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平成31年3月定例会 (第6日目) 名簿
平成31年3月定例会 (第6日目) 本文

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  1. 富山市議会 2019-03-06
    平成31年3月定例会 (第6日目) 本文


    取得元: 富山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 議事の経過             ───◇   ◇   ◇───                開       議                              午前10時  開議 ◯ 議長(舎川 智也君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  議事日程は、お手元に配付のとおりであります。             ───◇   ◇   ◇───         一般質問並びに議案第1号から議案第87号まで 2 ◯ 議長(舎川 智也君)  これより、日程第1 一般質問並びに議案第1号から議案第87号までを一括議題といたします。  これより、一般質問及び議案の質疑を行います。  順次発言を許します。  5番 岡部  享君。 3 ◯ 5番(岡部  享君)  おはようございます。  平成31年3月定例会に当たり、社会民主党議員会、岡部より一般質問並びに議案の質疑を行います。  さて、ことしの冬は、昨年と打って変わり、平地では積雪もなく、市からお借りした小型除雪車は一度も使用することなく、けさレンタル会社から引取りの連絡が入りました。うれしいやら寂しいやら、複雑な気持ちで質問に入りたいというふうに思います。  最初に、防犯カメラ設置について質問をいたします。  まずは、昨年6月定例会の一般質問において要望いたしました小・中学校への防犯カメラ早期設置について、昨年9月の補正において、未設置の幼稚園、小学校、中学校全てに年度内に設置するための予算が計上されたことに感謝を申し上げたいというふうに思います。
     また、新年度においても、市内65校区を対象に、通学路など130カ所に防犯カメラを設置する予算として1,200万円が計上されており、犯罪の抑止とともに、子どもたちや市民の皆さんが安全で安心して暮らせるまちとなることが期待されます。  ただ、昨年6月に発生した奥田交番の襲撃事件を受けての対応ではなく、市民の要望や議会での指摘に対し、「治安が比較的いい」ではなく、「何かあってからでは遅い」といった認識を持って早期に対応すべき課題であるとの意見を申し添え、新年度予算に係る防犯カメラの設置とその関連する課題についてお伺いいたします。  まず、防犯カメラ設置場所について、有澤議員の代表質問に対する答弁で、65の小学校区の全てに対し、効果的と認められる130カ所に防犯カメラを設置するとのことでしたが、新年度予算における通学路の防犯カメラ130台の設置箇所の選定はどのように行われるのかお聞かせください。 4 ◯ 議長(舎川 智也君)  当局の答弁を求めます。  中田市民生活部長。 5 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  おはようございます。  それでは、岡部議員の御質問にお答えさせていただきます。  防犯カメラ設置箇所の選定に当たりましては、防犯について幅広い知見をお持ちの県警察の協力をいただきながら、通学路における子どもの安全確保を主な目的といたしまして、市民の体感治安の向上を図るとともに、犯罪そのもの発生抑止に効果的と認められるところを考えているところであります。  具体的には、65の小学校区に対しまして、通学路で、幹線道路や交通の要所など、人通りが多く、カメラの設置が目につきやすい箇所を対象としており、市内全域でのバランスを考慮しながら適切な箇所に設置することとしております。 6 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 7 ◯ 5番(岡部  享君)  設置箇所の選定に当たっては、設置される町内会や住民への周知、そしてプライバシー保護など十分な協議も行い設置されるように要望いたします。  また、設置予算等の内訳についても詳細な説明がされ、維持管理等に係る経費として118万9,000円との答弁でした。  設置後の電気料金や電柱への添架料など、年間のランニングコストの試算額と、その費用負担は市なのか、設置された箇所の町内会なのかをお聞かせください。 8 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田市民生活部長。 9 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  年間のランニングコストの試算額につきましては、保守点検、画像管理等防犯カメラ管理運用に要する経費が340万円、防犯カメラと看板の設置に係る使用料、いわゆる添架料が60万円、電気料が80万円、合計で480万円を見込んでおり、全額を設置主体である市が負担いたします。 10 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 11 ◯ 5番(岡部  享君)  今回新たに設置する防犯カメラランニングコストは市が負担するということでした。  それでは、過去に本市の補助金制度を利用して町内会や自治振興会が設置した、いわゆる学校周辺や通学路の防犯カメラの管理や費用負担について、今後どのように取扱いをされるのかお聞かせください。 12 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田市民生活部長。 13 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  本市では、地域が主体となりました防犯活動を支援するため、平成26年度から町内会や自治振興会等での防犯カメラの設置に対して補助を行っており、これにより55台の防犯カメラが設置されておりますほか、町内会等が独自に設置されているものもございます。  町内会等が設置されたこれらの防犯カメラにつきましては、今回市が設置の対象としております幹線道路や交通の要所とは異なりまして、地域の犯罪発生状況や地域住民のニーズ等、地域の実情に応じ、町内への出入り口や住宅街等、地域の細部に設置されております。  それぞれ設置目的が異なることから、設置に付随いたします管理面及び運用費用につきましては、設置者において負担することが適当であると考えております。  本市といたしましては、今後とも町内会等と協力しながら、市民の安全確保体感治安の向上を図ってまいりたいと考えております。 14 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 15 ◯ 5番(岡部  享君)  設置者の負担ということでありました。  ただ、市が設置するところと重なる部分もあると思うので、そういうところもぜひ検討いただきたいと思っています。  特に県立高校のエアコン設置に際して、県はPTAが負担したエアコンの設置費用については、公平性を保つという観点から買取りをするということも言っておられます。  安心・安全なまちづくりのために、大変少ない町内会費から頑張って設置した通学路等防犯カメラ設置費用についても、市が少し見るような方向でぜひ検討いただきたいというふうに思います。  続いて、防犯カメラの設置に当たり、市として統一した防犯カメラ管理運用に関する要綱を策定するとしていることについて、何点かお聞かせください。  まず、新年度において通学路に設置する防犯カメラの管理は──先ほど費用負担は市が行うと言われましたけれども、管理については市が行うのか、あるいは設置された町内会に管理を任せるのかお聞かせください。 16 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田市民生活部長。 17 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  市民の安全・安心を図るために、公共空間に向けて市がみずから防犯カメラを設置するものであり、市が管理してまいります。 18 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 19 ◯ 5番(岡部  享君)  市が管理するということでございますが、有澤議員個人情報に関する質問に対して市民生活部長は、記録された情報のセキュリティー対策を徹底するとともに、犯罪等が発生し、捜査機関等から情報提供の依頼があった場合のみ記録を取り出すこととしており、プライバシー個人情報に関する心配は無用と答弁していますが、管理要綱の定めのもと、しっかりとセキュリティー対策をすべきと考えます。  また、今回設置する防犯カメラのほかに、本庁舎をはじめ、市が管理する施設において防犯カメラの設置がされていると思いますが、これらの管理運用要綱はきちんと策定されているのでしょうか。 20 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田市民生活部長。 21 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  本市では、市本庁舎のほか、小・中学校、保育所など、市が管理する施設に設置しております防犯カメラの台数は1,000台を超えております。  これらは、施設そのものと施設を利用される方の安全確保を目的として設置しているものでございます。  防犯カメラ管理運用につきましては、ガラス美術館図書館本館等の一部の施設で運用規程を設けており、その他の施設においては設けておりませんが、録画した映像の保管やセキュリティー対策など、職員が取扱いに十分配意することで適正に対処しております。 22 ◯ 議長(舎川 智也君)  森市長。 23 ◯ 市長(森  雅志君)  ケーブルテレビを見ていらっしゃる市民の方に誤解があると困るので、もう一度確認のために発言をさせていただきます。補足して答弁します。  監視カメラをつけるわけではないのです。常時見ているというものをつけるわけではなくて、常時映っている状態のものを、犯罪捜査等のための資料として、要請があったときにだけ、犯罪捜査に必要とする方が見るわけです。だから、プライバシーの云々ということは全く当たらないということです。そんなことを言うと、ドライブレコーダーにみんな映っていますよ。道路を歩いていると誰かのドライブレコーダーにみんな映っているわけで、それと同じことなので、市が積極的にそれを閲覧するとか見るとかということを想定しているわけでは全くございません。全ては犯罪抑止ということが狙いなので。だから、目立つところにつけると。  それからもう1つは、犯罪捜査に質のいい資料を提供できるということです。そのことを考えると、さっきのお話にもありましたが、町内会が既につけたところにつける必要は全くないので、ついていないところを中心に有効なところを探していくということが必要なのです。  したがって、県警とも協議しながら、県警の意見も聞きながらと申し上げているわけで、あくまで犯罪の抑止が目的だということですから、それに必要な要綱、その他管理規程ということを設けていくということで御理解をいただきたい。  決してプライバシーの保護が必要だから要綱が必要だと、そんな思いで言っているわけではないということだけ、もう一度確認をさせていただきたいというふうに思います。 24 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 25 ◯ 5番(岡部  享君)  市長の考えはわかりましたが、全国的には、例えば庁舎内の防犯カメラを撤去されるという市もあるわけでありまして、そこら辺がやはり、私が映っていたらこういうことがわかるということでいろんな問題があります。確かに犯罪抑止という意味では、それは必要だろうというふうに思っています。  そこも少し意見の相違といいますか、いろいろ心配される方がおられるということもぜひ御理解をいただきたいと、こういうふうに思っています。  それでは、市が管理しているところが一部にはあるということですけれども──全体的にないということですからあれですけれども──しつこいようでありますが、やっぱりモニターで見るとか、そういうところについてはしっかりと要綱を策定すべきだというふうに思いますが、見解をお聞かせください。 26 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田市民生活部長。 27 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  例えば、上下水道施設のように、一般の市民の出入りが予定されておらず、専ら施設の設備の監視等が主目的のようなケースでは、管理運用規程を設ける必要性は低いと考えておりますが、市民が自由に出入りできる開放型施設においては、管理運用規程があったほうが好ましいと考えております。  