高岡市議会 2003-06-05
平成15年6月定例会(第5日目) 本文
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
4 ◯議長(畠 起也君) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま申し上げました4名の方々に対し、
高岡市議会表彰を行うことに決定いたしました。
ただいまの4名の方々に対する表彰状につきましては、議長において
起草いたしました表彰文を職員に朗読させます。
〔職員朗読〕
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表 彰 状
○○ 様
あなたは
市議会議員として○○年にわたり精励よくその任を尽くされ、地方自治の振興と市政発展、市民福祉の向上に努められました。
高岡市議会はその功績を多として、特に議決をもって表彰します。
平成15年6月27日
高岡市議会
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5 ◯議長(畠 起也君) 以上のとおりでございます。
なお、
表彰状授与式は、本日の会議終了後に行います。
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議 題 の 宣 告
6 ◯議長(畠 起也君) 日程第2 議案第43号から議案第53号まで及び請願第1号を議題といたします。
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委 員 長 報 告
7 ◯議長(畠 起也君) 過日の本会議におきまして、
議会運営委員会及び各
常任委員会に付託いたしました案件につきましては、それぞれ慎重に審査をいただき、その結論を見出しております。
これより、各委員会の審査結果及び経過につきまして、委員長の報告を求めます。
まず、
議会運営委員長 柳瀬利勝君より報告をお願いいたします。
〔
議会運営委員長(柳瀬利勝君)登壇〕
8
◯議会運営委員長(柳瀬利勝君) 今次6月定例会におきまして、
議会運営委員会に付託されました請願の審査結果及び経過について御報告申し上げます。
本委員会に付託されましたのは、
請願第1号 消費税の増税計画をきっぱりやめることを国に求める意見書の提出について
の請願1件であります。
審査の結果、賛成少数で、不採択とすべきものと決しました。
以下、審査の過程における主な意見を申し上げます。
本請願に反対の立場から、
消費税の引き上げについてはまだ意見調整ができていない。これからさまざまな論議が交わされることになるので、本請願には賛成できないとの意見や、これから国会や各党で税体系全体を見据えながら消費税についての議論が交わされることになるので賛成できないとの意見がありました。
次に、本請願に賛成の立場から、
世論調査の結果を見ると、国民の多くが
消費税引き上げに反対している。手おくれにならないよう
政府税制調査会の中期答申が出された時点で地方議会が反対の声をあげるべきであるとの意見や、
消費税引き上げは国民生活、経済に悪影響を及ぼすので、本請願に賛成であるとの意見がありました。
以上をもちまして、
議会運営委員会の審査結果の報告といたします。
9 ◯議長(畠 起也君)
議会運営委員長 柳瀬利勝君の報告が終わりました。
次に、
民生病院常任委員長 山本 徹君より報告をお願いいたします。
〔
民生病院常任委員長(山本 徹君)登壇〕
10
◯民生病院常任委員長(山本 徹君) 今次6月定例会において、
民生病院常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過についてご報告申し上げます。
本委員会に付託されましたのは、
議案第43号 平成15年度高岡市
一般会計補正予算(第1号)のうち本
委員会所管分 及び
議案第48号 高岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
以上、予算議案1件及び条例議案1件の計2件であります。
審査の結果、議案第48号は賛成多数で、議案第43号のうち本
委員会所管分は全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
以下、審査の過程における主な質疑等について申し上げます。
まず、補正予算における主な質疑について申し上げます。
知的障害者小規模通所授産施設では、長引く景気低迷の影響を受け、受注の確保に非常に苦慮しているのが現状である。受注の確保に行政としてもかかわるべきと考えるが見解はとの質疑に対し、県の補助事業を受け、
知的障害者作業所生活支援ヘルパー事業に取り組んでおり、ヘルパー1名を新たに雇用し、
小規模授産施設「ワークスえびさか」を拠点に営業面も含めて活動していただいている。また、市においても、
授産施設等でつくられた製品が市の発注工事に活用できないか、現在検討しているところであるとの答弁がありました。
次に、母子家庭の支援には
児童扶養手当は重要な制度であるが、若い母親からは「このような制度があることを知らなかった」という声がしばしば聞かれる。近年、離婚が急増していることから、受給要件や金額なども含め積極的に周知するとともに、受給要件が十分に理解できるよう、正確でわかりやすい説明に努める必要があると思うが見解はとの質疑に対し、
児童福祉課においては、相談を受けた際に母と子のハンドブックを渡し制度の説明を行っている。また、戸籍課においては、届けがなされた際に口頭での制度のお知らせや、
市民生活課においても母子家庭に対する支援について説明するなどして周知に努めているところである。今後も、関係部局及び
関係機関等の窓口で制度の周知徹底を図るとともに、わかりやすい説明に努めていきたいとの答弁がありました。
次に、条例における質疑等について申し上げます。
国保税の滞納が国保財政の安定運営にとって大きな問題である。現下の経済情勢では、国保税に限らず市民税や
