君) 議員提出議案第7号 地域の実情に即した戸別所得補償制度の実施を求める意見書について 向栄一朗君より提案理由の説明を求めます。
〔22番(向栄一朗君)登壇〕
52 ◯22番(向栄一朗君) 議員提出議案第7号につきまして、文案の朗読をもって提案の理由にかえさせていただきます。
地域の実情に即した戸別所得補償制度の実施を求める意見書
政府が、平成22年度に実施しようとしている米戸別所得補償モデル事業などの新たな農業政策は、米の過剰生産による米価の下落、農地の集約化、流動化の停滞、集落営農組織や認定農家の生産意欲の低下、地域主導により支援・育成してきた産地の衰退などを招き、地域の農業に甚大な影響を及ぼしかねない。
また、農家が来年に向けた営農準備を進めている現時点において、具体的な支援の仕組みや助成単価が示されておらず、生産現場では、混乱と不安が生じている。
よって、国会および政府におかれては、地域の実情を十分に踏まえ、地域農業の持続的な発展を図るため、以下の施策を推進されるよう強く求める。
記
1 米戸別所得補償モデル事業や水田利活用自給力向上事業の具体策を早急に示すとともに、こ
れについて地方の意見を聴く機会を設けること。
2 麦・大豆などの転作作物やチューリップ球根、ハト麦、タマネギなどの地域振興作物につい
ては、主食用米を上回る所得が確保できるよう支援単価を引き上げるとともに、作物の団地化
や支援の重点化など地域の裁量が認められる仕組みとすること。
3 新規需要米については、過度な期待感に基づく過剰生産や捨て作りを防止するため、実需と
の契約が交付条件であるなど正確な説明のもので推進を図ること。
4 豊作などにより、どうしても発生する過剰米についての対策を明確にし、米価下落を誘導す
る政策は断じて行わないこと。
5 行政を中心に関係者が一体となった推進体制を早急に明らかにするとともに、地域水田協議
会などに対し、真摯に協力を求めること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年12月21日
高岡市議会
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、副総理・国家戦略担当大臣、農林水産大臣、財務大臣、内閣官房長官。
以上であります。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
53 ◯議長(盤若進二君) 向栄一朗君の提案理由の説明が終わりました。
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質 疑
54 ◯議長(盤若進二君) これより、質疑に入ります。
通告がございますので、発言を許します。23番 金平直巳君。
〔23番(金平直巳君)登壇〕
55 ◯23番(金平直巳君) ただいま提案された意見書について質疑を行いたいと思います。
政府は新たに水田利活用自給力向上事業を行うこととあわせまして、従来の産地確立交付金を廃止するとしています。転作目標を達成するために機械や設備の投資をして麦、大豆の作付をふやしてきた農家からは、「交付金がこんなに減らされるととてもつくり続けていけない。いっそのこと転作をやめようか」と深刻な声も聞かれます。
このような声にこたえて、先ほどの提案では2項目めに「麦・大豆などの転作作物やチューリップ球根、ハト麦、タマネギなどの地域振興作物については、主食用米を上回る所得が確保できるよう支援単価を引き上げるとともに、作物の団地化や支援の重点化など地域の裁量が認められる仕組みとすること」と強調されていることは当然のことであり、強く支持できるものであります。
ところが、先日の議会運営委員会では、地域の生産振興に支障が生じないような交付金対策についての意見書提出を求める請願の審査において、自民党議員会は、麦、大豆、野菜、花卉など地域の生産振興に支障が生じないよう従来の産地確立交付金を下回らない交付金を実現すること、また、対象作物や単価設定などについて地域が自主的に設定できるようにすること、この趣旨の請願に反対をされています。大変理解に苦しむ内容だと私は思います。態度が矛盾しているんではないかと思います。
そういった点で明快な答弁を求め、私の質疑といたします。
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答 弁
56 ◯議長(盤若進二君) 提案者の答弁を求めます。22番 向栄一朗君。
〔22番(向栄一朗君)登壇〕
57 ◯22番(向栄一朗君) 金平議員の質疑にお答えいたします。
議員提出議案7号の提出が請願第1号の提出に反対されていることは矛盾し、市民の理解が得られないのではないかとの質疑でございますが、我が会派、自民党議員会では、1つに、平成22年度の米政策助成制度の柱である米戸別所得補償モデルと水田利活用持久力向上事業の具体策を早急に示すとともに、これについての地方の意見を聞く機会を設けること、2つに、麦、大豆などの転作作物、チューリップ球根、ハト麦、タマネギなどの地域振興作物については主食用米を上回る所得が確保できるよう支援単価を引き上げるとともに、作物の団地化や支援の重点化など地域の裁量が認められる仕組みとすること、これを含む5項目についての意見書を提出したところであります。
よって、請願者を含む市民の理解は得られるものと考えております。