今回、公共空間向け防犯カメラの取扱いに関する管理運用規程を設け、広く市民に周知することとしており、これにあわせて規程の策定を関係部局に促してまいりたいと考えております。 28 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 29 ◯ 5番(岡部  享君)  ありがとうございました。  富山市の防犯カメラ設置事業補助金──町内会等がつけるときに補助がされる──の交付申請の添付書類には、しっかりと、適正な管理を図るため、苦情処理や守秘義務、個人情報保護などの管理運用規程を定め、提出することを求めておられます。  本市としても、この機会に制定するよう、しつこいようですが申し添え、次の質問に移りたいというふうに思います。  次に、証明書等コンビニ交付サービスの導入についてであります。  コンビニ交付の導入については、1年前の平成30年3月定例会において市民生活部長から──これは前の市民生活部長さんですけれども──本市では、1つに、きめ細かなサービス体制があること、2つに、証明書等コンビニ交付を行うためには多額の初期投資とその後のランニングコストが生じること、3つに、マイナンバー制度の活用が本格的に進めば証明書等の申請件数が減少することが想定されることから、直ちにマイナンバーカードによるコンビニエンスストアでの証明書等交付サービスを開始することは考えておりませんと答弁しておられます。  また、森市長からも、79の地区センターの数を落としたくないと思っている、99%の市民が地区センターから2キロメートル圏内に住んでおり、コンビニも近いかもしれませんけれども、地区センターに行って諸証明書が出るようにしてある今の状況のほうが費用対効果の観点からいっても妥当だろうと思いますので、補助──いわゆる特別交付税措置等ですが──が消えようがあろうが、やる気がないということです、地区センターを中心にフェイス・トゥ・フェイスの行政を展開していくと答弁されておられます。  そこで、実際に交付している68の地区センターで即日交付できることや、フェイス・トゥ・フェイスの対応でコンビニ対応は考えていないとしていたわけですが、改めて本市の基本姿勢についてお聞かせください。 30 ◯ 議長(舎川 智也君)  森市長。 31 ◯ 市長(森  雅志君)  基本的な考え方は全くそのとおりです。今もそういう思いでおります。  しかし、国が、マイナンバーカードの普及を目的に、コンビニ交付サービスマイナンバーカードを使って普及させたいというふうに方針を出されましたので、国の施策に呼応して、地方自治体の責務として受けとめて、本当は100点満点の思いではないのですが、でも重層的に、さらに重ねてというサービス提供だと考えればのみ込めるかなというふうに思っていますのと、何よりも、この間の答弁でも言いましたが、自動交付機借上げ期間が満了するというタイミングが来ましたので、改めて自動交付機を借り入れるよりも、この際コンビニ交付というところへかじを切ろうということでございます。  基本的な考え方は前段の部分、議員もおっしゃったとおりです。それは今も一向に変わっていません。フェイス・トゥ・フェイス地方自治行政というものをやっていきたいという思いはぶれていませんので、そういうふうに受けとめをいただければと思います。 32 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 33 ◯ 5番(岡部  享君)  ありがとうございました。  基本的姿勢は変わらない、フェイス・トゥ・フェイスでの対応、これは大変重要なことだというふうに思っています。  まず考え方とすれば、国の施策に係る、いわゆるマイナンバーカードの普及率が大変低いわけですけれども──後ほどまた話題にしますけれども──それを伸ばしていくということが1つあるのだろうというふうに思っています。  ただ、やっぱり市民の皆さんからすれば、費用対効果はどうなのかというところが大変気になる。今言われましたように、コンビニ交付サービスをするために──するためにではないですね──今の自動で交付する機械、このシステムが来年の2月までで終わるということで、その機会にということなのですけれども、やはりコンビニ交付サービスに伴う初期投資ランニングコストシステム更新等自動交付機との費用対効果について、できればお聞かせいただきたいと思います。 34 ◯ 議長(舎川 智也君)
     中田市民生活部長。 35 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  コンビニ交付サービスの導入にかかります経費につきましては、新たに今回、現年分の所得・課税証明書を交付する経費も含みまして、初期導入経費として3,360万円、また年間運営経費として1,250万円を見込んでおります。  一方、自動交付機システム更新経費につきましては、現行の5台体制を維持する前提で試算いたしますと、年間運営経費として1,760万円かかるとの見込みであります。  このように、コンビニ交付サービスの導入には初期経費がかかりますが、年間運営経費が抑えられるため、長く利用することで行政コストを縮減できるものと考えております。  また、コンビニ交付サービス自動交付機に比べ、交付できる証明書の種類が増え、利用時間や場所も拡大されます。さらに、本市が狙いとしておりますマイナンバーカードの普及にも大きく寄与することから、導入効果は非常に大きいと考えております。 36 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 37 ◯ 5番(岡部  享君)  今、部長から初期投資といいますか経費が3,360万円、それと年間のコストが1,250万円、これは5台の自動交付機と比べて500万円ぐらい安いという、こういう試算でした。  これはあくまでも発行の枚数が同じぐらいという想定での金額ということですか。関連して聞かせていただきたいのですが。 38 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田市民生活部長。 39 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  おっしゃるとおり、発行枚数がほぼ同じという想定で計算しております。 40 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 41 ◯ 5番(岡部  享君)  安くなるということが確認されましたので、そういう方向でマイナンバーカードの普及というものが進めばいいわけですけれども、そういうことで、今後取組みをいろいろやっていただければと思います。  あと、本市のマイナンバーカードの交付率は、代表質問で、本年1月末現在、9.7%ということで全国よりも低い状況にあると答えられていますので、質問は割愛させていただいて、次の質問に移ります。  実は、県内でもコンビニ交付サービスを実施している自治体は4市あります。これは高岡市、氷見市、南砺市、射水市ですが、平成29年3月と平成30年12月のマイナンバーカードの交付状況を調べたところ、4市の平均は、平成29年3月は9.15%──高いところは14%とか12%というところがありますけれども、平均は9.15%。そして平成30年12月は12.5%と、3.35%の伸びでした。本市は、同じ時期の比較からすれば7.5%から9.5%と2%の伸び。いろんな見方もあるわけですけれども、コンビニ交付サービスを開始することでマイナンバーカードの取得数が著しく伸びるという感じではないというふうに思います。  コンビニ交付サービス導入の理由に住民サービスの向上というものを挙げておられますけれども、マイナンバーカードの発行状況から多くの利用は期待できないと考えるわけですが、本市としての考え方、取組みについて少しお聞かせください。 42 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田市民生活部長。 43 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  今、県内の例を挙げていただきましたが、平成28年10月に自動交付機からコンビニ交付サービスへ変更されました大阪府八尾市では、サービス導入前は6.6%であったマイナンバーカード交付率が、1年半後には14.5%に増加したと伺っております。また、他の導入自治体においても、マイナンバーカードの交付率は、導入前に比べ増加していると伺っております。  このことは、コンビニ交付サービスの利用を希望される方がマイナンバーカードを取得されたことによるものと考えており、本市においても、導入した自治体同様、一定程度のニーズがあるものと考えております。  このことから、本市では、このサービスの手軽さや利便性をPRし、広く市民に利用を呼びかけてまいりたいと考えております。 44 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 45 ◯ 5番(岡部  享君)  大阪府八尾市の例で、大変伸びているということであります。  ただ、なぜそんなに大きく伸びないのか、やっぱりこのマイナンバーカードに対する受けとめ方といいますか、不安感というのはかなりあるというふうに思います。そういうところも含めていろいろ検証する必要があるのではないかというふうに思っています。  ちなみに、平成31年3月10日、つい先日現在のコンビニ交付サービスを導入している市町村は、地方公共団体情報システム機構──これはコンビニ交付サービスを取りまとめているところでございますが、全国1,724市町村のうち600自治体ということで、34.8%がコンビニ交付サービスを実施していると。県内では15市町村のうち、先ほど言いましたように、4市で26.7%というふうになっております。  できれば、私の気持ちからすれば、実施自治体の費用対効果やマイナンバーカードの取得実績を検証した上で導入すべきというふうに考えますが、先ほどと同じような話になると思いますけれども、見解をお聞かせください。 46 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田市民生活部長。 47 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  窓口サービスにおける課題は各自治体によりさまざまで、コンビニ交付サービスを導入する目的や期待する効果も異なりますことから、一概に他の自治体の費用対効果を参考にすることは非常に難しいものと考えております。  しかしながら、導入されました自治体からは、マイナンバーカードの交付率が導入前に比べてやはり伸びましたこと、それと、コンビニエンスストアで簡単に取得でき、大変便利になったという市民からの御意見もあったことなど、効果があったと伺っております。  本市では、これまでお答えしてまいりましたように、導入効果や費用対効果、現行のサービス体制、そしてマイナンバーカードを取り巻く状況等を踏まえ、慎重に検討し、本市の目的を達成できると考え、自動交付機借上げ期間満了となる今回のタイミングで導入することが最善であると判断したものでございます。 48 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 49 ◯ 5番(岡部  享君)  コンビニ交付に切りかえても、多くの方が窓口へ来られるというふうに思います。丁寧な対応をぜひ引き続きお願いしたいということをお願い申し上げて、次の質問に移らせていただきます。  次の質問ですけれども、新年度予算における駅北地区の整備についてお伺いしたいと思います。  路面電車南北接続事業もいよいよ大詰めを迎えて、私も奥田に住んでいますので、駅北地区に住んでいる一人として、そして駅北の多くの皆さんは、乗りかえなしで西町や五福へ行けると、ライトレールの利便性を大いに期待しているわけでございます。  接続まであと1年ということで、そんな話もどんどん耳に入ってきて、本当にいい施策になる、すばらしいことだなというふうに思っています。  そこで、新年度において駅北停留場が駅構内に移動することによって、市総合体育館や環水公園など文化施設との距離が遠くなるということで、仮称ですけれども、ブールバール停留場の新設計画が出されています。  さらに、駅北口の地下広場の耐震化等も予算化されておりまして、今後の活用について少しお伺いしたいというふうに思います。  最初に、富山駅構内の停留場から(仮称)ブールバール停留場、さらにはインテック本社前停留場間の距離はそれぞれどれぐらいを想定しているのかお聞かせください。 50 ◯ 議長(舎川 智也君)  高森活力都市創造部長。 51 ◯ 活力都市創造部長(高森 長仁君)  (仮称)ブールバール停留場は、路面電車の南北接続に伴い、在来線高架下に設置・移設します富山駅停留場とインテック本社前停留場との距離が大きく離れてしまうことから、その中間点に新たに設置することとしたものでございます。  御質問の(仮称)ブールバール停留場からの各停留場までの距離につきましては、富山駅停留場までが約240メートル、またインテック本社前停留場までが約210メートルとなる予定であります。 