固定資産税などについても、納める気持ちがあっても生活が苦しく納めることができない人も大勢いると思われる。滞納者の状況を詳しく分析、検討するとともに、他都市の事例も参考にして
収納率向上に向け一歩踏み込んだ対策を講じていくべきではとの質疑に対し、戸別訪問などによる納税相談を地道に続けることが最も有効であると考え、現在まで懸命に取り組んできたところであるが、ここ数年、収納率は低下傾向にあり、大変厳しい状況になっている。全国的に見ると、市税の滞納に対する特別措置に関する条例を制定した上で、司法の専門家などで構成する
市税滞納審査会を設置し、そこでの審査の結果、悪質であると判断された場合は氏名等を公表するという強行措置に訴える自治体も出てきている。本市としては、高岡市
市税等収納確保緊急対策本部において、今後どのような方策を講じていくべきかを検討していきたいとの答弁がありました。
次に、
地方分権一括法の施行により、国保事業は
団体委任事務から自治事務に移行した。この法律によって市町村の裁量の幅が拡大したことから、
国保事業会計への一般会計からの繰り入れは市町村の裁量で可能であると理解している。平成13年度で見ると、全国の約7割の自治体が
国保事業会計へ一般会計から繰り入れを行っており、その額は平均すると1人当たり約9,500円となっている。今定例会の個別質問で、市長に対し、
財政調整基金の一部活用と法定外の
一般会計繰り入れによって国保税の引き上げを中止すべきではないかと質問したところ、「国保財政が国の補助金と国保税で賄うという基本原則を踏まえれば、安易に保険税の引き下げに充てるものではないと考えている」との答弁があった。全国約7割の自治体は、繰り入れを安易に行ったということになるのではないかとの質疑に対し、「安易に」という表現は適切ではなかったかもしれないが、上級庁からの通知や指導をもとにそのような答弁となったものである。決して、他市が行っている努力に対してまでも言及したものではなく、あくまでも基本原則にのっとって国保財政の安定運営を図っていくということが基本的な考え方であるとの答弁がありました。
次に、現在1人当たりの調定額は、県内9市の平均を約2,000円上回っている。当局は従来から、県平均となるよう努力するとのことであったが、今回の引き上げは逆行するものではないかとの質疑に対し、
本市国保財政の安定を図る上でやむを得ない措置であることを御理解いただきたいとの答弁がありました。
次に、国保事業が自治事務になったにもかかわらず、国の指導によるところが大きいのが実態である。
全国市長会や
全国国保連合会を通じ、自治事務となった国保事業のあり方について国に対して改善を求めていくべきと考えるが見解はとの質疑に対し、社会保障のあり方について、国においていろいろと議論されているが、税源移譲も含め、自治体にとって発展的な議論がなされていくことを期待しているとともに、議論の推移を見守っていきたいとの答弁がありました。
次に、地方税法では、国保税の減免について、天災、その他の事情がある場合において減免を必要とする者、貧困により生活のために公私の扶助を受ける者、その他特別の事情がある場合に、条例に基づき減免することができるとしている。公私の扶助、その他特別の事情とはどのようなケースがそれらに当たると理解しているのかとの質疑に対し、公的な扶助については
生活保護法による
生活扶助等であり、私的な扶助については生計を一にしていない親戚や友人などの支援を指していると理解している。また、その他特別の事情については、火災や病気によって著しく担税能力がなくなった場合と理解しているとの答弁がありました。
また、要望として、減免の対象となる公の扶助を受ける者には、
児童扶養手当を受給している者、保育所に子供を預けている者も該当すると理解するが、より具体的に公の扶助を受ける者について明らかにされたいとの意見がありました。
次に、討論について申し上げます。
議案第48号に反対の立場から、
公共料金の値上げなどによって市民の負担は増大しており、今回の国保税の引き上げによって滞納が一層加速することが懸念される。若干の
財政調整基金の取り崩しを行うことによって、引き上げは避けることができるものであり、引き上げを中止することを求める。また、
国保会計悪化の一大要因は、
医療費ベースでの補助率の削減にある。高岡市独自の努力だけでは限界があることから、
全国市長会、
全国国保連合会を通じ、国に対し自治事務である国保事業が運営できるように財政支援を強く要請するとともに、県に対しては極めて不十分な県費補助の増額を求めるべきである。さらには、所得が急減した世帯に国保税の申請減免を実施し、滞納を未然に防ぐ措置をとるとともに、
医療費削減のため健診事業のより積極的な推進による保健、予防活動の強化が必要であるとの意見がありました。
また、議案第48号に賛成の立場から、
本市国民健康保険においては、高齢者の加入率が高いことや、
老人保健法の改正による
前期高齢者の増加などによって、今後さらに医療費の増嵩が見込まれる一方、加入世帯の課税所得の上昇が見込めないことから税収入の増加が期待できない状況となっている。このような状況に加え、
財政調整基金の保有額の状況や将来に向けての国保財政の安定的な運営など諸情勢を勘案すると、今回の
国保税率等の
引き上げ案はやむを得ないものと判断するところである。しかし、昨今の経済、雇用情勢を見ると急激な好転は望めないと思われることから、
地域保健活動の充実、強化を図り
医療費抑制に努めるとともに、税の
収納率向上と、今後見込まれる高齢者の増加や、流行病などによる急激な医療費の増嵩に対応するための基金の
保有額確保に格段の努力を要望するとの意見がありました。
次に、同じく賛成の立場から、
国保事業について、平成14年度の
収支決算見込み並びに平成15年度の収支見込みにおける数字を見る限り、単年度的にはやりくりはできるとしても、今後の国保財政の運営については、相当の決断を要する火急の事態という認識を持っている。苦渋の選択ではあるが、国保は国の補助と保険税で賄うことが基本原則であることを勘案すると、今回の改正はやむを得ないと判断するものである。今後、国保財政の安定を図るため、収納率の向上、医療費の
