高岡市議会 1995-11-01
平成7年11月臨時会(第1日目) 本文
会 期 の 決 定
5 ◯議長(清都勇之君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。
今期臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
6 ◯議長(清都勇之君) 御異議なしと認めます。
よって、会期は、本日1日間と決定いたしました。
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継続審査となっていた議案の上程
7 ◯議長(清都勇之君) 次に、日程第3 9月定例会において、閉会中の
継続審査となっておりました認定第1号 決算の認定についてを議題といたします。
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委 員 長 報 告
8 ◯議長(清都勇之君) 本件は、閉会中の審査により、その結論を見出しておりますので、委員会の審査結果並びに経過につきまして、委員長の報告を求めます。
水道病院決算特別委員長 北世七雄君より報告をお願いいたします。
〔
水道病院決算特別委員長(
北世七雄君)登壇〕
9
◯水道病院決算特別委員長(
北世七雄君) さきの9月定例会におきまして、
水道病院決算特別委員会に付託され、閉会中の
継続審査となっておりました認定議案の審査経過の概要並びに結果について、御報告を申し上げます。
去る10月23日から10月26日までの4日間にわたり委員会を開催し、この間、現地視察も含め、慎重に審査を行いました結果、
認定第1号 決算の認定について
(平成6年度高岡
市高岡市民病院事業会計決算)
(平成6年度高岡
市水道事業会計決算) 及び
(平成6年度高岡
市工業用水道事業会計決算)
のうち、
水道事業会計決算については起立採決の結果、賛成多数で、残る2会計の
高岡市民病院事業会計決算及び
工業用水道事業会計決算については、簡易採決の結果、全会一致でいずれも認定すべきものと決しました。
各
会計決算の内容につきまして、各議員御承知のことと存じますので、詳細につきましては省略させていただき、以下
委員会審査の過程における主な質疑、要望等について申し上げます。
まず、
水道関係につきましては、
さきの阪神・
淡路大震災においてライフラインの一つである水道の
復旧工事の重要度が指摘されているが、そのための人員や資材調達に対する考え方は。9月定例会では、
市の
地域防災計画を平成8年度まで見直したいとの答弁であったが、平成3年度初の職員数 131人に比べ、平成7年度初では 111人と20人の減員となっている。このうちほとんどが
技術職員の減員であり、また年齢構成も高齢化の傾向にある。もし、大地震が発生した場合には、災害復旧のための技術職が必要になってくるが、今後の
職員採用はどのように計画しているか。
また、土曜・日曜日などにおける配水管の修繕、あるいは各世帯の給水管の修繕など、
工事指定業者によっても行われていると思われるが、緊急時にはどのように対応しているのかとの質疑に対し、
市では現在、
地域防災計画の見直しが行われており、水道局としても専門部会を設置し、
市の
地域防災計画・震災編と整合性を図りながら、
水道施設の復旧や動員・応援体制などを含めた
上水道震災対策計画書を策定中であり、平成8年度の早い時期までに策定したい。なお、平成7年度には 1,000万円の予算を計上し、
応急給水、復旧資材の備蓄・増強を行うこととしている。
技術職員の減員については、検針業務や量水器取りかえ業務などの委託化によるもので、配水管の設計などにかかわる
技術職員は減っていない。本市の水道における
経営分析では、職員1人当たりの営業収益や有収水量などの生産性をあらわす数値では、全国平均と比較してまだ悪い状況にあることから、今後も
職員定数の適正化に努めていく考えである。職員の採用については、退職者数の動向を見て、
市全体の中で新規採用することとなっており、
職員定数の適正化を進める中で
人事担当部局等と協議していきたい。
また、土曜・日曜日等の緊急体制については、現在、簡易な修繕は
サービス公社を含めた
水道局職員2名の当直者と、
給水工事指定店1社が
待機体制をとり、業務に当たっている。配水管の破裂などによる
工事対応は、老朽管の更新などによって年々休日、夜間の破裂件数が減少していることと、建設業界の土曜日の
休業状況などを十分に考慮し、職員による対応と、第1・第3・第5土曜日には、
給水工事指定店1社が
待機体制をとっている。その他の土曜日を含む休日では、万一事故が発生した場合には、水道局からの要請のもと
給水工事指定店が全面協力することとなっているとの答弁があり、
また、水道法第1条にある「清浄、豊富で低廉な水」の中の特に低廉な水という点において、
水道事業の公共性から考え、本市の場合問題がある。本市の
水道料金は平成3年12月に21.5%の値上げを行っており、これが平成5年度、6年度の黒字につながっている。料金の値下げを検討されては。また、受水費について、
自己水源の1立方メートル当たりの原価45円20銭に比べ、子撫川からの受水原価は80円にもなり、このため受水費が原価費用の24.5%を占めている。受水費をもっと抑制すべきではとの質疑に対し、
水道法で言う「低廉」とは、
料金体系及び
料金水準そのものが、利用者間の不公平をなくし、良質な水の安定供給を継続的に行うことができる適正な料金でなければならないものとしている。このことから、今後も適正な
料金体系及び
料金水準となるよう努めていきたい。平成7年度当初予算では、約1億 3,000万円余りの
赤字予算を組んでいることから、料金の値下げについては考えていない。
また、
子撫川ダムからの受水量については、過去3回、各
受水団体の
水需要予測に基づいて見直しが行われた。平成8年度以降の受水量についても、現在、県と各
受水団体で協議しているところであるとの答弁があり、
また、
財政運営に関して、
公営企業会計のあり方として、国・県に十分な補助金の増額を要請すべきではないか。また、平成5年度には企業債の
繰上償還を行っており、今後も積極的に実施すべきでは。さらに、
水道事業のような
大型事業については、
償還期限の延期を図るべきではないか。また、借換債は可能かとの質疑に対し、
平成4年度から、
石綿セメント管の更新にかかわる
一般会計からの
出資金制度を導入している。今後も、補助金に対する基準の見直しなど、
日本水道協会を通じて要望していきたい。また、
繰上償還については、平成6年3月に公庫債約1億円を
繰上償還したものである。今後も
減債積立金を積み立て、
繰上償還が可能となれば実施していきたい。
償還期限については、現在、30年の償還となっているが、その延長については
日本水道協会を通じて要望していきたい。また、借換債については、
一般会計債と同様、既往債の借りかえは認められていないとの答弁があり、
また、
建設事業に関して、
平成6年度においても、
石綿セメント管布設がえ事業、未
普及地域の解消、さらに平成2年度から実施し、6年度が最終年次となった
漏水防止調査などに取り組んでいるが、これらの事業に加え、さらに
耐震水道管の
震災対策も積極的に進めていかなければならない。今後の
建設事業計画とこれによって懸念される
水道料金の改定の見通しはとの質疑に対し、
石綿セメント管は平成6年度末で約55キロメートル残っており、平成12年度までに耐震性のすぐれた
ダクタイル鋳鉄管に更新する計画である。これに要する平成8年度以降の事業費は、当初約25億円を見込んでいたが、配水管の継ぎ手を地震に強い