52 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 53 ◯ 5番(岡部  享君)  この間の、いわゆる停留場設置距離からすれば比較的短いというふうに思うわけですけれども、駅北の(仮称)ブールバール停留場の新設について、富山市の歩いて暮らせるまちづくり、あるいはにぎわいの創出という観点からの見解をお聞かせいただきたいと思います。 54 ◯ 議長(舎川 智也君)  高森活力都市創造部長。 55 ◯ 活力都市創造部長(高森 長仁君)  (仮称)ブールバール停留場を設置します富山駅北地区には、オーバード・ホールをはじめ、富山市総合体育館や富岩運河環水公園、富山県美術館、さらには現在計画中の中規模ホールなど、多くの文化、芸術、体育施設等が集積しております。  ブールバールに停留場を新設することにより、これらの周辺施設へのアクセスが向上することになり、路面電車南北接続後は、富山駅南側の市内電車沿線地域の利便性がさらに向上し、市内電車利用者の増加も期待されます。  このように、ブールバールへの新停留場の設置は、市民が文化や芸術、スポーツなどにふれあう機会や、路面電車など公共交通を利用して、歩いて外出する機会が増加するなど、にぎわいの創出や歩いて暮らせるまちづくりの実現につながるものと考えております。 56 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 57 ◯ 5番(岡部  享君)  できれば、オークスカナルパークホテル富山の前でオープンカフェをたまにやっていますけれども、そういうところだとか、あるいは休日には、環水公園までの歩道は結構広いですから、あそこでフリーマーケットなど開催すれば、さらに駅北側のにぎわい創出となるのではないかと、こういうふうにも思っております。  また、(仮称)ブールバール停留場は、議案説明資料を見る限り、オークスカナルパークホテル富山の東側の玄関ぐらいになるのかなというふうに想定をしているわけですけれども、ちょっと前の話になるのですが、昨年6月補正で富山駅北の仮設停留場整備工事というのが予算化されています。ブールバール停留場の新設とこれを一本化すれば予算的に少し安く上がるのではないかというふうに思うわけですけれども、そこら辺の見解をぜひお聞かせください。 58 ◯ 議長(舎川 智也君)  高森活力都市創造部長。 59 ◯ 活力都市創造部長(高森 長仁君)  仮設停留場の位置につきましては、利用者の利便性に配慮し、また工事の支障にならない範囲で、現在の停留場に極力近い位置が望ましいと考えており、ブールバール南側の地下道出入り口付近に設置することとしております。  一方、新設する停留場の位置は、駅間距離や周辺施設へのアクセス性のほか、軌道線形や交差点の位置、道路施設や占用物件への影響などの技術的な要件を考慮し、オークスカナルパークホテル富山前に設置する計画としております。  このように、仮設停留場と新設する(仮称)ブールバール停留場につきましては、それぞれの目的に応じ適切な位置が異なることから、一本化は難しいものであります。 60 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 61 ◯ 5番(岡部  享君)  開発工事の途中というのは、どうしても不便になるのはそれは否定できないわけで、若干不便になるということもあるわけですが、先ほども言いましたけれども、一本化して予算の削減に努めたらどうかというふうに私は思います。  そのほか、いろんなところで、新しい駅の新設、あるいは両側から乗れるようにしてほしいとかという地域の要望もたくさんあるわけですね。そういうものにもぜひ耳を傾けていただきたいというふうに思っています。  次に、南北自由通路完成以降も地下道を利用するということになっております。北口地下広場の耐震性の向上を図ることを目的に耐震工事の予算が計上されています。工事内容と今後の地下広場活用計画についてお聞かせください。 62 ◯ 議長(舎川 智也君)  高森活力都市創造部長。 63 ◯ 活力都市創造部長(高森 長仁君)  富山駅の北口地下広場につきましては、現在の耐震基準を満たしていないことから、富山駅北口駅前広場の再整備に合わせて耐震補強工事を実施することとしております。  具体的には、北口地下広場の壁面コンクリートを75センチメートル厚くすることにより、所定の耐震機能を確保するものであり、本年12月ごろから工事に着手し、来年秋ごろには完了する予定であります。  北口地下広場は、中心にからくり時計が設置され、その周辺にはベンチが配置されており、引き続き休憩や待合いなど憩いの広場として活用してまいりたいと考えております。  また、南北自由通路完成時には駅の南北が地上レベルで結ばれることになり、地下道利用者は減少すると見込んでおりますが、富山駅からオーバード・ホールや北陸電力方面への荒天時の副動線としての役割も担うものと考えております。 64 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 65 ◯ 5番(岡部  享君)  部長が言われますように、雨の日や雪の日は、地下通路を通っていけばCiCまで傘を差さずに行けるわけです。欲を言えば、西町までの地下道にしてくれたらもっといいのではないかなと思いますけれども、なかなかそこまではできませんので、少なくともその地下通路をしっかりと利用できる耐震性というのは必要だろうと、こういうふうに思っています。  それで、地下広場、75センチメートルのコンクリート、ちょっと狭くなるという感じだろうと思いますけれども、私も地下通路を通って駅の南のほうへ来るわけですが、やっぱり地下道のあちらこちらで、ストリートシンガーですか、ギターを弾いて歌を歌っておられる、そういう中から、いわゆるメジャーデビューする方も結構おられるわけであります。  いわゆる時計のある地下広場について、今、何か竹がたくさん、こんなのになって、大変なことになっておりまして、いろんなものの対策だろうというふうに思いますけれども、できればそういう皆さんに開放して、若者が集う空間として有効活用すれば、新たなにぎわいの創出になるのではないかということも考えますので、ぜひまたそういうところも含めて検討いただければと。また問題もあると思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  それでは次に、奥田賃貸住宅、通称げた履き団地の今後の対応について質問します。  この質問は、私が市議会議員に初当選した、2年前の6月定例会においても質問し、森市長から、本音は建てかえたい、いろんな方に利用していただきたいよい場所、とにかく理解してもらうしかない、説得を続けるしかないとの答弁をいただきましたが、それから2年経過しました。しかし、入居者は数名が自然減したのみで、店舗も含め、約90世帯の皆さんが生活や商売をしておられます。  そこでお聞きしますが、平成22年にこのビルの耐震補強工事方針が決定されたわけですけれども、それ以降の入居者に対する説明会やアンケート調査など、本市の取組み状況についてお知らせください。 66 ◯ 議長(舎川 智也君)
     中田建設部長。 67 ◯ 建設部長(中田 信夫君)  本市では、平成22年の方針決定以降、入居の皆さんに対しまして、耐震補強工事の内容や工事に際しては一時移転が伴うことなどについて、これまで説明会を延べ19回行ってまいりました。  また、入居者の移転に関する意向を確認するためのアンケート調査についても、これまで5回行っております。  また、このアンケート調査の中で、市が管理する賃貸住宅や公営住宅への住みかえを希望すると回答された方がおられた場合には、空き室の紹介を行うなど、個別に移転への働きかけを行っております。  なお、移転されることになった場合においては、引っ越しに要する費用を負担するなど、住みかえの支援を行ってきたところであります。 68 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 69 ◯ 5番(岡部  享君)  平成22年7月に実施されました入居者アンケートの結果、私もたまたま資料がありましたので見せていただきました。回収率が79.1%。耐震補強工事に関して、「工事を行ってほしい」が73%、「工事を行ってほしくない」が6%ということでした。  それから、給排水管にちょっと支障があって、それの更新が必要だということで、部屋を出ていってもらわないといけないということで、一時移転について質問をしていますが、団地内移転希望が88%という結果の資料でありました。  それとあわせて、工事スケジュールなどの説明会も、先ほど言われましたように、19回行われているということで、入居者の皆さんの多くが一時移転について了承されているというふうに私は聞いております。  さらに、平成29年以降、入居者アンケートを2回実施しています。平成29年7月と平成30年ですか、2回やっていますが、その目的と結果について少しお知らせください。 70 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田建設部長。 71 ◯ 建設部長(中田 信夫君)  本市では、耐震補強工事を実施するに当たっては、一時移転を含めた入居者全員の退去が不可欠であることから、まずは入居者全員の同意が必要であるというふうに考えております。  このため、平成22年度以降、入居者の移転に関する意向を確認することを目的といたしまして、入居者意向確認調査を実施してまいりました。  直近の平成30年11月に実施した調査では、住宅部分の入居者77世帯のうち51世帯からの回答があり、一時移転について「同意する」が37世帯、「同意しない」が5世帯、「どちらともいえない」が6世帯……  (発言する者あり) 72 ◯ 建設部長(中田 信夫君)  わかりました。  ちょっと戻りまして、一時移転について「同意する」が37世帯で72.5%、それから「同意しない」が5世帯で9.8%、「どちらともいえない」が6世帯で11.8%、「その他」と無回答を合わせまして3世帯、5.9%となっております。  また、1階の店舗部分においては、19店舗のうち12店舗から回答がございまして、工事中及び今後の店舗営業について伺いましたところ、「移転して営業を続けていく」が1店舗で8.3%、「営業をやめる予定」が1店舗で8.3%、「このままでよい」が7店舗で58.4%、「その他」が3店舗で25%となっております。 73 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 74 ◯ 5番(岡部  享君)  以前から見れば一時移転希望が減ってきているということですが、私は大変危険な建物ではないかというふうにも思っています。  ただ、このアンケートの中身を少し見たのですけれども、非常に簡単なというか、非常に集約しやすいというか、例えば住宅に入居されている皆さんに対しては、耐震補強工事等の際に別棟に一時移転することについて、同意するかしないか、どちらでもないかという格好ですね。それから、住みかえについても、希望はあるかないか、ある人には資料提供しますよと、こういう2項目のみなのですね、大きく言って。  それから、店舗入居者に対する質問は、工事中の営業についての設問だけであります。選択肢が非常に狭いというか、それぐらいしか聞けないのかなという気もしますけれども、それとあわせて、やはりアンケートを実施したら、その結果は少なくとも入居している皆さんに公表していくという方向、そして市としての考え方もあわせて伝えるということが必要だろうと思いますが、見解をお願いします。 75 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田建設部長。 76 ◯ 建設部長(中田 信夫君)  これまでに本市が行ってきましたアンケートにおいて「同意できない」あるいは「その他」と回答された場合に、あわせてその理由を任意で記載していただいておりますが、この中には、高齢で引っ越しが困難であることなど、切実な理由が見受けられます。  本市では、このような入居者の方々のさまざまな事情に配慮して、慎重に個別対応することが必要であると考え、これまで積極的には結果の公表をしてこなかったものであります。  なお、平成26年度以降、他の団地等への住みかえを希望される入居者に対しましては、その移転にかかる費用を負担するなどの支援を行ってきており、現在までに39世帯が退去されております。  一時移転等の要請につきましては、今ほども申し上げましたとおり、さまざまな事情に配慮して、慎重に個別対応する必要があることから、入居者に対する一律の要請ではなく、公営住宅の空き室への住みかえや移転費用の支援を紹介するなどし、個別に要請してまいりたいというふうに考えております。 77 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 78 ◯ 5番(岡部  享君)  すぐ森市長の答弁を引用するわけですけれども、市長は理解してもらうしかないということ、そして説得を続けるしかないというふうに常々言われます。  正直申し上げて、先ほども言いましたけれども、アンケートの内容にしても、その後の対応についても、説得をして理解をしてもらうという本市の姿勢を私はあまり感じられないわけですね。