適正化対策及び市民の
健康増進対策の充実に努められたいとの意見がありました。
次に、同じく賛成の立場から、
国保財政の現状と今後の安定運営を考慮すると、今回の
国保税率等の引き上げはやむを得ないものと考える。現下の経済情勢では、大変厳しいとは思われるが、国保税の
収納率向上に最善の努力を払われることを要望するとの意見がありました。
以上をもちまして、
民生病院常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。
11 ◯議長(畠 起也君)
民生病院常任委員長 山本 徹君の報告が終わりました。
次に、
経済消防常任委員長 四十九清治君より報告をお願いいたします。
〔
経済消防常任委員長(四十九清治君)登壇〕
12
◯経済消防常任委員長(四十九清治君) 今次6月定例会において、
経済消防常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告申し上げます。
本委員会に付託されましたのは、
議案第43号 平成15年度高岡市
一般会計補正予算(第1号)のうち本
委員会所管分 及び
議案第49号 高岡市
非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条
例
以上、予算議案1件及び条例議案1件の計2件であります。
審査の結果、議案第43号のうち本
委員会所管分及び議案第49号の2件は、いずれも全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以下、審査の過程における質疑について申し上げます。
一般会計補正予算に関して、
農業振興費の
水田農業確立対策整備事業費として282万9,000円の補正予算が計上されているが、その事業概要はとの質疑に対し、国の補助内示に伴い、高岡市
中田農業協同組合管内の
北陸営農組合が実施する
大豆コンバイン導入事業に対し助成するものであり、全体事業費565万8,000円の2分の1を補助するものであるとの答弁がありました。
以上をもちまして、
経済消防常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。
13 ◯議長(畠 起也君)
経済消防常任委員長 四十九清治君の報告が終わりました。
次に、
建設水道常任委員長 盤若進二君より報告をお願いいたします。
〔
建設水道常任委員長(盤若進二君)登壇〕
14
◯建設水道常任委員長(盤若進二君) 今次6月定例会において、
建設水道常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。
本委員会に付託されましたのは、
議案第44号 平成15年度高岡市
水道事業会計補正予算(第1号)
議案第45号 平成15年度高岡市
工業用水道事業会計補正予算(第1号) 及び
議案第51号 市道路線の認定及び廃止について
以上、予算議案2件及びその他議案1件の計3件であります。
審査の結果、議案第44号、議案第45号及び議案第51号の3件は、全会一致で、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
以下、審査の過程における質疑について申し上げます。
工業用水道事業会計補正予算に関して、供給水量の減量が続いているが、工業用水の主な使用用途はとの質疑に対し、合金鉄や黄銅棒を製造するのに際しての電気炉の冷却用が主であるとの答弁がありました。
以上をもちまして、
建設水道常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。
15 ◯議長(畠 起也君)
建設水道常任委員長 盤若進二君の報告が終わりました。
次に、
総務文教常任委員長 大井正樹君より報告をお願いいたします。
〔
総務文教常任委員長(大井正樹君)登壇〕
16
◯総務文教常任委員長(大井正樹君) 今次6月定例会において、
総務文教常任委員会に付託されました議案の審査結果及び経過について御報告申し上げます。
本委員会に付託されましたのは、
議案第43号 平成15年度高岡市
一般会計補正予算(第1号)のうち本
委員会所管分
議案第46号 高岡市
男女平等推進条例
議案第47号 高岡市
手数料条例の一部を改正する条例
議案第50号
工事請負契約の締結について
(高岡市生涯
学習施設整備事業情報インフラ・
システム制作工事)
議案第52号 新たに生じた土地の確認について 及び
議案第53号 字の区域の変更について
以上、予算議案1件、条例議案2件及びその他議案3件の計6件であります。
審査の結果、
議案第43号のうち本
委員会所管分、議案第46号、議案第47号、議案第50号、議案第52号及び議案第53号の計6件は、いずれも全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以下、審査の過程における主な質疑について御報告申し上げます。
男女平等推進条例に関して、事業者等の責務が規定されているが、事業者等への具体的な周知方法はとの質疑に対して、出前講座、
男女雇用機会均等推進セミナーの活用や
高岡商工会議所、
各種業界等の団体の会合など、さまざまな説明の機会をとらえながら周知を図っていきたいとの答弁がありました。
次に、条例で男女平等・共同参画の推進に関する市民の活動と市の施策を推進する拠点施設を設置することとしているが、名称についてはいつごろ決めるのか。また、決定方法について、公募によるのか
市民委員会等で検討するのか、具体的な方法はとの質疑に対して、拠点施設となる(仮称)女性プラザの名称については、ともに設置する生涯
学習センター、中央図書館の生涯学習施設全体として名称をつけ、個々に愛称等をつける方法、あるいは個々の施設独自につける方法などいろいろな方法が考えられ、まだ決定していない。今後、名称づけの方向性、具体的な決定方法を決め、今年の秋以降、作業に入りたいとの答弁がありました。