58 ◯議長(盤若進二君) 以上で質疑を終結いたします。
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委 員 会 付 託 の 省 略
59 ◯議長(盤若進二君) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
60 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第7号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
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討 論
61 ◯議長(盤若進二君) これより、討論に入ります。
通告がございませんので、これで討論を終結いたします。
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採 決
62 ◯議長(盤若進二君) これより、採決を行います。
議員提出議案第7号 地域の実情に即した戸別所得補償制度の実施を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
63 ◯議長(盤若進二君) 起立全員であります。
よって、議員提出議案第7号は、原案のとおり可決されました。
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議員提出議案の上程
64 ◯議長(盤若進二君) 次に、日程第7 議員提出議案第8号を議題といたします。
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提 案 理 由 の 説 明
65 ◯議長(盤若進二君) 議員提出議案第8号 経済・金融不安から国民生活・雇用を守ることを求める意見書について 二上桂介君より提案理由の説明を求めます。
〔25番(二上桂介君)登壇〕
66 ◯25番(二上桂介君) 議員提出議案第8号につきまして、案文を朗読をいたしまして提案の説明とさせていただきます。
経済・金融不安から国民生活・雇用を守ることを求める意見書
政府は平成21年11月20日に、日本経済が「デフレ」状態にあると3年5カ月ぶりに宣言したところである。
加えて、急激な円高も進行している。円高の結果、輸入品価格が下がり、デフレに拍車がかかる事態も想定される。また、日本経済を下支えする中小の製造業などが円高の影響で生産を縮小せざるを得なくなる。年末年始を控え、経済情勢の悪化は国民生活・雇用情勢への悪影響へとつながり、日本経済は危機的な状況に面している。
現下の経済情勢を克服し、デフレ脱却と経済の安定的成長を実現するためには、政府がリーダーシップを発揮し、国民に対して実効性ある対策を早急かつ的確に打ち出すことが求められている。
よって、国会および政府におかれては、以下の対策を早急に実行することを強く求める。
記
1 急激な円高による影響を緩和する中小企業金融対策を充実・強化すること。
2 雇用調整助成金制度の拡充などによる雇用の維持・確保と、長期失業者に対する職業訓練、
再就職、生活、住宅への総合的な支援を充実させること。
3 デフレ脱却と経済の安定成長を実現するマクロ経済政策を早急に策定すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年12月21日
高岡市議会
なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、副総理・国家戦略担当大臣、財務大臣、経済産業大臣、厚生労働大臣、総務大臣、金融担当大臣、内閣官房長官。
以上であります。議員各位の御賛同をよろしくお願いをいたします。
67 ◯議長(盤若進二君) 二上桂介君の提案理由の説明が終わりました。
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質 疑
68 ◯議長(盤若進二君) これより、質疑に入ります。
通告がございますので、発言を許します。23番 金平直巳君。
〔23番(金平直巳君)登壇〕
69 ◯23番(金平直巳君) 引き続いて、ただいまの意見書に質疑を行いたいと思います。
年の瀬を迎えまして、雇用と中小企業の年末危機対策がいよいよ待ったなしの課題となってまいりました。鳩山内閣は、年末年始に求職中の貧困・困窮者が再び派遣村を必要とすることなく、安心して生活が送れるようにするとしていますが、政府が十分な対策を速やかに実行しなければ昨年以上に深刻な事態を引き起こす危険があります。この点で提案されている意見書は極めて重要な意義を持つと私は思います。それだけに、より具体的で効果的な内容であるべきであると考えるものであります。
そこで、以下4点について質疑を行います。
第1は、デフレに拍車がかかる事態も想定される、このようにされておりますが、デフレの原因をどう考えるかは非常に重要でありますので、提案者はこのたびのデフレの原因をどう考えておられるかをお聞きいたします。
第2に、中小企業金融対策を充実強化するとされておりますが、これも極めて重要なテーマでありまして、その具体的な内容をお示しいただきたいと思います。