そういう意味では、もっと積極的にこのビルの、アパートも含めて、一時移転などの要請も丁寧にやる。特に配管の老朽化やガス漏れなども発生しているわけでございまして、やっぱり早急な対応が必要ではないかと考えるわけですが、そこら辺についての見解をお願いしたい。 79 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田建設部長。 80 ◯ 建設部長(中田 信夫君)  奥田団地は築50年以上経過しており、御指摘のように、給排水管やガス管などは老朽化が進行している状況にありますが、ふぐあいが発生した際には、速やかに部分的な修繕を行ってまいりました。  なお、ガス管については、昨年2月に2号棟のガス埋設管の腐食で供給が停止したことを受け、埋設部分の改修を行っております。  来年度は3号棟でも同様のガス管改修工事を行いたいと考えており、その経費について予算案に計上しているところであり、さらに、平成32年度には残る1号棟の改修を終えたいというふうに考えているところであります。  本市といたしましては、引き続き施設の適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。 81 ◯ 議長(舎川 智也君)  森市長。 82 ◯ 市長(森  雅志君)  今の岡部議員の質問のニュアンスから言うと、もう一度確認をさせてもらったほうがいいかなと。丁寧な答弁になるかと思って補足して説明しますが、まずこの建物は市が大家であって借りていただいていると。それが老朽化して、さらに耐震性が全く危険だと。ガス管その他、いろいろ老朽化したことによる問題も出てきている。  したがって、例えば3棟あるうちの1棟にまとめて一度移っていただくと2棟を建てかえることができますので、新しいところへ改めて移っていただきたいというのが基本的な考え方なのですが、先ほどアンケートの回答の中の1つの例でも申し上げましたが、もうこの年だから今さら荷物をまとめるのも嫌だと、もうこのままここで生を終えていきますという方に対しては説得するしかないわけですけれども、その説得が不十分だという御指摘は真摯に受けとめて、建設部にもう少し汗をかいてもらいたいと思います。  さて、このことを整理すると、区分所有法の適用があるわけではありませんので、多数の議決で方向性を決めるということはまずできません。大家としての責任も果たしていかなければなりません。安全な住環境というものを提供していかなければいけないわけです。  ところが、強制的に部屋から移ってもらって、隣の棟へ動いてくださいということはできないわけです。合意してもらうしかできない。したがって、せめて引っ越しの費用は負担させていただきます、こん包の費用も出します、汗もかきますということしかないわけで、民間だと、例えば十分満足していただける立ち退き料を払うとかという手法がとれますが、公費の使い方としてそれは全く妥当性を欠いていて、違法性だと指摘されるとなかなか耐えられないかなという解釈をしているわけです。  したがって、幾つもの義務、幾つもの行政責務というものが重層していて、バッティングしているという状況にありますので、もう少し時間がかかるかもしれませんが、やっぱり丁寧に説明をして説得してもらうしか解決策はないのではないかというふうな思いでおりますので、何とぞ御理解をいただけるように、皆さんも一緒になって汗をかいていただければありがたいなと思います。よろしくお願いをいたします。 83 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 84 ◯ 5番(岡部  享君)  そのことは重々わかっているわけでありますが、なかなか建物そのものが心配だということで、できれば、私も地元でございますので、いろいろ皆さんの御意見を聞いたり、アンケートなんかもとったりして進めていきたいと。  本当に移転してもらわないとどうにもならないということは常々言っておりまして、そのこともぜひよろしくお願いしたいし、やっぱり市としてのきちっとした対応というものが、しつこいかもしれませんけれども、必要だろうというふうに思っています。ぜひ市長の今の言葉を頼りに進んでいきたいと、こういうふうに思っています。  それでは次の質問でございますが、産前産後のママサポート事業について質問いたします。  妊娠期から子育て期の切れ目のない支援体制を構築して、全ての妊産婦の皆さんが安心して妊娠、出産、子育てができるよう、さまざまな支援体制の拡充や新たな事業の構築は大変重要な取組みだろうというふうに私は考えております。  そこで、新年度において拡充の予算が計上されている子育て世代包括支援センター事業に対する質問と新たな支援事業について、少し御提案も申し上げたいなというふうに思っております。  まず、母子健康手帳の交付を7つの保健福祉センターに集約し、全数面談によるケアプランの策定、相談を行う事業の拡充そのものも評価しますが、母子健康手帳の交付は、住民サービスの観点から地区センターでも継続してはどうかという意見ですが、どうでしょうか。 85 ◯ 議長(舎川 智也君)  中村こども家庭部長。 86 ◯ こども家庭部長(中村 正美君)  本市では妊娠早期からの支援を強化するため、平成28年11月から、保健師等の専門職を配置している保健福祉センターで母子健康手帳を受け取っていただくよう、妊婦にリーフレットを配付するなどの周知を行い、保健師等との全数面談を目指してきております。  リーフレットによる周知を始める前の平成27年度と平成31年1月末現在の母子健康手帳の交付状況を比較しますと、専門職を配置していない地区センターやとやま市民交流館などでの交付割合が79.2%から37.2%に減少し、保健福祉センター等での交付割合は20.8%から62.8%に増えております。  保健福祉センターでの交付がかなり浸透してきたということで、実際に妊娠早期からの相談や支援を要する妊婦等の早期把握、また支援につながってきております。  議員御指摘のように、交付窓口が集約されることにより不便になるのではないかといった考えもありますが、本市では、母子健康手帳の交付は妊婦が行政の保健師等と最初に出会う重要な機会であり、そこでの面談をきっかけとしまして、その後、いつでも気軽に不安や悩みを相談できるという関係をつくり、支援を要する妊婦を把握し、しっかりとサポートしていけるものというふうに考えております。  市民の皆様にはこのような趣旨を御説明し、御理解をお願いしたいと考えております。 87 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 88 ◯ 5番(岡部  享君)  大変伸びているということは理解をいたしましたが、まだ3割ぐらいの人が地区センターへ取りにいっておられるということもありますので、できれば切り離して、これまでのように実施すれば、住民サービスの維持も図られて、全数面談についても、ケアプランの策定等についても、時間に余裕のあるときに行けるというほうがいろんな相談ができる──30分みたいなことが書いてあるわけですけれども、やっぱり中にはたくさん相談をしたいという方もおられるわけで、余裕のあるときに行けば都合もいいのではないかということも考えるわけでございます。  また、本市では、昨年3,082人の赤ちゃんが誕生しております。30分の全数面談に対応する職員の増員が看護師1名ということで、30分の時間数を単純に割ればそれでいいのかなみたいな感じもしますけれども、少し、1人の増員で大丈夫なのかという心配がございますので、見解をお聞かせください。 89 ◯ 議長(舎川 智也君)  中村こども家庭部長。 90 ◯ こども家庭部長(中村 正美君)  本市では、国のガイドラインに基づきまして、平成29年7月から専門職による妊婦との面談数の増加に対応することを想定しまして、既に市内7カ所の保健福祉センターのうち、中央、南、北、西の4つの保健福祉センターに看護師等を各1名ずつ配置し、相談支援体制の強化に努めてきたところでございます。  しかしながら、中央保健福祉センターにおきましては、来訪者の増加が最も多く見込まれるということから、平成31年度にさらに1名の看護師を追加で配置したいというふうに考えております。  なお、今回増員を予定していない保健福祉センターにつきましては、来訪者や職員の対応状況などを見て、必要であれば今後検討してまいりたいと考えております。 91 ◯ 議長(舎川 智也君)  5番 岡部  享君。 92 ◯ 5番(岡部  享君)  ぜひ業務量も把握して、必要な場合は配置をしていただければと思います。  次に、新たな事業の提案ということでございますが、先ほども申し上げましたが、1年間に3,100人ほどの新生児が誕生しているわけです。しかし、全国的に産科医師が不足、この20年で15%減少しているというふうにも言われております。  そして、少子化、医療訴訟の増加が影響して、分娩できる施設が減少しているというふうに思っています。  本市においても、本年2月末をもって済生会富山病院での分娩が中止になって、3月1日現在、本市で分娩可能な病院等は7施設。かつ、市内中心部に位置していますが、新たな子育て支援事業として、自宅から病院までのタクシー料金を補助するなど、出産時のアクセス支援を検討してはどうでしょうか。 93 ◯ 議長(舎川 智也君)  中村こども家庭部長。 94 ◯ こども家庭部長(中村 正美君)  出産時等におけるアクセス支援事業というものについては、富山県内の一部の市では、市内に分娩可能な病院がないことに伴う妊産婦の経済的・精神的負担の軽減を図るために、交通費を助成しておられると聞いております。  議員からも御説明がございましたが、本市にある分娩可能な病院は、合併前の旧富山市内に限られますが、分散して7施設所在することから、出産時の交通費助成等の支援をする必要性というものは低いと考えております。  また、本市では、妊婦健康診査や産婦健康診査に対する費用助成などの経済的支援に加え、育児疲れの解消や、産後鬱予防のため産後ケア応援室を直営で設置しているほか、ヘルパーによる育児家事援助の実施など、妊産婦にとって必要な産前産後のサポートをきめ細かく総合的に実施しているところでございます。  そういったことから、議員御提案の出産等に伴うアクセス支援について検討することは今考えておりません。 95 ◯ 議長(舎川 智也君)
     5番 岡部  享君。 96 ◯ 5番(岡部  享君)  本市の妊婦さんに対するサポート体制は、非常に高度といいますか、すばらしいものがあるというふうにも思っています。  ただ、参考までに申し上げますけれども、市内のタクシー業界のほうで、陣痛を迎えた方を安心・安全に指定病院まで送るマタニティタクシー事業というのをやっております。聞くところによりますと、本年2月末現在、富山市全域の登録者数は332人と──私は、思ったよりたくさんおられてびっくりしたのですけれども──1割ちょっとが登録されている。それだけ、いざ陣痛となったときに足がないということがあるのではないかというふうに思います。  そういうことも含めて、ぜひ引き続き検討をいただければと、こういうふうに思います。  最後になりますが、稲荷公園のフリーアートキャンバス事業について御質問させていただきたいというふうに思っています。  この事業は、稲荷公園ワンパク広場付近に畳2枚分のキャンバスを10基設置し、うち4枚は誰もが自由に絵を描くことができるもので、アート空間をつくり出すことによって公園利用者に創作の楽しさを感じてもらい、稲荷公園のにぎわい創出を図ることを目的として実施されたフリーアートキャンバスの事業でありますが、実施結果についてお聞かせください。 97 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田建設部長。 98 ◯ 建設部長(中田 信夫君)  今年度は社会実験として、稲荷公園の芝生広場に縦横1.8メートルのキャンバスを10枚設置し、そのうち4枚を自由に描けるキャンバスとして開放いたしました。  昨年10月8日のキックオフイベントでは約150人の参加があり、キャンバスに親子連れ等がペンキを使って思い思いの絵を描き、公園の中でのアート体験を楽しんでおられました。  イベント終了後から12月までの…… 99 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田建設部長に申し上げます。  質問時間を超えましたので、答弁は簡潔にお願いいたします。 100 ◯ 建設部長(中田 信夫君)  イベント終了後から12月までの実施期間中には、公園利用者が鑑賞したり、カメラで撮影する等、注目を集めるとともに、自由に描けるキャンバス全てに新たな絵が描き加えられるなど、多くの方々に楽しんでいただけたものと考えております。 101 ◯ 議長(舎川 智也君)  岡部議員に申し上げます。  質問時間に配慮して質問していただきますように申し添えます。  質問時間を超えましたので、これで岡部議員一般質問及び議案の質疑を終了いたします。  32番 赤星 ゆかり君。 102 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  日本共産党の赤星 ゆかりです。  初めに、富山大空襲について伺います。  