以上をもちまして、
総務文教常任委員会の審査結果及び経過の報告といたします。
17 ◯議長(畠 起也君)
総務文教常任委員長 大井正樹君の報告が終わりました。
以上をもちまして、各委員会の審査結果及び経過についての報告が終わりました。
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質 疑
18 ◯議長(畠 起也君) これより、
委員長報告に対する質疑に入ります。
別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。
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討 論
19 ◯議長(畠 起也君) 次に、討論に入ります。
通告がございますので、発言を許します。12番 南部周三君。
〔12番(南部周三君)登壇〕
20 ◯12番(南部周三君) 私は、日本共産党議員団を代表して、請願第1号 消費税の増税計画をきっぱりやめることを国に求める意見書の提出については賛成、議案第48号 高岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論に参加します。
これらはいずれも市民の暮らしと命にかかわる問題でございます。バブルがはじけ、低成長期に入り、市民の懐も自治体の税収入も冷え切っています。多くの国民は子供の教育費や不時の災害、みずからの健康維持など将来不安におののき、消費経済をすっかり冷え込まさせています。企業はリストラに次ぐリストラをやりながら、さらに労働者の賃金を抑制しています。
こうした中で、
政府税制調査会は17日、消費税を10%以上の2けたにする内容の中期答申を小泉首相に提出しました。小泉首相は、「次の内閣の仕事。議論はタブー視することなくやってほしい」とハッパをかけています。日本経団連の奥田会長は、早速責任ある姿勢などと歓迎し、消費税増税の動きがさらに活性化しそうとなっています。
ある主婦からは、「消費税が10%となれば1家族で年間40万円の負担増となり、とてもそんなお金の余裕はない。子供を大学へやるなと言うの」と、怒りの声が聞かれます。買い物のたびにいや応なしに取られる大衆課税である消費税の大幅な引き上げは、市民の死活の問題です。こうした消費税の税率の引き上げの大合唱は到底許されるものではありません。
また、今回提案されている国保税の引き上げは、不況にあえぐ市民の暮らしに追い打ちをかけるものであり、とても容認できるものではありません。あらゆる財政努力で値上げは中止すべきです。2億3,000万円の基金の一部活用で今年度の収支バランスは十分保つことは可能であります。全国の7割を超える市が一般会計からの繰り入れを行い、国保会計を支え、市民の負担を最小限に抑えています。このことを安易であると決めつけることは許されません。国保加入者の大半は自営業者や現役を退いた退職者等です。国や県に国保事業の安定的運営ができるように積極的な財政支援を求めるべきです。
さらに、所得の激減した世帯に国保税の申請減免で滞納を未然に防ぐべきであります。また、医療費の削減のために健診事業や健康相談活動等の強化で市民の健康管理に十分留意されることを要望して、私の討論を終わります。
21 ◯議長(畠 起也君) 1番 松崎義彦君。
〔1番(松崎義彦君)登壇〕
22 ◯1番(松崎義彦君) 賛否が分かれております議案第48号 高岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について賛成の立場で討論をいたします。
国民健康保険財政は国費と保険税で賄うことが基本原則であり、事業会計の歳出に見合う収入を確保するためには、被保険者の相互負担を求めざるを得ない仕組みになっており、法で定められた事由や被保険者の責に帰することができない特別な事情に基づくと考えられる要因でない限り、保険税で負担すべき給付費について一般会計が補助することを是認されるものではない制度であります。
先般、提示されました本市の国民健康保険事業会計の平成14年度決算収支見込み並びに15年度推定見込みについては、引き続き景気が低迷する中、今後の見通しに好転の兆しは見えず、国民健康保険財政の自助努力による安定化には相当の決断を要する火急の事態という認識を持たざるを得ないものであります。
当市の国民健康保険税率等の推移を見てみますと、平成に入ってからは、6年に所得割を9.8%から11%に、均等割1人当たり1万9,500円から2万500円に、平等割1世帯当たり2万円から2万1,000円に、課税限度額を47万円から49万円に引き上げております。その後は、所得割を9.8%まで漸減してはいますが、平成11年に平等割1世帯当たり2万1,500円に、課税限度額を52万円に引き上げた経緯があります。それ以降、12年からは介護保険制度の施行による変化はありましたが、何とか国民健康保険事業を運営してきております。
しかしながら、国保会計基金からの繰り入れが平成5年度に2億円以降なかったものが、平成11年度1億4,100万円、12年度1億円、13年度2億8,000万円、14年度見込みでは1億5,000万円と恒常的になっており、さらに財政安定化支援に係る一般会計からの繰り入れも11年度6億1,400万円、12年度6億8,000万円、13年度7億1,400万円、14年度見込み7億4,400万円と増加傾向で推移しているのであります。
国保会計基金は一時的な財政運営の緊急対応に充てることを否定はいたしませんが、本来的には医療費の急激な変化や疾病の異常流行等による財政の緊急事態に対応する保有基金であり、恒常的な赤字対応の運用は残念ながら異常と言わざるを得ないと思うのであります。
確かに現下の経済情勢から見て、額の大小にかかわらず負担増の苦しみを多くの市民に求めることは非常に心苦しいことであります。しかし、市民の健康と健全かつ安全な医療体制を確立していくために、国民健康保険財政の安定化を目指し、苦渋の選択ではありますが、以下3点の要望を申し上げて、私は国民健康保険税の一部改正について市民に理解を求める道を選ばざるを得ないのであります。