耐震継ぎ手を使用することから、事業費はふえるものと考えている。
また、本市の未
普及地域は、
市南部の立野・小勢・福田・佐野・戸出及び
中田地区などの一部であり、約 3,800世帯となっている。平成6年度は、
中田地区の一部で
下水道工事と同時施行で実施したが、今後も地元からの要望に沿って、未
普及地域の解消に努めていきたい。
さらに、今後の
漏水防止計画については、
有効水量の率をさらに高めるためにも必要であると考えており、平成7年度から10年度までの4年間で約 1,000キロメートルを調査する計画であり、7年度は約 250キロメートルを実施する予定である。
現在の
水道料金は、平成3年12月に改定されたものであり、平成7年当初予算では約1億 3,000万円余りの
赤字予算を組んでいる。今後の
料金改定については、7年度の
決算状況や8年度の
収支見通しなどを踏まえ、新たな
財政収支計画を策定する中で検討していきたいとの答弁があり、
また、
工業用水道事業に関し、
工業用水道として給水している水は工場排水として流されており、本市においても排水基準が決まっているものと思われるが、
工業用水道の
水質基準はどのようになっているのか。また、平成6年度からの
契約水量の変更に伴い
給水収益が減少し、今後の建設投資も考えると
財政状況は大変厳しい。
財政運営の見通しはとの質疑に対し、
水質検査は、3カ月に1度、年4回実施している。検査項目は、水温、濁度、
塩素イオン濃度、
アルカリ度、硬度などであり、本市の工業用水は
水質基準をクリアしている。また、減量契約に当たっては、平成12年までに
財政収支見通しのもと契約変更を行い、
石綿セメント管の更新については、
事業期間を1年延長し、平成9年度までとしたとの答弁がありました。
次に、
病院関係について申し上げます。
外来の
年間延べ患者数が、前年度に比べ 2,000人余り減少となったが、1日
平均患者数が 104.5人の増加となった。これは、平成6年4月からすべての土曜日における
外来診療部門を休診としたため、診療実日数が26日間減少したことによるとなっているが、患者数が減少したことに対する考え方は。平成5年度と6年度の
診療科別の
外来患者数を比較すると、整形外科や
脳神経外科など増加している診療科も見られる。土曜日の
外来休診の影響も確かにあると思われるが、そのほかの要因は考えられないかとの質疑に対し、
平成6年度の
年間延べ外来患者数の減少要因を特定することは難しいが、これまで診察を受けておられた患者については、土曜休診に対する配慮をしており、それほど大きな影響はなかったと思われるが、新規に診療を受けたいという方については、土曜休診の影響が多少あったものと思われる。また、外的要因として、他の病院の新規開設などの影響も少なからずあったのではないかと思われるとの答弁があり、
また、国の
医療費抑制策の一つである薬価の
引き下げによって、決算に与える影響はどのくらいか。また、
診療内容の充実、高度化を図る
医療機器の充実に努めているが、その
購入方法、購入価格をどのように決めているのか。これは今後、病院を改築して新しい
医療機器を購入する場合に重要なポイントになると考えられる。
医療機器の選定に当たっての検討方法は。さらに、平成6年度に購入した
医療機器で、市内に支店あるいは本社がある購入先はあるかとの質疑に対し、
薬品費については、平成5年度では13億 5,118万円であったのに対し、平成6年度は13億 5,544万円となり、約 400万円の増加となった。しかしながら、薬価基準が
引き下げられたことにより、薬品収入の伸び率は平成5年度に比べ6年はマイナスとなり、薬価差が減少するという厳しい状況にある。また、
医療機器の購入については、病院長をトップに
医療機器購入委員会を設置し、各診療科や検査・X線部門などから多くの
購入要望がある中で、
機器購入の目的、趣旨などを踏まえ、病院全体としてどの機器を整備するか、その必要性、優先度、採算性などを総合的に判断して決めている。また、機種の決定については、関係する各診療科の医師が協議し、ある程度の機種を絞り込み、最終的には見積単価も勘案して決定している。平成6年度に購入した主な
医療機器15種類のうち4種類の機器が、市内に支店あるいは本社のある
医療機器取扱店から購入したとの答弁があり、
また、
病棟看護職員の
配置状況は、夜勤体制においてかなり厳しい状態であるようだが、特に妊産婦の看護婦についてどのような対応を行っているのか。また、病院全体でかなりの
パート職員を採用しているが、
職員採用のことも含め、このような状態でよいのかとの質疑に対し、
看護婦の夜勤については、産前3カ月、産後6カ月間の
夜勤免除期間としている。
職員採用には、全体の定数枠の中で行っており、
パート職員を含む職員全体で
患者サービスに万全を期していきたいとの答弁があり、
また、最近、特に関心が高まっている
インフォームドコンセントについて、病院としてどのような対応を行っているのか。
また、平成4年度に設置された
医療相談室について、持ち込まれる相談はどのような内容のものか。また、
自治体病院として、財政問題もさることながら、医療の中身が大事であると思われる。市民の疾病構造の特徴をとらえ、
保健センター、県の保健所あるいは
市の医師会と協力し、
市民病院独自の
医療活動を行うべきではないかとの質疑に対し、
市民病院では、
インフォームドコンセントについて5、6年前から取り組んでおり、例えばがんの告知については全部の患者に行ってはいないが、各医師によってできるだけ患者の
心理的負担を取り去るという面からも努力している。また、
看護職員による
ベッドサイドでのフォローアップも大事なことと考えており、今後ともスタッフの研修にも取り組んでいきたい。
また、
医療相談室の平成6年度の
相談件数は 603件あり、そのうち
入院患者からの相談が 351件、
外来患者からが 252件となっている。その内容は、
高額療養費や
医療費助成などの経済的問題に関する相談が 328件、受診や入院による心理的問題、傷病に伴って生じる家庭関係の問題が57件、転院のための
医療機関、退院後の
社会福祉施設についてあるいは
在宅ケアサービスについてなど、社会的問題に関する相談が 196件、その他22件となっている。
市民病院は一つの
医療機関として患者の診療に当たることを基本的な役割としており、一般的な医療・
保健行政を推進する中心的な立場にはないと考えている。しかし、現在も各種の健診や
健康相談活動にも取り組んでいるように、
市全体の医療・
保健行政の方向づけの中で、一定の役割を求められるならば、最善を尽くしていきたいとの答弁がありました。
また、
オープンベッドは平成5年11月から設置し、正式には平成7年の1月から施設基準の承認を受け、病診連携の体制をとっているが、実際の
利用状況はまだ少なく、また限られた
医療機関が利用しているという傾向も見受けられる。登録医との話し合いや医師会との連携のもとPRに努め、病診連携の充実に努めてもらいたいとの要望や、
また、
病院改築の
実施設計はことしの9月末にでき上がったそうであるが、今後も
病院改築に向け医師、看護婦などの職場で働く皆さんの要望を十分に取り入れてもらいたい。また、病院は古いが、医師、看護婦の対応はとてもよいと聞いている。新病院の完成までの長期の
工事期間に対する対応、新しい
医療機器などが導入されるときには、看護婦などの
医療スタッフに対する研修・指導を十分に行えるよう、余裕を持った体制で臨んでもらいたいとの要望がありました。