市長は昨年12月定例会で私の質問に、市として富山大空襲の資料収集を始めることを初めて表明され、翌日の北日本新聞では1面トップで大きく報道されました。それだけ重要な問題だということをあらわしていると思います。  資料収集の方法などについては昨日佐藤議員への答弁がありましたので、それを受けて質問を進めます。  かつて富山県民会館の一角に展示されていた、県が持っている空襲や戦時下の暮らしに関する資料などが、県民会館を改修したときから県庁内に保存されているそうですから、県とも連携してその資料も生かしていただきたいと思います。  私は今月の3日、「富山大空襲を語り継ぐ会」の総会に参加しました。会では2017年11月から2019年2月末までの間に50件の出前講座を行われ、約4,000人が受講されたとのことです。  富山大空襲を実際に体験された会員さんの高齢化に伴い、次世代への継承が必要ですが、長岡市に行ったときに、新たな語り部を育てるには最低でも3年はかかるとお聞きしました。市としても積極的に語り部の養成にもかかわっていただきたいと思うところです。  総会の当日は、「富山大空襲と私の戦争体験」と題して、幹事の柴田 健次郎さんが──私の高校の恩師でもありますので、柴田先生とお呼びします──柴田先生が講演されました。  一部を紹介します。  柴田先生は、1945年(昭和20年)4月、旧制富山中学に入学し、8月1日の夜は陸軍幼年学校の早朝からの補習授業に出るため、自宅の上滝から市内の下宿に泊まりに行った。深夜にたたき起こされ、西中野のほうに真っ赤な火柱を見、家の人に逃げろと言われ、布団1枚ひっかぶって田んぼの道を突っ走った。黒崎にある同級生の親戚の家まで逃げる間、絶えずB29が頭上を飛び、今にも爆弾が落とされるのではないかと恐怖におびえていた。案の定、閃光がきらめき、一瞬やられたと思い、田んぼに飛び込んで身を伏せたが、後で聞いたところ、近くの赤田の集落に焼夷弾が落とされたということだった。空襲後も生徒たちは、学校のグラウンドに軍隊の手で、学校周辺に落とされた不発の焼夷弾が集められ、それをいじっていて爆発、1人は即死、1人は翌日死亡という痛ましい事故が起こり、翌日亡くなったのは仲のいい友達だった。  この柴田先生の体験談は、富山市が平成7年8月1日に発行した「富山大空襲・戦争体験記」の中にも掲載されています。  こうした貴重な証言、体験談を記録として残し語り継いでいくことが重要です。そして、せっかくこうした体験記もあるのですから、さらに収集をして、増強して再発行するとか、もっと活用すべきではないでしょうか。見解を伺います。 103 ◯ 議長(舎川 智也君)  当局の答弁を求めます。  中田市民生活部長。 104 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  今ほど赤星議員からも御紹介がありました富山大空襲の体験文につきましては、富山市民感謝と誓いのつどい実行委員会が戦後50年を機に募集を行ったことがあり、そのときに県内外から寄せられた68編を「富山大空襲・戦争体験記」として編さんし、平成7年8月に発行しております。  また、平成12年度からは、「広報とやま」を通じまして新たな体験文を継続して募集しているところでありますが、現在まで40編が寄せられており、御応募いただいた体験文の一部は、「富山市民感謝と誓いのつどい」において朗読させていただいております。  この40編の体験文につきましても、広く市民の皆さんにごらんいただくことにより、富山大空襲の記憶と記録を伝え残すことになりますので、その方法等について、感謝と誓いのつどい実行委員会と協議してまいりたいと考えております。 105 ◯ 議長(舎川 智也君)  32番 赤星 ゆかり君。 106 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  この「富山大空襲・戦争体験記」の扉の部分に、「発刊にあたって」という文章が載っております。これは編集に当たられた富山市民感謝と誓いのつどい実行委員会、当時会長の高原 甚政さんのお言葉、その中で、この冊子が生きた資料として後世に受け継がれるとともに、戦争体験のない若い人たちをはじめ、多くの皆様に御一読いただき、平和の尊さを考える機会となることを念じていますと書かれております。  でも、これは多くの人に読まれているのでしょうか、どうなのでしょうか。 107 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田市民生活部長。 108 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  この「富山大空襲・戦争体験記」につきましては、現在、市立図書館の本館、あと各分館に所蔵しておりまして、貸出しも可能となっております。  また、もちろん所管しております市民生活相談課あるいは市民相談室、こちらのほうにも備えております。お申し出いただければ、ごらんいただけるようにしているところでございます。 109 ◯ 議長(舎川 智也君)  32番 赤星 ゆかり君。 110 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  先ほどおっしゃいました、平成12年度から新たな体験記を募集しているということで、現在まで40編の体験記が寄せられたと。これについてはどのように保管されているのですか。市民が読めるようになっているのでしょうか。 111 ◯ 議長(舎川 智也君)  中田市民生活部長。 112 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  こちらにつきましては、まだ原稿の状態で、私どもが保管しているということでございます。  広く市民の人に見ていただけるということはないのですけれども、先ほども申しましたが、例えば「感謝と誓いのつどい」のときに朗読をさせていただいております。その朗読文は、そのときのパンフレット、リーフレットに載せているということでございます。  こちらにつきましても、今後その方法等について検討していきたいというふうに考えております。 113 ◯ 議長(舎川 智也君)  32番 赤星 ゆかり君。 114 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  毎年1つだけですよね、「感謝と誓いのつどい」で紹介されるのは。それ以外のときは、保管庫かどこかわかりませんけれども、眠っているということなので、これはぜひ多くの市民が読めるようにしていただきたい。市長の決意を改めてお聞きしたいです。 115 ◯ 議長(舎川 智也君)  森市長。 116 ◯ 市長(森  雅志君)  県の中にそういうのが保存されているのは今初めて聞きました。もしも展示するということがまとまってきたときには協力をお願いしたいというふうに思います。それはどなたもあまり異論がないだろうと思います。  同じように、今後も含めて体験記を募っていくということが、さっきの答弁でも──実行委員会がお決めになることですけれども、意向としてはそういうことが働いていくと思いますので、その中で新たに編さんするということが起きてくるとすれば、既に持っている、既存の体験記についてもその場で考えていくということに当然なっていくだろうというふうに思います。  なるべく、そういった御意見もあったということも含めて、実行委員会にお伝えをしていきたいというふうに思います。  その上で、予算をつけるのは市ですから、委員会がまとめられたものがしっかり実現できるように、予算の上で検討をしていくということになっていくだろうというふうに思います。 117 ◯ 議長(舎川 智也君)  32番 赤星 ゆかり君。 118 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  とにかく動き出したことを大変歓迎しておりますが、時間がないこともありますので、ぜひ最大限の努力を改めてお願いしたいと思います。  次に移ります。  地域住民の生命、財産と市民の生命、財産を守る常備消防及び消防団の皆様の御活動に心から感謝をし、敬意を表します。  昨年は消防操法の全国大会が富山市において開かれ、私も見学させていただきました。  ところで、新年度予算案には消防分団器具置き場の改築費用が2カ所分計上されていますが、年に2カ所の整備箇所数をもっと増やせないのでしょうか。 119 ◯ 議長(舎川 智也君)  戸川消防局長。 120 ◯ 消防局長(戸川 治朗君)  本市消防団には88カ所の分団器具置き場がありまして、それぞれに消防ポンプ自動車を配置しているところでございます。  このことから、施設、車両の整備状況は、全国的に見ましても非常に高い水準にあると言えます。  このような消防力を充実強化し、そして維持していくためには、人員、車両、施設・装備に、限られた予算をバランスよく投入するということが重要であり、消防分団器具置き場の年2カ所の改築整備は将来を見据えた妥当な計画だと考えております。 121 ◯ 議長(舎川 智也君)  32番 赤星 ゆかり君。 122 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  できればもうちょっとスピーディーにやっていただきたいのですけれども。  年末警戒のとき地元の消防団に伺って気づいたのですが、道路と建物との間に消雪装置がありません。ことしは暖冬でしたが、大雪のときは、消防ポンプ車を出すにもまずは雪かきをしなくてはなりません。消防団員の皆さんはお仕事も持ちながらの活動ですので、消雪装置も含めて整備をできないものでしょうか。 123 ◯ 議長(舎川 智也君)  戸川消防局長。 124 ◯ 消防局長(戸川 治朗君)  消防分団器具置き場につきましては、積もった雪によって消防ポンプ自動車の出動に支障を来す可能性のある部分は、車庫から道路に出るまでのごく限られた範囲であります。  また、まとまった降雪が予想される場合には、タイヤチェーンを装着し、出動準備に万全を期すこととしております。  これらのことから、消防分団器具置き場における消雪装置は、必ずしも設置を要するものではないと考えております。 125 ◯ 議長(舎川 智也君)
     32番 赤星 ゆかり君。 126 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  先ほど別の議員の方から、合併前の旧町の分団器具置き場は大変広いのだよというお話を聞きました。いろんな地域の事情もあるようですので、今後十分な整備をまた柔軟にお願いしたいと思います。  次に、学童保育の拡充について伺います。  新年度予算案では、放課後児童健全育成事業特別拡充事業に1億3,460万5,000円を計上し、引き続き力を入れておられることを歓迎します。問題は、それでもなお利用児童数が条例基準を大幅に超えている地域児童健全育成事業(子ども会)そのものについてどうするのか、この問題ではないでしょうか。  6つの校区のうち、堀川南ではこの拡充事業によって小学校のすぐそばに民間の学童保育が1カ所できますが、子ども会のあゆみ会のほうは、学校に確認しましたが、新年度も1年生だけで登録児童が41名、これでもう条例基準を超えているわけです。3年生まで合わせると143名となって、選考には大変御苦労されたそうですけれども、今年度の159名からはそんなに減らないとのことです。  子ども会の条例基準40名の大幅超過状態を解消するために、支援単位を増やすなどの早急な対策がやっぱり必要ではないでしょうか。見解を求めます。 127 ◯ 議長(舎川 智也君)  中村こども家庭部長。 128 ◯ こども家庭部長(中村 正美君)  地域児童健全育成事業、いわゆる子ども会は、自治振興会を中心に、地域の関係諸団体の代表の方や小学校長などで構成されております運営協議会で実施されており、その受け皿を増やすことが困難なことから、市では、学童保育の需要が高い校区については、民間の放課後児童クラブの開設を支援しております。  今年度は、地域児童健全育成事業の利用児童数が基準を大きく超えている校区を対象に、早急な受け皿を確保するため、特別拡充事業を実施いたしました。その結果、平成31年度には新たな放課後児童クラブが開設されるなど、一定程度の学童保育の受け皿が拡充されました。  しかしながら、議員からも御指摘がございましたが、放課後児童クラブが新規に開設されなかった校区があることや、新規に開設されてもなお地域児童健全育成事業の利用児童数が基準を超えることが見込まれる校区があることから、平成31年度も引き続きこの特別拡充事業を実施するほか、さらなる拡充事業といたしまして、新たに都市公園内に放課後児童クラブを開設する民間事業者等を公募し、学童保育の受け皿のさらなる拡充に努めてまいりたいと考えております。  今後、放課後児童クラブが開設されることにより、学童保育を利用される方には、地域児童健全育成事業以外の選択肢も増えることから、放課後児童クラブへの移行が進み、地域児童健全育成事業の利用児童数は条例基準に近づくものと考えております。 129 ◯ 議長(舎川 智也君)  森市長。 130 ◯ 市長(森  雅志君)  思いは一緒なのです。