第3に、雇用調整助成金の拡充が述べられておりますが、その具体的内容をお示しいただきたい。
第4に、マクロ経済政策を早急に策定するとされておりますが、極めて抽象的な概念でありますので具体的に内容を示していただきたい。
以上の点をお聞きいたしまして私の質疑といたします。
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答 弁
70 ◯議長(盤若進二君) 提案者の答弁を求めます。25番 二上桂介君。
〔25番(二上桂介君)登壇〕
71 ◯25番(二上桂介君) 23番 金平議員から質疑をちょうだいをいたしましたので、順にお答えをいたしたいと思います。
まず1問目には、今回のデフレの原因をどのように考えているかとの質疑でございました。
政府は11月20日に発表した月例経済報告で「緩やかなデフレ状況にある」と認定をいたしました。政府によるデフレ宣言は、2006年6月以来3年5カ月ぶりであります。
津村政務官はデフレ宣言の背景について、次のように述べております。1つは、物価の基調判断として重要視しているコアコアCPIが6カ月連続で前月比マイナスになっている。2つ目には、名目国内総生産(GDP)成長率が実質GDP成長率を2四半期連続して下回っている。3つ目には、需要供給ギャップの大幅なマイナスが続いていると見込まれていると説明をしています。
今回のデフレ状況の要因の一つは、円の急騰があると言えます。14年4カ月ぶりに一時1ドル84円台に円高というよりも、むしろドル安になったこと、この原因もドバイショックやアメリカの経済政策にあるとも言えますし、あわせて現鳩山内閣の円高容認姿勢があるとも言われています。
今夏には、さきの経済対策による政策効果の兆しが見られ、アジア向けの輸出の増大で回復傾向にあった自動車産業や電気機械産業も、今日のデフレ状況はその業績にも打撃を与えています。また、値下げ競争が激しい小売業界でも輸入品の値下げ余地が拡大し、物価下落が続くことで企業収益が下押しされ、債務の返済資金繰りが困難になる企業が増加する可能性もあり大変心配されています。企業活動を中心に景気全般に大きな影響を及ぼすことが懸念されていますし、需要不足も40兆円とも言われており、政府と中央銀行が一体となって取り組む必要があると考えます。これらの要因が複合して
デフレスパイラルに突入するのではないかと危惧をしております。
2問目の中小企業金融対策を充実強化するための具体的内容についてお答えをいたします。
中小企業への実効性ある金融環境を整備する観点から、預金取扱金融機関に預貸比率の目標値を設定し、金融機関に融資を即するだけではなしに、達成状況についての説明責任を預金取扱金融機関に課することも必要と考えられます。また、金融機関の努力を支援するために中小・小規模企業向け新規貸し出しに対する政府系金融機関による利子補給を検討すべきであるとも考えています。
3点目にお答えをいたします。雇用調整助成金制度拡充の具体的内容について御質問がありました。
雇用の安定のため、有期契約労働者の雇い止めや派遣労働者の事業主の都合による中途契約解除などを含む解雇を行わない企業、従業員を解雇することなく、出向や教育訓練などにより雇用を維持しようとする企業、また残業時間を削減して解雇等を行わず雇用を維持する事業主に対して支援をするために賃金負担額の一部を助成する雇用調整助成金制度や、雇用の維持に取り組む中小企業のための中小企業緊急雇用安定助成金制度について、さらに支給要件の緩和を図ることや助成金支給までの資金繰りの融資などを拡充、推進すべきと考えています。
4点目であります。マクロ経済政策を早急に策定するとしている具体的内容についてお答えをいたします。
マクロ経済政策の目標は、経済の安定化、経済成長の促進、物価の安定、雇用の促進、国際収支の均衡などを達成させることです。政府は中長期の経済状況を予測し、金融緩和政策や減税、公共投資の実施といった財政政策を推進し、もって有効需要を増大させ、失業などの問題を解決し、デフレ状態からの脱却を図り、経済の安定成長を実現すべきだと考えております。
以上、御説明を申し上げましたが、議員の御賛同をよろしくお願いをいたします。
72 ◯議長(盤若進二君) 以上で質疑を終結いたします。
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委 員 会 付 託 の 省 略
73 ◯議長(盤若進二君) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
74 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第8号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
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討 論
75 ◯議長(盤若進二君) これより、討論に入ります。
通告がございませんので、これで討論を終結いたします。
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採 決
76 ◯議長(盤若進二君) これより、採決を行います。