1点目は、収納率の向上であります。これについては、取り立てるという姿勢ではなく、増加傾向にある負担能力の低い無職者、低所得者層へのきめ細かな相談体制を確立し、納付義務感の醸成に最大限努力されること。
2点目は、医療費
適正化対策。特に、基本健康診査やがん検診等の受診率の向上に努めること。
3点目は、市民の
健康増進対策の充実に努めること。
以上、3点は国保会計の安定運営への即効性はないかもしれませんが、今後の市民の安心、安全、健康増進に大いに寄与するものと思います。
以上で社民クラブを代表して、議案第48号の賛成討論といたします。
23 ◯議長(畠 起也君) 24番 山沼茂敏君。
〔24番(山沼茂敏君)登壇〕
24 ◯24番(山沼茂敏君) 私は自民クラブを代表し、全議案に賛成の立場で討論を行います。
今次6月定例会は、改選後初の定例会であり、議員としての初心と原点に立ち返り、市民の負託と熱い期待にこたえるべく代表質問をはじめ大いに議論を交わしてきたところであります。
この討論の場におきましては、特に議案第46号 高岡市
男女平等推進条例と議案第48号 高岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例に対する我々自民クラブの見解を申し述べたいと思います。
まず、
男女平等推進条例についてでありますが、我々は女性が地域や職場などのあらゆる分野に参画し、女性も男性も一人ひとりが持つ才能を十分発揮できるような男女共同参画型社会の実現をすることが重要と考えております。男女共同参画社会づくりのためには、国の取り組みもさることながら、住民にとって最も身近な地方公共団体の取り組みが不可欠であることから、本条例については評価するところであります。
今後は、本条例の基本理念に基づく施策の策定及び実施に積極的に取り組まれるとともに、拠点施設の設置に当たっては、男女がともに等しく責任を担いながら男女共同参画社会をつくり出していくための活動拠点施設とされるよう要望するものであります。
次に、
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてでありますが、急激な少子・高齢化の進行や経済基調が低成長へと変化する中、
本市国民健康保険においては高齢者の加入率が高いことや、依然として厳しい雇用情勢を反映しての加入者の増加、
老人保健法の改正による
前期高齢者の増加などによって、今後さらに医療費の増加が見込まれる一方、加入世帯の課税所得の上昇が見込めないことから税収入の増加が期待できない状況になっております。
このような状況に加え、
財政調整基金の保有額の状況や国、県の国保の経営姿勢に対する指導、さらには将来に向けての国保財政の安定的な運営などの諸情勢を勘案すると、今回の
国保税率等の
引き上げ案はやむを得ないと判断するものであります。
しかし、昨今の経済雇用情勢を見ると、急激な好転は望めないと思われることから、高岡いきいき健康プラン21に基づき、保健センターと連携し、
地域保健活動の充実、強化を図り、
医療費抑制に努めるとともに、税の
収納率向上と今後見込まれる高齢者の増加や流行病などによる急激な医療費の増嵩に対応するための基金の
保有額確保に格段の努力を要望し、自民クラブの賛成討論といたします。
25 ◯議長(畠 起也君) 13番 荒木泰行君。
〔13番(荒木泰行君)登壇〕
26 ◯13番(荒木泰行君) 今定例会に提起されております議案第48号 高岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、市民クラブを代表して賛成の立場で討論したいと思います。
長引く経済の低迷や個人消費の落ち込み等で、景況感は依然として厳しい状況が続いております。国保加入世帯にとって保険税の引き上げは家計支出の増加等につながることから、市民クラブといたしましても慎重に検討、審議を重ねてまいりました。
我が国の医療環境を取り巻く状況は、少子・高齢化社会の進展と経済情勢の低迷により医療保険全体が厳しい財政運営を強いられているわけであります。とりわけ、国民健康保険は加入者の構成要因等により全国の国保の半数以上が単年度収支で赤字となっており、大変厳しい財政運営を強いられている。
このような中、昨年、国では重要法案の一つとして位置づけ、今後の医療保険制度のありようを視野に入れながら、制度の安定を図ることを目的とした、いわゆる医療制度改革関連法案が可決、成立したところであります。
改正の趣旨としては、各制度、世代を通じ、給付と負担の公平の観点で自己負担割合の統一、政府管掌保険の保険料算定方法の見直し、高齢者医療費の拠出方法の見直しと国の負担割合の引き上げなど、改定内容は大幅なものとなっており、医療保険全体が将来にわたり持続可能な制度へと再構築するものとなっております。
しかしながら、国保を取り巻く環境は依然として厳しい雇用情勢下での加入者の増加と、
老人保健法の改正により若い人と比べると約3倍の医療費を要する
前期高齢者の増加など、本市国保においても今後さらに医療費の増嵩が見込まれる一方、課税所得の上昇が見込まれず、保険財政の重要な収入である保険税の増加も期待できない状況にあります。
近年の高岡市国保財政の収支は、形式収支では黒字となっておりますけれども、単年度収支では赤字であり、この間、
財政調整基金の取り崩しで補ってきた状態であり、議会としても
財政調整基金の重要性を理解し、保持した基金保有額も平成12年度末には7億3,200万円、1人当たり1万4,241円を有していたが、平成15年度現行税率で行えば単年度実質収支には平成14年度の繰越見込み額を算入しても1億6,900万円の赤字を見込み、これを基金で補てんすると年度末の基金保有額は2億3,300万円、1人当たり4,156円となる見込みであります。