だから、思い切った施策を今打ち出しているわけですので、急には改善できませんけれども、一日も早くやりたいという思いは一緒なので、部長の答弁でもそのことを実は、本当は言いたいわけで──画期的なことをやっています。思い切った施策をやります。でも、自治振興会にお願いしている地域のやり方で増やすことは恐らく無理です。これ以上御負担をしていただくのは。  したがって、民間にやっていただくしかないので、公園内で増やすとかいろんなことを、これからもこういう方法もあるではないかというのがあればしっかりやっていきたいと思いますので、きちっとオーバーしているところを解消したいという思いは全く一緒ですので、ぜひまた応援もお願いしたいというふうに思います。 131 ◯ 議長(舎川 智也君)  32番 赤星 ゆかり君。 132 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  私、何で繰り返し申し上げるかといいますと、やっぱり子どもたちの安全のためなのですよね。面積も条例基準よりかなり下回っているわけですし、今後も引き続き対策を求め続けてまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、就学援助の拡充について伺います。  文部科学省では、来年度から就学援助制度について、1、入学準備金の単価の引上げで、小学校では4万600円から5万600円、2、卒業アルバム代等を新規に補助対象とし、小学校で1万890円、中学校で8,710円を補助、3、中学校の修学旅行費の引上げで、5万7,590円から6万300円にという内容の拡充をされると聞いています。  これについて富山市の拡充の予定を伺います。 133 ◯ 議長(舎川 智也君)  立花教育委員会事務局長。 134 ◯ 教育委員会事務局長(立花 宗一君)  本市の就学援助事業の平成31年度当初予算案では、新入学児童生徒学用品費、いわゆる入学準備金の単価につきましては、国と同様に引き上げております。  また、修学旅行費につきましては実費で支給しておりまして、現状においても、国が引き上げた後の単価よりも多く支給している場合もあります。  卒業アルバム代等を費目に追加することにつきましては、他都市の動向等も踏まえながら、今後、調査・研究してまいりたいと考えております。 135 ◯ 議長(舎川 智也君)  32番 赤星 ゆかり君。 136 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  ぜひしっかりお願いいたします。  次に、子ども食堂について伺います。  市内で住民やボランティアの皆さんの善意に支えられて、子ども食堂の取組みが広がっています。  私も先月、市内3カ所目の豊田こども食堂にお邪魔してきました。子どもだけで来ている子たち、親子連れ、お年寄り、学生ボランティア、いろんな人が、楽しく、おいしい温かい御飯を囲み、ピアノを弾く人もいて、つくる人たちも楽しそうです。毎回100人前後が参加されているとのことです。  例えばお茶碗の持ち方がおかしい男の子がいて、そのお父さんもいわゆる犬食いだったりしたのですけれども、ボランティアのお母さんがさりげなく、こうやって持つのだよというふうにマナーを教えてあげる。ここでは地域の人々の温かいきずながつながる場だなと感じました。  毎回、お母さんが夜も働く母子家庭の子どもたち3人を連れて参加される保育関係者もおられるそうで、子ども食堂の役割は大切だと思います。  とりあえず今は月1回行っておられますが、できたらもっと回数を増やせればいいなとおっしゃっておられます。  昨年、高田 真里議員も質問されましたが、子ども食堂に市としても何らかの支援策は考えられないでしょうか。 137 ◯ 議長(舎川 智也君)  中村こども家庭部長。 138 ◯ こども家庭部長(中村 正美君)  子ども食堂は、家庭の経済的な理由などから食事を十分にとれない子どもや、両親の共働きなどにより、ひとりで食事をするといったさまざまな家庭事情がある子どもに、無料や低料金で食事の提供を行う地域の自主的な活動として全国的に広がっている取組みでございます。  本市の子ども食堂の開設状況については、一般的に無料や材料費相当で提供される場合などは、保健所への食品衛生法上の手続が必要でないことから、正確に把握してはおりませんが、富山県に問い合わせましたところ、現在、市内には、芝園校区、豊田校区、水橋中部校区の3カ所で実施されているとお聞きしております。  本市では、子ども食堂という名称こそ使われておりませんが、地域において、ふるさとづくり推進協議会、母親クラブなどの各種団体による地域行事として、子どもから高齢者までの多世代の地域住民を対象に、食事を通した交流活動が既に行われております。  このように、現在、本市においては、子ども食堂が地域の自主的な活動として取り組まれていることや、今後も地域の善意や地域力に期待しているところであり、補助金等の支援策といったものを検討することについては、現時点においては考えておりません。 139 ◯ 議長(舎川 智也君)  32番 赤星 ゆかり君。 140 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  今後も広がると思いますので、一緒に研究していけたらなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、障害者雇用と就労支援について伺います。  障害者雇用対策について、昨年から障害者雇用の不適切算定について大きな問題になってきました。その後の市の取組みについて伺います。 141 ◯ 議長(舎川 智也君)  西田企画管理部長。 142 ◯ 企画管理部長(西田 政司君)  昨日の佐藤議員の御質問にもお答えしましたとおり、本市におきましては、障害者の雇用を推進するため、1つに、これまでの身体障害者に限定した採用試験について、身体障害者に限定せず、精神障害者や知的障害者等も含めて、全ての障害者を対象とすること、2つに、行政職に限らず、保育士、技能労務職など、他の専門職においても障害者枠を設けて採用募集を行うこと、3つに、競争試験にとらわれず障害者の障害の状況に応じた選考採用を行うことなどの多様な採用方法について、他都市の取組み等を参考にしながら現在検討を進めているところであります。  今後とも、障害者の雇用の促進等に関する法律における理念等を踏まえまして、早期に法定雇用率の充足を図ることはもとより、公務部門における障害者の活躍の場の拡大に向けて積極的な採用に努めてまいりたいと考えております。 143 ◯ 議長(舎川 智也君)  32番 赤星 ゆかり君。 144 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  わかりました。  次に、障害者総合支援法に基づく就労継続支援B型事業所について、B型では作業をされる利用者と労働契約を結ばないため、工賃が時給で平均200円程度と大変低い水準となっています。これでは障害基礎年金と合わせても暮らしていけないという切実な声を聞いています。  私が相談を受けました一般就労を目指している方は、今本当に単純作業をしておられまして、例えば間伐材の割りばし一本一本を、ささくれがないかどうか検品して袋に入れて、それをまた束ねて袋に入れると、こういう作業を1人で一日に1,200本もやっているそうです。仕事の内容も改善が必要かと思いました。  国では、本年度から工賃等向上に向けた全国的支援体制構築モデル事業が取り組まれているとお聞きしました。  富山市としても、市内のB型事業所の実態把握を行い、工賃等の向上策に取り組んでいただきたいと思いますが、見解を伺います。 145 ◯ 議長(舎川 智也君)  酒井福祉保健部長。 146 ◯ 福祉保健部長(酒井 敏行君)  就労継続支援B型事業所の工賃につきましては、国において工賃向上を推進する基本方針を定め、都道府県が工賃向上計画を策定することとされておりまして、富山県においても、昨年、第4期富山県工賃向上支援計画が策定され、県全体で官民一体となる取組みが現在進められているところでございます。  この計画における市町村の役割といたしましては、障害者就労施設等からの優先調達が位置づけられているところであり、先般、高田 真里議員の御質問にもお答えしたとおり、本市におきましても部局を横断した全庁的な調達を推進し、現在、こうした活動が民間企業においても、少しずつではございますけれども、普及してきているというふうに思っております。  また、障害者の生きがいづくりと雇用の場の創出として、担い手が減少しております農業分野との連携にも努めているところでございます。  その結果といたしまして、市内の就労継続支援B型の月額工賃につきましても、平成29年度は県内平均額が1万5,646円のところ、本市内の平均額は1万7,128円となっておりまして、県が平成32年度の目標工賃額としております1万7,000円につきましては既に達成しております。  また、今年度から事業者の工賃向上に対する自助努力を促すために、これまで一律支給であったものが、前年度の工賃額に応じて段階的な支給となるよう報酬改定がなされたところでございます。  本市といたしましては、引き続き障害者就労施設等からの物品、役務などの発注の増大を図るとともに、B型事業所における一般企業からの受注拡大を働きかけるほか、県や関係機関とも連携を図りながら工賃向上に努め、障害者が地域で自立した生活を送れるよう支援してまいりたいと考えております。 147 ◯ 議長(舎川 智也君)  32番 赤星 ゆかり君。 148 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  続きまして、就労継続支援A型、B型事業所における、障害者虐待ではないかとの相談をこの間複数回受けました。こうした事業所経営者や職員の方々に対しては、障害者虐待防止法、障害者差別解消法及び富山県の条例などについて、行政として周知徹底が求められます。現在どのように行っているのか伺います。 149 ◯ 議長(舎川 智也君)  酒井福祉保健部長。 150 ◯ 福祉保健部長(酒井 敏行君)  就労継続支援事業につきましては、障害者の働くことへのニーズの高まりや障害に対する理解の深まりとともに、事業者数及び利用者数は年々増加してきております。  もとより、こうした事業所の経営者や職員のほとんどは、障害者へのサポート意識や理解が非常に高い方々でございますが、事業所が増加する中、ごく一部には障害者への理解が不足しているままに職員等になられることもあってか、利用者から本市に寄せられる相談も増えてきております。  本市におきましては、寄せられた相談のうち、施設の経営者、職員による虐待が疑われる深刻なものがあった場合には、できるだけ早く施設を訪問し、事実確認の上、必要に応じて指導を行うなど、虐待防止法に基づく迅速な対応に努めております。  また、障害を理由とする差別の解消については、学識経験者と関係団体などで構成します富山市障害者差別支援協議会の設置ですとか、国の基本方針に基づき、市職員が対応できるように富山市職員対応要領の作成、あるいは業者等に寄せられた相談について情報共有などを行う部局を横断する庁内連絡会議の設置、また、事業者の理解を深める研修や市職員の意識向上を図るための研修の実施、加えて、市ホームページ、広報などへの情報掲載、出前講座をはじめとして、民生委員児童委員、自治振興会、事業所等への啓発パンフレットを用いた周知・啓発などに取り組んでいます。  さらに、毎年、障害者の権利擁護の意識啓発を図るために、障害福祉サービス事業者等を対象に障害者権利擁護研修会を開催し、差別解消、障害者虐待の未然防止や早期発見、迅速な対応を行うための必要な人材の育成に努めております。  なお、こうした研修は県においても同様の研修会が開催されておりますことから、できるだけ多くの事業者の方に参加いただけるよう、日程調整あるいは周知等について連携も行っているところでございます。 151 ◯ 議長(舎川 智也君)  32番 赤星 ゆかり君。 152 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  ぜひ一人一人の尊厳が守られるようにお願いします。  最後に、PFI方式での斎場建設について、一昨年、市内の葬祭業関係者さんたちと市との間で意見交換をしていただきました。そこで出された意見、要望などの反映についてどうなっているのか伺います。 153 ◯ 議長(舎川 智也君)  伊藤環境部長。 154 ◯ 環境部長(伊藤 曜一君)  開催いたしました葬祭業者の皆さんとのヒアリングでございますとか、意見交換会での御要望、御意見等々につきましては、事業者の公募に必要な要求水準書や募集要項等に可能な限り反映をさせており、今後の施設設計等にも生かすこととしてございます。