議員提出議案第8号 経済・金融不安から国民生活・雇用を守ることを求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
77 ◯議長(盤若進二君) 起立全員であります。
よって、議員提出議案第8号は、原案のとおり可決されました。
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議員提出議案の上程
78 ◯議長(盤若進二君) 次に、日程第8 議員提出議案第9号を議題といたします。
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提 案 理 由 の 説 明
79 ◯議長(盤若進二君) 議員提出議案第9号 北陸新幹線の整備促進を求める意見書について 梅田信一君より提案理由の説明を求めます。
〔14番(梅田信一君)登壇〕
80 ◯14番(梅田信一君) 議員提出議案第9号につきましては、文案の朗読をもちまして説明とさせていただきます。
北陸新幹線の整備促進を求める意見書
北陸新幹線は、高速交通体系の中軸として国土の均衡ある発展に不可欠なものであり、沿線地域の飛躍的な発展を図るうえで極めて大きな効果をもたらすものである。
また、東海道新幹線の代替補完機能を有するとともに、日本海国土軸の形成に必要不可欠な国家プロジェクトであることから、東京・大阪間の全線を早期に整備する必要がある。
ついては、沿線住民の長年の悲願である北陸新幹線の全線整備が一日も早く実現されるよう、次の事項について格段の配慮をされるよう要望する。
記
1 平成26年度末までの金沢までの開業が一日も早く実現するよう、長野から白山総合車両基地
までの整備を促進すること。また、既に認可申請されている白山総合車両基地から敦賀間につ
いて認可、着工するとともに、早期の福井開業を図ること。
2 このため、整備新幹線事業費として平成22年度予算においても十分な建設財源を確保し、北
陸新幹線に十分な配分をするとともに、さらなる新幹線整備を促進すべく、公共事業費の重点
配分、貸付料等必要な財源を確保され、整備スキームを直ちに見直すこと。
3 大阪までの整備方針の明確化を図ること。
4 地方負担については、沿線の地方自治体に過度の負担が生じないよう、国家プロジェクトに
ふさわしい十分な財政措置を講じるとともに、負担に見合う受益の確保を図ること。
特に、既着工区間の工事費の増額分については、沿線自治体への十分な説明とともに、沿線
自治体に新たな負担が極力生じないよう対処すること。
5 金沢開業時には長野県から石川県までの4県にまたがる長大な区間が並行在来線とされてい
るが、その存続のため、地方負担の軽減、運行の在り方等について検討を進め、既に経営が分
離されている第3セクターへの経営支援の在り方(維持経費の助成措置、線路使用実態に見合
った貨物線路使用料の見直しなど)も含め、新たな仕組みを早急に講ずること。
6 以上、新規着工区間の認可、並行在来線への支援、工事費増額分の対処等の諸課題に対応す
るため、JRからの貸付料の活用を含め、幅広い観点から財源を確保すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年12月21日
高岡市議会
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、国土交通大臣であります。
議員各位の賛同をよろしくお願いを申し上げます。
81 ◯議長(盤若進二君) 梅田信一君の提案理由の説明が終わりました。
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質 疑
82 ◯議長(盤若進二君) これより、質疑に入ります。
通告がございませんので、これで質疑を終結いたします。
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委 員 会 付 託 の 省 略
83 ◯議長(盤若進二君) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
84 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第9号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
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討 論
85 ◯議長(盤若進二君) 次に、討論に入ります。
通告がございますので、発言を許します。15番 南部周三君。
〔15番(南部周三君)登壇〕
86 ◯15番(南部周三君) 私は日本共産党議員団を代表して、議員提出議案第9号 北陸新幹線の整備促進を求める意見書に賛成の立場で討論を行います。
北陸新幹線の整備は、北陸地方にとって国土の均衡ある発展のため必要不可欠な高速鉄道網であります。しかし、自公の旧与党合意により建設費の地元負担と並行在来線の経営分離が条件となっており、財政状況が厳しい折、多大な地元負担は住民の大きな犠牲を伴うものです。
政権がかわったこの際、この与党合意を根本的に見直し、国交省とJRの責任で新幹線を整備し、並行在来線も地方の生活路線として維持すべきであります。