続きまして、討論について申し上げます。
3
会計決算のうち、平成6年度
水道事業会計決算について、不認定の立場から、
清浄、豊富、低廉な水を供給するという水道法第1条に立って検討した場合、とりわけ低廉の原則からの逸脱が不認定の最大の理由である。平成3年12月の21.5%という大幅な
水道料金の改定によって3年連続の
黒字決算となったが、これは長引く不況に苦しむ市民の犠牲によるものである。この際、黒字分を市民に還元し、
水道料金の
引き下げを実施するよう強く要求する。
さらに、高い
水道料金の根源の一つとして、実態に合わない
責任水量制のもとでの高い県水の受け入れがある。県水の
大幅引き下げと
責任水量制の
抜本的見直しを県に強く働きかけるとともに、市議会としても県に強く要求すべきである。あわせて、境川ダムの出資金の負担割合を見直すよう県に求め、また平成17年度以降に予定されている受水については、慎重にも慎重を期し、高い県水依存型の
水道行政の見直しを求めるものである。
また、
自己水源である地下水の保全、涵養対策の強化を要望する。地下水については、所管は
生活環境部ということにとどめず、市民の共有財産としての地下水を守るため、全庁的な取り組みを期待したいとの意見、要望がありました。
また、3
会計決算すべての認定に賛成の立場から、
水道会計については、前年度の冷夏から一転した記録的な猛暑により、
家庭用等の
使用水量が伸びたことなどにより、当年度の経常利益は大幅な増収となり、3年連続の黒字となった。また、
伏木業務所の
統合等組織の簡素化、
職員定数の適正化など、経営の合理化・効率化に努力した結果、
経営分析表に見る収益率はいずれも前年度より好転していることは高く評価する。
今後の経営に当たっては、より一層の合理化と効率的な運営を推進し、
経営基盤の強化を図り、より安全でおいしい水の供給と災害に強い施設の構築に努め、
水道事業の
公共的使命を果たされたい。
工業用水道会計については、引き続いて
黒字決算となったものの、純利益は大幅に減少した。
経営状態は悪化の傾向を示しており、今後人件費や動力費の抑制等など、なお一層経営の効率化に努力されたい。
病院会計については、よりよい医療の提供と
健全経営の確保のため、
診療内容の充実、高度化を図り、
黒字決算となったことは高く評価する。
経営内容を見てみると、1日
平均外来患者数は高い伸びを見ており、
一般病床利用率も引き続き高水準を維持している。さらに、
精神科病棟の
看護体制を特1類看護から特2類看護に改め、結核病床のうち8床を
一般病床に転床するなど、
患者サービスの向上と業務の効率化に努められたことを評価したい。
しかし、国の
医療費抑制策は今後も続くものと見られ、病院を取り巻く
経営環境は楽観を許さない状況にある。今後とも運営全般にわたって創意工夫を重ね、
経営基盤の強化を図るよう要望する。
また、病院の改築については、
実施設計が平成7年9月末に完了したが、起債の許可を得るため関係機関との協議を進め、一日も早く工事に着手されるよう要望するとの意見、要望や、
同じく賛成の立場から、
水道会計は、総配水量が前年度に比較して 3.7%の増量となり、特に漏水防止に努められた有収水量も 4.9%増加したことを評価したい。その結果、
経営状況は大幅黒字となったのであるが、今後とも
健全経営を継続的に推進されるよう要望する。特に、
地域防災計画の見直しが
市行政の各分野においても問われているが、緊急時における
応急給水、復旧対応の
技術職員の対応、また土曜、日曜日などの休日の修繕体制については、
工事指定店との協力のもと、円滑な対応を図ることを要望する。
工業用水道会計については、
バブル崩壊後の社会経済の変革に対応し、
長期的視野に立った
財政運営に努められることを要望する。
病院会計は、土曜日完全休診により診療日数が減少したものの、
医療内容の充実に努められ、昨年に引き続き黒字となったことは高く評価したい。また、
高度医療機器の導入に伴い、特に
看護職員等の研修の充実を図ること、年度途中の
パート職員の採用は安易に行わないで正規の
看護職員を確保すること、
労働安全衛生委員会を定期的に開催すること、最後に、一日も早い
病院改築工事の着手に向け、さらに努力されることを要望するとの意見、要望や、
同じく賛成の立場から、
水道会計は高岡
市の特徴である地下水が豊富であるということで、普及率、水需要の拡大には苦労も多いだろうが、受水費を抑制するよう関係機関に働きかけるとともに、人件費比率を下げるよう事業の効率化に一層努めてもらいたい。また、地震対策としてだれにでもわかるような管路布設図の整備、消雪井戸を非常時に飲料水として利用するため、水質検査を行うという方法も考えるよう要望する。
また、
石綿セメント管布設がえ事業の推進、未
普及地域の解消、
給水工事指定店など業者に対する指導・監督など、一層の努力をお願いしたい。
病院会計については、高岡医療圏の中心的役割を担っているという自覚を持ち、リーダーシップを発揮するとともに、公的病院として高度
医療機関の導入に積極的に取り組んでもらいたい。
また、高齢化社会を迎え、患者も高齢化が進んできており、
患者サービスの向上に努められるとともに、人間ドックや健診など予防医療に今後とも一層の努力を傾注されるよう要望するとの意見、要望がありました。
以上をもちまして、
水道病院決算特別委員会の審査結果並びに経過の報告といたします。
終わります。
10 ◯議長(清都勇之君)
水道病院決算特別委員長 北世七雄君の報告が終わりました。
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質 疑
11 ◯議長(清都勇之君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。
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討 論
12 ◯議長(清都勇之君) 次に、討論に入ります。
通告がございますので、発言を許します。23番 金平直巳君。
〔23番(金平直巳君)登壇〕
13 ◯23番(金平直巳君) 私は、日本共産党の立場から、平成6年度高岡
市水道事業会計決算について不認定の立場から討論をいたします。
清浄、低廉、豊富な水を供給するという水道法第1条の基本点に立脚して検討した結果、とりわけ低廉の原則から外れ、高過ぎる水道料が市民に押しつけられたことが今回の決算を認められない最大の理由であります。平成3年12月の21.5%という大幅な
水道料金の値上げによって3年連続の
黒字決算となりましたが、これはまさに長引く不況、円高に苦しむ市民の犠牲による連続黒字であります。私はこの際、大幅値上げにより生じた黒字分を市民に還元して、料金の
引き下げを実施するよう強く要求するものであります。
さらに、高い
水道料金の根源の一つとして、実態に合わない
責任水量制のもとでの高い県水の受け入れの問題であります。県水の
大幅引き下げと
責任水量制の
抜本的見直しを県当局に強く要求すべきであります。このことによって、水道料の
引き下げが実際可能であります。
あわせて、高岡
市の
水道事業会計を圧迫している境川ダムの出資金の負担について、負担割合の見直しを県に求めること、平成17年度以降に予定されている受水について慎重に対応することを強く要求するものであります。
最後に私は、清浄、低廉、豊富な水道の実現のため、市民の皆さんとともに奮闘する決意を表明して、反対討論を終わります。
14 ◯議長(清都勇之君) 3番 畠 起也君。
〔3番(畠 起也君)登壇〕