     今後、新斎場の供用が近づきますと、新たに導入する予約システムでございますとか、告別・収骨室の利用方法等を皆様に周知していく必要がございますので、対象の葬祭業者の皆さんに事前説明会などを開催することとしてございます。  新斎場は誰もが安心して利用できる斎場となるよう、万全を期して整備を進めてまいります。 155 ◯ 議長(舎川 智也君)  これで赤星議員の一般質問及び議案の質疑を終了いたします。  8番 上野  蛍君。 156 ◯ 8番(上野  蛍君)  平成31年3月定例会に当たり、会派光、上野より一般質問を行います。  去る3月8日は国際女性デーでした。イタリアではミモザを贈ることがよく知られており、日本でも認知度が高くなってきているのか、先日ではインターネット上でもミモザがあふれていました。  一方で、日本は男女格差を示すジェンダー・ギャップ指数がG7最下位を記録するなど、ジェンダー不平等が課題となっています。女性が活躍するといった言葉の中には、社会としてそれを受けとめるための醸成が必要だと感じています。  本市でも、切れ目ない子育て支援策として、さまざまな事業があります。富山市子ども・子育て支援事業計画の調査──最新の調査結果はまだ出ていないと思いますので、子ども・子育て支援に関する調査結果(平成25年10月)を見てみますと、未就学児の世帯で日常的に子育てにかかわっている方、これは施設も含みますが、「父母ともに」が最も多く、次いで「保育所」「祖父母」「母親」の順となっています。その一方で、育児をする上で孤立状態となっている「いずれもいない」という状況が約1割となっています。  この結果を見ましても、未就学児を持つ保護者にとって、保育所は大変重要な位置づけということがわかります。  そこで、保育園の給食費についてお伺いいたします。  昨日12日から、幼児教育・保育の無償化のための、子ども・子育て支援法改正案が衆議院で審議入りしました。2019年10月からの、3歳以上児の幼児教育・保育の無償化では、国の方針では給食費が実費負担となる予定です。  市では現在、保育料が世帯収入に応じて1から8の階層に分かれており、また、第2子目は半額、第3子目以降は保育料を無償としています。第3子目のみが3歳以上児になった場合は保育料を3分の2としています。  各階層の利用人数分布は、平成29年時点で5層、6層、次いで4層が多い状況でした。  そこで、平成31年1月末現在の3歳以上児の所得階層区分で、4階層以上の各階層別の人数をお聞かせください。 157 ◯ 議長(舎川 智也君)  森市長。 158 ◯ 市長(森  雅志君)  議長にお願いがあります。  質問が早口過ぎて何が問題なのか全然わからなかった。はっきり言って答弁できませんよ。一体何がどうなって、どう起承転結して、だからどういう質問になっているのか全く聞き取れません。  これは私の意見として議長にお願いしたいと思います。 159 ◯ 議長(舎川 智也君)  上野議員に申し上げます。  質問の要旨をしっかりまとめて発言いただきますように、よろしくお願いいたします。  8番 上野  蛍君。 160 ◯ 8番(上野  蛍君)  それでは改めまして、平成31年1月末現在の3歳以上児の所得階層区分で、4階層以上の各階層別の人数をお聞かせください。 161 ◯ 議長(舎川 智也君)  当局の答弁を求めます。  中村こども家庭部長。 162 ◯ こども家庭部長(中村 正美君)  平成31年1月における本市の認可保育施設に在籍していた3歳以上の児童のうち4階層以上の児童数は、4階層が875人、5階層が2,022人、6階層が2,328人、7階層が490人、8階層が251人で、合計5,966人となっております。 163 ◯ 議長(舎川 智也君)  8番 上野  蛍君。 164 ◯ 8番(上野  蛍君)  そうしましたら、平成29年、これは9月時点にはなりますが、その数値に比べますと4階層部分が減っているということ、それから、5階層部分や6階層部分も少しずつ減少傾向にあるのかなというふうに感じています。  富山県が平成29年度に実施した未就学児を持つ保護者へのアンケート調査によれば、理想数の子どもを持つことができない主な理由として、約70%が「子育てや教育にお金がかかりすぎる」という回答でした。平成25年8月に県が実施したアンケート結果に比べると約4%程度低下をしていますが、保護者の実感がまだ少し伴っていないのかなという結果です。  また、子育て支援策として、「保育料等の支援、軽減」が最も割合が高く42.5%となっています。  子育ての負担・不安としては、「将来予想される子どもにかかる経済的負担」が53.3%で最も高く、このうち、お子さんの人数が増えるにつれて、その負担感、将来への不安も上昇傾向にあることがこのアンケートによってわかっています。  県内の希望出生率と合計特殊出生率に乖離が見られるのは、経済的不安が原因の1つではないでしょうか。  富山市子ども・子育て支援事業計画の理念には、「子育てに喜びや生きがいを感じる生活を、社会全体が応援する環境づくり」とあり、県や市では国に先んじて負担軽減を行ってきましたが、さきのアンケート結果を顧みますと、少子化対策として、経済的な負担軽減のために、給食費についても無償化が必要ではないかと考えます。見解をお聞かせください。 165 ◯ 議長(舎川 智也君)  中村こども家庭部長。 166 ◯ こども家庭部長(中村 正美君)  今回の国の幼児教育・保育無償化の実施に当たりまして、無償化の範囲に含めるものと保護者から実費を徴収すべきものとが国で検討されました。  その中で、食材料費については、在宅で子育てをする場合でも生じる費用であることから、通園送迎費や行事費と同様に実費徴収すべきものとして整理されているものでございます。  本市としましても、国の制度設計に基づき、利用者に負担していただくことを基本に考えており、保育施設を利用する児童の給食費を全世帯で無償化するということは考えておりません。 167 ◯ 議長(舎川 智也君)  8番 上野  蛍君。 168 ◯ 8番(上野  蛍君)  このことに関しましては、県のほうの方針等もまた出てくると思いますので、そのことも含めてまた御検討いただければと思います。  次に、交際費について伺います。  市長交際費のほうは、業務執行上必要なものと私も考えています。また、予算がある以上、その使途を明確にしていくことも必要なことだと考えています。  市長交際費は、毎年約300万円程度の予算を計上されていますが、対象は市長、副市長、政策監にまで及んでいます。  例えば長岡市では、ホームページ上に、市長交際費は、市長等が業務執行上、市政の円滑な運営を図ることを目的に、外部と交際するために要する経費ですというふうに記載があります。このほかにも、ホームページ上で目的を明らかにしている他市町村も多数存在しています。しかしながら、富山市のホームページ上では、こうした記載が、私が検索したところ見受けられませんでした。  そこで改めて、交際費の支出の目的をお聞かせください。 169 ◯ 議長(舎川 智也君)  西田企画管理部長。 170 ◯ 企画管理部長(西田 政司君)  地方自治法施行規則では、歳出予算に係る節の区分の1つとして交際費を設けておりますが、この交際費とは、行政実例では、一般的には、対外的に活動する地方公共団体の長その他の執行機関が、その行政執行のために必要な外部との交際上要する経費と解されております。  本市では、こうした交際費の意義を十分踏まえながら、これまでも適切に執行してきたところであります。 171 ◯ 議長(舎川 智也君)  8番 上野  蛍君。 172 ◯ 8番(上野  蛍君)  事前に執行基準のほうも少し確認させていただきましたが、確かに、円滑な執行を図るために関係者との懇談等の対外的な交際事務を行うのに要する経費というふうに書いてありました。  さて、さきの議長辞職は異例ではありましたが、富山市議会では、おおよそ毎年、慣例的に1年ごとに議長が辞職をし、新しく議長が就任しているというところがありました。その際に、市長、副市長、政策監が議長や副議長の就任祝いに交際費を支出して参加をしておられます。これは公文書公開の請求を5年分させていただき、確認をさせていただきました。  議長就任祝いでは、市長は、参加費に1万円の上乗せをして祝い金として支出を行っており、副市長や政策監は、参加費のみを交際費から支出されていたというふうに認識しています。  そこで、交際費のうち、過去5年間、祝い金として支出されたものは何かお聞かせください。 173 ◯ 議長(舎川 智也君)  西田企画管理部長。 174 ◯ 企画管理部長(西田 政司君)  平成25年度から昨年度までの過去5年間に、会費以外に祝い金等の趣旨で交際費から支出したものは10件ございました。  この内訳といたしましては、市議会及び県議会の議長の就任祝賀会に係るものが8件、永年在職市議会議員の祝賀会に係るものが1件、本市出身力士の幕下優勝及び十両昇進を祝うもの1件となっております。 175 ◯ 議長(舎川 智也君)  8番 上野  蛍君。 176 ◯ 8番(上野  蛍君)  そうしましたら、祝い金として出されたものは、1件以外はおよそ議会関係になってくるのかなというふうに感じます。  市の交際費は、先ほど申し上げましたが、政策監にまで及んでいますけれども、地方自治法第2条第14項で定められている最小限の経費で最大限の効果を上げなければならないと思っています。  また、市長交際費に関しては、特定の候補者、政党に対する支出は行政の政治的中立性を害し、公益性なく違法であるといった判例が、平成14年5月15日、奈良地裁のほうで──住民訴訟のものですが──見解が出されています。  市長交際費からの議長就任祝いの祝い金の支出は見直すべきだと考えます。この判例に基づき、今後どのような運用を行っていくのかお聞かせください。 177 ◯ 議長(舎川 智也君)  西田企画管理部長。 178 ◯ 企画管理部長(西田 政司君)  今議員から御指摘のありました奈良地方裁判所、平成14年5月15日の判決ですけれども、それによれば、まず社会通念上看過しがたい、へんぱ──偏りや不公平──がない限り、交際費というものは、性質上、執行機関の裁量に委ねられているものであるとされております。  一方で、地方公共団体の長が特定の候補者の出陣を祝ったり、その当選などを祝うことは、行政の政治的中立性を害する行為と言わなければならず、当該行為に公金を使用することは、社交的儀礼の範囲を超えるものとして違法とされております。  しかしながら、本市の祝い金につきましては、議会を代表する役職への就任に対する祝意や永年在職市議会議員の長年の市政への貢献に対する謝意をあらわし、儀礼的に支出したものであることから、政治的中立性を害するものには当たらないものと考えております。  さらに、その後の新たな裁判例として、ある市の市長が同市議会の正副議長に対し、その就任祝いとして贈呈した清酒各3本の代金支払いのための交際費の支出をめぐる平成15年10月の大阪地方裁判所の判決では、地方公共団体の執行機関と議会は、地方公共団体の内部機関として相互に抑制することにより、権力の均衡を保つべき関係にあるが、執行機関と議会はそれぞれ独立の機関であり、行政の適正かつ円滑な運営のためには両者の共同が必要不可欠であることから、共同関係の維持・発展のため、執行機関が議会や議長、議員等に対し交際費を支出することが直ちに社会通念上相当な儀礼の範囲を逸脱するとまでは言えないと解するのが相当であるとされております。  また、同判決では、特定の議員ないし特定の政党に所属する議員の就任を祝う目的でなされたものであるなどの事情はうかがわれないし、祝いの内容も、いずれも清酒3本を贈ったというものにとどまるものであることから、社会通念上相当な儀礼の範囲を逸脱しているとまで言うことはできないとし、違法な公金の支出とは言えないと結論づけております。  したがいまして、先ほども答弁申し上げましたように、本市の祝い金の支出は、これら裁判例に照らし合わせましても、特定の議員や政党を支持するといった行政の政治的中立性を害する行為には当たらず、また、社会通念上儀礼の範囲を逸脱するものではないと考えているところであります。  本市といたしましては、今後とも市政の適正かつ円滑な運営のため、交際費の適切な執行に十分留意してまいりたいと考えております。 179 ◯ 議長(舎川 智也君)  8番 上野  蛍君。 180 ◯ 8番(上野  蛍君)  新しい判例の提示もありましたが、やはり最小限のコストを使っていくという点は、私は考えていくべきだと感じています。  そこで、今ほど答弁もありましたが、市長に改めて交際費の考えをお聞かせ願えないでしょうか。 181 ◯ 議長(舎川 智也君)  森市長。 182 ◯ 市長(森  雅志君)  答弁に入ります前に、広義の意味では、下級審の判決も判例と言うこともありますが、一般的には、その後の裁判に拘束力を持つようなものを判例と言うので、下級審の判決は単なる判決例です。一般的には最高裁の判決、上級審の判決がすごく拘束力を持つので、判例と言われると、判例に違反するみたいなことになってしまうが、そうではない。つまり、裁判によってはいろんな判決が出るというものであることをまず申し添えさせていただきます。