ただ、新幹線が開通すれば沿線が飛躍的に発展するというのは幻想であります。今からきちんとストロー現象に対する対策を議論していくことが必要であります。いたずらに都市間競争をあおり、無駄な箱物建設への投資の愚は繰り返してはなりません。観光客が多少増加しても高速交通網の発達により短期滞在型か通過型となることが予想されます。また、富山空港の利用者も激減し、空港の運営も厳しくなることは明らかであります。県民負担がさらに増大しないよう、メリット、デメリットの総合的な議論が必要であります。
低炭素社会に向かって公共交通機関は安全、正確で大量移送ができる鉄道を中心に発展させることが望ましい観点から、北陸新幹線の整備促進の意見書に賛成するものでございます。
以上をもって討論といたします。
87 ◯議長(盤若進二君) 以上で討論を終結いたします。
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採 決
88 ◯議長(盤若進二君) これより、採決を行います。
議員提出議案第9号 北陸新幹線の整備促進を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
89 ◯議長(盤若進二君) 起立全員であります。
よって、議員提出議案第9号は、原案のとおり可決されました。
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議員提出議案の上程
90 ◯議長(盤若進二君) 次に、日程第9 議員提出議案第10号を議題といたします。
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提 案 理 由 の 説 明
91 ◯議長(盤若進二君) 議員提出議案第10号 電源立地地域対策交付金制度の交付期間延長等を求める意見書について 酒井立志君より提案理由の説明を求めます。
〔6番(酒井立志君)登壇〕
92 ◯6番(酒井立志君) 議員提出議案第10号につきまして、文案の朗読をもって提出の説明とさせていただきます。
電源立地地域対策交付金制度の交付期間延長等を求める意見書
電源立地地域対策交付金の水力発電施設周辺地域交付金相当部分(水力交付金)は、水力発電ダムに関わる発電用施設周辺地域住民の福祉の向上と電源立地の円滑化に資することを目的に創設されたものであり、関係市町村では、この水力交付金を活用し、防火水槽や防災無線等の公共施設の整備、診療所や保育園の運営費等への充当による住民生活の利便性向上を図っているところである。
しかしながら、現在の制度では、交付対象市町村の多くが、まもなく最長交付期間の30年を迎えることとなるが、その場合、水力発電施設の円滑な運転継続や新規の電源立地に支障を生ずることが危惧される。
豊富な水資源に恵まれた我が国において、水力発電は、原子力発電や火力発電に比べ、環境への負荷が少なく、再生可能なエネルギーとして、これまでの電力の安定供給に大きく寄与してきたが、その背景には水力発電施設の建設に協力してきた関係市町村の貢献があることを十分認識すべきである。
よって、国におかれては、平成22年度末をもって多くの関係市町村で交付期限を迎える水力交付金について、過去30年間にわたる交付実績や、今後とも安定的な水力発電を維持する必要性があること等を考慮の上、平成23年度以降は恒久的な制度とすること、及び原子力発電交付金との格差を踏まえた交付金の最高限度額及び最低保証額の引き上げなど交付条件の改善や事務手続きの簡素化を図られることを要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年12月21日
高岡市議会
なお、提出先は、経済産業大臣、財務大臣、総務大臣、以上であります。
議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
93 ◯議長(盤若進二君) 酒井立志君の提案理由の説明が終わりました。
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質 疑
94 ◯議長(盤若進二君) これより、質疑に入ります。
通告がございませんので、これで質疑を終結いたします。
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委 員 会 付 託 の 省 略
95 ◯議長(盤若進二君) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
96 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第10号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
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討 論
97 ◯議長(盤若進二君) これより、討論に入ります。
通告がございませんので、これで討論を終結いたします。
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採 決
98 ◯議長(盤若進二君) これより、採決を行います。
議員提出議案第10号 電源立地地域対策交付金制度の交付期間延長等を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