15 ◯3番(畠 起也君) 自民クラブを代表しまして、認定第1号 決算の認定について、平成6年度の3企業
会計決算を認定することに賛成の立場から討論を行います。
まず、水道
会計決算についてでありますが、当年度は前年度の冷夏から一転した記録的な猛暑により
家庭用等の
使用水量が伸びたため、給水水量が増加する一方で、子撫川の渇水による給水制限のため
自己水源である地下水の取水量が大幅増加となって、営業費用に大きな比率を占める受水費が低く抑えられたのであります。
その結果、当年度の経常利益は大幅な増収となり、3年連続の黒字となったのであります。また、
伏木業務所の
統合等組織の簡素化、
職員定数の適正化を図る一方、市民サービスの向上を目的とした水道
サービス公社の設立に取り組まれ、経営の合理化、効率化に努力された結果、
経営分析表に見る収益率はいずれも前年度より好転していることを評価いたします。
今後の経営に当たっては、より一層の合理化と効率的な運営を推進し、
経営基盤の強化を図り、より安全でおいしい水の供給と地震災害などに強い配水施設等の整備に努められ、
水道事業の
公共的使命を果たされるよう要望いたします。
続いて、
工業用水道会計決算について申し上げます。
当年度の決算は、昭和51年度より引き続いての
黒字決算となったものの、純利益は大幅に減少しており、これは平成6年9月から供給先2社の
契約水量の15%の減量があったことによるものであります。
経営状態は悪化の傾向を示しており、今後、人件費や動力費の抑制等、なお一層経営の効率化に努力されるよう要望いたします。
最後に、高岡
市民病院会計決算についてでありますが、よりよい医療の提供と
健全経営の確保のため、骨密度測定装置や超音波診断装置等を導入し、
診療内容の充実、高度化を図られ、
診療内容の充実等により
黒字決算となったことは高く評価をいたします。
経営内容を見てみると、完全週休2日制の実施により、入院・
外来患者数は減少したものの、1日
平均外来患者数は高い伸びを見ており、
一般病床利用率も引き続き高水準を維持しております。さらに、
医療機器の整備、X線撮影室の増室を行い、
精神科病棟の
看護体制を特1類看護から特2類看護に改められ、結核病床のうち8床を
一般病床に転床する等、
患者サービスの向上と業務の効率化に努められています。
しかし、薬価の
引き下げ等国の
医療費抑制策は今後も続くものと見られ、また人件費や経費等の増高が予測され、病院を取り巻く環境は楽観を許さない状況にあります。今後とも運営全般にわたって創意工夫を重ね、質の高い医療サービスの提供に努められるよう期待しています。
病院の改築につきましては、
実施設計が平成7年9月末に完了したところでありますが、起債の許可を得るため関係機関との協議を進め、一日も早く工事に取り組まれるとともに、高岡医療圏における中核的基幹病院として真に地域住民ニーズにこたえられるよう、なお一層の努力をされるよう要望いたしまして、私の自民クラブを代表しての賛成討論といたします。
16 ◯議長(清都勇之君) 8番 荒木泰行君。
〔8番(荒木泰行君)登壇〕
17 ◯8番(荒木泰行君) 私は社会クラブを代表いたしまして、認定第1号 決算の認定につきまして、平成6年度の3企業
会計決算を認定をすることに賛成の立場から討論を行いたいというふうに思います。
まず、水道
会計決算についてでありますが、平成6年度は第3次配水施設整備事業5カ年計画の第4年次に当たります。市民生活安定給水のため、特に平成4年度に新たに
一般会計からの
出資金制度が設けられ、平成6年度も引き続き
石綿セメント管や老朽管の布設がえをはじめとして、積極的に
建設事業を推進されてきたのであります。
このような事業運営から、総配水量は前年度と比較いたしまして 3.7%の増量と相なり、特に漏水防止に努められ、有収水量も前年と比較いたしまして 4.9%の増量と相なったことは、夏季における記録的な猛暑と冬季における積雪あるいは家庭用の順調な伸びなど、幾つかの好条件が重なったとはいうものの、
水道事業としての事業運営は大いに評価に値するものと思います。その結果、
経営状況は大幅黒字となったのでありますが、今後とも
健全経営を継続的に推進されるよう要望いたしておきたいと思います。
特に、
地域防災計画の見直しが
市行政の各セクションにおいて問われておるところでございますが、緊急時における
応急給水や復旧対策への
技術職員の対応、とりわけ土曜・日曜日などの休日の修繕体制につきましては、
工事指定店との協力関係がより重要視されることから、円滑な対応を図ることを要望いたしたいと思います。
次に、
工業用水道会計につきましてでありますが、
バブル崩壊後、社会経済の変革に伴い、厳しい状況下にあろうかととらえております。したがって、
長期的視野に立った
工業用水道事業経営の安定化を図るため、
財政運営に努められることを要望いたしたいと思います。
最後に、病院
会計決算についてでありますが、土曜日の完全休診により診療日数が減少したにもかかわらず、
医療内容の充実に積極的に努められ、昨年に引き続き黒字と相なったことは高く評価したいと思います。
一方、
高度医療機器の導入に伴い、特に
看護職員等の研修の充実を図ること、さらに年度途中の
パート職員の採用は安易に行わず、正規の
看護職員を確保すること、さらには
労働安全衛生委員会は有効に機能するよう定期的に開催されることを要望いたします。
結びに当たりまして、9月末に
実施設計ができ上がったわけではございますけれども、
病院改築には医師、看護婦など職場で働く皆さんの要望を十分取り入れられ、県西部の中核病院としての一日も早い
病院改築工事の着工に向け、さらに努力されることを要望いたしまして、賛成の討論といたしたいと思います。
18 ◯議長(清都勇之君) 以上で、討論を終結いたします。
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採 決
19 ◯議長(清都勇之君) これより、採決を行います。
認定第1号 決算の認定についてのうち、まず、
平成6年度高岡
市水道事業会計決算
を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、認定すべきものとしております。
本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
20 ◯議長(清都勇之君) 起立多数であります。
よって、本事業
会計決算は、委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
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21 ◯議長(清都勇之君) 次に、
平成6年度高岡
市高岡市民病院事業会計決算 及び
平成6年度高岡
市工業用水道事業会計決算
の2事業
会計決算を一括して採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、認定すべきものとしております。
本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
22 ◯議長(清都勇之君) 起立全員であります。
よって、これら2事業
会計決算は、いずれも委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
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議 案 の 上 程