国の示す安定運営基準に照らし合わせると下回る額とはなるが、即危険レベルでもないと思われる。さりとて今後の医療費の動向や経済環境による影響をしんしゃくすると、決して余裕のある額でないとも判断できます。
今後の国保運営に当たっては、制度改正による新たな支援制度など的確にとらえるとともに、その財政影響を十分見きわめながら運営する必要があるほか、年々収納率の低下が見受けられるわけでありますけれども、加入者相互の負担の公平の観点から加入者に保険制度の趣旨をこれまで以上に御理解いただくよう努力を行い、貴重な財源である保険税の収入確保に一層の努力をする必要があります。
いずれにせよ、今回の引き上げは依然厳しい経済情勢の中、少子・高齢化社会の進展と、後の世代に大きな負担とならぬようにと思慮すると、今回の改定もやむを得ないものと判断いたします。
以上をもちまして、市民クラブを代表して賛成討論といたします。
27 ◯議長(畠 起也君) 以上で、討論を終結いたします。
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採 決
28 ◯議長(畠 起也君) これより、議案の採決を行います。
議案第48号 高岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例
を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
29 ◯議長(畠 起也君) 起立多数であります。
よって、議案第48号は、委員長の報告のとおり可決されました。
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30 ◯議長(畠 起也君) 次に、残りの議案
議案第43号 平成15年度高岡市
一般会計補正予算(第1号) から
議案第47号 高岡市
手数料条例の一部を改正する条例 まで、及び
議案第49号 高岡市
非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する
条例 から
議案第53号 字の区域の変更について まで
以上、10件を一括して採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
31 ◯議長(畠 起也君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第43号から議案第47号まで、及び議案第49号から議案第53号までの計10件は、いずれも委員長の報告のとおり可決されました。
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32 ◯議長(畠 起也君) 次に、請願の採決を行います。
まず、
請願第1号 消費税の増税計画をきっぱりやめることを国に求める意見書の提出について
を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、不採択であります。
本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
33 ◯議長(畠 起也君) 起立多数であります。
よって、請願第1号は、委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。
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追 加 議 案 の 上 程
34 ◯議長(畠 起也君) 次に、日程第3 議案第54号を議題といたします。
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提 案 理 由 の 説 明
35 ◯議長(畠 起也君) 市長 佐藤孝志君より提案理由の説明を求めます。
〔市長(佐藤孝志君)登壇〕
36 ◯市長(佐藤孝志君) 本日追加提出いたしました議案1件について御説明申し上げます。
議案第54号は、固定資産評価審査委員会の委員の選任について同意を求める件でありまして、天野隆久氏の任期が6月29日に満了いたしますことから、引き続き同氏を選任いたしたいと存ずるものであります。
何とぞよろしく御賛同賜りますようお願い申し上げる次第であります。
37 ◯議長(畠 起也君) 市長 佐藤孝志君の提案理由の説明が終わりました。
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委 員 会 付 託 の 省 略
38 ◯議長(畠 起也君) ただいま議題となっております議案第54号については、人事案件でございますので、直ちに採決したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
39 ◯議長(畠 起也君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第54号は、直ちに採決することに決定いたしました。
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採 決
40 ◯議長(畠 起也君) これより、採決を行います。
まず、議案第54号を採決いたします。
議案第54号 固定資産評価審査委員会の委員の選任について同意を求める件
これは、天野隆久君に係るものであります。
本件につきましては、同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
41 ◯議長(畠 起也君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第54号は、これに同意することに決定いたしました。
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議員提出議案の上程
42 ◯議長(畠 起也君) 次に、日程第4 議員提出議案第8号を議題といたします。