99 ◯議長(盤若進二君) 起立全員であります。
よって、議員提出議案第10号は、原案のとおり可決されました。
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議員提出議案の上程
100 ◯議長(盤若進二君) 次に、日程第10 議員提出議案第11号を議題といたします。
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提 案 理 由 の 説 明
101 ◯議長(盤若進二君) 議員提出議案第11号 新たな政権による事務事業の見直しと新たな事業に伴う自治体の負担軽減を求める意見書について 石須大雄君より提案理由の説明を求めます。
〔7番(石須大雄君)登壇〕
102 ◯7番(石須大雄君) 議員提出議案第11号について、提出者を代表して文案の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
新たな政権による事務事業の見直しと新たな事業に伴う自治体の
負担軽減を求める意見書
平成21年8月の衆議院選挙によって新たな政権が発足した。新政権の下で、行政刷新会議による449項目にわたる
事業仕分けを実施した。全てを全国民の前にオープンにしたという一点では評価できるが、審議時間がわずか1時間である。また、その分野の専門家の意見ではなく各部署の担当者の意見や説明だけで全くの第3者が選別し、最初に予算削減ありきとして審議されたことは非常に横暴であり、各論においても多くの批判がある。これによる地方への影響は避けられない。
社会保障を初めとする新たな事業の開始とそれに伴う今後の継続的な経費については、国・都道府県・市町村における負担割合が大きな課題となる。十分な財源保障と税源移譲がない中での新事業の開始は、地方自治体の財政を更に圧迫し、自治体の担ってきた独自の社会保障事業の維持継続を極めて困難にしていく。
地方自治体を取り巻く実情は、三位一体改革以降、地方一般財源の大幅な削減が続き、更にはこの不況によって収入の大宗をなす住民税も厳しい減収となっている。
このことを考慮するなら、法令に基づく新事業については、自治体の負担を軽減し、事業を継承していくために、原則的に国が必要額を確保し全額国の負担が図られるべきである。
国による事業の大幅な見直し、事業の廃止及び新たな事業の開始は、地方自治体に多額な財政支出を伴わせる。特に現在の地方自治体は、電子自治体としてIT化された中で業務を遂行しているため、制度改正や新たな事業開始には、システムの構築や改修などにより多額の経費が伴うことになる。
こうしたことから国は、交付金等を削減することなく財政支援を遂行すべきである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年12月21日
高岡市議会
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、内閣官房長官です。
議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
103 ◯議長(盤若進二君) 石須大雄君の提案理由の説明が終わりました。
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質 疑
104 ◯議長(盤若進二君) これより、質疑に入ります。
通告がございませんので、これで質疑を終結いたします。
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委 員 会 付 託 の 省 略
105 ◯議長(盤若進二君) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
106 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第11号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
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討 論
107 ◯議長(盤若進二君) これより、討論に入ります。
通告がございませんので、これで討論を終結いたします。
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採 決
108 ◯議長(盤若進二君) これより、採決を行います。
議員提出議案第11号 新たな政権による事務事業の見直しと新たな事業に伴う自治体の負担軽減を求める意見書については、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
109 ◯議長(盤若進二君) 起立多数であります。
よって、議員提出議案第11号は、原案のとおり可決されました。
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議 員 派 遣 の 件
110 ◯議長(盤若進二君) 次に、日程第11 議員派遣の件を議題といたします。
議員派遣につきましては、お手元に配付いたしました議員派遣一覧表のとおりであります。
お諮りいたします。