23 ◯議長(清都勇之君) 次に、日程第4 議案第82号及び認定第2号を議題といたします。
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提 案 理 由 の 説 明
24 ◯議長(清都勇之君) 市長 佐藤孝志君より提案理由の説明を求めます。
〔市長(佐藤孝志君)登壇〕
25 ◯市長(佐藤孝志君) 提案理由の説明に先立ちまして、このたび策定いたしました新たな「高岡
市行財政改革大綱」につきまして、その策定に当たっての基本的な考え方と今後の行財政改革の方向について申し上げ、議員各位をはじめ市民の皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存ずるものでございます。
本市では、平成元年12月に市議会行政調査特別委員会の報告並びに高岡
市行財政改革市民委員会の提言に基づきまして、高岡
市行財政改革大綱を策定し、以来、簡素・効率的でしかも中身のある行財政を目指して徹底した行財政改革に取り組んできたところでございます。
昨年10月、自治省におきまして、「地方公共団体における行財政改革推進のための指針」が策定され、本市においてはこれを契機に前大綱策定以降の新たな情勢を踏まえ、
市独自の判断に立って行財政改革を検討、推進することといたしました。
そこで、本年2月に新たな「高岡
市行財政改革市民委員会」を設置し、9カ月にわたって熱心な御審議をいただき、去る10月20日に貴重な提言をいただいたのであります。私はこの提言を厳粛に受けとめ、その内容を最大限に尊重するとともに、これまでの市議会における御意見等を踏まえて、ここに新たな高岡
市行財政改革大綱を策定した次第であります。
この新たな大綱では、基本的には前大綱の方針並びに方策を踏まえるとともに、新たに地方分権に備えた行政基盤の形成、公正・透明な行政運営の確保、地震等大型災害への対応、高齢化への対応などに取り組むべきであるということを改革の基本方針に加えており、また改革の具体的方策として、事務事業及びその執行方法の見直し、
職員定数の適正化、人事管理及び給与の適正化、
財政運営の適正化等について講ずべき事項を定め、今後、行財政改革を積極的に推進することとしております。
これから取り組もうとしている行財政改革は、納税者である市民の皆様から寄せられた貴重かつ限られた財源を市民福利の向上に最大限有効に使えるようにするとともに、新たな課題にも機敏に対応できる体制づくりを目指すものであります。いつの時代におきましても、行財政改革は容易ならざる課題ではありますが、これを着実に推し進めることによって、富山県西部地方拠点都市地域の中心都市であるべき本
市が、一層活力と生きがいと魅力にあふれたまちになるものと確信しておりますし、また引き続き市民の皆様の市政に対する御信頼をいただきたいと考えております。
今後とも行財政改革の推進に当たりましては、市議会はもちろんのこと、市民の皆様の御理解と御協力、さらには職員の理解と協力を得られるよう努力を重ねながら、計画的かつ段階的に着実に実施してまいりたいと考えておりますので、関係各位の御理解と御協力を切にお願い申し上げる次第であります。
それでは、ただいま上程されました議案1件、認定1件について御説明申し上げます。
議案第82号は、
監査委員の選任について同意を求める件でありまして、松原 武氏の任期が11月10日をもって満了いたしますので、引き続き同氏を選任いたしたいと存ずるものであります。
次に、認定第2号 決算の認定について御説明申し上げます。
本件は、平成6年度高岡
市一般会計歳入歳出決算並びに
公営企業会計を除く各
特別会計の歳入歳出決算につきまして、地方自治法第 233条第3項の規定に基づき
監査委員の審査意見書を添えて認定に付するものであります。
それでは、各会計の歳入歳出決算の概要を申し上げます。
まず、
一般会計では、歳入総額 599億 6,559万 3,000円、歳出総額 597億 5,190万 9,000円でありまして、形式収支では2億 1,368万 4,000円の黒字となり、この額から繰越明許費など平成7年度へ繰り越すべき財源1億 3,567万 8,000円を差し引いた実質収支では 7,800万 6,000円の剰余金を生じたのであります。
この収支内容について見ますと、まず歳入面では、長引く景気の停滞に伴い、法人市民税が5年連続して減収になったことに加え、個人市民税も国の総合経済対策に伴う特別減税等の影響もあって、昨年度に引き続き前年度収入を下回ったことにより、市民税は対前年度比14.1%の大幅な減収となったのであります。その結果、歳入の中心を占める
市税全体としては、対前年度比 4.7%の減収になるという極めて厳しい状況となり、減税補てん債及び減収補てん債の発行と財政調整基金からの繰り入れを行ったのであります。
一方、歳出面では、財源の重点的かつ効率的配分と経費の節減、合理化に努め、平成8年度開催の全国都市緑化とやまフェアに向けての会場整備や周辺道路網等の整備を着実に進めるとともに、養護老人ホーム長生寮を改築したほか、(仮称)市民総合福祉センターの建設やシビックロードの整備、さらには中心市街地の再開発事業の促進など、
市単独事業を積極的に推進し、また国の総合経済対策による公共事業の追加措置に呼応して補助事業の施行促進を図るなど、本市のさらなる発展のため多方面にわたる施策を展開いたしたのであります。
続いて、
特別会計について申し上げますと、まず農業集落排水
事業会計及び住宅団地造成
事業会計につきましては収支同額となり、また国民健康保険
事業会計では 6,694万 2,000円、下
水道事業会計では63万 6,000円、交通災害共済
事業会計では 530万 2,000円、荻布奨学金
事業会計では2万 9,000円、駐車場
事業会計では 1,022万 5,000円、老人医療
事業会計では1億 4,112万円、土地取得
事業会計では 238万 4,000円とそれぞれ剰余金が生じたのであります。
一方、工業団地造成
事業会計では4億 8,955万 2,000円の収支不足額が生じましたので、平成7年度の
事業会計予算において繰上充用により措置をいたしたのであります。
なお、住宅団地造成
事業会計につきましては、常国住宅団地の造成・分譲が順調に完了したことから、平成6年度をもって廃止したものであります。
また、行財政改革の推進につきましては、従前の高岡
市行財政改革大綱に基づき、引き続き
職員定数の適正化のための努力を続けるとともに、事務事業及びその執行体制の見直しや行政組織の改善を図り、簡素・効率的でしかも内容のある行
財政運営に努めたところであります。
現在の景気の動向等から見て、今後、本
市を取り巻く
財政状況はなお厳しいものが続くと予想されますので、施策の推進に当たりましては、従来にも増して各事業の優先度、緊急度、投資効果等を十分検討するとともに、より一層行
財政運営の効率化に努め、市勢の伸展と市民福祉の向上のため努力を続けてまいりたいと存じますので、議員各位をはじめ市民の皆様方の一層の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
以上、提出いたしました案件の概要を御説明申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
26 ◯議長(清都勇之君) 市長 佐藤孝志君の提案理由の説明が終わりました。
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委 員 会 付 託 の 省 略