     その上で交際費ですが、今、企画管理部長の答弁にあったとおりです。市政を運営していく上では、さまざまな方に礼を失しないようなおつき合いをしていくということがまずベースとして必要です。  したがいまして、それに必要な交際に要する経費──祝い金に限らず──について支出していくということは当然のことだろうと思っていますが、もちろんその執行に当たっては、厳正に公益性ということを考えていく必要があるといつも意識しています。  例えば富山市選出の国会議員の方の新春をことほぐ会のようなものは、若干政治性のニュアンスがありますので、プライベートで会費を払っている。例えばそういうことです。でも、市議会で新たに選ばれた議長の方を祝う会が開かれるとすると、その祝い金の支出は、議会と執行者との関係において礼を失することになってしまうわけですから、当然、素直にお祝いの気持ちをあらわすということで、その執行は何ら違法性を帯びるものではないというふうに認識をしています。  いずれにしても、かなり厳正に対応しております。私は就任以来。わかりやすく言うと、今晩、富山商工会議所御主催の高木会頭の叙勲を祝う会がございます。これに会費を払うことは、当然公務性がありますので、何の問題もないと思っています。  先般、北陸銀行を中心とした実行委員会が主催者で同じような祝賀会が開かれました。出席者の名前を見ると、県内の国会議員全員、知事から始まって県の幹部、さらには金融庁からもお客さんが見えている。そこに地元の市長として祝意をあらわすために参加することは、当然公務性があります。  高木会頭が初めて支店長になられた大沢野支店の関係者が今度開くとすると、そこに公務性を見つけることはやっぱり難しい。  では、富山市民文化事業団の理事長をお務めですので、市民文化事業団が主催してやったらどうなるのか。これは非常に難しいですね。曖昧であったり、グレーであるものについては、プライベートな費用で今まで対応してきております。  だから、公費を執行することが妥当かどうかの判断に当たっては、一人──秘書課の判断、企画管理部の判断だけではなくて、私は私なりの判断で対応してきておりますので、厳正にやってきているというふうに思っていますし、それは仮に市長がかわることがあっても、市の文化としてそこはきちんとやっていくということはすごく大事なことだというふうに思います。  もう1つ例を言いますと、今度県議会議員の選挙が始まりますが、当選が決まってお祝いに仮に行くとします。私の考え方で言うと、そのときに現職議員のところへ祝意を申し上げに行くために公用車を使うことは妥当だろうと思います。しかし、新人議員で当選された方は現職の議員ではないわけなので、そこはプライベートな移動の手段を考えながら行く必要があると。  絶えずそういうような峻別をしながら今までも対応してきましたので、今後とも──具体例はわかりやすく、理解してもらいやすいからと思ってあえて言ったわけですが、考え方は公務性の濃淡というものを考えながら、公務性の濃いものについてはしっかり交際費というものを使っていく。しかし、公務性の濃淡を考えたときに曖昧なもの、グレーゾーンであるものについてはプライベートな負担をしていくと。これまでの姿勢をこれからも続けていきたいというふうに思っております。 183 ◯ 議長(舎川 智也君)  8番 上野  蛍君。 184 ◯ 8番(上野  蛍君)  今ほど市長のほうから御説明があったとおり、確かに、私のほうも書類を見せていただきましたが、恐らくグレーになるのであろうなというところの支出は見られませんでした。  ただ、今回取り上げさせていただいた祝い金については、やはりちょっと、参加費を別途払っていますのでどうなのかなと思ったので、改めて質問とさせていただきました。  適正にされているということで、私も、これからもぜひそのような形でしていただければと思います。  次の質問に移ります。  子どもの人権と暴力の防止について伺います。  全国で児童虐待ですとかいじめ、体罰などといったニュースが流れるたびに心が痛みますが、部長のほうもきょうオレンジリボンをつけておられますけれども、私のほうもその意思をあらわそうと思いまして、本日急遽、オレンジ色のリボンをさせていただきました。少し柄が入っていますが、そういった意図でつけさせていただいています。  市のほうでは、例えばこんにちは赤ちゃん事業や、先ほどの母子手帳交付での工夫などといった形で、日ごろからそうした防止をするために力を注いでおられると思います。  しかしながら、ハラスメントというのは、いろいろな場面での嫌がらせ、いじめをあらわしている言葉であり、その種類はさまざまではありますが、他者に対する発言、行動等が、本人の意図に関係なく相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えるということを示しています。  いじめ、スクールハラスメント、DV、虐待──言葉を挙げれば切りがないですが、ハラスメントをなくしていく1つとして、小さいころからの人権への意識啓発が重要ではないかと考えています。  もちろん家庭内で行うことも大事なことではありますが、例えば虐待がある場合などでは、自身の人権の侵害になっていることに気づくことは難しいのではないでしょうか。  そこで、小・中学校において人権教育をどのように行っているのかお聞かせください。 185 ◯ 議長(舎川 智也君)  立花教育委員会事務局長。 186 ◯ 教育委員会事務局長(立花 宗一君)  本市では、富山市学校教育指導方針に、人権教育の目標として、一人一人がかけがえのない存在であることを自覚し、互いに人間として尊重し合う態度を育てることを示し、人権教育を推進しております。  本市の小・中学校では、1つに、社会科の授業において、人権とはどのようなものなのか、また、憲法や人権の考え方が生活の中でどのように生かされているのかについて学ぶ授業、2つに、学級活動や道徳、総合的な学習の時間等における人権にかかわる話題や題材を取り上げた学習、3つに、児童・生徒が中心となって全校集会等においていじめや迷惑行為等の問題行動を取り上げ、人権について啓発する活動などの取組みを行っております。  さらに、教員自身の人権感覚や意識の向上を図るために、市教育委員会では、人権教育推進に関する研修会の実施、人権教育の指導事例集の作成と全ての教員への配付、教員自身が人権感覚を点検するための人権感覚自己チェック表の活用などに継続して取り組んでおり、こうした取組みによって学校全体の人権意識が高まるように努めているところであります。 187 ◯ 議長(舎川 智也君)  8番 上野  蛍君。 188 ◯ 8番(上野  蛍君)  小・中学校等では確かに授業等で取り組まれており、また教員の方に対しても行っているということで、これからもぜひ進めていただきたいと思います。  次に、それよりもさらに小さい、保育施設の子どもたちに対してはどのような人権教育を行っているのかお聞かせください。 189 ◯ 議長(舎川 智也君)  中村こども家庭部長。 190 ◯ こども家庭部長(中村 正美君)  乳幼児期は生涯にわたる人間形成の基礎を培う極めて大切な時期であり、この時期に一人一人の人格や個性が尊重され豊かな人間性が育まれることは、その後の子どもの成長にとって極めて重要でございます。  保育所保育指針の目標では、人とのかかわりの中で、人に対する愛情と信頼感、そして人権を大切にする心を育てるとともに、自主、自立及び協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培うこととされております。  各保育施設では、この保育指針に基づき、絵本や紙芝居などの視覚教材を用いたり、園児同士や保育士等とのかかわりの中で人権を大切にする心を育てる保育を実践しているところであります。  また、平成31年度には、保育士等を対象といたしました人権擁護研修会を開催することとしており、人権問題について正しい理解と認識というものをより一層深めてまいりたいと考えております。 191 ◯ 議長(舎川 智也君)  8番 上野  蛍君。 192 ◯ 8番(上野  蛍君)  保育施設においても、保育士の方々、お忙しい中、大変力を割いておられると思っています。  また、平成31年度にこうした研修会が開かれるということで、また進めていただきたいと思います。  さて、先日、私はCAPという子どもへの暴力防止プログラムに参加してきました。CAPとは、子どもたちがいじめ、痴漢、誘拐、性暴力など、あらゆる暴力から自分で自分を守るための人権教育プログラムです。  県内では、氷見市が平成29年度から、こうしたCAPのプログラムを保育施設のほうで導入し始めています。氷見市の子育て支援課へ問い合わせたところ、子育て応援の事業として実施をしているとのことでした。効果としては、子どもが安心、自信、自由が大事なことであることを理解し、また、そのワークショップの後にはトークタイムを設けて、個別にいろいろな話をCAPメンバーにするのですが、そこで虐待等を把握した際には関連機関につなげることもあるそうです。  例えばいじめや虐待、性的暴力、全ての暴力において、この人権という根幹が大事なところだと考えています。  小さなころからこのことを身につけるためには、誰一人として取り残さないという言葉を実現するためにも、やはり家庭内では届かないような子どもたちに対しても、こうしたサポートが必要ではないかというふうに考えます。  CAPが行っている暴力防止のための予防教育プログラムを保育施設で実施してはいかがでしょうか。考えをお聞かせください。 193 ◯ 議長(舎川 智也君)  中村こども家庭部長。 194 ◯ こども家庭部長(中村 正美君)  不勉強なもので、このCAPにつきましては、議員からの質問通告で初めて知ったものでございまして、改めてインターネット等で調べましたところ、CAPとはChild Assault Prevention、議員からも今御説明ございましたが、子どもへの暴力防止の頭文字を取ったものであり、子どもがいじめ、虐待、体罰、誘拐等のさまざまな暴力から自分の心と体を守る暴力防止のための予防プログラムであるとのことでございます。  本市では、子どもたちがいじめをはじめとするあらゆる暴力から自分を守るすべを身につけることは大切なことであり、また、幼少期からそのような教育を行うことは意義のあることと考えており、各保育事業者がそれぞれ工夫して、特色のある保育や教育を行っているところでございます。  保育施設でCAPのプログラムを取り入れてはどうかという御提案でございますが、各施設でどのような取組みをするのかということは事業者の判断によるものでございまして、本市としては、特定のプログラムや教育手法を全施設で一律に取り入れることや推奨するといったことは考えておりません。 195 ◯ 議長(舎川 智也君)  8番 上野  蛍君。 196 ◯ 8番(上野  蛍君)  富山市の場合は保育施設もたくさんありますし、各保育園、確かに力を注いでおられることだとは思います。  しかしながら、やはりそうした中でも、こうしたプログラムもあるのだということをぜひ通知していただくなり、何かしらしていただきたいかなというふうに思います。  子どもたちに関しては、やはりどの議員の方も、そして当局の方たちも力を随分と注いでおられると思いますので、これからもぜひ御尽力を賜りますようお願い申し上げて、私の質問とさせていただきます。 197 ◯ 議長(舎川 智也君)  これで上野議員の一般質問及び議案の質疑を終了いたします。  これをもって、一般質問及び議案の質疑を終結いたします。             ───◇   ◇   ◇───                議案の委員会付託 198 ◯ 議長(舎川 智也君)  ただいま議題となっております議案第1号から議案第87号までについては、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。             ───◇   ◇   ◇───               平成31年分請願第2号 199 ◯ 議長(舎川 智也君)  次に、日程第2 平成31年分請願第2号を議題といたします。             ───◇   ◇   ◇───                請願の委員会付託 200 ◯ 議長(舎川 智也君)  ただいま議題となっております本請願については、会議規則第85条第1項の規定により、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、総務文教委員会に付託いたします。             ───◇   ◇   ◇───         平成31年分陳情第2号、平成31年分陳情第3号 201 ◯ 議長(舎川 智也君)  次に、日程第3 平成31年分陳情第2号、平成31年分陳情第3号、以上2件を一括議題といたします。             ───◇   ◇   ◇───                陳情の委員会付託 202 ◯ 議長(舎川 智也君)  ただいま議題となっております各陳情については、会議規則第90条及び第85条第1項の規定により、お手元に配付してあります陳情文書表のとおり、それぞれ商工農林水産委員会、議会運営委員会に付託いたします。             ───◇   ◇   ◇───                散       会 203 ◯ 議長(舎川 智也君)  以上で、本日の日程は終了いたしました。  明日は午後2時に本会議を開き、議案第62号から議案第87号までの委員会審査の結果報告、これに対する質疑、討論、採決などを行います。  本日はこれをもって散会いたします。                            午後 0時03分 散会 Copyright © Toyama City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...