本件につきましては、議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
111 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに決定いたしました。
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議員派遣一覧表
地方自治法第100条第13項及び
高岡市議会会議規則第160条の規定により次のとおり議員を派遣する。
記
1 富山県市議会議長会 正副議長研修会
(1) 派遣目的 富山県市議会議長会 正副議長研修会に出席のため
(2) 派遣場所 黒部市
(3) 派遣期間 平成21年12月25日(金)
(4) 派遣議員 副議長
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閉会中の継続審査の件
112 ◯議長(盤若進二君) 次に、日程第12 閉会中の継続審査の件を議題といたします。
議会運営委員長及び各常任委員長から、それぞれの所管事項の調査について、お手元に配付いたしました継続調査事件一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
本件は、各委員長の申し出のとおり、継続審査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
113 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、各委員長からの申し出のとおり、所管事項の調査につきましては、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
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閉会中継続調査事件一覧表
議会運営委員会
1 次期定例会又は臨時会の日程等議会の運営について
2 会議規則、委員会条例等議会関係の条規の制定、改廃について
3 議長の諮問に関する事項について
総務文教常任委員会
1 市政の総合企画について
2 防災対策について
3 財政計画及び財政運営について
4 市税その他財源の確保について
5 義務教育内容の充実及び教育施設の整備について
6 社会教育及び社会体育について
7 文化振興及び文化財の保護について
8 その他総務文教所管に関する事項
民生病院常任委員会
1 社会福祉及び児童福祉対策について
2 老人福祉及び老人医療について
3 国民健康保険及び国民年金について
4 介護保険について
5 保健衛生及び救急医療について
6 公害対策及び交通安全対策について
7 清掃事業について
8 市民病院事業について
9 その他民生病院所管に関する事項
経済消防常任委員会
1 商工業の振興について
2 勤労者対策について
3 観光対策について
4 農林水産業の振興について
5 農業生産基盤の整備について
6 消防対策について
7 その他経済消防所管に関する事項
建設水道常任委員会
1 道路及び橋りょうの整備、維持について
2 住宅対策について
3 都市計画について
4 土地区画整理事業について
5 公園の整備及び緑化の推進について
6 下水道事業について
7 水道事業について
8 その他建設水道所管に関する事項
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議 長 あ い さ つ
114 ◯議長(盤若進二君) 以上で、本日の日程は、全部終了いたしました。
今期12月定例会を閉会するに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今期定例会は、去る4日に開会以来、本日まで活発な審議が行われ、ここに全案件を議了し、無事閉会の運びとなりました。まことに御同慶にたえない次第であります。この間、議員各位におかれましては、終始慎重に御審議を賜るとともに、議会運営にも御協力いただき厚く御礼を申し上げます。
また、市当局におかれましては、審議に際し、種々御対応をいただきましたことに厚くお礼を申し上げますとともに、審議の過程で出されました意見、要望等を十分配慮していただきまして、今後の市政執行に反映されますことを要望いたします。
議員各位並びに市長をはじめ当局の皆様におかれましては、健康に十分御留意いただきまして、希望に満ちた初春を迎えられますようお祈り申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。
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閉 会
115 ◯議長(盤若進二君) これをもちまして、今期定例会を閉会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
116 ◯議長(盤若進二君) 御異議なしと認めます。
よって、平成21年12月
高岡市議会定例会を閉会いたします。
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閉会 午後2時36分
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