27 ◯議長(清都勇之君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案のうち、議案第82号につきましては、人事案件でございますので、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
28 ◯議長(清都勇之君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第82号は、直ちに採決することに決定いたしました。
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採 決
29 ◯議長(清都勇之君) これより、採決を行います。
議案第82号
監査委員の選任について同意を求める件
これは、松原 武君に係るものであります。
本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
30 ◯議長(清都勇之君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第82号は、これに同意することに決定いたしました。
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監査委員就任あいさつ
31 ◯議長(清都勇之君) ただいま
監査委員の選任について同意いたしました松原 武君のごあいさつがございます。
〔松原 武君登壇〕
32 ◯松原 武君 ただいま御紹介を賜りました松原でございます。
このたび、
監査委員の再任につきまして御同意いただき、身に余る光栄と存じております。極めて重大な職責を再び与えられまして、身の引き締まる思いでございます。
現下の地方自治体の厳しい財政下におきまして、
監査委員に寄せられた期待は極めて大きいものがございます。一方、昨今のマスコミをはじめとする世人の方で、
監査委員に対して厳しく意見を寄せられているところでもございます。
このような中で、私は浅学非才の身ではございますが、法が定める地方自治監査の基本としての公正かつ厳正な態度を旨としまして、これまでの経験を踏まえ、さらに研さんに努めまして、皆様方の御期待に沿うよう努力してまいる所存でございます。どうか皆様方の今後の御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、簡単ではございますがお礼の言葉にかえさせていただきます。
本日は、大変ありがとうございました。(拍手)
33 ◯議長(清都勇之君) 松原 武君のごあいさつが終わりました。
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質 疑
34 ◯議長(清都勇之君) 次に、認定第2号に対する質疑に入ります。
通告がございますので、発言を許します。23番 金平直巳君。
〔23番(金平直巳君)登壇〕
35 ◯23番(金平直巳君) 私は、平成6年度高岡
市一般会計歳入歳出決算について、以下4点にわたり質疑を行うものであります。
第1点は、公害対策費に関連してお尋ねいたしますが、平成6年度版の公害の現況と対策によりますと、平成5年度に引き続いて市内南部地域で地下水から発がん性物質であるトリクロロエチレンとテトラクロロエチレンが検出されております。市民の貴重な共有財産である地下水が、有害物質によって汚染されていることに、私は大きな危惧を抱くものであります。この実態について、市長はどのようにお考えでしょうか。発生源の徹底調査など具体的対応はどうであったのか。明快な御答弁を求めるものであります。
第2点は、学校給食についてであります。平成6年度の「高岡の教育」では、平成6年度の給食指導の重点として良質で安全で低廉な食材料の確保、物資の選定と品質検査の徹底、食材料の検収、チェックの確実な実施、さらにランチルーム、食器の改善などの食事環境の整備・充実が述べられております。
ところで、今日、輸入食品などが持ち込む輸入感染症の増加を心配する声が高まっております。コレラ感染者は、戦後直後の混乱期を除き、最悪の数字を示していますが、水際での検疫体制は逆に弱められております。コレラ菌に汚染されていたインド産の冷凍エビは、インド当局のコレラ菌は検出されていないという証明書つきのものでしたが、インドでコレラが流行していることから神戸検疫所がサンプリング調査したところ、汚染されていたことが判明したわけであります。
私の調査によれば、平成6年度の高岡
市の学校給食で使用されている輸入食品は魚類──この中にはエビも入っておりますが──野菜類、果物で、その数は14種類、使用回数は68回、年間献立数 670のうちの10%を超えております。インド産の冷凍エビは使用されていないという当局の回答をいただいておりますが、安全性の確保、チェック体制の強化は重大な課題であります。厚生省の検疫行政は、行政の責任による検査の強化ではなく、輸出国の業者が証明書を発行すれば税関を通す方向に緩和しており、コレラ菌などを調べる食品衛生監視員は全国でわずか 209名という状況であります。検査は、海外渡航者と輸入食品の増加に追いつかず、ほとんどパンク状態で全くの無防備であります。このように見てまいりますと、学校給食に利用されている輸入魚介類は本当に安全なのか。大変不安になるのは私だけではないと思います。
そこで教育長にお尋ねしたいわけでございますが、平成6年度において輸入食品の安全性の確認のために徹底した検査、チェックがどのように実施されたのかお尋ねしたいと思うわけであります。あわせて、ランチルーム、食器の改善等についての取り組みについても御報告をお願いしたいと思います。
第3点目は、平成6年度の団体運営補助金についてであります。私の調査によりますと、補助対象となっている団体の中で、補助額が削減されたままのもの、平成6年度に増額されたものなど、その扱いに差異が発生しておるわけであります。いかなる基準が設定されているのか。補助額が削減された団体について、今後、回復措置や増額措置がとられることになるのかどうか、お答えいただきたいと思います。
最後に私は、平成6年度の食糧費についてお尋ねしたいと思います。食糧費の総額や官官接待に回った金額は既に公表されておりますが、官官接待はおかしい、やめるべきだ、こういう国民的世論の広がりの中で、これを廃止する方針を打ち出した県や
市がふえています。
例えば、その先陣を切った千葉県松戸
市の川井市長は、「いやしくも飲食によって上級官庁の歓心を買うような行為をしてはならない。行政に対する信頼を損ないかねない」と断言しているわけであります。そもそも官官接待は、1979年11月の各省庁の官房長会議で申し合わせた官官接待の禁止に反するものであり、即時やめるべきものであります。
そこで、以下2点にわたり質問いたします。
市役所の食糧費とは一体何か。どんな使われ方をしているのか。こういう疑問が私のもとにも数多く寄せられております。この際、決算審査に当たり平成6年度の食糧費について、領収書など一連の関係資料を議会に提示していただきたいのであります。私の調査では、愛知県の知立
市、高浜
市、
安城市、江南
市、岩倉
市、犬山
市、そして一宮
市などでは資料が議会に提示され、全議員が閲覧できるようになっております。市長の積極的な御答弁を期待するものであります。
さらに、他
市におくれることなく、率先して官官接待の廃止に踏み切られるよう強く市長に求めるものであります。
市長の明快な御答弁をお願いして、私の質疑を終わります。
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答 弁
36 ◯議長(清都勇之君) ただいまの質疑に対する当局の答弁を求めます。市長 佐藤孝志君。