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提 案 理 由 の 説 明
43 ◯議長(畠 起也君) 議員提出議案第8号 税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書について 舘 勇将君より提案理由の説明を求めます。
〔16番(舘 勇将君)登壇〕
44 ◯16番(舘 勇将君) 議員提出議案第8号について、提出者を代表いたしまして、文案の朗読をもって提案といたします。
税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書
現下の地方財政はバブル経済崩壊後の税の大幅な減収に加え、国が経済対策の一環として実施してきた国税・地方税を併せた政策減税、景気対策による公共事業の追加等の経済財政運営により、財源不足が拡大し、危機的な状況にある。
本市においては、行財政改革に積極的に取り組んでいるが、個性豊かな地域社会の形成、少子・高齢化への対応、地域経済の活性化等の新たな行政課題に直面しており、真の分権型社会を実現するためには、自己決定・自己責任に基づく地方税財政基盤の確立が喫緊の課題となっている。
政府においては、平成14年6月25日に閣議決定された「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2002」(骨太方針第2弾)に基づき、国庫補助負担金、地方交付税、税源移譲等を含む税源配分のあり方を三位一体で改革することに取り組まれている。
この三位一体の改革に当たっては、地方分権の基本理念を踏まえ、地方分権改革の残された最大の課題である、国と地方の役割分担を踏まえた税源移譲等による地方税財源の充実強化が必要不可欠である。
よって、
1 基幹税の再配分を基本とする税源移譲等の地方税財源の充実強化
2 地方交付税を通じた財源保証機能と財源調整機能の堅持
3 国庫補助負担金の廃止・縮減等の見直しは、単なる地方への財政負担の転嫁とせず、税源移
譲等との一体的実施
これら税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成15年6月27日
高岡市議会
提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済財政担当大臣、内閣官房長官。
以上でございます。議員各位の御賛同をよろしくお願いをいたします。
45 ◯議長(畠 起也君) 舘 勇将君の提案理由の説明が終わりました。
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質 疑
46 ◯議長(畠 起也君) これより、質疑に入ります。
通告がございませんので、これで質疑を終結いたします。
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委 員 会 付 託 の 省 略
47 ◯議長(畠 起也君) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
48 ◯議長(畠 起也君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第8号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
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討 論
49 ◯議長(畠 起也君) 次に、討論に入ります。
通告がございませんので、これで討論を終結いたします。
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採 決
50 ◯議長(畠 起也君) これより、採決を行います。
議員提出議案第8号 税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書について
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
51 ◯議長(畠 起也君) 起立全員であります。
よって、議員提出議案第8号は、原案のとおり可決されました。
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庄川右岸水害予防市町組合議会議員選挙
52 ◯議長(畠 起也君) 次に、日程第5 庄川右岸水害予防市町組合議会議員選挙を行います。
本件は、庄川右岸水害予防市町組合議会議員の任期満了に伴うものであります。
53 ◯議長(畠 起也君) お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項により、指名推選によりたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
54 ◯議長(畠 起也君) 御異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。
55 ◯議長(畠 起也君) 次に、お諮りいたします。
指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
56 ◯議長(畠 起也君) 御異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定いたしました。
57 ◯議長(畠 起也君) 庄川右岸水害予防市町組合議会議員に、
高岡市下麻生490番地 窪田正人君
高岡市上麻生1229番地 高田正美君
高岡市下麻生240番地 北條速雄君
高岡市上北島390番地 石黒賢正君
高岡市上牧野25番地13 石灰昭光君
高岡市中田5179番地 柳瀬利勝君
以上、6君を指名いたしたいと思います。
58 ◯議長(畠 起也君) お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました6君を当選人と定めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