〔市長(佐藤孝志君)登壇〕
37 ◯市長(佐藤孝志君) 金平議員の御質問にお答え申し上げます。
まず、市内地域の地下水から発見されましたトリクロロエチレンとテトラクロロエチレンのことにつきましてお答え申し上げます。
地下水は、高岡
市におきましても市民の方々の日常生活や産業活動に広く利用されており、地域の貴重な資源でございまして、適切な利用を行えば恒久的な利用が可能な資源でございます。地下水の汚染状況につきましては、富山県におきまして昭和50年代末ごろから概括的な調査が行われてきましたが、平成元年に水質汚濁防止法が一部改正されたことを踏まえまして、平成2年に富山県地下水水質測定計画が策定され、これに基づき本
市を含む県西部地域につきましては、平成3年度から継続して測定が行われております。
この調査の基本方針としては、県は測定計画に基づき調査を実施しておりますが、高岡
市におきましてもよりきめ細かに調査を行うため、県の計画を補完する形で測定地点をふやし、平成4年度以降、県・
市が連携しながら毎年市内全域で合計28カ所の定点環境監視調査を行っております。
平成3年度の調査の結果におきましては、以前にも議会に対し御報告申し上げましたとおり、この28カ所のうち本市南部地域の一部の井戸で国の地下水評価基準を下回る微量のトリクロロエチレン及びテトラクロロエチレンが検出され、このため県において直ちに周辺の関係地区内で33カ所の事業所へ発生源調査にかかわる立入調査が実施されたのであります。その結果、いずれの事業所においても異常は認められず、また使用物質も適正に管理されており、因果関係は認められなかったものであります。その後、この物質が検出された井戸及びその周辺の井戸につきましては、汚染井戸として継続して毎年県が2回、
市が1回調査を実施し、水質の的確な状況把握に努めております。平成6年度の環境監視調査結果では、調査を行った28カ所ともトリクロロエチレンやテトラクロロエチレンは検出されなかったのでございます。
平成3年度に検出された井戸を含む周辺地点につきましては、調査を行った井戸11カ所のうち2カ所においてこれらの物質が検出されました。ただし、トリクロロエチレンは評価基準の5分の1程度、テトラクロロエチレンは10分の1程度と、いずれも基準値以下の数値であり、平成4年度以降の調査結果においては少しずつではあるが減少傾向が見られるところでございます。
このような調査結果から見て、高岡
市としては日常生活に支障のないレベルと考えておりますが、多くの市民の皆様が地下水を利用されていることから、今後とも県と緊密な連携をとりながら調査を継続し、状況の推移を監視していきたいと考えております。
次に、平成6年度の団体運営補助金についての御質問にお答え申し上げます。
各種団体に対する地方公共団体の運営補助金は、それぞれの団体の活動目的や活動実態に対して補助されているものでございまして、本市では公益目的があって支援した方が市民福祉の向上のためにより効果が大きいと考えられるものについて支援してきているのでございます。
具体的にどの程度の運営補助金とするかにつきましては、個々の団体の活動状況、社会情勢などを考慮して決定してきております。昭和61年度においては御案内のとおり、団体運営補助金につきまして一律1割の削減を行いましたが、62年度以降今日までにおいては、61年度に減額した水準のままのもの、減額直前の60年度の水準に戻したもの、60年度の水準以上に増額したものなどさまざまでございます。今後とも各種団体に対する補助金につきましては、各団体の内容を個々に十分精査することはもとより、補助金の目的、効果、必要性というものを十分に検討して、その効果を高めるよう努力していきたいと考えております。
次に、食糧費についての御質問にお答えいたします。
議員から、平成6年度食糧費についての資料を議会に提示せよとの御質問あったのでございます。議会の決算認定の審査に当たりましては、これまでも法令等で定められている歳入歳出決算書、主要施策の成果を説明する書類、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する書類、財産に関する書類などの決算に関する書類等を提出しており、また決算特別委員会等における資料提出の要求については、できる限りの対応をしてまいっているところでございます。決算審査に必要な書類等について議会から提出の御要求があれば、適時的確に対応してまいりたいと考えております。
それから、いわゆる官官接待を廃止すべきではないかとの御質問があったのでございます。さきの9月議会の御質問の際にもお答え申し上げましたように、高岡
市の発展や市民福祉の向上を図っていくために、本市の事業にかかわる国・県補助金の交付や国・県直轄事業の実施を要望するほか、関係者の方々に本
市の抱えている現状や本
市が進めようとしている事業を理解してもらうとともに、これらのことに関する各種の情報を収集したり、指導・助言を得たりしておりますが、このような際に会食などを伴うことがあるのでございます。しかし、このような会食などは、それが市民の皆様による財源などから成る公費をもって賄われておりますことから、市民の皆様の御批判を招くことのないよう、厳に節度あるものとしなければならないと考えているところでございます。
そこで先般、国・県との会食を伴うものは真に必要なものに限り、またその支出の程度、態様については、今日の社会的な常識からかけ離れたり、高額なものとなったりすることのないよう厳に抑制する旨の方針を全庁的に示したところでございます。その際、最近の地方自治体における食糧費に関する問題にかんがみまして、本
市における食糧費の一層の適正な執行を図るため、平成7年度の食糧費予算の15%節減と、平成8年度の食糧費予算の対前年度比15%削減を行うことを全庁的に通知したところでございます。また、庁内部長クラスで組織する庁内食糧費執行等検討委員会なるものを設置し、今後の食糧費の執行等についての検討に早速取りかかっているところでございます。
以上をもちまして、金平議員の私に対する御質問の答弁とさせていただきます。
38 ◯議長(清都勇之君) 教育長 細呂木六良君。
〔教育長(細呂木六良君)登壇〕
39 ◯教育長(細呂木六良君) 平成6年度の学校給食についての御質問にお答えいたします。
学校給食は、児童・生徒の健康の保持増進を目的としており、その食事内容の安全性につきましては、献立作成や物資の調達に当たり常に配慮しておるところでございます。本市におきましては、市内全小・中学校の学校給食用食材料は、高岡
市学校給食会で共同購入しております。物資の購入に当たりましては、高岡
市学校給食会の物資購入委員会が、良質で安全な学校給食用食材料を低廉に購入するよう努めておるところでございます。
特に、議員お尋ねの輸入食品につきましては、物資購入委員会におきまして納入業者の選定を行い、品質や安全性について業者に食品の分析検査成績書や産地及び納入経路等の資料の提出を求めまして、その内容を確認し、安全に十分配慮をしておるところでございます。
また、輸入食品の使用につきましては、季節的な端境期などに使用しておるものでございまして、できるだけ使用頻度を少なくするよう努めているところであり、平成6年度の実績を見ますと、魚介類や冷凍野菜、果物等は、月1回から2回程度使用しておるところであります。
なお、本市におきましては、議員御懸念のインド産の冷凍エビにつきましては、使用していないのでございます。
次に、食事環境の改善につきましては、平成6年度におきましては戸出中学校に食卓といす等を整備いたしまして、多目的教室を兼ねたランチルームを整備したところであります。これにより、ランチルームの保有校は、小・中学校合わせて16校となっております。
また、食器につきましては、平成6年度小学校3校と中学校2校において改善し、さらに小学校5校のアルミ盆をカラートレイに改善いたしました。今後につきましては、学校給食は児童・生徒の健康教育の一環として実施していることから、食品の安全性については十分な配慮をしていくとともに、食事環境の充実を図るため、ランチルームの設置整備や食器の改善についても引き続き計画的に進めていきたいと考えております。
以上で、学校給食に関する御答弁とさせていただきます。
40 ◯議長(清都勇之君) これをもちまして、質疑を終結いたします。
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決算特別委員会の設置及び
継続審査の議決
41 ◯議長(清都勇之君) お諮りいたします。
認定第2号 決算の認定については、15名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の
継続審査とすることにいたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
42 ◯議長(清都勇之君) 御異議なしと認めます。
よって、認定第2号については、15名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の
継続審査とすることに決定いたしました。
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決算特別委員の選任
43 ◯議長(清都勇之君) 次に、お諮りいたします。
ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長においてお手元に配付してあります名簿のとおり指名いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
44 ◯議長(清都勇之君) 御異議なしと認めます。
よって、委員はお手元に配付の名簿のとおり選任することに決定いたしました。
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決算特別委員会委員名簿
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 委 員 (議席順) ┃
┠─────────────────────────────────────┨
┃向 栄一朗 二 上 桂 介 松 崎 義 彦 麿 伊 義 広┃
┃山 沼 成 敏 松 井 喜 一 樋 詰 和 子 新 田 長 正┃
┃石 灰 昭 光 窪 田 正 人 柳 清 利 勝 沢 田 英 明┃
┃山 元 満 夫 豊 本 剛 久 太 田 一 男 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
───────────────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議員提出議案の上程
45 ◯議長(清都勇之君) 次に、日程第5 議員提出議案第12号を議題といたします。
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提 案 理 由 の 説 明
46 ◯議長(清都勇之君) 議員提出議案第12号 米兵による少女暴行事件に抗議し、地位協定の見直しを求める決議について 窪田正人君より、提案理由の説明を求めます。
〔24番(窪田正人君)登壇〕
47 ◯24番(窪田正人君) 議員提出議案第12号提出者12名を代表いたしまして、案文を朗読いたしまして提案理由の説明にかえます。
米兵による少女暴行事件に抗議し、地位協定の見直しを求める決議
9月4日に発生した、3人の米海兵隊員による沖縄の女子小学生への暴行事件は、沖縄県民をはじめすべての人々に大きな衝撃を与え、全国的に抗議の声が高まっている。この事件は、計画的でかつ極悪非道の行為であり、モンデール駐日大使までが、犯人たちを「3匹の動物」と呼び捨てたと報道されたような凶悪な犯罪である。
しかるに、日米地位協定第17条により日本側検察が起訴するまで、この凶悪犯の身柄が米軍の拘留下にあったことに対し、身柄が日本側に引き渡された現在も、国民の怒りはおさまっていない。
過去に、在沖米軍による犯罪が多発し、しかも米軍の拘留下にある犯人が、米国へ逃亡した事例などからくる不信感と地位協定の不平等感が、その背景にある。
高岡市議会は、当事件に対し、あらためて厳重に抗議すると同時に、次の事項の早期実施を強く求める。
記
1、米軍は、綱紀粛正と人権教育を徹底し、再発防止に最大限の努力を払うこと。
1、被害者及びその家族に対する謝罪並びに誠意ある補償を早急に実施すること。
1、日米地位協定を見直し、いかなる場合も即時に容疑者の身柄を日本側に引き渡すように改正
すること。
以上、決議する。
平成7年11月9日
高岡市議会
以上でございます。議員各位の御賛同よろしくお願いをいたします。
48 ◯議長(清都勇之君) 窪田正人君の提案理由の説明が終わりました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
委 員 会 付 託 の 省 略
49 ◯議長(清都勇之君) お諮りいたします。
本案につきましては、質疑、討論の通告がございませんので、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
50 ◯議長(清都勇之君) 御異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第12号は、委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
採 決
51 ◯議長(清都勇之君) これより、採決を行います。
議員提出議案第12号 米兵による少女暴行事件に抗議し、地位協定の見直しを求める決議について
本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
52 ◯議長(清都勇之君) 起立全員であります。
よって、議員提出議案第12号は、原案のとおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
53 ◯議長(清都勇之君) 以上で、本日の日程は、全部終了いたしました。
なお、先ほど決算特別委員の選任に伴う正・副委員長の互選等のための委員会を、本会議終了後直ちに議員協議会室で開催いたしますので、御参集のほどよろしくお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
閉 会
54 ◯議長(清都勇之君) それでは、これをもちまして、
今期臨時会を閉会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
55 ◯議長(清都勇之君) 御異議なしと認めます。
よって、平成7年11
月高岡市議会臨時会を閉会いたします。
────────────・─────────────・────────────
閉会 午後2時29分
地方自治法第 123条第2項の規定により署名する。
高岡市議会議長
高岡市議会副議長
会議録署名議員
会議録署名議員
会議録署名議員
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