59 ◯議長(畠 起也君) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました6君が庄川右岸水害予防市町組合議会議員に当選されました。
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議 員 派 遣 の 件
60 ◯議長(畠 起也君) 次に、日程第6 議員派遣の件を議題といたします。
議員派遣につきましては、お手元に配付いたしました議員派遣一覧表のとおりであります。
61 ◯議長(畠 起也君) お諮りいたします。
本件につきましては、議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
62 ◯議長(畠 起也君) 御異議なしと認めます。
よって、議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することに決定いたしました。
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議員派遣一覧表
地方自治法第100条第12項及び
高岡市議会会議規則第158条の規定により次のとおり議員を派遣する。
記
1 平成16年度高岡市の重点事業に関する県への要望
(1) 派遣目的 平成16年度における高岡市の重点事業に関する要望
(2) 派遣場所 富山市内
(3) 派遣期間 平成15年7月4日(金)の1日間
(4) 派遣議員 副議長、
総務文教常任委員長、
民生病院常任委員長、
経済消防常任委員長、建
設水道常任委員長
2 平成16年度高岡市の重点要望総合要請
(1) 派遣目的 平成16年度における高岡市の重点事業に関する要望
(2) 派遣場所 新潟県、東京都
(3) 派遣期間 平成15年7月22日(火)~24日(木)の3日間
(4) 派遣議員 副議長、
総務文教常任委員長、
民生病院常任委員長、
経済消防常任委員長、建
設水道常任委員長
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閉会中の継続審査の件
63 ◯議長(畠 起也君) 次に、日程第7 閉会中の継続審査の件を議題といたします。
議会運営委員長及び各常任委員長から、それぞれの所管事項の調査について、お手元に配付いたしました継続審査事件一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
本件は、各委員長からの申し出のとおり、継続審査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
64 ◯議長(畠 起也君) 御異議なしと認めます。
よって、各委員長から申し出のとおり、所管事項の調査につきましては、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
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閉会中継続調査事件一覧表
議会運営委員会
1 次期定例会又は臨時会の日程等議会の運営について
2 会議規則、委員会条例等議会関係の条規の制定、改廃について
3 議長の諮問に関する事項について
総務文教常任委員会
1 市政の総合企画について
2 財政計画及び財政運営について
3 市税その他財源の確保について
4 義務教育内容の充実及び教育施設の整備について
5 社会教育及び社会体育について
6 文化振興及び文化財の保護について
7 その他総務文教所管に関する事項
民生病院常任委員会
1 社会福祉及び児童福祉対策について
2 老人福祉及び老人医療について
3 国民健康保険及び国民年金について
4 介護保険について
5 保健衛生及び救急医療について
6 公害対策及び交通安全対策について
7 清掃事業について
8 市民病院事業について
9 その他民生病院所管に関する事項
経済消防常任委員会
1 商工業の振興について
2 勤労者対策について
3 観光対策について
4 農林水産業の振興について
5 農業生産基盤の整備について
6 消防対策について
7 その他経済消防所管に関する事項
建設水道常任委員会
1 道路及び橋りょうの整備、維持について
2 防災対策について
3 住宅対策について
4 都市計画について
5 土地区画整理事業について
6 公園の整備及び緑化の推進について
7 下水道事業について
8 水道事業について
9 その他建設水道所管に関する事項
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議 長 あ い さ つ
65 ◯議長(畠 起也君) 以上で、本日の日程は、全部終了いたしました。
今期6月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今期定例会は去る13日に開会以来、本日まで活発な審議が行われ、ここに全案件を議了し、無事閉会の運びとなりました。まことに御同慶にたえない次第であります。
この間、各位におかれましては、議事の円滑な運営に種々御協力を賜り、厚くお礼を申し上げたいと思います。
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閉 会
66 ◯議長(畠 起也君) これをもちまして、今期定例会を閉会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
67 ◯議長(畠 起也君) 御異議なしと認めます。
よって、平成15年6月
高岡市議会定例会を閉会いたします。
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閉会 午後2時10分
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